JPH1011363A

JPH1011363A - 情報配布媒体、および情報配布方法

Info

Publication number: JPH1011363A
Application number: JP8167498A
Authority: JP
Inventors: Naomichi Nonaka; 尚道野中; Junko Yamagishi; 純子山岸; Hideki Sakao; 秀樹坂尾; Hideki Kamimaki; 秀樹神牧; Nobukazu Kondo; 伸和近藤
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1996-06-27
Filing date: 1996-06-27
Publication date: 1998-01-16

Abstract

(57)【要約】【課題】購入前に内容の確認の実行、および効果的な
広告情報を入れることによる安価な情報の提供、および
情報提供者の著作権の保護。【解決手段】キー情報なしで表示可能な情報領域（公
開情報領域）１１１０、キー情報が無いと表示できない
情報領域（非公開情報領域）１１２０、キー情報格納領
域１１３０、ユーザ情報格納領域１１４０の領域を有す
る配布媒体１１を使用し、公開情報領域１１１０には非
公開情報領域の内容の概要１１１３を格納して無料で閲
覧可能とし、非公開情報領域１１２０の内容は別途入手
したキー情報をキー情報格納領域１１３０に格納し、媒
体自体が有する媒体ＩＤ情報１１５０とともに使用しな
いと表示できないようにすることで、使用の制限をもた
せ、購入前に内容の確認を可能としている。キー情報１
１３０として広告表示抑止キー１１３２を持たせ、抑止
キー１１３２が設定されていない場合は非公開情報１１
２０を表示する際に強制的に広告情報も表示させること
で、広告入りの情報の表示が実現可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】デジタル化された情報を格納
して配布する媒体および配布する方法に関し、特にデジ
タル情報を不特定多数に配布するに適切な配布媒体およ
び配布方法に関する。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】情報の配布媒体として
は、紙を媒体とし収納した書籍等が一般的である。最近
では情報をデジタル化してＣＤ−ＲＯＭ等に格納して配
布する、いわゆる電子書籍とも呼べる配布システムが登
場している。紙を媒体とした配布システムでは、書店等
で自ら内容の確認を行ってから購入するという販売形態
が一般的であり、ユーザは内容確認による選択により不
要な書籍の購入をある程度抑えることが可能となってい
る。一方、電子書籍では購入前に内容を確認することが
できず、購入の目安としてはもっぱら第三者による書評
等に頼るしかなく、紙の書籍に比べて不要なものを購入
する可能性が高かった。

【０００３】また、紙を媒体とした書籍では購入後にマ
ーカーで線を入れる、余白に書き込みをする等の手段に
より、簡単に個人用の情報を追加することが出来るが、
電子書籍ではそうした個人情報の追加も困難であった。
さらに、紙の書籍の場合は書籍上の一定の領域に広告を
入れ、スポンサーからの広告料金を収入源とすること
で、安価に書籍を提供することができるというメリット
がある。しかし、電子書籍の場合は、広告情報を電子書
籍上に格納しても、広告を見るかどうかはユーザの意思
に任されるため、広告の効果が不確実であり、紙の書籍
のようにスポンサーから料金を請求することが難しいた
め、広告を入れることで電子書籍を安価に提供すること
が困難であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、情報を配布する配布媒体は、キー情報（公開許諾）
なしで表示可能な情報領域（公開情報領域）、キー情報
（公開許諾）が無いと表示できない情報領域（非公開情
報領域）、キー情報格納領域、ユーザ情報格納領域、媒
体ＩＤ格納領域を有し、公開情報領域には非公開情報領
域の内容の概要を格納して無料で閲覧可能とし、非公開
情報領域の内容は別途入手したキー情報をキー情報格納
領域に格納しないと表示できないようにすることで、購
入前に内容の確認が可能とする。

【０００５】本発明による情報をデジタル化し配布媒体
に格納して配信し、格納された情報は表示手段に表示さ
れる情報配布方法は、格納される情報はキー情報を要す
る非公開情報と、キー情報を要さない公開情報との組み
合わせとして配布され、公開情報は非公開情報の概要を
表わす情報、広告情報を含む情報としている。この発明
の情報配布媒体、および情報配布方法は、キー情報書き
込み後はユーザ情報格納領域にユーザが独自の内容を書
き込み可能とすることで、情報をユーザ毎に加工可能と
する。

