JPH09508202A - 一時的クロストーク分離手段を持つ超音波変換装置 - Google Patents

一時的クロストーク分離手段を持つ超音波変換装置

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Abstract

(57)【要約】 変換器が信号を流体測定経路に沿って伝播させるためのハウジング又は容器に取りつけてあり、受信された信号は一時的に又は音響的に分離されて、ハウジング又は容器の固体部分を通る経路又は他の経路でありうる注目している音響伝播経路でのクロストークを除去するようになっている。これらは閉経路の循環又はうず測定における一部であるか、あるいは無関係な測定信号の組み合わせを伝達する異なった経路であり得る。好ましい実施例では単一チャンネル測定器が、その処理入力部に並列に接続されている複数の変換器からの信号を処理し、装置の有効帯域幅を増し、装置コストを減じる。締着式の循環測定又は検出装置は流れ調整ループの評価と設定を容易にする。単純なフランジとOリングが高度の音響分離を行い、2つの変換器を単一の開口内に配置し、閉じた弦ループ質問を行う方向にビームを伝送する。反射器が信号を一つの変換器から分割して近接した平面又は直角な平面内で閉ループ質問を行う。フランジを有する変換器ケーシングは変換器を固定導管又は剛性フレームにリンギングなしに近接して取りつける。代わりに、分離構造は別個のフレーム又はホルダーに形成して、拘束されない又は緩く拘束された領域にあるガスに質問を行うように精密に位置付けを行う。閉じた経路の使用する装置は循環、うず、または質量流れの測定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 一時的クロストーク分離手段を持つ超音波変換装置 関連技術 本出願は1992年にWO92/00507として公開されたPCT/US91/04563の関連出願 である。 発明の背景 本発明は、電気的に作働される信号源(代表的には圧電結晶)がハウジング、 楔、または導管に固定し得る取付構造体に取りつけることができる、導管中の媒 質を通して超音波信号を伝播する型の超音波変換器及び測定装置に関する。より 詳しくは、本発明は媒質がガスのような低密度を有し、対象の信号が低エネルギ ーを有するような超音波変換器及び測定装置、あるいは導管の寸法あるいは媒質 を通る信号路の長さがクロストークに関する考慮を要するような装置に関する。 このような状況下では、媒質を通して受信できる信号エネルギーの量は比較的 少ないかあるいは識別することが困難である。例えば、ガス中を伝播する信号の 速度は固体構造の導管中の伝播速度とは違い、一般にそれよりもはるかに遅い。 そのため、受信した信号を、導管の壁中を一般に大きい振幅で直接伝播するリン ギングその他のエネルギーから信頼度良く分離(隔離)できる適当な タイミングウインドーを見いだすことが困難である。 信号強度の問題は或る程度までは適当なインピーダンス整合と、結晶を媒質に 結合するための大面積の膜(ダイヤフラム)の使用とにより処理できる。しかし 、適当な分離は、特に固体経路の雑音帯に含まれている比較的大きいエネルギー から見て、問題が残る。 この問題を解決する 一つの方法は、先に引用した本発明者によるPCT公報 に検討されている。すなわち、特にその図15Aには、送信側結晶及び受信側結 晶の間の固体音響経路に介在している音響的に重質の(massive)リングまたは らせん体を具備した構造が示されている。またインピーダンスの急激な変化が薄 壁導管、ハウジング、取付手段、または分離部材を含む経路に沿って生じる多数 の関連した構造も示されている。詳しい説明は上記PCT公報を参照されたい。 本発明は変換、分離および取付の他の実際的な具体例を備えた関連構造、更なる 分離構造、および測定装置に関する。 発明の簡単な説明 本発明の一実施例によると、変換器は信号を流体質問interrogation経路に沿 って伝播させるように、ハウジング、フレームまたは容器に取りつけられており 、またハウジングまたは容器の固体部分を通るノイズ伝播経路は、多数のサンプ ル抽出ウインドーにおいて、流体を伝播する信号が信頼性良く受信されるように 固体部の信号 の伝送を遅延または減衰させるように構成されている。 本発明の一実施例によると、基礎、フレームまたは格子構造物が送信側および 受信側変換器を正確に整列させて保持することにより流体質問経路を形成し、一 方では、単純なスペーサがフレームからの各変換器を減結合する。異なった経路 長が信号チャンネルの電子装置により実時間で処理し得る分離した受信ウインド ーを形成し、また多数対の変換器が信号チャンネルに対して並列に結合し得る。 一つの減結合の実施例では、特別な構成のOリング分離取り付け手段がシステ ムノイズを減少するために固体経路に挿入される。異なった構成でもこの分離構 造を使用し、また変換素子はOリングにより固定され且つ分離されるような構造 部材に固定され得る。特に有利な分離特性は取り付けフランジを特定の減衰材料 のリングに軸方向から挟み付けるとかあるいはそれらの間に配置することにより 得られる。感知すべき流体は金属箔ベローその他それ自体では充分な寸法安定性 を有しないため正確な超音波質問経路を形成できないが、適当な流れ室を形成し 、壁内の信号電波が流体中の信号音響速度よりも遅いように選択された壁厚を有 する薄壁容器又は導管に収容されるか又は拘束される。別個のホルダーまたはフ レームが次に変換器を正確に位置付けて支持し、それらを薄壁導管の内部を通る ように向ける。ベローは導管に沿って直接伝達されるエネルギーバースとの一時 的な分離 (isolation)を行い、一方フレームはある程度の音響分離と、物理的及び寸法的 な剛性を提供する。この場合の音響分離は延長された経路、インピーダンス不整 合、減衰Oリングの挟持、またはこれらの技術の組み合わせにより得られる。P VC管のような著しくインピーダンスの低い導管材料も固体により伝播される信 号の低い伝播速度を確保するために使用できる。 Oリング分離部材を使用する本発明の特定の系は、通常の絶縁碍子、減衰器、 空間分離器などを必要としないので小型となる。特に、多くの変換器は単一穴ブ ラグマウントに取りつけて、多経路の、または多範囲の、または多方向の超音波 質問や反射計測を行うことができ、あるいは変換器は異なった軸線の方向に向け られ且相互に有効に分離されたアーム、格子、あるいは端ぐり穴に取りつけるこ とができる。多数のプラグまたはフレームに取りつけた変換器よりなる系は、導 管中であるいは開放領域で動作して、風速計や流量計、風洞内の構造物の周りを 流動する、上昇する、または循環する流体の測定装置、導管内のうずを測定する 装置、単一の開放煙突またはダクトの気体密度または流量を測定する装置等の測 定目的に使用できる。 薄壁を有する閉鎖構造物の異なった脚部、あるいは流動する流体中の異なった 長さの経路を使用する気体流動系は、受信した信号の一時的な分離を可能とする もので、一個以上の変換器が同時に付勢されて異なった長さ の経路に沿って同時に伝送し、その結果エネルギーが数個の異なった時間ウイン ドー中に複数の異なった変換器により受信され、そして複数の受信信号が計器の 単一チャンネルにより処理されるような複合多重測定装置を含む。 本発明のこれらの及び他の特徴は、本発明の各種の実施例例示する以下の説明 から理解されるであろう。 図面の簡単な説明 図1A〜1Bは音響測定装置における変換器の取り付けと機械的分離(分離) を示す図である。 図2Aは図1Aの装置におけるリングスペーサを示す断面図である。 図2Bは図1Aの流動室内の有効な分離を示す信号波形である。 図3は分離部を有する混成装置を示す図である。 図4は分離部を有する混成装置を示す図である。 図5はOリングで挟持した変換器分離を示す図である。 図5A〜5DはそれぞれOリング分離を使用した装置を示す。 図5Eは変換器分離を使用する自己基準1ポート装置を示す。 図6は小径の長い薄壁を有する流動室における信号分離を示す。 図7は閉鎖していない測定装置における図5ないし図5Dの変換器を示す。 図7A〜7Dは循環及び速度成分を測定するための関連システムの詳細を示す 。 図8及び図8Aはフランジを取りつけた単一開口三重中間半径パスセンサを示 す。 