JPH0983870A - 赤外線撮像装置のスキミングバイアス調整装置 - Google Patents

赤外線撮像装置のスキミングバイアス調整装置

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JPH0983870A
JPH0983870A JP7241108A JP24110895A JPH0983870A JP H0983870 A JPH0983870 A JP H0983870A JP 7241108 A JP7241108 A JP 7241108A JP 24110895 A JP24110895 A JP 24110895A JP H0983870 A JPH0983870 A JP H0983870A
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infrared
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skimming
voltage
bias
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JP7241108A
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English (en)
Inventor
Yuichi Matsuda
裕一 松田
Eiji Nameki
英時 行木
Mikio Shiojiri
幹男 塩尻
Yukihiro Yoshida
幸広 吉田
Masaaki Nakamura
正昭 中村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線検出用の固体撮像装置のスキミングバ
イアス調整装置に関し、装置周囲温度の変動に伴うダイ
ナミックレンジの減少を防止することを課題とする。 【解決手段】 赤外線検知素子1a〜1nの各受光量
は、複数のMOS型トランジスタ2a〜2nをスイッチ
ング動作させることにより順次出力される。出力手段2
から出力された画素毎の出力信号の電圧を、第1の比較
手段3が、第1の所定しきい値と比較する。画素毎の出
力信号の電圧が第1の所定しきい値を越えているか否か
を所定期間に亘って監視し、越えていたときに対応する
赤外線検知素子の数を第1のカウント手段4によりカウ
ントする。バイアス電圧調整手段5は、第1のカウント
手段4のカウント値に基づき、複数のMOS型トランジ
スタ2a〜2nに供給されるバイアス電圧を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数画素を扱う赤
外線撮像装置のスキミングバイアス調整装置に関し、特
に、MOS型トランジスタをスイッチング素子として内
蔵した赤外線検出用の固体撮像装置のスキミングバイア
ス調整装置に関する。
【0002】近年、複数の赤外線検出素子を平面上に配
置して、2次元画像をそこに照射し、走査によって各赤
外線検出素子から出力信号を得、TV画像として再生す
ることが行われている。以下の説明中では、赤外線撮像
装置はマトリックス状に配列された64×64(409
6)個の画素を有しているものとみなす。
【0003】
【従来の技術】従来、平面上に配置された複数の固体撮
像素子と、それらの固体撮像素子に対応して設けられた
複数のMOS型トランジスタとから構成され、固体撮像
素子の各受光量を、MOS型トランジスタをスイッチン
グ動作させることにより、順次取り出すようにした固体
撮像装置が、例えば特開平1−196983号公報によ
って知られている。当該装置では、画素毎に順次出力さ
れる固体撮像装置の出力を基にそれらの平均値を算出
し、この平均値を利用して、複数のMOS型トランジス
タに供給されるべきバイアス電圧(スキミングバイアス
電圧)を決定するようにしている。
【0004】各固体撮像素子の受光量は、それらに対応
して設けられた各電荷蓄積用コンデンサにそれぞれ蓄積
されるようになっているが、この蓄積量に限りがあるこ
とや、MOS型トランジスタが転送できる電荷量に限り
があることから、被写体に高輝度部分があると、その部
分に対応する固体撮像素子の出力が飽和してしまう。こ
のため、MOS型トランジスタに供給するバイアス電圧
を低く調節してコンデンサに蓄積された電荷量から一定
量を差し引くというスキミング処理を行い、高輝度部分
に対応する固体撮像素子の出力が飽和しないようにして
いる。なお、バイアス電圧を低く調節することにより、
被写体の低輝度部分が見えづらくなるので、スキミング
バイアス電圧の調整には注意が必要となる。
【0005】こうしたスキミングバイアス電圧の決定
を、従来の上記装置においては、前述の平均値を利用し
て行い、これにより、固体撮像装置全体としての弁別で
きる受光量範囲(ダイナミックレンジ)を確保してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すよ
うな、固体撮像装置の中でも赤外線を検出する赤外線固
体撮像装置101においては、赤外線の検知素子102
a〜102dの出力が赤外線固体撮像装置101の周囲
温度の影響を大きく受ける。赤外線固体撮像装置101
の周囲温度の変動により検知素子102a〜102dの
出力が変動すると、当然、各検知素子102a〜102
dの出力の平均値も周囲温度に応じて変動する。そのた
め、スキミングバイアス電圧も周囲温度の変動に応じて
変動し、その結果、赤外線固体撮像装置101のダイナ
ミックレンジが減少するという問題点が発生する。
【0007】すなわち、温度T1の被写体103から赤
外線固体撮像装置101の赤外線レンズ104に向けて
放射される赤外線パワーをW(T1)、赤外線レンズ1
04の透過率をτとすると、被写体103から赤外線固
体撮像装置101内の検知素子102a〜102dに入
射する赤外線パワーW1は次式(1)で表される。
【0008】
【数1】 W1=W(T1)×τ ・・・(1) また、装置周囲温度T2のときに赤外線固体撮像装置1
01の筐体部分等から赤外線レンズ104の内側表面に
放射される赤外線パワーをW(T2)とすると、赤外線
固体撮像装置101の筐体部分等から出て赤外線レンズ
104の表面で反射されて検知素子102a〜102d
に入射される赤外線パワーW2は次式(2)で表され
る。
【0009】
【数2】 W2=W(T2)×(1−τ) ・・・(2) したがって、検知素子102a〜102dへ入射される
全赤外線パワーW3は、次式(3)のようになる。
【0010】
【数3】 W3=W(T1)×τ+W(T2)×(1−τ) ・・・(3) ここで、検知素子102a〜102dの波長λでの感度
をR(λ)、検知素子102a〜102dの暗電流に基
づく出力電圧をVd、検知素子102a〜102dの検
知波長域をλ1〜λ2とすると、各検知素子102a〜
102dの出力電圧Voは、次式(4)で表される。
【0011】
【数4】
【0012】全赤外線パワーW3による各検知素子10
2a〜102dの出力電圧Vo、つまり画素毎の出力電
圧Voは、例えば図8に曲線L1で示すようになる。し
たがって、画素毎の出力電圧Voの平均値が破線L2の
ように示される。ところで、式(4)から分かるよう
に、装置周囲温度T2が変動すると検知素子の出力電圧
Voが変動する。そのため、複数の検知素子102a〜
102dに亘る出力電圧Voの平均値も装置周囲温度T
2に応じて変動する。これによって、従来、スキミング
バイアス電圧も変動し、その結果、例えば装置周囲温度
T2が上昇した場合、黒レベル線L3が相対的に上昇
し、図8に示すように曲線L1に交差するようなことが
発生する可能性がある。黒レベル線L3は、このレベル
以下の出力信号を出力している検知素子において、入射
する赤外線の強度に対する弁別能力が失われることにな
るレベルを示している。つまり、黒レベル線L3以下の
出力信号を出力している検知素子では、入射する赤外線
の強度に関係なく一律な出力信号が出力され、したがっ
て、固体撮像装置のダイナミックレンジが減少している
ことになる。
【0013】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、赤外線撮像装置の周囲温度の変動に伴うダイ
ナミックレンジの減少を防止した赤外線撮像装置のスキ
ミングバイアス調整装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、複数の赤外線検知素
子1a〜1nと、各赤外線検知素子1a〜1nに対応し
て設けられた複数のMOS型トランジスタ2a〜2nを
含み、各赤外線検知素子1a〜1nの受光量を、複数の
MOS型トランジスタ2a〜2nをスイッチング動作さ
せることにより順次出力する出力手段2と、出力手段2
からの信号の電圧を第1の所定しきい値と比較する第1
の比較手段3と、第1の比較手段3による比較の結果、
出力手段2からの信号の電圧が第1の所定しきい値を越
