JPH10127483A - 炊飯器の自動給米装置 - Google Patents
炊飯器の自動給米装置Info
- Publication number
- JPH10127483A JPH10127483A JP31845996A JP31845996A JPH10127483A JP H10127483 A JPH10127483 A JP H10127483A JP 31845996 A JP31845996 A JP 31845996A JP 31845996 A JP31845996 A JP 31845996A JP H10127483 A JPH10127483 A JP H10127483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- rice cooker
- automatic
- valve
- spherical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
- Cookers (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 卓上型完全自動炊飯装置の実現
【構 成】 半球形部材を上面に有して、開閉自在
とした蝶形弁で密封される中空筒体を自動炊飯器の上蓋
に嵌込み、上部に配した洗米タンクの排米弁により直接
開閉駆動せしめるように構成されている。
とした蝶形弁で密封される中空筒体を自動炊飯器の上蓋
に嵌込み、上部に配した洗米タンクの排米弁により直接
開閉駆動せしめるように構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、精米の貯蔵、計量、洗
米、水加減、浸漬、炊飯、蒸らし迄の全工程を自動的に
処理できる完全自動炊飯装置を実現するために必須な炊
飯器の自動給米装置に関する。
米、水加減、浸漬、炊飯、蒸らし迄の全工程を自動的に
処理できる完全自動炊飯装置を実現するために必須な炊
飯器の自動給米装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より家庭用を目的とした小型の完全
自動炊飯装置を実現するため、多くの提案がなされてい
る。しかし現実には販売コスト、外形寸法あるいは技術
面での困難性、給排水の問題等が解決されないまま現在
に至り、商品化されたものは皆無であつた。
自動炊飯装置を実現するため、多くの提案がなされてい
る。しかし現実には販売コスト、外形寸法あるいは技術
面での困難性、給排水の問題等が解決されないまま現在
に至り、商品化されたものは皆無であつた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来提案されている家
庭用完全自動炊飯装置は、最上部にホッパー状の貯米庫
を配し、その下部に計量器、洗米タンク、最下部に炊飯
器を順次配して構成されるものが主流であつた。これら
の構成にあつては、自立型では全高が１ｍ前後の大型と
なり構造も極めて複雑であつた。さらに床置き型となる
ため給排水の困難性に加えてコスト面でも大きな問題が
あつた。
庭用完全自動炊飯装置は、最上部にホッパー状の貯米庫
を配し、その下部に計量器、洗米タンク、最下部に炊飯
器を順次配して構成されるものが主流であつた。これら
の構成にあつては、自立型では全高が１ｍ前後の大型と
なり構造も極めて複雑であつた。さらに床置き型となる
ため給排水の困難性に加えてコスト面でも大きな問題が
あつた。
【０００４】
【問題を解決するための手段】本発明者が特願平７−３
１７６１０号にて提案した小型自動洗米装置に、本発明
自動給米を装置を具備せしめた自動炊飯器を搭載するこ
とにより、従来の問題点をことごとく解決できるコンパ
クトな家庭用卓上型完全自動炊飯装置を提供することが
可能である。
１７６１０号にて提案した小型自動洗米装置に、本発明
自動給米を装置を具備せしめた自動炊飯器を搭載するこ
とにより、従来の問題点をことごとく解決できるコンパ
クトな家庭用卓上型完全自動炊飯装置を提供することが
可能である。
【０００５】本発明装置は、小型自動洗米装置の洗米タ
ンク底部に設けた米排出口の直下に本発明給米装置を嵌
込んだ上蓋を有する自動炊飯器を配して構成されてい
る。該炊飯器は上蓋を閉じたまま引出し自在な架台に積
載せられ、前記装置内に挿入された状態において、前記
給米口が前記米排出口と同心位置となるよう構成されて
いる。
ンク底部に設けた米排出口の直下に本発明給米装置を嵌
込んだ上蓋を有する自動炊飯器を配して構成されてい
る。該炊飯器は上蓋を閉じたまま引出し自在な架台に積
載せられ、前記装置内に挿入された状態において、前記
給米口が前記米排出口と同心位置となるよう構成されて
いる。
【０００６】さらに本発明装置は、上部に配された洗米
タンクの米排出口を自動的に開閉する排米弁によりこれ
と連動して開閉するように構成されているから、特別な
駆動源を必要とせず作動が確実でしかも装置の全高を低
減するのに大いに役立つものである。
タンクの米排出口を自動的に開閉する排米弁によりこれ
と連動して開閉するように構成されているから、特別な
駆動源を必要とせず作動が確実でしかも装置の全高を低
減するのに大いに役立つものである。
【０００７】
【作 用】図１において、洗米タンク（４）の直下に上
蓋（５）を密閉した自動炊飯器（６）が、該上蓋を貫通
して設けた給米装置（７）の軸心が前記洗米タンクの軸
心と同軸位置となるよう配されている。前記洗米タンク
の底部には、駆動軸（８）を介して上下に開閉自在に構
成された排米弁（３）が配され、前記給米装置（７）の
上端部と微少な間隙（９）をもつて配置されている。
蓋（５）を密閉した自動炊飯器（６）が、該上蓋を貫通
して設けた給米装置（７）の軸心が前記洗米タンクの軸
心と同軸位置となるよう配されている。前記洗米タンク
の底部には、駆動軸（８）を介して上下に開閉自在に構
成された排米弁（３）が配され、前記給米装置（７）の
上端部と微少な間隙（９）をもつて配置されている。
【０００８】洗米タンク（４）内で洗米と水加減が終了
すると、密閉位置にあつた排米弁（３）が軸（８）を介
してカム機構（図示せず）により図中点線で示す開放位
置まで落下する。これと同時に、半球状部材（１０）を
矢印（１１）で示す方向に押下げて蝶型弁（２）を開放
する。
すると、密閉位置にあつた排米弁（３）が軸（８）を介
してカム機構（図示せず）により図中点線で示す開放位
置まで落下する。これと同時に、半球状部材（１０）を
矢印（１１）で示す方向に押下げて蝶型弁（２）を開放
する。
【０００９】排米弁（３）の開放と同時にタンク内の米
と水が図中鎖線（１２）で示すごとく中空放射状に炊飯
器の内釜内に流入する。
と水が図中鎖線（１２）で示すごとく中空放射状に炊飯
器の内釜内に流入する。
【００１０】洗米タンクからの排米が完了すると、前記
カム機構により排米弁は密閉位置に戻る。これと同時に
スプリング（１３）の圧力により蝶形弁（２）は水平位
置に戻り環状のパッキング（１４）を押圧して給米装置
（７）を密閉する。以上のように極めて簡素な機構をも
つて、炊飯器の上蓋を開閉することなく洗米タンクから
炊飯器へ米と炊飯水を供給することが可能であり、その
まま浸漬時間経過後自動的に炊飯を開始することができ
る。
カム機構により排米弁は密閉位置に戻る。これと同時に
スプリング（１３）の圧力により蝶形弁（２）は水平位
置に戻り環状のパッキング（１４）を押圧して給米装置
（７）を密閉する。以上のように極めて簡素な機構をも
つて、炊飯器の上蓋を開閉することなく洗米タンクから
炊飯器へ米と炊飯水を供給することが可能であり、その
まま浸漬時間経過後自動的に炊飯を開始することができ
る。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例を示す図面により説明すれ
ば、図１において装置は自動炊飯器の上蓋（５）のほぼ
中央部に嵌込んだ上部筒体（１）と環状パッキング（１
４）を介して連結された下部筒体（１５）と、軸（１
６）を支点として開閉自在に設けた半月形の一対の蝶形
弁（２）とよりなり、該弁体の外周部は前記パッキング
（１４）の下面と密接するよう中心部に設けたスプリン
グ（１３）により押圧するように配されている。
ば、図１において装置は自動炊飯器の上蓋（５）のほぼ
中央部に嵌込んだ上部筒体（１）と環状パッキング（１
４）を介して連結された下部筒体（１５）と、軸（１
６）を支点として開閉自在に設けた半月形の一対の蝶形
弁（２）とよりなり、該弁体の外周部は前記パッキング
（１４）の下面と密接するよう中心部に設けたスプリン
グ（１３）により押圧するように配されている。
【００１２】前記弁体の上面には断熱を目的とした板状
素材（１７）を介して、切欠部（１８）を有する一対の
１／４球体（１０）が固定されている。図２で示すよう
に、前記弁体が密閉位置にある場合、該球体の直径は前
記排米弁（３）の直径を越えないよう設計される。
素材（１７）を介して、切欠部（１８）を有する一対の
１／４球体（１０）が固定されている。図２で示すよう
に、前記弁体が密閉位置にある場合、該球体の直径は前
記排米弁（３）の直径を越えないよう設計される。
【００１３】排米弁（３）の落下と同時に球体（１０）
の上面が押され、軸（１６）を支点として矢印（１１）
で示す態様をもって左右の蝶形弁（２）が点線で示す位
置に開放される。
の上面が押され、軸（１６）を支点として矢印（１１）
で示す態様をもって左右の蝶形弁（２）が点線で示す位
置に開放される。
【００１４】前記下部筒体（１５）は必要に応じて設け
るもので、外周面に装置固定用フランジを設け更に保温
用のヒーター（１９）や上蓋密閉カバー（２０）水滴の
受皿（２１）等を保持せしめるものである。
るもので、外周面に装置固定用フランジを設け更に保温
用のヒーター（１９）や上蓋密閉カバー（２０）水滴の
受皿（２１）等を保持せしめるものである。
