JPH0970076A - 遠隔制御システム - Google Patents
遠隔制御システムInfo
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- JPH0970076A JPH0970076A JP7248700A JP24870095A JPH0970076A JP H0970076 A JPH0970076 A JP H0970076A JP 7248700 A JP7248700 A JP 7248700A JP 24870095 A JP24870095 A JP 24870095A JP H0970076 A JPH0970076 A JP H0970076A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＣＡＴＶ端末装置１に付属したリモコン送信
器４によってＣＡＴＶ端末装置１及びハイビジョン受信
機２を同時に制御して、両機器から得られる信号をテレ
ビジョン受像機３にて選択的に映出することの出来る遠
隔制御システムを提供する。 【解決手段】 ハイビジョン受信機２は、ＣＡＴＶ端末
装置１と共通の機器動作については、ＣＡＴＶ端末装置
用リモコン送信器４から送られてくる制御コードに対し
て応答可能なリモコン応答機能を具えている。該リモコ
ン応答機能は、遠隔制御のための制御コードをＣＡＴＶ
端末装置１と共通化することによって、或いは、ＣＡＴ
Ｖ端末装置１を遠隔制御するための制御コードをハイビ
ジョン受信機２にて解読可能な制御コードに変換するこ
とによって実現される。
器４によってＣＡＴＶ端末装置１及びハイビジョン受信
機２を同時に制御して、両機器から得られる信号をテレ
ビジョン受像機３にて選択的に映出することの出来る遠
隔制御システムを提供する。 【解決手段】 ハイビジョン受信機２は、ＣＡＴＶ端末
装置１と共通の機器動作については、ＣＡＴＶ端末装置
用リモコン送信器４から送られてくる制御コードに対し
て応答可能なリモコン応答機能を具えている。該リモコ
ン応答機能は、遠隔制御のための制御コードをＣＡＴＶ
端末装置１と共通化することによって、或いは、ＣＡＴ
Ｖ端末装置１を遠隔制御するための制御コードをハイビ
ジョン受信機２にて解読可能な制御コードに変換するこ
とによって実現される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＡＴＶ(ケーブ
ルテレビジョン)端末装置やハイビジョン受信機等の複
数の機器を遠隔制御するための遠隔制御システムに関す
るものである。
ルテレビジョン)端末装置やハイビジョン受信機等の複
数の機器を遠隔制御するための遠隔制御システムに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】ケーブルを用いてテレビジョン信号を各
家庭に分配するＣＡＴＶシステムに於いては、ＣＡＴＶ
端末装置によって受信したＮＴＳＣ方式のテレビジョン
信号をテレビジョン受像機の画面に映出することが可能
である。
家庭に分配するＣＡＴＶシステムに於いては、ＣＡＴＶ
端末装置によって受信したＮＴＳＣ方式のテレビジョン
信号をテレビジョン受像機の画面に映出することが可能
である。
【０００３】又、ＣＡＴＶシステムでは、現行のテレビ
ジョン放送に加えて、ハイビジョン放送を実施すること
が検討されている。この場合、図２に示す如く、既存の
ＣＡＴＶ端末装置(１)に対し、ハイビジョン受信機(２)
を新たに付加して、ＣＡＴＶ端末装置(１)によって受信
したＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号と、ハイビジョン
受信機(２)によって受信したハイビジョン放送信号の何
れか一方の信号を、選択的にテレビジョン受像機(３)に
よって映出するＡＶシステムを構成することが出来る。
一般に、ＣＡＴＶ端末装置(１)、ハイビジョン受信機
(２)及びテレビジョン受像機(３)には、夫々専用の遠隔
制御送信器(以下、リモコン送信器という)が付属してい
る。
ジョン放送に加えて、ハイビジョン放送を実施すること
が検討されている。この場合、図２に示す如く、既存の
ＣＡＴＶ端末装置(１)に対し、ハイビジョン受信機(２)
を新たに付加して、ＣＡＴＶ端末装置(１)によって受信
したＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号と、ハイビジョン
受信機(２)によって受信したハイビジョン放送信号の何
