JPH1010041A - 干渉スペクトル測定による屈折率及び複屈折率の決定方法並びにその決定装置及び決定用情報媒体 - Google Patents

干渉スペクトル測定による屈折率及び複屈折率の決定方法並びにその決定装置及び決定用情報媒体

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JPH1010041A
JPH1010041A JP16706396A JP16706396A JPH1010041A JP H1010041 A JPH1010041 A JP H1010041A JP 16706396 A JP16706396 A JP 16706396A JP 16706396 A JP16706396 A JP 16706396A JP H1010041 A JPH1010041 A JP H1010041A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 干渉スペクトル測定による屈折率及び複屈折
率の決定方法並びにその決定装置及び決定用情報媒体を
提供することを目的とする。 【構成】 光源装置と試料台と分光装置がコンピュ−タ
により連動して制御されており、試料の複屈折率や屈折
率の波長分散曲線が決定される様になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は干渉スペクトルから物質
の屈折率及び複屈折率を決定する方法並びにその装置及
び情報媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の干渉法による決定法(例えばW.
KUCZYNSKIらの方法:Mol.Cryst.L
iq.Cryst.,1975,Vol.31,pp.
267−273)では、ピ−クとなる条件式に含まれる
整数値mを消去することによって複屈折率を決定してい
る。この方法をもう少し詳しく述べると、干渉法におい
て、数7の様にピ−クとなる条件式には任意な値である
整数値mが含まれている為に、条件式から得られる複屈
折率の値は整数値mの値の数だけ存在することになる。
そこで前記の論文の筆者らは2つのピ−クから条件式を
導き出して、複屈折率と整数値mを2つの未知数とし
て、連立方程式を解くことによって複屈折率を決定する
ことを提案した。しかし、この方法では原理的に正確な
値を決定することは不可能である。
【0003】まず、この事実を例に挙げて説明する。こ
こでの例では複屈折率の波長分散特性を考慮するので、
未知数は4つとなり、用いるピ−ク数も4つ必要とする
が、整数値mを消去して複屈折率を求めるという操作自
体は同じである。まず数5と数6において、A=3.2
28×109,B=−2.978×103,C=0.21
1,d=10(μm)とすると、図1の様な干渉スペク
トルが得られる。図1におけるピ−ク値は410、43
7、475、534、638(nm)である。数5にお
いてピ−ク値になるのは数7の場合である。数6と数7
から数8が得られて、数8における未知数はA,B,
C,mの4つである。従って図1の様な干渉スペクトル
が得られたら4つのピ−クを選んで、数9、数10、数
11、数12なる連立方程式が得られる。4つのピ−ク
として437、475、534、638(nm)を選ん
で、前記の連立方程式を解くと、数6は図2のの様に
決定された。図2のが図1の干渉スペクトルを得るの
に用いられたものであり、数6においてA=3.228
×109,B=−2.978×103,C=0.211と
して得られるものであるから、図2のは明らかに異な
る値となってしまう。この様に従来の方法では正確な複
屈折率は求められない。このことは図3により更にはっ
きりする。次に示す実例では、同じ図1の干渉ピ−クを
用いるが、先に整数値mの値を決めてから連立方程式を
解く。すなわち未知数は3つとなるので、解くべき連立
方程式の数は3つとなり、この時選択したピ−クは前記
の4つの中から437、475、534(nm)の3つ
を選択した。図3において、はm=1としてから数9
から数11までの連立方程式を解いた場合であり、は
m=2としてから前記の連立方程式を解いた場合、は
m=5とした場合である。は図2のを比較のために
載せたものである。図3におけるは図2におけるに
一致する。図3から分かることは、整数値mを未知数の
ままで連立方程式を解いても正確な値は求まらないが、
整数値mを決めてから連立方程式を解けば正確な値が求
められる。従って、mを決定せずには正確な複屈折率は
求められないので、従来の干渉法からの決定法では複屈
折率の値は求められないことになる。
【0004】そもそも従来の方法で、正確な値が求めら
れないのは、数7から分かるように干渉スペクトルがピ
−クとなる条件には、任意な整数値mが含まれている為
に、本来物理的には唯一である複屈折率の値は、その候
補が無数に存在することになる。それは用いるピ−クの
数を増やして連立方程式を立てた場合でも、整数値mを
含んでいれば同じである。つまり、整数値mは任意な値
であるから、mの値を決める度に数9から数11の定数
項が変化する。すなわち解くべき連立方程式が無数に存
在することになる。ところが従来の方法では整数値mが
一意のものであるとして連立方程式を解いている。言い
換えると、連立方程式を解くと、一意的に整数値mが決
定できるとしている。これは数7における任意な整数値
mの導入に矛盾している。その為に現実とは異なる値が
求まってしまうと言う問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の干渉スペクトル
を用いた複屈折率等の決定法では正確な値は得られない
という問題点があった。それは本来、条件式の整数値m
を決定することが先決であるが、それを回避する方法を
取るからである。
【0006】本発明は、本来測定法としては非常に簡単
であり、干渉スペクトルが得られさえすれば、どんな材
料にでも適用できるという利点を持つ干渉法により、物
質の複屈折率等を正確に決定する方法を提供すること
と、その方法を実行するための装置及び情報媒体を得る
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではある波長域において、厚さL1とL2の
透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上下か
ら挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料である
試料1と試料2があり、前記サンドイッチ構造の試料に
前記波長域に渡って連続なスペクトルを有する光が照射
され干渉スペクトルが得られた場合において、前記干渉
スペクトルのピ−クに単波長側から順に整数値nを割り
当てることと、さらに適当な整数値mを決めて数1によ
り前記干渉ピ−クの各波長に於けるそれぞれの値の集合
F1(λ1)(試料1から得られたもの)とF2(λ
2)(試料2から得られたもの)が求まり、前記F1
(λ1)とF2(λ2)の値から波長と屈折率の関係を
示す式である数3に従うように最小二乗法によって波長
分散曲線G1(m1)(試料1から得れれたもの)とG
2(m2)(試料2から得られたもの)を適当な整数値
m1とm2毎に得ることと、前記波長分散曲線G1(m
1)とG2(m2)の各波長における距離の総和が最小
となる組み合わせであるG1(mm1)とG2(mm
2)(mm1とmm2は整数値)を選び出すことと、選
び出された前記波長分散曲線G1(mm1)とG2(m
m2)の中間値によって波長と屈折率の関係を示す式で
ある数3を決定することを特徴とする干渉スペクトル測
定による屈折率決定方法と、この屈折率決定方法の実行
及びデ−タ処理するためのコンピュ−タと光源装置と分
光装置とにより構成されていることを特徴とする干渉ス
ペクトル測定による屈折率決定装置と、前記の屈折率決
定方法を実行するためのコンピュタ−への命令を記録し
たことを特徴とする干渉スペクトル測定による屈折率決
定用情報媒体が提供される。
【0008】また、ある波長域において、厚さL1とL
2の透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上
下から挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料で
ある試料1と試料2があり、さらに前記サンドイッチ構
造の試料を偏光方向が互いに垂直となっている2つの偏
光子の間に配置して、前記波長域に渡って連続なスペク
トルを有する光を照射して干渉スペクトルが得られた場
合において、前記干渉スペクトルのピ−クに単波長側か
ら順に整数値nを割り当てることと、さらに適当な整数
値mを決めて数2により前記干渉ピ−クの各波長に於け
るそれぞれの値の集合P1(λ1)(試料1から得られ
たもの)とP2(λ2)(試料2から得られたもの)が
求まり、前記P1(λ1)とP2(λ2)の値から波長
と複屈折率の関係を示す式である数4に従うように最小
二乗法によって波長分散曲線Q1(m1)(試料1から
得られたもの)とQ2(m2)(試料2から得られたも
の)を適当な整数値m1とm2毎に得ることと、前記波
長分散曲線Q1(m1)とQ2(m2)の各波長におけ
る距離の総和が最小となる組み合わせであるQ1(mm
1)とQ2(mm2)(mm1とmm2は整数値)を選
び出すことと、選び出された前記波長分散曲線Q1(m
m1)とQ2(mm2)の中間値によって波長と複屈折
率の関係を示す式である数4を決定することを特徴とす
る干渉スペクトル測定による複屈折率決定方法と、この
複屈折率決定方法の実行及びデ−タ処理するためのコン
ピュ−タと光源装置と分光装置とにより構成されている
ことを特徴とする干渉スペクトル測定による複屈折率決
定装置と、前記の複屈折率決定方法を実行するためのコ
ンピュタ−への命令を記録したことを特徴とする干渉ス
ペクトル測定による複屈折率決定用情報媒体が提供され
る。
【0009】また、2つ以上の試料を用意して屈折率あ
るいは複屈折率の決定方法の操作を繰り返して、その結
果の平均を取ることによっても干渉スペクトル測定によ
る屈折率あるいは複屈折率の決定方法が提供される。
【0010】さらに、前記サンドイッチ構造の試料の両
端の前記透明な物質間の距離が可変になっていていれ
ば、中間の透明な物質が液体などの場合には、試料を1
つだけ用意すれば良い様な干渉スペクトル測定による屈
折率及び複屈折率の決定方法が提供される。
【0011】
【作用】上記の方法では、干渉スペクトルを測定するだ
けで物質の屈折率及び複屈折率の波長依存性が正確に決
定できる。何種類かの単色光源で屈折角の違いを測定し
なくても良く、自動測定の装置を実現するには有利であ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図によって詳細に
説明する。
【0013】まず干渉法における測定装置の基本構成を
図4に示す。良好な測定を行うためのレンズなどの部品
は省略してある。1が光源装置で、2が試料台、3が分
光装置であり、これらは4のコンピュ−タによって制御
されている。試料台2は2つの試料を次々に測定した
り、試料を偏光子で挟んだ状態で、あるいはそのままの
状態で測定することがコンピュ−タ4の制御で自動で行
われる。また測定操作を手動で行う様な従来の測定装置
の組み合わせの場合は、デ−タ処理のみをフロピ−デス
クの様な情報媒体5をコンピュ−タに組み込むことによ
り行うこともできる。
【0014】測定される試料としては、例えば液晶材料
がある。図5(a)は試料の構成を示している。6が液
晶材料であり、7は液晶セルを作成する基板である。例
えば液晶材料にはネマティック液晶のチッソ社製GR−
41を用いることができ、液晶セルを作成する基板には
ガラスなどを用いることができる。もちろん液晶セルを
作成する基板は液晶材料が均一な配向をするような処理
が施されている。図5(a)の様にホモジニアス配向と
すると液晶材料の複屈折率、常光屈折率及び異常光屈折
率を決定できるので都合がよい。次にそれらについて述
べる。
【0015】さて試料を図5(b)の様なクロスニコル
の配置の偏光子8に挟んで、液晶の光軸を偏光子の偏光
軸に対して45°の位置に設定して干渉スペクトルを測
定すると、液晶材料の複屈折率を導出することができ
る。その方法を順を追って説明する。まずセル厚の異な
る2つの液晶セルを用意して干渉法により、可視光領域
で図6の様な干渉スペクトルが得られたとする。図6
(a)はセル厚が12.08μmの液晶セル(1)の干
渉スペクトル(ピ−ク:415、440、472、52
2、597nm)であり、図6(b)はセル厚が28.
2μmの液晶セル(2)の干渉スペクトル(ピ−ク:4
10、421、433、447、463、483、50
7、537、574、621、682nm)である。測
定温度は25℃である。図6の干渉スペクトルには単波
長側からそれぞれ1から始まる整数値を付ける(例とし
て図6(a)に付けてある)。そして各干渉スペクトル
のピ−クに対して数2を適用して各ピ−クにおける△n
の値を算出する。この時のmは△n>0となる様な適当
な値を代入する。次に各ピ−クの△nの値から波長と複
屈折率の関係を表す一般式である数4を決定する。通常
は数4にはコ−シ−の分散式である数6が適用される。
数6は第3項までを採用している。本実施例では、各ピ
−クの△nの値を用いて最小二乗法により数6の係数
A、B、Cを決定することによって複屈折率の波長分散
曲線を算出した。
【0016】次はmを変えて、前記と同様な操作を行う
と図7のような波長分散曲線のグル−プができる。図7
(a)は液晶セル(1)のm=7〜11までの波長分散
曲線をからに対応するように示してある。図7
(b)は液晶セル(2)のm=16〜23までの波長分
散曲線が同様に示してある。
【0017】そして液晶セル(1)と液晶セル(2)の
波長分散曲線のグル−プを重ね合わせて、数17に従っ
て液晶セル(1)のそれぞれの波長分散曲線に対する液
晶セル(2)のそれぞれの波長分散曲線間の各波長に対
する距離の総和であるを算出する。その課程の様子を図
に示すと、図8の様になっている。〜は液晶セル
(1)のm=8〜10の波長分散曲線であり、〜は
液晶セル(2)のm=19〜21の波長分散曲線であ
る。その中から液晶セル(1)からのm=9の波長分散
曲線(図8の)と液晶セル(2)からのm=20の波
長分散曲線(図8の)の距離の総和が最小なのでこの
両者を抜き出す。その結果が図9のとである。
【0018】液晶セル(1)と液晶セル(2)からそれ
ぞれの代表の波長分散曲線が選び抜かれたので、数18
に従って両者の中間値であるような波長分散曲線を算出
する。その結果が図10である。従来用いられているア
ッベの屈折計(波長:589.3nm)での値は0.2
4であり、図10から求めた値は0.23(波長:58
9nm)であるので、両者はほぼ一致している。
【0019】さらに液晶材料の常光屈折率は偏光子を用
いずに、図5(a)の様に液晶セルを単独のままで干渉
スペクトルを測定すればよい。手順は複屈折率を求めた
ときと同じであるが、干渉ピ−クの条件式はもちろん偏
光子で挟んだ場合とは異なるので、単独のままの条件式
である数1を用いなくてはならない。さらに波長と屈折
率の関係を表す一般式は数3であり、具体的にコ−シ−
の分散式とすると数13となる。そして異常光屈折率は
常光屈折率と複屈折率の和で表されるので、複屈折率と
常光屈折率が測定で求められれば、液晶材料の複屈折
率、常光屈折率及び異常光屈折率が決定されることにな
る。
【0020】ここでは本決定方法の原理について述べ
る。原理の説明には複屈折率の決定について説明する
が、同様にして屈折率の決定も説明できる。さて、異な
るセル厚の2つの液晶セルの干渉スペクトルを同じ座標
軸に書くと交点が存在する。今それぞれのスペクトルの
交点に着目する。この干渉スペクトルの交点において、
複屈折率はピ−クからの位相差φを用いると数14で表
される。従って、それぞれの干渉スペクトルから数15
と数16が導かれる。ここで△nは複屈折率、λは交点
での光の波長、d1、d2はそれぞれの液晶セルのセル
厚、さらにφ1、φ2はそれぞれの干渉スペクトルのピ
−ク点からの位相差である。数15と数16は同じ整数
値mに関する直線である。従って交点はただ一つである
ので、その時のmの値が真の複屈折率を与える。その他
のmの値における両者の直線の距離は、真の複屈折率を
与えるmから離れるに従ってどんどん大きくなる。この
性質は波長分散曲線の場合にも当てはまる。なぜならピ
−ク値から求めた波長分散曲線上には、当然交点に相当
する波長での複屈折率も含まれているので、波長分散曲
線同士の距離を比較することは、交点における複屈折率
の距離を比較することと同じである。従って距離が最小
となる2つの波長分散曲線が真の波長分散曲線に最も近
いのである。完全に一致しないのは、測定誤差などの影
響があるからである。
【0021】さらに、本決定方法の実施例として、強誘
電性液晶に当てはめた場合について述べる。強誘電性液
晶や反強誘電性液晶は通常作成される液晶セルの場合
は、その捻れ構造と2値動作性により複屈折率等の測定
が困難である。しかし本決定方法を用いるとネマテック
液晶同様に決定することができる。例として、強誘電性
液晶の場合について述べる。強誘電性液晶材料にはチッ
ソ社製のCS−1024を用いて、測定温度は25℃で
ある。液晶セルには周期が1ms、電圧が10Vの方形
波を印可する。この時液晶セルは捻れ構造は消失して、
等価的に図5(a)の様なホモジニアス配向となる。セ
ル厚を24μmとして、クロスニコル下での干渉スペク
トルを図11に示す。ネマテック液晶と同様な干渉スペ
クトルが得られる。更にもう一つセル厚の異なる試料を
用意して、ネマテック液晶の場合と同じ手順によって求
められた複屈折率の波長分散曲線を図12に示す。常光
屈折率と異常光屈折率の決定も既に述べたようにすれば
決定できる。
【0022】ここまでの実施例では、試料を2つ用意し
てきたが、図13の様に液晶セルを作成する基板間7の
距離を可変できるようなセル厚可変装置9を設けること
によって1つの試料で屈折率等を決定できる。さらに、
測定値の信頼性を上げるには、できるだけ多くの試料を
用意して、それぞれの結果の平均を取ればよい。
【0023】以上、本決定方法の手順等を液晶材料に当
てはめて示したが、光源の波長域の選択により干渉スペ
クトルが得られるならば通常の光学材料は勿論のこと、
半導体などの材料にでも薄膜化するなどして適用できる
はずである。最後に用いた数式を列挙する。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】
【数4】
【0028】
【数5】
【0029】
【数6】
【0030】
【数7】
【0031】
【数8】
【0032】
【数9】
【0033】
【数10】
【0034】
【数11】
【0035】
【数12】
【0036】
【数13】
【0037】
【数14】
【0038】
【数15】
【0039】
【数16】
【0040】
【数17】
【0041】
【数18】
【0042】
【発明の効果】本発明の効果は次のようになる。干渉法
による複屈折率等の波長分散曲線の正しい値が得られ
る。干渉法も含めて、屈折角の測定などの従来の方法で
は求めることが困難であった強誘電性液晶や反強誘電性
液晶の複屈折率等の波長分散曲線を決定できる。これに
よって強誘電性液晶や反強誘電性液晶の配向特性などを
光学的に解析する場合、4×4行列法を用いるが、常光
屈折率と異常光屈折率の波長分散曲線が分かるので、配
向特性などの解析がより正確に分かるようになる。また
強誘電性液晶や反強誘電性液晶を用いたデバイスの光学
的設計に適用できる。これは高速な応答特性を有する強
誘電性液晶及び反強誘電性液晶の応用分野の拡大に大き
な意味を持つと考えられる。さらに干渉法は一軸性材料
の液晶に限らず等方性材料など薄膜化して干渉スペクト
ルが得られさえすればよいので、光学材料のさらなる応
用範囲を開くことが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】計算で求めた干渉スペクトルの図
【図2】元の複屈折率の波長分散曲線と連立方程式を解
いて求めた複屈折率の波長分散曲線の比較の図
【図3】元の複屈折率の波長分散曲線と整数値mを決め
てから連立方程式を解いて求めた複屈折率の波長分散曲
線との関係を表した図
【図4】干渉スペクトルの測定装置の概略と情報媒体を
示した図
【図5】液晶セルの構成及び偏光子との配置を示した図
【図6】実験により求められた干渉スペクトルの図
【図7】整数値mを変化させて求められた複屈折率の波
長分散曲線のグル−プの図
【図8】2つの液晶セルから求められた複屈折率の波長
分散曲線のグル−プを重ね合わせた図
【図9】2つの液晶セルから求められた複屈折率の波長
分散曲線のグル−プの中から最も距離が近いもの同士を
抜き出した図
【図10】最終的に求められた複屈折率の波長分散曲線
の図
【図11】強誘電性液晶セルから実験で求められた干渉
スペクトルの図
【図12】強誘電性液晶の複屈折率の波長分散曲線の図
【図13】セル厚可変型の液晶セルの構成図
【符号の説明】
1 光源装置 2 試料台 3 分光装置 4 コンピュ−タ 5 情報媒体 6 液晶材料 7 液晶セルを作成する基板 8 偏光子 9 セル厚可変装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある波長域において、厚さL1とL2の
    透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上下か
    ら挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料である
    試料1と試料2があり、前記サンドイッチ構造の試料に
    前記波長域に渡って連続なスペクトルを有する光が照射
    され干渉スペクトルが得られた場合において、前記干渉
    スペクトルのピ−クに単波長側から順に整数値nを割り
    当てることと、さらに適当な整数値mを決めて数1によ
    り前記干渉ピ−クの各波長に於けるそれぞれの値の集合
    F1(λ1)(試料1から得られたもの)とF2(λ
    2)(試料2から得られたもの)が求まり、前記F1
    (λ1)とF2(λ2)の値から波長と屈折率の関係を
    示す式である数3に従うように最小二乗法によって波長
    分散曲線G1(m1)(試料1から得れれたもの)とG
    2(m2)(試料2から得られたもの)を適当な整数値
    m1とm2毎に得ることと、前記波長分散曲線G1(m
    1)とG2(m2)の各波長における距離の総和が最小
    となる組み合わせであるG1(mm1)とG2(mm
    2)(mm1とmm2は整数値)を選び出すことと、選
    び出された前記波長分散曲線G1(mm1)とG2(m
    m2)の中間値によって波長と屈折率の関係を示す式で
    ある数3を決定することを特徴とする干渉スペクトル測
    定による屈折率決定方法。
  2. 【請求項2】 ある波長域において、厚さL1とL2の
    透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上下か
    ら挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料である
    試料1と試料2があり、さらに前記サンドイッチ構造の
    試料を偏光方向が互いに垂直となっている2つの偏光子
    の間に配置して、前記波長域に渡って連続なスペクトル
    を有する光を照射して干渉スペクトルが得られた場合に
    おいて、前記干渉スペクトルのピ−クに単波長側から順
    に整数値nを割り当てることと、さらに適当な整数値m
    を決めて数2により前記干渉ピ−クの各波長に於けるそ
    れぞれの値の集合P1(λ1)(試料1から得られたも
    の)とP2(λ2)(試料2から得られたもの)が求ま
    り、前記P1(λ1)とP2(λ2)の値から波長と複
    屈折率の関係を示す式である数4に従うように最小二乗
    法によって波長分散曲線Q1(m1)(試料1から得ら
    れたもの)とQ2(m2)(試料2から得られたもの)
    を適当な整数値m1とm2毎に得ることと、前記波長分
    散曲線Q1(m1)とQ2(m2)の各波長における距
    離の総和が最小となる組み合わせであるQ1(mm1)
    とQ2(mm2)(mm1とmm2は整数値)を選び出
    すことと、選び出された前記波長分散曲線Q1(mm
    1)とQ2(mm2)の中間値によって波長と複屈折率
    の関係を示す式である数4を決定することを特徴とする
    干渉スペクトル測定による複屈折率決定方法。
  3. 【請求項3】 ある波長域において、厚さL1とL2の
    透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上下か
    ら挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料である
    試料1と試料2があり、前記サンドイッチ構造の試料に
    前記波長域に渡って連続なスペクトルを有する光が照射
    され干渉スペクトルが得られた場合において、前記干渉
    スペクトルのピ−クに単波長側から順に整数値nを割り
    当てることと、さらに適当な整数値mを決めて数1によ
    り前記干渉ピ−クの各波長に於けるそれぞれの値の集合
    F1(λ1)(試料1から得られたもの)とF2(λ
    2)(試料2から得られたもの)が求まり、前記F1
    (λ1)とF2(λ2)の値から波長と屈折率の関係を
    示す式である数3に従うように最小二乗法によって波長
    分散曲線G1(m1)(試料1から得れれたもの)とG
    2(m2)(試料2から得られたもの)を適当な整数値
    m1とm2毎に得ることと、前記波長分散曲線G1(m
    1)とG2(m2)の各波長における距離の総和が最小
    となる組み合わせであるG1(mm1)とG2(mm
    2)(mm1とmm2は整数値)を選び出すことと、選
    び出された前記波長分散曲線G1(mm1)とG2(m
    m2)の中間値によって波長と屈折率の関係を示す式で
    ある数3を決定することを特徴とする干渉スペクトル測
    定による屈折率決定方法と、この屈折率決定方法の実行
    及びデ−タ処理するためのコンピュ−タと光源装置と分
    光装置とにより構成されていることを特徴とする干渉ス
    ペクトル測定による屈折率決定装置。
  4. 【請求項4】 ある波長域において、厚さL1とL2の
    透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上下か
    ら挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料である
    試料1と試料2があり、さらに前記サンドイッチ構造の
    試料を偏光方向が互いに垂直となっている2つの偏光子
    の間に配置して、前記波長域に渡って連続なスペクトル
    を有する光を照射して干渉スペクトルが得られた場合に
    おいて、前記干渉スペクトルのピ−クに単波長側から順
    に整数値nを割り当てることと、さらに適当な整数値m
    を決めて数2により前記干渉ピ−クの各波長に於けるそ
    れぞれの値の集合P1(λ1)(試料1から得られたも
    の)とP2(λ2)(試料2から得られたもの)が求ま
    り、前記P1(λ1)とP2(λ2)の値から波長と複
    屈折率の関係を示す式である数4に従うように最小二乗
    法によって波長分散曲線Q1(m1)(試料1から得ら
    れたもの)とQ2(m2)(試料2から得られたもの)
    を適当な整数値m1とm2毎に得ることと、前記波長分
    散曲線Q1(m1)とQ2(m2)の各波長における距
    離の総和が最小となる組み合わせであるQ1(mm1)
    とQ2(mm2)(mm1とmm2は整数値)を選び出
    すことと、選び出された前記波長分散曲線Q1(mm
    1)とQ2(mm2)の中間値によって波長と複屈折率
    の関係を示す式である数4を決定することを特徴とする
    干渉スペクトル測定による複屈折率決定方法と、この複
    屈折率決定方法の実行及びデ−タ処理するためのコンピ
    ュ−タと光源装置と分光装置とにより構成されているこ
    とを特徴とする干渉スペクトル測定による複屈折率決定
    装置。
  5. 【請求項5】 ある波長域において、厚さL1とL2の
    透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上下か
    ら挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料である
    試料1と試料2があり、前記サンドイッチ構造の試料に
    前記波長域に渡って連続なスペクトルを有する光が照射
    され干渉スペクトルが得られた場合において、前記干渉
    スペクトルのピ−クに単波長側から順に整数値nを割り
    当てることと、さらに適当な整数値mを決めて数1によ
    り前記干渉ピ−クの各波長に於けるそれぞれの値の集合
    F1(λ1)(試料1から得られたもの)とF2(λ
    2)(試料2から得られたもの)が求まり、前記F1
    (λ1)とF2(λ2)の値から波長と屈折率の関係を
    示す式である数3に従うように最小二乗法によって波長
    分散曲線G1(m1)(試料1から得れれたもの)とG
    2(m2)(試料2から得られたもの)を適当な整数値
    m1とm2毎に得ることと、前記波長分散曲線G1(m
    1)とG2(m2)の各波長における距離の総和が最小
    となる組み合わせであるG1(mm1)とG2(mm
    2)(mm1とmm2は整数値)を選び出すことと、選
    び出された前記波長分散曲線G1(mm1)とG2(m
    m2)の中間値によって波長と屈折率の関係を示す式で
    ある数3を決定することを特徴とする干渉スペクトル測
    定による屈折率決定方法と、この屈折率決定方法を実行
    するためのコンピュタ−への命令を記録したことを特徴
    とする干渉スペクトル測定による屈折率決定用情報媒
    体。
  6. 【請求項6】 ある波長域において、厚さL1とL2の
    透明な物質がそれとは異なる種類の透明な物質に上下か
    ら挟まれた2つのサンドイッチ構造の2つの試料である
    試料1と試料2があり、さらに前記サンドイッチ構造の
    試料を偏光方向が互いに垂直となっている2つの偏光子
    の間に配置して、前記波長域に渡って連続なスペクトル
    を有する光を照射して干渉スペクトルが得られた場合に
    おいて、前記干渉スペクトルのピ−クに単波長側から順
    に整数値nを割り当てることと、さらに適当な整数値m
    を決めて数2により前記干渉ピ−クの各波長に於けるそ
    れぞれの値の集合P1(λ1)(試料1から得られたも
    の)とP2(λ2)(試料2から得られたもの)が求ま
    り、前記P1(λ1)とP2(λ2)の値から波長と複
    屈折率の関係を示す式である数4に従うように最小二乗
    法によって波長分散曲線Q1(m1)(試料1から得ら
    れたもの)とQ2(m2)(試料2から得られたもの)
    を適当な整数値m1とm2毎に得ることと、前記波長分
    散曲線Q1(m1)とQ2(m2)の各波長における距
    離の総和が最小となる組み合わせであるQ1(mm1)
    とQ2(mm2)(mm1とmm2は整数値)を選び出
    すことと、選び出された前記波長分散曲線Q1(mm
    1)とQ2(mm2)の中間値によって波長と複屈折率
    の関係を示す式である数4を決定することを特徴とする
    干渉スペクトル測定による複屈折率決定方法と、この複
    屈折率決定方法を実行するためのコンピュタ−への命令
    を記録したことを特徴とする干渉スペクトル測定による
    複屈折率決定用情報媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までに記載の干渉
    スペクトル測定による屈折率及び複屈折率の決定方法に
    おいて、2つ以上の試料を用意して請求項1あるいは請
    求項2の操作を繰り返して、その結果の平均を取ること
    によって屈折率あるいは複屈折率を決定することを特徴
    とする干渉スペクトル測定による屈折率及び複屈折率の
    決定方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までに記載の干渉
    スペクトル測定による屈折率及び複屈折率の決定方法に
    おいて、前記サンドイッチ構造の試料の両端の前記透明
    な物質間の距離が可変になっていていることを特徴とす
    る干渉スペクトル測定による屈折率及び複屈折率の決定
    方法。
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CN106198455A (zh) * 2015-10-13 2016-12-07 北京信息科技大学 一种基于细芯光纤马赫‑曾德干涉仪的溶液折射率测量方法
CN111044490A (zh) * 2019-12-18 2020-04-21 中山大学 一种各向异性半导体光学薄膜轴向折射率的测量方法
JP2021143964A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 大塚電子株式会社 光学測定方法、光学測定装置及び光学測定プログラム

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