JPH10111025A - 熱交換モジュール - Google Patents

熱交換モジュール

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Publication number
JPH10111025A
JPH10111025A JP8282922A JP28292296A JPH10111025A JP H10111025 A JPH10111025 A JP H10111025A JP 8282922 A JP8282922 A JP 8282922A JP 28292296 A JP28292296 A JP 28292296A JP H10111025 A JPH10111025 A JP H10111025A
Authority
JP
Japan
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metal
metallic
heat
heat exchange
sintered
Prior art date
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Pending
Application number
JP8282922A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ogawa
修 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Seiko Co Ltd filed Critical Tokyo Seiko Co Ltd
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Publication of JPH10111025A publication Critical patent/JPH10111025A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F13/00Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
    • F28F13/003Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by using permeable mass, perforated or porous materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2255/00Heat exchanger elements made of materials having special features or resulting from particular manufacturing processes
    • F28F2255/18Heat exchanger elements made of materials having special features or resulting from particular manufacturing processes sintered

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 金属板間に金属繊維層を焼結、介装し、熱伝
導、熱交換性能、信頼性を高め小形化を可能にする。 【解決手段】 両金属板1a,1b又は11a,11b
の間に多数本の金属繊維2を綿状に形成した金属繊維群
を挟み焼結して、各金属繊維2の間に熱媒体20aの流
通間隙dを形成し熱媒体に熱交換する金属繊維層3を両
金属板に焼結2aして介装した熱交換モジュールとし、
又、金属繊維層3の金属繊維2は、繊維の体積Vに対す
る表面積Sの比率S/Vが大きい丸細線又は異形細線に
形成し、金属繊維層3の金属繊維2をステンレス鋼製と
してステンレス鋼製の金属板に焼結し、金属繊維層3の
金属繊維2を銅製として銅製の金属板に焼結2aし、又
は金属繊維層3の金属繊維2を銅鉄合金製として銅鉄合
金製あるいはステンレス鋼製の金属板に焼結2aし、更
に金属繊維層3の複数を中間の金属板11bを介し焼結
して複数段に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽熱コレクター
や空調設備、加熱装置及び冷却装置等に組み込まれる各
種の熱交換器に好適な熱交換モジュールに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】太陽熱コレクターに付設された熱交換器
を代表例として説明すると、図3に示すようにパネルa
1と、パネルに連設したポンプp付き循環路a2等から
なる太陽熱コレクターaにおいて、この循環路a2の高
温側の一部を曲げ加工した熱交換パイプb2に形成して
器体b1内に組み込んだ熱交換器bを併設して、図示の
ようにパネルa1によつて太陽熱エネルギーを吸収し、
流通する熱媒体(水等)F1に熱交換して集熱するとと
もに、熱交換器bによつてさらに熱媒体(水等)F2に
熱交換する構造になつており、給湯や加熱、冷房用等の
熱源として汎用されている。図中b3は熱媒体F2の入
側パイプ、b4はその高温側の出側パイプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱交換器は、一
