JPH10105482A - 異なったネットワーク・プロトコルを用いて遠隔装置からコンピュータ・ネットワーク情報をディスカバーするための方法およびシステム - Google Patents

異なったネットワーク・プロトコルを用いて遠隔装置からコンピュータ・ネットワーク情報をディスカバーするための方法およびシステム

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JPH10105482A
JPH10105482A JP9238728A JP23872897A JPH10105482A JP H10105482 A JPH10105482 A JP H10105482A JP 9238728 A JP9238728 A JP 9238728A JP 23872897 A JP23872897 A JP 23872897A JP H10105482 A JPH10105482 A JP H10105482A
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network
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node
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protocol
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JP9238728A
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Rangaraayan Govindaraayan
ランガラーヤン ゴヴィンダラーヤン
Houo Chaoin
ホゥオ チャオイン
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Sun Microsystems Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/12Discovery or management of network topologies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あるコンピュータ・ネットワーク(ターゲッ
ト・ネットワーク)のノード及びネットワーク情報を、
該ターゲット・ネットワークの一部ではないデバイス若
しくはノード(ディスカバリ・ノード)から、該ディス
カバリ・ノードが該ターゲット・ネットワークを異なる
ネットワーク・プロトコルを使用しているときに、ディ
スカバーする。 【解決手段】 ターゲット・ネットワーク情報は、該ネ
ットワーク上に存在するディスカバリ・ノードの識別、
該ネットワークのトポロジー、該ネットワークによって
若しくは該ネットワーク上のノードによって提供される
サービス、ネットワーク及びノード・イベント若しくは
アラームについての情報などのネットワークの変更とし
ての状態情報、などを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なったネットワ
ーク・プロトコルを用いて遠隔装置からコンピュータ・
ネットワーク情報をディスカバーするための方法および
システムに関するものである。
【0002】更に詳述すると、本発明は、一般的にはコ
ンピュータ・ネットワーク通信の分野に関し、特に異な
るネットワーク・プロトコルを利用する複数のコンピュ
ータ・ネットワークの管理に関する。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ・ネットワークによって、
複数のコンピュータ、周辺機器、及びそのほかの情報ス
トレージ(storage) 、リトリーバル(retrieval) デバイ
ス若しくはプロセッシング(processing)デバイスは、デ
ータを共有できるようになる。ネットワークに接続され
た各デバイスは、一般的には該ネットワーク上のノード
として、若しくは、該ネットワークの一部であるノード
として呼ばれる。物理的接続が第1のノードから第2の
ノードへ存在する場合、該第2のノードは、該第1のノ
ードに対してアクセス可能であるといわれる。該第1の
ノードが該第2のノードへデータを送信(send)できる場
合には、該第1のノードは該第2のノードにコンタクト
(contact) できるといわれ、該第2のノードは該第1の
ノードからコンタクト可能である。該第1のノードがさ
らに該第2のノードとデータを共有することができ、こ
れによって該第2のノードが該データを理解できる場合
には、該第1のノードは該第2のノードと通信(communi
cate) できるといわれる。
【0004】このように、2つのノードが通信できるよ
うにするためには、それらのノードの間の物理的接続
が、まず存在しなければならない。これらのノードの間
の物理的接続は、ケーブルや無線通信を含む様々な媒体
を使用して実現することができ、電圧(electrical volt
age)、光(optical) 、電波(radio wave)などを含むさま
ざまなタイプの信号(signal)を使用することができる。
2つのノードが通信してデータを共有するためには、こ
れらのノードは同じネットワーク・プロトコルを使用す
るか、若しくは、本質的に異なる(disparate) プロトコ
ルの間の中間的な翻訳(intermediary translate)を有し
なければならない。ネットワーク・プロトコルは、ノー
ド間の通信を実現できるようにする機構を提供するが、
これには、通信されるデータを正しい宛先へ送る(direc
t)こと、データが完全に送られるようにするためのエラ
ーをチェック方法を提供すること、及び、宛先ノードが
該データを理解できるようにするために通信されるデー
タの標準的なフォーマット方法を提供することが含まれ
る。通信を容易にするためには、ネットワーク・プロト
コルは一般的には低レベル(lower-level) のデータリン
ク(data-link) プロトコルを使用することになるが、こ
れは、2つのノード間で実際のデータのフロー(flow)を
制御するように働く。様々なネットワーク・プロトコル
が開発されており、これらは、トランスミッション・コ
ントロール・プロトコル(TCP)、インターネット・
プロトコル(IP)、インターネット・パケット・エク
スチェンジ(IPX)、システムズ・ネットワーク・ア
ーキテクチャ(SNA)、データグラム・デリバリー・
プロトコル(DDP)などを含む。様々なデータリンク
・プロトコルもまた開発されており、これらは、イーサ
ネット、トークン・リング、ファイバー・ディストリビ
ューテッド・データ・インターフェース(FDDI)な
どを含む。
【0005】例えば特定の同軸ケーブルなどのある物理
的通信媒体に接続されたノードはすべて、一般的には同
じネットワーク・プロトコルを使うことになり、これが
XYZいう名前のネットワーク・プロトコルの場合に
は、これらのノード及び媒体は、XYZプロトコル・ネ
ットワーク、略してXYZネットワークと呼ばれること
になる。かりに物理的通信媒体が複数のネットワーク・
プロトコルを使用する複数のノードを含むとしたなら
ば、同じネットワーク・プロトコルを使用するノードの
みが1つのネットワークとして参照されることになる。
たとえば、同軸ケーブルが、これに接続されている複数
のノードを有する場合で、あるノードはXYZネットワ
ーク・プロトコルを使用し、別のノードはTUVネット
ワーク・プロトコルを使用している場合には、XYZネ
ットワーク・プロトコルを使用しているノードがXYZ
ネットワークとして参照され、TUVネットワーク・プ
ロトコルを使用しているノードがTUVネットワークと
して参照されることになる。ネットワーク・プロトコル
は、ノードをネットワークの中へ論理的にグループ化す
る基礎(the basis of the logical grouping of nodes
into networks)であるが、これは、同じネットワーク・
プロトコルを使用しているノードはデータを通信して共
有することができる一方で、物理的に接続されているが
異なるネットワーク・プロトコルを使用する2つのノー
ドは、一般的にはデータを通信して共有することができ
ないからである。上述したように、ネットワーク・プロ
トコルは通信されるデータのための標準的なフォーマッ
ト方法を提供するので、宛先ノードはそれが受信したデ
ータを理解することができる。異なるネットワーク・プ
ロトコルは典型的には異なる標準的なフォーマット方法
を使用するので、あるネットワーク・プロトコルを使用
するノードは異なるネットワーク・プロトコルを使用す
るノードから通信されたデータのフォーマッティングを
理解するとができないことになる。多くのネットワーク
・プロトコルは、転送(transfer)すべきデータを、ネッ
トワークを渡って移動するディスクリート(discrete)な
複数のパケットにパッケージ化し、定義されたパケット
構造を使用して受信側ノードがデータ・パケット内の情
報をアンパッケージ化することによって理解できるよう
にする。2つの異なるネットワーク・プロトコルが両方
ともデータ・パケットを通信のために使用している場合
であっても、これらは典型的には異なるパケット構造を
使用している。このように、あるノードが、別のネット
ワーク・プロトコルを使用しているノードからパケット
を受信したとしても、該受信側ノードは該データ・パケ
ット内の情報をアンパッケージ化して該データを共有す
ることは不可能である。
【0006】コンピュータ間の通信はますます普及し重
要になっているので、コンピュータ・ネットワークの数
及びサイズはこれに応じて増加している。あるネットワ
ーク上のあるノードが該ネットワーク上の別のノードの
存在を知っている場合には、典型的にはこれらのノード
に共通のネットワーク・プロトコルによって該第1のノ
ードから該第2のノードへの通信が可能になる。しか
し、該ネットワーク上のノードの存在がわからない場合
には、そのノードは典型的にはコンタクト可能ではな
い。これは、該ノードが物理的接続と共通のネットワー
ク・プロトコルを共有する場合であってもそうである。
あるノードが該ネットワークの一部となっている別のノ
ードをディスカバーすること、つまり、アサーテイン
(確かめること:ascertain)することが難しいことがよ
くある。この問題は、ネットワークのサイズの増加によ
って、他のノードから物理的に遠い(remote)ノードを備
えたネットワークによって、さらに、新しいノードを目
的によっていつでも追加したり削除したりできるという
コンピュータ・ネットワークの動的な性質によって、悪
化しており、しかも、物理的な接続やノード自体の問題
が該ネットワークからの予期しないノードの削除を一般
に引き起こすことになる。それにもかかわらず、ある既
存のシステムは、ネットワークの一部である他のノード
を、もし全てのノードが同一のネットワーク・プロトコ
ルを使用しているときには、ディスカバーできるように
構成されている。
【0007】この、ネットワーク上のほかのノードの存
在と状態をディスカバーするという問題は、あるノード
にいる平均的ユーザにインパクトを与えてしまい(impac
t)、このユーザはほかのどのコンピュータが通信のため
にコンタクト可能であるかということが判らないだけで
なく、自分の作業がコンピュータのネットワークの管理
の作業を含む人に対しては重大な問題となる。管理者
は、どのノードがアクセス可能でコンタクト可能かを調
べて、接続の欠落などのネットワークの問題が認識でき
るようにしなければならない。さらに、ネットワークの
管理は、典型的にはノード間の接続を管理することだけ
でなく、ファイル・サービス、プリント・サービス、ネ
ットワーク・セキュリティ・サービス、ワークグループ
・プロダクティビティ・サービスなどの専門化したコン
ピュータ・サービスを提供することをも含む。典型的に
は、これらのサービスは該ネットワーク上の複数のノー
ドについて利用ができ、ネットワーク・サービスとして
呼ばれる。コンピュータ・ネットワーク管理者にとって
重要なことは、該ネットワークのノードのすべての状態
を調査(assess)できるようにすることであるが、これら
の多くは該管理者の場所には物理的に存在しないかもし
れない。状態情報は、ネットワーク及びノード・イベン
ト内に反映できるが、これはアラーム(alarm) を含む。
理想的には、管理者は、1つ若しくは複数のノードの状
態を該管理者の場所から変更できる追加的な能力を有す
ることが望ましいが、これは、アラームやその他の問題
に応答する(respond) ことを含む。
【0008】個々のコンピュータ・ネットワークのサイ
ズの成長に加えて、これらコンピュータ・ネットワーク
はますます相互接続(interconnect)されようとしてい
る。2つ若しくはそれ以上のネットワークを接続する1
つの方法は、少なくとも1つの共通のノードであって、
両ネットワークの上にあり、かつその一部であるものを
存在させること、を含む。この状況では、複数のネット
ワークに対して共通のノードはルータ、ブリッジ、若し
くは、ゲートウェイとして働くことができ、該ネットワ
ーク間のデータを受け渡しして、あるネットワーク上の
ノードが他のネットワーク上のノードと通信できるよう
にする。各ネットワークがある1つのネットワーク・プ
ロトコルだけを使用している場合もあれば、相互接続さ
れたネットワークのグループ内のさまざまなネットワー
クがヘテロジニアス(heterogeneous) ネットワーク・プ
ロトコルを使用してもよい。2つのネットワークが異な
るネットワークプロトコルを使用する場合には、共通の
ノードは、データを一方のネットワークのプロトコル・
フォーマットから他方のプロトコル・フォーマットへ変
換する作業を行ってもよい。
【0009】IPネットワーク・プロトコル及びIPX
ネットワーク・プロトコルの両方が個々のネットワーク
によって使用されている、相互接続されたネットワーク
にも、共通の状況が生じる。IPは、TCP/IPの一
部として、インターネット上で使用されているもっとも
普及したプロトコルに発展している。IPは歴史的には
主にハイエンド(high-end)のワークステーションによっ
て使用されていたが、ハードウェア独立(bardware inde
pendent)であるように設計されており、幅広い種類のデ
バイスに対して実装されている。IPXは、ノベル社が
開発したNetWare(ネットウェア:登録商標)プロトコル
の一部であり、伝統的に、Intel(インテル:登録商標)
80X86 チップに基くパーソナル・コンピュータ(PC)
によって使用された。このように、IPXは、インテル
・ベースのPCのネットワークの間ではもっとも普及した
ネットワーク・プロトコルとなっていた。異なるタイプ
のコンピュータ間の技術的な相違は不鮮明のままである
ので、様々な異なるタイプのコンピュータを相互接続す
ることがますます一般的になっている。従って、IPプ
ロトコルとIPXプロトコルの両方が使用されているネ
ットワークを相互接続することは一般的なことである。
さらに、IPXとIPの両方は、イーサネットやトーク
ン・リングなどの複数のデータリンク・プロトコルの頂
上(top) に実装されている。IPとIPXの両方がデー
タのパケットをルート(route) する一方で、これらのパ
