JPH10126324A - 光伝送チャンネル配置を確立するための方法 - Google Patents

光伝送チャンネル配置を確立するための方法

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JPH10126324A
JPH10126324A JP9176851A JP17685197A JPH10126324A JP H10126324 A JPH10126324 A JP H10126324A JP 9176851 A JP9176851 A JP 9176851A JP 17685197 A JP17685197 A JP 17685197A JP H10126324 A JPH10126324 A JP H10126324A
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laser
transmitting
satellite
local oscillator
storage device
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JP9176851A
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Bernhard Wandernoth
ベルンハルト・ヴァンダーノート
Edgar Fischer
エドガー・フィッシャー
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Rheinmetall Air Defence AG
Original Assignee
Oerlikon Contraves AG
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/501Structural aspects
    • H04B10/506Multiwavelength transmitters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
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  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来技術に比較して小さい技術的なコストを
有する簡単な方法によって、光周波数配置を確立するこ
とができる方法を提供する。 【解決手段】 衛星端末17,18である任意の局間で
光通信を可能にする、光伝送チャンネルのためのチャン
ネル配置を確立するための方法である。ここで、実行フ
ェーズ5中に衛星端末17,18の送信装置及び受信装
置の特性を記憶し、接続を確立する前に通信を時限確立
するために、それぞれの利用フェーズ15中に衛星端末
17,18の送信装置及び受信装置のこれらの特性を用
いて対応するチャンネル配置を決定する。上記特性は、
衛星端末17,18の端末データ記憶装置12に記憶さ
れ、送信装置及び受信装置は、少なくとも1つの送信レ
ーザ6と、局部発振器レーザ9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星端末などの任
意の局間で光通信を可能にする光伝送チャンネルのチャ
ンネル配置を確立するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線技術では、接続の確立を簡単にする
ため、及び利用可能な伝送帯域幅を最適的に利用するた
めに、固定的に合意した周波数配置(周波数グリッド)
を使用する。これによって生成される伝送チャンネル
は、変調の種類及び伝送帯域幅に適合するチャンネル帯
域幅を有する。しかもこれは、大抵の場合、例えば不完
全なフィルタによる隣接チャンネルとの干渉を防止する
ための安全なマージン(余裕)を含む。こうしたチャン
ネルは、1つだけの送信機と、切り換えて使用する複数
の受信機とにより永久に使用することができ、あるいは
異なった送信機に柔軟に割り当てることもできる。
【0003】周波数分割多重方式や時分割多重方式な
ど、伝送路を多重化して使用するための公知のアクセス
方法は、光通信技術においても見受けられる。
【0004】特に、周波数分割多重方式は、非常に種々
の方法で実現することができる。例えば、1つの伝送路
上で幾つかの光周波数範囲又は光波長範囲を結合して、
異なる送信機における異なる波長の光信号の放射を、種
々の受信機チャンネルで検出する前に光フィルタで分離
するというオプションがある。
【0005】さらに、検出すべき信号光を、非変調準単
色ビーム源の放射とともに、光検出器に送ることができ
る。受信機の光入力は光検出器で電流に変換され、光検
出器から生成される電気的出力は光入力の2乗に比例す
るので、2つの光周波数が検出されると、両光信号の差
の周波数を有する交流信号が発生する。従って、高価な
光フィルタの代わりに選択度の高い電気的なフィルタを
使用して、所望の信号を分離することができる。
【0006】最後に、光検出器で同一周波数の2つの光
信号を重畳し、光信号間の位相関係の関数として光電流
の値を決定するオプションもある。
【0007】検出の選択度に関しては、この方法は最も
効果的な方法の1つである。しかしながら、ここでも、
帯域の利用と接続の実行を容易にするために、厳密に合
意された光周波数の必要性が生じる。この問題の解決策
として提案された、いわゆる高密度波長多重化システム
が存在する。これは光周波数範囲内で比較的低密度で現
われる定義された分子の鮮鋭な吸収点を利用するもので
ある(エム・ガイ(M.Guy)ほか,“複数波長通信
システムのための1.3及び1.55μmの両方のバン
ドにおけるレーザ送信機の同時無条件の周波数制御(Si
multaneous Absolute Frequency Control of Laser Tra
nsmitters in Both 1.3 and 1.55 μm Bands for Multi
wavelength Communications Systems)”,IEEE
JLT,Vol.14,No.6,1996年6月,p
p.1136−1143参照。)。
【0008】さらに、マイケルスン干渉計の周期的な伝
達関数によって光基準周波数のグリッドをどのように生
成するかについてさらに説明されている。これらは、伝
送システムで用いるレーザの光周波数を設定するために
使用することができる。レーザダイオード又はレーザダ
イオード励起固体レーザなどのレーザの種類によって、
様々な注入電流又はレーザの温度によりグリッド周波数
(又は周波数配置)の調整を行なうことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このプロセスに必要な
装置の複雑さ及び重量は、特に空間的な適用に関連し
て、このような周波数グリッド(又は周波数配置)を備
える上で不利である。
【0010】本発明の目的は以上の問題点を解決し、従
来技術に比較して小さい技術的なコストを有する簡単な
方法によって、光周波数配置を確立することができる方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
従って、実行フェーズ中に衛星端末の送受信装置の特性
を記憶し、それぞれの利用フェーズ中に衛星端末の送受
信装置のこれらの特性を用いて対応するチャンネル配置
を決定し、接続を確立する前に、通信を時限確立するこ
とによって達成される。
【0012】本発明に係る請求項1記載の光伝送チャン
ネル配置を確立するための方法は、衛星端末(17,1
8)である任意の局間で光通信を可能にする、光伝送チ
ャンネルのためのチャンネル配置を確立するための方法
において、実行フェーズ(5)中に上記衛星端末(1
7,18)の送信装置及び受信装置の特性を記憶し、接
続を確立する前に通信を時限確立するために、それぞれ
の利用フェーズ(15)中に上記衛星端末(17,1
8)の送信装置及び受信装置のこれらの特性を用いて対
応するチャンネル配置を決定することを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の方法は、請求項1記
載の方法において、上記特性は、上記衛星端末(17,
18)の端末データ記憶装置(12)に記憶されること
を特徴とする。さらに、請求項3記載の方法は、請求項
1又は2記載の方法において、上記送信装置及び受信装
置は、少なくとも1つの送信レーザ(6)と、局部発振
器レーザ(9)とを備えたことを特徴とする。またさら
に、請求項4記載の方法は、請求項3記載の方法におい
て、上記送信レーザ(6)の第1の可変同調特性(8)
と、上記局部発振器レーザ(9)の第2の可変同調特性
(11)とは、上記衛星端末(17,18)の送信装置
及び受信装置の特性として記憶されることを特徴とす
る。
【0014】また、請求項5記載の方法は、請求項1乃
至4のうちの1つに記載の方法において、複数の衛星端
末(17,18)と通信を行うネットワーク管理装置
(16)は、上記利用フェーズ(15)のために設けら
れたことを特徴とする。さらに、請求項6記載の方法
は、請求項4又は5記載の方法において、第1の識別コ
ードは上記送信レーザ(6)のために設けられ、第2の
識別コードは上記局部発振器レーザ(9)のために設け
られたことを特徴とする。またさらに、請求項7記載の
方法は、請求項5記載の方法において、上記ネットワー
ク管理装置(16)は、第1の呼びかけ信号(21)及
び第2の呼びかけ信号(22)を用いて、上記衛星端末
(17,18)の送信装置及び受信装置の記憶された特
性を、第1の実現化セット(19)及び第2の実現化セ
ット(20)による実際のデータで書き換えさせること
を特徴とする。
【0015】また、請求項8記載の方法は、請求項5乃
至7のうちの1つに記載の方法において、上記ネットワ
ーク管理装置(16)は、無線接続により上記衛星端末
