JPH10121806A - 無線電子錠装置 - Google Patents
無線電子錠装置Info
- Publication number
- JPH10121806A JPH10121806A JP27815996A JP27815996A JPH10121806A JP H10121806 A JPH10121806 A JP H10121806A JP 27815996 A JP27815996 A JP 27815996A JP 27815996 A JP27815996 A JP 27815996A JP H10121806 A JPH10121806 A JP H10121806A
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- transmitter
- transmission data
- signal
- data
- radio
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でセキュリティ性を向上させるこ
とができる無線電子錠装置を提供する。 【解決手段】 送信機では送信データが変調回路6によ
り例えばASK変調されてアンテナ8を介して送信され
ると共に、変調回路9によりパルス位置変調されて発光
ダイオード11を介して送信される。受信機では送信機
からの電波と赤外線がそれぞれアンテナ21及び受信回
路22と受光トランジスタ22及び赤外線受光回路24
により受信されて復調回路25、26により復調され、
CPU28により元の送信データが復元され、ロック機
構29が制御される。
とができる無線電子錠装置を提供する。 【解決手段】 送信機では送信データが変調回路6によ
り例えばASK変調されてアンテナ8を介して送信され
ると共に、変調回路9によりパルス位置変調されて発光
ダイオード11を介して送信される。受信機では送信機
からの電波と赤外線がそれぞれアンテナ21及び受信回
路22と受光トランジスタ22及び赤外線受光回路24
により受信されて復調回路25、26により復調され、
CPU28により元の送信データが復元され、ロック機
構29が制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線キャリヤを用
いて送信機から受信機側の錠をロック、アンロックする
無線電子錠装置に関する。
いて送信機から受信機側の錠をロック、アンロックする
無線電子錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線電子錠装置における
キャリヤとしては、赤外線や電波(電磁波)が知られて
いる。例えば、テレビジョン受像機やエアコン等の電気
機器には赤外線方式のリモコン装置が一般的に用いられ
ている。
キャリヤとしては、赤外線や電波(電磁波)が知られて
いる。例えば、テレビジョン受像機やエアコン等の電気
機器には赤外線方式のリモコン装置が一般的に用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようにテレビジョン受像機やエアコン等の電気機器に
は赤外線方式のリモコン装置が一般的に用いられている
ので、赤外線方式の無線電子錠装置は簡易で安価である
が、その反面、送信機のコピーが容易であり、セキュリ
ティ性が低いという問題点がある。これに対し、電波方
式の無線電子錠装置はセキュリティ性は高いが、複数の
受信機が隣接している場合には干渉による誤動作を防止
するために、出力を制限したり、指向性を狭くする等の
工夫が必要になるという問題点がある。
たようにテレビジョン受像機やエアコン等の電気機器に
は赤外線方式のリモコン装置が一般的に用いられている
ので、赤外線方式の無線電子錠装置は簡易で安価である
が、その反面、送信機のコピーが容易であり、セキュリ
ティ性が低いという問題点がある。これに対し、電波方
式の無線電子錠装置はセキュリティ性は高いが、複数の
受信機が隣接している場合には干渉による誤動作を防止
するために、出力を制限したり、指向性を狭くする等の
工夫が必要になるという問題点がある。
【0004】本発明の第1の課題は、簡単な構成でセキ
ュリティ性を向上させることができる無線電子錠装置を
提供することである。
ュリティ性を向上させることができる無線電子錠装置を
提供することである。
【0005】本発明の第2の課題は、光信号の送受信装
置を安価に、また、電波の送受信装置も複雑なスクラン
ブル回路を用いることなく、簡単な構成でセキュリティ
性を向上させることができる無線電子錠装置を提供する
ことである。
置を安価に、また、電波の送受信装置も複雑なスクラン
ブル回路を用いることなく、簡単な構成でセキュリティ
性を向上させることができる無線電子錠装置を提供する
ことである。
【0006】本発明の第3の課題は、簡単な回路で電波
と赤外線等の光による送信データをスクランブルするこ
とができて、セキュリティ性を向上させることができる
無線電子錠装置を提供することである。
と赤外線等の光による送信データをスクランブルするこ
