JPH0973464A - 類似事例検索装置 - Google Patents

類似事例検索装置

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JPH0973464A
JPH0973464A JP7229774A JP22977495A JPH0973464A JP H0973464 A JPH0973464 A JP H0973464A JP 7229774 A JP7229774 A JP 7229774A JP 22977495 A JP22977495 A JP 22977495A JP H0973464 A JPH0973464 A JP H0973464A
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keyword
case
similarity
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JP7229774A
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Aoshi Okamoto
青史 岡本
Takeshi Sato
健 佐藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、事例のキーワードに重みを付加し
てデータベースに登録したり新規事例の類似検索したり
する類似事例検索装置に関し、自然言語で表現された事
例間の属性の類似性を的確に測ることができと共に、類
似事例を的確に検索できる装置を実現することを目的と
する。 【解決手段】 過去の事例、事例番号、カテゴリ番号、
およびキーワード毎の重みを登録したデータベースと、
与えられた新規事例の問題部分からキーワードを抽出
し、データベースを検索して同一のキーワードが存在す
る過去の事例のカテゴリ番号、およびキーワード毎の重
みからなる属性情報を取り出して類似度を生成する類似
度生成手段と、生成した類似度の高い順にソートして過
去の事例のカテゴリ、類似度などを出力する手段とを備
えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事例のキーワード
に重みを付加してデータベースに登録したり新規事例の
類似検索したりする類似事例検索装置に関するものであ
る。
【0002】類似事例検索は、新規事例に類似した事例
をユーザに提示できるだけではなく、新規事例が属する
カテゴリの決定問題に対しても有用である。自然言語で
表現された事例が、カテゴリ分類されていれば、専門家
の知識を必要とすることなく、適用できるために非常に
応用範囲が広い。例えば一般の設計問題や診断問題では
類似事例検索が必要に有用であり、図書の自動分類や特
許文献のIPCコード付与などのカテゴリ分類にも適用
し得るものである。これらのために、事例に類似した他
の事例を自動検索することが望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来の技術において、新規事例とカテゴ
リ分類された過去の事例間の類似性は、条件付確率を用
いた事例間の非類似度を以下のように定義することで、
決定されていた。
【0004】今、属性数をn、新規事例をf、過去の事
例をg、過去の事例gが属するカテゴリをcgで表し、
f、gの属性(キーワード)i(1≦i≦n)に対する
属性値をそれぞれf(i)、g(i)で表す。ここで、
f(i)、g(i)は0または1であり、0の場合はそ
の属性(キーワード)が事例中に出現しないことを表
し、1の場合はその属性(キーワード)が事例中に出現
することを表している。また、カテゴリcgの属性iに
対する重みw(cg、i)で表す。この時、データfと
gの非類似度Sim(f、g)は下式(式1)で表され
る。
【0005】 ここで、δは、 δ(f(i)、g(i))=1 f(i)≠g(i)の場合 0 f(i)=g(i)の場合 で決定され、重みω(cg、i)は、事例の属性iが1
であるもとでの、その事例がカテゴリcgに属する条件
付確率で決定される。
【0006】このように、過去の事例のカテゴリ分類に
基づく類似事例検索に対する従来の技術は、非類似度を
条件確率を用いて、上記のように定義し、非類似度が高
い過去の事例を新規事例に類似している事例として決定
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、自然言語で表現された事例を2値の属性(キーワー
ド)で表現する場合、同じ意味を持つキーワードも違う
属性として表現される場合が起こり得る。この場合、上
記従来の技術では、意味は同じでも違う属性として表現
されている事例に対して、それぞれの重みが足し合わさ
れるため、非類似度が高くなり、類似事例として検索さ
れにくい。
【0008】従って、非類似度の生成において事例間の
類似性を決定しているため、自然言語で表現された事例
間の類似性を的確に測れないだけでなく、カテゴリに属
する事例の数に偏りがある場合に類似していない事例を
検索する確率が高くなるといった問題を生じていた。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するため、
自然言語で表現された事例間の属性の類似性を的確に測
ることができと共に、類似事例を的確に検索できる装置
を実現することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、検索シス
テム1は、各種登録や検索を行うものである。
【0011】キーワード番号テーブル5は、事例の問題
部分からキーワードを抽出してキーワード番号を付与し
て登録するものである。キーワードテーブル6は、事例
番号に対応づけてキーワード番号を登録するものであ
る。
【0012】事例数テーブル8は、カテゴリ番号に対応
づけて事例から抽出したキーワード番号の数およびカテ
ゴリ毎の総数を登録するものである。属性情報生成手段
2は、事例数テーブル8をもとに重みを算出し、事例番
号、カテゴリ番号、およびキーワード毎の重みからなる
属性情報を生成するものである。
【0013】類似度生成手段3は、新規事例の類似度を
生成するものである。次に、動作を説明する。検索シス
テム1が与えられた事例の問題部分からキーワードを抽
出してキーワード番号を付与してキーワード番号テーブ
ル5を作成し、事例に付与された事例番号に対応づけて
抽出したキーワードについてキーワード番号テーブル5
に登録されているキーワード番号を取り出してキーワー
ドテーブル6に登録し、カテゴリに付与したカテゴリ番
号に対応づけて事例から抽出したキーワード番号の数お
よびカテゴリ毎の総数を事例数テーブル8に登録し、属
性情報生成手段2が事例数テーブル8をもとに重みを算
出し、与えられた事例についての事例番号、カテゴリ番
号、およびキーワード毎の重みからなる属性情報をデー
タベースに登録するようにしている。
【0014】また、求めた重みが所定値以下の場合に、
データベース中の当該重みを削除、あるいはデータベー
ス中の当該重みと組みのキーワードを削除し、データベ
ースの容量を削減および類似検索の高速化を図るように
している。
【0015】また、検索システム1が与えられた新規事
例の問題部分からキーワードを抽出し、データベースを
検索して同一のキーワードが存在する過去の事例のカテ
ゴリ番号、およびキーワード毎の重みからなる属性情報
を取り出し、類似度生成手段3がこれら情報をもとに類
似度を生成し、生成した類似度の高い順にソートして過
去の事例のカテゴリ、類似度などを出力するようにして
いる。
【0016】この際、類似度を生成するときに、取り出
した過去の事例のキーワード毎の重みの組みから、一致
するキーワードの重みの和を類似度と生成するようにし
ている。
【0017】また、類似度を生成するときに、取り出し
た過去の事例のキーワード毎の重みの組みから、一致す
るキーワードの重みの和に対して、(一致したキーワー
ドの数)÷(新規事例のキーワードの数)の値を乗算し
て類似度を生成するようにしている。
【0018】従って、自然言語で表現された事例間の属
性の類似性を的確に測ることが可能となると共に、類似
事例を的確に検索することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図1から図11を用いて本
発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明のシステムブロック図を示
す。図1において、検索システム1は、過去の事例を事
例データベース9に登録したり、過去の事例から生成し
た属性情報(事例番号、キーワード、カテゴリ番号、重
みなど)を属性データベース10に登録したり、新規事
例に類似する過去の事例を検索してそのリストを出力し
たりなどするものであって、ここでは、属性情報生成手
段2、類似度生成手段3、キーワード番号テーブル5、
キーワードテーブル6、カテゴリテーブル7、事例数テ
ーブル8などから構成されるものである。
【0021】属性情報生成手段2は、事例の属性情報を
生成するものであって、事例の問題中からキーワードを
抽出したり、事例数テーブル8に設定された情報をもと
に下記の(式2)に従い重みを生成したりなどするもの
である(図2を用いて後述する)。
【0022】後述する事例数テーブルに設定されたカテ
ゴリ数n、属性数m、事例の総数s、カテゴリci(1
≦i≦n)に属する事例の総数si、属性番号j(1≦
j≦m)の属性が出現する事例の総数tj、カテゴリci
に属し、属性番号jの属性が出現する事例数ti,jを生
成し、ti,j≠0となる属性番号jの属性に対して、カ
テゴリciの属性番号jの属性に対する重みωi,jを ωi,j=(ti,j/tj−si/s)+(ti,j/si−tj/s) (式2) として生成する。
【0023】類似度生成手段3は、新規事例と、過去の
事例との類似度を生成するものである(図9を用いて後
述する)。メモリ4は、各種テーブルなどを格納するも
のである。
【0024】キーワード番号テーブル5は、事例の問題
部分から抽出したキーワードにキーワード番号を付与し
て登録するものである(図4参照)。キーワードテーブ
ル6は、事例番号に対応づけてキーワード番号を登録す
るものである(図5参照)。
【0025】カテゴリテーブル7は、事例番号に対応づ
けて事例のカテゴリ番号を登録するものである(図6参
照)。事例数テーブル8は、カテゴリ番号に対応づけて
事例から抽出したキーワード番号の数およびカテゴリ毎
の総数を登録するものである(図7参照)。
【0026】事例データベース9は、過去の事例を登録
するものである。属性データベース10は、事例の属性
情報を登録するものであって、ここでは、事例番号、カ
テゴリ番号、キーワード毎の重みをなどを登録するもの
である(図8参照)。
【0027】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の事例を登録するときの手順を詳細に
説明する。図2は、本発明の事例登録フローチャートを
示す。
【0028】図2において、S1は、事例の格納指示す
る。これは、例えば後述する図3の下記の事例1をデー
タベースに格納指示する。 事例1: ・[問題]VALCC発生 ・[解決方法]解決方法を記述 ここで、識別記号“[問題]”に続く自然文“VALC
Cが発生”が問題であって、識別記号“[解決方法]”
に続く自然文“解決方法を記述(実際には問題を解決す
る方法を記述する)”が解決方法である。
【0029】S2は、問題部分を抽出する。これは、S
1で格納指示された自然文中から識別記号“[問題]”
に続く自然文“VALCCが発生”を抽出する。S3
は、キーワードを抽出する。これは、S2で抽出した問
題“VALCCが発生”からキーワードとして、“VA
LCC”と“発生”を抽出する。
【0030】S4は、終わりか判別する。これは、格納
指示された事例の終わりか判別する。YESの場合に
は、S5に進む。NOの場合には、S1に戻り、次の事
例について繰り返す。
【0031】以上のS1からS3を繰り返し、格納指示
された事例の問題部分から事例毎のキーワードを抽出す
る。S5は、キーワード番号テーブルを作成する。これ
は、S1からS4のYESによって格納指示された事例
から抽出したキーワードについて、一意のキーワード番
号を付与してキーワード番号テーブル5に登録する。例
えば後述する図4に示す下記のように登録する。
【0032】 S6は、キーワードテーブル6を作成する。これは、後
述する図5に示すように、事例番号に対応づけて当該事
例番号の事例中から抽出したキーワードの番号を全て登
録する。例えば既述した図3の事例1の場合には、キー
ワード“VALCC”と“発生”が抽出されたので、図
4のキーワード番号テーブル5から、キーワード番号
“1”と“2”を取り出し、図5のキーワードテーブル
6の事例番号1のレコードのキーワード番号の欄に
“1”と“2”を登録する。
【0033】S7は、カテゴリのユーザ指示を行う。こ
れは、S6でキーワードテーブル6に登録した例えば事
