JPH098561A - フィードフォワード増幅器用適応制御システム - Google Patents

フィードフォワード増幅器用適応制御システム

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JPH098561A
JPH098561A JP8149656A JP14965696A JPH098561A JP H098561 A JPH098561 A JP H098561A JP 8149656 A JP8149656 A JP 8149656A JP 14965696 A JP14965696 A JP 14965696A JP H098561 A JPH098561 A JP H098561A
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imd
signal
amplifier
output
strongest
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Application number
JP8149656A
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English (en)
Inventor
Daniel Melanie
メラニー・ダニエルス
Silvers Richard
リチャード・シルバース
Banford Jeffrey
ジェフリー・バンフォード
Rippner Ulrich
ウルリッチ・リップナー
Martinenko Peter
ピーター・マーティーネンコ
Warren David
デイヴィッド・ワレン
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全伝送帯域にわたって相互変調歪み(IMD)
成分の最適なキャンセルを実現することのできるフィー
ドフォワード増幅器用適応制御装置を提供する。 【解決手段】本発明の一実施例によれば、適用制御回路
は全伝送帯域を複数回掃引する。これらの掃引により、
最初に最強搬送波信号が決定され、この信号およびその
他の搬送波信号が相殺されてIMD値が決定される。伝
送帯域をさらに掃引することにより、最強の平均IMD
値が決定され、この値により、発生しなければならない
IMDキャンセル信号の大きさが求められる。平均最強
搬送波信号および平均最強IMD値を用いることによ
り、IMDの最適な相殺が全伝送帯域にわたって達成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、フィードフォ
ワード増幅器の分野に関するものである。とりわけ、本
発明は、フィードフォワード増幅器の適応制御に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】無線周波(RF)線形増幅器は、高電力
レベルにて非線形特性を示すデバイスを使用している。
この非線形特性は信号歪みをもたらす。線形増幅器に2
つ以上の信号が加えられると、増幅器の非線形特性によ
って、増幅される信号間に望ましくない増殖性の相互作
用が生じ、増幅器の出力に相互変調歪み(IMD)が生
じることになる。IMDは、増幅器の動作周波数範囲に
わたって干渉を生じる。
【0003】IMDは、IMDの負のフィードバック、
増幅器によってもたらされるIMDをキャンセルするた
めの、増幅前に加えられる信号の予歪、及び、増幅器出
力からのIMDの分離、及び、IMDに対するフィード
フォワードによる、増幅器出力におけるIMDのキャン
セルを含む、いくつかの手段によって減少させることが
可能である。この最後の方法を利用して、IMDを減少
させる増幅器は、フィードフォワード増幅器として既知
のところである。
【0004】フィードフォワード増幅器は既知のところ
である。図1には、典型的なフィードフォワード増幅器
10が示されている。RF信号はノードAから送り込ま
れる。送り込まれる信号は、電力増幅器15に流入す
る。送り込まれるRF信号のサンプルは、時間遅延装置
20に分流され、この回路によって、電力増幅器15が
その信号を増幅するのに必要な時間量にわたって信号を
遅延させる。遅延信号は、位相及び振幅制御装置25に
よって、振幅と位相の両方に調整を受け、ノードCに結
果生じる信号は、位相が180゜ずれ、振幅は電力増幅
器15のサンプル出力に等しい。ノードBから得られる
電力増幅器15のこのサンプル出力と位相及び振幅制御
装置25の出力は、信号コンバイナ30において組み合
わせられる。ノードCにおけるコンバイナ30の出力
は、電力増幅器15のIMDを構成する。このIMD
は、さらに、位相及び振幅制御装置40によって位相及
び振幅が調整され、誤差増幅器45によって増幅される
ので、電力増幅器15の出力に生じるIMDに対して、