とができて、セキュリティ性を向上させることができる
無線電子錠装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題は、錠を
ロック又はアンロックするための送信データを電波信号
と光信号で送信する送信機と、前記送信機から送信され
た電波信号と光信号を受信して元の送信データを復元し
て錠をロック又はアンロックする受信機とを有する第1
の手段により解決される。
ロック又はアンロックするための送信データを電波信号
と光信号で送信する送信機と、前記送信機から送信され
た電波信号と光信号を受信して元の送信データを復元し
て錠をロック又はアンロックする受信機とを有する第1
の手段により解決される。
【0008】上記第2の課題は、上記第1の手段におい
て、前記光信号は赤外線であることを特徴とする第2の
手段により解決される。
て、前記光信号は赤外線であることを特徴とする第2の
手段により解決される。
【0009】上記第3の課題は、上記第1又は2の手段
において、前記送信機は、送信データの疑似ランダムデ
ータを生成し、この疑似ランダムデータを前記電波信号
及び光信号の一方で送信すると共に、前記送信データと
疑似ランダムデータの排他的論理和信号を前記電波信号
及び光信号の他方で送信し、前記受信機は、前記送信機
から送信された前記電波信号及び光信号の一方の疑似ラ
ンダムデータと他方の前記排他的論理和信号を受信して
排他的論理和し、次いでこの排他的論理和信号に基づい
て元の送信データを復元する第3の手段により解決され
る。
において、前記送信機は、送信データの疑似ランダムデ
ータを生成し、この疑似ランダムデータを前記電波信号
及び光信号の一方で送信すると共に、前記送信データと
疑似ランダムデータの排他的論理和信号を前記電波信号
及び光信号の他方で送信し、前記受信機は、前記送信機
から送信された前記電波信号及び光信号の一方の疑似ラ
ンダムデータと他方の前記排他的論理和信号を受信して
排他的論理和し、次いでこの排他的論理和信号に基づい
て元の送信データを復元する第3の手段により解決され
る。
【0010】上記第3の課題は、上記第1又は2の手段
において、前記送信機は、送信データを時分割で分割し
て前記電波信号及び光信号で交互に送信し、前記受信機
は、前記送信機から送信された電波信号及び光信号を受
信して合成し、元の送信データを復元する第4の手段に
より解決される。
において、前記送信機は、送信データを時分割で分割し
て前記電波信号及び光信号で交互に送信し、前記受信機
は、前記送信機から送信された電波信号及び光信号を受
信して合成し、元の送信データを復元する第4の手段に
より解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る無線電子錠装
置の一実施の形態の送信機を示すブロック図、図2は本
発明に係る無線電子錠装置の一実施の形態の受信機を示
すブロック図、図3は図2のロック機構を詳細に示すブ
ロック図、図4は図1の送信機の送信方法の具体例を説
明するためのフローチャート、図5は図4の送信方法を
実現する送信回路を示すブロック図、図6は図2の受信
機の受信方法を説明するためのフローチャート、図7は
図6の合成処理を説明するためのタイミングチャートで
ある。
施の形態を説明する。図1は本発明に係る無線電子錠装
置の一実施の形態の送信機を示すブロック図、図2は本
発明に係る無線電子錠装置の一実施の形態の受信機を示
すブロック図、図3は図2のロック機構を詳細に示すブ
ロック図、図4は図1の送信機の送信方法の具体例を説
明するためのフローチャート、図5は図4の送信方法を
実現する送信回路を示すブロック図、図6は図2の受信
機の受信方法を説明するためのフローチャート、図7は
図6の合成処理を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【0012】図1に示す送信機には、図3に詳しく示す
受信機のロック機構をアンロックするためのアンロック
スイッチ(SW)1と、ロックするためのロックSW2
が設けられている。CPU3はこのSW1、2の操作状
態に応じたロックコマンド/アンロックコマンドと、I
D格納用ROM4に予め格納されているIDコードを含
む送信データを所定のフォーマットにフォーマッティン
グし、電波送信用の変調回路6と赤外線送信用の変調回
路9に出力する。
受信機のロック機構をアンロックするためのアンロック
スイッチ(SW)1と、ロックするためのロックSW2
が設けられている。CPU3はこのSW1、2の操作状
態に応じたロックコマンド/アンロックコマンドと、I
D格納用ROM4に予め格納されているIDコードを含
む送信データを所定のフォーマットにフォーマッティン
グし、電波送信用の変調回路6と赤外線送信用の変調回
路9に出力する。
【0013】電波送信用の変調回路6は、発振器(OS
C)5からの所定の周波数(例えば100MHz〜32
0MHz帯)のRF信号をCPU3からの送信データに
より例えばASK(振幅シフトキーイング)変調方式で
変調する。変調回路6により変調されたRF信号は増幅
