JPH0992782A - 半導体素子交換治具および半導体素子交換方法 - Google Patents

半導体素子交換治具および半導体素子交換方法

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JPH0992782A
JPH0992782A JP24334195A JP24334195A JPH0992782A JP H0992782 A JPH0992782 A JP H0992782A JP 24334195 A JP24334195 A JP 24334195A JP 24334195 A JP24334195 A JP 24334195A JP H0992782 A JPH0992782 A JP H0992782A
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semiconductor element
semiconductor
stack
jig
bolt
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JP24334195A
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Inventor
Hitoshi Teramoto
仁志 寺本
Nobuyoshi Takahashi
信義 高橋
Masataka Asada
正敬 浅田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置故障時、半導体モジュールあるい
は半導体スタックを地上まで降すことなく、新しい半導
体素子に交換でき、また高所での作業性を高め、さらに
点検保守に必要な空間を小さくできる半導体素子交換治
具および半導体素子交換方法を得ることが課題である。 【解決手段】 懸架治具15を使用して、半導体スタッ
ク20を構成する半導体素子11および冷却フィン12
のそれぞれをスタックボルト1に懸架させ、その後半導
体素子11のうち交換する半導体素子11を懸架してい
る懸架治具15をスタックボルト1を支点にして回動さ
せ突出させ、新たな半導体素子11に交換後、もとの位
置に戻し半導体素子11を交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流送電や無効
電力補償装置のような高電圧の電力を移送・調整する半
導体装置である高圧半導体変換装置に係り、特にスタッ
ク型半導体装置の半導体素子の交換を容易にするための
半導体装置の構造および半導体素子交換治具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は、主として電力系統の一部
を担うため、事故が発生したときの停電時間や点検時の
停電時間が短いこと、すなわち復旧時間が短いことが望
まれている。また、近年半導体装置の大容量化に伴い半
導体素子が大型化し、部品単位あるいはユニット単位で
重量が増加し、半導体素子の交換作業が難しくなって来
たが、このような状況下においても、安全に作業を行う
ことができ、且つ復旧速度が早いことが望まれている。
【0003】図12は従来の半導体モジュールの正面図
である。また図13は特開平6−343267号公報に
示された従来の半導体装置の構成を示す図である。半導
体装置は保守を容易にするために、電圧単位に構成され
たモジュール60を互いに相互絶縁し、複数段積み重ね
て構成されている。
【0004】1個のモジュール60は、箱状の筐体を有
し、筐体内部には、半導体スタック50が配設されてい
る。半導体スタック50は、概略円盤状の半導体素子1
1と冷却フィン12とが軸方向に交互に複数個直列に配
列されて構成されている。半導体スタック50の両端に
は絶縁スペーサ10が配置され、絶縁スペーサ10のさ
らに外側に皿ばね9が配置され、皿ばね9のさらに外側
にクランパ2が配置されている。そして両端のクランパ
2,2を貫通するスタックボルト1により、クランパ
2,2間が締め付けられ、半導体スタック50を構成す
る半導体素子11と冷却フィン12とが互いに密着され
ている。
【0005】筐体内部には、他に半導体素子11に電気
的に並列に接続されたコンデンサ54、抵抗からなるR
−C保護回路53、およびアノードリアクトル52等の
付属回路が配設されている。R−C保護回路53とアノ
ードリアクトル52は、水冷式であって、さらに筐体内
には、アノードリアクトル52、抵抗53および冷却フ
ィン12に冷却媒体を供給するための供給配管55も収
納されている。供給配管55は所用の絶縁を確保するた
め例えばテフロン等の電気的絶縁された配管が用いられ
ている。
【0006】図13において、半導体装置の故障時に
は、半導体モジュール60を半導体装置から専用つり具
61を使用して地上までおろす。そして点検室に半導体
モジュール60を持ち込み、故障している半導体素子を
新しいものに替えたのち、再度組立直し、専用つり具を
61使って吊り上げ、所定の位置に戻していた。また場
合によっては、半導体スタック50を半導体モジュール
60から取り外して地上までおろし、新しい半導体素子
に交換したのち、組立直し再び吊り上げていた。
【0007】従来はこのように、半導体装置故障時は半
導体モジュール60あるいは半導体スタック50を地上
まで降ろし、故障している半導体素子を新しいものに替
えたのち、再度組立て直し、所定の位置に戻す作業を行
っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような半導体装置
において、変換容量の大容量化および半導体素子の大口
径化にともない、半導体モジュール60の重量は400
kg〜600kgになり、また半導体スタック50の重
量は100〜150kgに達している。また半導体装置
の高さも高くなり、地上から7m〜11mの高さになっ
てきた。従来の半導体素子交換方法では、半導体モジュ
ール60あるいは半導体スタック50の重量が増加し、
専用つり具が大型になってしまい、さらに高所での作業
は作業性が悪く、点検保守作業に時間を要し復旧時間が
長くなるという問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、半導体スタックを故障した半
導体素子のみ交換できる構造とするとともに、コンパク
トで軽量な半導体素子交換治具を用意し、半導体装置故
障時、半導体モジュールあるいは半導体スタックを地上
まで降すことなく、新しい半導体素子に交換でき、また
高所での作業性を高め、さらに点検保守に必要な空間を
小さくできる半導体素子交換治具および半導体素子交換
方法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体素子交
換治具においては、互いに平行な一対のスタックボルト
の両端に固定された一対の固定板間に配設された外部か
ら間接又は直接与えられた光又は電気信号により電流を
ON/OFFさせる半導体素子と通電時に半導体素子で発生す
る熱を外部に放熱する冷却フィンとを交互に積層してな
る半導体スタックが一対の固定板の一側の固定板側から
他側の固定板側に加圧されて互いに密接状態で収容され
てなる半導体装置の半導体素子交換治具であって、スタ
ックボルトに着脱可能に嵌着される第1の嵌合部と、半
導体素子もしくは冷却フィンに着脱可能に嵌着される第
2の嵌合部と、第1の嵌合部と第2の嵌合部とを連結す
る連結腕とを備えた懸架治具を備えている。
【0011】請求項2の半導体素子交換治具において
は、一対の固定板間に半導体スタックと平行に掛け渡さ
れた仮設ボルトを備え、懸架治具の第1の嵌合部は、仮
設ボルトに着脱可能に嵌着される。
【0012】請求項3の半導体素子交換治具において
は、交換する半導体素子の一側の半導体素子および冷却
フィンの群を一側の固定板に、他側の半導体素子および
冷却フィンの群を他側の固定板にそれぞれ一体に緊締す
る緊締バンドと、スタックボルトから懸垂され固定板に
一体に緊締された半導体素子および冷却フィンの群を吊
支する吊支治具とを備えている。
【0013】請求項4の半導体素子交換治具において
は、懸架治具はテフロン系の材料あるいは繊維強化プラ
スチックで作製されている。
【0014】請求項5の半導体素子交換治具において
は、緊締バンドは、環状であり、環の途中に設けられた
リンク機構を用いて環の大きさが縮められ、半導体素子
および冷却フィンの群を固定板に一体に緊締する。
【0015】請求項6の半導体素子交換治具において
は、緊締バンドは、環状であり、環の途中に設けられた
ネジ機構を用いて環の大きさが縮められ、半導体素子お
