JPH0998304A - スポットキラー回路 - Google Patents

スポットキラー回路

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Publication number
JPH0998304A
JPH0998304A JP25318295A JP25318295A JPH0998304A JP H0998304 A JPH0998304 A JP H0998304A JP 25318295 A JP25318295 A JP 25318295A JP 25318295 A JP25318295 A JP 25318295A JP H0998304 A JPH0998304 A JP H0998304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
capacitor
power switch
spot killer
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP25318295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Nishizawa
義男 西澤
Toshiharu Akiyama
敏治 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25318295A priority Critical patent/JPH0998304A/ja
Publication of JPH0998304A publication Critical patent/JPH0998304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源スイッチをオフにした時にCRTの第1
グリッドG1の電圧を負にするスポットキラー回路にお
いて、供給される直流電圧のリップル等の変動による悪
影響を抑制し、且つ第1グリッドG1の負電圧への移行
を急速に行うことが可能になるスポットキラー回路を目
的とする。 【構成】 電流制限抵抗5とスポットキラーコンデンサ
ー4の接続点は、直列に接続された抵抗10,11を介
して接地される。また、NPNトランジスタ8のベース
は抵抗10,11の接続点に接続し、コレクタと電流制
限抵抗5とスポットキラーコンデンサー4の接続点間に
ダイオード9をカソードがコレクタ側となるように接続
し、エミッタを制御電圧入力端子7に接続することで、
電源スイッチがオン状態の時は安定な電圧を、電源スイ
ッチがオフ状態になった時は急速にカットオフする電圧
を、スポットキラーコンデンサーに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
CRTディスプレイモニターの電源切断時に陰極線管
(以下CRTという)の走査が停止したとき、CRTの
中央部にビームが集中して流れることによりCRTの蛍
光体が焼損(スポット焼け)することを防止するスポッ
トキラー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CRTのカソードから電子ビ
ームを照射しアノード側のスクリーンに映像を映し出す
ディスプレイ装置においては、電源スイッチをオフ状態
にした瞬間にCRTのスポット焼けを防止する手段とし
て、電源オン時にコンデンサーを充電することで蓄えら
れた電荷を利用し、電源オフ時にCRTの第1グリッド
を負電位に保持することで、CRTのカソードから照射
される電子ビームを抑制するスポットキラー回路があ
る。その概略を図2に示す。
【0003】図2において、CRT1の第1グリッドG
1は並列に接続されたダイオード2と放電抵抗3を介し
て接地されるとともに、直列に接続されたコンデンサー
4と電流制限抵抗5を介して直流電圧入力端子6に接続
することでスポットキラー回路が構成されている。
【0004】ここで、電源スイッチがオン状態になる
と、前記の直流電圧入力端子6には予め定められた所定
の電圧が供給される。この時、前記コンデンサー4は前
記電流制限抵抗5で制限された電流で、供給された直流
電圧とほぼ同じ電圧に充電される。次に、電源スイッチ
がオフ状態になると、前記直流電圧入力端子6に供給さ
れた電圧は零電位に移行する。この時、前記CRT1の
第1グリッドG1の電位は、前記コンデンサー4に蓄え
られた電荷が瞬時には移動出来ないため、前記コンデン
サー4に発生する電位により負電圧となり、前記コンデ
ンサー4の容量値と前記抵抗3の抵抗値で決定される時
定数に従った時間を経て徐々に零電圧に近づく。この
間、前記CRT1のカソードKの余熱により発生した電
子ビームは、前記CRT1の第1グリッドG1の負電圧
によってカットオフされ、前記CRT1のアノードに到
達することが出来ない為、スポット焼けを防止すること
が出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスポ
ットキラー回路では、電源スイッチがオン状態のとき、
前記直流電圧にリップルが存在すると、前記CRT1の
第1グリッドG1の電位が変動し、スクリーンに映し出
される映像に悪影響を及ぼす場合がある。従って、前記
直流電圧入力端子6には、そのリップル等の除去の目的
でコンデンサーが付加されることが多い。こうした場
合、電源スイッチがオフ状態になった時、前記直流電圧
の急速な変化を妨げ、その結果として、前記CRT1の
第1グリッドG1の電位が負電圧に移行するのに時間を
要し、その期間にスポットが発生するという欠点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスポットキラー
回路は、上記の課題を解決するために、スポットキラー
用コンデンサーに供給される直流電圧を、制御端子に入
力される制御電圧に応じた予め定められた所定の電圧に
可変せしめるとともに、電源スイッチがオフ状態になっ
た時、前記制御電圧の低下を検出して急速に前記コンデ
ンサーに印加される電圧を低下せしめる電圧制御回路を
付加するものである。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成により、スポットキラー用
コンデンサーに印加される直流電圧は、電源スイッチが
オン状態では、入力された直流電圧リップル等の変動が
抑制され、電源スイッチがオフ状態になった時は、制御
電圧の低下を検出して動作するため、急速にカットオフ
することが可能になる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のスポットキラー回路の実施
例を示すブロック図であり、図2に示す従来構成と同一
部分には同一符号を付している。異なる点は、前記電流
制限抵抗5と前記コンデンサー4の接続点は、直列に接
続された抵抗10,11を介して接地されている。ま
た、NPNトランジスタ8のベースは前記抵抗10,1
1の接続点に接続し、コレクタと前記電流制限抵抗5と
コンデンザー4の接続点間にダイオード9をカソードが
コレクタ側となるように接続し、エミッタが制御電圧入
力端子7に接続されるよう構成した点にある。
【0009】上記の構成において、電源スイッチがオン
状態になると、前記直流電圧入力端子6及び制御電圧入
力端子7には予め定められた所定の電圧が供給される。
この時、前記コンデンサー4の端子電圧が予め定められ
た所定の電圧に達するまでは前記NPNトランジスタ8
はカットオフしており、前記コンデンサー4は、前記抵
抗10,11を介して供給された前記直流電圧により充
電される。その端子電圧が予め定められた所定の電圧に
達するまで充電される。前記コンデンサー4の端子電圧
が予め定められた所定の値の近傍に達すると、前記NP
Nトランジスタ8が負帰還領域に入り安定する。従っ
て、コンデンサー4には、直流電圧入力端子6に供給さ
れた直流電圧を、制御電圧入力端子7に供給された制御
電圧に応じた前記直流電圧より低い予め定められた所定
の電圧に可変されて印加することとなる。すなわち、前
記直流電圧入力端子6に供給される直流電圧に存在する
リップル等の変動を抑制している。
【0010】次に、電源スイッチがオフ状態になると、
前記直流電圧入力端子6及び制御電圧入力端子7の電圧
は低下し始める。この時、前記NPNトランジスタ8の
ベースに供給される電圧の低下に比べて、エミッタに供
給される前記制御電圧の低下が早くなるように設定する
ことで、前記制御電圧が予め定められた所定の値以下に
低下すると、前記NPNトランジスタ8がオン状態にな
り前記コンデンサー4に印加される電圧が急速にオフす
る。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、電
源スイッチがオン状態の時電源リップル等の変動の影響
を抑制し、スクリーンに映し出される映像に悪影響を及
ぼすことがない。また、電源スイッチがオフ状態になっ
たとき、前記CRT1の第1グリッドG1の負電圧移行
を急速に行うことが出来るため、安定したスポットキラ
ー動作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスポットキラー回路
の要部を示す電気回路図
【図2】従来のスポットキラー回路の要部を示す電気回
路図
【符号の説明】
1 CRT 2 ダイオード 3 放電抵抗 4 スポットキラー用コンデンサー 5 電流制限抵抗 6 直流電圧入力端子 7 制御電圧入力端子 8 NPNトランジスタ 9 ダイオード 10 抵抗 11 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カソードに供給された信号を走査してスク
    リーンに映し出す陰極線管の第1グリッドに、電源スイ
    ッチがオン時に充電されたコンデンサーの電荷を前記電
    源スイッチのオフ時に与え、前記第1グリッドを負電圧
    にするスポットキラー回路において、供給された直流電
    圧を、制御端子に供給された制御電圧に応じた前記直流
    電圧より低い予め定められた所定の電圧に可変せしめ、
    前記コンデンサーに印加するとともに、前記電源スイッ
    チのオフに伴う前記制御電圧の立ち下がりを検出し、前
    記コンデンサーに印加される電圧を急速に低下せしめる
    手段より成る電圧制御回路を付加したことを特徴とする
    スポットキラー回路。
JP25318295A 1995-09-29 1995-09-29 スポットキラー回路 Pending JPH0998304A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25318295A JPH0998304A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 スポットキラー回路

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JP25318295A JPH0998304A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 スポットキラー回路

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JPH0998304A true JPH0998304A (ja) 1997-04-08

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ID=17247691

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JP25318295A Pending JPH0998304A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 スポットキラー回路

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JP (1) JPH0998304A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010105695A (ko) * 2000-05-17 2001-11-29 박종섭 스포트 제거회로
KR100339356B1 (ko) * 1999-11-08 2002-06-03 구자홍 영상표시기기의 방전보호회로

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100339356B1 (ko) * 1999-11-08 2002-06-03 구자홍 영상표시기기의 방전보호회로
KR20010105695A (ko) * 2000-05-17 2001-11-29 박종섭 스포트 제거회로

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