回路7により増幅された後にアンテナ8を介して送信さ
れる。なお、このRF信号の送信パワーは、複数の受信
機が隣接している場合に干渉による誤動作を防止するた
めに微弱電波で送信される。これに対し、変調回路9は
CPU3からの送信データを例えばパルス位置変調(P
PM)し、赤外線発光回路10はこのPPMデータに応
じて発光ダイオード11を点滅させる。発光ダイオード
11は例えば800〜1200nmの赤外線を出射す
る。
C)5からの所定の周波数(例えば100MHz〜32
0MHz帯)のRF信号をCPU3からの送信データに
より例えばASK(振幅シフトキーイング)変調方式で
変調する。変調回路6により変調されたRF信号は増幅
回路7により増幅された後にアンテナ8を介して送信さ
れる。なお、このRF信号の送信パワーは、複数の受信
機が隣接している場合に干渉による誤動作を防止するた
めに微弱電波で送信される。これに対し、変調回路9は
CPU3からの送信データを例えばパルス位置変調(P
PM)し、赤外線発光回路10はこのPPMデータに応
じて発光ダイオード11を点滅させる。発光ダイオード
11は例えば800〜1200nmの赤外線を出射す
る。
【0014】図2に示す受信機では、送信機からの電波
はアンテナ21及び受信回路23により受信されてRF
信号に変換され、他方、赤外線は受光トランジスタ22
及び赤外線受光回路24により受信されて電気信号に変
換される。受信回路23により受信されたRF信号は復
調回路25によりASK復調され、他方、赤外線受光回
路24により受信された電気信号は復調回路26により
PPM復調される。CPU28は復調回路25、26に
より復調されたデータに基づいてIDコードとロックコ
マンド/アンロックコマンドを復元し、IDコードとI
D格納用ROM27に予め格納されているIDコードが
一致した場合にロックコマンド/アンロックコマンドに
応じてロック機構29を制御する。
はアンテナ21及び受信回路23により受信されてRF
信号に変換され、他方、赤外線は受光トランジスタ22
及び赤外線受光回路24により受信されて電気信号に変
換される。受信回路23により受信されたRF信号は復
調回路25によりASK復調され、他方、赤外線受光回
路24により受信された電気信号は復調回路26により
PPM復調される。CPU28は復調回路25、26に
より復調されたデータに基づいてIDコードとロックコ
マンド/アンロックコマンドを復元し、IDコードとI
D格納用ROM27に予め格納されているIDコードが
一致した場合にロックコマンド/アンロックコマンドに
応じてロック機構29を制御する。
【0015】ロック機構29は図3に示すようにリレー
駆動回路31、リレー32、ソレノイド駆動回路33、
ロックメカニズム34等を有し、ソレノイドの鉄心はソ
レノイドコイルに通電されていない状態ではロックメカ
ニズム34をロックするように構成されている。そし
て、CPU28はアンロックコマンドを受信した場合に
はリレー駆動回路31を介してリレー32をオンにして
ソレノイドコイルに通電することによりロックメカニズ
ム34をアンロックする。また、ロックコマンドを受信
した場合にはリレー32をオフにすることによりロック
メカニズム34をロックする。
駆動回路31、リレー32、ソレノイド駆動回路33、
ロックメカニズム34等を有し、ソレノイドの鉄心はソ
レノイドコイルに通電されていない状態ではロックメカ
ニズム34をロックするように構成されている。そし
て、CPU28はアンロックコマンドを受信した場合に
はリレー駆動回路31を介してリレー32をオンにして
ソレノイドコイルに通電することによりロックメカニズ
ム34をアンロックする。また、ロックコマンドを受信
した場合にはリレー32をオフにすることによりロック
メカニズム34をロックする。
【0016】次に、図4及び図5を参照して送信機の送
信方法の具体例を説明する。先ず、アンロックSW1又
はロックSW2が押下されると、その押下状態に応じた
コマンドとIDデータを含む送信データを生成し(ステ
ップS1)、次いでその送信データの疑似ランダムデー
タを生成する(ステップS2)。なお、この疑似ランダ
ムデータは、図5に示すようにPN符号と送信データを
乗算してスペクトル拡散することにより生成することが
できる。次いで、この疑似ランダムデータを赤外線で送
信し(ステップS3)、次いでこの疑似ランダムデータ
と元の送信データの排他的論理和データを生成して電波
で送信し(ステップS4)、このデータ送信を終了する
と(ステップS5)この送信処理を終了する。
信方法の具体例を説明する。先ず、アンロックSW1又
はロックSW2が押下されると、その押下状態に応じた
コマンドとIDデータを含む送信データを生成し(ステ
ップS1)、次いでその送信データの疑似ランダムデー
タを生成する(ステップS2)。なお、この疑似ランダ
ムデータは、図5に示すようにPN符号と送信データを
乗算してスペクトル拡散することにより生成することが
できる。次いで、この疑似ランダムデータを赤外線で送
信し(ステップS3)、次いでこの疑似ランダムデータ
と元の送信データの排他的論理和データを生成して電波
で送信し(ステップS4)、このデータ送信を終了する
と(ステップS5)この送信処理を終了する。
【0017】次に、図6及び図7を参照して受信方法を
説明する。先ず、赤外線信号を受信した場合にはその赤
外データを読み込み(ステップS11→S12)、続く
電波データを読み込む(ステップS13)。また、電波
信号を受信した場合にはその電波データを読み込み(ス
テップS14→S15)、続く赤外データを読み込む
(ステップS16)。
説明する。先ず、赤外線信号を受信した場合にはその赤
外データを読み込み(ステップS11→S12)、続く
電波データを読み込む(ステップS13)。また、電波
信号を受信した場合にはその電波データを読み込み(ス
テップS14→S15)、続く赤外データを読み込む
(ステップS16)。
【0018】次いで、図7に示すように赤外データと電
波データの排他的論理和データを生成することにより元
の送信データの疑似ランダムデータを復元し、次いで送
信機側と同一のPN符号を用いて元の送信データを復元
する(ステップS17)。そして、IDコードを照合し
て一致している場合にコマンドを判断し(ステップS1
8→S19、S21)、ロックコマンドであればロック
方向にソレノイドを駆動し(ステップS19→S2
0)、他方、アンロックコマンドであればアンロック方
向にソレノイドを駆動する(ステップS21→S2
2)。
波データの排他的論理和データを生成することにより元
の送信データの疑似ランダムデータを復元し、次いで送
信機側と同一のPN符号を用いて元の送信データを復元
する(ステップS17)。そして、IDコードを照合し
て一致している場合にコマンドを判断し(ステップS1
8→S19、S21)、ロックコマンドであればロック
方向にソレノイドを駆動し(ステップS19→S2
0)、他方、アンロックコマンドであればアンロック方
向にソレノイドを駆動する(ステップS21→S2
2)。
【0019】次に、図8〜図10を参照して他の送信方
法を説明する。送信機側では図8に示すように、アンロ
ックSW1又はロックSW2が押下されると、CPU3
はその押下状態に応じたコマンドとIDデータを含む送
信データを生成し(ステップS31)、次いでその送信
データを特定時間だけ変調回路6のみに出力することに
より電波で送信し(ステップS32)、次いで特定時間
だけ変調回路9のみに出力することにより赤外線で送信
する(ステップS33)。したがって、これを繰り返す
ことにより送信データが時分割で分割され、電波と赤外
線で交互に送信される。
法を説明する。送信機側では図8に示すように、アンロ
ックSW1又はロックSW2が押下されると、CPU3
はその押下状態に応じたコマンドとIDデータを含む送
信データを生成し(ステップS31)、次いでその送信
データを特定時間だけ変調回路6のみに出力することに
より電波で送信し(ステップS32)、次いで特定時間
だけ変調回路9のみに出力することにより赤外線で送信
する(ステップS33)。したがって、これを繰り返す
ことにより送信データが時分割で分割され、電波と赤外
線で交互に送信される。
【0020】受信機側では図9、図10に示すように、
電波信号を受信するとその電波データを送信機側と同一
の特定時間T1、T3だけ取り込み(ステップS41→
S42)、次いで赤外線データを同様に送信機側と同一
の特定時間T2、T4だけ取り込み(ステップS4
3)、これを繰り返すことにより送信機から時分割で送
信された送信データを合成する(ステップS44)。そ
して、同様に、IDコードを照合して一致している場合
にコマンドを判断し(ステップS45→S46、S4
8)、ロックコマンドであればロック方向にソレノイド
を駆動し(ステップS46→S47)、他方、アンロッ
クコマンドであればアンロック方向にソレノイドを駆動
する(ステップS48→S49)。
電波信号を受信するとその電波データを送信機側と同一
の特定時間T1、T3だけ取り込み(ステップS41→
S42)、次いで赤外線データを同様に送信機側と同一
の特定時間T2、T4だけ取り込み(ステップS4
3)、これを繰り返すことにより送信機から時分割で送
信された送信データを合成する(ステップS44)。そ
して、同様に、IDコードを照合して一致している場合
にコマンドを判断し(ステップS45→S46、S4
8)、ロックコマンドであればロック方向にソレノイド
を駆動し(ステップS46→S47)、他方、アンロッ
クコマンドであればアンロック方向にソレノイドを駆動
する(ステップS48→S49)。
【0021】なお、IDコードについては図11に示す
ように、複数のコードを送信機、受信機に記憶し、その
1つ(図示ID3、ID6)を選択的に使用すると使用
禁止フラグをセットして次のコードを使用することによ
り、セキュリティを高めることができる。
ように、複数のコードを送信機、受信機に記憶し、その
1つ(図示ID3、ID6)を選択的に使用すると使用
禁止フラグをセットして次のコードを使用することによ
り、セキュリティを高めることができる。