【０００６】さらに、キー情報として広告表示を抑止す
る手段を持たせ、抑止手段が設定されていない場合は非
公開情報を表示する際に強制的に広告情報も表示させる
ことで、広告入りの情報を提供することが可能となる。
また、非公開情報の閲覧は媒体に書き込まれている媒体
ＩＤと、別途購入したキー情報の双方を必要とし、キー
情報の漏洩の影響を最小限に抑えることが可能となる。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて説明する。図１は本発明による情報配布方式の一
実施例を示す。情報の配布は表示機器１０と配布媒体１
１よりなる。表示機器１０は表示画面１２を備え、キー
パッド１３、ペン１４が付属する。表示画面１２は配布
媒体１１に含まれる情報を表示するために使用され、キ
ーパッド１３及びペン１４はユーザからの操作指示を入
力するために使用される。表示機器１０は配布媒体１１
と連絡することにより表示画面１２に情報を表示する機
構を内装する。

【０００８】図２に表示機器１０に内装される処理機構
を示す。表示機器１０はＣＰＵ（処理装置）１００１、
メモリ１００２、メディアコントローラ１００３、表示
コントローラ１００４、キーパッドコントローラ１００
５、ペンコントローラ１００６、通信コントローラ１０
０７からなる。ＣＰＵ１００１は機器全体の動作を制御
し、メモリ１００２はＣＰＵ１００１が使用するプログ
ラムやデータを格納している。メディアコントローラ１
００３は配布媒体１１に連絡して制御する。表示コント
ローラ１００４は表示画面１２の表示機構を制御する。
キーパッドコントローラ１００５はキーパッド１３に連
絡して制御する。ペンコントローラ１００６はペン１４
に連絡して制御する。通信コントローラ１００７は通信
回路に連絡して、表示機器１０と他の機器との間でのデ
ータ交換を制御する。

【０００９】次に、表示機器１０のメデイアコントロー
ラ１００３に制御される配布媒体１１上のデータ構造を
説明する（図３参照）。配布媒体１１上にはＲＯＭ領域
１１０１、ＲＡＭ領域１１０２、ＷＯＲＭ領域１１０３
の３種類の領域が配置される。ＲＯＭ領域１１０１は媒
体作成時に書き込まれた内容を記憶し、変更できない領
域であり、ＲＡＭ領域１１０２は内容を何度も変更でき
る領域、ＷＯＲＭ領域１１０３は内容を一度だけ変更で
きる領域である。なお、この配布媒体の領域分類はあく
まで使用方法による分類であり、媒体の物理的な特性に
よる分類ではない。例えば、物理的には全て読み書き可
能な媒体を利用し、制御ソフトウェアにより特定部分の
書き込みを禁止することでＲＯＭ領域を構成することも
可能である。

【００１０】以下各領域に格納される情報を説明する。（Ａ）ＲＯＭ領域１１０１ＲＯＭ領域１１０１は公開情報領域１１１０と非公開情
報領域１１２０に分けられる。公開情報領域１１１０は
さらに制御プログラム領域１１１１、広告情報領域１１
１２、概要情報領域１１１３に分けられ、非公開情報領
域１１２０は一つ以上の有償情報領域１１２１からな
る。この実施例では第１の有償情報領域１１２１ａ、第
２の有償情報領域１１２１ｂを有する。（Ａー１）公開情報領域１１１０に格納される情報は
付加情報なしに利用可能な以下の情報である。 (1) 制御プログラム領域１１１１に格納される情報表示機器１０の動作を制御するプログラムが格納され
る。表示機器１０の動作制御プログラムは、配布媒体１
１を表示機器１０に差し込んで連結した際にメモリ１０
０２上に読み込まれ、ＣＰＵ１００１がプログラムの内
容に従って処理を行う。制御プログラム３０００の処理
内容は後述する。 (2) 広告情報領域１１１２に格納される情報配布媒体１１の購入者向けの広告情報が格納される。 (3) 概要情報領域１１１３に格納される情報配布媒体１１に格納されている有償情報の概要が格納さ
れる。概要とは、例えば有償情報が小説の場合は粗筋、
後書きなどであり、有償情報が辞書のばあいは、いくつ
かの項目の内容等である。（Ａー２）非公開情報領域１１２０非公開情報領域１１２０内に格納される情報は暗号化さ
れており、内容を表示画面に表示するには、別途表示用
のキー情報を必要とする。第１の有償情報領域１１２１
ａあるいは第２の有償情報領域１１２１ｂ毎に、別個の
キー情報が要求されるよう構成されている。