例1のカテゴリについて、ユーザが指示(例えばカテゴ
リ番号1)を指示する。
【0034】S8は、事例数テーブルを作成する。これ
は、後述する図7の事例数テーブル8に示すように、カ
テゴリ番号に対応づけて事例から抽出したキーワード番
号毎の数およびカテゴリ番号毎の総数を登録するもので
ある。
【0035】S9は、重みを作成する。これは、S8で
登録した事例数テーブル8から必要な情報を既述した
(式2)に代入して事例のキーワード毎の重みを算出す
る。尚、事例のキーワードについて求めた重みが所定値
以下の場合に、データベース中の当該重みを削除、ある
いはデータベース中の当該重みと組みのキーワードを削
除し、データベースの容量を削減および類似検索の高速
化を図るようにしてもよい。
【0036】S10は、属性情報を作成する。属性情報
は、後述する図8に示すように、事例番号、カテゴリ番
号、およびキーワード番号と重みをペアとした情報であ
って、各間に区切り記号をここでは“@”を挿入して作
成する。
【0037】S11は、データベースに登録する。これ
は、S10で作成した属性情報を図1の属性データベー
ス10の登録、および事例番号を付加した事例を事例デ
ータベース9に登録する。
【0038】以上によって、格納指示された複数の事例
からキーワード抽出してキーワード番号、カテゴリ番号
を付与およびキーワード毎の重みを生成してデータベー
スに登録することが可能となる。
【0039】図3は、本発明の事例の例を示す。この事
例1は、図示の下記から構成される。 ・[問題]VALCCが発生 ・[解決方法]解決方法を記述 ここで、“[問題]”は、これに続く自然文“VALC
Cが発生”が問題である旨を表すためのものである。
“[解決方法]”は、これに続く自然文“解決方法を記
述(実際には問題“VALCCが発生”に対する解決方
法を記述)”が解決方法である旨を表すためのものであ
る。
【0040】図4は、本発明のキーワード番号テーブル
の説明図を示す。図示のキーワード番号テーブル5は、
キーワード番号に対応づけてキーワードを登録したもの
であって、例えば図示の下記のように登録したものであ
る。
【0041】 図5は、本発明のキーワードテーブルの説明図を示す。
図示のキーワードテーブル6は、事例番号に対応づけて
事例から抽出したキーワードのキーワード番号を全て登
録したものであって、例えば図示の下記のように登録し
たものである。
【0042】 図6は、本発明のカテゴリテーブルの説明図を示す。図
示のカテゴリテーブル7は、事例番号に対応づけて事例
のカテゴリ番号を登録したものであって、例えば図示の
下記のように登録したものである。
【0043】 図7は、本発明の事例数テーブルの説明図を示す。ここ
で、事例数テーブル8は、カテゴリ番号に対応づけてキ
ーワード番号毎にその総数、およびカテゴリ番号毎のキ
ーワードの総数を図示のように登録したものである。
【0044】図8は、本発明の属性情報の説明図を示
す。この属性情報は、事例毎に図示の下記の項目を登録
するものである。 ・事例番号 ・カテゴリ番号 ・キーワード番号 ・重み ここで、キーワード番号と重みは組みで、キーワードの
数だけ繰り返し登録する。これら一連の事例番号、カテ
ゴリ番号、キーワード番号、重み(キーワードが複数の
場合には、キーワードの数だけキーワード番号と重みの
組みを繰り返す)を制御記号、ここでは“@”を挿入し
て一次元に並べたものである。
【0045】次に、図9のフローチャートに示す順序に
従い、新規事例の類似検索する場合の手順を詳細に説明
する。図9は、本発明の検索フローチャートを示す。
【0046】図9において、S21は、新規事例を入力
する。これは、新規事例として、例えば後述する図10
の(a)の新規事例 ・[問題]VALCC発生し、中継台とつながらない を入力する。
【0047】S22は、キーワードを抽出する。ここで
は、S21で入力した新規事例から、下線を引いた“V
ALCC”、“発生”、“中継台”の3つを抽出する。
S23は、キーワードリストを生成する。これは、S2
2で抽出したキーワードのリストとして、例えば後述す
る図10の(b)に示す下記のように生成する。
【0048】 キーワード番号 1 2 3 キーワード VALCC 発生 中継台 ここで、キーワード“VALCC”は既述した図4のキ
ーワード番号テーブル5からキーワード番号“1”と求
める。同様に、キーワード“発生”、“中継台”は、キ
ーワード番号“2”、“3”とそれぞれ求める。
【0049】S24は、類似度計算する。これは、S2
3で求めたキーワードリストをもとに、属性データベー
ス10を検索して一致するキーワードを含む属性情報を
取り出し、類似度ωを算出する。例えば属性データベー
ス10から事例1“VALCCが発生”の属性情報が下
記のようにキーワード“VALCC”と“発生”が一致
して取り出される。
【0050】 事例1の属性情報 ・事例番号@カテゴリ番号@キーワード番号@重み@キーワード番号@重み 1 1 1 1.2 2 2.4 新規事例の属性情報 1 2 従って、 類似度=(重みの総和)(一致したキーワード数t/取り出したキーワード リストの長さl) =(1.2+2.4)(2/2)=3.6 (式3) と求められる。
【0051】S25は、終わりか判別する。YESの場
合には、S26に進む。NOの場合には、S21に戻
り、次の新規事例について繰り返す。S26は、S24
で求めた類似度を大きい順にソートする。
【0052】S27は、上位指定個数のユーザ指示す
る。これは、ユーザが類似度の高いものから順に何個を
表示対象とするかを指定する。S28は、上位指定個数
の情報を出力する。これは、後述する図11に示すよう
に、類似度の高い順に画面上にそのリスト(属性情報
(カテゴリ番号、類似度)、事例)を表示したり、用紙
に印字したりする。
【0053】S29は、上位指定個数の最も多いカテゴ
リの順にそのリストを画面上に表示したり、用紙に印字
したりする。これは、例えば上位指定個数(例えば10
個)を取り出し、この取り出した個数の中でカテゴリの
数によってソートし、同じカテゴリ数が多い順にカテゴ
リ、属性情報(類似度など)、事例を並べて表示/印字
する(これは、特に、特許のIPCコードを表示する場
合に、類似度の高い例えば上位10個のうちから同じ分
類に属する個数の多いものから順に表示し、いずれの分
類(カテゴリ)に属するかを判断するのに都合がよいも
のである。
【0054】以上によって、新規事例を入力すると、自
動的にキーワード抽出、キーワードを含む他の事例の属
性情報(図8)を属性データベース10を検索した取り
出し、これら取り出したキーワードを含む属性情報(図
8)と、新規事例のキーワードとの類似度を(式3)に
よって求め、類似度の大きい順にソートして属性情報
(カテゴリ番号、類似度)と事例を表示/印字したり、
更に、指定した上位所定個数についてカテゴリ数の多い
順に属性情報(類似度)と事例を順に出力して分類(例
えば特許用のIPCコードの分類)を表示/印字したり
することが可能となる。
【0055】図10は、本発明のキーワードリストの説
明図を示す。図10の(a)は、新規事例の例を示す。
ここでは、図示のように、新規事例として、 ・[問題]VALCC発生し、中継台とつながらない という問題である。ここで、下線の部分がキーワードと
して抽出される。
【0056】図10の(b)は、キーワードリストの例
を示す。これは、図10の(a)の新規事例の問題から
下線の部分をキーワードとして“VALCC”、“発
生”、“中継台”の3つを抽出し、既述した図4のキー
ワード番号テーブル5からキーワード番号を取り出して
ものである。
【0057】図11は、本発明の出力画面の説明図を示
す。これは、図10の新規事例について、既述した図9
のフローチャートに従い、キーワード抽出、類似度算出
し、類似度の大きい順にソートして出力した画面の例で
ある。ここでは、図示のように、ランクに対応づけて属
性情報(カテゴリ番号、類似度)および検索した類似す
る事例を図示のように画面上に表示したものである。こ
の事例には、“[解決方法]”の欄に自然文による解決
方法が記載されており、従来の専門家の知識を蓄えたA
Iによることなく、本発明の類似度検索して過去の類似
する事例を取り出すことにより、当該事例に予め専門家
の知識による“解決方法”を自然文などで記述しておけ
ば、AIによる知識ベースを構築して検索するまでもな
く、キーワード検索および類似度算出という手順によっ
て確実かつ高速に所望の事例(専門家の解決方法の記載
済み)を取り出すことが可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
事例の問題部分からキーワード抽出および重みを算出し
て属性情報(事例番号、カテゴリ番号、キーワードと重
みの組み)をデータベースに登録しておき、新規事例が
与えられたときにキーワード抽出してデータベースから
キーワードを含む属性情報を取り出し、類似度を算出し
て類似度の大きい順に過去の類似する事例(解決方法を
含む)を出力したり、上位所定個数のカテゴリ数の多い
順に分類出力したりする構成を採用しているため、自然
言語で表現された事例間の属性の類似性を的確に測って
類似する事例(解決方法を含む)を検索することができ
る。また、検索した事例の上位所定個数のカテゴリ数の
多い順に出力して事例を分類することもできる。
【0059】また、事例のキーワードについて求めた重
みが所定値以下の場合に、データベース中の当該重みを
削除、あるいはデータベース中の当該重みと組みのキー
ワードを削除する構成を採用しているため、データベー
スの容量を削減および類似検索の高速化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムブロック図である。
【図2】本発明の事例登録フローチャートである。
【図3】本発明の事例の例である。
【図4】本発明のキーワード番号テーブルの説明図であ
る。
【図5】本発明のキーワードテーブルの説明図である。
【図6】本発明のカテゴリテーブルの説明図である。
【図7】本発明の事例数テーブルの説明図である。
【図8】本発明の属性情報の説明図である。
【図9】本発明の検索フローチャートである。
【図10】本発明のキーワードリストの説明図である。
【図11】本発明の画面出力の説明図である。
【符号の説明】
1:検索システム 2:属性情報生成手段 3:類似度生成手段 4:メモリ 5:キーワード番号テーブル 6:キーワードテーブル 7:カテゴリテーブル 8:事例数テーブル 9:事例データベース 10:属性データベース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】与えられた事例の問題部分からキーワード
    を抽出してキーワード番号を付与して登録するキーワー
    ド番号テーブルと、 上記事例に付与された事例番号に対応づけて、上記抽出
    したキーワードについて上記キーワード番号テーブルに
    登録されているキーワード番号を取り出して登録するキ
    ーワードテーブルと、 カテゴリに付与したカテゴリ番号に対応づけて上記事例
    から抽出したキーワード番号毎の数およびカテゴリ毎の
    総数を登録する事例数テーブルと、 この事例数テーブルをもとに重みを算出する手段と、 上記与えられた事例についての上記事例番号、上記カテ
    ゴリ番号、および上記キーワード毎に上記求めた重みか
    らなる属性情報を登録するデータベースとを備えたこと
    を特徴とする類似事例検索装置。
  2. 【請求項2】上記求めた重みが所定値以下の場合に、上
    記データベース中の当該重みを削除、あるいは上記デー
    タベース中の当該重みと組みのキーワードを削除するこ
    とを特徴とする請求項1記載の類似事例検索装置。
  3. 【請求項3】過去の事例、事例番号、カテゴリ番号、お
    よびキーワード毎の重みを登録したデータベースと、 与えられた新規事例の問題部分からキーワードを抽出
    し、上記データベースを検索して同一のキーワードが存
    在する過去の事例のカテゴリ番号、およびキーワード毎
    の重みからなる属性情報を取り出して類似度を生成する
    類似度生成手段と、 生成した類似度の高い順にソートして過去の事例のカテ
    ゴリ、類似度などを出力する手段とを備えたことを特徴
    とする類似事例検索装置。
  4. 【請求項4】上記類似度を生成する際に、上記取り出し
    た過去の事例のキーワード毎の重みのうち一致するキー
    ワードの重みの和を類似度と生成することを特徴とする
    請求項3記載の類似事例検索装置。
  5. 【請求項5】上記類似度を生成する際に、上記取り出し
    た過去の事例のキーワード毎の重みのうち一致するキー
    ワードの重みの和に対して、(一致したキーワードの
    数)÷(新規事例のキーワードの数)の値を乗算して類
    似度を生成することを特徴とする請求項3記載の類似事
    例検索装置。
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