【0022】このような前記実施の形態にあっては、錠
(29)をロック又はアンロックするための送信データ
を電波信号と光信号で送信する送信機(5,6,7,
9,10,11)と、前記送信機から送信された電波信
号と光信号を受信して元の送信データを復元して錠(2
9)をロック又はアンロックする受信機(21〜26)
とを有するため、電波のみ又は赤外線等の光のみをキャ
リヤとして用いる場合よりある程度コストアップとなる
ものの、赤外線等の光による信号と電波による信号の両
方はコピーされにくいので、簡単な構成でセキュリティ
性を向上させることができる。
(29)をロック又はアンロックするための送信データ
を電波信号と光信号で送信する送信機(5,6,7,
9,10,11)と、前記送信機から送信された電波信
号と光信号を受信して元の送信データを復元して錠(2
9)をロック又はアンロックする受信機(21〜26)
とを有するため、電波のみ又は赤外線等の光のみをキャ
リヤとして用いる場合よりある程度コストアップとなる
ものの、赤外線等の光による信号と電波による信号の両
方はコピーされにくいので、簡単な構成でセキュリティ
性を向上させることができる。
【0023】また、前記実施の形態にあっては、前記光
信号は赤外線であるため、光信号の送受信装置(9,1
0,11,22,24,26)は安価であり、また、電
波の送受信装置も複雑なスクランブル回路を用いること
なく、簡単な構成でセキュリティ性を向上させることが
できる。
信号は赤外線であるため、光信号の送受信装置(9,1
0,11,22,24,26)は安価であり、また、電
波の送受信装置も複雑なスクランブル回路を用いること
なく、簡単な構成でセキュリティ性を向上させることが
できる。
【0024】また、前記実施の形態にあっては、前記送
信機は、送信データの疑似ランダムデータを生成し、こ
の疑似ランダムデータを前記電波信号及び光信号の一方
で送信すると共に、前記送信データと疑似ランダムデー
タの排他的論理和信号を前記電波信号及び光信号の他方
で送信し、前記受信機は、前記送信機から送信された前
記電波信号及び光信号の一方の疑似ランダムデータと他
方の前記排他的論理和信号を受信して排他的論理和し、
次いでこの排他的論理和信号に基づいて元の送信データ
を復元するため、簡単な回路で電波と赤外線等の光によ
る送信データをスクランブルすることができるので、セ
キュリティ性を向上させることができる。
信機は、送信データの疑似ランダムデータを生成し、こ
の疑似ランダムデータを前記電波信号及び光信号の一方
で送信すると共に、前記送信データと疑似ランダムデー
タの排他的論理和信号を前記電波信号及び光信号の他方
で送信し、前記受信機は、前記送信機から送信された前
記電波信号及び光信号の一方の疑似ランダムデータと他
方の前記排他的論理和信号を受信して排他的論理和し、
次いでこの排他的論理和信号に基づいて元の送信データ
を復元するため、簡単な回路で電波と赤外線等の光によ
る送信データをスクランブルすることができるので、セ
キュリティ性を向上させることができる。
【0025】また、前記実施の形態にあっては、前記送
信機は、送信データを時分割で分割して前記電波信号及
び光信号で交互に送信し、前記受信機は、前記送信機か
ら送信された電波信号及び光信号を受信して合成し、元
の送信データを復元するため、簡単な回路で電波と赤外
線等の光による送信データをスクランブルすることがで
きるので、セキュリティ性を向上させることができる。
信機は、送信データを時分割で分割して前記電波信号及
び光信号で交互に送信し、前記受信機は、前記送信機か
ら送信された電波信号及び光信号を受信して合成し、元
の送信データを復元するため、簡単な回路で電波と赤外
線等の光による送信データをスクランブルすることがで
きるので、セキュリティ性を向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電波と赤
外線等の光の両方をキャリヤとして用いるようにしたの
で、電波のみ又は赤外線等の光のみをキャリヤとして用
いる場合よりある程度コストアップとなるものの、赤外
線等の光による信号と電波による信号の両方はコピーさ
れにくく、簡単な構成でセキュリティ性を向上させるこ
とができる。
外線等の光の両方をキャリヤとして用いるようにしたの
で、電波のみ又は赤外線等の光のみをキャリヤとして用
いる場合よりある程度コストアップとなるものの、赤外
線等の光による信号と電波による信号の両方はコピーさ
れにくく、簡単な構成でセキュリティ性を向上させるこ
とができる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、赤外線の送
受信装置は安価であり、また、電波の送受信装置も複雑
なスクランブル回路を用いることなく、簡単な構成でセ
キュリティ性を向上させることができる。
受信装置は安価であり、また、電波の送受信装置も複雑
なスクランブル回路を用いることなく、簡単な構成でセ
キュリティ性を向上させることができる。
【0028】請求項3又は4記載の発明によれば、簡単
な回路で電波と赤外線等の光による送信データをスクラ
ンブルすることができて、セキュリティ性を向上させる
ことができる。
な回路で電波と赤外線等の光による送信データをスクラ
ンブルすることができて、セキュリティ性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明に係る無線電子錠装置の一実施の形態の
送信機を示すブロック図である。
送信機を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る無線電子錠装置の一実施の形態の
受信機を示すブロック図である。
受信機を示すブロック図である。
【図3】図2のロック機構を詳細に示すブロック図であ
る。
る。
【図4】図1の送信機の送信方法の具体例を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図5】図4の送信方法を実現する送信回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】図2の受信機の受信方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】図6の合成処理を説明するためのタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図8】図1の送信機の送信方法の他の例を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図9】図2の受信機の受信方法の他の例を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図10】図9の合成処理を説明するためのタイミング
チャートである。
チャートである。
【図11】IDコードの使用例を示す説明図である。
1 アンロックスイッチ 2 ロックスイッチ 3,28 CPU 4,27 ID格納ROM 6,9 変調回路 8,21 アンテナ 11 発光ダイオード 22 受光トランジスタ 25,26 復調回路 29 ロック機構
Claims (4)
- 【請求項1】 錠をロック又はアンロックするための送
信データを電波信号と光信号で送信する送信機と、 前記送信機から送信された電波信号と光信号を受信して
元の送信データを復元して錠をロック又はアンロックす
る受信機と、を有することを特徴とする無線電子錠装
置。 - 【請求項2】 前記光信号は赤外線であることを特徴と
する請求項1記載の無線電子錠装置。 - 【請求項3】 前記送信機は、送信データの疑似ランダ
ムデータを生成し、この疑似ランダムデータを前記電波
信号及び光信号の一方で送信すると共に、前記送信デー
タと疑似ランダムデータの排他的論理和信号を前記電波
信号及び光信号の他方で送信し、前記受信機は、前記送
信機から送信された前記電波信号及び光信号の一方の疑
似ランダムデータと他方の前記排他的論理和信号を受信
して排他的論理和し、次いでこの排他的論理和信号に基
づいて元の送信データを復元することを特徴とする請求
項1又は2記載の無線電子錠装置。 - 【請求項4】 前記送信機は、送信データを時分割で分
割して前記電波信号及び光信号で交互に送信し、前記受
信機は、前記送信機から送信された電波信号及び光信号
を受信して合成し、元の送信データを復元することを特
徴とする請求項1又は2記載の無線電子錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27815996A JPH10121806A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 無線電子錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27815996A JPH10121806A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 無線電子錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10121806A true JPH10121806A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17593416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27815996A Withdrawn JPH10121806A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 無線電子錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10121806A (ja) |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP27815996A patent/JPH10121806A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |