JPH10112116A - 書替可能記録媒体の誤消去防止装置 - Google Patents

書替可能記録媒体の誤消去防止装置

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JPH10112116A
JPH10112116A JP28184396A JP28184396A JPH10112116A JP H10112116 A JPH10112116 A JP H10112116A JP 28184396 A JP28184396 A JP 28184396A JP 28184396 A JP28184396 A JP 28184396A JP H10112116 A JPH10112116 A JP H10112116A
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JP
Japan
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recording
recording medium
toc information
memory
track number
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JP28184396A
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English (en)
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Koji Okawara
川 原 宏 治 大
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】きわめて簡単な構成で誤操作による光ディスク
の記録内容の消去の回避を可能とする。 【解決手段】所定のディスクのTOC情報がメモリに登
録され、ディスクから読み出されたTOC情報と前記メ
モリに登録されているTOC情報とを照合し、両情報が
一致する場合には前記ディスクへの記録を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書替可能記録媒体
の誤消去防止装置に関し、特に光ディスクの誤消去防止
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の書き替えが可能な記録媒体の一例
であるフロッピィディスクケースが図8の平面図に示さ
れている。図8において、本フロッピィディスクケース
20は、フロッピィディスク21を中に収納する保護ケ
ースであるが、その一隅に方形の切り欠き23が設けら
れ、この切り欠き23の部分に、別途用意する方形の覆
紙22で覆うことにより、少なくともこの部分に切り欠
き23がないようにして、以後は消去や再書き込み等が
できないようにしている。
【0003】また、従来の書き替えが可能な記録媒体の
他例であるカセットが図9の斜視図に示されている。図
9において、本カセット24は、その一隅に、爪25が
あり、この爪25を機械的に除去することにより、再書
き込みができない、即ち以前の記録情報または記録内容
を消去できないようにしている。
【0004】上述した従来の一例、他例とも、機械的に
加工する性質のものであるから、また元のように書き込
みや消去等ができるようにすることは困難であるばかり
でなく、特に上述した一例においては別途覆紙22を用
意する必要があり、またこの覆紙22を貼付することを
忘れてしまう恐れがあり、さらに他例においては爪25
を除去すると、新たに不要なゴミが発生するという欠点
がある。
【0005】今後急速に普及すると思われるPC(Pers
onal Computer)のCD(Compact Disc)、DVD(Digi
tal Versatile Disc または Digital Video Disc)や、
MD(Mini Disk)等の光ディスクを用いた記録媒体、
例えば、CD−ROM、DVD−RAM等においては、
そのもの自体を入れるケース等に“記録禁止”等の文字
を書く以外は、消去防止の方法がないのが現実である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、きわめて簡単な構成で誤操作による記録内容の消去
を回避することができる書替可能記録媒体の誤消去防止
装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、機械的に加工する必
要がなく、再書き込みや消去防止等が容易となり、また
別途覆紙を用意する必要がなく、さらには不要なゴミが
発生しないようにする書替可能記録媒体の誤消去防止装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装置は、
所定の記録媒体のTOC情報がメモリに登録され、記録
媒体から読み出されたTOC情報と前記メモリに登録さ
れているTOC情報とを照合し、両情報が一致する場合
には、前記記録媒体への記録を禁止する。
【0009】また、本発明の他の態様による書替可能記
録媒体の誤消去防止装置は、所定の記録媒体のTOC情
報及び付帯するトラック番号がメモリに登録され、ディ
