JPH0961032A - 飲料水の温調・保温装置 - Google Patents

飲料水の温調・保温装置

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JPH0961032A
JPH0961032A JP1481794A JP1481794A JPH0961032A JP H0961032 A JPH0961032 A JP H0961032A JP 1481794 A JP1481794 A JP 1481794A JP 1481794 A JP1481794 A JP 1481794A JP H0961032 A JPH0961032 A JP H0961032A
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drinking water
container
electronic
heat
temperature
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JP1481794A
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Osami Miyao
修美 宮尾
Hiroshi Kamimura
博 神村
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D31/00Other cooling or freezing apparatus
    • F25D31/006Other cooling or freezing apparatus specially adapted for cooling receptacles, e.g. tanks
    • F25D31/007Bottles or cans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B21/02Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect
    • F25B21/04Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect reversible
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25B2321/0251Removal of heat by a gas
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な装置を用いず、飲料水の温調・保温を
容易に行う。 【構成】 飲料水収納部に熱伝導性の良いプレートを設
け、その下部に冷却及び加暖するため平板状のペルチェ
効果を有するペルチェ素子を設け、ペルチェ素子に発生
した冷叉は暖の熱を移動させるためのヒートシンクを設
け、ヒートシンクに移動してきた熱を外部に積極的に逃
す為の送風装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の産業上の利用分野】この発明は、自動車内等で
飲もうとする、あるいは飲んでいる最中の飲料水を冷却
または、加温することにより、該容器内の飲料水を適宜
な温度に保つための飲料水の温調・保温装置に関する。
【0002】従って、飲料水を入れた容器に蓋が着いて
いれば、容器内の飲料水を瞬時に冷却又は加温できる飲
料水の温調装置となり、あるいは適宜な温度に保つこと
になる飲料水の保温器となる。また蓋を開けでおけば、
内部に水を入れておけば、それを暖めることで加湿器と
しても機能させることができる。
【0003】この飲料水の温調・保温装置によれば、缶
コ−ヒ−などの飲料水入り容器をも冷却又は加温でき
る。
【0004】従って、自動車用としては、自動車内で飲
もうとする、あるいは飲んでいる最中の飲料水入り容器
内の飲料水を冷却または、加温することにより、飲料水
入り容器内の飲料水を適宜な温度に保つための飲料水入
り容器設置用電子コ−スタとして利用できる。
【0005】
【従来技術】以下の説明では、本発明の飲料水の温調・
保温装置飲料水入り容器設置用電子コ−スタについて中
心に説明する。
【0006】自動車の長距離運転においては、眠気を覚
ますために缶入りコ−ヒ−を飲む者もおれば、喉の乾き
をほぐすなどの目的で、同じく缶入りの炭酸飲料水やジ
ュ−ス類を飲む者もいる。自動販売機や店などで購入し
たこれらの飲料水をすぐに飲み終えてしまうならば、そ
れら飲料水は自動販売機や店内の設定温度保持器によっ
て適宜な温度に保存されているため、おいしさを感ずる
適宜温度の飲料水を飲むことができる。
【0007】しかしながら、長距離ドライブにおいて、
長距離・長時間に渡って飲料水の販売店や自動販売機が
ない場合もある。このため、予め購入した飲料水をすぐ
に飲まずに、後で、例えば適宜な運転中に飲むことも多
い。
【0008】また小さな子供などでは、容器の大きな缶
ジュ−ス等の飲料水を一度に飲むことができない場合が
あり、時間をおいて、後で残りを飲むこともある。
【0009】また交通信号の多いところや交通渋滞の激
しいところでは、運転に支障が出ることも多く、時間を
置きながら何回かに渡ってその飲料水を飲むことも多
い。
【0010】この様な場合、缶入り飲料水を運転手席や
助手席の近傍の手の届く位置に置いておくことが多い。
このために、カ−ショップ等では、そのための単に缶入
り飲料水を保持しておくための自動車用コ−スタが種々
売られている。
【0011】この様な自動車用コ−スタに置かれた缶入
り飲料水は、時間の経過と共に当初のおいしさを感じる
温度からかけ離れた温度になっており、期待するうまさ
が得られない温度の飲料水となっている。すなわち、時
間と共に自動車用コ−スタに置かれた飲料水は、温度が
変化するため、まずくなってしまう。
【0012】こうした欠点を解消するために、従来、自
動車にはオプションによってク−ラ−ボックスを備え付
けて、その中に缶入り飲料水をいれて置くことで、冷え
たうまみのある飲料水を好きなときに飲むことができる
ようにしている。あるいは、座席近傍にアイスボックス
を用意しておき、その中に缶入り飲料水を入れておくこ
とで、同じようなことを可能にしている。
【0013】
【従来技術の問題点】自動車内には、簡易な電子ポット
が無いのみならず、その内部の飲料水を冷却及び加温す
ることもできない。
【0014】自動車用のコ−スタ−を考えると、片手で
運転しながら、他方の手で缶入り飲料水を飲み続けるの
は危険なことが多い。そこで単に缶入り飲料水を設置す
るためのみの機能を持つ自動車用コ−スタを運転手席の
近傍に設置しておき、その自動車用コ−スタに一時的に
缶入り飲料水を保持させておいた。あるいは、それをエ
アコンの空気排出口の前に置き、排出空気によりそのと
きの温度に合わせるようにしている。
【0015】しかしながら、この単なる缶入り飲料水を
一時的に保持しておくだけの自動車用コ−スタによれ
ば、上記缶入り飲料水をうま味のあると感ずる冷えた、
あるいは暖められた温度に保つことはできない。
【0016】また車の中を暖房をきかせていた場合に
は、冷たい飲み物を飲みたいと思ってもエアコンの空気
排出口からは暖かい空気が出てくるので、飲料水を冷や
すことができない。逆に暖かいものを飲みたい場合に、
エアコンの空気排出口からは冷たい空気が出てきた場合
には、暖かい飲み物を得ることができない。
【0017】また車の中を暖房をきかしてある場合に
は、内部が乾燥するが、このような場合、従来の自動車
用コ−スタ−は、加湿器として機能させることができな
い。
【0018】またカ−ク−ラボックスによれば、それ
は、大型のものであるため、自動車に収納するために後
部座席近傍に取り付けていることが多い。
【0019】従って、後部座席に人がいない場合には、
カ−ク−ラボックス内のうま味を感じることができる冷
えた缶入り飲料水を取り出して飲むことができない欠点
がある。
【0020】そこで、アイスボックスを運転手席近傍位
置に置いておき、そのアイスボックスから冷えた缶入り
飲料水を容易に取り出せるようにしておく方法もある。
しかしながら、この方法によれば、運転中に同乗者がい
なければ自ら運転しながら当該アイスボックスから飲料
水を取り出す必要があり、運転中である場合は危険であ
る。従って、安全な場所で、一時的に運転を止めた後
に、アイスボックスから上記缶入り飲料水を取り出す必
要があり、運転のやめられない場所などでは、上記缶入
り飲料水を飲みたくても飲めないことになる欠点を持
つ。
【0021】何れにしても、欠点があるものの上記の手
段によれば、冷えた缶入り飲料水を運転手が飲むことは
可能になる。
【0022】しかし、適宜な温度に暖められた缶入り飲
料水を飲もうとする場合には、エアコンの空気排出口か
ら出てくる暖かい空気を利用する以外には、缶入り飲料
水を暖める手段が車にはないため、暖められた缶入り飲
料水を飲む場合には、自動販売機などで、暖められた缶
入り飲料水を購入し、すぐに飲まねばならない。上記し
たように、暖められた缶入り飲料水を購入しても、すぐ
に飲まねば、上記したように最適な暖かさがなくなって
しまい、うま味の感ずる温度とかけ離れたものとなって
しまうため、うま味の感じない缶入り飲料水となる欠点
がある。尚、自動販売機などで購入した缶入り飲料水の
場合でも、うまみを感ずる最適温度になっていると断定
は出来ない。
【0023】かかる欠点を解消するには、予め電子ポッ
トのような保温器を用意しておき、大量に買い込んだ暖
められた缶入り飲料水を該保温器にいれておくことであ
るが、車の搭乗者が少ない場合、それら大量の、しかも
同一種類の缶入り飲料水を飲むことは少なく、該缶入り
飲料水が無駄になる欠点がある。
【0024】尚、缶入り飲料水を暖めるためのいくつか
の手段は多数有るものの、車の中で簡易に使用できるも
のは少ない。しかも、それは非常に大型になるものや高
価なものになる欠点がある。
【0025】仮に小形で、安価に缶入り飲料水を暖める
手段があったとしても、あるいは、缶入り飲料水が温ま
らないように冷やしておくための適宜な手段があったと
しても、缶入り飲料水の種類や時期によっては、あるい
は好みによって、暖めたり、あるいは冷やしたりする必
要があり、缶入り飲料水の冷却と加温の2つを容易に行
えるようにすることは大変で、また従来の方法のものを
用いて冷却と加温の両方を可能とした電子コ−スタを構
成した場合、それは非常に大型且つ高価になり、とても
実用性のあるものを得ることができなかった。
【0026】
【発明の課題】本発明は、上記欠点を解消するためにな
されたものであるが、種々の目的に使用できる飲料水の
温調・保温装置でもある。しかし、特に要求度の高い自
動車内での電子コ−スタを考慮するとき、その電子コ−
スタを必要な場所に容易に設置できる大きさ、形状と
し、しかも缶入り飲料水を設置保持するためのコ−スタ
その物が1つのコ−スタでありながら、大型且つ高価に
形成しないで、しかも上記缶入り飲料水を暖めること
も、冷やしたりすることもできる電子コ−スタを含む飲
料水の温調・保温装置を提供することを課題になされた
ものである。また加湿器としても利用可能にする。
【0027】
【発明の課題達成手段】かかる本発明の課題は、飲料水
の温調・保温装置本体に該装置本体内の中の飲料水を冷
却又は加温するための熱伝導性の良好な材質で形成した
温度伝達プレ−ト部を設け、該プレ−ト部の反飲料水側
の面に上記プレ−ト部を冷却及び加温するため平板状の
ペルチェ効果を有するペルチェ素子を設け、該ペルチェ
素子に発生した上記プレ−ト部と反対の温度熱を外部に
移動させるためのヒ−トシンクを設け、該ヒ−トシンク
に移動してきた熱を外部に積極的に逃す為の送風装置を
設けた飲料水の温調・保温装置を提供することで達成で
きる。
【0028】別の課題は、上記飲料水の温調・保温装置
を、飲料水入り容器設置用電子コ−スタとして利用し、
該飲料水入り容器設置用電子コ−スタ本体に1以上の飲
料水入り容器を搭載設置するための熱伝導性の良好な材
質で形成した飲料水入り容器搭載設置用プレ−ト部を設
け、上記搭載設置用プレ−ト面に搭載設置した飲料水入
り容器の倒れ防止部を設け、上記搭載設置用プレ−トの
上記飲料水入り容器と接触する面とは反対側の面に当該
搭載設置用プレ−トを冷却及び加温するため平板状のペ
ルチェ効果を有するペルチェ素子を設け、該ペルチェ素
子に発生した上記プレ−ト部と反対の温度熱を外部に移
動させるためのヒ−トシンクを設け、該ヒ−トシンクに
移動してきた熱を外部に積極的に逃す為の送風装置を設
けることで達成できる。
【0029】
【作用】自動車用の飲料水入り容器設置用電子コ−スタ
について説明する。自動車のバッテリへの差し込み口に
差し込みプラグ11を差し込んだ状態で、電源スイッチ
9により電源をオンしてペルチェ素子6のドライバ10
を作動状態にすると共に、送風装置(実施例ではDCブ
ラシレス軸流ファンを用いてる。従って、以下、軸流フ
ァンという)8内に内蔵されているドライバが作動する
ので、該軸流ファン8が回転する。ここで、例えば電源
極性切換スイッチ12によって飲料水入り容器3を冷却
する側にセットする。このことにより、ドライバ10に
よってペルチェ素子6の上面側が冷却されるので、飲料
水入り容器搭載設置用プレ−ト4−1面に搭載設置され
た飲料水入り容器3の底面に冷の熱(冷めた温度)が伝
達されて冷やされるので、該飲料水入り容器3内の飲料
水が冷却される。飲料水入り容器3の飲料水は、温度セ
ンサ28からの検出信号をドライバ10にフィ−ドバッ
クしてうまみの感ずる冷却温度に自動設定される。ペル
チェ素子6の下面側は、加熱されることになるため、こ
の温度を逃がさないとペルチェ素子6の上面側を効率よ
く冷却状態に保てなくなるため、軸流ファン8を回して
おり、電子コ−スタ本体2−1の下端開口部13から空
気を吸い込んで上方のヒ−トシンク(放熱器)7に送風
して、その風を上記ヒ−トシンク7の側方に導き電子コ
−スタ本体2−1の側面に設けた空気排出孔14を介し
てヒ−トシンク7の下面の熱を電子コ−スタ本体2−1
の外部に排出することで、ペルチェ素子6の下面の暖め
られた熱が伝達されたヒ−トシンク7を空冷してペルチ
ェ素子6の下面を冷やすようにしている。
【0030】飲料水入り容器3内の飲料水を暖める場合
は、電源極性切換スイッチ12によって飲料水入り容器
3を加熱(暖)する側にセットすればよい。このことに
よりペルチェ素子6の上面側が暖になり、下面側が冷に
なるので、同じような原理で、飲料水を暖めることがで
きる。
【0031】尚、本体2−1に蓋を付けておけば、その
本体2−1の内部に飲料水を入れてある場合には、飲料
水の冷却及び加温が行えるのみならず、保温も行える。
尚、本体2−1及び蓋に断熱効果を持たせた構造とする
と更に保温性が良くなる。
【0032】また本体2−1内に飲料水入り容器3をセ
ットせず、蓋を装着しておかなければ[蓋を設けていな
ければ]、本体2−1内に水を入れておけば、その水を
加温することで、加湿器としても利用できる。
【0033】
【発明の実施例】
【発明の第1実施例】図1は、本発明の第1実施例とし
ての飲料水の温調・保温装置の応用例としての車載用の
飲料水入り容器設置用電子コ−スタ1−1の分解斜視図
で、図2は同電子コ−スタ1−1の側面図で、図3は同
電子コ−スタ1−1の縦断面図で、図4及び図5はペル
チェ素子6の説明図で、図6は一例としてのドライバ1
0の説明図である。
【0034】以下、図1乃至図6を参照して本発明の飲
料水入り容器設置用電子コ−スタ1−1の説明を行う。
【0035】樹脂で形成された円筒状の電子コ−スタ本
体2−1は、その中央部よりも下方の位置を熱伝導性の
良好な材質で、たとえばステンレス材で形成した飲料水
入り容器搭載設置用プレ−ト4−1で仕切り、上下に2
つに区画しており、上の空間部は、飲料水入り容器3を
収納するための飲料水入り容器収納部2Aとして利用
し、下の空間部は、ペルチェ素子6、ヒ−トシンク7及
び軸流ファン8で構成した電子熱交換器を収納するため
の電子熱交換器収納部2Bとして利用している。尚、電
子コ−スタ本体2−1は、その内径が飲料水入り容器3
の外形よりも若干大きめに設計している。尚、電子コ−
スタ本体2−1及び飲料水入り容器搭載設置用プレ−ト
4−1を熱伝導性の良いアルミやステンレス材で一体形
成しても良い。
【0036】尚、飲料水入り容器収納部2Aは、直接、
中に飲料水を入れ、その飲料水の冷却、加熱、保温を行
う場合には、飲料水収納部2Aとなる。また、このよう
な場合、電子コ−スタ本体2−1は、その上部に蓋を付
けておき、飲料水収納部2Aを密封できるようにしてお
くと良い。また蓋付きとすると飲料水入り容器収納部2
A内の飲料水入り容器3の冷却、加熱、保温を迅速に行
えるので非常に望ましいものとなる。このような蓋付き
とする場合には、飲料水入り容器収納部2Aの丈を飲料
水入り容器3を収納できる十分な丈に形成する必要があ
る。しかし、ここで説明する実施例は、飲料水入り容器
設置用電子コ−スタ1−1であるので、その説明と図面
の都合上、蓋付きの場合は、省略する。
【0037】上記容器搭載設置用プレ−ト4−1は、そ
の外周を上方に一体して飲料水入り容器倒れ防止部5−
1を延長形成したカップ形をなしている。この容器搭載
設置用プレ−ト4−1は、円筒形の電子コ−スタ本体2
−1を樹脂成形にて形成する際に、該樹脂によって容器
倒れ防止部5−1をモ−ルドして電子コ−スタ本体2−
1と一体化している。
【0038】電子コ−スタ本体2−1と一体化された容
器倒れ防止部5−1は、飲料水入り容器3の側面部から
も冷却叉は加温する事ができるようにして、容器3の迅
速な冷却叉は加温を行えるようにしている。
【0039】尚、容器倒れ防止部5−1の内面と電子コ
−スタ本体2−1の内面とは均一な面になるように、容
器倒れ防止部5−1をモ−ルドして電子コ−スタ本体2
−1と一体化しているため、上記容器搭載設置用プレ−
ト4−1より上部の電子コ−スタ本体2−1の側面部2
Cも飲料水入り容器3の倒れ防止部2Cとして機能して
いる。上記容器倒れ防止部5−1及び倒れ防止部2Cと
