JPH0951740A - 観賞魚用水槽の水位センサー - Google Patents

観賞魚用水槽の水位センサー

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JPH0951740A
JPH0951740A JP20711895A JP20711895A JPH0951740A JP H0951740 A JPH0951740 A JP H0951740A JP 20711895 A JP20711895 A JP 20711895A JP 20711895 A JP20711895 A JP 20711895A JP H0951740 A JPH0951740 A JP H0951740A
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Japan
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water level
aquarium
water
electrodes
level sensor
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JP20711895A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kanazawa
義秋 金沢
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JIYAREKO KK
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JIYAREKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水槽内に苔や水垢等が発生しても、水槽内の水
位を確実かつ高精度に検出すると共に、電気ヒータ等電
気器具の過熱を防止して、その焼損や出火を未然に防止
することにより安全性を向上させる。 【解決手段】少なくとも観賞用魚類または水草を水と共
に収容する観賞魚用水槽11内に挿入されて、外表面が
電気絶縁被膜により防水自在に被覆されている電極14
d,14eと、この電極14d,14eにパルスを印加
する発振回路と、この電極14d,14eを介して検出
した静電容量の検出値の変化に基づいて上記水槽の水位
を検出し、この水位の低下を検出したときに、上記観賞
魚用水槽11に設けてある電気器具の防水電気ヒータ1
3への通電を強制的に遮断させる水位低下信号を出力す
る水位検出回路を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は観賞用の魚類や水草
等を水と共に収容する観賞魚用等の水槽の貯水の水位を
検出する水位センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、観賞用の魚類や水草等を収容する
観賞魚用の水槽では、その貯水の水温を魚類や水草等の
生育に好適な温度に制御する水温コントローラを具備し
ている。
【0003】従来、この種の水温コントローラは、観賞
魚用水槽の水中に没入されて、通電時に水槽水を加熱す
る防水電気ヒータと、水槽水の水温を検出する水温セン
サーとを有し、水温センサーにより検出した水温検出値
を、予め設定した設定値と比較し、その偏差を解消する
ように防水電気ヒータへの通電を制御して水温が所定値
で一定になるように制御している。
【0004】しかし、このような従来の水温コントロー
ラでは、大地震やその他何らかの理由により、水槽が揺
動して水槽水が外部へ飛散して水槽水の水位が著しく低
下し、あるいは水槽が破損したり、転倒して水槽水が水
槽から消失し、あるいはヒータが水槽外へ放り出された
場合でも、防水電気ヒータが引き続き通電されて加熱す
るので、電気ヒータ自体またはその周りにある可燃物を
焼損させ、あるいは出火させる虞がある。
【0005】そこで図4で示す近年の観賞魚用水槽1
は、その内部にフロート式水位センサー2を設けてい
る。このフロート式水位センサー2は図5(A),
(B)に示すように水槽1内の貯水の水位3の上下動に
応じて浮力により上下動するフロート(浮子)2aを有
し、図5(A)に示すように水位3がフロート2aより
も高い位置にあるときはフロート2aが貯水の浮力によ
り浮いて一対の接点2b,2cを離間させる。
【0006】一方、図5(B)に示すように水位3がフ
ロート2aよりも低いときは、フロート2aがそれ自体
の自重により図中下方へ降下して一対の接点2b,2c
同士を接触させ、オン信号を水温コントローラ4に与え
る。
【0007】水温コントローラ4はこのオン信号を受け
たときに防水電気ヒータ5への通電を強制的に遮断して
水槽水の加熱を停止させる。
【0008】したがって、万一、地震等何らかの理由に
より水槽1内の水位3が水位センサー2よりも下方へ低
下し、あるいは水槽水が消失したときには防水電気ヒー
タ5への通電を遮断するので、そのヒータ5の過熱によ
る焼損や出火等を未然に防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフロート式水位センサー2では、苔やスライ
ム,水垢等がフロート2aに付着ないし膠着し、フロー
ト2aが水位3の上昇または降下に応じて上下動しなく
なり、水位3の低下を検出できなくなる場合があるとい
う課題がある。
【0010】そこで本発明の目的は、水槽内に苔や水垢
等が発生しても、その貯水の水位を確実かつ高精度に検
出することができると共に、電気ヒータ等の電気器具の
過熱を防止して、その焼損や出火を未然に防止すること
ができる安全性の高い観賞魚用水槽の水位センサーを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、少な
くとも観賞用魚類または水草を水と共に収容する観賞魚
用水槽内に挿入されて、外表面が電気絶縁被膜により防
水自在に被覆されている電極と、この電極に電圧を印加
する電圧印加手段と、この電極を介して検出した静電容
量の検出値の変化に基づいて上記水槽の水位を検出し、
その水位の低下を検出したときに、上記水槽に設けてあ
る電気器具への通電を強制的に遮断せしめる信号を出力
する水位検出手段と、を具備している。
【0012】したがって本発明によれば、観賞魚用水槽
の水中に水位センサーの電極が没入されているときに、
万一、地震等の何らかの理由により水槽が揺動して水槽
水が外部へ飛散して水槽水位が低下し、あるいは水槽の
転倒や破損等により水槽水が消失して、これまで水槽水
中に没入されていた水位センサーの電極が外気に露出す
ると、この電極と接地間に分布する静電容量が冠水時よ
りも小さくなる。
【0013】この静電容量の変化は水位検出手段により
検出され、その静電容量の変化に基づいて水槽水位の低
下が検出されると、水位低下の信号が出力され、この信
号を通電制御手段が受けると、これにより防水電気ヒー
タや照明用電灯,ポンプ等の電気器具への通電が強制的
に遮断される。したがって、防水電気ヒータ等の電気器
具の過熱等による焼損や出火を未然に防止することがで
き、安全性を高めることができる。
【0014】また、本発明の水位センサーは従来のフロ
ート式水位センサーのような機械的可動部分がないの
で、苔やスライム,水垢が水槽水中に発生した場合でも
水位検出動作が阻害されることが殆どなく、水槽水位を
確実かつ高精度で検出することができる。
【0015】さらに、水槽水中に没入される水位センサ
ーの電極表面を電気絶縁性被膜により防水自在に被覆し
ているので、この電極の腐蝕を防止することができるう
えに、この電極からの漏電を防止することができるの
で、水槽内の観賞用の魚類や水草が感電するのを防止す
ることができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の電極の
複数を所要の間隙を置いて対向配置すると共に、これら
を電気的に直列に接続してなる。
【0017】したがって、本発明によれば、請求項1記
載の発明の作用効果に加えて、1つの電極としての表面
積を拡大させることができる。このために、この電極と
接地との間に分布する静電容量を増大させ、ひいてはそ
の静電容量の変化量も増大させるので、この静電容量の
変化量に基づいて水槽水位の低下を検出する水位検出手
段による水位検出精度を向上させることができる。
【0018】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の電気器具が、観賞魚用水槽内の貯水を加温する防水電
気ヒータである。
【0019】したがって、本発明によれば、請求項1ま
たは2記載の作用効果に加えて、水槽の水位が低下した
ときには防水電気ヒータの過熱を未然に防止することが
できる。その結果、この電気ヒータの過熱による焼損と
出火とを未然に防止することができるので、安全性を高
めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3に基づいて説明する。なお、図1〜図3中、同一
または相当部分には同一符号を付している。
【0021】図1は本発明の一実施形態の全体構成図で
あり、観賞魚用等の水槽11内には、図示しない観賞用
の魚類や水草等を水12と共に収容すると共に、防水電
気ヒータ13と水位センサー14と図示しない温度セン
サーとを水(貯水)12中に没入させている。なお、水
槽11には、例えばその蓋に、水槽照明用の蛍光灯等の
電灯を設ける一方、水槽水12を図示しない浄水フィル
ターに通水させて浄化させるための循環用ポンプ等を設
けている。
【0022】防水電気ヒータ13と水位センサー14は
水槽11外に設置されるコントローラ15にケーブルを
介して電気的に接続され、コントローラ15は例えばA
C100Vの商用電源のコンセントに電気的に接続され
て受電する一方、防水電気ヒータ13や水位センサー1
4、図示しない水槽照明用蛍光灯,温度センサー,ポン
プ等の電気器具に必要な電力を給電するようになってい
る。
【0023】コントローラ15はその温度設定ダイヤル
15aの回動操作により水槽水12の温度が予め設定さ
れた場合に、その水槽水12の温度を検出する図示しな
い温度センサーの検出値がその設定温度でほぼ一定に保
持されるように防水電気ヒータ13を通電制御すること
により、水槽水12の水温を設定温度でほぼ一定になる
ように制御する手段を有する。
【0024】水位センサー14は水槽水12の水位低下
を検出するものであって、図2(A),(B)にも示す
ように例えば合成樹脂モールド成型品等により防水自在
に形成されたほぼ円筒状のセンサー本体14aの図中下
部側面に、ボルト状の突起14bを一体ないし一体的に
突設し、この突起14bに、パラボラ状の吸着盤14c
を着脱自在に外嵌させて固着するようになっている。吸
着盤14cは図1に示すように水槽11の内面に、所要
高さにて着脱自在に吸着される。
【0025】また、センサー本体14aの図中下端面に
は、銅製薄板等の導電性薄板よりなる例えば2枚の電極
14d,14eを図中横方向に所要の間隔を置いて対向
配置した状態で植設しており、これら電極14d,14
eの外表面を、電気絶縁性の被膜14fにより全面的に
被覆して防水自在に構成して、電極14d,14eの腐
蝕を防止すると共に、水槽水12中への漏電を防止して
いる。これら電極14d,14eどうし間の間隙には水
槽水12が流入、流出される。但し、電極14d,14
eは、その一方の1枚でもよく、3枚以上でもよい。
【0026】これら一対の電極14d,14eの各下端
部には合成樹脂製円盤状の台座14gを水密に装着して
固定している。この台座14g内には水槽水12の温度
を検出する図示しない温度センサーを水密に内蔵しても
よい。
【0027】図3はこのように構成された水位センサー
14の電気的構成を示しており、上記2枚一対の電極1
4d,14b同士を電気的に直列に接続することによ
り、いわば1枚の電極に電気的に等価な電極に構成して
おり、電極外表面の面積を拡大することにより、この電
極14d,14eと接地電極19との間で分布する静電
容量C1,C2,C0の増大を図っている。
【0028】電極14d,14eには抵抗Rを介して、
低周波のクロックパルスを発振する発振回路16の出力
端と、水位検出回路17の一方の入力端aとを電気的に
接続し、水位検出回路17の他方の入力端bには発振回
路16の出力端を接続し、発振回路16からクロックパ
ルスを抵抗Rを介して電極14d,14eに与える一
方、水位検出回路17には抵抗Rを介してと、介さずに
直接の2ルートでクロックパルスを与えるようになって
いる。
【0029】クロックパルスの周波数は、電極14d,
14eの冠水時に得られる静電容量C0〜C2と抵抗R
との時定数CRによる遅れよりも十分に長い周期を持つ
周波数に設定される。水位検出回路17は接地電極19
にも接続される。この接地電極19としては、例えばこ
の水位検出回路17や発振回路16等を形成する図示し
ない回路基板のグランドパターンを使用してもよい。水
位検出回路17は、電極14d,14eと接地GNDと
の間に分布する静電容量C1,C2,C0を検出し、電
極14d,14eが水没する水槽水12の水位の上下動
に応じて変動するこれらの静電容量C1〜C0の変化に
基づいて、この水槽水12の水位の低下を検出するもの
である。
【0030】つまり、水槽水12の水位(水面)が電極
14d,14eよりも上方にあって、この電極14d,
14eが冠水しているときは、静電容量C1〜C0は大
きいが、水位が電極14d,14eよりも下方に低下
し、電極14d,14eがほぼ外気中に露出したときは
静電容量C1〜C0は冠水時よりも減少する。
【0031】そして、このように水位に応じて静電容量
C1〜C0が変化するので、この静電容量Cと、水位検
出回路17の入力側にある抵抗Rとの時定数CRも変動
する。このために、発振回路16から抵抗Rを通して、
電極14d,14eに与えられる印加パルスの位相が基
準のクロックパルスの位相よりも遅れる遅延角がしきい
値よりも低くなる。
【0032】そこで、水位検出回路17は電極14d,
14eに印加された印加パルスと、発振回路16からの
基準となるクロックパルスとを共に入力させて比較し、
印加パルスの位相遅延角が予め設定したしきい値よりも
小さくなったときに水槽水位の低下を検出したものと判
断して、水位低下信号をバッファドライバー18に与え
るようになっている。バッファドライバー18は前段か
らの干渉を阻止しつつ、この水位低下信号を増幅してコ
ントローラ15に与えるものである。このバッファドラ
イバー18,水位検出回路17,抵抗Rおよび発振回路
16は回路基板上に形成され、センサー本体14a内に
水密に内蔵されている。
【0033】コントローラ15はこの水位低下信号を受
けたときに、防水電気ヒータ13への給電を強制的に遮
断して通電加熱を停止させる通電制御手段を内蔵してい
る。
【0034】次に本実施形態の作用を説明する。
【0035】まず、図1に示すように水槽11内の水1
2の水位が水位センサー14の電極14d,14eより
も上方にあって、これら電極14d,14eを冠水させ
ている正常状態のときは、図3で示す電極14d,14
eと接地電極19間の静電容量C1〜C0が大きいの
で、電極14d,14eに与えられる印加パルスの時定
数CRも大きい。
【0036】このために、水位検出回路17にも与えら
れる電極14d,14eの印加パルスのクロックパルス
に対する位相遅延も大きく、予め設定してあるしきい値
を超える。したがって、水位検出回路17は水位低下信
号を出力しないので、コントローラ15から防水電気ヒ
ータ13への給電はサーモオフ以外は続行される。
【0037】しかし、地震等の何らかの理由により水槽
11が揺動し、あるいは転倒したため等により水槽11
内の水12が外部へ放出され、その水位が水位センサー
14の一対の電極14d,14eよりも下方に低下ない
し消失すると、この電極14d,14eが外気に露出す
るるので、この電極14d,14eと接地電極19間の
静電容量C1〜C0が減少する。
【0038】このために、静電容量C1〜C0と、水位
検出回路17の入力側にある抵抗Rとの時定数CRが縮
小するので、電極14d,14eに印加されるパルスの
位相が基準のクロックパルスの位相よりも遅れる遅延角
が小さくなり、この遅延がしきい値以下に低下したとき
に、水位検出回路17から水位低下信号が出力され、バ
ッファドライバー18で増幅されてからコントローラ1
5に与えられる。
【0039】これによりコントローラ15は防水電気ヒ
ータ13への給電を強制的に遮断させて通電加熱を停止
させる。
【0040】したがって、この実施形態によれば、地震
等により水槽11の水位が低下ないし消失したときに
は、防水電気ヒータ13への給電を強制的に停止させる
ので、防水電気ヒータ13の過熱を未然に防止して、そ
の焼失と出火とを未然に防止することができ、安全性を
高めることができる。
【0041】また、水位センサー14は従来のフロート
式水位センサー2のような機械的可動部分がないので、
苔やスライム,水垢が水槽水12中に発生した場合でも
水位検出動作が阻害されることが殆どなく、水槽水位を
確実かつ高精度で検出することができる。
【0042】さらに、水槽水中に没入される水位センサ
ー14の電極14d,14eの表面を電気絶縁性被膜1
4fにより被覆するので、この電極14d,14eの腐
蝕を防止することができると共に、この電極14d,1
4eからの漏電を防止できるので、水槽11内の観賞用
の魚類や水草が感電するのを防止することができる。
【0043】そして、2枚一対の電極14d,14e同
士を対向配置すると共に、電気的に直列に接続している
ので、電極としての表面積を拡大させることができる。
このために、この電極14d,14eと接地との間で分
布する静電容量C1〜C0を増大させ、ひいてはその静
電容量の変化量も増大させるので、この静電容量Cの変
化量に基づいて水槽水位の低下を検出する水位検出回路
17による水位検出精度を向上させることができる。
【0044】なお、上記実施の形態では、水槽水12の
水位低下を検出したときには、防水電気ヒータ13への
給電を強制的に遮断させる場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、水槽11に設け
られる水槽水の循環用のポンプや水槽照明用の蛍光灯等
の電気器具の全て、あるいは所要器具への給電を強制的
に遮断させるように構成してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
観賞魚用水槽の水中に水位センサーの電極が没入されて
いるときに、万一、地震等の何らかの理由により水槽が
揺動して水槽水が外部へ飛散して水槽水位が低下し、あ
るいは水槽の転倒や破損等により水槽水が消失して、こ
れまで水槽水中に没入されていた水位センサーの電極が
外気に露出すると、この電極と接地間の静電容量が変化
する。
【0046】この静電容量の変化は水位検出手段により
検出され、その静電容量の変化に基づいて水槽水位の低
下が検出されると、水位低下の信号により防水電気ヒー
タや照明用電灯,ポンプ等の所要の電気器具への通電が
強制的に遮断される。したがって、防水電気ヒータ等の
電気器具の過熱等による焼損や出火を未然に防止するこ
とができ、安全性を高めることができる。
【0047】また、本発明の水位センサーは従来のフロ
ート式水位センサーのような機械的可動部分がないの
で、苔やスライム,水垢が水槽水中に発生した場合でも
水位検出動作が阻害されることが殆どなく、水槽水位を
確実かつ高精度で検出することができる。
【0048】さらに、水槽水中に没入される水位センサ
ーの電極表面を電気絶縁性被膜により防水自在に被覆し
ているので、この電極の腐蝕を防止することができるう
えに、この電極からの漏電を防止することができるの
で、水槽内の観賞用の魚類や水草が感電するを防止する
ことができる。
【0049】請求項2の本発明によれば、請求項1記載
の発明の作用効果に加えて電極としての表面積を拡大さ
せることができる。このために、この電極と接地との間
で発生する静電容量を増大させ、ひいてはその静電容量
の変化量も増大させるので、この静電容量の変化量に基
づいて水槽水位の低下を検出する水位検出手段による水
位検出精度を向上させることができる。
【0050】請求項3の本発明によれば、請求項1また
は2記載の作用効果に加えて、水槽の水位が低下したと
きには防水電気ヒータの過熱を未然に防止することがで
きる。その結果、この電気ヒータの過熱による焼損と出
火とを未然に防止することができるので、安全性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る観賞魚用水槽の全体
構成図。
【図2】(A)は図1で示す水位センサーの正面拡大
図、(B)は同図(A)の側面図。
【図3】図1等で示す水位センサーの電気的構成を示す
ブロック図。
【図4】従来の観賞魚用水槽の全体構成図。
【図5】図4で示す従来のフロート式水位センサーの作
用を示しており、(A)はその不動作状態を示す図、
(B)はその動作状態を示す図。
【符号の説明】
11 観賞魚用の水槽 12 水 13 防水電気ヒータ 14 水位センサー 14a 水位センサー本体 14d,14e 水位センサーの一対の電極 14f 電気絶縁性の被膜 15 コントローラ 16 発振回路 17 水位検出回路 18 バッファドライバー 19 接地電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも観賞用魚類または水草を水と
    共に収容する観賞魚用水槽内に挿入されて、外表面が電
    気絶縁被膜により防水自在に被覆されている電極と、 この電極に電圧を印加する電圧印加手段と、 この電極を介して検出した静電容量の検出値の変化に基
    づいて上記水槽の水位を検出し、この水位の低下を検出
    したときに、上記水槽に設けてある電気器具への通電を
    強制的に遮断せしめる信号を出力する水位検出手段と、
    を具備していることを特徴とする観賞魚用水槽の水位セ
    ンサー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の観賞魚用水槽の水位セン
    サーにおいて、電極は、その複数を所要の間隙を置いて
    対向配置すると共に、これらを電気的に直列に接続して
    なることを特徴とする観賞魚用水槽の水位センサー。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の観賞魚用水槽の
    水位センサーにおいて、電気器具が、観賞魚用水槽内の
    貯水を加温する防水電気ヒータであることを特徴とする
    観賞魚用水槽の水位センサー。
JP20711895A 1995-08-14 1995-08-14 観賞魚用水槽の水位センサー Pending JPH0951740A (ja)

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