スクから読み出されたTOC情報と前記メモリに登録さ
れているTOC情報とを照合し、両情報が一致する場合
には、前記メモリに登録されている付帯トラック番号が
前記読み出されたトラック番号と一致する場合には前記
記録媒体の一致するトラック番号への記録を禁止する。
【0010】ここで、前記記録媒体の記録動作の禁止を
指示するTOC情報または付帯するトラック番号の前記
メモリへの登録を指示する登録キーや前記記録媒体の記
録動作の禁止を指示するTOC情報または付帯するトラ
ック番号の前記メモリへの登録を取り消す取り消しキー
を設けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の書替可能記録媒体の誤消
去防止装置の実施形態の基本構成ブロック図が図1に示
されている。光ディスク1からピックアップ2を介して
読み取られた信号は、RF増幅器3で増幅され、RF信
号として信号処理回路4に入力され、EFM変調信号か
らサブコードデータやTOC情報を生成する等の所定の
信号処理が施される。信号処理回路4は、PLL回路4
Aを有し、RF信号と、マイクロコンピュータ10から
の信号に基づいてアクチュエータドライバ(図示せず)
やスピンドルドライバ9を制御するための制御信号と再
生系信号を生成する。アクチュエータドライバはピック
アップ2を制御する。信号処理回路4による再生系信号
処理は、ピックアップ2から得られた変調(EFM)信
号からサブコードデータやTOC情報を再生する処理で
ある。信号処理回路4で再生されたリニアオーディオデ
ータ及び圧縮されたMPEG等のデータは、デコーダ/
DAコンバータ5に送出されて、復調されるとともにア
ナログ信号に変換されて出力端子OUTから出力され
る。尚、TOC情報とは、ディスクに記録されている内
容を記録してある領域の情報であって、ディスクから読
み出される情報、または記録後、当該ディスクに書き込
もうとする情報である。
【0012】記録時には、入力端子INから入力された
信号は、エンコーダ/ADコンバータ6でデジタルデー
タに変換されるとともに、記録モジュレータ7で変調さ
れ、記録増幅器8で増幅される。記録増幅器8で増幅さ
れた出力は、ディスクの記録方式に依存して、光磁気デ
ィスクの場合は磁気ヘッドに、相変化ディスクの場合は
レーザドライバに出力される。
【0013】マイクロコンピュータ10は、キー入力部
12からの動作指示を受け、再生や記録の動作制御を行
う。キー入力部12は、通常のキーの他に、後述する登
録キー12Aと取り消しキー12Bを有する。マイクロ
コンピュータ10は、信号処理回路4との間でデータを
授受し、プロテクトディスクメモリ(領域)11Aを有
するRAM11に所定のデータを記録し、必要に応じて
読み出し、TOCデータを記録モジュレータ7に送出
し、記録制御信号を記録モジュレータ7と記録増幅器8
に送出してその動作を制御するとともに、その動作状態
等をLCD等の表示部13に表示する。
【0014】ディスクへの記録時には、トラック番号
(TNO)、そのトラックの開始位置、終了位置等の情
報がRAM11に記録され、これらの情報は記録終了後
にRAM11から読み出されTOC情報としてディスク
に記録される。
【0015】さて、本実施形態例では、マイクロコンピ
ュータ10を介して、書き替え可能ディスクのTOC情
報をRAM11に設定したプロテクトディスクメモリ
(領域)11Aに記録させる。この記録動作は、キー入
力部12に設けた専用のキーの操作または特殊なキー操
作(二重押し)等により行われる。この記録は、プロテ
クトディスクメモリの容量があれば、複数枚のディスク
について行うことができ、電源を切っても記録内容は保
持される構成とされる。
【0016】実動作においては、記録可能なディスクが
ローディングされると、ディスクに記録されているTO
C情報が読み込まれ、RAM11に書き込まれ、そのT
OC情報とプロテクトディスクメモリ11Aに格納(登
録)されているTOC情報とを照合し、同一情報が存在
する場合には記録が不可能である旨を表示部13に表示
する。これらの処理はマイクロコンピュータ10により
行われる。このときには、キー入力部12の操作により
「記録開始」の指示を受けても記録動作は実行されな
い。
【0017】尚、このような記録禁止されたディスクを
記録可能なディスクとしたい場合には、専用キー操作や
予め定めた特殊なキー操作(二重押し等)によりプロテ
クトディスクメモリ11Aに格納されている当該ディス
ク対応の情報を消去すれば良い。
【0018】本発明では、上記のようなディスクのTO
C情報に基づく書き込み禁止(プロテクト)機能の他
に、ディスク内の一つ以上のトラック番号(TNO)を
定め、このトラック番号をキー入力部12から入力、指
示し、マイクロコンピュータ10を介してTOC情報と
合わせてプロテクトディスクメモリ11Aに記録させれ
ば、トラック番号毎の同様な機能を得ることができる。
この動作は、キー入力部12の数字キー操作によりトラ
ック番号を指示した後、専用キーや二重押し等の特殊キ
ー操作により行なうことができる。同一ディスク内の複
数のトラック番号を記録禁止させたい場合には、上記操
作を繰り返すか、もしくはプログラム再生の選択したト
ラック番号をメモリ登録の後、同様な専用キー入力また