【００１１】（Ｂ）ＲＡＭ領域１１０２ＲＡＭ領域１１０２はキー情報領域１１３０とメモ情報
領域１１４０に分けられる。（Ｂー１）キー情報領域１１３０に格納される情報キー情報領域１１３０はＲＯＭ領域１１０１の有償情報
領域１１２１の数に対応した情報表示キー１１３１と、
広告抑止キー１１３２が格納される。 (1) 情報表示キー１１３１は、有償情報１１２１が２
領域となっているので、情報表示キー１１３１は第１の
有償情報領域１１２１ａに対応する第１の情報表示キー
１１３１ａ、第２の有償情報領域１１２１ｂに対応する
第２の情報表示キー１１３１ｂを有する。 (2) 広告抑止キー１１３２は選択により書き込み可能
に構成される。（Ｂー２）メモ情報領域１１４０に格納される情報メモ情報領域１１４０はユーザが作成する付加（追加）
情報を格納する。付加情報としては例えば情報中の文章
に引いた下線、難しい単語に付記する意味等の情報があ
る。

【００１２】（Ｃ）ＷＯＲＭ領域１１０３ＷＯＲＭ領域１１０３は個々の配布媒体１１毎に有する
固有の媒体ＩＤ情報１１５０が格納される。媒体ＩＤ情
報１１５０は非公開情報領域１１２０の内容を表示する
際に利用される情報（後述）である。

【００１３】次に、ＲＯＭ１１０１に格納される表示機
器１０の制御プログラム１１１を図４に示すフローチャ
ートで説明する。まずステップ３００１でユーザからの
指示を入力し、ステップ３００２で指示内容を判別し
て、対応する処理を行う。ユーザ指示内容が表示内容の
更新であった場合はステップ３００３へ進み、表示更新
処理を行う。ユーザ指示内容がキー登録指示であった場
合はステップ３００４へ進み、キー情報登録処理を行
う。ユーザ指示内容がメモ書き込みであった場合はステ
ップ３００５へ進み、メモ情報の更新処理を行う。指示
内容に対応する処理を終了するとステップ３００１に戻
り、次の指示を待つ。ユーザが処理の終了を指示する
と、制御プログラムの処理が終了し、表示機器１０は動
作を停止する。

【００１４】次に表示機器１０が実行する各処理をフロ
ーチャートで説明する。表示更新処理３００３（図５参照）。表示更新処理３００３はキーパッド１３からの入力に従
って表示内容を決定し、表示画面１２の表示を行う。表
示更新処理３００３はまずステップ３１０１で広告抑止
キー１１３２が設定されているかどうかをチェックし、
設定されている場合はステップ３１０３へ進む。広告抑
止キー１１３２が設定されていない場合はステップ３１
０２へ進み、表示画面１２上に広告情報領域１１１２の
内容を表示する。この広告情報は表示画面１２の下１／
４、あるいは左１／４のエリアに表示されるよう構成さ
れている。

【００１５】次にステップ３１０３で、表示する情報が
非公開領域１１２０の情報かどうかを調べる。そして非
公開情報の場合はステップ３１０４へと進み、表示する
有償情報に対応する情報表示キー１１３１が格納されて
いるかを調べ、格納されていない場合は表示処理を中断
する。情報表示キー１１３１が格納されている場合はス
テップ３１０５へ進み、情報表示キー１１３１及び媒体
ＩＤ情報１１５０の値を利用して情報を復号する。情報
の復号は次の手順で行う。まず、媒体ＩＤ情報１１５０
の値を用いて情報表示キー１１３１の値を暗号化して復
号キーに復号する。こうして得られた値を復号キーとし
て用いて、有償情報領域１１２１の内容を復号する。

【００１６】そしてステップ３１０６に進み、表示画面
１２上に指示された有償情報１１２１の情報内容を表示
する。この場合、ステップ３１０２で画面に広告が表示
されている場合は、広告と重ならないように表示が行わ
れる。続いてステップ３１０７でメモ情報領域１１４０
に情報が格納されているかどうかをチェックし、格納さ
れていない場合は表示処理を終了する。メモ（付加）情
報が格納されている場合はステップ３１０８に進み、メ
モ情報を表示画面１２上に表示する。