よび冷却フィンの群を固定板に一体に緊締する。
【0016】請求項7の半導体素子交換方法において
は、互いに平行な一対のスタックボルトの両端に固定さ
れた一対の固定板間に配設された外部から間接又は直接
与えられた光又は電気信号により電流をON/OFFさせる半
導体素子と通電時に半導体素子で発生する熱を外部に放
熱する冷却フィンとを交互に積層してなる半導体スタッ
クが一対の固定板の一側の固定板側から他側の固定板側
に加圧されて互いに密接状態で収容されてなる半導体装
置の半導体素子交換方法であって、スタックボルトに着
脱可能に嵌着される第1の嵌合部と半導体素子もしくは
冷却フィンに着脱可能に嵌着される第2の嵌合部とが連
結腕により連結されてなる懸架治具の第1の嵌合部をス
タックボルトに嵌合させ、第2の嵌合部を半導体素子も
しくは冷却フィンに嵌合させて、半導体スタックを構成
する半導体素子および冷却フィンのそれぞれをスタック
ボルトに懸架させる工程と、一対の固定板の一側の固定
板側から他側の固定板側への加圧を解除して半導体素子
と冷却フィンとの密接状態を解除する工程と、半導体素
子のうち交換する半導体素子を懸架している懸架治具を
スタックボルトを支点にして回動させ交換する半導体素
子を抜き出し、さらに第2の嵌合部から交換する半導体
素子を外す工程と、新たな半導体素子を第2の嵌合部に
嵌合させ、新たな半導体素子を外された半導体素子の位
置に位置するようにスタックボルトを支点にして回動さ
せる工程と、一対の固定板の一側の固定板側から他側の
固定板側に加圧して積層された半導体素子と冷却フィン
とを密接させる工程と、半導体スタックを構成する半導
体素子および冷却フィンのそれぞれをスタックボルトに
懸架させている懸架治具を取り外す工程とを備えてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の半導体素子交換治具を半
導体スタックに取り付けた様子を示す図である。図2は
半導体素子を交換する様子を示す図である。また図3は
半導体スタックの押圧機構を示す図である。図におい
て、外部から間接又は直接与えられた光又は電気信号に
より電流をON/OFFさせる概略円盤状の半導体素子11
と、通電時に半導体素子11で発生する熱を外部に放熱
する同じく概略円盤状の冷却フィン12とを、互いに密
接させて交互に積層してなる半導体スタック20の積層
方向の両端部には、一対の細長板状の固定板である第1
のクランパ2と第2のクランパ3が対向して配設されて
いる。
【0018】一対をなす棒状のスタックボルト1が半導
体スタック20を挟んで互いに平行に半導体スタック2
0の積層方向に配設されている。スタックボルト1の両
端部には、第1のクランパ2と第2のクランパ3とが、
両端に穿設された穴にスタットボルト1を挿入されて図
示しないボルトで締結されて固定されている。
【0019】半導体スタック20の一端と第1のクラン
パ2との間には、絶縁材料で作製された第1の絶縁スペ
ーサ10が配設されている。また半導体スタック20の
他端と第2のクランパ3との間には、第1の絶縁スペー
サ10と対をなす第2の絶縁スペーサ6が配設されてい
る。
【0020】第2のクランパ3と第2の絶縁スペーサ6
との間には細長板状の加圧板であるセンタープレート4
が配設されている。センタープレート4は両端に穿設さ
れた穴4aにスタックボルト1を貫通されて、スタック
ボルト1に沿って半導体スタック20の積層方向に移動
可能に配設されている。
【0021】センタープレート4は、第2のクランパ3
側の主面の中央部に直角に突設した円筒状の突起4bを
備え、突起4bを第2のクランパ3の中心にあけられた
穴3aに貫通されている。リング状のバネ部材である皿
ばね8が、突起4bに挿入されて配置され、センタープ
レート4と第2のクランパ3との間に縮設されている。
【0022】センタープレート4の突起4bは中心部に
軸に沿って雌ねじ4cが刻設されている。雌ねじ4cに
は、頭部に握り5aを備え軸部に雄ねじ5bを形成した
加圧ボルトであるセンターボルト5が、その先端を絶縁
スペーサ6方向に向けて、雄ねじ5bを雌ねじ4cに螺
着させて、センタープレート4を貫通して配置されてい
る。センターボルト5の軸部は、第2のクランパ3を貫
通して外側まで延び、軸部の後端に設けられた握り5a
は、第2のクランパ3の外側に位置している。またセン
ターボルト5の先端は、凹の球面状に形成されている。
絶縁スペーサ6は中央部に球状の球面座7を回転可能に
備え、センターボルト5の先端は球面座7に当接してい
る。センターボルト5は皿ばね8の復元力で絶縁スペー
サ6を図1の左方向に押圧している。
【0023】半導体スタック20の反対側において、第
1のクランパ2と第1の絶縁スペーサ10との間には、
皿ばね9が縮設され、第1の絶縁スペーサ10を第1の
クランパ2から図1の右方向に押圧している。
【0024】複数の半導体素子11と複数の冷却フィン
12とは、皿ばね8、9の復元力によって両者が互いに
密着するような圧接力を負荷されている。また球座面5
によって、半導体素子11に与えられる圧接力は均一に
なっている。
【0025】センターボルト5を反時計回りに回してゆ
るめるとセンタープレート4は、図3の左方向に移動
し、相対的にセンターボルト5はセンタープレート4か
ら突出する長さを短くし、ついには皿ばね8の復元力を
絶縁スペーサ6に伝達しなくなる。さらにセンターボル
ト5をゆるめると、センターボルト5は図3の右方向に
移動し、センターボルト5の先端は、球座面7から完全
に離間し、複数の半導体素子11と複数の冷却フィン1
2とは、圧接力から解除される。センターボルト5とセ
ンタープレート4は、皿ばね8および皿ばね9の復元力
を、半導体スタック20に負荷したり解除したりする押
圧機構を構成している。
【0026】図1は詳細には、半導体素子11を交換す
る際に、半導体素子11、冷却フィン12、および絶縁
スペーサ6、10に、半導体素子交換治具の懸架治具1
5、16、17が取り付けられた状態を示す図である。
電気的に絶縁性の優れた繊維強化プラスチックでつくら
れた懸架治具15は、スタックボルト1に嵌着し得るC
字型の第1の嵌合部15aと、半導体素子11に嵌着し
得るC字型の第2の嵌合部15bと、第1の嵌合部15
aおよび第2の嵌合部15bとを連結する連結腕15c
を備えた板状の部材である。
【0027】第1および第2の嵌合部15a,15bは
弾性力を有し、スタックボルト1および半導体素子11
に嵌着することができ脱着可能である。そして懸架治具
15はスタックボルト1から半導体素子11を懸架する
ことができる。C字型の嵌合部15aの内側には、図示
しないコーティング材料が塗着されており、懸架治具1
5は、第1の嵌合部15aをスタックボルト1に嵌着し
た状態で、スタックボルト1の軸に沿って摺動可能で、
また軸を支点にして回動可能である。尚、懸架治具1
6、17は、第2の嵌着部が冷却フィン12、および絶
縁スペーサ6、10に嵌着し得るように形成されている
ことを除いて懸架治具15と同様の形状をしている。そ
して懸架治具16、17は、冷却フィン12、および絶
縁スペーサ6、10をスタックボルト1から懸架するこ
とができる。本実施の形態では、懸架治具15、16、
17は半導体素子交換治具を構成している。
【0028】このような半導体素子交換治具を使用し
て、故障した半導体素子11を交換するには、まず半導
体素子11、冷却フィン12、絶縁スペーサ6、10の
すべてにそれぞれ懸架治具15,16,17を嵌着し
て、それぞれをスタックボルト1から懸架させる。
【0029】次にセンターボルト5を反時計回りに回転
させ、センターボルト5を球座面7から離間させ、半導
体素子11と冷却フィン12を分離可能な状態にする。
半導体素子11の主面には、位置決めの為に図示しない
センターピンが立設されており、そのセンターピンは冷
却フィン12の主面に設けられた図示しないピン穴に挿
入されているが、交換する半導体素子11のセンターピ
ンが両脇の冷却フィンのピン穴から完全に抜けるよう
に、さらにセンターボルト5をゆるめた状態で、半導体
素子11と冷却フィン12の間の隙間Aに所定の棒状の
工具等を挿入し、工具をてことして使用し隙間Aを広げ
る。
【0030】その後交換する半導体素子11を懸架した
懸架治具15をスタックボルト1を支点に回動させる
と、交換する半導体素子11が半導体スタック20の列
からスライドして手前に突出する。この状態で懸架治具
15から半導体素子11を取り外す。尚、このとき、正
常な半導体素子11および冷却フィン12は懸架治具1
5,16,17で、スタックボルト6から懸架されてい
るため、落下することはない。
