JPH10115681A - オートダイン検出レーザ速度計 - Google Patents

オートダイン検出レーザ速度計

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JPH10115681A
JPH10115681A JP9211255A JP21125597A JPH10115681A JP H10115681 A JPH10115681 A JP H10115681A JP 9211255 A JP9211255 A JP 9211255A JP 21125597 A JP21125597 A JP 21125597A JP H10115681 A JPH10115681 A JP H10115681A
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laser
target
microlaser
pumping
optical
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JP9211255A
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Philippe Nerin
ネルラン フィリップ
Pascal Besesty
ベセスティ パスカル
Herve Giraud
ジロー エルヴェ
Andre Mouttet
ムウテ アンドレ
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Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不安定性がなく、ポンピング・パラメータを
調整することなく、広い範囲の速度にわたってターゲッ
トの速度を直接測定することができ、放出ビームと測定
ビームの整合の問題がなく、測定ビームのインコヒーレ
ンスの影響をほとんど受けず、クロストーク問題がな
く、簡単で低コストのレーザ速度計を製造すること。 【解決手段】 それぞれ第1のビーム(40)および第
2のビーム(42)を放出することができるマイクロレ
ーザ(10)と、マイクロレーザにポンピング・ビーム
を供給することができるポンピング手段(12)と、第
1のビーム(40)をターゲット(50)に向け、ター
ゲット(50)によって再放出された光をマイクロレー
ザ(10)に送ることができる光学手段(14)と、第
2のビームを受け取り、第2のビームの強度の変調に対
応する検出信号を放出する光電検出手段(16)と、タ
ーゲットの変位速度の強度特性を確定するために検出信
号を処理する手段(17)とを含むオートダイン・レー
ザ速度計。計測に応用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートダイン検出
レーザ速度計に関する。速度計は、速度、振動または変
位の正確な測定を行う装置であると考えられる。
【0002】さらに、検出は、レーザを発光器ならびに
受光器として使用する場合、オートダインと考えられ
る。
【0003】本発明は、医療機器、計測、汚染検出、自
動車産業、顕微鏡検査など、各種分野において応用する
ことができる。さらに一般的には、本発明は、ターゲッ
トの変位振動または速度に物理的に接触することなくす
べての遠隔測定に応用することができる。
【0004】
【従来の技術】レーザ・ビームを使用して、ターゲット
の変位速度を測定するために、通常、放出ビームと呼ば
れるコヒーレント光ビームをレーザ光源からターゲット
に送り、測定ビームと呼ばれるターゲットによって反射
または拡散されたビームを集光する。光学系を使用し
て、光電検出器上で測定ビームおよび放出ビームの干渉
を引き起こす。次に、ターゲットの動きに関連するドッ
プラー周波数など、変位速度の強度特性を光電信号処理
システムによって決定する。
【0005】コヒーレント検出速度計と呼ばれるこのタ
イプの速度計の使用には、いくつかの問題点がある。
【0006】第1の問題点は、干渉すべき放出ビームと
測定ビームの整合および並行に関連するものである。多
数のレーザは、その波長が1μmの領域内にあるビーム
を放出する。そのような波長においては、ごくわずかの
整合誤差または並行誤差でも、ビームの干渉が損なわ
れ、速度の測定が不可能になる。
【0007】コヒーレント検出速度計の他の問題点は、
それがその変位を測定すべきターゲットに遭遇した後
で、ビームのコヒーレンスが失われることに関連するも