【００１５】米と水が装置内を流下する場合、鎖線（１
２）のように排米弁（３）に沿って中空放射状を呈する
から、前記球体（１０）は何ら流れを阻害することがな
く内釜内にドーナツ状に米を堆積させることができる。
２）のように排米弁（３）に沿って中空放射状を呈する
から、前記球体（１０）は何ら流れを阻害することがな
く内釜内にドーナツ状に米を堆積させることができる。
【００１６】排米弁（３）の上昇ににつれ蝶形弁（２）
は中心部に設けたスプリング（１６）により閉鎖位置に
戻りパッキング（１４）と密接して開口部を密閉する。
は中心部に設けたスプリング（１６）により閉鎖位置に
戻りパッキング（１４）と密接して開口部を密閉する。
【００１６】図３は、本発明の自動給米装置を具備した
完全自動炊飯装置の一実施例を示し、貯米庫（２２）の
傾斜底板部を貫通して洗米タンク（４）が懸垂固定さ
れ、該洗米タンクの直下に本発明の自動給米装置（７）
を上蓋（５）に具備した自動炊飯器が引出し自在な架台
（２３）に搭載されて装置を構成する。自動炊飯器の後
部には、貯米庫と連通した定量器（２４）と精米の吸引
ホッパー（２５）が夫々配設されている。また貯米庫
（２２）の上部後方には前記洗米タンクに連通した精米
搬送用ブロアー（２６）が設けられている。
完全自動炊飯装置の一実施例を示し、貯米庫（２２）の
傾斜底板部を貫通して洗米タンク（４）が懸垂固定さ
れ、該洗米タンクの直下に本発明の自動給米装置（７）
を上蓋（５）に具備した自動炊飯器が引出し自在な架台
（２３）に搭載されて装置を構成する。自動炊飯器の後
部には、貯米庫と連通した定量器（２４）と精米の吸引
ホッパー（２５）が夫々配設されている。また貯米庫
（２２）の上部後方には前記洗米タンクに連通した精米
搬送用ブロアー（２６）が設けられている。
【００１７】
【発明の効果】本発明装置は以上のように構成されてい
るから、自動洗米装置の直下に本発明による自動給米装
置を具備せしめた自動炊飯器を引出し自在に配して、極
めて簡単に完全自動炊飯装置を実現することができる。
るから、自動洗米装置の直下に本発明による自動給米装
置を具備せしめた自動炊飯器を引出し自在に配して、極
めて簡単に完全自動炊飯装置を実現することができる。
【００１８】本発明装置を具備せしめた自動炊飯器と、
特願平７−３１７６１０号にて提案した小型自動洗米装
置とを組合わせることで、従来提案された装置に比べ全
高が約１／２のコンパクトでしかも安価な完全自動炊飯
装置を実現することができる。
特願平７−３１７６１０号にて提案した小型自動洗米装
置とを組合わせることで、従来提案された装置に比べ全
高が約１／２のコンパクトでしかも安価な完全自動炊飯
装置を実現することができる。
【００１９】本発明装置を具備した完全自動炊飯装置
は、卓上型としてキッチンに置いて使用できる点が最大
の特長であり、従来特に問題とされていた装置の給排水
をシンクをそのまま利用できる等数多くの利点を有した
産業上利用価値の高い画期的な発明である。
は、卓上型としてキッチンに置いて使用できる点が最大
の特長であり、従来特に問題とされていた装置の給排水
をシンクをそのまま利用できる等数多くの利点を有した
産業上利用価値の高い画期的な発明である。
【図１】本発明装置の実施例を示す部分切欠側面図であ
る。
る。
【図２】本発明装置の平面図である。
【図３】本発明装置を具備した完全自動炊飯装置の側面
図である。
図である。
１ 中空の筒体 ２ 蝶形弁 ３ 排米弁 ４ 洗米タンク ５ 上 蓋 ６ 自動炊飯器 ７ 自動給米装置 ８ 駆動軸 ９ 間 隙 １０ 半球体 １１ 矢 印 １２ 鎖 線 １３ スプリング １４ 環状パッキング １５ 下部筒体 １６ 軸 １７ 板状素材 １８ 切欠部 １９ 保温ヒーター ２０ 上蓋密閉カバー ２１ 水滴の受皿 ２２ 貯米庫 ２３ 引出し架台 ２４ 定量器 ２５ 吸引ホッパー ２６ 精米搬送ホッパー
Claims (1)
- 【請求項１】 炊飯器の上蓋を貫通して設けた筒体
（１）の底面を密閉する蝶形弁（２）と、該弁体の上面
に半球状の部材を設けて、上方に配した自動洗米機の排
米弁（３）により直接開閉駆動するよう構成したことを
特長とする炊飯器の自動給米装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31845996A JPH10127483A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 炊飯器の自動給米装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31845996A JPH10127483A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 炊飯器の自動給米装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10127483A