JPH0993967A - 太陽光発電システム - Google Patents
太陽光発電システムInfo
- Publication number
- JPH0993967A JPH0993967A JP7247216A JP24721695A JPH0993967A JP H0993967 A JPH0993967 A JP H0993967A JP 7247216 A JP7247216 A JP 7247216A JP 24721695 A JP24721695 A JP 24721695A JP H0993967 A JPH0993967 A JP H0993967A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- solar battery
- magnet
- solar
- power generation
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】非常時等に避難場所で専門知識のない人でも太
陽電池の設置が簡単にできるようにする。 【解決手段】可搬式太陽光発電システムの太陽電池１も
しくは近くに取付け方向を示す装置２を具備した。
陽電池の設置が簡単にできるようにする。 【解決手段】可搬式太陽光発電システムの太陽電池１も
しくは近くに取付け方向を示す装置２を具備した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽光発電システム
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】太陽光発電システムは、主に、太陽電池
とインバータ等の電力変換装置等から構成されており、
太陽の光エネルギを電気に変換するものである。このシ
ステムも大きく別けて２通りの方式があり、一つは蓄電
池も備えているもので、昼間の太陽電池出力電力を充電
し、夜間に利用できるシステムである。もう一つの方式
は、太陽光発電システムの出力電力量が余った場合、そ
れを送電線側に逆潮流する方式である。この方式は余剰
電力を売電できるため、ユーザにとって大きなメリット
があるため普及率が拡大している。これらは主に、ｋＷ
オーダの大きなパワーをとるために設けられることが多
く、製品例について参考文献に示すようなものがある。
例えば、畑地灌漑揚水用の他、ポンプシステム用や照明
用等であるが、太陽電池そのものが大きくて重いため、
基礎工事をしっかりして固定するように取り付けられて
いる。
とインバータ等の電力変換装置等から構成されており、
太陽の光エネルギを電気に変換するものである。このシ
ステムも大きく別けて２通りの方式があり、一つは蓄電
池も備えているもので、昼間の太陽電池出力電力を充電
し、夜間に利用できるシステムである。もう一つの方式
は、太陽光発電システムの出力電力量が余った場合、そ
れを送電線側に逆潮流する方式である。この方式は余剰
電力を売電できるため、ユーザにとって大きなメリット
があるため普及率が拡大している。これらは主に、ｋＷ
オーダの大きなパワーをとるために設けられることが多
く、製品例について参考文献に示すようなものがある。
例えば、畑地灌漑揚水用の他、ポンプシステム用や照明
用等であるが、太陽電池そのものが大きくて重いため、
基礎工事をしっかりして固定するように取り付けられて
いる。
【０００３】また、参考文献にもあるように、小さいも
のは電卓用の他、道路表示用やキャンピングランタンの
ような、系統連系のない１０Ｗ程度のものが製品化され
ている。
のは電卓用の他、道路表示用やキャンピングランタンの
ような、系統連系のない１０Ｗ程度のものが製品化され
ている。
【０００４】上記の製品例では、例えば、災害が生じて
１００Ｗ程度の交流電力を使用したい場合の対応には不
適であった。小さいものでは交流電力が得られないと
か、大きなシステムでは固定されているため、地震のよ
うな災害が生じた場合、破損する可能性があるばかりで
なく、避難所に持ち運びする事は不可能であった。ま
た、可搬式の構造を考えた場合でも、太陽電池の取付け
方によってその特性に差があり、専門知識のない人が取
り付ける方法等を示すものがなかった。
１００Ｗ程度の交流電力を使用したい場合の対応には不
適であった。小さいものでは交流電力が得られないと
か、大きなシステムでは固定されているため、地震のよ
うな災害が生じた場合、破損する可能性があるばかりで
なく、避難所に持ち運びする事は不可能であった。ま
た、可搬式の構造を考えた場合でも、太陽電池の取付け
方によってその特性に差があり、専門知識のない人が取
り付ける方法等を示すものがなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、主に
災害時の避難場所でも、太陽電池の専門知識のない一般
の人でも、簡単に太陽電池を設置できるようにすること
にある。
災害時の避難場所でも、太陽電池の専門知識のない一般
の人でも、簡単に太陽電池を設置できるようにすること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、組立構造にした太陽電池モジュールの近
くもしくは太陽電池モジュールに、例えば磁石のように
方角が判別できる装置を設け、取付け方向を明記すると
か、太陽電池の出力電圧を表示するようにした。
に、本発明は、組立構造にした太陽電池モジュールの近
くもしくは太陽電池モジュールに、例えば磁石のように
方角が判別できる装置を設け、取付け方向を明記すると
か、太陽電池の出力電圧を表示するようにした。
【０００７】本発明では、持ち運びが可能な太陽光発電
システムで、太陽電池モジュールを組み立てて設置する
場合、太陽電池モジュールの近くもしくは、太陽電池モ
ジュールに取り付けられた磁石の明記された方向にした
がって設置するとか、太陽電池を動かして出力電圧が最
大になる方向を捜すことによって、太陽電池の発電量を
最大にする設置方向の設定が可能になる。
システムで、太陽電池モジュールを組み立てて設置する
場合、太陽電池モジュールの近くもしくは、太陽電池モ
ジュールに取り付けられた磁石の明記された方向にした
がって設置するとか、太陽電池を動かして出力電圧が最
大になる方向を捜すことによって、太陽電池の発電量を
最大にする設置方向の設定が可能になる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
１および図２により説明する。
１および図２により説明する。
【０００９】図１は、本発明を説明するための太陽電池
モジュールの組立て断面で、（ａ）は横断面を（ｂ）は
正面を示す。図２は方向を示すための磁石の一例であ
る。１は太陽電池、２は磁石、３１及び３２は太陽電池
１を固定するための支持具を示す。
モジュールの組立て断面で、（ａ）は横断面を（ｂ）は
正面を示す。図２は方向を示すための磁石の一例であ
る。１は太陽電池、２は磁石、３１及び３２は太陽電池
１を固定するための支持具を示す。
【００１０】太陽電池１と支持具３１，３２は、折りた
たみ式になっているものを広げて固定した場合である
が、支持具３１と支持具３２の長さの関係は取付け角度
の設定により種々変えることは可能である。本発明例で
は、磁石２を支持具３１に直接取り付けた場合で説明す
る。
たみ式になっているものを広げて固定した場合である
が、支持具３１と支持具３２の長さの関係は取付け角度
の設定により種々変えることは可能である。本発明例で
は、磁石２を支持具３１に直接取り付けた場合で説明す
る。
【００１１】太陽光発電システムでは、太陽の光エネル
ギを太陽電池１で直流の電力に変換し、その出力を電力
変換器（図示していない）や蓄電池（図示していない）
に接続して所定の電力を得るものである。太陽電池１で
得られる電力量は、年間を積算すると南向きの場合が最
大になることが知られており、その取付け方向によって
はせっかくのエネルギを無駄にする場合がある。そのた
め、取付け方向はしっかりと選定する必要がある。図２
に示すように、磁石２の針は北と南を向いているため、
磁石２の南方向を示す針４に、太陽電池１の取付け方向
を示す文字を明記する。例えば「パネル方向」とか「太
陽方向」等である。太陽電池１を設置する場合は、この
ように明記された文字にしたがって取り付けるだけで簡
単に設置できる。特に非常時などのように、学校や公園
等で一般の人が設置する場合、どちら方向に向ければよ
いのか判断つかない場合、本発明のような手段を設ける
ことで、設置が簡単になる。
ギを太陽電池１で直流の電力に変換し、その出力を電力
変換器（図示していない）や蓄電池（図示していない）
に接続して所定の電力を得るものである。太陽電池１で
得られる電力量は、年間を積算すると南向きの場合が最
大になることが知られており、その取付け方向によって
はせっかくのエネルギを無駄にする場合がある。そのた
め、取付け方向はしっかりと選定する必要がある。図２
に示すように、磁石２の針は北と南を向いているため、
磁石２の南方向を示す針４に、太陽電池１の取付け方向
を示す文字を明記する。例えば「パネル方向」とか「太
陽方向」等である。太陽電池１を設置する場合は、この
ように明記された文字にしたがって取り付けるだけで簡
単に設置できる。特に非常時などのように、学校や公園
等で一般の人が設置する場合、どちら方向に向ければよ
いのか判断つかない場合、本発明のような手段を設ける
ことで、設置が簡単になる。
【００１２】本発明の別な実施例について図３により説
明する。図３は磁石２の取付け位置を、太陽電池１のフ
レームの一部に取り付けた場合を示す。本発明では、磁
石２の位置が高い場所にあるため、設置する人が方向を
見ながらできるため、作業が簡単になる特徴がある。
明する。図３は磁石２の取付け位置を、太陽電池１のフ
レームの一部に取り付けた場合を示す。本発明では、磁
石２の位置が高い場所にあるため、設置する人が方向を
見ながらできるため、作業が簡単になる特徴がある。
【００１３】本発明の別な実施例について図４から図６
で説明する。図４は、太陽電池１の出力電圧を表示する
装置５を、支持金具３１の一部に取り付けた場合の組立
て断面で、（ａ）は横断面を（ｂ）は正面を示す。支持
金具３２の一部には、太陽電池１の傾きを調整する調整
金具３３を設けてある。これは支持金具３２の高さを回
転等により調整することで、ある程度調整された太陽電
池１の傾きの微調整が可能となる。図５は日射強度Ｐｓ
と太陽電池１の出力電圧Ｖｏとの関係の一例を示す。図
５から分かるように日射強度Ｐｓが大きくなれば、出力
電圧Ｖｏも大きくなることが分かる。このことは、出力
電圧Ｖｏを一番大きくなるように設置することで、太陽
電池１の特性を最大に利用できるといえる。図６は太陽
電池１の出力電圧Ｖｏを表示する装置５の一例を示す。
表示装置５で表示する部分５１は、ＬＥＤや針の他目視
で分かるものなら何でも良いが、図６ではＬＥＤで表示
した場合を示している。
で説明する。図４は、太陽電池１の出力電圧を表示する
装置５を、支持金具３１の一部に取り付けた場合の組立
て断面で、（ａ）は横断面を（ｂ）は正面を示す。支持
金具３２の一部には、太陽電池１の傾きを調整する調整
金具３３を設けてある。これは支持金具３２の高さを回
転等により調整することで、ある程度調整された太陽電
池１の傾きの微調整が可能となる。図５は日射強度Ｐｓ
と太陽電池１の出力電圧Ｖｏとの関係の一例を示す。図
５から分かるように日射強度Ｐｓが大きくなれば、出力
電圧Ｖｏも大きくなることが分かる。このことは、出力
電圧Ｖｏを一番大きくなるように設置することで、太陽
電池１の特性を最大に利用できるといえる。図６は太陽
電池１の出力電圧Ｖｏを表示する装置５の一例を示す。
表示装置５で表示する部分５１は、ＬＥＤや針の他目視
で分かるものなら何でも良いが、図６ではＬＥＤで表示
した場合を示している。
【００１４】本実施例での取り扱い方法としては、ま
ず、一体となってたたまれている太陽電池１，支持金具
３１，３２，表示装置５を必要な場所まで搬送し、図４
で示したように広げて組立てる。その後、太陽電池１を
手で廻しながら、表示装置５の出力電圧Ｖｏが一番大き
な方向で止める。その次に、支持金具３２の一部に取り
付けた高さ調整金具３３で調整しながら、再度出力電圧
Ｖｏが最も大きくなる位置で固定すると調整が終了す
る。本実施例では必要に応じて、その時々で最大の出力
を得られるような調整ができる特徴がある。
ず、一体となってたたまれている太陽電池１，支持金具
３１，３２，表示装置５を必要な場所まで搬送し、図４
で示したように広げて組立てる。その後、太陽電池１を
手で廻しながら、表示装置５の出力電圧Ｖｏが一番大き
な方向で止める。その次に、支持金具３２の一部に取り
付けた高さ調整金具３３で調整しながら、再度出力電圧
Ｖｏが最も大きくなる位置で固定すると調整が終了す
る。本実施例では必要に応じて、その時々で最大の出力
を得られるような調整ができる特徴がある。
【００１５】なお、図４での実施例では、太陽電池１の
出力電圧の値を見ながら調整することで説明したが、絶
対値でなく電圧の大小関係で表示しても同じ効果があ
る。
出力電圧の値を見ながら調整することで説明したが、絶
対値でなく電圧の大小関係で表示しても同じ効果があ
る。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、可搬式の太陽光発電シ
ステムの太陽電池１を設置する場合、専門知識を持って
いない人でも簡単に設置できる。
ステムの太陽電池１を設置する場合、専門知識を持って
いない人でも簡単に設置できる。
【図１】本発明の一実施例の太陽電池組立ての説明図。
【図２】本発明の太陽光発電システムに使用される磁石
の説明図。
の説明図。
【図３】本発明の第二の実施例の太陽電池組立て説明
図。
図。
【図４】本発明の第三の実施例の太陽電池組立て説明
図。
図。
【図５】日射強度と太陽電池出力電圧の特性図。
【図６】表示装置例の説明図。
１…太陽電池、２…磁石、４…針、５…表示装置、３
１，３２…支持具。
１，３２…支持具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 清 茨城県日立市大みか町七丁目１番１号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 三森 ▲匡▼聡 茨城県日立市大みか町七丁目１番１号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 井崎 直幸 茨城県日立市大みか町七丁目１番１号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (3)
- 【請求項１】太陽の光エネルギを直流電力に変換する太
陽電池を有し、前記太陽電池を特定の角度に傾けて設置
する可搬式のシステムにおいて、前記太陽電池もしくは
前記太陽電池近くに、太陽電池の設置方向が判別できる
手段を設けたことを特徴とする太陽光発電システム。 - 【請求項２】前記太陽電池の設置方向を判別する手段が
磁石であって、前記磁石には前記太陽電池の設置方向が
明記してある請求項１に記載の太陽光発電システム。 - 【請求項３】前記太陽電池の設置方向を判別する手段
が、前記太陽電池の出力電圧表示装置である請求項１に
記載の太陽光発電システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7247216A JPH0993967A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 太陽光発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7247216A JPH0993967A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 太陽光発電システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0993967A true JPH0993967A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17160181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7247216A Pending JPH0993967A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 太陽光発電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0993967A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002168498A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Sanyo Electric Co Ltd | ソーラーパネルを備えた空気調和装置 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP7247216A patent/JPH0993967A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002168498A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Sanyo Electric Co Ltd | ソーラーパネルを備えた空気調和装置 |
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