JPH0997151A - 画像選択装置及び方法 - Google Patents
画像選択装置及び方法Info
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- JPH0997151A JPH0997151A JP7255295A JP25529595A JPH0997151A JP H0997151 A JPH0997151 A JP H0997151A JP 7255295 A JP7255295 A JP 7255295A JP 25529595 A JP25529595 A JP 25529595A JP H0997151 A JPH0997151 A JP H0997151A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 仮想画を一覧化した索引画を表示装置画面に
表示し、索引画を選択する際に、ポインティングデバイ
ス等を使用する等の特別の手動操作を不要とした画像選
択装置を提供する。 【構成】 表示装置107の表示容量以上の広範囲な表
示領域を有する仮想画を作成する仮想画作成装置101
と、作成仮想画を略一覧化した索引画を作成する索引画
作成装置102と、作成索引画を表示する索引画表示装
置103と該装置103に向けられた使用者の視線方向
を視線検知装置104で検知してこの視線方向から索引
画表示装置103上の注視部分を判定する注視索引判定
装置と、判定結果をもとに作成画作成装置102が作成
した仮想画の一部を選択する仮想画選択装置106と、
選択された仮想画内の部分画像を表示する表示装置10
7からなる。
表示し、索引画を選択する際に、ポインティングデバイ
ス等を使用する等の特別の手動操作を不要とした画像選
択装置を提供する。 【構成】 表示装置107の表示容量以上の広範囲な表
示領域を有する仮想画を作成する仮想画作成装置101
と、作成仮想画を略一覧化した索引画を作成する索引画
作成装置102と、作成索引画を表示する索引画表示装
置103と該装置103に向けられた使用者の視線方向
を視線検知装置104で検知してこの視線方向から索引
画表示装置103上の注視部分を判定する注視索引判定
装置と、判定結果をもとに作成画作成装置102が作成
した仮想画の一部を選択する仮想画選択装置106と、
選択された仮想画内の部分画像を表示する表示装置10
7からなる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】少なくとも2つの表示装置に
画像を表示できる画像選択装置及び方法に関するもので
ある。
画像を表示できる画像選択装置及び方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置の画面以上の広領域を仮
想画として架空に構成し、いわゆる仮想表示として画面
面積を広げる手法が行われてきた。この場合、その仮想
画全体を略一覧化したような索引画を常に見える位置に
表示し、その索引画のなかの特定部分をポインティング
デバイス等で指定すると、対応する仮想画の対応部分が
表示装置画面に現れる方法がとられている。
想画として架空に構成し、いわゆる仮想表示として画面
面積を広げる手法が行われてきた。この場合、その仮想
画全体を略一覧化したような索引画を常に見える位置に
表示し、その索引画のなかの特定部分をポインティング
デバイス等で指定すると、対応する仮想画の対応部分が
表示装置画面に現れる方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、仮想画を一覧化した索引画を表示装置画面に表
示するが、このとき索引画の選択にポインティングデバ
イス等を使用するため、手を移動するわずらわしさがあ
り、使用者にとって面倒なものであった。
法では、仮想画を一覧化した索引画を表示装置画面に表
示するが、このとき索引画の選択にポインティングデバ
イス等を使用するため、手を移動するわずらわしさがあ
り、使用者にとって面倒なものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決することを目的として成されたもので、上述した課題
を解決する位置手段として、以下の構成を備える。
決することを目的として成されたもので、上述した課題
を解決する位置手段として、以下の構成を備える。
【0005】即ち、少なくとも2つの表示装置に画像を
