JPH10107682A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

Info

Publication number
JPH10107682A
JPH10107682A JP8254112A JP25411296A JPH10107682A JP H10107682 A JPH10107682 A JP H10107682A JP 8254112 A JP8254112 A JP 8254112A JP 25411296 A JP25411296 A JP 25411296A JP H10107682 A JPH10107682 A JP H10107682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
code
error correction
spread
spreading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8254112A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Sano
誠一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP8254112A priority Critical patent/JPH10107682A/ja
Publication of JPH10107682A publication Critical patent/JPH10107682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スペクトラム拡散通信方式において、データの
伝送レートを減少させずに伝送路の伝送品質を向上させ
た、周波数利用効率の高い、マルチパスの混入によるデ
ータの欠落のないデータ伝送装置を提供する。 【解決手段】送信器と、受信器とを有し、所定の周波数
帯域でデータ等を伝送するデータ伝送装置において、送
信器に、データを拡散符号で拡散する拡散手段と、デー
タを遅延させる遅延手段と、遅延手段で遅延したデータ
を拡散符号で拡散する拡散手段と、誤り訂正符号を遅延
させる遅延手段と、誤り訂正符号と遅延手段で遅延した
誤り訂正符号とを多重する多重手段と、多重手段で多重
した誤り訂正符号を拡散符号で拡散する拡散手段とを有
し、異なる拡散手段で拡散したデータと遅延したデータ
と多重した誤り訂正符号とを伝送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
通信方式のデータ伝送装置、特に、符号分割多重接続
(CDMA=Code Division Multiple Access )方式で
データ伝送を行い、伝送中に周期的に発生するマルチパ
スにより生じるデータの誤りを、データ伝送速度を減少
させることなく、誤り訂正符号を使用して受信側で誤り
訂正を行うデータ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信方式等を使用し、
限られた周波数帯域で複数の通信を行なう多元接続の方
法としてCDMA方式があるが、このCDMA方式によ
る通信は、同一周波数の搬送波で複数の通信が可能であ
り、無線伝送路の周波数利用効率が優れた方式である。
このCDMA方式は、伝送するそれぞれのデータを、そ
れぞれ固有の拡散符号で拡散して伝送するため、所要の
データを送信し、受信するには、所要のデータ固有の拡
散符号を送信器と受信器とで発生させる必要がある。し
たがって、受信器では、受信器で発生する拡散符号に一
致している拡散符号で拡散された信号だけ受信できるこ
とになり、受信器で発生する拡散符号に一致していない
拡散符号で拡散された信号は、基本的にはノイズ同様に
扱うことができることになる。このように、特定の拡散
符号で拡散された信号のみを選択受信するところから、
妨害波やノイズの排除機能を持っており、この機能か
ら、同一周波数帯を、異なる拡散符号で拡散された信号
を使用する多くの通信チャネルで共用することができる
ことになる。このようなスペクトラム拡散通信方式にお
いても、ディジタルデータを伝送する際、伝送するディ
ジタルデータに混入するノイズ等のため、受信器で受信
したデータに誤りが発生するので、送信側で、伝送する
データに誤り訂正符号を付加して伝送し、受信側で、受
信したデータと誤り訂正符号とから誤りを検出し、誤り
が訂正可能であればデータの誤りを訂正するようにして
いる。
【0003】ここで、本出願人は、同一周波数の搬送波
でCDMA方式を使用し、送信データと誤り訂正符号と
をそれぞれ異なる拡散符号で拡散して、送信データの伝
送レートを減少させずに、誤り訂正の行なえるスペクト
ラム拡散通信方式を発明し、「データ伝送装置」(特願
平8−203451号)として出願している。以下、図
5を使用して、この構成、動作について詳しく説明す
る。送信器120において、送信データ入力端子121
から入力した送信データは、スペクトラム拡散器123
と誤り訂正符号発生器122とに入力する。一方のスペ
クトラム拡散器123は、別途、送信データ用拡散符号
発生器124が発生する拡散符号が入力しており、送信
データ入力端子121から入力した送信データを、この
拡散符号でスペクトラム拡散し、拡散伝送データを変調
器127へ出力する。他方の誤り訂正符号発生器122