れか一方の信号を、選択的にテレビジョン受像機(３)に
よって映出するＡＶシステムを構成することが出来る。
一般に、ＣＡＴＶ端末装置(１)、ハイビジョン受信機
(２)及びテレビジョン受像機(３)には、夫々専用の遠隔
制御送信器(以下、リモコン送信器という)が付属してい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図２のＡＶシ
ステムに於いては、ＣＡＴＶ端末装置(１)に付属してい
るリモコン送信器と、ハイビジョン受信機(２)に付属し
ているリモコン送信器と、テレビジョン受像機(３)に付
属しているリモコン送信器の３台のリモコン送信器を操
作せねばならず、操作が極めて煩雑である。本発明の目
的は、第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)に付属したリモコ
ン送信器によって第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)及び第
２の機器(ハイビジョン受信機)を同時に制御することの
出来る遠隔制御システムを提供し、操作の煩雑さを軽減
することである。
ステムに於いては、ＣＡＴＶ端末装置(１)に付属してい
るリモコン送信器と、ハイビジョン受信機(２)に付属し
ているリモコン送信器と、テレビジョン受像機(３)に付
属しているリモコン送信器の３台のリモコン送信器を操
作せねばならず、操作が極めて煩雑である。本発明の目
的は、第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)に付属したリモコ
ン送信器によって第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)及び第
２の機器(ハイビジョン受信機)を同時に制御することの
出来る遠隔制御システムを提供し、操作の煩雑さを軽減
することである。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る遠隔制御シス
テムは、第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)に付属したリモ
コン送信器によって第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)及び
第２の機器(ハイビジョン受信機)を制御して、両機器か
ら得られる信号を共通の出力装置(テレビジョン受像機)
へ供給し、出力装置側で何れか一方の信号を選択して出
力するための遠隔制御システムであって、第２の機器
(ハイビジョン受信機)は、第１の機器(ＣＡＴＶ端末装
置)と共通の機器動作については、リモコン送信器から
送られてくる制御コードに対して応答可能な遠隔制御応
答機能を具えている。
テムは、第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)に付属したリモ
コン送信器によって第１の機器(ＣＡＴＶ端末装置)及び
第２の機器(ハイビジョン受信機)を制御して、両機器か
ら得られる信号を共通の出力装置(テレビジョン受像機)
へ供給し、出力装置側で何れか一方の信号を選択して出
力するための遠隔制御システムであって、第２の機器
(ハイビジョン受信機)は、第１の機器(ＣＡＴＶ端末装
置)と共通の機器動作については、リモコン送信器から
送られてくる制御コードに対して応答可能な遠隔制御応
答機能を具えている。
【０００６】該遠隔制御システムに於いては、リモコン
送信器から第１の機器へ向けて制御コードが送信される
ことによって、第１の機器がこれに応答して動作すると
同時に、第２の機器が該制御コードを受信して、応答可
能な制御コードについては、これに応答して動作する。
ここで、第２の機器が応答可能な制御コードには、例え
ば電源のＯＮ／ＯＦＦ等、第１及び第２の機器に共通で
あって、且つ基本的な動作ついての制御コードが含まれ
ており、これによって、第１及び第２の機器を同時に遠
隔制御することが可能となる。
送信器から第１の機器へ向けて制御コードが送信される
ことによって、第１の機器がこれに応答して動作すると
同時に、第２の機器が該制御コードを受信して、応答可
能な制御コードについては、これに応答して動作する。
ここで、第２の機器が応答可能な制御コードには、例え
ば電源のＯＮ／ＯＦＦ等、第１及び第２の機器に共通で
あって、且つ基本的な動作ついての制御コードが含まれ
ており、これによって、第１及び第２の機器を同時に遠
隔制御することが可能となる。
