JPH096644A - ソフトウエアデバッグ方法 - Google Patents

ソフトウエアデバッグ方法

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JPH096644A
JPH096644A JP7174278A JP17427895A JPH096644A JP H096644 A JPH096644 A JP H096644A JP 7174278 A JP7174278 A JP 7174278A JP 17427895 A JP17427895 A JP 17427895A JP H096644 A JPH096644 A JP H096644A
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JP
Japan
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function
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debugging
debug
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JP7174278A
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Tomoki Ishikura
知己 石倉
Yoshihiro Shinoda
佳博 篠田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラム全体のデバッグを効率良く、高精
度に行うデバッグ方法を提供する。 【構成】 ソースプログラム101をコンパイラ103
に供給してソースプログラム101を構成する関数単位
で設けられたデバッグ情報102を含んだオブジェクト
プログラム104を形成するステップと、オブジェクト
プログラム104をデバッガ106に供給してオブジェ
クトプログラム104を構成する関数のリンク情報を形
成するステップと、オブジェクトプログラム104を上
記リンク情報に従って実行されるステップとからなるデ
バッグ方法は、ソースプログラム101を関数単位でリ
ンクしてデバッグするから、プログラム全体のデバッグ
は効率良く、高精度に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高級言語プログラムの
ソフトウエアデバッグ方法に関し、詳しくは複数の関数
から構成されるプログラムのソフトウエアデバッグ方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、プログラムのデバッグを行うため
には次のようなデバッグ方式がある。プログラムを構成
するプログラム記述の1行ステップ単位でデバッグを実
行させる逐次デバッグ方法は、1行ステップ単位でデバ
ッグ結果が取得されるから精度の高いデバッグを実行す
ることができる。上記逐次デバッグ方法は、詳細なデバ
ッグを行うときに用いられる。又、プログラムを構成す
るモジュールのアドレスを指定して論理エラー検出を実
行させるモジュールデバッグ方式は、デバッグ対象範囲
を指定してその範囲内でのデバッグ結果を取得すること
ができる。この場合には、指定範囲までプログラムが実
行されるから、デバッグが高速化される。上記モジュー
ルデバッグ方法は、プログラム全体のデバッグ、所定の
モジュールのデバッグを行うときに用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記逐次デバ
ッグ方法、モジュールデバッグ方法においては次のよう
な不都合がある。上記逐次デバッグ方法は、デバッグ対
象とされるプログラム範囲が大きいとデバッグに膨大な
時間を要する。モジュールデバッグ方法は、指定アドレ
スでの最終結果は分かるが、途中結果が把握しにくい。
また、所定のモジュールを指定した場合は、プログラム
全体を通してデバッグを行なわないことから、プログラ
ム全体の処理の流れを把握することができない。そこ
で、本発明者らは、上記不都合を解消するデバッグ方法
の必用性を見出した。
【0004】本発明の目的は、プログラム全体のデバッ
グ速度を向上させると共にデバッグ精度も向上させるデ
バッグ方式を提供することにある。
【0005】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0007】すなわち、高級言語で記述されたソースプ
ログラムと上記ソースプログラムを構成する関数単位で
設けられたプログラム構造情報とを備え、上記ソースプ
ログラムがコンパイラによって翻訳され、デバッガに供
給するための上記プログラム構造情報を付加したオブジ
ェクトプログラムを形成するステップと、デバッガに供
給された上記オブジェクトプログラムから、オブジェク
トプログラムを構成する関数のリンク構造テーブルを形