【００１７】キー情報登録処理３００４（図６参照）。キー情報登録処理３００４はステップ３２０１で配布元
（出版社等）から通信回線で送られるキー情報が入力さ
れる。キー情報の入手はオンラインショッピングなどの
方法でユーザが直接配布媒体の配布元から購入する、書
店などの店頭で入手する等種々の経路が考えられるが、
いずれの方法であってもこの配布方法は実施可能であ
る。次にステップ３２０２でユーザにキー情報書き込み
の確認を問い合わせる。問い合わせ結果をステップ３２
０３で判定し、書き込み実行が指示された場合はステッ
プ３２０４に進み、キー情報を媒体上のキー格納領域１
１３０に書き込み、処理を終了する。

【００１８】メモ情報更新処理３００５（図７参照）。メモ情報更新処理３００５はステップ３３０１でペン１
４によるメモ情報が入力されると、ステップ３３０２で
入力されたメモ情報を表示画面１２上に表示する。そし
て、ステップ３３０３でメモ情報をメモ情報領域１１４
０に格納する。このように、この実施例に示す情報配布
媒体および媒体による配布方法は、ユーザがキー情報な
しに表示可能な概要格納領域１１１３を備え、格納され
た情報の概要内容を閲覧することができるので、購入以
前に購入に値するかどうかの確認を行うことができる。
また、配布元からキー情報購入後は、配布媒体１１上へ
のキー情報の書き込み登録をすることでキー情報が情報
配布媒体に登録（書き込み）され、キー情報を紛失する
危険がない。

【００１９】また、この媒体１１上には広告が格納さ
れ、特別な場合を除き使用（購入）者が必ず広告を目に
する構成とすることにより、媒体の配布者は広告掲載収
入により安価な媒体の提供が可能となる。また、広告表
示は追加料金を払って広告抑止キーを購入することで選
択により広告の表示を抑止でき、広告に煩わされたくな
いユーザの要求をも満たすことが可能である。さらに、
購入した媒体１１上にユーザはメモ情報を書き込むこと
が可能であって、個人情報の追加が容易に実行される。

【００２０】この発明の情報配布方法は、暗号化された
非公開情報の解読に、媒体１１固有の媒体ＩＤ情報１１
５０と、ユーザが有償で購入したキー情報１１３０を組
み合わせて所望する情報表示キー１１３１を複号するの
で、他人が購入した媒体用のキー情報だけ入手しても非
公開情報領域に格納される有償の情報１１２１の表示は
行うことができない。このように、キー情報の不正利用
が困難であって、媒体著作者の権利保護が強固となる。

【００２１】本発明の他の実施例として、表示機器を通
常のパーソナルコンピュータ等に配布媒体を制御するメ
ディアコントローラを組み合わせて実行することも可能
である。この場合、この発明の他の構成要素は特に変更
することなく情報の配布方法が実行される。さらに、本
発明の他の実施例として、配布媒体上のＲＯＭ領域とＷ
ＯＲＭ領域を一つの領域として格納することも可能であ
る。

【００２２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報配布
媒体は配布媒体上に有償の情報に合わせて、無償で閲覧
可能な概要情報を備えているので、配布媒体の購入前に
内容の確認が可能となり、購入者の利便性が向上する。

【００２３】また、情報配布媒体の購入後は、有償情報
を閲覧するためのキー情報を媒体上に書き込むことで、
以後は自由に媒体上の情報を閲覧でき、閲覧時に毎回キ
ー情報を入力する手間が省け、ユーザの利便性が向上さ
れる。広告を配布媒体に入れることで、安価な媒体の提
供が可能となり、情報提供者のリスクを軽減できる。さ
らに、広告は媒体購入者が必ず閲覧することになるた
め、広告提供者は一定の広告効果を期待できると共に、
購入者は付加料金を払うことで、広告表示を抑止するこ
とも可能であり、安価に購入したい購入者と、広告に煩
わせたくない購入者双方の要求を同一の配布媒体により
満たすことができ、情報提供者の利便性が向上する。

【００２４】また、配布媒体上にメモ情報として購入者
独自の情報を付加できるため、利用者の利便性が向上す
る。この情報配布媒体は、媒体が有するＩＤ情報と購入
時に渡されるキー情報の双方を組み合わせないと有償情
報の閲覧が行えないため、キー情報が第三者に漏洩した
場合の被害を最小限にとどめることが出来、情報提供者
の著作権の保護が確保される。