【０００７】具体的には、第２の機器の遠隔制御応答機
能は、遠隔制御のための制御コードを第１の機器と共通
化することによって実現される。この場合、第２の機器
は、リモコン送信器からの制御コードをそのまま解読す
ることが可能であって、その解読結果に応じて動作す
る。
能は、遠隔制御のための制御コードを第１の機器と共通
化することによって実現される。この場合、第２の機器
は、リモコン送信器からの制御コードをそのまま解読す
ることが可能であって、その解読結果に応じて動作す
る。
【０００８】或いは、第２の機器の遠隔制御応答機能
は、第１の機器を遠隔制御するための制御コードを第２
の機器にて解読可能な制御コードに変換することによっ
て実現される。ここで、第１の機器が複数機種だけ存在
するときは、これら複数機種の全てについてコード変換
テーブルを用意しておく。この場合、第２の機器は、受
信した制御コードを一旦、解読可能な制御コードに変換
した後、変換後の制御コードに応答して動作する。
は、第１の機器を遠隔制御するための制御コードを第２
の機器にて解読可能な制御コードに変換することによっ
て実現される。ここで、第１の機器が複数機種だけ存在
するときは、これら複数機種の全てについてコード変換
テーブルを用意しておく。この場合、第２の機器は、受
信した制御コードを一旦、解読可能な制御コードに変換
した後、変換後の制御コードに応答して動作する。
【０００９】更に具体的には、第１及び第２の機器の電
源をＯＮ／ＯＦＦするための遠隔制御応答機能は、電源
のＯＮ／ＯＦＦ状態を反転させるための制御コードの受
信に応じて、第１の機器の出力信号の有無を判断する判
断手段と、出力信号が存在するときは第２の機器の電源
をＯＦＦとし、出力信号が存在しないときは第２の機器
の電源をＯＮとする電源制御手段とによって実現され
る。
源をＯＮ／ＯＦＦするための遠隔制御応答機能は、電源
のＯＮ／ＯＦＦ状態を反転させるための制御コードの受
信に応じて、第１の機器の出力信号の有無を判断する判
断手段と、出力信号が存在するときは第２の機器の電源
をＯＦＦとし、出力信号が存在しないときは第２の機器
の電源をＯＮとする電源制御手段とによって実現され
る。
【００１０】例えば、第１及び第２の機器が共にＯＦＦ
の状態で、リモコン送信器によって電源のＯＮ／ＯＦＦ
状態を反転させるべき制御コードを送信したとき、第１
の機器の電源はＯＮとなる。又、リモコン送信器の操作
時点では、第１の機器の出力信号が存在しないので、第
２の機器の電源もＯＮとなる。逆に、第１及び第２の機
器が共にＯＮの状態で、リモコン送信器によって電源の
ＯＮ／ＯＦＦ状態を反転させるべき制御コードを送信し
たとき、第１の機器の電源はＯＦＦとなる。又、リモコ
ン送信器の操作時点では、第１の機器の出力信号が存在
するので、第２の機器の電源もＯＦＦとなる。
の状態で、リモコン送信器によって電源のＯＮ／ＯＦＦ
状態を反転させるべき制御コードを送信したとき、第１
の機器の電源はＯＮとなる。又、リモコン送信器の操作
時点では、第１の機器の出力信号が存在しないので、第
２の機器の電源もＯＮとなる。逆に、第１及び第２の機
器が共にＯＮの状態で、リモコン送信器によって電源の
ＯＮ／ＯＦＦ状態を反転させるべき制御コードを送信し
たとき、第１の機器の電源はＯＦＦとなる。又、リモコ
ン送信器の操作時点では、第１の機器の出力信号が存在
するので、第２の機器の電源もＯＦＦとなる。
【００１１】これに対し、第１の機器がＯＮ、第２の機
器がＯＦＦの状態で、リモコン送信器によって電源のＯ
Ｎ／ＯＦＦ状態を反転させるべき制御コードを送信した
とき、第１の機器はＯＦＦとなる。又、リモコン送信器
の操作時点では、第１の機器の出力信号が存在するの
で、第２の機器の電源はＯＦＦのままである。逆に、第
１の機器がＯＦＦ、第２の機器がＯＮの状態で、リモコ
ン送信器によって電源のＯＮ／ＯＦＦ状態を反転させる
べき制御コードを送信したとき、第１の機器はＯＮとな
る。又、リモコン送信器の操作時点では、第１の機器の
出力信号が存在しないので、第２の機器の電源はＯＮの
ままである。この様にして、電源のＯＮ／ＯＦＦ状態を
反転させるべき制御コードによって、両機器を共にＯＮ
とし、共にＯＦＦとすることが出来る。
器がＯＦＦの状態で、リモコン送信器によって電源のＯ
Ｎ／ＯＦＦ状態を反転させるべき制御コードを送信した
とき、第１の機器はＯＦＦとなる。又、リモコン送信器
の操作時点では、第１の機器の出力信号が存在するの
で、第２の機器の電源はＯＦＦのままである。逆に、第
