JPH10107826A - ローカルエリアネットワーク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルを伝送する非同期伝送モード（ＡＴＭ）
において動作し、リング接続部（２９ないし３２）を経
てリングに結合した複数のネットワークインタフェース
（１ないし８）を具え、各々ネットワークインタフェー
スがスイッチ（２４）を含むより適応性のあるローカル
エリアネットワークを提供する。 【解決手段】 少なくとも１つのネットワークインタフ
ェース（１ないし８）が、前記ネットワークインタフェ
ースの無線有効範囲に位置する少なくとも１つの端末と
（９ないし２１）データを交換する無線装置（３３）を
具え、前記スイッチ（２４）を、少なくとも前記リング
接続部および無線装置間でセルを輸送するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、セルを伝送する非
同期伝送モード（ＡＴＭ）において動作し、リング接続
部を経てリングに結合した複数のネットワークインタフ
ェースを具え、各々ネットワークインタフェースがスイ
ッチを含むローカルエリアネットワークに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】非同期伝送モードにおいて動作するロー
カルエリアネットワークは、欧州特許出願公開明細書第
６４１１０５号から既知である。このネットワークは、
各々のが送信および受信端末を有する複数のネットワー
クインタフェースと、前記ネットワークインタフェース
にワイヤによって結合した局とを具える。例えばある局
の宛先についての情報を含むセルを、この方法において
形成されたリングによって伝送する。ネットワークイン
タフェースは、スイッチおよびコントローラを具える。
前記スイッチは、受信接続部に各々割り当てられた個々
の経路メモリを含む。セルを受信した場合、前記スイッ
チは、格納された経路を基礎とするスイッチモードによ
って命令される切り替えまたは結合動作を行う。例え
ば、到来セルを前記コントローラ、局および／またはリ
ングに伝送する。前記コントローラが、例えば、接続セ
ットアップまたは遮断動作を行う。

【０００３】システムにおいて非同期伝送モードを使用
する場合、電話、画像または音声信号のようなペイロー
ド情報を、固定長ブロックにおいてディジタル信号処理
装置を経て伝送する。予め決められたバイト数（例えば
５３バイト）を有するセルを、固定長ブロックで表す。
各々のセルは、例えば５バイトの長さを有するヘッダ領
域と、前記ペイロード情報を収容し、例えば４８バイト
の長さを有する情報領域とを具える。このようなヘッダ
領域において、アドレス情報と、エラー検知用データ
と、制御表示ビット用データとを含む。アドレス情報
は、ＶＰＩ（仮想経路識別子）と呼ばれるトランク識別
子と、ＶＣＩ（仮想チャネル識別子）と呼ばれるリンク
識別子とを具える。ＶＰＩおよびＶＣＩは、共に仮想リ
ンクまたは仮想チャネルを示す。複数の仮想チャネルの
グループは、前記トランク識別子によって特徴付けられ
る仮想経路を示す。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
非同期伝送モードにおいて動作する適応性のあるローカ
ルエリアネットワークを提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記目的は、序章におい
て規定した形式の非同期伝送モードローカルエリアネッ
トワークにおいて、少なくとも１つのネットワークイン
タフェースが、前記ネットワークインタフェースの無線
有効範囲に位置する少なくとも１つの端末とデータを交
換する無線装置を具え、前記スイッチを、少なくとも前
記リング接続部および無線装置間でセルを輸送するよう
に構成したことを特徴とするローカルエリアネットワー
クによって達成される。

【０００６】本発明によれば、１つまたはそれ以上のネ
ットワークインタフェースが、無線リンクによって１つ
またはそれ以上の端末に結合した無線装置を含む。他の
ネットワークインタフェースを、有線接続によって局ま
たは他のネットワークに接続してもよい。このとき前記
ネットワークインタフェースを、１つまたは複数のリン
グ接続部によってリングに結合する。ネットワークイン
タフェースまたは端末において無線伝送に利用できるセ
ル（ＡＴＭセル）には、制御表示バイトおよび追加情報
を与え、前記無線リンクに１つのパケットユニットとし
て送る。このとき前記パケットユニットを、セルの一
部、完全なセルまたは複数のセルとしてもよい。無線伝
送に使用できる方法を、例えば、ＴＤＭＡ、ＦＤＭＡま
たはＣＤＭＡ（ＴＤＭＡ＝時分割多重アクセス；ＦＤＭ
Ａ＝周波数分割多重アクセス；ＣＤＭＡ＝符号分割多重
アクセス）としてもよい。これらの方法を適当に組み合
わせてもよい。例えば、ある搬送周波数を、ネットワー
クインタフェースと、このネットワークインタフェース
の無線有効範囲内に位置する端末とに割り当ててもよ
い。このときネットワークインタフェースおよび端末間
の無線伝送を、時分割多重アクセス方法に従って行って
もよい。

【０００７】前記無線装置またはリンクからネットワー
クインタフェースにおいて受信したセルを、前記スイッ
チによって前記リングおよび／または無線装置および／
または制御回路に伝送する。次に、例えば接続セットア
ップまたは遮断による合図セルと、存在する接続部に関
するユーザ情報を含むユーザセルとを伝送する。利用可
能なセルには、合図セルおよびユーザセルの２つの形式
が存在する。