般的に器体内に曲げ加工した熱交換パイプを配置して、
熱交換パイプによつて熱交換する構造になつているた
め、熱媒体との熱交換面積が限られて熱交換効率に限界
がある。従って、熱交換パイプを長尺にしたり多数本を
併設するなどして熱交換効率を高める必要が生じ、大型
になつてコスト高となるなどの課題がある。
【0004】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、両
金属板の間に焼結して固着した熱媒体の流通間隙を有す
る金属繊維層を介装して、熱交換面積を大幅に増加して
熱交換効率を高め、小形化を可能にするなど、熱交換性
能、信頼性を向上した熱交換モジュールを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上側と下側の
両金属板の間に多数本の金属繊維を綿状に形成した金属
繊維群を挟み焼結して、各金属繊維の間に熱媒体の流通
間隙を形成し熱伝導とともに熱媒体に熱交換する金属繊
維層を両金属板に焼結して介装した熱交換モジュールに
特徴を有し、この金属繊維層は、多数の金属繊維によつ
て効果的に熱伝導し、大幅に増加された広い表面の全域
で多数の流通間隙を流通する熱媒体に効率良く熱交換す
るなど、熱交換性能、信頼性を大幅に高めている。
【0006】前記の熱交換モジュールにおいて、金属繊
維層の金属繊維は、金属繊維の体積に対する表面積の比
率が大きい丸細線又は異形細線に形成して、各金属繊維
における熱伝導及び熱交換性能をさらに高めている。
【0007】前記の熱交換モジュールにおいて、金属繊
維層の金属繊維をステンレス鋼製としてステンレス鋼製
の金属板に焼結した構成に特徴を有し、この優れた耐食
性、高強度及び熱伝導性等によつて、熱伝導及び熱交換
性能とともに耐久性を高めている。又は、金属繊維層の
金属繊維を銅製として銅製の金属板に焼結した構成に特
徴を有し、この優れた熱伝導性等によつて熱伝導及び熱
交換性能をさらに高めている。あるいは、金属繊維層の
金属繊維を銅鉄合金製として銅鉄合金製あるいはステン
レス鋼製の金属板に焼結した構成に特徴を有し、この銅
と鉄の優れた両特性を発揮せしめて、熱伝導及び熱交換
性能とともに耐久性を高めるなど、総合的に熱交換性
能、信頼性を効果的に高めている。
【0008】さらに、前記の熱交換モジュールにおい
て、金属繊維層の複数を中間の金属板を介し焼結して複
数段に構成したことに特徴を有し、熱交換性能をさらに
複数倍に高めるなど、総合的に熱交換性能、信頼性を大
幅に高めている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1Aに本発明の熱交換モジュー
ルの第1実施例、図2に第2実施例を示している。図中
1a,1b及び11a,11bはステンレス鋼製や銅製
又は銅鉄合金製からなる上側と下側又は中間の金属板、
2はステンレス鋼製や銅製又は銅鉄合金製からなる金属
繊維、2aは金属板と金属繊維との焼結、3は多数本の
金属繊維で形成した金属繊維層、dは金属繊維層の各金
属繊維の間に形成された多数の連続した流通間隙、10
は太陽光又は加熱、20は熱媒体である。
【0010】図示の実施例は、上側と下側の両金属板1
a,1b又は11a,11bの間に多数本の金属繊維2
を綿状に形成した金属繊維群を挟み焼結して、各金属繊
維2の間に熱媒体20の流通間隙dを形成し熱伝導とと
もに熱媒体20に熱交換する熱金属繊維層3を両金属板
1a,1bに焼結2aして介装した熱交換モジュールに
なつている。
【0011】前記の熱交換モジュールにおいて、金属繊
維層3の金属繊維2は、金属繊維の体積Vに対する表面
積Sの比率S/Vが大きい丸細線又は異形細線に形成し
たことを特徴とする熱交換モジュールになつている。
【0012】前記の熱交換モジュールにおいて、金属繊
維層3の金属繊維2をステンレス鋼製としてステンレス
鋼製の金属板1a,1b又は11a,11bに焼結2a
したことを特徴とする熱交換モジュールになつている。
【0013】前記の熱交換モジュールにおいて、金属繊
維層3の金属繊維2を銅製として銅製の金属板1a,1
b又は11a,11bに焼結2aし、又は金属繊維層3
の金属繊維2を銅鉄合金製として銅鉄合金製あるいはス
テンレス鋼製の金属板1a,1b又は11a,11bに
焼結2aしたことを特徴とする熱交換モジュールになつ
ている。
【0014】さらに、前記の熱交換モジュールにおい
て、金属繊維層3の複数を中間の金属板11bを介し焼
結2aして複数段に構成したことを特徴とする熱交換モ
ジュールになつている。
【0015】さらに詳述すると、金属板1a,1b及び
11a,11bは、耐食性とともに高強度で良好な熱伝
導性を有するステンレス鋼製や、耐食性とともに優れた
熱伝導性を有する銅製、又は、鉄及び銅の両特性を有す
る高い銅含有率の銅鉄合金製とし適宜の厚さに形成し
て、これら金属板の間に金属繊維層3を焼結2aして固
着し、太陽光や各種の加熱又は熱媒体10の受熱面とし
て、吸収した熱エネルギーを金属板の内面で金属繊維層
3内の熱媒体20に直接に熱交換するとともに金属繊維
層3の各金属繊維2に伝導して熱交換する構造になつて
いる。
【0016】また、金属繊維層3を構成する金属繊維2
は、前記のような特性を有するステンレス鋼製や銅製又
は銅鉄合金製とし、流通する熱媒体20で格別に振動、
損傷されない適度の細径に延伸加工して、例えば、0.
1mmφ前後の金属繊維に形成している。さらに、この
金属繊維において断面積をA、繊維の長さをLにする
と、単位当たりの繊維の体積V=A・L、表面積S=周
長×Lと表されて、この熱伝導容量及び熱伝達容量は、 熱伝導容量=熱伝導率×断面積A×温度傾斜 熱伝達容量=熱伝導率×表面積S×温度差 上式によつて算出され、この金属繊維2は、単位当たり
の繊維の体積Vに対する表面積Sの比率S/Vが大きい
丸細線又は異形細線(凹凸表面)に形成して、金属板で
吸収した熱エネルギーに対応する熱伝導性を有し、か
つ、この熱伝導性に対応させて熱伝達性能(熱交換性
能)に高めている。この優れた熱伝達性能によつて温度
傾斜が大きくなり熱伝導量も増加される。
【0017】金属繊維層3は、前記の金属繊維2の多数
本を適宜の手段で開繊等して綿状とし、金属繊維の間に
連続した適度の流通間隙dを多数形成するとともに、適
宜の層厚のマツト状金属繊維群にして、この金属繊維群
を上側と下側の金属板1a,1b又は11a,11bの
間に挟み適度に圧接して焼結炉の真空雰囲気で焼結する
ことによつて、この金属繊維群を上側と下側の金属板に
焼結2aして固着し、金属板の間に介装させて構成して
いる。また、必要に応じ金属繊維を予め凹凸つけたり又
は螺旋状等に形成した後に開繊して綿状に形成すること
により、金属繊維層3の厚さサイズや、熱媒体20を流
通せしめる連続した流通間隙d等の形成精度をさらに高
めることができる。
【0018】図1B,C及び図2Bに示している金属繊
維層3の金属繊維2は、ほぼ均等な形状とし繊維相互間
の流通間隙dを大きく図示しているが、具体的には、各
金属繊維2の形状は開繊等によつて多様になり、流通間
隙dは、熱媒体20の流通性を確保するとともに、各金
属繊維の表面との接触性を高めるように適度に小さく形
成している。また、金属繊維2の線径及び開繊密度は、
金属板が吸収した熱エネルギーに対応させて金属繊維層
3の熱伝導容量(各金属繊維2の総合熱伝導容量)を高
めている。また、金属繊維2を丸細線又は異形細線に形
成することによつて金属繊維2の表面積を大きく形成
し、熱伝導容量に対応させて熱伝達容量を高めている。
さらに、金属繊維群の焼結によつて金属繊維2の相互接
触部でも適度に焼結部が形成されて、金属繊維層3の層
厚や繊維の形状、流通間隙d等が安定せしめている。多
数の金属繊維2は、上側や下側又は中間の金属板が吸収
した熱エルギーを焼結2a部から伝導して、この広い表
面の全域で熱媒体20と効果的に熱交換して熱伝達する
など、優れた熱交換性能、信頼性を発揮する。
【0019】前記の熱交換モジュールにおいて、図1に
示す第1実施例の場合は、上側と下側の金属板1a,1
bの間に焼結2aして固着した金属繊維層3によつて構
成され、必要に応じ図示のように両金属板及び金属繊維
層3の両側にステンレス鋼製や合成樹脂製等の側板6を
設けるなどして熱交換器に組み込まれる。この金属板1
a,1bの一面又は両面によつて太陽光や各種の加熱又
は熱媒体10から熱エネルギーを吸収し、金属繊維層3
内で流通する熱媒体20に直接に熱交換するとともに、
金属板で吸収した熱エネルギーを焼結2aを介し各金属
繊維2に伝導する。熱媒体20は、金属繊維層3中に形
成された多数の流通間隙dを適宜の速度で流通し、多数
の金属繊維2の広い表面の全域で接触し効果的に熱交換
されて急速に加温される。このような優れた熱伝達性能
によつて各金属繊維2の温度傾斜が大きくなり熱伝達量
が助長され、従来のパイプ式熱交換機構に比べ熱交換面
積が十数倍に増加されるなど、総合的に優れた熱交換性
能、信頼性を有する。
【0020】本発明の熱交換モジュールは、図示のよう
に比較的に簡単な機構に形成されて前記のように熱交換
性能が大幅に向上されるため、大幅に小形化されコスト