表示できる画像選択装置であって、第1の表示装置の表
示容量以上の広範囲な表示領域を有する仮想画を作成す
る仮想画作成手段と、前記仮想画作成手段での作成仮想
画を略一覧化した索引画を作成する索引画作成手段と、
前記索引画作成手段での作成索引画を第2の表示装置に
表示させる索引画表示手段と、前記第2の表示装置に向
けられた使用者の視線方向を検知する視線検知手段と、
前記視線検知手段によって検知した視線方向から前記索
引画上の注視部分を判定する注視索引判定手段と、前記
注視索引判定手段の判定結果をもとに前記作成画作成手
段が作成した仮想画の一部を選択する仮想画選択手段
と、前記仮想画選択手段によって選択された仮想画内の
部分画像を前記第1の表示装置に表示させる選択画像表
示制御手段とを備えることを特徴とする。
表示できる画像選択装置であって、第1の表示装置の表
示容量以上の広範囲な表示領域を有する仮想画を作成す
る仮想画作成手段と、前記仮想画作成手段での作成仮想
画を略一覧化した索引画を作成する索引画作成手段と、
前記索引画作成手段での作成索引画を第2の表示装置に
表示させる索引画表示手段と、前記第2の表示装置に向
けられた使用者の視線方向を検知する視線検知手段と、
前記視線検知手段によって検知した視線方向から前記索
引画上の注視部分を判定する注視索引判定手段と、前記
注視索引判定手段の判定結果をもとに前記作成画作成手
段が作成した仮想画の一部を選択する仮想画選択手段
と、前記仮想画選択手段によって選択された仮想画内の
部分画像を前記第1の表示装置に表示させる選択画像表
示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】前記視線検知手段は、使用者の眼球の角膜
に光を照射し、該角膜よりの角膜反射光及び虹彩端部よ
りの光束を検出して視線方向を検知することを特徴とす
る。
に光を照射し、該角膜よりの角膜反射光及び虹彩端部よ
りの光束を検出して視線方向を検知することを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る発明の実施の態様の一例を詳細に説明する。
る発明の実施の態様の一例を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明に係る発明の実施の態様の一
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【0009】図1において、101は仮想画を作成、管
理する仮想画作成装置、102は仮想画を略一覧化して
模式的な索引画を作成する索引画作成装置、103は索
引画作成装置101で作成した索引画を表示する索引画
表示装置、104は索引画表示装置を見る使用者の視線
を検知する視線検知装置、105は視線検知装置104
で検知した視線の向く、索引画内の位置を判定する注視
索引判定装置、106は注視索引判定装置105によっ
て示された位置から、対応する仮想画の部分を選択する
仮想画選択装置、107は仮想画選択装置106によっ
て示された部分を表示する表示装置である。
理する仮想画作成装置、102は仮想画を略一覧化して
模式的な索引画を作成する索引画作成装置、103は索
引画作成装置101で作成した索引画を表示する索引画
表示装置、104は索引画表示装置を見る使用者の視線
を検知する視線検知装置、105は視線検知装置104
で検知した視線の向く、索引画内の位置を判定する注視
索引判定装置、106は注視索引判定装置105によっ
て示された位置から、対応する仮想画の部分を選択する
仮想画選択装置、107は仮想画選択装置106によっ
て示された部分を表示する表示装置である。
【0010】以下、図1の構成を備える本例の動作を説
明する。
明する。
【0011】通常、仮想画は表示装置107の画面以上
の広範囲な領域を持つ。このため、表示装置107に表
示できる画像は、仮想画の一部である。仮想画は例えば
次の2つの手段によって実現可能である。
の広範囲な領域を持つ。このため、表示装置107に表
示できる画像は、仮想画の一部である。仮想画は例えば
次の2つの手段によって実現可能である。
【0012】1つは、仮想画の領域のすべての像を特定
のメモリ上に表現する方法である。この方法では、仮想
画の全てをメモリに記憶しておき、仮想画の任意の部分
を表示装置107に表示する場合に、上記メモリ中の表
