JPH096574A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示方法

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JPH096574A
JPH096574A JP7150763A JP15076395A JPH096574A JP H096574 A JPH096574 A JP H096574A JP 7150763 A JP7150763 A JP 7150763A JP 15076395 A JP15076395 A JP 15076395A JP H096574 A JPH096574 A JP H096574A
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 3次元仮想現実世界における店内の商品棚5
1、52に対して、移動可能な立位点61、62、6
3、64、65が予め決められており、例えば立位点6
2に停止しているときには、立位点61又は立位点63
に移動することができ、立位点64に停止しているとき
には、立位点63又は立位点65に移動することができ
る。また、立位点64と立位点65との間の移動の際に
は、通過点71、72を通過する。 【効果】 3次元仮想現実世界の制作者は、少ないデー
タ量で3次元仮想現実世界の制作の意図を表現し易くな
り、ユーザは、3次元仮想現実世界の内部を移動し易く
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元の画像を表示す
る画像表示装置及び画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ケーブル、電話線、又はネットワ
ーク等を使用して、中央の情報処理装置であるサーバコ
ンピュータと、例えばユーザの端末の情報処理装置であ
るクライアントコンピュータとを繋ぎ、サーバコンピュ
ータ内の情報をユーザのクライアントコンピュータに提
供する情報提供サービスを行う場合や、サーバコンピュ
ータ内の情報をユーザのクライアントコンピュータで検
索する場合において、クライアントコンピュータ側のグ
ラフィックを表示することができる表示装置上に、情報
提供サービスの概念モデルやメタファ表現として、3次
元で仮想現実世界(バーチャルリアリティ)を表示する
ことが行われており、ユーザは、実世界に近いかたちで
情報提供サービスを使用したり、検索を行ったりするこ
とができる。
【0003】具体的には、3次元仮想現実世界の中に
は、例えば机や商品棚やテレビやドア等の種々の物体や
設備が存在しており、ユーザは、マウス、トラックボー
ル、及びキーパッド等のポインティングデバイスを用い
ることにより、3次元仮想現実世界内での移動方向等を
指示して、表現された3次元仮想現実世界の内部を動き
回り、3次元仮想現実世界の内部の物体や設備に働きか
けを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが3
次元仮想現実世界の内部を動き回る際には、ユーザの所
望の方向に自由に移動できるので、ユーザにとっては、
どちらの方向に移動すれば、どのような物体や設備が存
在するのかがわかりにくい。
【0005】また、3次元仮想現実世界を2次元の表示
装置いわゆるCRTディスプレイで表現するので、3次
元仮想現実世界を制作した制作者の意図を表現すること
が難しい。
【0006】また、ユーザが、3次元仮想現実世界の内
部で、制作者の意図しない位置に移動してしまったとき
に、ユーザの見ている視界はわかりにくいものとなって
しまい、次に進むべき方向が判別しにくい。
【0007】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、ユー
ザにとって移動し易く、また、制作者の意図を表現し易
い3次元仮想現実世界の画像を表示することができる画
像表示装置及び画像表示方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像表示装
置は、3次元の画像を表示する表示手段と、上記表示手
段に表示した上記画像内の位置を指示する指示手段と、
3次元空間内で予め決められた複数の停止可能な点の位
置情報、視線情報、速度情報、及び動作情報を保持する
保持手段と、上記指示手段によって指示した画像内の位
置に応じた上記3次元空間内の停止可能な点の、上記保
持手段に保持される位置情報、視線情報、速度情報、及
び動作情報に基づいて、上記表示手段に3次元の画像を
表示するように制御する制御手段とを備えて成ることに
より上述した課題を解決する。
【0009】また、本発明に係る画像表示方法は、表示
手段に3次元の画像を表示し、上記画像内の位置を指示
する指示手段によって指示した上記画像内の位置に応じ
た、3次元空間内で予め決められた停止可能な点の位置
情報、視線情報、速度情報、及び動作情報に基づいて、
上記表示手段に3次元の画像を表示することにより上述
した課題を解決する。
【0010】
【作用】本発明においては、表示手段に表示された画像
内の所定の位置を、指示手段で指示した際には、制御手
段は、上記指示した位置に応じて予め決められた停止可
能な点の、保持手段に保持される位置情報、視線情報、
速度情報、及び動作情報に基づいて、表示手段に3次元
の画像を表示するように制御することにより、3次元仮
想現実世界の内部を容易に表示することができ、また、
3次元仮想現実世界の内部を容易に移動することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0012】先ず、本発明の具体的内容を述べる前に、
本発明の画像表示装置を含む全体的なシステムについ
て、図1及び図2を用いて説明する。
【0013】図1において、クライアントコンピュータ
2は、大規模なATM網3及び転送会話装置4、FDD
I(Fiber Distribution Data Interface)インターフ
ェイス5を介して、サービス供給側の例えばサービス管
理サーバ13、ビデオサーバ12、サービスAP(アプ
リケーション)サーバ14に接続されている。尚、上記
ATMとは非同期転送モードのことであり、当該ATM
では、データの種類によらず48バイト単位の固定長デ
ータに分け、この固定長データに5バイトのヘッダを付
加して、53バイトのセルを作り、セル単位でスイッチ
ングが実行される。このATM網3は、音声や動画、コ
ンピュータデータを混在して転送できることを特徴とす
る。また、上記FDDIは、光ファイバを用いた100
Mビット/秒のトークンパッシング方式の媒体アクセス
方式である。
【0014】上記ビデオサーバ12は、サーバコンピュ
ータ7及び例えばハードディスクや光ディスク等からな
るデータ格納装置6からなり、当該データ格納装置6に
例えば後述するMPEG等のフォーマットに加工された
ディジタルビデオデータが格納されている。当該ビデオ
サーバ12のデータ格納装置6から、クライアントコン
ピュータ2からのリクエストに応じた上記ディジタルビ
デオデータが読み出されて、転送されることになる。
【0015】上記サービスAPサーバ14も同じくサー
バコンピュータ11及びデータ格納装置10からなり、
データ格納装置10にアプリケーション(AP)プログ
ラムデータとしての3次元の画像の基になるデータやス
クリプトを格納している。当該サービスAPサーバ14
のデータ格納装置10から、クライアントコンピュータ
2からのリクエストに応じた上記アプリケーションプロ
グラムデータが読み出されて、転送されることになる。
【0016】上記サービス管理サーバ13も同じくサー
バコンピュータ9及びデータ格納装置8からなるが、こ
のサービス管理サーバ13は、クライアントコンピュー
タ2との対応を行うと共に、各ビデオサーバ7やサービ
スAPサーバ11の管理を行う。
【0017】尚、上記ビデオサーバ12やサービスAP
サーバ14は、それぞれ複数設けることも可能であり、
また、各サーバ12、13、14を1台のサーバにまと
めることも可能である。
【0018】ATM網3を通って転送されたクライアン
トコンピュータ2からのリクエストは、転送会話装置4
と呼ばれるプロトコル変換及びデータの自動振り分け、
データ転送速度変換等を行う装置と、FDDIインター
フェイス5とを介して、上記サーバ側に伝えられる。
【0019】上記クライアントコンピュータ2からのリ
クエストに応じて、サーバ側から送出されたデータは、
クライアントコンピュータ2によって表示用の処理がな
され、モニタ装置1のディスプレイ上に表示され、これ
によりグラフィック表示を用いたユーザインターフェイ
ス(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス:以下、
GUIと呼ぶ)が構築される。従って、ユーザは、当該
モニタ装置1のディスプレイ上の表示を見ながら操作を
行ったり、サービスの提供を受けることが可能となる。
【0020】次に、上記図1に示したクライアントコン
ピュータ2の自体の構成は、例えば図2に示すようなも
のとなる。
【0021】この図2において、EISAボード36
は、当該クライアントコンピュータ2とATM網3とを
接続するボードであり、当該ATM網3を介してEIS
Aボード36に供給された信号は、処理部41により記
録/再生が制御されるハードディスク43に一旦格納さ
れた後、データの種類に応じて読み出されて、それぞれ
対応する3次元レンダリングエンジン34、MPEG2
デコーダ35、PCオーディオデコーダ39、MPEG
2オーディオデコーダ40等へ送られる。
【0022】上記3Dレンダリングエンジン34は、3
次元の物体の3次元座標データをモニタ装置1のディス
プレイ20上に表示するためのデータ(3次元による仮
想現実空間の画像データ)に変換する座標変換器であ
り、アプリケーションに応じたGUIの構築を行うため
のものである。
【0023】MPEG2デコーダ35は、MPEG2の
規格により圧縮されているデータを伸長するデコーダで
ある。尚、MPEG(Moving Picture Image Coding Ex
perts Group :蓄積用動画像符号化の検討組織)2は、
動画像の圧縮・伸長技術の国際標準規格である。
【0024】RGBミキサ33は、上記3Dレンダリン
グエンジン34からのデータとMPEG2デコーダ35
からのデータが、ともに光3原色のR(赤)、G
(緑)、B(青)からなるデータであるため、これら
R、G、Bをミックスしたデータを生成する。
【0025】NTSCエンコーダ32は、上記RGBミ
キサ33からのデータをNTSCのテレビジョン標準規
格の信号に変換する。このNTSCエンコーダ32から
の映像信号がモニタ装置1のディスプレイ20上に表示
される。尚、この図2のディスプレイ20上には、ポイ
ンティングデバイスによるポインタ(カーソル)22
と、MPEG2をデコードして得た画像23と、3Dレ
ンダリングエンジン34によるGUIのための画像(例
えば3次元または2次元の画像21)とが表示されてい
る。上記MPEG2の画像とGUIのための画像は合成
して表示することも可能である。
【0026】一方、PCオーディオデコーダ39は、A
DPCM音源を用いて例えば効果音を生成する。また、
MPEG2オーディオデコーダ40は、MPEG2の圧
縮されたオーディオデータを伸長する。これらPCオー
ディオデコーダ39からのデータ及びMPEG2オーデ
ィオデコーダ40からのデータは、オーディオミキサ3
8によりミックスされてオーディオ信号となされ、当該
オーディオ信号がスピーカ30に送られる。尚、このス
ピーカ30からの音声の出力に関しては、ステレオ音声
または多チャンネル音声が望ましい。最近ではステレオ
音声でも、音の位相差などをコントロールして立体的に
音像を定位できるシステムも登場してきているので、こ
れらを利用することもできる。
【0027】また、上記ディスプレイ20上でのGUI
の操作は、ポインティングデバイスの一例としてのワイ
ヤレスマウス31から送信されるポイント(指示)情報
に基づいて行われる。上記ワイヤレスマウス31から送
信された上記ポイント情報は、ワイヤレス用チューナ3
7にて受信され、当該受信されたポインタ情報が処理部
41に送られる。尚、上記ポインティングデバイスは、
上記ワイヤレスマウス31に限らず、通常のマウスやト
ラックボール、キーパッド、ジョイスティック、さらに
ディスプレイ20と座標位置が対応しているタッチパネ
ル等の各種のものを使用することができる。
【0028】処理部41はCPU(中央処理装置)を備
えて成り、プログラムROM及びワークRAMとしての
機能を有するメモリ42内の上記プログラムROMに保
持しているプログラムデータに基づき、バス(EISA
BUS)を介して各構成要素を制御すると共に、上記
ワイヤレスマウス31からの指示情報に基づいて、GU
Iへの制御を行い、また、必要に応じてサーバコンピュ
ータとの交信を行う。尚、この図2には、上記3Dレン
ダリングエンジン34やMPEG2デコーダ35等はそ
れぞれ独立したチップとして設けられている例を示して
いるが、これらによる各種信号処理を上記処理部41が
ソフトウェア的に行うことも可能である。
【0029】上述したような図1及び図2のシステムを
使用した場合のユーザに対するオンラインによるサービ
ス提供の具体的な動作を、以下に説明する。
【0030】先ず、ユーザは、クライアントコンピュー
タ2のポインティングデバイスを使って、クライアント
コンピュータ2とサーバ側のコンピュータ(この場合は
サービス管理サーバ13のコンピュータ9)とのネット
ワーク上での接続を指示する。
【0031】サーバ側のサービス管理サーバ13のコン
ピュータ9は、上記ネットワーク上での接続がなされて
クライアントコンピュータ2からリクエストが供給され
ると、当該リクエストに応じてビデオサーバ12やサー
ビスAPサーバ14を制御することにより、上記クライ
アントコンピュータ2に対して以下のデータ及びソフト
ウェアを転送する。即ち、例えば、仮想現実世界の振る
舞いを記述するスクリプト、仮想現実世界の3次元座標
データ、仮想現実世界の音声データ、クライアントコン
ピュータ2からユーザに対して指示する選択肢などを記
述するスクリプト、その他、処理に必要な各種のデータ
を転送する。
【0032】クライアントコンピュータ2は、モニタ装
置1のディスプレイ20の画面や必要に応じてスピーカ
等を使用して、上記サーバ側から受け取ったデータ及び
ソフトウェアを基にした仮想現実世界を、ユーザに対し
て提示する。
【0033】ユーザは、クライアントコンピュータ2に
提示された仮想現実世界を視聴しつつ、ポインティング
デバイスを使って、移動方向などを指示して仮想現実世
界内部を徘徊し、操作ボタンなどを操作して仮想現実世
界内部の物体または施設に働きかけを行う。
【0034】クライアントコンピュータ2は、スクリプ
トに従い、ユーザの操作に対して、視点位置,視線方
向,音声、及び仮想現実世界内部の物体の働きまたは振
る舞いを以て反応し、ユーザが仮想現実世界内部に入り
込んでいるかのように、モニタ装置1のディスプレイ2
0及びスピーカを使用して仮想現実世界をユーザに対し
て提示する。また、スクリプトの記述に応じて、ユーザ
に種々の情報の提供や発言や物品の注文などを行う。
【0035】本発明に係る画像表示装置は、上述したク
ライアントコンピュータ2に備えられるものであり、3
次元の画像を表示する表示手段であるモニタ装置1と、
上記モニタ装置1に表示した上記画像内の位置を指示す
る指示手段であるワイヤレスマウス31と、3次元空間
内で予め決められた複数の停止可能な点の位置情報、視
線情報、速度情報、及び動作情報を保持する保持手段
と、上記ワイヤレスマウス31によって指示した画像内
の位置に応じた上記3次元空間内の停止可能な点の、上
記保持手段に保持される位置情報、視線情報、速度情
報、及び動作情報に基づいて、上記モニタ装置1に3次
元の画像を表示するように制御する制御手段である処理
部41とを備えて成るものである。尚、上記保持手段
は、ハードディスク43やメモリ42である。上記各情
報が、図1のサーバ側から送信されたものであり、ハー
ドディスク43やメモリ42に記録又は記憶しない場合
には、上記保持手段は、図1の各データ格納装置6、
8、10となる。
【0036】ユーザが上述の画像表示装置で表示される
3次元仮想現実世界の内部を移動するために、3次元仮
想現実世界の内部には立ち止まることができる複数の点
が予め決められている。これらの複数の点は立位点とい
う。ユーザは、ワイヤレスマウス31を操作して、3次
元仮想現実世界を表示した画像内の所望の位置や物体を
指示することにより、3次元仮想現実世界内部の1つの
立位点に移動して停止する。ユーザは、複数の立位点を
移動していくことにより、3次元仮想現実世界の内部を
動き回ることができる。このようにして3次元仮想現実
世界の内部を移動するときにユーザが見る画像が、上記
表示画像装置に表示される。
【0037】ここで、図3を用いて立位点を具体的に説
明する。
【0038】図3のAは、3次元仮想現実世界における
店内の商品棚51、52を斜め横から見たときの3次元
画像を示し、図3のBは、商品棚51、52を上部から
見たときの2次元画像を示すものである。図3のA、B
には、店内の商品棚51、52に対して移動することが
できる複数の黒丸で示す立位点61、62、63、6
4、65が示されており、各立位点61、62、63、
64、65におけるユーザの視線方向は実線の矢印で示
すものである。
【0039】尚、ある立位点から他の立位点に移動する
ときには、後述するように、立位点の動作情報として、
次に移動することが可能な立位点が決められている。即
ち、ユーザは、上記ある立位点に設定された動作情報に
基づいて、次に移動することが可能な立位点にしか移動
することができず、その他の点、即ち3次元仮想現実世
界の内部の立位点が設けられていない場所には移動する
ことができない。具体的には、図3の3次元仮想現実世
界において、ユーザが立位点62にいるときには、立位
点61又は立位点63にしか移動することができない。
また、立位点64にいるときには、立位点63又は立位
点65にしか移動することができない。
【0040】また、立位点と立位点との間には、通過す
べき点、即ち通過点が予め決められている場合がある。
この通過点とは、2つの立位点の間の移動時に、通過す
べき位置やそのときの視線方向等を示す点であり、ワイ
ヤレスマウス31の操作によって指示しても停止するこ
とができず、短時間で通過する点である。例えば、図3
のBにおいては、立位点64と立位点65との間に、2
つの白丸で示す通過点71、72が設定されている。ユ
ーザは、3次元仮想現実世界の店内で、立位点64から
立位点65への移動、又は、立位点65から立位点64
への移動を行う場合に、必ず通過点71、72を通って
行くことになる。これらの通過点71、72にも、立位
点と同様に複数の情報が設定されており、通過点71、
72におけるユーザの視線方向は実線の矢印で示すもの
である。
【0041】立位点及び通過点に設定されている情報と
しては、位置情報、視線情報、速度情報、及び動作情報
がある。位置情報とは、3次元座標系における位置の値
である。また、視線情報には、視線方向、視線のロール
角、及び視野角が含まれ、速度情報には、移動速度の最
大値、視線方向回転角速度の最大値、視線ロール角回転
角速度の最大値、及び視野角増加速度の最大値が含ま
れ、動作情報には、次行う動作状態が含まれる。
【0042】尚、上記ロール角とは、例えば飛行機等が
3次元空間で旋回するときの回転角度に相当するもので
ある。また、上記動作情報は、スクリプトで記述されて
おり、具体的には、ある立位点で停止しているときにユ
ーザが見る画像、即ちディスプレイ20に表示された画
像内で、ユーザがワイヤレスマウス31を操作してポイ
ンタを移動させ、位置や物体(オブジェクト)を指示し
てボタンをクリックすることによって生じる次の動作で
あり、3次元仮想現実世界の内部で次の立位点に移動し
たり、ドアを開けて店内に入ったり等の動作を行うため
の情報である。
【0043】尚、同一の情報を持つ複数の立位点又は通
過点が存在することが考えられるので、各情報において
予め設定された値(デフォルト値)を用意しておいた
り、ある立位点又は通過点の情報と次に移動する立位点
又は通過点の情報とが同一である場合には、ある立位点
又は通過点の情報を継承して次に移動する立位点又は通
過点の情報として用いたりすることが考えられる。
【0044】尚、立位点及び通過点以外の3次元仮想現
実内部の点は、補間によって求めるものである。
【0045】また、ある立位点又は通過点から次の立位
点又は通過点への移動時には、ある立位点又は通過点に
設定されている速度情報を用いており、位置の移動につ
いては、移動速度の最大値を越えない一定速度で直線的
に移動し、視線方向については、回転角速度の最大値を
越えない一定速度で回転し、視線のロール角について
は、視線ロール角回転角速度の最大値を越えない一定速
度で回転し、視野角については、視野角増加速度の最大
値を越えない一定速度で増加するものである。
【0046】これにより、ある立位点又は通過点から次
の立位点又は通過点への移動動作を、なめらかにするこ
とができる。即ち、ディスプレイ20に表示される画像
は、従来表示される画像よりも、ユーザが実際に移動動
作を行うときに見る画像に近い画像となる。
【0047】ここで、上記立位点及び通過点を用いたと
きの、ユーザの動き及び視線を具体的に説明する。
【0048】例えば図4のAに示すように、実線の矢印
で示す方向に視線方向が設定されている立位点81か
ら、上記立位点81の視線方向とは180度反対方向
に、実線で示す視線方向が設定されている立位点82に
移動するときに、視線方向を、実線の矢印83、84、
85の順に一定速度で移動させて視線を回転させるとき
の視線の変化は、実世界で人間が行っている移動動作に
よる視線の変化とは異なっている。よって、図4のBに
示すように、立位点81の近辺に、立位点81に設定さ
れている視線方向とは180度反対方向であって、立位
点82の視線方向と同一方向の視線方向が設定された通
過点86を設けておき、立位点81から立位点82への
移動動作を行う場合には、先ず、通過点86で視線方向
を立位点82の視線方向と同一方向に向かせた後に、立
位点82の位置に移動することとする。このとき、視線
の移動は、立位点81に設定されている速度情報に基づ
いて行う。
【0049】このように、立位点81から立位点82へ
の移動時には、通過点86を経由することにより、先
ず、振り向いてから歩き始める動作となるので、3次元
仮想現実世界の内部で、より人間の動作に近い動作を行
うことができ、表示される画像は、実世界で人間が実際
に動作を行ったときに見る画像により近い画像となる。
【0050】また、立位点毎に視野角を設定することが
できるので、例えば図5のAに示すように、人間が家5
00の内から屋外に移動する場合においては、立位点5
01の視野角よりも立位点502の視野角のほうが広く
なるように設定しておく。これにより、立位点501で
ユーザが見る画像、即ちディスプレイ20に表示される
画像は、図5のBに示す、建物503、504が見える
画像となるが、立位点502に移動したときにユーザが
見る画像は、遠近感を強調した、図5のCに示すよう
な、建物503、504が小さくなり、山505、50
6も見える画像となり、屋外の広い感じを表現すること
ができる。
【0051】上述のような3次元仮想現実世界を表示す
る映像データ、立位点及び通過点の情報は、図1のサー
バ側からATM網3を介してクライアントコンピュータ
2に送られている。クライアントコンピュータの処理部
41では、各立位点及び通過点の情報に基づいて、3次
元仮想現実世界内部でのユーザの動作を制御し、この動
作によるユーザの視点の画像をディスプレイ20に表示
する。尚、サーバ側から送られた立位点及び通過点の各
情報は、ハードディスク43に記録したり、メモリ42
に記憶したりしても良い。
【0052】次に、3次元仮想現実世界でのユーザの動
作及び視線について、具体的に説明する。
【0053】先ず、3次元仮想現実世界でのユーザの動
作及び視線についての第1の実施例について説明する。
【0054】図6には、ある3次元仮想現実世界の内部
を上部から見た2次元画像を示す。この3次元仮想現実
世界において、ユーザの両側には、種々の情報提供サー
ビスを得るための複数の店301、302、303、3
04、305、306が存在しており、ユーザは、上記
複数の店の間を一直線に進行するものとする。
【0055】最初に、ユーザは立位点3091に停止し
ているとする。尚、ユーザの視点は実線の矢印で示し、
ユーザの移動動作は点線の矢印で示すものとする。
【0056】この立位点3091において、ユーザは、
前方向、左方向、又は右方向のいずれかの方向に移動す
ることができるように設定されている。また、立位点3
091でユーザが見る画像はディスプレイ20に表示さ
れており、図7に示す画像である。ユーザには、左側の
店301、302、303及び右側の店304、30
5、306が見えている。
【0057】ここで、ポインタは、ディスプレイ20に
表示された画像内で存在する位置によって形状(図柄)
が変化して、その位置で次に行うことができる動作を示
す。即ち、ポインタの形状によって、ポインタの存在す
る位置での動作について、ナビゲーションを行うように
なっている。よって、ポインタが、ディスプレイ20内
のある位置である形状であるときに、ワイヤレスマウス
31のボタンをクリックすることにより、ポインタの形
状が示す動作状態に移行する。
【0058】即ち、所定の領域にポインタを移動させ
て、ワイヤレスマウス31のボタンをクリックすること
により、立位点の動作情報に基づいた処理部41の制御
によって次の動作が行われ、この動作によってユーザが
見る画像がディスプレイ20に表示される。尚、画像内
でワイヤレスマウス31のボタンをクリックすることが
できる領域は予め決められており、この領域以外の領域
にポインタを移動させてクリックを行っても、処理部4
1の制御によって次の動作に移行することはできない。
【0059】図7の画像内では、ユーザは、前方向の矢
印のポインタ401、左方向の矢印のポインタ402、
右方向の矢印のポインタ403で示すいずれかの位置
に、ワイヤレスマウス31のポインタを移動させて、ワ
イヤレスマウス31のボタンをクリックしたときに、次
の動作を行うことができる。また、各位置でのポインタ
の形状は、その位置で次に行うべき動作(前方向、左方
向、又は右方向への移動)を示している。
【0060】ここで、ユーザは、例えば左側の矢印のポ
インタ402の位置でクリックした場合には、図6に示
す立位点3092に移動する。このときにユーザが見る
画像を図8に示す。ユーザは店302から離れた位置に
立っており、ユーザの視線は店302に向いている。こ
れにより、立位点3091で見た左側の店の数よりも2
軒多い5軒の店301、302、303、307、30
8を見ることになる。この立位点3092で移動できる
方向は、図8の画像内の前方向の矢印のポインタ40
4、左方向の矢印のポインタ405、右方向の矢印のポ
インタ406で示すいずれかの方向である。ユーザが、
図8の画像において、ワイヤレスマウス31を操作して
ポインタを移動させ、前方向の矢印のポインタ404の
位置でボタンをクリックした場合には、図6の立位点3
093に移動し、左方向の矢印のポインタ405の位置
でボタンをクリックした場合には、図6の立位点309
4に移動し、右方向の矢印のポインタ406の位置でボ
タンをクリックした場合には、図6の立位点3095
移動することになる。
【0061】この図8の画像において、ユーザが前方向
の矢印のポインタ404の位置でボタンをクリックし、
移動して停止したときにユーザが見る画像は、図9に示
すものである。このときの立位点3093は、店302
の直前であり、3軒の店301、302、303を見る
ことになる。この画像においては、店302のドアを開
くことを示すポインタ409、左方向の矢印のポインタ
407、右方向の矢印のポインタ408、及び元の立位
点3092の位置に戻る(ズームバック)ことを示すポ
インタ410のいずれかの位置にポインタを移動させ
て、ワイヤレスマウス31のボタンをクリックすること
ができる。例えば、ポインタ409の位置でボタンのク
リックを行うことにより、店302のサービス内容にア
クセスすることができる。尚、ポインタ409の位置に
ポインタを移動させた時点で、店302のサービスの内
容説明(プレビュ)を文字や映像で自動的に行うように
してもよい。
【0062】上述した第1の実施例においては、立位点
が多いので、ユーザは自由に移動することができる。
【0063】次に、3次元仮想現実世界でのユーザの動
作及び視点についての第2の実施例を説明する。
【0064】先ず、図10を用いて、ユーザの視点を説
明する。
【0065】上述の第1の実施例では、ユーザは両側の
店の間を直線で進行するものとし、ユーザの視線方向も
進行方向と同一方向となっている。これに対して、図1
0では、ユーザ105は矢印Aの示す方向に進行する
が、このとき、ユーザ105の視線方向を進行方向と同
一方向とせずに、片側の店の列に角度θだけ傾けて設定
しておく。この角度θは、30〜60度程度である。図
10に示す例では、ユーザ105の視線は、店301、
302、303、304の列に30〜60度傾いてお
り、このユーザ105は視界Wで示す範囲となる。
【0066】この店301、302、303の列とユー
ザの動作及び視線とについて、図11に、上部から見た
2次元画像を示す。ユーザは、最初に、図11の立位点
1051に停止しているとする。尚、ユーザの視点は実
線の矢印で示し、ユーザの移動動作は点線の矢印で示す
ものとする。
【0067】この立位点1051でユーザが見る画像
は、ディスプレイ20に表示されており、図12に示す
画像である。ユーザには、店301、302、303が
見えている。
【0068】ここで、ユーザは、前方向の矢印のポイン
タ201、左方向の矢印のポインタ202又は店30
1、右方向の矢印のポインタ203又は店303のいず
れかの位置にワイヤレスマウス31のポインタを移動さ
せてボタンをクリックすることにより、次の動作を行う
ことができる。前方向の矢印のポインタ201の位置で
ボタンをクリックすると、図11の立位点1052に移
動する。即ち、店302の直前に、店302が視界の中
央となるまで自動的に移動動作を行う。また、左方向の
矢印のポインタ202又は店301の位置でボタンをク
リックすると、店301の直前に、店301が視界の中
央となるまで自動的に移動動作を行い、右方向の矢印の
ポインタ203又は店303の位置でボタンをクリック
すると、店303の直前に、店303が視界の中央とな
るまで自動的に移動動作を行う。
【0069】立位点1052でユーザが見る画像を図1
3に示す。この図13の画像は、図9に示した画像と同
じであり、この第2の実施例では、1回の移動動作で、
図6の立位点3093と同じ位置である、図11の立位
点1052に移動することができる。
【0070】図13の画像においても、図9に示す画像
と同様に、店302のドアを開くことを示すポインタ2
04、左方向の矢印のポインタ205、右方向の矢印の
ポインタ206、及び元の立位点1051の位置に戻る
(ズームバック)ことを示すポインタ207のいずれか
の位置にポインタを移動させて、ワイヤレスマウス31
のボタンをクリックすることができる。ポインタ204
の位置でボタンのクリックを行うことにより、店302
のサービス内容にアクセスすることができる。尚、ポイ
ンタ204の位置にポインタを移動させた時点で、店3
02のサービスの内容説明(プレビュ)を文字や映像で
自動的に行うようにしてもよい。また、ポインタ207
の位置でボタンのクリックを行って、立位点1051
ズームバックしたときには、視線方向等も元の状態に戻
るので、ユーザが見る画像は図12の画像となる。
【0071】この第2の実施例に示すように、ユーザが
移動し易い位置情報、視線情報、速度情報、及び動作情
報を設定した立位点又は通過点を決めておくことによ
り、3次元仮想現実世界内部での移動動作において、ユ
ーザは移動方向等を判別し易くなる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る画像表示装置は、3次元の画像を表示する表示
手段と、上記表示手段に表示した上記画像内の位置を指
示する指示手段と、3次元空間内で予め決められた複数
の停止可能な点の位置情報、視線情報、速度情報、及び
動作情報を保持する保持手段と、上記指示手段によって
指示した画像内の位置に応じた上記3次元空間内の停止
可能な点の、上記保持手段に保持される位置情報、視線
情報、速度情報、及び動作情報に基づいて、上記表示手
段に3次元の画像を表示するように制御する制御手段と
を備えて成ることにより、3次元仮想現実世界の制作者
は、少ないデータ量で、3次元仮想現実世界の制作の意
図を表現し易くなる。また、3次元仮想現実世界での人
間の動作を、実世界での人間の動作に近づけることがで
きるので、ユーザは、3次元仮想現実世界の内部を移動
し易くなり、この移動動作時に見る画像も、実世界での
人間の移動動作時に見る画像に近い画像で表示すること
ができる。
【0073】また、本発明に係る画像表示方法は、表示
手段に3次元の画像を表示し、上記画像内の位置を指示
する指示手段によって指示した上記画像内の位置に応じ
た、3次元空間内で予め決められた停止可能な点の位置
情報、視線情報、速度情報、及び動作情報に基づいて、
上記表示手段に3次元の画像を表示することにより、3
次元仮想現実世界の制作者は、少ないデータ量で、3次
元仮想現実世界の制作の意図を表現し易くなる。また、
3次元仮想現実世界での人間の動作を、実世界での人間
の動作に近づけることができるので、ユーザは、3次元
仮想現実世界の内部を移動し易くなり、この移動動作時
に見る画像も、実世界での人間の移動動作時に見る画像
に近い画像で表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示装置を備えるクライアン
トコンピュータを含むシステムの概略的な構成図であ
る。
【図2】本発明に係る画像表示装置を備えるクライアン
トコンピュータの概略的な構成図である。
【図3】立位点及び通過点を説明するための図である。
【図4】ユーザの動作及び視点を説明するための図であ
る。
【図5】視野角を説明するための図である。
【図6】3次元仮想現実世界でのユーザの動作及び視点
の第1の実施例を説明するための図である。
【図7】ユーザが見る画像を示す図である。
【図8】ユーザが見る画像を示す図である。
【図9】ユーザが見る画像を示す図である。
【図10】ユーザの視点を説明するための図である。
【図11】3次元仮想現実世界でのユーザの動作及び視
点の第2の実施例を説明するための図である。
【図12】ユーザが見る画像を示す図である。
【図13】ユーザが見る画像を示す図である。
【符号の説明】
1 モニタ装置 2 クライアントコンピュータ 3 ATM網 4 転送会話装置 5 FDDI 6、8、10 データ格納装置 7、9、11 サーバコンピュータ 12 ビデオサーバ 13 サービス管理サーバ 14 サービスAPサーバ 20 ディスプレイ 21、23 画像 22 ポインタ 30 スピーカ 31 ワイヤレスマウス 32 NTSCエンコーダ 33 RGBミキサ 34 3Dレンダリングエンジン 35 MPEG2デコーダ 36 EISAボード 37 ワイヤレスマウス用チューナ 38 オーディオミキサ 39 PC AUDIO 40 MPEG2オーディオデコーダ 41 処理部 42 メモリ 43 ハードディスク 51、52 商品棚 61、62、63、64、65、81、82、501、
502 立位点 71、72、86 通過点 301、302、303、304、305、306、3
07、308 店 1051、1052、3091、3092、3093、30
4、3095 立位点 201、202、203、204、205、206、2
07 ポインタ 401、402、403、404、405、406 ポ
インタ 407、408、409、410 ポインタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元の画像を表示する表示手段と、 上記表示手段に表示した画像内の位置を指示する指示手
    段と、 3次元空間内で予め決められた複数の停止可能な点の位
    置情報、視線情報、速度情報、及び動作情報を保持する
    保持手段と、 上記指示手段によって指示した上記画像内の位置に応じ
    た上記3次元空間内の停止可能な点の、上記保持手段に
    保持される位置情報、視線情報、速度情報、及び動作情
    報に基づいて、上記表示手段に3次元の画像を表示する
    ように制御する制御手段とを備えて成ることを特徴とす
    る画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記保持手段は、ある停止可能な点と次
    の停止可能な点との間に予め決められた、短時間で通過
    する点の位置情報、視線情報、速度情報、及び動作情報
    も保持し、 ある停止可能な点から次の停止可能な点への移動の際
    に、上記通過する点が設けられているならば、上記制御
    手段は、上記通過する点を通過するように制御すると共
    に、上記通過する点の上記保持手段に保持される位置情
    報、視線情報、速度情報、及び動作情報に基づいて、上
    記表示手段に3次元の画像を表示するように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記複数の停止可能な
    点及び上記通過する点以外の点は、補間によって算出す
    ることを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記視線情報は、視線方向、視線のロー
    ル角、及び視野角から成り、上記速度情報は、移動速度
    の最大値、視線方向回転角速度の最大値、視線ロール角
    回転角速度の最大値、及び視野角増加速度の最大値から
    成り、上記動作情報は、次に行う動作状態から成ること
    を特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 表示手段に3次元の画像を表示し、 上記画像内の位置を指示する指示手段によって指示した
    上記画像内の位置に応じた、3次元空間内で予め決めら
    れた停止可能な点の位置情報、視線情報、速度情報、及
    び動作情報に基づいて、上記表示手段に3次元の画像を
    表示することを特徴とする画像表示方法。
  6. 【請求項6】 ある停止可能な点から次の停止可能な点
    への移動の際に、ある停止可能な点と次の停止可能な点
    との間に予め決められた、短時間で通過する点が設けら
    れているならば、上記通過する点を通過すると共に、上
    記通過する点の上記保持手段に保持される位置情報、視
    線情報、速度情報、及び動作情報に基づいて、上記表示
    手段に3次元の画像を表示することを特徴とする請求項
    5記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】 上記複数の停止可能な点及び上記通過す
    る点以外の点は、補間によって算出することを特徴とす
    る請求項6記載の画像表示方法。
  8. 【請求項8】 上記視線情報は、視線方向、視線のロー
    ル角、及び視野角から成り、上記速度情報は、移動速度
    の最大値、視線方向回転角速度の最大値、視線ロール角
    回転角速度の最大値、及び視野角増加速度の最大値から
    成り、上記動作情報は、次に行う動作状態から成ること
    を特徴とする請求項5記載の画像表示方法。
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