【0031】懸架治具15に正常な半導体素子11を嵌
着させ、懸架治具15を取り外しと反対の方向に回動さ
せると、正常な半導体素子11が取り外された半導体素
子11の位置にセットされる。その後、センターボルト
5を時計回りに回転させると冷却フィン12と半導体素
子11が再び密着する。さらにセンターボルト5を回転
させ所定の位置まで戻すと冷却フィン12と半導体素子
11に元の圧接力が回復する。最後に、取り付けられて
いた懸架治具15,16,17を外す。
【0032】このように、本発明における半導体素子交
換治具を使用して半導体素子11を交換することによ
り、半導体装置故障時、半導体モジュール60あるいは
半導体スタック20を地上まで降すことなく、その位置
で故障した半導体素子11のみ交換できる。また懸架治
具15,16,17はコンパクトで軽量なため、高所で
の作業性を高める。さらに、専用つり具61が不要とな
り、点検保守に必要な空間を小さくでき、結果として半
導体装置の大きさを小さくすることができる。尚、本実
施の形態では、懸架治具15は繊維強化プラスチックで
作成されているが、PTFEのようなテフロン系の材料
を用いてもよい。
【0033】実施の形態2.図4は本発明の半導体素子
交換治具の他の例を半導体スタックに取り付けた様子を
示す図である。本実施の形態においては、半導体素子1
1交換時に、両第1のクランパ2,3に仮設ボルト24
が掛け渡されて取り付けられる。仮設ボルト24は、先
端がL字状に屈曲した一対の細長板である支持部材24
bの先端の屈曲部に両端を固定されている。仮設ボルト
24は、支持部材24bをクランパ2,3に固定されて
クランパ2,3に取り付けられている。両支持部材24
bは主面に2個の小穴を備え、その小穴に挿入されたボ
ルト24cを、クランパ2,3の側面に形成された図示
しないねじ穴に締結されて、クランパ2,3に固定され
る。仮設ボルト24が両クランパ2,3に掛け渡されて
取り付けられたとき、仮設ボルト24は半導体スタック
20と平行に位置されている。
【0034】懸架治具25は、仮設ボルト24に嵌着し
得るC字型の第1の嵌合部25aと、半導体素子11に
嵌着し得るC字型の第2の嵌合部25bと、第1の嵌合
部25aおよび第2の嵌合部25bとを連結する連結腕
25cを備えた板状の部材である。懸架治具25は、ス
タックボルト1に緩衝せずに、仮設ボルト24および半
導体素子11に嵌着させることができる。尚、懸架治具
26、27は、第2の嵌着部が冷却フィン12、および
絶縁スペーサ6、10を嵌着し得るように形成されてい
ることを除いて懸架治具25と同様の形状をしている。
本実施の形態では、懸架治具25、26、27と仮設ボ
ルト24は半導体素子交換治具を構成している。
【0035】このような半導体交換治具を用いて、故障
した半導体素子11を交換するには、まず両第1のクラ
ンパ2,3に仮設ボルト24を掛け渡して設置し、次に
半導体素子11、冷却フィン12、絶縁スペーサ6、1
0のすべてにそれぞれ懸架治具25,26,27を嵌着
して、仮設ボルト24から懸架させる。
【0036】その後、実施の形態1と同じように、セン
ターボルト5を反時計回りに回転させ圧接力を解除した
後、交換する半導体素子11とその両脇の冷却フィン1
2との間の隙間を広げる。
【0037】懸架治具25を回動させ、交換する半導体
素子11を半導体スタック20の列からスライドさせて
手前に突出させる。この状態で懸架治具25から半導体
素子11を取り外す。尚、このとき、懸架治具25の回
動半径が大きいため、半導体素子11を懸架治具25か
ら取り外す作業の際、半導体素子11の位置が半導体ス
タック20の前面の低い位置となる為、交換作業が容易
になる。
【0038】その後、懸架治具25に正常な半導体素子
11が嵌着され、半導体スタック20の正規の位置にセ
ットされる。その後、センターボルト5を時計回りに回
転させる。最後に、取り付けられていた懸架治具25,
26,27を外す。
【0039】このような構成の半導体交換治具を使用し
た半導体素子11の交換方法においては、半導体素子1
1の交換作業を半導体スタック20の前面の低い位置で
行えるため、交換作業が容易になるとともに、スタック
ボルト1を半導体素子11等を懸架することに使用しな
い為、絶縁性能が要求されるスタックボルト1の損傷を
防止することが可能となる。