示分の領域を表示用のメモリ(以下、「ビデオメモリ』
と称す。)に転送することによって表示する方法であ
る。
のメモリ上に表現する方法である。この方法では、仮想
画の全てをメモリに記憶しておき、仮想画の任意の部分
を表示装置107に表示する場合に、上記メモリ中の表
示分の領域を表示用のメモリ(以下、「ビデオメモリ』
と称す。)に転送することによって表示する方法であ
る。
【0013】または、ビデオメモリを仮想画全領域分用
意し、あらかじめ仮想画をすべてビデオメモリ上に形成
してもよい。この場合、表示装置107に表示したい部
分に絞ってビデオメモリ内を走査することによって、表
示装置107の表画面上に結像する方法である。
意し、あらかじめ仮想画をすべてビデオメモリ上に形成
してもよい。この場合、表示装置107に表示したい部
分に絞ってビデオメモリ内を走査することによって、表
示装置107の表画面上に結像する方法である。
【0014】2つめは、座標値によって仮想画を管理す
る方法である。この方法では、座標管理用のテーブルを
用い、仮想画への書き込みは実際には書き込んだふりを
するだけで、画像としての書き込みは行わず、各座標値
をテーブルで管理する方法である。
る方法である。この方法では、座標管理用のテーブルを
用い、仮想画への書き込みは実際には書き込んだふりを
するだけで、画像としての書き込みは行わず、各座標値
をテーブルで管理する方法である。
【0015】さらに、同様に表示領域も管理しており、
仮想画内のどの部分が、実際に表示装置107に表示さ
れているかを監視する方法である。そして、仮想画内の
ある部分が表示領域に含まれたら、該当仮想画領域の像
をビデオメモリに形成すればよい。
仮想画内のどの部分が、実際に表示装置107に表示さ
れているかを監視する方法である。そして、仮想画内の
ある部分が表示領域に含まれたら、該当仮想画領域の像
をビデオメモリに形成すればよい。
【0016】以上の各方法で表示装置107に仮想画の
部分を表示することができる。本例は、この仮想画のう
ちのどの部分を選択表示するかといった選択方法とし
て、仮想画全域を略一覧的に表現した像を索引画とし、
索引画上に仮想画内の特徴物を抽出、加工してその位置
を示す方法を採用している。
部分を表示することができる。本例は、この仮想画のう
ちのどの部分を選択表示するかといった選択方法とし
て、仮想画全域を略一覧的に表現した像を索引画とし、
索引画上に仮想画内の特徴物を抽出、加工してその位置
を示す方法を採用している。
【0017】この索引画を作成するには、例えば、あら
かじめ仮想画がメモリ上に形成されている場合は、その
画情報を間引いて、索引画を形成してもよい。仮想画上
にウインドウが存在する場合は、そのウインドウフレー
ムを特徴物と考えて抽出・加工し、索引画を形成しても
よいし、ウインドウを特定付ける略図(アイコン)を用
いて索引画を形成してもよい。
かじめ仮想画がメモリ上に形成されている場合は、その
画情報を間引いて、索引画を形成してもよい。仮想画上
にウインドウが存在する場合は、そのウインドウフレー
ムを特徴物と考えて抽出・加工し、索引画を形成しても
よいし、ウインドウを特定付ける略図(アイコン)を用
いて索引画を形成してもよい。
【0018】そして、本例においては、この索引画より
所望の表示画像を選択する方法として視線検知装置10
4を用いて、この視線検知装置104の検出した視線を
利用して表示画像領域の選択を行っている。この本例の
方法は、以下の原理等により実現可能である。
所望の表示画像を選択する方法として視線検知装置10
4を用いて、この視線検知装置104の検出した視線を
利用して表示画像領域の選択を行っている。この本例の
方法は、以下の原理等により実現可能である。
【0019】図2は視線検出方法の原理図(上面図)、
図3は視線検出方法の原理図(側面図)である。以下、
図2及び図3を参照して本例の視線検出方法を説明す
る。
図3は視線検出方法の原理図(側面図)である。以下、
図2及び図3を参照して本例の視線検出方法を説明す
る。
【0020】図2及び図3において、706a,706
bは観察者に対して不感の赤外光を放射する発光ダイオ
ード(IRED)などの光源であり、各光源は結像レン
ズ711の光軸に対してx方向(水平方向)に略対称に
(図2参照)、またy方向(垂直方向)にはやや下側に
(図3参照)配置され、観察者の眼球を発散照明してい
