JPH10115720A - 既設管内の光ケーブル取出し方法および装置 - Google Patents

既設管内の光ケーブル取出し方法および装置

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JPH10115720A
JPH10115720A JP28741896A JP28741896A JPH10115720A JP H10115720 A JPH10115720 A JP H10115720A JP 28741896 A JP28741896 A JP 28741896A JP 28741896 A JP28741896 A JP 28741896A JP H10115720 A JPH10115720 A JP H10115720A
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optical cable
valve
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existing pipe
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Kenyuu Osouda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設管内に素挿入された光ケーブルを該既設
管内部より不断水状態で容易に外部へ取り出すことがで
きる既設管内の光ケーブル取出し方法および装置を提供
する。 【解決手段】 穿孔工具により穿孔された穴Hを通して
クランプリング13を既設管1内に挿入してこれを開放
し、既設管1内を移動する光ケーブル14の先端がクラ
ンプリング13内を通過した状態を検出手段により検出
した上で該クランプリング13を引き上げ、その過程で
光ケーブル14をクランプして取出し、該光ケーブル1
4の途中をケーブルシール弁6でクランプシールした状
態でケーブル取出し手段7を取り外すようにしたので、
既設の水道管1内に挿入された光ケーブル14を不断水
状態で容易に外部へ取り出すことができ、これを繰り返
すことにより、光ケーブル14を既設の水道管1の内部
に長距離に亘って挿入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設管内に挿入さ
れた光ケーブルを該既設管に不断水状態で穿孔した穴部
より取り出す既設管内の光ケーブル取出し方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信システムがマルチメディア
の構築により医療、保健、福祉等の公的分野でも地域住
民に対するサービスを行う通信網として普及しつつあ
る。
【0003】この通信網を設置するに際し、光通信シス
テムに使用される多数の光ファイバーを束にして収納し
た光ケーブルは、末端である各家庭にまで配線すること
が要求され、これらの配線は、環境上の観点から地上よ
りも地下に埋設配線されるようになっている。
【0004】しかしながら、光ケーブルの埋設のための
公道部分での地下掘削作業はいたずらに交通渋滞を引起
こし、また他の電線や配管等のライフラインとの干渉を
回避させるためにも注意深く作業を行う必要があり、掘
削工事費用が嵩む等の問題を有していた。
【0005】そこで、発明者等は既に埋設されて高い普
及率(95%)を持ち各家庭やオフィスなど隅々まで行
き渡っている既設管としての水道管路網を利用すること
が上記問題を解決する最良の手段であることを見出し
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように既設の水道
管を利用すると、光ケーブルを埋設するための長い掘削
作業は不要となるが、少なくとも既設の水道管に光ケー
ブルを挿入する部分および出口部分の地面にはそれぞれ
穴を掘削する作業が必要となる。
【0007】そして、上記した既設の水道管に光ケーブ
ルを挿入若しくは取出すための穴を穿設するには、先ず
水道管内の水の流れを遮断した上で作業を行なわなけれ
ばならない。
【0008】このため、所定の地域に断水区域が設定さ
れ、工場、家庭およびオフィス等への水の供給が中断さ
れることになり需要者には不都合が強いられる。よっ
て、既設の水道管内に挿入された光ケーブルを水道管の
途中から不断水状態で外部に取り出す工法及びその装置
が求められることになる。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、既設管内に挿入された光ケーブルを該既
設管内部より不断水状態で容易に外部へ取り出すことが
できる既設管内の光ケーブル取出し方法および装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の既設管内の光ケ
ーブル取出し方法は、既設管の所定箇所より挿入された
光ケーブルを不断流状態で穿孔した穴部より取り出す光
ケーブル取出し方法であって、光ケーブル周囲の管内の
流体の流れを遮断できるケーブルシール弁ならびに開閉
弁から成るケーブル取出し管装置を取付けたサドルを既
設管に液密に装着する工程と、前記ケーブル取出し管装
置の端部に穿孔工具を液密に装着し開弁された開閉弁お
よびケーブルシール弁を通して既設管を穿孔する工程
と、穿孔後に前記穿孔工具を切片と共に引上げる工程
と、前記開閉弁を閉弁した上で前記穿孔工具を取外し該
穿孔工具に代えてケーブル取出し手段を液密に取付ける
工程と、前記開閉弁を開弁した上で前記ケーブル取出し
手段を既設管内に挿入し待機させる工程と、既設管内の
光ケーブルの一部が前記ケーブル取出し手段で捕捉もし
くは捕捉可能な状態で該ケーブル取出し手段を引き上げ
る工程と、該ケーブル取出し手段を引き上げる過程で光
ケーブルを前記ケーブルシール弁でクランプシールする
工程と、光ケーブルをクランプシールした上でケーブル
取出し手段を取り外す工程と、より成ることを特徴とし
ている。この特徴により、既設の水道管に挿入された光
ケーブルを不断水状態で、かつ水漏れすることなく容易
に地上に取り出すことができ、これを繰り返すことによ
り、既設の水道管の内部に光ケーブルを長距離に亘って
挿入することができる。
【0011】本発明の既設管内の光ケーブル取出し方法
は、前記ケーブル把持手段が帯状弾性体のクランプリン
グであり、該クランプリングを開放させる工程が、この
クランプリングの端部を既設管内底部に当接し、さらに
前記クランプリングの押込み移動により前記既設管の内
径に倣って円形に弾性変形させることを特徴としてい
る。この特徴により、クランプリングを押込み移動させ
るだけで、クランプリングが既設管の内径に倣って円形
に弾性変形して開放されるので、既設の水道管内を不特
定の位置を移動する光ケーブルを確実に捕えることがで
きる。
【0012】本発明の既設管内の光ケーブル取出し方法
は、前記クランプリングを引き上げる工程が、該クラン
プリングの引き上げ動作によりほぼ円形状に弾性変形さ
れた帯状弾性体を直線的に復元される過程で帯状弾性体
に光ケーブルの一部を弾力的に挟持することにより行な
うことを特徴としている。この特徴により、クランプリ
ングの引き上げ動作に基づくクランプリングの変形で挿
通した光ケーブルが弾力的に挟持されるので、挟持され
た光ケーブルは穿孔された既設管の穴を通して容易に外
部へ取り出すことができる。
【0013】本発明の既設管内の光ケーブル取出し装置
は、既設管の所定箇所より挿入された光ケーブルを不断
流状態で穿孔した穴部より取り出す光ケーブル取出し装
置であって、既設管の所定箇所に取付けたサドルに取付
けられるケーブルシール弁並びに開閉弁を有するケーブ
ル取出し管装置と、該ケーブル取出し管装置の端部に液
密に取付けられ前記既設管を不断流状態で穿孔する穿孔
装置と、該穿孔装置に代えて開閉弁の上部に液密に取付
けるべく前記管体内を昇降移動するケーブル把持手段を
備えたケーブル取出し手段とから成り、該ケーブル取出
し手段により光ケーブルが引き上げられた後、前記ケー
ブルシール弁により前記光ケーブルの周囲が管体内の流
体に対して遮断されることを特徴としている。この特徴
により、既設の水道管に挿入された光ケーブルを不断水
状態で、かつ水漏れすることなく容易に地上に取り出す
ことができ、これを繰り返すことにより、既設の水道管
の内部に光ケーブルを長距離に亘って挿入することがで
きる。
【0014】本発明の既設管内の光ケーブル取出し装置
は、該ケーブル取出し手段が、他端が閉塞された所定長
さの筒体と、該筒体内に摺動可能に嵌挿され前記筒体の
他端を液密に挿通した支持軸と、前記支持軸に連結し該
支持軸を昇降移動する昇降機構と、前記支持軸に一端が
固定された帯状弾性体から成るクランプリングと、で構
成されることを特徴としている。この特徴によれば、ク