【０００８】このように本発明によれば、種々の端末を
１つのネットワークインタフェースの無線有効領域内に
位置させることができる。これらを、他の費用が掛かる
有線接続部を設けることなく、好きなように接続および
遮断することができ、その結果、前記ローカルネットワ
ークは、ユーザに対して適応性があるようになる。ユー
ザを、例えば、端末におけるプログラムのユーザ、プロ
グラムそれ自体、格納されたデータ（データバンクとし
ての端末）または電話ユーザとする。

【０００９】ネットワークインタフェースの各々のスイ
ッチは、受信接続部に割り当てられた受信回路を含み、
この回路は、受信したセルのヘッダ領域を評価する。前
記ヘッダ領域からの情報を基礎として、受信回路は、割
り当てられた経路メモリ装置からスイッチモードを選択
する。

【００１０】種々の仮想リンクに対するスイッチモード
を、前記経路メモリに格納することができる。６つのス
イッチモードを、前記無線装置に結合した経路メモリに
与える。第１スイッチモードを、少なくとも２つのロー
カル端末間の接続に与え、このモードにおいて、前記ス
イッチは、前記無線装置に接続した受信および送信接続
部を結合する。第２スイッチモードを、少なくともロー
カルおよびリモート端末間の接続に使用し、このモード
において、前記スイッチは、前記無線装置に接続された
受信接続部と、リングに接続された受信接続部とを結合
する。第３スイッチモードを、少なくとも２つのローカ
ル端末と少なくとも１つのリモート端末とを接続するの
に使用し、このモードにおいて、前記スイッチは、前記
無線装置に接続された受信接続部を送信接続部に結合
し、前記送信接続部をリングに結合する。第４スイッチ
モードを、ローカル端末および前記ローカルコントロー
ラ間の接続に使用し、このモードにおいて、前記スイッ
チは、前記無線装置に接続された受信接続部を前記ロー
カルコントローラに結合する。第５スイッチモードを、
ローカル端末と、少なくとも１つのリモートコントロー
ラとの接続に使用し、このモードにおいて、前記スイッ
チは、前記無線装置に接続された受信接続部を、前記ロ
ーカルコントローラとリングに接続された送信接続部と
に結合する。第６スイッチモードにおいて、存在しない
接続部を含むセルを消去する。

【００１１】仮想リンクに対する前記スイッチモード
を、接続セットアップ中に格納する。仮想リンクに対す
るスイッチモードを、前記個々のコントローラによって
経路メモリに格納する。このとき前記経路メモリを、仮
想リンクを特徴付ける、接続の形式、セルの形式および
スイッチモードを格納するように構成する。前記仮想リ
ンクは、セルのヘッダ領域に含まれるＶＣＩ（仮想チャ
ネル識別子）およびＶＰＩ（仮想経路識別子）の組み合
わせによって特徴付けられる。前記接続の形式は、ユニ
キャストすなわち２地点間接続、マルチキャストすなわ
ち１地点対多地点接続または放送接続のいずれが関係す
るかを示す。

【００１２】端末は、ネットワークインタフェースとし
て、無線周波数回路、モデムおよびプロトコル装置を有
する無線装置を含む。ある端末の無線装置は、割り当て
られたネットワークインタフェースの無線装置とデータ
を交換する。端末は、記録チャネルによる表示データ
と、ＭＡＣ（ＭＡＣ＝媒体アクセス制御）合図チャネル
によるＭＡＣ合図データと、少なくとも１つの輸送チャ
ネルによるペイロード情報とを送信する。前記ペイロー
ド情報は、セルの少なくとも１部を含む。前記ネットワ
ークインタフェースは、前記ＭＡＣ合図チャネルによっ
て前記端末に、例えば、前記輸送チャネルまたはペイロ
ード情報の送信に適切なチャネルを知らせる。

【００１３】前記ローカルエリアネットワークにおける
ネットワークインタフェースは、追加の目的を有する。
それは、各々の仮想リンクの接続セットアップおよび遮
断の制御である。ユーザが他のユーザとの接続を持ちた
い場合、このネットワークインタフェースは、これを実
行できるかどうかを照合する。

【００１４】本発明はさらに、セルを送信する非同期伝
送モード（ＡＴＭ）において動作し、ネットワークイン
タフェースを、リング接続部を経てリングに結合し、各
々がスイッチを有する複数のネットワークインタフェー
スに結合したローカルエリアネットワークに関係する。
前記ネットワークインタフェースは、このネットワーク
インタフェースの無線有効範囲において位置する少なく
とも１つの端末とデータを交換する無線装置を含む。前
記スイッチを、少なくとも、前記リング接続部および無
線装置間でセルを輸送するように構成する。

【００１５】

【発明の実施の形態】図１は、少なくとも１つのリング
を形成する少なくとも２つのリング接続部を各々が有す
る８つのネットワークインタフェース１ないし８を具え
るローカルエリアネットワークの実施例を示す。このロ
ーカルエリアネットワークは、１つまたは種々の追加の
リングを具えてもよい。２つのリングを使用する場合、
情報は、これらのリングを反対方向に流れることができ
る。