節減される。
【0021】前記の熱交換モジュールにおいて、ステン
レス鋼製の金属繊維2によつて金属繊維層3を構成した
場合は、この金属繊維層3を同様なステンレス鋼製の金
属板1に焼結2aして構成される。ステンレス鋼材は、
耐食性とともに高強度で良好な熱伝導及び熱交換性能を
有し耐久性が高められる。
【0022】また、銅製の金属繊維2によつて金属繊維
層3を構成した場合は、この金属繊維層3を同様な銅製
の金属板に焼結2aして構成される。銅材は耐食性とと
もに優れた熱伝導性を有し熱交換性能がさらに高められ
る。また、強度の低下は繊維径の増加等によつて対処さ
れる。
【0023】銅鉄合金製の金属繊維2によつて金属繊維
層3を構成した場合は、同様な鉄合金製又はステンレス
鋼製の金属板に焼結2aして構成する。この銅鉄合金材
は、好ましくは銅含有率を20wt%〜80wt%程度
に高めた銅鉄合金材が適用される。従来の銅鉄合金材は
銅含有率が10wt%程度になつていたが、前記のよう
に高い銅含有率の銅鉄合金を溶解して小さいノズルから
水中に自然落下させて急冷する鋳造方法によつて、高い
銅含有率の銅鉄合金の線材を均質に製造し、さらに延伸
加工して前記のような細い銅鉄合金繊維に製造する技術
を先に開発している。この高い銅含有率の銅鉄合金繊維
は、鉄と銅の両特性が発揮されて耐食性や高強度ととも
に優れた熱伝導性及び熱交換性能が得られ、ステンレス
鋼材との焼結も可能になるなど、熱伝導及び熱交換性能
とともに耐久性が高められる。
【0024】図2に示す第2実施例は、前記の金属繊維
層3の複数を上側の金属板11aと中間の金属板11b
及び下側の金属板11bの間に挟み焼結2aして複数段
に構成した熱交換モジュールになつている。図示のよう
に金属繊維層3を3段に構成した場合は、必要に応じ中
段の金属繊維層3の層厚をほぼ2倍に形成して熱媒体2
0の流通速度を上段及び下段と等速に設定することも可
能である。この熱交換モジュールは、例えば、上段と下
段の金属繊維層3に熱媒体20を矢示方向に流通させて
熱交換した後、中段の金属繊維層3に熱媒体20を逆方
向に流通させる往復の熱交換が可能になつて、熱交換性
能がさらに倍増されるとともに大幅な小形化が可能とな
る。また、金属繊維層3を2段に構成して往復の熱交換
機能にすることも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の熱交換モジュールは、前述のよ
うに上下の金属板の間に焼結して金属繊維層を介装した
構成になつており、この金属繊維層は、多数の金属繊維
によつて効果的に熱伝導し、大幅に増加された広い表面
の全域で多数の流通間隙を流通する熱媒体に効率良く熱
交換されるなど、熱交換性能、信頼性を大幅に向上して
いる。従ってまた、大幅な小形化が可能となり低コスト
で提供される。
【0026】また、前記の熱交換モジュールにおいて、
金属繊維層の金属繊維は、金属繊維の体積に対する表面
積の比率が大きい丸細線又は異形細線に形成して、各金
属繊維における熱伝導及び熱交換性能をさらに高めてい
る。
【0027】また、金属繊維層の金属繊維をステンレス
鋼製としてステンレス鋼製の金属板に焼結して、この優
れた耐食性、高強度及び熱伝導性等により、熱伝導及び
熱交換性能とともに耐久性を高めている。又は、金属繊
維層の金属繊維を銅製として銅製の金属板に焼結して、
この優れた熱伝導性等により熱伝導及び熱交換性能をさ
らに高めている。又は、金属繊維層の金属繊維を銅鉄合
金製として銅鉄合金製あるいはステンレス鋼製の金属板
に焼結して、この銅と鉄の優れた両特性を発揮により、
熱伝導及び熱交換性能とともに耐久性を高めている。
【0028】さらに、前記の熱交換モジュールにおい
て、金属繊維層の複数を中間の金属板を介し焼結して複