ランプリングの下降動作で先端が既設管の内の底部に押
圧される動作のみで簡単に開放され、開放されたクラン
プリング内に光ケーブルが挿通した段階でクランプリン
グを引き上げる動作のみで光ケーブルを挟持し、外部に
流体を漏出させることなく容易に引き上げることができ
る。
【0015】本発明の既設管内の光ケーブル取出し装置
は、前記ケーブルシール弁は、光ケーブルを挿通する管
体に直交するよう該管体の両側に一対の弁体を進退移動
可能に対向配設し、該弁体の対向する部分に、前記光ケ
ーブルと同断面形状の切り欠き部を形成した弾性体を装
着して成ることを特徴としている。この特徴により、一
対の弁体対向面が互いに接触した際、光ケーブルを挿通
した状態で管体内の流体の流れを確実に遮断することが
できる。
【0016】本発明の既設管内の光ケーブル取出し装置
は、前記ケーブルシール弁が、光ケーブルを挿通する管
体に直交するよう該管体の両側に一対の弁体を進退移動
可能に対向配設し、該弁体の対向面に、前記光ケーブル
と同断面形状の切り欠き部を形成すると共に、該切り欠
き部の周りには、該切り欠き部に収束するような弁体の
厚み方向に交互に重なるとともに、該切り欠き部に収束
するような突出部が形成されていることを特徴としてい
る。この特徴により、管体内を通して引き上げられる光
ケーブルの位置にバラツキが生じても光ケーブルを弁体
の半円弧切り欠き部に求心することができ、光ケーブル
を挿通シールさせた状態で管体内の流体の流れを遮断す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて本発明を説明する。
【0018】先ず、本発明の既設管内の光ケーブル取出
し装置の実施形態につき説明する。図1は、既設管に光
ケーブル取出し装置を取付けた状態を示す部分断面を示
す全体図である。
【0019】なお、本実施形態では開閉弁として分岐弁
を使用した例につき説明する。
【0020】図1において、1は既設の水道管を示し、
該水道管1の仕切弁2の近傍にサドル3を介してケーブ
ル取出し管装置4が取付けられる。
【0021】このケーブル取出し管装置4は、例えば水
道管1側に光ケーブルを挿通させた状態で管内の流体の
流れを遮断するケーブルシール弁6と、その上部に液密
に取付けられる開閉弁5とで構成されている。尚、前述
したケーブルシール弁6と開閉弁5の上下位置関係が逆
に取付けられても良い。
【0022】そして、図2に示すように開閉弁としての
分岐弁5の上端には穿孔装置Dが液密に取付けられ、該
穿孔装置DのカッターCを下降移動させることにより開
放された分岐弁5、ケーブルシール弁6を通過して既設
水道管1の側面に貫通穴Hを穿孔することができる。
【0023】貫通穴Hを穿孔したカッターCが水道管1
の切片CRと共に上昇端まで移動すると、分岐弁5が閉
塞され、続いて穿孔装置Dが分岐弁5の先端から取り外
され、この穿孔装置Dに代えて図4および図5に示すケ
ーブル取出し手段7が取付けられ、該ケーブル取出し手
段7内に設けられたケーブル把持手段としてのクランプ
リング13が昇降移動可能になっている。また水道管1
内に挿入されて開放状態のクランプリング13内に光ケ
ーブル14の先端が挿通したことを検出する検出手段
が、光ケーブル14の先端および水道管1の外壁に取付
けられる。
【0024】ここで発信器は、高周波発信器、超音波発
信器または磁性体等が考えられる。ケーブル取出し手段
7は、分岐弁5の先端に一端が液密に螺着され他端がキ
ャップ8により液密に閉塞された筒体9と、該筒体9内
に摺動可能に嵌挿されキャップ8を回転不能な状態で液
密に挿通した支持軸10に接続されたホルダ11と、支
持軸10に連結され該支持軸10を昇降移動する昇降機
構12と、ホルダ11に互いに直線状に重ね合せた状態
で一端が固定され他端が接続された一対の帯状弾性体1
3a、13bから成る把持手段としてのクランプリング
13とで構成されている。
【0025】このように構成されたケーブル取出し手段
7は、昇降機構12を手動操作することにより図5に示
す最上位置から図6に示す最下位置まで昇降移動させる
ことができる。
【0026】ケーブル取出し手段7が最下位置にあると
きは、一対の帯状弾性体であるクランプリング13は、
図6に示すように既設の水道管1内で円形に弾性変形し
て開放された状態となっている。
【0027】次に検出手段として、光ケーブル14の先