は、送信データ入力端子121から入力した送信データ
から誤り訂正符号を発生し、スペクトラム拡散器125
へ出力する。スペクトラム拡散器125は、別途、誤り
訂正符号用拡散符号発生器126が発生する拡散符号が
入力しており、誤り訂正符号発生器122から入力した
誤り訂正符号を、この拡散符号でスペクトラム拡散し、
拡散誤り訂正符号を変調器128へ出力する。
【0004】このとき、受信器140において送信デー
タと誤り訂正符号とを分離しやすくするため、送信デー
タ用拡散符号発生器124が発生する拡散符号と、誤り
訂正符号用拡散符号発生器126が発生する拡散符号と
は、異なる拡散符号を使用する。変調器127と変調器
128とは、別途、送信用搬送波発振器129が発振す
る所要周波数の搬送波が入力しており、変調器127
は、スペクトラム拡散器123から入力した拡散伝送デ
ータで搬送波を変調してRF拡散伝送データ71とし、
所要のRF電力増幅(RF電力増幅器は図示していな
い)後、送信アンテナ130へ出力しており、また、変
調器128は、スペクトラム拡散器125から入力した
拡散誤り訂正符号で搬送波を変調してRF拡散誤り訂正
符号72とし、所要のRF電力増幅後、送信アンテナ1
31へ出力しており、送信アンテナ130、131から
空中へ発射する。
【0005】一方、受信器140において、送信器12
0から送信されたRF拡散伝送データとRF拡散誤り訂
正符号とを受信アンテナ141で受信し、所要レベルま
でRF増幅(RF増幅器は図示していない)後、復調器
142に入力する。復調器142は、別途、受信用搬送
波発振器143で発振した所要周波数の搬送波が入力し
ており、所要レベルまで増幅されたRF拡散伝送データ
とRF拡散誤り訂正符号とを搬送波で復調して、ベース
バンドの拡散伝送データと拡散誤り訂正符号との混合信
号を得、スペクトラム逆拡散器144とスペクトラム逆
拡散器146とへ出力する。一方のスペクトラム逆拡散
器144は、別途、受信伝送データ用拡散符号発生器1
45で発生した拡散符号が入力しており、復調器142
から入力したベースバンドの拡散伝送データを含む混合
信号をこの拡散符号で逆拡散し、送信データを復調し、
遅延器149と誤り検出器148とへ出力する。他方の
スペクトラム逆拡散器146は、別途、受信誤り訂正符
号用拡散符号発生器147で発生した拡散符号が入力し
ており、復調器142から入力したベースバンドの拡散
誤り訂正符号を含む混合信号をこの拡散符号で逆拡散
し、誤り訂正符号を復調し、誤り検出器148へ出力す
る。
【0006】誤り検出器148は、スペクトラム逆拡散
器144で復調して得た送信データと、スペクトラム逆
拡散器146で復調して得た誤り訂正符号とから、伝送
中に発生した送信データ中の誤りを検出する。送信デー
タ中の誤りが検出され、この誤りを訂正可能であれば、
誤り訂正器150へ誤り訂正データを出力する。誤り訂
正器150は、遅延器149で遅延した送信データが入
力しており、誤り検出器148から入力する誤り訂正デ
ータをもとに送信データ中の誤り部分の訂正を行ない、
誤り訂正した送信データ74(図6の信号74参照)を
送信データ出力端子151へ出力する。なお、遅延器1
49は、誤り検出器148において送信データ中の誤り
を検出するために時間を必要とするために、誤り訂正器
150に入力する誤り検出器148からの誤り訂正デー
タと、スペクトラム逆拡散器144からの送信データと
のタイミングが一致するように送信データを遅延させる
遅延器である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の技術によるデー
タ伝送装置は、送信データの伝送において、伝送中に送
信データに雑音が混入し生じる誤りを訂正するために、
伝送する送信データと送信データから生成した誤り訂正
符号とを異なる拡散符号で拡散して、限られた伝送帯域
全体を、伝送する送信データだけで使用し、誤り訂正符
号は他の拡散符号チャンネルで伝送しているので、送信
データの伝送レートを低下させずに高品質な伝送を実現
することが可能となる。ランダムに混入する雑音で生じ
る送信データの誤りは、その誤りの発生頻度、発生量を
推定して前述の誤り訂正符号を付加するので、殆どの誤
り訂正が可能である。しかしながら、実際に運用される
環境が、図7に示すような周囲が囲まれた反射の多い建
物103であり、監視装置101が周回して監視情報を
基地局102に従来技術のデータ伝送装置で伝送する場
合、移動する監視装置101の送信器から発射される電
波は屋内の壁等で反射し、マルチパス等の影響を無視で
きず、基地局102の受信器における電波の受信レベル
は周期的に変動し、ある時刻の送信データは誤り訂正符
号を含め欠落し修復できない場合が発生する。
【0008】上述した図5に示すデータ伝送装置でマル
チパスが発生した場合の信号例を図6に示している。図
6において、71はRF拡散伝送データ、72はRF拡
散訂正符号、73は受信アンテナ141で受信したRF
受信データで、74は受信器140から出力される送信
データ、75はマルチパスが混入した信号部分である。
送信器120の送信アンテナ130と131とから、R
F拡散伝送データ71とRF拡散訂正符号72とが空中
に発射され、マルチパス75が発生したものを受信器1
40で受信し、RF受信データ73の“C”の部分にマ
ルチパス75が混入して正しく誤り訂正できないほど受