ケット構造は異なり、したがってIPパケットはIPX
を使用する受信側ノードでは理解されず、IPXパケッ
トはIPを使用する受信側ノードでは理解されない。こ
の違いにより、IP及びIPXプロトコルには互換性が
ない。
【0010】特に複数のネットワークが異なるネットワ
ーク・プロトコルを使用している場合、相互接続された
ネットワークが存在するときには、ある特定のノードが
通信できる他のノードの存在および状態をアサーテイン
することの難しさが増加してしまう。たとえば、IPノ
ードとして参照されるIPプロトコル・ネットワーク上
のノードは、典型的には多くのコンタクト可能なIPノ
ードについての情報をディスカバーすることができる。
このディスカバーは、パケット・インターネット・グロ
ーパ(PING)(既知のノードが該ネットワーク上で
コンタクト可能であるかチェックする)、アドレス・レ
ゾリューション・プロトコル(ARP)(多くの場合は
ほかのノードによる、既知のノードのユニークな論理ア
ドレスから物理アドレスへのトランスレーションをリク
エストする)、リザーブ・アドレス・レゾリューション
・プロトコル(RARP)(多くの場合はほかのノード
による、多くの場合は自分である既知のノードの物理ア
ドレスからユニークな論理アドレスへのトランスレーシ
ョンをリクエストする)、ルーティング・テーブル(ノ
ードは、他のノードのアドレスを、このノードによって
若しくはこのノードを通じて受け渡しされる転送された
メッセージの宛先情報から取得する)などの標準的なI
Pディスカバリ・メカニズム(discovery mechanism) を
使用して行う。IPXノードは、IPXプロトコル・ネ
ットワーク上のノードであるが、典型的には、ほかのコ
ンタクト可能なIPXノードの情報をディスカバーする
こともでき、これは、エコー(既知のノードが該ネット
ワーク上でコンタクト可能かチェックする)、サービス
・アドバタイジング・プロトコル(SAP)(これによ
ってIPXノードは自分のサービスをほかのIPXノー
ドへアドバタイズできるようになる)、などの標準的な
IPXディスカバリ・メカニズムを使用して行う。しか
し、IPプロトコル特有のディスカバリ・メカニズム
は、IPXプロトコル・ネットワーク上では動作しな
い。その理由は、IPXプロトコルとIPプロトコルは
互換性がないからである。IPXノードがそのIPXプ
ロトコル・ネットワークに対するネットワーク情報のデ
ータベースへアクセスができるようになっている場合で
あっても、IPプロトコル・ネットワーク上にのみある
ノードはこの情報をディスカバーすることができない。
これは、プロトコル間の違いのためである。情報へのア
クセスはネットワーク上のあるノードから生ずる一方
で、情報へのアクセスと、ネットワーク上のあるノード
の別のノードに対する物理的なアクセス可能性とは、異
なることに注意してほしい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】理想的には、1つのネ
ットワーク上のノードはそれが通信できるほかのノード
とのみ、それがどこに配置されていても、アサーテイン
できるようにすべきであるだけでなく、該ノードのトポ
ロジー、ノード若しくはネットワークによって提供され
る任意のサービス、及び相互接続されたネットワーク及
びそれらのノードのいずれかから利用できるそのほかの
状態情報をもアサーテインできるようにすべきである。
不運なことに、異なるネットワーク・プロトコルを使用
する相互接続されたネットワークが存在するときには、
あるノードが通信できるほかのノードの存在や状態、若
しくは、ほかのネットワークのネットワーク情報をアサ
ーテインすることの問題に対する一般的な解法は今まで
はない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
・ネットワーク(ターゲット・ネットワーク)のノード
及びほかのネットワーク情報を、該ターゲット・ネット
ワークの一部ではないデバイスやノード(ディスカバリ
・ノード(discovery node))から、特に該ディスカバリ
・ノードがターゲット・ネットワークと異なるネットワ
ーク・プロトコルを使用するときに、ディスカバーする
ための方法、装置、コンピュータ・プログラム・プロダ
クトに関するものである。本発明は、該ターゲット・ネ
ットワークについてのネットワーク情報へアクセスする
ことができ、かつ該ディスカバリ・ノードが通信でき
る、1つまたは複数の追加的なノード(ターゲット・ノ
ード) を識別することを含む。ディスカバリ・ノードは
これらのターゲット・ノードを使用してターゲット・ネ
ットワーク情報を受信し、ディスカバリ・ノードで作成
されるソフトウェア・オブジェクトを使用してこの情報
をモデル化する。最後に、ディスカバリ・ノードは該タ
ーゲット・ネットワークからのネットワーク情報の表現
として利用できる作成されたオブジェクトに、マークを
つけ、該表現されたターゲット・ネットワーク情報の正
確さを継続して(over time) 維持することができる。
【0013】ターゲット・ネットワーク情報の受信は、
様々な異なる方法で生じ得る。本発明の好適な実施の形
態においては、ディスカバリ・ノードがターゲット・ノ
ードにコンタクトし、該ターゲット・ノードからのター
ゲット・ネットワークについての特定の情報をリクエス
トする。他の実施の形態においては、ディスカバリ・ノ
ードはターゲット・ノードの存在に関する自分の知識を
使用してストアされた該ターゲット・ネットワークのネ
ットワーク・プロダクトに特有の情報と結び付けること
ができ、これによって該ターゲット・ノードからアクセ
ス可能な該ネットワークについてのネットワーク情報を
ディスカバーすることになるが、この際に該ターゲット
・ノードからの情報をリクエストしたりはしない。
【0014】ディスカバーされたターゲット・ネットワ
ーク情報は、該ネットワーク上に存在するノードの識
別、該ネットワークのトポロジー、該ネットワークによ
って若しくは該ネットワーク上のノードによって提供さ
れるサービス、該ネットワークが変化したときの状態情
報、たとえば、イベントやアラームに関する情報を含む
ことができる。ディスカバリ・ノードは、また、ノード
のタイプ上にストアされた情報、サービス、及び、該タ
ーゲット・ネットワークのネットワーク・プロトコルを
使用してネットワーク上で見つけることができる他の情
報を保持することができる。該ターゲット・ネットワー
ク情報が受信されるときに、この情報は、ディスカバリ
・ノードによって、ストアされたタイプ情報に基いた論
理的抽象(logical abstraction) を使用して、モデル化
される。論理的抽象は、ディスカバリ・ノードによって
作成されるオブジェクトであり、該ターゲット・ネット
ワーク上の1つまたは複数の物理的若しくは論理的なエ
ンティティ(logical entities)に対応するものである。
該オブジェクトは、ディスカバリ・ノードと同じネット
ワーク・プロトコルによってネットワークに対するネッ
トワーク情報を表現するオブジェクトと共通のフォーマ
ットを共有し、該共通のフォーマットによって該オブジ
ェクトは相互作用(interoperate)することができるよう
になる。しかし、該ターゲット・ネットワーク情報に対
して作成された該オブジェクトのフォーマットもまた、
該ターゲット・ネットワークのネットワーク・プロトコ
ルに特有のものであり、したがって、これを、該ネット
ワーク情報が該ディスカバリ・ノードから離れたネット
ワークからのものであること示すために使用することが
できる。最後に、該作成されたオブジェクトがストアさ
れるので該ディスカバリ・ノードは該オブジェクト及び
そのオブジェクト情報にアクセスできるようになる。
【0015】該ネットワーク情報が受信されモデル化さ
れた後には、これを該ディスカバリ・ノードのユーザに
向けて表示したり、該ディスカバリ・ノードからコンタ
クト可能なアプリケーション・プログラムやほかのノー
ドに対してアクセス可能にしたりすることができる。こ
のようにして利用できるようにされた情報は該作成され
たオブジェクトの論理的抽象に対応するものであり、該
ターゲット・ネットワーク上のエンティティに対応する
ものではない。さらに、該ディスカバリ・ノードは、ア
クションが自動的に特定の条件の下で発生するという手
法によって、追加的情報をリクエストしたりディスカバ
ーしたりすることもできるが、これによって、該ディス
カバリ・ノードは該ターゲット・ネットワーク上のネッ
トワーク情報の中にいかなる変更があっても必ずこれを
知ることができるようになる。このネットワーク情報デ
ィスカバリ・プロセスは、ネットワークの相互接続され
たグループの一部と同じ数のネットワークに対して、若
しくは、識別されるターゲット・ノードと同じ数のネッ
トワークに対して、生じ得る。ディスカバーされたネッ
トワークすべてからのネットワーク情報を組み合わせる
ことにより、該ディスカバリ・ノードから利用できる全
ノード、サービス、及びほかの情報のすべてを表現する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】コンピュータ・ネットワーク(タ
ーゲット・ネットワーク) のノード及びその他のネット
ワーク情報を該ターゲット・ネットワーク(ディスカバ
リ・ノード)の一部ではないデバイス若しくはノードか
らディスカバーするために、特に、該ディスカバリ・ノ
ードが該ターゲット・ネットワークとは異なるネットワ
ーク・プロトコルを使用するときの、方法、装置、及び
コンピュータ・プログラム・プロダクトを説明する。該
ネットワーク情報のディスカバリは、1つ又は複数の追
加的なノード(ターゲット・ノード) であって、該ター
ゲット・ネットワークについてのネットワーク情報にア
クセスでき、該ディスカバリ・ノードが通信できるノー
ドを含む。
【0017】本発明を適用した好適な実施の形態は、以
下に列挙する複数の特徴を有する。
【0018】該ディスカバリ・ノードもまたネットワー
クの一部であり、ディスカバリ・ネットワークと呼ば
れ、該ターゲット・ネットワーク及びディスカバリ・ネ
ットワークは同じ相互接続されたネットワークのグルー
プの一部である。
【0019】該ターゲット・ノードは該ターゲット・ネ
ットワークのネットワーク・プロトコルと該ディスカバ
リ・ノードのネットワーク・プロトコルの両方を使用す
る。
【0020】該ターゲット・ノードは少くとも2つのネ
ットワークの一部であり、これらのネットワークの一方
は該ターゲット・ネットワーク・プロトコルを使用し、
他方は該ディスカバリ・ノード・プロトコルを使用す
る。
【0021】もっとも単純な例においては、該ターゲッ
ト・ノードは該ディスカバリ・ネットワーク及び該ター
ゲット・ネットワークの両方の一部である。
【0022】該ディスカバリ・ノードとターゲット・ノ
ードの間の通信が該ディスカバーネットワークの上で、
及び、必要であれば相互接続されたグループ内のほかの
ネットワークの上で発生する。
【0023】該ターゲット・ノードはネットワーク管理
情報サービスを提供し、これがターゲット・ネットワー
ク情報をリクエストに基いて供給する。
【0024】当業者であれば、これらの特徴の1つ若し
くは複数を変更することによって得られる代替実施の形
態を理解する(appreciate)ことだろう。たとえば、該デ
ィスカバリ・ノードが、該ネットワーク情報を、ターゲ
ット・ノードにおけるネットワーク管理情報サービスか
らの情報をリクエストせずに取得できるようなものであ
る。加えて、特定の代替実施の形態については、以下の
詳細な説明を通じて説明する。
【0025】この詳細な説明を通じて、数多くの特定の
詳細もまた説明される。たとえば、ネットワーク情報を
集め、受信し、分散させるための特定のネットワーク・
プロトコル及び特定の機構(メカニズム)である。通常
の技術を有する者であれば、本発明がこのような特定の
詳細を伴わない場合でもあっても実行できることがわか
るはずである。特に、図1から図14に図示された実施
の形態は、ターゲットIPXネットワークのネットワー
ク情報をディスカバリ・IPノードからディスカバーす
る方法を説明しているが、本発明は、IP及びIPXネ
ットワーク・プロトコル、ノベル社のNetWare コンポー
ネント(NXIZなど)やサン・マイクロシステムズ社
のSunNetマネージャ・コンポーネント(SNMなど)に
より提供される機能やフォーマットを使用するネットワ
ークなど、本実施の形態で使用される詳細に限定される
ものではない。
【0026】したがって、本発明は、図1および図2に
示す相互接続されたコンピュータ・ネットワークを参照
しながら説明するが、当業者であれば、本発明は、該図
示されたネットワークの物理的な条件に限定されるもの
ではないことがわかるはずである。使用するネットワー
ク・プロトコルはIPやIPXでなくともよいし、相互
接続されたネットワークのグループは2つのネットワー
ク・プロトコルに限定されるものではない。コンポーネ
ントは、NetWare 若しくはSunNetマネージャのサービス
や機能に限定されるものではない。ターゲット・ノード
はネットワーク管理情報サービスを有していなくともよ
い。
【0027】図1および図2は、本発明を具体化するこ
とができる典型的な相互接続されたコンピュータ・ネッ
トワークの物理的リンケージ・ダイアグラムを示す。図
示された相互接続されたコンピュータ・ネットワーク
は、5つのネットワーク・ノード110、120、13
0、140、及び、170を含み、2つのコンピュータ
・ネットワーク150、160、及び、180を含む。
ネットワーク・ノード110、120、130及び17
0はネットワーク150を形成するノードであり、これ
はIPネットワーク・プロトコルを使用する。ネットワ
ーク・ノード130及び140はネットワーク160を
形成するノードであり、これはIPXネットワーク・プ
ロトコルを使用する。ネットワーク・ノード170は、
ネットワーク180を形成するノードであり、これはI
Pネットワーク・プロトコルを使用する。当業者であれ
ば追加的なノードやネットワークがありうることがわか
るであろうし、コンピュータ・ネットワークは様々な物
理的媒体を使用して実装してもよいことがわかるであろ
う。180のようなIPネットワーク・プロトコルを使
用するネットワークは、IPネットワークと呼ばれる。
160ようなIPXネットワーク・プロトコルを使用す
るネットワークは、IPXネットワークと呼ばれる。図
1および図2において、ノード110はディスカバリ・
ノードの一例として、ネットワーク150はディスカバ
ーネットワークの一例として、ネットワーク160はタ
ーゲット・ネットワークの一例として、ノード130は
ターゲット・ノードの一例として、図示されている。
【0028】各ネットワーク・ノードは一般的な用途の
コンピュータとして示されている。ノード110は、6
つの基本的なノード・コンポーネントを図示する。それ
ぞれ図示されたノードは、入力デバイス111、ディス
プレイ112、CPU113、マス・ストレージ11
4、内部バス115、及びメイン・メモリ116、を含
む。当業者であれば、ネットワーク上のノードは、コン
ポーネントの数が多いものや少ないものなどの、これら
のコンポーネントの様々なバリエーションを含むことが
できることがわかるであろう。たとえば、プリンタ・ノ
ードはCPU及びディスプレイのみからなるようにして