【００１６】種々の端末９ないし２１を、ネットワーク
インタフェース１ないし８に無線チャネルによって結合
する。ネットワークインタフェース１ないし８および端
末９ないし２１は、情報またはメッセージを前記無線チ
ャネルによって送信する無線装置を各々含む。図１に示
す実施例において、端末９、１０および１１をネットワ
ークインタフェース１に割り当て、端末１２および１３
をネットワークインタフェース２に割り当て、端末１４
をネットワークインタフェース３に割り当て、端末１５
をネットワークインタフェース４に割り当て、端末１６
および１７をネットワークインタフェース５に割り当
て、端末１８をネットワークインタフェース６に割り当
て、端末１９および２０をネットワークインタフェース
７に割り当て、端末２１をネットワークインタフェース
８に割り当てる。

【００１７】端末９ないし２１は、無線装置だけでな
く、例えば、テレビ電話機、パーソナルコンピュータ、
ワークステーションまたは電話機を含んでもよい。

【００１８】メッセージまたは情報を、前記リング内の
ネットワークインタフェース１ないし８間で非同期伝送
モード（ＡＴＭ）においてセルにおいて伝送する。前記
セルの部分、１つまたは複数のセルを、無線チャネルに
よって前記端末（９ないし２１）および割り当てられた
ネットワークインタフェース（１ないし８）間で伝送す
る。このとき前記セルの部分、１つまたは種々のセル
を、制御情報バイトおよび無線伝送に必要な追加の情報
（オーバヘッド）によって拡張する。

【００１９】１つのセルは、例えば５バイトのヘッダ領
域と、例えば４８バイトの情報領域とを具える。前記セ
ルのヘッダ領域に含まれる情報を、特にアドレッシング
およびスイッチ機能の実行に使用する。

【００２０】ネットワークインタフェース１を、例えば
通信開始に関するデータを取り出すことができるデータ
バンク２２にも結合し、このデータは、個々の端末９な
いし２１の資源についての情報またはネットワークトポ
ロギについての情報を与えてもよい。このときネットワ
ークインタフェースに、加えて、データの管理と、接続
セットアップおよび遮断の制御とを行わせる。

【００２１】端子（９ないし２１）および割り当てられ
たネットワークインタフェース（１ないし８）間の無線
伝送を、ＴＤＭＡ、ＦＤＭＡまたはＣＤＭＡ（ＴＤＭＡ
＝時分割多重アクセス；ＦＤＭＡ＝周波数分割多重アク
セス；ＣＤＭＡ＝符号分割多重アクセス）に従って実行
してもよい。これらの方法を適当に組み合わせてもよ
い。例えば、ＴＤＭＡ方法に従って、フレームのタイム
スロットを、特定の接続のために端末に割り当てる。１
つのタイムスロットの持続期間は、１つまたは複数のセ
ルに加え、追加の制御表示バイトおよび無線伝送に必要
な情報を構成する部分すなわち持続時間に対応すること
ができる。異なった搬送周波数を、ネットワークインタ
フェース１ないし８および端末（９ないし２１）に割り
当ててもよい。前記個々の端末の必要条件は、例えば、
ネットワークインタフェース１からの接続セットアップ
中および／またはタイムスロット（フレーム）ごとに、
接続に対するタイムスロットの割り当てを決定する。前
記ローカルエリアネットワーク全体にＴＤＭＡ方法のみ
を用いることもできる。このときスーパフレームの１つ
のタイムスロット（サブフレーム）を１つのネットワー
クインタフェースに割り当てる。

【００２２】２つの反対方向のリングの一部を形成し、
以下に２３と呼ぶ、図１に示すネットワークインタフェ
ース１ないし８を図２により詳細に示す。ローカルエリ
アネットワークにおいて、１つのリングまたは２つより
多いリングの一部を形成するネットワークインタフェー
スを使用してもよい。ネットワークインタフェース２３
は、バッファメモリ２５ないし２８を経てリング接続部
２９ないし３２および無線装置３３に結合し、セルスト
リームを切り替えるスイッチ２４を含む。無線装置３３
を接続部３８および３９を経てスイッチ２４に結合す
る。

【００２３】バッファメモリ２５を、一方では第１リン
グの受信リング接続部２９に結合し、他方ではスイッチ
２４に至る接続部３４に結合する。バッファメモリ２５
は、受信リング接続部２９のセルストリームから得られ
た第１受信クロック信号を受け、ネットワークインタフ
ェース２３のクロック発生器から内部クロック信号を受
ける。バッファメモリ２６を接続部３５によってスイッ
チ２４に結合し、前記第１リングの送信リング接続部３
０にセルストリームを供給する。前記内部クロック信号
と、例えば前記内部クロック信号から得られた第１送信
クロック信号とを、バッファメモリ２６に供給する。

【００２４】バッファメモリ２７は、第２リングの受信
リング接続部３１からセルストリームを受け、接続部３
６によってスイッチ２４にセルストリームを供給する。
バッファメモリ２８は、スイッチ２４の接続部３７から
セルを受け、これらのセルを前記第２リングの送信リン
グ接続部３２に伝送する。バッファメモリ２７は、前記
内部クロック信号だけでなく、受信リング接続部３１の
セルストリームから得られた第２受信クロック信号も受
ける。前記内部クロック信号と、例えば内部クロック信
号から得られた第２送信クロック信号とをバッファメモ
リ２８に供給する。

