JPH0961649A - 光合分波器 - Google Patents
光合分波器Info
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- JPH0961649A JPH0961649A JP23320195A JP23320195A JPH0961649A JP H0961649 A JPH0961649 A JP H0961649A JP 23320195 A JP23320195 A JP 23320195A JP 23320195 A JP23320195 A JP 23320195A JP H0961649 A JPH0961649 A JP H0961649A
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- JP
- Japan
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- port
- demultiplexer
- wavelength
- diffraction grating
- optical multiplexer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】一つのデバイスで通信用波長の波長ルータと放
送用波長を分配するためのスプリッタ機能を兼ね備えた
光合分波器を提供する。 【解決手段】光導波路で形成された平衡マッハツェンダ
形干渉計の入力側にある2つのポートを第1ポート,第
2ポートとし、出力側にある2つのポートを第3ポー
ト,第4ポートとして、所望の分離特性を有する高反射
率でブラッグ波長が相異なる少なくとも1個の回折格子
よりなる第1の回折格子列と所望の反射率でブラッグ波
長が相異なる少なくとも1個の回折格子よりなる第2の
回折格子列を前記の2つのアームの光導波路のそれぞれ
に形成している。第1ポートに入射した入力光は、第2
ポートと第4ポートに分波される。また、第2ポートと
第4ポートに入力された入力光は第1ポートに合波され
る。
送用波長を分配するためのスプリッタ機能を兼ね備えた
光合分波器を提供する。 【解決手段】光導波路で形成された平衡マッハツェンダ
形干渉計の入力側にある2つのポートを第1ポート,第
2ポートとし、出力側にある2つのポートを第3ポー
ト,第4ポートとして、所望の分離特性を有する高反射
率でブラッグ波長が相異なる少なくとも1個の回折格子
よりなる第1の回折格子列と所望の反射率でブラッグ波
長が相異なる少なくとも1個の回折格子よりなる第2の
回折格子列を前記の2つのアームの光導波路のそれぞれ
に形成している。第1ポートに入射した入力光は、第2
ポートと第4ポートに分波される。また、第2ポートと
第4ポートに入力された入力光は第1ポートに合波され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光加入者通信や光
CATVなどの光アクセス系において、波長多重ネット
ワーク・ノードの波長ルータ・スプリッタとして利用さ
れる光合分波器に関するものである。
CATVなどの光アクセス系において、波長多重ネット
ワーク・ノードの波長ルータ・スプリッタとして利用さ
れる光合分波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】将来の光ファイバを用いた光アクセス系
では波長多重ネットワークが重要になり、マルチメディ
アサービス技術の進展に伴いネットワーク上では通信と
放送の融合が進むものと考えられる。そのような場合の
波長多重ネットワークとして、図13に示すようなスタ
ーネットワークがある。通信では、例えば、波長λ1 〜
λ4 を加入者73〜加入者76に割当て、それらの波長
信号は波長多重されて中央局71から1本のファイバ7
7でノード72まで送られ、セキュリティの観点から、
ノード72にある波長ルータによって各加入者毎に割り
振られる。一方、放送では放送信号波μ1 はノード72
で各加入者へ等分に分配されれば良い。このためにはこ
のノードにスプリッタを置かなければならない。ノード
に波長ルータとスプリッタを配置し、波長多重で送られ
てきた放送用の波と通信用の波を分離して通信用の波を
波長ルータで各加入者毎に割り振った後、それらにスプ
リッタで分配された放送用の波を合波することは、機能
的には可能である。しかし、構成が複雑になって経済性
を著しく損ない、挿入損失も増加し特性の劣化を来た
す。
では波長多重ネットワークが重要になり、マルチメディ
アサービス技術の進展に伴いネットワーク上では通信と
放送の融合が進むものと考えられる。そのような場合の
波長多重ネットワークとして、図13に示すようなスタ
ーネットワークがある。通信では、例えば、波長λ1 〜
λ4 を加入者73〜加入者76に割当て、それらの波長
信号は波長多重されて中央局71から1本のファイバ7
7でノード72まで送られ、セキュリティの観点から、
ノード72にある波長ルータによって各加入者毎に割り
振られる。一方、放送では放送信号波μ1 はノード72
で各加入者へ等分に分配されれば良い。このためにはこ
のノードにスプリッタを置かなければならない。ノード
に波長ルータとスプリッタを配置し、波長多重で送られ
てきた放送用の波と通信用の波を分離して通信用の波を
波長ルータで各加入者毎に割り振った後、それらにスプ
リッタで分配された放送用の波を合波することは、機能
的には可能である。しかし、構成が複雑になって経済性
を著しく損ない、挿入損失も増加し特性の劣化を来た
す。
【0003】一つのデバイスで波長ルータとスプリッタ
の機能を兼ね備えたものとして、図14のような光合分
波器が報告されている(Y.Inoue et al.,"Silica-based
arrayed-waveguide grating circuit as optical spli
tter/router," Electron. Lett., vol.31,pp.726-727,1
995 参照)。ここで、通信用波長λ1 〜λ14117は入
力導波路112を経てスラブ導波路111で広がりアレ
ー導波路110に入る。隣り合うアレー導波路110は
互いに△Lだけ長さが異なり回折格子の役割をする。ア
レー導波路の一方の端には高反射率の誘電体多層膜11
5が施されている。そこで反射された各波長は、スラブ
導波路111を経てそれぞれの波長に対応する出力導波
路113に導かれ出力される。放送用波長μ1 には誘電
体多層反射膜115の透過波長域の波長が選ばれ、波長
μ1 の放送用信号光をアレー導波路110の中心の導波
路114に入射させる。信号光μ1 はスラブ導波路11
1で広がり出力導波路113に分配される。上記報告で
は放送用波長μ1 として1.3μmを用い、各出力ポー
トにおける挿入損失が図15のように示されている。ま
た、通信用波長としては、波長間隔0.8nm〜1.3
nmで1540nm〜1560nmの14波が用いら
れ、各出力ポートの透過率が図16のように描かれてい
る。
の機能を兼ね備えたものとして、図14のような光合分
波器が報告されている(Y.Inoue et al.,"Silica-based
arrayed-waveguide grating circuit as optical spli
tter/router," Electron. Lett., vol.31,pp.726-727,1
995 参照)。ここで、通信用波長λ1 〜λ14117は入
力導波路112を経てスラブ導波路111で広がりアレ
ー導波路110に入る。隣り合うアレー導波路110は
互いに△Lだけ長さが異なり回折格子の役割をする。ア
レー導波路の一方の端には高反射率の誘電体多層膜11
5が施されている。そこで反射された各波長は、スラブ
導波路111を経てそれぞれの波長に対応する出力導波
路113に導かれ出力される。放送用波長μ1 には誘電
体多層反射膜115の透過波長域の波長が選ばれ、波長
μ1 の放送用信号光をアレー導波路110の中心の導波
路114に入射させる。信号光μ1 はスラブ導波路11
1で広がり出力導波路113に分配される。上記報告で
は放送用波長μ1 として1.3μmを用い、各出力ポー
トにおける挿入損失が図15のように示されている。ま
た、通信用波長としては、波長間隔0.8nm〜1.3
nmで1540nm〜1560nmの14波が用いら
れ、各出力ポートの透過率が図16のように描かれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通信用波長が1540
nm〜1560nmに選ばれているのは、この波長域が
エルビウムドープ・ファイバレーザアンプ(EDFA)
の増幅波長域に対応しているためである。放送用波長と
して1.3μmが用いられているが、1.3μm帯では
実用的な光増幅器は未だ得られていない。放送用波長
も、分配による損失をEDFAで補償しようとすればE
DFAの増幅波長域を選ばなければならない。例えば、
放送用波長をEDFAの増幅波長域の短波長側に割り当
て短波長側を透過帯域、長波長側を反射帯域とする誘電
体多層反射膜を作った場合、そのフィルタの損失特性は
図17のようになる。損失が0から20dBになるロー
ルオフ(遷移波長域)の波長域は約20nmである。利
用しようとしている増幅帯域およそ30nmの内、20
nmがフィルタのロールオフ特性のために利用できず、
帯域の利用効率が著しく低下する。上記従来技術におけ
るアレー導波路形合分波器では、誘電体多層反射膜のロ
ールオフ特性から、通信用波長域としてEDFAの増幅
帯域を選べば、放送用波長はそれ以外の、まだ実用的な
光増幅器が開発されていない波長域を利用せざるを得
ず、ネットワーク構成上大きな制約となる。
nm〜1560nmに選ばれているのは、この波長域が
エルビウムドープ・ファイバレーザアンプ(EDFA)
の増幅波長域に対応しているためである。放送用波長と
して1.3μmが用いられているが、1.3μm帯では
実用的な光増幅器は未だ得られていない。放送用波長
も、分配による損失をEDFAで補償しようとすればE
DFAの増幅波長域を選ばなければならない。例えば、
放送用波長をEDFAの増幅波長域の短波長側に割り当
て短波長側を透過帯域、長波長側を反射帯域とする誘電
体多層反射膜を作った場合、そのフィルタの損失特性は
図17のようになる。損失が0から20dBになるロー
ルオフ(遷移波長域)の波長域は約20nmである。利
用しようとしている増幅帯域およそ30nmの内、20
nmがフィルタのロールオフ特性のために利用できず、
帯域の利用効率が著しく低下する。上記従来技術におけ
るアレー導波路形合分波器では、誘電体多層反射膜のロ
ールオフ特性から、通信用波長域としてEDFAの増幅
帯域を選べば、放送用波長はそれ以外の、まだ実用的な
光増幅器が開発されていない波長域を利用せざるを得
ず、ネットワーク構成上大きな制約となる。
【0005】本発明は、上記の従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、一つのデバイスで通信用波
長の波長ルータと放送用波長を分配するためのスプリッ
タ機能を兼ね備え、システム要求に応じて、通信用波長
と放送用波長を例えばEDFAの増幅波長帯域内に効率
良く配置することができる光合分波器を提供することを
目的とする。
するためになされたもので、一つのデバイスで通信用波
長の波長ルータと放送用波長を分配するためのスプリッ
タ機能を兼ね備え、システム要求に応じて、通信用波長
と放送用波長を例えばEDFAの増幅波長帯域内に効率
良く配置することができる光合分波器を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による光合分波器は、光導波路で形成された
平衡マッハツェンダ形干渉計の入力側にある2つのポー
トを第1ポート,第2ポートとし、出力側にある2つの
ポートを第3ポート,第4ポートとして、所望の分離特
性を有する高反射率でブラッグ波長が相異なる少なくと
も1個の回折格子よりなる第1の回折格子列と所望の反
射率でブラッグ波長が相異なる少なくとも1個の回折格
子よりなる第2の回折格子列を該平衡マッハツェンダ形
干渉計の2つのアームの光導波路のそれぞれに形成した
構成を有し、第1ポートを入力ポートとし入力ポートに
入力光が入射したとき、第1の回折光列のブラッグ波長
と等しい通信用波長信号光と第2の回折格子列のブラッ
グ波長と等しい放送用波長信号光のエネルギの一部は第
2ポートに、第1の回折格子列のブラッグ波長とは異な
る通信用波長信号光と残りの放送用波長信号光のエネル
ギは第4ポートに分波され、また第2ポートと第4ポー
トを入力ポートとして、第1の回折格子列のブラッグ波
長と等しい通信用波長信号光と第2の回折格子列のブラ
ッグ波長と等しい放送用波長信号光を第2ポートに、第
1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる通信用波長信
号光と第2の回折格子列と同じ放送用波長信号光を第4
ポートに入力したとき、第1ポートを出力ポートとして
出力ポートに合波されるように構成されている。また、
分波(合波)数を3個以上のn個にするために、前述の
光合分波器を単位光合分波器として、(n−1)個(こ
こで、nはn≧3の整数)の単位光合分波器が前段の第
4ポートを次段の第1ポートに順次接続した縦続接続を
形成しており、(n−1)個の単位光合分波器の第1の
回折格子列のブラッグ波長を相異なるようにし、かつ第
2の回折格子列のブラッグ波長は第1の回折格子列のブ
ラッグ波長とは相異なるk個(ここで、k≧1の整数)
の波長になるように設定され、第1単位光合分波器の前
記第1ポートを入力ポートとし、入力ポートへ入力光が
入射したとき、第1単位光合分波器から第(n−1)単
位光合分波器の各第2ポートに各単位光合分波器の第1
の回折格子列のブラッグ波長と等しい通信用波長用信号
光と第2の回折格子列のブラッグ波長と等しい放送用波
長信号光のエネルギの一部が分波され、第(n−1)単
位光合分波器の第4ポートには残りの通信用波長信号光
と放送用波長信号光が分波されることによってn分波を
行い、また第1単位光合分波器から第(n−1)単位光
合分波器の各第2ポートに第1の回折格子列のブラッグ
波長と等しい通信用波長用信号光と第2の回折格子列の
ブラッグ波長と等しい放送用波長信号光を、第(n−
1)単位光合分波器の第4ポートに各単位光合分波器の
第1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる通信用波長
信号光と放送用波長信号光を入力することによってn合
波を行い、第1単位光合分波器の第1ポートを出力ポー
トとして、その出力ポートに合波されるように構成され
ている。
に、本発明による光合分波器は、光導波路で形成された
平衡マッハツェンダ形干渉計の入力側にある2つのポー
トを第1ポート,第2ポートとし、出力側にある2つの
ポートを第3ポート,第4ポートとして、所望の分離特
性を有する高反射率でブラッグ波長が相異なる少なくと
も1個の回折格子よりなる第1の回折格子列と所望の反
射率でブラッグ波長が相異なる少なくとも1個の回折格
子よりなる第2の回折格子列を該平衡マッハツェンダ形
干渉計の2つのアームの光導波路のそれぞれに形成した
構成を有し、第1ポートを入力ポートとし入力ポートに
入力光が入射したとき、第1の回折光列のブラッグ波長
と等しい通信用波長信号光と第2の回折格子列のブラッ
グ波長と等しい放送用波長信号光のエネルギの一部は第
2ポートに、第1の回折格子列のブラッグ波長とは異な
る通信用波長信号光と残りの放送用波長信号光のエネル
ギは第4ポートに分波され、また第2ポートと第4ポー
トを入力ポートとして、第1の回折格子列のブラッグ波
長と等しい通信用波長信号光と第2の回折格子列のブラ
ッグ波長と等しい放送用波長信号光を第2ポートに、第
1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる通信用波長信
号光と第2の回折格子列と同じ放送用波長信号光を第4
ポートに入力したとき、第1ポートを出力ポートとして
出力ポートに合波されるように構成されている。また、
分波(合波)数を3個以上のn個にするために、前述の
光合分波器を単位光合分波器として、(n−1)個(こ
こで、nはn≧3の整数)の単位光合分波器が前段の第
4ポートを次段の第1ポートに順次接続した縦続接続を
形成しており、(n−1)個の単位光合分波器の第1の
回折格子列のブラッグ波長を相異なるようにし、かつ第
2の回折格子列のブラッグ波長は第1の回折格子列のブ
ラッグ波長とは相異なるk個(ここで、k≧1の整数)
の波長になるように設定され、第1単位光合分波器の前
記第1ポートを入力ポートとし、入力ポートへ入力光が
入射したとき、第1単位光合分波器から第(n−1)単
位光合分波器の各第2ポートに各単位光合分波器の第1
の回折格子列のブラッグ波長と等しい通信用波長用信号
光と第2の回折格子列のブラッグ波長と等しい放送用波
長信号光のエネルギの一部が分波され、第(n−1)単
位光合分波器の第4ポートには残りの通信用波長信号光
と放送用波長信号光が分波されることによってn分波を
行い、また第1単位光合分波器から第(n−1)単位光
合分波器の各第2ポートに第1の回折格子列のブラッグ
波長と等しい通信用波長用信号光と第2の回折格子列の
ブラッグ波長と等しい放送用波長信号光を、第(n−
1)単位光合分波器の第4ポートに各単位光合分波器の
第1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる通信用波長
信号光と放送用波長信号光を入力することによってn合
波を行い、第1単位光合分波器の第1ポートを出力ポー
トとして、その出力ポートに合波されるように構成され
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による光合分波器は、光導
波路で形成された平衡マッハツェンダ形干渉計の入力側
にある2つのポートを第1ポート,第2ポートとし、出
力側にある2つのポートを第3ポート,第4ポートとし
て、第1ポートを入力ポートとし入力ポートに入力光が
入射したとき、その平衡マッハツェンダ形干渉計の2つ
のアームのそれぞれに形成された第1の回折光列のブラ
ッグ波長と等しい通信用波長信号光と第2の回折格子列
のブラッグ波長と等しい放送用波長信号光のエネルギの
一部は第2ポートに、第1の回折格子列のブラッグ波長
とは異なる通信用波長信号光と残りの放送用波長信号光
のエネルギは第4ポートに分波される。また、第2ポー
トと第4ポートを入力ポートとして、第1の回折格子列
のブラッグ波長と等しい通信用波長信号光と第2の回折
格子列のブラッグ波長と等しい放送用波長信号光を第2
ポートに、第1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる
通信用波長信号光と第2の回折格子列と同じ放送用波長
信号光を第4ポートに入力したとき、第1ポートを出力
ポートとして出力ポートに合波される。さらに、分波
(合波)数を3個以上のn個にするために、前述の光合
分波器を単位光合分波器として、(n−1)個(ここ
で、nはn≧3の整数)の単位光合分波器が前段の第4
ポートを次段の第1ポートに順次接続した縦続接続を形
成し、(n−1)個の単位光合分波器の第1の回折格子
列のブラッグ波長を相異なるようにし、かつ第2の回折
格子列のブラッグ波長は第1の回折格子列のブラッグ波
長とは相異なるk個(ここで、k≧1の整数)の波長に
なるように設定しておけば、第1単位光合分波器の入力
ポートを入力ポートとし、入力ポートへの入力光が入射
したとき、第1単位光合分波器から第(n−1)単位光
合分波器の各第2ポートに各単位光合分波器の第1の回
折格子列のブラッグ波長と等しい通信用波長用信号光と
第2の回折格子列のブラッグ波長と等しい放送用波長信
号光のエネルギの一部が分波され、第(n−1)単位光
合分波器の第4ポートには残りの通信用波長信号光と放
送用波長信号光が分波されることによってn分波が行わ
れる。また第1単位光合分波器から第(n−1)単位光
合分波器の各第2ポートに第1の回折格子列のブラッグ
波長と等しい通信用波長用信号光と第2の回折格子列の
ブラッグ波長と等しい放送用波長信号光を、第(n−
1)単位光合分波器の第4ポートに各単位光合分波器の
第1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる通信用波長
信号光と放送用波長信号光を入力することによってn合
波を行い、第1単位光合分波器の第1ポートを出力ポー
トとして、その出力ポートに合波される。以下に本発明
の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
波路で形成された平衡マッハツェンダ形干渉計の入力側
にある2つのポートを第1ポート,第2ポートとし、出
力側にある2つのポートを第3ポート,第4ポートとし
て、第1ポートを入力ポートとし入力ポートに入力光が
入射したとき、その平衡マッハツェンダ形干渉計の2つ
のアームのそれぞれに形成された第1の回折光列のブラ
ッグ波長と等しい通信用波長信号光と第2の回折格子列
のブラッグ波長と等しい放送用波長信号光のエネルギの
一部は第2ポートに、第1の回折格子列のブラッグ波長
とは異なる通信用波長信号光と残りの放送用波長信号光
のエネルギは第4ポートに分波される。また、第2ポー
トと第4ポートを入力ポートとして、第1の回折格子列
のブラッグ波長と等しい通信用波長信号光と第2の回折
格子列のブラッグ波長と等しい放送用波長信号光を第2
ポートに、第1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる
通信用波長信号光と第2の回折格子列と同じ放送用波長
信号光を第4ポートに入力したとき、第1ポートを出力
ポートとして出力ポートに合波される。さらに、分波
(合波)数を3個以上のn個にするために、前述の光合
分波器を単位光合分波器として、(n−1)個(ここ
で、nはn≧3の整数)の単位光合分波器が前段の第4
ポートを次段の第1ポートに順次接続した縦続接続を形
成し、(n−1)個の単位光合分波器の第1の回折格子
列のブラッグ波長を相異なるようにし、かつ第2の回折
格子列のブラッグ波長は第1の回折格子列のブラッグ波
長とは相異なるk個(ここで、k≧1の整数)の波長に
なるように設定しておけば、第1単位光合分波器の入力
ポートを入力ポートとし、入力ポートへの入力光が入射
したとき、第1単位光合分波器から第(n−1)単位光
合分波器の各第2ポートに各単位光合分波器の第1の回
折格子列のブラッグ波長と等しい通信用波長用信号光と
第2の回折格子列のブラッグ波長と等しい放送用波長信
号光のエネルギの一部が分波され、第(n−1)単位光
合分波器の第4ポートには残りの通信用波長信号光と放
送用波長信号光が分波されることによってn分波が行わ
れる。また第1単位光合分波器から第(n−1)単位光
合分波器の各第2ポートに第1の回折格子列のブラッグ
波長と等しい通信用波長用信号光と第2の回折格子列の
ブラッグ波長と等しい放送用波長信号光を、第(n−
1)単位光合分波器の第4ポートに各単位光合分波器の
第1の回折格子列のブラッグ波長とは異なる通信用波長
信号光と放送用波長信号光を入力することによってn合
波を行い、第1単位光合分波器の第1ポートを出力ポー
トとして、その出力ポートに合波される。以下に本発明
の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0008】
【実施例1】図1は本発明の請求項1に対応する一実施
例を示すもので、1は平衡マッハツェンダ形干渉計を基
本構造とする光合分波器、2,3は入力側の第1ポート
と第2ポート、4,5は出力側の第3ポートと第4ポー
トである。21は第1方向性結合器形3dB光カップラ
で、2,3,22,23はそれぞれ第1方向性結合器形
3dB光カップラ21の第1ポート,第2ポート,第3
ポート,第4ポートである。24は第2方向性結合器形
3dB光カップラで、25,26,4,5はそれぞれそ
の第1ポート,第2ポート,第3ポート,第4ポートで
ある。第1方向性結合器形3dB光カップラ21の第1
ポート2,第2ポート3および第2方向性結合器形3d
B光カップラ24の第3ポート4,第4ポート5はそれ
ぞれ光合分波器1の第1ポート2,第2ポート3,第3
ポート4,第4ポート5である。27,28は平衡マッ
ハツェンダ形干渉計の構造を有する光合分波器1の2つ
のアームの第1光導波路と第2導波路である。
例を示すもので、1は平衡マッハツェンダ形干渉計を基
本構造とする光合分波器、2,3は入力側の第1ポート
と第2ポート、4,5は出力側の第3ポートと第4ポー
トである。21は第1方向性結合器形3dB光カップラ
で、2,3,22,23はそれぞれ第1方向性結合器形
3dB光カップラ21の第1ポート,第2ポート,第3
ポート,第4ポートである。24は第2方向性結合器形
3dB光カップラで、25,26,4,5はそれぞれそ
の第1ポート,第2ポート,第3ポート,第4ポートで
ある。第1方向性結合器形3dB光カップラ21の第1
ポート2,第2ポート3および第2方向性結合器形3d
B光カップラ24の第3ポート4,第4ポート5はそれ
ぞれ光合分波器1の第1ポート2,第2ポート3,第3
ポート4,第4ポート5である。27,28は平衡マッ
ハツェンダ形干渉計の構造を有する光合分波器1の2つ
のアームの第1光導波路と第2導波路である。
【0009】第1光導波路27にはλ1 〜λa(1)の波長
をブラッグ波長とするa(1)個の回折格子29,30
を形成する。これらの回折格子は所望の分離特性(クロ
ストーク特性)を有しブラッグ波長で99%以上の反射
率を示すものである。これらの回折格子を総称して第1
の回折格子列31と呼ぶ。さらに第1光導波路27には
μ1 〜μk の波長をブラッグ波長とするk個の回折格子
32,33を形成する。これらの回折格子はそれぞれ所
望の反射率を有する。これらの回折格子を総称して第2
の回折格子列34と呼ぶ。第2光導波路28にも第1光
導波路27と同様第1の回折格子列35と第2の回折格
子列36を形成する。
をブラッグ波長とするa(1)個の回折格子29,30
を形成する。これらの回折格子は所望の分離特性(クロ
ストーク特性)を有しブラッグ波長で99%以上の反射
率を示すものである。これらの回折格子を総称して第1
の回折格子列31と呼ぶ。さらに第1光導波路27には
μ1 〜μk の波長をブラッグ波長とするk個の回折格子
32,33を形成する。これらの回折格子はそれぞれ所
望の反射率を有する。これらの回折格子を総称して第2
の回折格子列34と呼ぶ。第2光導波路28にも第1光
導波路27と同様第1の回折格子列35と第2の回折格
子列36を形成する。
【0010】図2は本発明の請求項2に対応する一実施
例の装置の構成図であって、1は図1の光合分波器を単
位とする第1単位光合分波器、2,3,4,5はそれぞ
れ第1単位光合分波器1の第1ポート,第2ポート,第
3ポート,第4ポートである。以下同様に6は第2単位
光合分波器、7,8,9,10は第2単位光合分波器6
の第1ポート,第2ポート,第3ポート,第4ポートで
ある。13は第(n−1)単位光合分波器、14,1
5,16,17はその第1ポート、第2ポート,第3ポ
ート,第4ポートである。第1単位光合分波器1の第4
ポート5と第2単位光合分波器6の第1ポート7を接続
し、順次これを繰り返して第(n−1)単位光合分波器
13まで縦続接続する。
例の装置の構成図であって、1は図1の光合分波器を単
位とする第1単位光合分波器、2,3,4,5はそれぞ
れ第1単位光合分波器1の第1ポート,第2ポート,第
3ポート,第4ポートである。以下同様に6は第2単位
光合分波器、7,8,9,10は第2単位光合分波器6
の第1ポート,第2ポート,第3ポート,第4ポートで
ある。13は第(n−1)単位光合分波器、14,1
5,16,17はその第1ポート、第2ポート,第3ポ
ート,第4ポートである。第1単位光合分波器1の第4
ポート5と第2単位光合分波器6の第1ポート7を接続
し、順次これを繰り返して第(n−1)単位光合分波器
13まで縦続接続する。
【0011】第2単位光合分波器6にはλa(1)+1からλ
a(1)+a(2) のa(2)個の通信用波長を割当てそれらを
ブラッグ波長とする第1の回折格子列を形成する。第2
の回折格子列はμ1 〜μk をブラッグ波長とする回折格
子列であり所望の反射率を有する。第(n−1)単位光
合分波器13にはλp-a(n-1)-a(n)+1 からλp までのa
(n−1)+a(n)個の波長を割り当て、そのうちλ
p-a(n-1)-a(n)+1 からλp-a(n)のa(n−1)個の波長
をブラッグ波長とする第1の回折格子列を形成する。こ
こに、a(1)+a(2)+…+a(n)=pである。
第2の回折格子列はμ1 〜μk をブラッグ波長とする回
折格子列であり所望の反射率を有する。
a(1)+a(2) のa(2)個の通信用波長を割当てそれらを
ブラッグ波長とする第1の回折格子列を形成する。第2
の回折格子列はμ1 〜μk をブラッグ波長とする回折格
子列であり所望の反射率を有する。第(n−1)単位光
合分波器13にはλp-a(n-1)-a(n)+1 からλp までのa
(n−1)+a(n)個の波長を割り当て、そのうちλ
p-a(n-1)-a(n)+1 からλp-a(n)のa(n−1)個の波長
をブラッグ波長とする第1の回折格子列を形成する。こ
こに、a(1)+a(2)+…+a(n)=pである。
第2の回折格子列はμ1 〜μk をブラッグ波長とする回
折格子列であり所望の反射率を有する。
【0012】以下、図1,図2を用いて各装置の機能を
説明する。図1に示すように、通信用波長λ1 〜λp と
放送用波長μ1 〜μk が波長多重された信号光41が入
力ポートである第1ポート2に入射したとする。第1単
位光合分波器1の第2ポート3と第4ポート5を出力ポ
ートとし、第2ポート3にはλ1 からλa(1)の通信用波
長とμ1 からμk の放送用波長信号42が出力され、第
4ポート5にはλa(1)+1からλp の波長とμ1 からμk
の波長の信号43が出力される。入力ポートである第1
ポートに入射した信号41は、出力ポートである第2ポ
ート3と第4ポート5に2分波されたことになる。n分
波するために(n−1)個の単位光合分波器を図2のよ
うに縦続接続する。第1単位光合分波器1の第4ポート
5の出力43は第2単位光合分波器6への入力となり、
その第2ポート8からはλa(1)+1からλa(1)+a(2) の波
長とμ1 からμk の波長の信号44が出力される。第4
ポート10からはλa(1)+a(2)+1 からλp の波長とμ1
からμk の波長の信号45が出力され、これが第3単位
光合分波器への入力になる。第(n−1)単位光合分波
器13の入力ポート14にはλa(1)+a(2)+...+a(n-2)+1
からλp の波長とμ1 からμk の波長の信号46が入力
される。第(n−1)単位光合分波器13の第2出力ポ
ート15からはλa(1)+a(2)+...+a(n-2)+1からλ
a(1)+a(2)+...+a(n-1)のa(n−1)個の波長とμ1 か
らμk の波長の信号47が出力され、第4ポート17か
らはλa(1)+a(2)+...+a(n-1)+1からλp のa(n)個の
波長とμ1 からμk の波長の信号48が出力される。
説明する。図1に示すように、通信用波長λ1 〜λp と
放送用波長μ1 〜μk が波長多重された信号光41が入
力ポートである第1ポート2に入射したとする。第1単
位光合分波器1の第2ポート3と第4ポート5を出力ポ
ートとし、第2ポート3にはλ1 からλa(1)の通信用波
長とμ1 からμk の放送用波長信号42が出力され、第
4ポート5にはλa(1)+1からλp の波長とμ1 からμk
の波長の信号43が出力される。入力ポートである第1
ポートに入射した信号41は、出力ポートである第2ポ
ート3と第4ポート5に2分波されたことになる。n分
波するために(n−1)個の単位光合分波器を図2のよ
うに縦続接続する。第1単位光合分波器1の第4ポート
5の出力43は第2単位光合分波器6への入力となり、
その第2ポート8からはλa(1)+1からλa(1)+a(2) の波
長とμ1 からμk の波長の信号44が出力される。第4
ポート10からはλa(1)+a(2)+1 からλp の波長とμ1
からμk の波長の信号45が出力され、これが第3単位
光合分波器への入力になる。第(n−1)単位光合分波
器13の入力ポート14にはλa(1)+a(2)+...+a(n-2)+1
からλp の波長とμ1 からμk の波長の信号46が入力
される。第(n−1)単位光合分波器13の第2出力ポ
ート15からはλa(1)+a(2)+...+a(n-2)+1からλ
a(1)+a(2)+...+a(n-1)のa(n−1)個の波長とμ1 か
らμk の波長の信号47が出力され、第4ポート17か
らはλa(1)+a(2)+...+a(n-1)+1からλp のa(n)個の
波長とμ1 からμk の波長の信号48が出力される。
【0013】次に、図1および図2の実施例の動作につ
いて説明する。図8は図1において回折格子の無い状態
を描いている。第1および第2方向性結合器3dB光カ
ップラ21,24には、一つの波長帯(通信用波長帯と
放送用波長帯を合わせた波長帯)で3dBカップラの機
能を有するもので、例えば2本の光ファイバを溶融延伸
して結合部を作る融着形ファイバカップラを用いたり、
あるいは、広帯域波長無依存形光カップラを用いる。第
1および第2光導波路27,28に光ファイバを利用す
る。図8は、マッハツェンダ形干渉計の構造を示すもの
であり、2つのアームの第1光導波路27と第2光導波
路28の特性が同じ(平衡形)であれば、第1ポート2
に入射した光は出力ポート5から100%出力される。
いて説明する。図8は図1において回折格子の無い状態
を描いている。第1および第2方向性結合器3dB光カ
ップラ21,24には、一つの波長帯(通信用波長帯と
放送用波長帯を合わせた波長帯)で3dBカップラの機
能を有するもので、例えば2本の光ファイバを溶融延伸
して結合部を作る融着形ファイバカップラを用いたり、
あるいは、広帯域波長無依存形光カップラを用いる。第
1および第2光導波路27,28に光ファイバを利用す
る。図8は、マッハツェンダ形干渉計の構造を示すもの
であり、2つのアームの第1光導波路27と第2光導波
路28の特性が同じ(平衡形)であれば、第1ポート2
に入射した光は出力ポート5から100%出力される。
【0014】第1および第2光導波路27,28に、図
9に示すように、ブラッグ波長λ3を有する回折格子1
21を形成する。形成する方法については後で述べる。
回折格子121の反射率の波長特性は図10に示すよう
な特性で波長λ3 において100%の反射率を持ってい
る。図9の第1ポート2にλ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 の4
波126を入力すれば、第2ポート3にλ3 の信号光1
27が、第4ポート5にはλ1 ,λ2 ,λ4 の信号光1
28が出力される。
9に示すように、ブラッグ波長λ3を有する回折格子1
21を形成する。形成する方法については後で述べる。
回折格子121の反射率の波長特性は図10に示すよう
な特性で波長λ3 において100%の反射率を持ってい
る。図9の第1ポート2にλ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 の4
波126を入力すれば、第2ポート3にλ3 の信号光1
27が、第4ポート5にはλ1 ,λ2 ,λ4 の信号光1
28が出力される。
【0015】図9の第1および第2光導波路にさらにブ
ラッグ波長μ1 で反射率r1 を示す回折格子122を形
成する。その単位光合分波器を図3に示す。第1ポート
2にμ1 、λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 の5波123が入力
された場合、第2ポート3にはλ3 とr1 倍に強度を減
じたμ1 の信号光124が出力され、第4ポート5には
λ1 ,λ2 ,λ4 の信号光と(1−r1 )倍に強度を減
じたμ1 の信号光125が出力される。
ラッグ波長μ1 で反射率r1 を示す回折格子122を形
成する。その単位光合分波器を図3に示す。第1ポート
2にμ1 、λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 の5波123が入力
された場合、第2ポート3にはλ3 とr1 倍に強度を減
じたμ1 の信号光124が出力され、第4ポート5には
λ1 ,λ2 ,λ4 の信号光と(1−r1 )倍に強度を減
じたμ1 の信号光125が出力される。
【0016】図3の構成の単位合分波器を用いて図13
に示すように4つの加入者に通信用波長としてλ1 ,λ
2 ,λ3 ,λ4 の波長を割り当て、波長μ1 を放送用と
して各加入者に分配するような合分波器を考える。その
ような合分波器の構成を図4に示した。第1単位光合分
波器51にはブラッグ波長λ1 で反射率がほぼ1の回折
格子501とブラッグ波長μ1 で反射率がr11の回折格
子502を形成する。52,53,54,55はそれぞ
れ第1ポート,第2ポート,第3ポート,第4ポートで
ある。以下同様に、第2単位光合分波器56にはブラッ
グ波長λ2 で反射率がほぼ1の回折格子503とブラッ
グ波長μ1 で反射率がr12の回折格子504を形成す
る。57,58,59,60は、第1ポート,第2ポー
ト,第3ポート,第4ポートである。第3単位光合分波
器61にはブラッグ波長λ3 で反射率がほぼ1の回折格
子505とブラッグ波長μ1 で反射率がr13の回折格子
506を形成する。62,63,64,65は、第1ポ
ート,第2ポート,第3ポート,第4ポートである。
に示すように4つの加入者に通信用波長としてλ1 ,λ
2 ,λ3 ,λ4 の波長を割り当て、波長μ1 を放送用と
して各加入者に分配するような合分波器を考える。その
ような合分波器の構成を図4に示した。第1単位光合分
波器51にはブラッグ波長λ1 で反射率がほぼ1の回折
格子501とブラッグ波長μ1 で反射率がr11の回折格
子502を形成する。52,53,54,55はそれぞ
れ第1ポート,第2ポート,第3ポート,第4ポートで
ある。以下同様に、第2単位光合分波器56にはブラッ
グ波長λ2 で反射率がほぼ1の回折格子503とブラッ
グ波長μ1 で反射率がr12の回折格子504を形成す
る。57,58,59,60は、第1ポート,第2ポー
ト,第3ポート,第4ポートである。第3単位光合分波
器61にはブラッグ波長λ3 で反射率がほぼ1の回折格
子505とブラッグ波長μ1 で反射率がr13の回折格子
506を形成する。62,63,64,65は、第1ポ
ート,第2ポート,第3ポート,第4ポートである。
【0017】第1単位光合分波器51の第1ポート52
を入力ポートとして、これに通信用波長λ1 〜λ4 と放
送用波長μ1 の信号光を入射すると、第1単位光合分波
器51の第2ポート53と第4ポート55を出力ポート
として第2ポート53からλ1 の通信用信号光と出力が
r11倍に減じられた放送用信号光μ1 が出力され、第4
ポート55からは通信用波長λ2 ,λ3 ,λ4 の信号光
と出力が(1−r11)倍に減じられた放送用波長μ1 の
信号光が出力され、これが第2単位光合分波器56の第
1ポート57へ入射する。第2単位光合分波器56の第
2ポート58と第4ポート60を出力ポートとして第2
ポート58からλ2 の通信用信号光と出力がr12(1−
r11)倍に減じられた放送用信号光μ1 が出力され、第
4ポート60からは通信用波長λ3 ,λ4 の信号光と出
力が(1−r11)(1−r12)倍に減じられた放送用波
長μ1 の信号光が出力され、これが第3単位光合分波器
61の第1ポート62へ入射する。第3単位光合分波器
61の第2ポート63と第4ポート65を出力ポートと
して第2ポート63からλ3 の通信用信号光と出力がr
1 3 (1−r11)(1−r12)倍に減じられた放送用信
号光μ1 が出力され、第4ポート65からは通信用波長
λ4 の信号光と出力が(1−r11)(1−r12)(1−
r13)倍に減じられた放送用波長μ1 の信号光が出力さ
れる。
を入力ポートとして、これに通信用波長λ1 〜λ4 と放
送用波長μ1 の信号光を入射すると、第1単位光合分波
器51の第2ポート53と第4ポート55を出力ポート
として第2ポート53からλ1 の通信用信号光と出力が
r11倍に減じられた放送用信号光μ1 が出力され、第4
ポート55からは通信用波長λ2 ,λ3 ,λ4 の信号光
と出力が(1−r11)倍に減じられた放送用波長μ1 の
信号光が出力され、これが第2単位光合分波器56の第
1ポート57へ入射する。第2単位光合分波器56の第
2ポート58と第4ポート60を出力ポートとして第2
ポート58からλ2 の通信用信号光と出力がr12(1−
r11)倍に減じられた放送用信号光μ1 が出力され、第
4ポート60からは通信用波長λ3 ,λ4 の信号光と出
力が(1−r11)(1−r12)倍に減じられた放送用波
長μ1 の信号光が出力され、これが第3単位光合分波器
61の第1ポート62へ入射する。第3単位光合分波器
61の第2ポート63と第4ポート65を出力ポートと
して第2ポート63からλ3 の通信用信号光と出力がr
1 3 (1−r11)(1−r12)倍に減じられた放送用信
号光μ1 が出力され、第4ポート65からは通信用波長
λ4 の信号光と出力が(1−r11)(1−r12)(1−
r13)倍に減じられた放送用波長μ1 の信号光が出力さ
れる。
【0018】図4の光合分波器の機能を整理すると図5
のようになる。r11,r12,r13は必要とされる出力レ
ベルから決められる。図5は本発明の光合分波器の光分
波機能を示している。逆に、第2ポート53にμ1 ,λ
1 を、第2ポート58にμ1,λ2 を、第2ポート63
にμ1 ,λ3 を、第4ポート65にμ1 ,λ4 を入射す
れば、図6のように、第1ポート52からμ1 、λ1 ,
λ2 ,λ3 ,λ4 の合波された信号光が得られ、図4は
光合波器になる。
のようになる。r11,r12,r13は必要とされる出力レ
ベルから決められる。図5は本発明の光合分波器の光分
波機能を示している。逆に、第2ポート53にμ1 ,λ
1 を、第2ポート58にμ1,λ2 を、第2ポート63
にμ1 ,λ3 を、第4ポート65にμ1 ,λ4 を入射す
れば、図6のように、第1ポート52からμ1 、λ1 ,
λ2 ,λ3 ,λ4 の合波された信号光が得られ、図4は
光合波器になる。
【0019】図7は図2の実施例の分波機能を分かりや
すく描いたものである。第1ポート2を入力ポートとし
てこれに放送用波長μ1 〜μk と通信用波長λ1 〜λp
を入射させる。(n−1)個の単位光合分波器を用いて
n分岐を行う。各単位光合分波器の第2ポート3,8,
47と最終段の(n−1)個目の単位光合分波器の第4
ポート48を出力ポートとして全部でn個のポートに分
波されて出力が現われる。放送用波長の信号光はn個の
出力用ポートに出力される。各放送用波長の信号光の出
力レベルは、第2の回折格子列の各回折格子の反射率を
選んで所望の値に設定することができる。通信用波長に
ついては、第2ポート3にλ1 〜λa(1)のa(1)個の
波長が、第2ポート8にはλa(1)+1からλa(1)+a(2) の
a(2)個の波長が、第2ポート47にはλ
a(1)+...+a(n-2)+1 からλa(1)+...+a(n-1)のa(n−
1)個の波長が、そして第4ポート48にはλ
a(1)+...+a(n-1)+1 からλa(1)+...+a(n) のa(n)個
の波長が出力される。放送用信号光については、分配に
よる損失を予め見込んで局側の送出レベルを高くし、通
信用信号光とほぼ同じレベルで受信するようにすること
も可能である。
すく描いたものである。第1ポート2を入力ポートとし
てこれに放送用波長μ1 〜μk と通信用波長λ1 〜λp
を入射させる。(n−1)個の単位光合分波器を用いて
n分岐を行う。各単位光合分波器の第2ポート3,8,
47と最終段の(n−1)個目の単位光合分波器の第4
ポート48を出力ポートとして全部でn個のポートに分
波されて出力が現われる。放送用波長の信号光はn個の
出力用ポートに出力される。各放送用波長の信号光の出
力レベルは、第2の回折格子列の各回折格子の反射率を
選んで所望の値に設定することができる。通信用波長に
ついては、第2ポート3にλ1 〜λa(1)のa(1)個の
波長が、第2ポート8にはλa(1)+1からλa(1)+a(2) の
a(2)個の波長が、第2ポート47にはλ
a(1)+...+a(n-2)+1 からλa(1)+...+a(n-1)のa(n−
1)個の波長が、そして第4ポート48にはλ
a(1)+...+a(n-1)+1 からλa(1)+...+a(n) のa(n)個
の波長が出力される。放送用信号光については、分配に
よる損失を予め見込んで局側の送出レベルを高くし、通
信用信号光とほぼ同じレベルで受信するようにすること
も可能である。
【0020】図6と同じように、図2における第2ポー
ト3、第2ポート8、第2ポート47、第4ポート48
を入力ポートとして、図7に示されている出力波長の信
号光を各ポートに入射すれば、それらを合波した信号光
が第1単位光合分波器1の第1ポート2を出力ポートと
して、そこに出力される。
ト3、第2ポート8、第2ポート47、第4ポート48
を入力ポートとして、図7に示されている出力波長の信
号光を各ポートに入射すれば、それらを合波した信号光
が第1単位光合分波器1の第1ポート2を出力ポートと
して、そこに出力される。
【0021】図2において、局を第1単位光合分波器1
の第1ポート2側に、加入者を第(n−1)単位光合分
波器13の第4ポート17側にとれば、放送は局側から
加入者側への一方通行であって、加入者側から局側への
流れはないから、図2の合波機能では、通常、放送波μ
1 〜μk を除きλ1 〜λp の通信用信号光の合波が行わ
れる。図2の光合分波器がリング・ネットワークのノー
ドとして利用される場合には、第1単位光合分波器1の
第1ポート2から第(n−1)単位光合分波器13の第
4ポート17はリング・ネットワークのパス(通路)に
なっており、放送用波長信号光μ1 〜μk と通信用波長
信号光λ1 〜λp が第1単位光合分波器1の第1ポート
2に入力すれば、このノードでは第1単位光合分波器の
第2ポート3から放送用波長信号光μ1 〜μk のエネル
ギの一部と通信用波長信号光λ1 〜λa(1)、第2単位光
合分波器6の第2ポート8から放送用波長信号光μ1 〜
μk のエネルギの一部と通信用波長信号光λa(1)+1〜λ
a(1)+a(2) 、第(n−1)単位光合分波器13の第2ポ
ート15から放送用波長信号光μ1 〜μk のエネルギの
一部と通信用波長信号光λa(1)+...+a(n-2)+1 〜λ
a(1)+...+a(n-1) が分波され放送用波長信号光μ1 〜μ
k の残りのエネルギと通信用波長信号光λ
a(1)+...+a(n-1)+1 〜λp は第(n−1)単位光合分波
器の第4ポート17からリング・ネットワークへ送られ
る。また第1単位光合分波器の第3ポート4に通信用波
長信号光λ1 〜λa(1)を、第2単位光合分波器6の第3
ポート9に通信用波長信号光λa(1)+1〜λ
a(1)+a(2) を、第(n−1)単位光合分波器13の第3
ポート16に通信用波長信号光λa(1)+...+a(n-2)+1 〜
λa(1)+...+a(n-1) をそれぞれ入力すれば第(n−1)
単位光合分波器13の第4ポート17にλ1 〜λ
a(1)+...+a(n-1) が合波されて、それらの波長信号光を
リング・ネットワークに送出することができる。このノ
ード宛に送られてきた同じ波長をこのノードの通信用送
出波長として再使用することができる。図14に示す光
合分波器ではリング・ネットワークにおけるこのような
合波機能はない。この合波機能は、勿論、図1や図4の
合分波器にも適用可能である。
の第1ポート2側に、加入者を第(n−1)単位光合分
波器13の第4ポート17側にとれば、放送は局側から
加入者側への一方通行であって、加入者側から局側への
流れはないから、図2の合波機能では、通常、放送波μ
1 〜μk を除きλ1 〜λp の通信用信号光の合波が行わ
れる。図2の光合分波器がリング・ネットワークのノー
ドとして利用される場合には、第1単位光合分波器1の
第1ポート2から第(n−1)単位光合分波器13の第
4ポート17はリング・ネットワークのパス(通路)に
なっており、放送用波長信号光μ1 〜μk と通信用波長
信号光λ1 〜λp が第1単位光合分波器1の第1ポート
2に入力すれば、このノードでは第1単位光合分波器の
第2ポート3から放送用波長信号光μ1 〜μk のエネル
ギの一部と通信用波長信号光λ1 〜λa(1)、第2単位光
合分波器6の第2ポート8から放送用波長信号光μ1 〜
μk のエネルギの一部と通信用波長信号光λa(1)+1〜λ
a(1)+a(2) 、第(n−1)単位光合分波器13の第2ポ
ート15から放送用波長信号光μ1 〜μk のエネルギの
一部と通信用波長信号光λa(1)+...+a(n-2)+1 〜λ
a(1)+...+a(n-1) が分波され放送用波長信号光μ1 〜μ
k の残りのエネルギと通信用波長信号光λ
a(1)+...+a(n-1)+1 〜λp は第(n−1)単位光合分波
器の第4ポート17からリング・ネットワークへ送られ
る。また第1単位光合分波器の第3ポート4に通信用波
長信号光λ1 〜λa(1)を、第2単位光合分波器6の第3
ポート9に通信用波長信号光λa(1)+1〜λ
a(1)+a(2) を、第(n−1)単位光合分波器13の第3
ポート16に通信用波長信号光λa(1)+...+a(n-2)+1 〜
λa(1)+...+a(n-1) をそれぞれ入力すれば第(n−1)
単位光合分波器13の第4ポート17にλ1 〜λ
a(1)+...+a(n-1) が合波されて、それらの波長信号光を
リング・ネットワークに送出することができる。このノ
ード宛に送られてきた同じ波長をこのノードの通信用送
出波長として再使用することができる。図14に示す光
合分波器ではリング・ネットワークにおけるこのような
合波機能はない。この合波機能は、勿論、図1や図4の
合分波器にも適用可能である。
【0022】ここで第1および第2光導波路への回折格
子の形成方法について光ファイバを例にとって説明す
る。通常の石英ガラスファイバでクラッド部分に対して
屈折率差を設けるためのコアにドーパントとしてGeを
含んだファイバに250nmの近傍の紫外線を照射する
とコア部分に酸素原子空孔欠陥が発生しそれによって屈
折率が増加する。Geの濃度を増せば屈折率の増加を大
きくすることが出来る。図11のように光ファイバ93
に接近して石英ガラス表面に回折格子97を形成したマ
スク91を配置し、その上から例えばKrFエキシマレ
ーザの249nmのレーザビーム92を照射する。回折
格子97のピッチΛを1060nmとする。レーザビー
ム92が回折格子面に垂直入射した場合、レーザ波長を
λとして、回折格子の深さdを
子の形成方法について光ファイバを例にとって説明す
る。通常の石英ガラスファイバでクラッド部分に対して
屈折率差を設けるためのコアにドーパントとしてGeを
含んだファイバに250nmの近傍の紫外線を照射する
とコア部分に酸素原子空孔欠陥が発生しそれによって屈
折率が増加する。Geの濃度を増せば屈折率の増加を大
きくすることが出来る。図11のように光ファイバ93
に接近して石英ガラス表面に回折格子97を形成したマ
スク91を配置し、その上から例えばKrFエキシマレ
ーザの249nmのレーザビーム92を照射する。回折
格子97のピッチΛを1060nmとする。レーザビー
ム92が回折格子面に垂直入射した場合、レーザ波長を
λとして、回折格子の深さdを
【数1】 2πd(n−1)/λ=π (1) を満足するように選べば0次の透過光は消え、±1次以
上の高次の回折光が回折される。ここでは+1次の回折
光95と−1次の回折光96を用いて光ファイバのコア
部分94にピッチΛ/2の干渉縞を作る。その干渉縞の
強度に応じて屈折率の増加の分布が形成される。これに
よって光ファイバ93内にピッチΛ/2(=530n
m)の回折格子98が形成される。光ファイバの等価屈
折率を1.46とすればブラッグ波長は530×2×
1.46=1547nmになる。このようにファイバ内
に形成された回折格子のことをファイバ・グレーティン
グと呼ばれる。
上の高次の回折光が回折される。ここでは+1次の回折
光95と−1次の回折光96を用いて光ファイバのコア
部分94にピッチΛ/2の干渉縞を作る。その干渉縞の
強度に応じて屈折率の増加の分布が形成される。これに
よって光ファイバ93内にピッチΛ/2(=530n
m)の回折格子98が形成される。光ファイバの等価屈
折率を1.46とすればブラッグ波長は530×2×
1.46=1547nmになる。このようにファイバ内
に形成された回折格子のことをファイバ・グレーティン
グと呼ばれる。
【0023】マスク91用の回折格子97は電子ビーム
・リソグラフィと反応性イオンエッチングの手法を用い
て作られる。ブラッグ波長はマスク91用の回折格子9
7のピッチで、反射帯域の半値幅は屈折率の増加の大き
さによって、反射率はファイバ・グレーティングの長さ
によってそれぞれ決められる。今までは、光ファイバで
構成された光合分波器について説明してきたが、本発明
の光合分波器は、例えば、図12に示す如く石英ガラス
基板301上にGeO2 −SiO2 のコア302を形成
し、その周りをSiO2 303で埋め込んだような3次
元光導波路でも実現出来る。また、半導体材料による3
次元光導波録音でも実現可能である。その場合、回折格
子はフォトレジスト上に、例えば、波長325nmのH
e−Cd−レーザ光の干渉縞を作って露光・現像の後、
それをマスクとして形成することができる。
・リソグラフィと反応性イオンエッチングの手法を用い
て作られる。ブラッグ波長はマスク91用の回折格子9
7のピッチで、反射帯域の半値幅は屈折率の増加の大き
さによって、反射率はファイバ・グレーティングの長さ
によってそれぞれ決められる。今までは、光ファイバで
構成された光合分波器について説明してきたが、本発明
の光合分波器は、例えば、図12に示す如く石英ガラス
基板301上にGeO2 −SiO2 のコア302を形成
し、その周りをSiO2 303で埋め込んだような3次
元光導波路でも実現出来る。また、半導体材料による3
次元光導波録音でも実現可能である。その場合、回折格
子はフォトレジスト上に、例えば、波長325nmのH
e−Cd−レーザ光の干渉縞を作って露光・現像の後、
それをマスクとして形成することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1単位光合分波器の第1ポートを入力ポート(出力ポ
ート)とし、第1単位光合分波器から第n−1単位光合
分波器の各々の第2出力ポートと第(n−1)単位光合
分波器の第4ポートを出力ポート(入力ポート)とする
ことによってn分岐(合波)を行い、一つのデバイスで
通信用波長のルータと放送用波長を分配するためのスプ
リッタ機能を兼ね備え、システム要求に応じて通信用波
長と放送用波長を効率良く、例えばEDFAの増幅波長
帯域内に配置することが出来るようになり、システムの
経済化が図られ、さらに通信と放送を融合させマルチメ
ディアサービスに適した波長多重ネットワークの構築を
可能とする効果がある。
第1単位光合分波器の第1ポートを入力ポート(出力ポ
ート)とし、第1単位光合分波器から第n−1単位光合
分波器の各々の第2出力ポートと第(n−1)単位光合
分波器の第4ポートを出力ポート(入力ポート)とする
ことによってn分岐(合波)を行い、一つのデバイスで
通信用波長のルータと放送用波長を分配するためのスプ
リッタ機能を兼ね備え、システム要求に応じて通信用波
長と放送用波長を効率良く、例えばEDFAの増幅波長
帯域内に配置することが出来るようになり、システムの
経済化が図られ、さらに通信と放送を融合させマルチメ
ディアサービスに適した波長多重ネットワークの構築を
可能とする効果がある。
【図1】本発明の請求項1に対応する1実施例の装置の
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の請求項2に対応する1実施例の構成図
である。
である。
【図3】本発明で通信用波長をλ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4
とし、放送用波長をμ1 とした場合の単位光合分波器の
構成と入出力の波長の関係を説明するための図である。
とし、放送用波長をμ1 とした場合の単位光合分波器の
構成と入出力の波長の関係を説明するための図である。
【図4】本発明で通信用波長をλ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4
とし、放送用波長をμ1 とした場合の光合分波器の構成
図である。
とし、放送用波長をμ1 とした場合の光合分波器の構成
図である。
【図5】図4の光合分波器の分波機能を説明するための
図である。
図である。
【図6】図4の光合分波器の合波機能を説明するための
図である。
図である。
【図7】図2の光合分波器の分波機能を説明するための
図である。
図である。
【図8】図1の回折格子の無い状態を描いた図である。
【図9】図8の第1光導波路27と第2光導波路28に
ブラッグ波長λ3 を有する回折格子を形成した場合の入
出力の波長関係を説明するための図である。
ブラッグ波長λ3 を有する回折格子を形成した場合の入
出力の波長関係を説明するための図である。
【図10】図9の回折格子121の反射率の波長特性を
示す図である。
示す図である。
【図11】表面に回折格子が形作られているマスクに紫
外線を照射してファイバのコア(Geドープ)中に回折
格子を形成するための説明図である。
外線を照射してファイバのコア(Geドープ)中に回折
格子を形成するための説明図である。
【図12】3次元光導波路の断面図である。
【図13】波長多重を用いた光アクセス系のスターネッ
トワークにおいて通信用波長λ1,λ2 ,λ3 ,λ4 の
波長ルータ機能と放送用波長μ1 の分配のためのスプリ
ッタ機能の説明図である。
トワークにおいて通信用波長λ1,λ2 ,λ3 ,λ4 の
波長ルータ機能と放送用波長μ1 の分配のためのスプリ
ッタ機能の説明図である。
【図14】従来の光合分波器の構成図である。
【図15】図14の従来の光合分波器で波長1.3μm
の光を14の出力ポートに分配した時の、各ポートの挿
入損失特性を表す図である。
の光を14の出力ポートに分配した時の、各ポートの挿
入損失特性を表す図である。
【図16】図14の従来の光合分波器において14の出
力ポートの透過率特性を示す図である。
力ポートの透過率特性を示す図である。
【図17】誘電体多層反射膜の損失の波長依存性を表す
図である。
図である。
【符号の説明】 1 第1単位光合分波器 2 第1単位光合分波器の第1ポートであり第1方向性
結合器形3dB光カップラの第1ポート 3 第1単位光合分波器の第2ポートであり第1方向性
結合器形3dB光カップラの第2ポート 4 第1単位光合分波器の第3ポートであり第2方向性
結合器形3dB光カップラ 5 第1単位光合分波器の第4ポートであり第2方向性
結合器形3dB光カップラの第4ポート 6 第2単位光合分波器 7 第2単位光合分波器の第1ポートであり第1方向性
結合器形3dB光カップラの第1ポート 8 第2単位光合分波器の第2ポートであり第1方向性
結合器形3dB光カップラの第2ポート 9 第2単位光合分波器の第3ポートであり第2方向性
結合器形3dB光カップラの第3ポート 10 第2単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 11 第3単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 12 第(n−2)単位光合分波器の第4ポートであり
第2方向性結合器形3dB光カップラの第4ポート 13 第(n−1)単位光合分波器 14 第(n−1)単位光合分波器の第1ポートであり
第1方向性結合器形3dB光カップラの第1ポート 15 第(n−1)単位光合分波器の第2ポートであり
第1方向性結合器形3dB光カップラの第2ポート 16 第(n−1)単位光合分波器の第3ポートであり
第2方向性結合器形3dB光カップラの第3ポート 17 第(n−1)単位光合分波器の第4ポートであり
第2方向性結合器形3dB光カップラの第4ポート 21 第1方向性結合器形3dB光カップラ 22 第1方向性結合器形3dB光カップラの第3ポー
ト 23 第1方向性結合器形3dB光カップラの第4ポー
ト 24 第2方向性結合器形3dB光カップラ 25 第2方向性結合器形3dB光カップラの第1ポー
ト 26 第2方向性結合器形3dB光カップラの第2ポー
ト 27 第1光導波路 28 第2光導波路 29 ブラッグ波長λ1 の回折格子 30 ブラッグ波長λa(1)の回折格子 31 第1光導波路の第1の回折格子列 32 ブラッグ波長μ1 の回折格子 33 ブラッグ波長μk の回折格子 34 第1光導波路の第2の回折格子列 35 第2光導波路の第1の回折格子列 36 第2光導波路の第2の回折格子列 41 通信用波長λ1 〜λp と放送用波長μ1 〜μk が
波長多重された信号光 42 通信用波長λ1 〜λa(1)と放送用波長μ1 〜μk
が波長多重された信号光 43 通信用波長λa(1)+1〜λp と放送用波長μ1 〜μ
k が波長多重された信号光 44 通信用波長λa(1)+1〜λa(1)+a(2) と放送用波長
μ1 〜μk が波長多重された信号光 45 通信用波長λa(1)+a(2)+1 〜λp と放送用波長μ
1 〜μk が波長多重された信号光 46 通信用波長λa(1)+...+a(n-2)+1 〜λp と放送用
波長μ1 〜μk が波長多重された信号光 47 通信用波長λa(1)+...+a(n-2)+1 〜λ
a(1)+...+a(n-1) と放送用波長μ1 〜μk が波長多重さ
れた信号光 48 通信用波長λa(1)+...+a(n-1)+1 〜λp と放送用
波長μ1 〜μk が波長多重された信号光 51 第1単位光合分波器 52 第1単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 53 第1単位光合分波器の第2ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第2ポート 54 第1単位光合分波器の第3ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第3ポート 55 第1単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 56 第2単位光合分波器 57 第2単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 58 第2単位光合分波器の第2ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第2ポート 59 第2単位光合分波器の第3ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第3ポート 60 第2単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 61 第3単位光合分波器 62 第3単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 63 第3単位光合分波器の第2ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第2ポート 64 第3単位光合分波器の第3ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第3ポート 65 第3単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 71 中央局 72 ノード 73 通信用波長λ1 が割り当てられている加入者 74 通信用波長λ2 が割り当てられている加入者 75 通信用波長λ3 が割り当てられている加入者 76 通信用波長λ4 が割り当てられている加入者 77 中央局71とノード72を結ぶファイバ 78 ノード72と加入者73を結ぶファイバ 79 ノード72と加入者74を結ぶファイバ 80 ノード72と加入者75を結ぶファイバ 81 ノード72と加入者76を結ぶファイバ 91 マスク 92 波長249nmのレーザビーム 93 ファイバ 94 ファイバのコア 95 +1次の回折光 96 −1次の回折光 97 マスク表面上の回折格子 98 ファイバのコアにできた回折格子 110 アレー導波路 111 スラブ導波路 112 通信用波長の入力導波路 113 出力導波路 114 アレー導波路の中心の導波路で放送用信号光の
入力導波路 115 誘電体多層反射膜 116 波長μ1 の放送用信号光 117 波長λ1 〜λ14の通信用波長の信号光 121 反射率がほぼ1のブラッグ波長λ3 の回折格子 122 反射率がr1 のブラッグ波長μ1 の回折格子 123 通信用波長λ1 〜λ4 と放送用波長μ1 が波長
多重された信号光 124 通信用波長λ3 と放送用波長μ1 が波長多重さ
れた信号光 125 通信用波長λ1 ,λ2 ,λ4 と放送用波長μ1
が波長多重された信号光 126 λ1 〜λ4 が波長多重された信号光 127 λ3 の信号光 128 λ1 ,λ2 ,λ4 が波長多重された信号光 301 石英ガラス基板 302 GeO2 −SiO2 のコア 303 SiO2 501 反射率がほぼ1のブラッブ波長λ1 の回折格子 502 反射率がr11のブラッグ波長μ1 の回折格子 503 反射率がほぼ1のブラッブ波長λ2 の回折格子 504 反射率がr12のブラッグ波長μ1 の回折格子 505 反射率がほぼ1のブラッブ波長λ3 の回折格子 506 反射率がr13のブラッグ波長μ1 の回折格子
結合器形3dB光カップラの第1ポート 3 第1単位光合分波器の第2ポートであり第1方向性
結合器形3dB光カップラの第2ポート 4 第1単位光合分波器の第3ポートであり第2方向性
結合器形3dB光カップラ 5 第1単位光合分波器の第4ポートであり第2方向性
結合器形3dB光カップラの第4ポート 6 第2単位光合分波器 7 第2単位光合分波器の第1ポートであり第1方向性
結合器形3dB光カップラの第1ポート 8 第2単位光合分波器の第2ポートであり第1方向性
結合器形3dB光カップラの第2ポート 9 第2単位光合分波器の第3ポートであり第2方向性
結合器形3dB光カップラの第3ポート 10 第2単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 11 第3単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 12 第(n−2)単位光合分波器の第4ポートであり
第2方向性結合器形3dB光カップラの第4ポート 13 第(n−1)単位光合分波器 14 第(n−1)単位光合分波器の第1ポートであり
第1方向性結合器形3dB光カップラの第1ポート 15 第(n−1)単位光合分波器の第2ポートであり
第1方向性結合器形3dB光カップラの第2ポート 16 第(n−1)単位光合分波器の第3ポートであり
第2方向性結合器形3dB光カップラの第3ポート 17 第(n−1)単位光合分波器の第4ポートであり
第2方向性結合器形3dB光カップラの第4ポート 21 第1方向性結合器形3dB光カップラ 22 第1方向性結合器形3dB光カップラの第3ポー
ト 23 第1方向性結合器形3dB光カップラの第4ポー
ト 24 第2方向性結合器形3dB光カップラ 25 第2方向性結合器形3dB光カップラの第1ポー
ト 26 第2方向性結合器形3dB光カップラの第2ポー
ト 27 第1光導波路 28 第2光導波路 29 ブラッグ波長λ1 の回折格子 30 ブラッグ波長λa(1)の回折格子 31 第1光導波路の第1の回折格子列 32 ブラッグ波長μ1 の回折格子 33 ブラッグ波長μk の回折格子 34 第1光導波路の第2の回折格子列 35 第2光導波路の第1の回折格子列 36 第2光導波路の第2の回折格子列 41 通信用波長λ1 〜λp と放送用波長μ1 〜μk が
波長多重された信号光 42 通信用波長λ1 〜λa(1)と放送用波長μ1 〜μk
が波長多重された信号光 43 通信用波長λa(1)+1〜λp と放送用波長μ1 〜μ
k が波長多重された信号光 44 通信用波長λa(1)+1〜λa(1)+a(2) と放送用波長
μ1 〜μk が波長多重された信号光 45 通信用波長λa(1)+a(2)+1 〜λp と放送用波長μ
1 〜μk が波長多重された信号光 46 通信用波長λa(1)+...+a(n-2)+1 〜λp と放送用
波長μ1 〜μk が波長多重された信号光 47 通信用波長λa(1)+...+a(n-2)+1 〜λ
a(1)+...+a(n-1) と放送用波長μ1 〜μk が波長多重さ
れた信号光 48 通信用波長λa(1)+...+a(n-1)+1 〜λp と放送用
波長μ1 〜μk が波長多重された信号光 51 第1単位光合分波器 52 第1単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 53 第1単位光合分波器の第2ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第2ポート 54 第1単位光合分波器の第3ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第3ポート 55 第1単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 56 第2単位光合分波器 57 第2単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 58 第2単位光合分波器の第2ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第2ポート 59 第2単位光合分波器の第3ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第3ポート 60 第2単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 61 第3単位光合分波器 62 第3単位光合分波器の第1ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第1ポート 63 第3単位光合分波器の第2ポートであり第1方向
性結合器形3dB光カップラの第2ポート 64 第3単位光合分波器の第3ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第3ポート 65 第3単位光合分波器の第4ポートであり第2方向
性結合器形3dB光カップラの第4ポート 71 中央局 72 ノード 73 通信用波長λ1 が割り当てられている加入者 74 通信用波長λ2 が割り当てられている加入者 75 通信用波長λ3 が割り当てられている加入者 76 通信用波長λ4 が割り当てられている加入者 77 中央局71とノード72を結ぶファイバ 78 ノード72と加入者73を結ぶファイバ 79 ノード72と加入者74を結ぶファイバ 80 ノード72と加入者75を結ぶファイバ 81 ノード72と加入者76を結ぶファイバ 91 マスク 92 波長249nmのレーザビーム 93 ファイバ 94 ファイバのコア 95 +1次の回折光 96 −1次の回折光 97 マスク表面上の回折格子 98 ファイバのコアにできた回折格子 110 アレー導波路 111 スラブ導波路 112 通信用波長の入力導波路 113 出力導波路 114 アレー導波路の中心の導波路で放送用信号光の
入力導波路 115 誘電体多層反射膜 116 波長μ1 の放送用信号光 117 波長λ1 〜λ14の通信用波長の信号光 121 反射率がほぼ1のブラッグ波長λ3 の回折格子 122 反射率がr1 のブラッグ波長μ1 の回折格子 123 通信用波長λ1 〜λ4 と放送用波長μ1 が波長
多重された信号光 124 通信用波長λ3 と放送用波長μ1 が波長多重さ
れた信号光 125 通信用波長λ1 ,λ2 ,λ4 と放送用波長μ1
が波長多重された信号光 126 λ1 〜λ4 が波長多重された信号光 127 λ3 の信号光 128 λ1 ,λ2 ,λ4 が波長多重された信号光 301 石英ガラス基板 302 GeO2 −SiO2 のコア 303 SiO2 501 反射率がほぼ1のブラッブ波長λ1 の回折格子 502 反射率がr11のブラッグ波長μ1 の回折格子 503 反射率がほぼ1のブラッブ波長λ2 の回折格子 504 反射率がr12のブラッグ波長μ1 の回折格子 505 反射率がほぼ1のブラッブ波長λ3 の回折格子 506 反射率がr13のブラッグ波長μ1 の回折格子
フロントページの続き (72)発明者 三村 栄紀 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 松島 裕一 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 光導波路で形成された平衡マッハツェン
ダ形干渉計の入力側にある2つのポートを第1ポート,
第2ポートとし、出力側にある2つのポートを第3ポー
ト,第4ポートとして、所望の分離特性を有する高反射
率でブラッグ波長が相異なる少なくとも1個の回折格子
よりなる第1の回折格子列と所望の反射率でブラッグ波
長が相異なる少なくとも1個の回折格子よりなる第2の
回折格子列を該平衡マッハツェンダ形干渉計の2つのア
ームの光導波路のそれぞれに形成した構成を有し、前記
第1ポートを入力ポートとし前記入力ポートに入力光が
入射したとき、第2ポートと第4ポートの2個の出力ポ
ートに分波され、また第2ポートと第4ポートの2個の
入力ポートに入力光が入射したとき、第1ポートを出力
ポートとして前記出力ポートに合波されるように構成さ
れた光合分波器。 - 【請求項2】 おのおのが入力側の第1,第2の2つの
ポートと出力側の第3,第4のポートを有する(n−
1)個(ここで、nはn≧3の整数)の単位光合分波器
が前段の第4ポートを次段の第1ポートに順次接続した
縦続接続を形成しており、 該(n−1)個の単位光合分波器のおのおのは、光導波
路で形成された平衡マッハツェンダ形干渉計の入力側に
ある2つのポートを前記第1ポート,第2ポートとし、
出力側にある2つのポートを前記第3ポート,第4ポー
トとし、所望の分離特性を有する高反射率の少なくとも
1個の回折格子よりなる第1の回折格子列と所望の反射
率の少なくとも1個の回折格子よりなる第2の回折格子
列を該平衡マッハツェンダ形干渉計の2つのアームの光
導波路のそれぞれに形成した構成を有し、 前記(n−1)個の単位光合分波器の第1の回折格子列
のブラッグ波長を相異なるようにし、かつ第2の回折格
子列のブラック波長は前記第1の回折格子列のブラッグ
波長とは相異なるk個(ここで、k≧1の整数)の波長
になるように設定され、 第1単位光合分波器の前記第1ポートを入力ポートと
し、該入力ポートへ入力光が入射したとき、第1単位光
合分波器から第(n−1)単位光合分波器の各第2ポー
トと第(n−1)単位光合分波器の第4ボートを出力ポ
ートとする前記n個の出力ポートに分波され、また前記
第1単位光合分波器から第(n−1)単位光合分波器の
各第2ポートと第(n−1)単位光合分波器の第4ポー
トを入力ポートとする前記n個の入力ポートへ入力光が
入射したとき、第1単位光合分波器の第1ポートを出力
ポートとして、前記出力ポートに合波されるように構成
された光合分波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23320195A JPH0961649A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 光合分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23320195A JPH0961649A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 光合分波器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0961649A true JPH0961649A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16951339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23320195A Pending JPH0961649A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 光合分波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0961649A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000003280A1 (de) * | 1998-07-09 | 2000-01-20 | Robert Bosch Gmbh | Wellenlängenrouter für eine optische bidirektionale datenürbertragung |
US6226428B1 (en) | 1997-07-30 | 2001-05-01 | Nec Corporation | Optical multiplexer/demultiplexer with optical waveguides and a diffraction grating |
KR100596408B1 (ko) * | 2003-12-10 | 2006-07-03 | 한국전자통신연구원 | 파장분할다중 수동 광네트워크에서 오버레이 형태로방송서비스를 제공하는 장치 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP23320195A patent/JPH0961649A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226428B1 (en) | 1997-07-30 | 2001-05-01 | Nec Corporation | Optical multiplexer/demultiplexer with optical waveguides and a diffraction grating |
WO2000003280A1 (de) * | 1998-07-09 | 2000-01-20 | Robert Bosch Gmbh | Wellenlängenrouter für eine optische bidirektionale datenürbertragung |
GB2358305A (en) * | 1998-07-09 | 2001-07-18 | Bosch Gmbh Robert | Wavelength router for optical bidirectional transmission of data |
KR100596408B1 (ko) * | 2003-12-10 | 2006-07-03 | 한국전자통신연구원 | 파장분할다중 수동 광네트워크에서 오버레이 형태로방송서비스를 제공하는 장치 |
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