もよく、ここでは該ディスプレイがプリント出力され
る。また、ノードは追加的なコンポーネントを含んでも
よい。たとえば、セカンダリ・メモリやモデムなどの通
信デバイスである。さらに、各コンポーネント・タイプ
の複数の具体的なもの(instantiations)がネットワーク
・ノード内に存在してもよい。たとえば、ネットワーク
・ノードは複数のCPU、キーボード、マウス、スキャ
ナを含む複数の入力デバイス、及び、ハード・ドライ
ブ、フロッピー・ドライブ、デジタル・ビデオ・ディス
ク(DVD)、CD−Rデバイス、光磁気ドライブを含
む複数のタイプのマス・ストレージを含んでいてもよ
い。ネットワーク・ノードはまた、複数の内部バスを有
していてもよい。これらのうちのいくつかは、さまざま
な機能を提供する取り外し可能なバス・カード用のスロ
ットを有していてもよい。ほかの4つの図示されたノー
ドもまた6つの基本的な説明したノード・コンポーネン
トからなるが、ノード120、140、及び、170の
詳細についてはここでは説明しない。当業者であれば、
メイン・メモリ116等のメイン・メモリだけが示さ
れ、IPネットワーク150等のネットワークでデータ
をエクスチェンジする一方で、例えばマス・ストレージ
114などのネットワーク・ノード内のほかのコンポー
ネントが直接ネットワークとデータをエクスチェンジし
てメイン・メモリの介在を必要としないようにしてもよ
いことが、わかるであろう。
【0029】ディスカバリ・ノード110において、メ
イン・メモリ116は、さまざまなメイン・メモリ・コ
ンポーネント、例えば、SunNetマネージャ・コンソール
101、IPXディスカバー102、IPディスカバー
103、及び、IPネットワーク・プロトコル・レイヤ
104、を有するように図示されている。IPネットワ
ーク・プロトコル・レイヤ104によって、ノード11
0はIPネットワーク・プロトコルを使用してIPネッ
トワーク・プロトコルを使用するほかのノード、例えば
IPネットワーク150及びネットワーク180の上の
ノードなど、と通信することができるようになる。他の
ノードと通信することができるノードのそれぞれは、典
型的には少なくとも1つのネットワーク・プロトコル・
レイヤを有する。IPディスカバー103は、ネットワ
ーク情報をIPネットワーク・プロトコルを使用してデ
ィスカバーするための機構を提供する。IPXディスカ
バー102は、ネットワーク情報をIPXネットワーク
・プロトコルを使用してディスカバーするための機構を
提供する。メイン・メモリ116に図示されているよう
に、ほかのネットワーク・プロトコルを使用してネット
ワークについてのネットワーク情報をディスカバーする
ような追加的なディスカバー機構が存在してもよい。Su
nNetマネージャ・コンソール101は、ネットワーク情
報をディスカバー機構のすべてから受信して、この情報
をほかのコンポーネントやほかのノードで利用できるよ
うにすることができる。当業者であれば、該ネットワー
ク情報をユーザに表示したり、ノード110の上、若し
くは、ほかのノードの上のアプリケーション・プログラ
ムにトランスミットしたり、マス・ストレージ114、
若しくは、データベース(図示せず)を含むほかのマス
・ストレージにストアしたり、等することができる。前
述した通り、IPネットワーク・ノードからのIPディ
スカバー機構、例えばPING、ARP、RARP、ル
ーティング・テーブル等を実行するために、さまざまな
機構が存在する。
【0030】ターゲット・ノード130において、メイ
ン・メモリ136は、IPネットワーク・プロトコル・
レイヤ137、IPXネットワーク・プロトコル・レイ
ヤ138、NetWare サービスA181、NetWare サービ
スB182、及び、NetWareマネージメント・システム
(NetWare Management System(登録商標))エクスポー
ト/インポート・サービス139、を有するように図示
されている。IPネットワーク・プロトコル・レイヤ1
37によって、ノード130はIPネットワーク・プロ
トコルを使用してIPネットワーク・プロトコルを使用
するほかのノード、たとえばIPネットワーク150及
びIPネットワーク180、と通信することができるよ
うになる。IPXネットワーク・プロトコル・レイヤ1
38によって、ノード130はIXPネットワーク・プ
ロトコルを使用してIPXネットワーク・プロトコルを
使用するほかのノード、たとえばIPXネットワーク1
60、と通信することができるようになる。NetWare サ
ービスA181はIPネットワーク・プロトコル・レイ
ヤ137と通信してネットワーク・サービスAをIPプ
ロトコルを使用するノードに提供する。同じノードの上
のコンポーネント間の通信は、典型的にはデータの共有
を含むが、ネットワーク・プロトコルは典型的にはこの
タイプのコンポーネント間通信は必要としない。NetWar
e サービスB182は、IPXネットワーク・プロトコ
ル・レイヤ138と通信してネットワーク・サービスB
をIPXプロトコルを使用するノードに提供する。当業
者であれば、複数のネットワーク・サービスは、与えら
れたネットワークに対するノードが利用できるようにし
てもよいし、利用できるネットワーク・サービスはNetW
are サービスに限定されないことがわかるはずである。
【0031】NetWare マネージメント・システム・エク
スポート・インポート・サービス139は、NXISと
呼ばれるが、IPXネットワークに対するネットワーク
管理情報サービスの一例であり、これはリクエストに基
いて利用できるネットワーク情報を提供する。IPXネ
ットワーク情報は、ノード130のIPXネットワーク
・プロトコル・レイヤ138が受信することができ、こ
のIPXネットワーク情報は直接マス・ストレージ13
4内へ内部バス135を介して入力することもできる。
NXIS139は、マス・ストレージ134と、内部バ
ス135若しくはIPXネットワーク・プロトコル・レ
イヤ138を介して通信してIPXネットワーク情報へ
アクセスすることができ、このIPXネットワーク情報
をIPXディスカバー102で利用できるようにする
が、この際にIPネットワーク・プロトコル・レイヤ1
37及びIPネットワーク150を使用する。該ネット
ワーク情報は、該ネットワークの一部であるノードの識
別、該ネットワークのトポロジー、該ネットワークによ
って、若しくは、該ネットワークのノードによって提供
されるサービス、イベント若しくはアラームについての
情報を含む該ネットワークが変わったときの状態情報を
含むことができる。
【0032】図3においては、図1および図2に示した
相互接続されたコンピュータ・ネットワークの機能的ト
ポロジーが、図示されている。図3に図示されている相
互接続されたネットワークは、図1および図2に図示さ
れたノード及びネットワークを含んでいるが、これらの
ノード及びネットワークに限定されるものではないこと
に注意すべきである。図3は、12個のノード110、
120、130、170、202、209、212、2
14、224、232及び、234と、4つのネットワ
ークコンポーネント150、160、180、及び、2
35を図示する。ネットワーク・ノード209、23
2、及び、234はネットワーク235を構成するノー
ドであり、IPXネットワーク・プロトコルを使用す
る。ネットワーク・ノード110、120、130、1
70、202、及び、209は、ネットワーク150を
構成するノードであり、IPネットワーク・プロトコル
を使用する。ネットワーク・ノード170、212、2
14、及び、224はネットワーク180を構成するノ
ードであり、IPネットワーク・プロトコルを使用す
る。ネットワーク・ノード130140、及び224は
ネットワーク160を構成するノードであり、IPXネ
ットワーク・プロトコルを使用する。特定のトポロジー
を必要とするものではないことに注意すべきである。ネ
ットワーク150及び235はバス・トポロジーを有す
る一方で、ネットワーク160及び180はリング・ト
ポロジーを有する。当業者であれば、ほかのネットワー
ク・トポロジーも使用できることがわかるはずである。
ノード130は、NetWare サービスA181及びNetWar
e サービスB182を提供する。ノード234はネット
ワーク・サービスC236を提供する。
【0033】図4は、図3の相互接続されたコンピュー
タ・ネットワークの機能的トポロジーを図示する。これ
は、典型的には、従来技術のシステムの下で、ディスカ
バリ・ノード110によってディスカバー可能なもので
ある。ノード120、130、170、202、及び、
209はネットワーク150の一部であり、ノード21
2、214、及び、224はネットワーク180の一部
であり、これらのノードは、ノード110からディスカ
バー可能である。その理由は、ネットワーク150及び
180はIPネットワーク・プロトコルを使用してお
り、これはノード110でも使用中だからである。NetW
are サービスA181は、従来技術のシステムにおいて
ノード110によってディスカバー可能とすることがで
きる。これは、サービスAはIPネットワーク上のノー
ドから利用できるからである。その一方で、NetWare サ
ービスB182は、典型的には従来技術のシステムにお
いてはノード110によるディスカバーは不可能であ
る。その理由は、サービスBはIPXネットワーク上の
ノードでのみ利用できるからである。さらに、ノード1
40、232、及び、234は、典型的には、従来技術
のシステムにおいては、ノード110からはディスカバ
ー不可能である。その理由は、これらのノードはIPネ
ットワーク・プロトコルを使用するネットワークの一部
ではなく、IPネットワーク・プロトコルはノード11
0で使用されているからである。最後に、ノード223
はディスカバー可能であったが、その理由は、これがI
Pネットワーク180の一部だからである。その一方
で、ノード223は、IPXネットワーク160の一部
でもあり、ノード130に直接接続されているという事
実は、典型的にはディスカバー不可能である。
【0034】当業者であれば、IPXネットワーク上の
ディスカバー不可能なネットワーク・ノード、たとえば
ノード140など、はさらに別のIPネットワークであ
って図3や図4に示していないものの一部とすることが
できることがわかるであろう。この追加IPネットワー
クは、図3および図4に示されていない追加ノードを含
むことがありうる。この追加IPネットワークと図4に
示された相互接続されたネットワークとの間の物理的な
接続が、IPネットワーク・プロトコルを使用しない中
間的なネットワーク、例えばIPXネットワーク16
0、を通してのみされていることもありうる。この場合
には、ノード140及び追加IPネットワーク上の追加
ノードは典型的には従来技術のシステムの下ではノード
110によるディスカバーは不可能である。これは、該
追加ネットワークもまたIPネットワークを使用してお
り、図3に示された相互接続されたネットワークの一部
である場合でも、そうである。この結果となってしまう
理由は、図1および図2に図示されたIPディスカバー
103コンポーネントは、典型的にはIPネットワーク
上のノードをディスカバーすることが、そのネットワー
クがノード110から、IPネットワーク・プロトコル
を使用しない中間的なネットワーク、たとえばIPXネ
ットワーク160など、を通ってのみ到達可能である場
合にはできないからである。
【0035】図5および図6は、IPXディスカバー・
コンポーネントが、ネットワーク情報を、ターゲット・
ノード上のネットワーク管理情報サービスからの情報を
リクエストすることによってディスカバーするような、
論理的通信エクスチェンジを図示する。図5および図6
は、以下の3つのコンポーネントを図示する。
【0036】ノード1(図3では110と名付けられた
ノード)にあるIPXディスカバー102、ノード3
(図3では130と名付けられたノード)にあるNXI
S139、ノード5(図3では209と名付けられたノ
ード)にあるNXIS410である。
【0037】コンポーネントNXIS139及びNXI
S410は、それぞれ図5および図6で複数回図示され
る。図5および図6はまた、10個のノード対ノード通
信422、424、426、428、430、432、
434、436、438、及び、440を図示する。図
示された例では、ノード対ノード通信はIPネットワー
ク150(図5および図6には図示せず)を介して発生
し、ずっと(over time) 発生したままになっているの
で、最も左の通信422が最も昔の通信であり、最も右
の通信440が最も最近の通信である。図5および図6
に図示する通り、追加的通信を発生させることができ
る。当業者であれば、数多くのバリエーションを通信の
シーケンスでは発生させることができ、これには以下が
含まれることが、わかるだろう。
【0038】通信が追加的NXISコンポーネントとと
もに発生することがありうる。
【0039】NXISコンポーネントがネットワーク1
50の一部ではないノード、例えば図3のノード224
などであることがありうる。
【0040】通信がネットワーク150以外で発生する
ことがありうる。例えばモデムやルータ接続を介した他
ネットワークへの一時的な接続である。
【0041】通信を同期的(synchronous) にしてメッセ
ージの送信側は、リプライを受信するまで待ち、それま
で何のアクションもとらないようにすることもありう
る。
【0042】通信がNXIS等以外のネットワーク管理
情報サービスとともに発生することがありうる。
【0043】IPXディスカバー102は、ディスカバ
リ・プロセスを開始するときに、通信422をNXIS
139へ送信するが、これは、NXIS139がアクセ
スできる全NXISデータをリクエストするものであ
る。NXIS139はノード130上にあり、これは図
3に示す通り、IPXネットワーク160の一部なの
で、NXIS139は、ネットワーク160に対するI
PXネットワーク情報を含むNXISデータにアクセス
を有してもよい。該ネットワーク情報は以下を含んでも
よい。
【0044】ノード140、及び、ノード224に対す
るノード識別情報、ネットワーク160に対するネット
ワーク・トポロジー、NetWare サービスBを含む、ネッ
トワーク160に対して提供されるネットワーク・サー
ビス、イベントやアラームなどのネットワーク160状
態情報。
【0045】通信422を受信したあとのある時点で、
NXIS139は通信424をIPXディスカバー10
2へ送信するが、これは生成(generation)ID3Aと、
NXIS139がアクセスできる全NXISデータを含
む。生成ID3Aは、NXISデータの状態を示す。た
とえば、あるデータベースの状態に対応するタイムスタ
ンプやデータベースID等である。当業者であれば、N
XISがNXISデータを得るためには数多くの方法が
あり、それには以下が含まれることがわかるだろう。
【0046】ネットワーク160のようなIPXネット
ワークを通信に対するとして探すこと、以前にストアさ
れたデータをデータベースからリトリーブすること、ほ
かのノードからのデータをリクエストすること、などで
ある。
【0047】ネットワーク・サービスやノードによって
は、ネットワーク情報をデータベース内にストアし、こ
のデータベースを該ネットワーク上のノードからアクセ
ス可能にしている。たとえばNetWare マネージメント・
システムでは、IPXネットワーク情報をNetWare マネ
ージメント・システム・データベース内にストアする。
【0048】通信424を受信した後のある時点で、I
PXディスカバー102は、ディスカバリ・プロセスを
継続するが、この際に、通信426をNXIS410へ
送信する。これは、NXIS410がアクセスできる全
NXISデータをリクエストするものである。NXIS
410はノード209上にあり、これは、図3に示すと
おりIPXネットワーク235の一部なので、NXIS
410はネットワーク235に対するIPXネットワー
ク情報を含むNXISデータにアクセスしてもよくな
る。該ネットワーク情報は以下を含んでもよい。
【0049】ノード232やノード234のノード識別
情報、ネットワーク235のネットワーク・トポロジ
ー、NetWare サービスC236を含むネットワーク23
5のネットワーク・サービス、イベントやアラームなど
のNetWare235状態情報などである。
【0050】通信426に対するレスポンス(response)
を受信する前は、IPXディスカバー102は通信42
8をNXIS139へ送信してディスカバリ・プロセス
を継続するが、これには、生成ID3A、及び、全NX
ISデータに対するリクエストであって、3Aであった
該NXIS139データの該生成IDが3Aであったと
き以降に変更があったものを含む。前述した通り、生成
ID3Aは、IPXディスカバー102が以前にNXI
S139から通信424において受信したNXISデー
タの状態を示す。
【0051】通信428を受信した後のある時点で、N
XIS193は通信430をIPXディスカバー102
へ送信して応答するが、これには、生成ID3B、及
び、全NXISデータであってNXIS139データの
生成IDが3Aであったとき以降に変更されたもの、を
含む。当業者であれば、データが変更されていない場合
には、通信430は変更されたデータを有さないことに
なること、がわかる。この状況においては、生成ID3
Bは生成ID3Aと同じにしてもよい。というのは、デ
ータは変更されていないからである。たとえば、データ
が変更されたときのみに変更が起きるデータベースID
の場合である。あるいは、生成ID3Bを生成ID3A
と異なるものにしてもよい、例えば、生成IDが通信が
行なわれた時刻に基いている場合である。
【0052】通信426を受信した後、かつ、NXIS
139が通信430を送信した後、のある時点で、NX
IS410は、通信432をIPXディスカバー102
に送信して通信426に応答するが、これは、生成ID
5A及び全NXISデータであってNXIS410がア
クセスしたものを含む。上述した通り、NXIS410
は、典型的には、ネットワーク235に対するIPXネ
ットワーク情報に対するアクセスができる。NXIS4
10が、NXIS139が通信430を送信したすぐ後
に、通信432を送信しようとした場合には、該通信の
間の衝突が発生することがありうる。これが発生するの
は、IPXディスカバー102が一度に1つの通信のみ
を受信できる場合、もしくは、ネットワーク150等の
通信媒体が一度に1つの通信のみをキャリー(carry) で
きる場合である。通信媒体がネットワーク150である
場合には、ネットワーク・プロトコルは、この場合はI
Pであるが、それが受信したものを保証するために、通
信を調整することもできる。そのかわりに、IPXディ
スカバー102、NXISコンポーネント139及び1
40、若しくはそのほかのコンポーネントが、通信が受
信されたことを保証するために動作してもよい。当業者
であれば、通信が失われたり通信にエラーが含まれたり
して通信が理解できなくなることがありうることがわか
るであろう。このような事態は、通信のリトランスミッ
タル(retransmittal) を引き起こし、リトランスミッタ
ルが発生しない場合には通信の喪失を引き起こすことが
ありうる。
【0053】通信432を受信した後のある時点で、I
PXディスカバー102は通信434をNXIS410
へ送信してディスカバリ・プロセスを継続するが、これ
は、生成ID5A及び全NXISデータに対するリクエ
ストであって、NXIS410データが5Aであったと
きから変更があったもの、を含む。通信434を受信し
た後のある時点で、NXIS410は、通信436をI
PXディスカバー102に送信して通信434に応答す
るが、これは、生成ID5Aを含み、変更されたNXI
Sデータは含まない。NXIS410からの通信436
は、NXIS410が通信434において受信したもの
と同じ生成ID5Aを返すが、これは、データが変更さ
れていないからである。
【0054】通信436を受信した後のある時点で、I
PXディスカバー102は、通信438をNXIS13
9に送信してディスカバリ・プロセスを継続するが、こ
れはNXIS139がアクセスできる全NXISデータ
をリクエストする。通信438を受信した後なる時点
で、NXIS139は、通信440をIPXディスカバ
ー102へ送信して通信438に応答するが、これは生
成ID3C及び全NXISデータであってNXIS13
9がアクセスできるものを含む。ここでは全NXISデ
ータがリクエストされているが、当業者であれば、NX
ISデータが生成ID3Bを伴なう通信430を送信し
て依頼NXISデータが変更されていない場合には、通
信440において送信される生成ID3Cを生成ID3
Bと同じにしてもよいことがわかるであろう。さらに、
当業者であれば、このほかの実施の形態において、ある
ノードからのイニシャル・リクエスト以外のデータに対
するリクエスト、例えば通信438、を利用できる全情
報ではなく、変更された情報に制限することも可能であ
ることがわかるであろう。
【0055】図7および図8は、IPXディスカバー1
02メイン・メモリ・コンポーネントの詳細なブロック
図であるが、これは、IPXディスカバー102コンポ
ーネント内のサブコンポーネントに対する情報のフロー
を含む。IPXディスカバー102は、ターゲット・ネ
ットワーク・プロトコル・ディスカバリ・コンポーネン
トの一例であり、図7および図8の情報のいくつかは、
IPXディスカバリに特有のものである。図7および図
8の記載においては、好適な実施の形態が一般的な用語
で説明されており、必要なときには図7および図8のど
れがIPX特有のアスペクト(aspect)かを説明すること
によって示す。
【0056】図7および図8は、ノード110、ノード
110にいるユーザ501、ノード110のどこか外側
で実行されているアプリケーション・プログラムARP
A506、及び、ノード110が通信でき、ネットワ
ーク管理情報システムを有するターゲット・ネットワー
ク・ノード(ここでは、NXISコンポーネントを有す
るNXISサーバ・ノード512) を図示する。図示さ
れたノード110コンポーネントは、入力デバイス11
1、ターゲット・ネットワーク・プロトコル・ディスカ
バリ・コンポーネント(ここではIPXィスカバー10
2)、アプリケーション・プログラムApp B50
8、一時的ストレージ510、及び、ディスプレー11
2を含む。図1および図2に図示されたノード110コ
ンポーネントには、図7および図8に図示されていない
ものもある。たとえばCPU113、マス・ストレージ
114、内部バス115、及び、メイン・メモリ116
である。これらは実際には存在している。アプリケーシ
ョン・プログラムApp B508はメイン・メモリ1
16の内部で実行されてもよく、該アプリケーションの
実行可能コードはマス・ストレージ114上にストレー
ジされていてもよく、App B508の実行はCPU
113の使用を必要としてもよい。一時的ストレージ5
10は、メイン・メモリ116若しくはマス・ストレー
ジ114の中に常駐してもよい。IPXディスカバー1
02は、メイン・メモリ116の内部に常駐している。
コンポーネント間の情報フローは、情報フローの方向を
示すため矢印で図示されているが、内部バス115上で
発生してもよい。図7および図8はまた、ターゲット・
ネットワーク・プロトコル・ディスカバリ・コンポーネ
ント(ここではIPXディスカバー102)の典型的な
サブコンポーネントを図示するが、これは、スケジュー
ラ520、アクション・キュー及びモニタ522、ディ
スカバリ構成設定データベース524、インポータ52
6、オブジェクト・モデラ及びアップデータ528、パ
ーザ/トランスレータ530、ディスカバリ・ノード・
オブジェクト・データベース(ここではSNMオブジェ
クト・データベース534)、及び、ディスプレイヤ5
36を含み、そのほか数多くの情報フローをも含む。当
業者であれば、図示されたサブコンポーネントのすべて
若しくはいくつかを、ジョインされたサブコンポーネン
トの機能をコンバインするより少ない数のサブコンポー
ネントに、まとめてジョインすることができること、ま
たは、サブコンポーネントのすべて若しくはいくつか
を、さらに、分割されたサブコンポーネントの機能を分
割する追加的なサブコンポーネントに、分割することが
できること、がわかるであろう。
【0057】本発明の好適な実施の形態においては、ネ
ットワーク・プロトコル・ディスカバリ・コンポーネン
ト(ここではIPXディスカバー102)は、ディスカ
バリ情報を、自分自身の外側にあるソースから受信す
る。該ディスカバリ情報は、ターゲット・ネットワーク
のネットワーク情報をディスカバーするために、該ディ
スカバリ・コンポーネントへ向けられる。該ディスカバ
リ情報は、複数の情報を含んでいてもよく、たとえば以
下のものを含む。
【0058】ネットワーク管理情報サービスを有するタ
ーゲット・ノードの名前(ここではNXISサーバ・ノ
ード名)。
【0059】ノード接続情報。ディスカバリ・コンポー
ネントはこれを使用して該ターゲット・ノードと通信を
する。
【0060】スケジューリング情報。これは、該ターゲ
ット・ネットワークのディスカバー処理が実現される方
法を詳述する情報である。
【0061】当業者であれば、該ディスカバリ情報は、
該ディスカバリ・コンポーネントへ、それの外側のさま
ざまなソースから転送されるようにしてもよいことがわ
かるはずである。これは、たとえば、該ディスカバリ・
ノード若しくは別のノードののユーザから入力デバイス
を通じて、該ディスカバリ・ノード若しくは別のノード
で動作しているアプリケーション・プログラムから、外
部ソースのAコンビネーション(A combination) から、
などを含む。実装された実施形態では、ディスカバリ情
報はディスカバリ・コンポーネントへユーザから転送さ
れる。
【0062】ノード接続情報は、該ターゲット・ノード
へコンタクトして通信できるようにするための該ターゲ
ット・ノードのネットワーク・アドレスだけでなく、該
ターゲット・ノード及びそのネットワーク管理情報シス
テムが該ディスカバリ・コンポーネントからの通信に応
答するために必要な識別やキーも、含むことができる。
スケジューリング情報は、ディスカバリ・コンポーネン
トのディスカバー・アクションが発生するための条件を
示すトリガー情報などの情報を含むことができる。この
条件には、一定周期の時間間隔、ディスカバリ・ノード
・リブート(reboot)の際、ディスカバリ・ノード・オブ
ジェクト・データベースの完全性(completeness)が指定
したレベルに到達した際、などがある。実施された実施
の形態においては、指定した時刻のみをトリガー条件と
して使用することができる。スケジューリング情報はま
た、該ターゲット・ネットワークからディスカバーする
ためのネットワーク情報のタイプを記述する情報を含む
ことができる。この情報には、ネットワーク・トポロジ
ー情報のみ、利用できる全ネットワーク情報、もしく
は、ネットワーク情報の指定した以前の状態から変更が
あったネットワーク情報のみ、などがある。実施された
実施の形態においては、ディスカバーするためのネット
ワーク情報のタイプは、利用できる全ネットワーク情
報、もしくは、指定した以前の状態から変更があったネ
ットワーク情報のみ、に限定されている。当業者であれ
ば、該ディスカバリ・コンポーネントに転送される該デ
ィスカバリ情報を、たとえば、説明した情報のサブセッ
トや、ここで明示はしていない追加情報などに、変える
ことができることがわかるであろう。
【0063】本発明の好適な実施の形態においては、該
ディスカバリ・コンポーネントへ送信されたディスカバ
リ情報はスケジューラ520へ向けられる。スケジュー
リング情報がスケジューラ520によって受信された場
合には、スケジューラ520は少なくとも1つのディス
カバリ・アクションを作成する。これは、どのようにし
て該ターゲット・ネットワークのディスカバー処理が実
現できるのかを指定するものである。作成されたディス
カバリ・アクションは、すべてアクション・キュー及び
モニタ522へ送信される。該アクション・キュー及び
モニタ522は、ディスカバリ・アクションを、アクシ
ョンに着手する準備ができるまで、ストアする。準備が
できたときに、該アクションはインポータ526へ送信
される。典型的には、該ディスカバリ・アクションはト
リガー情報を有する。これは、該アクション・キュー及
びモニタ522によってモニタされ、トリガー情報が満
たされると該アクションのトランスミッタルをインポー
タ526へ促す。ターゲット・ノード名情報、若しく
は、ノード接続情報がスケジューラ520によって受信
された場合には、スケジューラ520はこの情報をディ
スカバリ構成設定データベース524へ送信する。該デ
ィスカバリ構成設定データベース524は、該ディスカ
バリ・コンポーネントがそのターゲット・ネットワーク
情報、例えばターゲット・ノード・アドレス、パスワー
ド等のディスカバリができるようにする情報を含む。こ
れについては後述する。
【0064】ディスカバリ・アクションを受信すると、
インポータ526はリクエストを該ターゲット・ノード
のためのノード接続情報のためにディスカバリ構成設定
データベース524へ送信するが、これは、受信された
ディスカバリ・アクションに応答するものである。ディ
スカバリ構成設定データベース524は、リクエストさ
れたノード接続情報をインポータ526へ送信して応答
するが、これは、今までで最も最近にストアされた該タ
ーゲット・ノード及びターゲット・ネットワークのため
の生成IDが、もし存在すれば、該生成IDを含むこと
になる。インポータ526は、それから、指定されたタ
ーゲット・ノード(ここではNXISサーバ・ノード5
12)上のネットワーク管理情報サービス・サブコンポ
ーネントとの通信をイニシエートする。この通信は、該
ディスカバリ・アクションのスケジューリング情報によ
って指定されたターゲット・ネットワーク情報をリクエ
ストする。該ネットワーク管理情報サービスは、それか
ら、このリクエストされたターゲット・ネットワーク情
報(ここではNXIS情報)をインポータ526へ送信
するが、送られた情報の中には前述した生成IDであっ
て該ネットワーク情報の状態に対応するものが含まれ
る。インポータ526は、それから、受信した生成ID
をディスカバリ構成設定データベース524へ送信し
て、受信したターゲットネットワーク情報を一時的スト
レージ510へ送信する。最後に、インポータ526は
通信をパーザ/トランスレータ530へ送信するが、こ
れは、ネットワーク情報がインポータ526によって受
信されたことを示すためのものである。典型的には、こ
の通信は一時的にストアされたターゲット・ネットワー
ク情報の場所を示すことになる。
【0065】当業者であれば、通信が失われたりエラー
を含んでいたりしてその通信が理解できないようになっ
てしまうこと、通信の受信側が応答できない若しくは応
答を望まいないこと、及び、リクエスト通信の受信側が
リクエストさえた情報にアクセスできないかもしれない
こと、がありうることがわかるであろう。応答通信が受
信されない場合には、その応答において期待される情報
を必要とするそれ以降のアクションは、その情報が利用
できるようになるまで実行(carry out) されない。加え
て、当業者であれば、NXISサーバ・ノード512
は、ノード110が通信できるターゲット・ノードであ
って、ネットワーク管理情報サービス・サブコンポーネ
ントを有するものであればどれにすることもできるこ
と、がわかるであろう。典型的には、該ディスカバリ・
コンポーネントは、ネットワーク情報が複数のターゲッ
ト・ネットワークに対してディスカバーされるときに
は、複数のターゲット・ノードと通信することになる。
しかし、図7および図8では1つだけターゲット・ノー
ドの例を示している。これは、ディスカバリ・コンポー
ネントとターゲット・ノードの間の情報フローを図示す
るためである。
【0066】インポータ526からの、ネットワーク情
報がすでに受信されていることを示す通信を受信した後
のある時点で、パーザ/トランスレータ530は、スト
アされたネットワーク情報(ここではNXIS情報) を
リクエストして通信を一時的ストレージ510に送信す
る。インポータ526からの通信を受信した後は、一時
的ストレージ510はすでに該ネットワーク情報をスト
アしており、パーザ/トランスレータ530からのリク
エスト通信を受信した後は、一時的ストレージ510は
該リクエストされたネットワーク情報をパーザ/トラン
スレータ530へ送信する。典型的には、一時的ストレ
ージ510は、該ネットワーク情報を、これがパーザ/
トランスレータ530へ送信された後に、ストレージか
ら削除することになる。当業者であれば、インポータ5
26はネットワーク情報のための複数のリクエスト通信
を送信して複数のレスポンス通信を受信するようにで
き、しかも1つまたは複数のターゲット・ノードからで
き、しかもこれを、最初のリクエスト通信からのネット
ワーク情報がパーザ/トランスレータ530へ送信され
た後にすることができる、ということがわかるだろう。
受信されたネットワーク情報がなくなったり壊れたりし
ないようにするために、インポータ526が各レスポン
ス通信から受信したネットワーク情報を異なる一時的ス
トレージに送信することも可能であり、一時的ストレー
ジ510が全ネットワーク情報を受信してストアされた
ネットワーク情報とインポータ526によって受信され
た通信との間の対応関係を管理することも可能である。
【0067】一時的ストレージ510からの該ストアさ
れたネットワーク情報を受信した後に、パーザ/トラン
スレータ530は該ネットワーク情報を個別のトランザ
クションに分離する。各トランザクションは、該ターゲ
ット・ネットワークからのネットワーク情報の単一の論
理的抽象に対応する。各トランザクションは、複数のス
テートメントを有してもよく、該ターゲット・ネットワ
ーク上の複数のネットワーク・エンティティを参照して
もよい。これらのエンティティはさまざまなネットワー
ク情報を表現することができ、これには、以下が含まれ
る。ネットワーク・ノード、ネットワーク・ノードのコ
ンポーネント、ノードのグループ、ネットワーク・サー
ビス、ネットワーク・イベント及びアラーム情報などで
ある。たとえば、NXISは典型的にはそのネットワー
ク・エンティティをオブジェクトとして参照し、NXI
SオブジェクトIDを各NXISオブジェクトに割り当
てる(assign)。単一のIPXノードは、複数のNXIS
オブジェクト、たとえばイーサネット・カード、プリン
ト・サービスなど、を有することができる。この場合、
ディスカバリ・コンポーネントは典型的には、これらの
複数のNXISオブジェクトを単一のディスカバリ・ノ
ード・オブジェクトに集合(aggregate) させることにな
るが、このオブジェクトは、IPXノード全体に対応す
る。パーザ/トランスレータ530は、それから、複数
の通信をオブジェクト・モデラ及びアップデータ528
へ送信し、これによって各通信は該ネットワーク情報を
含むことになる。
【0068】オブジェクト・モデラ及びアップデータ5
28は、パーザ/トランスレータ530らの通信を受信
して、各ネットワーク情報トランザクションをソフトウ
ェア内の論理的オブジェクトでモデル化する。本実施の
形態においては、オブジェクト・モデラ及びアップデー
タ528は、各NXISトランスザクションをSunNetマ
ネージャ(SNM)ソフトウェア・オブジェクトでモデ
ル化する。ソフトウェア・オブジェクトは従来技術にお
いて公知であり、当業者であれば、このようなオブジェ
クトは、典型的には、クラス・タイプの階層の中のある
クラス・タイプに対応する特有のタイプのものであるこ
とがわかるであろう。加えて、このようなオブジェクト
は、典型的にはデータ構造を含み、このデータ構造は、
該オブジェクトに関連する情報を保持するが、典型的に
は該オブジェクト上のアクションを実行するメソッドを
含み、典型的にはデータ構造及びメソッドを対応するク
ラス・タイプから導出(derive)し、典型的にはあるメソ
ッド及びデータ構造をクラス階層の中であるクラス・タ
イプの上にあるほかのクラス・タイプから継承(inheri
t) する。該オブジェクトは、クラス階層の中のあるク
ラス・タイプに対応するので、オブジェクト・モデラ及
びアップデータ528は典型的には少なくとも1つの以
前に作成されたクラス階層にアクセスすることができ、
これによって、該クラス・タイプは該ターゲット・ネッ
トワークに対する抽象ネットワーク・エンティティに対
応する。好適な実施の形態においては、クラス階層は、
該ターゲット・ネットワークのネットワーク・プロトコ
ルに特有のクラス・タイプを含むことになり、該作成さ
れた抽象オブジェクトのタイプは、該オブジェクトが対
応するターゲット・ネットワークのネットワーク・プロ
トコルを示すことになる。当業者であれば、情報をモデ
ル化するために使用されるクラス階層の構築は難しい作
業になることがあるが、このようなオブジェクト及びオ
ブジェクト指向プログラミング技法の使用によって伝統
的なプログラミング技法よりも優れた多くの利点が得ら
れ、これにはデータ・カプセル化、ポリモルフィズム、
メソッド及び構造の継承が含まれる、ということがわか
るだろう。加えて、当業者であれば、オブジェクト指向
プログラミング・システムは、該システムにおいて利用
できる表現と機能によって変わりうるものである、とい
うことがわかるであろう。
【0069】オブジェクト・モデラ及びアップデータ5
28は、該作成されたディスカバリ・ノード・オブジェ
クトと、該作成されたオブジェクトが対応する1つ又は
複数のターゲット・ネットワーク・エンティティと、の
間を管理することになる。トランザクション情報のモデ
ル化を達成するために、オブジェクト・モデラ及びアッ
プデータ528は、トランザクション内で参照されるい
かなるネットワーク・エンティティをも識別することに
なる。それから、該トランザクションで参照されている
ターゲット・ネットワーク・エンティティに対応するデ
ィスカバリ・ノード・オブジェクトがすでに存在するか
否かを調べて決定する。ディスカバリ・ノード・オブジ
ェクトが存在する場合には、オブジェクト・モデラ及び
アップデータ528は、該オブジェクトをリクエストす
る通信をディスカバリ・ノード・オブジェクト・データ
ベース(この場合はSNMオブジェクト・データベース
534)に送信する。ディスカバリ・ノード・オブジェ
クトが存在しない場合は、オブジェクト・モデラ及びア
ップデータ528は、現在のトランザクションのネット
ワーク・エンティティに対応する新しいディスカバリ・
ノード・オブジェクトを作成し、新しいオブジェクトと
ネットワーク・エンティティとの間の対応関係をストア
することになる。ネットワーク・エンティティのタイプ
及びそのほかのトランザクション情報によって、作成さ
れたディスカバリ・ノード・オブジェクトのタイプが決
まる。オブジェクト・モデラ及びアップデータ528が
現在のトランザクションに対応するディスカバリ・オブ
ジェクト、つまり、新しく作成されたオブジェクトか、
リクエスト通信に対するレスポンスにおいてオブジェク
ト・データベースから受信されたオブジェクトか、のい
ずれか、を有した後で、オブジェクト・モデラ及びアッ
プデータ528は、該オブジェクトのデータ構造内のト
ランザクションからの情報をストアして該オブジェクト
を更新する。最後に、オブジェクト・モデラ及びアップ
データ528は、通信を該更新されたオブジェクトを含
むオブジェクト・データベースへ送信する。
【0070】該オブジェクト・データベース(ここでは
SNMオブジェクト・データベース534)があるオブ
ジェクトに対するリクエスト通信をオブジェクト・モデ
ラ及びアップデータ528から受信した場合には、該オ
ブジェクト・データベースはリクエストされたオブジェ
クトを含む通信をオブジェクト・モデラ及びアップデー
タ528へ応答する。該オブジェクト・データベースが
オブジェクトを含む通信をオブジェクト・モデラ及びア
ップデータ528から受信した場合には、該オブジェク
ト・データベースは該オブジェクトをストアすることに
なり、その際に該オブジェクトが新しいものか、それと
も以前にストアされたオブジェクトの更新されたバージ
ョンであるか、は問わない。該オブジェクト・データベ
ース内にストアされたデータに変化が生じた場合には、
該オブジェクト・データベースは該データ内の変更を含
む通信をディスプレーヤ536へ送信する。
【0071】ディスプレイヤ536が該オブジェクト・
データベースからオブジェクトデータ内の変更を含む通
信を受信した場合には、ディスプレイヤ536は、該オ
ブジェクト・データベースの更新された状態を反映する
更新されたディスプレイ情報を含む通信をディスプレイ
112に対して送信する。当業者であれば、該ディスプ
レイヤは実際には中間コンポーネント、例えば動作して
いるメイン・メモリ116内のアプリケーション・プロ
グラム等、と通信してもよく、この中間コンポーネント
がディスプレイ112と通信してもよい、ということが
わかるであろう。加えて、当業者であれば、図7および
図8には図示はされていないが、ユーザがディスプレイ
ヤ536または中間コンポーネントと対話(interact)し
て該ディスプレイ情報を変更したり、オブジェクト・デ
ータベース、ディスカバリ構成設定データベース52
4、アクション・キュー及びモニタ522などのディス
カバリ・コンポーネント・サブコンポーネントを変更し
たりしてもよい、ということがわかるであろう。図1お
よび図2の実施の形態においては、SunNetマネージャ・
コンソール101が中間コンポーネントとして動作し
て、ネットワーク管理機能を実行するユーザによるネッ
トワーク情報の管理を可能にすることができる。ネット
ワーク情報を表示するだけでなく、SunNetマネージャ・
コンソールなどの中間コンポーネントによって、ユーザ
は通信をコンタクト可能なノードへ送信してノードの状
態を変更することができるようになるが、これには、ノ
ードによって提供されるネットワーク・サービスが含ま
れる。このような中間コンポーネントは、また、ディス
カバリ・コンポーネントが使用してターゲット・ネット
ワークのネットワーク情報をディスカバーするために使
用するディスカバリ情報を入力するための、ユーザとデ
ィスカバリ・コンポーネントとの間の仲介者として動作
することもできる。当業者であれば、ディスプレイヤ5
36若しくは中間コンポーネントはノード110以外
の、もしくは、これに加えて、ほかのノード上のディス
プレイ及びユーザと通信することもできる、ということ
がわかるであろう。
【0072】以下の説明では、図9ないし図14を参照
する。ここでは好適な実施の形態の処理フローとして、
ターゲットIPXネットワークからのネットワーク情報
をディスカバーしているIPノード上のIPXディスカ
バリ・コンポーネントを例として挙げ、説明していく。
当業者であれば、該処理フローはIPXネットワークに
対するネットワーク情報のディスカバリに限定されず、
また、該処理フローはIPネットワーク上のディスカバ
リ・ノードによるディスカバリに限定されない、という
ことがわかるであろう。
【0073】図9は、IPネットワークからのIPXネ
ットワーク情報に対するディスカバー・ルーチン(Disco
ver IPX Network Information from IP Network Routin
e)610に関する一般的なフローを図示する。ルーチン
610は、ステップ620から始まるが、ここではスケ
ジュールされたディスカバリ・アクションのキューをチ
ェックする。ディスカバリ・アクションは、ターゲット
・ネットワーク情報をディスカバーする方法に関する情
報を指定するが、これにはアクションが実行されるべき
時刻が含まれる。該キューのチェックの後で、調査決定
がステップ630で行われ、ディスカバリ・アクション
が該キュー内に現在あるかどうかを調べる。ディスカバ
リ・アクションがキュー内にある場合には、該ルーチン
はステップ640の調査決定へ進み、該キュー内のいず
れかのアクションが実行の準備ができているか否かを調
べる。そうであれば、該ルーチンはステップ650(Exe
cute Scheduled Discovery Action Subroutine) へ進む
が、これは、図11を参照して詳しく説明することとす
る。そして、該サブルーチンを実行する。ステップ65
0の該サブルーチンの実行の後で、該ルーチンはステッ
プ620へ戻って該ディスカバリ・アクション・キュー
をチェックする。
【0074】ステップ640で実行の準備ができている
アクションがキュー内にない場合には、該ルーチンはス
テップ660へ進んで、スケジュールすべき追加的なデ
ィスカバリ・アクションがあるかどうかを調査決定す
る。当業者であれば、これらの追加的なディスカバリ・
アクションは新しいアクション、もしくは、以前に作成
されたアクションが再スケジュールされたものとなりう
る、ということがわかるであろう。スケジュールすべき
追加的なディスカバリ・アクションがない場合には、該
ルーチンはステップ620へ戻って該ディスカバリ・ア
クション・キューをチェックする。スケジュールすべき
追加的なディスカバリ・アクションがある場合には、該
ルーチンはステップ670(Schedule Discovery Action
Subroutine)へ進むが、これは図10を参照して詳しく
説明することとする。そしてこのサブルーチンを実行す
る。ステップ670のサブルーチンの実行の後で、該ル
ーチンはステップ620へ戻ってディスカバリ・アクシ
ョン・キューをチェックする。ステップ630でキュー
内にアクションがない場合には、調査決定がステップ6
80でされ、スケジュールして該アクション・キューへ
追加すべきディスカバリ・アクションがないかどうか調
べる。スケジュールすべきディスカバリ・アクションが
なければ、該ルーチンはステップ690で終了する。当
業者であれば、ルーチン610は、一定周期を基本とし
て、又は、スケジュール若しくは実行すべき追加的なデ
ィスカバリ・アクションがある場合に、後で再起動して
もよい、ということがわかるであろう。ステップ680
でスケジュールすべきアクションがある場合には、該ル
ーチンはステップ670(Schedule Discovery Action S
ubroutine)へ進んで該ルーチンを実行し、その後上述し
たルーチンのフローへリジョイン(rejoin)する。
【0075】次に図10を参照して、サブルーチン67
0(Schedule Discovery Action Subroutine 670)の一般
的なフローを説明していく。ディスカバリ・アクション
のスケジューリングはステップ710から始まり、ここ
では、ターゲット・ノードであって、ターゲット・ネッ
トワークのためのネットワーク情報を該ターゲット・ノ
ードからディスカバーすべきターゲット・ノードを識別
する。好適な実施の形態においては、該ターゲット・ノ
ードは典型的には、たとえばNetWare マネージメント・
システム・エキスポート・インポート・サービス(NetWa
re ManagementSystem Export Import Service(NXI
S) )等のネットワーク管理情報サービスをサポートし
ているネットワーク・ノードとなる。サブルーチンはス
テップ720に進むが、ここでは、該ターゲット・ノー
ドのためのノード接続情報が指定される。このノード接
続情報は、典型的には、該ターゲット・ノードのネット
ワーク・アドレス、もしくは、該ターゲットノードの識
別を許可することにより該ディスカバリ・ノードが該タ
ーゲット・ノードとの通信をイニシエートできるように
するための情報、を含む。当業者であれば、該ディスカ
バリ・アクションがすでにこのターゲット・ノードに対
してコンダクト(conduct) されており、該ターゲット・
ノードに対する該ノード接続情報が該ディスカバリ・ノ
ードにストアされてこれからアクセスできるようになっ
ている場合には、ノード接続情報をディスカバリ・アク
セスのスケジューリングに対して提供する必要はない場
合がある、ということがわかるであろう。該ノード接続
情報は、典型的には、通信がエスタブリッシュされた後
に、該ディスカバリ・ノードと該ターゲット・ノードと
の間のデータの共有及びそのネットワーク管理情報サー
ビスができるようにするための情報を含む。この情報
は、パスワード、コンピュータ・ポート番号、公開若し
くは秘密鍵暗号などを含む。
【0076】ノード接続情報を指定した後で、該サブル
ーチンはステップ730へ進んで、アクション・スケジ
ューリング情報が指定される。アクション・スケジュー
リング情報は、典型的には、所望のネットワーク情報の
タイプの記述、及び、該ディスカバリ・アクションを実
行すべきときを示すトリガー条件を含む。所望のネット
ワーク情報は、利用できる全ネットワーク情報を含んで
いてもよいし、ネットワーク情報の一定の以前のから変
更があったネットワーク情報のみを含んでいてもよい
し、利用できるネットワーク・サービス上のネットワー
ク情報のみを含んでいてもよい。トリガー条件は、さま
ざまな条件を示すことができる。たとえば、できるだけ
早い時期に直ちにディスカバリ・アクションを実行する
こと、将来の指定した時刻あるいは指定した時間間隔で
ディスカバリ・アクションを実行すること、CPUの負
荷がある量よりも小さい値に落ちたとき、あるいは、デ
ータベースもしくはファイル・システムのうちある一定
の量のスペースが利用できるようになったときなど、あ
る物理的条件が発生したときにディスカバリ・アクショ
ンを実行すること、などの条件が含まれる。当業者であ
れば、他の実施の形態においては、アクション・スケジ
ューリング情報を指定するための異なるオプションを提
供してもよい、ということがわかるであろう。これに
は、所望のネットワーク情報のタイプの上のさまざまな
ものを含む。
【0077】アクション・スケジューリング情報を指定
した後、該サブルーチンはステップ740へ進むが、こ
こではディスカバリ・アクションが作成される。該ディ
スカバリ・アクションは、典型的にはそのスケジューリ
ング情報のほか、該アクションに対応するターゲット・
ノードの名前若しくは識別子にアクセスできるようにな
る。当業者であれば、ディスカバリ・アクションをさま
ざまな方法で実行することができる、ということがわか
るであろう。これには、データ構造、リスト内のテクス
チュアル(textual) エントリ、ソフトウェア・オブジェ
クトなどが含まれる。該ディスカバリ・アクションが作
成された後に、該サブルーチンはステップ750へ進む
が、ここでは、該ノード接続情報及び該ターゲット・ノ
ードのノード名がディスカバリ構成設定データ内にスト
アされる。一度ストアされると、この情報は、ほかのサ
ブコンポーネントからもアクセスできるようになる。該
ターゲット・ノード情報がストアされた後に、該サブル
ーチンはステップ760へ進むが、ここでは新たに作成
されたディスカバリ・アクセスがアクション・キュー及
びモニタ上に置かれる。ディスカバリ・アクションは、
その実行の準備ができるまで該キュー上に残されたまま
になる。当業者であれば、該アクション・キュー及びモ
ニタは、さまざまな方法で実行することができる、とい
うことがわかるであろう。これには、リスト内の一定間
隔でポール(poll)される要素、自分自身の条件をモニタ
して実行の準備ができたときにほかのサブコンポーネン
トへ通知するソフトウェア・オブジェクトなどが含まれ
る。当業者であれば、また、該サブルーチンのステップ
によっては、ほかのステップと独立であり、その実行の
順序を変更することができる、ということがわかるであ
ろう。たとえば、ステップ750はステップ730の前
や、ステップ760の後にもってくることもできる。さ
らに、並行処理システムが使用されている場合には、ス
テップ750はステップ740ステップ760と並行し
て行うこともできる。新しいディスカバリ・アクション
が該アクション・キュー上に置かれた後で、該サブルー
チンはステップ770へ進むが、ここでは、ステップ7
10で識別されたターゲット・ノードに対してスケジュ
ールすべきアクションがもっとあるかどうかの調査決定
が行われる。スケジュールすべきアクションがもっとあ
る場合には、該サブルーチンはステップ730のアクシ
ョン・スケジューリング情報の指定へ戻って、前述した
サブルーチンのフローにリジョインする。スケジュール
すべきアクションがもうない場合には、該サブルーチン
はステップ780へ進むが、ここで該サブルーチンは終
了され、該サブルーチンが実行されたフローへ戻る。
【0078】それでは図11を参照して、サブルーチン
650(Execute Scheduled Discovery Action Subrouti
ne 650) の一般的なフローについて説明する。ディスカ
バリ・アクションの実行はステップ810から始まり、
ここでスケジュールされたディスカバリ・アクションで
あって実行の準備ができたものが該アクション・キュー
及びモニタから削除される。該アクションが削除された
後で、該サブルーチンはステップ820へ進むが、ここ
では、該ターゲット・ノードに対する接続情報が該ディ
スカバリ構成設定データベースからリトリーブ(retriev
e)される。該サブルーチンは、それから、ステップ83
0へ進むが、ここでは、該ディスカバリ・ノードが該タ
ーゲット・ノード接続情報を使用して該ターゲット・ノ
ードへの通信を開始する。好適な実施の形態において
は、これが達成されるのは、該ディスカバリ・ノードと
該ターゲット・ノードとの間の双方向接続を開くことに
よる。該サブルーチンは、次に、ステップ840におい
て、該ディスカバリ・ノードによって希望されたこのデ
ィスカバリ・アクションに対する情報の量を調査決定す
る。情報の量が、該ターゲット・ノードから利用できる
情報のすべてではなく、該ネットワーク情報の少し前の
状態から変更された情報のみである場合には、該サブル
ーチンはステップ860に進むが、ここではこのターゲ
ット・ノードからのネットワーク情報に対するもっとも
最近の生成IDが該ディスカバリ構成設定データベース
からリトリーブされる。該生成IDをリトリーブした後
に、該サブルーチンはステップ870へ進むが、ここで
は該ディスカバリ・ノードが指定されたタイプのネット
ワーク情報、特に、リトリーブされた生成IDに対応付
けられたターゲット・ネットワーク情報の状態に変更が
あったもの、に対するターゲット・ノードへのリクエス
トを行う。該サブルーチンは、それから、ステップ88
0へ進むが、ここでは該ディスカバリ・ノードが該通信
を送信して、自分の側の接続を閉じる。一方、ステップ
840において利用できる全ネットワーク情報を希望し
ていることが調査決定された場合には、該サブルーチン
はステップ850へ進む。このステップ850では、該
ディスカバリ・ノードは、指定されたタイプの全ネット
ワーク情報(利用できる全情報の可能性が含まれる)を
該ターゲット・ノードからリクエストする。該サブルー
チンは、それからステップ880へ進むが、ここでは該
ディスカバリ・ノードが該通信を送信して、自分の側の
接続を閉じる。
【0079】当業者であれば、所望のネットワーク情報
を取得できるようにするためにはさまざまな方法があ
り、NXISのようなネットワーク管理情報から該ター
ゲット・ノードにおいてリクエストするのではなくても
可能である、ということがわかるであろう。これには、
以下のものが含まれる。
【0080】該ディスカバリ・ノードは、以前にストア
されたネットワーク・プロトコル・ディスカバリ機構で
あって該ターゲット・ノードに特有のものをリトリーブ
して、これらの機構を該ターゲット・ノードで実行して
所望のネットワーク情報を直接該ターゲット・ネットワ
ークからディスカバーすることもできる。
【0081】該ディスカバリ・ノードは、ストアっされ
たターゲット・ネットワーク情報のデータベースであっ
て該ターゲット・ノード上もしくは該ターゲット・ネッ
トワーク上にあるものにアクセスすることもできる。
【0082】該ディスカバー・ノードは、該ターゲット
・ノードで、所望のターゲット・ネットワーク情報を該
ターゲット・ネットワーク上のほかのノードからリクエ
ストする機能を実行することもできる。
【0083】ステップ880で該通信が送信されて該デ
ィスカバリ・ノード側の接続がクローズされた後に、該
サブルーチンはステップ890(Receive Requested Dat
a from Node Subroutine) に進み、該サブルーチンを実
行する。ステップ890で該サブルーチンを実行した後
に、該現在のサブルーチンはステップ895へ進むが、
これは該現在のサブルーチンを終了して、該現在のサブ
ルーチンが実行されたフローへ戻る。
【0084】次に図12を参照して、サブルーチン89
0(Recieve Requested Data from Node Subroutine 89
0) の一般的なフローについて説明する。リクエストさ
れたターゲット・ネットワーク情報データの受信は、ス
テップ910から始まるが、ここでは該ディスカバリ・
ノードが該ターゲット・ノードからの通信を受信する。
これには、リクエストされたネットワーク情報及びこの
情報に対応する生成IDが含まれる。該サブルーチンは
ステップ915へ進むが、ここでは受信されたネットワ
ーク情報が該ディスカバリ・ノードの一時的ストレージ
内にストアされる。該サブルーチンは、それから、ステ
ップ920へ進むが、ここでは受信された生成IDが該
ターゲット・ノード及び該ターゲット・ネットワークに
関連するディスカバリ構成設定データ内のほかの情報と
ともにストアされる。この生成IDは、該ターゲット・
ネットワーク情報のこの状態から変更があった場合にそ
の変更がリクエストされている場合には、あとで使用さ
れることになる。該サブルーチンは、次に、ステップ9
25(Read a Transaction from Stored Data Subroutin
e 925)へ進むが、これは図13を参照しながら後に詳し
く説明する。そして、このサブルーチンを実行する。こ
のサブルーチンは、トランザクションをストアされたタ
ーゲット・ネットワーク情報から読み出す。ステップ9
25のサブルーチンの実行の後に、該現在のサブルーチ
ンは、ステップ930(Model Transaction Information
wth SunNet Manager Objects Subroutine 930) へ進む
が、これは図14を参照しながら後に詳しく説明する。
そして、このサブルーチンを実行する。このサブルーチ
ンは、トランザクション情報を、該ディスカバリ・ノー
ドで使用されるターゲット・ネットワーク情報の表現に
モデル化する。
【0085】ステップ930のサブルーチンの実行の後
に、該現在のサブルーチンはステップ935へ進み、該
ストアされたデータ内にもっとトランザクションがある
か否かを調べる。そうであれば、該現在のサブルーチン
はステップ925へ戻って次のトランザクションを読み
出し、上述した該現在のサブルーチンのフローにリジョ
インする。そうでなければ、該現在のサブルーチンはス
テップ940へ進んで、新しいターゲット・ネットワー
ク情報が該ディスカバリ・ノードのアクセス可能なネッ
トワーク情報のオブジェクト表現に追加されているか否
かを調査決定する。好適な実施の形態においては、指定
したタイプの新しいオブジェクトが作成されている場合
には、該サブルーチンはステップ945へ進んでディス
プレイを更新してこれらの新しいオブジェクトを表示す
る。一実施の形態においては、SNMバス・オブジェク
ト、コンポーネント・オブジェクト、及び、ビュー・オ
ブジェクトが指定されたタイプのオブジェクトである。
該サブルーチンは、それから、ステップ950へ進んで
表示を更新して以前の既存のオブジェクト内で変更され
た新しい情報を反映させる。指定されたタイプの新しい
オブジェクトが作成されていない場合には、該現在のサ
ブルーチンはステップ940ではなくステップ950へ
直接進んでディスプレイを更新して新しい情報を反映さ
せる。当業者であれば、他の実施の形態においては、異
なるタイプのオブジェクトがディスプレイの頂上に存在
し、したがってこれらのオブジェクト・タイプの作成に
よってディスプレイの更新が促されることもある、とい
うことがわかるであろう。表示が自動的には更新され
ず、ユーザが新しい情報の表示をリクエストした場合に
のみ変更されるようにすることも可能である。ディスプ
レイが更新された後で、該現在のサブルーチンはステッ
プ955へ進むが、これは該サブルーチンを終了して、
該サブルーチンが実行されたフローへ戻る。
【0086】さて、図13を参照して、サブルーチン9
25(Read a Transaction from Stored Data Subroutin
e 925)の一般的なフローについて説明する。トランザク
ションの読み出しのプロセスは、ステップ1010から
始まるが、ここでは、該ストアされたターゲット・ネッ
トワークの情報内の最初のステートメントが読み出され
る。該現在のサブルーチンはステップ1020へ進む
が、ここでは空のリストが作成され、現在のトランザク
ション・リストへ指定(designate) される。ステップ1
030へ進むと、ターゲット・ネットワーク情報のもっ
とも最近に読み出したステートメントが該現在のトラン
ザクション・リストの上にエンター(enter) される。該
現在のサブルーチンは、それから、ステップ1040へ
進み、もっとも最近読み出されたステートメントがネッ
トワーク情報内の現在のトランザクションの最後かどう
かを調査決定する。もし最後でなければ、該現在のサブ
ルーチンはステップ1050へ進んで該ターゲット・ネ
ットワーク情報内の次のステートメントを読み出し、そ
れから、ステップ1030へ戻って上述した該現在のサ
ブルーチンのフローにリジョインする。もっとも最近読
み出されたステートメントがネットワーク情報内の現在
のトランザクションの最後である場合には、該現在のサ
ブルーチンはステップ1060へ進むが、ここでは現在
のトランザクション・リスト上の全ステートメントが一
緒にグループ化され、該グループが現在のトランザクシ
ョンに指定される。該サブルーチンは、それから、ステ
ップ1070へ進んで、現在のトランザクション内の該
ステートメントを、それらを読み出したストアされたタ
ーゲット・ネットワーク情報から削除する。当業者であ
れば、ほかの等価なプロセスを使用することにより特有
のトランザクションを読み出してこれらを一緒にグルー
プ化することもできる、ということがわかるであろう。
ステップ1070においてステートメントを削除した後
に、該現在のサブルーチンはステップ1080へ進む
が、ここで該サブルーチンは終了させ、該サブルーチン
が実行されたフローへ戻る。
【0087】図14を参照して、サブルーチン930(M
odel Transaction Information with SunNet Manager O
bjects Subroutine 930)の一般的なフローについて説明
する。トランザクション情報のモデル化はステップ11
10から始まるが、ここでは、以前に作成されたオブジ
ェクトモデルであって該トランザクション内の該ネット
ワーク情報に対応する可能性があるオブジェクトの有り
得るタイプを表現するもの、がリトリーブされる。好適
な実施の形態においては、上述したとおり、該ターゲッ
ト・ネットワークのネットワーク・プロトコルに特有の
クラス階層がモデルとして使用される。一実施の形態に
おいては、作成されたオブジェクトはSNMオブジェク
トとなる。該現在のサブルーチンは、それからステップ
1115へ進むが、ここでは、どれかのターゲット・ネ
ットワーク・エンティティが該現在のトランザクション
で参照されているかどうかの調査決定が行われる。一実
施の形態においては、NXISオブジェクトIDが該タ
ーゲット・ノードからのNXISネットワーク情報内で
シーク(seek 「検索」「捜索」) れる。各ターゲット・
ネットワーク・エンティティが分離したネットワーク・
ノードとして扱われることもありうる。また、複数のネ
ットワーク・エンティティが単一のターゲット・ネット
ワークノードのために存在することもありうる。参照さ
れているネットワーク・エンティティがない場合には、
該サブルーチンはステップ1165へ進むが、ここでは
該サブルーチンは終了され、該サブルーチンが実行され
たフローへ戻る。しかし、該現在のトランザクション内
で参照されるネットワーク・エンティティがある場合に
は、該現在のサブルーチンはステップ1120へ進んで
ターゲット・ネットワーク・エンティティに対する最初
の参照を該現在のトランザクション内の情報からリトリ
ーブする。該現在のサブルーチンは、それから、ステッ
プ1125へ進んでリトリーブされたターゲット・ネッ
トワーク・エンティティが既存のディスカバリ・ノード
・オブジェクトに対応するかどうかを調査決定する。
【0088】ステップ1125で対応しない場合には、
該現在のサブルーチンはステップ1145へ進んで新し
いディスカバリ・ノード・ソフトウェア・オブジェクト
を作成するが、これは、該ターゲットネットワーク・エ
ンティティ、もしくは、該現在のトランザクション内の
エンティティとそのほかのターゲット・ネットワーク情
報、に対応するものである。新しいオブジェクトは、以
前にステップ1110でリトリーブされたオブジェクト
・モデルによって指定されたタイプになる。該オブジェ
クトが作成された後に、新たに作成されたディスカバリ
・ノード・オブジェクトと該現在のトランザクション内
のターゲット・ネットワーク・エンティティとの間の対
応関係が、ステップ1150で、オブジェクト・マッピ
ング・データベースにストアされる。該現在のサブルー
チンはステップ1135へ進み、該現在のトランザクシ
ョン情報内にターゲット・ネットワーク・エンティティ
への参照がもっとあるかどうかを調査決定する。もっと
参照がある場合には、該現在のサブルーチンはステップ
1140へ進み、ターゲット・ネットワーク・オブジェ
クトへの次の参照を該現在のトランザクション内の情報
からリトリーブ(検索:retrieve)し、それからステッ
プ1125へ進んで上述した該現在のサブルーチンのフ
ローにリジョインする。ステップ1125で、該リトリ
ーブされたターゲット・ネットワーク・エンティティが
既存のディスカバリ・ノード・オブジェクトに対応して
いない場合には、該現在のサブルーチンはステップ11
30へ進み、既存のオブジェクトをディスカバリ・ノー
ド・オブジェクト・データベースからリトリーブする。
該現在のサブルーチンは、それから、ステップ1135
へ進み、上述した該現在のサブルーチンのフローにリジ
ョインする。
【0089】ステップ1135においてターゲット・ネ
ットワーク・オブジェクトへの参照がもはや無い場合に
は、該現在のサブルーチンはステップ1115へ進んで
リトリーブされた及び作成されたディスカバリ・ノード
・オブジェクトを該現在のトランザクション内のネット
ワーク情報と共に更新する。ディスカバリ・ノード・オ
ブジェクトが更新された後にステップ1160に進む
と、該更新されたディスカバリ・ノード・オブジェクト
はディスカバリ・ノード・オブジェクト・データベース
内にストアされる。このデータベースは、一実施の形態
においてはSNMオブジェクト・データベースとなる。
最後に、該オブジェクトがステップ1160においてス
トアされ、該現在のサブルーチンはステップ1165へ
進み、ここでは該サブルーチンが終了され、該サブルー
チンが実行されたフローへ戻る。
【0090】ターゲット・コンピュータ・ネットワーク
のノード及びほかのネットワーク情報を、そのネットワ
ークの一部ではないディスカバリ・ノードから、特に該
ディスカバリ・ノードがターゲット・ネットワークとは
異なるネットワーク・プロトコルを使用するときに、デ
ィスカバーするための方法、装置、及び、コンピュータ
・システムを説明してきた。該ターゲット・ネットワー
ク情報のディスカバリは、該ターゲット・ネットワーク
についてのネットワーク情報にアクセスでき、該ディス
カバリ・ノードが通信できる1 つ又は複数のターゲット
・ノードを含む。本発明を好適な実施の形態の観点から
説明してきたが、これは説明のためだけのものである。
したがって、本発明の範囲は、前述した特許請求の範囲
の記載に基づいて決定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って典型的に相互接続されたコンピ
ュータ・ネットワークの物理的ダイアグラムを示す図で
ある。
【図2】本発明に従って典型的に相互接続されたコンピ
ュータ・ネットワークの物理的ダイアグラムを示す図で
ある。
【図3】コンピュータが相互接続された4つのネットワ
ークを示す論理的ダイアグラムであって、該ネットワー
クのうち2つはIPネットワーク・プロトコルを使用し
ており、該ネットワークのうち2つはIPXネットワー
ク・プロトコルを使用している状態を示した図である。
【図4】図3の相互接続されたネットワークの一部であ
って従来技術のシステム下でノード1から検出可能なも
のを示した図である。
【図5】IPXプロトコル・ネットワークのディスカバ
ーに対するIPプロトコル・ネットワーク上のノードか
らの論理的通信エクスチェンジ(exchange)を示した図で
ある。
【図6】IPXプロトコル・ネットワークのディスカバ
ーに対するIPプロトコル・ネットワーク上のノードか
らの論理的通信エクスチェンジ(exchange)を示した図で
ある。
【図7】図1および図2に示したシステム内のIPプロ
トコル・ネットワーク上のノードの1つの詳細なブロッ
ク・ダイアグラムを示す図である。
【図8】図1および図2に示したシステム内のIPプロ
トコル・ネットワーク上のノードの1つの詳細なブロッ
ク・ダイアグラムを示す図である。
【図9】本発明を適用した「ディスカバーIPXネット
ワーク・インフォメーション・フロムIPネットワー
ク」プロセスを示すフローチャートである。
【図10】本発明を適用した「スケジュール・ディスカ
バリ・アクション」プロセスを示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明を適用した「エグゼキュート・スケジ
ュールド・ディスカバリ・アクション」プロセスを示す
フローチャートである。
【図12】本発明を適用した「レシーブ・リクエステッ
ド・データ・フロム・ノード」プロセスを示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明を適用した「リード・ア・トランザク
ション・フロム・ストアド・データ」プロセスを示すフ
ローチャートである。
【図14】本発明を適用した「モデル・トランザクショ
ン・インフォメーション・ウィズ・サンネット(SunNet)
マネージャ(SNM)オブジェクツ」プロセスを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 101 SunNet マネージャ・コンソール 102 IPXディスカバー 103 IPディスカバー 104 IPネットワーク・プロトコル・レイヤ 110 ネットワーク・ノード 111 入力デバイス 112 ディスプレイ 113 CPU 114 マス・ストレージ 115 内部バス 116 メイン・メモリ 120 ノード 130 ノード 134 マス・ストレージ 135 内部バス 136 メイン・メモリ 137 IPネットワーク・プロトコル・レイヤ 138 IPXネットワーク・プロトコル・レイヤ 139 エクスポート/インポート・サービス 140 ノード 150 IPネットワーク 160 IPXネットワーク 170 IPネットワーク 180 IPネットワーク 181 NetWare サービスA 182 NetWare サービスB 193 NXIS 202 ノード 209 ノード 212 ノード 214 ノード 223 ノード 224 ノード 232 ノード 234 ノード 235 IPXネットワーク 236 ネットワーク・サービスC 410 NXIS 422 通信 424 通信 426 通信 428 通信 430 通信 432 通信 434 通信 436 通信 438 通信 440 通信 501 ユーザ 506 アプリケーション・プログラム App A 508 アプリケーション・プログラム App B 510 一時的ストレージ 512 NXISサーバ・ノード 520 スケジューラ 522 アクション・キュー及びモニタ 524 ディスカバリ構成設定データベース 526 インポータ 528 モデラ及びアップデータ 530 パーザ/トランスレータ 534 ディスカバリ・ノード・オブジェクト・データ
ベース 536 ディスプレイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591064003 901 SAN ANTONIO ROAD PALO ALTO,CA 94303,U. S.A. (72)発明者 チャオイン ホゥオ アメリカ合衆国 94062 カリフォルニア 州 レッドウッド シティー ホプキンス アヴェニュ 1114 ナンバー8

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードを有する第1のコンピュー
    タ・ネットワークに関するネットワーク情報を、前記第
    1のコンピュータ・ネットワークから離れているリモー
    ド・デバイスからディスカバーするための、コンピュー
    タ実装された方法において、前記第1のコンピュータ・
    ネットワークは第1のネットワーク・プロトコルを使用
    し、前記リモート・デバイスは前記第1のネットワーク
    ・プロトコルとは異なる第2のネットワーク・プロトコ
    ルを使用し、 (a)前記リモート・デバイスが通信できるノードを識
    別するステップであって、前記識別されたノードは前記
    第1のコンピュータ・ネットワークに関するネットワー
    ク情報にアクセスできるステップと、 (b)前記第1のコンピュータ・ネットワークに関する
    ネットワーク情報を前記識別されたノードから受信する
    ステップであって、該受信された前記第1のコンピュー
    タ・ネットワークに関するネットワーク情報は複数の第
    1のネットワーク・ノードに対するノード接続情報及び
    ノード・タイプ情報を含むステップと、 (c)オブジェクト・タイプ定義を含むオブジェクト・
    モデルをリトリーブするステップであって、前記タイプ
    定義は前記第1のネットワーク・プロトコルを使用する
    ノードに対するノード・タイプのリモート・デバイス表
    現であるステップと、 (d)前記受信されたネットワーク情報を表わす複数の
    オブジェクトを作成するステップであって、各オブジェ
    クトは前記リトリーブされたオブジェクト・モデルによ
    って指定されるタイプを有するようにするステップと、 (e)前記作成されたオブジェクトを使用して前記リモ
    ート・デバイスからアクセス可能な前記第1のネットワ
    ーク・ノードを識別するステップとを備えたことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記リモート・デバイス及び前記識別されたノードは第
    2のコンピュータ・ネットワーク上のノードであり、 前記識別されたノードと前記リモート・デバイスとの間
    の通信は前記第2のネットワーク・プロトコルを使用
    し、 前記作成されたオブジェクトは前記第2のコンピュータ
    ・ネットワークからアクセス可能な前記第1のネットワ
    ーク・ノードを識別するために使用されることを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、 前記受信された第1のネットワーク情報は、前記第1の
    コンピュータ・ネットワークに対するノード・トポロジ
    ー及びネットワーク・サービス情報を含むことを特徴と
    する方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、 各作成された前記オブジェクトは、前記複数の第1のネ
    ットワーク・ノードに対するノード情報及びタイプ情報
    の論理的表現であることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、 前記リモート・デバイスは、前記識別されたノードとコ
    ンタクトして前記第1のネットワーク・ノードによって
    実行されるべきファンクションを指定し、かつ、前記受