(17,18)と通信を行う地上局として実現されるこ
とを特徴とする。さらに、請求項9記載の方法は、請求
項5乃至8のうちの1つに記載の方法において、上記端
末記憶装置(12)は、上記送信レーザ(6)の特性を
記憶するための第1のレーザ特性記憶装置(13)と、
上記局部発振器レーザ(9)の特性を記憶するための第
2のレーザ特性記憶装置(14)とを備えたことを特徴
とする。またさらに、請求項10記載の方法は、請求項
1乃至9のうちの1つに記載の方法において、関係する
特性を含む固定されたチャンネル配置について、上記衛
星端末(17,18)の送信装置と受信装置との間で合
意されたことを特徴とする。
【0016】ダイオード励起固体レーザは、出力の歩留
まりが比較的高くかつ軽量であるため、例えば結晶温度
の変化によってその光周波数を50GHz又はそれ以上
同調させることができる小型Nd:YAGリングレーザ
など、光学的な自由空間接続を行なうことができる(ダ
ブリュウー・ケヒナー(W.Koechner),“固体レーザ工
学(Solid State Laser Engineering)”,スプリンガ
ー(Springer),ハイデルベルグ(Heidelberg),19
95年参照。)。結晶温度の変化及びその結果生じる長
さの変化により、誘導共振器モードの周波数の変化が起
こる。最終的に光周波数と隣接するモードが誘導され、
従ってこの同調法により再現可能な光周波数の不連続性
が発生する。
【0017】上記Nd:YAGレーザに関連して、定義
された誘導放出周波数の設定の再現性は主として、レー
ザ結晶の温度制御によって決定される。281THzの
放出周波数で±300MHzの周波数範囲内の再現性
は、市販の装置で達成される。光学的自由空間接続にコ
ヒーレント技術を利用すると非常に有利である。それ
は、信号対雑音比を改善する目的で、自由空間に通常存
在する2次光を検出器に近づけないようにするために、
狭帯域光フィルタを使用する必要が無いからである。コ
ヒーレント検出の周波数選択度の高さは、光検出器にお
ける重畳受信光間の相互作用のみに基づいている。
【0018】実際の光検出器は重畳受信中ショット雑音
限界付近で動作するので、重畳光すなわち局部発振器光
の数パーセントの出力比率まで、背景光は検出信号の信
号対雑音比に対して限界効果(marginal effect)を持
つだけである。狭帯域光フィルタを使用しないので、コ
ヒーレント伝送技術にはさらに、伝送に使用する光周波
数を広い帯域内で自由に選択できるという利点がある。
必要なことは、信号光の中心光周波数を重畳光の周波数
と厳密に一致させることだけである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0020】小型Nd:YAGリングレーザの典型的な
熱的同調曲線を図1に示す。この中で、複数の実線3
は、リングレーザの結晶の摂氏度単位の温度1の連続変
化によってギガヘルツ単位の光周波数2の連続変化が起
こる領域を特徴付けるものである。実線3領域群の間に
は、レーザの明確な発振ができない領域が存在する。こ
の実施形態の場合、レーザの光周波数は、連続変化する
同調可能な領域内では約2.4GHz/゜Cの率で変化
する。破線は、より広い領域にわたって可変同調すると
きの平均光周波数4の推移を示す。この場合、光周波数
の平均変化は1GHz/゜Cである。
【0021】問題は、同一種類の2つのレーザで異なる
熱的同調曲線が形成される点だけである。その原因は、
発振器も包含するレーザの結晶が、同調曲線の完全な一
致が見込めるだけの精度で製造できないためである。従
って、送信レーザの光は、重畳光を発生するレーザが発
振できない光周波数を使用することができる。これは、
送信局が接続を行なう前に、相互に利用可能な光周波数
に関する情報を要求することを意味する。
【0022】図2により、実行フェーズ5中に送信レー
ザ6及び局部発振器レーザ9に関するこの情報がいかに
共通端末データ記憶装置12に記憶されるか、また利用
フェーズ15中にこの情報がいかに第1の端末17と第
2の(又はn番目の)端末18との協働に影響を及ぼす
かを実証することができる。
【0023】最初に、送信レーザ6に第1の識別コード
7が供給され、局部発振器レーザ9に第2の識別コード
10が供給される。次に、図1に従ってそれぞれの可変
同調特性8,11の決定が、送信レーザ6及び局部発振
器レーザ9の両レーザで行なわれる。これによって得た
データセットは、端末データ記憶装置12内の個々のレ
ーザのための第1のレーザ特性番号記憶装置13及び第
2のレーザ特性番号記憶装置14に記憶される。利用フ
ェーズ15の開始時に、ネットワーク管理装置16が、
第1の端末17及び第2の端末18の制御に必要なデー
タを得るために、端末データ記憶装置12にアクセスす
る。記憶装置12からダウンロードした可変同調特性
8,11に基いて、ネットワーク管理装置14は光送信
周波数21及び受信周波数22を設定させる。さらに、