は特殊なキー操作を行えば良い。尚、記録の内容は用意
されたメモリ容量のある限り、ディスク複数枚につきそ
れぞれの複数のトラック番号について記録され、電源を
切っても記録内容は保持される。
【0019】本実施形態においては、記録可能ディスク
がローディングされると、ディスクから読み出したTO
C情報をRAM11に記録し、そのTOC情報とプロテ
クトディスクメモリ11Aに格納されているTOC情報
とを照合し、同一内容の情報があり、更に記録させてあ
るTOC情報に上記のように記録させたトラック番号の
登録があるかないかを判定する。トラック番号に関する
登録がない場合には、マイクロコンピュータ10は、そ
のディスク全体が記録不可能と判断し、表示部13のプ
ロテクト表示部13Aを点灯させたりして、その旨をユ
ーザーに告知する。
【0020】一方、照合の結果、更にトラック番号に関
する登録があった場合には、マイクロコンピュータ10
は、当該トラック番号部分を記録禁止部分として扱い、
表示部13上では対応するトラック番号の表示を点滅さ
せる等の方法により、書込禁止トラックである旨をユー
ザーに告知する。キー入力部12からのキー操作により
「記録開始」の指示を受けると、上記書込禁止トラック
番号部分を避けて記録動作が実行される。尚、このと
き、ミニディスク装置のようなTOC操作による「ホー
ルイレース」や「トラックイレース」動作は受け付けな
い。
【0021】上述のようなトラック番号指定による記録
禁止を解除するためには、記録禁止されているトラック
番号が見つかり表示部13に所定の態様で表示されてい
る状態で、解除を希望するトラック番号をキー入力部1
2のキー操作により指定し、専用のキー操作または特殊
なキー操作(二重押し等)により、プロテクトディスク
メモリ11Aに記録されているトラック番号の情報を消
去すれば良い。このような操作により、当該ディスクに
記録禁止されたトラック番号がなくなると、プロテクト
ディスクメモリ11Aに記録されている当該ディスクに
対するTOC情報も消去されることになる。
【0022】次に、本発明による書替可能記録媒体の誤
消去防止装置の実施形態のより具体的な動作処理手順を
図2〜図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0023】図2は、記録禁止判別動作処理手順を示す
フローチャートである。図2において、ローディングさ
れたディスクから情報を読み込んだ後、先ず、読み込ま
れたTOC情報がRAM11に書き込まれたか否かを判
定する(S1)。ここで、TOC情報がRAM11に書
き込まれていなければ、当該ディスクが記録可能ディス
クか否かを判定し(S2)、記録可能ディスクでなけれ
ば、ディスクが入っていないと判断して表示部13に”
NO DISC”と表示し、記録可能ディスクであれ
ば、”BLANK DISC”と表示して記録スタンバ
イ状態モードとする。
【0024】一方、S1において、RAM11にTOC
情報が書き込まれていると判定されると、記録可能ディ
スクか否かを判定し(S3)、記録可能ディスクでなけ
れば、再生スタンバイ状態モードに至り、記録可能ディ
スクであれば、RAM11に書き込まれたTOC情報と
プロテクトディスクメモリ11Aに格納、登録されてい
るTOC情報とを照合する(S4)。照合の結果に基づ
いて同一内容情報の有無を判定し(S5)、同一TOC
情報がなければ、記録/再生スタンバイ状態に至り、同
一TOC情報があれば、表示部13のプロテクト表示部
13Aに「DISC−PROTECTED」と表示し
(S6)、再生スタンバイ.記録禁止モード状態に至
る。
【0025】記録禁止ディスク登録の動作を図3のフロ
ーチャートを参照して説明すると、先ず、登録キー12
Aが操作されるのを待って(S11)、プロテクトディ
スクメモリ11Aに登録可能な必要メモリ量が確保でき
るか否かを判定する(S12)。ここで、必要なメモリ
量が確保できない場合には、表示部13に「MEMOR
Y FULL」を表示して(S13)、スタート処理に
戻る。
【0026】S12において、必要なメモリ量が確保さ
れると判定されると、RAM11内のプロテクトディス
クメモリ11AにTOC情報を書き込み(S14)、表
示部13に「DISC−PROTECTED」と書き込
み禁止である旨を表示して(S15)、再生スタンバイ
・記録禁止モード状態に至る。
【0027】記録禁止ディスク登録抹消動作は、その処
理手順が図4に示され、再生スタンバイ記録禁止からス
タートし、先ず、取り消しキー12Bの操作が為される
のを待って(S21)、RAM11のプロテクトディス
クメモリ11Aに登録されているTOC情報のうち登録
を抹消したい、すなわち書込禁止を解除したいTOC情
報を消去して(S22)、記録/再生スタンバイモード
状態に至る。
【0028】次にローディングしたディスクからユーザ
ーが登録した記録禁止のトラック番号を判別する記録禁
止判別動作処理手順を図5を参照しながら説明する。ロ
ーディングされたディスクからTOC情報を読み出した
後、読み出されたTOC情報がRAM11書き込まれた
か否かを判定し(S31)、書き込まれていなければ当
該ディスクが記録可能ディスクか否かを判定する(S3
2)。ここで、記録可能ディスクでなければ、ディスク
