JPH09510854A - Cmy色空間内でのhsl補正 - Google Patents

Cmy色空間内でのhsl補正

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Abstract

(57)【要約】 原画像の元の各CMYK印刷色は補正され、それから、補正された各印刷色は、カラーコンピュータによって、カラービデオディスプレイ上で表示するために各RGBビデオ信号に変換される。所望の各補正量は、各HSL(色調、彩度、輝度)変化量に関して定められる。元の各CMY印刷色は、補正された又は新たな各CMY印刷色に、色空間変換を行わずに各HSL変化量を使用することによって変換される。各HSL変化量は、新たな各CMY印刷色に達するために、直接、元の各CMY印刷色に適用される。この変換は、色のないことを表すグレイ線を使用すること、元のCMYK印刷色空間内で輝度を変化すること、グレイ線に関して各HSL変化を実行することを含む。各HSL変化量は、色空間内にクランプされて、新たな各CMYK印刷色が形成されないようにされ、その結果、この色空間の外側で印刷できないようにされる。

Description

【発明の詳細な説明】 CMY色空間内でのHSL補正 発明の背景技術 本発明は、印刷産業でのデジタル画像処理用の色操作に関する。 各色変化の人間の感覚については、直観的ではないCMY(シアン、マゼンダ 、イエロー)色空間によって記述されている。伝統的な色操作では、各色変化量 は、抽象的なCMYパーセンテージで特定される必要がある。幾つかの基本的な 色操作、例えば、光度、彩度及び「色環」の回転については、これらの関係では 定義することができない。 換言すると、各色C,M,Y,及びKの一つ以上を変える場合、その結果得ら れる合成的な色変化量については、通常人間には予測し得るものではない。思い もよらない色結果になってしまうことは、人間の経験に拠るところである。 その結果、印刷産業に関わるオペレータは、種々の色変化量が、C,M,Y及 びKで影響を受ける場合、その結果、どの様な色になるのか知っている程、高度 に訓練されている必要がある。 第1の従来技術のシステム及び図1に示されているような方法では、イメージ スキャナー1は、原画像を 走査することによって導出されたCorig,Morig,Yorig及び Korig各色信号値をコ ンピュータ又はハードウェア回路2に出力し、このコンピュータ又はハードウェ ア回路2で、CMYK変換が実行されて、新たな各色値Cnew,Mnew,Ynew,及びKne w が形成される。このコンピュータ又はハードウェア回路2に、オペレータは、 個別のC,M,Y,及びKの各変化量を入力することによって、画像に対する所 望の各相関関係を入力する。換言すると、CorigからCnewへの特定の変化量が、 他の3つの色の各変化量とは何等関係なく別個に入力される。それから、新たな 各色値Cnew,Mnew,Ynew,及びKnewが、カラーコンピュータに入力され、このカラ ーコンピュータは、画像が場合によっては印刷されるペーパータイプを考慮する 。このことは、インクがペーパーに塗布された場合に、その結果得られるインク の色が、種々のペーパータイプによって、影響を及ぼされるので、必要である。 つまり、カラーコンピュータは、Cnew,Mnew,Ynew,及び Knew値をR,G,Bビデ オ信号に変換し、それから、各カラービデオ信号を良く知られたカラービデオデ ィスプレイ4に入力する。その結果、オペレータは、カラービデオディスプレイ 4上で、その色がペーパー上に印刷された様に、その色の真実の演色具合を見て 確認することができる。従って、オペレータは、事後の印刷の際に画像がどのよ うに出現するのかについて、正確に見て確認することができる。 図1に示された、このアプローチでの問題点は、各色C,M,Y及びKのうち の一つに対する変化量入力によって、色調、彩度及び輝度の総体的な結果に、ど のような影響が及ぼされるのかについて、オペレータが、高度に訓練されている 必要があるという点である。