図9は三重中間半径パスセンサの他の例を示す。 図10及び図10A〜10Bは、風洞循環センサを示す。 図11及び図11Aはある形状の風洞中の弦状の循環センサを示す。 図12はリフトの超音波測定に使用する空気力学的諸量を測定するための閉じ た経路積分を例示する。 図12A〜12Bは異なった変換器取り付け構造を示す。 図12Cは電気的に並列な微分経路測定装置を示す。 図13及び図13A〜13Cはクランプオン型弦上測定装置を示す。 図13Dはいずれも軸線方向及び横断方向流れ測定を行う2個のクランプオン 型変換器装置を備えた装置を示す。 図13Eは外部クランプオン型変換器装置を備えた弦状の質問装置を示す。 図14は他の一時分離式音響装置を示す。 図15は電気的に並列の多数の測定装置を備えた多重 導管系を示す。 図15Aは並列な軸方向及び横断方向流れ測定装置を備えた単一導管測定装置 を示す。 図16は複数の分散経路信号を使用した装置を示す。 図17は複数の分散経路信号を使用した装置を示す。 図18は2つの電気的に並列の導管装置を示す。 図19、19A〜19Bは感圧流動測定装置と特殊な変換器装置の構造を示す 。 図20は異なった導管中に異なった流体を有する複合系を示す。 図21はホッパー又は貯蔵タワーに置ける材料の充填監視装置を示す。 図22は流動室及びバイパス経路を同時に監視する電気的に並列の装置を示す 。 図23は循環測定装置を示す。 図24A〜24Bは直線及び屈折型の導管又は容器に関する電気的に並列の測 定装置を示す。 詳細な説明 本発明は音響測定装置における信号分離に関し、更に詳しくはガス測定に関す る。測定装置の構造の詳細は例えば先に引用したPCT公報の図15Aに関連し て説明したので、それを参照されたい。 上記PCT公報には、導管又はハウジングの壁が薄壁により構成して横波を低 速で伝播させると共に、複数の 重いリングを壁に沿って離間して設けて伝播エネルギーを減衰させるようにした 構造が開示されている。 図1Aは上記PCT公報に示された原理を具体化する他の測定装置を示す。図 1Aにおいて、質問経路はU字形チャンネルに沿って曲がっている。U字形チャ ンネルの底脚部は充分に重質であり且つn/4反射面を有する。U字形チャンネ ルの側脚部は代表的には0.25mmの厚さを有するステンレス鋼パイプ剤SS 316の薄壁管より構成され、各端部で溶接されてより重質の部分をに形成して いる。重質のリングが間隔をもって管に締着されており、これらは上記PCT公 報に記載のリングに対応するカラーであり、好ましくはπ/2だけ交互に回転さ れてそれらの分割リングスロットが食い違いになるようにし、それにより音響が できるだけ薄壁を通る音響経路を遮断するようにする。 図1Aの各変換器装置は4分の1波長整合部材3を具備し、これはエポキシ樹 脂により膜(上記PCT公報の図15Aの膜4に相当)へ直接接着されている。 これは膜を室の排気中にも所定位置に保持する。変換ハウジングは室内のガス圧 力に抵抗するように充填されているが、パッキングとロックは上記公報のものと は異なった設計となっている。シリコーン又は弗素シリコーン製の減衰用Oリン グよりなるバックアップシールを、変換器ハウジングとその近傍の円筒壁の間に 入れても良い。MOCV(有機金属化学蒸着法)においては測定室を温 度を0.1℃程度の一定温度に保持した水浴に浸漬することにより測定温度を維 持するのが一般的な方法である。図1Aの室がこのような浴に浸漬される場合に は、プラスチック包装を使用して水が分離リングを音響的に短絡しないようにす る。プラスチックは収縮包装用のものでよい。上記PCT公報に記載したように 、リングは実施例では分離(isolation)のために使用されるものであり、変換器 ハウジングはそれ自体が分離構造を有する。その場合に、変換器ハウジングは薄 壁の隔離手段を有し、図2Aのように薄壁の変換器ハウジング内には複数の重質 のチタン鋼又は炭素鋼のリング60a、60b、60cを有する。故えらのリン グは間に約1.5mmの径を有するOリングを介在させて互いにわずかだけ離間 させ所定位置に圧ばめされている。重質リングはそれらを所定位置に固定するた めにハウジングに溶接されている。 この構造によると、高度の音響的分離が提供できることが分かった。図2Bは 図1AのU字形室に対する実地試験の結果を示す。すなわち、不完全な分離導管 中の空気を通して伝播した、理想的には存在しないクロストークレベル(領域A )を示す信号と、SNRが100対1程度であるガスを通して伝播した信号(領 域B)を示す。 上記の例は弾性部材(金属リングと薄いシェルを交互に直列にしたもの)がノ イズの電波を減衰させる固体部 減衰器を例示するものである。 本発明の主たる目的は、減衰用材料よりなるOリングを、鋼鉄又は高弾性のフ ランジ又は高強度プラスチック固体の周りに低接触圧で軽く挟持した比較的単純 な構造の分離構造体を提供することにある。さらに、導管又は測定室が非常に薄 い構造的に剛性でない壁(例えば金属ベロー)から構成され、一方別個のフレー ム又は外側ハウジングが寸法的な正確さと構造的な剛性を付与して変換器を特定 の位置に固定するような混成構造も可能である。これらの構造はさらに以下で説 明するであろう。 図3は2つの使用構成部材、すなわち薄壁の閉じ込め容器250と剛性フレー ム280とより構成される混成装置300を例示する。フレーム280は容器2 50の一端部に嵌合したヨーク184aと、他端部に嵌合した第二のヨーク18 4bと、これらのヨークを離間する剛性の細長いレール又は本体282とよりな る。変換器260は各ヨークに嵌合され、閉じ込め容器250の軸線方向に配向 されている。容器は柔軟で可撓性を有する管であり、好ましくは波形をなし、厚 さと信号周波数(材料中の基本横波(ao)の速度に対応)との積がたとえば1 MHz−mm以下となるような非常に薄い壁厚を有する。これにより、容器25 0ないのノイズはガスを伝播する信号よりも遅く進行し、ガス測定信号が、容器 を伝播するノイズ信号よりも前に検出される。 図3に示したように、各ヨーク284a、284bを 構成する固体フレーム部材は、第一及び第二のOリング291、293の間に配 置され、剛性カラー285、296を締着することによりレール282の所定位 置にしっかりと取りつけられている。波形のベロー状容器250は各端部でヨー クに好ましくは溶接又は密封フェルール、ガスケット、又はシール材でヨークに 固定されている。適当な可撓性管は米国オハイオ州Macedonia,のThe SwagelokCo mpany,の事業部であるThe Cajon Companyより、321SS可撓性ステンレスチ ューブとして、ガラス又は溶接金属端部取付材(カフス)と一緒に市販されてい る。これらのベローは比較的低い圧力のガス巣測定に適している。化学工業及び 多くの有機金属化学蒸着法で汎用されるシステムでは一般用の321SS製品よ りも316ステンレス鋼のベロー又は波形チューブが使用されている。 Oリングの材料の選択には若干の注意が必要である。好ましくはOリングは音 響減衰作用を有し且つ化学的環境又は熱的環境に適した材料から選択される。シ リコーン、弗素化シリコーン、ネオプレン、およびブナNが適当であり、弗素化 シリコン樹脂は高温度および炭化水素に対して優れた抵抗性を有する。数種のO リング材料、特にテフロンおよびヴィトン(Viton)は非常に貧弱な分離性 能しか与えないの不適当であることが分かった。Oリングの厚さの選択にも注意 が必要である。例えば図3の装置の組み立てに当たり、Oリングを直径10 mmの棒282の周りにOリングを嵌合する場合に、厚さ2.3mmのシリコー ン製Oリングは最良の分離を可能にし、一方ネオプレン又はブナNの場合には2 倍の厚さが必要である。各場合に、リングは剛性を得るように締着されるが、O リングが封止目的に使用される通常の場合よりも緩く締着される。例えば40% 程度よりは充分に低い圧縮、好ましくは約10%の圧縮が適当であり、固体フレ ーム284と取付板295、296が互いに接触しないように注意する必要があ る。細いワイヤ又は突起を板295、296の表面に蝋付けすることにより停止 部材として作用させても良い。上に述べた他の分離手段もまたレール282へ取 りつけて更に音響的な短絡を抑制しても良い。例えば、図3に示した実施例のよ うに、複数個の重質の減衰リング298をレール282に沿って所定間隔で取り つけても良い。 図4は寸法的に安定な取付板が、ベローを保持する一対の端部柱からOリング により分離されるようなOリング分離構造を示す。 重質の減衰リングで見られたように、個のOリング分離構造は変換器にも直接 適用できる。 図5は結晶311を有する変換器31と、適当なカップリングと、膜とが、フ ランジ316を備えた適当なカートリッジ状のハウジングないしケース315に 収納された構造を示す。ケース315は導管室の孔320に嵌合され、フランジ 316が一対のOリング321a、 321bの間に挟持される。パッキングナット322によりこれらを締着して固 定を行い、変換器軸に沿った位置のわずかな調整を行う。このようにして、変換 器自体が流体閉じ込め構造物の固体部から隔離される。この例に示すように、こ の分離取付けは特にコンパクトであり、2個以上の変換器を単一固体325の内 部の別個の孔に互いに分離して配置することを可能にする。単一固体としては例 えば厚壁パイプ、パイプのフランジ、あるいは図示のフランジ付カバー等であり 得る。ロックナットを使用する場合にはパッキングの締着後に締める。 図示の孔320は垂直入射として示してある。このOリング取付により得られ る音響分離度では充分に明確な信号が得られるので、これを各種のガス導管やそ の他排気管、パイプ、ヘッダ、煙突等の公知の各種導管中の流体中での流れ測定 において、煙突又は導管の直径よりもかなり小さい距離Lに離間した変換器を使 用することにより、またプラグ又はキャップに対して垂直又はほぼ垂直に入射す るように配置することにより使用できる。例えば、煙突又は導管中に図5Aのよ うに小さな反射光Rを配置すると、小直径の同じプラグ又は板に垂直入射角度に 取りつけた変換器のうち、下流側の変換器310bは上流側変換器310aから の反射信号を捕捉することができる。より小さい導管では、変換器は導管壁の別 個の穴に取りつけても良いし、あるいは壁の孔又は薄壁位置の上の単一の締着式 取付ブロックに取りつけても良 く、残りは互いに実質的に分離される。好ましい単一ポート構造では、反射器へ の往復の質問経路にわたって平均化された流れ測定は、導管内の平均流れ速度に ほぼ等しくなり、少なくとも充分に発達した乱流特性に対してはレイノルズ数R eに対して比較的鈍感となる。図5の例はこの特性を有する。 単一導管における変換器のより複雑な配置はこうして可能になる。例えば、図 5Bに示したように、4チャンネルドライバ/間隔測定装置400、例えばPana metrics Model 6068 or GP68の各チャンネルを、切替えなしに4つの管中の4つ の送受信変換器(A1−A4およびB1−B4)に接続でき、各管中の変換器は リングダウン時間よりも大きい通過時間差を有する異なった長さの経路を提供し 、それにより、変換器が並列に接続された状態で各管の各経路から単一チャンネ ル内で異なった時間間隔で信号を受信できる。この型の装置は図13〜14に関 連して更に説明するであろう。 Oリング取付には融通性があり、上で述べたように結晶ハウジングあるい剛性 を付与する外部フレーム内で使用するのに加えて、変換器結晶とガス質問に対す るインピーダンス整合構造体の間に位置したバッファ棒又は分離手段に適用する ことができる。図5Cはこの構造を例示する。すなわち、変換器結晶422はバ ッファ棒424により4分の1波長ブロック423に結合されているが、棒の重 心にほぼ位置付けされたフランジ424はO リングの間に分離取付されている。これにより、結晶は、導管及び流体から多く の波長と5以上の管直径まで、導管及び流体からの熱的及び音響的な分離に対す る備えを有する。 図5Eには、図5Aに示したものと類似した導管、ダクト、又は煙突に垂直な 質問のための他の単一ポートノズル装置510が示されている。図5Eではしか し流れを測定すべきダクト600の内面の直近に調節可能な状態で配置された基 準反射器512が存在する。この反射器は基準エコーを与え、その通過時間はダ クトを横切る自由流れ中の通過時間の補正を与えるが、これは温度勾配が存在す る時にますます重要となる。基準エコーの振幅は本書のどこかで言及しているよ うにガスの音響インピーダンスに比例するものであり、従って、ガス圧力とガス 密度を得るために処理できる。このエコーの大きさは他の状況でも変換器装置の 清浄性と完全性を監視するために使用できる。図5Eはまた2個の導波管又はパ イプ520a、520を示し、各軸は各変換器の軸線と同心状をなし、自由流れ 方向に延びている。この構造はノズル内のビーム広がりを回避し、ノズルから自 由流れ中に出てくる前に、この構造がなければ信号を減衰したはずの乱流の大部 分を回避する。 導波管はそれぞれスロット525a、525bを有し、それらは各管内の所定 の少量のエネルギーを故意にV形路に沿って基準反射器に向けてリークし、次い で他方の管の同様なスロットに受信させる。変換器は、各自の変換器ポートに設 置されて変換器開口の小さい倍数の波長、例えば約15〜30mmの開口に対し ては25、50又は100kHzで動作され、図示のV形路を使用して基準情報 をえるように充分なビーム広がりを得ると共に、ダクト自体の破線で示したV形 路に沿った流れ情報も得る。この型の基準及び自由流れ質問に関連した波形は、 図面の下側に単純化して示した重要な基準A及び流れエコーBで表す。 最初に説明した分離構造、すなわち交互に設けた質量に戻ると、図6には他の 実施例他が例示されている。この装置450は長さLの測定経路を有し、超音波 信号を流れ軸に沿って差し向ける反射板451を備え、複数個の重質カラー45 5が導管の周りに配置され、それと共にあるいはそれに代わり厚いスリーブ45 8が導管内部に配置されている。スリーブはダクト内部からの反射をよりよく分 離するために異なった厚さ(つまりは異なった内径)を有することができる。一 定、漸進、あるいは不規則ピッチを有することができるらせんコイル430は導 管壁中において、流体から壁に対して反射されるエネルギーを分散させ、それに より流体中に本質的に純粋な軸線方向の波が伝播するようにする。この構造は超 音 波信号と共に伝播するが軸線方向には伝播しない高次モード振動及び疑似多重経 路振動を消去することにより信号のトレースを効果的に濾波しまた鮮鋭にする。 上記の説明は容器又は導管の端部間に達成される分離、あるいは容器又は導管 を取り囲む変換器を中心にしたが、記載した分離構造物はまた自立した、外部に 取りつけた、又は閉じ込められていない変換器及び測定装置にも適用できる。そ の場合には、図5Dに示すような単純な端ぐりヨーク又はブラケット440をフ レーム、棒又は既存の構造体に取付け、その信号を周囲の空気に差し向けあるい は周囲の空気から受信することができる。 このような点状のガス励起変換器の一つの応用は図7及び図7Aに示したよう な超音波風速計450である。3個の音響的に隔離した送信変換器451、45 2、453が剛性の回転しないフレーム456に保持されており、フレームは3 つの独立した、x、y、z成分を有する経路a、b、cに沿って変換器を受信変 換器451、542、453の方へそれぞれ指向させ、それぞれの送信変換器か らの信号を感知して、風向き又は風速が容易に誘導できる逆伝播通過時間間隔を 与え、あるいは他の測定値を与える。一対の変換器のOリング分離部材は図7A 示されている。経路a,b,cを充分に異なった配置にすることで、すべての3 つの経路はそれぞれの変換器を並列させることにより即座に質問することができ る。突風は非常に早いので、実質的に同時に風の 3成分を質問することにより得られる早い応答は、同時ではなくて数秒離れて感 知した風の成分に対する同期化における実質的な遅延や不確実性が存在する場合 に比して、より意味のある結果を生じる。 このガス変換器信号技術の一つの具体的な用途は、一つ以上の変換器及び/又 は反射器を含む閉じた経路の信号ループを設けて対象となっている積分経路に対 応した物理量の測定を行う場合である。図8及び図8Aは図5Dの変換器310 のような分離した変換器を具備した管フランジの正面図及び側面図を示す。 変換器取付孔505、506はフランジ500に角度を以て形成され、環状フ ランジの内周における単一開口510で交差しており、環状フランジ500は2 5.4cmの鋼管中の測定カラーとしてその管のフランジ部の間に締着又はボル ト付けされるか、又は管の一部の周りに、管に形成した開口又は薄壁が開口51 0の下に整列するようにして、嵌合される。変換器の経路は管の半径の中点を通 り、軸線を中心にした管の半径の半分の円筒に対して切線方向を指向している。 その結果、超音波ビームは導管の内面で2度反射されて内接2等辺三角形の経路 を送信変換器505と受信変換器506との間に形成する。信号経路の通過時間 、並びにフランジの既知の寸法により、管軸を取り囲む3本の脚部上の閉ループ 経路積分V・dsがえられる。これにより、管軸周りの循環Γzの直接的な尺度 が得られる。2つの変換 器は固体フランジ内に互いに近接して配置されている。図示の25.4cmのフ ランジでは、循環経路の長さはLc=15×4.40cmであり、全ガス経路は ほぼP=L+8.28cmである。2つのポートが一つになる箇所でのガス伝播 部のクロストークを防ぐために、充分に高い超音波周波数を使用するか、又は領 域510a、510bの箇所のポートにねじ切りをしたり、荒らしたり、修正し たりして、共通の経路を経由しての第一のポートからの分散が隣接した第二のポ ートに対して起きないようにしなければならない。 この経路に対する循環Γzはc2rΔt/2(c=音速)の計算が必要であるの で、流量計はcに依存する流体の他の特性を計算できることが明らかである。温 度Tがそのような特性の一つであることは、ガスに対してTがc2に比例するこ とから分かる。多くの流体に対して、Tは音速の一次関数T=Ac+B(A,B は定数)として計算できる。 図9は管軸の周りの半径中点の循環経路測定を行う装置の他の例を示す。この 例では、一対の分離し角度付けられた2個の変換器が外部ブロックに取りつけら れ、管の開口を通る弦経路に沿って指向される。時計方向及び反時計方向の経路 に沿って交互に伝播を行うことにより、軸線周りのうず又は循環Γzの大きさ尺 度が得られる。 他の応用において、分離した変換器は別個の反射要素 又は対立した変換器を設けて異なった閉じた経路を形成するか、又はほぼ平面状 の閉じた経路を設けて特定の特性を決定したり、あるいは流体循環の他の成分を 導出しても良い。 図10は風洞内に配置した試験物体601の周りの循環Γxを検出するために 例示する閉じた経路の他のセンサ構造600を示す。一対の変換器605、60 6がビーム分割反射器610(又は一対の単一ビーム反射器)に差し向けられ、 ビーム分割反射器は反射器601a、611b・・・611nと共に閉じた多角 形音響経路を物体601の周りに形成する。変換器の距離はトンネルと試験物体 の大きさに比して小さく選択され、その結果経路は実効的に閉じた経路となる。 反射器の代わりにより多くの信号の処理が必要となる場合に別個の変換器により 各部の終点を形成することができる。反射器は、境界層の熱的勾配あるいは流れ 勾配に起因して生じる曖昧さ及び不正確さを避けるため、好ましくは余り壁に近 接させない。 図10Aに示したように、ビームスプリッター610に代えて、試験物体の周 りに完全に閉じた経路(Δz=0)を形成するために、一対の反射器を近接した 平面内に位置付けたものを使用することができる。図10Bは端面図であり、通 常の空気流を所定の平面内で風洞軸線に沿って流れさせながら近接した2つの平 面内に測定経路を形成する羽根付き反射器を示す。 図11に示した他の実施例では、普通のトンネル状の入口及び出口から滑らか に拡大する球状又は円筒状の試験室550を使用することにより、単一の開口5 55(図11A参照)が室壁を信号反射鏡として半径中点を通る3本の質問経路 を可能にしている。これにより空気流中に集中した少数の経路で済み、突出する 反射鏡は不要となる。図11Aに示したように、室の開口は円滑な空気力学的な 流動特性を維持するために壁の内面に沿った網556を有することができる。 図12はこのようにして達成される可能な経路の積分測定を例示する。x方向 に延びるモデルの周りの循環Γxは、平行であるが若干ずれている平面内で行わ れる経路の測定から組み立てることができる。例えば、適当な連続性の仮定の下 に、注目している積分経路ABCDは、一つの平面の区分A”B”とC”D”、 及び近接平面のB’D’とD’E’とで近似できる。ここに’と”は注目してい る平面に近接していることを示す。これにより注目している平面における変換器 や反射器の流れに対する空気力学的な影響を抑制することができる。 同様な多角形経路は試験物体の前面にも設定できる、それにより入口のうず速 度やz軸周りの循環をΓzを決定することができる。このようにして、揚力(l ift)を計算するのに必要はすべての関数が超音波信号質問と単純な信号処理 により直接決定することができる。揚力=ρVzΓxであり、(a)受信信号の 振 幅はガス密度ρを与え、また(b)通常の逆伝播がVzを与え、(c)時計方向 及び反時計方向の経路の測定がΓxを与えるから、これらの3つの積は求めてい る揚力を与える。 図12を再び参照すると、これらの平面内での測定が本来の循環測定に必要な 閉じた経路の積分に充分接近するように’及び”で示した充分に近接した平面を 利用するためには、A’とA”、B’とB”等にある極く近接して設けた変換器 が分離(音響的に)していなければならない。 閉じた経路の積分の別の近似は、図12Aに示した隅部変換器装置により得る ことができる。この設計では、一対の変換器310が、Oリングフランジサンド イッチ法を使用して一つの平面内にこれらの変換器の軸線が存在するようにして 所定位置に封止され保持される。2つの変換器のためのハウジング319はそれ 自体で風洞の内部の、代表的には4か所でyz平面内に取りつけられて、x軸の 周りすなわちx軸方向に向いたモデルの周りの循環を測定する。各変換器は図5 のように保持される。 Oリングフランジサンドイッチ法により2個の近接した変換器を分離する能力 はまた図12Bのブロック状のハウジング330においても利用される。このブ ロックはサンドイッチ管に溶接又は封着されるように設計されている。 このブロックの従来の構造よりも優れた利点は、変換器の間隔が、別々の角度 をなす結合部材又はノズルを管に取りつける場合よりもより正確に調整できるこ とである。間隔の正確な調整は、例え管の孔が大き過ぎても、小さ過ぎても、又 は細長くても、あるいは孔が管壁に直角な軸線を有しても、より正確に調整でき ることである。従来は分離を達成するために標準の設計法に従ってしばしば別個 のブロックを選択した。 流れ特性その他のガス特性を測定する周波数fを減少させると、信号ビームの 広がりが大きくなり、あるいは信号が疑似(望ましくない)ガス経路に伝播する 傾向が強まる。この問題の解決法は、反射が望まれない表面上で分散器を適正に 使用することが含まれる。らせん又は挿入スリーブの使用はすでに述べた。他の 解決方法には無反響性の粗い部分又は波形部を設けるとか、若しもそれが円筒形 ならば表面にねじを切るとか、タッピングねじ切りをするとか、通常使用される らせん状の「ねじ挿入物」を挿入するなどが含まれる。 図12Cのプラスチック製の正方形又は長方形チャンネル型流れ室では、プラ スチック壁が周期的に波形にされ、同様に図示しないカバー板にも波形にされる 。直列に接続された2つの室区分はスイッチを使用しない迅速応答流れ測定に適 した形状を有し、この構成は所要の電気系統を著しく単純化する。 音響経路の分離を行い、あるいは長い経路に対しては クロストークの一時的分離を行う上述の技術は、超音波ドライバー/間隔測定の 装置が目的の信号を信頼性良く識別するような装置を構成することが可能となる 。 図5Bに関連して上に検討した本発明の他の面に従うと、装置の構成部材は複 数個の送信及び受信変換器が装置の単一チャンネルに対して平行に接続されるよ うに配置され、信号は分離した副間隔又はタイミングウインドーで受信され、そ の結果変換器のスイッチング又はマルチプレクシングが不要となる。代表的な実 施例は多重経路感知に場合、例えば風洞うず測定、3倍半径中点弦測定、軸流れ 測定法、及び横断流れ測定等に関して説明する。 種々の異なった遅延経路が以下に例示される。これらの場合、各経路に対する 時間間隔ウインドーは、変換器リングダウンからの寄与又は短い経路からの経路 反響を回避するために、離間している。この型の若干の実施例に従って、変換器 の間隔は受信信号が引き続く素数に比例した時間間隔で引き続くウインドーに集 中するようにセットされ、こうして、サンプリング間隔に干渉的な反響を許すよ うな共通因子を回避する。例えば、4経路ガウ求積流れ室では、4つの経路信号 の各々が図5Bの異なった4つのウインドーW1、W2、W3、W4と同様な別 々のウインドーに到着するように定める。数値例として、適当な質問周波数がリ ングダウン時間がtrd=10μs以下(すなわち10サイクル以下)で抑制され る充分に減衰した変換器で1MHzであるような、水を収容した直径10インチ (25.4cm)の鋼管に対しては、ガウス−チェビシェフ経路は、インチで表 した最も短い経路P1が10よりも大きい第1素数(つまりP1=11インチ= 27.9cm)を有し、他の経路は長さP2=13インチ(33,0cm)P3 =17インチ(43.2cm)、P4=19インチ(48.3cm)を有する。 室温では、対応した通過時間はt1=176μs、t2=208μm、t3=2 72μs、及びt4=304μsである。これらの各「素数」は互いに少なくと も2インチ(5.1cm)異なり、通過時間の受信ウインドーの中心は3trd以 上分離され、またどの通過時間tiも、素数順のせいで、任意の他の時間の整数 倍にはならない。これは実質的に変換器の重畳と他の経路反響を回避する。 低周波例えば100kHz以下で使用するためのガス変換器は、図1Bのよう にもしも剛性の高インピーダンス結晶から製作されるならば、シリコーンゴム等 の柔らかい減衰性注型剤で減衰されたとしても50〜100Hzでリンギングす る傾向がある。従って、もしも変換器の固有周波数(振動数)fの周期Tx=1 /f=10μsとすると、リンギングの50サイクルに対するリングダウン時間 trdは(50)(10μs)=500μs=0.5msとなり、またf=100 kHzでのリンギングの100サイクルに対してはその2倍、つまり1 msになる。これらの変換器リングダウン時間に対応する空気経路は約0.5〜 1フィート(15〜30cm)になる。従って、100サイクルでリングする変 換器に対する素数空気経路は3、5、7、11フィートになる。これらの範囲は 市販の100KHz超音波装置(例えばEPRI Heat Rate Improvement Conferenc e,November 1992で発明者らにより発表されたもの)の実施能力の範囲に入る。 f=50kHzでは、空気中でより小さい減衰があり、そのためこの範囲は50 フィートに増加し、更に大きい素数空気経路例えば13、17、19、23、2 9....47フィートを使用できる。これらの任意の3つの素数を使用して、 図7に示したように電気的に並列な経路を有する3成分音波風速計に対する変換 器の間隔を定めることができる。 図7Bは3つの独立した閉ループ信号経路に沿った音響的質問を最低の処理手 段を使用して実質的に同時に行うように取りつけた18個の変換器の配列を示す 。各輪郭は3:4:5の比率の直角不等辺三角形であり、各三角形は異なった直 交平面内にあり、その最も短い辺は次のより小さい三角形の斜辺よりも長い。各 三角形の頂点に配置した2個の変換器は他の三角形の2つの頂点に向いており、 その結果三角形の周りの通過時間の差がその6個の変換器から得られ、それが三 角形の平面に垂直な軸の周りの循環成分Fx,Fy,又はFzが得られる。図7Cはド ライバ/間隔計に平行な2組の9個の変換貴意とし て接続された変換器A−Rのチャンネル割当を例示している。 図7Dは受信した経路長信号の分離したタイミングウインドーをプロットした ものである。図示の構成は周りの空気流中に変換器を固定するのに細いフレーム しか必要としない風測定うず計に対するものである。すべての斜辺経路は異なっ た方向に向いており(スキュー)、開放した空気流の反響はなんらの問題も生じ ないので、上に述べた「相対的に素数である」受信間隔を設けることを必要とし ない。異なったx経路、y経路、z経路はまたVx,Vy,Vz測定を与える。 本発明はまた、より小型の装置で同一寸法のフレームと直角二等辺三角形とを各 変換器の組に使用し、別々の処理チャンネルを各循環測定に割り当てることを意 図している。 これらの各実施例において、本発明は図7BのFy変換器対IH、GL、JK により図式的に示されているような良く整列した隅部変換器を提供することを意 図している。これらは好ましくは以下に述べる図12Aに示したと同様な構造の モジュールブロックの形に構成されるもので、各ブロックは一対の正確に整列し た孔を有し、そこに孔の軸線に沿って指向している変換器を収容している。有利 には、ブロックは直角をなすブロックであるか、正確にいずれかの直角な変換器 配列に指向される37〜53度の角度で配向された孔を有するか、あるいは3: 4:5の三角形の頂点の一つに配置される。別法 として、各隅部ブロックは各々が変換器を具備した2つのブロックを互いに枢着 し、それによりそれぞれの伝達角度が現場で所望の幾何学形状に合わせて調整で き、ブロックは次いでその位置に定着される。このようにして、一時的に分離し た信号受信ウインドーを形成し、多数の変換器が単一のプロセッサに並列入力を 与え、複合測定を達成する。 更に背景を説明するに、最近の超音波装置は代表的には単一計器ボックスで動 作し、その回路は一方では送信変換器をエネルギーバーストで付勢するドライバ ー部と、ドライバーバーストに同期したデジタル的に作働して受信変換器が受け た信号を処理する信号受信器/分析部を含む。米国特許第4787252号には 、このような装置で行うことができる、デジタル的に行われる信号サンプリング 、相関付け、及び時間又は周波数ドメイン分析が記載されている。例えば、受信 機/処理器は数ミリ秒の測定時間中に受信変換器に現れる電圧を数百回サンプル 抽出し、デジタル化し、そして信号の調整を行い、伝送時間差、信号の品質の尺 度、その他のシステムデータを決定することができる。従来の装置では、処理シ ャンネルは数個の異なった変換器にスイッチすることにより間欠的に接続され、 異なった管上の測定を可能にし、あるいはより一般には多チャンネル測定器が各 受信変換器に接続された単一処理チャンネルを有する。これは特別なインターフ ェースと記録装置とを使用して、異 なった測定結果が単一プロセスの各部分を形成する場合にそれらを結合し結果を 表示するが、典型的にはこれは高度に特種化下受信器/処理器の限定された帯域 の使用を非能率にする。 本発明の主たる特徴に従って、受信変換器は単一チャンネルに並列に接続され 、また複数の受信信号は関係する変換器のリングダウン特性よりも好ましくは大 きい伝達経路遅延に起因して分離されるサンプリング間隔でデジタル分析器によ り処理される。この構造は閉路循環測定、またはうず測定、あるは図7B〜図8 〜12に示した型の高度に拘束性の環境での測定をを行うのに特に有用である。 これらの図では装置が単一の短時間における副間隔ですべての経路を単一の装置 で測定することを許容するように異なった長さの経路脚部(辺)が選択できる。 従って、装置は流れ及びその他の流れ特性を計算するに要するすべてのデータ を短時間Tc<nTf(ここにTfは流体中の信号伝達時間、nは10より小さ く好ましくは1〜3)に取得することができる。処理装置は1m秒の間に処理を 完了できるが、これは上述の各種の感知構造に対しても同様であり、すべての信 号取得と処理は実質的に音響信号が最長の感知経路を伝播するのに要する時間の 1m秒の間に完了する。このようにしてすべての測定は最長の伝達時間と同じか 短い時間間隔のうちに達成される。電気的に並列な構造はまた図12Cに示 した装置などの他の流れ測定にも有用である。この場合に、長い多重反射経路は 異なった信号遅延のために2つの受信機に異なった時間の信号の到達を行わせる 。他の例は反射信号、分散信号、又は遅延信号が異なった時間間隔に到着して測 定の精度を上げるような以下に説明する例である。 うず及び循環を測定する図12の例に戻ると、閉じた経路ABCD又はEFG HはそれぞれYZ平面又はXY平面で任意の閉じた経路であり得る。しかし、好 ましくはこれらは経路AB、CDがBC、DAとは長さが次のように異なってい る。すなわち、一つの隅を同時に出発する波に対する伝達時間差が、受信回路の 信号サンプリング間隔よりも大きく、最も短い経路(例えばBC)に沿った伝達 時間が変換器質問経路のリンギング時間よりも大きいようにする。経路長にこの 制限を加えると、図12Aにおける隅部変換器の両者、又は一つの隅部の別個の 一対の送信変換及び受信変換器は、単一チャンネルの受信機が2つの隣接した隅 部で受信した信号を処理している間に同時に作働できる。こうした測定系を本出 願では異なった経路と電気的に並列な変換器を有するものとして記載している。 従来の装置に比較すると、かかる構成は複雑な多重化又は同期化回路を必要とせ ず、内部の測定ソフトウエアで定義される処理間隔を使用する。以下に詳しく説 明するように、この構成によると、必要な測定チャンネルが減少する。 図7B、図8、図11、図12に示したような閉路積分によらないで、弦状区 分を時計方向及び反時計方向に質問し、次いで時間差Δtを測定することにより うずを近似することにより良好なうずの尺度を得ることができる。V・dsの閉 路積分により与えられる循環は5c2Δt(ここにΔtは半径中点近くを通る弦 に沿った2つの反対方向の信号伝播の時間差)により近似される。 他の実施例でそうであったように、これらの近似は流れに沿った異なった部分 で行われるか、あるいは異なった導管内で同時に電気的に並列な差分経路構造を 使用して行われる。これらの構成は、例えば湿った変換器で質問されるガス中の ような適当な一時的な分離が達成できるような、より遅い音響速度の質問に対し て有用である。このような応用では、一個又は二個の開口の弦状の質問が、図1 3の例で示したように締着(clamp-on)形式の変換器装置を使用して行われる。 図13はこの型の感知装置500における大型管又は導管501の断面図であ る。一般に鍛造管クランプ、延長管クランプ又は立ち上がりクランプとして使用 されているような多部片よりなるクランプ装置504a、504bが、その上に 変換器取付具を有するように修正され、あるいはブロックをその上に有するよう により正確に溶接され、あるいは図示の位置においてそれに締着される。第1対 の2個の変換器510a,512aがクランク本体に溶接されたくさび510、 512に固定される。これら両変換器はクランプ504bの同一の半部片に固着 されており、管を流通する流体中で半径中点を通る弦に沿って信号を送りまた受 信するような角度で配向されている。それらの取付角度が注目している流体の音 速に従い、且つ管直径、壁厚さ、及び屈折効果にを考慮して選択されることは当 業者には容易に理解できるであろう。他の変換器514は異なった経路に沿って 対向する変換器に対して質問し、更に管の軸線に沿い、軸線方向の流れ測定を行 うような角度でクランプに取りつけられている。最後に、一対の変換器取付手段 515、516が管の開口520を挟んで角度付けられ、それにより図8に示し たような閉じた弦経路に類似した閉路の逆伝播信号測定を行うように指向されて いる。ただしこの例ではクランプは単純な帯状金属ストラップクランプであり、 大きい正確な鋳造又はスプール部片ではない。管の開口520に対応して、クラ ンプを貫く傾斜孔が形 成されている。この孔はその縁部がねじ切りされて2つの近接した変換器515 、516の間の実質的な可干渉性の散乱又はクロストークを消去することができ る。一般に、これらの後者の2つの変換器及びそれらの閉じた弦状経路の質問は 空気等のガスに有効である。クランプ装置はこれらの三重半径中点弦変換器を、 あるいは液体の質問に適する締着式の変換器510、512を装着しうる。この 図に詳細に示されているように、締着式変換器はクランプ504bを貫通して延 びるくさびに付着しており、クランプを締めるにつれて音響接触を形成するよう に管に対して押しつけられる。これらの棒状くさびは結合剤によりぬらされてい ても良い。 図13Aはこの装置の締着式うず感知器の例を示す。この例では2個の管クラ ンプ半部分505a、505bはそれぞれ対応したまたは同一位置にくさびを取 りつけているので、管を完全に取り囲んで取りつけられた時に、くさびは管の直 径を挟んで対向した位置又はその近傍に来る。くさびは導管中の液体に関しては 特別な注意を払った向きにはなく、液体の音速はc3であるので、くさびから出 た波エネルギーは内部屈折し、回折により広がり、図示のように管壁内で何度も 反射する。音波は円周に沿った細長い領域で何度も管壁を出て反対側の変換器に 進む。この場合に、逆伝播弦は同一ではないが、対称性のためにΔtが充分に定 義され多数の弦に対してほぼ同一であり、感知器の位置はこうして余り重要でな い事を充分に保証する。これにより、装置は異なったc3を有するクランプ半部 分を変換器のための単一くさび取付部を備えるように製造すれば良い。図13に 戻るに、ガス測定環境では、漏洩波が変換器の間を伝播してガス圧力に依存する 振幅の或る程度のクロストークを生じる得ることに注意しよう。ストラップはこ のような漏洩を受け入れる中空部を有し、動作圧力を決定するためにノイズレベ ルを独立に監視できるガス経路を変換気の間に設けることができる。うずの存在 を検出するにはΔtがゼロでないかを決定するだけで充分である。従って、すべ ての弦は同一のΔtを与えないが、すべてのΔtは同様な符号を有し、そのため うずがゼロでなければ加算的であり、うずの存在の単純で信頼性のある決定を可 能にする。 図13Eはうず感知弦を正確に半径中点経路に沿ったものにする数種の理論的 な方法を示す。この図では、管は内径R、外径Rod、壁厚w=Rod−Rを有する 。図は中間寸法の導管に対する寸法比率と、大直径又は小直径の管に対する外面 の位置(よって直径に対する相対的な壁厚)をそれぞれ線OD1、OD2により示 した。半径中点弦はMRにより表され、導管の内壁に垂直に交差する線をNで表 す。管直径Dは半径中点弦MRに対して平行である。管は音速c=1500m/ sの水で満たされ加圧されている。例を挙げると、図中の表に示した音速を有す るPTFE、Cd、Cu、Niのような管材料に 対しては、管壁への入射角θ2と、直径に平行でそれからR/2だけ離れた半径 中中点経路に沿った屈折を行うために各材料に必要な信号入口点の箇所EPを計 算した。図の管ODのおける入口点の位置は、各材料毎にまた与えられた管壁厚 ごとに異なる。例えばPTFE(テフロン)に対しては、縦波速度は水のそれよ りも小さく、入口点は管の外径の半径中点弦の延長線よりもやや上にある。Cd に対しては、そのcsは水中のcつまり1500m/sに等しく、入口点は正確 に半径中点弦の延長上にある。Cu,Niのようなより一般的な金属に対しては 、入口点は半径中点の延長線よりも下にあり、Niに対しては正確に直径CDの 上にある。 この直径上の入口は非常に特殊な例であり、結果は若干大きいまたは小さい外 径の管、2960m/sよりも異なる音速を有する管、あるいは内部の液体が1 500m/sとは異なる音速を有する管を考慮する時一般に異なっている。しか し、所望の弦に沿って質問を行うための変換器位置を確認する方法は極く一般的 なものであり、同様な注意事項が半径中点弦とは異なる弦に沿ったうずの弦上質 問にも当てはまる。この型の分析に基づく結論は、時計方向(CW)及び反時計 方向(CCW)に質問すべき水平弦に対する好ましい入口点は、代表的にはうず 感知弦よりも下側に管壁厚の少なくとも2倍の箇所で、あるいは約10倍まで可 能であると言うことである。水を収容した代表的な鉄鋼、ステンレス鋼、アルミ ニウムに対しては、スネルの法則がうず感知弦を半径中点弦よりもやや中心に近 い位置に制限する。これにより、これらの組み合わせに対しては、うず感知変換 器の位置はR/2の弦の下側、約2w〜12wの箇所に定めるという経験則が導 かれる。また、もしも管寸法と組み合わせたこの第一の法則がちょうど管直径を またぐならば、直径が好ましい入口点になるという経験則も推定される。この経 験則は直径を挟んだ位置での直径を横切っての結合を、例えば簡易クランプを使 用して容易に行えることを示しており、更にうず感知に対する直径を挟んた点が が交差流を検知するための好ましい入口点であることを示している。従って、同 一の変換器ブロックにうず及び交差流感知変換器の圧電素子を収容することがで きる。 図13Bは図13に示した管の軸線に平行な、一部を断面で示した立面図であ る。この実施例では、2個のストラップクランプ504、505が導管の周りに 、空気流の方向に離間されて設けられ、ストラップクランプ504に取りつけた 傾斜した変換器514a(図13の変換器514と同様な配向ではあるがこの例 では軸線方向に対して傾斜している)が傾斜経路525に沿って他方のストラッ プクランプ505に斜めに取りつけられた変換器514bを指向している。図示 のように、斜めのクランプ−クランプ変換器取付構造が、大きい3軸取付けブロ ック520に形成されており、各ブロックはまた 2個の弦方向に向いた変換器C、Dを図13の変換器515、516と同様に取 りつけて、クランプの平面にある閉じた経路に沿って弦経路測定を行うようにな っている。単一チャンネル逆伝播流量計530が変換器に固定されている。 クランプ変換器514aを変換器Aとし、514bを変換器Bとすると、流量 計は変換器A、Cに平行同時に伝達し、変換器B、Dから受信した信号を処理す るように固定される。斜め経路525は垂直線から30度に設定され、経路長を 半径の2.3倍にする。変換器CとDの間の3つの半径中点弦経路の和は半径の 約5.2倍であり、これにより単一チャンネルが変換器BとDから変換器のリン グダウン時間よりも大きい時間だけ異なる別々の時間間隔に信号を受信すること を保証する。送信及び受信は交互に切替えられて上流/下流の差を生じて流速を 与え、また時計/反時計周りの差により導管のうず循環分を与える。 図13Bにおいて、右側のストラップには更に垂直に延びるバッファ管514 bが取りつけられ、その頂部には第1の交差流変換器Eが示されている。交差流 変換器Eは直径を横切って下側ブロック520に取りつけた第2の交差流変換器 Fと通信する。常圧の空気交差流測定に対しては、ストラップと管壁に貫通孔を 設け、それにより超音波ビームが変換器Eから管内の空気中に効果的に入るよう にする必要がある。EからFへ、次いでFか らEへの逆伝播測定は交差流速度Vxを与える。バッファ管514bは、交差流 質問信号が図13Bに示したようなうず信号の後充分に経ってから到着するよう に、充分に長くされるか、あるいは軸方向信号とうず信号の間に到着するようん 充分長くされ、リングダウンを許容する。 図13Cは図12Bの3軸取付ブロックの詳細を示す。ブロックは変換器C、 D、及び514aのためのねじ孔を有する。変換器C、Dは管軸に直角な平面内 で垂直線から30度ずれている。一方反歓喜514aは軸線方向の沿った平面に 沿って30度の方向に向いている孔に取りつけられる。 図13Cに示した法線nを中心とするタップ孔には交差流変換器の一方すなわ ち図13Bに示した変換器Fを収容する。この変換器は、うず及び軸流変換器と 同様に管の同一の孔を通して通信する。液体に対する対応した装置に対しては、 単純な締着式質問手段が実用的な場合には、交差流変換器は両側で管に直角に締 着すれば良い。締着式の場合には、好ましい締着くさびは、うず感知及び交差流 感知用の圧電素子の両者を一つのモジュールに具備する。しかし、管直径、材料 、及び壁厚は、ある場合にはうず感知及び交差流感知用の圧電素子の両者を一つ のモジュールに具備させることは、上に検討したように分離受信ウインドーを得 るのに充分な経路長が取れないために、不可能であろう。 交差流を測定する他の方法は図13Dに示されている。この図は導管の同じ側 に互いに接近して送信及び受信変換器A、Bが取りつけてあり、平行な経路に向 けて指向されている。小径で(例えば2.5〜5.4cm)導管よりもはるかに 小さい管がよどみ導波管として作用し、信号を隅部反射器CRと変換器の一つと の間に信号伝え、これにより変換器AとBの間を進行する信号の遅延が交差流の 存在時に各方向で異なるようにする。この構成によると、導管の片側から交差流 を検知することが可能となる。同様な隅部反射器と一つの脚によどみ導波管を設 ける同様な例は、流れ軸線に対して45度に配向されたフランジに取りつけた一 対の変換器C、Dにも示されている。 他の変換器及び他の感知系も可能である。図14は3個の変換器A、B、Cが 導管に沿って配置され、変換器A、Bが導管の同一側にあって反対側の壁から可 干渉的に鏡面反射された信号を受信するように構成され、また変換器Cが変換器 Aの反対側にしかしその伝達突起の中心から充分に離れた位置に設けられて、散 乱セルY2に位置した流れ中の散乱からの送信エネルギーを優先的に受け取る。 これにより、伝達及び反射経路はすべて一つの管にあるが、充分に異なり、外部 整合をしないで変換器B、C出力を電気的に平行化して単一処理ユニットにし得 る。 図14において、散乱セルY1は半径中点箇所近傍に あり、そのため後方散乱は変換器C’で受信され、前方散乱は変換器C”により 受信され、その到達時間は量変換器C、C’でほぼ同一であるが、変換器C”に 対してははるかに早い。送信/受信信号の変化は同図に示されている。もしもC ’とC”が並列に接続された受信器だけであると、時間に対してY1、C’で示 した散乱は主として軸線流れに応答し、交差流に対しては比較的鈍く、一方変換 器C”により受信される散乱(早い到達)は主として交差流に応答性となり、軸 線流れに対して比較的敏感になる。換言すると、図示の構造では後方散乱は軸線 流れに対して応答性であり、前方散乱は交差流に対して応答性である。Y2のよ うな軸線上またはそれに近い散乱セルは、もしも前方散乱及び後方散乱に対する 到達時間が散乱セル中のどこかからのリングダウンよりも大きく分離しているな らば、すぐ上に述べた方法で軸線流れを交差流から分離するのに適している。一 つの解決手段は2つの平行な2つの受信器が散乱セルの周りに対象配置されてい ないこと、つまり両散乱受信器が散乱セルから、リンギング時間trdよりも大き い距離だけ異なって距離にあり、さらに一方は散乱セルの前方に、他方は後方( 軸線流れ方向に関して前後を定めるもので図14で管の左端に矢印で示した)に 配置することである。 より複雑な構造も可能であり、異なった管を検査するが変換器は並列に接続し て共通の信号処理装置または流 量計を利用することも可能である。図15はこのような装置540を示す。この 装置には3本の管541、542、543を含み、各々は各自を検査するに図示 のように異なった変換器構造を有する。導管541は小径C1を有し、送信及び 受信変換器を管の両側の斜め方向に有し、信号を管の流体を通じて直接い伝達す る。一つの変換器は流量計の送信側に接続され、他方は受信側に接続される。こ れらの接続線は好ましくは流量計自体の内部で行われて最終的には各変換器に対 して送受信し、これにより逆伝播測定を行う。導管542は同一寸法の管である がしかし管の同じ側に変換器が配置されて信号を管の内壁面からの反射点までの 長さの約2倍の経路に沿って信号を送信自身するようになっている。 図15Aは管541の端面図であり、単一及び二重横断経路を有し、変換器は 変換器Aは変換器Cと、変換器Bは変換器Dと電気的に並列に接続されている。 これは管541と同一の管542に対して示された変換器の並列接続と等価であ るが、この例では交差経路が流れの形状の対称性を検出するために使用されてお り、それによりより正確な流れの尺度を得るものである。これは管の多重経路質 問の他の例であり、流れの形状に関連した不正確さを減じて精度を向上するもの である。 図15には他の変換器の例が管542の底部に想像線で示されており、3つの 脚の反射経路が対向した変換器の間に形成されている従来型の構成を示す。しか し、変 換器はこの位置には使用されない。なぜなら第1の管541の二重反射、三重横 断経路が、流動方向に少しだけずれた信号による実質的な干渉を生じるからであ る。最後に第3の管543は他の2つの管よりもはるかに大きい径を有する。こ の導管では、3対の変換器が示され、左端から右端の対まで異なった設計により 、信号がはっきり異なった時間ウインドーに到着するようにし、それにより管5 41、542からの変換器信号と同一のチャンネルで処理されるようにする。左 端の対の送受信器では、変換器は直径3D1の管を横断して一方の送信変換器か ら他方の受信変換器に直接信号を送るように適宜のくさびにより取りつけてある 。