JPH0975486A - ゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブInfo
- Publication number
- JPH0975486A JPH0975486A JP7264806A JP26480695A JPH0975486A JP H0975486 A JPH0975486 A JP H0975486A JP 7264806 A JP7264806 A JP 7264806A JP 26480695 A JP26480695 A JP 26480695A JP H0975486 A JPH0975486 A JP H0975486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- head
- golf club
- swing
- club
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 打球面であるフェイス部分での空気抵抗を少
なくでき、スイング時のクラブヘッドの回転スピードの
より一層の高まりが図れるゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 フェイス４とその背面側との間に複数の
貫通孔が連通開口しているので、スイング時にフェイス
４前面の空気は貫通孔を通過する。従って、ヘッド３の
回転スピードが高くなっても空気抵抗の増大は抑えられ
る。
なくでき、スイング時のクラブヘッドの回転スピードの
より一層の高まりが図れるゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 フェイス４とその背面側との間に複数の
貫通孔が連通開口しているので、スイング時にフェイス
４前面の空気は貫通孔を通過する。従って、ヘッド３の
回転スピードが高くなっても空気抵抗の増大は抑えられ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ球を打つた
めのゴルフクラブに関する。
めのゴルフクラブに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴルフクラブには、ドライバと称
せられるウッドクラブや、アイアンクラブ、サウンドウ
ェッジ等、各種のものがあるが、いずれのクラブにおい
ても、シャフトの先端部に固定されたクラブヘッドは、
球打面となるフェイスを持つ塊状の形態とされている。
せられるウッドクラブや、アイアンクラブ、サウンドウ
ェッジ等、各種のものがあるが、いずれのクラブにおい
ても、シャフトの先端部に固定されたクラブヘッドは、
球打面となるフェイスを持つ塊状の形態とされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにクラブヘッドが塊状の形態とされているため、ク
ラブをスイングした時に、平面状のフェイス部分では空
気抵抗をまともに受けることになり、エネルギーロスを
生じていた。打球の飛ぶ距離は、インパクトの瞬間のク
ラブヘッドのスピードに大きく影響を受けるので、この
空気抵抗によるエネルギーロスをできるだけ小さくした
いところであるが、空気抵抗は、スイング時のクラブヘ
ッドの回転スピードが高くなる程、無視できなくなる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、打球面であるフェイス部分での空気抵抗を少
なくでき、スイング時のクラブヘッドの回転スピードの
より一層の高まりが図れるゴルフクラブを提供すること
を目的とする。
ようにクラブヘッドが塊状の形態とされているため、ク
ラブをスイングした時に、平面状のフェイス部分では空
気抵抗をまともに受けることになり、エネルギーロスを
生じていた。打球の飛ぶ距離は、インパクトの瞬間のク
ラブヘッドのスピードに大きく影響を受けるので、この
空気抵抗によるエネルギーロスをできるだけ小さくした
いところであるが、空気抵抗は、スイング時のクラブヘ
ッドの回転スピードが高くなる程、無視できなくなる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、打球面であるフェイス部分での空気抵抗を少
なくでき、スイング時のクラブヘッドの回転スピードの
より一層の高まりが図れるゴルフクラブを提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ゴルフ球を打つためのゴルフクラブにおい
て、スイングされるシャフトの先端に位置するヘッド
に、その球打面となるフェイスとその背面側とに開口し
た複数の貫通孔が形成され、スイング時にフェイス前面
の空気が該貫通孔を通過し得るようにしたものである。
上記構成において、球打面となるフェイスとその背面側
との間に複数の貫通孔が連通開口しているので、スイン
グ時にフェイス前面の空気は貫通孔を通過する。従っ
て、ヘッドの回転スピードが高くなっても空気抵抗の増
大は抑えられる。また、上記貫通孔が、スイング時のヘ
ッドの軌跡に対して接線方向に略沿うようにしたものと
することができる。
に本発明は、ゴルフ球を打つためのゴルフクラブにおい
て、スイングされるシャフトの先端に位置するヘッド
に、その球打面となるフェイスとその背面側とに開口し
た複数の貫通孔が形成され、スイング時にフェイス前面
の空気が該貫通孔を通過し得るようにしたものである。
上記構成において、球打面となるフェイスとその背面側
との間に複数の貫通孔が連通開口しているので、スイン
グ時にフェイス前面の空気は貫通孔を通過する。従っ
て、ヘッドの回転スピードが高くなっても空気抵抗の増
大は抑えられる。また、上記貫通孔が、スイング時のヘ
ッドの軌跡に対して接線方向に略沿うようにしたものと
することができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図１は本実施例によるゴ
ルフクラブのヘッド部の斜め前方から見た斜視図、図２
は斜め後方から見た斜視図、図３は図１のＡ−Ａ線断面
図である。ゴルフクラブ１はシャフト２の先端に固定さ
れたヘッド３を備え、ヘッド３には、球打面となるフェ
イス４に開いた複数の開口５とその背面側６に開いた複
数の開口７とを連通する複数の貫通孔８が形成されてい
る。貫通孔８は、スイング時のヘッド３の軌跡に対して
接線方向に略沿うようにしたものとしている。
例を図面を参照して説明する。図１は本実施例によるゴ
ルフクラブのヘッド部の斜め前方から見た斜視図、図２
は斜め後方から見た斜視図、図３は図１のＡ−Ａ線断面
図である。ゴルフクラブ１はシャフト２の先端に固定さ
れたヘッド３を備え、ヘッド３には、球打面となるフェ
イス４に開いた複数の開口５とその背面側６に開いた複
数の開口７とを連通する複数の貫通孔８が形成されてい
る。貫通孔８は、スイング時のヘッド３の軌跡に対して
接線方向に略沿うようにしたものとしている。
【０００６】上記の構成において、ゴルファーがゴルフ
クラブ１をスイングした時に、ヘッド３のフェイス４前
面の空気は、開口５から貫通孔８を通過して開口７より
後方へ抜けるので、空気抵抗は少なくなり、ヘッド３の
回転スピードの高まりに寄与し得て、打球の飛距離の向
上が図れる。
クラブ１をスイングした時に、ヘッド３のフェイス４前
面の空気は、開口５から貫通孔８を通過して開口７より
後方へ抜けるので、空気抵抗は少なくなり、ヘッド３の
回転スピードの高まりに寄与し得て、打球の飛距離の向
上が図れる。
【０００７】図４は他の実施例によるヘッド３のフェイ
ス４前面を示す。上記実施例では、開口５，７、貫通孔
８が横方向に偏平な形状のものを示したが、この例で
は、開口５ａを網の目（又は格子）状とし、図示してい
ないが、貫通孔８もそれに合わせたものとする。なお、
空洞となる貫通孔８は、フェイス４前面の複数の開口に
ついて統合し、背面側の開口の数は少なくしてもよい。
ス４前面を示す。上記実施例では、開口５，７、貫通孔
８が横方向に偏平な形状のものを示したが、この例で
は、開口５ａを網の目（又は格子）状とし、図示してい
ないが、貫通孔８もそれに合わせたものとする。なお、
空洞となる貫通孔８は、フェイス４前面の複数の開口に
ついて統合し、背面側の開口の数は少なくしてもよい。
【０００８】図５はさらに他の実施例を示す。この例
は、アイアンクラブ１１に本発明を実施したものであ
り、そのフェイス１４に開口１５を設け、この開口１５
を背面側の開口に連通させている。この実施例において
も、上記各実施例と同様の作用が得られる。
は、アイアンクラブ１１に本発明を実施したものであ
り、そのフェイス１４に開口１５を設け、この開口１５
を背面側の開口に連通させている。この実施例において
も、上記各実施例と同様の作用が得られる。
【０００９】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能である。例えば、上記図１等に示した
実施例では、横方向に長い開口を設けたものであった
が、縦方向に長い開口を設けても、また、メッシュ状の
開口を設けてもよい。
種々の変形が可能である。例えば、上記図１等に示した
実施例では、横方向に長い開口を設けたものであった
が、縦方向に長い開口を設けても、また、メッシュ状の
開口を設けてもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明に係るゴルフクラブ
によれば、ヘッドの球打面となるフェイスとその背面側
とに開口した貫通孔が形成されているので、スイング時
にフェイス前面の空気が貫通孔を通過し、フェイスでの
空気抵抗が少なくなり、スイング時のクラブヘッドの回
転スピードのより一層の高まりが図れる。
によれば、ヘッドの球打面となるフェイスとその背面側
とに開口した貫通孔が形成されているので、スイング時
にフェイス前面の空気が貫通孔を通過し、フェイスでの
空気抵抗が少なくなり、スイング時のクラブヘッドの回
転スピードのより一層の高まりが図れる。
【図１】本発明の一実施例によるゴルフクラブのヘッド
部の斜め前方から見た斜視図である。
部の斜め前方から見た斜視図である。
【図２】同ヘッド部の斜め後方から見た斜視図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】他の実施例によるヘッドのフェイス前面を示す
図である。
図である。
【図５】他の実施例図によるアイアンクラブの前面図で
ある。
ある。
１ ゴルフクラブ ２ シャフト ３ ヘッド ４ フェイス ５ 開口 ７ 開口 ８ 貫通孔
Claims (2)
- 【請求項１】 ゴルフ球を打つためのゴルフクラブにお
いて、 スイングされるシャフトの先端に位置するヘッドに、そ
の球打面となるフェイスとその背面側とに開口した複数
の貫通孔が形成され、スイング時にフェイス前面の空気
が該貫通孔を通過し得るようにしたことを特徴とするゴ
ルフクラブ。 - 【請求項２】 上記貫通孔は、スイング時の上記ヘッド
の軌跡に対して接線方向に略沿うようにしたことを特徴
とする請求項１記載のゴルフクラブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264806A JPH0975486A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | ゴルフクラブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264806A JPH0975486A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | ゴルフクラブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975486A true JPH0975486A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17408481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7264806A Withdrawn JPH0975486A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | ゴルフクラブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0975486A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120258819A1 (en) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | Charles Placido Guerriero | Aerodynamic golf club |
| US10583338B2 (en) | 2011-09-30 | 2020-03-10 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US10675513B1 (en) * | 2018-04-11 | 2020-06-09 | William Venezio | Golf club with reduced air resistance club head |
| US10974104B2 (en) | 2008-08-07 | 2021-04-13 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US10974103B2 (en) | 2008-08-07 | 2021-04-13 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US10994176B2 (en) | 2011-09-30 | 2021-05-04 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US11083938B2 (en) | 2008-08-07 | 2021-08-10 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US11161022B2 (en) | 2011-09-30 | 2021-11-02 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads with a multi-material striking surface |
| US11207572B2 (en) | 2019-08-01 | 2021-12-28 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads with a multi-material striking surface |
| USRE48977E1 (en) | 2008-08-07 | 2022-03-22 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US11420100B2 (en) | 2008-08-07 | 2022-08-23 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US11918864B2 (en) | 2019-08-01 | 2024-03-05 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads with a multi-material striking surface |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP7264806A patent/JPH0975486A/ja not_active Withdrawn
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11141634B2 (en) | 2008-08-07 | 2021-10-12 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US11559726B2 (en) | 2008-08-07 | 2023-01-24 | Karsten Manufacturing Company | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| USRE49857E1 (en) | 2008-08-07 | 2024-03-05 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
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| US10974104B2 (en) | 2008-08-07 | 2021-04-13 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
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| US11957962B2 (en) | 2008-08-07 | 2024-04-16 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| USRE48977E1 (en) | 2008-08-07 | 2022-03-22 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US8651974B2 (en) * | 2011-04-06 | 2014-02-18 | Marie L. Guerriero | Aerodynamic golf club |
| US20120258819A1 (en) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | Charles Placido Guerriero | Aerodynamic golf club |
| US10583338B2 (en) | 2011-09-30 | 2020-03-10 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US10994176B2 (en) | 2011-09-30 | 2021-05-04 | Karsten Manufacturing Corporation | Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads |
| US11161022B2 (en) | 2011-09-30 | 2021-11-02 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads with a multi-material striking surface |
| US10675513B1 (en) * | 2018-04-11 | 2020-06-09 | William Venezio | Golf club with reduced air resistance club head |
| US11207572B2 (en) | 2019-08-01 | 2021-12-28 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads with a multi-material striking surface |
| US11918864B2 (en) | 2019-08-01 | 2024-03-05 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads with a multi-material striking surface |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |