JPH0962521A - 臨界領域を支援するラッチ管理方法 - Google Patents

臨界領域を支援するラッチ管理方法

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JPH0962521A
JPH0962521A JP8125718A JP12571896A JPH0962521A JP H0962521 A JPH0962521 A JP H0962521A JP 8125718 A JP8125718 A JP 8125718A JP 12571896 A JP12571896 A JP 12571896A JP H0962521 A JPH0962521 A JP H0962521A
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JP8125718A
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English (en)
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Yon Paak Suun
ヨン パーク スーン
Su Lee Jin
スー リー ジン
Churu Paaku Yon
チュル パーク ヨン
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KANKOKU DENKI TSUSHIN KOUSHIYA
KANKOKU DENSHI TSUSHIN KENKYUSHO
KOREA TELECOMMUN
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
Original Assignee
KANKOKU DENKI TSUSHIN KOUSHIYA
KANKOKU DENSHI TSUSHIN KENKYUSHO
KOREA TELECOMMUN
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
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Publication date
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    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造と管理方法が簡単であり、臨界領域が求め
る条件を満足するラッチを具顕することで、臨界領域に
対した使用者接近の同時性を向上させることが可能なラ
ッチ構造およびその管理方法を提供する。 【解決手段】臨界領域を支援するラッチ管理方法におけ
るラッチ獲得処理では、使用者が臨界領域に進入するた
めにラッチ管理手段へ発行したラッチ獲得の機会の要求
の有無をチェックする第1工程(S101)と、使用者
がmutexを占めてラッチ管理手段が使用者の要求を登録
する第2工程(S102〜107)と、使用者がmutex
を返す第3工程(S107)と、使用者にラッチを獲得
させる第4工程(S108〜S111)とを少なくとも
含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数使用者環境
(multi-user environment)を支援するシステムで臨界
領域に対した使用者らの同時接近を効率的に制御するた
めのラッチ(latch)の構造と管理方法に関するものであ
る。ここで、ラッチというのは使用者要求に対したスケ
ジューリング(scheduling)を提供するために使用され
るデータ構造である。
【0002】
【従来の技術】多数の使用者環境を提供するシステムで
は共有データ(shared data)に対した一致性(consiste
ncy)維持と同時性(concurrency)向上のために共有され
るデータを適当な大きさの臨界領域(critical sectio
n)に指定して管理する必要がある。
【0003】臨界領域とは、任意の瞬間に一人の使用者
要求(user request)のみ行われる共有データ領域(sh
ared data area)であり、この臨界領域に同時に接近す
る使用者らをどのように同期化させるかの方法によっ
て、全体システムの性能が大いに左右されることができ
る。
【0004】即ち、全体システムの性能は臨界領域を具
顕する方法によって大いに左右されることができる。
【0005】臨界領域を具顕する方法は相互排除(mutu
al exclusion)と進行性(progress)と限定待期(boun
ded waiting)の3種の条件を満足しなければならな
い。
【0006】ここで、相互排除の条件というのは多数の
使用者が同時に臨界領域に進入する時、一度に一つの使
用者要求のみ臨界領域に入れるように使用者の要求を制
御するものである。
【0007】なお、進行性の条件というのはある使用者
