JPH095144A - 液レベルセンサ - Google Patents
液レベルセンサInfo
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- JPH095144A JPH095144A JP8165203A JP16520396A JPH095144A JP H095144 A JPH095144 A JP H095144A JP 8165203 A JP8165203 A JP 8165203A JP 16520396 A JP16520396 A JP 16520396A JP H095144 A JPH095144 A JP H095144A
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- Japan
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- container
- liquid level
- tank
- liquid
- reflector
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F23/00—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
- G01F23/22—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
- G01F23/28—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring the variations of parameters of electromagnetic or acoustic waves applied directly to the liquid or fluent solid material
- G01F23/296—Acoustic waves
- G01F23/2961—Acoustic waves for discrete levels
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F23/00—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
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- G01F23/28—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring the variations of parameters of electromagnetic or acoustic waves applied directly to the liquid or fluent solid material
- G01F23/296—Acoustic waves
- G01F23/2962—Measuring transit time of reflected waves
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器内へのアクセスの必要性をなくし、メン
テナンス作業性を改善する簡単な構成の液レベルセンサ
を提供すること。 【解決手段】 容器２内に側壁８から小間隙をもって音
響エネルギー反射体１４を形成する。この反射体１４に
対応する容器２の側壁８の外面に音響エネルギーの送受
信手段２０を設ける。反射体１４は容器２と一体又は別
体に形成される。
テナンス作業性を改善する簡単な構成の液レベルセンサ
を提供すること。 【解決手段】 容器２内に側壁８から小間隙をもって音
響エネルギー反射体１４を形成する。この反射体１４に
対応する容器２の側壁８の外面に音響エネルギーの送受
信手段２０を設ける。反射体１４は容器２と一体又は別
体に形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は液面計、特に音響
（アコースチック）エネルギーを伝達することが可能な
コンテナ（容器又はタンク）内の液レベル又は液の有無
をセンス（感知）する液レベルセンサに関する。
（アコースチック）エネルギーを伝達することが可能な
コンテナ（容器又はタンク）内の液レベル又は液の有無
をセンス（感知）する液レベルセンサに関する。
【０００２】
【従来の技術とその問題点】例えば自動車内の燃料（ガ
ソリン）レベル検知等のコンテナ内の液レベルを決定し
たい多くの場合がある。現在使用中のこの課題の一般的
な解決策はコンテナ内に配置した電気機械式フロート
（浮き）の使用である。ここで、フロートは液の上面に
浮き、このフロートの垂直位置をセンスして、正しく校
正されるとコンテナ内の液量を求めるようにする。
ソリン）レベル検知等のコンテナ内の液レベルを決定し