従って、図1の従来技術は、労力及び時間を消費し 、高度に訓練されたオペレータを必要とするのである。第2の従来技術のアプロ ーチは、図2に示されている。 一層直観的な色操作を導入しようとした結果、各HSL(色調、彩度、輝度) 変化が3つのステップで実行される。第1のステップでは、スキャナー1からの 原画像が、変換部5によって、印刷可能なCMY色空間からHSL(又は、等価 )色空間(印刷できないが、計算に都合よい)に変換される。第2のステップで は、各HSL変化量は、2進マスクに従ってHSL変換部6に適用され、新たな 色空間内で実行される。第3のステップでは、新たな画像は、変換部8によって 印刷可能な色空間に変換されて戻される。 (CMY)original⇒色空間変換=[HSL(又は等価)]original [HSL(又は等価)]original⇒HSL変化量⇒[HSL(又は等価)]new [HSL(又は等価)]new⇒色空間変換⇒(CMY)new 図2に示された、このアプローチでは、以下の点は 、困難である:1)各色空間間の質変換を実行すること;2)精度の要求に応じ ること;3)印刷不可能な色の扱い方を決めること;4)相互パフォーマンスを 達成すること;5)2進重み付けの不所望な作用を回避すること;及び6)各補 正量から形成された新たな各色値、即ち、Cnew,Mnew,Ynew及び Knewが、色空間 以外に配置され、各色が、適切にビデオディスプレイに供給されたとしても、印 刷することはできない。 発明の要約 本発明の目的は、図1に示された従来技術のシステムを改善して、設定された 各変化量が、利用可能な色空間にクランプされ、それにより、新たな各CMYK 色値が適切にディスプレイスクリーン上で見えるけれども、印刷され得ない結果 にならないようにすることにある。 別の目的は、図2に示された従来技術を、最初に、CMYKからHSLに変換 し、次に、印刷のために、HSLからCMYKに変換して戻す必要性がないよう に改善した方法を提供することにある。 本発明によると、色操作は、色調、彩度、輝度調整によって行なわれた場合よ りも、一層簡単で一層自然である。更に、色操作中、印刷可能なCMY色空間内 に画像を保持する利点がある。本発明の方法によると、元の各CMYK色値又は 印刷色は、オペレータによって望まれた各補正量を有する新たな各CMYK印刷 色に変換される。オペレータは、所定の各HSL変化量によって、所望の各補正 量を入力する。最初、元の各CMYK印刷色が供給される。それから、各CMY 色は、相応の各HSL変化量に関する所望の各補正量を定めることによって補正 される。それから、これらHSL変化量は、元の各CMY印刷色を新たな各CM Y印刷色に変換するのに使用され、その際、各HSL変化量を使用するが、色空 間変換の必要性はないようにされる。有利には、本発明によると、変換は、元の CMYK印刷色空間内で、そのグレイ線を識別し、このグレイ線に関して各HS L変化を実行することによって行われる。 本発明によると、色調、彩度、及び輝度の各変化量は、直接各CMY色に適用 されて、重み付けされたマスクに従って、CMY色空間内でスムーズに実行され る。原画像及び新たな画像は、印刷可能な同じCMY色空間内に保持される。色 調、彩度、及び輝度変化は、色立方体対角線よりも寧ろグレイ線に関して実行さ れる。グレイ線は、CMY色空間に亙って非直線状に延びている。色調、彩度、 及び輝度変化は、色空間変換を行わずに1ステップで実行される。計算は全て、 原画像に基づいており、パイクセルベースによってパイクセルで実行される。 図面の簡単な説明 図1は、元の各CMYK色を補正して、カラービデ オディスプレイ上に表示するための第1の従来技術を示すブロックダイアグラム であり; 図2は、各HSL値が所望の各補正量を入力するためのHSL変換に用いられ 、それから、RGBビデオ信号によって、カラービデオディスプレイ上に補正さ れた各値を表示する、他の従来技術のブロックダイアグラムであり; 図3は、各補正量が、何等変換の必要性なしに、各HSL変化量によって入力 される、本発明の方法及びシステムを示すブロックダイアグラムであり; 図4は、本発明による、CMY色空間内での色調変化量Hを示し; 図5は、本発明による、CMY色空間内での彩度変化量Sを示し; 図6は、本発明による、CMY色空間内での輝度変化量Lを示す。 