ノードDにおいて振幅が等しく、位相が180゜ずれる
ことになる。増幅器15の出力は、遅延回路35によっ
て、位相及び振幅制御装置40及び誤差増幅器45によ
って導入される処理遅延に等しい時間期間にわたって遅
延させられる。ノードDにおいて誤差増幅器45の出力
と時間遅延装置35の出力を組み合わせることによっ
て、電力増幅器15によって導入されるIMDの大部分
がキャンセルされることになる。
【0005】フィードフォワード増幅器の例には、ONei
lの米国特許第3,886,470号、Myerの米国特許第4,879,51
9号、およびMyerの米国特許第4,885,551号(Myer 551)が
ある。
【0006】フィードフォワード・トポロジによって、
IMDはうまく減少するが、それだけでは、増幅器の十
分な性能を維持するには不十分である。コンポーネント
のエージングによって、開ループ設計が時間と共に劣化
する。既知のやり方で、ルック・アップ・テーブル及び
制御回路を実施することによって、温度の影響だけは補
償可能であるが、こうした温度補正を行ったとしても、
増幅器のドリフト及びコンポーネントのエージングによ
って、やはり、性能が低下する。
【0007】フィードフォワード増幅器のドリフトは、
既知の問題であり、適応制御回路は、それを補償するよ
うに設計されている。Myer’551は、こうした適
応制御回路の一例である。Myer’551の場合、第
1の搬送波が検出されるまで、伝送帯域が走査される。
第1のループにおける位相及び振幅調整手段は、第1の
搬送波を減少するように調整される。第1の搬送波が減
少するか、あるいは、除去されると、IMDを求めて、
伝送帯域の走査が行われる。次に、もう1つの位相及び
振幅調整手段を利用して、こうして検出された第1のI
MDを減少させるか、あるいは、除去することになる。
搬送波信号及び検出したIMDを減少させるためのプロ
セスは、両方とも、増幅器が用いられている間、所定の
間隔で繰り返し実施される。
【0008】所定のしきい値を超える第1の搬送波及び
第1のIMDを選択するだけでは、Myer’551に
よって、最強の搬送波または最強のIMD信号、従っ
て、最もキャンセルを必要とする信号が選択されるとい
う保証は得られない。伝送帯域における1つの信号だけ
にキャンセルの努力を全て集中することによって、My
er’551では、あいにく、増幅器対周波数の非線形
位相及び利得が無視されている。キャンセル回路を調整
して、最初に検出した搬送波信号及び最初に検出したI
MD信号をキャンセルしても、これらの信号をキャンセ
ルするためになされる調整そのものによって、伝送帯域
の他の部分でIMD信号の悪化を生じることはないとい
う保証にはならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、こう
した欠陥を回避するフィードフォワード増幅器のための
適応制御回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の望ましい
実施例は、走査周波数帯域全体を走査して、IMD成分
の最適なキャンセルを実現するフィードフォワード増幅
器のための適応制御回路から構成される。まず、第1の
ループの出力における最強の搬送波信号が求められ、メ
モリに記憶される。数回にわたる走査が済むと、最強の
搬送波信号の平均が計算される。次に、第1のループの
適応制御回路は、「平均」信号を減少させるか、また
は、キャンセルしようとする。次に、第1の実施例で
は、第2のループの出力(すなわち、増幅器の出力)に
おける伝送周波数全体を走査し、最強のIMD値を求め
て、記憶する。この記憶されたIMD値は、全てのまた
は選択数の最強のIMD成分の中の最強の単一IMD成
分、または、何らかの重み付き平均とすることが可能で
ある。数回にわたる走査の後、これら最強のIMD値の
平均が計算される。適応制御回路は、次に、この「平
均」IMD値を減少させるか、あるいは、キャンセルし
ようとする。伝送周波数帯域全体にわたって誤差補正を
最適化することによって、フィードフォワード増幅器の
性能全体が大幅に向上する。
【0011】次に、添付の図面に関連して本発明の解説
を行うものとする。
【0012】
【実施例】本発明の第1の望ましい実施例が図2に示さ
れている。この実施例は、869〜894MHzで動作
し、同時に21チャネルまでの伝送が可能なフィードフ
ォワード増幅器100である。該増幅器は、セルラ・フ
ォン・システムのマイクロセル増幅器の働きをする。こ
うしたマイクロセル増幅器は、同様なチャネルの伝送を
行うが、以前のフォン・システムのセル・サイトよりも
はるかに低い電力レベルで動作する。チャネル当たりの
平均電力出力は、+31dBmすなわち約1.26ワッ
トである。21のチャネル全てで伝送が行われる場合、
全出力電力の平均は、+44.2dBmすなわち26.
