JPH0955719A - データ通信用インタフェース装置 - Google Patents

データ通信用インタフェース装置

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JPH0955719A
JPH0955719A JP7206179A JP20617995A JPH0955719A JP H0955719 A JPH0955719 A JP H0955719A JP 7206179 A JP7206179 A JP 7206179A JP 20617995 A JP20617995 A JP 20617995A JP H0955719 A JPH0955719 A JP H0955719A
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JP
Japan
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transmission
data
buffer
frame
interface device
Prior art date
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Application number
JP7206179A
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English (en)
Inventor
Masaki Yamashina
正樹 山階
Teruo Hagino
輝雄 萩野
Koji Ishioka
宏司 石岡
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機間通信において、対話的な処理におけ
る応答時間の短縮やファイル転送時のスループットの向
上を図る。 【解決手段】 データ通信用インタフェース装置3−3
のバスインタフェースバッファ3−5に上位計算機3−
1から書き込まれた送信データをすべて送信し終り、受
信側からバックワードチャネルを通じて再送要求がない
場合にも、送信制御部3−4の制御によって、自動的に
再送制御用バッファ3−6に蓄積されているデータの中
で送達確認が取れていないデータを繰返し送信すること
により受信側で送信側が意図するブロック単位のデータ
の受信時間を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル無線、IS
DN等の伝送路を利用し、計算機データを通信するデー
タ通信用インタフェース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機データの伝送には伝送デー
タをフレーム化し、それらの伝送フレームをStop and W
ait,Goback to N,Selective Repeat等の各種のARQ
技術(自動再送要求技術)を用いてエラーフリー伝送す
ることが行われて来た。図3は、従来のセレクティブリ
ピートARQ方式を説明するための説明図であり、送信
と受信側の各装置及び送受信フレーム1−6及び1−7
のタイミングチャートを示している。従来のセレクティ
ブリピートARQ方式では、例えば、この図に示すよう
に、送信側上位計算機1−1上で動作する高位レイヤ通
信プロトコル1−2がデータ通信用インタフェース装置
1−3のバスインターフェースバッファ1−4に送信デ
ータ[a,b,c,d]を書き込んだ場合、送信側デー
タ通信用インタフェース装置1−3はそれらのデータを
再送制御用バッファ1−5に転送し、タイミングt0以
降、順次、フレーム番号を増加させた伝送フレームのペ
イロードにデータを載せて伝送する。
【0003】伝送網には網遅延や伝送誤り発生の可能性
があるため、送信側でバスインタフェースバッファ1−
4に書き込まれたデータを送信した後、受信側からの送
達確認あるいは再送要求を受信していない状態が生じる
ことがある。図3は、網遅延が1伝送フレームの伝送時
間の4倍の例を示している。ここで、1伝送フレーム長
を20バイト、網の伝送速度が32Kbit/s(Kb
ps)であると仮定すると、上位計算機1−1から書き
込まれたデータのレングスは80バイト、1伝送フレー
ムの伝送時間は5msec、網遅延は20msecとな
る。また、この図に示す場合、受信側では、タイミング
t5とt6で、フレーム番号2,3のフレーム(斜線
部)を正常に受信できなかったものと仮定する。
【0004】送信側でデータを送信した後、受信側から
の送達確認信号(RR;Receive Ready)あるいは再送
要求信号(Rej;Rejet)を受信していない状態で
は、通常のARQ方式では最後に伝送したフレームを送
信し続ける。そして、受信側からの再送要求(Rej
2,Rej3)を受信した場合には、要求されたフレー