えているときに対応する赤外線検知素子の数を所定期間
に亘ってカウントする第1のカウント手段4と、第1の
カウント手段4のカウント値に基づき、複数のMOS型
トランジスタ2a〜2nに供給されるバイアス電圧を調
整するバイアス電圧調整手段5とを、有することを特徴
とする赤外線撮像装置のスキミングバイアス調整装置が
提供される。
【0015】また、バイアス電圧調整手段5は、第1の
カウント手段4のカウント値が第1の所定値以下になる
ように、複数のMOS型トランジスタ2a〜2nに供給
するバイアス電圧を設定する第1の設定手段5aを含
む。
【0016】さらに、赤外線撮像装置のスキミングバイ
アス調整装置は、出力手段2からの信号の電圧を第2の
所定しきい値と比較する第2の比較手段6と、第2の比
較手段6による比較の結果、出力手段2からの信号の電
圧が第2の所定しきい値に達していないときに対応する
赤外線検知素子の数を上記所定期間に亘ってカウントす
る第2のカウント手段7と、第2のカウント手段7のカ
ウント値が第2の所定値以下になるように、複数のMO
S型トランジスタ2a〜2nに供給するバイアス電圧を
設定する第2の設定手段8と、第1のカウント手段4の
カウント値が第1の所定値を越えることと、第2のカウ
ント手段7のカウント値が第2の所定値を越えることと
が同時に発生したときに、第1の設定手段5aおよび第
2の設定手段8のうちの一方の作動を禁止する禁止手段
9とを有する。
【0017】以上のような構成において、赤外線検知素
子1a〜1nの各受光量は、複数のMOS型トランジス
タ2a〜2nをスイッチング動作させることにより順次
出力される。こうして出力手段2から出力された画素毎
の出力信号の電圧を、第1の比較手段3が、第1の所定
しきい値と比較する。第1の所定しきい値は、例えば赤
外線検知素子1a〜1nの飽和電圧値以下に設定された
値である。
【0018】第1の比較手段3による比較の結果、画素
毎の出力信号の電圧が第1の所定しきい値を越えている
か否かを所定期間に亘って監視し、越えていたときに対
応する赤外線検知素子の数を第1のカウント手段4によ
りカウントする。所定期間は、例えば複数の赤外線検知
素子1a〜1nの全ての受光量が1回だけそれぞれ出力
されるのに必要な期間に設定される。
【0019】バイアス電圧調整手段5は、第1のカウン
ト手段4のカウント値に基づき、複数のMOS型トラン
ジスタ2a〜2nに供給されるバイアス電圧を調整す
る。すなわち、第1の設定手段5aにより、第1のカウ
ント手段4のカウント値が第1の所定値以下になるよう
に、複数のMOS型トランジスタ2a〜2nに供給する
バイアス電圧を設定する。
【0020】赤外線検知素子1a〜1nの各出力のうち
の第1の所定しきい値を越える出力の数は、赤外線撮像
装置の周囲温度が変動しても、その影響を必ずしも受け
ず、受けたとしても少ない。したがって、赤外線撮像装
置の周囲温度の変動に伴う従来のようなダイナミックレ
ンジの減少を防止できる。
【0021】さらに、第2の比較手段6が、出力手段2
から出力された画素毎の出力信号の電圧を、第2の所定
しきい値と比較する。第2の所定しきい値は、例えば赤
外線検知素子1a〜1nの黒レベル電圧値以上の値に設
定される。
【0022】第2の比較手段6による比較の結果、画素
毎の出力信号の電圧が第2の所定しきい値に達している
か否かを所定期間に亘って監視し、達していないときに
対応する赤外線検知素子の数をカウントする。第2の設
定手段8は、第2のカウント手段7のカウント値が第2
の所定値以下になるように、複数のMOS型トランジス
タ2a〜2nに供給するバイアス電圧を設定する。
【0023】赤外線検知素子1a〜1nの各出力のうち
の第2の所定しきい値に達しない出力の数も、赤外線撮
像装置の周囲温度が変動しても、その影響を必ずしも受
けず、受けたとしても少ない。したがって、赤外線撮像
装置の周囲温度の変動に伴う従来のようなダイナミック
レンジの減少を防止できる。
【0024】なお、第1のカウント手段4のカウント値
が第1の所定値を越えることと、第2のカウント手段7
のカウント値が第2の所定値を越えることとが同時に発
生したときには、禁止手段9が、第1の設定手段5aお
よび第2の設定手段8のうちの一方の作動を禁止する。
例えば、第1の設定手段5aの作動を禁止し、第2の設
定手段8によって、第2のカウント手段7のカウント値
が第2の所定値以下になるように、複数のMOS型トラ