4ワットである。増幅器の全利得は、最小で10dBで
ある。
【0013】フィードフォワード増幅器100は、主増
幅経路110と2つのキャンセル・ループから構成され
ている。3つの入力ポート121、123、及び、12
5が利用可能であり、さらに、2つのコンバイナ・アセ
ンブリ127及び129に接続される。コンバイナ12
7及び129の出力は、コンバイナ131において組み
合わせられ、12dB指向性サンプラ133が、入力信
号の一部をサンプリングする。このサンプリングを受け
た信号には、IMDがない。主信号は、3つのステー
ジ、すなわち、50ワットのシリコン・バイポーラ・ト
ランジスタ135、1対の50ワットのトランジスタか
ら構成されるパワー・モジュール137、及び、4つの
プッシュ・プル・パワー・モジュールによるステージ1
39によって増幅される。主増幅器110の出力におい
て、24dBカップラ145によって、再び信号のサン
プリングが行われる。この信号には、主増幅経路110
における非線形性によって導入される歪みが含まれる。
【0014】12dB指向性サンプラ133においてサ
ンプリングされる信号は、遅延線147、可変減衰器1
49、及び、可変移相器151に通された後、コンバイ
ナ141によって主増幅経路110からサンプリングさ
れた出力信号と組み合わせられるが、その信号とは位相
が180゜ずれているので、主信号がキャンセルされ、
多少の残留信号と共にIMDのほとんどが残されること
になる。
【0015】歪み信号は、次に、もう1つの減衰器15
3及び移相器155を通り、さらに、利得が約60dB
の6段増幅器である誤差増幅器157によって増幅され
る。増幅された信号は、次に、12dB指向性カップラ
159によって主増幅経路110の出力と組み合わせら
れるが、位相が主増幅器のIMDと180゜ずれてお
り、この結果、主増幅器のIMDがキャンセルされる。
主増幅経路110と12dBカップラ159の間のもう
1つの遅延線によって、IMDキャンセル・ループを通
るIMDの時間遅延が補償される。
【0016】フィードフォワード増幅器100の出力
は、最初の再組み合わせの後、175(基本周波数がキ
ャンセルされた信号)及び185(増幅器の最終出力)
において取り出される。これらの信号は、内部スペクト
ラム・アナライザによって分析され、必要に応じて移相
器151及び155、及び、減衰器149及び153の
調整が行われる。
【0017】図3は、本発明の第1の望ましい実施例に
用いられるスペクトラム・アナライザ回路のブロック図
である。入力スイッチ203は、それぞれ、ノード17
5及び185(図2)に結合される。該ノードは、それ
ぞれ、第1の信号キャンセル・ループであるループ1か
らの出力、及び、歪みキャンセル・ループであるループ
2からの出力である。
【0018】図3に示すスペクトラム・アナライザの部
分は、デュアル・ダウン・コンバージョン受信機の形態
をなしている。こうした受信機は、既知のところであ
り、「Single Sideband Systems and Circuits(単側波
帯システムおよび回路)」、Pappenfus、Bruene、およ
び、Schoenike、McGraw-Hill, Inc. ISBN 0-07-054407-
7に記載されている。
【0019】帯域フィルタ204は、入力スイッチ20
3に結合され、その通過周波数は、システムの周波数範
囲の中心にくるので、全ての信号がセルラ帯域を通過す
る。フィルタ204は、ミクサ205のイメージ周波数
の信号を排除し、RF入力における、第1の局部発振器
(LO)からミクサ205への漏れを減衰させる。
【0020】ミクサ205において、帯域フィルタ20
4によって通された信号は、フラクショナルNベースの
シンセサイザLO 217の出力と混合される。ミクサ
205は、測定範囲(−75dBc)内の歪みを発生し
てはならず、高入力遮断点を備えたダイナミック・レン
ジの大きいミクサから構成される。この実施例における
LO周波数は、954.5〜984.5MHzを掃引す
る。
【0021】フラクショナルNベースのシンセサイザL
Oは、内部スプリアスを減少させて、スプリアス成分を
−75dBc未満に保持する。該シンセサイザは、周波
数帯域全体を掃引またはステップするようにプログラム
可能である。この第1の望ましい実施例の場合、シンセ
サイザ217は、ヒューレット・パッカード社によって
開発されたものであり、その動作については米国特許第
4,546,331号に記載がある。他の実施例の場
合、この合成信号源は、別のタイプのフラクショナルN
シンセサイザまたは別の合成信号源とすることが可能で
ある。
【0022】ミクサ205を出る信号の中間周波数は、
87MHzである。該信号は、帯域フィルタ206及び
208によってフィルタリングを施され、増幅器207
によって増幅される。フィルタ206及び208は、通