有利な実施例の説明 本発明の方法及びシステムは、図3のブロックダイアグラムに示されている。 ここで、イメージスキャナー1は、元の各色値CMYKを出力する。元の各CM Y値は、CMY変換部15に入力される。ここで、システムのオペレータによっ て所望された各補正量、例えば、原画像の種々の部分の色調、彩度、又は輝度が 、CMY変換部15で、H,S及びL変化量に関して入力される。その結果、新 たな値 Cnew,Mnew,及びYnew が、カラーコンピュータ16にに出力される。特定の数学が、以下詳述するCM Y変換のために用いられる。つまり、CMY変換15での入力量は、以下詳述す る重み付け関数f(d)である。 それから、新たな各CMY値は、元のK値と共に、カラーコンピュータ16に 、既述のペーパータイプと共に入力される。それから、公知技術によるカラーコ ンピュータは、公知の従来技術の形式で、カラービデオディスプレイ4を駆動す るために、R,G,Bビデオ信号を形成する。カラービデオディスプレイ4上で 表示される画像は、補正後の画像が、印刷時に再現される様子を示す正確な演色 性を有している。 図3から分かるように、変換は行われない。従って、変換からの不所望な結果 、例えば、時間遅延及び誤差は、回避される。つまり、装置の費用が低減される のである。更に、その結果得られた画像は、後述のような色空間内にクランプさ れる。その結果、カラービデオディスプレイ4では正確に見えるにも拘わらず、 実際には印刷することができないようなCMYK色を、システムが何かの弾みで 発生するというようなことはあり得ないことになる。従って、図1で既に見たよ うに、従来技術のシステム以上の更に別の利点があるのである。 図3でのCMY変換部15に含まれる特定の数学について、CMY変換部15 での色調、彩度、及び輝度 変化量に関する各補正量ついて以下説明する。これに関連して、図4,5及び6 に以後注意が向けられる。 色調変化 色調変化量がCMY色空間9内に示されている図1に示されているように、各 色調変化は、直接各CMY色に適用されて、CMY色空間内で実行される。元の 色は、その輝度面(色立方体対角線11に対して垂直)において、この面の、グ レイ線12との交差点の回りで回転する(グレイ線は、増大する輝度を示すが、 色のない色空間を通る一本の線である): (CMY)original⇒色調変化量⇒(CMY)new 所望の最大色調変化量は、以下のように記述される:-180°≦変化量CHANGE≦ 180° 入力データは、以下からなる:1)各パイクセルに対して特定されている各(C MY)original色成分を有する各パイセルの列としての画像;及び2)各パイクセ ルに対して特定された所望の最大変化量の以下のパーセンテージ:0≦d≦100% (大雑把な変化量の場合には、d=100%)を有するパイクセル列としての選択的な 重み付けマスク。 画像の各パイクセルに対して、以下の5つのステップが実行される: 1. 2つの変化係数は、所望の最大色調変化量及び選択的な重み付けの任意関 数に従って計算される : COEFF1=cos[f(d)CHANGE] 及びCOEFF2=(√3/3)sin[f(d)CHANGE] 2. 色立方体対角線の、それに対して垂直な輝度面との交差点は、以下のよう にして計算される: D=1/3(Yoriginal+Moriginal+Coriginal) 3. グレイ線と、輝度面との交差点は、色立方体対角線の、同じ面との交差点 の経験的に形成された関数として計算される: Ygray=fy(D),Mgray=fM(D) 及びCgray=fc(D) 4. 新たな各色成分(色調変化後)は、以下のようにして計算される: Ynew=COEFF1(Yoriginal-YGray)+COEFF2 (Moriginal-Mgray-Coriginal+Cgray)+Ygray Mnew=COEFF1(Moriginal-Mgray)+COEFF2 (Coriginal-Cgray-Yoriginal+Ygray)+Mgray Cnew=COEFF1(Coriginal-Cgray)+COEFF2 (Yoriginal-Ygray-Moriginal+Mgray)+Cgray 5. 新たな各色成分は、利用可能なCMY色空間の各色限界値間でクランプす ることができ、及び/又は所望の色調及び0≦Cgray≦Cmaxの輝度の各値を保つ彩 度調整に従っている: Cnew,corr=COEFF(Cnew-Cgray)+Cgray Mnew,corr=COEFF(Mnew-Mgray)+Mgray Ynew,corr=COEFF(Ynew-Ygray)+Ygray その際、COEFFは、以下の最小値である: (Climit-Cgray)/(Cnew-Cgray), (Mlimit-Mgray)/(Mnew-Mgray)及び (Ylimit-Ygray)/(Ynew-Ygray) その際、 COLORlimit=0 但しCOLORnew<0 COLORlimit=COLORmax 但しCOLORnew>COLORmax COLORlimit=COLORnew 彩度変化 CMY色空間内での彩度変化量を示す図2に示されているように、彩度変化は 、直接各CMY色に適用され、CMY色空間9内で実行される。元の色は、この 色をその輝度面10と、グレイ線12との交差点に繋ぐ線に沿って動く。彩度の 増減は、この交差点に動かしたり、この交差点から動かしたりすることによって 達成される: (CMY)original⇒彩度変化量⇒(CMY)new 所望の最大彩度変化量は、実際のパーセンテージとして以下のように記述され る: 0≦変化量CHANGE≦1 但し彩度増大の場合であり、1<変化量CHANGE 但し彩 度減少の場合である。入力データは、以下からなる:1)各パイクセルに対して 特 定された各(CMY)original色成分を有する各パイクセル列としての画像;及び2 )各パイクセルに対して特定された所望の最大変化量のパーセンテージ: 0<d<100%(但し、大雑把な変化量の場合には、d=100%)を有する各パイクセ ル列としての選択的な重み付けマスク。 画像の各パイクセルに対して、以下の5つのステップが実行される: 1. 変化係数は、最大所望彩度変化量及び選択的な重み付けの任意の関数に従 って計算される: COEFF=1+F(d)CHANGE 2. 色立方体対角線と、それに対して垂直な輝度面との交差点は、以下のよう にして計算される: D=1/3(Yoriginal+Moriginal+Coriginal) 3. グレイ線と、輝度面との交差点は、色立方体対角線と、同じ面との交差点 の経験的に形成された関数として計算される: Ygray=fy(D),Mgray=fM(D)及びCgray=fc(D) 4. 新たな各色成分(彩度変化後)は、以下のようにして計算される: Ynew=COEFF(Yoriginal-Tgray)+Ygray Mnew=COEFF(Moriginal-Mgray)+Mgray Cnew=COEFF(Coriginal-Cgray)+Cgray 5. 新たな各色成分は、利用可能なCMY色空間の各色限界値間にクランプす ることができ、及び/ 又は所望の色調及び輝度の各値を0≦Cgray≦Cmaxに保持する彩度調整に従うよう にすることができる: Cnew,corr=COEFF(Cnew-Cgray)+Cgray Mnew,corr=COEFF(Mnew-Mgray)+Mgray Ynew,corr=COEFF(Ynew-Ygray)+Ygray その際、COEFFは、以下の最小値である: (Climit-Cgray)/(Cnew-Cgray), (Mlimit-Mgray)/(Mnew-Mgray)及び (Ylimit-Ygray)/(Ynew-Ygray) その際、 COLORlimit=0 但しCOLORnew<0 COLORlimit=COLORmax 但しCOLORnew>COLORmax COLORlimit=COLORnew 輝度変化 CMY色空間内での輝度変化量を示す図3に示されているように、各輝度変化 は、直接CMY色に適用され、CMY色空間内で実行される。