【００２５】バッファメモリ２５ないし２８において、
前記セルストリームをクロック信号に適合させる。どの
ようにして種々のクロック信号を前記セルストリームか
ら得るのかと、どのように前記内部クロック信号を前記
クロック発生器において発生するのかとを、ここでさら
には示さない。

【００２６】ネットワークインタフェース２３は、スイ
ッチ２４を制御するコントローラ４０をさらに含み、こ
のコントローラを、例えば接続セットアップまたは遮断
に使用する。マイクロプロセッサとして配置してもよい
コントローラ４０は、セルを受けると共に発生する。ス
イッチ２４は、切り替えマトリックス４１と、３つの経
路メモリ４２、４３および４４と、３つの受信回路４
５、４６および４７とをさらに含む。受信回路４５、４
６および４７において、接続部２９、３１および３９か
ら来るセルのヘッダ領域を評価する。

【００２７】前記ヘッダ領域に含まれるアドレス情報
を、受信回路４５、４６および４７に接続した経路メモ
リ４２、４３および４４に関する種々の表を活性化する
のに使用する。前記表に格納されたデータを、受信回路
４５、４６および４７によって前記セルの他の処理およ
び送信を編成するために使用する。例えば、受信回路４
５は、前記セルを複製することができ、それに新たなア
ドレス情報を与えることができる。元セルを、例えば切
り替えマトリックス４１を経て無線装置３３に伝送し、
複製セルを切り替えマトリックス４１を経てバッファメ
モリ２６に伝送する。切り替えマトリックス４１がこの
複製機能のような機能を実行してもよい。

【００２８】受信回路４５を接続部３４によってバッフ
ァメモリ２５に結合し、受信したセルを切り替えマトリ
ックス４１に輸送する。経路メモリ４２を受信回路４５
に接続する。経路メモリ４３に接続した受信回路４６
は、バッファメモリ２７からセルを受け、切り替えマト
リックス４１にセルを輸送する。切り替えマトリックス
４１と接続部３９との間に、経路メモリ４４に接続した
受信回路４７を挿入する。

【００２９】２つの形式のペイロードセルを、前記第１
リングのリング接続部２９および３０によって、前記第
２リングのリング接続部３１および３２によって、そし
て接続部３８および３９によって送信する。一方でユー
ザセルは、例えばこれらの情報領域において接続セット
アップ前のメッセージまたはユーザデータを搬送し、他
方で合図セルは、これらの情報領域においてオーバヘッ
ドバイトを搬送する。

【００３０】セルのヘッダ領域における特定ビットを、
ＶＣＩ（仮想チャネル識別子）およびＶＰＩ（仮想経路
識別子）のために確保する。ＶＰＩは、仮想リンクのグ
ループを示す。現在の標準化に従って、前記セルのヘッ
ダ領域において８ビットをＶＰＩのために確保し、１６
ビットをＶＣＩのために確保する。

【００３１】この実施例において、ＶＰＩおよびＶＣＩ
は共に、１つの数によって少なくとも二人のユーザ間の
仮想リンクを特徴付け、ＶＰＩおよびＶＣＩを、接続セ
ットアップ中に決定する。ユーザを、例えば端末におけ
るプログラムのユーザ、プログラムそれ自体、格納され
たデータ（データバンクとしての端末）または電話加入
者を意味するものであると理解できる。加えて、ＶＰＩ
は、仮想リンクのグループを示す。前記接続を開始する
場合、ＶＰＩおよびＶＣＩによって特徴付けられた接続
に割り当てられた特定の属性を、経路メモリ４２ないし
４４の表に格納する。属性は、例えば仮想リンクの接続
の形式を示す。

【００３２】接続の形式を、ユニキャスト接続、マルチ
キャスト接続または放送接続とする。ユニキャスト接続
すなわち２地点間接続は、第１端末のユーザの第２端末
のユーザに対する仮想リンクである。マルチキャスト接
続すなわち１地点対多地点接続は、複数の端末のユーザ
が互いに接続した場合に発生する。放送接続により、送
信機端末は、すべての他の端末に情報において同じ内容
を有するセルを配送する。

【００３３】端末９ないし２１は、例えば図３に示すよ
うなパーソナルコンピュータ４８および無線装置４９を
具えてもよい。パーソナルコンピュータ４８は、関係す
るネットワークインタフェース（１ないし８）への無線
送信に適した無線装置４９とセルを交換する。