ンジスタ2a〜2nに供給するバイアス電圧を設定す
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形態の原理
構成は、図1に示すように、複数の赤外線検知素子1a
〜1nと、各赤外線検知素子1a〜1nに対応して設け
られた複数のMOS型トランジスタ2a〜2nを含み、
各赤外線検知素子1a〜1nの受光量を、複数のMOS
型トランジスタ2a〜2nをスイッチング動作させるこ
とにより順次出力する出力手段2と、出力手段2からの
信号の電圧を第1の所定しきい値と比較する第1の比較
手段3と、第1の比較手段3による比較の結果、出力手
段2からの信号の電圧が第1の所定しきい値を越えてい
るときに対応する赤外線検知素子の数を所定期間に亘っ
てカウントする第1のカウント手段4と、第1のカウン
ト手段4のカウント値に基づき、複数のMOS型トラン
ジスタ2a〜2nに供給されるバイアス電圧を調整する
バイアス電圧調整手段5とから構成される。
【0026】また、バイアス電圧調整手段5は、第1の
カウント手段4のカウント値が第1の所定値以下になる
ように、複数のMOS型トランジスタ2a〜2nに供給
するバイアス電圧を設定する第1の設定手段5aを含
む。
【0027】さらに、出力手段2からの信号の電圧を第
2の所定しきい値と比較する第2の比較手段6と、第2
の比較手段6による比較の結果、出力手段2からの信号
の電圧が第2の所定しきい値に達していないときに対応
する赤外線検知素子の数を上記所定期間に亘ってカウン
トする第2のカウント手段7と、第2のカウント手段7
のカウント値が第2の所定値以下になるように、複数の
MOS型トランジスタ2a〜2nに供給するバイアス電
圧を設定する第2の設定手段8と、第1のカウント手段
4のカウント値が第1の所定値を越えることと、第2の
カウント手段7のカウント値が第2の所定値を越えるこ
ととが同時に発生したときに、第1の設定手段5aおよ
び第2の設定手段8のうちの一方の作動を禁止する禁止
手段9とから構成される。
【0028】図2は、こうした本発明の実施の形態の全
体構成を示すブロック図である。図中、被写体からの赤
外線は赤外線レンズ11を通過して赤外線検知器12へ
入射される。赤外線検知器12は、赤外線を光電変換し
て2次元画像のアナログ映像信号をプリアンプ14へ出
力する。赤外線検知器12の詳しい内部構成については
図3を参照して後述する。赤外線検知器12には冷却器
13が設置されていて、赤外線検知器12を安定に動作
させるために冷却が行われる。
【0029】プリアンプ14は、赤外線検知器12から
送られたアナログ映像信号をA/D変換できるレベルま
で増幅してA/D変換回路15へ送る。A/D変換回路
15でディジタル化された信号は、信号処理回路16に
おいてTV画像を得るための信号処理を施され、TVモ
ニタ17へ送られる。
【0030】ドライバ回路18は、赤外線検知器12を
構成する複数の検知素子から出力信号を順に取り出すた
めの走査パルスを生成するものであり、後述の水平シフ
トレジスタ用のクロックHC、水平走査スタートパルス
HS、後述の垂直シフトレジスタ用のクロックVC、垂
直走査スタートパルスVS、リードパルスRPを生成し
て赤外線検知器12へ送る。バイアス回路19は、シリ
ーズ電源部20の安定化された電源を基に、赤外線検知
器12を構成する複数のMOS型トランジスタに供給す
べきバイアス電圧を生成して赤外線検知器12へ送る。
スキミング制御部21は、A/D変換回路15の出力を
基に、スキミングバイアス電圧を生成してバイアス回路
19の出力に重畳するようにする。スキミング制御部2
1の詳しい内部構成については図4を参照して後述す
る。
【0031】図3は、赤外線検知器12の詳しい内部構
成を示す回路図である。赤外線検知器12は、水平シフ
トレジスタ12a、垂直シフトレジスタ12b、受光部
12c、読出部12dから構成される。受光部12c
は、マトリックス状に配列された64×64(=409
6)個の画素受光部から構成されるが、図3には4画素
分だけを図示する。そのうちの1つを例に説明すると、
画素受光部は、赤外線検知素子D1と、この赤外線検知
素子D1の出力電荷を蓄積する電荷蓄積コンデンサC1
と、互いに直列接続されたMOS型トランジスタQ1,
Q2から構成される。
【0032】垂直シフトレジスタ12bは、ドライバ回
路18から送られたクロックVCに基づき、垂直走査ス
タートパルスVSを順次シフトして横方向の各画素のM
OS型トランジスタ(Q1に相当)のゲートへ出力する
ものであり、各水平走査線の発生タイミングを生成す
る。水平シフトレジスタ12aは、ドライバ回路18か
ら送られたクロックHCに基づき、水平走査スタートパ
ルスHSを順次シフトして縦方向の各画素のMOS型ト
ランジスタ(Q2に相当)のゲートへ出力するものであ
り、水平走査線上の各画素位置における読出タイミング
を生成する。
【0033】読出部12dには、バイアス回路19およ
びスキミング制御部21からの重畳バイアス電圧Vbが
供給され、これがMOS型トランジスタQ3,Q4を介
して各横方向の各画素の両MOS型トランジスタ(Q
1,Q2に相当)のドレインへ入力される。MOS型ト
ランジスタQ3,Q4の各ゲートにはドライバ回路18
からリードパルスRPが送られる。リードパルスRP
は、各画素からの出力信号が取り出し可能な状態のとき
に高レベルになっているパルスである。各横方向の各画
素のMOS型トランジスタ(Q2に相当)のドレインは
MOS型トランジスタQ5,Q6を介して出力端子12
eに接続される。MOS型トランジスタQ5,Q6の各
ゲートには水平シフトレジスタ12aから読出タイミン
グパルスが送られる。
【0034】こうした構成により、赤外線検知器12で
は、各画素から順次(横方向の左側から右側へ、縦方向
の上側から下側へ)入射赤外線の強度に応じた出力信号
が出力端子12eへ出力される。
【0035】図4は、スキミング制御部21の詳しい内
部構成を示すブロック図である。ビットコンパレータ2
1a,21cには、A/D変換回路15(図2)から、
画素毎の出力信号がディジタル化されて送られる。ビッ
トコンパレータ21aは、送られたディジタル信号を飽
和しきい値VH と画素毎に比較する。飽和しきい値V H
は、予め設定された値であり、赤外線検知素子(D1
等)の飽和電圧値よりも少し小さい値に設定されてい
る。飽和電圧値は、入射赤外線の強度の増加に対して赤
外線検知素子の出力電圧が変化しなくなる電圧値であ
る。
【0036】その比較の結果、画素毎のディジタル信号
が飽和しきい値VH よりも大きいときには高レベル信号
をカウンタ21bへ出力する。カウンタ21bは、高レ
ベル信号を出力する画素の数を、4096個の全画素に
亘って1回の読み出しが完了するまでの期間、カウント
し、そのカウント値をレベル設定器21eへ出力する。
すなわち、画素毎の出力信号の例を示す図5から分かる
ように、ディジタル出力信号が飽和しきい値VH よりも
大きくなっている画素(番号1002〜1005)の数
4をカウンタ21bがカウントする。
【0037】レベル設定器21eは、そのカウント値を
第1の所定値と比較し、カウント値が第1の所定値を越
えているときには、カウント値が第1の所定値以下にな
るように、ディジタルのスキミング可変電圧ΔVSKを設
定する。例えば、カウント値と第1の所定値との差に応
じて負値のスキミング可変電圧ΔVSKを設定する。第1
の所定値は、予め装置の用途等に応じて設定される値で
ある。
【0038】同様に、ビットコンパレータ21cは、送
られたディジタル信号を黒レベルしきい値VL と画素毎
に比較する。黒レベルしきい値VL は、予め設定された
値であり、赤外線検知素子(D1等)の黒レベル電圧値
よりも少し大きい値に設定されている。黒レベル電圧値
は、入射赤外線の強度の低下に対して赤外線検知素子の
出力電圧が変化しなくなる電圧値である。
【0039】その比較の結果、画素毎のディジタル信号
が黒レベルしきい値VL よりも小さいときには高レベル
信号をカウンタ21dへ出力する。カウンタ21dは、
高レベル信号を出力する画素の数を、4096個の全画
素に亘って1回の読み出しが完了するまでの期間、カウ
ントし、そのカウント値をレベル設定器21eへ出力す
る。すなわち、図5から分かるように、ディジタル出力
信号が黒レベルしきい値VL よりも小さくなっている画
素(番号3〜5)の数3をカウンタ21dがカウントす
る。
【0040】レベル設定器21eは、そのカウント値を
第2の所定値と比較し、カウント値が第2の所定値を越
えているときには、カウント値が第2の所定値以下にな
るように、ディジタルのスキミング可変電圧ΔVSKを設
定する。この場合には、カウント値と第2の所定値との
差に応じて正値のスキミング可変電圧ΔVSKを設定す
る。第2の所定値は、予め装置の用途等に応じて設定さ
れる値である。
【0041】なお、カウンタ21bのカウント値が第1