元の色は、この色 を、グレイ線12上の最小輝度14の点に繋ぐ線13に沿って動く。輝度の増減 は、この点に動かしたり、この点から動かしたりして達成される: (CMY)original⇒輝度変化量⇒(CMY)new 所望の最大輝度変化量は、実際の輝度のパーセンテージとして記述される: 0≦変化量CHANGE≦1 但し輝度減少の場合であり、1<変化量CHANGE 但し輝 度増大の場合である。入力データは、以下からなる:1)各パイクセルに対して 特定された各(CMY)original色成分を有するパイクセルの列としての画像;2) 各パイクセルに対して特定された所望の最大変化量の以下のパーセンテージを有 するパイクセルの列としての元の重み付けマスク:0≦ d≦100%(但し、大雑把 な変化量の場合d=100%) 画像の各パイクセルに対して、以下の5つのステップが実行される: 1. 変化係数は、所望の最大輝度変化量及び選択的な重み付けの任意の関数に 従って計算される: COEFF=1+f(d)CHANGE 2. 色立方体対角線と、最大色輝度面との交差点は、以下のようにして計算さ れる: Dmax=1/3(Ymax+Mmax+Cmax) 3. グレイ線上の最小輝度点は、以下のように記述される: Ygray,max=fy(Dmax), Mgray,max=fM(Dmax)及び Cgray,max=fc(Dmax) 4. 新たな各色成分(輝度変化後)は、以下のようにして計算される: Ynew=COEFF(Yoriginal-Ygray,max)+Ygray,max Mnew=COEFF(Moriginal-Mgray,max)+Mgray,max Cnew=COEFF(Coriginal-Cgray,max)+Cgray,max 5. 新たな各色成分は、利用可能なCMY色空間の各限界値間でクランプする ことができ、及び/又は0≦Cgray≦Cmaxの場合の所望の色調及び輝度の各値を保 持する彩度調整に従うようにすることができる: Cnew,corr=COEFF(Cnew-Cgray,new)+Cgray,new Mnew,corr=COEFF(Mnew-Mgray,new)+Mgray,new Ynew,corr=COEFF(Ynew-Ygray,new)+Ygray,new ここで、COEFFは、以下の最小である: (Climit-Cgray)/(Cnew-Cgray), (Mlimit-Mgray)/(Mnew-Mgray)及び (Ylimit-Ygray)/(Ynew-Ygray) ここで: COLORlimit=0 但しCOLORnew<0 COLORlimit=COLORmax 但しCOLORnew>COLORmax COLORlimit=COLORnew 色立方体対角線と新たな色輝度面との交差点は、以下のようにして計算される : Dnew=1/3(Ynew+Mnew+Cnew) グレイ線と新たな色輝度面との交差点は、色立方体対角線と同面との経験的に 形成された関数として計算される: Ygray,new=fy(Dnew), Mgray,new-fM(Dnew)及び Cgray,new=fc(Dnew) 種々の小さな変化及び変更点が当業者によって提案されるかもしれないが、そ のような変化及び変更点は全て、相当に本発明技術の範囲内に含まれる限り、こ こに権利請求されている請求の範囲各項に含まれるものとする。
【手続補正書】 【提出日】1997年3月17日 【補正内容】 (1) 請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2) 明細書13頁23行から15頁5行までを以下の通り補正する。 「 Mnew=COEFF(Moriginal-Mgray,max)+Mgray,max Cnew=COEFF(Coriginal-Cgray,max)+Cgray,max 5. 新たな各色成分は、利用可能なCMY色空間の各限界値間でクランプする ことができ、及び/又は0≦Cgray≦Cmaxの場合の所望の色調及び輝度の各値を保 持する彩度調整に従うようにすることができる: Cnew,corr=COEFF(Cnew-Cgray,new)+Cgray,new Mnew,corr=COEFF(Mnew-Mgray,new)+Mgray,new Ynew,corr=COEFF(Ynew-Ygray,new)+Ygray,new ここで、COEFFは、以下の最小である: (Climit-Cgray)/(Cnew-Cgray), (Mlimit-Mgray)/(Mnew-Mgray)及び (Ylimit-Ygray)/(Ynew-Ygray) ここで: COLORlimit=0 但しCOLORnew<0 COLORlimit=COLORmax 但しCOLORnew>COLORmax COLORlimit=COLORnew 色立方体対角線と新たな色輝度面との交差点は、以下のようにして計算される : Dnew=1/3(Ynew+Mnew+Cnew) グレイ線と新たな色輝度面との交差点は、色立方体対角線と同面との経験的に 形成された関数として計算される: Ygray,new=fy(Dnew), Mgray,new-fM(Dnew)及び Cgray,new=fc(Dnew)」 請求の範囲 1. 元のCMYK印刷色によって再現される原画像内に各補正量を導入する、印刷産業でのディジタル画像処理 方法において、以下の各ステップ: 補正されるべき元のCMYK印刷色を供給するステップ; 相応の各HSL変化量によって所望の各補正量を定めるステップ; 及び、前記各HSL変化量を直接パイクセル毎のベースで元の各CMY印刷色に適用し 、且つ、 色空間変換を用いずに、前記各HSL変化量を使用することによって、前記元の 各CMY印刷色を新たな各CMY印刷色に変換するステップ を有することを特徴とする方法。 2. 相応の各HSL変化量を定めることによって所望の各補正量を定めるス テップ; 及び、 前記各HSL変化量を使用して、元の各CMY印刷色を新たな各CMY印刷色に 変換するステップ を有しており、前記変換するステップは、 元の各CMYK印刷色の印刷色空間内で、グレイ線を識別するステップ、 該印刷色空間内の色のない各輝度変化量を定めるステ ップ、及び 前記グレイ線に関して前記各HSL変化量を実行するステップを有している請求 の範囲第1項記載の方法。 3. H変化量に従った補正量は、対角線に対して垂直な輝度面と、前記輝度 面上の前記グレイ線を中心にセンタリングされた円と、前記円の弓形の弧によっ て定められ、前記対角線は、前記印刷色空間内の前記グレイ線の次に続いている 請求の範囲第2項記載の方法。 4. 彩度変化量は、前記印刷色空間の対角線に対して垂直な輝度面に相応し 、前記面内で定められた円は、前記グレイ線によって定められた中心を有してお り、前記彩度変化量は、前記グレイ線から前記円の円周に向かう放射線に沿った 放射距離での差である請求の範囲第2項記載の方法。 5. 前記輝度変化量は、前記グレイ線の一端での最小輝度点から延びている 線の一部分に沿った距離を有している請求の範囲第2項記載の方法。 6. 各色点に対して、色補正の程度を定める任意の付加的なマスクの使用に 基づく前記CMY変換を行うステップを含む請求の範囲第2項記載の方法。 7. 各HSL変化量は、印刷色空間内にクランプされていて、その結果、各 HSL補正が行えないようにされており、それによって、新たな各CMY値は、 前記印刷色空間の外側に位置していて、従って、印刷 できないようにされる請求の範囲第2項記載の方法。 8. クランプされた各変化量は、所望の色調及び輝度の各値を保持する彩度 調整を含む請求の範囲第7項記載の方法。 9. 以下の各ステップ: 元のCMYK印刷色を出力するイメージスキャナーを備えるステップ; 個別各HSL変化量によって各補正量を定めるステップ; 前記各HSL変化量を、CMY変換で、前記元の各CMY色に適用して、新たな 各CMY色を作り出すようにし、前記各HSL変化量を、前記元の各CMY印刷 色に適用するステップ; 前記新たな各CMY印刷色をカラービデオディスプレイ用のRGB色に変換する ステップを有する 元のCMYK色画像を補正して、カラービデオディスプレイとして、補正された 色画像を表示するための請求の範囲第1項〜第8項までの何れか1項方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 元のCMYK印刷色によって再現される原画像内に各補正量を導入する 方法において、以下の各ステップ: 補正されるべき元のCMYK印刷色を供給するステップ; 相応の各HSL変化量によって所望の各補正量を定めるステップ; 及び、 色空間変換を用いずに、前記各HSL変化量を使用することによって、元の各C MY印刷色を新たな各CMY印刷色に変換するステップ を有することを特徴とする方法。 2. 前記各HSL変化量をパイクセル毎のベースで適用することによって、 元の各CMY印刷色を新たな各CMY印刷色に変換するステップ を有する請求の範囲第1項記載の方法。 3. 以下の各ステップ: 補正されるべき元の各CMYK印刷色を供給するステップ; 相応の各HSL変化量を定めることによって所望の各補正量を定めるステップ; 及び、 前記各HSL変化量を元の各CMY印刷色に適用する ことによって、元の各CMY印刷色を新たな各CMY印刷色に変換するステップ を有する、元の各CMYK印刷色を補正するための方法。 4. 各HSL変化量は、直接各CMY印刷色に適用される請求の範囲第3項 記載の方法。 5. 各HSL変化量は、パイクセル毎のベースで元の各CMY印刷色に適用 される請求の範囲第3項記載の方法。 6. 以下の各ステップ: 補正されるべき各CMYK印刷色を供給するステップ; 相応の各HSL変化量を定めることによって所望の各補正量を定めるステップ; 及び、 前記各HSL変化量を使用して、元の各CMY印刷色を新たな各CMY印刷色に 変換するステップ を有しており、 前記変換するステップは、 前記元の各CMYK印刷色の印刷色空間内で、該印刷色空間内の色のない各輝度 変化量を定めるグレイ線を識別するステップ、及び前記グレイ線に関して前記各 HSL変化量を実行するステップを有している元の各CMYK印刷色を補正する ための方法。 7. H変化量に従った補正量は、対角線に対して 垂直な輝度面と、前記輝度面上の前記グレイ線を中心にセンタリングされた円と 、前記円の弓形の弧によって定められ、前記対角線は、前記印刷色空間内の前記 グレイ線の次に続いている請求の範囲第6項記載の方法。 8. 彩度変化量は、前記印刷色空間の対角線に対して垂直な輝度面に相応し 、前記面内で定められた円は、前記グレイ線によって定められた中心を有してお り、前記彩度変化量は、前記グレイ線から前記円の円周に向かう放射線に沿った 放射距離での差である請求の範囲第6項記載の方法。 9. 前記輝度変化量は、前記グレイ線の一端での最小輝度点から延びている 線の一部分に沿った距離を有している請求の範囲第6項記載の方法。 10. 各色点に対して、色補正の程度を定める任意の付加的なマスクの使用 に基づく前記CMY変換を行うステップを含む請求の範囲第6項記載の方法。 11. 各HSL変化量は、印刷色空間内にクランプされていて、その結果、 各HSL補正が行えないようにされており、それによって、新たな各CMY値は 、前記印刷色空間の外側に位置していて、従って、印刷できないようにされる請 求の範囲第6項記載の方法。 12. クランプされた各変化量は、所望の色調及び輝度の各値を保持する彩 度調整を含む請求の範囲第 11項記載の方法。 13. 以下の各ステップ: 元のCMYK印刷色を出力するイメージスキャナーを備えるステップ; 個別各HSL変化量によって各補正量を定めるステップ; 前記各HSL変化量を、CMY変換で、前記元の各CMY色に適用して、新たな 各CMY色を作り出すようにし、前記各HSL変化量を、前記元の各CMY印刷 色に適用するステップ; 前記新たな各CMY印刷色をカラービデオディスプレイ用のRGB色に変換する ステップを有する 元のCMYK色画像を補正して、カラービデオディスプレイとして、補正された 色画像を表示するための方法。
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