第1の端末及び第2の端末の動作中に可変同調特性8,
11の実現化セット19,20がネットワーク管理装置
16によって作成され、端末データ記憶装置12に書き
込まれる。
【0024】衛星ネットワークでは、端末データ記憶装
置12及びネットワーク管理装置16は地上局に配置さ
れ、コマンド(光送信周波数及び受信周波数の割当て)
21,22及び呼びかけ信号(interrogation;又は質
問信号)19,20が、無線チャンネル(テレコマンド
/テレメトリック)を介して個々の衛星に対して出力さ
れる。
【0025】ネットワークの任意の2つの局間で時限接
続(時間が制限された接続)を確立する前に、ネットワ
ーク管理装置16は、対応する送信レーザ6又は局部発
振器レーザ9の第1の識別コード7及び第2の識別コー
ド10によって、端末データ記憶装置12内の適切なレ
ーザ記憶装置13,14にアクセスし、レーザの(実際
の)可変同調特性8,11を問い合わせる。この後、両
方のレーザが使用できる光周波数範囲のチャンネルが決
定される。光学的自由空間接続では、最初に両端末1
7,18の相互空間的捕捉(mutual spatial acquisiti
on)がここで行われ、その後に局部発振器レーザ9の制
御によって光周波数の光学的捕捉(optical acquisitio
n)が行われる。ここで、固定されたチャンネル配置
(又はチャンネルグリッド)を事前に合意しておくこと
は、かなりのスピードアップを意味する。
【0026】局部発振器レーザ9の開ループ制御が非常
に不正確である場合、送信レーザ6の光周波数の光搬送
周波数からの、局部発振器レーザ9の光周波数の光搬送
周波数の小さいずれにより、検出器に差の周波数の交流
(信号)が発生し、これを制御装置の入力値として使用
することができる。光検出器及び下流の構成要素(コン
ポーネント)の電気的帯域幅がこの差の周波数を超える
と、局部発振器レーザ9は探索実行(search run)中
に、検出可能な差の周波数が得られるまで可変同調を行
う必要がある。
【0027】光学的自由空間接続の伝送路はしばしば双
方向的に使用される。重畳光の数パーセントの出力比率
に至るまで背景光による検出信号の信号対雑音比に対す
る影響は、無視できるほど小さいという点で、コヒーレ
ント送信システムは優れている。双方向の光学的接続に
おいて、両方の伝送路に同一レンズシステムを部分的を
使用する場合、それ特有の送信光のうち特定の量が端末
の受信機に後方散乱することを受容する必要がある。し
かしながら、送信光と受信光の周波数の差が、受信機で
使用される検出器の帯域幅又は下流に接続されたフィル
タの帯域幅を超えると、送信機光の後方散乱も無視でき
るほど小さくなる。後方散乱した送信機光は局部発振器
光と相互作用するが、この信号は光検出器の積分効果に
より定常光(constant light)としてのみ登録又は記録
される。
【0028】従って、2つの隣接するチャンネル間の相
互距離が光学受信機の検出帯域幅を超えるチャンネル配
置(チャンネルグリッド)を確立する必要がある。
【0029】本発明に係る方法のさらに別の利点とし
て、既存のシステムの場合、後で適応させる選択肢が無
く、それぞれの送信レーザと局部発振器レーザを相互に
一致させる必要がある先行技術とは対照的に、同一種類
の各端末が他の各端末と相互に接続を確立することがで
きるということも認めることができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、衛
星端末(17,18)である任意の局間で光通信を可能
にする、光伝送チャンネルのためのチャンネル配置を確
立するための方法において、実行フェーズ(5)中に上
記衛星端末(17,18)の送信装置及び受信装置の特
性を記憶し、接続を確立する前に通信を時限確立するた
めに、それぞれの利用フェーズ(15)中に上記衛星端
末(17,18)の送信装置及び受信装置のこれらの特
性を用いて対応するチャンネル配置を決定する。
【0031】従って、従来技術に比較して小さい技術的
なコストを有する簡単な方法によって、光周波数配置を
確立することができる。ダイオード励起固体レーザは、
出力の歩留まりが比較的高くかつ軽量であるため、例え
ば結晶温度の変化によってその光周波数を50GHz又
はそれ以上同調させることができる小型Nd:YAGリ
ングレーザなど、光学的な自由空間接続を行なうことが
できる。結晶温度の変化及びその結果生じる長さの変化
により、誘導共振器モードの周波数の変化が起こり、最
終的に光周波数と隣接するモードが誘導され、従って、
この同調法により再現可能な光周波数の不連続性が発生
する。本発明では、狭帯域光フィルタを使用しないの
で、コヒーレント伝送技術にはさらに、伝送に使用する
光周波数を広い帯域内で自由に選択できるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 小型Nd:YAGリングレーザの典型的な熱