信レベルが低下した場合、マルチパス75が混入した位
置の“C”のデータが、出力される送信データ74のよ
うに欠落したものとなる。このため、監視装置101が
建物103を周回するとマルチパスにより定期的にデー
タの欠落が発生することになり、監視装置101が監視
情報を正確に基地局102に伝送できないという問題が
生じる。
【0009】本発明は、前記問題を解決するため、スペ
クトラム拡散通信方式におけるCDMA方式の特性を利
用し、送信器および受信器において、送信データと遅延
送信データと誤り訂正符号および遅延誤り訂正符号を多
重した多重誤り訂正符号とを異なる拡散符号でスペクト
ラム拡散および逆拡散し、同一周波数の搬送波で変調お
よび復調し、送信データの誤り訂正を行なって、データ
の伝送レートを減少させずに伝送路の伝送品質を向上さ
せた、周波数利用効率の高い、マルチパスの混入による
データの欠落のないデータ伝送装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるデータ伝送装置は、データと誤り訂正
符号とをスペクトラム拡散し送信する送信器と、当該ス
ペクトラム拡散されたデータと誤り訂正符号とを受信し
て誤り訂正したデータを出力する受信器とを有し、所定
の周波数帯域でデータ等を伝送するデータ伝送装置にお
いて、前記送信器に、送信するデータを所定のデータ用
拡散符号で拡散する拡散手段と、前記送信するデータを
遅延させる遅延手段と、該遅延手段で遅延したデータを
所定の遅延データ用拡散符号で拡散する拡散手段と、前
記誤り訂正符号を遅延させる遅延手段と、前記誤り訂正
符号と前記遅延手段で遅延した誤り訂正符号とを多重す
る多重手段と、該多重手段で多重した誤り訂正符号を所
定の誤り訂正符号用拡散符号で拡散する拡散手段とを有
し、前記それぞれ異なる拡散符号で拡散したデータと遅
延したデータと多重した誤り訂正符号とを同一の搬送波
にのせて伝送するようにし、前記受信器に、受信、復調
した拡散されたデータを前記データ用拡散符号で逆拡散
するスペクトラム逆拡散手段と、受信、復調した拡散さ
れた遅延データを前記遅延データ用拡散符号で逆拡散す
るスペクトラム逆拡散手段と、受信、復調した拡散され
た多重誤り訂正符号を前記多重誤り訂正符号用拡散符号
で逆拡散するスペクトラム逆拡散手段とを有し、前記異
なる拡散符号により、それぞれ逆拡散して得たデータと
遅延データと多重誤り訂正符号とでデータの誤り訂正を
行ない、出力するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるデータ伝送装置の実
施の形態を、図1〜図4を使用して説明をする。本発明
によるデータ伝送装置は、図1に示す送信器104と、
図2に示す受信器105とで構成されている。なお、デ
ータ伝送装置内の各信号の時間的な関係を図3に示す。
送信器104において、送信データ入力端子1に入力し
た伝送したい送信データ76(図3の信号76参照)
は、スペクトラム拡散器6と誤り訂正符号発生器2と可
変遅延器5とに入力する。スペクトラム拡散器6は、別
途、送信データ用拡散符号発生器7が発生する拡散符号
が入力しており、送信データ入力端子1から入力した送
信データ76を、この拡散符号でスペクトラム拡散し、
拡散伝送データを変調器12へ出力する。可変遅延器5
は、送信データ入力端子1から入力した送信データ76
に所要の遅延量を与え、遅延送信データ77(図3の信
号77参照)をスペクトラム拡散器10へ出力する。こ
こで、この可変遅延器5の遅延量としては、マルチパ
ス、フェージング等でデータが受信できなくなる期間を
Tfとした場合、所要の遅延量Tdが、Td>Tfの関
係となる必要がある。スペクトラム拡散器10は、別
途、遅延送信データ用拡散符号発生器11が発生する拡
散符号が入力しており、可変遅延器5から入力した遅延
送信データ77を、この拡散符号でスペクトラム拡散
し、拡散遅延伝送データを変調器14へ出力する。
【0012】誤り訂正符号発生器2は、送信データ入力
端子1から入力した送信データ76から誤り訂正符号7
8(図3の信号78参照)を発生し、多重器3と可変遅
延器4とへ出力する。可変遅延器4は、誤り訂正符号発
生器2から入力した誤り訂正符号78に、可変遅延器5
と同様の所要の遅延量を与え、遅延誤り訂正符号79
(図3の信号79参照)を多重器3へ出力する。多重器
3は、誤り訂正符号発生器2から入力した誤り訂正符号
78と可変遅延器4から入力した遅延誤り訂正符号79
とを順に選択し、訂正符号をスペクトラム拡散器8へ出
力する。スペクトラム拡散器8は、別途、訂正符号用拡
散符号発生器9が発生する拡散符号が入力しており、多
重器3から入力した訂正符号を、この拡散符号でスペク
トラム拡散し、拡散訂正符号を変調器13へ出力する。
【0013】変調器12〜14は、別途、送信用搬送波
発振器15が発振する所要周波数の搬送波が入力してお
り、変調器12は、スペクトラム拡散器6から入力した
拡散伝送データで搬送波を変調してRF拡散伝送データ
80(図3の信号80参照)を得、所要のRF電力増幅
(RF電力増幅器は図示していない)後、送信アンテナ
16へ出力しており、また、変調器14は、スペクトラ
ム拡散器10から入力した拡散遅延伝送データで搬送波
を変調してRF拡散遅延伝送データ81(図3の信号8
1参照)を得、所要のRF電力増幅後、送信アンテナ1
8へ出力しており、また、変調器13は、スペクトラム
