JPH10122900A - 断線検知機能を有する信号処理装置 - Google Patents

断線検知機能を有する信号処理装置

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JPH10122900A
JPH10122900A JP8282614A JP28261496A JPH10122900A JP H10122900 A JPH10122900 A JP H10122900A JP 8282614 A JP8282614 A JP 8282614A JP 28261496 A JP28261496 A JP 28261496A JP H10122900 A JPH10122900 A JP H10122900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサのON、OFF状態、信号線の断線状
態を反射パルスの波高値から確実に検出すること。 【解決手段】 パルス発生回路44から所定の波高値の
パルス信号が出力されると、信号線50を介してセンサ
30に達し、反射して返ってくる。この反射パルスの波
高値は、センサ30がON状態であるのか、OFF状態
であるのかによってセンサ30のインピーダンスが異な
るため、それぞれの状態に応じて異なる。また、断線時
には、信号入力装置40から見たインピーダンスが無限
大となるので、非常に高い波高値の反射パルスとなる。
信号入力部42はこのパルスの波高値を判断してセンサ
のON、OFF状態、信号線の断線状態を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断線状態を確実に
検出することができる信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、生産現場では保守の効率化のた
め、断線機能を有するセンサが多く用いられている。こ
のセンサとPLC等の信号入力装置の接続関係は、図4
のように表される。図に示すように、センサ10は信号
線12、予備線14、アース線16に接続される3つの
端子10A,10B,10Cを有している。
【0003】センサ10内には、たとえば物体の接近を
検出した場合に動作するセンシング回路11が設けら
れ、検出時には、接点1が閉じられ、接点2が開かれ
る。一方、信号入力装置20は、信号線12、予備線1
4、アース線16に接続される3つの端子20A,20
B,20Cを有している。
【0004】信号入力装置20には、信号入力部22が
設けられ、この信号入力部22では信号線12、予備線
14、アース線16を介して入力されたセンサ10内の
両接点信号に基づいて、センシングと断線検知とをする
ようになっている。つまり、物体が近付いてきた場合の
センシングは、接点1が閉じたことを信号線12を介し
て入力し、一方、断線検知は、接点2が開いたことを予
備線14を介して入力し、これらの接点信号の論理を照
合することによってセンシングと断線検知を行う。
【0005】たとえば、図示するように、接点1がNO
(ノーマリーオープン)、接点2がNC(ノーマリーク
ローズ)である場合には、物体の接近を検出すると、接
点1が閉じて接点2が開くが、信号入力部22では、信
号線12を介して接点のON信号が、また、予備線14
を介して接点2のOFF信号が入力されたときに物体の
検知がされ、また、断線も生じていないと判断し、逆
に、信号線12を介して接点のOFF信号が、また、予
備線14を介して接点2のON信号が入力されたときに
は物体の検知はされてなく、また、断線も生じていない
と判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来のものでは、たとえば上記のものでは信号線12と予
備線14とが共に断線した場合や、共にショートした場
合には、信号入力部22には接点1及び接点2のOFF
信号、ON信号が入力されるため、断線検知をすことが
できないという問題がある。
【0007】また、従来のものを用いた場合には、断線
検知のための予備線14の配線が必要になるので、配線
時の作業負担が増え、既存の端子台では端子の数が足り
なくなるので、既存緒設備に適用する場合には作業負担
がかかるという問題もある。なお、従来のものとして、
接点1及び接点2に共にNO(ノーマリオープン)を用
いているものもあるが、この場合にも、信号線12か予
備線14のいずれかが断線した場合には断線検知をする
ことができないので、上記と同様の問題を抱えることに
なる。
【0008】本発明は、以上のような従来の問題点を解
消し断線状態を確実に検出することもできる断線検知機
能を有する信号処理装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は以下のように構成される。請求項1に記載の
発明は、環境状態を検出するセンサと、当該センサと信
号端子の間に接続され、当該信号端子から見たインピー
ダンスを調整するインピーダンス調整手段とを備えた検
出手段と、当該検出手段の信号端子に信号線を介して接
続され、前記センサに向けてパルス信号を出力するパル
ス信号出力手段と、前記センサからの反射パルス信号の
波高値から前記センサのON,OFF、及び前記信号線
の断線を判別する判別手段とからなる信号入力手段と、
を有することを特徴とする。
【0010】パルス発生手段から所定の波高値のパルス
信号が出力されると、信号線を介してセンサに達し、反