成するステップと、上記オブジェクトプログラムが上記
関数単位に関数のリンク構造テーブルに従ってステップ
実行されるステップとからソフトウエアデバッグ方法を
構成する。また、高級言語で記述されたソースプログラ
ムとデバッグ範囲を指定するアドレス情報とを備えれ
ば、上記オブジェクトプログラムが上記アドレス情報に
従って関数単位にステップ実行されるステップとからソ
フトウエアデバッグ方法を構成する。上記リンク構造テ
ーブルに、関数単位ステップ無効情報を設けることによ
り、当該関数の関数単位によるステップを解除させるこ
とができる。上記オブジェクトプログラムは、関数表記
情報を備えソースプログラムを構成する関数のみで表示
できる。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、ソースプログラムは複
数の構造から構成されており、関数の階層位置情報、条
件分岐位置情報、ループ位置情報、関数の先頭アドレス
及び終了アドレス等のプログラム構造は、コンパイラに
よって予め構造単位にプログラム構造情報として効率的
にソフトウエアデバッグ処理可能なオブジェクトプログ
ラムとして出力される。プログラムは、コンパイラに供
給されることにより、プログラム構造情報が上記オブジ
ェクトプログラムの所定のレコード領域に組み込まれ
る。デバッガに上記オブジェクトプログラムが供給され
ると、オブジェクトプログラムに組み込まれたプログラ
ム構造情報により、オブジェクトプログラムを構成する
関数のリンク構造テーブルが形成される。デバッガは、
上記リンク構造テーブルのリンク関係に従って関数単位
でステップ実行する。上記プログラム構造テーブルに、
関数単位ステップを無効にする情報を付加することによ
り、当該無効とされた関数の関数単位ステップを不能と
することができる。一方、デバッグ範囲を指定するアド
レス情報は、オブジェクトプログラムの所定のアドレス
にはデバッグ結果を逐次取得する位置が設定される。デ
バッガは、上記位置毎にデバッグ結果情報を逐次取得す
る。ソースプログラムを構成する関数を表記する情報を
デバッガに供給すれば、デバッグにおいて表示装置に出
力することができる。
【0009】
【実施例】図1には、本発明のデバッグ方法を実行する
ための一例デバッグ処理過程が示される。このデバッグ
処理過程は、デバッグ対象であるソースプログラム10
1を読み込み、デバッグ情報102を含んだオブジェク
トプログラム104を出力するコンパイラ103と、オ
ブジェクトプログラム104を読み込み、デバッグ機能
を提供するデバッガ105から形成される。上記ソース
プログラム101は高級言語によって複数の関数により
階層的に構造化されている。上記関数は、メインルーチ
ンの処理プログラム、そのサブルーチンの分岐処理プロ
グラムやループ処理プログラム等のサブルーチンのプロ
グラムである。上記デバッグ情報102は、ソースプロ
グラム101を構成する関数単位に関数の階層位置情
報、関数内での条件分岐位置情報、ループ位置情報、関
数の先頭アドレスと、関数の終了アドレス、デバッグに
利用する所定の階層位置における関数の指定情報等から
なるプログラム構造属性を備える。上記ソースプログラ
ム101はコンパイラ103に供給されると、デバッグ
情報102がデバッグ情報レコードとして付加されて、
オブジェクトプログラム104が形成される。デバッガ
105は、上記デバッグ情報レコードに基づいて、デバ
ッガ105内部にデバッグ情報をもとにテーブルを形成
する。デバッグリンク情報テーブルは、例えば関数単位
に形成され、上記関数の階層位置情報に基づいて関数間
の階層構造を示すポインタを設ける。このポインタは、
次に処理すべき下層の関数の先頭アドレスを示す次ポイ
ンタと、次の処理すべき同層の関数の先頭アドレスを示
す並ポインタと、下層から上層のプログラムルーチンに
戻るための上層のアドレスを示す前ポインタからなる。
これらポインタは、上記デバッグに利用する関数の指定
情報によって有効又は無効とされる。例えば、関数Aに
対応するデバッグリンク情報テーブルに関数Bを指定す
る次ポインタと関数Cを指定する並ポインタが設けられ
ている場合、上記関数の階層位置情報及び指定情報で当
該構造において関数A、Bが指定されると当該構造での
並ポインタは無効とされる。これは、上記関数A、B、
Cの構造において関数Cに対してはデバッグが行われな
いことを意味する。デバッグは関数単位にステップ実行
されて、関数単位にデバッグ結果が取得される。また、
関数内にサブルーチンである関数を指示する箇所がある
場合は、当該関数の先頭アドレスから上記箇所迄が1ス
テップとされてデバッグ結果が取得される。デバッガ1
05はソースプログラム101の動作確認をするため
に、ソースプログラム101から形成されたオブジェク
トプログラム104をマイコン106に供給し、上記ス
テップ単位でデバッグ結果を取得し、デバッガ105に
設けられた所定のテーブルに順次格納する。デバッグ状
態は、デバッガ105に接続されたモニタ207に、関
数表記情報を用いて表示される。このように、本発明の
デバッグ方法によれば、関数単位にデバッグ結果を採取
しながらソースプログラム全体のデバッグを連続して実
行できる。
【0010】図2には、上記ソースプログラム101の
一例プログラム記述、及びプログラムを構成する関数の
リンク関係が示される。同図の(A)には、高級言語の
一例であるC言語記述のプログラムが構成する関数によ
り簡略化して示されている。この記述によれば、関数s
ub1()はメインルーチンとされ、関数sub2()
及びsub3()は、関数sub1()のサブルーチン
とされる。よって、プログラムは、関数sub1()は
上層に位置し、関数sub2()及びsub2()は下
層に位置する階層化構造とされる。また、関数sub2
()と関数sub3()とは同層に位置する関係にあ
る。同図の(B)には、上記関数sub1()、sub
2()、sub3()の処理の流れの一例が示される。
デバッガ105には、上記関数sub1()、sub2
()、sub3()の夫々に対応したデバッグリンク情
報テーブルが設けられている。同図の(B)によれば、
デバッガ105は関数sub1()の処理の途中、関数
sub1()に対応するデバッグリンク情報テーブルに
設けられた関数sub2()の先頭アドレスを示す次ポ
インタにより、デバッグを関数sub2()に移行す
る。ここで、関数sub2()に対応するデバッグリン
ク情報テーブルには、メインルーチンである上記関数s
ub1()に復帰するためのアドレスを示す前ポインタ
と、関数sub3()の先頭アドレスである並ポインタ
が設定されている。上記関数sub2()の上記デバッ
グ情報102のデバッグに利用する関数の指定情報及び
関数の階層位置情報にて、並ポインタが有効となるよう
に設定された場合は、上記関数sub2()の処理後、
関数sub3()の処理に移行する。関数sub3()
に対応するデバッグリンク情報テーブルには、メインル
ーチンである上記関数sub1()に復帰するためのア
ドレスを示す前ポインタが設けられているから、デバッ
グは関数sub3()の処理後、メインルーチンである
関数sub1()に復帰する。一方、上記関数sub2
()のデバッグリンク情報テーブルにて、並ポインタが
無効となるように指定された場合は、関数sub3()
のデバッグは行われずに、デバッグは関数sub2()
の処理後、メインルーチンである関数sub1()に戻
り、関数sub1()のデバッグを続ける。このよう
に、関数に複数のポインタが存在する場合は、予め当該
関数のデバッグ情報102によりデバッガ105で用い
られるポインタが指定され、デバッグ経路が指定され
る。
【0011】図3には、上記デバッガ105処理の一例
フローチャートが示される。デバッガ105は、オブジ
ェクトプログラム104が供給されることによって、上
記デバッグリンク情報テーブルが形成され、デバッグリ
ンク情報テーブルで有効とされたポインタに従いデバッ
グを関数単位にステップ実行する(301)。デバッグ
結果は、関数単位で取得され、また関数内にサブルーチ
ンコール箇所があればその時点でのデバッグ結果も取得
することができる。ここで、条件分岐や条件ループ等に
よって複数のポインタが設定可能な関数に対しては、予
めデバッグ情報102のデバッグに利用する関数の指定
情報及び関数の階層位置情報にて1つのポインタが定め
られている。例えば、所定の関数に対応するデバッグ情
報102に次ポインタが設定されていると(302)、
デバッガ105の処理は所定の位置で次ポインタで指定
される関数に移行する(303)。また、デバッグ情報
102に並ポインタが設定されている場合は(30
4)、デバッガ105の処理は当該関数の処理後並ポイ
ンタで指定される関数に移行する(305)。デバッグ
情報102に前ポインタが設定されている場合は、デバ
ッガ105の処理は当該関数の処理後前ポインタで指定
される上層の関数に戻される(306)。このフローチ
ャートによれば、デバッグリンク情報テーブルに設けら
れた全ての有効とされたポインタに従ってデバッグが順
次続けられることがわかる。得られたデバッグ結果は、
デバッガ105に設けられた所定のテーブルに格納され
る。このように本発明のデバッグ方法によれば、プログ
ラムの全体の処理を通した関数単位のデバッグを行い関
数単位でデバッグ結果を得ることができるから、プログ
ラム全体のデバッグ時間を削減し且つ高精度のデバッグ
を実現できる。
【0012】図4には、本発明の他のデバッグ方法の一
例が示される。このデバッグ方法は、上記ポインタの代
わりにブレークポイントを用いることを特徴とする。ブ
レークポイントBは、上記デバッグ情報102にて設定
できるソースプログラム101の任意のアドレスであ
り、デバッグ範囲を指定する指標とされる。関数のデバ