る。
bは観察者に対して不感の赤外光を放射する発光ダイオ
ード(IRED)などの光源であり、各光源は結像レン
ズ711の光軸に対してx方向(水平方向)に略対称に
(図2参照)、またy方向(垂直方向)にはやや下側に
(図3参照)配置され、観察者の眼球を発散照明してい
る。
【0021】眼球では、反射した照明光の一部は結像レ
ンズ711によってイメージセンサ712に結像する。
このイメージセンサ712に投影される眼球像の概略図
を図4に、その場合におけるイメージセンサ712の出
力強度を図5に示す。以下、この図4及び図5も参照し
て本例における視線検知装置104における視線の検出
方法を説明する。
ンズ711によってイメージセンサ712に結像する。
このイメージセンサ712に投影される眼球像の概略図
を図4に、その場合におけるイメージセンサ712の出
力強度を図5に示す。以下、この図4及び図5も参照し
て本例における視線検知装置104における視線の検出
方法を説明する。
【0022】まず、水平面で考えると、図2において光
源706bより放射された赤外光は観察者の眼球708
の角膜710を照明する。このとき角膜710の表面で
反射した赤外光により形成される角膜反射d(虚像)
は、結像レンズ711により集光され、イメージセンサ
712上の位置d’に結像する。
源706bより放射された赤外光は観察者の眼球708
の角膜710を照明する。このとき角膜710の表面で
反射した赤外光により形成される角膜反射d(虚像)
は、結像レンズ711により集光され、イメージセンサ
712上の位置d’に結像する。
【0023】同様に光源706aより放射された赤外光
は眼球の角膜710を照明する。このとき角膜710の
表面で反射した赤外光により形成された角膜反射像e
(虚像)は、結像レンズ711により集光され、イメー
ジセンサ712上の位置e’に結像する。また虹彩70
4の端部a,bからの光束は結像レンズ711を介して
イメージセンサ712上の位置a’,b’に該端部a,
bの像を結像する。
は眼球の角膜710を照明する。このとき角膜710の
表面で反射した赤外光により形成された角膜反射像e
(虚像)は、結像レンズ711により集光され、イメー
ジセンサ712上の位置e’に結像する。また虹彩70
4の端部a,bからの光束は結像レンズ711を介して
イメージセンサ712上の位置a’,b’に該端部a,
bの像を結像する。
【0024】結像レンズ711の光軸に対する眼球70
8の光軸の回転角θが小さい場合、虹彩704の端部
a,bのx座標をxa,xbとすると、xa,xbはイ
メージセンサ上で多数点求めることができる(図4中の
X印)。
8の光軸の回転角θが小さい場合、虹彩704の端部
a,bのx座標をxa,xbとすると、xa,xbはイ
メージセンサ上で多数点求めることができる(図4中の
X印)。
【0025】そこで、まず円の最小自乗法にて瞳孔中心
xcを算出する。一方、角膜710の極率中心oのx座
標をxoとすると、眼球708の光軸に対する回転角θ
は、 oc*sinθ=xc−xo …(1) となる。
xcを算出する。一方、角膜710の極率中心oのx座
標をxoとすると、眼球708の光軸に対する回転角θ
は、 oc*sinθ=xc−xo …(1) となる。
【0026】また角膜反射像dとeの中心kに所定の補
正値δxを考慮してxoを求めると、 xk=(xd+xe)/2 xo=(xd+xe)/2+δx …(2) ここでδxは装置の設置方法/眼球距離等から幾何学的
に求められる数値であり、その算出方法は省略する。
正値δxを考慮してxoを求めると、 xk=(xd+xe)/2 xo=(xd+xe)/2+δx …(2) ここでδxは装置の設置方法/眼球距離等から幾何学的
に求められる数値であり、その算出方法は省略する。
【0027】よって、(1)を(2)ヘ代入してθxを
求めると、 θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+
δx}]/oc}] となる。さらに、イメージセンサ712上に投影された
各々の特徴点の座標を、(ダッシュ)を付けて(4)式
に書き換えると、 θx=arcsin[[xc’−{(xd’+xe’)/2+δx’}]/o c/β] …(4) となる。
求めると、 θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+