【0040】実施の形態3.図5は本発明の半導体素子
交換治具の他の例を半導体スタックに取り付けた様子を
示す図である。図6は緊締バンドの引張力調整機構の図
である。図7は図6の上面図である。図8は緊締バンド
を縮めた状態を示す図である。本実施の形態において
は、第1のクランパ2,3の両側面には図示しない2個
のピン穴が設けられている。また各冷却フィン13の両
側面にもピン穴が設けられている。
【0041】本実施の形態の半導体素子の交換方法にお
いては、まず第1のクランパ2および第2のクランパ3
の側面のピン穴にピン18が挿入されて立設される。図
に示さないが図の裏面側においても同じ様にピン18が
立設される。また交換する半導体素子11の両隣の冷却
フィン13の両側面においてもピン穴にピン18が挿入
されて立設される。
【0042】次に、第2のクランパ3のピン18と冷却
フィン13のピン18との間に引張力調整機構を有する
金属製の緊締バンド19を取り付け、引張力調整機構を
使用し緊締バンド19に引張力が作用するように調整
し、冷却フィン13、半導体素子11、絶縁スペーサ
3、および第2のクランパ3を一体に緊締する。図に示
さないが図の裏面側においても同じ様に一体に緊締す
る。
【0043】図に示されるように、緊締バンド19のバ
ンド19aの一端は2枚の板よりなるガイドプレート1
9bに固定され、バンド19aの他端はスライドピン1
9cを介してガイドプレート19bに取付けられてい
る。バンド19aは両端をガイドプレート19bとスラ
イドピン19cで連結されて環を形成している。スライ
ドピン19cは2枚のガイドプレート19bの主面に設
けられた湾曲した細長穴であるスリット19d内に両端
を挿入し、中央部にバンド19aの一端を固定してい
る。スライドピン19cはスリット19d内を移動可能
である。ガイドプレート19bとスライドピン19c
は、バンド19aに引張力を発生させる引張力調整機構
を構成している。バンド19aの両端すなわち引張力調
整機構の両脇のバンド19aを両手で持ちバンド19a
の環を縮めるように引っ張ってスライドピン19cをス
リット19d内を移動させ、スライドピン19cをスリ
ット19d内の奥の端に位置させ、緊締バンド19の絶
対長さを短くし、それにより緊締バンド19に引張力を
発生させる。
【0044】交換する半導体素子11の反対側において
も、第1のクランパ2のガイドピン18と冷却フィン1
3のガイドピン18との間に緊締バンド19を取り付け
る。そして冷却フィン13、半導体素子11、絶縁スペ
ーサ6、および第1のクランパ2を一体に緊締する。図
に示さないが図の裏面側においても同じ様に一体に緊締
する。
【0045】尚、緊締バンド19は緊締する半導体素子
11および冷却フィン13の数にしたがって数種類の長
さのものが用意されおり、交換する半導体素子11の位
置により、適当な緊締バンド19が選択して使用され
る。
【0046】その後、実施の形態1と同様の懸架治具1
5を使用して、交換する半導体素子11をスタックボル
ト1から懸架し、また、吊支治具28を用い、緊締バン
ド19で一体に緊締した冷却フィン13や半導体素子1
1をスタックボルト1から吊支する。吊支治具28は、
概略くの字型をした板状の部材で、両端に緊締バンド1
9に掛ける鉤状の係合部28aを有している。吊支治具
28は、くの字型の屈曲部でスタックボルト1をまた
ぎ、両端の係合部28aで緊締バンド19を吊り上げる
ことにより、一体に緊締された冷却フィン13や半導体
素子11をスタックボルト1から吊支する。
【0047】その後、センターボルト5を反時計回りに
回転させて半導体素子11の圧接力を開放し、交換する
半導体素子11の両脇の隙間を大きくし、交換対象の半
導体素子11のみをスタックから取り外し交換する。交
換後センターボルト5を時計回りにまわすことにより、
半導体素子の圧接力が回復する。本実施の形態では、懸
架治具15、緊締バンド19、吊支治具28は半導体素
子交換治具を構成している。
【0048】このような半導体素子交換治具を使用して
故障した半導体素子11を交換する方法においては、ま
ず交換対象の半導体素子11以外の半導体素子11、冷
却フィン13、絶縁スペーサ6,10を緊締バンド19
で一括支持することにより、治具取付け時間を短縮する
ことができ、作業能率を上げる。
【0049】本実施の形態において、引張力調整機能を
有する緊締バンド19が金属製の場合を説明したが、絶
縁物の緊締バンドを用いても良い。さらに、ガイドピン
18とを緊締バンドとが一体化したものを用いても良
い。
【0050】実施の形態4.図9は緊締バンドの他の例
を示す図である。本実施の形態は、緊締バンド20の引
張力調整機構にネジ構造を利用した例である。緊締バン
ド20のバンド20aの一端にはL字部材20bの一端
が取付られている。バンド20aの他端にはねじ棒20
cが取付られている。ねじ棒20cは、L字部材20b
の他端のフランジ部に穿設された穴を貫通し、ねじ棒2
0cに螺合された調整ナット20dで止められている。
【0051】調整ナット20dをしめると、緊締バンド
20の環が縮まり、ゆるめると緊締バンド20の環が広
がる。この緊締バンド20を使用して冷却フィン13、
半導体素子11、絶縁スペーサ6あるいは絶縁スペーサ
10、および第1のクランパ2あるいは第2のクランパ
3が一体に緊締される。その他については実施の形態3
と同様である。
【0052】このような半導体素子交換治具を使用して
故障した半導体素子11を交換する方法においては、緊
締が確実となり作業が安全である。
【0053】実施の形態5.図10,図11は緊締バン
ドの他の例を示す図である。図において、緊締バンド2
1は、絶縁物または鋼板の環状のバンドである。緊締バ
ンド21は、若干の弾性を備え、図10に示すように、
緊締バンド21を油圧ユニット22等で引き伸ばした状
態で、第1のクランパ2と冷却フィン13に設けたガイ
ドピン18,18間に取り付けられる。その後油圧を解
除することにより、緊締バンド21に復元力が働き、半
導体素子11、冷却フィン13、絶縁スペーサ10を一
体に緊締することができる。同じ方法で他の3箇所にお
いても緊締バンド21を取り付ける。その他については
実施の形態3と同様である。
【0054】また図11に示すように、自然長さの状態
で、第1のクランパ2と冷却フィン13の間に設けたガ
イドピン18,18間に取り付け、さらに半導体素子1
1の直列方向と直交する方向に、油圧ユニット23の動
作方向を一致させて油圧ユニット23を設置し、油圧を
作用させることにより、緊締バンド21に引張力が発生
し半導体素子11、冷却フィン13、絶縁スペーサ10
を一体に緊締することができる。同じ方法で他の3箇所
においても緊締バンド21を取り付ける。その他につい
ては実施の形態3と同様である。
【0055】このような半導体素子交換治具を使用して
故障した半導体素子11を交換する方法においては、緊
締バンド21の構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体素子交換治具を半導体スタッ
クに取り付けた様子を示す図である。
【図2】 半導体素子を交換する様子を示す図である。
【図3】 半導体スタックの押圧機構を示す図である。
【図4】 本発明の半導体素子交換治具の他の例を半導
体スタックに取り付けた様子を示す図である。
【図5】 本発明の半導体素子交換治具の他の例を半導
体スタックに取り付けた様子を示す図である。
【図6】 緊締バンドの引張力調整機構の図である。
【図7】 図6の上面図である。
【図8】 緊締バンドを縮めた状態を示す図である。
【図9】 緊締バンドの他の例を示す図である。
【図10】 緊締バンドの他の例を示す図である。
【図11】 緊締バンドの他の例を示す図である。
【図12】 従来の半導体モジュールの正面図である。
【図13】 従来の半導体装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 スタックボルト、2,3 クランパ(固定板)、1
1 半導体素子、12冷却フィン、15,25 懸架治
具、15a,25a 第1の嵌合部、15b,25b
第2の嵌合部、15c、25c 連結腕、19,20,
21 緊締バンド、24 仮設ボルト、28 吊支治
具。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な一対のスタックボルトの両
    端に固定された一対の固定板間に配設された外部から間
    接又は直接与えられた光又は電気信号により電流をON/O
    FFさせる半導体素子と通電時に該半導体素子で発生する
    熱を外部に放熱する冷却フィンとを交互に積層してなる
    半導体スタックが前記一対の固定板の一側の固定板側か
    ら他側の固定板側に加圧されて互いに密接状態で収容さ
    れてなる半導体装置の半導体素子交換治具であって、 前記スタックボルトに着脱可能に嵌着される第1の嵌合
    部と、前記半導体素子もしくは前記冷却フィンに着脱可
    能に嵌着される第2の嵌合部と、前記第1の嵌合部と前
    記第2の嵌合部とを連結する連結腕とを備えた懸架治具
    を備えた半導体素子交換治具。
  2. 【請求項2】 前記一対の固定板間に前記半導体スタッ
    クと平行に掛け渡された仮設ボルトを備え、 前記懸架治具の第1の嵌合部は、前記仮設ボルトに着脱
    可能に嵌着される請求項1記載の半導体素子交換治具。
  3. 【請求項3】 交換する半導体素子の一側の半導体素子
    および冷却フィンの群を一側の固定板に、他側の半導体
    素子および冷却フィンの群を他側の固定板にそれぞれ一
    体に緊締する緊締バンドと、 前記スタックボルトから懸垂され前記固定板に一体に緊
    締された前記半導体素子および冷却フィンの群を吊支す
    る吊支治具とを備えた請求項1記載の半導体素子交換治
    具。
  4. 【請求項4】 前記懸架治具はテフロン系の材料あるい
    は繊維強化プラスチックで作製されている請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の半導体素子交換治具。
  5. 【請求項5】 前記緊締バンドは、環状であり、環の途
    中に設けられたリンク機構を用いて環の大きさが縮めら
    れ、前記半導体素子および冷却フィンの群を前記固定板
    に一体に緊締する請求項3記載の半導体素子交換治具。
  6. 【請求項6】 前記緊締バンドは、環状であり、環の途
    中に設けられたネジ機構を用いて環の大きさが縮めら
    れ、前記半導体素子および冷却フィンの群を前記固定板
    に一体に緊締する請求項3記載の半導体素子交換治具。
  7. 【請求項7】 互いに平行な一対のスタックボルトの両
    端に固定された一対の固定板間に配設された外部から間
    接又は直接与えられた光又は電気信号により電流をON/O
    FFさせる半導体素子と通電時に該半導体素子で発生する
    熱を外部に放熱する冷却フィンとを交互に積層してなる
    半導体スタックが前記一対の固定板の一側の固定板側か
    ら他側の固定板側に加圧されて互いに密接状態で収容さ
    れてなる半導体装置の半導体素子交換方法であって、 前記スタックボルトに着脱可能に嵌着される第1の嵌合
    部と前記半導体素子もしくは前記冷却フィンに着脱可能
    に嵌着される第2の嵌合部とが連結腕により連結されて
    なる懸架治具の第1の嵌合部を前記スタックボルトに嵌
    合させ、第2の嵌合部を前記半導体素子もしくは前記冷
    却フィンに嵌合させて、前記半導体スタックを構成する
    前記半導体素子および前記冷却フィンのそれぞれを前記
    スタックボルトに懸架させる工程と、 前記一対の固定板の一側の固定板側から他側の固定板側
    への加圧を解除して前記半導体素子と前記冷却フィンと
    の密接状態を解除する工程と、 前記半導体素子のうち交換する半導体素子を懸架してい
    る前記懸架治具を前記スタックボルトを支点にして回動
    させ該交換する半導体素子を抜き出し、さらに第2の嵌
    合部から該交換する半導体素子を外す工程と、 新たな半導体素子を第2の嵌合部に嵌合させ、該新たな
    半導体素子を外された前記半導体素子の位置に位置する
    ように前記スタックボルトを支点にして回動させる工程
    と、 前記一対の固定板の一側の固定板側から他側の固定板側
    に加圧して積層された前記半導体素子と前記冷却フィン
    とを密接させる工程と、 前記半導体スタックを構成する前記半導体素子および前
    記冷却フィンのそれぞれを前記スタックボルトに懸架さ
    せている前記懸架治具を取り外す工程とを備えたことを
    特徴とする半導体素子交換方法。
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