端に発信器15が装着され、ケーブル取出し管装置4近
傍の水道管1外壁には受信器16が取付けられている。
【0028】そこで、既設の水道管1の所定箇所から挿
入されて移動してきた光ケーブル14の先端が水道管1
内で開放状態となっている帯状弾性体13a、13bか
ら成るクランプリング13内を通過すると間もなく発信
器15からの信号が受信器16により受信される。
【0029】受信器16により受信が確認さた時点でク
ランプリング13を昇降機構12の手動操作により引き
上げると、このクランプリング13が直線状に復元され
る動作で光ケーブル14の先端が弾力的に挟持され、図
7の(a)に示すように管体内を上昇移動する。
【0030】光ケーブル14が上昇移動してケーブルシ
ール弁6を通過するとケーブルシール弁6が閉弁され、
光ケーブル14を挿通シールさせた状態で管体P内の流
体の流れを遮断することができる。
【0031】ここでクランプリング13は、図7の
(a)に示されるように一対の帯状弾性体13a、13
bがバネ鋼板で帯状に形成され、長手方向中央に山形の
リブR1、R2が湾曲形成されていて図7(b)の断面
に示される接合面に空間が形成されるように互いに直線
状に重ね合せた状態で一端がホルダ11にピン17を介
して枢支され他端が接合されている。なお、クランプリ
ング13は一体のものでもよい。
【0032】次に、ケーブルシール弁6は、図7の
(a)に示されるように、光ケーブル14を挿通下降す
る管体Pに直交するよう該管体Pの両側に一対の板状弁
体18a、18bを進退移動可能に対向配設され、該弁
体18a、18bの対向する平面に、中央に夫々光ケー
ブル14直径の半円弧切り欠き部19a、19bを形成
した弾性体(例えば硬質ゴム)20a、20bを装着し
て構成される。
【0033】また、図8はケーブルシール弁の他の実施
形態を示し、このケーブルシール弁21は、光ケーブル
14を挿通下降する管体Pに直交するよう該管体Pの両
側に一対の板状の弁体22a、22bを進退移動可能に
対向配設し、該弁体22a、22bの対向面に、中央に
夫々光ケーブル直径の半円弧切り欠き部23a、23b
を形成すると共に、該半円弧切り欠き部23a、23b
を底部とするV字状の凹部24a、24bを形成して該
凹部24a、24bが対向する弁体の厚み方向に交互に
形成され、弁体22a、22bの閉塞移動で対向する半
円弧切り欠き部23a、23bどうしが接触した際、前
記凹部24a、24bによって形成される対向側の両突
出部25a、25bおよび26a、26bが挿嵌可能な
段付部27a、27bおよび28a、28bが厚み方向
に交互に形成されている。
【0034】尚、本実施形態では、凹部24a、24b
がV字形に形成されているが、V字形に限らずU字形で
も良く、光ケーブル14が案内されて底部とする半円弧
切り欠き部23a、23bに求心されるような形状であ
れば良い。
【0035】このように構成された本発明の既設管内の
光ケーブル取出し装置の作用につき説明する。
【0036】既設の水道管1内に所定箇所から挿入され
た光ケーブル14を取り出すに際し、図1、図2に示す
ように仕切弁2近傍の水道管1に、サドル3を介してケ
ーブルシール弁6並びに分岐弁5を有するケーブル取出
し管装置4が液密に取付けられ、この分岐弁5の先端に
は既設の水道管1に貫通穴Hを穿設するために、穿孔装
置Dが液密に取付けられる。
【0037】そこで、図3に示すように穿孔装置Dのカ
ッターCが管体P内を下降して水道管1の側面に貫通穴
Hが穿設されると、カッターCは水道管1の切片CRと
共に引き上げられる。
【0038】次に、図4、図5に示すように穿孔装置D
に代えてケーブル取出し手段7が分岐弁5の先端に液密
に取付けられる。
【0039】ケーブル取出し手段7のクランプリング1
3が、昇降機構12を介して管体P内を下降移動して貫
通穴Hを通過してクランプリング13の先端が水道管1
の内壁底部に当接する。さらにクランプリング13が押
圧されると、図6に示すように一対の帯状弾性体13
a、13bが弾性変形し水道管1に倣って開放される。
【0040】水道管1内を移動してきた光ケーブル14
先端が、開放状態のクランプリング13内を通過する
と、光ケーブル14先端の発信器15から発信される信
号が受信器16で受信されることで、光ケーブル14先
端の位置がクランプ可能な状態として確認される。
【0041】このように、開放状態のクランプリング内
に光ケーブルの先端が挿通したことを検出手段により検
出されるようにしたので、既設管内を移動する光ケーブ
ルを確実に捕捉することができる。
【0042】そこで、図7の(a)に示されるようにク
ランプリング13が引き上げられると、この引き上げ動
作で一対の帯状弾性体13a、13bが直線状に復元さ
れて光ケーブル14が弾力的に挟持され、光ケーブル1
4はクランプリング13と共に所定位置まで引き出され
る。
【0043】このように、クランプリングの下降動作で
先端が既設管の内の底部に押圧される動作のみで簡単に
開放することができ、また開放されたクランプリング
は、引き上げられる動作のみで弾力的に直線状に復元す
る動作で光ケーブルを挟持することができ、光ケーブル
を単純な動作で容易に引き上げることができる。
【0044】次に、引き上げられた光ケーブル14は、
ケーブルシール弁6の弁体18a、18bによりシール
される。これにより光ケーブル14を挿通シールさせた
状態で管体P内の流体の流れを確実に遮断することがで
きる。
【0045】ここで、図8に示すケーブルシール弁の他
の実施形態では、管体Pの両側に配設された弁体22
a、22bが管体Pの中心に向けて移動すると、光ケー
ブル14はV字形の凹部24a、24bに案内されて中
央の半円弧切り欠き部23a、23bに嵌合され、光ケ
ーブル14を挿通シールさせた状態で管体P内の流体の
流れが遮断される。
【0046】これにより、管内Pを通して引き上げられ
る光ケーブル14の位置にバラツキが生じても光ケーブ
ル14を弁体22a、22bの半円弧切り欠き部23
a、23bに確実に求心させることができる。
【0047】このように既設の水道管内の流体の流れが
遮断された状態で、光ケーブル取出し手段7が分岐弁5
から取り外されると、分岐弁5の接続口から突出されて
いる光ケーブル14に別の光ケーブル14を接続し、さ
らに延長させて再び既設の水道管内に公知の手段で挿入
することができる。
【0048】次に、本発明の既設管内の光ケーブル取出
し方法の実施形態である光ケーブルの取出し工程につき
図1〜図6および図9を基に説明する。
【0049】先ず、図1に示すように最初の工程では、
ケーブルシール弁6ならびに分岐弁5を取付けたサドル
3を既設管1に液密に装着する。
【0050】次の工程では、図2および図3に示すよう
に分岐弁5の端部に穿孔装置Dを液密に装着し、開弁さ
れた分岐弁5およびケーブルシール弁6を通して穿孔装
置DのカッターCにより既設管1に貫通穴Hを穿孔し、
穿孔後にカッターCを切片CRと共に引上げる。
【0051】更に次の工程では、図4および図5に示す
ようにカッターCを分岐弁5の上部まで引上げた後該分
岐弁5を閉弁する。その上で穿孔装置Dを取外し該穿孔
装置Dに代えてケーブル取出し手段7の筒体9を液密に
取付ける。
【0052】次の工程でケーブルシール弁5を開弁した
後、取出し手段7のクランプリング13を管体P内を押
し下げ水道管1内に挿入してクランプリング13の先端
を水道管1の底部内壁に当接させ、さらにクランプリン
グ13を押し下げることにより水道管1の内壁に倣って
円形に弾性変形して開放される。
【0053】次に、図6に示すように水道管1内を移動
する光ケーブル14が開放状態のクランプリング13内
を通過した際、該光ケーブル14の先端に取付けられて
いる発信器15からの信号を受信器16により受信する
ことで光ケーブル14先端の位置が確認され、ここでク
ランプリング13を引き上げる。
【0054】このクランプリング13を引き上げる際
に、帯状弾性体13が直線状に復元される動作で光ケー
ブル14の先端が弾力的に挟持され、この状態で図7の
(a)に示すように管体内を通して光ケーブル14を引
き上げる工程が実行される。
【0055】次の工程では、図7の(a)に示すように
光ケーブル14が所定位置まで引き上げられると、光ケ
ーブル14の途中がケーブルシール弁6でクランプシー
ルされ、光ケーブル14が液密に挿通された状態で管体
P内の流体の流れが遮断される。
【0056】そこで図9に示されるように、次の工程に
おいて管体Pがケーブルシール弁6で遮断されると、ケ
ーブル取出し手段7が分岐弁5から取り外される。
【0057】このようにして、既設管内の光ケーブル取
出し方法の一連の工程が完了し、既設の水道管内の光ケ
ーブル14を地上に取り出すことができる。
【0058】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0059】(a)請求項1の発明によれば、既設の水
道管に挿入された光ケーブルを不断水状態で、かつ水漏
れすることなく容易に地上に取り出すことができ、これ
を繰り返すことにより、既設の水道管の内部に光ケーブ
ルを長距離に亘って挿入することができる。
【0060】(b)請求項2の発明によれば、クランプ
リングを押込み移動させるだけで、クランプリングが既
設管の内径に倣って円形に弾性変形して開放されるの
で、既設の水道管内を不特定の位置を移動する光ケーブ
ルを確実に捕えることができる。
【0061】(c)請求項3の発明によれば、クランプ
リングの引き上げ動作に基づくクランプリングの変形で
挿通した光ケーブルが弾力的に挟持されるので、挟持さ
れた光ケーブルは穿孔された既設管の穴を通して容易に
外部へ取り出すことができる。
【0062】(d)請求項4の発明によれば、既設の水
道管に挿入された光ケーブルを不断水状態で、かつ水漏
れすることなく容易に地上に取り出すことができ、これ
を繰り返すことにより、既設の水道管の内部に光ケーブ
ルを長距離に亘って挿入することができる。
【0063】(e)請求項5の発明によれば、クランプ
リングの下降動作で先端が既設管の内の底部に押圧され
る動作のみで簡単に開放され、開放されたクランプリン
グ内に光ケーブルが挿通した段階でクランプリングを引
き上げる動作のみで光ケーブルを挟持し、外部に流体を
漏出させることなく容易に引き上げることができる。
【0064】(f)請求項6の発明によれば、一対の弁
体対向面が互いに接触した際、光ケーブルを挿通した状
態で管体内の流体の流れを確実に遮断することができ
る。
【0065】(g)請求項7の発明によれば、管体内を
通して引き上げられる光ケーブルの位置にバラツキが生
じても光ケーブルを弁体の半円弧切り欠き部に求心する
ことができ、光ケーブルを挿通シールさせた状態で管体
内の流体の流れを遮断することができる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である既設管に光ケーブル
取出し装置を取付けた状態を示す部分断面図である。
【図2】既設管にサドルを介して取付けられたケーブル
シール弁、開閉弁に穿孔装置を取付ける状態を示す工程
図である。
【図3】既設管にサドルを介して取付けられたケーブル
シール弁、開閉弁に穿孔装置を取付けた状態を示す工程
図である。
【図4】既設管にサドルを介して取付けられたケーブル
シール弁、開閉弁に穿孔装置に代えてケーブル取出し手
段を取付ける状態を示す工程図である。
【図5】既設管にサドルを介して取付けられたケーブル
シール弁、開閉弁に穿孔装置に代えてケーブル取出し手
段を取付けた状態を示す工程図である。
【図6】クランプリングが既設管内で開放される状態を
示す説明図である。
【図7】(a)は、クランプリングにより引き上げられ
た光ケーブルがケーブルシール弁によりシールされる状
態を示す斜視図であり、(b)は(a)のA−A断面図
である。
【図8】他の実施形態を示すケーブルシール弁の斜視図
である。
【図9】クランプリングにより引き上げられた光ケーブ
ルがケーブルシール弁によりシールされている状態を示
す工程図である。
【符号の説明】
1 水道管(既設管) 2 仕切弁 3 サドル 4 ケーブル取出し管装置 5 分岐弁(開閉弁) 6 ケーブルシール弁 7 ケーブル取出し手段 8 キャップ 9 筒体 10 支持軸 11 ホルダ 12 昇降機構 13 クランプリング(ケーブル把持手段) 13a、13b 帯状弾性体 14 光ケーブル 15 発信器 16 受信器 17 ピン 18a、18b 板状弁体 19a、19b 半円弧切り欠き部 20a、20b 弾性体 21 ケーブルシール弁 22a、22b 弁体 23a、23b 半円弧切り欠き部 24a、24b 凹部 25a、25b 突出部 26a、26b 突出部 27a、27b 段付部 28a、28b 段付部 C カッター D 穿孔装置 H 貫通穴 P 管体 CR 切片 R1、R2 リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設管の所定箇所より挿入された光ケー
    ブルを不断流状態で穿孔した穴部より取り出す光ケーブ
    ル取出し方法であって、 光ケーブル周囲の管内の流体の流れを遮断できるケーブ
    ルシール弁ならびに開閉弁から成るケーブル取出し管装
    置を取付けたサドルを既設管に液密に装着する工程と、
    前記ケーブル取出し管装置の端部に穿孔工具を液密に装
    着し開弁された開閉弁およびケーブルシール弁を通して
    既設管を穿孔する工程と、穿孔後に前記穿孔工具を切片
    と共に引上げる工程と、前記開閉弁を閉弁した上で前記
    穿孔工具を取外し該穿孔工具に代えてケーブル取出し手
    段を液密に取付ける工程と、前記開閉弁を開弁した上で
    前記ケーブル取出し手段を既設管内に挿入し待機させる
    工程と、既設管内の光ケーブルの一部が前記ケーブル取
    出し手段で捕捉もしくは捕捉可能な状態で該ケーブル取
    出し手段を引き上げる工程と、該ケーブル取出し手段を
    引き上げる過程で光ケーブルを前記ケーブルシール弁で
    クランプシールする工程と、光ケーブルをクランプシー
    ルした上でケーブル取出し手段を取り外す工程と、より
    成る既設管内の光ケーブル取出し方法。
  2. 【請求項2】 前記ケーブル把持手段が帯状弾性体のク
    ランプリングであり、該クランプリングを開放させる工
    程が、このクランプリングの端部を既設管内底部に当接
    し、さらに前記クランプリングの押込み移動により前記
    既設管の内径に倣って円形に弾性変形させることを特徴
    とする請求項1に記載の既設管内の光ケーブル取出し方
    法。
  3. 【請求項3】 前記クランプリングを引き上げる工程
    は、該クランプリングの引き上げ動作によりほぼ円形状
    に弾性変形された帯状弾性体を直線的に復元される過程
    で帯状弾性体に光ケーブルの一部を弾力的に挟持するこ
    とにより行なうことを特徴とする請求項1または2に記
    載の既設管内の光ケーブル取出し方法。
  4. 【請求項4】 既設管の所定箇所より挿入された光ケー
    ブルを不断流状態で穿孔した穴部より取り出す光ケーブ
    ル取出し装置であって、 既設管の所定箇所に取付けたサドルに取付けられるケー
    ブルシール弁並びに開閉弁を有するケーブル取出し管装
    置と、該ケーブル取出し管装置の端部に液密に取付けら
    れ前記既設管を不断流状態で穿孔する穿孔装置と、該穿
    孔装置に代えて開閉弁の上部に液密に取付けるべく前記
    管体内を昇降移動するケーブル把持手段を備えたケーブ
    ル取出し手段とから成り、該ケーブル取出し手段により
    光ケーブルが引き上げられた後、ケーブルシール弁によ
    り前記光ケーブルの周囲が管体内の流体に対して遮断さ
    れることを特徴とする既設管内の光ケーブル取出し装
    置。
  5. 【請求項5】 該ケーブル取出し手段は、他端が閉塞さ
    れた所定長さの筒体と、該筒体内に摺動可能に嵌挿され
    前記筒体の他端を液密に挿通した支持軸と、前記支持軸
    に連結し該支持軸を昇降移動する昇降機構と、前記支持
    軸に一端が固定された帯状弾性体から成るクランプリン
    グと、で構成されることを特徴とする請求項4に記載の
    既設管内の光ケーブル取出し装置。
  6. 【請求項6】 前記ケーブルシール弁は、光ケーブルを
    挿通する管体に直交するよう該管体の両側に一対の弁体
    を進退移動可能に対向配設し、該弁体の対向する部分
    に、前記光ケーブルと同断面形状の切り欠き部を形成し
    た弾性体を装着して成る請求項4に記載の既設管内の光
    ケーブル取出し装置。
  7. 【請求項7】 前記ケーブルシール弁は、光ケーブルを
    挿通する管体に直交するよう該管体の両側に一対の弁体
    を進退移動可能に対向配設し、該弁体の対向面に、前記
    光ケーブルと同断面形状の切り欠き部を形成すると共
    に、該切り欠き部の周りには、該切り欠き部に収束する
    ような弁体の厚み方向に交互に重なるとともに、該切り
    欠き部に収束するような突出部が形成されていることを
    特徴とする請求項6に記載の既設管内の光ケーブル取出
    し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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