δx}]/oc}] となる。さらに、イメージセンサ712上に投影された
各々の特徴点の座標を、(ダッシュ)を付けて(4)式
に書き換えると、 θx=arcsin[[xc’−{(xd’+xe’)/2+δx’}]/o c/β] …(4) となる。
【0028】ここで、βは結像レンズ711に対する眼
球の距離szeにより決まる倍率で、実際は角膜反射像
の間隔|xd’−xe’|の関数として求められる。
球の距離szeにより決まる倍率で、実際は角膜反射像
の間隔|xd’−xe’|の関数として求められる。
【0029】次に垂直面で考えると、図3のような構成
となる。ここで2個のIRED706a,706bによ
り生じる角膜反射像は、同位置に発生し、これをiとす
る。眼球の回転角θyの算出方法は水平面の時とほぼ同
一であるが、(2)式のみ異なり、角膜極率中心ohの
y座標をyoとすると、 yo=yi+δy …(5) となる。ここで、δyは装置の配置方法、眼球距離等か
ら幾何学的に求められる数値であり、その算出方法は省
略する。
となる。ここで2個のIRED706a,706bによ
り生じる角膜反射像は、同位置に発生し、これをiとす
る。眼球の回転角θyの算出方法は水平面の時とほぼ同
一であるが、(2)式のみ異なり、角膜極率中心ohの
y座標をyoとすると、 yo=yi+δy …(5) となる。ここで、δyは装置の配置方法、眼球距離等か
ら幾何学的に求められる数値であり、その算出方法は省
略する。
【0030】よって垂直方向の回転角θyは、 θy=arcsin[[yc’−(yi’+δy’)]/oc/β] …(6) となる。
【0031】さらに、視線検知装置上の位置座標(x
n,yn)は視線検知装置の光学系で決まる定数mを用
いると、水平面上、垂直面上それぞれ、 xn=m*arcsin[[xc’−{(xd’+xe’)/2+δx’}] /oc/β] …(7) yn=m*arcsin[[yc’−(yi’+δy’)]/oc/β] …(8) となる。
n,yn)は視線検知装置の光学系で決まる定数mを用
いると、水平面上、垂直面上それぞれ、 xn=m*arcsin[[xc’−{(xd’+xe’)/2+δx’}] /oc/β] …(7) yn=m*arcsin[[yc’−(yi’+δy’)]/oc/β] …(8) となる。
【0032】図2で明らかなように、瞳孔エッジの検出
はイメージセンサ出力波形の立ち上がり(xb’)、立
ち下がり(xa’)を利用する。また、角膜反射像の座
標は鋭い立ち上がり部(xe’およびxd’)を利用す
る。
はイメージセンサ出力波形の立ち上がり(xb’)、立
ち下がり(xa’)を利用する。また、角膜反射像の座
標は鋭い立ち上がり部(xe’およびxd’)を利用す
る。
【0033】以上の説明をふまえて図1に示した構成を
備える本例の処理を説明する。
備える本例の処理を説明する。
【0034】あらかじめ、先にあげた方法等によって仮
想的な表示領域である仮想画が仮想画作成装置101に
よって形成されているとする。
想的な表示領域である仮想画が仮想画作成装置101に
よって形成されているとする。
【0035】本例の以下の説明では、図6のように表示
装置画面の9倍の大きさの仮想画を作成する場合を例と
して説明を行う。もちろん、倍率を9倍に固定するもの
ではなく、任意の倍率の物とできることは勿論である。
また、仮想化の方法は説明の簡略化のため、仮想画領域
分のメモリを確保する方式を採用した場合を説明する。
しかし、この仮想化の方法もこの方法に限定させるもの
ではなく、上述した他の方法など任意の方法を用いるこ
とができる。
装置画面の9倍の大きさの仮想画を作成する場合を例と
して説明を行う。もちろん、倍率を9倍に固定するもの
ではなく、任意の倍率の物とできることは勿論である。
また、仮想化の方法は説明の簡略化のため、仮想画領域
分のメモリを確保する方式を採用した場合を説明する。
しかし、この仮想化の方法もこの方法に限定させるもの
ではなく、上述した他の方法など任意の方法を用いるこ
とができる。
【0036】以下の説明の仮想画中へのデータ書き込み
は、すべてこの仮想画を形成したメモリに対して行なわ
れるものである。表示装置107への表示はこの仮想画
メモリの一部をビデオメモリに転送することによって行
われる。
は、すべてこの仮想画を形成したメモリに対して行なわ
れるものである。表示装置107への表示はこの仮想画
