JPH10113080A - 植物育成試験用の水槽装置 - Google Patents

植物育成試験用の水槽装置

Info

Publication number
JPH10113080A
JPH10113080A JP8268484A JP26848496A JPH10113080A JP H10113080 A JPH10113080 A JP H10113080A JP 8268484 A JP8268484 A JP 8268484A JP 26848496 A JP26848496 A JP 26848496A JP H10113080 A JPH10113080 A JP H10113080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water tank
pot
plant growth
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8268484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3801698B2 (ja
Inventor
Matsuo Iwamoto
松男 岩本
Noritane Hori
紀胤 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Industries Ltd filed Critical Koito Industries Ltd
Priority to JP26848496A priority Critical patent/JP3801698B2/ja
Publication of JPH10113080A publication Critical patent/JPH10113080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3801698B2 publication Critical patent/JP3801698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02P60/216

Abstract

(57)【要約】 【課題】ポットを水槽から出さずにポット上面に対する
水面の相対的な高さ相対水位の調整が可能であり、ま
た、相対水位の調整により新たな水補給等に伴うエネル
ギー損失もなく、しかも相対水位を無段階に細かく自由
に調整することができる。 【解決手段】植物を植えたポットPを水を満たした水槽
10aに沈めて、水槽10a内に温度調整した水を循環
させる植物育成試験用の水槽装置10において、水槽1
0a内の水量を一定に保ちつつ、ポットPを水槽10a
に沈めたままの状態で、ポットP上面に対する水面の相
対的な高さ位置を無段階に調整可能な水位調整機構を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物を植えたポッ
トを水を満たした水槽に沈めてなる植物育成試験用の水
槽装置に関する。ここで植物は主として水稲を指すもの
であり、本発明は特に水稲の深水試験に用いられるもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、東北地方等における水稲の冷害対
策の一環として、深水試験の研究が盛んに行なわれてい
る。一般に水稲は幼穂が形成される出穂期に水温が所定
温度以下になると、花粉の数が減ったり花粉の受粉能力
が低下すると推測されており、このような弊害を防ぐべ
く、外気より温度の高い用水を水稲の茎根元からおよそ
20cm位まで導入して幼穂を寒さから守る深水が経験
的に実施されていた。
【0003】水は空気より比熱が高い関係上、外気より
温度の高い用水は保温の役目を果すのだが、幼穂が余り
水中に深く沈むと逆に水稲の品種によっては、その育成
に支障を来してしまう場合がある。そこで、各種水稲に
対して保温の役目を果す水がどの位の深さであれば、各
種水稲の育成を何ら阻害することなく、冷害対策として
最適かを調査する深水試験が行なわれる。
【0004】従来、深水試験を行なうための装置として
は、例えば、図9に示すような植物育成試験用の水槽1
がある。かかる水槽1は、相対向する両側の内面壁にそ
れぞれフック3を掛止する溝を上下方向に複数連設した
留め板2を備え、所定の位置に掛止したフック3で棚板
4を水槽内の所定の高さ位置に支えるように構成されて
いる。そして、棚板4の上に水稲を植えつけた土壌の入
ったポット5が載置されるようになっていた。なお、水
槽1には水位を一定に保つための水位調整機構(図示せ
ず)が備えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の水槽1では、ポット5を水槽1の外に出
さないと棚板4の高さ位置の調整ができず、重いポット
5をいちいち水槽1の内外に移動させる必要があり、重
労働を強いられて不便であった。
【0006】また、水槽1からポット5を出したり入れ
たりする際に、ポット5等の体積分だけ水槽1内の水位
が変動するため、水の補給を要したり、オーバーフロー
し易く、かかる場合に、新たな水補給等に伴って温度調
整のための大きなエネルギー損失を招くという問題点が
あった。
【0007】更に、ポット5を受ける棚板4の位置調整
は、留め板2に何段階の位置に掛止するフック3の高さ
位置で定まるため、ポット上面に対する水面の相対的な