的同調曲線を表わすグラフである。
【図2】 本発明に係る一実施形態である衛星ネットワ
ークにおいてコヒーレント通信の周波数を管理する概念
を示すシステムのブロック図である。
【符号の説明】
1…温度、 2…光周波数、 3…実線、 4…平均光周波数、 5…実行フェーズ、 6…送信レーザ、 7…第1の識別コード、 8…可変同調特性、 9…局部発振器レーザ、 10…第2の識別コード、 11…可変同調特性、 12…共通端末データ記憶装置、 13…第1のレーザの特性番号記憶装置、 14…第2のレーザの特性番号記憶装置、 15…利用フェーズ、 16…ネットワーク管理装置、 17…第1の端末、 18…第2の端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドガー・フィッシャー スイス、ツェーハー−8555ミュールハイ ム・ドルフ、クロイツリンガーシュトラー セ43アー番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星端末(17,18)である任意の局
    間で光通信を可能にする、光伝送チャンネルのためのチ
    ャンネル配置を確立するための方法において、 実行フェーズ(5)中に上記衛星端末(17,18)の
    送信装置及び受信装置の特性を記憶し、接続を確立する
    前に通信を時限確立するために、それぞれの利用フェー
    ズ(15)中に上記衛星端末(17,18)の送信装置
    及び受信装置のこれらの特性を用いて対応するチャンネ
    ル配置を決定することを特徴とする光伝送チャンネル配
    置を確立するための方法。
  2. 【請求項2】 上記特性は、上記衛星端末(17,1
    8)の端末データ記憶装置(12)に記憶されることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記送信装置及び受信装置は、少なくと
    も1つの送信レーザ(6)と、局部発振器レーザ(9)
    とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 上記送信レーザ(6)の第1の可変同調
    特性(8)と、上記局部発振器レーザ(9)の第2の可
    変同調特性(11)とは、上記衛星端末(17,18)
    の送信装置及び受信装置の特性として記憶されることを
    特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 複数の衛星端末(17,18)と通信を
    行うネットワーク管理装置(16)は、上記利用フェー
    ズ(15)のために設けられたことを特徴とする請求項
    1乃至4のうちの1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 第1の識別コードは上記送信レーザ
    (6)のために設けられ、第2の識別コードは上記局部
    発振器レーザ(9)のために設けられたことを特徴とす
    る請求項4又は5記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記ネットワーク管理装置(16)は、
    第1の呼びかけ信号(21)及び第2の呼びかけ信号
    (22)を用いて、上記衛星端末(17,18)の送信
    装置及び受信装置の記憶された特性を、第1の実現化セ
    ット(19)及び第2の実現化セット(20)による実
    際のデータで書き換えさせることを特徴とする請求項5
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記ネットワーク管理装置(16)は、
    無線接続により上記衛星端末(17,18)と通信を行
    う地上局として実現されることを特徴とする請求項5乃
    至7のうちの1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記端末記憶装置(12)は、上記送信
    レーザ(6)の特性を記憶するための第1のレーザ特性
    記憶装置(13)と、上記局部発振器レーザ(9)の特
    性を記憶するための第2のレーザ特性記憶装置(14)
    とを備えたことを特徴とする請求項5乃至8のうちの1
    つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 関係する特性を含む固定されたチャン
    ネル配置について、上記衛星端末(17,18)の送信
    装置と受信装置との間で合意されたことを特徴とする請
    求項1乃至9のうちの1つに記載の方法。
JP9176851A 1996-10-05 1997-07-02 光伝送チャンネル配置を確立するための方法 Pending JPH10126324A (ja)

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