メモリの一部をビデオメモリに転送することによって行
われる。
【0037】さらに、仮想画中には、図7に示すように
ウインドウが複数存在(ウインドウ内の画像の表示につ
いては表記を省略)しているものとする。そして、索引
画作成装置102は、このウインドウの全てを索引表示
装置103の表示画面に一度に表示するために、この仮
想画メモリの画素データを間引くことによって索引画を
作成する。即ち、索引画作成装置102は、索引画表示
装置103が表示できる画像サイズまで、仮想画画素デ
ータを均一に間引く。間引いた結果、図8のようなウイ
ンドウの相対的な位置や、大きさをあらわした索引画が
できる。ただし、ここでは仮想画中のウインドウサイズ
やフレームは画素を間引いても消滅しないくらい大きい
ものとする。
ウインドウが複数存在(ウインドウ内の画像の表示につ
いては表記を省略)しているものとする。そして、索引
画作成装置102は、このウインドウの全てを索引表示
装置103の表示画面に一度に表示するために、この仮
想画メモリの画素データを間引くことによって索引画を
作成する。即ち、索引画作成装置102は、索引画表示
装置103が表示できる画像サイズまで、仮想画画素デ
ータを均一に間引く。間引いた結果、図8のようなウイ
ンドウの相対的な位置や、大きさをあらわした索引画が
できる。ただし、ここでは仮想画中のウインドウサイズ
やフレームは画素を間引いても消滅しないくらい大きい
ものとする。
【0038】また、図7のような仮想画を、管理テーブ
ルの仮想化方法で考えた場合、各ウインドウが仮想画に
描画を行う段階で、位置や大きさの情報を監視すること
によって仮想画を作る。監視して得た情報から索引画作
成装置102は図8に示すようなウインドウの枠を示す
絵からなる略一覧化した索引画を形成することができ
る。これを索引画表示装置103が表示する。
ルの仮想化方法で考えた場合、各ウインドウが仮想画に
描画を行う段階で、位置や大きさの情報を監視すること
によって仮想画を作る。監視して得た情報から索引画作
成装置102は図8に示すようなウインドウの枠を示す
絵からなる略一覧化した索引画を形成することができ
る。これを索引画表示装置103が表示する。
【0039】索引画作成装置102は、仮想画全体を索
引画表示装置103に収まる大きさの領域で表現し、仮
想画中のウインドウをその相対的な大きさ、相対的な位
置をおおよそ示した図絵で索引画中に表現する。
引画表示装置103に収まる大きさの領域で表現し、仮
想画中のウインドウをその相対的な大きさ、相対的な位
置をおおよそ示した図絵で索引画中に表現する。
【0040】以上のようにして作られた索引画は索引画
表示装置103に表示され、この索引画表示装置103
に向けられている使用者の視線を、視線検知装置104
が観測する。観測情報から索引画表示装置103上のど
こに視線が向けられているか判断できる。
表示装置103に表示され、この索引画表示装置103
に向けられている使用者の視線を、視線検知装置104
が観測する。観測情報から索引画表示装置103上のど
こに視線が向けられているか判断できる。
【0041】仮に、図9のように注視点を索引画表示装
置103の座標系で表したとき(x0,y0)であった
として、図中Aのウインドウの位置を図のように(x
1,y1)−(x2,y2)とした場合、注視点(x
0,y0)がx1<x0<x2,y1<y0<y2を満
たすと、注視しているウインドウはAであると判断でき
る。複数のウインドウが重なっている場合でも、注視点
においてより手前にあるウインドウを優先させればよ
い。
置103の座標系で表したとき(x0,y0)であった
として、図中Aのウインドウの位置を図のように(x
1,y1)−(x2,y2)とした場合、注視点(x
0,y0)がx1<x0<x2,y1<y0<y2を満
たすと、注視しているウインドウはAであると判断でき
る。複数のウインドウが重なっている場合でも、注視点
においてより手前にあるウインドウを優先させればよ
い。
【0042】索引画の特定部分が選択できれば、後はそ
の部分が仮想画のなかでどの部分に対応するか判断すれ
ばよい。索引画作成装置102の索引画の作成法から逆
に、仮想画の対応点を見つける。本例では、仮想画と索
引画は略相似なので、対応づけの説明は省略する。仮想
画の対応がつけば、所望の仮想画の部分を表示装置10
7に表示すればよい。
の部分が仮想画のなかでどの部分に対応するか判断すれ