たい多くの場合がある。現在使用中のこの課題の一般的
な解決策はコンテナ内に配置した電気機械式フロート
（浮き）の使用である。ここで、フロートは液の上面に
浮き、このフロートの垂直位置をセンスして、正しく校
正されるとコンテナ内の液量を求めるようにする。
【０００３】これら従来の電気機械式液レベルセンサは
多くの場合十分良好に動作するが、同時に多くの問題も
ある。これら問題のうちの１つは、コンテナ（タンク）
内に機械的又は電気機械的デバイスを挿入配置する必要
があることである。別の問題として、最も単純なものを
除き、全てのシステムでは、一般にはタンクの頂部にア
クセスポートを設けて内部にフロートを挿入配置可能に
しなければならない点である。また、これに関連する問
題点として、フロートユニットの保守サービスが必要と
なると、特に自動車にあってはタンクが比較的アクセス
困難な場所にあるので、フロートにアクセスするにはタ
ンク内の液体を全て取除き、タンクを取外す必要がある
点である。最後に、フロートユニットは簡単な機械デバ
イス（装置）ではあるが、多くの可動部品を有するの
で、一様でない形状の最新のコンテナに適用するのは困
難である。
多くの場合十分良好に動作するが、同時に多くの問題も
ある。これら問題のうちの１つは、コンテナ（タンク）
内に機械的又は電気機械的デバイスを挿入配置する必要
があることである。別の問題として、最も単純なものを
除き、全てのシステムでは、一般にはタンクの頂部にア
クセスポートを設けて内部にフロートを挿入配置可能に
しなければならない点である。また、これに関連する問
題点として、フロートユニットの保守サービスが必要と
なると、特に自動車にあってはタンクが比較的アクセス
困難な場所にあるので、フロートにアクセスするにはタ
ンク内の液体を全て取除き、タンクを取外す必要がある
点である。最後に、フロートユニットは簡単な機械デバ
イス（装置）ではあるが、多くの可動部品を有するの
で、一様でない形状の最新のコンテナに適用するのは困
難である。
【０００４】上述した問題点のいくつかを克服する為
に、超音波トランスデューサ（変換器）の使用が考えら
れる。このトランスデューサにより送信部（トランスミ
ッタ）と受信部（レシーバ）間の液体の有無が検出可能
にする。斯るシステム（装置）の例は国際特許出願ＷＯ
９３／０２３４０号及びヨーロッパ特許出願ＥＰ０５１
５２５４号に開示されている。これら両特許出願をここ
に従来技術として引用する。
に、超音波トランスデューサ（変換器）の使用が考えら
れる。このトランスデューサにより送信部（トランスミ
ッタ）と受信部（レシーバ）間の液体の有無が検出可能
にする。斯るシステム（装置）の例は国際特許出願ＷＯ
９３／０２３４０号及びヨーロッパ特許出願ＥＰ０５１
５２５４号に開示されている。これら両特許出願をここ
に従来技術として引用する。
【０００５】これら従来技術を簡単に説明すると、上述
した従来技術の装置は圧電超音波送信部を有する第１部
材と、この第１部材から離間しており、圧電受信部を有
する第２部材とを含んでいる。これら装置は、被測定液
体が第１及び第２部材間に配置されるよう構成されてい
る。また、第１部材に送信部及び受信部の双方を形成す
ることも周知である。これにより、第２部材が反射面の
形状をなし、音響波信号が第１部材上の送信部から発生
し、第２部材により第１部材へ再度反射して、その上に
形成された受信部によりピックアップされるようにして
いる。この圧電フィルムと関連回路を含む全ての装置を
コンテナ内に配置して、このコンテナ内に被測定液体が
入っている。
した従来技術の装置は圧電超音波送信部を有する第１部
材と、この第１部材から離間しており、圧電受信部を有
する第２部材とを含んでいる。これら装置は、被測定液
体が第１及び第２部材間に配置されるよう構成されてい
る。また、第１部材に送信部及び受信部の双方を形成す
ることも周知である。これにより、第２部材が反射面の
形状をなし、音響波信号が第１部材上の送信部から発生
し、第２部材により第１部材へ再度反射して、その上に
形成された受信部によりピックアップされるようにして
いる。この圧電フィルムと関連回路を含む全ての装置を
コンテナ内に配置して、このコンテナ内に被測定液体が
入っている。
【０００６】このコンセプトは上述した問題のいくつか
の有効な解決策である。しかし、このコンセプトを更に
開発する為に、改善しなければならない多くの問題を有
する。その１つは、上述した従来技術にあっては、タン
ク内に配置される測定装置を必要とする。液体によっ
て、それに使用するコンポーネント（部品）の劣化等を
防止する為に第１及び第２部材の周囲に特別のパッケー
ジを施す必要がある。このパッケージは装置を大型とし
且つ高価とする。コンテナ内に配置する装置に関連する
他の問題は、タンク内にアクセスする必要があり、内部
に高信頼性でセンス（検知）デバイスを通過させる必要
がある。
の有効な解決策である。しかし、このコンセプトを更に
開発する為に、改善しなければならない多くの問題を有
する。その１つは、上述した従来技術にあっては、タン
ク内に配置される測定装置を必要とする。液体によっ
て、それに使用するコンポーネント（部品）の劣化等を
防止する為に第１及び第２部材の周囲に特別のパッケー
ジを施す必要がある。このパッケージは装置を大型とし
且つ高価とする。コンテナ内に配置する装置に関連する
他の問題は、タンク内にアクセスする必要があり、内部
に高信頼性でセンス（検知）デバイスを通過させる必要
がある。
【０００７】斯る構成では後でセンサデバイスの保守、
例えば交換を行う必要がある場合にまだ問題がある。更
に、自動車に組込んだ場合には、燃料タンクを自動車か
ら取外し、燃料を抜き取った後にデバイスにアクセスす
ることとなる。このような維持費（メンテナンス）は高
く且つ長時間を要するという問題があった。
例えば交換を行う必要がある場合にまだ問題がある。更
に、自動車に組込んだ場合には、燃料タンクを自動車か
ら取外し、燃料を抜き取った後にデバイスにアクセスす
ることとなる。このような維持費（メンテナンス）は高
く且つ長時間を要するという問題があった。
【０００８】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、トランスデュ
ーサ及びその関連電子回路が液体から隔離している液レ
ベルセンサを提供することである。
ーサ及びその関連電子回路が液体から隔離している液レ
ベルセンサを提供することである。
【０００９】本発明の他の目的は、トランスデューサ及
び関連電子回路がタンク（コンテナ）外に配置されメン
テナンスの為のアクセスが容易であり、特別のパッケー
ジや保護を必要としない液レベルセンサを提供すること
である。
び関連電子回路がタンク（コンテナ）外に配置されメン
テナンスの為のアクセスが容易であり、特別のパッケー
ジや保護を必要としない液レベルセンサを提供すること
である。
【００１０】本発明の更に他の目的は、送信部から受信
部へ信号を戻す反射面が一体的に形成されている壁面を
有する液レベルセンサ用容器を提供することである。
部へ信号を戻す反射面が一体的に形成されている壁面を
有する液レベルセンサ用容器を提供することである。
【００１１】
【課題解決の為の手段】上述した従来技術の欠点ないし
課題を解決すると共に上述した目的を達成する為に、本
発明による液レベルセンサ又は液レベル計は送信部、受
信部及びこれらの関連回路を具える。この送信部及び受
信部は相互に離間しており、その間の伝送路に音響エネ
ルギーを送受すると共に被検知液体を有する。この送信
部は受信部及び関連回路と共にコンテナ外に配置される
ことを特徴とする。
課題を解決すると共に上述した目的を達成する為に、本
発明による液レベルセンサ又は液レベル計は送信部、受
信部及びこれらの関連回路を具える。この送信部及び受
信部は相互に離間しており、その間の伝送路に音響エネ
ルギーを送受すると共に被検知液体を有する。この送信
部は受信部及び関連回路と共にコンテナ外に配置される
ことを特徴とする。
【００１２】
【実施形態】以下、添付図を参照して本発明による液レ
ベルセンサの実施形態を詳細に説明する。
ベルセンサの実施形態を詳細に説明する。
【００１３】先ず図１を参照して説明する。図１は本発
明による液レベルセンサが組込まれている被測定用のタ
ンク（容器）の断面図を示す。タンク２は内部６に液体
４を有する。このタンク２は基部（ベース）１２により
連結された側壁８、１０を含んでいる。このタンク２は
上カバー部を含んでいてもよく、カバーなしでもよい。
本発明の要部ではないので、この明細書では、斯る上カ
バーは説明の便宜上省略した。本発明は自動車の燃料タ
ンクの如きシールされた（密閉型）コンテナを形成する
タンクに好適であることが理解できよう。タンク２は音
響エネルギー透過性材料製であるのが好ましく、例えば
超高分子重量ポリエチレン（ＵＨＭＷＰＥ）が好まし
い。
明による液レベルセンサが組込まれている被測定用のタ
ンク（容器）の断面図を示す。タンク２は内部６に液体
４を有する。このタンク２は基部（ベース）１２により
連結された側壁８、１０を含んでいる。このタンク２は
上カバー部を含んでいてもよく、カバーなしでもよい。
本発明の要部ではないので、この明細書では、斯る上カ
バーは説明の便宜上省略した。本発明は自動車の燃料タ
ンクの如きシールされた（密閉型）コンテナを形成する
タンクに好適であることが理解できよう。タンク２は音
響エネルギー透過性材料製であるのが好ましく、例えば
超高分子重量ポリエチレン（ＵＨＭＷＰＥ）が好まし
い。
【００１４】タンク２の内部６には側壁８に沿って反射
板（リフレクタ）１４が配置されている。この反射板１
４はタンク２の側壁８に対向する面１６を有し、この面
１６は音響エネルギーを反射するよう設計されている。
この為に、反射板１４を音響エネルギーに対して透明で
ない（不透過）材料とする。例えば反射板１４として金
属板とするか、又は非金属材料の表面１６に金属層が形
成されたものであってもよい。この反射板１４はタンク
２の側壁８からスタンドオフ１８により所定間隔に保持
する。このスタンドオフ１８はエポキシ接着剤或は適当
な固定具で固定してもよい。この反射板１４と側壁８と
の間隔は任意所望値に設定し得るが、液体の毛細管現象
及び検出感度を考慮して１ｍｍ乃至２５ｍｍの範囲が好
ましい。また、反射板１４は音響波信号路に対して直角
に配置するのが好ましい。被検知液体４はタンク２の側
壁８と反射板１４間の間隙にも封入されている。
板（リフレクタ）１４が配置されている。この反射板１
４はタンク２の側壁８に対向する面１６を有し、この面
１６は音響エネルギーを反射するよう設計されている。
この為に、反射板１４を音響エネルギーに対して透明で
ない（不透過）材料とする。例えば反射板１４として金
属板とするか、又は非金属材料の表面１６に金属層が形
成されたものであってもよい。この反射板１４はタンク
２の側壁８からスタンドオフ１８により所定間隔に保持
する。このスタンドオフ１８はエポキシ接着剤或は適当
な固定具で固定してもよい。この反射板１４と側壁８と
の間隔は任意所望値に設定し得るが、液体の毛細管現象
及び検出感度を考慮して１ｍｍ乃至２５ｍｍの範囲が好
ましい。また、反射板１４は音響波信号路に対して直角
に配置するのが好ましい。被検知液体４はタンク２の側
壁８と反射板１４間の間隙にも封入されている。
【００１５】タンク２の外面、特に反射板１４の反対側
の側壁８に、音響エネルギーの送受信手段を構成する能
動（アクティブ）ユニット２０が配置される。このアク
ティブユニット２０は電子回路２４を有する回路基板２
２を具える。この電子回路２４はケーブル２６を介して
信号を送受する。回路基板２２とタンク２の外面間に圧
電デバイス２８が配置され、回路基板２２の回路２４と
協働して音響信号を送受信するよう構成ている。圧電デ
バイス２８と回路基板２２上の回路２４の特定構成につ
いては上述した国際特許公開ＷＯ９３／０２３４０号に
開示しているので、これを参照されたい。能動ユニット
２０は側壁８に適当な接着剤により固定されている。
の側壁８に、音響エネルギーの送受信手段を構成する能
動（アクティブ）ユニット２０が配置される。このアク
ティブユニット２０は電子回路２４を有する回路基板２
２を具える。この電子回路２４はケーブル２６を介して
信号を送受する。回路基板２２とタンク２の外面間に圧
電デバイス２８が配置され、回路基板２２の回路２４と
協働して音響信号を送受信するよう構成ている。圧電デ
バイス２８と回路基板２２上の回路２４の特定構成につ
いては上述した国際特許公開ＷＯ９３／０２３４０号に
開示しているので、これを参照されたい。能動ユニット
２０は側壁８に適当な接着剤により固定されている。
【００１６】上述した公知刊行物に説明されている装置
では、音響信号は回路２４及び圧電部材２８により発生
される。この音響信号は側壁８を介して駆動され、反射
板１４と接触する液体４を介して通過して、能動ユニッ
ト２０上の受信圧電部品に反射される。ここで、送信及
び受信圧電デバイスは個別部材でも、両機能を組込んで
もよい。これら構成は上述した公知刊行物に詳述されて
いる。
では、音響信号は回路２４及び圧電部材２８により発生
される。この音響信号は側壁８を介して駆動され、反射
板１４と接触する液体４を介して通過して、能動ユニッ
ト２０上の受信圧電部品に反射される。ここで、送信及
び受信圧電デバイスは個別部材でも、両機能を組込んで
もよい。これら構成は上述した公知刊行物に詳述されて
いる。
【００１７】次に、図２を参照して、本発明の他の実施
形態を説明する。この例にあっては、タンク１０２が一
体モールドされた反射板１１４を有する。この反射板１
１４は側壁１０８の能動部品１２０が取付けられた位置
に対応する位置に対向し且つ所定間隔をもって反射面１
１６を有する。このタンク１０２の内部１０６に注がれ
た液体は側壁１０８と反射面１１６間の間隙にも注入さ
れる。タンク１０２と一体に反射板１１４を形成するこ
とにより、タンク１０２内にアクセスする必要性がなく
なる。その理由は、能動デバイス１２０はタンク１０２
の外壁に設けられているので、故障する心配のあるデバ
イス等はタンク１０２内に全く存在しない為である。
形態を説明する。この例にあっては、タンク１０２が一
体モールドされた反射板１１４を有する。この反射板１
１４は側壁１０８の能動部品１２０が取付けられた位置
に対応する位置に対向し且つ所定間隔をもって反射面１
１６を有する。このタンク１０２の内部１０６に注がれ
た液体は側壁１０８と反射面１１６間の間隙にも注入さ
れる。タンク１０２と一体に反射板１１４を形成するこ
とにより、タンク１０２内にアクセスする必要性がなく
なる。その理由は、能動デバイス１２０はタンク１０２
の外壁に設けられているので、故障する心配のあるデバ
イス等はタンク１０２内に全く存在しない為である。
【００１８】最後に図３を参照して本発明の液レベルセ
ンサの更に他の実施形態を説明する。この例にあって
は、タンク２０２は内部２０６から外方への突出部２３
０を有する。この外方への突出部２３０は横向きのＵ字
状部を形成し、その下側の壁面２０８の下側に能動デバ
イス２２０を取付ける。一方、上壁の内面即ちタンク２
０２の内部２０６に反射板２１４を形成する。この反射
板２１４の底面には反射面２１６が能動デバイス２２０
と対向して形成される。尚、上述した反射板１１１６、
２１６の表面はメタライズ（金属化表面処理）２３２を
行って、音響エネルギーに対する反射特性を改善しても
よい。
ンサの更に他の実施形態を説明する。この例にあって
は、タンク２０２は内部２０６から外方への突出部２３
０を有する。この外方への突出部２３０は横向きのＵ字
状部を形成し、その下側の壁面２０８の下側に能動デバ
イス２２０を取付ける。一方、上壁の内面即ちタンク２
０２の内部２０６に反射板２１４を形成する。この反射
板２１４の底面には反射面２１６が能動デバイス２２０
と対向して形成される。尚、上述した反射板１１１６、
２１６の表面はメタライズ（金属化表面処理）２３２を
行って、音響エネルギーに対する反射特性を改善しても
よい。
【００１９】上述した如き構成を有する本発明の液レベ
ルセンサによると、能動デバイス２０、１２０、２２０
と反射板１４、１１４、２１４との間の間隙に充填され
る液体の量に応じて能動デバイス２０、１２０、２２０
から発信される音響エネルギーの反射量が異なるので、
この反射された音響エネルギーを能動デバイス２０、１
２０、２２０により検出することにより、液レベルを測
定することが可能である。能動デバイス２０、１２０、
２２０は、使用する圧電素子の周知の特性により、電気
エネルギーを音響エネルギーに変換すると共に、反射さ
れた音響エネルギーに対応する電気エネルギー（電圧）
を発生するので、同様の圧電素子を用いて音響エネルギ
ーの発生（送信）と受けた音響エネルギーによる電圧を
測定（受信）することにより、液レベルを求めることが
可能である。尚、音響エネルギーの反射特性はタンク内
の液体にも依存するので、液体の性質が不明の場合には
予め校正（キャリブレーション）を行う。
ルセンサによると、能動デバイス２０、１２０、２２０
と反射板１４、１１４、２１４との間の間隙に充填され
る液体の量に応じて能動デバイス２０、１２０、２２０
から発信される音響エネルギーの反射量が異なるので、
この反射された音響エネルギーを能動デバイス２０、１
２０、２２０により検出することにより、液レベルを測
定することが可能である。能動デバイス２０、１２０、
２２０は、使用する圧電素子の周知の特性により、電気
エネルギーを音響エネルギーに変換すると共に、反射さ
れた音響エネルギーに対応する電気エネルギー（電圧）
を発生するので、同様の圧電素子を用いて音響エネルギ
ーの発生（送信）と受けた音響エネルギーによる電圧を
測定（受信）することにより、液レベルを求めることが
可能である。尚、音響エネルギーの反射特性はタンク内
の液体にも依存するので、液体の性質が不明の場合には
予め校正（キャリブレーション）を行う。
【００２０】以上、本発明の液レベルセンサをいくつか
の実施形態につき詳述したが、本発明は斯る特定例のみ
に限定するべきではなく、本発明の精神を逸脱すること
なく必要に応じて種々の変形変更が可能であることが理
解できよう。
の実施形態につき詳述したが、本発明は斯る特定例のみ
に限定するべきではなく、本発明の精神を逸脱すること
なく必要に応じて種々の変形変更が可能であることが理
解できよう。
【００２１】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の液レベルセンサは、交換等の保守サービス（メンテナ
ンス）を必要とする能動デバイスが全て容器（タンク又
はコンテナ）外部に設けられているので、必要時に容易
にアクセス可能である。換言すると、容器内には反射体
（板）の如き非能動（又は受動）部材を有するのみであ
るので、メンテナンスが不要であり、腐食その他の虞れ
が少なく、耐久性に優れている。また、反射体は容器と
一体モールド等により製造可能であるので、製造が容易
であり、構造が堅牢である。従って、本発明の液レベル
センサは自動車用燃料タンクの液レベルセンサ等に極め
て好適である。
の液レベルセンサは、交換等の保守サービス（メンテナ
ンス）を必要とする能動デバイスが全て容器（タンク又
はコンテナ）外部に設けられているので、必要時に容易
にアクセス可能である。換言すると、容器内には反射体
（板）の如き非能動（又は受動）部材を有するのみであ
るので、メンテナンスが不要であり、腐食その他の虞れ
が少なく、耐久性に優れている。また、反射体は容器と
一体モールド等により製造可能であるので、製造が容易
であり、構造が堅牢である。従って、本発明の液レベル
センサは自動車用燃料タンクの液レベルセンサ等に極め
て好適である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による液レベルセンサの好適実施例の断
面図。
面図。
【図２】本発明による液レベルセンサの変形例の主要部
を示す断面図。
を示す断面図。
【図３】本発明による液レベルセンサの更に他の例の主
要部を示す断面図。
要部を示す断面図。
２、１０２、２０２ 容器 ４ 液体 ６、１０６、２０６ 容器内部 ８、１０８、２０８ 側壁 １４、１１４、２１４ 反射体 １６、１１６、２１６ 反射面 ２０、１２０、２２０ 送受信手段（能動デバイ
ス） ２８ 圧電素子
ス） ２８ 圧電素子
Claims (2)
- 【請求項１】 音響波透過性材料で形成された容器内の
液体レベルを測定する液レベルセンサにおいて、 前記容器の側壁外面に設けられた圧電素子を含む音響エ
ネルギーの送受信手段と、 該送受信手段が配置された前記容器の側壁から所定間隙
をもって前記容器内に対向配置された音響波反射体とを
具えることを特徴とする液レベルセンサ。 - 【請求項２】 音響波透過性材料で形成された容器内の
液体レベルを測定する液レベルセンサにおいて、 前記液体が入れられる内部に一体に形成された音響エネ
ルギー反射体を有する容器と、 該容器の前記反射体に対向する前記容器の側壁の外面に
設けられた音響エネルギーの送受信手段とを具えること
を特徴とする液レベルセンサ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9511591.1 | 1995-06-08 | ||
| GBGB9511591.1A GB9511591D0 (en) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | Liquid level sensor having externally located transducer and electronics |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH095144A true JPH095144A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=10775710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165203A Pending JPH095144A (ja) | 1995-06-08 | 1996-06-05 | 液レベルセンサ |
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| FR2540247B1 (fr) * | 1983-01-31 | 1985-09-27 | Elf France | Procede et appareil pour la detection de changements de composition au sein d'un milieu, a l'aide de l'ultra-son |
| US4815323A (en) * | 1985-06-28 | 1989-03-28 | Simmonds Precision Products, Inc. | Ultrasonic fuel quantity gauging system |
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- 1996-06-05 JP JP8165203A patent/JPH095144A/ja active Pending
- 1996-06-07 GB GB9611891A patent/GB2301891A/en not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011085585A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Leica Biosystems Nussloch Gmbh | 組織試料を処理する装置 |
Also Published As
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| GB9511591D0 (en) | 1995-08-02 |
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| GB2301891A (en) | 1996-12-18 |
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