true JPH10127483A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=18099364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31845996A Pending JPH10127483A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 炊飯器の自動給米装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10127483A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108201361A (zh) * | 2016-12-16 | 2018-06-26 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 物料清洗装置及烹饪器具 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP31845996A patent/JPH10127483A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108201361A (zh) * | 2016-12-16 | 2018-06-26 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 物料清洗装置及烹饪器具 |
| CN108201361B (zh) * | 2016-12-16 | 2023-07-25 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 物料清洗装置及烹饪器具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN104096504B (zh) | 全自动果蔬面膜机的乳化装置 | |
| US5142610A (en) | Liquid heating and dispensing appliance and valve construction | |
| US4775048A (en) | Dispensing unit for manually-operated hot drink dispensing machine with pre-manufactured throwaway capsules of two sizes | |
| US5458050A (en) | Multi-purpose cooker | |
| WO2018129634A1 (zh) | 智能自动化烹饪及定量出料的装置 | |
| US5351861A (en) | Beverage dispenser having turntable-supported multiple beverage containers | |
| KR20030088058A (ko) | 일회용 음료 제조기용 배플 작동식 액체 가열 및 분배시스템 | |
| KR100633466B1 (ko) | 다양한 종류의 밥을 지을 수 있는 자동취사장치 | |
| US2826401A (en) | Liquid carbonating apparatus | |
| CN209574471U (zh) | 一种搅拌出料装置及带有该装置的混合装置 | |
| CN109567635A (zh) | 搅拌杯 | |
| JPH10127483A (ja) | 炊飯器の自動給米装置 | |
| US8973787B2 (en) | Portable beverage-dispensing device for use by groups | |
| US2828950A (en) | Liquid stirring and dispensing mechanism | |
| KR102151213B1 (ko) | 교반용 날개 및 이를 포함하는 디스펜서 | |
| CN208524668U (zh) | 一种液体食品发泡器 | |
| JPH1066645A (ja) | 炊飯器の自動給米装置 | |
| JPS5937141Y2 (ja) | 電気湯沸かし器 | |
| CN210276877U (zh) | 自动调奶机 | |
| US2556494A (en) | Combination liquid dispenser and mixer | |
| JPH0984691A (ja) | 炊飯釜 | |
| KR200398809Y1 (ko) | 다양한 종류의 밥을 지을 수 있는 자동취사장치 | |
| JPS5920187Y2 (ja) | エア−ポツト | |
| JPS5917254Y2 (ja) | エア−ポツト | |
| CN212878897U (zh) | 一种电饭煲 |