数段に構成したことに特徴を有し、熱交換性能をさらに
複数倍に高め大幅な小形化を可能にするなど、総合的に
熱交換性能、信頼性を大幅に向上し、さらに大幅な小形
化及びコスト節減を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換モジュールの第1実施例を示す
斜視図(A)とそのX−X部分の拡大縦断面図(B)及
びY−Y部の拡大横断面図(C)
【図2】熱交換モジュールの第2実施例を示す斜視図
(A)とそのX−X部分の拡大縦断面図(B)
【図3】従来の熱交換器を示す横断機構図である。
【符号の説明】
1a,1b、11a,11b 金属板 2 金属繊維 2a 焼結 3 金属繊維層 10 太陽光や加熱又は熱媒体 20 熱媒体 d 流通間隙 V 繊維の体積 S 繊維の表面積 S/V 比率(繊維の表面積/繊維の体積)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側と下側の両金属板の間に多数本の金
    属繊維を綿状に形成した金属繊維群を挟み焼結して、各
    金属繊維の間に熱媒体の流通間隙を形成し熱伝導ととも
    に熱媒体に熱交換する金属繊維層を両金属板に焼結して
    介装したことを特徴とする熱交換モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱交換モジュールにおい
    て、前記の金属繊維層の金属繊維は、金属繊維の体積に
    対する表面積の比率が大きい丸細線又は異形細線に形成
    したことを特徴とする熱交換モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の熱交換モジ
    ュールにおいて、前記の金属繊維層の金属繊維をステン
    レス鋼製としてステンレス鋼製の金属板に焼結したこと
    を特徴とする熱交換モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の熱交換モジ
    ュールにおいて、前記の金属繊維層の金属繊維を銅製と
    して銅製の金属板に焼結し、又は金属繊維層の金属繊維
    を銅鉄合金製として銅鉄合金製あるいはステンレス鋼製
    の金属板に焼結したことを特徴とする熱交換モジュー
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
    項4記載の熱交換モジュールにおいて、前記の金属繊維
    層の複数を中間の金属板を介し焼結して複数段に構成し
    たことを特徴とする熱交換モジュール。
JP8282922A 1996-10-07 1996-10-07 熱交換モジュール Pending JPH10111025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019163924A (ja) * 2018-03-15 2019-09-26 国立大学法人電気通信大学 熱音響システム用熱交換器、往復振動流を用いたエネルギー変換器、熱音響エンジン、および、スターリングエンジン。
CN113812219A (zh) * 2019-05-21 2021-12-17 株式会社巴川制纸所 调温单元

Cited By (2)

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JP2019163924A (ja) * 2018-03-15 2019-09-26 国立大学法人電気通信大学 熱音響システム用熱交換器、往復振動流を用いたエネルギー変換器、熱音響エンジン、および、スターリングエンジン。
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