が臨界領域に進入しようとする際、他の使用者が臨界領
域を使用していないと、必ず該当臨界領域に進入すべき
であるということである。
【0008】そして、限定待期条件というのは臨界領域
に進入することを要求する使用者が条件が満足されない
時に待期状態で条件が満足されることを永遠に待つので
はなく、時間が流れると、必ず臨界領域に進入すべきで
あるということである。
【0009】上記の3種の条件がぜんぶ満足される時、
始めて共有データの無欠性(integrity)維持と多数の使
用者に対した効率的な同時性制御(concurrency contro
l)が保障されることができる。
【0010】臨界領域に接近しようとする使用者の要求
に対した同期化のために使用された既存の同期化の方法
としては運営体制(operating system)で提供されるセ
マフォ(semaphore)を使用する方法とラッチを具顕して
使用する方法があった。
【0011】ここで、ラッチというのは、臨界領域に進
入しようとする使用者要求に対したスケジューリング
(scheduling)のために共有変数である相互排除変数
(mutualexclusion variable 以下 mutexと略称する)
によってカプセル化されたデータ構造(encapsulated d
ata structure)である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、運営体制で
提供するセマフォはP,V演算により臨界領域に対した
使用者らの同時接近を完璧に制御することができ、具顕
の方法も簡単であるが、セマフォの使用個数の制限があ
ることだけでなく、システム呼出を伴うので非常に高い
資源である。
【0013】したがって、セマフォを利用して臨界領域
を支援する方法はこれを利用するシステムの性能の観点
で問題になる。
【0014】反面に、ラッチを具顕して臨界領域を支援
する方法は、システム呼出を使用するセマフォを使用す
る方法より少ない費用で多数の使用者環境を支援するこ
とができる方法である。
【0015】しかし、従来に使用されたラッチは、相互
排除変数であるmutex自体をラッチに看做する概念下で
具顕されるので使用者が臨界領域に進入して作業する間
継続してmutexを占める(hold)ため、mutexを有してい
る時間が臨界領域の大きさに比例して大きくなるという
問題点がある。
【0016】さらに、他の問題点は上記3種の条件がぜ
んぶ満足できないが、上記3種の条件を満足するために
はラッチ構造とかその管理方法が非常に複雑になるとい
うところにある。
【0017】上記の問題点を解決するための本発明の目
的は、構造と管理方法が簡単であり、臨界領域が求める
条件を満足するラッチを具顕することで、臨界領域に対
した使用者接近の同時性を向上させるラッチ構造および
その管理方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴は、相互排除変数とラッチ管理を統制
するラッチ管理手段を利用して臨界領域を支援するラッ
チ獲得方法において、使用者が臨界領域に進入するため
にラッチ管理手段にラッチ獲得の機会を要求する第1の
工程と、使用者が相互排除変数を占めてラッチ管理手段
が使用要求を登録する第2の工程と、使用者が相互排除
変数を返す第3の工程および使用者がラッチを獲得する
第4の工程とを含むことにある。
【0019】また、上記目的を達成するための本発明の
他の特徴は、相互排除変数とラッチ管理を統制するラッ
チ管理手段を利用して臨界領域を支援するラッチ返還方
法において、使用者が既に獲得したラッチを返還するた
めに上記ラッチ管理手段に上記当該使用者がラッチ返し
の機会を上記ラッチ管理手段に要求する第1工程と、前
記ラッチ管理手段が当該使用者要求以外の他の使用者要
求がラッチqueueにあるか否かを判断する第2の工程
と、前記第2の工程で、前記当該使用者要求以外の他の
使用者要求が、前記ラッチqueueにないと判断される
と、前記当該使用者が前記相互排除変数の点有可能可否
によって前記当該使用者が、前記相互排除変数を占める
第3の工程と、当該使用者要求のみが前記ラッチqueue
にあるか否かについて当該使用者が前記当該使用者要求
を前記ラッチqueueで削除しつつ前記相互排除変数を返
す第4の工程と、前記第2の工程で前記当該使用者要求
以外の他の使用者要求が、前記ラッチqueueにあると判
断されると、次の使用者要求を決定して、前記当該使用
者要求を上記ラッチqueueで削除しつつ前記次の使用者
要求を覚ます第5の工程とを含むことにある。
【0020】また、上記目的を達成するために本発明で
は、相互排除変数を利用して臨界領域を支援するラッチ
管理手段を備えるマルチユーザーシステムにおいて、前
記ラッチ管理手段が、使用者が臨界領域に進入するため
に発行したラッチ獲得要求を受け付ける第1の手段と、
上記使用者からのラッチ獲得要求を受け付けた場合に、
当該使用者に相互排除変数を占有させ、上記受け付けた
使用者のラッチ獲得要求を登録する第2の手段と、上記
使用者が占有していた相互排除変数を返還させる第3の
手段と、上記使用者にラッチを獲得させる第4の手段と
を有する。
【0021】また、上記目的を達成するために本発明で
は、相互排除変数を利用して臨界領域を支援するラッチ
管理手段を備えるマルチユーザーシステムにおいて、前
記ラッチ管理手段が、使用者が既に獲得したラッチを返
還するために当該使用者が発行したラッチ返還要求を受
け付ける第1の手段と、上記使用者のラッチ返還要求以
外の他の使用者要求がラッチqueueにあるか否かを判断
する第2の手段と、上記第2の手段で上記使用者要求以
外の他の使用者要求が上記ラッチqueueにないと判断さ
れた場合に、上記使用者による上記相互排除変数の占有
可能可否に応じて上記使用者に上記相互排除変数を占め
させる第3の手段と、上記使用者要求のみが上記ラッチ
queueにあるか否かに応じて上記使用者要求を上記ラッ
チqueueから削除して、上記使用者に上記相互排除変数
を返還させる第4の手段と、上記第2の手段で上記使用
者要求以外の他の使用者要求が上記ラッチqueueにある
と判断された場合に、次の使用者要求を決定して、上記
使用者要求を上記ラッチqueueから削除して、上記決定
した次の使用者要求を覚ます第5の手段とを有する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の一実施形態を詳細に説明する。
【0023】図1は本発明が適用されるハードウェアシ
ステムの構成図である。
【0024】本実施形態のシステムにおいては、図1に
示すように、P1乃至Pnのプロセッサ11は共通のバス
を通じてメモリ領域12内に設けられている共有メモリ
領域13に接近し、入出力専用処理装置(IOP)14
は補助記憶装置15への接近を制御する。
【0025】このように、本発明は単一プロセッサ又は
マルチィプロセッサを含む一般的なハードウェア環境で
作動が可能である。
【0026】図2は本発明が適用されるラッチの構造図
である。
【0027】本実施形態においては、図2に示すよう
に、本発明のラッチ22はC言語の形態を借りて表現す
ると、次のようなデータ構造21を有する。
【0028】 ここで、T_TRANSはラッチを要求する使用者要求
22を表現する構造である。
【0029】本発明のラッチ構造E_LATCHはqueu
eとqueueの管理のために使用されるmutexにより構成さ
れるが、これは臨界領域に進入しようとする使用者の要
求等22を順次に維持するためのものである。
【0030】mutexは相互排除変数としてqueueの管理に
対した無欠性維持するために使用されるが、ラッチを獲
得しようとする使用者の要求に対したリストであるqueu
eが変更されるためには、このmutexを先に占有するべき
である。
【0031】mutexに対した相互排除の具顕において重
要なことは、mutexの値を読み、そのmutexの値をほかの
値に設定する動作が、一つの命令(atomic instructio
n)のように行なわなければならないというものであ
る。
【0032】このような相互排除具顕の単位性(atomic
ity)を保障するために相互排除はアッセンブリに具顕さ
れる。
【0033】臨界領域を支援するラッチを管理する方法
では相互排除変数であるmutexとラッチ管理手段を利用
するが、ラッチ管理手段は中央プロセッサとしてラッチ
の管理を統制する。
【0034】なお、本明細書において‘寝かす(slee
p)’という言葉と、‘覚ます(wakeup)’という言葉を
用いる。‘寝かす’という言葉はプロセッサを中止させ
るという意味で、ここでは使用者要求を停止状態にする
という意味であり、‘覚ます’という言葉は中止された
プロセッサを再生させるという意味で、ここでは使用者
要求の停止状態を解除するという意味である。
【0035】図3はラッチ獲得動作のフローチャートで
ある。
【0036】以下に図3を参照して、使用者(ユーザ)
は臨界領域に進入するためにラッチ管理手段にラッチ獲
得の機会を要求した場合に実行される、本実施形態のラ
ッチ獲得動作を詳細に説明する。
【0037】最初、上記ラッチ管理手段は、ラッチ獲得
要求があったかをチェックし(S101)、要求があっ
た場合には以下の処理へ進む。
【0038】次に、上記ラッチ管理手段は、使用者の要
求がmutexを占有することができるかを判断する(S1
02)。このとき既に他の使用者がmutexを所有してい
るかをチェックして、他の使用者がmutexを所有してい
るのであれば、mutexを占有することができない状態で
あると判断する。上記判断(S102)でmutexを占有
できないと判断されると、上記ラッチ管理手段は上記使
用者の要求を寝かし(sleep)(S103)、所定の時間
が流れた後、上記ラッチ管理手段は使用者要求を覚まし
(wakeup)(S104)、上記S102に進行する。
【0039】一方、上記判断処理(S102)で占有す
ることができると判断されると、上記ラッチ管理手段
は、上記mutexを使用者に占有させる(S105)。
【0040】次に、上記使用者要求をqueueに登録し
(S106)、使用者がmutexを返還する(S10
7)。
【0041】次に、上記ラッチ管理手段は上記登録され
た使用者の要求がqueueの端に位置するかどうかを見て
行なわれる順番になったのかを判断する(S108)。
S108の判断で、上記登録された使用者の要求がqueu
eの端に位置しており、行なわれる順番になったと判断
されると、使用者はラッチを獲得する(S111)。
【0042】一方、S108の判断で上記登録された使
用者の要求がqueueの端に位置しないので行なわれる順
番にならなかったと判断されると、上記ラッチ管理手段
は、上記登録された使用者の要求を寝かす(S10
9)。
【0043】次に、S110では、他の使用者の要求が
ラッチの使用を済ましラッチを返還して上記S109で
寝かした要求を覚ますときまで待つ。すなわち、S10
8で使用者要求がqueueの終わりに位置しなければ、現
在ラッチを要求する使用者以前に他の使用者がすでに該
当ラッチに対する要求をしたことであるので、該当ラッ
チを獲得した使用者がラッチの使用を済まして、ラッチ
の返還をしながら覚ますときまで待つ。
【0044】S108で登録された使用者の要求がqueu
eの終わりに位置する場合、および、S110で寝かし
た要求を覚ました場合には、S111で使用者にラッチ
を獲得させる。
【0045】図4はラッチ返還動作のフローチャートで
ある。
【0046】以下に図4を参照して、使用者(ユーザ)
がすでに獲得しているラッチの返還の機会を要求した場
合に実行される、本実施形態でのラッチ返還動作を詳細
に説明する。
【0047】最初、上記ラッチ管理手段はラッチ返還要
求をあったかをチェックし(S201)、要求があった
場合には以下の処理へ進む。
【0048】次に、上記ラッチ管理手段は、当該使用者
要求以外の他の使用者要求がラッチqueueにあるかを判
断する(S202)。上記S202の判断で、当該使用
者要求以外の他の使用者要求が上記ラッチqueueにある
と判断されると、S211に進行する。また、上記S2
02の判断で、当該使用者要求以外の他の使用者要求が
上記ラッチqueueにないと判断されると、S203へ進
み、上記ラッチ管理手段が、使用者がmutexを占められ
るか否かを判断する。
【0049】上記S203の判断で上記mutexを占めら
れないと判断されると、S208へ進み、上記ラッチ管
理手段が、当該使用者要求以外の他の使用者要求がラッ
チqueueにあるか否かを判断する。
【0050】上記S208の判断で、当該使用者要求以
外の他の使用者要求が上記ラッチqueueにあると判断さ
れると、S211に進行する。上記S208の判断で、
当該使用者要求以外の他の使用者要求が上記ラッチqueu
eにないと判断されると、S209へ進み、上記ラッチ
管理手段が上記使用者要求を一定時間寝かした後、この
使用者要求を覚まして、上記S203に戻る。
【0051】上記S203の判断で上記mutexを占めら
れると判断されると、S204へ進み、上記ラッチ管理
手段が上記mutexを占める。
【0052】次に、S205では、上記ラッチ管理手段
が当該使用者要求だけが、上記ラッチqueueにあるか否
かを判断する。上記S205の判断で、上記ラッチ管理
手段が当該使用者要求だけが上記ラッチqueueにあると
判断すると、上記S206へ進み、上記ラッチ管理手段
が当該使用者要求を上記ラッチqueueから削除する。
【0053】S207では、使用者が上記mutexを返還
して、本処理を終了する。
【0054】一方、上記S205の判断で、上記ラッチ
管理手段が当該使用者要求だけが上記ラッチqueueにあ
るのではないと判断されると、S210へ進み、上記mu
texを返還する。
【0055】本処理では、上記S202及びS208で
ラッチqueueに他の使用者の要求があると判断された場
合、及び、上記S210でmutexを返還した場合には、
S211へ進み、次の順番の使用者要求を選択する。こ
れはqueueに他の使用者要求などが存在する場合に、que
ueの順番上でラッチ所有者(queueの終わりに位置する)
のすぐ前にある使用者の要求を次回のラッチ所有者候補
に決定するためである。
【0056】S212では、上記ラッチ管理手段が、当
該使用者要求を上記ラッチqueueの中から削除する。こ
こで削除する当該使用者要求は、現在queueの終わりに
位置していて、これを削除するとS211で決定された
次の使用者要求がqueueの終わりに位置される。
【0057】つづいてS213では、上記ラッチ管理手
段がS211で決定した次の順番の使用者要求(S21
2の削除によりqueueの終わりに位置される)を覚まし
て、本処理を終了する。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、構造と管理方法が簡単
であり、臨界領域が求める条件を満足するラッチを具顕
することで、臨界領域に対した使用者接近の同時性を向
上させ、よって全体システムの性能も大いに向上させる
ことが可能な、ラッチ構造およびその管理方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるシステムの一実施形態にお
けるハードウェア構成を示すブロック図。
【図2】本発明が適用されるラッチの構造を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明によるラッチ獲得動作を示すフローチャ
ート。
【図4】本発明によるラッチ返還動作を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
11 プロセッサ 12 メモリ 13 メモリ内の共有メモリ領域 14 入出力専用処理装置 15 補助記憶装置 21 臨界領域に指定されたラッチ 22 ラッチに対した使用者要求
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジン スー リー 大韓民国、デェジョン、ユソンク、イォー ウンドン 99 (72)発明者 ヨン チュル パーク 大韓民国、ダエグ、ブクク、サンキョウク ドン 1370

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互排除変数とラッチ管理を統制するラッ
    チ管理手段を利用して臨界領域を支援するラッチ管理方
    法において、 ラッチ獲得のための処理として、 使用者が臨界領域に進入するために上記ラッチ管理手段
    へ発行したラッチ獲得の機会の要求を受け付ける第1の
    工程と、 当該使用者に相互排除変数を占有させ、上記ラッチ管理
    手段が前記受け付けた当該使用者の要求を登録する第2
    の工程と、 当該使用者が占有していた相互排除変数を返還させる第
    3の工程と、 当該使用者にラッチを獲得させる第4の工程とを含むこ
    とを特徴とするラッチ管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記第2の工程が、 上記ラッチ管理手段が上記使用者が相互排除変数を占有
    することができるか否かを判断する第1の段階と、 上記第1の段階で占有することができないと判断された
    場合に、上記ラッチ管理手段が上記使用者の要求を寝か
    す第2の段階と、上記ラッチ管理手段が寝かしていた上
    記使用者の要求を所定の時間後に覚ます第3の段階と、
    当該第3の段階の後に上記第1の段階へ戻る第4の段階
    と、 上記第1の段階で占有することができると判断された場
    合に、上記ラッチ管理手段が上記相互排除変数を占有す
    る第5の段階と、上記ラッチ管理手段が上記使用者の要
    求を登録する第6の段階とからなることを特徴とするラ
    ッチ管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記第4の工程が、 上記ラッチ管理手段が上記登録された上記使用者の要求
    が行なわれる順番になったかを判断する第1の段階と、 上記第1の段階で上記登録された使用者の要求が行なわ
    れる順番になったと判断された場合に、上記使用者にラ
    ッチを獲得させる第2の段階と、 上記第1の段階で上記登録された使用者の要求が行なわ
    れる順番にならなかったと判断された場合に、上記ラッ
    チ管理手段が上記登録された使用者の要求を寝かす第3
    の段階と、 他の使用者の要求が上記第3の段階で寝かしていた要求
    を覚ましたかを判断する第4の段階と、 上記第4の段階で寝かされていた要求が覚まされたと判
    断された場合に、上記使用者にラッチを獲得させる第5
    の段階とからなることを特徴とするラッチ管理方法。
  4. 【請求項4】相互排除変数とラッチ管理を統制するラッ
    チ管理手段を利用して臨界領域を支援するラッチ管理方
    法において、 ラッチ返還のための処理として、 使用者が既に獲得したラッチを返還するために当該使用
    者が前記ラッチ管理手段へ発行したラッチ返還の機会の
    要求を受け付ける第1の工程と、 前記ラッチ管理手段が、上記使用者要求以外の他の使用
    者要求がラッチqueueにあるか否かを判断する第2の工
    程と、 上記第2の工程で、上記使用者要求以外の他の使用者要
    求が上記ラッチqueueにないと判断された場合に、当該
    使用者による上記相互排除変数の占有可能可否に応じて
    当該使用者に上記相互排除変数を占めさせる第3の工程
    と、当該使用者要求のみが上記ラッチqueueにあるか否
    かに応じて、当該使用者要求を前記ラッチqueueから削