ム番号(番号2,3の伝送フレーム)を再送する。この
ような動作においては、受信側データ通信用インターフ
ェース装置1−8内のバスインタフェースバッファ1−
9に送信データすべてが揃うのはタイミングt24とな
る。上述した通信速度32Kbps、網遅延20mse
cを仮定した場合には、送信後、115msecかかる
ことになる。
【0005】受信側上位計算機1−10で動作する高位
レイヤ通信プロトコル1−11はプロトコルフレームが
揃うまで動作することができない。また、従来のARQ
方式では、送信側上位計算機1−1からブロック単位に
書き込まれたデータ長に対応させて、伝送方式を変更す
る等の伝送時間をできるだけ短くするための工夫はなさ
れていない。したがって、このような短いデータ長のデ
ータを伝送する際には上述のように伝送効率が極端に悪
くなる場合がある。
【0006】図4は、従来のARQ方式を用いて、(再
送制御用バッファ数)×(伝送フレームのペイロード
長)以上のサイズでデータをブロック単位に送信側上位
計算機2−1で動作する高位レイヤ通信プロトコル2−
2が送信側データ通信用インタフェース装置2−3のバ
スインタフェースバッファ2−4にデータを書き込む際
の伝送動作例を示したものである。なお、図4に示す2
−6及び2−7は、それぞれ送信及び受信フレームの時
系列を示すタイミングチャート、2−8は受信側データ
通信用インターフェイス装置、2−9は受信側上位計算
機、2−10は受信側上位計算機2−9で用いられる高
位レイヤプロトコルを表している。また、この図に示す
場合、受信側では、タイミングt5及びt6並びにt9
で、フレーム番号2,3及び6のフレーム(斜線部)を
正常に受信できなかったものと仮定する。
【0007】図4において、再送制御用バッファ2−5
が満杯になるタイミングt7では、受信側からの送達確
認あるいは再送要求が来ていないため、このタイミング
より後のタイミングでは最後に送信した伝送フレーム
を、再送制御用バッファ2−5を解放できるまで送信し
続ける。そして、送達確認信号RR2を受信すると、再
送制御用バッファ2−5のスロット1を解放しバスイン
タフェースバッファ2−4に書き込まれているデータ
[i]をペイロードとする伝送フレームを送信する(タ
イミングt9)。
【0008】次に、再送要求信号Rej2を受信する
と、その次のタイミングt12で当該のフレーム番号の
伝送フレームを送信する。以降、信号RRあるいはRe
jの番号がインクリメントされるタイミングまで、伝送
した最後のフレームの伝送を継続する。そのため、図4
に示す動作例ではタイミングt30においてもデータ
[f,k]が受信できておらず、受信側高位レイヤ通信
プロトコル2−11が[a〜k]を1プロトコルフレー
ムとして認識している場合には、[a〜k]のデータが
揃うまでACK(肯定応答)を返せない。
【0009】また、送信側では通常、バスインタフェー
スバッファ2−4のデータをすべて送信し終わらない
と、上位計算機2−1に対して新たなデータの書き込み
を許可しないため、スループットを向上させるためには
上位計算機2−1からブロック単位で書き込まれたデー
タをできるだけ早く転送完了する必要がある。そのた
め、計算機間通信で、対話処理時の応答時間を短縮した
り、高位レイヤ通信プロトコルがストップアンドウエイ
ト形のARQ方式でファイル転送を行う場合、上位計算
機がデータ通信用インタフェース装置に書き込んだデー
タを迅速に伝送出来る機構を提供する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためになされたものであり、ディジタル無線
やISDN等の伝送路を利用し、エラーフリーを保証し
て計算機データを伝送するデータ通信用インタフェース
装置において、低位レイヤでの再送制御を行うデータ通
信用インタフェース装置のバスインタフェースバッファ
に上位計算機から書き込まれた送信データを迅速に伝送
することにより、計算機間通信において、対話的な処理
における応答時間の短縮やファイル転送時のスループッ
トの向上を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上位計算機
で動作する高位の通信プロトコルが通信インタフェース
バッファに書き込む送信データの遅延時間を少なくして
伝送することを目的とする。そのため、データ通信用イ
ンタフェース装置のバスインタフェースバッファに上位
計算機から書き込まれた送信データをすべて送信し終
り、受信側からバックワードチャネルを通じて再送要求
がない場合にも、自動的にデータ通信用インタフェース
装置の再送制御用バッファに蓄積されているデータの中
で送達確認が取れていないデータを繰返し送信すること
により、受信側で、送信側が意図するブロック単位のデ
ータの受信時間を短縮させる。