１の機器がＯＦＦ、第２の機器がＯＮの状態で、リモコ
ン送信器によって電源のＯＮ／ＯＦＦ状態を反転させる
べき制御コードを送信したとき、第１の機器はＯＮとな
る。又、リモコン送信器の操作時点では、第１の機器の
出力信号が存在しないので、第２の機器の電源はＯＮの
ままである。この様にして、電源のＯＮ／ＯＦＦ状態を
反転させるべき制御コードによって、両機器を共にＯＮ
とし、共にＯＦＦとすることが出来る。
【００１２】
【発明の効果】本発明に係る遠隔制御システムによれ
ば、第１の機器に付属したリモコン送信器によって第１
の機器及び第２の機器を同時に制御することが出来るの
で、機器毎にリモコン送信器を操作する必要はなく、操
作が簡易となる。
ば、第１の機器に付属したリモコン送信器によって第１
の機器及び第２の機器を同時に制御することが出来るの
で、機器毎にリモコン送信器を操作する必要はなく、操
作が簡易となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図２のＡＶシステ
ムに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明す
る。先ず、ＡＶシステムの構成について説明する。図２
の如く、該ＡＶシステムに於いては、ＮＴＳＣ方式のテ
レビジョン放送を受信するためのＣＡＴＶ端末装置(１)
に対し、ハイビジョン放送を受信するためのハイビジョ
ン受信機(２)が付加され、ＣＡＴＶ端末装置(１)にて受
信された信号と、ハイビジョン受信機(２)にて受信され
た信号は、テレビジョン受像機(３)へ供給されて、テレ
ビジョン受像機(３)での切換え操作によって選択された
何れか一方の受信信号が、テレビジョン受像機(３)の画
面に映出される。
ムに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明す
る。先ず、ＡＶシステムの構成について説明する。図２
の如く、該ＡＶシステムに於いては、ＮＴＳＣ方式のテ
レビジョン放送を受信するためのＣＡＴＶ端末装置(１)
に対し、ハイビジョン放送を受信するためのハイビジョ
ン受信機(２)が付加され、ＣＡＴＶ端末装置(１)にて受
信された信号と、ハイビジョン受信機(２)にて受信され
た信号は、テレビジョン受像機(３)へ供給されて、テレ
ビジョン受像機(３)での切換え操作によって選択された
何れか一方の受信信号が、テレビジョン受像機(３)の画
面に映出される。
【００１４】又、ＣＡＴＶ端末装置(１)には専用のリモ
コン送信器(４)が付属しており、該リモコン送信器(４)
の操作によって発せられる赤外線リモコン信号をＣＡＴ
Ｖ端末装置(１)のリモコン受光部(５)にて受信すると同
時に、ハイビジョン受信機(２)のリモコン受光部(６)に
て受信して、両機器の遠隔制御を実現する。尚、ＣＡＴ
Ｖ端末装置(１)とハイビジョン受信機(２)に共通のリモ
コン機能として、電源のＯＮ／ＯＦＦ、受信チャンネル
の数値設定、及び受信チャンネルのアップ／ダウンの３
つの機能が設定されており、ハイビジョン受信機(２)
は、これら３つのリモコン機能によって、必要且つ十分
な動作が実現されることになる。又、本実施例では、電
源のＯＮ／ＯＦＦには、トグル式の応答機能が採用され
ており、電源ＯＮ／ＯＦＦキーを操作する度にＯＮとＯ
ＦＦが交互に設定される。
コン送信器(４)が付属しており、該リモコン送信器(４)
の操作によって発せられる赤外線リモコン信号をＣＡＴ
Ｖ端末装置(１)のリモコン受光部(５)にて受信すると同
時に、ハイビジョン受信機(２)のリモコン受光部(６)に
て受信して、両機器の遠隔制御を実現する。尚、ＣＡＴ
Ｖ端末装置(１)とハイビジョン受信機(２)に共通のリモ
コン機能として、電源のＯＮ／ＯＦＦ、受信チャンネル
の数値設定、及び受信チャンネルのアップ／ダウンの３
つの機能が設定されており、ハイビジョン受信機(２)
は、これら３つのリモコン機能によって、必要且つ十分
な動作が実現されることになる。又、本実施例では、電
源のＯＮ／ＯＦＦには、トグル式の応答機能が採用され
ており、電源ＯＮ／ＯＦＦキーを操作する度にＯＮとＯ
ＦＦが交互に設定される。
【００１５】図３は、ＣＡＴＶ端末装置(１)、ハイビジ
ョン受信機(２)及びテレビジョン受像機(３)の相互の接
続状態を表わしており、ＣＡＴＶ放送波ＲＦは２分配器
(13)にて分配されて、ＣＡＴＶ端末装置(１)及びハイビ
ジョン受信機(２)の入力端子ＲＦｉｎへ夫々入力され
る。ＣＡＴＶ端末装置(１)のＮＴＳＣ信号出力端子ＮＴ
ＳＣｏｕｔはハイビジョン受信機(２)のＮＴＳＣ信号入
力端子ＮＴＳＣｉｎへ接続されると共に、テレビジョン
受像機(３)のＮＴＳＣ信号入力端子ＮＴＳＣｉｎへ接続
されている。又、ハイビジョン受信機(２)のＭＵＳＥ信
号出力端子ＭＵＳＥｏｕｔはテレビジョン受像機(３)の
ＭＵＳＥ信号入力端子ＭＵＳＥｉｎへ接続されている。
ョン受信機(２)及びテレビジョン受像機(３)の相互の接
続状態を表わしており、ＣＡＴＶ放送波ＲＦは２分配器
(13)にて分配されて、ＣＡＴＶ端末装置(１)及びハイビ
ジョン受信機(２)の入力端子ＲＦｉｎへ夫々入力され
る。ＣＡＴＶ端末装置(１)のＮＴＳＣ信号出力端子ＮＴ
ＳＣｏｕｔはハイビジョン受信機(２)のＮＴＳＣ信号入
力端子ＮＴＳＣｉｎへ接続されると共に、テレビジョン
受像機(３)のＮＴＳＣ信号入力端子ＮＴＳＣｉｎへ接続
されている。又、ハイビジョン受信機(２)のＭＵＳＥ信
号出力端子ＭＵＳＥｏｕｔはテレビジョン受像機(３)の
ＭＵＳＥ信号入力端子ＭＵＳＥｉｎへ接続されている。
【００１６】従って、ＣＡＴＶ端末装置(１)にて受信し
たＮＴＳＣ信号に基づいて、テレビジョン受像機(３)で
はＮＴＳＣ放送の視聴が可能となる。又、ハイビジョン
受信機(２)にて受信したハイビジョン信号に基づいて、
テレビジョン受像機(３)ではハイビジョン放送の視聴が
可能となる。尚、ＣＡＴＶ端末装置(１)のＮＴＳＣ信号
出力端子ＮＴＳＣｏｕｔから出力される信号がハイビジ
ョン受信機(２)のＮＴＳＣ信号入力端子ＮＴＳＣｉｎへ
供給されることによって、ハイビジョン受信機(２)は、
後述の如くＣＡＴＶ端末装置(１)の電源のＯＮ／ＯＦＦ
状態を検知することが可能である。
たＮＴＳＣ信号に基づいて、テレビジョン受像機(３)で
はＮＴＳＣ放送の視聴が可能となる。又、ハイビジョン
受信機(２)にて受信したハイビジョン信号に基づいて、
テレビジョン受像機(３)ではハイビジョン放送の視聴が
可能となる。尚、ＣＡＴＶ端末装置(１)のＮＴＳＣ信号
出力端子ＮＴＳＣｏｕｔから出力される信号がハイビジ
ョン受信機(２)のＮＴＳＣ信号入力端子ＮＴＳＣｉｎへ
供給されることによって、ハイビジョン受信機(２)は、
後述の如くＣＡＴＶ端末装置(１)の電源のＯＮ／ＯＦＦ
状態を検知することが可能である。
【００１７】次に、リモコン送信器(４)の操作に応じた
リモコン応答機能について説明する。ＣＡＴＶ端末装置
(１)についてのリモコン応答機能は、従来と全く同じで
あるので、ここでは説明を省略する。
リモコン応答機能について説明する。ＣＡＴＶ端末装置
(１)についてのリモコン応答機能は、従来と全く同じで
あるので、ここでは説明を省略する。
【００１８】一方、ハイビジョン受信機(２)は、リモコ
ン応答機能に関し、図１に示す構成を具えている。即
ち、リモコン受光部(６)にて受信された信号は受光信号
処理回路(７)へ入力され、波形整形された後、デジタル
信号に変換されて、リモコン応答処理回路(９)へ供給さ
れる。又、前記ＮＴＳＣ信号入力端子ＮＴＳＣｉｎを経
て入力される信号は信号有無判別回路(８)へ供給され
て、信号の有無が判断され、その判断結果はリモコン応
答処理回路(９)へ送出される。ＣＡＴＶ端末装置(１)の
電源がＯＮとなっているときは、ＣＡＴＶ端末装置(１)
のチューニング状態に拘わらず、何らかの信号(映像信
号、ノイズなど)が出力されるが、ＣＡＴＶ端末装置
(１)の電源がＯＦＦとなっているときは、出力信号のレ
ベルは０となる。
ン応答機能に関し、図１に示す構成を具えている。即
ち、リモコン受光部(６)にて受信された信号は受光信号
処理回路(７)へ入力され、波形整形された後、デジタル
信号に変換されて、リモコン応答処理回路(９)へ供給さ
れる。又、前記ＮＴＳＣ信号入力端子ＮＴＳＣｉｎを経
て入力される信号は信号有無判別回路(８)へ供給され
て、信号の有無が判断され、その判断結果はリモコン応
答処理回路(９)へ送出される。ＣＡＴＶ端末装置(１)の
電源がＯＮとなっているときは、ＣＡＴＶ端末装置(１)
のチューニング状態に拘わらず、何らかの信号(映像信
号、ノイズなど)が出力されるが、ＣＡＴＶ端末装置
(１)の電源がＯＦＦとなっているときは、出力信号のレ
ベルは０となる。
【００１９】リモコン応答処理回路(９)はマイクロコン
ピュータによって構成されており、予め設定されている
機種毎のコード変換テーブルに基づき、後述のリモコン
応答処理を実行して、電源ＯＮ／ＯＦＦ反転信号を作成
しこれを電源回路(11)へ供給すると共に、チューニング
信号を作成しこれをチューナ回路(12)へ供給する。尚、