    除して、上記相互排除変数を返還させる第4の工程と、 上記第2の工程で、上記使用者要求以外の他の使用者要
    求が上記ラッチqueueにあると判断された場合に、次の
    使用者要求を決定して、上記使用者要求を上記ラッチqu
    eueから削除して、前記次の使用者要求を覚ます第5の
    工程とを含むことを特徴とするラッチ管理方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、上記第3の工程が、 上記ラッチ管理手段が、上記使用者が上記相互排除変数
    を占められるか否かを判断する第1の段階と、 上記第1の段階で、上記相互排除変数が占められないと
    判断された場合に、上記ラッチ管理手段が上記使用者要
    求以外の他の使用者要求がラッチqueueにあるか否かを
    判断する第2の段階と、 上記第2の段階で、上記使用者要求以外の他の使用者要
    求が上記ラッチqueueにあると判断された場合に上記第
    5の工程に進行する第3の段階と、 上記第2の段階で、上記使用者要求以外の他の使用者要
    求が上記ラッチqueueにないと判断された場合に上記ラ
    ッチ管理手段が上記使用者要求を一定時間寝かす第4の
    段階と、上記ラッチ管理手段が上記第4の段階で寝かし
    た使用者要求を覚まして上記第1の段階に進行する第5
    の段階と、 上記第1の段階で、上記相互排除変数を占められると判
    断された場合に、上記ラッチ管理手段が上記使用者に上
    記相互排除変数を占めさせる第6の段階とからなること
    を特徴とするラッチ管理方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、上記第4の工程が、 上記ラッチ管理手段が、上記使用者要求だけが上記ラッ
    チqueueにあるか否かを判断する第1の段階と、 上記第1の段階で、上記ラッチ管理手段が上記使用者要
    求だけが上記ラッチqueueにあると判断した場合に、上
    記ラッチ管理手段が上記使用者要求を上記ラッチqueue
    から削除する第2の段階と、上記使用者に上記相互排除
    変数を返還させる第3の段階と、 上記第1の段階で、上記ラッチ管理手段が上記使用者要
    求だけが上記ラッチqueueにあるのではないと判断した
    場合に、上記相互排除変数を返還させる上記第5の工程
    へ進行する第4の段階とからなることを特徴とするラッ
    チ管理方法。
  7. 【請求項7】請求項4において、上記第5の工程が、 上記ラッチ管理手段が次の順番の使用者要求を決定する
    第1の段階と、 上記ラッチ管理手段が上記使用者要求を上記ラッチqueu
    eから削除する第2の段階と、 上記ラッチ管理手段が次の順番の使用者要求を覚ます第
    3の段階とからなることを特徴とするラッチ管理方法。
  8. 【請求項8】相互排除変数を利用して臨界領域を支援す
    るラッチ管理手段を備えるマルチユーザーシステムにお
    いて、 前記ラッチ管理手段が、 使用者が臨界領域に進入するために発行したラッチ獲得
    要求を受け付ける第1の手段と、 上記使用者からのラッチ獲得要求を受け付けた場合に、
    当該使用者に相互排除変数を占有させ、上記受け付けた
    使用者のラッチ獲得要求を登録する第2の手段と、 上記使用者が占有していた相互排除変数を返還させる第
    3の手段と、 上記使用者にラッチを獲得させる第4の手段とを有する
    ことを特徴とするマルチユーザシステム。
  9. 【請求項9】相互排除変数を利用して臨界領域を支援す
    るラッチ管理手段を備えるマルチユーザーシステムにお
    いて、 前記ラッチ管理手段が、 使用者が既に獲得したラッチを返還するために当該使用
    者が発行したラッチ返還要求を受け付ける第1の手段
    と、 上記使用者のラッチ返還要求以外の他の使用者要求がラ
    ッチqueueにあるか否かを判断する第2の手段と、 上記第2の手段で上記使用者要求以外の他の使用者要求
    が上記ラッチqueueにないと判断された場合に、上記使
    用者による上記相互排除変数の占有可能可否に応じて上
    記使用者に上記相互排除変数を占めさせる第3の手段
    と、上記使用者要求のみが上記ラッチqueueにあるか否
    かに応じて上記使用者要求を上記ラッチqueueから削除
    して、上記使用者に上記相互排除変数を返還させる第4
    の手段と、 上記第2の手段で上記使用者要求以外の他の使用者要求
    が上記ラッチqueueにあると判断された場合に、次の使
    用者要求を決定して、上記使用者要求を上記ラッチqueu
    eから削除して、上記決定した次の使用者要求を覚ます
    第5の手段とを有することを特徴とするマルチユーザー
    システム。
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