の所定値を越えていることと、カウンタ21dのカウン
ト値が第2の所定値を越えていることとが同時に発生し
ているときには、レベル設定器21eは、カウンタ21
dのカウント値が第2の所定値以下になるように、スキ
ミング可変電圧ΔVSKを設定する。なお、カウンタ21
bのカウント値が第1の所定値以下になるように、スキ
ミング可変電圧ΔVSKを設定するようにしてもよい。
【0042】また、カウンタ21b,21dは、409
6個の全画素に亘っての読み出しが所定回数繰り返され
る期間、高レベル信号を出力する画素の数を、それぞれ
カウントするようにしてもよい。この場合には、レベル
設定器21eにおいて、各カウント値を上記の所定回数
で除算した上で、第1の所定値や第2の所定値と比較す
るようにする。こうした方法では、カウント値が平均化
されるので、雑音等に起因するカウント値の一時的な変
動による影響が除かれ、レベル設定器21eによるスキ
ミング可変電圧ΔVSKの誤設定が防止される。
【0043】D/A変換器21fは、レベル設定器21
eで設定されたディジタルのスキミング可変電圧ΔVSK
をアナログ信号に変換して抵抗R1へ出力する。一方、
端子21gにはスキミング電圧VSKの標準電圧が供給さ
れている。この標準電圧は、バイアス回路19(図2)
の出力電圧との関連において予め設定されるアナログ値
である。
【0044】抵抗R2を介したスキミング電圧VSKの標
準電圧に、抵抗R1を介したスキミング可変電圧ΔVSK
が重畳されて直流増幅器21hへ送られる。直流増幅器
21hは、オペアンプQ7,抵抗R3,R4とから成
り、この重畳電圧を直流増幅してスキミング電圧VSK
して出力する。このスキミング電圧VSKは、図2に示す
ように、バイアス回路19からのバイアス電圧に重畳さ
れて重畳バイアス電圧Vbとして赤外線検知器12へ送
られる。
【0045】ここで、図1に示した複数の赤外線検知素
子1a〜1nは、図3の4096個の赤外線検知素子
(D1等)に対応し、同様に、複数のMOS型トランジ
スタ2a〜2nは、図3の(4096×2)個のMOS
型トランジスタ(Q1,Q2等)に、出力手段2は、図
2の赤外線検知器12に、第1の比較手段3は、図4の
ビットコンパレータ21aに、第1のカウント手段4
は、図4のカウンタ21bに、バイアス電圧調整手段5
は、図4のレベル設定器21eに対応する。
【0046】また、第1の設定手段5aは、図4のレベ
ル設定器21eに、第2の比較手段6は、図4のビット
コンパレータ21cに、第2のカウント手段7は、図4
のカウンタ21dに、第2の設定手段8は、図4のレベ
ル設定器21eに、禁止手段9は、図4のレベル設定器
21eに対応する。
【0047】以上のように、本発明の実施の形態では、
赤外線検知器12の画素毎の出力信号を基に、飽和しき
い値VH よりも大きい画素の数が第1の所定値以下にな
るように、あるいは、黒レベルしきい値VL よりも小さ
い画素の数が第2の所定値以下になるように、赤外線検
知器12のバイアス電圧を制御する。これらの飽和しき
い値VH よりも大きい画素の数や黒レベルしきい値VL
よりも小さい画素の数は、装置周囲温度が変化してもそ
の影響を必ずしも受けず、受けたとしてもその影響は少
ない。したがって、本発明の実施の形態では、装置周囲
温度に変動があっても、ダイナミックレンジが減少する
ことがほとんどない。
【0048】すなわち、例えば図6に出力電圧ラインL
4で示すように、赤外線検知器12が画素毎の出力電圧
を出力しているとする。特に、画像の一部に、面積が小
さいが温度が非常に高い部分(例えば太陽による)があ
り、このため、出力電圧ラインL4に突起部分23があ
るとする。この場合、突起部分23は飽和しきい値V H
を越えているが、その面積が小さいために、突起部分2
3が占める画素数は第1の所定値以下であったとする。
この状態において、装置周囲温度が上昇したとすると、
出力電圧ラインL4は、前述の式(4)に従い、出力電
圧ラインL5のようになる。ところが、突起部分23は
急激に立ち上がり、立ち下がるために、出力電圧ライン
L5においても飽和しきい値VH を越える画素数には殆
ど変化がない。したがって、この場合には、装置周囲温
度が上昇しても、スキミング電圧VSKが変化せず、その
ため、従来のようなダイナミックレンジの減少が防止さ
れる。
【0049】なお、上述した実施の形態では、画素の数
を4096個としたが、本発明は、この数に限られるも