【００３４】ネットワークインタフェース２３における
無線装置３３と、端末（９ないし２１）における無線装
置４９とは、アンテナ５０、無線周波数回路５１、モデ
ム５２およびプロトコル装置５３（図４）を具える。無
線装置３３および４９のプロトコル装置５３および他の
回路要素５０ないし５２は、他の無線装置から既知の回
路要素であるため、さらに説明する必要はない。プロト
コル装置５３は、受けＡＴＭセルストリームからパケッ
トユニットを形成し、これらのユニットは、ＡＴＭセル
と制御表示バイトの少なくとも一部を各々含み、多重ア
クセスに対する無線装置送信媒体に適したエラーを低減
するプロトコルを使用する。これらのプロトコルは、Ｏ
ＳＩレイヤモデルに関係する。ここでＯＳＩレイヤモデ
ルのセキュリティレイヤが関係する。このセキュリティ
レイヤは、少なくとも２つのレイヤ、すなわち、ＬＬＣ
レイヤおよびＭＡＣレイヤを含む。ＭＡＣレイヤは、送
信媒体（無線送信媒体）に対する前記端末の多重アクセ
スを制御する。ＬＬＣレイヤ（ＬＬＣ＝論理リンク制
御）は、フローおよびエラーチェックを行う。ＭＡＣお
よびＬＬＣレイヤについてのさらなる情報を、例えば、
「"Computer Networks" by Andrew S. Tanenbaum, Seco
nd Edition, Prentice-Hall International, Inc., 198
8, pages 117 to 131, 196 to 212 and 262 to 265」か
ら得ることができる。

【００３５】以下に、端末９ないし２１およびネットワ
ークインタフェース１ないし８間のデータ交換を、無線
チャネルにおいてＴＤＭＡおよびＦＤＭＡ方法（時分割
多重アクセスおよび周波数分割多重アクセス）に従って
行うとする。ネットワークインタフェース１ないし８お
よび割り当てられた端末９ないし２１は、データを異な
った搬送周波数において送信する（ＦＤＭＡ）。ネット
ワークインタフェースと割り当てられた端末との間のデ
ータの送信に、割り当てられたタイムスロットを使用す
る（ＴＤＭＡ）。フレームは、衝突が多くあるチャネル
またはタイムスロット（以下に登録チャネルと呼ぶ）
と、各々の端末に関する複数の無衝突ＭＡＣ合図チャネ
ルと、ペイロード情報用輸送チャネルまたは輸送タイム
スロットとを含む。登録チャネルには各々の端末によっ
てアクセスしてもよいため、他のチャネルとの衝突が生
じるかもしれない。一度スイッチオンした端末は、登録
チャネルによって前記割り当てられたネットワークチャ
ネルに登録する。ＭＡＣ合図チャネルを端末に柔軟に割
り当て、前記端末およびネットワークインタフェース間
のＭＡＣ合図情報の交換に使用する。ＭＡＣ合図情報
を、ＭＡＣレイヤに割り当てられたプロトコルから得
て、例えば、ペイロード情報用輸送タイムスロットを動
的に受信するのに使用する。このとき個々の端末は、ネ
ットワークインタフェースに、バッファにおいてどの位
多くのセルを送信に利用できるかを知らせる。例えば、
無線有効範囲全体において位置する端末の送信セルで満
たされたバッファに応じて、ネットワークインタフェー
スは、輸送チャネルを個々の端末に割り当てる。このと
き一般に、各々の新たな時間フレームに対して割り当て
を繰り返す。すべての輸送チャネルに対する割り当てを
動的に行ってもよい。これは、第１フレームにおいて、
ネットワークインタフェースから端末への送信に割り当
てるより多くのチャネルを端末からネットワークインタ
フェースへの送信に割り当て、他のフレームにおいて、
ネットワークインタフェースから端末への送信に割り当
てるより多くのチャネルをネットワークインタフェース
から端末へのセルの輸送に割り当てる。ＭＡＣ合図に関
する方法を、例えば、刊行物「"Medium Access Control
Protocol for wireless, transparent ATM access" by
D. Petras, IEEE Wireless Communication Systems Sy
mposium, Long Island, NY, page 79 to 84, November
1995」から得ることができる。

【００３６】一度端末が動作すると、端末に割り当てら
れた識別番号（ＩＤ番号）を含む登録要求を、割り当て
られたネットワークインタフェース（例えば、ネットワ
ークインタフェース５）に登録チャネルによって送る。
一度登録要求が無線装置３３において受けられると、ス
イッチ２４は、この登録要求を経路メモリ４４のポーリ
ング後にコントローラ４０に送る。前記端末の登録要求
を、合図セルにおいてネットワークインタフェース５か
らリングを経てネットワークインタフェース１に送り、
このインタフェース１は、前記端末の識別番号をデータ
バンク２２に格納する。ネットワークインタフェース１
における受理を、ネットワークインタフェース５のコン
トローラ４０に送られた合図セルによって承認し、次に
さらなる承認メッセージを前記端末に返す。前記端末
は、前記承認メッセージだけでなく、割り当てられたＭ
ＡＣ合図チャネルについての情報も受ける。

【００３７】ネットワークインタフェースのコントロー
ラ４０は、端末のユーザの接続セットアップおよび遮断
を制御する。例えば、欧州特許出願公開明細書第６４１
１０５号に記載されているのと同様の制御手順をここで
も使用する。

【００３８】以下に、二人の端末のユーザ間の接続セッ
トアップを例として説明する。ネットワークインタフェ
ース６に割り当てられ、ユーザＡ₁ を有する端末１８
は、ネットワークインタフェース２に割り当てられた端
末１２のユーザＡ₂ への接続を開始しようとする。