射して返ってくる。この反射して返ってくるパルス、す
なわち反射パルスの波高値は、センサがON状態である
のか、OFF状態であるのかによってセンサのインピー
ダンスが異なるため、それぞれの状態に応じて異なる。
また、断線時には、検出手段のインピーダンスが無限大
となるので、非常に高い波高値の反射パルスとなる。判
別手段では、反射パルスの波高値を判別することによっ
て、センサのON状態、OFF状態、断線状態を認識す
る。このように、反射パルスの波高値からセンサの状態
や信号線の断線を判断するようにすると、これらの状態
を確実に検出することができるようになる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
の発明において、前記検出手段は、生産現場に設置され
た生産機械に取り付けられ、前記判別手段は、前記生産
機械を制御する制御装置内に取り付けられ、検出手段と
判別手段とはそれぞれの手段に2つづつ設けられている
信号端子を介して2本の信号線によって接続されている
ことを特徴とする。
【0012】パルス信号に基づいて、センサのON,O
FF状態、信号線の断線を検出するようにすると、検出
手段と信号入力手段とを結ぶ信号線は、一般的なセンサ
を接続する場合と同様に2本で済み、既存の設備を大幅
に改良(たとえば端子台の数を増やしたり、既存の信号
線を2本のものから3本のものに取り替える等)するこ
となく、本発明装置を適用することが可能となる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、インピーダンス調整手段は、可変抵抗器
であることを特徴とする。この可変抵抗器の抵抗値を調
整することによって、信号線の種類の相違や長さに応じ
て異なるインピーダンスを、判別手段による判別が正確
に行える最適値に調整することができるようになる。し
たがって、判別手段は、信号線の種類の相違や長さの相
違に依存せずに1種類の回路構成のものだけを用意すれ
ば良い。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記反射パルス信号の波高値は、検出
手段が作動している時には最も小さく、検出手段が作動
していないときには作動している時の波高値よりも大き
く、前記信号線が断線したときには最も大きく設定され
ていることを特徴とする。したがって、判別手段は、ど
のレベルの反射パルスであるかを認識することによっ
て、センサのON,OFF状態、信号線の断線を確実に
判別できることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の1実施形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1は、本発明にかか
る断線検知機能を有する信号処理装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【0016】センサ30は、センシング主回路32、ス
イッチングトランジスタ34、インピーダンスマッチン
グ用抵抗器36から構成される。このセンサ30は、通
常は生産機械の構成部材に取り付けられるものである。
センシング主回路32は、たとえば、物体が近付いてき
たときに信号を出力するものである。なお、本実施形態
では、物体検出のセンサについて述べるが、センシング
したときに信号を出力するものであれば、他に、光を検
出するもの、温度を検出するもの、湿度を検出するも
の、磁界を検出するものなど種々のものが考えられる。
【0017】スイッチングトランジスタ34は、センシ
ング主回路32から信号が出力されるとONするように
構成されているトランジスタである。
【0018】インピーダンスマッチング用抵抗器36
は、センサ30の信号端子38A,38Bから見たイン
ピーダンスを所定の抵抗値ZL に調整するための抵抗器
である。パルス反射法による断線検知は、送配電の分野
では一般的に用いられているようであるが、送受電端間
の送電線やケーブルの種類によるインピーダンスのバラ
ツキまでは考慮されていない。これまで考慮しなくと
も、断線の有無は検知できるからである。
【0019】ところが、本発明装置では、反射パルスの
波高値から信号線の断線に加え、センサのON,OFF
をも検知できるようにしなければならないため、信号線
の長さや種類の相違によって反射パルスの波高値が変動
するのでは困るのであって、この変動分はインピーダン
スマッチング用抵抗器36の抵抗値を変えることによっ
て調整しているのである。
【0020】したがって、インピーダンスマッチング用
抵抗器36によってセンサ30の信号端子38A,38
Bから見たインピーダンスを信号線の長さや種類に応じ
て所定の抵抗値ZL に調整しておけば、反射パルスの波
高値はほぼ一定のレベルになる。このため、信号入力装
置は、センサの設置場所との距離や信号線の種類等の相
違毎に複数の種類の特性のものを用意する必要がなく、
ただ1種類のものを用意しておけば良くなるのであり、
非常に汎用性の高い装置とすることができる。信号入力
装置40は、信号入力部42と、パルス発生回路44
と、パルス信号を逆阻止するダイオード45、抵抗器4
6とから構成される。この信号入力装置は、通常、生産
機械を制御する制御盤の内部に設けられ、制御回路内に
組み込まれている。通常は、PLC内に設置される。
【0021】信号入力部42の詳細は後述するが、ここ
では、反射パルスを入力してその波高値からセンサがO
