JPH10105108A - カラー画像表示装置 - Google Patents

カラー画像表示装置

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JPH10105108A
JPH10105108A JP26044196A JP26044196A JPH10105108A JP H10105108 A JPH10105108 A JP H10105108A JP 26044196 A JP26044196 A JP 26044196A JP 26044196 A JP26044196 A JP 26044196A JP H10105108 A JPH10105108 A JP H10105108A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー画像表示装置において、輝度の高い領域
の両端部のドット(R或いはB)の色ずれを解消する。 【解決手段】隣接するピクセルの輝度が、予め定めた値
以上の輝度差を持つことを検出する輝度比較検出回路8
或いは検出回路15を設け、これらの回路8或いは15
で上記輝度差を検出したとき、輝度の高い領域の左端の
ピクセルの左端のドット、及び右端のピクセルの右端の
ドットを制御する制御信号a或いはbを出力し、この制
御信号a或いは、上記左端のドット及び右端のドットの
階調電圧発生回路4より供給される階調電圧を補正し
て、これらのドットが、それぞれ属するピクセルの中央
等予め定めた所定の位置で見えるように色ずれを補正す
る色ずれ補正回路9或いは16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーLCD(Li
quid Crystal Display)、カラーPDP(PlasmaDispla
y Panel)、カラーLED(Light Emitting Diode)等
のピクセルの集合でカラー画像の表示を行うカラー画像
表示装置に係り、特に、色ずれの補正を行わせるように
したカラー画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置は、外部からの映像信号に
応じて光の量や進行方向などを変える機能を持つ微細な
多数のピクセルの集合で、1枚の映像を表現する。例え
ば、LCDのピクセルは、透過または反射する光の量を
調節することのできるドットで作られている。
【0003】カラー画像表示装置としては、いくつかの
方式が知られているが、ここでは、図5に示す一般的な
カラーLCDモジュールについて説明する。説明を簡単
にするため、このカラーLCDモジュールは、640×
480ピクセルを備え、3ビット(8階調)の表示能力
を持ち、左上から操作され、ピクセルが、走査方向から
赤(以降Rと表記する)、緑(以降Gと表記する)、青
(以降Bと表記する)の順番に並んだドットを持つもの
とする。
【0004】図5において、カラーLCD1は、周辺回
路として、タイミングコントローラ2と行電極駆動回路
3と階調電圧発生回路4と列電極駆動回路5とを備えて
いる。タイミングコントローラ2は、外部から送られて
くる表示データDと垂直同期信号VS、水平同期信号H
S及びドットクロック信号CKを入力して、各種同期信
号を生成する回路である。
【0005】このタイミングコントローラ2は、生成し
た同期信号を行電極駆動回路3と列電極駆動回路5に送
る。また、列電極駆動回路5には、上記の同期信号と共
に表示データDも送られる。行電極駆動回路3は、タイ
ミングコントローラ2からの同期信号に基づいて、48
0種類の行電極走査信号を生成し、480本の各行電極
1〜Gnに順次出力する。
【0006】階調電圧発生回路4は、表示階調の各段階
に応じた異なる電圧レベルの複数のアナログ階調電圧V
0〜V7を発生し、列電極駆動回路5に供給する。列電極
駆動回路5は、シリアル信号として供給されるデジタル
信号の表示データDを、640ピクセル分ずつパラレル
信号に変換するとともに、パラレル信号に変換した64
0ピクセル分の表示データDのそれぞれの値に応じて上
記階調電圧発生回路4より供給されるアナログ階調電圧
0〜V7を選択し、640本の各列電極S1〜Smに同時
に出力する。
【0007】ここで、表示データDは、{R,G,B}
の3原色の色のデータを備えておりnは行電極の本数に
相当する480本を、また、mは列電極の本数である6
40本を示している。また、表示データDの{R,G,
B}が全てV0であれば黒色となりV7であれば白色とな
る。
【0008】図6は、図5のカラーLCD1の動作を説
明するための図である。カラーLCD1は多数のピクセ
ル(6−i)(iは1,2・・・m、1,2・・・n)
をn行m列のマトリクス状に配列したもので、各ピクセ