【００３９】ＡＴＭセル（ユーザおよび合図セル）の交
換を、ＭＡＣ合図による端末および個々のネットワーク
インタフェース間の無線チャネルによって実現すると仮
定する。ＭＡＣレイヤの回路配置は、ＡＴＭセルの内容
に係わりなく、前記動的タイムスロット割り当てを可能
にする。

【００４０】最初に、接続要求を含む合図セルを端末１
８によって発生し、ネットワークインタフェース６、７
および８を経てネットワークインタフェース１に送信す
る。ネットワークインタフェース１のコントローラ４０
は、接続要求を含む合図セルを受信し、次にこのような
接続が可能であるかどうかを照合する（例えば、端末１
２が登録されたかどうかを照合する）。この接続が許可
された場合、このリングに有効なＶＰＩおよびＶＣＩ
を、この仮想リンクに割り当てる。合図セルによって、
ネットワークインタフェース１は、ネットワークインタ
フェース２および６のコントローラ４０に、端末１２お
よび１８間の仮想リンクを開始することを通知する。前
記仮想リンクに割り当てられたＶＰＩおよびＶＣＩと、
前記リングに関して受けた送信容量も通知する。ネット
ワークインタフェース２および６の個々のコントローラ
４０は、前記無線チャネルによる十分な送信容量を個々
の端末１２または１８に対する仮想リンクに利用できる
かどうかを照合する。十分な送信容量が、接続に関する
無線チャネルに関して平均して利用できるべきである。
しかしながらこの容量は、あるフレームから次のフレー
ムで変化するかもしれない。ＭＡＣレイヤの回路配置
は、無線チャネルによる動的タイムスロット割り当てに
適している。ネットワークインタフェース２および６
は、これら個々の端末１２および１８に、前記接続に関
する無線リンクに関するインタフェースによって与えら
れるＶＰＩおよびＶＣＩの無線チャネルによって通知す
る。このように、前記無線チャネルおよびリングに対し
て、異なっているが対応するＶＰＩおよびＶＣＩを割り
当ててもよい。

【００４１】特定の経路メモリにおける表は、ネットワ
ークインタフェース１ないし８において変化すべきであ
る。これらの表において、特定のスイッチモードを前記
仮想リンクのＶＰＩおよびＶＣＩにセットする。この表
の変化を、ネットワークインタフェース１によって送信
され、ネットワークインタフェース２ないし８のコント
ローラ４０によって受信されると共に評価された合図セ
ルによってトリガする。表の実際の変化を、各々のネッ
トワークインタフェース１ないし８のコントローラ４０
によって行う。この目的のために、無線チャネルに割り
当てられたＶＰＩおよびＶＣＩを経路メモリ４４に格納
し、リングに割り当てられたＶＰＩおよびＶＣＩを経路
メモリ４２および４３に格納する。

【００４２】例えば、ネットワークインタフェース６
は、端末１８から受信したセルを、その割り当てられた
送信リング接続部に伝達する。実際の切り替え動作をネ
ットワークインタフェース６のスイッチ２４によって実
行し、このインタフェースは、端末１８から受信したセ
ルストリームを、経路メモリ４４における表の評価後
に、例えばネットワークインタフェース６の送信リング
接続部３０に伝達する。

【００４３】異なったスイッチモードを、異なった形式
の接続ごとに、セルの受信機ごとに、ＶＰＩおよびＶＣ
Ｉごとに経路メモリ４２ないし４４に格納する。図５
は、経路メモリ４４に格納できる種々のスイッチモード
を示す。ユーザセルに関係するセルストリームを連続線
において示し、合図セルに関係するセルストリームを点
線において示す。図５ａは、５４で示すネットワークイ
ンタフェースと、これに含まれる５５で示すコントロー
ラと、５６で示す無線装置３３、受信回路４７および経
路メモリ４４とを例として示す。

【００４４】図５ａは、スイッチモード“Ｕ Ｌｏｃａ
ｌ”を示し、このモードにおいて、端末からユーザセル
を受信し、スイッチ２４を経て無線インタフェースに戻
す。以下において、一般に、無線インタフェースを、各
々適切な無線装置３３および４９を有する無線チャネル
を示すものとする。このスイッチモードを、２地点間接
続または１地点対多地点接続のすべてのユーザセルに使
用する。このとき前記接続に属する端末は、前記スイッ
チ機能を行うネットワークインタフェース（ローカルエ
リアネットワークインタフェース）の無線有効範囲内に
位置する。

【００４５】図５ｂに示すスイッチモード“Ｕ Ｂｏｔ
ｈ”は、前記無線インタフェースからユーザセルを受信
し、これらのユーザセルを、他のネットワークインタフ
ェースに送信する送信リング接続部に供給すると共に、
前記無線インタフェースに戻す。このスイッチモード
を、１地点対多地点接続におけるユーザセルに使用し、
このモードにおいて、前記接続に属する少なくとも１つ
の端末は、ローカルエリアネットワークインタフェース
の無線有効範囲内に位置し、前記接続に属する少なくと
も他の端末は、異なったネットワークインタフェースの
無線有効範囲内に位置する。