N状態(物体を検出しているか)であるか、センサがO
FF状態(物体を検出していないか)であるか、さらに
は信号線が断線していないか、をそれぞれ検出する。な
お、センサのON,OFFの情報と、断線の情報とは別
々に出力されるようになっている。
【0022】パルス発生回路44は、一定の周期で所定
の波高値のパルスを出力するもので、その周期は、信号
入力部42で反射パルスの波高値の解析に要する時間よ
りも若干長い時間に設定してある。このようにしない
と、正確な解析ができなくなってしまうからである。
【0023】また、パルス発生回路44から出力される
パルスの波高値Vpは、信号入力装置の電源電圧Vcc
よりも高く設定してある。したがって、パルスが電源に
進入しないようにするためにダイオード45と抵抗器4
6とを設けている。
【0024】センサ30と信号入力装置40には、それ
ぞれ2つの信号端子38A,38B、48A,48Bが
設けてあり、これらの端子間は、信号線50によって接
続される。なお、図のように、信号端子38A,38B
から見たセンサ30の内部インピーダンスがZL 、信号
線の伝送インピーダンスがZ0 の場合には、ZL がZ0
と等しくなるようにインピーダンスマッチング用抵抗器
36を調整することで、このインピーダンスを整合させ
ることができる。
【0025】本発明装置を既存の設備に適用しようとし
た場合、センサとPLCとは2本の信号線を介して接続
されていることがほとんどであるから、この信号線にセ
ンサと信号入力装置を接続し、インピーダンスマッチン
グ抵抗器36を調整(所定値にキャリブレーションす
る)するのみで良い。
【0026】図2は、図1に示した信号入力部42の具
体的な回路構成を示すものである。この信号入力部42
は、断線検知用コンパレータ60、ON/OFF判定用
コンパレータ70、増幅用トランジスタ61,71、パ
ルス保持回路62,72から構成される。
【0027】断線検知用コンパレータ60には、反射パ
ルスが入力され、この反射パルスの波高値が基準電圧V
p+αと比較される。反射パルスの波高値がこの基準電
圧Vp+αよりも大きければ、コンパレータ60からパ
ルスが出力される。このパルスの波高値は増幅用トラン
ジスタ61によって所定倍率増幅されて、パルス保持回
路62で一定時間保持される。したがって、信号線50
の断線が検知されている間は、パルス保持回路62の出
力端子から5Vの電圧が出力されることになる。
【0028】一方、ON/OFF判定用コンパレータ7
0にも同様の反射パルスが入力され、この反射パルスの
波高値が基準電圧Vpと比較される。反射パルスの波高
値がこの基準電圧Vpよりも大きければ(センサOFF
の場合、または信号線が断線している場合)、コンパレ
ータ70からパルスが出力される。逆に小さければ(セ
ンサONの場合)、パルスは出力されない。このパルス
の波高値は増幅用トランジスタ71によって所定倍率増
幅されて、パルス保持回路72で一定時間保持される。
したがって、センサがOFFしている間は、パルス保持
回路72の出力端子から5Vの電圧が出力されることに
なる。
【0029】このようにして、出力1から信号が出力さ
れている場合には、信号線50が断線したと判断でき、
また、出力2から信号が出力されている場合には、セン
サ30がOFFであると、信号が出力されていない場合
には、センサ30がONであると判断できることにな
る。
【0030】図3は、図2において、パルス発生回路4
4からパルス発振パルスが出力されてから、そのパルス
が反射して戻ってきた場合の各部の波形を示した図であ
る。この図を参照しながら、本発明装置の動作をさらに
詳しく説明する。
【0031】まず、パルス発生回路44からは図3に示
すような波高値Vpのパルスが一定周期で出力される。
このパルスは信号線50を介してセンサ30に入力さ
れ、ここからセンサ30のインピーダンスに応じた波高
値となって返ってくる。
【0032】センサ30がONの場合には、スイッチン
グトランジスタ34がONしているので、センサ30の
内部インピーダンスの値は0に近い値である。一方、セ
ンサ30がOFFの場合には、スイッチングトランジス
タ34がOFFしているので、センサ30の内部インピ
ーダンスの値はZL であり、通常はZL は信号線50の
伝送インピーダンスZ0 に調整してあるので、結果的に
はインピーダンスの値はZ0 になる。
【0033】したがって、センサ30がONしている場
合には、反射がないため、反射パルスの波高値は当然に
当初の発振パルス電圧Vpよりも低くなり、ON/OF
F判定用コンパレータ70からはパルスが出力されない
(図3D部の波形参照)。このため、パルス保持回路7
2の出力端子からは信号が出力されない(図3E部の波
形参照)。
【0034】一方、センサ30がOFFしている場合に
は、センサ30の内部インピーダンスの値はZ0 になる
ので、反射パルスと発振パルスとが重畳された波高値の
パルスがON/OFF判定用コンパレータ70に入力さ
れる。このパルスは、当然に当初の発振パルス電圧Vp
よりも高くなり、ON/OFF判定用コンパレータ70
からはパルスが出力されることになる(図3D部の波形
参照)。このため、パルス保持回路72の出力端子から
は信号が出力されることになる(図3E部の波形参
照)。
【0035】このように、パルス保持回路72の出力端
子から信号が出力されている場合にはセンサがOFFで
あり、物体の検出がされていない状態であると判断さ
れ、パルス保持回路72の出力端子から信号が出力され
ていない場合にはセンサがONであり、物体の検出がさ
れている状態であると判断される。
【0036】また、この反射パルスは、断線検知用コン
パレータ60にも入力されるが、このコンパレータの比
較電圧は、Vp+αであるので、センサ30のON,O
FF状態による反射パルスの波高値の変動では信号は出
力されない。
【0037】信号線50が断線している場合には、イン
ピーダンスが無限大となるので、反射パルスの波高値
は、非常に高いものとなって、図3に示すように波高値
の高い反射パルスが断線検知用コンパレータ60に入力
される。このパルスは、図3に示すように、基準電圧V
p+αよりも高いので、断線検知用コンパレータ60か
らはパルスが出力されることになる(図3のB部の波形
参照)。このため、パルス保持回路62の出力端子から
は信号が出力されることになる(図3C部の波形参
照)。
【0038】このように、本発明の断線検知機能を有す
る信号処理装置では、センサのON、OFF状態、信号
線の断線状態を反射パルスの波高値から確実に検出する
ことができるようになる。
【0039】なお、このような検出が正確にできるよう
にするためには、インピーダンスのマッチングを正確に
する必要がある。たとえば、信号線が断線していない状
態でセンサがOFFであるときの反射パルスの波高値が
基準電圧Vpの値よりも若干上がるようにし、かつ、基
準電圧Vp+αの値を越えないように調整しておく。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、反射パルス
の波高値からセンサのON,OFF状態、信号線の断線
を判別するようにしたので、その判別を確実に行えるよ
うになる。
【0041】請求項2に記載の発明では、検出手段と判
別手段とはそれぞれの手段に2つづつ設けられている信
号端子を介して2本の信号線によって接続したので、既
存の設備に用いられているセンサと本発明装置の検出手
段とをつけ替えることによって本発明装置を装備するこ
とができる。
【0042】請求項3に記載の発明では、可変抵抗器に
よってインピーダンスの調整ができるようにしたので、
判別手段は、信号線の種類の相違や長さの相違に依存せ
ずに1種類の回路構成のものだけを用意すれば良くな
る。また、定期的に最適インピーダンスに調整するよう
にすれば、経年変化に伴う判別精度の低下を防止でき
る。
【0043】請求項4に記載の発明では、反射パルス信
号の波高値は、検出手段が作動している時には最も小さ
く、検出手段が作動していないときには作動している時
の波高値よりも大きく、前記信号線が断線したときには
最も大きく設定したので、判別手段は、どのレベルの反
射パルスであるかを認識することによって、センサのO
N,OFF状態、信号線の断線を確実に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる信号処理装置の概略構成図で
ある。
【図2】 図1に示した信号処理装置の信号入力部の回
路図である。
【図3】 図2に示した信号入力部の各部の信号波形を
示すタイミングチャートである。
【図4】 従来の信号処理装置の概略構成図である。
【符号の説明】
30…センサ、 32…センシング主回路、34…ス
イッチングトランジスタ、36…インピーダンスマッチ
ング用抵抗器、40…信号入力装置、42…信号入力
部、44…パルス発生回路、50…信号線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境状態を検出するセンサと、当該セン
    サと信号端子の間に接続され、当該信号端子から見たイ
    ンピーダンスを調整するインピーダンス調整手段とを備
    えた検出手段と、 当該検出手段の信号端子に信号線を介して接続され、前
    記センサに向けてパルス信号を出力するパルス信号出力
    手段と、前記センサからの反射パルス信号の波高値から
    前記センサのON,OFF、及び前記信号線の断線を判
    別する判別手段とからなる信号入力手段と、 を有することを特徴とする断線検知機能を有する信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、生産現場に設置された
    生産機械に取り付けられ、前記判別手段は、前記生産機
    械を制御する制御装置内に取り付けられ、検出手段と判
    別手段とはそれぞれの手段に2つづつ設けられている信
    号端子を介して2本の信号線によって接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の断線検知機能を有する信
    号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス調整手段は、可変抵
    抗器であることを特徴とする請求項1記載の断線検知機
    能を有する信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記反射パルス信号の波高値は、検出手
    段が作動している時には最も小さく、検出手段が作動し
    ていないときには作動している時の波高値よりも大き
    く、前記信号線が断線したときには最も大きく設定され
    ていることを特徴とする請求項1記載の断線検知機能を
    有する信号処理装置。
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