拡散器8から入力した拡散訂正符号で搬送波を変調して
RF拡散訂正符号82(図3の信号82参照)を得、所
要のRF電力増幅後送信アンテナ17へ出力しており、
送信アンテナ16〜18から空中へ発射する。
【0014】一方、受信器105において、送信器10
4から送信されたRF拡散伝送データとRF拡散遅延伝
送データとRF拡散訂正符号とを受信アンテナ41で受
信し、所要レベルまでRF増幅(RF増幅器は図示して
いない)後、復調器42へ入力する。復調器42は、別
途、受信用搬送波発振器43で発振した所要周波数の搬
送波が入力しており、所要レベルまで増幅されたRF拡
散伝送データとRF拡散遅延伝送データとRF拡散訂正
符号とを搬送波で復調して、ベースバンドの拡散伝送デ
ータと拡散遅延伝送データと拡散訂正符号との混合信号
を得、拡散伝送データ用のスペクトラム逆拡散器44と
拡散訂正符号用のスペクトラム逆拡散器46と拡散遅延
伝送データ用のスペクトラム逆拡散器48とへ出力す
る。
【0015】スペクトラム逆拡散器44は、別途、受信
伝送データ用拡散符号発生器45で発生した拡散符号
(送信器の送信データ用拡散符号発生器7で発生する拡
散符号と同一)が入力しており、復調器42から入力し
たベースバンドの拡散伝送データを含む混合信号をこの
拡散符号で逆拡散し、受信送信データ83(図3の信号
83参照)として遅延器50と誤り検出器51とへ出力
する。スペクトラム逆拡散器48は、別途、受信遅延伝
送データ用拡散符号発生器49で発生した拡散符号(送
信器の誤り訂正符号用拡散符号発生器9で発生する拡散
符号と同一)が入力しており、復調器42から入力した
ベースバンドの拡散遅延伝送データを含む混合信号をこ
の拡散符号で逆拡散し、受信遅延送信データ84(図3
の信号84参照)として遅延送信データ用遅延器54と
遅延送信データ用誤り検出器53とへ出力する。スペク
トラム逆拡散器46は、別途、受信誤り訂正符号用拡散
符号発生器47で発生した拡散符号(送信器の遅延送信
データ用拡散符号発生器11で発生する拡散符号と同
一)が入力しており、復調器42から入力したベースバ
ンドの拡散訂正符号を含む混合信号をこの拡散符号で逆
拡散し、受信訂正符号85(図3の信号85参照)とし
て分配器52へ出力する。
【0016】分配器52は、スペクトラム逆拡散器46
から入力した受信訂正符号85から、受信送信データ用
の誤り訂正符号と受信遅延送信データ用の遅延誤り訂正
符号とを分離し、受信送信データ用の誤り訂正符号を誤
り検出器51へ、受信遅延送信データ用の遅延誤り訂正
符号を遅延送信データ用誤り検出器53へ出力する。誤
り検出器51は、スペクトラム逆拡散器44から入力し
た受信送信データ83と、分配器52から入力した誤り
訂正符号とから、伝送中に発生した送信データ中の誤り
を検出する。送信データ中の誤りが検出され、この誤り
を訂正可能であれば、誤り訂正器55へ誤り訂正データ
を出力する。誤り訂正器55は、遅延器50で遅延した
受信送信データが入力しており、誤り検出器51から入
力した誤り訂正データをもとに受信送信データ中の誤り
部分の訂正を行ない、訂正済受信送信データ86(図3
の信号86参照)を可変遅延器58へ出力する。なお、
遅延器50は、誤り検出器51において受信送信データ
中の誤りを検出するのに時間を必要とするため、誤り訂
正器55に入力する誤り検出器51からの誤り訂正デー
タと、スペクトラム逆拡散器44からの受信送信データ
とのタイミングが一致するように受信送信データを遅延
させる遅延器である。
【0017】一方、遅延送信データ用誤り検出器53
は、スペクトラム逆拡散器48から入力した受信遅延送
信データ84と、分配器52から入力した遅延誤り訂正
符号とから、伝送中に発生した遅延送信データ中の誤り
を検出する。遅延送信データ中の誤りが検出され、この
誤りを訂正可能であれば、遅延送信データ用誤り訂正器
57へ誤り訂正データを出力する。遅延送信データ用誤
り訂正器57は、遅延送信データ用遅延器54で遅延し
た受信遅延送信データが入力しており、遅延送信データ
用誤り検出器53から入力する誤り訂正データをもとに
受信遅延送信データ中の誤り部分の訂正を行ない、訂正
済受信遅延送信データ88(図3の信号88参照)をセ
レクタ59へ出力する。
【0018】上述の誤り訂正器55から訂正済受信送信
データ86が入力している可変遅延器58は、訂正済受
信送信データ86と、遅延送信データ用誤り訂正器57
から出力される訂正済受信遅延送信データ88との位相
が一致するように、訂正済受信送信データ86を所要量
遅延させ、遅延訂正済受信送信データ90(図3の信号
90参照)をセレクタ59へ出力する。なお、遅延送信
データ用遅延器54は、遅延送信データ用誤り検出器5
3において受信遅延送信データ中の誤りを検出するのに
時間を必要とするため、遅延送信データ用誤り訂正器5
7に入力する遅延送信データ用誤り検出器53からの誤
り訂正データと、スペクトラム逆拡散器48からの受信
遅延送信データとのタイミングが一致するように受信遅
延送信データを遅延させる遅延器である。
【0019】ここで、誤り訂正器55で誤り訂正された
遅延訂正済受信送信データ90と、遅延送信データ用誤
り訂正器57で誤り訂正された訂正済受信遅延送信デー
タ88とのうち、正しく誤り訂正された送信データを選
択する必要がある。その選択のため、誤り検出器51
は、受信送信データの誤り検出と同時に、正しく訂正で
きたか、その結果である受信送信データ訂正結果87
(図3の信号87参照)を可変遅延器56へ出力する。
同様に、遅延送信データ用誤り検出器53は、受信遅延
送信データの誤り検出と同時に、正しく訂正できたか、
その結果である受信遅延送信データ訂正結果89(図3
の信号89参照)をセレクタ59へ出力する。前記可変
遅延器56は、誤り検出器51から入力した受信送信デ
ータ訂正結果87と、遅延送信データ用誤り検出器53
から出力された受信遅延送信データ訂正結果89との位
相が一致するように、受信送信データ訂正結果87に所
要量の遅延をさせ、遅延受信送信データ訂正結果91を
セレクタ59へ出力する。セレクタ59は、可変遅延器
56から入力した遅延受信送信データ訂正結果91と遅
延送信データ用誤り検出器53から入力した受信遅延送
信データ訂正結果89とから、遅延訂正済受信送信デー
タ90と訂正済受信遅延送信データ88とのうち、正し
く誤り訂正された送信データを選択し、受信データ92
とし、送信データ出力端子60から出力する。
【0020】本発明によるデータ伝送装置は、限られた
周波数帯域で、伝送したい送信データとその遅延送信デ
ータと誤り訂正符号とをCDMA方式で伝送するので、
送信データの伝送レートを低下させずに、高品質な伝送
路を実現することが可能となる。また、送信データとそ
の遅延送信データとを伝送するので、同一内容の送信デ
ータが異なる2つの時間で伝送されることになり、例え
ば屋内で周期的に送信器104が移動する環境におい
て、マルチパスにより受信器105での受信レベルが変
動した場合、遅延送信データの遅延時間量を調整すれ
ば、受信器105において送信データとその遅延送信デ
ータのうち正しく受信できた方のデータを選択出力する
ことが可能で、従来に比べ更に高品質なデータ伝送装置
を実現することが可能となる。図4に、本発明によるデ
ータ伝送装置を使用している1つの事例を示す。監視カ
メラ109および測定器(図示していない)等とデータ
伝送装置の送信器104とを載置した移動監視装置10
8が、建物103内を巡回しながら監視を行ない、監視
した各種データを、監視室107に設置したデータ伝送
装置の受信器105とモニタ110とで構成する受信装
置106へ伝送し、各種データをモニタ110等で確認
する監視システムの例である。
【0021】送信器104から発射した電波が、受信器
105に直接受信されている電波と、建物103で反射
して受信されている電波とがあり、マルチパスが発生し
ていることが、図4には示されている。このようにマル
チパスの発生により、受信器105において受信レベル
が変動した場合の例を図3に示し説明をする。図1に示
す送信器104の送信アンテナ16〜18からRF拡散
伝送データ80とRF拡散遅延伝送データ81とRF拡
散訂正符号82とが発射され、図4に示すようにマルチ
パスが発生したものを図2に示す受信器105の受信ア
ンテナ41で受信し、復調器42で復調し、スペクトラ
ム逆拡散器44、46、48で逆拡散すると、図3に示
すように、受信送信データ83と受信遅延送信データ8
4と受信訂正符号85とが得られ、マルチパス75が混
入したものとなる。この場合、受信器105内で誤り訂
正しても、結局、送信データは、訂正済受信送信データ
86に示すように“C”のデータが訂正できず欠落す
る。また、遅延送信データは、訂正済受信遅延伝送デー
タ88に示すように“B”のデータが訂正できず欠落す
る。しかしながら、本発明のデータ伝送装置は、前述の
ようにマルチパスにより受信器105において受信レベ
ルが変動した場合でも、訂正済受信遅延伝送データ88
の“C”のデータおよび遅延訂正済受信送信データ90
の“B”のデータは保持されているので、受信遅延送信
データ訂正結果89と受信送信データ訂正結果87とを
所要量遅延させた遅延受信送信データ訂正結果91とか
ら正しく誤り訂正できた方の信号を選択でき、受信デー
タ92に示すように、伝送した送信データを完全に修復
できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、スペクトラム拡散通信
方式におけるCDMA方式の特性を利用し、送信器およ
び受信器において、送信データと遅延送信データと誤り
訂正符号および遅延誤り訂正符号を多重した多重誤り訂
正符号とを異なる拡散符号でスペクトラム拡散および逆
拡散し、同一周波数の搬送波で変調および復調し、送信
データの誤り訂正を行なって、データの伝送レートを減
少させずに伝送路の伝送品質を向上させた、周波数利用
効率の高い、マルチパスの混入によるデータの欠落のな
いデータ伝送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ伝送装置の送信器のブロッ
ク図。
【図2】本発明によるデータ伝送装置の受信器のブロッ
ク図。
【図3】本発明によるデータ伝送装置内の各信号の時間
的な関係説明図。
【図4】本発明によるデータ伝送装置使用におけるマル
チパス発生説明図。
【図5】従来のデータ伝送装置のブロック図。
【図6】従来のデータ伝送装置内の各信号の時間的な関
係説明図。
【図7】従来のデータ伝送装置使用におけるマルチパス
発生説明図。
【符号の説明】
1…送信データ入力端子、2…誤り訂正符号発生器、3
…多重器、4、5、56、58…可変遅延器、6、8、
10…スペクトラム拡散器、7…送信データ用拡散符号