【００４６】図５ｃに示すスイッチモード“Ｓ Ｒｅｍ
ｏｔｅ”において、あるローカルエリアネットワークイ
ンタフェースの無線インタフェースを経て受信された合
図セルを、スイッチ２４によって、異なったネットワー
クインタフェースに達する送信リング接続部に切り替え
る。このスイッチモードを、２地点間接続の合図セルに
使用し、ここで、異なったネットワークインタフェース
のコントローラ４０が前記合図セルの受信機である。種
々の異なったネットワークインタフェースのコントロー
ラ４０が受信機である１地点対多地点接続に関しても、
スイッチモード“Ｓ Ｒｅｍｏｔｅ”を与える。

【００４７】図５ｄは、スイッチモード“Ｕ Ｒｅｍｏ
ｔｅ”を示し、このスイッチモードは、ユーザセルを無
線インタフェースから送信リング接続部に輸送する。こ
のスイッチモードを、２地点間接続または１地点対多地
点接続におけるユーザセルに使用する。２地点間接続に
おいて、受信端末は、前記スイッチ動作を行わないネッ
トワークインタフェースの無線有効範囲内に位置する。
１地点対多地点接続において、ユーザセルを受信するす
べての端末は、１つまたは種々の異なったネットワーク
インタフェースの無線有効範囲内に位置する。

【００４８】図５ｅおよび５ｆは、ローカルエリアネッ
トワークインタフェースの無線インタフェースを経て来
る合図セル用のスイッチモードに関係する。図５ｅに示
すスイッチモード“Ｓ Ｌｏｃａｌ”において、２地点
間接続または１地点対多地点接続のすべての受信された
合図セルを、ローカルエリアネットワークインタフェー
スのコントローラ４０に輸送する。図５ｆに示すスイッ
チモード“Ｓ Ｂｏｔｈ”を、特定の１地点対多地点接
続または放送接続に使用する。このとき前記合図セル
を、ローカルエリアネットワークインタフェースのコン
トローラ４０と、異なったネットワークインタフェース
のコントローラ４０とに搬送する。

【００４９】図５ｇに示すスイッチモード“Ｄｅｌｅｔ
ｅ”において、スイッチ２４におけるユーザまたは合図
セルを、これらが、ローカルエリアネットワークインタ
フェースの無線有効範囲において位置する端末にも、異
なった無線有効範囲に位置する端末にも到達しない場
合、消去する。

【００５０】経路メモリ４４に収容された表は、ここで
は以下の事項を有してもよい。

【００５１】

【表１】

【００５２】この表は、ＶＰＩおよびＶＣＩ事項（図示
せず）を任意に有してもよい。例えば、第１ＶＰＩおよ
びＶＣＩ事項は、受信地点としてローカル端末のユーザ
と、通信の形式としてユーザセルのためのユニキャスト
すなわち２地点間接続と、スイッチモードとして“Ｕ
Ｌｏｃａｌ”とを有してもよい。さらに、ＶＰＩおよび
ＶＣＩ事項は、受信地点として種々のローカルコントロ
ーラのユーザと、通信の形式として１地点対多地点接続
と、スイッチモードとして“Ｓ Ｌｏｃａｌ”とを有し
てもよい。特定の予め決められたＶＣＩおよびＶＰＩの
組み合わせを、前記合図セルの接続セットアップおよび
遮断に確保したことを留意すべきである。

【００５３】前記表は、すべての存在する受信地点に対
するスイッチモードと、無線インタフェースを経て来る
セルの接続の形式とを示す。前記ローカル端末は、前記
ローカルエリアネットワークインタフェースの無線有効
範囲内に位置する端末を意味し、前記リモート端末は、
異なったネットワークインタフェースの無線有効範囲内
に位置する端末を意味すると理解される。前記ローカル
コントローラを前記ローカルエリアネットワークインタ
フェースのコントローラ４０とし、リモートコントロー
ラを異なったネットワークインタフェースのコントロー
ラ４０とする。例えば、無関係なＶＰＩおよびＶＣＩを
有するセルを放送接続に関して受信することが起きるか
もしれない。この場合において、スイッチモード“Ｕ
Ｂｏｔｈ”または“Ｓ Ｂｏｔｈ”を、ユーザセルおよ
び合図セルに各々使用する。無関係な受信地点を有する
すべての非存在接続に関して、セルを消去する（スイッ
チモード：“Ｄｅｌｅｔｅ”）。

【図面の簡単な説明】

【図１】ローカルエリアネットワークを示す線図であ
る。

【図２】図１に示すローカルエリアネットワークにおい
て使用できるネットワークインタフェースを示す線図で
ある。

【図３】図２に示すネットワークインタフェースに無線
チャネルによって結合した端末を示す線図である。

【図４】図２に示すネットワークインタフェースまたは
図３に示す端末における無線装置を示す線図である。

【図５】図２に示すネットワークインタフェースに含ま
れるスイッチの種々のスイッチモードを示す線図であ
る。

【符号の説明】

１、２、３、４、５、６、７、８、２３ ネットワーク
インタフェース ９、１０、１１、１２、１３、１４、１５、１６、１
７、１８、１９、２０、２１ 端末 ２２ データバンク ２４ スイッチ ２５、２６、２７、２８ バッファメモリ ２９、３０、３１、３２ リング接続部 ３３、４９ 無線装置 ３４、３５、３６、３７、３８、３９ 接続部 ４０ コントローラ ４１ 切り替えマトリックス ４２、４３、４４ 経路メモリ ４５、４６、４７ 受信回路 ４８ パーソナルコンピュータ ５０ アンテナ ５１ 無線周波数回路 ５２ モデム ５３ プロトコル装置