過するチャネル数を制限することによって、第2のミク
サ209のイメージ周波数を排除し、ノイズ帯域幅を狭
め、必要とされるダイナミック・レンジを縮小する。
【0023】第2のLOは、10MHzの発振器220
及び固定周波数位相ロック式ループ(PLL)219か
ら形成される。発振器220は、50分割回路221を
介してフラクショナルNベースのシンセサイザ217に
も結合され、200KHzの基準信号を発生する。第2
のLOは、第1のLOと同じ基準に対して位相がロック
されない発振器とすることも可能である。
【0024】電力が固定され、振幅が固定された第2の
ミクサ209は、87MHz信号を10.7MHz信号
に変換する。次に、10.7MHz信号は、帯域フィル
タ210によってフィルタリングが施され、増幅器21
1によって増幅される。帯域フィルタ210は、この実
施例におけるフィルタの任意の1つの最狭の帯域幅を備
えている。このフィルタによって、システムが測定し得
る信号の周波数分解能が決まる。
【0025】対数増幅器212は、受信した10.7M
Hz信号の信号強度を入力信号の振幅の対数に比例した
出力に変換する。分解能帯域幅フィルタの中心周波数
は、10.7MHzとして選択されたが、これは、25
MHzのセルラ帯域幅を下回る。これを考慮すると、デ
ュアル・ダウン・コンバージョン受信機の利用が必要に
なるが、さもなければ、中心周波数がもっと高い別の検
出器または対数増幅器を用いるか、あるいは、単一のダ
ウン・コンバージョン受信機を利用することも可能であ
る。もう1つの実施例の場合、対数増幅器212は、分
解能帯域幅フィルタ並びに対数検出器の両方の機能を備
えたデジタル信号処理回路に置き換えることも可能であ
る。受信機全体のダイナミック・レンジは75dBなけ
ればならない。
【0026】対数増幅器212の出力は、この実施例の
場合、モトローラ68HC11によって実施されるマイ
クロコントローラ215に結合される。マイクロコント
ローラは、さらに、双方向シリアルI/Oバス216に
よって、2つのRF信号源のうちのどちらがスペクトラ
ム・アナライザに入るかを制御するスイッチ203、及
び、フラクショナルNベースのシンセサイザLO 21
7に結合される。マイクロコントローラ215は、移相
器及び減衰器(図2参照)を制御する電圧を供給するD
AC 223にも結合されている。シリアルI/O 21
4によって、テストを目的として、スペクトラム・アナ
ライザの性能をモニタすることが可能になる。
【0027】動作時、セルラ伝送帯域幅全体の走査が行
われ、全ての搬送波及びIMD信号の測定が所定の時点
に実施される。ループ1またはループ2が最適化されて
いるか否かによって、この情報は最高の搬送波値または
最高のIMD値に変換される。数回の走査または掃引に
わたって、最高の平均値が求められる。この平均値がそ
の対応する最適化手順に供給される。最適化手順内にお
いてさえ、規則的に全伝送周波数帯域を走査して、最近
の平均最高値が求められる。既知のシステムの場合、単
一搬送波信号またはIMD成分に最適化を施すと、伝送
周波数帯域のどこかで、システム性能が別様に劣化する
可能性があった。それぞれ、ループ1及び2におけるキ
ャンセルを最適化するために選択された搬送波及びIM
D成分が、実際の最高搬送波信号及びIMD成分でない
場合、該システムの出力における平均IMDレベルが実
際に高くなる可能性がある。
【0028】マルチトーン・システムにおいて等しいチ
ャネル間隔が用いられる場合、所定の周波数におけるI
MD成分の振幅が時間によって異なる可能性がある。一
般に、5〜10dBの振幅変動が見られる。IMD成分
の平均レベルは、選択された周波数における最大値と最
小値の両方の間に複数回にわたってサンプリングを行う
ことによって求められる。望ましい実施例の場合、複数
の全帯域測定が実施される。例えば、サンプリングされ
る基本搬送波がオフ及び/またはオンになり、従って、
瞬間的にIMDに関連したレベルになる場合についても
考慮される。
【0029】次に、図4a、4b、及び、4cに示すフ
ローチャートに関連して、第1の望ましい実施例の動作
について詳述することにする。ステップ501及び50
3において、プロセッサ、入力/出力、及び、周波数シ
ンセサイザが初期設定され、減衰器及び移相器が既定の
電圧にセットされる。プリセットされた電圧は、その内
容が初期システム・テスト時に決まるルック・アップ・
テーブルにおいて知ることが可能である。最初に動作す
るループは、時間遅延装置147、減衰器149、移相
器151、及び、コンバイナ141によって形成される
ループ1(図2参照)であり、ステップ505で選択さ
れる。ステップ507において、該システムは、掃引情
報を要求し、受信する。この掃引情報は、図4bに示す
プロセスを利用して検索される。ステップ551(図4
b)において、周波数シンセサイザが使用可能になる。