【００２５】本発明のデイジタル化された情報の配布方
法は有償の情報と合わせて、無償で閲覧可能な概要情報
を合わせもって配布されるため、購入者は購入前に内容
確認が可能となり、購入者の利便性を向上させる。有償
情報を閲覧するためのキー情報は媒体上に書き込むこと
ができ、以後は自由に媒体上の情報を閲覧でき、閲覧時
に毎回キー情報を入力する手間が省ける。

【００２６】また、広告情報を入れることで一定の広告
効果が期待でき、より安価に媒体を販売することが可能
となり、情報提供者のリスクを軽減できる。また、購入
者は付加料金を払うことで、広告表示を抑止することも
可能であり、安価に情報を得たい者と、広告に煩わせた
くない使用者の要求を同一の配布媒体を用いて満足させ
ることができる。

【００２７】また、メモ情報として使用者独自の情報を
付加でき、利便性が向上すると共に、媒体が有するＩＤ
情報と購入時に渡されるキー情報の双方を組み合わせな
いと有償情報の閲覧が行えないため、キー情報が第三者
に漏洩した場合の被害を最小限にとどめることができ、
情報提供者の著作権の保護が確実途なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成図。

【図２】表示機器のハードウェア構成図。

【図３】配布媒体のデータ構成図。

【図４】制御プログラムのフローチャート。

【図５】表示更新処理のフローチャート。

【図６】キー情報登録処理のフローチャート。

【図７】メモ情報更新処理のフローチャート。

【符号の説明】

１０表示機器１１配布媒体１２表示画面１３キーパッド１４ペン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者神牧秀樹神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者近藤伸和神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】デジタル化された情報を格納する情報配
布媒体は、キー情報なしで表示可能な公開情報領域、キ
ー情報がないと表示できない非公開情報領域、キー情報
格納領域、ユーザ情報格納領域、媒体ＩＤ格納領域を備
え、公開情報領域には少なくとも非公開情報領域の内容
の概要を格納してなる情報配布媒体。
【請求項２】デジタル化された情報を格納する情報配
布媒体は、読み込み専用領域と読み書き可能領域を有
し、公開情報領域、非公開情報領域は読み込み専用領域に配
設されると共に、キー情報格納領域は読み書き可能領域
に配設され、配布媒体とは独立して配布される公開許諾
キー情報は、キー情報格納領域に格納されるよう構成さ
れてなる請求項１記載の情報配布媒体。
【請求項３】情報配布媒体は、媒体ＩＤ格納領域に媒
体毎に固有の媒体識別情報を有し、公開許諾キー情報及
び媒体識別情報の双方により非公開情報を出力するよう
構成されてなる請求項１記載の情報配布媒体。
【請求項４】情報配布媒体は読み込み専用領域に広告
情報を格納し、非公開情報と同時に出力するうよう構成
してなる請求項２記載の情報配布媒体。
【請求項５】情報配布媒体の読み書き可能領域に広告
表示抑止手段を設け、広告表示抑止手段の設定により広
告情報は出力しないよう構成してなる請求項４記載の情
報配布媒体。
【請求項６】情報配布媒体の読み書き可能領域に配設
するユーザ情報格納領域は追加情報を格納できるよう構
成してなる請求項２記載の情報配布媒体。
【請求項７】デジタル化した情報を配布媒体に格納し
て配信し、格納された情報は表示手段に表示される情報
配布方法において、情報はキー情報を要する非公開情報と、キー情報を要さ
ない公開情報との組み合わせとして配布され、公開情報は非公開情報の概要を表わす情報、広告情報を
含む情報である情報配布方法。
【請求項８】キー情報は配布媒体とは独立して配布さ
れると共に、配布媒体は固有の媒体識別情報を有し、該
キー情報及び該媒体識別情報の両情報により非公開情報
が利用できるよう構成されている請求項７記載の情報配
布方法。
【請求項９】非公開情報と広告情報はあわせて表示さ
れる請求項７記載の情報配布方法。
【請求項１０】配布媒体に格納された情報は配布され
た後に追加された情報を格納できるよう構成してなる請
求項７記載の情報配布方法。
【請求項１１】広告情報は表示、非表示が選択できる
よう構成されてなる請求項９記載の情報配布方法。