のである。放出ビームおよび測定ビームの干渉に基づく
測定では、これらの信号のコヒーレンスが良好である必
要がある。放出ビームと極めて無秩序な媒質とが遭遇し
た場合、または放出ビームがターゲットと干渉した場
合、測定ビームのコヒーレンスが失われる。
【0008】この問題点のために、複雑な光学系を使用
して、測定ビームのコヒーレンスを再び確定するか、ま
たはビームをろ波する必要がでてくる。
【0009】レーザ速度計システムの第3の問題点は、
ユーザの目の安全に関する制約に関連するものである。
放出ビームは、ユーザの目に損傷を与えないように十分
弱くなければならない。したがって、測定ビームまたは
ターゲットから来る光信号のエネルギーは特に弱い。
【0010】通常、これらの制約のために、信号対雑音
比が非常に小さくなる。これらの制限を克服するため
に、精巧な光学装置および非常に雑音の小さい電子シス
テムを使用しなければならず、したがってレーザ速度計
が高価になる。
【0011】最後に、現在、そのようなレーザ光源は市
販のものが容易に入手できるが、1ミクロン程度の波長
を有するビームを使用して動作するコヒーレント検出原
理を使用する装置は非常に少ないことがある。
【0012】上記の問題を克服する1つの方法は、レー
ザを発光器ならびに受光器として使用することである。
【0013】このシステムでは、光の逆戻りの原理によ
り、放出ビームと測定ビームは確実に整合される。
【0014】このタイプの検出は、オートダイン検出ま
たは「自己混合」検出と呼ばれる。この題目は、本発明
の説明の最後に記載されている参考文献(1)で扱われ
ている。
【0015】また、ガス・レーザを含むオートダイン検
出装置が、これも本発明の説明の最後に記載されている
参考文献(2)で説明されている。
【0016】オートダイン検出の原理では、増幅媒質の
様々な物理特性を使用して、効率的な検出手段をつくり
出す。物理プロセスは次のように要約することができ
る。レーザによって放出された光の微小部分が、動いて
いるターゲット上で反射または拡散された後でレーザに
戻ったとき、レーザの強度の変調が観測される。この強
度変調は、例えば飽和効果など、増幅媒質中に存在する
非線形効果に起因する。この強度変調は、変位したター
ゲットの特性ドップラー周波数を含んでいる。したがっ
て、強度変調を測定する検出器による信号放出器の適切
な処理を使用すれば、レーザ・ビームと交差するターゲ
ットの速度または変位を得ることができる。
【0017】本発明の説明の最後に記載されている参考
文献(3)および(4)には、光の増幅によるホモダイ
ン検出の原理を使用するタイプの装置が示されている。
【0018】これらの装置は、ガス・レーザよりもコン
パクトな光源であるレーザ・ダイオードを含んでいる。
レーザ・ダイオードのキャビティの対向する表面は、
(70%程度の)高い透過率を有するミラーから構成さ
れる。これらのミラーは、半導体ブロックを分割するこ
とによって得られる。また、レーザ・ダイオードの2つ
の対向する表面の透過率はほぼ等しいことに留意された
い。
【0019】レーザ・ダイオードが光電検出手段と測定
すべきターゲットとの間に挿入されている光学アセンブ
リでは、ターゲットから到着した直接光は、レーザ・ダ
イオードを通過し、光電検出手段に到達する。これは、
レーザ・ダイオードの対向する表面の透過率が高いため
である。ターゲットから到着した信号は、レーザ・キャ
ビティを通過する際に増幅され、信号対雑音比が良くな
る。このタイプの検出はホモダイン検出と呼ばれる。
【0020】レーザ・ダイオードの使用は工業用途にと
って大きな利点であるが、ターゲットがあまりに多くの
光をレーザ・ダイオードのキャビティに戻す場合、強度
の著しい不安定性のために、強度変調の測定が不可能に
なる。
【0021】これらの不安定性は、レーザ・ダイオード
のキャビティとターゲットとの結合が強すぎるためであ
る。これは、レーザ・ダイオードの出口ミラー透過率が
高い(70%程度)ためである。
【0022】不安定性の他の原因は、レーザ・ダイオー
ドのキャビティの利得が高いことである。これは、一般
に市販されているレーザ・ダイオードでは100cm-1
程度である。
【0023】レーザ・ダイオードの不安定性の第3の原
因は、電子と光子の非線形結合である。この結合は、レ
ーザの非線形性の尺度と考えられる係数αによって識別
される。係数αは、レーザ内の反転分布の数Nに対する
活性媒質の屈折率nの部分ドリフトに比例し、一般に市
販されているレーザ・ダイオードの場合、3〜7程度で
ある。
【0024】レーザ・ダイオードの非線形性および不安
定性の現象については、本発明の説明の最後に記載され
ている参考文献(5)で詳細に説明されている。
【0025】不安定性問題のために、高いレーザの反射
率を有するミラーを組み込んだレーザ、比較的利得の小
さい増幅材料、およびできるだけ小さい係数αを使用す
る必要がある。OtsukaおよびOkamoto他
は、マイクロチップ・レーザ(マイクロ・レーザ)を使
用して正確な速度測定を行った。本発明の説明の最後に
記載されている参考文献(6)および(7)を参照され
たい。このタイプのレーザを使用すれば、レーザ・ダイ
オードを使用する場合に固有の不安定性問題が解決され
る。マイクロレーザの出口ミラーは1〜5%程度の低い
透過率を有し、レーザ・キャビティの利得は0.1cm
-1程度と小さく、また係数αはほぼ零である。
【0026】マイクロレーザ装置の主要な欠点は、ドッ
プラー周波数がレーザの緩和周波数FR に近い場合にの
み強度変調が大きくなることに起因する。
【0027】レーザの緩和周波数FR は次の関係式によ
って定義される。
【数1】 上式で、
【外1】 はレーザ・キャビティ内の光子の寿命、τf はレーザ遷
移の寿命、およびrはレーザ・キャビティのポンピング
・パラメータである。速度を測定するために、緩和周波
数は、ターゲットの速度に対して連続的に調整しなけれ
ばならない。参考文献(7)において、Okamoto
他は、ポンピング係数rを調整して、レーザの緩和周波
数をターゲットの動きのドップラー周波数に調整するこ
とを提案している。これらの準備では、速度計に関連す
る電子回路が極めて複雑になり、測定が簡単化されな
い。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、上記の制限および制約がないレーザ速度計を製造す
ることを目的とする。
【0029】本発明の特定の目的は、不安定性のないレ
ーザ速度計を製造することである。
【0030】他の目的は、ポンピング・パラメータを調
整することなく、広い範囲の速度にわたってターゲット
の速度を直接測定することができるレーザ速度計を製造
することである。
【0031】他の目的は、放出ビームと測定ビームの整
合の問題がないレーザ速度計を製造することである。
【0032】他の目的は、測定ビームのインコヒーレン
スの影響をほとんど受けないレーザ速度計を製造するこ
とである。
【0033】本発明の他の目的は、クロストーク問題が
ないレーザ速度計を製造することである。
【0034】本発明の最後の目的は、簡単で低コストの
レーザ速度計を製造することである。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、より正確には、それぞれ第1の放出表
面および第2の放出表面からそれぞれ第1のビームおよ
び第2のビームを放出することができる対向する第1の
放出表面および第2の放出表面を有する利得媒質を含
み、第2の放出表面が第1の表面のそれよりも小さい透
過率を有するマイクロレーザと、マイクロレーザにポン
ピング・ビームを供給することができるポンピング手段
と、第1のビームをターゲットに送り、ターゲットによ
って再放出された光をマイクロレーザに向けることがで
きる光学手段と、第2のビームを受け取り、検出信号を
放出する光電検出手段と、ターゲットの変位速度の強度
特性を確定するために検出信号を処理する手段とを含む
オートダイン検出レーザ速度計に関する。
【0036】本発明の特定の態様によれば、ターゲット
の変位のドップラー周波数特性を決定し、かつターゲッ
トの振動周波数、ターゲットの変位およびターゲットの
速度から選択した強度を計算する処理手段が備えられ
る。
【0037】本発明では、マイクロレーザは、通常結晶
の形をした固体の増幅活性媒質を有する連続放出レーザ
であると考えられる。このタイプのレーザは、外部光源
によってポンピングされる。
【0038】速度計内で使用されるマイクロレーザは、
半導体活性媒質を有し、かつ電気的にポンピングされる
レーザ・ダイオードと異なるものである。
【0039】マイクロレーザは、第1の光ビームをター
ゲット上に放出し、再放出された光、すなわちターゲッ
トによって反射または拡散された光を受け取る。光の逆
戻りの原理により、この光は確実に、第1の放出ビーム
をターゲットに向けるのに使用した同じ光学手段を通過
する。
【0040】したがって、第1のビームによって放出さ