この第1の実施例の場合、シンセサイザが、伝送周波数
帯域全体を30KHzのステップで掃引する。ステップ
553において、掃引の続行前に所定の時間期間が経過
すると、シンセサイザを安定化させることができる。ス
テップ555において、現在の周波数における信号強度
が読み取られ、デジタル数に変換され、メモリに記憶さ
れる。次に、ステップ557において、周波数掃引が完
了したか否かの確認が行われる。掃引が完了していなけ
れば、周波数がステップ558においてインクリメント
され、制御がステップ553に戻されることになり、も
う1度、シンセサイザを安定化させるため、所定の長さ
にわたって休止する。周波数掃引が完了すると、制御は
ステップ557から559に移行し、記録されている全
信号強度から最大搬送波信号強度が求められる。ステッ
プ559の後、ステップ561におけるテストで、伝送
周波数帯域の4回の掃引が完了したか否かが判定され
る。4回の掃引がまだ完了していない場合、制御はステ
ップ551に戻る。4回の掃引が完了すると、4回の掃
引のそれぞれにおいて判定される最大信号強度の平均
が、ステップ563において計算され、ステップ507
において戻される(図4a)。図4aのステップ511
において、該システムは、チェックを行い、実際の搬送
波トーンが検出されたか否かを確認する。ループ2が最
適化されている場合、該システムはチェックを行い、I
MD成分が存在するか否かを確認する。
【0030】搬送波信号が初期掃引時に検出されない場
合、制御はステップ509に移行し、該システムは、ル
ープ1移相調整器を用いるようにそれ自体を再構成す
る。次に、制御はステップ507に戻され、再び、伝送
周波数帯域の掃引を行って、もしあれば、用いられる搬
送波の検出を行う。ステップ511において、搬送波ト
ーンが検出されると、制御はステップ513に移行す
る。ここで、主プログラムは、ループ1の減衰器の出力
をインクリメントする準備を行う。次に、ステップ51
5において、既に検出された平均最大搬送波信号が保存
される。ステップ517において、ループ1の減衰器の
値が既定の量だけ増加する。ステップ519において、
図4bに示す、伝送周波数帯域を掃引する前述のプロセ
スを利用して、搬送波トーンの新たな測定が実施され
る。この新しい情報が得られると、一連のテストが後続
する。
【0031】まず、ステップ520において、該システ
ムは、搬送波信号/IMD成分が存在することをもう1
度確認する。この場合、ループ1が最適化されているの
で、搬送波トーンが探索される。搬送波トーンが存在す
ると、制御はステップ521に移行する。さもなけれ
ば、制御はステップ531に移行する。ステップ521
において、該システムはチェックを行い、最近行われた
既定のdBレベルのインクリメント/デクリメントによ
って、信号のキャンセルが悪化したか否かが確認され
る。ステップ513において、該システムがインクリメ
ント・モードにセットされたことを想起されたい。ステ
ップ521においてなされた質問に対する答がノーの場
合、ステップ523において、該システムはチェックを
行い、ループ1の減衰器の先行する3回のインクリメン
トのそれぞれの結果として、その先行分よりも読み取り
が悪化したか否かを確認する。ステップ521におい
て、性能の悪化が所定のしきい値を超えなければならな
いので、これは、ステップ521で実施されるチェック
に対する追加チェックである。現在の読み取りが、ルー
プ1の減衰器の最近の3回のインクリメントにわたって
順次悪化していなければ、ステップ525において、該
システムは、伝送周波数帯域の13回を超える掃引が完
了したか否かをチェックする。13回の掃引が行われて
いない場合、制御はステップ515に戻される。
【0032】ステップ521、523、及び、525に
おけるテストのどれかの答が肯定の場合、制御はステッ
プ527に移行する。ステップ527において、該シス
テムはチェックを行い、減衰器に対する最近の変化がイ
ンクリメントであったか否かが確認される。イエスの場
合、ステップ529において、A/D変換器がセットさ
れて、ループ1の減衰器のデクリメントを開始し、制御
はステップ517に戻される。ステップ529におい
て、キャンセル・ループを出た時、A/D変換器が最後
に減衰器をデクリメントしたことが示されると、ステッ
プ531において、最大のキャンセルが生じたデータ・
ポイントが見つけ出されて、保存される。ステップ53
3において、ループ1の減衰器がその電圧レベルにセッ
トされる。次に、プログラム制御がステップ509に戻
され、該システムは、指示通りに、適切な減衰器または
位相調整器を利用するように再構成される。この場合、
制御は、ループ1の位相調整器に移行する。
【0033】この制御システムの順次パスにおいて、ル
ープ1の減衰器、ループ1の位相調整器、ループ2の減
衰器、及び、ループ2の位相調整器が、繰り返し調整を