高さ位置は何段階かに限定され大ざっぱにしか調整でき
ず、細かな調査研究には不向きであった。
【0008】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、ポットを水槽から出
さずにポット上面に対する水面の相対的な高さ(相対水
位)の調整が可能であり、また、相対水位の調整により
新たな水補給等に伴うエネルギー損失もなく、しかも、
相対水位を無段階に細かく自由に調整することができる
植物育成試験用の水槽装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項に存す
る。 [1] 植物を植えたポット(P)を水を満たした水槽
(10a)に沈めてなる植物育成試験用の水槽装置(1
0)において、前記水槽(10a)内の水量を一定に保
ちつつ前記ポット(P)を水槽(10a)に沈めたまま
の状態で、ポット(P)上面に対する水面の相対的な高
さ位置を無段階に調整可能な水位調整機構を備えたこと
を特徴とする植物育成試験用の水槽装置(10)。
【0010】[2] 前記水位調整機構は、前記ポット
(P)を載せる載置台(20)と、該載置台(20)を
水槽(10a)内に吊り下げる昇降手段(21)と、該
昇降手段(21)を昇降させるための操作手段(22)
とを具備して成ることを特徴とする1項記載の植物育成
試験用の水槽装置(10)。
【0011】[3] 前記水槽(10a)内には、温度
制御装置(40)で適温に調整済の水を循環させるよう
に構成したことを特徴とする1項または2項記載の植物
育成試験用の水槽装置(10)。
【0012】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。1項に係る植物育成試験用の水槽装置(10)に
よれば、植物を植えたポット(P)を水槽(10a)に
沈めたままの状態で、水槽(10a)からポット(P)
を出したりすることなく、そのまま水位調整機構によ
り、ポット(P)上面に対する水面の相対的な高さ位置
(相対水位)を調整することができる。
【0013】水位調整機構による相対水位の調整は、水
槽(10a)内の水量を一定に保ちつつ行なうことがで
きるので、従来装置の如く水位の調整に伴って水の補給
を要するようなことも殆どなく、新たな水補給に基づく
温度調整等におけるエネルギー損失は生じない。
【0014】また、水位調整機構による相対水位の調整
は、無段階に調整可能であるため、従来装置の如く何段
階かの調整に限定されることなく、細かく自由に相対水
位を適宜調整することができ、植物生育試験における精
度を向上させることができる。
【0015】2項に係る植物育成試験用の水槽装置(1
0)によれば、前記水位調整機構は、載置台(20)
と、該載置台(20)を水槽(10a)内に吊り下げる
昇降手段(21)と、該昇降手段(21)を昇降させる
ための操作手段(22)とを具備して成るから、操作手
段(22)により昇降手段(21)を昇降させて、植物
を載せた載置台(20)を確実かつ容易に、所望の高さ
位置に無段階に調整することができる。
【0016】3項に係る植物育成試験用の水槽装置(1
0)によれば、前記水槽(10a)内に、温度制御装置
(40)で適温に調整済の水を循環させるように構成し
たから、植物の地下部分、すなわちポット(P)内の土
壌の温度環境を水を媒体として制御することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する一の実施の形態を説明する。図1〜図7は本発明の
一の実施の形態を示している。図1に示すように、植物
育成試験用の水槽装置10は、植物を植えたポットPを
水を満たした水槽10aに沈めて、該水槽10a内に温
度調整した水を循環させるものであり、図8に示すよう
に、水槽装置10は水槽10a内の水温を制御する各種
機器と組み合されて、土壌温度調節装置としてのシステ
ムを構成している。
【0018】水槽装置10は、水槽10aと、水槽10
a内の水を予め設定した水位に安定させる定水位装置3
0と、水槽10a内の水量を一定に保ちつつ、ポットP
を水槽10aに沈めたままの状態で、ポットP上面に対
する水面の相対的な高さ位置を無段階に調整可能な水位
調整機構とを具備してなる。
【0019】図1,図2および図6に示すように、水槽
10aは二重壁構造をなしており、その内側は両側面壁
11,12と、正面壁13、後面壁14、底面壁15か
らなり上面側が開口した立方体状に形成されている。底
面壁15の下側には脚部16が設けられ、底面壁15の
上側には、後面壁14側の側方に貫装された調温水入口
17に連通接続する給水パイプ18が配されている。給
水パイプ18には、その全長に亘り調温水を吐き出す小
孔が複数連設されている。
【0020】一方、水槽10aの開口した上面付近に
は、排水用樋19が略水平に配設されている。ここで排
水用樋19は、水槽10aから溢れ出そうな水を受け、
オーバーフロー管19aを介して受け入れた水を後述す
る定水位装置30へ送出する部材である。排水用樋19
の高さ位置はある程度調整できるようになっている。
【0021】水位調整機構は、ポットPを載せる載置台
20と、載置台20を水槽10a内に吊り下げる昇降用
ワイヤー21と、昇降用ワイヤー21を巻き取り可能な
滑車群25,26と、滑車群25,26を回転させるた
めの操作ハンドル22とを具備して成る。
【0022】ここで昇降用ワイヤー21は昇降手段に該
当するが、昇降手段はこれに限定されるものではなく、
例えば、ゴムベルトやピアノ線の他、ラック&ピニオン
のラック等で構成してもよい。また、操作ハンドル22
は操作手段に該当するが、操作手段はこれに限定される
ものではなく、例えば、滑車群25,26を電動で回転
させるように構成した場合のスイッチ等も該当し得る。
【0023】載置台20は、略水平に配されるトレー状
の部材であり、周縁にはフランジ20aが設けられ、内
側には仕切り20bが設けられている。昇降用ワイヤー
21は、水槽10a内側にて載置台20の両側2箇所ず
つの計4箇所を吊り下げるように配されている。
【0024】図6および図7に示すように、載置台20
に止着された4本の昇降用ワイヤー21の上端側は、水
槽10aの両側面壁11,12上側に穿設された挿通孔
11a,12aを通って外側下方に延びており、滑車群
をなす案内用滑車25a,25b,25c,25dに途
中巻き掛けられた状態で正面壁13側へと延び、巻取用
滑車26に巻き止められている。
【0025】水槽10a両側にある一対の巻取用滑車2
6,26は、正面壁13外側に固着されたギアボックス
23の駆動用シャフト27の両端に固結されている。ギ
アボックス23の正面側には操作ハンドル22が延びて
おり、操作ハンドル22を正逆何れかに回転させると、
それに伴い駆動用シャフト27と共に巻取用滑車26,
26も正逆何れかに回転するように設定されている。す
なわち、ギアボックス23内には、図示省略したが操作
ハンドル22基端の回転軸に固結されたウォームや、該
ウォームに回転可能に噛合すべく駆動用シャフト27に
軸支されたウォームホイール等の歯車機構が内装されて
いる。
【0026】このギアボックス23内の歯車機構には、
載置台20の上げ下げ位置を所定範囲に制限すべく、操
作ハンドル22の回転範囲を規制するストッパも設けら
れている。なお、前述の昇降用ワイヤー21による載置
台20の吊り下げ形態や、昇降用ワイヤー21を巻き取
り可能な滑車群25,26の配置位置等の具体的な構成
は、図6に示すものに限定されるわけではない。
【0027】定水位装置30は、後面壁14の側方に配
設されており、給水口32の開閉弁(図示せず)に連結
されたボールタップ31を備え、その下方には濾過フィ
ルター36が介装されている。この定水位装置30によ
れば、水槽10a内の水が蒸発等で減少し水位と共にボ
ールタップ31の位置が下がると、給水口32の開閉弁
が開いて水が補給され、水位と共にボールタップ31が
所定の位置まで上がると、給水口32の開閉弁が再び閉
じて給水が停止するように設定されている。
【0028】また、定水位装置30には、前記給水口3
2の他、外部に延出する調温水出口33や上部オーバー
フロー管34、下部オーバーフロー管35が連通接続さ
れている。調温水出口33は、水槽10a内を循環した
水を外部へ排出させるためのものである。上部オーバー
フロー管34は、ボールタップ31や給水口32の開閉
弁が作動不能になった際に、水槽10a内の余分な水を
外部へ排出する役割を果す。
【0029】一方、下部オーバーフロー管35は、濾過
フィルター36が目詰まりを起こした際に定水位装置3
0の上部へ送れない水を外部へ排出する役割を果す。ま
た、図5に示すように、下部オーバーフロー管35の下
方には、定水位装置30の濾過槽内の水を排出するため
の濾過槽排水口37や、水槽10a内の水を排出するた
めの排水口38が設けられている。
【0030】以上の水槽装置10は、図8に示すよう
に、前記水槽10a内の水温を制御する各種機器と組み
合されて、土壌温度調節装置としてのシステムを構成し
ている。すなわち、水槽装置10の調温水出口33と調
温水入口17とは、配水管40を介してループをなすよ
うに連結されており、この配水管40の途中に、水を強
制循環させる循環ポンプ41と、熱交換器42が配設さ
れている。熱交換器42は、加熱コイル43と冷却コイ
ル44を具備して成り、マイクロコンピューターにより
水槽10a内の水を所望の水温に保てるように構成され
ている。
【0031】次に作用を説明する。前述の水槽装置10
によれば、先ず載置台20の上に植物を植えたポットP
を置き、定水位装置30にて予め設定した水位まで、水
槽10a内に給水口32から原水を供給する。水槽10
a内の水が蒸発等で減少すると、定水位装置30の働き
により、給水口32の開閉弁が開いて水が補給され、初
期の水位まで水が溜ると給水口32の開閉弁が再び閉じ
て、水槽10a内の水の量は常に一定に保たれる。
【0032】載置台20上のポットPを水槽10aに沈
めたままの状態で、ポットP上面に対する水面の相対的
な高さ位置(相対水位)を調整するには、水位調整機構
の操作ハンドル22を正逆何れかの方向に回せばよい。
操作ハンドル22を正方向に回転させると、ギアボック
ス23を介して巻取用滑車26は昇降用ワイヤー21を
巻き取る方向に回転し、それに伴い昇降用ワイヤー21
で吊り下げられている載置台20は無段階に上方へと移
動する。
【0033】操作ハンドル22を逆方向に回転させる
と、ギアボックス23を介して巻取用滑車26は昇降用
ワイヤー21を送り出す方向に回転し、それに伴い載置
台20は無段階に下方へと移動する。このように、ポッ
トPを水槽10aに沈めたままの状態で、水槽10aか
らポットPを出したりすることなく、そのまま水位調整
機構により、ポットP上面に対する水面の相対的な高さ