のではなく、複数の画素があれば適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、赤外線
検知器の画素毎の出力信号を基に、飽和しきい値VH
りも大きい画素の数が第1の所定値以下になるように、
あるいは、黒レベルしきい値VL よりも小さい画素の数
が第2の所定値以下になるように、赤外線検知器のバイ
アス電圧が制御される。これらの飽和しきい値VH より
も大きい画素の数や黒レベルしきい値VL よりも小さい
画素の数は、装置周囲温度が変化してもその影響を必ず
しも受けず、受けたとしてもその影響は少ない。したが
って、本発明では、装置周囲温度に変動があっても、ダ
イナミックレンジの減少を防止可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態を示すブロック図である。
【図3】赤外線検知器の内部構成図である。
【図4】スキミング制御部の内部構成図である。
【図5】画素毎の出力信号を示す図である。
【図6】画素毎の出力電圧の例を示す図である。
【図7】赤外線固体撮像装置を説明する図である。
【図8】画素毎の出力信号を示す図である。
【符号の説明】
1a 赤外線検知素子 1b 赤外線検知素子 1n 赤外線検知素子 2 出力手段 2a MOS型トランジスタ 2b MOS型トランジスタ 2n MOS型トランジスタ 3 第1の比較手段 4 第1のカウント手段 5 バイアス電圧調整手段 5a 第1の設定手段 6 第2の比較手段 7 第2のカウント手段 8 第2の設定手段 9 禁止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩尻 幹男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 吉田 幸広 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中村 正昭 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数画素を扱う赤外線撮像装置のスキミ
    ングバイアス調整装置において、 複数の赤外線検知素子と、 前記各赤外線検知素子に対応して設けられた複数のMO
    S型トランジスタを含み、前記各赤外線検知素子の受光
    量を、前記複数のMOS型トランジスタをスイッチング
    動作させることにより順次出力する出力手段と、 前記出力手段からの信号の電圧を第1の所定しきい値と
    比較する第1の比較手段と、 前記第1の比較手段による比較の結果、前記出力手段か
    らの信号の電圧が前記第1の所定しきい値を越えている
    ときに対応する赤外線検知素子の数を所定期間に亘って
    カウントする第1のカウント手段と、 前記第1のカウント手段のカウント値に基づき、前記複
    数のMOS型トランジスタに供給されるバイアス電圧を
    調整するバイアス電圧調整手段と、 を有することを特徴とする赤外線撮像装置のスキミング
    バイアス調整装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の所定しきい値は、前記赤外線
    検知素子の飽和電圧値以下の値に設定されることを特徴
    とする請求項1記載の赤外線撮像装置のスキミングバイ
    アス調整装置。
  3. 【請求項3】 前記所定期間は、前記複数の赤外線検知
    素子の全ての受光量が1回だけそれぞれ出力されるのに
    必要な期間に設定されることを特徴とする請求項1記載
    の赤外線撮像装置のスキミングバイアス調整装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の赤外線検知素子は、それぞれ
    電荷蓄積型赤外線検知器であることを特徴とする請求項
    1記載の赤外線撮像装置のスキミングバイアス調整装
    置。
  5. 【請求項5】 前記バイアス電圧調整手段は、前記第1
    のカウント手段のカウント値が第1の所定値以下になる
    ように、前記複数のMOS型トランジスタに供給するバ
    イアス電圧を設定する第1の設定手段を含むことを特徴
    とする請求項1記載の赤外線撮像装置のスキミングバイ
    アス調整装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段からの信号の電圧を第2の
    所定しきい値と比較する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段による比較の結果、前記出力手段か
    らの信号の電圧が前記第2の所定しきい値に達していな
    いときに対応する赤外線検知素子の数を前記所定期間に
    亘ってカウントする第2のカウント手段と、 前記第2のカウント手段のカウント値が第2の所定値以
    下になるように、前記複数のMOS型トランジスタに供
    給するバイアス電圧を設定する第2の設定手段と、 前記第1のカウント手段のカウント値が前記第1の所定
    値を越えることと、前記第2のカウント手段のカウント
    値が前記第2の所定値を越えることとが同時に発生した
    ときに、前記第1の設定手段および前記第2の設定手段
    のうちの一方の作動を禁止する禁止手段と、 を更に有することを特徴とする請求項5記載の赤外線撮
    像装置のスキミングバイアス調整装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の所定しきい値は、前記赤外線
    検知素子の黒レベル電圧値以上の値に設定されることを
    特徴とする請求項6記載の赤外線撮像装置のスキミング
    バイアス調整装置。
  8. 【請求項8】 前記所定期間は、前記複数の赤外線検知
    素子の全ての受光量が所定数回、出力されるのに必要な
    期間に設定され、 前記第1のカウント手段および前記第2のカウント手段
    の各カウント値を、前記複数の赤外線検知素子の全ての
    受光量が出力された回数である前記所定数によってそれ
    ぞれ除算する2つの除算手段を、更に有し、 前記2つの除算手段の各出力が前記第1の設定手段およ
    び前記第2の設定手段にそれぞれ送られ、前記第1の所
    定値および前記第2の所定値とそれぞれ比較されること
    を特徴とする請求項6記載の赤外線撮像装置のスキミン
    グバイアス調整装置。
  9. 【請求項9】 複数画素を扱う赤外線撮像装置のスキミ
    ングバイアス調整装置において、 複数の赤外線検知素子と、 前記各赤外線検知素子に対応して設けられた複数のMO
    S型トランジスタを含み、前記各赤外線検知素子の受光
    量を、前記複数のMOS型トランジスタをスイッチング
    動作させることにより順次出力する出力手段と、 前記出力手段からの信号の電圧を第2の所定しきい値と
    比較する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段による比較の結果、前記出力手段か
    らの信号の電圧が前記第2の所定しきい値に達していな
    いときに対応する赤外線検知素子の数を所定期間に亘っ
    てカウントする第2のカウント手段と、 前記第2のカウント手段のカウント値に基づき、前記複
    数のMOS型トランジスタに供給されるバイアス電圧を
    調整するバイアス電圧調整手段と、 を有することを特徴とする赤外線撮像装置のスキミング
    バイアス調整装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の所定しきい値は、前記赤外
    線検知素子の黒レベル電圧値以上の値に設定されること
    を特徴とする請求項9記載の赤外線撮像装置のスキミン
    グバイアス調整装置。
JP7241108A 1995-09-20 1995-09-20 赤外線撮像装置のスキミングバイアス調整装置 Withdrawn JPH0983870A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398618B1 (ko) * 2001-03-12 2003-09-19 주식회사 케이이씨 전력소모를 최소화한 라인 필터회로를 가지는 열영상리드아웃 집적회로
CN107665901A (zh) * 2016-07-29 2018-02-06 佳能株式会社 具有比较器电路以将电流与基准电流比较的摄像装置
US11323641B2 (en) 2018-07-10 2022-05-03 Fujitsu Limited Control circuit and control method for infrared detector, and imaging device

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