して機能する電子コ−スタ本体2−1の側面部2Cを設
けたのは、容器搭載設置用プレ−ト4−1に搭載設置し
た飲料水入り容器3の転倒防止及び容器3内の飲料水の
こぼれ防止の為であり、その形状、構造は、上記に限定
されず、適宜にコスト、デザイン、機能等を考慮して決
定すればよい。
【0040】上記容器搭載設置用プレ−ト4−1の下面
には、接着剤などを用いて平板状の電熱変換素子として
のペルチェ効果を有するペルチェ素子6を接着してい
る。尚、この場合、冷却または加熱を効率良く行わせる
ための金属プレ−トを介在させてペルチェ素子6を接着
してもよい。
【0041】ペルチェ素子6について、図4及び図5を
用いて以下に説明する。
【0042】図4は、ペルチェ素子6のカプルを示し、
図5は、図4のカプルを組み合わせて形成したペルチェ
素子6を示す。
【0043】図4を参照して、ペルチェ素子6のカプル
により飲料水入り容器3を冷却する場合を説明すると、
上記容器搭載設置用プレ−ト4−1を冷却することにな
るので、この熱吸収のためのコ−ルド・ジャンクション
部が容器搭載設置用プレ−ト4−1となる。ここで、直
流電源15(自動車のシガレットの点火装置の差し込み
口を利用する)をオンして電気伝導体16に電流を流す
と、上記容器搭載設置用プレ−ト4−1部分では、電子
が一方の半導体から他方の半導体に流れる時に、低エネ
ルギ−の状態から高エネルギ−の状態に移ることにな
り、エネルギ−が熱の形で電子に吸収される。電源15
は、この電子の流れを行わせるエネルギ−を供給し、ホ
ット・ジャンクションとなる熱伝導性の優れた、例えば
アルミニウムやマグネシウム等で形成されたヒ−トシン
ク7が、これに接続されている軸流ファン8を通して外
部に余分な熱を放出する。
【0044】このように、ペルチェ素子6は、ソリッド
ステ−ト・ヒ−トポンプであり、液体やガスを使用せ
ず、また可動部分もないため、非常に簡単に電子電熱変
換装置を構成できる利点がある。
【0045】尚、図4において、符号17−1、17−
2は、ビスマス・テルル化物の半導体で、不純物ド−ピ
ングによる過剰電子N型(N型半導体)17−1と不足
電子P型(P型半導体)17−2の2種類のエレメント
で構成されている。18は、アルミナ・セラミックス等
の電気絶縁体を示し、19は、キャリア電流で、熱流の
流れる方向を示す。
【0046】コ−ルド・ジャンクションとなる容器搭載
設置用プレ−ト4−1で形成された熱は、ホット・ジャ
ンクションとなるヒ−トシンク7にポンピングされる
が、その量は回路を流れるキャリア電流とカプラの数に
比例する。
【0047】従って、実際に使用されるペルチェ素子6
は、図5に示すように図4のカプラを組み合わせたモジ
ュ−ルとし、電気的には直列の、熱的には並列の接続と
している。
【0048】ペルチェ素子6の下面に、図1に示すよう
にヒ−トシンク(放熱器)7を接着剤などを用いて固定
している。この実施例におけるヒ−トシンク7は、平板
状ベ−ス7aの一方の面(図1及び図3では下側の面)
に多数の放熱用の針棒体(多数の深い溝を細かなピッチ
で切欠などの手段を用いて形成することにより得られ
る)7bを形成している。
【0049】ヒ−トシンク7の下面には、角型の軸流フ
ァン8を適宜な手段で構成している。この実施例では、
軸流ファン8は、その四隅のコ−ナ−フランジ8aそれ
ぞれに当該軸流ファン8を固定側に固定できるようにす
るために設けられた軸方向に貫通する止め孔があるの
で、該止め孔と対向するヒ−トシンク7部に螺子通し部
(針棒体7b部に形成)及び螺子孔(ベ−ス7aに形
成)を形成し、上記コ−ナ−フランジ8aの止め孔、螺
子通し孔及び螺子孔に止め螺子20を挿入し、該螺子2
0の先端部の螺子部を上記螺子孔に螺着することで、当
該軸流ファン8をヒ−トシンク7の下面に固着してい
る。
【0050】この実施例では、軸流ファン8は、図1に
示すようにロ−タ−インペラ21が回転した場合、電子
コ−スタ本体2−1の下端開口部13側から空気を吸い
込んで、ヒ−トシンク7(針棒体7b及びベ−ス7a)
に送風し、該ヒ−トシンク7に移動してきた熱の放熱を
行った後、上記針棒体7bの側方に逃がして電子コ−ス
タ本体2−1の外部に暖められた空気を排出する必要が
あるので、上記針棒体7bの側方と対向する電子コ−ス
タ本体2−1部に複数の空気排出孔14を形成してい
る。
【0051】尚、上記軸流ファン8は、一般にそのモ−
タ部22の内部に図示しないドライバが内蔵されてい
る。
【0052】上記ペルチェ素子6及び軸流ファン8を駆
動するためにこれらに電気的に接続されたリ−ド線2
3,24は、電子コ−スタ本体2−1の下端部に形成し
た切欠25を介して電子コ−スタ本体2−1の外部に導
かれてコントロ−ラを含んで形成したドライバ10に導
かれている。ドライバ10は、更にリ−ド線26を介し
て電源15側に電気的に接続するための差し込みプラグ
11に接続されている。
【0053】ドライバ10は、その筐体10a面に電源
スイッチ9、電源極性切り換えスイッチ12、温度表示
部(デジタル表示となっている)27及び温度手動調節
設定ダイヤル42を設けている。
【0054】尚、安価に形成するためには、温度表示部
(デジタル表示となっている)27及び温度手動調節設
定ダイヤル42を不要とすることができる。この場合に
は、電源スイッチ9をオンした後、電源極性切り換えス
イッチ12で冷却か、あるいは加熱かを選択すること
で、ドライバ10内の回路構成を予め一定の温度上昇以
上には加熱されないようにすると共に、予め一定の温度
以下に冷却されないようにしておけば良い。加熱の場合
は、人間が飲料水入り容器3内の飲料水、例えば、コ−
ヒ−を飲むことができる程度の熱さ以上加熱されないよ
うにドライバ10の電子回路構成を設計し、冷却の場合
は、人間が飲料水入り容器3内の飲料水、例えば、炭酸
飲料やジュ−スをうま味があると感じて飲むことができ
る程度の冷たさ、例えば3℃〜10℃位の温度に冷却で
きるようにドライバ10の電子回路構成を設計しておく
と良い。
【0055】図6は、簡単な一例としての冷却叉は加熱
温度を手動調節設定可能にしたドライバ10の電気回路
構成を示す。
【0056】温度センサ28は、飲料水入り容器3内の
飲料水の温度を測定するものであり、飲料水入り容器3
内の飲料水の温度を直接測定するものでなく目安として
の温度設定のためのものであるため、電子コ−スタ本体
2−1,プレ−ト4−1,ペルチェ素子6,ヒ−トシン
ク7あるいは軸流ファン8等の適宜な箇所に配置され
る。
【0057】飲料水入り容器3内の飲料水の温度を目安
として測定のための温度センサ28は、一方の電源端子
は抵抗29を介してVcc電源(電源15)側に電気的
に接続し、他方の端子は可変抵抗30を介してア−スE
(電源15)側に接続している。可変抵抗30の摺動接
触端子31は、上記温度手動調節設定ダイヤル42によ
って動かされるもので、摺動接触端子31によって可変
抵抗30は分圧された抵抗値のものとなる。該摺動接触
端子31はドライバ用IC32の入力側に電気的に接続
され、ドライバ用IC32の出力側はペルチェ素子6に
電気的に接続されている。
【0058】いま自動車の電源15(バッテリ)への差
し込み口に差し込み11を差し込んだ状態で、電源極性
切り換えスイッチ12を飲料水入り容器3内の飲料水を
冷却する側にオン(閉成)し、温度手動調節設定ダイヤ
ル42によって、例えば4℃に飲料水入り容器3内の飲
料水を冷却する(目安としての温度である)場合、電源
スイッチ9をオン側に設定し、電源15をペルチェ素子
6及び軸流ファン8に投入すると、軸流ファン8が内部
にドライバを備えているために電源スイッチ9のオンよ
り軸流ファン8のロ−タインペラ21が所定方向に回転
しヒ−トシンク7の放熱のために電子コ−スタ本体2−
1の下端開口部13側から空気を吸い込んでヒ−トシン
ク7に送風し、該ヒ−トシンク7の側方に送風された空
気を電子コ−スタ本体2−1の側面に設けた空気排出孔
14を介して電子コ−スタ本体2−1の外部に排出し続
ける。
【0059】一方、温度手動調節設定ダイヤルに42よ
って、例えば4℃に飲料水入り容器3内の飲料水を冷却
する場合、温度センサ28からの温度信号が温度手動調
節設定ダイヤル42によって、4℃に飲料水入り容器3
内の飲料水を冷却するようにドライバ用IC32が作動
し続けてペルチェ素子6が駆動するので、図4及び図5
で説明した原理に従ってペルチェ素子6が作動し、ペル
チェ素子6の上面側が冷却される。この結果、プレ−ト
4−1面に搭載設置された飲料水入り容器3の底面に冷
の熱が伝達されて冷やされるので、該飲料水入り容器3
内の飲料水が上記調節設定された温度に冷却される。
【0060】このことにより、ペルチェ素子6の下面側
は、加熱されることになるが、上記のように軸流ファン
8のロ−タインペラ21が回転しており、電子コ−スタ
本体2−1の下端開口部13から空気を吸い込んで上方
のヒ−トシンク7に送風し、該ヒ−トシンク7の側方に
流して電子コ−スタ本体2−1の側面に設けた空気排出
孔14を介してヒ−トシンク7の下面の熱を電子コ−ス
タ本体2−1の外部に排出することで、ペルチェ素子6
の下面の暖められた熱が伝達されたヒ−トシンク7を冷
却してペルチェ素子6の下面を冷やすようにしているの
で、効率良く上記飲料水入り容器3内の飲料水を調節設
定された温度に冷却できる。
【0061】上記飲料水入り容器3内の飲料水を調節設
定された温度に加熱(加温)する場合は、電源極性切り
換えスイッチ12を飲料水入り容器3内の飲料水を加熱
(加温)する側にオン(閉成)し、温度手動調節設定ダ
イヤル42によって、例えば80℃に飲料水入り容器3
内の飲料水を加温する(目安としての温度である)よう
に設定すれば良く、このようにすると、温度センサ28
からの温度信号が温度手動調節設定ダイヤル42によっ
て、80℃に飲料水入り容器3内の飲料水に加温するよ
うにドライバ用IC32が作動し続けてペルチェ素子6
が駆動するので、図4及び図5で説明した原理に従って
ペルチェ素子6が作動し、ペルチェ素子6の上面側が加
温される。この結果、プレ−ト4−1面に搭載設置され
た飲料水入り容器3内の底面に暖の熱が伝達されて暖め
られるので、該飲料水入り容器3内の飲料水が上記調節
設定された温度に暖められる。
【0062】このことにより、ペルチェ素子6の下面側
は、冷えることになるが、上記のように軸流ファン8の
ロ−タインペラ21が回転しており、電子コ−スタ本体
2−1の下端開口部13から空気を吸い込んで上方のヒ
−トシンク7に送風し、該ヒ−トシンク7の側方に冷え
た空気を流して電子コ−スタ本体2−1の側面に設けた
空気排出孔14を介してヒ−トシンク7の下面の冷の熱
を電子コ−スタ本体2−1の外部に排出することで、ペ
ルチェ素子6の下面の冷えた熱が伝達されたヒ−トシン
ク7を加温してペルチェ素子6の下面を暖めるようにし
ているので、効率良く上記飲料水入り容器3内の飲料水
を調節設定された温度に暖めることができる。
【0063】尚、上記においては、軸流ファン8が下端
開口部13側から空気を吸い込んで、ヒ−トシンク7側
に送風し、その空気排出孔14から、空気を送風するよ
うに説明したが、これに限るものでなく、軸流ファン8
の取着を逆にして軸流ファン8によって空気排出孔14
側から空気を吸い込んでヒ−トシンク7を介して下端開
口部13側から空気を排出するようにしても良い。
【0064】
【発明の第2実施例】図7は本発明の第2実施例の飲料
水入り容器設置用電子コ−スタ1−2の縦断面図を示
す。
【0065】この飲料水入り容器設置用電子コ−スタ1
−2の場合、飲料水入り容器設置用電子コ−スタ1−1
の下端部を改良して、自動車の運転手席等の適宜箇所に
固着するようにした例を示す。
【0066】図7を参照して、この電子コ−スタ1−2
では、電子コ−スタ本体2−2の下端部に鍔33−1を
一体形式(あるいは、アタッチメントによって形成して
も良い)し、その鍔33−1に粘着材34を塗布したも
のとなっている。
【0067】通常、この粘着材34面には剥離紙を貼着
してある。
【0068】このため、この電子コ−スタ1−2を自動
車の運転手席のフロント台等に固着するときは、上記の
剥離紙を剥して粘着材34を露出させ、この粘着材34
面をフロント台等に固着することで、当該電子コ−スタ
1−2を上記フロント台等に固着できる。
【0069】
【発明の第3実施例】図8は本発明の第3実施例を示す
飲料水入り容器設置用電子コ−スタ1−3の縦断面図を
示す。
【0070】図8を参照して、この電子コ−スタ1−3
は、上記電子コ−スタ1−2同様に電子コ−スタ本体2
−3の下端部に鍔33−2を一体形成している。しか
し、この鍔33−2の場合には、その底面にいずれか一
方の面がN極、S極の単極に着磁された永久磁石35を
接着剤等を用いて固定している。
【0071】尚、この実施例の電子コ−スタ1−3の場
合には、更に、永久磁石35の下面にも粘着材34を塗
布してあり、当該電子コ−スタ1−3を自動車の運転手
席等に取着固定するに当たって、より堅固な取着が行え
るようにしている。
【0072】尚、自動車の場合には、運転手が臨むフロ
ント台は、プラスチックで形成され、磁性体で形成され
ていないので、上記第2実施例の電子コ−スタ1−2の
ように粘着材34のみを設けているので良いが、より堅
固に当該電子コ−スタ1−3を自動車の固定側に固着す
るには、永久磁石35による磁力による固着力を利用す
ることが望ましいため、この第3実施例の電子コ−スタ
1−3では、そのようにしてある。
【0073】しかし、この電子コ−スタ1−3の場合、
上記永久磁石35を吸引させる部分が自動車内に無い場
合もある。そこで、上記したように粘着材34を用いて
いる。
【0074】しかし、そのままでは、この電子コ−スタ
1−3の意義がなくなるので、この電子コ−スタ1−3
を用いる場合には、粘着材あるいは、接着剤を用いて上
記固定側に磁性体板を固定し、上記鍔33−2及び永久
磁石35の底面を固着固定するようにするとよい。
【0075】図9は、第4実施例の飲料水入り容器設置
用電子コ−スタ1−4の斜視図で、この電子コ−スタ1
−4は、その側面を自動車の運転手席などの適宜箇所に
粘着固定できるようにしたもので、電子コ−スタ本体2
−4の側面部を平坦な面2−4aに形成し、その面2−
4aに粘着材34を塗布している。この粘着材34面に
は、通常、剥離紙36を貼着しておく。
【0076】この例における剥離紙36の場合は、3つ
の分割剥離紙36a,36b,36cで形成してあり、
電子コ−スタ本体2−4を図10に示すように固定側3
7に貼着固定するに当たって、固定側37の面積に応じ
て必要な分割剥離紙36a,36b,36cを粘着材3
4から剥がして使用できるようにしている。このように
分割剥離紙36a,36b,36cによって剥離紙36
を形成しておくと、若しも一つの分割剥離紙36aを剥
がして露出した粘着材34を固定側37に貼着した場合
に、何らかの原因で粘着材34が固定側37から剥がさ
れた場合でも、他の分割剥離紙36b,36cを剥がし
て露出した粘着材34を固定側37に貼着することで、
当該固定側37に再度、電子コ−スタ本体2−4を貼着
固定できる。
【0077】
【発明の第5実施例】図11は、第5実施例の飲料水入
り容器設置用電子コ−スタ1−5の斜視図で、この電子
コ−スタ1−5は、自動車の運転手席などの適宜箇所に
掛け装着できるようにしたもので、電子コ−スタ本体2
−5の側面部に後記するコ字状の釣41の釣り部38に
通すことができるその長手方向に貫通した通し孔39を
有する掛け具40を形成している。
【0078】かかる電子コ−スタ1−5を釣41に掛け
装着するに当たっては、釣41の固定片43面に粘着固
定しておく。尚、粘着材34面には、通常、剥離紙36
を貼着してあるので、粘着材34を露出させるに当たっ
ては、剥離紙36を剥がす。以上のようにすることによ
って予め釣41を固定側37に固着する。固着された釣
41の釣り部38に掛け具40の通し孔39を係合させ
ることで電子コ−スタ1−5を固定側37に装着でき
る。
【0079】
【発明の第6実施例】図13及び図14を参照して本発
明の第6実施例としての飲料水入り容器設置用電子コ−
スタ1−6について説明する。
【0080】この電子コ−スタ1−6は、第5実施例の
電子コ−スタ1−5と逆にL字形の釣44を電子コ−ス
タ本体2−6の側面部に形成しており、通し孔45を有
する掛け具46を接着剤や粘着材等の適宜な手段を用い
て固定側37に固着している。
【0081】従って、固定側37に固着された掛け具4
6の通し孔46に釣44の係合片47を通して保合させ
ることで上記電子コ−スタ1−6を固定側37に装着保
持できる。
【0082】
【発明の第7実施例】図15及至図17を参照して本発
明の第7実施例としての飲料水入り容器設置用電子コ−
スタ1−7について説明する。
【0083】この電子コ−スタ1−7は、上記した外径
の大きな飲料水入り容器3よりも小さな外形の飲料水入
り容器3’を用いた場合でも、その飲料水入り容器3’
が横ずれしないようにして容器3’の横ずれによる衝突
による打音の防止や、容器3’内の飲料水のあふれによ
るこぼれの防止を図ったものとなっている。
【0084】図15は、上記容器3’の横ずれ防止対策
を図った場合における飲料水入り容器3’を搭載設置し
た電子コ−スタ1−7の外観斜視図を示し、図16は、
同電子コ−スタ1−7の側面図を示し、図17は、外径
の小さな飲料水入り容器3’の横ずれ防止部材48の動
きを説明するための図面となっている。
【0085】図15乃至図17を参照して、電子コ−ス
タ本体2−1の上部端には、外径の小さな飲料水入り容
器3’を電子コ−スタ1−7に搭載設置した場合に、そ
の容器3’の横ずれを防止するために、電子コ−スタ本
体2−7の上端部に、上記飲料水入り容器3’の外径と
若干一致した内径を有する円環状の横ずれ防止部材48
を施図支持機構49を設け、この施図支持機構49によ
って横ずれ防止部材48を図17で示す矢印方向に施図
自在にしている。
【0086】上記外径の大きな容器3に代えて、外径の
小さな容器3’を電子コ−スタ1−7に搭載設置する場
合には、図18に示すように上方に設置していた横ずれ
防止部材48を図17で示すように横ずれ防止部材48
を動かして最終的には横ずれ防止部材48を図15に示
すように電子コ−スタ本体2−7の上端面に倒す。
【0087】このようにすると、電子コ−スタ1−7の
上端面においては、容器3’と同じ程度の内径を持つ横
ずれ防止部材48によって、上記電子コ−スタ本体2−
7内に上端から挿入搭載しようとする入口である容器挿
入口50には、容器3のような大きな外径のものは横ず
れ防止部材48の内部に入り込まず、外径の小さな容器
3’のみしか入れられず、電子コ−スタ1−7には、径
の小さな容器3’のみを横ずれを防止できるように保持
設置できる。
【0088】逆に径の大きな容器3を電子コ−スタ1−
7に保持設置させる場合には、図16及び図17に示す
ように横ずれ防止部材48を旋回して垂直上方に倒立設
置することで、電子コ−スタ本体2−1の入口を容器3
の径に合わせたものにすることができる。このため、径
の大きな容器3のものも電子コ−スタ本体2−1に保持
設置できる。
【0089】
【発明の第8実施例】図18至図20を参照して、本発
明の第8実施例としての飲料水入り容器設置用電子コ−
スタ1−8について説明する。
【0090】この電子コ−スタ1−8は、後記する電子
コ−スタ1−9同様に2個の外径の異なる飲料水入り容
器3,3’を保持設置できるようにした点が異なるのみ
で、他は上記電子コ−スタ1−1,…,1−7と特別に
異なっているものではない。
【0091】
【0092】この電子コ−スタ1−8が上記電子コ−ス
タ1−1,…,1−7と異なるのは、電子コ−スタ本体
2−8が2個の飲料水入り容器3,3’を収納保持でき
る形成となっている点に大きな差異が認められる。従っ
て、この電子コ−スタ1−8の場合、上面から見ると楕
円形状をなしており、側縦断面から見ると、図18のよ
うになしている。
【0093】図18においては、2つの径の異なる容器
3,3’(図19及び図20参照)を横ずれ防止を兼ね
て収納できるようにするために、特に径の大きな2つの
飲料水入り容器収納部2A’を電子コ−スタ本体2−8
の上部、即ち飲料水入り容器設置プレ−ト4−2の上部
位置に形成している。2Dは、2つの容器収納部2A’
の仕切り部であり、飲料水入り容器倒れ防止部としても
機能する。
【0094】上記容器設置用プレ−ト4−2は、上記電
子コ−スタ本体2−8の形状に合わせた楕円形板となっ
ており、その側面部には、飲料水入り容器倒れ防止部5
−2が一体して上方に延びて形成され、その外周部が樹
脂にて形成された上記本体2−8に埋設され、プレ−ト
4−2と本体2−8とが一体化されている。
【0095】上記プレ−ト4−2上の2つの容器収納部
2A’内の飲料水入り容器3,3’の両方を、1つのペ
ルチェ素子6で短時間で且つ容易に冷却叉は加熱するこ
とができるようにするために、上記プレ−ト4−2の下
面中央部にペルチェ素子6を接着固定している。ヒ−ト
シンク7、軸流ファン8については上記した通りと同じ
である。
【0096】この電子コ−スタ1−8については、径の
異なる2つの容器3,3’を収納保持できるようにした
もので、容器3’のそれは容器3の外径よりも小さなも
のとなっている。このため、容器3’を容器収納部2
A’内に収納保持すると、該容器収納部2A’の内径は
容器3の外径の大きさに合わせて形成したものとなって
いるため、自動車など振動するものに当該電子コ−スタ
1−8を用いた場合には、その揺れなどの振動により、
容器3’が揺れて大きな衝突音や容器3’内の中身の漏
れが生ずることになる。こうした欠点を解消するため
に、2つの容器収納部2A’を分離する容器本体2−8
の仕切り部2Dの上部に旋回支持機構49−1を設けて
2つの横ずれ防止部材48を旋回支持している。
【0097】2つの横ずれ防止部材48それぞれを横に
倒した場合には、図19から明らかなように、外径の大
きな容器3の場合には、横ずれ防止部材48の内部に入
り込まないか、外径の小さな容器3’の場合には、横ず
れ防止部材48の内部に入り込むことが理解できる。
【0098】従って、外径の異なる容器3と3’の両方
を電子コ−スタ1−8に収納保持する場合には、外径の
大きな容器3を収納する収納部2A’側の横ずれ防止部
材48は図18及び図20に示すように垂直上方に持ち
上げ保持し、外径の小さな容器3’を収納する収納部2
A’側の横ずれ防止部材48は図18及び図20に示す
ように横に倒し保持することで、2つの外径の異なる容
器3,3’の横ずれを防止した収納保持が可能となる。
【0099】また外径の大きな容器3を2つ用いる場合
には、両方の横ずれ防止部材48を共に垂直上方に持ち
上げ保持し、共に外径の小さな容器3’を2つ用いる場
合には、両方の横ずれ防止部材48を共に横に倒し保持
することで、電子コ−スタ2−8に容器3,3’の横ず
れを防止した収納保持が可能となる。
【0100】尚、この電子コ−スタ1−8の場合にも、
固定側への取付方法は種々考えられる事から、それらに
ついての説明は省略する。
【0101】尚、電子熱交換器収納部2B’の所定部分
は、ウレタン等の断熱手段を施しておくと良い。2C’
は、飲料水入り容器倒れ防止部(側面部)を示す。
【0102】
【発明の第9実施例】この図21及び図22に示す第9
実施例の飲料水入り容器設置用電子コ−スタ1−9は、
上記電子コ−スタ1−8から、1個の横ずれ防止部材4
8を削除して、多少コストの低減化を図ったものとして
いる。この場合には、外径の異なる容器3,3’の何れ
も設置可能だが、外径の小さな容器3’を2個用いる場
合には、一方の容器3’は横ずれすることになる欠点を
持つが、通常、1個の容器3叉は3’しか必要としない
場合で、何れかの外径の容器3または3’であっても電
子コ−スタ1−9に収納保持できるようにすることを考
慮したものである。この電子コ−スタ1−9について
は、上記した電子コ−スタ1−1,…,1−8にて構
成、作用動作など明らかにしているので、それ等を参照
すれば理解できるため、以下においては特に詳細な説明
を行わない。
【0103】
【発明の効果】本発明の飲料水の温調・保温装置による
と、非常に簡単な構成で、しかも安価且つ小型に形成で
きるので、飲料水を温調[冷却、加熱]・保温でき、し
かも場所を選ばないので、種々の目的に使用でき、電子
コ−スタを含む飲料水の温調・保温装置を初め、また加
湿器としても利用可能になる。また飲料水入り容器設置
用電子コ−スタに用いれば、自動車内など限られた場所
においても極めて容易に飲料水入り容器内の飲料水を所
望の温度に設定でき、しかも飲料水入り容器を所定の位
置に容易に設置保持でき、また極めて小形且つ安価なも
のに形成できる実用上の効果甚大なものであり、特に自
動車に用いると最適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
図1 本発明の第1実施例としての飲料水入り容器設置
用電子コ−スタの分解斜視図である。図2 同電子コ−
スタの側面図である。図3 同電子コ−スタの縦断面図
である。図4及び図5 ペルチェ素子の説明図である。
図6 一例としてのドライバの説明図である。図7 本
発明の第2実施例としての飲料水入り容器設置用電子コ
−スタの縦断面図である。図8 本発明の第3実施例と
しての飲料水入り容器設置用電子コ−スタの縦断面図で
ある。図9 本発明の第4実施例としての飲料水入り容
器設置用電子コ−スタの外観斜視図である。図10 同
電子コ−スタの固定方法の説明図である。図11 本発
明の第5実施例としての飲料水入り容器設置用電子コ−
スタの外観斜視図である。図12 同電子コ−スタの固
定側への係合方法の説明図である。図13 本発明の第
6実施例としての飲料水入り容器設置用電子コ−スタの
説明図である。図14 同電子コ−スタの固定側への係
合方法の説明図である。図15 本校案の第7実施例と
しての飲料水入り容器設置用電子コ−スタの斜視図であ
る。図16及び図17 同電子コ−スタの横ずれ防止部
材の動作の説明図である。図18 本発明の第8実施例
としての飲料水入り容器設置用電子コ−スタの縦断面図
である。図19及び図20 同電子コ−スタの斜視図で
ある。図21 本発明の第9実施例としての飲料水入り
容器設置用電子コ−スタの縦断面図である。図22 同
電子コ−スタの斜視図である。
【符号の説明】
1−1,・・・,1−9 飲料水入り容器設置用電子コ
−スタ 2−1,・・・,2−8 電子コ−スタ本体 2−4a 平坦な面 2A,2A’ 飲料水入り容器収納部 2B,2B’ 電子熱交換器収納部 2C,2C’ 飲料水入り容器倒れ防止部(側面部) 2D 仕切り部(飲料水入り容器倒れ防止部) 3,3’ 飲料水入り容器 4−1,4−2 飲料水入り容器搭載設置用プレ−ト 5−1,5−2 飲料水入り容器倒れ防止部 6 ペルチェ素子 7 ヒ−トシンク(放熱器) 7a 平板状ベ−ス 7b 針棒体 8 送風装置(DCブラシレス軸流ファン) 8a コ−ナ−フランジ 9 電源スイッチ兼電源極性切換スイッチ 10 ドライバ 10a 筐体 11 差し込みプラグ 12 電源極性切換スイッチ 13 下端開口部 14 空気排出孔 15 直流電源 16 電気伝導体 17−1 過剰電子N型(N型半導体) 17−2 不足電子P型(P型半導体) 18 電気絶縁体 19 キャリア電流,熱流の流れる方向 20 止め螺子 21 ロ−タ−インペラ 22 モ−タ部 23,24 リ−ド線 25 切欠 26 リ−ド線 27 温度表示部 28 温度センサ 29 抵抗 30 可変抵抗 31 摺動接触端子 32 ドライバ用IC 33−1,33−2 固定用鍔 34 粘着材 35 永久磁石 36 剥離紙 36a,36b,36c 分割剥離紙 37 固定側 38 釣り部 39 通し孔 40 掛け具 41 釣 42 温度手動調節設定ダイヤル 43 固定片 44 釣 45 通し孔 46 掛け具 47 係合片 48 横ずれ防止部材 49 旋回支持機構 50 容器挿入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料水の温調・保温装置本体(2−1,
    ・・・,2−8)に該装置本体内の中の飲料水を冷却又
    は加温するための熱伝導性の良好な材質で形成した温度
    伝達プレ−ト(4−1,4−2)部を設け、該プレ−ト
    部の反飲料水側の面に上記ブレ−ト部を冷却及び加温す
    るため平板状のペルチェ効果を有するペルチェ素子
    (6)を設け、該ペルチェ素子(6)に発生した上記プ
    レ−ト部と反対の温度熱を外部に移動させるためのヒ−
    トシンク(7)を設け、該ヒ−トシンク(7)に移動し
    てきた熱を外部に積極的に逃す為の送風装置(8)を設
    けたことを特徴とする飲料水の温調・保温装置。
  2. 【請求項2】 上記飲料水の温調・保温装置は、飲料水
    入り容器設置用電子コ−スタであり、該飲料水入り容器
    設置用電子コ−スタ本体(2−1,・・・,2−8)に
    1以上の飲料水入り容器(3,3’)を搭載設置するた
    めの熱伝導性の良好な材質で形成した飲料水入り容器搭
    載設置用プレ−ト(4−1,4−2)部を設け、上記搭
    載設置用プレ−ト(4−1,4−2)面に搭載設置した
    飲料水入り容器(3,3’)の倒れ防止部(2C,2
    C’)を設け、上記搭載設置用プレ−ト(4−1,4−
    2)の上記飲料水入り容器と接触する面とは反対側の面
    に当該搭載設置用プレ−ト(4−1,4−2)を冷却及
    び加温するため平板状のペルチェ効果を有するペルチェ
    素子を設け、該ペルチェ素子に発生した上記プレ−ト部
    と反対の温度熱を外部に移動させるためのヒ−トシンク
    を設け、該ヒ−トシンクに移動してきた熱を外部に積極
    的に逃す為の送風装置を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の飲料水の温調・保温装置。
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