ばよい。索引画作成装置102の索引画の作成法から逆
に、仮想画の対応点を見つける。本例では、仮想画と索
引画は略相似なので、対応づけの説明は省略する。仮想
画の対応がつけば、所望の仮想画の部分を表示装置10
7に表示すればよい。
【0043】図9に示す例では、索引画中のAウインド
ウは仮想画中のA’ウインドウであるから、A’ウイン
ドウを含むような表示領域を形成し、表示装置107に
表示する。本実施例では図10のように表示装置107
の表示領域縦横2分点(x'',y'')が、A’ウインド
ウの縦横2分値(x’,y’)に重なるように切り出
し、ビデオメモリに転送することによって、第1の表示
装置107に表示している。
ウは仮想画中のA’ウインドウであるから、A’ウイン
ドウを含むような表示領域を形成し、表示装置107に
表示する。本実施例では図10のように表示装置107
の表示領域縦横2分点(x'',y'')が、A’ウインド
ウの縦横2分値(x’,y’)に重なるように切り出
し、ビデオメモリに転送することによって、第1の表示
装置107に表示している。
【0044】以上のようにすれば、ポインティングデバ
イス等による指定に代わって、使用者の視線入力で仮想
画内の特定領域を選択できる。
イス等による指定に代わって、使用者の視線入力で仮想
画内の特定領域を選択できる。
【0045】以上説明した様に本例によれば、仮想画を
一覧化した索引画を表示装置画面に表示し、索引画を選
択する際に、ポインティングデバイス等を使用する等の
特別の手動操作を不要とした画像選択装置を提供するこ
とができる。
一覧化した索引画を表示装置画面に表示し、索引画を選
択する際に、ポインティングデバイス等を使用する等の
特別の手動操作を不要とした画像選択装置を提供するこ
とができる。
【0046】また、本発明は、『ホストコンピュータ、
インタフェース、プリンタ等の』複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても、『複写機等の』1つの機器
からなる装置に適用しても良い。また、本発明はシステ
ム或は装置にプログラムを供給することによって実施さ
れる場合にも適用できることは言うまでもない。この場
合、本発明に係るプログラムを格納した記憶媒体が本発
明を構成することになる。そして、該記憶媒体からその
プログラムをシステム或は装置に読み出すことによっ
て、そのシステム或は装置が、予め定められた仕方で動
作する。
インタフェース、プリンタ等の』複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても、『複写機等の』1つの機器
からなる装置に適用しても良い。また、本発明はシステ
ム或は装置にプログラムを供給することによって実施さ
れる場合にも適用できることは言うまでもない。この場
合、本発明に係るプログラムを格納した記憶媒体が本発
明を構成することになる。そして、該記憶媒体からその
プログラムをシステム或は装置に読み出すことによっ
て、そのシステム或は装置が、予め定められた仕方で動
作する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、仮
想画を一覧化した索引画を表示装置画面に表示し、索引
画を選択する際に、視線による仮想画内の特定領域の指
定が可能となり、ポインティングデバイス等に手を動か
すことなく、簡便に仮想画を扱える。
想画を一覧化した索引画を表示装置画面に表示し、索引
画を選択する際に、視線による仮想画内の特定領域の指
定が可能となり、ポインティングデバイス等に手を動か
すことなく、簡便に仮想画を扱える。
【0048】
【図1】本発明に係る発明の実施の態様の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本例における視線検知装置における視線検出方
法の原理を説明するための図である。
法の原理を説明するための図である。
【図3】本例における視線検知装置における視線検出方
法の原理を説明するための図である。
法の原理を説明するための図である。
【図4】本例における視線検知装置における視線検出方
法と眼球像との関係を説明するための概略図である。
法と眼球像との関係を説明するための概略図である。
【図5】本例における視線検知装置におけるセンサの出
力強度図である。
力強度図である。
【図6】本例における仮想画の概念を簡単に表わした図
である。
である。
【図7】本例における仮想画上の仮想的なウインドウ配
置の具体的な一状態例を示す図である。
置の具体的な一状態例を示す図である。
【図8】本例における索引画表示装置上の具体的な索引
画の一状態例を示す図である。
画の一状態例を示す図である。
【図9】本例における仮想画と索引画の対応を示す簡単
な説明図である。
な説明図である。
【図10】本例における表示される部分を説明する簡単
な説明図である。
な説明図である。
101 仮想画作成装置 102 索引画作成装置 103 索引画表示装置 104 視線検知装置 105 注視索引判定装置 106 仮想画選択装置 107 表示装置
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2つの表示装置に画像を表示
できる画像選択装置であって、 第1の表示装置の表示容量以上の広範囲な表示領域を有
する仮想画を作成する仮想画作成手段と、 前記仮想画作成手段での作成仮想画を略一覧化した索引
画を作成する索引画作成手段と、 前記索引画作成手段での作成索引画を第2の表示装置に
表示させる索引画表示手段と、 前記第2の表示装置に向けられた使用者の視線方向を検
知する視線検知手段と、 前記視線検知手段によって検知した視線方向から前記索
引画上の注視部分を判定する注視索引判定手段と、 前記注視索引判定手段の判定結果をもとに前記作成画作
成手段が作成した仮想画の一部を選択する仮想画選択手
段と、 前記仮想画選択手段によって選択された仮想画内の部分
画像を前記第1の表示装置に表示させる選択画像表示制
御手段とを備えることを特徴とする画像選択装置。 - 【請求項2】 前記視線検知手段は、使用者の眼球の角
膜に光を照射し、該角膜よりの角膜反射光及び虹彩端部
よりの光束を検出して視線方向を検知することを特徴と
する請求項1記載の画像選択装置。 - 【請求項3】 少なくとも2つの表示装置を備え、第1
の表示装置の表示容量以上の広範囲な表示領域を有する
仮想画を作成し、該作成仮想画の内で前記第1の表示装
置に表示すべき画像情報を選択する画像選択方法であっ
て、 第2の表示装置に前記仮想画を略一覧化した索引画を作
成して表示させ、前記第2の表示装置に向けられた使用
者の視線方向を検知して、検知した視線方向から前記索
引画上の注視部分を判定して注視部分の仮想画を選択し
て選択した部分画像を前記第1の表示装置に表示させる
ことを特徴とする画像選択方法。 - 【請求項4】 使用者の視線方向の検知は、使用者の眼
球の角膜に光を照射し、該角膜よりの角膜反射光及び虹
彩端部よりの光束を検出して視線方向を検知することを
特徴とする請求項3記載の画像選択方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7255295A JPH0997151A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 画像選択装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7255295A JPH0997151A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 画像選択装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0997151A true JPH0997151A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17276790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7255295A Withdrawn JPH0997151A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 画像選択装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0997151A (ja) |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP7255295A patent/JPH0997151A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |