JPH0978125A - 多室真空熱処理炉の中間扉機構 - Google Patents

多室真空熱処理炉の中間扉機構

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JPH0978125A
JPH0978125A JP25546895A JP25546895A JPH0978125A JP H0978125 A JPH0978125 A JP H0978125A JP 25546895 A JP25546895 A JP 25546895A JP 25546895 A JP25546895 A JP 25546895A JP H0978125 A JPH0978125 A JP H0978125A
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JP
Japan
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door
partition wall
opening
chamber
heat treatment
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JP25546895A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Katsumata
和彦 勝俣
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シールドドアを昇降駆動する昇降シリンダが上
方へ大きく突出することがなく、収容施設の特殊化を必
要とせずコスト低減に寄与することができると共に、広
い扉作動スペースを必要とせずに全体を小型化すること
のできる多室真空熱処理炉の中間扉機構を提供する。 【解決手段】冷却室20と加熱室とを仕切る隔壁30の
開口部31を開閉するシールドドア32と、側方に配設
された昇降シリンダ60のシリンダロッドとが、密閉管
路50内に配設されたスプロケット34,35,36を
介して当該密閉管路50内を逆U字状に配索されたチェ
ーン33を介してに結合されており、昇降シリンダ60
の駆動によってシールドドア32が昇降駆動されて開口
部31を開閉するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多室真空熱処理炉
の各室を仕切る隔壁の開口部を扉部材によって気密的に
遮断又は開放する中間扉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】多室真空熱処理炉の各室を仕切る隔壁の
開口部を扉部材によって気密的に遮断又は開放する中間
扉機構として、図7に示すような構成のものがある。
尚、図示多室真空熱処理炉は、前室A,加熱室B及び冷
却室Cが直列に配置され、これら各室を仕切る隔壁Dに
それぞれ中間扉機構が設けられているものである。
【0003】中間扉機構は、昇降シリンダ1のシリンダ
ロッド1Aに固定された昇降部材2にシールドドア3が
平行リンク4を介して垂直状態を保って揺動可能に装着
され、このシールドドア3に更に加熱室B内に収容され
た炉室Fのドア5がリンク6を介して装着されて構成さ
れており、加熱室Bの外側(即ち前室A又は冷却室C
側)に配設されている。そして、昇降シリンダ1の駆動
によって昇降部材2がシールドドア3及び炉室ドア5を
伴って昇降し、上側位置で隔壁Dの開口部G及び炉室F
の開口部Hを開放し、下側位置でこれら開口部G,Hを
密閉するようになっている。
【0004】昇降部材2(シールドドア3及び炉室ドア
5)の昇降域である前室A又は冷却室Cの隔壁Dと隣接
する部位には、開口部開放時において昇降部材(シール
ドドア3及び炉室ドア5)を収容するドアボックスJが
上方に突設されており、昇降シリンダ1はこのドアボッ
クスJの上面に垂直に立設されている。その結合フラン
ジ面はシールされてドアボックスJ(即ち前室A又は冷
却室C)内の気密を保つようになっている。
【0005】また、隔壁Dの開口部G近傍には、シール
ドドア3の移動方向を案内するガイドレール7が設けら
れており、このガイドレール7がシールドドア3をその
降下に伴って隔壁Dに近接する側に揺動させ、開口部G
に対応する位置では隔壁Dに密着するように移動案内す
るようになっている。
【0006】このような構成の中間扉機構では、シール
ドドア3は昇降シリンダ1の駆動による昇降部材2の昇
降に伴って昇降し、隔壁D近傍ではガイドレール7によ
る案内によって揺動して隔壁Dに対して離接して開口部
Gを開閉する。即ち、図示のごとく開口部Gを閉塞した
状態から昇降シリンダ1の駆動によって昇降部材2を上
昇させることにより、この昇降部材2の上昇に伴ってシ
ールドドア3がガイドレール7に案内されて隔壁Dから
離間しつつ上昇して開口部Gを開放する。開口部Gを閉
ざす際にはこれとは逆に昇降シリンダ1の駆動による昇
降部材2の下降に伴ってシールドドア3が隔壁Dに近接
して最終的に圧接密着する。
【0007】つまり、ドアボックスJ上に鉛直に設けら
れた昇降シリンダ1によって、シールドア3の昇降(上
下方向の移動)と隔壁Dへの圧接(水平方向の移動)の
両方を行うことができるようになっているものである。
【0008】尚、図示構成では、シールドドア3にリン
ク6を介して連結された炉室Fのドア5も、シールドド
ア3と共に移動して炉室の開口部Hを開閉するものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、シ
ールドドア3が上方に移動して開口部Gを開放するもの
であるために、開口部Gの上側に昇降部材2及びシール
ドドア3を収容するドアボックスJが設けられると共に
更にその上に昇降シリンダ1が立設されており、この昇
降シリンダ1が大きく上方に突出する。このため、当該
真空熱処理炉を収容する施設の天井高を高くしなければ
ならず、建築コストの増大を招来するという問題があっ
た。
【0010】また、昇降部材2の昇降(垂直方向の移
動)駆動を利用してシールドドア3を水平方向に移動す
るものであるため、その移動方向の変換構造(平行リン
ク4及びガイドレール7)に広い扉作動スペースを必要
とし、全体の容積効率が悪いものであった。
【0011】更に、図示構成は、シールドドア3と炉室
Fのドア5とをリンク6で連結して両方同時に開閉する
ものであるためにより広い扉作動スペースを必要とする
と共に、移動方向の変換構造によって斜めに移動する炉
室Fのドア5と干渉しないように隔壁Dの開口部Gを大
きく設定しなければならず、その結果、隔壁Dの強度向
上が困難となるものであった。つまり、隔壁Dはその両
側の圧力差に耐える強度に構成する必要があるが、炉室
Fのドア5との干渉を防ぐために開口部Gを被熱処理部
材の出し入れに要する最小限より大きくせざるを得ず、
その結果強度が低下するものである。
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、シールドドアを昇降駆動する昇降シ
リンダが上方へ大きく突出することがなく、収容施設の
特殊化を必要とせずコスト低減に寄与することができる
と共に、広い扉作動スペースを必要とせずに全体を小型
化することのできる多室真空熱処理炉の中間扉機構を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の多室真空熱処理炉の中間扉機構は、多室真空熱処理
炉の各室を仕切る隔壁の開口部を扉部材によって気密的
に遮断又は開放するものであって、前記扉部材は当該扉
部材の上方に配設された配索方向転換部材を介して配索
されて前記開口部の側方に配設された昇降駆動手段に連
結された操作索によって吊り下げ支持されると共に、前
記操作索と前記配索方向転換部材は前記扉部材の配設室
と連通する気密的なケーシング内に収容され、前記隔壁
の開口部の左右両側に前記開口部と対応して位置する前
記扉部材を隔壁に圧接付勢する扉圧接手段が設けられて
構成されていることを特徴とする。扉部材は、昇降駆動
手段の駆動によって昇降し、上側では隔壁の開口部を開
放すると共に下側の開口部と対応する位置で扉圧接手段
によって隔壁側に圧接付勢されて開口部を気密的に閉塞
する。
【0014】また、上記扉圧接手段は、上記隔壁又は上
記扉部材に設けられた下側が上記隔壁に近接する勾配の
操作面を有する案内部材と、該案内部材と対応する前記
扉部材又は前記隔壁に設けられた操作部材と、を備え、
前記扉部材の下降に伴って前記案内部材の操作面に前記
操作部材が当接し、前記扉部材を上記隔壁に近接変位さ
せるように構成されていることを特徴とする。この構成
では、扉部材は案内部材の操作面によって生ずる自重の
分力で隔壁に付勢される。
【0015】また、異なる上記扉圧接手段として、上記
隔壁の開口部の左右両側に上記扉部材を前記隔壁に沿う
方向に案内する扉案内部材がシール駆動手段によって前
記隔壁に対して離接駆動可能に設けられて構成されてい
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明に係る多室真空熱
処理炉の中間扉機構の一実施形態を備えた多室真空熱処
理炉の縦断面図に相当する概略構成図であり、図2はそ
のA−A断面図である。
【0017】中間扉機構は、図示多室真空熱処理炉の加
熱室10と冷却室20の間を仕切る隔壁30に開口形成
された開口部31を、扉部材としてのシールドドア32
が昇降して閉塞乃至開放するようになっているものであ
る。尚、加熱室10内に設けられた炉室40のドア41
も、全く同様に構成された別個の機構で独立して開閉さ
れるようになっており、ダッシュ(′)を付けた符号を
付して説明を省略する。
【0018】シールドドア32は隔壁31の冷却室20
側に配設され、当該シールドドア32が設けられる冷却
室20の隔壁31と隣接する部位の上方には、開口部3
1を開放すべく上昇したシールドドア32を収容するド
アボックス21が設けられている。
【0019】シールドドア32の上縁部の左右両端に
は、操作索としての駆動チェーン33の端部がそれぞれ
結合されており、シールドドア32はこの駆動チェーン
33によって吊り下げ支持されている。
【0020】駆動チェーン33は、後述する密閉管路5
0内に設けられた方向転換手段としてのスプロケット3
4,35,36を介して配索され、隔壁30の略側方と
なる冷却室20の外側に鉛直に設けられた昇降駆動手段
としての昇降シリンダ60の上側に突出するシリンダロ
ッドに結合されている。
【0021】ドアボックス21と昇降シリンダ60は、
エルボ管51,接続管52,チー管53,接続管54,
第二エルボ管55及び鉛直接続管56によって連続する
逆U字形に形成されたケーシングとしての密閉管路50
によって気密を保って接続されており、駆動チェーン3
3はこの密閉管路50内に設けられたスプロケット3
4,35,36を介して逆U字形に反転して当該密閉管
路50内を配索されている。
【0022】即ち、両駆動チェーン33の配設位置と対
応するドアボックス21の上面には、一方にはエルボ管
51が、他方にはチー管53が気密的に結合されてお
り、このエルボ管51とチー管53が水平な接続管52
で気密的に接続され、チー管53と昇降シリンダ60の
上側に設けられた第二エルボ管55とが水平な接続管5
4を介して気密的に接続され、更に第二エルボ管55と
昇降シリンダ60とが鉛直接続管56によって接続さ
れ、シールドドア32を支持する一方(図2中右側)の
駆動チェーン33Rは、エルボ管51内にその回転面を
シールドドア32と平行として(回転軸をシールドドア
32と直交させて)回転自在に設けられたスプロケット
34と、チー管35内にその回転面をシールドドア32
と平行として回転自在に設けられ二列のスプロケット3
5の一方の歯列及び第二エルボ管55内にその回転面を
シールドドア32と平行として回転自在に設けられた二
列のスプロケット36の一方の歯列を介して配索されて
昇降シリンダ60のシリンダロッドに結合され、他方の
駆動チェーン33Lはチー管53内の二列のスプロケッ
ト36の一方の歯列及び第二エルボ管55の二列のスプ
ロケット36の一方の歯列を介して配索されて昇降シリ
ンダ60のシリンダロッドに結合されているこれによ
り、昇降シリンダ60をシリンダロッドが収縮する側に
駆動することによって駆動チェーン33を介してシール
ドドア32が引き上げられ、ドアボックス21内に至っ
て隔壁30の開口部31を開放させると共に、この状態
から昇降シリンダ60をシリンダロッドが伸長する側に
駆動することによってシールドドア32が下降して隔壁
30の開口部31と対応して当該開口部31を閉塞させ
ることができるようになっている。
【0023】隔壁30の開口部31の左右両側には、図