が入っていないと判断して表示部13に「NODIS
C」と表示し、記録可能ディスクであれば、「BLAN
K DISC」を表示して記録スタンバイ状態となる。
【0029】S31において、RAM11にTOC情報
が書き込まれていれば、当該ディスクが記録可能ディス
クか否かを判定し(S33)、記録可能ディスクでなけ
れば再生スタンバイ状態に至り、記録可能ディスクであ
れば、RAM11に書き込まれたTOC情報と、プロテ
クトディスクメモリ11Aに登録されているTOC情報
とを照合する(S34)。この照合の結果に基づいて同
一内容のTOC情報の有無を判定し(S35)、同一T
OC情報がなければ、記録/再生スタンバイモード状態
に至り、同一TOC情報があれば、登録されているTO
C情報に書込禁止(プロテクト)されているトラック番
号情報が付帯しているか否かを判定する(S36)。こ
こで、トラック番号情報が付帯していなければ、表示部
13に「DISC−PROTECTED」と表示して
(S37)、再生スタンバイ・記録禁止モード状態に至
り、トラック番号情報が付帯していれば、書込禁止(プ
ロテクト)トラック番号表示を点滅等の特有の表示態様
で表示して(S38)、記録/再生スタンバイ特定トラ
ック記録禁止モード状態に至る。
【0030】上記書込禁止(プロテクト)トラック番号
の登録処理は、図6のフローチャートに示すように、記
録/再生スタンバイモードからスタートし、先ず、プロ
グラムモードの指示を受けたか否かを判定する(S4
1)。ここで、指示を受けていなければ、書込禁止トラ
ック番号をキー入力部12からキー入力し(S42)、
再生指示を受けたか否かを判定し(S43)、再生指示
を受けていれば、入力されたトラック番号から再生をス
タートし、再生指示を受けていなければ、「登録」キー
が操作されたか否かを判定する(S44)。S44にお
いて、「登録」キーが操作されていなければ、S43の
処理に戻り、操作されていれば、プロテクトディスクメ
モリ11Aに登録に必要なメモリ量が確保されるか否か
を判定する(S45)。
【0031】一方、S41において、プログラムモード
の指示を受けていると判定されると、プログラム(選
択)されているトラック番号を記録し(S46)、再生
指示を受けたか否かを判定し(S47)、再生指示を受
けていれば、プログラム再生をスタートし、再生指示を
受けていなければ、登録キー12Aの操作の有無を判定
する(S48)。このとき、登録キー12Aが操作され
ていなければ、S47の処理に戻り、操作されていれ
ば、上述S45の処理に移行する。
【0032】S45において、必要なメモリ量が確保で
きないと判定されると、表示部13に「MEMORY
FULL」と表示して(S49)、スタート処理に戻
り、必要なメモリ量が確保できると判定されると、プロ
テクトディスクメモリ11Aに当該TOC情報を書き込
み(S50)、更に書込禁止(プロテクト)トラック番
号をも書き込んで(S51)、記録/再生スタンバイ、
特定トラック記録禁止モードに至る。
【0033】次に、記録禁止トラック番号の登録と登録
抹消処理動作について図7を参照して説明する。記録/
再生スタンバイ、特定トラック記録禁止状態から処理は
スタートし、先ず、プログラムモードの指示を受けたか
否かを判定する(S61)。ここで、プログラムモード
の指示を受けていないと判定されると、プロテクト/取
り消しトラック番号をキー入力部12から入力し(S6
2)、再生指示を受けたか否かを判定する(S63)。
ここで、再生指示を受けていれば、入力トラック番号か
ら再生をスタートし、再生指示を受けていなければ、取
り消しキー12Bが操作されたか否かを判定する(S6
4)。
【0034】S64において、取り消しキー12Bが操
作されていなければ、登録キー12Aが操作されている
か否かを判定し(S65)、登録キー12Aが操作され
ていなければS63の処理に戻り、操作されていれば、
後述のS73の処理に移行する。また、S64におい
て、取り消しキー12Bが操作されていれば、入力され
た記録禁止トラック番号がRAM11から消去し(S6
6)、同一ディスク内で登録されている記録禁止トラッ
ク番号は残っているか否かを判定する(S67)。ここ
で、残っていなければ、プロテクトディスクメモリ11
A内の同ディスクTOC情報を消去して(S68)、記
録/再生スタンバイモードに至る。また、残っていれ
ば、記録/再生スタンバイ特定トラック記録禁止モード
になる。
【0035】一方、S61において、プログラムモード
の指示を受けていると判定されると、トラック番号プロ
グラム入力を記録し(S69)、再生指示を受けたか否
かを判定し(S70)、再生指示を受けていれば、プロ
グラム再生をスタートし、再生指示を受けていなけれ
ば、取り消しキー12Bが操作されているか否かを判定
する(S71)。S71において、取り消しキー12B
が操作されていれば、上記S66の処理に移行し、操作
されていなければ、登録キー12Aが操作されたか否か
を判定し(S72)、操作されていなければ、S70の
処理に戻る。また、登録キー12Aが操作されていれ
ば、登録に必要なメモリ量が残存するか否かを判定し
(S73)、必要なメモリ量が残存しなければ、表示部
13に、「MEMORY−FULL」を表示させて(S
74)、スタート処理に戻り、必要なメモリ量が残存す
れば、RAM11に記録禁止トラック番号をRAMに追
加書き込みして(S75)、記録/再生スタンバイ、特
定トラック記録禁止モードに至る。
【0036】以上の記録禁止及びその取り消し(抹消)
は、専用キー操作により行っているが、数字キー等を用
いたパスワード入力により、これらを実行可能にするこ
とも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の書替可能
記録媒体の誤消去防止装置によれば、記録プロテクト操
作を行った記録媒体は、きわめて簡単な構成で誤操作に
よる記録内容の消去を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装
置の実施形態を示す基本構成ブロック図である。
【図2】本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装
置の実施形態の記録禁止の判別動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装
置の実施形態の記録禁止ディスクの登録動作手順を示す
フローチャートである。
【図4】本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装
置の実施形態の記録禁止ディスクの登録を抹消する動作
手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装
置の実施形態における記録禁止判別動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装
置の実施形態におけるプロテクトを行うトラック番号情
報を登録する動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明による書替可能記録媒体の誤消去防止装
置の実施形態においてプロテクトトラック番号の登録と
その抹消の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】従来のフロッピィディスクを示す平面図であ
る。
【図9】従来のカセットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 ピックアップ 3 RF増幅器 4 信号処理回路 5 デコーダ/DAコンバータ 6 エンデコーダ/ADコンバータ 7 記録モジュレータ 8 記録増幅器 9 スピンドルドライバ 10 マイクロコンピュータ 11 RAM 11A プロテクトディスクメモリ 12 キー入力部 12A 登録キー 12B 取り消しキー 20 フロッピィディスクケース 21 フロッピィディスク 22 覆紙 23 切り欠き 24 カセット 25 爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録媒体のTOC情報がメモリに登
    録され、記録媒体から読み出されたTOC情報と前記メ
    モリに登録されているTOC情報とを照合し、両情報が
    一致する場合には前記記録媒体への記録を禁止すること
    を特徴とする書替可能記録媒体の誤消去防止装置。
  2. 【請求項2】所定の記録媒体のTOC情報及び付帯する
    トラック番号がメモリに登録され、記録媒体から読み出
    されたTOC情報と前記メモリに登録されているTOC
    情報とを照合し、両情報が一致する場合には、前記メモ
    リに登録されている付帯トラック番号が前記読み出され
    たトラック番号と一致する場合には前記記録媒体の一致
    するトラック番号への記録を禁止することを特徴とする
    書替可能記録媒体の誤消去防止装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体の記録動作の禁止を指示する
    TOC情報または付帯するトラック番号の前記メモリへ
    の登録を指示する登録キーを有する請求項1または2に
    記載の書替可能記録媒体の誤消去防止装置。
  4. 【請求項4】前記記録媒体の記録動作の禁止を指示する
    TOC情報または付帯するトラック番号の前記メモリへ
    の登録を取り消す取り消しキーを有する請求項1または
    2に記載の書替可能記録媒体の誤消去防止装置。
JP28184396A 1996-10-03 1996-10-03 書替可能記録媒体の誤消去防止装置 Pending JPH10112116A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100601598B1 (ko) * 1998-06-15 2006-07-14 삼성전자주식회사 기록 방지 정보를 저장하는 기록 매체와 기록 방지 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100601598B1 (ko) * 1998-06-15 2006-07-14 삼성전자주식회사 기록 방지 정보를 저장하는 기록 매체와 기록 방지 방법

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