【0012】さらに、送信タイミングにおいて再送制御
用バッファが伝送済フレームの送達確認が取れないため
に解放できず、新たな伝送フレームを送信できない場合
に、送達確認が取れている伝送フレームより大きいフレ
ーム番号を持つ送信済の伝送フレームを繰返し送信する
機能を具備することにより、データ通信用インタフェー
ス装置にバッファリングされているデータの送信時間を
短縮させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2を参照して本発
明によるデータ通信用インタフェース装置について説明
する。図1は、本発明によるデータ通信用インタフェー
ス装置の一実施の形態の構成及びその伝送制御の一動作
例を示すものであり、この図には、上位計算機から通信
用インタフェース装置の上位装置側のバッファにデータ
が書き込まれ、上位装置側のバッファのデータをすべて
送信終了したタイミングで、受信側からの送達確認ある
いは再送要求が最後の送信対象のデータに対して届いて
いない場合の動作例を示している。また、図2は、送信
タイミングにおいて回線側の送信バッファが伝送済フレ
ームの送達確認が取れないために解放できず、新たな伝
送フレームを送信できない場合の動作例を示している。
【0014】図1及び図2において、それぞれ、3−
1、4−1は送信側のPC(パーソナルコンピュータ)
などの上位計算機、3−2、4−2は送信側上位計算機
3−1、4−1の上で動作する高位レイヤ通信プロトコ
ル、3−3、4−3は送信側データ通信用インタフェー
ス装置、3−4、4−4は送信側データ通信用インタフ
ェース装置3−3、4−3の送信制御部、3−5、4−
5は送信側データ通信用インタフェース装置3−3、4
−3のバスインタフェースバッファ、3−6、4−6は
送信側データ通信用インタフェース装置3−3、4−3
の再送制御用バッファである。この場合、送信側上位計
算機3−1(又は4−1)と送信側データ通信用インタ
フェース装置3−3(又は4−3)は、それぞれ、バス
インタフェース等を介して接続され、各装置間ではバス
インタフェースバッファ3−5(又は4−5)を介し、
ブロック単位でデータの授受が行われる。
【0015】一方、3−9、4−9は受信側のデータ通
信用インタフェース装置、3−10、4−10は受信制
御部、3−11、4−11は受信側データ通信用インタ
フェース装置のバスインタフェースバッファ、3−1
2、4−12は受信側のPC等の上位計算機、3−1
3、4−13は受信側の上位レイヤ通信プロトコルをそ
れぞれ示している。また、受信側のデータ通信用インタ
フェース装置3−9(又は4−9)と送信側のデータ通
信用インタフェース装置3−3(又は4−3)とは、図
示していない下位レイヤのデータチャネル及びバックワ
ードチャネルからなる有線又は無線回線を介してそれぞ
れ接続されている。
【0016】また、図3及び図4において、3−7、4
−7は送信フレームの時系列、3−8、4−8は受信フ
レームの時系列をそれぞれ示している。なお、送信側
(又は受信側)通信用インターフェース装置3−3,4
−3(又は3−9,4−9)は、図示していない受信側
(又は送信側)の各構成をそれぞれ具備している。
【0017】図1に示す構成においては、送信制御部3
−4及び受信制御部3−10が本発明によって新たに設
けられた構成であり、送信制御部3−4によってバスイ
ンタフェースバッファ3−5及び再送制御用バッファ3
−6が監視、制御され、受信制御部3−10によってバ
スインタフェースバッファ3−11が監視、制御され
る。また、図2においては、送信制御部4−4及び受信
制御部4−10が本発明によって新たに設けられた構成
であり、それぞれ、図1に示す送信制御部3−4及び受
信制御部3−10に対応する構成である。
【0018】次に、図1に示すデータ通信用インタフェ
ース装置の動作を説明する。なお、この図に示す場合に
おいて、網遅延は1伝送フレームの伝送時間の4倍であ
り、斜線を付したタイミングt5及びt6並びにt9に
おける受信フレームで受信誤りが発生するものとする。
【0019】図1に示す送信側の上位計算機3−1で動
作する高位レイヤ通信プロトコル3−2がデータ通信用
インタフェース装置3−3のバスインタフェースバッフ
ァ3−5に[a,b,c,d]のデータを書き込んだと
すると、送信制御部3−4はこれらのデータを再送制御
用バッファ3−6に転送し、さらにフレーム番号を付与
して、データチャネルを介し、順次送信する。この場
合、バスインタフェースバッファ3−5内のデータをす
べて送信し終わったタイミングt4において受信側から
の送達確認あるいは再送要求は届いていない。このた
め、送信制御部3−4の制御によって、このタイミング
では受信側からの再送要求によらず再送制御バッファ3
−4に書き込まれているフレームが繰返し送信される。
【0020】タイミングt8では、バックワードチャネ
ルを介して、送達確認信号RR2を受信し、フレーム番
号1の送達確認は得られる。このため、タイミングt9
ではフレーム番号2からの送信を開始する。しかし、こ
の場合、タイミングt11で、再送要求信号Rej2を
受信するのでタイミングt12では信号Rej2に対し
てフレーム番号2を再送するとともにタイミングt13
以降、再度フレーム番号2以降の番号を持つフレームを
繰返し送信する。
【0021】受信側データ通信用インタフェース装置3
−9の受信制御部3−10は受信したフレームの伝送誤
りの有無を検査し、誤りのない伝送フレームのペイロー
ドのみを受信側のバスインタフェースバッファ3−11
に転送するとともに、既に誤りを含まない伝送フレーム
と同じフレーム番号を持つ伝送フレームを受信した際に
はこれらを無視する。また、受信フレームの誤りの有無
によって信号RR,REJ等の伝送制御用フレームを送
信側に返送する。以上のようにして、受信側のバスイン
ターフェース3−11には、タイミングt4でデータ
[a]が、タイミングt7でデータ[d]が、タイミン
グt10でデータ[c]が、そして、タイミングt13
でデータ[b]がそれぞれ転送される。
【0022】さらに、受信側の上位計算機3−12で動
作する高位レイヤ通信プロトコル3−13は、受信割込
あるいはポーリングによってデータの到着を認識し、高
位レイヤ通信プロトコルが意図するプロトコルフレーム
が揃い次第(タイミングt13)、次の動作に移る。
【0023】次に、図2に示すデータ通信用インタフェ
ース装置において、送信側の再送制御用バッファ4−6
が満杯になった場合の動作について説明する。なお、こ
の図に示す場合では、網遅延は1伝送フレームの伝送時
間の4倍であり、斜線を付したタイミングt5及びt6
並びにt9における受信フレームで受信誤りが発生する
ものとする。
【0024】送信側データ通信用インタフェース装置4
−3のバスインタフェースバッファ4−5に上位計算機
4−1上の高位レイヤ通信プロトコル4−2が送信デー
タ[a〜k]を書き込むと、送信制御部4−4は、送信
データを再送制御用バッファ4−6に転送するとともに
順次、フレーム番号を付与して送信する。この場合、タ
イミングt7では、受信側から送達確認が届いていない
ため、タイミングt8以降、再びフレーム番号1の伝送
フレームからの送信が行われる。
【0025】その後、タイミングt11で信号Rej2
を受信すると、タイミングt12でフレーム番号2の伝
送フレームを再送するとともに、1スロット分、再送制
御用バッファ4−6を解放できるので、次のタイミング
t13で、フレーム番号1の伝送フレームのペイロード
に新たなデータ[i]を載せて送信する。タイミングt
14からは、再送制御用バッファ4−6が満杯状態であ
るため、信号Rej2によって再送したフレーム番号2
の次の伝送フレームすなわちフレーム番号3の伝送フレ
ームから繰返し送信を行う。
【0026】そして、タイミングt17では信号Rej
3を受信するので、タイミングt18でフレーム番号3
の伝送フレームを再送し、またタイミングt18では信
号Rej6を受信するので、タイミングt19でフレー
ム番号6の伝送フレームを再送する。そして、タイミン
グt20では、この時、再送制御用バッファ4−6の第
2スロットが解放されているので、データ[j]をペイ
ロードとするフレーム番号2の伝送フレームを送信し、
またタイミングt21では再送制御用バッファ4−6の
第3スロットが解放されているので、データ[k]をペ
イロードとするフレーム番号3の伝送フレームを送信す
る。したがって、このタイミングt21で、バスインタ
ーフェースバッファ4−5内のすべてのデータが、再送
制御用バッファ4−6へ転送完了することになる。
【0027】そして、タイミングt22からは、送信制
御部4−4の制御によって、再送制御用バッファ4−6
から信号Rej6に対応して再送したフレーム番号6の
次の伝送フレームすなわちフレーム番号7の伝送フレー
ムから繰返し送信を行う。そして、以降、上記と同様に
して、フレーム番号8’,1’,2’,……というよう
にデータの送信を行う。なお、図4において、記
号「’」を付与した番号を持つ伝送フレームは、再送要
求によらず、送信制御部4−4の制御によって自動送信
されるフレームである。
【0028】一方、受信側通信用インターフェイス装置
4−9では、受信制御部4−10の制御によって、誤り
のない伝送フレームのペイロードのみを受信側のバスイ
ンタフェースバッファ4−11に転送することによっ
て、この場合、タイミングt25で、すべてのデータ
[a〜k]の受信が完了する。このように、本実施の形
態によれば、図4を参照して同じ伝送路の条件を用いて
説明した従来の動作例に比べ、短時間ですべてのデータ
の受信を完了することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明では以上述べたように、計算機に
接続されるデータ通信用インタフェース装置に対して上
位計算機で動作する高位レイヤ通信プロトコルが書き込
むフレーム毎に、バスインタフェースバッファの内容を
受信側からの再送要求を待たずに繰返し伝送することに
より、プロトコルフレームの伝送遅延を少なく出来る効
果がある。特に、無線通信路を介して接続されるリモー
トクライアントからサーバにリモートログインするよう
な場合、対話的な処理で伝送されるデータ長は一般に短
く、このような場合に効果的である。
【0030】また、ファイル転送を行うような場合、バ
ス接続されたデータ通信用インタフェース装置に対して
上位プロトコルはブロック単位にデータを書き込み、そ
の書き込んだデータの送信が終了するまでは新たなデー
タを書き込めないので、バスインタフェースバッファの
データの転送時間を短縮することはスループットを向上
させる上で効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるデータ通信用イ
ンタフェース装置の構成及び動作を説明するための説明
図である。
【図2】図1と同様の説明図である。
【図3】従来のセレクティブリピートARQ方式を説明
するための説明図である。
【図4】図3と同様の説明図である。
【符号の説明】
3−1,4−1…送信側のPCなどの上位計算機、3−
2,4−2…送信側上位計算機3−1,4−1の上位で
動作する高位レイヤ通信プロトコル、3−3,4−3…
送信側データ通信用インタフェース装置、3−4,4−
4…送信側データ通信用インタフェース装置の送信制御
部、3−5,4−5…バスインタフェースバッファ、3
−6,4−6…再送制御用バッファ、3−9,4−9…
受信側のデータ通信用インタフェース装置、3−10,
4−10…受信制御部、3−11,4−11…バスイン
タフェースバッファ、3−12,4−12…受信側のP
C等の上位計算機、3−13,4−13…受信側の上位
レイヤ通信プロトコル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機データを所定の通信プロトコルを
    用いて通信する上位計算機にバスインタフェース等を介
    して接続し、前記上位計算機との間ではバスインタフェ
    ースバッファを介してブロック単位でデータの授受を行
    い、回線側に再送制御用バッファを具備するデータ通信
    用インタフェース装置において、 受信側からの再送要求に応じて伝送フレームを再送する
    とともに、 上位計算機からデータ通信用インタフェース装置のバス
    インタフェースバッファにデータが書き込まれ、前記バ
    スインタフェースバッファのデータをすべて送信し終わ
    ったタイミングで、受信側からの送達確認又は再送要求
    が最後の送信対象のデータに対して届いていない場合、
    前記バスインタフェースバッファにバッファリングされ
    ているデータで前記送達確認が取れていないデータを前
    記送達確認が取れるまで繰返し送信する機能と、 送信タイミングにおいて回線側の前記再送制御用バッフ
    ァが伝送済フレームの前記送達確認が取れないために解
    放できず、新たな伝送フレームを送信できない場合に、
    前記再送制御用バッファにバッファリングされている伝
    送フレームの中で前記送達確認が取れていない伝送フレ
    ームを繰返し送信する機能を具備した送信制御部と、 受信した伝送フレームの誤りの有無を判定し、誤りがな
    いと判断された伝送フレームを受け付け、当該の伝送フ
    レームが未受信か既に受信済のフレームかを判定し、未
    受信の伝送フレームのみを受信バッファに蓄積する受信
    制御部を具備することを特徴とするデータ通信用インタ
    フェース装置。
JP7206179A 1995-08-11 1995-08-11 データ通信用インタフェース装置 Pending JPH0955719A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028132A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Noritsu Koki Co Ltd 通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028132A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Noritsu Koki Co Ltd 通信システム

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