発生器、9…訂正符号用拡散符号発生器、11…遅延送
信データ用拡散符号発生器、12、13、14…変調
器、15…送信用搬送波発振器、16、17、18…送
信アンテナ、41…受信アンテナ、42…復調器、43
…受信用搬送波発振器、44、46、48…スペクトラ
ム逆拡散器、45…受信伝送データ用拡散符号発生器、
47…受信誤り訂正符号用拡散符号発生器、49…受信
遅延伝送データ用拡散符号発生器、50…遅延器、51
…誤り検出器、52…分配器、53…遅延送信データ用
誤り検出器、54…遅延送信データ用遅延器、55…誤
り訂正器、57…遅延送信データ用誤り訂正器、59…
セレクタ、60…送信データ出力端子、103…建物、
104…送信器、105…受信器、106…受信装置、
107…監視室、108…移動監視装置、109…監視
カメラ、110…モニタ。75…マルチパス、76…送
信データ、77…遅延送信データ、78…誤り訂正符
号、79…遅延誤り訂正符号、80…RF拡散伝送デー
タ、81…RF拡散遅延伝送データ、82…RF拡散訂
正符号、83…受信送信データ、84…受信遅延送信デ
ータ、85…受信訂正符号、86…訂正済受信送信デー
タ、87…受信送信データ訂正結果、88…訂正済受信
遅延送信データ、89…受信遅延送信データ訂正結果、
90…遅延訂正済受信送信データ、91…遅延受信送信
データ訂正結果、92…受信データ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データと誤り訂正符号とをスペクトラム
    拡散し送信する送信器と、当該スペクトラム拡散された
    データと誤り訂正符号とを受信して誤り訂正したデータ
    を出力する受信器とを有し、所定の周波数帯域でデータ
    等を伝送するデータ伝送装置において、 前記送信器に、 前記送信するデータを所定のデータ用拡散符号で拡散す
    る拡散手段と、 当該データを遅延させる遅延手段と、 該遅延手段で遅延したデータを所定の遅延データ用拡散
    符号で拡散する拡散手段と、 前記誤り訂正符号を所定の誤り訂正符号用拡散符号で拡
    散する拡散手段とを有し、 前記異なる拡散符号で拡散した前記データと遅延したデ
    ータと誤り訂正符号とを伝送するようにしたことを特徴
    とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 データと誤り訂正符号とをスペクトラム
    拡散し送信する送信器と、当該スペクトラム拡散された
    データと誤り訂正符号とを受信して誤り訂正したデータ
    を出力する受信器とを有し、所定の周波数帯域でデータ
    等を伝送するデータ伝送装置において、 前記送信器に、 前記送信するデータを所定のデータ用拡散符号で拡散す
    る拡散手段と、 当該データを遅延させる遅延手段と、 該遅延手段で遅延したデータを所定の遅延データ用の拡
    散符号で拡散する拡散手段と、 前記誤り訂正符号を遅延させる遅延手段と、 前記誤り訂正符号と前記遅延手段で遅延した誤り訂正符
    号とを多重する多重手段と、 該多重手段で多重した誤り訂正符号を所定の誤り訂正符
    号用拡散符号で拡散する拡散手段とを有し、 前記異なる拡散符号で拡散した前記データと遅延したデ
    ータと多重した誤り訂正符号とを伝送するようにしたこ
    とを特徴とするデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 データと誤り訂正符号とをスペクトラム
    拡散し送信する送信器と、当該スペクトラム拡散された
    データと誤り訂正符号とを受信して誤り訂正したデータ
    を出力する受信器とを有し、所定の周波数帯域でデータ
    等を伝送するデータ伝送装置において、 前記送信器に、 データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 前記送信するデータを前記データ用拡散符号で拡散する
    スペクトラム拡散器と、 前記データを所要時間遅延させる遅延器と、 遅延データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 前記遅延器で遅延した遅延データを前記遅延データ用拡
    散符号で拡散するスペクトラム拡散器と、 誤り訂正符号用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 前記誤り訂正符号を前記誤り訂正符号用拡散符号で拡散
    するスペクトラム拡散器とを有し、 前記異なる拡散符号発生器で発生した異なる拡散符号に
    より、前記異なるスペクトラム拡散器で前記データと遅
    延したデータと誤り訂正符号とを拡散し、伝送するよう
    にしたことを特徴とするデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 データと誤り訂正符号とをスペクトラム
    拡散し送信する送信器と、当該スペクトラム拡散された
    データと誤り訂正符号とを受信して誤り訂正したデータ
    を出力する受信器とを有し、所定の周波数帯域でデータ
    等を伝送するデータ伝送装置において、 前記送信器に、 データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 前記送信するデータを前記データ用拡散符号で拡散する
    スペクトラム拡散器と、 前記データを所要時間遅延させる遅延器と、 遅延データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 前記遅延器で遅延した遅延データを前記遅延データ用拡
    散符号で拡散するスペクトラム拡散器と、 前記誤り訂正符号を所要時間遅延させる遅延器と、 前記誤り訂正符号と前記遅延器で遅延した誤り訂正符号
    とを多重する多重器と、 多重誤り訂正符号用拡散符号を発生する拡散符号発生器
    と、 前記多重器で多重した誤り訂正符号を前記多重誤り訂正
    符号用拡散符号で拡散するスペクトラム拡散器とを有
    し、 前記異なる拡散符号発生器で発生した異なる拡散符号に
    より、前記異なるスペクトラム拡散器で前記データと遅
    延したデータと多重した誤り訂正符号とを拡散し、伝送
    するようにしたことを特徴とするデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 データと誤り訂正符号とをスペクトラム
    拡散し送信する送信器と、当該スペクトラム拡散された
    データと誤り訂正符号とを受信して誤り訂正したデータ
    を出力する受信器とを有し、所定の周波数帯域でデータ
    等を伝送するデータ伝送装置において、 前記送信器に、 データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 前記送信するデータを前記データ用拡散符号で拡散する
    スペクトラム拡散器と、 当該スペクトラム拡散した拡散伝送データで所定の搬送
    波を変調する変調器と、 前記データを所要時間遅延させる遅延器と、 遅延データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 前記遅延器で遅延した遅延データを前記遅延データ用拡
    散符号で拡散するスペクトラム拡散器と、 当該スペクトラム拡散した拡散遅延伝送データで所定の
    搬送波を変調する変調器と、 前記誤り訂正符号を所要時間遅延させる遅延器と、 前記誤り訂正符号と前記遅延器で遅延した誤り訂正符号
    とを多重する多重器と、 多重誤り訂正符号用拡散符号を発生する拡散符号発生器
    と、 前記多重器で多重した誤り訂正符号を前記多重誤り訂正
    符号用拡散符号で拡散するスペクトラム拡散器と、 当該スペクトラム拡散した拡散多重誤り訂正符号で所定
    の搬送波を変調する変調器と、 前記所定の搬送波を発振する搬送波発振器とを有し、 前記異なる拡散符号発生器で発生した異なる拡散符号に
    より、前記異なるスペクトラム拡散器で前記データと遅
    延したデータと多重した誤り訂正符号とを拡散し、当該
    拡散したデータと遅延したデータと多重した誤り訂正符
    号とで、前記搬送波発振器で発振した所定の搬送波をそ
    れぞれ異なる変調器で変調し、伝送するようにしたこと
    を特徴とするデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記受信器に、 復調した拡散データを所定のデータ用拡散符号で逆拡散
    する逆拡散手段と、 復調した拡散遅延データを所定の遅延データ用拡散符号
    で逆拡散する逆拡散手段と、 復調した拡散誤り訂正符号を所定の誤り訂正符号用拡散
    符号で逆拡散する逆拡散手段とを有し、 前記異なる逆拡散手段で逆拡散した前記データと遅延デ
    ータと誤り訂正符号とで当該データの誤り訂正を行な
    い、データを出力するようにしたことを特徴とするデー
    タ伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記受信器に、 データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 復調した拡散データを前記データ用拡散符号で逆拡散す
    るスペクトラム逆拡散器と、 遅延データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 復調した拡散遅延データを前記遅延データ用拡散符号で
    逆拡散するスペクトラム逆拡散器と、 多重誤り訂正符号用拡散符号を発生する拡散符号発生器
    と、 復調した拡散多重誤り訂正符号を前記多重誤り訂正符号
    用拡散符号で逆拡散するスペクトラム逆拡散器とを有
    し、 前記異なる拡散符号発生器で発生した異なる拡散符号に
    より、前記異なるスペクトラム逆拡散器で逆拡散した前
    記データと遅延データと多重誤り訂正符号とで当該デー
    タの誤り訂正を行ない、データを出力するようにしたこ
    とを特徴とするデータ伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記受信器に、 データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 復調した拡散データを前記データ用拡散符号で逆拡散す
    るスペクトラム逆拡散器と、 遅延データ用拡散符号を発生する拡散符号発生器と、 復調した拡散遅延データを前記遅延データ用拡散符号で
    逆拡散するスペクトラム逆拡散器と、 多重誤り訂正符号用拡散符号を発生する拡散符号発生器
    と、 復調した拡散多重誤り訂正符号を前記多重誤り訂正符号
    用拡散符号で逆拡散するスペクトラム逆拡散器と、 該スペクトラム逆拡散器で逆拡散した多重誤り訂正符号
    を、前記誤り訂正符号と遅延誤り訂正符号とに分配する
    分配器とを有し、 前記異なる拡散符号発生器で発生した異なる拡散符号に
    より、前記異なるスペクトラム逆拡散器で逆拡散した前
    記データと遅延データと誤り訂正符号と遅延誤り訂正符
    号とで当該データの誤り訂正を行ない、データを出力す
    るようにしたことを特徴とするデータ伝送装置。
JP8254112A 1996-09-26 1996-09-26 データ伝送装置 Pending JPH10107682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8254112A JPH10107682A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 データ伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8254112A JPH10107682A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 データ伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10107682A true JPH10107682A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17260400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8254112A Pending JPH10107682A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 データ伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10107682A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3078997B2 (ja) 直接拡散通信方式の多元接続方法及びそれに使用される多元接続装置
EP0688479B1 (en) Method of transmitting and receiving power control messages in a cdma cellular radio system
US6381233B1 (en) Spread spectrum communication transmitter and receiver, and CDMA mobile communication system and method
US6782040B2 (en) Interference cancellation in a spread spectrum communication system
JP3697268B2 (ja) スペクトラム拡散cdma通信用の直交符号同期システムおよび方法
JP3091228B2 (ja) スペクトル拡散通信システムにおいて、個々の受信者の位相時間およびエネルギーを追尾するために全スペクトルの送信パワーを使用するための方法及び装置
JP3858433B2 (ja) パイロット信号検出方法及び受信機
KR0134390B1 (ko) 코드분할 다중접속(cdma) 셀룰라 전화 시스템에서 신호파형을 발생하기 위한 장치 및 방법
US5335249A (en) Method and apparatus for spread spectrum communications
JP3141784B2 (ja) 受信アンテナ選択方法およびダイバーシティ受信機
US20020094016A1 (en) Base station for use in a CDMA communication system using an antenna array
JP3598609B2 (ja) スペクトル拡散通信システムにおける受信装置
US20100329311A1 (en) Uplink signal detection in rf repeaters
US7068637B2 (en) Base station and mobile communication system
EP0607970B1 (en) Digital mobile radio communication system
US6047015A (en) Mobile radio apparatus
JPH08168075A (ja) 移動無線装置
JP3857322B2 (ja) 電力ホップ直接シーケンス拡散スペクトル信号として情報を送信および受信するための方法および装置
JP2001257660A (ja) 送信装置と受信装置及び送受信方法
JPH10107682A (ja) データ伝送装置
JP2762406B1 (ja) 直接拡散符号分割通信システム
JPH1051423A (ja) データ伝送装置
JP2537517B2 (ja) スペクトラム拡散通信装置
JPH07183828A (ja) スペクトル拡散送信機及び受信機
JP2003110491A (ja) 無線伝送システムとその無線送信装置及び受信モニタ装置