1及び図2には示さないがシールドドア32を隔壁30
に圧接付勢して密着させてシール状態とする扉圧接手段
が設けられており、この扉圧接手段は、図3に又は図4
に示すように構成される。
【0024】図3に側面図を示す扉圧接手段70は、シ
ールドドア32に操作部材としての回転自在のローラー
71が設けられると共に、隔壁30のこのローラー71
と対応する位置に、下方が隔壁30に近接する傾斜の操
作面72Aを有する案内部材72が設けられて構成され
ている。これによれば、シールドドア32は駆動チェー
ン33によって吊り下げ支持されているものであるため
に隔壁30に対して離接する水平方向の移動が許容さ
れ、開口部31を閉塞する位置に下降するシールドドア
32のローラー71が、案内部材72の操作面72Aに
当接してこの操作面72Aに案内されることでシールド
ドア32全体が隔壁30側に変位し、その自重の分力で
隔壁30に圧接されてシールされることとなるものであ
る。なお、ローラー71と案内部材72の配置は逆(即
ち、隔壁30に回転自在のローラー71が配設されシー
ルドドア32に案内部材72が設けられる構成)であっ
ても良いものである。
【0025】また、図4にシールドアの側縁部の部分平
面図を示す扉圧接手段80は、隔壁30の開口部31の
左右両側に、シールドドア32の嵌合する扉案内部材と
してのレール81が、隔壁30に枢支されたリンクアー
ム82の一端でその揺動によって隔壁30に対して離接
するように鉛直に支持されると共に、リンクアーム82
を揺動操作するシール駆動手段としての揺動操作シリン
ダ83を備えて構成されたものである。この構成では、
シールドドア32の鉛直昇降位置に位置するレール81
にシールドドア32が嵌合した後、揺動操作シリンダ8
3の駆動によってリンクアーム82を揺動駆動してシー
ルドドア32を隔壁30に圧接付勢して密着させてシー
ル状態とすることができる。
【0026】上記のごとく構成された中間扉機構では、
駆動チェーン33を介してシールドドア32(炉室ドア
41)を昇降駆動する昇降シリンダ60は側方に配設さ
れてドアボックス21の上に立設されるものではないた
め、上方に高くなることがなく、当該多室真空熱処理炉
を収容する施設の天井高を高くする必要が無く、コスト
の低減と施設空間の利用効率を向上できる。また、シー
ルドドア32を隔壁30に密着させるために水平方向に
広いスペースを必要とせず、スペース効率の高い合理的
な構成が可能となる。更に、シールドドア32と加熱室
10内に収容された炉室40のドア41を別個の機構で
開閉するように構成したことにより、炉室40のドア4
1を隔壁30の開口部31を通過させなくて良いために
開口部31を被熱処理材の出し入れに必要な最小限の大
きさとすることができ、隔壁30の強度を向上させて大
きな圧力差にも耐え得るものと成し得るものである。
【0027】尚、上記構成は、シールドドア32を二本
の駆動チェーン33で吊り下げ支持したものであるが、
中央一本で支持する構成であっても良い。また、吊り下
げ支持する操作索とその配索経路を規定する方向転換手
段はチェーンとスプロケットの組み合わせに限らずワイ
ヤーロープとプーリーであっても良いものである。
【0028】図5及び図6は本発明の別の実施の形態を
示す。図6は多室真空熱処理炉の縦断面図に相当する概
略構成図、図6はそのB−B断面図である。尚、図中前
述の例と同機能の部位には同符号を付して説明を省略す
る。
【0029】この構成は、上記構成においてエルボ管5
1及びチー管53内に設けたスプロケット34,35を
上方に延設したドアボックス21内に配設したものであ
り、ドアボックス21の側面と昇降シリンダ60とをケ
ーシングとしてのL字形の密閉管路90で接合したもの
である。
【0030】また、図示構成においてシールドドア32
を隔壁30へ圧接させる扉圧接手段は、図4に示し前述
したシールドドア32を案内するレール81をリンクア
ーム82の揺動によって移動させる構造を適用したもの
であり、リンクアーム82を揺動操作する付勢シリンダ
83は冷却室20の外部に配設されているものである。
更に、加熱室10内の炉室のドア41は、図3に示し前
述した扉圧接手段70と同様の構成を適用したものであ
る。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る多室真
空熱処理炉の中間扉機構によれば、扉部材が、開口部の
側方に配設された昇降駆動手段によって、扉部材の上方
に配設された配索方向転換部材を介して配索された操作
索を介して昇降操作されて開口部を開閉するものである
ため、昇降駆動手段がが上方へ大きく突出することがな
く、収容施設の特殊化を必要とせずコスト低減に寄与す
ることができる。また、扉部材の隔壁への圧接を別個に
設けた扉付勢手段によって行うために広い扉作動スペー
スを必要とせずに全体を小型化することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多室真空熱処理炉の中間扉機構の
一実施形態を備えた多室真空熱処理炉の縦断面図に相当
する概略構成図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】扉圧接手段の構成を示すシールドドアの側面図
である。
【図4】扉圧接手段の構成を示すシールドアの側縁部の
部分平面図である。
【図5】本発明に係る多室真空熱処理炉の中間扉機構の
他の実施形態を備えた多室真空熱処理炉の縦断面図に相
当する概略構成図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】従来例の中間扉機構を備えた多室真空熱処理炉
の縦断面に相当する概略構成図である。
【符号の説明】
10 加熱室 20 冷却室 30 隔壁 31 開口部 32 シールドドア(扉部材) 33 駆動チェーン(操作索) 34,35,36 スプロケット(配索方向転換部材) 50 密閉管路(ケーシング) 60 昇降シリンダ(昇降駆動手段) 70 扉圧接手段 71 ローラー(操作部材) 72 案内部材 72A 操作面 80 扉圧接手段 81 レール(扉案内部材) 83 揺動操作シリンダ(シール駆動手段) 90 密閉管路(ケーシング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27D 1/18 F27D 1/18 N

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多室真空熱処理炉の各室を仕切る隔壁の開
    口部を扉部材によって気密的に遮断又は開放するもので
    あって、 前記扉部材は当該扉部材の上方に配設された配索方向転
    換部材を介して配索されて前記開口部の側方に配設され
    た昇降駆動手段に連結された操作索によって吊り下げ支
    持されると共に、前記操作索と前記配索方向転換部材は
    前記扉部材の配設室と連通する気密的なケーシング内に
    収容され、前記隔壁の開口部の左右両側に前記開口部と
    対応して位置する前記扉部材を隔壁に圧接付勢する扉圧
    接手段が設けられて構成されていることを特徴とする多
    室真空熱処理炉の中間扉機構。
  2. 【請求項2】上記扉圧接手段は、上記隔壁又は上記扉部
    材に設けられた下側が上記隔壁に近接する勾配の操作面
    を有する案内部材と、該案内部材と対応する前記扉部材
    又は前記隔壁に設けられた操作部材と、を備え、前記扉
    部材の下降に伴って前記案内部材の操作面に前記操作部
    材が当接し、前記扉部材を上記隔壁に近接変位させるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    多室真空熱処理炉の中間扉機構。
  3. 【請求項3】上記扉圧接手段は、上記隔壁の開口部の左
    右両側に上記扉部材を前記隔壁に沿う方向に案内する扉
    案内部材がシール駆動手段によって前記隔壁に対して離
    接駆動可能に設けられて構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の多室真空熱処理炉の中間扉機構。
JP25546895A 1995-09-07 1995-09-07 多室真空熱処理炉の中間扉機構 Pending JPH0978125A (ja)

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