    信された前記第1のネットワーク情報は前記実行された
    ファンクションに対するレスポンスであることを特徴と
    する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、 前記識別されたノードは前記第1のネットワーク・ノー
    ドであり、前記受信された第1のネットワーク情報は前
    記リモート・デバイスから前記識別されたノードへの第
    1の通信に対するレスポンスであって、前記識別された
    ノードが前記第1のネットワーク情報を前記リモート・
    デバイスにトランスミットするようリクエストすること
    を特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、さらに
    加えて、 (f)追加的な第1のネットワーク情報を前記識別され
    たノードから受信し、以前に受信された前記第1のネッ
    トワーク情報からの変更を識別するステップと、 (g)前記作成されたオブジェクトを変更して識別され
    た変更を反映させるステップとを備えたことを特徴とす
    る方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、 前記追加的な情報は前記リモート・デバイスから前記識
    別されたノードへの第2の通信に対するレスポンスにお
    いて受信され、第1の時刻及び該第1の時刻よりも後の
    第2の時刻を指定するものであり、 前記第2の通信は、前記識別されたノードが前記第2の
    時刻よりも後に情報をトランスミットするようリクエス
    トし、 前記トランスミットされた情報は前記第1の時刻と前記
    第2の時刻との間の前記第1のネットワーク情報におけ
    る相違を含むものであることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の方法において、 前記追加的な情報は前記リモート・デバイスから前記識
    別されたノードへの第2の通信に対するレスポンスにお
    いて受信され、前記トランスミッタルは以前に前記リモ
    ートデバイスにおいて指定された少なくとも1つの条件
    を満たすことを必要とすることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の方法において、 前記追加的な情報は、ネットワーク・イベント情報及び
    ノード・イベント情報のフォームでネットワーク状態情
    報を含むことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の方法において、 前記第1のネットワーク・プロトコルはIPXネットワ
    ーク・プロトコルであり、 前記識別されたノードは、前記第1のネットワーク情報
    を、IPXネットワーク機能を使用してネットワーク情
    報をコレクトし、該コレクトされた情報をリモート・デ
    バイスにトランスミットすることによって提供すること
    を特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の方法において、 前記第2のネットワーク・プロトコルはIPネットワー
    ク・プロトコルであり、 前記第1のネットワーク・プロトコルはネットワーク情
    報に対するIPネットワーク・プロトコル・リクエスト
    に応答する能力を有しないことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の方法において、 前記第1のネットワークは、前記リモート・デバイスか
    ら、受信された前記第1のネットワーク情報を表現する
    オブジェクトを使用して第2のネットワーク・ノードへ
    の機能を提供することによって、管理され、 前記機能は前記第1のネットワーク・サービス及び前記
    第1のネットワーク・ノードに対するコネクティビティ
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 リモートな第1のコンピュータ・ネッ
    トワークであって複数のノードを有するものに関する情
    報を、ディスカバーするための装置において、 前記第1のコンピュータ・ネットワークは第1のネット
    ワーク・プロトコルを使用し、 前記装置は前記第1のネットワーク・プロトコルとは異
    なる第2のネットワーク・プロトコルを使用し、 前記装置は、 前記装置が識別されたノードと通信できるようにするた
    めのノードの識別、及び、ディスカバーすべき第1のネ
    ットワーク情報を指定するスケジューリング情報を受信
    する入力コンポーネントと、 少なくとも1つのディスカバリ・アクションであって識
    別されたノード及び受信されたスケジューリング情報に
    対応するものを作成するスケジューラと、 作成されたディスカバリ・アクションをこれに対応する
    該スケジューリング情報にしたがって実行し、前記ディ
    スカバリ・アクションに対応する該識別されたノードが
    前記第2のネットワーク・プロトコルを使用してコンタ
    クトされ、指定された前記装置への前記第1のネットワ
    ーク情報のトランスミッタルがアレンジされるアクショ
    ン・エグゼキュータ(action executer) と、 前記第1のネットワーク情報を受信するインポータと、 受信された前記第1のネットワーク情報をモデル化し、
    モデル化された情報を使用して前記装置がアクセス可能
    なノードを決定するオブジェクト・モデラとを備えたこ
    とを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置において、 前記受信されたスケジューリング情報はさらに対応する
    ディスカバリ・アクションが実行されるべき条件を指定
    し、さらに加えて、 前記作成されたディスカバリ・アクションに対応するス
    ケジューリング情報の指定された条件が満たされたとき
    を決定し、該決定の前記アクション・エグゼキュータに
    通知するアクション・モニタを備えたことを特徴とする
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の装置において、 ディスカバリ・アクションの実行の間に指定された第1
    のネットワーク情報のトランスミッタルのアレンジ処理
    は、ディスカバリ・ノードに対応する該指定されたノー
    ドが該指定された第1のネットワーク情報をトランスミ
    ットするようリクエストすることによって、達成される
    ことを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の装置において、 ディスカバリ・アクションの実行の間に指定された第1
    のネットワーク情報のトランスミッタルのアレンジ処理
    は、前記第1のネットワーク・プロトコルに特有のファ
    ンクションを該ディスカバリ・アクションに対応する識
    別されたノード上で実行することによって、達成される
    ことを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載の装置において、 受信された第1のネットワーク情報のモデル化は、複数
    のオブジェクトの作成を含み、 各オブジェクトは、ストアされたオブジェクト・モデル
    によって指定されるタイプを有し、 前記作成されたオブジェクトは、複数の第1のネットワ
    ーク・ノードに対する受信された情報の論理的な表現で
    あり、 前記オブジェクト・モデルは、第1のネットワーク情報
    を表現し前記第1ネットワーク・プロトコルに特有のオ
    ブジェクト・タイプ定義を含むことを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の装置において、さ
    らに加えて、 作成されたオブジェクトを使用して前記装置からアクセ
    ス可能なノードを調査決定するオブジェクト・プレゼン
    タを備えたことを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 リモートな第1のコンピュータ・ネッ
    トワークであって複数のノードを有するものに関する情
    報をディスカバーするためのコンピュータ・システムに
    おいて、 前記第1のコンピュータ・ネットワークは第1のネット
    ワーク・プロトコルを使用し、 前記コンピュータ・システムは前記第1のネットワーク
    ・プロトコルとは異なる第2のネットワーク・プロトコ
    ルを使用し、 前記コンピュータ・システムは、 前記コンピュータ・システムが識別されたノードと通信
    できるようにするノードの識別、及び、ディスカバーす
    べき第1のネットワーク情報を指定するスケジューリン
    グ情報を受信する入力コンポーネントと、 少なくとも1つのディスカバリ・アクションであって識
    別されたノード及び受信されたスケジューリング情報に
    対応するものを作成するスケジューラと、 作成されたディスカバリ・アクションをこれに対応する
    該スケジューリング情報にしたがって実行し、該ディス
    カバリ・アクションに対応する識別されたノードが前記
    第2のネットワーク・プロトコルを使用してコンタクト
    され、指定された前記コンピュータ・システムへの前記
    第1のネットワーク情報のトランスミッタルがアレンジ
    されるアクション・エグゼキュータと、 複数の第1のネットワーク・ノードに対するノード接続
    情報及びノード・タイプ情報を含む前記第1のネットワ
    ーク情報を受信するインポータと、 受信された前記第1のネットワーク情報を表現する複数
    のオブジェクトを作成することによって、受信された第
    1のネットワーク情報をモデル化し、作成されたオブジ
    ェクトを使用して前記コンピュータ・システムがアクセ
    ス可能なノードを識別するオブジェクト・モデラとを備
    えたことを特徴とするコンピュータ・システム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のコンピュータ・シ
    ステムにおいて、 前記コンピュータ・システムは第2のコンピュータ・ネ
    ットワーク上のノードであり、 識別されたノードと前記コンピュータ・システムとの間
    の通信は前記第2のネットワーク・プロトコルを使用
    し、 各作成されたオブジェクトは複数の第1のネットワーク
    ・ノードに対するノード接続及びタイプ情報の論理的な
    表現であり、 前記論理的な表現は前記第2のコンピュータ・ネットワ
    ークからアクセス可能であると識別されたノードである
    ことを特徴とするコンピュータ・システム。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のコンピュータ・シ
    ステムにおいて、 前記第1のネットワーク・プロトコルはIPXであり、 前記第2のネットワーク・プロトコルはIPであり、 前記第1のコンピュータ・ネットワークは前記第1のネ
    ットワーク情報に対するIPネットワーク・プロトコル
    ・リクエストに応答する能力を有さず、 識別されたノードは、IPXネットワーク機能を使用し
    てネットワーク情報をコレクトし該コレクトされた情報
    をリモート・コンピュータへトランスミットすることに
    よって、前記第1のネットワーク情報を提供することを
    特徴とするコンピュータ・システム。
  23. 【請求項23】 コンピュータ読み出しが可能な媒体及
    びこの媒体中に含まれているコンピュータ・プログラム
    を備え、リモートな第1のコンピュータ・ネットワーク
    であって複数のノードを有するものについての情報をデ
    ィスカバーするための製造物品において、 前記第1のコンピュータ・ネットワークは第1のネット
    ワーク・プロトコルを使用し、 前記コンピュータ・プログラムは前記第1のネットワー
    ク・プロトコルとは異なる第2のネットワーク・プロト
    コルを使用し、 前記コンピュータ・プログラムは、 前記コンピュータ・プログラムが識別されたノードと通
    信できるようにするノードの識別、及び、ディスカバー
    すべき第1のネットワーク情報を指定するスケジューリ
    ング情報及び該第1のネットワーク情報のディスカバリ
    が達成されるべき条件を受信する入力機能と、 少なくとも1つのディスカバリ・アクションであって識
    別されたノード及び受信されたスケジューリング情報に
    対応するものを作成するスケジュール機能と、 作成されたディスカバリ・アクションをこれに対応する
    該スケジューリング情報にしたがって実行し、これによ
    って該ディスカバリ・アクションに対応する識別された
    ノードが前記第2のネットワーク・プロトコルを使用し
    てコンタクトされ、かつ、指定された前記コンピュータ
    ・システムへの前記第1のネットワーク情報のトランス
    ミッタルがアレンジされるエグゼキュート機能と、 前記第1のネットワーク情報を受信するインポート機能
    と、 受信された前記第1のネットワーク情報をモデル化し、
    モデル化された情報を使用して前記コンピュータ・プロ
    グラムがアクセス可能なノードを識別するオブジェクト
    ・モデリング機能とを備えたことを特徴とする製造物
    品。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の製造物品におい
    て、 前記ディスカバリ・アクションの実行の間に指定された
    前記第1のネットワーク情報のトランスミッタルのアレ
    ンジ処理は、該ディスカバリ・アクションに対応する識
    別されたノードが指定された前記第1のネットワーク情
    報をトランスミットすることによって達成されることを
    特徴とする製造物品。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載の製造物品におい
    て、 受信された前記第1のネットワーク情報のモデル化は、
    複数のオブジェクトの作成を含み、各作成されたオブジ
    ェクトはストアされたオブジェクト・モデル内に指定さ
    れたタイプを有し、 前記オブジェクト・モデルは前記第1のネットワーク・
    プロトコルに特有のタイプ定義を含み、 前記作成されたオブジェクトは受信された前記第1のネ
    ットワーク情報を表現し、 各作成されたオブジェクトは複数の第1のネットワーク
    ・ノードに対する受信された前記第1のネットワーク情
    報の論理的表現であることを特徴とする製造物品。
JP9238728A 1996-09-03 1997-09-03 異なったネットワーク・プロトコルを用いて遠隔装置からコンピュータ・ネットワーク情報をディスカバーするための方法およびシステム Pending JPH10105482A (ja)

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