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 セルを伝送する非同期伝送モードにおい
   て動作し、リング接続部を経てリングに結合した複数の
   ネットワークインタフェースを具え、各々ネットワーク
   インタフェースがスイッチを含むローカルエリアネット
   ワークにおいて、少なくとも１つのネットワークインタ
   フェースが、前記ネットワークインタフェースの無線有
   効範囲に位置する少なくとも１つの端末とデータを交換
   する無線装置を具え、前記スイッチを、少なくとも前記
   リング接続部および無線装置間でセルを輸送するように
   構成したことを特徴とするローカルエリアネットワー
   ク。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のローカルエリアネット
   ワークにおいて、前記スイッチが受信接続部に割り当て
   られた受信回路を含み、各々の受信回路を受信したセル
   のヘッダ領域を評価するのに使用し、前記ヘッダ領域か
   ら得られた情報を基礎として少なくとも１つの受信回路
   を、スイッチモードを経路メモリから取り出すのに使用
   することを特徴とするローカルエリアネットワーク。
3. 【請求項３】 請求項２に記載のローカルエリアネット
   ワークにおいて、前記無線装置から来る前記受信接続部
   に結合した経路メモリが、 − 少なくとも２つのローカル端末間の接続用で、前記
   スイッチが前記無線装置に接続した受信および送信接続
   部を結合する第１スイッチモードと、 − 少なくともローカル端末およびリモート端末間の接
   続用で、前記スイッチが前記無線装置に接続された受信
   接続部およびリングに接続された受信接続部を結合する
   第２スイッチモードと、 − 少なくとも２つのローカル端末および少なくとも１
   つのリモート端末間の接続用で、前記スイッチが、前記
   無線装置に接続された受信接続部を送信接続部に結合
   し、前記送信接続部をリングに結合する第３スイッチモ
   ードと、 − ローカル端末および前記ローカルコントローラ間の
   接続用で、前記スイッチが、前記無線装置に接続された
   受信接続部を前記ローカルコントローラに結合する第４
   スイッチモードと、 − ローカル端末および少なくとも１つのリモートコン
   トローラ間の接続用で、前記スイッチが、前記無線装置
   に接続された受信接続部を、前記ローカルコントローラ
   とリングに接続された送信接続部とに結合する第５スイ
   ッチモードと、 − 存在しない接続部を含むセルを消去する第６スイッ
   チモードとを格納することを特徴とするローカルエリア
   ネットワーク。
4. 【請求項４】 請求項３に記載のローカルエリアネット
   ワークにおいて、接続セットアップ中に前記コントロー
   ラが少なくとも１つの経路メモリにおける仮想リンクの
   ためのスイッチモードを格納することを特徴とするロー
   カルエリアネットワーク。
5. 【請求項５】 請求項４に記載のローカルエリアネット
   ワークにおいて、前記ヘッダ領域に含まれる仮想チャネ
   ル識別子および仮想経路識別子が仮想リンクを共に特徴
   付け、接続の形式、セルの形式およびスイッチモードを
   この識別子に含ませたことを特徴とするローカルエリア
   ネットワーク。
6. 【請求項６】 請求項１ないし５のいずれか１項に記載
   のローカルエリアネットワークにおいて、端末が、ネッ
   トワークインタフェースとして、高周波回路、モデムお
   よびプロトコル装置を有する無線装置を含み、端末の無
   線装置が、割り当てられたネットワークインタフェース
   の無線装置とデータを交換し、端末が、記録チャネルに
   よる表示データと、媒体アクセス制御合図チャネルによ
   る媒体アクセス制御合図データと、少なくとも１つの輸
   送チャネルによるペイロード情報とを交換し、前記ペイ
   ロード情報がセルの少なくとも一部を含むことを特徴と
   するローカルエリアネットワーク。
7. 【請求項７】 請求項１ないし６のいずれか１項に記載
   のローカルエリアネットワークにおいて、ネットワーク
   インタフェースが前記接続セットアップおよび遮断を制
   御することを特徴とするローカルエリアネットワーク。
8. 【請求項８】 リングに結合され、リング接続部を経て
   結合されたスイッチを各々が含む複数のネットワークイ
   ンタフェースに結合された、セルを送信する非同期伝送
   モードローカルエリアネットワーク用ネットワークイン
   タフェースにおいて、該ネットワークインタフェース
   が、該ネットワークインタフェースの無線有効範囲に位
   置する少なくとも１つの端末とデータを交換する無線装
   置を含み、前記スイッチが、少なくとも前記リング接続
   部および無線装置間でセルを輸送することを特徴とする
   ネットワークインタフェース。