受ける。ループ2は、減衰器153、移相器155、誤
差増幅器157、コンバイナ159、及び、時間遅延装
置161(図2参照)によって形成される。ループ1の
減衰器及びループ1の位相調整器によって、検出される
最強の搬送波信号の平均がキャンセルされる。ループ2
の減衰器及びループ2の位相調整器によって、最強のI
MD値の平均がキャンセルされる。
【0034】図4cに示すプロセスを利用して、ループ
2のキャンセルのためのベンチマークとしての働きをす
るIMD値が求められる。主プログラムによって呼び出
されると(図4aのステップ507またはステップ51
9)、ステップ571において、周波数シンセサイザが
使用可能になる。ステップ573において、所定の時間
期間が経過すると、シンセサイザが安定化する。ステッ
プ575において、中心周波数の信号強度が読み取られ
て、デジタル数に変換され、メモリに記憶される。ステ
ップ577において、該システムは、伝送周波数帯域の
掃引が完了していないと判定すると、ステップ578に
おいて、周波数がインクリメントされ、制御がステップ
573に戻される。周波数掃引が完了すると、制御はス
テップ577からステップ579に移行し、ノイズしき
い値未満で、現実の搬送波信号しきい値を超える全ての
値を廃棄した後、IMD信号強度の値が判定される。こ
のIMD値は、最強の信号IMD成分、または、全ての
または選択数の最強のIMD成分のある重み付き平均と
することが可能である。ステップ581におけるテスト
によって、伝送周波数帯域の4回の掃引が完了したか否
かが判定される。4回の掃引が完了していなければ、制
御はステップ571に戻される。4回の掃引が完了して
いる場合には、ステップ583において、4回の掃引の
それぞれにおいて求められた最大IMD値の平均が計算
され、主プログラムに戻される(図4a)。
【0035】本発明では、誤差増幅器に対する入力にお
ける最強の搬送波信号の平均及び出力ポートにおける最
大のIMD値の平均をキャンセルするか、または、減衰
させることによって、伝送周波数帯域全体にわたる性能
の最適化を行う。
【0036】最大の搬送波信号またはIMD成分を最小
化することは、実行可能な多くの動作モードの1つにす
ぎない。非理想的環境においては、他のオプションが有
益である可能性もある。例えば、状況によっては、Nの
最大信号の平均を最小化するのが望ましい可能性があ
る。これによって、線形増幅器の入力または出力に生じ
る望ましくない何らかの外部信号が、最小化すべき最大
信号であると識別されて、このために、適応制御回路の
動作に悪影響が及ぶ公算が少なくなる。同様に、何らか
の制限、すなわち、仕様限界またはノイズしきい値によ
って決まる指定のウインドウ内の全ての信号の平均を用
いて、搬送波信号またはIMD成分を最小化することが
可能である。
【0037】より有能なマイクロプロセッサの利用が可
能な場合、全ての搬送波信号及びIMD成分の全電力を
計算し、最小化するのが有利な可能性もある。各検出信
号の平均レベルは、その電力レベルに比例した値に変換
される。この場合、これは、対数増幅器の出力電圧の逆
対数を計算して(図3、212参照)、さらに、どちら
のループが最適化されているかに基づいて、その結果を
合計し、全ての搬送波信号またはIMD成分の全電力が
得られるようにすることによって実施される。最強の信
号は、全電力より優勢であり、従って、最適化の努力
は、これら最強の信号の最小化に集中することになる。
また、この方法によれば、走査周波数帯域の追加掃引を
必要とすることなく、改良された信号平均化の追加利点
が得られることになる。
【0038】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0039】[実施態様1]被変調搬送波信号入力及び相
互変調歪みを伴う増幅信号出力を有し、フィードフォワ
ード・キャンセル・システムを有するフィードフォワー
ド増幅器100用の適応制御システムであって、伝送周
波数範囲全体を走査して、第1のフィードフォワード・
キャンセル・ループの出力に生じる最強搬送波信号の平
均と、前記増幅器の出力に生じる最大相互変調歪みの平
均を求めるための第1の走査手段200と、前記第1の
走査手段に結合されて、前記第1のキャンセル・ループ
の出力における最強搬送波信号の平均の大きさを減少さ
せるための第1の減衰器149および第1の位相調整手
段151と、前記第1の走査手段に結合されて、前記増
幅器の出力における最大相互変調歪みの平均の大きさを
減少させるための第2の減衰器153および第2の位相
調整手段155と、を備えて成る適応制御システム。
【0040】[実施態様2]前記第1の走査手段200
が、スペクトラム・アナライザ回路(215、216、
217)を備えていることを特徴とする、実施態様1に
記載の適応制御システム。
【0041】[実施態様3]前記スペクトラム・アナライ
ザ回路が、さらに、デュアル・ダウン・コンバージョン
受信機を備えている実施態様2に記載の適応制御システ
ム。
【0042】[実施態様4]伝送周波数帯域、第1のフィ
ードフォワード・キャンセル・ループ(147、14
9、151、141)、及び、出力を有するフィードフ
ォワード増幅器における相互変調歪みをキャンセルする
ための方法であって、前記フィードフォワード増幅器の
伝送周波数帯域を掃引し(551、553、555、5
57、558)、前記第1のフィードフォワード・キャ
ンセル・ループの出力における最強の搬送波信号を求め
るステップ(559)と、前記最強の搬送波信号の値を
記憶するステップ(515)と、所定の回数にわたって
前記掃引及び記憶ステップを繰り返すステップ(56
1)と、伝送帯域内における前記最強の搬送波信号の記
憶値を平均化するステップと、第1の減衰器及び位相調
整手段を適合させて、前記第1のフィードフォワード・
キャンセル・ループの出力における平均最強搬送波信号
をキャンセルするステップ(531、533)と、前記
フィード・フォワード増幅器の伝送周波数帯域を掃引し
て、前記増幅器の出力における最強の相互変調歪成分を
検出するステップ(571、573、575、577、
578)と、前記最強の相互変調歪み成分の値を記憶す
るステップ(579)と、所定の回数にわたって前記掃
引および記憶するステップを繰り返すステップ(58
1)と、伝送帯域内における前記最強の相互変調歪み成
分の記憶値を平均化するステップ(583)と、第2の
減衰器及び位相調整手段を適合させて、前記フィードフ
ォワード増幅器の出力における平均最強相互変調歪み成
分をキャンセルするステップ(509)と、を備えて成
る方法。
【0043】[実施態様5]前記フィードフォワード増幅
器の伝送周波数帯域を掃引して、前記増幅器の出力にお
ける最強の相互変調歪みを検出するステップが、前記伝
送周波数帯域の走査時に各個別相互変調歪み成分を検出
するステップ(571、573、575)と、走査時に
検出された各相互変調歪み成分の値を記憶するステップ
と(577、579)と、記憶値を平均化するステップ
(579、583)と、をさらに備えて成り、前記平均
結果が、前記走査の最強の相互変調歪み成分をなすこと
を特徴とする、実施態様4に記載の方法。
【0044】[実施態様6]前記フィードフォワード増幅
器の伝送周波数帯域を掃引し、前記第1のフィードフォ
ワード・キャンセル・ループの出力における前記最強の
搬送波信号を求めるステップが、伝送周波数帯域に生じ
る各搬送波信号を検出するステップ(551、553、
555)と、所定のしきい値を超える各検出搬送波信号
を記憶するステップ(559)と、記憶された検出搬送
波信号を平均化するステップ(563)と、をさらに備
えて成り、前記平均化が前記最強搬送波信号として用い
られることを特徴とする、実施態様4に記載の方法。
【0045】[実施態様7]前記フィードフォワード増幅
器の伝送周波数帯域を掃引し、前記第1のフィードフォ
ワード・キャンセル・ループの出力における前記最強の
搬送波信号を求めるステップと、前記フィードフォワー
ド増幅器の伝送周波数帯域を掃引して、前記増幅器の出
力における前記最強の相互変調歪みを検出するステップ
が、各検出搬送波信号及び各検出相互変調歪み成分をそ
の電力レベルに比例した値に変換するステップと、前記
変換された搬送波信号及び相互変調歪み成分を合計し
て、前記搬送波信号と前記相互変調歪み成分の全電力を
求めるステップと、をさらに備え、第1の減衰器と位相
調整手段を適合させて、前記第1のフィードフォワード
・キャンセル・ループの出力における前記平均最強搬送
波信号をキャンセルするステップと、第2の減衰器と位
相調整手段を適合させて、前記フィードフォワード増幅
器の出力における前記平均最強相互変調歪み成分をキャ
ンセルするステップが、前記第1の減衰器と位相調整手
段を適合させて、前記搬送波信号の全電力をキャンセル
するステップと、前記第2の調整器と位相調整手段を適
合させて、前記相互変調歪み成分の全電力をキャンセル
するステップと、をさらに備えて成ることを特徴とす
る、実施態様4に記載の方法。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、IMD成分の最適なキャンセルを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なフィードフォワード増幅器(先行技
術)のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例において用いられるフィ
ードフォワード増幅器のブロック図である。
【図3】本発明において用いられるスペクトラム・アナ
ライザの詳細なブロック図である。
【図4a】図2及び図3に示す適応制御回路の動作を示
すフロー・チャートである。
【図4b】図2及び図3に示す適応制御回路の動作を示
すフロー・チャートである。
【図4c】図2及び図3に示す適応制御回路の動作を示
すフロー・チャートである。
【符号の説明】
100:フィードフォワード増幅器 110:主増幅経路 121:入力ポート 123:入力ポート 125:入力ポート 127:コンバイナ・アセンブリ 129:コンバイナ・アセンブリ 131:コンバイナ 133:指向性カップラ 135:トランジスタ 137:パワー・モジュール 139:パワー・モジュール・ステージ 145:カップラ 147:遅延線 149:可変減衰器 151:可変移相器 153:減衰器 155:移相器 157:誤差増幅器 159:指向性カップラ 175:ノード 185:ノード 203:入力スイッチ 204:帯域フィルタ 205:ミクサ 206:帯域フィルタ 208:帯域フィルタ 209:第2のミクサ 210:帯域フィルタ 211:増幅器 212:対数増幅器 214:シリアルI/O 215:マイクロコントローラ 216:双方向シリアルI/Oバス 217:シンセサイザ 220:発振器 221:50分割回路
フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー・バンフォード アメリカ合衆国カリフォルニア州エル・ド ラド・ヒルズ,クイーン・メリー・コート 888 (72)発明者 ウルリッチ・リップナー アメリカ合衆国カリフォルニア州エル・ド ラド・ヒルズ,メサ・ヴァーズ・ドライヴ 3614 (72)発明者 ピーター・マーティーネンコ アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメ ント,ライカミング・コート 2650 (72)発明者 デイヴィッド・ワレン アメリカ合衆国カリフォルニア州エル・ド ラド・ヒルズ,ロールストン・プレイス 1697

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被変調搬送波信号入力及び相互変調歪みを
    伴う増幅信号出力を有し、フィードフォワード・キャン
    セル・システムを有するフィードフォワード増幅器用の
    適応制御システムであって、 伝送周波数範囲全体を走査して、第1のフィードフォワ
    ード・キャンセル・ループの出力に生じる最強搬送波信
    号の平均と、前記増幅器の出力に生じる最大相互変調歪
    みの平均を求めるための第1の走査手段と、 前記第1の走査手段に結合されて、前記第1のキャンセ
    ル・ループの出力における最強搬送波信号の平均の大き
    さを減少させるための第1の減衰器および第1の位相調
    整手段と、 前記第1の走査手段に結合されて、前記増幅器の出力に
    おける最大相互変調歪みの平均の大きさを減少させるた
    めの第2の減衰器および第2の位相調整手段と、 を備えて成る適応制御システム。
JP8149656A 1995-06-19 1996-06-12 フィードフォワード増幅器用適応制御システム Pending JPH098561A (ja)

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US49165995A 1995-06-19 1995-06-19
US491,659 1995-06-19

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JP8149656A Pending JPH098561A (ja) 1995-06-19 1996-06-12 フィードフォワード増幅器用適応制御システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002078175A1 (fr) * 2001-03-23 2002-10-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Amplificateur a correction aval
JP2009516456A (ja) * 2005-11-18 2009-04-16 エヌエックスピー ビー ヴィ コモンモード制御を有するポーラ変調装置及び方法
JP2014042209A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 歪補償装置、歪補償方法、歪補償プログラム、送信機、及び1bitオーディオ装置

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JP2009516456A (ja) * 2005-11-18 2009-04-16 エヌエックスピー ビー ヴィ コモンモード制御を有するポーラ変調装置及び方法
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