JPH0997067A - 楽音発生方法および楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生方法および楽音発生装置

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JPH0997067A
JPH0997067A JP7254366A JP25436695A JPH0997067A JP H0997067 A JPH0997067 A JP H0997067A JP 7254366 A JP7254366 A JP 7254366A JP 25436695 A JP25436695 A JP 25436695A JP H0997067 A JPH0997067 A JP H0997067A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理している楽音の内容や並行して動作してい
るアプリケーションの内容などに基づいて楽音波形生成
演算の内容を変更する楽音生成方法および楽音生成装置
を提供する。 【解決手段】CPUが他のアプリケーションとマルチタ
スクでソフト音源を実行して楽音波形生成処理を行う。
CPUパワーのうち、ソフト音源が占有する能力の比率
(デューティ比)がCPU能力占有率表示部40に棒グ
ラフ40aで表示される。このソフト音源が占有可能な
最大デューティ比はデューティ比設定スイッチ44によ
って設定することができ、この値は点線40bで表示さ
れる。また、生成される楽音信号の各種特性を決定する
制御要素であるLFO,補間方式,ディジタルフィル
タ,エフェクト,サンプリングクロック周波数および最
大同時発音数などもこの画面に表示されている設定表示
部33〜38にカーソル32を移動させてVALUEス
イッチ43を操作することによって任意に変更すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CPUやDSP
などのプログラマブルな演算装置上で楽音生成プログラ
ムを実行することにより楽音波形を生成する楽音発生方
法に関し、さらに、同楽音生成プログラムを実行するこ
とによって楽音波形を生成する楽音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音源装置や演算によって楽音波形
を生成する楽音生成プログラムでは、サンプリング周波
数や最大発音数および各楽音の処理内容は、どのような
楽音を生成する場合、また、他の処理がどような状況で
あっても、予め設定されている条件で処理されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
式では、 (1)楽音生成演算が固定であるため、場合によっては
必要以上の処理が行われていたり、必要な処理が含まれ
ていなかったりという不都合があった。すなわち、楽音
の種類によっては、楽音波形のピッチ変換が必要な場合
と不要な場合があり、LFOによる変調が必要な場合と
不要な場合があり、ディジタルフィルタによる音色加工
が必要な場合と不要な場合があり、エフェクトが必要な
場合と不要な場合がある。しかし、従来の音源では、各
回路が固定された処理を行っているので、新たな処理の
追加、不要な処理の削除は、実現が難しく、実現のため
には複雑な回路を付与する必要があった。
【0004】(2)ソフトウェアで音源を実現する場
合、CPUの演算量は、発音中のチャンネル数や楽音生
成演算の内容に応じてダイナミックに変動する。汎用コ
ンピュータで他のアプリケーションプログラム(以下、
「アプリケーション」という。)と並行してソフトウェ
ア音源プログラム(以下、「ソフト音源」という。)を
実行する場合、このソフト音源の処理量の変動(特に演
算量の増加)により、他のアプリケーションの動作が不
安定になることがあった。
【0005】(3)ソフト音源の処理に割り当てること
のできる演算量は、上記のように並行しているアプリケ
ーションの数や種類のほか、それを実行する演算装置の
演算能力により制限を受ける。割り当てられる演算量が
厳しく制限される場合でも、従来のソフトウェア音源プ
ログラムでは、生成演算が固定的に決定されていたた
め、ユーザが、生成演算クォリティを落としても発音数
を増やしたい場合や、発音数は少なくてもよいので高い
クォリティで生成演算したい場合等の選択を行うことが
できなかった。
【0006】この発明は、処理している楽音の内容や並
行して動作しているアプリケーションの内容などに基づ
いて楽音波形生成演算の内容を変更する楽音生成方法お
よび楽音生成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、演算装置に、演奏情報を入力するとともに選択情
報を入力し、該演算装置が、前記演奏情報に基づく演算
処理によって楽音を生成するとともに、前記選択情報に
応じて該生成する楽音に異なる特性制御処理を施すこと
を特徴とする。
【0008】この発明は、例えば、ソフト音源に関する
ものであり、マイクロコンピュータ装置のCPUパワー
を有効に活用するためになされたものである。すなわ
ち、生成しようとする楽音の目的や演奏形態に適合させ
て、楽音制御の内容を変更したり、特定の楽音制御をや
めることで処理量を軽減し、その分発音数を増加させた
り、他の目的にパワーをまわしたりすることができる。
【0009】この出願の請求項2の発明は、前記演算装
置における前記演算処理の演算量およびその演算処理の
結果生成された楽音数を表示することを特徴とする。
【0010】この出願の請求項3の発明は、前記選択情
報は、生成される楽音の所定の特性制御要素を追加また
は省略する情報であり、該所定の特性制御要素の追加ま
たは省略により、1音分の楽音生成にかかる演算量が変
化することを特徴とする。
【0011】特性制御要素とは、たとえば、LFO(低
周波発振器)による変調,補間,ディジタルフィルタ,
リバーブなどである。
【0012】この出願の請求項4の発明は、演算装置
と、この演算装置に演奏情報を入力する手段と、選択情
報を入力する手段と、該入力された演奏情報に基づいて
前記演算装置に楽音生成演算を実行させるとともに選択
情報に応じて異なる特性制御処理を施す楽音生成手段と
を備えたことを特徴とする。
【0013】この出願の請求項5の発明は、演算装置
に、演奏情報を入力するとともに制限情報を入力し、該
演算装置が、前記演奏情報に基づき、前記制限情報で制
限された演算量の範囲の演算処理によって楽音を生成す
ることを特徴とする。
【0014】この発明は、例えば、ソフト音源に関する
ものであり、このソフト音源がCPUパワーを占有する
時間を制限情報で制限することにより、円滑なマルチタ
スク状態を確保しようとするものである。この発明によ
れば、演算量を制限しつつも、その限られた演算量のな
かで生成できた楽音については音切れ等起こさず安定し
た発音が行える。
【0015】この出願の請求項6の発明は、前記演算装
置における前記演算処理の演算量およびその演算処理の
結果生成された楽音数を表示することを特徴とする。
【0016】この出願の請求項7の発明は、演算装置
と、この演算装置に演奏情報を入力する手段と、制限情
報を入力する手段と、該入力された演奏情報に基づき前
記制限情報で制限された演算量の範囲の演算処理によっ
て楽音を生成する楽音生成手段とを備えたことを特徴と
する。
【0017】この出願の請求項8の発明は、演算装置
に、演奏情報を入力するとともに演算精度情報を入力
し、該演算装置が、前記演奏情報に基づき、前記演算精
度情報で指定された演算精度の演算処理によって楽音を
生成することを特徴とする。
【0018】演算精度情報とは、たとえば、等価サンプ
リング周波数(単位時間当たりに演算生成する楽音サン
プル数)であり、精度を粗くすることにより演算量を少
なくすることができる。
【0019】この出願の請求項9の発明は、前記演算装
置における前記演算処理の演算量およびその演算処理の
結果生成された楽音数を表示することを特徴とする。
【0020】この出願の請求項10の発明は、演算装置
と、この演算装置に演奏情報を入力する手段と、演算精
度情報を入力する手段と、該入力された演奏情報に基づ
き前記演算精度情報で指定された演算精度の演算処理に
よって楽音を生成する楽音生成手段とを備えたことを特
徴とする。
【0021】この出願の請求項11の発明は、発音情報
を記憶するレジスタと、前記レジスタに記憶された発音
情報に基づいて楽音を生成し同時に生成可能な最大の楽
音数である最大楽音数が変更可能な前記楽音生成手段
と、該楽音生成手段における現在の最大楽音数を示す制
御情報を発生する制御手段と、演奏情報を入力する入力
手段と、前記制御情報に応じて該入力した演奏情報を発
音情報に変換して前記レジスタに書き込む音源制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の最適な
実施形態について説明する。
【0023】図1はこの発明ソフト音源が実行されるマ
イクロコンピュータ装置の構成を示す図である。CPU
10にはバスを介してROM11,RAM12,ハード
ディスク装置13,CD−ROM装置14,MIDIイ
ンタフェース15,キーボード16,ディスプレイ1
7,DMA18およびタイマ21が接続されている。R
OM11はこのマイコン装置の動作に必須の基本プログ
ラムなどが記憶されている。RAM12は実行するプロ
グラムやデータを読み込むとともにプログラム処理中に
発生したデータを記憶するメモリである。ハードディス
ク装置13には、各種のアプリケーションなどが記憶さ
れている。CD−ROM装置14には、各種のデータや
プログラムを記憶したCD−ROMがセットされる。後
述するソフト音源もCD−ROMから供給されるもので
ある。ハードディスク装置13やCD−ROMに記憶さ
れているプログラムは実行されるときRAM12に読み
出される。MIDIインタフェース15は、外部接続さ
れるMIDIキーボードなどの演奏装置との間で演奏デ
ータや制御信号の送受信を行う。キーボード16,ディ
スプレイ17としては、通常のパーソナルコンピュータ
に一般的なキーボードやモニタが接続される。DMA
(Direct Memory AccessCont
roller)18はCPU10を介さずにRAM12
から波形データを読み出してDAC19に出力する回路
である。DAC19は、この波形データをアナログの楽
音信号に変換してサウンドシステム20に出力する。サ
ウンドシステム20はこの楽音信号を増幅して外部出力
する。なお、タイマ21は一定時間毎にCPU10に対
して割り込みをかけるとともに、DMA18にサンプリ
ングクロックを供給するタイマである。
【0024】図2は同マイクロコンピュータ装置で実行
されるソフト音源の時間的な処理の流れを説明する図で
ある。このソフト音源は48kHzのサンプリング周波
数で楽音波形データを生成するが、その楽音波形データ
生成処理を128サンプル(1フレーム)毎に行う。あ
るフレームのタイムスロットに演奏入力があると、次の
フレームでその演奏入力に対応する楽音波形データの算
出処理を行い、さらに次のフレームでこの楽音波形デー
タを48kHzの周期毎に1サンプルずつ読み出して楽
音信号を形成する。したがって、演奏入力があってから
実際に楽音が発音されるまで(または楽音が消音される
まで)は約2フレームの時間ずれが生じることになる
が、1フレームが128サンプル(約2.67ミリ秒)
であるため、その時間ずれはわずかである。
【0025】なお、本実施態様では、RAM12上に用
意された波形テーブルに記憶された波形サンプルに基づ
いて楽音を生成するいわゆるテーブルルックアップ方式
の楽音生成を行うソフト音源を説明する。
【0026】図3は前記ソフト音源の動作時にRAM1
2に設定される記憶エリアを説明する図である。同図
(A)は入力バッファを示す図である。この入力バッフ
ァには、MIDIインタフェース15から演奏入力があ
ったとき、その演奏入力の内容とその発生時刻を記憶す
るバッファである。このバッファの内容は、後述するM
IDI処理で読み出され、対応する処理が実行される。
【0027】同図(B)はサンプルバッファWB示す
図、同図(C)は出力バッファOBを示す図である。両
バッファとも128サンプル分の波形データ記憶エリア
(SD1〜SD128、OD1〜OD128)を備えて
いる。出力バッファOBは32チャンネルの発音チャン
ネルの楽音波形データを順次加算合成した波形データを
記憶する。波形データの演算は、1つのチャンネル毎に
1フレーム時間分の128サンプルを演算し、これを3
2チャンネル分(発音しているチャンネル分)繰り返す
という手順で行われるが、1つのチャンネルの波形デー
タを記憶するのがサンプルバッファWBであり、1つの
チャンネルの波形データが演算されるごとにこの波形デ
ータをサンプルタイミング毎に累算してゆくのが出力バ
ッファOBである。
【0028】また、後述する他の実施態様では、選択可
能な3つの等価サンプリング周波数(12kHz,24
kHz,48kHz)に対応して3つ出力バッファOB
0,OB1,OB2が存在する。
【0029】同図(D)は音色データレジスタである。
この音色データレジスタには、各MIDIチャンネル
(演奏パート)で生成される楽音波形を決定するデータ
が記憶されている。音色データとしては、各音色の各音
域毎に素材とする波形テーブルを指定する各音域波形指
定データ,EG制御データ,タッチ制御データなどがあ
る。
【0030】同図(E)は音源レジスタである。この音
源レジスタには、各発音チャンネル別に該発音チャンネ
ルで生成される楽音波形を決定するデータが記憶され
る。データとしてはノートナンバ,いずれか1つの波形
テーブルのアドレスを示す波形指定アドレス(アタック
スタートアドレスAS,アタックエンドアドレスAE,
ループスタートアドレスLS,ループエンドアドレスL
E)、フィルタ制御データ、EG制御データ、ノートオ
ンデータ、タイミングデータ、などが記憶される。
【0031】図4は前記ソフト音源が起動したとき、デ
ィスプレイ17に表示される制御パネル画面を示す図で
ある。この画面はディスプレイ17の画面の一部にいわ
ゆるウィンドゥ表示される。制御パネル画面にはMID
Iモニタ31、LFOオン/オフ表示部33,補間(I
NT)設定表示部34,ディジタルフィルタ(DCF)
設定表示部35,エフェクト(EFT)設定表示部3
6,サンプリング周波数(GSR)設定表示部37,最
大発音数(MPF)設定表示部38,現在発音数表示部
39,デューティ比表示部40,発音レベル表示部41
の各種表示部が設けられるほか、カーソル(CURSO
R)キー42,バリュー(VALUE)スイッチ43,
デューティ比(DUTY)スイッチ44およびリセット
(RESET)スイッチ45の各種キースイッチが表示
される。なお、背景色が濃くなっている部分32は、そ
の位置にカーソルがあることを示している。
【0032】MIDIモニタ31はMIDIチャンネル
にデータの入出力があったとき、そのチャンネルに対応
するランプ部が点灯するモニタである。LFOは楽音に
ビブラートのようなうねり効果を生じさせるための低周
波発信器である。この表示部33に、カーソルキー42
を用いてカーソル32を移動させ、バリュースイッチ4
3を操作することによってこのLFOのオン/オフを切
り換えることができる。他の表示部34〜38に関して
も設定内容の切換方式は同様である。
【0033】補間設定表示部34は、RAM12の波形
テーブルの波形データの周波数を生成する楽音の周波数
に合わせてシフトする場合に生じるアドレスに小数部に
対応したサンプルを得るため、それを何点補間するかを
設定する表示部である。3次関数を用いる4点補間、1
次関数を用いる2点補間、および、打楽器音など周波数
シフトする必要のない楽音に対して設定される補間なし
のいずれかを選択することができる。
【0034】ディジタルフィルタ設定表示部35は、デ
ィジタルフィルタとして2次フィルタを用いるか1次フ
ィルタを用いるかまたは音色フィルタを用いないかのい
ずれかを選択するための設定表示部である。
【0035】エフェクト設定表示部36は、リバーブま
たはローパスフィルタ(LPF)のエフェクトをオン/
オフするための設定表示部である。
【0036】以上の設定表示部は、CPU10の音源処
理動作の処理内容を設定するための設定表示部である。
【0037】また、サンプリング周波数設定表示部37
は、図11で後述する他の適用例に関する表示であり、
このソフト音源で楽音波形データの演算を行う等価サン
プリング周波数(通常は48kHz)を粗くしたい場合
に設定変更される。48kHz以外に24kHz,12
kHzのサンプリング周波数を設定することができる。
【0038】さらに、第3の発明の実施態様に関連した
最大発音数設定表示部38は、32音までの同時発音が
可能なこのソフト音源を、CPU10に対する負担を事
前に軽減しておくため、最大発音数を32未満に抑える
場合の最大発音数の表示である。その場合に、この最大
発音数設定表示部38に表示される数値を変更(1〜3
2)することにより、最大発音数をその値までにするこ
とができる。
【0039】現在発音数表示部39は、現在ソフト音源
が形成している楽音数である現在発音数を表示する。
【0040】デューティ比表示部40はCPU10の全
能力のうち、このソフト音源が占有している能力の割合
を表示する。能力は棒グラフ40aとして表示される。
また、デューティ比スイッチ44を操作することによ
り、このソフト音源が占有するCPU10の能力のデュ
ーティ比の上限を示すデータDRを設定することがで
き、設定されたデューティ比はこのデューティ比表示部
40に点線40bとして表示される。
【0041】また、発音レベル表示部41は、現在の楽
音信号の発音レベルを棒グラフ41aで示す表示部であ
る。
【0042】フローチャートを参照して前記装置のマイ
クロコンピュータ装置におけるソフト音源の動作を説明
する。
【0043】図5(A)はメインルーチンを示すフロー
チャートである。プログラムが起動されると、まず、レ
ジスタエリアの確保などの初期設定を実行したのち(s
1)、図4に示す画面を準備する。そして何らかの起動
要因(トリガ)があるまでs3,s4で待機する。起動
要因が発生した場合には、その起動要因をs5で判断し
て対応する処理動作を実行する。起動要因としては、入
力バッファにMIDIデータが書き込まれた場合のMI
DI処理(s6)、1フレームに対応する時間毎に実行
される音源処理(s8)、その他スイッチイベントがあ
ったときに実行されるその他処理(s10)、および、
終了コマンドが入力された場合の終了処理(s12)が
ある。終了処理は設定データの退避やレジスタのクリア
などの処理であり、こののち、図4の画面を消去して
(s13)、動作を終える。また、MIDI処理(s
6)が行われたときは、MIDIモニタ31のそのMI
DIデータを受信したチャンネルの表示器を点灯する
(s7)。その他処理としては各種のパネル入力やコマ
ンド入力に対応する処理があり、その一部は図10で説
明する。この処理ののち、この処理に対応する表示変更
処理を実行する(s11)。音源処理(s8)は、タイ
マ21が128サンプルクロックをカウントしたことに
よる割り込みまたはDMA18からのトリガ等によって
図2における読出再生が次のフレームにち進行したのを
検出して実行されるものであるが、図7,図8で詳細に
説明する。また、デューティ比・発音数表示処理(P表
示処理:s9)は図9で説明する。ここで、図7,図8
は、ディスプレイ17の制御画面で、LFOのオン/オ
フ,補間設定,ディジタルフィルタ設定,エフェクト設
定ができるようにした場合例(第1実施態様)である。
一方、図11は、ディスプレイ17の制御画面で、サン
プリング周波数の設定ができるようにした例(第2実施
態様)である。本明細書では、この他に、同制御画面に
おいて最大発音数を設定できるようにした場合の例(第
3実施態様)についても簡単に説明する。
【0044】図5(B)のMIDI割込処理について説
明する。この割込処理は最優先の割込処理動作である。
MIDIインタフェース15からMIDIデータを受信
すると(s15)、該受信したMIDIデータととも
に、その受信時刻データを入力バッファに書き込む(s
16)。MIDI処理(s6:図6参照)は、入力バッ
ファにMIDIデータが書き込まれていることを検出し
て起動する。MIDI処理では検出されたMIDIデー
タに対応した処理が行われる。
【0045】図6は、MIDI処理の1つであるノート
オンイベント処理動作を示す図である。この処理動作
は、入力バッファにノートオンイベントデータが書き込
まれていたときに実行される動作である。まず、そのノ
ートオンイベントデータのノートナンバ,ベロシティデ
ータ,パート別音色および発生時刻をそれぞれNN,V
EL,t,TMレジスタに記憶する(s20)。次に、
32チャンネルの発音チャンネルのなかからこのノート
オンに係る楽音を発音する発音チャンネルを割り当てi
に記憶する(s21)。このノートオンに係る音色デー
タTP(t)をNN,VELに応じて加工し(s2
2)、加工された音色データをノートオンを示すデー
タ,TMととともにiチャンネルの音源レジスタに書き
込む(s23)。
【0046】図7はフレームに対応する時間周期で起動
される音源処理を示すフローチャートである。まず、こ
の音源処理動作の打ち切り時刻を算出する(s30)。
打ち切り時刻は、このソフト音源処理にCPU10を占
有できるデューティー比に基づいて算出され、楽音波形
の形成(音源処理)に割くことができる時間を算出する
処理である。すなわち、この音源処理動作では、32個
の各発音チャンネルについて1フレーム(128サンプ
ル)分の波形データを算出するが、演算途中でもCPU
10の占有可能時間に達するとこの処理動作は強制的に
終了する。途中で打ち切られた場合、一部のチャンネル
については波形データを算出できないが、この場合に
は、そのチャンネルの楽音はフォースダンプ(強制的に
信号レベルを急速に減衰させて消音する動作)される。
打ち切り時刻TL(タイムリミット)は、 TL=ST+FL×DR−US−AS ST:現再生フレームのスタート時刻 FL:フレーム時間長(1フレーム全体の長さ) DR:デューティ比 US:打ち切り処理時間(打ち切り処理(フォースダン
プ)に要する時間) AS:後処理時間(生成された複数チャンネル分の波形
にリバーブ,LPF 等の処理をしてDMAに再生予約し、音源処理を終える
までの処理(後処理)に要する時間))で計算される。
【0047】ここで、タイムリミットTLは、各フレー
ムの音源処理中で実行される各チャンネルの楽音生成処
理をいつまで続けて良いかを示すデータである。この式
は、現フレームの開始時刻(ST)から終了時刻(ST
+FL)のうち、最初のデューティ比DRに応じた割合
の時間を音源処理に使用可能とし、残りの時間でソフト
音源のその他の処理や、その他のアプリケーションの処
理を行えるようにした場合である。ここで、ディーティ
比DRは、デューティ比スイッチ44により設定されて
いる。なお、この式では、打ち切り処理時間US,後処
理時間ASを考慮に入れて、精密にタイムリミットを計
算しているが、その演算は省略してもよい。
【0048】次にチャンネル制御を行う(s31)。チ
ャンネル制御とは、上述したように、演算順が下位のチ
ャンネルほど打ち切られる可能性が高いため、優先度の
高いチャンネル(消音されては困るチャンネル)から先
に演算するように32チャンネルの演算順序を設定する
処理である。優先度の高いチャンネルとは、発音レベル
の高いチャンネル、発音開始からの時間が短いチャンネ
ルなどであり、優先度の低いチャンネルは、発音してい
ないチャンネルを除けば、発音レベルの低いチャンネル
が最も優先順位が低い。チャンネル制御ののち、出力バ
ッファOBをクリアするとともに演算順位を示すポイン
タiに1をセットする(s32)。こののち、各発音チ
ャンネルの波形データ演算処理(s33〜s44)を実
行する。
【0049】まず演算順序がi番目のチャンネルの音源
レジスタにアドレスを設定して、該チャンネルのデータ
を読み出し可能にするなどの波形データ演算準備処理を
実行する(s33)。つぎに、LFO制御フラグCD1
を判断する(s34)。CD1=1であれば、LFO処
理(s35)を実行する。LFO処理とは、ノートナン
バに対応したFナンバをLFO波形で周波数変調する処
理(ビブラート処理)である。LFOの周波数は楽音周
波数に比べて低く、また、1フレームが短い(128サ
ンプル)ため、1フレームに一つの値でよい。もし、必
要がない場合にはs34から直接s36に進む。s36
では指定された波形テーブルからの波形読出および補間
処理を実行する。
【0050】Fナンバは、該ノートナンバの楽音を生成
するため指定された波形テーブルをどの速さで読めばい
いかを指定するデータであり、一般に整数部と小数部と
からなる。
【0051】ここで、図8を参照してs36の波形読出
・補間処理動作を説明する。この動作では、そのときi
で指定されているチャンネルの波形データを1フレーム
(128サンプル)分演算する。まず、サンプル数カウ
ンタsに1をセットする(s50)。つぎに、補間方式
レジスタCD2を参照して補間方式を判定する(s5
1)。ここで、CD2=0の場合は補間なし(ピッチ変
換のないドラム音などを再生する場合)である。CD2
=1の場合には2点補間(ラフな補間で済ませる場
合)、CD3=2の場合には4点補間(折り返しの目立
つデリケートな音の場合)である。
【0052】補間無しの場合には、まず、直前の演算の
アドレス(この場合、処理チャンネルの前のフレームの
波形読み出しで最後に生成したアドレス)にFナンバを
加算してアドレスの更新を行う(s52)。このように
して更新されたアドレスで指定された波形テーブルの波
形サンプルを読み出しRDレジスタにセットする(s5
3)。RDの内容をサンプルバッファSD(s)にセッ
トする(s54)。この動作をs=1からs=128に
なるまで繰り返し実行する(s55,s56)。128
回の処理が完了すれば音源処理動作(図7)に戻る。
【0053】この場合、Fナンバの小数部により生じた
アドレスの小数部は無視されているので、このことによ
り折り返しノイズを生じる。また、Fナンバに小数部が
なければこの問題は発生しない。
【0054】CD=1で2点補間をする場合には、ま
ず、直前の演算のアドレスにFナンバを加算してアドレ
スの更新を行う(s57)。このとき、整数部と小数部
からなるアドレスが生成されるため、指定された波形テ
ーブルからこのアドレスを挟む2サンプル(整数部のア
ドレスで指定されるサンプルと整数部+1のアドレスで
指定されるサンプル)の波形データを読み出す(s5
8)。これら2サンプルのデータを小数部の値で直線補
間し、その値をIDレジスタにセットする(s59)。
IDの内容をサンプルバッファSD(s)にセットする
(s60)。この動作をs=1からs=128になるま
で繰り返し実行する(s61,s62)。128回の処
理が完了すれば音源処理動作(図7)に戻る。
【0055】CD=2で4点補間をする場合には、ま
ず、直前の演算のアドレスにFナンバを加算してアドレ
スの更新を行う(s63)。このとき、整数部と小数部
からなるアドレスが生成されるため、指定された波形テ
ーブルからこのアドレスを挟む4サンプル(整数部−
1,整数,整数部+1,整数部+2のアドレスで指定さ
れるサンプル)の波形データを読み出す(s64)。こ
れら4サンプルのデータを通る3次曲線についてその曲
線上の小数部に対応する点の値を求め、その値をIDレ
ジスタにセットする(s65)。IDの内容をサンプル
バッファSD(s)にセットする(s66)。この動作
をs=1からs=128になるまで繰り返し実行する
(s67,s68)。128回の処理が完了すれば音源
処理動作(図7)に戻る。
【0056】図7において、波形読出・補間処理のの
ち、フィルタ制御レジスタCD3を参照する(s3
6)。CD3=0の場合にはディジタルフィルタ処理を
行わないでそのまま音量制御・累算処理(s40)に進
む。また、CD3=1の場合には、サンプルバッファW
B (SD(1) 〜SD(128))の値にフィルタ制御データに
応じた周波数特性を有する一次フィルタ処理を施す(s
38)。また、CD3=2の場合には、サンプルバッフ
ァWBの値にフィルタ制御データに応じた周波数特性を
有する二次フィルタ処理を施す(s39)。こののち音
量制御・累算処理動作に進む(s40)。
【0057】s40では、サンプルバッファWB (SD
(1) 〜SD(128))の値に振幅EGおよびチャンネル音量
パラメータに基づいて楽音の立ち上がりから立ち下がり
にいたる音量時間変化を付与する音量制御を施す。な
お、振幅EGは一般的に緩やかな曲線であるため、12
8サンプルあたり1つのEG値でよい。このレベル制御
されたサンプルバッファWBの値を出力バッファOB
(OD(1) 〜OD(128))の対応するサンプルに足し込
む。この加算動作が各i番目の演算順序を持つチャンネ
ルについて順次繰り返し実行されることにより、出力バ
ッファにはそれまでに生成した全チャンネルの楽音波形
データの累算値が記録されることになる。
【0058】こののち、処理打ち切り時刻TLになった
か否かを判断する(s41)。打ち切り時刻になった場
合には、打ち切り処理を実行する(s43)。打ち切り
処理では、その時点までに波形データを演算できなかっ
たチャンネルの楽音波形をフォースダンプするためのダ
ンプ波形を生成し、出力バッファに足し込む。
【0059】打ち切り時間になっていなければ発音中の
全チャンネルについて処理を終了したかを判定する(s
42)。すなわち、発音可能チャンネル数が32チャン
ネルであっても現在発音中のチャンネルがそれ以下であ
れば発音中のチャンネルに関する生成処理が終了すれば
s42の判断でs45以下に進む。まだ発音中の全チャ
ンネルに関する処理が終了していなければ、演算順序を
示すiに1を加算して(s44)、s33に戻る。
【0060】全チャンネルに関する処理が終了し、また
は、打ち切り処理が行われた場合にはs45に進行す
る。s45ではエフェクト制御レジスタCD4を参照す
る。CD4=0であればエフェクトをかけないためその
ままs48に進む。CD=1であれば出力バッファOB
の128サンプルの高域をカットするローパスフィルタ
LPFをかけるためs46でローパスフィルタ演算を施
したのちs48に進む。また、CD4=2の場合には出
力バッファOBの128サンプルに残響を付与するリバ
ーブ処理をかけるためリバーブ演算を施したのち(s4
7)、s48に進む。
【0061】s48では作成し出力バッファOBに記憶
されている波形データを再生部に再生予約する。この再
生予約は、RAM内の記憶アドレスをDMAに通知する
処理である。
【0062】図9は、デューティ比・発音数表示処理
(P表示処理)を示すフローチャートである。まず、s
71でソフト音源全体または音源処理に費やされたCP
U時間を算出する。算出された時間のCPU10の全体
演算時間に対する比を算出し、これをCPU占有率表示
部40に棒グラフで表示する(s72)。次に発音数i
を現在発音数表示部39に表示する(s73)。
【0063】図10はその他処理のうち表示スイッチイ
ベント処理ルーチンを示すフローチャートである。同図
(A)は、スイッチオンイベント処理ルーチンを示して
いる。表示ウィンドゥ30に表示されているスイッチ4
3がオンされた場合には、オンされたスイッチに応じて
現在のカーソル32の位置に対応するデータCDxの値
を設定する(s74)。このデータCDxは上記音源処
理動作で利用される。
【0064】上記第1の実施態様では、カーソル32
は、カーソルキー42の操作に応じて、図4に示される
制御画面上のLFOオン/オフ表示部33,補間設定表
示部34,ディジタルフィルタ設定表示部35,エフェ
クト設定表示部36のいずれかの位置に移動可能であ
る。バリュースイッチ43の操作に応じて、カーソル3
2の位置に対応したデータ、すなわち、LFOオン/オ
フ表示部33ではデータCD1,補間設定表示部34で
はデータCD2,ディジタルフィルタ設定表示部35で
はデータCD3,エフェクト設定表示部36ではデータ
CD4の値が、それぞれ、設定変更される。
【0065】同図(B)はデューティ比スイッチオンイ
ベント処理動作を示すフローチャートである。デューテ
ィー比スイッチ44がオンされると、オンされたスイッ
チに応じてデータDRを増減するとともに、CPU占有
率表示部40の点線40bをこれに応じて表示変更する
(s75)。
【0066】図11はこの発明の他の適用例を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートは、上記音源処
理の他の例(第2実施態様)である。まず、この音源処
理動作の打ち切り時刻を算出する(s81)。打ち切り
時刻TL(タイムリミット)は、図7の場合と同様に、 TL=ST+FL×DR−US−AS ST:現再生フレームのスタート時刻 FL:フレーム時間長(1フレーム全体の長さ) DR:デューティ比 US:打ち切り処理時間(打ち切り処理(フォースダン
プ)に要する時間) AS:後処理時間(他の処理に制御を渡すために要する
時間) で計算される。
【0067】次にチャンネル制御を行う(s82)。チ
ャンネル制御とは、優先度の高いチャンネルから先に演
算するように32チャンネルの演算順序を設定する処理
である。こののち、3つの独立した出力バッファOB
1,OB2,OB3をクリアするとともに、演算順を示
すポインタiに1をセットして(s83)、波形データ
演算処理(s84〜s92)を実行する。
【0068】まずi番目のチャンネルの音源レジスタに
アドレスを設定するなどの波形データ演算準備処理を実
行する(s84)。つぎに、サンプリング周波数制御レ
ジスタCD5を判断する(s85)。CD5=2であれ
ば、1フレーム(128サンプル)の波形データをその
まま形成するためs88に進んで、128サンプル分の
波形データ演算処理を行い、OB2に加算する。CD5
=1であれば、1フレームを半分の精度(2倍周期のサ
ンプリングクロック:64サンプル)で形成するため、
s87に進んで、64サンプル分の波形データの演算処
理を行い、OB1に加算する。また、CD5=0であれ
ば、1フレームを1/4の精度(4倍周期のサンプリン
グクロック:32サンプル)で形成するため、s86に
進んで、32サンプル分の波形データの演算処理を行
い、OB0に加算する。
【0069】ここで、データCD5の値は、各チャンネ
ル独立のデータCD5(i)として、各チャンネルの発
音時にそれぞれの発音する楽音の音楽パートに応じて設
定されるようにしてもよいし、逆に、ソフト音源全体と
して1つの値CD5を用いるようにしてもよい。
【0070】例えば、1つの値にする場合、図4の制御
画面中のサンプリング周波数設定表示部37にカーソル
を置いてバリュースイッチ43を操作して設定する。設
定された1つのデータCD5に応じて、s85における
分岐が行われ、対応する処理が行われる。
【0071】一方、音楽パート毎の場合は、例えば、各
音楽パートとしての各MIDIチャンネルの毎にデータ
CD5を設定する。すなわち、演奏に先立って演奏者
は、1から16のMIDIチャンネルを指定し、対応す
る各パート毎のデータCD51〜CD516の値を設定す
る。そして、ノートオンイベントが入力して図6のノー
トオンイベント処理の実行時に、ステップs23で実行
されるichの音源レジスタの書込処理において、イベ
ントの送られたパートtに応じた同チャンネルのデータ
CD5(i)を音源レジスタ内に設定すればよい。すな
わち、パートtに設定されたデータCD5tを、割り当
てられた発音チャンネルiの音源レジスタのデータCD
5(i)として設定する。以上の処理により、各発音チ
ャンネルi毎にデータCD5(i)が設定され、それに
基づいてステップs85の分岐が各発音チャンネル毎に
独立に行われる。
【0072】次に、データCD5により制御される楽音
特性について述べる。図11の音源処理において、s8
5の分岐により、各発音チャンネルで1フレーム分の波
形として生成する波形サンプル数が変化する。各発音チ
ャンネルで1フレーム分として生成するサンプル数が多
いほど、そのチャンネルの処理に時間がかかる。すなわ
ち、生成サンプル数と処理時間には相関関係がある。本
実施態様では、1秒間に生成するフレーム数は固定(4
8k/128=375フレーム)であり、フレーム毎の
生成サンプル数の変化は1秒当たりの生成サンプル数
(等価サンプリング周波数と呼ぶ)の変化に相当する。
等価サンプリング周波数は生成する楽音の実質的なサン
プリング周波数に相当し、サンプリングの定理によれば
生成する楽音は等価サンプリング周波数の半分以下の周
波数成分を有する。すなわち、等価サンプリング周波数
が高いほど、生成する楽音のクォリティ(音質)は高
い。それぞれ、等価サンプリング周波数は、48kHz
(CD5=2)、24kHz(CD5=1)、12kH
z(CD5=0)である。
【0073】こののち、処理打ち切り時刻TLになった
か否かを判断する(s89)。打ち切り時刻になった場
合には、打ち切り処理を実行する(s91)。打ち切り
処理は、波形データを演算できなかったチャンネルの楽
音波形をフォースダンプするための波形を生成し、出力
バッファに足し込む処理である。
【0074】打ち切り時間になっていなければ発音中の
全チャンネルについて処理を終了したかを判定する(s
90)。まだ発音中の全チャンネルに関する処理が終了
していなければ、iに1を加算して(s92)、s84
に戻る。
【0075】全チャンネルに関する処理が終了し、また
は、打ち切り処理が行われた場合にはs93に進む。s
93では、出力バッファOB0の内容を4倍オーバーサ
ンプリングすることにより128サンプル化してOB2
に足し込むとともに、出力バッファOB1の内容を2倍
オーバーサンプリングすることにより128サンプル化
してOB2に足し込む。こののち、バッファOB2に記
憶されている波形データに対してリバーブ処理を施し
(s94)、リバーブ効果の付与された出力バッファO
B2の波形データを再生部に再生予約する(s95)。
【0076】以上の動作により、CD5の設定によりサ
ンプリング周波数を変更して楽音波形を生成することが
でき、CPU10の能力に合わせた楽音波形の生成が可
能になる。
【0077】なお、第3の発明の実施態様であるが、ソ
フト音源の最大発音数をデータCD6として32以下の
数値に予め制限して設定しておき、図7のs41の打ち
切りの判断を、現在の発音数がこの制限して設定された
発音数に達したか否かによって行うように変更してもよ
い。すなわち、本実施態様では、図4の最大発音数設定
部38により、最大発音数CD6を演奏者が設定し、ソ
フト音源は、その設定されたCD6を最大発音数とし
て、それ以下の同時発音数で楽音生成を行う。この場合
には、発音数でCPU10の占有率(デューティ比)を
制限することができる。
【0078】さらに、本願発明の第4の実施態様につい
て説明する。本願発明の第1実施態様および第2実施態
様では、演奏者の設定したデューティ比DRにより、C
PUの有する演算能力のうちのソフト音源の処理に使用
してよい能力の割合の上限を制御している。一方、本願
発明の第3実施態様では、演奏者の設定した最大発音数
CD6により、ソフト音源で生成する楽音の最大数が制
限される。いずれの実施態様においても、ソフト音源で
生成する楽音数が変化するのであるが、その変化は波形
を生成する音源処理s8の内部だけであり、外部のプロ
グラム、例えば、発音割当処理等ではその情報が生かさ
れていない。
【0079】そこで、第4の実態態様では、同時発音数
の可変な音源の、ノートオンイベント処理を実行する際
に現在の同時発音数に応じて発音割当処理s21の割り
当ての態様を変化させる。すなわち、ノートオンイベン
ト処理のステップs21において、まず、データDRに
応じたCPU演算能力を換算した同時発音数、ないし、
データCD6を受け取り、受け取ったデータを最大発音
数MPとして発音割り当てを行う。音源レジスタで現在
発音中とされているチャンネルの数PNが、データ(M
P−1)以下のときは、空いているチャンネルを割り当
てチャンネルにするし、データMPより大きいときはそ
の中からオーバーする分(PN−MP+1)個の消音チ
ャンネルを決定して消音指示を当該チャンネルに書き込
むとともに、1つの空きチャンネルを確保して、それを
割り当てチャンネルとする。この処理では、現在の発音
数に応じて発音割り当てを行っているので、発音を沢山
割り当て過ぎてノイズが生じたり、少なく割り当てて折
角の発音可能能力を活かし切れなかったりということを
防止できる。音源の同時発音数は、音色の切替えによっ
て各チャンネル当たりの処理量が変化したり、演奏中に
データDR,CD6を変化させたりすると、時間の経過
でどんどん変化していくが、上述したように、ノートオ
ンイベント等で発音割り当てを行うときに音源からの同
時発音数を得るようにしておけば、それにも対応可能で
ある。なお、この方式は、ソフト音源に限らず、状況に
応じて最大発音数が変化する全ての音源に適用可能であ
る。
【0080】なお、上記実施態様では、ソフト音源全体
について、ディジタルフィルタDCFのオン/オフ設定
を行うようにしているが、音色パート別、各発音チャン
ネル別に設定を行うようにしてもよい。すなわち、各音
色パート別,各発音チャンネルi別にディジタルフィル
タ設定レジスタCD3(i)を設け、各音色パート,発
音チャンネルの設定モードの中でこれをオン/オフ設定
できるようにしてもよい。上記音源処理(図7)では発
音チャンネル別に分岐処理s37を行っているため、こ
れに対応する処理は容易である。また、その他のデータ
CD1,CD2等についても同様に、音色パート別,各
発音チャンネル別に設定できるようにしてもよい。
【0081】リズム音を生成しようとする場合は、通
常、ピッチ変換の必要がないため、CD2=0(補間な
し)を設定するが、他の楽器に対してチューニングした
い場合には、CD2=1としてピッチ制御をするように
してもよい。
【0082】本実施態様では、MIDIイベント処理を
デューティ比制御の計算にいれていないが、このMID
Iイベント処理もソフト音源が側の動作としてデューテ
ィ比制御の計算にいれるようにしてもよい。
【0083】CPUパワーの表示や発音数は、高速で変
動する場合があるので、見やすくするために表示のスム
ージングを行ってもよい。
【0084】外部からのMIDI受信に限らず、コンピ
ュータ自信の実行する自動演奏プログラムで再生された
MIDIイベントやゲームソフト等で発生する発音指示
等をソフト音源の演奏入力としてもよい。
【0085】また、本発明のソフト音源は、上記実施態
様で説明したように、Windows等のOSが搭載さ
れた汎用のコンピュータで実行してもよいが、これに限
らず、鍵盤等の演奏操作子を備えた電子楽器や演奏操作
子を備えない音源モジュール等の内部にある制御用CP
Uに実行させるようにしてもよい。この場合、従来電子
回路で構成していた音源部を縮小または省略することが
できる。また、ハードの音源部とこのソフト音源を併用
してもよい。
【0086】本実施態様のエフェクタ制御では、データ
CD4の値に応じて、エフェクト無し,ローパスフィル
タ,リバーブ処理の3つの中から1つを選択するように
なっている。すなわち、ローパスフィルタ,リバーブ処
理という、効果の内容が異なるエフェクトを選択的に付
与できるようになっている。または、処理に必要な演算
量が異なるエフェクトの選択と見ることもできる。この
エフェクトの選択に関しては、さらに、上記実施態様以
外の態様が考えられる。例えば、同一種類のエフェクト
であるが、エフェクトの処理のグレード、および、処理
に必要な演算量の異なる複数のエフェクトプログラムか
ら1つを選択するようにしてもよい。すなわち、エフェ
クトのグレードを上げれば、その分、他に回せる演算量
が減り、同時に生成できるチャンネル数の減少を引き起
こす。演奏者はCD4を設定することにより、演奏曲等
に応じて同時発音数とエフェクトグレードのバランスを
とることができる。
【0087】また、図2に示したソフト音源の時間的な
処理の流れは、1つの例であり、フレームのサイズや、
演奏入力、生成演算、読出再生の時間的な相互関係はこ
の図に限定されない。例えば、演奏入力、生成演算、読
出再生のそれぞれの時間フレームの時間切り替わり位置
が異なるようにしてもよい。さらに、1フレームの時間
間隔が固定長になっているが、これを毎フレーム異なる
長さになるようにしてもよい。ただし、1回の音源処理
で、時間方向に複数の波形サンプルを生成するという点
は、本願発明の実施態様の特徴である。
【0088】
【発明の効果】請求項1ないし請求項4の発明では、必
要な特性制御処理を指定し不要な特性制御処理を削除す
ることにより、その楽音波形に適した楽音制御が可能に
なり、一方、不要な処理を削減することによって演算量
が軽減されるため、発音数を増加したり、楽音生成以外
の処理を行うことができる。
【0089】請求項5ないし請求項7の発明では、楽音
生成のための演算量がリアルタイムに変化しても、必
ず、所定量のCPUパワーは他のアプリケーションのた
めに残されるため、ソフト音源と並行して他のアプリケ
ーションを安定して動作させることができる。
【0090】請求項8ないし請求項10の発明では、そ
の楽音に要求される音質の程度や許容される処理演算量
に応じて演算精度を設定することができる。
【0091】請求項11の発明では、ユーザの設定また
は自動的に変化する音源側の最大発音数を音源ドライバ
側から監視することが可能になり、音源ドライバが、入
力された演奏情報に基づいて音源の発音チャンネルを常
に最適にアサインすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるマイクロコンピュータ装
置のブロック図
【図2】同マイクロコンピュータ装置で動作するソフト
音源の楽音生成処理の時間的流れを説明する図
【図3】同ソフト音源実行時にRAMに設定されるメモ
リエリアを説明する図
【図4】同ソフト音源実行時に表示される画面を示す図
【図5】同ソフト音源の動作を示すフローチャート
【図6】同ソフト音源の動作を示すフローチャート
【図7】同ソフト音源の動作を示すフローチャート
【図8】同ソフト音源の動作を示すフローチャート
【図9】同ソフト音源の動作を示すフローチャート
【図10】同ソフト音源の動作を示すフローチャート
【図11】同ソフト音源の他の動作例を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
10−CPU、12−RAM、14−CD−ROM、1
5−MIDIインタフェース、18−DMA、19−D
AC、20−サウンドシステム、30−制御パネルウィ
ンドウ、33〜38−設定表示部、39−現在発音数表
示部、40−デューティ比表示部、44−デューティ比
スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算装置に、演奏情報を入力するととも
    に選択情報を入力し、該演算装置が、前記演奏情報に基
    づく演算処理によって楽音を生成するとともに、前記選
    択情報に応じて該生成する楽音に処理内容および演算量
    の異なる特性制御処理を施すことを特徴とする楽音発生
    方法。
  2. 【請求項2】 前記演算装置における前記演算処理の演
    算量およびその演算処理の結果生成された楽音数を表示
    することを特徴とする請求項1に記載の楽音発生方法。
  3. 【請求項3】 前記選択情報は、生成される楽音の所定
    の特性制御要素を追加または省略する情報であり、該所
    定の特性制御要素の追加または省略により、1音分の楽
    音生成にかかる演算量が変化することを特徴とする請求
    項1に記載の楽音生成方法。
  4. 【請求項4】 演算装置と、 この演算装置に演奏情報を入力する手段と、選択情報を
    入力する手段と、 該入力された演奏情報に基づいて、前記演算装置に楽音
    生成演算を実行させるとともに、選択情報に応じて異な
    る特性制御処理を施す楽音生成手段と、 を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
  5. 【請求項5】 演算装置に、演奏情報を入力するととも
    に制限情報を入力し、該演算装置が、前記演奏情報に基
    づき、前記制限情報で制限された演算量の範囲の演算処
    理によって楽音を生成することを特徴とする楽音生成方
    法。
  6. 【請求項6】 前記演算装置における前記演算処理の演
    算量およびその演算処理の結果生成された楽音数を表示
    することを特徴とする請求項5に記載の楽音発生方法。
  7. 【請求項7】 演算装置と、 この演算装置に演奏情報を入力する手段と、制限情報を
    入力する手段と、 該入力された演奏情報に基づき、前記制限情報で制限さ
    れた演算量の範囲の演算処理によって楽音を生成する楽
    音生成手段と、 を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
  8. 【請求項8】 演算装置に、演奏情報を入力するととも
    に演算精度情報を入力し、該演算装置が、前記演奏情報
    に基づき、前記演算精度情報で指定された演算精度の演
    算処理によって楽音を生成することを特徴とする楽音生
    成方法。
  9. 【請求項9】 前記演算装置における前記演算処理の演
    算量およびその演算処理の結果生成された楽音数を表示
    することを特徴とする請求項8に記載の楽音発生方法。
  10. 【請求項10】 演算装置と、 この演算装置に演奏情報を入力する手段と、演算精度情
    報を入力する手段と、 該入力された演奏情報に基づき、前記演算精度情報で指
    定された演算精度の演算処理によって楽音を生成する楽
    音生成手段と、 を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
  11. 【請求項11】 発音情報を記憶するレジスタと、 前記レジスタに記憶された発音情報に基づいて楽音を生
    成し、同時に生成可能な最大の楽音数である最大楽音数
    が変更可能な前記楽音生成手段と、 該楽音生成手段における現在の最大楽音数を示す制御情
    報を発生する制御手段と、 演奏情報を入力する入力手段と、 前記制御情報に応じて、該入力した演奏情報を発音情報
    に変換して前記レジスタに書き込む音源制御手段と、 を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
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DE69632695T DE69632695T2 (de) 1995-09-29 1996-09-27 Verfahren und Vorrichtung zur Musiktonerzeugung
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