JPH09510787A - 多相ガス混合物を混合、測定、供給する装置及び方法 - Google Patents

多相ガス混合物を混合、測定、供給する装置及び方法

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JPH09510787A JP7524944A JP52494495A JPH09510787A JP H09510787 A JPH09510787 A JP H09510787A JP 7524944 A JP7524944 A JP 7524944A JP 52494495 A JP52494495 A JP 52494495A JP H09510787 A JPH09510787 A JP H09510787A
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ギューリッヒ、ヨハン
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トータル ソシエテ アノニム
ズルツァー プンペン アクチェンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、供給管(2)から導入される多相流体を混合し、その流量を測定するためのコンテナ(1)を使用する。流体の液状及びガス状成分はコンテナ中にて分離され、液体(14)及びガス体(10)として回収される。ガス容量(10)及び液体容量(14)の境界には、液面(14a)が形成され、その瞬時の高さ(Z)がセンサ(13)によって測定される。コンテナ(1)中の流体は、更なる排出エレメント(8)に連結される少なくとも1つの排出エレメント(6)を備えた排出装置によって、同一の方向(20a)にて再びコンテナ(1)から流出され、同時に混合される。第1の排出エレメント(6)は、液体の表面(14a)に直交して配置され、かつ孔(7)を有し、該孔(7)は、コンテナ(1)が通常に操作された場合、幾つかは液面(14a)の上にあり、幾つかは液面(14a)の下にある。第1の排出エレメント(6)は、入口開口部(6)より排出エレメント(6)へ流入するガス状成分の流量を測定するために、入口開口部(6a)の近くに配置されたベンチュリノズル(9)を有する。ガス体(10)中にはガス状成分の圧力を測定する圧力センサ(11)が配置されている。測定値が供給された信号処理ユニット(22)は、総流量、液状成分の流量及びガス状成分の流量を測定値から計算する。

Description

【発明の詳細な説明】 多相ガス混合物を混合、測定、供給する装置及び方法 本発明は、請求項1の前提部分に従って多相ガス混合物を混合、測定及び供給 する装置に関するものである。本発明は、更に本発明に従う装置を操作する方法 に関するものである。本発明はまた、本発明に従う装置あるいは本発明に従う方 法によって操作される装置を備えたバッファタンク並びに供給装置に関するもの である。 多相ガス混合物は、例えば液状並びにガスあるいは揮発性成分のそれぞれを有 する2流体成分のような、少なくとも2つの異なる相を構成している。ある方法 においては、流体成分を混合あるいは均一にすること並びに液体の流れの流量を 測定することが必要である。 この種の混合物は原油源のボアホールから産生するものであり、該混合物は例 えば種々のガス並びに原油から構成されており、それに水が含まれている場合も ある。油井は、液状及びガス状成分の割合が短時間の間に広い範囲にわたって変 化するという特性を有する。 濃度計を使用する多相流体を混合及び測定する装置は、国際特許出願公開第9 0/13859号から公知である。この装置は例えば原油の供給において使用さ れる。油井は、ガス、原油及び水から構成される混合物を供給し、該混合物の液 状及びガス状成分の組成は、広い範囲にわたって変化する。公知の装置は、流体 を流入するためのコンテナ並びに流体をコンテナから流出し、混合するための孔 を備えた排液管を有する。コンテナは、流体の中間貯蔵並びにコンテナの下方部 分に液状の流体成分を回収し、コンテナの上方部分にガス状の流体成分を回収す る分離器として提供される。測定装置は、流量を測定するためにベンチュリノズ ルとともに、そして流体の流れの質量/密度を測定するために濃度計とともにコ ンテナの外側の排液管の次に設置されている。 この公知の装置では測定装置がコンテナの外側に配置され、測定装置が通常X 線あるいはガンマ線によって動作する濃度計を必要とし、従って複雑で、高価で 、かつ煩雑であるという欠点を有する。 本発明の目的は、コンテナの内側にある流体の流れの流量及び密度を簡便な方 法にて測定することを可能にした多相ガス混合物の混合及び測定の装置並びに方 法を提供することにある。 本発明の更なる目的は、液状及びガス状成分の組成が変動する多相ガス混合物 を供給するための多相ポンプからなる装置並びに多相ポンプによって多相ガス混 合物を供給するための方法を提供することにある。 この目的は、請求項1に記載の特徴に従う装置によって達成される。従属請求 項2〜9は更に本発明の有効な実施形態に関するものである。この目的は更に、 請求項10に従う方法によって達成される。従属請求項11及び12は更に、有 効な実施形態に関するものである。この目的はまた請求項13に従う方法にて達 成される。従属請求項14〜17は更に、有効な実施形態に関するものである。 本発明は、コンテナから流体を排出するための排出手段を備えた除去装置を備 えている。本発明に従うと、圧力はコンテナ中においてセンサによって測定され 、特にガス状流体の圧力、除去装置あるいは排出手段中の圧力並びにコンテナ中 における液体形成面のレベルが測定される。これらの測定値及び予め周知の排出 手段あるいは除去装置のそれぞれの校正曲線に基づいて、信号評価装置によって ガス状成分の流量、液状成分の流量並びに例えば2つの成分の流量の間の関係あ るいは2つの成分の合計である総流量のような更なる特徴的な値を決定すること を可能にする。 本発明は、特に原油源から発生する多相流体の混合及び測定に適している。本 発明の利点は、混合された及び/あるいは均一な流体の液状及びガス状成分の流 量並びに平均比混合物密度が、圧力及び温度センサによる簡便な方法にて決定で きるという点にある。測定装置は、組立が非常に簡単で、経済的かつメンテナン スが容易なものである。本発明の更なる利点は、測定装置が混合する前に流体を 液状並びにガス状成分に分離するために提供されるコンテナに組み込むことがで きる点にある。コンテナは特に大容量を保持することが可能なように製造され、 かつ液状及びガス状成分の組成における変動を補償するために中間貯蔵あるいは バッファタンクとして使用することができる。本発明の更なる利点は、測定装置 がバッファタンク中に組み込むことが可能で、それにより、流れの方向に従って 、供給装置、例えばポンプが必要に応じてコンテナの内側あるいは外側に配置さ れるという点にある。とりわけ、ポンプがバッファタンクの内部に組み込まれて いることは油井の深海供給設備においては有効であることが明らかにされている 。 本発明の利点は、測定装置を用いて、多相混合物がポンプの補助により信頼で きる方法にて供給され得るという点にある。ここにおいて供給処理の変数、例え ば圧力値は、実際の値が所望の値に到達するように多相ポンプの回転速度を調整 する本発明に従う方法を用いて、実際の値として測定され、かつ所望値として規 定される。より高度の更なる調整は、多相ポンプの操作特性を考慮するために、 例えば多相ポンプの有利な操作点を確実にするため、あるいはポンプ及び/ある いは駆動装置における衝撃荷重を制限するために、この実測−所望値調整に重畳 される。 本発明の更なる利点は、本発明に従う方法及び/あるいは本発明に従う装置が 、油井においてボアホールの開口部に存在する圧力を低減及び/あるいは調整す るために使用され得る点にある。それにより単位時間当たりに流出する量が影響 を受ける。さらにそれにより油井の生産量が増大する。また更に、低圧時のみに ボアホールから原油を産生する油井が経済的に得られる。 本発明の更なる利点は多相ポンプが信頼のおける方法にて操作され、従ってト ラブルの発生する度合いも低く、その結果例えば深海における掘削設備のように 問題解決のためにアクセスすることが困難な場所において多相ポンプを使用する ことが可能になる点にある。 本発明はいくつかの実施形態を参照にして図面において説明される。 図1aは、穴を有する排出手段及び複数のセンサを備えたコンテナを示す。 図1bは、排出手段及びセンサ並びに一体化された供給装置を備えた更なるコン テナを示す。 図2は、供給管からコンテナへの入口点の詳細部分を示す。 図3a、3b、3c、3d、3e、3fは、除去装置/排出手段の種々の実施形 態の長手方向の断面図。 図4は、供給装置のブロック図。 図5は、多相ガス混合物を多相ポンプにて供給するための更なる装置を示す。 図1aはコンテナを示し、そのコンテナに対して供給管2が入口開口部3にて 開口し、かつ流れの方向20aに沿って流れる多相流体をコンテナ1に供給する 。液状及びガス状流体成分は、液状成分がコンテナ1の下方部分において液体容 量14として回収され、かつガス状成分がコンテナ1の上方部分においてガス容 量10として回収されることによりコンテナ1中にて分離される。液面14aは ガス容量10及び液体容量14の間の分離層を形成し、該液面14aの実際の高 さZが、基準高さZ=0にて定義されたセンサ13にて測定され、それにより実 際の高さZLは常に液面14aに該当する。例示した実施形態において、圧力セ ンサがセンサ13として使用され、これは更に当業者においては周知の実際の高 さZLを測定するのに好適な測定方法とともに使用される。コンテナ1中の流体 は、少なくとも1つの排出手段6並びにそれに続く排出手段8からなる除去装置 6,8を介して流れの方向20aにおける流れに従ってコンテナ1から流出ある いは排出される。例示した実施形態において、排出手段6は液面14aに対して 垂直に配置され、かつ通常の操作時において一部は液面14aの下にあり、一部 は液面14aの上にある開口部7を有する。開口部7は特に液状成分の排出手段 6への通路として提供され、個々の開口部7の直径は各種の大きさに選択可能で あり、排出される液状成分の量及び液面14aの高さZLの間の関係が好ましい ものになるように、高さZの方向の開口部7の配置を選択することが可能である 。開口部7の代わりに、排出手段6は例えばその幅が対応する液状成分の排出量 を決定するような細長いスリットを備えた壁の部分を備えることも可能である。 排出手段 6は、その上端に入口開口部6aを形成する開口部を備え、該開口部6aよりガ ス状成分の大部分がガス容量10から排出手段6に流入する。排出手段6はその 入口開口部6aの部分にベンチュリノズル9を有し、該ベンチュリノズル9は連 結手段12aを介して圧力センサ12に連結され、それにより入口開口部6aか ら排出手段6に流入するガス状成分の流量が測定され得る。ベンチュリノズル9 に代えて、例えば孔のようなガス状容量の流れを測定するための他の測定手段も 勿論適している。例示した実施形態において、圧力センサ11並びに温度センサ 15はガス状成分の温度とともにガス状成分の圧力を測定するためにコンテナ1 の上端部においてガス容量10の領域に配置されている。これにより、ガス状成 分の圧力rhoが測定され得る。除去装置はまた、全てが排出手段8に開口する か、あるいは別々にコンテナから外へ導かれ複数の排出手段6を備えている。校 正曲線は、ガス状成分の流量並びに液状成分の流量が実測値から計算されること によって、各々の排出手段6の排出特性についてあるいは全ての除去装置6,8 のそれぞれについて決定される。 例示した実施形態において示すように、液体の流入量によって引き起こされる 液面14aの高さZLの変動を減衰し、かつ高エネルギー流体の噴出による損傷 を回避するために、流れの方向20aにおけるコンテナ1の入口開口部3の後方 に、液体あるいはジェット分散器4が配置されている。液体分散器4は、コンテ ナ1内のエレメント及び構造物におけるジャーク様ストレスを低減あるいは回避 する。例示した実施形態において、流体の流れの方向20aは垂直方向に屈折さ れている。更に分離壁5がコンテナ1内に配置されており、液面14aの移動を 減衰する目的にてコンテナの外壁1a及び入口開口部3の部分の分離壁5の間に チャンバ33aを形成している。このカーミングチャンバ(calming chamber) 33aは、ガス容量10及び液体容量14の各々への少なくとも1つの通路を有 し、それにより供給管2を介して流入する流体が容量14へ入る。排出手段6は 、カーミングチャンバ33aの外側に配置される。センサ11,12,13及び 15にて測定される物理的パラメータは連結された信号線11b,12b,13 b,15b を介して信号評価装置22に送られ、該信号評価装置22は信号を評価し、信号 線22a,22bを介して計算された値を高レベルユニットあるいは表示機器に 転送するためにコンピュータあるいはマイクロコンピュータをそれぞれ備え、か つ入力及び出力手段を備えている。コンテナ1は、供給管2を介して流入される 多相流体を混合及び測定するために設けられている。多相流体は、コンテナ1中 にてガス状及び液状成分に分離される。液状及びガス状成分が共に排出手段6に 入り、そこで混合され、排出手段8を経てコンテナ1から排出される。流出する 混合された流体中における液状及びガス状成分の混合比は、ガス容量10のガス 圧並びに液面14aの実際の高さZLに依存する。 図1bは、既に記載されたコンテナ1を示し、このコンテナ1は付随的に二相 ポンプ19と、更にベンチュリノズル17aを備えている。排出手段6は排出手 段8に開口し、該排出手段8はポンプ19に開口し、次いでポンプ19がベンチ ュリノズル17aに開口し、そこからコンテナ1を出ていく。ベンチュリノズル 17aにおける圧力は圧力センサ17にて測定され、信号線17bを経てコンピ ュータ22に供給される。均一化された多相流体の流量は圧力センサ17の信号 から計算される。ベンチュリノズル17aはまた、多相流体の流量を測定するた めに流れの方向20aに関してポンプ19の前方に配置されている。ポンプ19 を駆動する駆動装置は同様にコンテナ1に組み込まれ、あるいはコンテナ1の外 側に置かれ、この場合駆動装置がコンテナ壁1aを貫通する駆動軸を介して二相 ポンプ19に連結されている。この配列の利点としては、ポンプ19がコンテナ の内側にあり、従ってコンテナ1によって保護される点にある。 図2は液体分散器4の構造の詳細を示している。流れの方向20aにて供給管 2より流入される多相混合物は、広い範囲にわたって液状及びガス状成分に関し て変動し、それにより大量の液状成分が短期間の間に入口開口部3に導入される 。液体分散器4はコンテナ1中の設備を損傷から保護するために流入流体を異な った方向に流れるように複数の分岐した流れに分離するために設けられている。 例示された液体分散器4はコンテナの入口開口部3の後方に直接配置されるカバ ー エレメントを備え、該カバーエレメントは、例示した実施形態において孔31を 備えた円筒状部分30並びに一方の端部にて部分30を閉じるカバー部分32を 備え、部分30は他方の端部にて入口開口部3と連結されている。分離壁5は液 体分散器4の前方に置かれ、それによりカーミングチャンバがコンテナ壁1a及 び分離壁5の間に形成される。 コンテナ1に流入される流体のガス状及び液状成分は、例えば原油を供給する 場合のように、ほぼ一時的な変動を引き起こされる。続く排出手段8あるいは除 去装置6,8の各々におけるこれらの変動を低減するために、コンテナ1が中間 貯蔵及び/あるいはバッファタンクとして提供されるようにコンテナ1の容積を デザインすることが可能である。これによって、排出される均一化された流体の 密度のほぼ短期間の変動を回避することを可能にする。 ボアホールの発生時に圧力が減少した場合、油井の生産量が増大することは周 知である。従って本発明に従うコンテナ1の好ましい適用可能性としては、供給 管2をボアホールに連結し、排出手段8の後方にポンプ19を連結することであ り、それによりコンテナ1の圧力が低減される。二相ポンプ19は、排出手段8 の後に配置されるのが好ましい。コンテナ1にて測定される多相流体の値は、二 相ポンプを調整するための制御値として使用される。二相ポンプ19のそれぞれ の操作あるいは制御において、二相ポンプ19に突然過負荷がかかるのを、ある いは二相ポンプ19が例えば流れが中断されるような操作範囲のような許容され ない操作範囲に入ることを回避するために、均一化された流体の平均混合物密度 rhomixは短時間の間に急激に増大しないことが必要となる。 図3a、3b、3c、3d、3e及び3fは、孔の開いたあるいは開口部7が 設けられた除去装置6,8あるいは排出手段6の各種実施形態の長手方向の断面 図を示す。装置は内部空間10から流体を排出し、かつコンテナ1の外側に流体 を排出し、あるいはコンテナ1の内側にある多相ポンプ19へ誘導するために動 作する場合、除去装置6,8と指定され、その際除去装置6,8は流体混合物を できるだけ均一にする働きを有する。除去装置6,8は排出手段6,8を備える 。 圧力は、除去装置6,8の各々あるいは排出手段6にある圧力センサ12によっ て測定される。除去装置6,8あるいは排出手段6の実施形態の各々には校正曲 線が測定され、該校正曲線は、除去装置6,8に流入するガス状及び液状流体成 分の流量がガス容量10の圧力と除去装置6,8の圧力の間との圧力差及び測定 された液面の実際の高さZLから計算されることを許容する。図3a〜3fにお いて示された排出手段6,8は通常の操作状態を示す。通常の操作時に液面14 aは、実際の液面の高さであるZLがZ=0から最大の高さZmaxの範囲にて変動 する。本発明に従う装置の通常操作時において、排出手段6は液状及びガス状成 分を形成する液面14を貫通する。 図3aに示した排出手段6の実施形態は、対応する圧力センサ12を備えたベ ンチュリノズル9を有する。入口開口部6aにベンチュリノズルがあることは、 ガスの流れが比較的正確に測定できるという利点を有する。開口部7は、全ての 開口部7が最大液体レベルZmaxにて液体に囲まれるよう配列されている。図3 bは通常円形の横断面を有し、上端が完全に開口し、かつ圧力センサ12が最大 液体レベルZmaxの境界の僅か上方に配置された排出手段6の更なる実施形態を 示す。図3cは、複数の開口部7を有する排出手段6の更なる実施形態を示す。 例示された3つの実施形態は、排出手段6の多数の可能な実施形態のうちの一例 である。図3dは、混合された流体の圧力が排出手段8の内部にて測定されるよ う排出手段8に配列された圧力センサ12を有する除去装置6,8の更なる実施 形態を示す。図3eは、高さZ=0の位置に配置された圧力センサ12を備えた 排出手段6を示し、このように配置された圧力センサ12が同様に排出手段8の 内部にある混合された流体の圧力を測定する。図3fは、第1の固定部分6c並 びに垂直方向に移動可能な部分6bを備えた排出手段6の更なる一実施形態を示 す。固定部分6cは、その頂部に案内部分6f及び外壁に孔7を有し、底部は後 続する排出手段8へ開口している。可動部分6bは、長手方向における2つの部 分6a、6bの相互の位置を規定するために底部に案内部分6fを有する。フロ ート体6dは可動部分6bに装着され、かつフロート体6dの位置、及びそれに よる可動 部分6bの位置が液面14aのレベルZLを追従することから液状成分による浮 力を受ける。2つのアバットメント(abutment)6eが可動部分6bの内部に配 置され、該アバットメント6eが案内部分6fと作動的な接触をすることにより 、可動部分6bの最大可能経路が差異ΔHに制限される。可動部分6bは液状成 分の通路となる孔7を有する。可動部分6bは、頂部にベンチュリノズル9及び センサ12を備えた入口開口部6aを有する。フロート体6dの利点は、ガス状 流体成分のみが入口開口部6aから流入するので、測定装置によるガスの流れ( ガス状流体成分の流量)の正確な測定が入口開口部6aにて可能になることを確 実にする点にあり、この測定はまた例えば孔においても実施される。ここにおい てコンテナ1の内側に排出手段6が配置されているので、液状成分のみが孔7を 通じて排出手段6に流入し、ガス状成分のみが入口開口部6aを通じて排出手段 6に流入し、それにより入口開口部6aにおける測定装置は排出手段6に流入す るガス状流体成分の総量を測定することになる。液面14aの高さZLの測定は 、例示した実施形態においては長手方向における可動部分6bの移動を測定する 経路センサによって実施される。 既に述べられた装置の操作に適した流れている多相流体を混合及び測定する方 法について、詳細を以下に述べる。 排出手段6あるいは除去装置6,8の幾何学的実施形態の各々において、実験 的な、あるいは計算による関係は、液面14aの高さZL並びにガス状成分の流 量Q”の関数として液状成分の流量Q’を決定することを可能にするために予め 設定される。このために、実際に測定された液面14aの高さZL及び理論上の 液面14aの高さZL,thの間の相互関係を示す相対液体レベルFLLが定義され る。理論上の高さZL,thは、ガス状成分が排出手段6に流入しない場合、すなわ ち流量Q”が0に等しい場合に排出手段6に存在する液面14aの高さを表して いる。ガスの速度cはガスの流れQ”から計算される。排出手段6の幾何学的な 実施形態の各々において、関係:FLL=f(rho*c2)は、実験的に、あ るいは計算によって(FLLは、(rho*c2)の関数である)設定される。 この関係は、 排出手段6の内径の大きさ並びに開口部7の配列及び直径その他に依存する。 この方法を実行するために、ROM及びRAMを備えたプロセッサー並びに入 力及び出力手段からなるコンピュータ22が、信号線11b、12b、13b、 15bを介してセンサ11、12、13、15の測定値を読みとり、計算値を表 示し、あるいは信号線22a、22bを介して更なる装置に伝達するために使用 される。コンテナ1に配置された排出手段6あるいは選択された配列の各々にお ける校正曲線を示す実験的あるいは計算による関係FLL=f(rho*c2) は、コンピュータ22における記憶ユニットに記憶される。 本発明に従う方法は以下の工程から構成される。 1.流体が供給管2よりコンテナ1に導入され、実際の高さZLである液面14 aが形成されながら、それぞれ液状及びガス状成分に分離される。 2.液面14aの実際の高さZLは、例示した実施形態にて圧力センサとして実 施されるセンサ13によって測定される。 3.排出手段6に流入するガス状成分の流量Q”は、排出手段6の校正曲線から 実際の高さZLを考慮しながら、ガス容量10における圧力及び排出手段6ある いは排出手段8のいずれかにおける圧力間の圧力差から計算される。ガス状成分 はまた、液面14a上にあるこれら開口部7を通じて排出手段6に流入する。こ れらのガス状成分は、流量Q”の計算において校正曲線から考慮される。 4.ガス状成分の温度及び圧力は、ガス容量10及びそこから計算されたガス密 度rhoにおいて測定される。 5.ガスの速度cが流量Q”及びガス密度rhoから計算される。実験的なある いは計算された関係FLL=f(rho*c2)に基づいて、理論上の高さZL,t h が測定された高さZLから計算される。 6.排出手段6に流入する液状成分の流量Q’は、開口部7の配列を考慮しなが ら、排出手段6における理論上の高さZL,thから排出手段の高さにわたる積分に よって計算される。 7.液状成分Q’及びガス状成分Q”の流量が明らかになると、以下の量が簡単 に計算される。 液状成分に対するガス状成分の比率:GLR=Q”/Q’ 混合物密度rhomix Q’及びQ”の合計としての混合された流体の流量Qmix。 8.液状及びガス状成分が排出手段6にて混合され、均一化され、それにより流 体は均一化された状態でコンテナ1から排出される。 本発明に従って、流量Q”はまた、例えば図3fに例示されたノズル9あるい は他の開口部を介した圧力差測定のような、孔、入口ノズルから決定される。こ の測定はまた貫通流を測定するための他の装置によって実施される。 除去装置6,8に流入するガス状成分の流量Q”並びに液状成分の流量Q’は 、本発明に従う更なる方法によって計算される。この方法は、反復処理法による 2つの未知の量を含む式を解くものである。 未知の量はQ’及びQ”である。除去装置6,8の幾何学的形状並びにその実 験的に決定された特性FLL=f(rho*c2)は明らかになっている。更に 流体成分の密度rho’は、ほぼ一定で既知であると仮定される。 本発明に従う更なるこの方法は以下の工程から構成される。 1.流体が供給管2よりコンテナ1に導入され、実際の高さZLである液面14 aが形成されながら、それぞれ液状及びガス状成分に分離される。 2.コンテナ1のガス容量10におけるガス状成分の圧力並びに温度が測定され 、この結果からガス密度rhoが計算される。 3.液面14aの実際の高さZLが測定される。 4.更に、除去装置6,8における均一化された流体の圧力が、例えば図3dに 従うセンサ12の配列において、あるいは図1bに従うベンチュリノズル17a において測定される。この際ベンチュリノズル17aは、図1bに示す様に多相 ポンプ19の後方、あるいは多相ポンプ19の前方に置かれる。 5.Q’及びQ”間の容量比としての比αが仮定される。 6.平均混合物密度rhomixが容量比としての比αから計算される。この際、 密 度rho及びrho’は既知である。 7.均一化された流体の流量Qmixは、工程4において測定された圧力から測定 (計算)される。 8.ガス状成分の流量Q”並びに液状成分の流量Q’は比αを介して流量Qmix から計算される。 9.ガス速度cは、流量Q”,ガス密度rho及び除去装置6,8の幾何学的形 状から計算される。 10.理論上の高さZL,thは、関係FLL=f(rho*c2)に基づいて測定 された高さZLから計算される。 11.排出手段6にて示される理論上の高さZL,thから、排出手段6に流入する ガス状成分の流量Q’が、開口部7の配列を考慮しながら、排出手段の高さにわ たる積分によって計算される。 12.流体成分の流量Q’及びガス状成分の流量Q”間の新しい比α1が計算さ れる。 13.計算された比α1は、仮定された比αと比較される。2つの比の差が予め 設定可能な量よりも大きくなる場合、新たな比αが仮定され、反復が工程6の初 めから再開される。あるいは反復が中断され、Q’及びQ”に対して求められた 値が示される。 液状成分Q’並びにガス状成分Q”の流量が明かになると、以下の量が簡単に 計算される。 液状成分に対するガス状成分の比率:GLR=Q”/Q’ 混合物密度rhomix Q’及びQ”の合計としての混合された流体の流量Qmix。 コンテナ1のガス容量10におけるガス状成分の温度を測定することは、温度 が他の手段によって既知であるか、一定である場合、省略され得る。図4は、供 給管2よりコンテナ1へ流入する多相混合物を排出管8、多相ポンプ19及びポ ンプ排出管20を介して、流れの方向20aに沿って処理プラント21に搬送す るために、コンテナ1及び処理プラント21間に配置された供給装置を示す。多 相ポンプ19は回転速度を測定するために、シャフト18aを介して駆動装置1 8並びに装置25に連結されている。例示した実施形態においては電気モータが 駆動装置18として使用されているが、例えば内燃機関のような他の駆動装置で も適用可能である。本発明に従う測定装置26は、排出管8を通じて流れる多相 混合物の流量QTを測定するために、流れの方向20aにおいてポンプ19の前 方に置かれている。更に、測定装置26は液状成分の流量Q’及びガス状成分の 流量Q”を測定し、それらは制御システム22に転送される。この値から、制御 システム22が比GLR=Q”/Q’を計算する。処理変数は、測定装置27に よって実際の値PIとして測定される。入力及び出力手段をも備えた信号評価及 び制御システム22は、測定値n,QT及びPIを受け取り、駆動装置18を制御 するため、及び特に回転速度nを調整するために設定値Sを決定する。制御シス テム22は、好ましくは設定値Sを計算するためのコンピュータあるいはマイク ロプロセッサのいずれかを備えているとよい。 多相混合物を供給するためにポンプ19の調整に関して、各種の操作状態にお いて際だった差異が見られる。 第1操作状態:通常操作 制御システム22には設定可能な所望値PSが与えられる。処理変数は測定装 置27にて測定され、この所望値PIは制御システム22に供給される。通常操 作において、制御システム22は、実際の値PIが所望値PSに対応するように設 定値Sを介してポンプ19の回転速度nを調整する。多相混合物の供給において 、調整に適する複数の処理変数がある。流れの方向20aに関してポンプ19の 前方に置かれた装置1の多相混合物の圧力は、例えば図1aに示すように実際の 値PIを測定するための処理変数として好適である。装置1は、好ましくはバッ ファタンクとして使用される。更にこれに代わる処理変数としては、例えば流れ の方向20aに関してポンプ19の後方に置かれた装置21の多相混合物の圧力 、ポンプ19を横切る圧力差あるいは流量QTが挙げられる。 好ましい実施形態において、油井の産生口における圧力あるいはバッファタンク 中の圧力はいずれも処理変数として使用され、実際の値PIとして測定され、か つ制御システムによってほぼ一定に保持される。所望値PSは、より高レベルの ステアリングユニットあるいは操作する者によって変えられ得る。 第2操作状態:許容できるポンプの操作範囲のモニタリング この操作状態において、ポンプ19の出力特性が、ポンプが許容できる操作範 囲にて操作されることを確実にするために回転速度nの調整において考慮される 。全てのポンプは、理想的な効率によって特徴づけられるいわゆる最高[効率] 点(BEP)を有し、この点にて供給される流量が理想供給フローQTRとして定 義される。幾何学的形状に加えて、最高[効率]点はポンプの回転速度nに依存 する。実際の回転速度nの関数として理想供給フローQTRの計算に必要なデータ は、制御システム22に記憶される。実際の流量QTは、理想供給フローQTRか ら一定の値が逸脱するのみである。そうでなければ流れの中断、振動あるいは脈 動がポンプ19に発生する。これらの影響が発生する限界値がポンプ限界として 示される。限界値はこれらの不利益な効果を避けるために実際の流量QT以上に 制御システム22に対して規定される。例示した実施形態において、限界値は比 QT/QTRで示される値q* minによって制御システム22に対して規定され、そ れによりQTR及びq* minに対する値が規定された場合、流量QTminが決定される 。制御システム22は、連続的に新たな比QT/QTRを計算する。多相ポンプは 、ポンプ限界が不足しないことを確実にするために限界値のみが常にモニタリン グされるように操作される。加えて実際の値PIが制御システムによって調整さ れる場合、限界値のモニタリングは、ポンプ限界が不足しないことを常に確実に するために実際の値PIの調整より高い優先順位にて実施される。限界値q* min が不足する場合、ポンプ限界以上で多相ポンプを操作するために回転速度nが増 大される。従ってこの場合、実際の値PIと所望値PS間の差異は、その代わりに 限界値を維持するために許容される。限界値は、例えばQTRの85%というよう な相対値として、あるいは例えば制御システム22のQminのような絶対値とし て特定され得る。 多相ポンプの許容される操作範囲は更に、回転速度nに依存する最大許容流量 Qmaxによって制限される。比QT/QTRが更なる限界値q* maxとして定義される ので、QTR及びq* maxの値が規定された場合、流量QTmaxが決定される。制御シ ステム22は、規定された限界値q* maxを越えた場合、回転速度nを低減するよ うに限界値q* maxをモニタリングする。この方法において、多相ポンプにおける 操作範囲は、2つの限界値q* min及びq* maxによって規定される。 多相混合物を供給するためのポンプ19の調整において、更なる操作状態がモ ニタリングされる。 第3操作状態:出力のモニタリング GLR比がより大きい、あるいは低い混合物密度のいずれかにおいて特に発生 するような高い回転速度nをポンプが有する場合、混合物密度が許容不可能な方 法にて増大する場合にはすぐに回転速度nを低減する必要がある。特に混合物密 度が急激に上昇した場合、駆動装置18が過負荷となり、許容されるトルクが大 きくなりすぎ、あるいはポンプが例えばベアリング、スクープまたはブレードに おいて損傷を受けるという危険性が存在する。駆動装置18によって伝達される 出力のモニタリングは、供給装置を機械的損傷から保護する役割を果たす。伝達 された出力は、例えば電気モータ18によって消費される出力を測定することに よって測定され得る。伝達された出力は、回転速度nの関数、あるいはGLR比 の関数として概算することができる。図1bに示す実施形態において、制御シス テム22は、該制御システム22がGLR比から最大許容出力を得ることによっ て、かつ最大出力Pmaxを越えた場合制御システム22が回転速度nを減ずるこ とによって、高い優先順位にて出力をモニタリングする。ポンプ限界のモニタリ ング並びに実際の値PIの調整は低い優先順位にて起こる。 図5は、バッファタンク1を備えた本発明に従う装置を示す。供給管2は油井 のボアホールに連結され、オーバーフローした多相混合物が流れの方向20aに 沿ってバッファタンク1に流入する。バッファタンク1にて液状及びガス状成分 が分離され、液面14aによって互いに分離された液体容量14並びにガス容量 10を形成する。孔7を有する排出手段6が液面14aを貫通し、液状及びガス 状成分の両方が排出手段6及びそれに続く排出手段8を経て多相ポンプ19に到 達し、続くポンプ排出管20を経て処理プラント21に到達する。排出手段6は 、流入するガスの流れを圧力センサ12にて測定するためにベンチュリノズル9 を備えた入口開口部6aを有する。更に、圧力センサ11はガス容量10の圧力 を測定するためにバッファタンク1に装着され、ガス容量10の温度を測定する ために温度センサ15、並びに液面14aの実際の高さZLを測定するために圧 力センサ13がバッファタンク1に装着されている。測定値は電気的信号線11 b、12b、13b、15bを介して制御システム22に供給される。測定値か ら、制御システム22は、例えば流量QT、液状成分の流量Q’、ガス状成分の 流量Q”あるいは実際の値PIのような調整に必要な値を計算する。必要な測定 値はバッファタンクにて直接測定される。このことは、ポンプ19が必要に応じ てバッファタンク1の内側あるいは外側に配置され得るという利点となる。さら に制御システム22は、第2の測定によって流量QTの測定の精密度を高めるた めに、回転速度測定装置25によってポンプ19の回転速度nを、出力測定装置 16にてポンプ19に伝達された出力を、そして圧力センサ17を伴うベンチュ リノズル17aによって実際の流量QTにおける測定値を測定する。測定値は、 電気的信号線16b、17b、25bを介して制御システム22に供給され、制 御システム22によって処理され、制御変数Sの計算に使用され、そして信号線 18bを介して駆動装置18に供給される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年12月21日 【補正内容】 明細書 多相ガス混合物を混合、測定、供給する装置及び方法 本発明は、請求項1の前提部分に従って多相ガス混合物を混合、測定及び供給 する装置に関するものである。本発明は、更に本発明に従う装置を操作する方法 に関するものである。本発明はまた、本発明に従う装置あるいは本発明に従う方 法によって操作される装置を備えたバッファタンク並びに供給装置に関するもの である。 多相ガス混合物は、例えば液状並びにガスあるいは揮発性成分のそれぞれを有 する2流体成分のような、少なくとも2つの異なる相を構成している。ある方法 においては、流体成分を混合あるいは均一にすること並びに流体の流れの流量を 測定することが必要である。 この種の混合物は油井のボアホールから産生するものであり、該混合物は例え ば種々のガス並びに石油から構成される混合物であり、それに水が含まれている 場合もある。油井は、液状及びガス状成分の割合が短時間の間に広い範囲にわた って変化するという特性を有する。 多相ガス混合物を測定するための既知の装置は、基本的に異なる測定方法を有 する2つのグループに分けられる。多相ガス混合物の組成が濃度計によって直接 測定されるか、あるいは多相ガス混合物を液状流体成分及びガス状流体成分に分 離し、各々の流体成分が別々の測定装置によって測定される。 濃度計を使用する多相流体を混合及び測定する装置は、国際特許出願公開第9 0/13859号から公知である。この装置は例えば原油の供給において使用さ れる。石油源は、ガス、石油及び水から構成される混合物を供給し、該混合物の 液状及びガス状成分の組成は、広い範囲にわたって変化する。公知の装置は、流 体を流入するためのコンテナ及び流体をコンテナから流出し、混合するための孔 を備えた排液管を有する。コンテナは、流体の中間貯蔵並びにコンテナの下方部 分に液状の流体成分を回収し、コンテナの上方部分にガス状の流体成分を回収す る分離器として提供される。測定装置は、流量を測定するためにベンチュリノズ ルとともに、そして流体の流れの質量/密度を測定するために濃度計とともにコ ンテナの外側の排液管の次に設置されている。 この公知の装置では測定装置がコンテナの外側に設置され、測定装置か通常X 線あるいはガンマ線によって動作する濃度計を必要とし、従って複雑で、高価で 、かつ煩雑であるという欠点を有する。 多相ガス混合物をガス状流体成分並びに液状流体成分に分離し、かつ両成分を 別々に測定する多相流体を測定するための更なる装置は、イギリス特許出願公開 第2,089,049号にて公知である。この装置は、中間貯蔵として使用され るコンテナに加えて液状流体成分を測定する装置を収容するための比較的広いス ペースが必要とされるという欠点を有する。特に容積の大きな測定シリンダが必 要である。更に測定装置は、幾度もメンテナンスが必要である移動可能な軸受け されたフロートを必要とする。 本発明の目的は、コンテナの内側にある流体の流れの流量及び密度を簡便な方 法にて測定することを可能にした多相ガス混合物の混合及び測定の装置並びに方 法を提供することにある。 本発明の更なる目的は、液状及びガス状成分の組成が変動する多相ガス混合物 を供給するための多相ポンプからなる装置並びに多相ポンプによって多相ガス混 合物を供給するための方法を提供することにある。 この目的は、請求項1に記載の特徴に従う装置によって達成される。従属請求 項2〜9は更に本発明の有効な実施形態に関するものである。この目的は更に、 請求項10に従う方法によって達成される。従属請求項11及び12は更に、有 効な実施形態に関するものである。この目的はまた請求項13に従う方法にて達 成される。従属請求項14〜17は更に、有効な実施形態に関するものである。 本発明は、コンテナから流体を排出するための排出手段を備えた除去装置を備 えている。本発明に従うと、圧力はコンテナ中においてセンサによって測定され 、特にガス状流体の圧力、除去装置あるいは排出手段中の圧力並びにコンテナ中 における液体形成面のレベルが測定される。これらの測定値及び予め周知の排出 手段あるいは除去装置のそれぞれの校正曲線に基づいて、信号評価装置によって ガス状成分の流量、液状成分の流量並びに例えば2つの成分の流量の間の関係あ るいは2つの成分の合計である総流量のような更なる特徴的な値を決定すること を可能にする。 本発明は、特に原油源から発生する多相流体の混合及び測定に適している。本 発明の利点は、混合された及び/あるいは均一な流体の液状及びガス状成分の流 量並びに平均比混合物密度が、圧力及び温度センサによる簡便な方法にて決定で きるという点にある。測定装置は、組立が非常に簡単で、経済的かつメンテナン スが容易なものである。本発明の更なる利点は、測定装置が混合する前に流体を
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),BR,CA,JP,MX,N O,US 【要約の続き】 はガス状成分の圧力を測定する圧力センサ(11)が配 置されている。測定値が供給された信号処理ユニット (22)は、総流量、液状成分の流量及びガス状成分の 流量を測定値から計算する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの液状及び1つのガス状成分を有する多相流体を混合及び測 定する装置において、 液状及びガス状成分を分離するためのコンテナ(1)と、 コンテナ(1)に開口する供給管(2)と、 流体を排出するための除去装置(6、8)と、除去装置が通常操作時に液状及び ガス状成分の間に形成する液面(14a)を貫通するように配列された孔(7) を備えた排出手段(6)を有することとを備え、 センサ(11)がコンテナ(1)の圧力値を測定するために設けられ、 センサ(12)が除去装置(6,8)の圧力値を測定するために設けられ、 少なくとも1つのセンサ(13)が液面(14a)の高さ(ZL)の値を測定 するために設けられ、 センサ(11,12,13)が、少なくともガス状成分の流量(Q”)並びに 液状成分の流量(Q’)を測定値から計算するために、信号線(11b,12b ,13b)を介して信号受信評価システム(22)に接続されていることを特徴 とする装置。 2.請求項1に記載の装置において、 排出手段(6)が、通常操作時において液面(14a)の上方に位置する入口 開口部(6a)を有し、かつセンサ(12)を備えた貫通流測定装置(9)が入 口開口部(6a)に配置されていることを特徴とする装置。 3.請求項1あるいは2に記載の装置において、 除去装置が複数の排出手段(6)を有し、センサ(12)が少なくとも1つの 排出手段(6)に配置されていることを特徴とする装置。 4.請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置において、 センサ(11)及び温度センサ(15)が液面(14a)の上方に存在するガ ス状成分をモニタリングし、それによりガス状成分の密度が決定されることを特 徴とする装置。 5.請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置において、 供給管(2)が入口開口部(3)にてコンテナ(1)に入り、入口開口部(3 )がカバーエレメント(34)によって閉じられ、カバーエレメント(34)が 流入する流体を異なる方向に流れる複数の分岐した流れに分割するための複数の 孔(31)を有することを特徴とする装置。 6.請求項5に記載の装置において、 カバーエレメントが孔(31)を有する円筒状部分(30)並びに一端にて前 記部分(30)を閉鎖するカバー部分(32)を備え、該部分(30)は他方の 端部にて入口開口部(3)に連結されていることを特徴とする装置。 7.請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置において、 分離壁(5)がコンテナ壁(1a)及び分離壁(5)の間に中間の空間(33 a)を形成するようにコンテナ(1)に配置され、 分離壁(5)がコンテナ(1)の残りの内側空間への通路を有し、 入口開口部(3)が液面(14a)の変動を低減するために中間の空間(33 a)へ開口しており、 排出手段(6)が中間の空間(33a)の外側に存在することを特徴とする装 置。 8.請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置において、 排出手段(6)が、排出手段(8)を介してコンテナ(1)の内側あるいは外 側に配置されるポンプ(19)に連結されていることを特徴とする装置。 9.請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置において、 貫通流測定装置(17a)が、混合された流体の流量(Qmix)を測定するた めに、流れの方向においてポンプの前方あるいは後方に配置され、該貫通流測定 装置(17a)がコンテナ(1)の内側あるいは外側に配置されていることを特 徴とする装置。 10.流れを有する多相流体を混合及び測定する方法において、 液体がコンテナ(1)に流入され、かつ液状及びガス状成分に分離され、同時に 液面(14a)が形成され、 液状及びガス状成分がコンテナ(1)の外に流出され、かつ孔(7)を備えた排 出装置(6)を有する除去手段(6,8)を介して混合され、 液面(14a)の実際の高さ(ZL)がセンサ(13)によって測定され、 コンテナ(1)のガス状成分の圧力がセンサ(11)によって測定され、 除去装置(6,8)の圧力がセンサ(12)によって測定され、 液状成分の流量(Q’)及びガス状成分の流量(Q”)が、除去装置(6,8) の校正曲線が記憶された信号評価装置(22)によって測定値から計算されるこ とを特徴とする方法。 11.請求項10に従う方法において、 コンテナ(1)のガス状成分の温度が測定され、かつそれらの密度(rho) がその値から計算されることを特徴とする方法。 12.請求項10あるいは11のいずれか1項に記載の方法において、 流量(Q’)及び(Q”)から、 ガス状成分の流量(Q”)及び液状成分の流量(Q’)間の比が計算され、 混合された流体の平均ガス密度(rhomix)が計算され、 あるいは混合された流体の流量(Qmix)が計算されることを特徴とする方法。 13.多相ポンプ(19)及び請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置によっ て多相混合物を供給する方法において、 処理関連値の所望値(PS)が規定され、 処理関連値の実際の値(PI)が測定され、 多相ポンプ(19)の回転速度(n)が測定され、 理想的な流量(QTR)が回転速度(n)に依存する多相ポンプ(19)の特徴的 なデータから計算され、 多相ポンプ(19)によって供給される多相混合物の流量(Q’,Q”,QT) が測定され、 通常操作時において、実際の値(PI)が所望値(PS)に近づくように回転速度 (n)が調整され、 QT/QTR比が予め決定可能な限界値(q* min)よりも低下する場合、回転速度 (n)が増大され、 QT/QTR比が予め決定可能な限界値(q* max)を越える場合、回転速度(n) が低減されることを特徴とする方法。 14.請求項13に記載の方法において、 所望値(PS)が以下のパラメータ、すなわち、 流れの方向(20a)に対して、多相ポンプ(19)の前方に置かれた装置(1 )における多相混合物の圧力、 流れの方向(20a)に対して、多相ポンプ(19)の後方に置かれた装置(2 1)における多相混合物の圧力、 多相ポンプ(19)にかかる圧力差、あるいは 流量(QT)、 のいずれか1つから構成されていることを特徴とする方法。 15.請求項13あるいは14に記載の方法において、 比率Q’/Q”に対応するGLR比が液状成分の流量(Q’)及びガス状成分 の流量(Q”)から計算され、GLR比が予め決定可能な値を下回る場合、回転 速度(n)が低減されることを特徴とする方法。 16.請求項13〜14のいずれか1項に記載の方法において、 駆動装置(18)によって多相ポンプ(19)に伝達される出力(P)が測定 され、かつ、 伝達された出力(P)が予め決定可能な値(Pmax)を越える場合、回転速度 (n)が低減されることを特徴とする方法。 17.請求項13〜16のいずれか1項に記載の方法において、 多相ポンプ(19)の回転速度(n)は、 第1の優先順位において、伝達された量(GLR)あるいは電力(P)の限界値 が維持され、 第2の優先順位において、限界値(q* min)がポンプ限界を下回らないように維 持され、 第3の優先順位において、限界値(q* max)が許容される流量(Qmax)を越え ないように維持され、 第4の優先順位において、所望値(PS)が維持される、 ように調整されることを特徴とする方法。 18.請求項1〜9のいずれか1項に従う装置、あるいは請求項10〜17のい ずれか1項に従う方法によって操作される装置を備えたバッファタンクあるいは ポンプ(19)を有する油井における深海供給プラントあるいは陸上供給プラン ト。
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