ッグ情報102は、ソースプログラム101がコンパイ
ラ103に供給されることにより、関数情報を付記した
オブジェクトプログラム104を形成する。このオブジ
ェクトプログラム104はデバッガ105に供給されて
も、前記ポインタを用いた場合に形成されたデバッグリ
ンク情報テーブルを形成しない。デバッガ105には、
上記関数情報が付記されたオブジェクトプログラム10
4が供給され、デバッガ内部で関数アドレスにブレーク
ポイントが設定され、ブレークポイントBで指定された
アドレス毎にデバッグを停止してデバッグ結果を採取す
る。ブレークポイントBが設定されたアドレスで停止さ
れたデバッグを継続する場合には、継続を指示するコマ
ンドをデバッガ105に入力することにより、次のブレ
ークポイントB迄デバッグを順次行うことができる。図
4に示すように、ブレークポイントBを関数の先頭アド
レス及び終了アドレスに指定すれば、前記ポインタを用
いたデバッグと同じように関数単位のデバッグが実行で
きる。
【0013】図5にはデバッグ対象プログラムの一例が
示される。同図によれば、プログラムは、関数main
()、関数add_out()、関数sub_ou
t()、関数out_data()で表される関数から
構成される。上記関数は、メインルーチンは関数mai
n()からなり、そのサブルーチンとして関数add_
out()、sub_out()、out_dat
a()が設けられる。
【0014】図6には、図5で示されたプログラムのデ
バッグ中のモニタ表示の一部が示される。モニタには、
ソースプログラム101を構成する関数で表示されてい
ることから、同図のデバッグに用いられた上記デバッグ
情報102には、関数表記情報が設けられている。同図
の(A)に示されるデバッグ情報テーブルで有効とされ
たポインタを用いたデバッグでは、ポインタが有効とさ
れ、デバッグが行われる関数に*が表示され、現在のデ
バッグ箇所を示すプログラムカウンタPCの位置が示さ
れる。ここでは、関数に*を付記しないことが、関数の
ステップ実行を無効とする情報とされる。逆に、ステッ
プ実行を行わせない関数に対して、ステップ実行を無効
とする情報を付記してもよい。同図の(B)に示される
プレイクポイントBを用いたデバッグでは、関数の先頭
アドレスと終了アドレスにブレークポイントBが設けら
れた関数にBが表示され、現在のデバッグ箇所を示すプ
ログラムカウンタPCの位置が示される。同図の(C)
には各関数のパラメータ表示の一例が示される。パラメ
ータ表示は、所望とする関数を指定して画面に表示する
ことができる。同図の(C)には関数add_ou
t()のパラメータが示され、データ長タイプや実際の
入力値が示される。このようにして、デバッグ中の関数
単位で処理状況を確認することができるから、エラー検
出範囲の識別が容易とされる。
【0015】上記実施例によれば、以下の作用効果を得
ることができる。 (1)デバッグ対象とされるプログラムを構成する関数
単位に、その関数のデバッグ情報102を用い、コンパ
イラ103にてソースプログラム101を翻訳し、デバ
ッグ情報102を含んだオブジェクトプログラム104
を形成し、それをデバッガ105に供給してデバッグ情
報102に基づいて形成されるデバッグリンク情報テー
ブルの有効とされるポインタに従いデバッグを行えば、
当該ソースプログラム全体のデバッグを構成する関数単
位でステップ実行することができる。すなわち、プログ
ラム全体を構成する関数単位でデバッグをステップ実行
するからデバッグ速度が高速化され、且つ関数単位でデ
バッグ結果を取得するからデバッグ精度が向上される。 (2)ソースプログラム101をコンパイラ103に供
給してアドレス情報を含んだオブジェクトプログラム1
04を形成し、デバッガ105に供給すれば、当該プロ
グラム全体のデバッグを当該ブレークポイントBで指定
する範囲でステップ実行することができる。 (3)デバッグのモニタ107には、デバッグ位置が上
記デバッグ情報102で設定された関数表記情報により
表示される。よって、デバッグ位置をリアルタイムで関
数表記により容易に認識することができる。
【0016】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0017】例えば、本実施例では、ポインタをプログ
ラムを構成する全ての関数毎に設けたが、一旦正常動作
確認された関数に対して再度デバッグを行う場合は、当
該関数のデバッグを飛ばして、デバッグ実行することが
できる。
【0018】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である階層化
されたプログラムに適用した場合について示したが、特
に限定することなく、少なくとも機能分割可能な通常の
プログラムのデバッグに適用することができる。
【0019】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0020】すなわち、ソースプログラムをコンパイラ
に供給してソースプログラムを構成する関数単位で設け
られたプログラム構造情報を含んだオブジェクトプログ
ラムを形成し、それらをデバッガに供給すれば関数の階
層構造を示すリンク構造情報が形成される。デバッガ
は、形成されたリンク構造情報に従い、供給されるソー
スプログラムのオブジェクトプログラムを関数単位でデ
バッグをステップ実行することができる。よって、プロ
グラム全体のデバッグを行う場合に、関数単位でステッ
プ実行できるからデバッグ速度が向上され、且つデバッ
グ結果取得単位が関数単位であるからデバッグ精度も向
上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバッグ方法の一例構成図である。
【図2】本発明のポインタを用いたデバッグ方法の説明
図である。
【図3】本実施例のデバッガ処理の一例フローチャート
である。
【図4】本発明のブレークポイントを用いたデバッグ方
法の説明図である。
【図5】デバッグ対象とされるC言語プログラム記述の
一例説明図である。
【図6】デバッグ中のモニタ表示画面の一例説明図であ
る。
【符号の説明】
101 ソースプログラム 102 デバッグ情報 103 コンパイラ 104 オブジェクトプログラム 105 デバッガ 106 マイコン 107 モニタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高級言語で記述されたソースプログラム
    と上記ソースプログラムを構成する関数単位で設けられ
    たプログラム構造情報とを備え、 上記ソースプログラムがコンパイラによって翻訳され、
    デバッガに供給するための上記プログラム構造情報を付
    加したオブジェクトプログラムを形成するステップと、 デバッガに供給された上記オブジェクトプログラムか
    ら、オブジェクトプログラムを構成する関数のリンク構
    造テーブルを形成するステップと、 上記オブジェクトプログラムが上記関数単位に関数のリ
    ンク構造テーブルに従ってステップ実行されるステップ
    と、 から構成されることを特徴とするソフトウエアデバッグ
    方法。
  2. 【請求項2】 高級言語で記述されたソースプログラム
    とアドレス情報とを備え、 デバッガにおいて上記オブジェクトプログラムが上記ア
    ドレス情報に従って関数単位にステップ実行されるステ
    ップと、 から構成されることを特徴とするソフトウエアデバッグ
    方法。
  3. 【請求項3】 上記リンク構造テーブルに、関数単位ス
    テップ無効情報を設けることにより、当該関数の関数単
    位によるステップを解除させることを特徴とする請求項
    1記載のソフトウエアデバッグ方法。
  4. 【請求項4】 上記オブジェクトプログラムは、関数表
    記情報を備えソースプログラムを構成する関数のみで表
    示できることを特徴とする請求項1又は3記載のソフト
    ウエアデバッグ方法。
JP7174278A 1995-06-16 1995-06-16 ソフトウエアデバッグ方法 Withdrawn JPH096644A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7174278A JPH096644A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 ソフトウエアデバッグ方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6681343B1 (en) 1999-08-24 2004-01-20 Nec Electronics Corporation Debugging device and method as well as storage medium
JP2009075812A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Fujitsu Microelectronics Ltd プロファイリング方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6681343B1 (en) 1999-08-24 2004-01-20 Nec Electronics Corporation Debugging device and method as well as storage medium
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Date Code Title Description
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Effective date: 20020903