れた光とターゲットから受け取った測定ビームとの間に
不整合が生じない。したがって、波長の小さいビームを
使用して測定を行うことができる。
【0041】マイクロレーザの2つの対向する表面は、
その光透過率がまったく異なるミラーを構成する。ター
ゲットに対向する第1の表面は、レーザ波長において5
0%〜95%(0.5〜0.95)の透過率を有する。
反対に、検出手段のほうを向いた第2の表面の透過率
は、5%以下、好ましくは1%以下の透過率を有する。
【0042】第2の表面の透過率が非常に低く、また対
向する第1の表面と第2の表面の透過率が異なるため
に、光電検出手段をターゲットから受け取った光から光
学的に分離することができる。ターゲットから受け取
り、マイクロレーザに注入された光は、マイクロレーザ
・キャビティの特性を変更し、キャビティ内に存在する
定常振動に作用する。
【0043】したがって、マイクロレーザの利得媒質
は、光信号を復調し、増幅する。
【0044】光電検出手段のほうに向けられた第2のビ
ームは、マイクロレーザ・キャビティの振動状態を反映
する漏れビームと比較される。
【0045】したがって、本発明による速度計は、オー
トダインと呼ばれるタイプの検出を使用して動作する。
【0046】オートダイン検出の原理は、ごくわずかの
光のみを必要とし、したがってユーザの目の安全に適合
する低強度ビームを使用して速度計を動作させることが
できる。
【0047】マイクロレーザはまた、ターゲットから来
た光の部分フィルタの働きをする。レーザ・モードは、
ターゲットから来た非コヒーレント光を除去する部分フ
ィルタを構成する。マイクロレーザによって実施される
部分フィルタリングは、特にポンピング手段によって放
出されたポンピング・ビームの形状に関連する。したが
って、マイクロレーザによれば、放出ビームの光とター
ゲットによって戻された光との間のコヒーレンス問題が
なくなる。
【0048】ターゲットから来た光によってもたらされ
るマイクロレーザの強度変調は、本発明によれば、測定
ビーム、すなわち第1のビームの光学系内ではなく、レ
ーザによって放出された第2のビームを使用して測定さ
れる。
【0049】第1のビームおよび第2のビームは、マイ
クロレーザの対向する放出表面によって放出される。上
述のように、この特性により、第1のビームの光学系を
検出に使用される第2のビームの光学系から光学的に分
離することができる。この特性は、クロストークと呼ば
れる現象、すなわちターゲットに向けられた光と、検出
器の前部表面上で反射された光との混合を克服するの
で、特に有利である。この特定は、検出器側面上の反射
率の高いミラーを有するミラーを選択すれば保証され
る。
【0050】上記のシステムの改善例と考えられる本発
明の特定の態様によれば、それぞれ直線方向および直角
方向に電磁的に偏光した2つの波を含む光ビームを放出
することができるマイクロレーザが速度計に取り付けら
れる。この構成では、速度計はまた、検出手段に向けら
れた第2のビームの1つの光路上に配置された分析器を
含んでいる。
【0051】この特に有利な特徴により、レーザ・ポン
ピングの調整の必要なしに、すなわち緩和周波数を調整
することなく、0から数百キロヘルツまでの非常に広い
周波数スペクトル内でドップラー周波数の検出が可能に
なる。
【0052】例えば、0〜100KHzの範囲にわたる
非常に高感度の検出用にはNd:YAGタイプのマイク
ロレーザが使用できる。
【0053】したがって、広い範囲の速度にわたるター
ゲットの変位を検出し、測定することができる。特に、
可聴周波数範囲内のドップラー周波数を測定することが
できる。
【0054】第2のビームの光路内に配置された分析器
は、実質上第2のビームが検出手段に到達する前に、第
2のビームの直角方向または直線方向の電磁波を除去す
る働きをする。
【0055】これは、位相が反対の2つの波が、検出さ
れた波の位相または偏光に鈍感な従来の検出手段内で互
いに相殺し合うのを避ける。
【0056】直線方向および直角方向に偏光した2つの
波を含むビームを放出するために、マイクロレーザは、
本質上複屈折性の増幅材料を含んでいる。
【0057】これは、例えば、面Cに沿って分割された
(Cカット)本質上複屈折性の結晶から構成される。こ
の結晶は、例えば、YLiF4 、LaMgAl119
たはネオジムをドープしたYVO4 (YVO4 :Ndと
書く)のいずれかである。
【0058】増幅材料はまた、例えば、成長中に応力を
受け、複屈折性になったYAG:Ndタイプの等方性結
晶である。