リモコン応答処理回路(９)にはメモリ(10)が接続されて
おり、必要に応じてリモコン応答処理に利用される。
ピュータによって構成されており、予め設定されている
機種毎のコード変換テーブルに基づき、後述のリモコン
応答処理を実行して、電源ＯＮ／ＯＦＦ反転信号を作成
しこれを電源回路(11)へ供給すると共に、チューニング
信号を作成しこれをチューナ回路(12)へ供給する。尚、
リモコン応答処理回路(９)にはメモリ(10)が接続されて
おり、必要に応じてリモコン応答処理に利用される。
【００２０】図４は、リモコン応答処理回路(９)による
リモコン応答処理の手順を表わしている。先ずステップ
Ｓ１にて、何らかのリモコン信号を受信したかどうかが
判断され、ＹＥＳのときは、更にステップＳ２にて、受
信したリモコン信号が何れのメーカによって規定された
制御コードの信号であるかが判別される。そして、何れ
のメーカのリモコン信号にも該当しないときは、ステッ
プＳ３にて無処理のまま、ステップＳ１へ戻る。
リモコン応答処理の手順を表わしている。先ずステップ
Ｓ１にて、何らかのリモコン信号を受信したかどうかが
判断され、ＹＥＳのときは、更にステップＳ２にて、受
信したリモコン信号が何れのメーカによって規定された
制御コードの信号であるかが判別される。そして、何れ
のメーカのリモコン信号にも該当しないときは、ステッ
プＳ３にて無処理のまま、ステップＳ１へ戻る。
【００２１】何れかのメーカのリモコン信号に該当する
ときは、ステップＳ４にてメーカ毎に異なる処理が施さ
れる。即ち、ＣＡＴＶ端末装置(１)と同一メーカ(自社)
によって提供されるハイビジョン受信機(２)の場合は、
ＣＡＴＶ端末装置(１)とハイビジョン受信機(２)のリモ
コン信号に共通の制御コードが採用されており、受信し
たリモコン信号をそのまま解読することが出来るので、
コード変換は不要である。これに対し、ＣＡＴＶ端末装
置(１)が他のメーカ(Ａ社、Ｂ社、…、Ｚ社)によって提
供される場合は、機種の違いによって、受信したリモコ
ン信号をそのまま解読することは出来ない。そこで、前
述の如く予め用意されている複数のコード変換テーブル
に基づき、受信したリモコン信号に対して、メーカ毎に
異なるコード変換を施し、ハイビジョン受信機(２)にて
解読可能な制御コードを得る。
ときは、ステップＳ４にてメーカ毎に異なる処理が施さ
れる。即ち、ＣＡＴＶ端末装置(１)と同一メーカ(自社)
によって提供されるハイビジョン受信機(２)の場合は、
ＣＡＴＶ端末装置(１)とハイビジョン受信機(２)のリモ
コン信号に共通の制御コードが採用されており、受信し
たリモコン信号をそのまま解読することが出来るので、
コード変換は不要である。これに対し、ＣＡＴＶ端末装
置(１)が他のメーカ(Ａ社、Ｂ社、…、Ｚ社)によって提
供される場合は、機種の違いによって、受信したリモコ
ン信号をそのまま解読することは出来ない。そこで、前
述の如く予め用意されている複数のコード変換テーブル
に基づき、受信したリモコン信号に対して、メーカ毎に
異なるコード変換を施し、ハイビジョン受信機(２)にて
解読可能な制御コードを得る。
【００２２】その後、ステップＳ５にて、制御コードの
解読が行なわれ、その内容に応じた応答動作、即ち、ス
テップＳ６ではチャンネル設定、ステップＳ７ではチャ
ンネルのアップ／ダウン、ステップＳ８及びＳ９では電
源のＯＮ／ＯＦＦを実行した後、ステップＳ１へ戻る。
又、制御コードの解読が無効に終わったときは、ステッ
プＳ１０にて無処理のまま、ステップＳ１へ戻る。
解読が行なわれ、その内容に応じた応答動作、即ち、ス
テップＳ６ではチャンネル設定、ステップＳ７ではチャ
ンネルのアップ／ダウン、ステップＳ８及びＳ９では電
源のＯＮ／ＯＦＦを実行した後、ステップＳ１へ戻る。
又、制御コードの解読が無効に終わったときは、ステッ
プＳ１０にて無処理のまま、ステップＳ１へ戻る。
【００２３】尚、電源ＯＮ／ＯＦＦ動作(ステップＳ
８、Ｓ９)においては、ＣＡＴＶ端末装置(１)とハイビ
ジョン受信機(２)の両方の電源を同時にＯＮとし、同時
にＯＦＦとするために、ステップＳ８にて、前記信号有
無判別回路(８)による信号有無判別が行なわれ、その判
定結果に応じて、ステップＳ９では電源のＯＮ／ＯＦＦ
処理が実行される。即ち、ＣＡＴＶ端末装置(１)からの
出力信号が存在するときはハイビジョン受信機(２)の電
源をＯＦＦとし、ＣＡＴＶ端末装置(１)からの出力信号
が存在しないときはハイビジョン受信機(２)の電源をＯ
Ｎとするのである。
８、Ｓ９)においては、ＣＡＴＶ端末装置(１)とハイビ
ジョン受信機(２)の両方の電源を同時にＯＮとし、同時
にＯＦＦとするために、ステップＳ８にて、前記信号有
無判別回路(８)による信号有無判別が行なわれ、その判
定結果に応じて、ステップＳ９では電源のＯＮ／ＯＦＦ
処理が実行される。即ち、ＣＡＴＶ端末装置(１)からの
出力信号が存在するときはハイビジョン受信機(２)の電
源をＯＦＦとし、ＣＡＴＶ端末装置(１)からの出力信号
が存在しないときはハイビジョン受信機(２)の電源をＯ
Ｎとするのである。
【００２４】例えば、ＣＡＴＶ端末装置(１)がＯＮ、ハ
イビジョン受信機(２)がＯＦＦの状態で、リモコン送信
器(４)によって電源ＯＮ／ＯＦＦ操作を行なったとき、
ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＦＦとなる。又、リモコン操
作時点では、ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＮとなっている
ので、ＣＡＴＶ端末装置(１)からの映像信号或いは何ら
かの信号の存在が信号有無判別回路(８)によって検知さ
れる。この結果、ハイビジョン受信機(２)の電源はＯＦ
Ｆの状態を維持する。逆に、ＣＡＴＶ端末装置(１)がＯ
ＦＦ、ハイビジョン受信機(２)がＯＮの状態で、リモコ
ン送信器(４)によって電源ＯＮ／ＯＦＦ操作を行なう
と、ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＮとなる。又、リモコン
操作時点では、ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＦＦとなって
いるので、ＣＡＴＶ端末装置(１)からは信号は得られな
い。この結果、ハイビジョン受信機(２)の電源はＯＮの
状態を維持する。その後は、リモコン送信器(４)の電源
ＯＮ／ＯＦＦ操作に応じて、ＣＡＴＶ端末装置(１)及び
ハイビジョン受信機(２)は同時にＯＮとなり、同時にＯ
ＦＦとなる。
イビジョン受信機(２)がＯＦＦの状態で、リモコン送信
器(４)によって電源ＯＮ／ＯＦＦ操作を行なったとき、
ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＦＦとなる。又、リモコン操
作時点では、ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＮとなっている
ので、ＣＡＴＶ端末装置(１)からの映像信号或いは何ら
かの信号の存在が信号有無判別回路(８)によって検知さ
れる。この結果、ハイビジョン受信機(２)の電源はＯＦ
Ｆの状態を維持する。逆に、ＣＡＴＶ端末装置(１)がＯ
ＦＦ、ハイビジョン受信機(２)がＯＮの状態で、リモコ
ン送信器(４)によって電源ＯＮ／ＯＦＦ操作を行なう
と、ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＮとなる。又、リモコン
操作時点では、ＣＡＴＶ端末装置(１)はＯＦＦとなって
いるので、ＣＡＴＶ端末装置(１)からは信号は得られな
い。この結果、ハイビジョン受信機(２)の電源はＯＮの
状態を維持する。その後は、リモコン送信器(４)の電源
ＯＮ／ＯＦＦ操作に応じて、ＣＡＴＶ端末装置(１)及び
ハイビジョン受信機(２)は同時にＯＮとなり、同時にＯ
ＦＦとなる。
【００２５】上記実施例では、予めＣＡＴＶ端末装置
(１)のメーカ毎にコード変換テーブルを用意しておく
が、その後、ＣＡＴＶ端末装置(１)に新しい機種が追加
された場合に対応するべく、図１に示すメモリ(10)を利
用して、新たなコード変換テーブルを学習によって追加
する機能を搭載することも可能である。
(１)のメーカ毎にコード変換テーブルを用意しておく
が、その後、ＣＡＴＶ端末装置(１)に新しい機種が追加
された場合に対応するべく、図１に示すメモリ(10)を利
用して、新たなコード変換テーブルを学習によって追加
する機能を搭載することも可能である。
【００２６】本発明の遠隔制御システムによれば、ＣＡ
ＴＶ端末装置用のリモコン送信器(４)によって、ＣＡＴ
Ｖ端末装置(１)及びハイビジョン受信機(２)を同時に制
御することが出来るので、ハイビジョン受信機用のリモ
コン送信器は操作が不要であり、これによってリモコン
操作の煩雑さが緩和される。
ＴＶ端末装置用のリモコン送信器(４)によって、ＣＡＴ
Ｖ端末装置(１)及びハイビジョン受信機(２)を同時に制
御することが出来るので、ハイビジョン受信機用のリモ
コン送信器は操作が不要であり、これによってリモコン
操作の煩雑さが緩和される。
【００２７】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【図１】本発明に係るハイビジョン受信機の主要構成を
表わすブロック図である。
表わすブロック図である。
【図２】本発明を実施すべきＡＶシステムの機器構成を
示す図である。
示す図である。
【図３】該ＡＶシステムに於ける機器の接続状態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図４】ハイビジョン受信機のリモコン応答動作を表わ
すフローチャートである。
すフローチャートである。
(１) ＣＡＴＶ端末装置 (２) ハイビジョン受信機 (３) テレビジョン受像機 (４) ＣＡＴＶ端末装置用リモコン送信器 (５) リモコン受光部 (６) リモコン受光部
Claims (4)
- 【請求項１】 第１の機器に付属した遠隔制御送信器に
よって第１の機器及び第２の機器を制御して、両機器か
ら得られる信号を共通の出力装置へ供給し、出力装置側
で何れか一方の信号を選択して出力するための遠隔制御
システムであって、第２の機器は、第１の機器と共通の
機器動作については、遠隔制御送信器から送られてくる
制御コードに対して応答可能な遠隔制御応答機能を具え
ている遠隔制御システム。 - 【請求項２】 第２の機器の遠隔制御応答機能は、遠隔
制御のための制御コードを第１の機器と共通化すること
によって実現される請求項１に記載の遠隔制御システ
ム。 - 【請求項３】 第２の機器の遠隔制御応答機能は、第１
の機器を遠隔制御するための制御コードを第２の機器に
て解読可能な制御コードに変換することによって実現さ
れる請求項１に記載の遠隔制御システム。 - 【請求項４】 第１及び第２の機器の電源をＯＮ／ＯＦ
Ｆするための遠隔制御応答機能は、電源のＯＮ／ＯＦＦ
状態を反転させるための制御コードの受信に応じて、第
１の機器の出力信号の有無を判断する判断手段と、出力
信号が存在するときは第２の機器の電源をＯＦＦとし、
出力信号が存在しないときは第２の機器の電源をＯＮと
する電源制御手段とによって実現される請求項１乃至請
求項３の何れかに記載の遠隔制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248700A JPH0970076A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 遠隔制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248700A JPH0970076A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 遠隔制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970076A true JPH0970076A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17182038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7248700A Pending JPH0970076A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 遠隔制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970076A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7696898B2 (en) | 2005-07-06 | 2010-04-13 | Seiko Epson Corporation | Electronic instrument |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7248700A patent/JPH0970076A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7696898B2 (en) | 2005-07-06 | 2010-04-13 | Seiko Epson Corporation | Electronic instrument |
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