位置(相対水位)を調整することができる。
【0034】また、水位調整機構による相対水位の調整
に際しては、新たな水の供給や余分な水の排出を伴うこ
とがなく、水槽10a内の水量を一定に保ったままの状
態で行なうことができる。従って、本水槽装置10によ
れば、従来装置の如く例えば水槽10a外に出したポッ
トPの体積分だけ、定水位装置30による水位の調整に
伴って水の補給を要するようなことも殆どなく、新たな
水補給に基づく温度調整等におけるエネルギー損失は生
じない。
【0035】更に、前記水位調整機構による相対水位の
調整は、無段階に調整可能であるため、従来装置の如く
何段階かの大まかな調整に限定されることなく、細かく
自由に相対水位を適宜調整することができ、植物生育試
験における精度を向上させることができる。以上のよう
に、図6および図7に示す水位調整機構によれば、載置
台20を水槽10a内に吊り下げる昇降用ワイヤー21
と、該昇降用ワイヤー21を巻き取り可能な滑車群2
5,26等とを主要部とする非常に簡易な構成で、載置
台20を確実かつ容易に所望の高さ位置に調整すること
ができる。
【0036】図8に示すように、本水槽装置10を土壌
温度調節装置としてのシステムの一部とすれば、水槽1
0aの水を単に一定量に維持するだけなく、所望の水温
を保つように制御することで、ポットP中の土壌温度も
適宜調整することができる。すなわち、水槽装置10の
調温水出口33から排出された水は、循環ポンプ41の
働きにより配水管40内を強制循環し、その途中にある
熱交換器42で所定温度に調整されてから調温水入口1
7から再び水槽10a内とに供給される。
【0037】なお、本発明に係る植物育成試験用の水槽
装置は、前述した実施の形態に係る具体的構成に限定さ
れるものではない。例えば、水位調整機構は図示したも
のに限定されるわけではなく、載置台の下方に配した空
気圧により膨らむ膨張手段によって、載置台を上下方向
に動かすように構成してもよい。あるいは載置台を水槽
内の一定位置に固定しておき、水槽内にて通常水中に没
する位置に設けた空気圧により膨らむ膨張手段により、
その体積変化に応じて、ポット上面に対する水面の相対
的な高さ位置を調整するように構成してもよい。また、
滑車群を操作するのは手動に限らず、モータ等の動力を
用いて構成してもよい。また、水槽装置を水槽内の水温
を制御する各種機器と組み合せることなく、単独で用い
てもかまわない。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る植物育成試験用の水槽装置
によれば、水槽内の水量を一定に保ちつつ、ポットを水
槽に沈めたままの状態で、ポット上面に対する水面の相
対的な高さ位置を無段階に調整可能な水位調整機構を有
するから、ポットを水槽から出さずにポット上面に対す
る水面の相対的な高さ位置の調整が可能であり、重労働
を強いられることがなく、また、前記調整により新たな
水補給に伴う温度調整等のためのエネルギー損失もな
く、しかも、相対的な水位を無段階に細かく自由に調整
することができるので、植物生育試験における精度を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
の内部構造を示す断面図である。
【図2】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
の側面図である。
【図3】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
の平面図である。
【図4】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
の正面図である。
【図5】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
の背面図である。
【図6】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
の水位調整機構を概略的に示す斜視図である。
【図7】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
の水位調整機構を概略的に示す断面図である。
【図8】一の実施形態に係る植物育成試験用の水槽装置
を含む土壌温度調節装置を概略的に示す説明図である。
【図9】従来の植物育成試験用の水槽装置を示す断面図
である。
【符号の説明】
10…水槽装置 10a…水槽 20…載置台 21…昇降用ワイヤー(昇降手段) 22…操作ハンドル(操作手段) 23…ギヤボックス 25a,25b,25c,25d…案内用滑車(滑車
群) 26…巻取用滑車(滑車群) 30…定水位装置 40…配水管 41…循環ポンプ 42…熱交換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物を植えたポットを水を満たした水槽に
    沈めてなる植物育成試験用の水槽装置において、 前記水槽内の水量を一定に保ちつつ前記ポットを水槽に
    沈めたままの状態で、ポット上面に対する水面の相対的
    な高さ位置を無段階に調整可能な水位調整機構を備えた
    ことを特徴とする植物育成試験用の水槽装置。
  2. 【請求項2】前記水位調整機構は、前記ポットを載せる
    載置台と、該載置台を水槽内に吊り下げる昇降手段と、
    該昇降手段を昇降させるための操作手段とを具備して成