【0059】複屈折をもたらす他の方法は、第1および
第2のビームの軸のところで増幅材料に永久的な垂直応
力を永久的に加えることである。
【0060】本発明の他の特徴および利点は、以下の説
明を読めばよりよく理解できよう。この説明は、限定的
なものではなく、添付の図面に関するものである。
【0061】
【発明の実施の形態】図1に、速度計の第1の実施形態
を示す。速度計は、例えば1mW程度の発光パワーを有
するYAG:Ndタイプの連続マイクロレーザ10を含
んでいる。速度計はまた、マイクロレーザ10をポンピ
ングする手段12、光学測定システム14および光学検
出システム15を含んでいる。
【0062】マイクロレーザ10は、増幅活性利得媒質
18、および活性材料の両側に配置された2つのミラー
20および22を含んでいる。マイクロレーザの活性材
料は、複屈折性であり、かつ直線方向および直角方向に
偏光した2つの電磁波SおよびPを放出することができ
るように選択する。材料は、波Sおよび波Pの偏光が他
方よりも強くなるように、ただしそれらが同じ強度の振
幅を有するように選択することが好ましい。これは、Y
AG:Ndの場合がそうである。しかし、この条件は必
須ではない。
【0063】電磁波SおよびPは、それらの非常に近接
した光周波数VS およびVP によって識別される。これ
は、2つのモードの大きな結合、例えばVS −VP ≒5
0MHzを得るのに有利である。
【0064】ミラー20および22は、それぞれレーザ
の第1および第2の放出表面を構成し、また光共振器を
構成する。これらのミラーは、特に波長λS =c/ν
S 、λP =c/νP におけるそれらの反射率によって識
別される。上式で、cはポンピング波長λL における光
の速度である。
【0065】例えば、ミラー20については、R20(λ
S )=R20(λP )=0.95が成り立つように反射率
20を選択する。
【0066】ミラー22については、R22(λS )=R
22(λP )>0.99、およびR22(λL )>0.01
が成り立つように反射率R22を選択する。
【0067】図示の例では、レーザのポンピング手段1
2は、例えば、波長0.08μmを有するレーザ・ダイ
オードなど、ポンピング・ダイオード30を含んでい
る。ポンピング手段はまた、ポンピング・ビームをマイ
クロレーザ上に集束させる光学系を有する。この光学系
は、2つのレンズ32および34を含んでいる。
【0068】ポンピング手段12によって実施される光
ポンピングが所与のしきい値を越えた場合、マイクロレ
ーザは2つのレーザ・ビームを放出する。ビームの放出
のポンピングしきい値は、増幅材料18だけでなく、ミ
ラー20および22にも依存する。
【0069】マイクロレーザ・ビームは、それぞれレー
ザの第1および第2の表面によって反射され、第1およ
び第2のビームと呼ばれる。同軸の第1のビームおよび
第2のビームは、それぞれ40および42で示され、反
対方向に放出される。
【0070】第1のビーム40は、その振動スペクトル
または変位速度を、例えば光学測定システム14を使用
して決定すべきターゲット50に向けられる。ターゲッ
ト50は、協同的、すなわち光を反射する材料である
か、または非協同的、すなわち光を拡散する材料であ
る。
【0071】図1に示される例では、光学システム14
は、マイクロレーザ10から焦点距離Fにほぼ等しい距
離のところに配置された焦点距離Fを有するレンズ44
を含んでいる。レンズ44は、マイクロレーザ10によ
って放出された第1のレーザ・ビーム40をコリメート
する。レンズ44はまた、ターゲットによって反射また
は拡散された光を、これも受光器を構成するマイクロレ
ーザ中に集束させる。図面の光線46は、ターゲット5
0によって反射された光を表す。
【0072】マイクロレーザ10の第2の表面によって
放出された第2のビーム42は、光学検出システム15
によって光電検出手段16に向けられる。
【0073】そのキャビティ10がターゲットによって
再放出された光の受光器および増幅器になる部分でもあ
る光学検出システムは、セクション60を含んでいる。
このセクションは、ポンピング・ビーム光源とレーザの
第2の表面との間、より正確にはレンズ32とレンズ3
4との間に配置される。セクション60は、ポンピング
・ビームの波長λL (0.8μm)においてほぼ透過性
であるが、マイクロレーザ10によって放出された2つ
の波の非常に似た波長λS およびλP (≒1.06μ
m)を反射する。これは、例えば、波長1.06μmに