ル(6−i)は、それぞれ赤、緑、青の3原色の光
(R,G,B)を選択的に透過または反射する性質の3
つ1組の液晶セル(6−iR,6−iG,6−iB)で
構成されている。上記各ピクセル(6−i)の色は、そ
れぞれ3つの液晶セル(6−iR、6−iG、6−i
B)の個々の透過光や反射光の量を制御することで行っ
ており、色の制御が行われた各ピクセルの集合でカラー
画像の表示を行わせている。
【0009】この場合、それぞれの3つの液晶セル(6
−iR,6−iG,6−iB)は、例えば、ピクセル
(6−i)の行配列方向に隣り合わせに並べられる、い
わゆるストライプ配列と呼ばれる配列とされている。つ
まり、各ピクセル(6−i)は、その行配列方向の中央
に緑色の液晶セル6−iGを、行配列方向の左側に赤色
の液晶セル6−iRを、行配列方向の右側に青色の液晶
セル6−iBを、それぞれ配置した構成をなしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すカラーLC
Dでは、ピクセル6−iに属するGのドット(6−i
G)の中心は、ピクセル(6−i)の中心に一致してい
る。しかし、ピクセルの横幅をWとするとき、Rのドッ
ト(6−iR)の中心は、ピクセル(6−i)の中心か
らW/3だけ左にずれている。同様に、Bのドット(6
−iB)の中心は、ピクセル(6−i)の中心からW/
3だけ右にずれている。このため、従来のカラーLCD
では、赤い色は左に、青い色は右にずれて見える。
【0011】また、この色ずれは、隣り合ったピクセル
の輝度差が大きいほどよく見える。例えば、図6のカラ
ーLCDに、図7に示すような、黒い背景(7−1)の
中に白い四角(7−2)を表示すると、白い四角の左の
辺(7−3)は、赤身を帯び、右の辺(7−4)は青み
を帯びて見える。この色ずれは、ドットの配列の種類
(ストライプ配列やデルタ配列など)に関係なく起こ
る。従来のカラーLCDには、このような欠点があっ
た。
【0012】上記の問題は、1つのピクセルを3個に分
割して、その各々を3原色に着色することによりカラー
画像を表現する方式のカラー画像表示装置においては、
避けがたい問題である。従来、CRT(Cathode Ray Tu
be)やビデオプリンタなどでは、色ずれが気にならない
程度に、1つのピクセルを小さく設計することで解決し
ていた。しかし、カラーLCDでは、かかる冗長設計を
行う余裕がないことが多い。
【0013】従来のカラーLCDに対する上記のような
問題に鑑み、液晶パネルの設計を変えることなく色ずれ
を回避する方法として、同一出願により先願として出願
された特願平7−33076号に開示されているような
技術がある。この技術は、隣接するピクセルの同一色の
輝度で、常時補正して、表示対象のピクセル内の所望の
位置が所定の輝度になるようにしたものである。
【0014】しかしながら、かかる技術は回路構成が複
雑になり装置が高価になるとともに、1つのピクセルに
ついて行った時、色成分が変わってしまうという問題点
があった。本発明は、カラーLCDの上記のような問題
に鑑み、簡単な回路を付加するだけで、液晶パネルの設
計を変更することなく、色ずれを回避するようにしたも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明の第1のカラー画像表示装置は、複数のピク
セルの集合で画像を表示する画像表示装置であって、上
記各ピクセルは、複数のドットで構成され、該各ドット
は、発光または、吸収、透過もしくは反射する光の量あ
るいは進行方向を、少なくとも2通りに制御する機能を
備え、同一のピクセルを構成する複数のドットの少なく
とも2つは、制御する光の波長または色成分が異なる特
性を持ち、上記複数のドットで構成するピクセルの集合
でカラー画像を表示するようにした、カラー画像表示装
置において、上記複数のピクセルの内、隣接するピクセ
ルを、それぞれある色成分で所定の輝度に表示する場
合、隣接するピクセルの輝度が予め定めた所定の値以上
の輝度差を持つことを検出する輝度比較検出回路と、該
輝度比較検出回路で上記輝度差を検出したとき、上記隣
接するピクセルの内、輝度の高い方のピクセルを構成す
るドットであって、輝度の低い方のピクセルに隣接する
ドットを、上記輝度が高い方のピクセル内の予め定めた
所定位置で、所定の輝度に見えるように、制御する色ず
れ補正回路を設けたことを特徴とする。
【0016】従って、この発明によれば、輝度比較検出
回路により、隣接するピクセルの輝度が、予め定めた所
定の値以上であることを検出すると、輝度の高い方のピ
クセルのドットの内、輝度の低い方のピクセルに隣接す
るドットを、上記制御回路により、上記輝度の高い方の
ピクセル内の予め定めた所定位置、例えば輝度補正を行
おうとするドットが属するピクセルの中心位置等で所定
の輝度に見えるように制御する。
【0017】その結果、各ピクセルの各ドットが例えば
R,G,Bの順で並んでいる場合等では、輝度の高い領
域の左端ではRのドットの輝度補正が行われ、このRの
ドットが、該ドットの属するピクセルの中央で見えるよ
うになり、また右端ではBのドットの輝度補正が行わ
れ、このBのドットが、該ドットの属するピクセルの中
央で見えるようになって、輝度の高い領域の両端におけ
るR及びBの色ずれを回避することができる。
【0018】また、本発明の第2及び第3のカラー画像
表示装置は、上記第1のカラー画像表示装置において、
1水平期間において実質的に同一の色成分を同一輝度で
表示するピクセルが複数個連続するとき、この連続する
複数個のピクセルの数を計数し、計数したピクセルの数
が設定回路により外部より予め設定した所定の値を越え
ていることを検出するカウンタを設け、該カウンタで検
出した上記複数個の連続するピクセルの両端のドットの
光の量を上記色ずれ補正回路により、上記両端のドット
がそれぞれ属するピクセル内の所定の位置で実質的に上
記の同一輝度に見えるように制御することを特徴とす
る。
【0019】従って、この発明によれば、1水平期間中
に、実質的に同一色成分を同一輝度で表示するピクセル
が複数個連続するとき、カウンタが上記のピクセルの数
を計数し、その値が設定回路により必要に応じて外部よ
り任意に設定した予め定めた所定の値を越していること
を検出した場合だけ、制御回路より、上記の複数個連続
するピクセルの両端のドットの色ずれの補正を行わせる
制御信号を導出する。そのため、同一色成分を同一輝度
で表示するピクセルが所定数以上連続した場合のみ両端
の色ずれを補正することができる。また、表示画像に応
じ、外部より設定回路を操作すれば上記連続するピクセ
ルの数を、任意に設定又は調整することができる。
【0020】また本発明の第4及び第5のカラー画像表
示装置は、上記第1乃至第3のカラー画像表示装置にお
いて、各ピクセルが、赤、緑、青或いは黄、マゼンタ、
シアンの3色の光の量を制御する機能を持つドットで構
成されていることを特徴とする。
【0021】従って、この発明によれば、各ピクセルを
構成するドットが赤、緑、青或いは黄、マゼンタ、シア
ンになっているので、同一色成分を同一輝で表示する連
続するピクセルの両端のドットの補正を赤及び青或いは
黄及びシアンで同様に行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は、本発明の第1の実施形態の構成
を示すブロック図である。図5に示す従来例に対応する
部分は同一符号を付し、説明を省略する。本実施形態で
は説明を簡単にするため、640×480のマトリクス
より成るピクセルを備え、3ビット(8階調)の表示能
力を持ち、ピクセルが走査方向からR,G,Bの順番に
並んだ3個のドットを持ったカラーLCDモジュールに
ついて説明する。
【0023】図1において、図5に示す従来例と相違す
る点は、従来例の構成に輝度比較検出回路8と色ずれ補
正回路9を付加したことで輝度比較検出回路8は、図2
にその詳細な構成を示すようにタイミングコントローラ
2から出力される表示データDをディレー回路11で1
サンプルディレーさせてから列電極駆動回路5に送るよ
うにすると同時に、ディレー回路11の前段の第1判別
回路10と、ディレー回路11の後段の第2判別回路1
2とで入力された表示データDが黒い範囲(例えばアナ
ログ階調電圧V0〜V7の内のV0〜V3)の階調に含まれ
るか白い範囲(例えばアナログ階調電圧V0〜V7の内の
V4〜V7)の階調に含まれるかをそれぞれ判別し、次段
の判定回路13に送る。
【0024】上記判定回路13は、上記第1判別回路1
0の結果と、第2判別回路12の結果が異なる範囲の階
調となるピクセルの地点を検出する。つまり、連続する
隣り合ったピクセルが異なる輝度である地点を検出し、
どちらのピクセルの輝度が高いかを比較する。上記判定
回路13で検出、比較された表示データDは制御回路1
4に供給され、該制御回路14より輝度の高い方のピク
セルの補正対象となるドットに制御がかかるような、制
御信号aを導出し、該制御信号aを次段の色ずれ補正回
路9に出力する。
【0025】上記の実施形態では、第1の判別回路10
及び第2の判別回路12で判別するアナログ階調電圧V
0〜V7の範囲は、黒い範囲がV0〜V3、白い範囲がV4
〜V7に設定しているが、この範囲に限る必要はなく、
黒い範囲と白い範囲を任意に設定すればよい。
【0026】例えば、黒い範囲をV0とし白い範囲をV3
〜V7とすることもできる。また、この場合、第1判別
回路10及び第2判別回路12のいずれかで判別された
表示データDが黒い範囲又は、白い範囲に属さない、つ
まりV1〜V2の範囲であった場合には、判定回路13
で、第1判別回路10と第2判別回路12の結果は同等
であると判定するようにする。
【0027】色ずれ補正回路9は上記輝度比較検出回路
8から出力される上記制御信号aの結果に応じて検出さ
れたピクセルのR又はBのドットに送られる列電極駆動
回路5からの階調電圧V0〜V7を補正して各列電極Sm
に階調電圧を補正した信号を出力する。
【0028】つまり、連続する隣り合ったピクセルが異
なる輝度を持つ場合において、右のピクセルが明るけれ
ば、その明るい方のピクセルのRのドットに送られる階
調電圧を、また左のピクセルが明るければ、その明るい
方のピクセルのBのドットに送られる階調電圧を補正す
る。
【0029】また、上記色ずれ補正回路9と上記輝度比
較検出回路8は、独立した回路にしているが、タイミン
グコントローラ2や列電極駆動回路5の内部に形成する
ようにしてもよい。また、この実施形態1では、各ピク
セルのドットがR,G,Bの3原色である場合について
説明したが黄、マゼンタ、シアンの3色でも同様に実施
することができる。
【0030】(実施形態2)図3は、本発明の第2の実
施形態の構成を示すブロック図である。図5に示す従来
例に対応する部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。本実施形態においても、説明を簡単にするため、6
40×480のマトリクスより成るピクセルを備え、3
ビット(8階調)の表示能力を持ち、ピクセルが走査方
向から、R,G,Bの順番に並んだ3個のドットを持っ
たカラーLCDモジュールについて説明する。
【0031】図3において、図5に示す従来例と相違す
る点は、従来例の構成に検出回路15と、色ずれ補正回
路16を付加したことである。検出回路15は、図4に
その詳細を示すように、保管回路17、設定回路18及
び制御回路19より成る。上記設定回路18は、表示デ
ータの白い範囲の両端のドットの輝度補正を、上記表示
データDの白い範囲が、1水平期間中でどれ位連続して
生じている場合に行うかを外部より任意に設定する回路
である。
【0032】上記保管回路17は、タイミングコントロ
ーラ2から出力される表示データDを1水平期間ずつス
キャンし、表示データDの白い範囲(例えばアナログ階
調電圧V0〜V7の内のV4〜V7)を計数して、その計数
値が上記設定回路18で予め設定した値以上になってい
る場合を検出する。
【0033】そして、両端のドットの輝度補正を行う白
い範囲を1水平期間ずつ検出して、この検出信号を制御
回路19に送る。制御回路19は、上記保管回路17で
検出されたデータに基づき白い範囲の初めのRと終わり
のBのドットに制御がかかるような、制御信号bを生成
し、この制御信号bを色ずれ補正回路16に出力する。
【0034】この実施形態では、表示データDの白い範
囲を、アナログ階調電圧V0〜V7の内、V4〜V7にして
いるが、この値である必要はなく、任意に設定すればよ
い。また、保管回路17で表示データDを1水平期間ず
つスキャンしているが、1水平期間ずつ行う必要はな
く、必要に応じて数水平周期或いは数フレーム周期等任
意の周期で行うように設定することができる。
【0035】色ずれ補正回路16は、上記検出回路15
から出力された制御信号bに応じて、検出された白い範
囲のピクセルの両端のドットに対する階調電圧発生回路
からのアナログ階調電圧V0〜V7を補正し、補正した階
調電圧を列電極駆動回路5に供給する。
【0036】列電極駆動回路5は各列電極Smに表示デ
ータDに対応した階調電圧を出力するが、上記の検出さ
れた白い範囲のピクセルの両端のドットに対しては、上
記色ずれ補正回路15により補正された階調電圧が供給
される。つまり、白い範囲の始めのピクセルのRのドッ
トに送られる階調電圧と、白い範囲の終わりのピクセル
のBのドットに送られる階調電圧源を補正する。
【0037】上記色ずれ補正回路16と、上記検出回路
15は、タイミングコントローラ2や列電極駆動回路5
の内部に形成してもよい。また、この実施形態2では、
各ピクセルのドットがR,G,Bの3原色である場合に
ついて説明したが、黄、マゼンタ、シアンの3色でも同
様に実施することができる。本発明は、上記の実施形態
以外にも、様々な変形が考えられる。
【0038】上記色ずれ補正回路16は、LCDを採用
したノートパソコンの場合、カラーLCDモジュールに
内蔵させたり、パソコン本体内のビデオ信号の出力バッ
ファやビデオコントローラなどに内蔵させることもで
き、またMPU(Micro Processing Unit)にその
機能を代行させるようにしてもよい。本発明は、カラー
LCDモジュールのみならず、カラーPDPやカラーL
EDディスプレイなどでも有用である。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので、
表示画面中における隣接するピクセルの輝度差が所定の
値以上であると、これを検出して輝度の高い方のピクセ
ルのドットのうち、輝度の低い方のピクセルに隣接する
ドットの輝度を補正して該ドットがそのドットの属する
ピクセルの所定の位置で見えるようにするので、簡単な
回路構成で輝度の高い領域の両端部に位置する赤或いは
青もしくは黄或いはシアン等のドットの色ずれを解消
し、表示品位の高い忠実な画像を表示させることができ
る。
【0040】また、上記の輝度の高いピクセルが1水平
期間において、所定数以上或いは予め外部より設定した
値以上連続して生じる場合、上記の輝度の高いピクセル
の領域の両端に位置するドットを上記と同様にして補正
するので、更に簡単な回路構成で上記両端のドットの色
ずれを補正し、表示品位の高い忠実な画像を表示させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図4】図3の要部の構成を示すブロック図である。
【図5】従来例の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の要部の構成図である。
【図7】図5の動作説明に用いる表示パターンの構成図
である。
【符号の説明】
1 カラーLCD 2 タイミングコントローラ 3 行電極駆動回路 4 階調電圧発生回路 5 列電極駆動回路 8 輝度比較検出回路 9 色ずれ補正回路 10 第1判定回路 11 ディレー回路 12 第2判定回路 13 判定回路 14 制御回路 15 検出回路 16 色ずれ補正回路 17 保管回路 18 所定回路 19 制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のピクセルの集合で画像を表示する画
    像表示装置であって、上記各ピクセルは複数のドットで
    構成され、該各ドットは、発光または、吸収、透過もし
    くは反射する光の量あるいは進行方向を、少なくとも2
    通りに制御する機能を備え、同一のピクセルを構成する
    複数のドットの少なくとも2つは、制御する光の波長ま
    たは色成分が異なる特性を持ち、上記複数のドットで構
    成するピクセルの集合でカラー画像を表示するようにし
    たカラー画像表示装置において、上記複数のピクセルの
    内、隣接するピクセルをそれぞれある色成分で所定の輝
    度に表示する場合、隣接するピクセルの輝度が予め定め
    た所定の値以上の輝度差を持つことを検出する輝度比較
    検出回路と、該輝度比較検出回路で上記輝度差を検出し
    たとき、上記隣接するピクセルの内、輝度の高い方のピ
    クセルを構成するドットであって、輝度の低い方のピク
    セルに隣接するドットを、上記輝度が高い方のピクセル
    内の予め定めた所定位置で、所定の輝度に見えるよう
    に、制御する色ずれ補正回路を設けたことを特徴とする
    カラー画像表示装置。
  2. 【請求項2】1水平期間において、実質的に同一の色成
    分を同一輝度で表示するピクセルが複数個連続すると
    き、この連続する複数個のピクセルの数を計数し、計数
    したピクセルの数が予め定めた所定の値を超えているこ
    とを検出するカウンタを設け、該カウンタで検出した上
    記複数個の連続するピクセルの両端のドットの光の量を
    上記色ずれ補正回路により、上記両端のドットがそれぞ
    れ属するピクセル内の所定の位置で実質的に、上記の同
    一輝度に見えるように制御することを特徴とする請求項
    1記載のカラー画像表示装置。
  3. 【請求項3】上記カウンタが検出対象とする1水平期間
    中での実質的に同一色成分を同一輝度で表示する連続し
    たピクセルの数を、予め外部より上記カウンタに設定で
    きる設定回路を設けたことを特徴とする請求項2記載の
    カラー画像表示装置。
  4. 【請求項4】上記の各ピクセルが、赤、緑、青の3色の
    光の量を制御する機能を持つ3ドットで構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカ
    ラー画像表示装置。
  5. 【請求項5】上記の各ピクセルが、黄、マゼンタ、シア
    ンの3色の光の量を制御する機能を持つ3ドットで構成
    されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載のカラー画像表示装置。
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Cited By (7)

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