    ることを特徴とする請求項1記載の植物育成試験用の水
    槽装置。
  3. 【請求項3】前記水槽内には、温度制御装置で適温に調
    整済の水を循環させるように構成したことを特徴とする
    請求項1または2記載の植物育成試験用の水槽装置。
JP26848496A 1996-10-09 1996-10-09 植物育成試験用の水槽装置 Expired - Lifetime JP3801698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26848496A JP3801698B2 (ja) 1996-10-09 1996-10-09 植物育成試験用の水槽装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26848496A JP3801698B2 (ja) 1996-10-09 1996-10-09 植物育成試験用の水槽装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10113080A true JPH10113080A (ja) 1998-05-06
JP3801698B2 JP3801698B2 (ja) 2006-07-26

Family

ID=17459144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26848496A Expired - Lifetime JP3801698B2 (ja) 1996-10-09 1996-10-09 植物育成試験用の水槽装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3801698B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060930A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Hitoshi Kato 水耕栽培装置
CN113079903A (zh) * 2021-04-14 2021-07-09 合肥植物园(合肥市园林科学研究所) 一种城市花境一体化花卉智能移位机器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060930A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Hitoshi Kato 水耕栽培装置
CN113079903A (zh) * 2021-04-14 2021-07-09 合肥植物园(合肥市园林科学研究所) 一种城市花境一体化花卉智能移位机器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3801698B2 (ja) 2006-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9113606B2 (en) Growing system for hydroponics and/or aeroponics
US20110056132A1 (en) Growing system for hydroponics and/or aeroponics
KR101650057B1 (ko) 어항과 led 조명을 이용한 식물 재배 장치
TW200401605A (en) Plant culture device for ship and its using method
CN107624298A (zh) 种子浸种预先催芽装置
US20230270063A1 (en) Rotary garden apparatus, method and system
KR20120133838A (ko) 콩나물 재배기
JP3801698B2 (ja) 植物育成試験用の水槽装置
JP3828548B2 (ja) 空気循環及び除湿装置
KR102480385B1 (ko) 밀폐형 구조의 소형 수경 재배장치
CN112638148B (zh) 具有谷物种子消毒功能的发芽装置
JP3957733B2 (ja) 種籾の温湯消毒装置
US9974250B1 (en) Insulated chilling reservoir for liquid solutions utilized in hydroponic growing systems
JPS60160822A (ja) 苗、接木、挿木等の育成装置
US3450194A (en) Greenhouse air-cooling system
KR102416018B1 (ko) 분무식 수경 재배장치
KR200319085Y1 (ko) 콩나물 재배장치
JP4046317B2 (ja) 種籾の温湯消毒装置
KR20000073887A (ko) 관상용난의 재배장치
CN210580014U (zh) 一种多功能型油茶嫁接育苗装置
KR200351095Y1 (ko) 침수식 콩나물 재배기
JP3885191B2 (ja) 種籾の温湯消毒装置
JP6875157B2 (ja) 植物育成装置
JP7135341B2 (ja) 植物生育システム及び植物生育方法
JPH05260856A (ja) 植物育成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term