おいて最大反射率を有し、かつ波長0.8μmにおいて
最大透過率を有する二色性セクションになる。
【0074】セクション60を使用して、最初第1のビ
ーム40と同軸の第2のビーム42を光電検出手段のほ
うへ偏向させる。
【0075】光電検出システムはまた、ポンピング手段
と同様に、第2のビーム42を検出手段16上にコリメ
ートするかまたは集束させるレンズ34を含んでいる。
【0076】光電検出システムは、最後に、第2のビー
ム42の電磁波SまたはPを除去するために、光電検出
器16の上流に配置された分析器(偏光子)62を含ん
でいる。
【0077】光電検出手段16は、例えば、光信号を電
気信号に変換することができるPINフォトダイオード
を含んでいる。
【0078】電気信号は、以下で説明する信号処理手段
17に供給される。
【0079】図1の装置において、ターゲットによって
反射または拡散された光46は、直接に検出手段16に
到達しないことに留意されたい。この光は、マイクロレ
ーザによって受け取られ、実質上レーザの第2の表面を
形成するミラー22によって止められる。したがって、
検出手段16は、ターゲットから来た光から大部分光学
的に分離される。同様に、マイクロレーザは、拡散さ
れ、検出器上に反射された光による妨害をごくわずかし
か受けない。
【0080】図2は、本発明による速度計の別の実施形
態である。図1に示されるものと同じ構成要素には、同
じ番号が付いている。したがって、上記の説明は、説明
のために参照することができる。
【0081】図2の装置において、ポンピング手段1
2、レーザ10および検出手段16は、同じ軸上にあ
る。
【0082】ポンピング手段は、ポンピング・ビームを
レーザ10上に集束させるレンズ32aを含んでいる。
【0083】レーザ10の第1の表面と、ポンピング・
ビーム光源30との間に、ポンピング・ビームの波長λ
L においてほぼ透過性であり、かつ第1のビーム40の
波長λS およびλP において反射性であるセクション6
0aが配置されている。
【0084】セクション60aは、光学測定システムの
一部であり、第1のビーム40をレーザの軸からターゲ
ット50のほうへ偏向させる。測定システムはまた、図
1の装置の場合と同様に、ターゲット50によって再放
出された光をマイクロレーザ10に集束させるレンズ4
4を含んでいる。
【0085】図2の装置において、光電検出システム
は、レーザ10の他に、分析器62を含んでいるだけで
ある。光電手段16は、レーザの第2のビーム42が分
析器を通過した後、そのビームを直接遮断する。図1の
装置の場合と同様に、検出手段およびターゲットは、マ
イクロレーザの対向する各側にある。
【0086】図3は、本発明によるレーザ速度計の第3
の実施形態の図である。
【0087】図3において、図1および図2に示される
ものと同じ構成要素には、同じ番号が付いている。
【0088】ポンピング手段12は、ポンピング光ファ
イバ32bに結合されたポンピング・レーザ・ダイオー
ド30を含んでいる。波長λL において放出されたポン
ピング・ビームは、光ファイバ32bによって集結さ
れ、光カプラ60bを通過し、マイクロレーザ10をポ
ンピングする。マイクロレーザ10は、発光器ならびに
受光器の働きをする。
【0089】ミラー22によって形成された表面によっ
て放出されたビームは、ファイバ32bによって集結さ
れ、カプラ60bに入る。マイクロレーザによって放出
された第2のビームの一部は、測定ファイバ62bによ
ってカプラ60bを介して光電手段16に導かれる。し
たがって、光学検出システム16は、光カプラ60bお
よび光測定ファイバ62bを含んでいる。上述の直線方
向および直角方向に偏光した2つの波を使用する改善さ
れた実施形態では、この光フィルタは偏光を維持するフ
ァイバである。しかし、これは必須ではない。
【0090】この実施形態は、生物医学分野においてか
なり有用なマイクロシステム手法に適合できるので特に
有利である。この「全光ファイバ」バージョンでは、マ
イクロレーザ10およびレンズ44から構成されるアセ
ンブリは、人体内に導入することができる非常に小さい
光センサを構成する。このタイプの用途では、レンズは
マイクロレンズである。この最後のセンサ・バージョン
の構成および使用の簡単さは、様々な工業用途に特に有
利である。そのようにして製造したセンサは、アクセス
が困難な位置に導入することができる。
【0091】次に、信号を処理する手段17の動作につ
いて、図4および図5に関して手短に説明する。
【0092】図4に、所与の速度におけるターゲットの
変位に応答して光電検出手段16によって供給される電
気信号を示す。電気信号の振幅は、縦座標およびマイク
ロ秒で測定した時間として任意のスケールでプロットし
てあり、図4のグラフの横座標としてプロットしてあ
る。
【0093】速度計を変位センサとして使用した場合、
信号処理ステップは、信号の交番の回数を計数するステ
ップからなる。各交番は、2つの連続する最大値または
2つの連続する最小値を表し、λをレーザの波長(λ≒
λS ≒λP )として、λ/2のターゲットの変位に対応
する。例えば、交番の回数がK回の場合、ターゲットの
変位dは d=K・λ/2 である。
【0094】これらの交番は、電子カウンタを使用して
計数することができる。図4には、信号の交番が示され
ている。
【0095】速度計を速度センサとして使用した場合、
または振動測定用に使用した場合、電気信号は、図5に
示される信号をもたらす処理手段17の一部を構成する
高速フーリエ変換(FFT)によって処理される。この
信号は、ターゲットの変位速度に関連するドップラー周
波数であるピークDを有する。縦座標としてプロットさ
れたフーリエ変換の振幅および横座標としてプロットさ
れた周波数は、任意のスケールで示してある。
【0096】処理手段17は、ドップラー周波数からタ
ーゲットの速度Vを計算することができるコンピュータ
を含んでいる。速度Vは、式 V=νD λ/2 を使用して計算することができる。上式で、νD はドッ
プラー周波数、λはレーザの波長である(λ≒λS ≒λ
P )。
【0097】特殊な実施形態では、信号処理手段は無線
周波数分析器を含んでいる。
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er Velocity Meter witha D
iode−pumped Nd:YVO4 Micro
chip Laser、Rev.Sci.Instru
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3120
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ速度計の第1の実施形態の
図である。
【図2】本発明によるレーザ速度計の第2の実施形態の
図である。
【図3】本発明によるレーザ速度計の第3の実施形態の
図である。
【図4】ターゲットの変位に応答して光電検出器によっ
て供給される信号を示す図である。
【図5】検出器に接続された周波数分析器によって供給
される図3の信号のフーリエ変換を示す図である。
【符号の説明】
10 マイクロレーザ 12 ポンピング手段 14 光学測定システム 15 光学検出システム 16 光電検出手段 17 信号処理手段 18 増幅活性利得媒質 20 ミラー 22 ミラー 30 ポンピング・ダイオード 32 レンズ 32a レンズ 32b ポンピング光ファイバ 34 レンズ 40 第1のビーム 42 第2のビーム 44 レンズ 50 ターゲット 60 セクション 60a セクション 60b 光カプラ 62 分析器(偏光子) 62b 光測定ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パスカル ベセスティ フランス国, 38410 ヴォルナヴェイ ル オ, シュマン デ バルジェオニエ (番地なし) (72)発明者 エルヴェ ジロー フランス国, 38120 サン−エグレーヴ, アヴェニュ ドゥ ルロープ, 8番地 (72)発明者 アンドレ ムウテ フランス国, 38170 セイシネ パリセ, アヴェニュ ドゥ ラ レピュブリー ク, 155番地

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ第1の放出表面(20)および
    第2の放出表面(22)からそれぞれ第1のビーム(4
    0)および第2のビーム(42)を放出することができ
    る対向する第1の放出表面(20)および第2の放出表
    面(22)を含み、第2の放出表面が第1の表面のそれ
    よりも小さい透過率を有するマイクロレーザ(10)
    と、 マイクロレーザにポンピング・ビームを供給することが
    できるポンピング手段(12)と、 第1のビーム(40)をターゲット(50)に送り、タ
    ーゲット(50)によって再放出された光をマイクロレ
    ーザ(10)に向けることができる光学手段(14)
    と、 第2のビーム(42)を受け取り、検出信号を放出する
    光電検出手段(16)と、 ターゲットの変位速度の強度特性を確定するために検出
    信号を処理する手段(17)とを含むオートダイン検出
    レーザ速度計。
  2. 【請求項2】 処理手段が、ターゲットの変位のドップ
    ラー周波数特性を決定し、かつターゲットの振動周波
    数、ターゲットの変位およびターゲットの速度から選択
    した強度を計算することができる請求項1に記載の速度
    計。
  3. 【請求項3】 それぞれ直線方向および直角方向に電磁
    的に偏光した2つの波を含む光ビームを放出することが
    できるマイクロレーザ(10)が取り付けられ、かつま
    た検出手段に向けられた第2のビーム(42)の1つの
    光路上に配置された分析器(62)を含む請求項1に記
    載の速度計。
  4. 【請求項4】 マイクロレーザ(10)が、前記2つの
    電磁波を放出するために本質上複屈折性の増幅材料(1
    8)を含む請求項3に記載のレーザ速度計。
  5. 【請求項5】 増幅材料(18)が、面Cに沿って分割
    された(Cカット)本質上複屈折性の結晶である請求項
    3に記載のレーザ速度計。
  6. 【請求項6】 結晶がYVO4 、YLiF4 およびLa
    MgAl119 から選択される請求項5に記載のレーザ
    速度計。
  7. 【請求項7】 増幅材料(18)が成長中に応力を受け
    た結晶である請求項4に記載のレーザ速度計。
  8. 【請求項8】 マイクロレーザが、第1のビームおよび
    第2のビームに垂直な応力を受ける増幅材料(18)を
    含む請求項3に記載のレーザ速度計。
  9. 【請求項9】 ポンピング手段(12)が、ポンピング
    ・ビーム光源(30)およびポンピング・ビームをマイ
    クロレーザ上に集束させる光学系(32、32b、3
    4)を含む請求項1に記載のレーザ速度計。
  10. 【請求項10】 ポンピング手段の光学系がポンピング
    光ファイバ(32b)を含む請求項9に記載のレーザ速
    度計。
  11. 【請求項11】 光電検出手段に結合され、かつ光カプ
    ラ(60b)によってポンピング光ファイバ(32b)
    に結合された光測定ファイバ62bを含む請求項10に
    記載のレーザ速度計。
  12. 【請求項12】 マイクロレーザ(10)が、増幅材料
    (18)およびそれぞれ第1および第2の放出表面を構
    成しかつまた光共振器を構成する2つのミラー(20、
    22)から構成される活性媒質を含む請求項1に記載の
    レーザ速度計。
  13. 【請求項13】 光学手段(14)が、第1の表面(2
    0)の前の、前記表面から焦点距離(F)にほぼ等しい
    距離のところに配置された焦点距離(F)を有するレン
    ズ(44)を含む請求項1に記載のレーザ速度計。
  14. 【請求項14】 光電検出手段(16)がPINタイプ
    ・フォトダイオードを含む請求項1に記載のレーザ速度
    計。
  15. 【請求項15】 検出信号を処理する手段(17)が無
    線周波数分析器を含む請求項1に記載のレーザ速度計。
  16. 【請求項16】 ポンピング手段(12)の波長におい
    てほぼ透過性であるが、マイクロレーザ(10)によっ
    て放出された第2のビーム(42)を反射し、ポンピン
    グ・ビーム光源(30)とマイクロレーザ(10)の第
    2の表面(22)との間に配置され、第2のビーム(4
    2)を検出手段(16)上へ偏向させるセクション(6
    0)を含む請求項1に記載のレーザ速度計。
  17. 【請求項17】 ポンピング手段(12)の波長におい
    てほぼ透過性であるが、マイクロレーザ(10)によっ
    て放出された第1のビーム(40)を反射し、ポンピン
    グ・ビーム光源とマイクロレーザの第1の表面との間に
    配置され、第1のビームをターゲット上へ偏向させるセ
    クション(60a)を含む請求項1に記載のレーザ速度
    計。
JP9211255A 1996-07-23 1997-07-23 オートダイン検出レーザ速度計 Withdrawn JPH10115681A (ja)

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