次の対では、変換器はバッファ棒を介して取りつけてあり、それにより信号線 と管及び流体への信号入口との間に時間遅延を導入する。これにより、第2対の 変換器に対する更に大きい時間分離が可能となる。第3対の変換器(右端)では 、変換器はくさびの中に、レイリー波に似た表面波が管壁に入射し、次いで流体 中に放射され、更に変換器くさびの端部から少しずれた経路に沿って受信される ような角度で取りつけられている。 くさびと管壁を通るこの伝播は、異なった変換器の信号を一時的に分離する追 加の遅延を導入する。 上のすべての場合に、送信は送信変換器中で同時に起きるが、受信側への遅延 時間は異なり、単一の信号チャンネルで6つの異なった測定のためにすべての受 信信号 を処理することができる。これらの伝達時間の各変化は、締着式変換器装置に導 入され、装置全体を融通性あるものにする。一般に、受信時間は導管の直径、入 射角、管壁を進行する波の型(すでに横波(屈伸波)の伝達に関して上に詳しく 検討した)、横断の数、液体中の音速、入射経路長(例えば短いくさび、長いバ ッファ)等を変えることにより調整できる。加えて、導管は液体中の経路長を変 化するように変形しても良い。 管541及び542は同一の燃料断面、航空機の油圧流体、又は冷却水供給及 び排出部の組み合わせを表示するものと考えることができる。言い換えると、両 方の管内に同一の液体組成物が存在する。この状態では液体中の音速cは管の各 質問箇所の瞬間平均温度Tを正確に表し、特に密度の差を表す。供給管及び戻り 管の流速と音速を同時に測定することにより、質量漏れの即応性の尺度を得るこ とができる。密度補正がない場合には、速度Vの差は温度上昇によるものであり 、漏出のためではないであろう。逆に、温度上昇は、補正がなければ、速度Vが 質量流量の差にもかかわらず両導管で同一になるので、漏れを押し隠す。 もしも流体がガスのように圧縮性ならば、質量流量の決定はVとTに依存する だけでなく、更に圧力Pにも依存する。すべての減衰効果及び他の非圧力効果が 消去されるならばガス圧力は原理的にガスを伝播する信号の振幅に依存する。流 体圧力を得るための他の方法は、流体 中の圧力依存性の伝播とは独立に、図19に関連して後で説明する。 図17は複数の分散手段Y1、Y2、Y3、Y4が送信変換器Tから順に経路 に沿って導管の直径を横切る異なった箇所に位置付けられている測定装置を示す 。各反射器は流量系の処理部に並列に接続されている受信変換器R1’、R2’ 、R3’、R4’へと信号を反射する。この構成によると、引き続く受信機への 次第に長くなる一連の経路が確保され、それにより各信号は分散手段Yiに固有 の区別された時間間隔で受信される。流速Vを壁でゼロと取ると、平滑な流れ形 態が構成され、管の中身は各部での速度とその周りの環状領域の積とで表すこと ができ、管の全質量流量を得ることができる。この計算では、軸線の周りに対称 に配置された分散セルまた分散部において得られた速度を平均することになる。 大きい管及び/又は非常に減衰性の流体では、分散部から中心線を越えての分散 を得ることはできないであろう。その場合には、すでに検討したように、軸線方 向成分及び交差流成分を定量したければ、前方及び後方法散乱により時間分離し た分散信号を得ることができる。 図16は類似の実施例を示し、追加の受信変換器R5、R6、R7、R8を導 管の反対側に設ける。各分散手段Yiはこのようにして先方及び後方散乱信号を 生じることができる。しかし、経路T−Y1−R5の経路はT−Y2−R6の経 路に等しいことに注意されたい。 従って、R5〜R8を並列にすると、オッシロスコープ図形に示したように、一 つのウインドーにすべての複合分散信号が発生する傾向がある。この構成ではY 1、Y2等からの分散を区別できない。信号を時間分離するには、任意の構成を 使用できるわけではない。一つの適当な時間分離配置は図17の管の頂部に設け てあるものに類似の構成の受信機R1〜R4から得ることができる。 経路を等遅延するように電気的に並列化する考えは新規ではない。この考えの 例は本出願人が1989年の著書で触れており、一対の半径中点弦使用する。等 遅延的に並列化する場合の問題は、意図しないのに経路が各経路に使用される変 換器の電気機械的変換効率に比例する重み付けを受けることである。すべての変 換器は同一に製造できないので、あるいは一つの変換器は他の経路に使用される 変換器とは異なった変化あるいは劣化をするので、すべての経路の結果は信号が 追加されるとか平行化される時に影響される。 本発明に従って各経路からの信号を時間分離することにより、等遅延の問題は 回避される。 しかし、等遅延経路の異なった平行な対に対して許容される妥協があり得る。 例えば全体の軸線方向及び半径方向の長さを最低にすると言う拘束の下に製造す べきガウス−チェビシェフの4経路スプール片を考える。この拘束は4つの充分 に異なった経路を見いだすことを実際 上不可能にするが、唯2つの経路なら見いだすことができる。このようにして、 一つの解決はすべての4つの経路を電気的に平行にすることであるが、内部(inb oard)対と外部(outboard)対をリングダウン時間だけ互いに異なる実質的に等遅 延を提供するように設定する。これは並列の多重経路の早い応答特性を維持しな がら、電子装置が内部経路信号と外部経路信号を区別することを可能にする。 図18は流れが単一チャンネル流量計を使用して別個の2つの管路に沿って同 時に測定される他の実施例を示す。この場合に、一つの導管に対する質問変換器 A、Bは第2の導管の変換器C、Dのそれよりも異なった経路長を有し、送信信 号は同時に開始されて送信器と受信器の両者が並列に作働する。図19において 、伝達時間は一つの変換器から流れラインに位置付けられた反射器への異なった バッファー経路長を設けることにより調整される。この方法は、広範囲の調整を 可能にするから、別個の導管は異なった時間間隔で動作するように容易にセット することが可能である。同様に、図20に示したように、異なった音速を有する 完全に異なった材料を収容した異なった導管は、一つの信号を異なった時間間隔 に遅延するより低音速で並列に質問することができる。 図20において、空気通路は水変換器をリングダウするに充分な時間を与え、 また水の3又は5等の反響経路に鎮静化するに充分な時間を与えるに充分な程度 に長い。 図19A液体又はガスと共に使用するための、特にガス圧Pgを測定しなけれ ばならない場合に特に重要な変換器の拡大図である。これは図1Bのガス変換器 とは数個の重要な点で異なる。図19Aの変換器の内部には、伝達時間が図19 のガス経路P19よりもはるかに短い固体経路を含んでいる。図19Aの固体経 路には平滑な接合されていない乾燥界面291が存在しており、この界面は図1 9Bに示されたくさび及びチャンネル形状により例示されているように自己整列 が可能であるか、又は図19Aに示されているように、係合部材が相互に音響的 に分離した又は非伝達性のスリーブ292により互いに整列されできる。電気コ ネクター295aを介して付勢されると、圧電素子293に発生した音響エネル ギーの一部は、右方に進行し、ガス圧力Pgに依存しほぼそれに比例する量だけ 界面を横切って圧力結合される。圧力Pgが大きいほど、第2の圧電素子294 に電気接続された導体295に現れる圧力信号の振幅は大きくなる。界面291 のような界面を複数個直列に結合することができ、それによりPgに対する感度 を増すことができるが、複雑さを増すという望ましくない出費を伴う。超音波の 圧力結合の現象は周知であり、本出願人がその 1989年の著書で引用した例があるが、図19Aに例示した流体質問変換器装 置内での圧力結合のガス圧力Pgの測定への使用は新規である。更に、一個以上 の圧力結合界面を含む圧力感知経路を、変換器293、294と電気的に並列に 接続された変換器により質問される流体経路に比較して非常に短かくすることは 従来存在しなかった。 厳密にいうと流体ではないかも知れないが、サイロへの粉体等の流れを図21 の頭頂部の変換器装置により監視することができる。この場合、第1対の変換器 はサイロの側面のオーバーフロー開口に横から指向され、また第2対の変換器は 垂直に指向されて送信し、サイロに蓄積された産物の頂部で反射された音響信号 を受信する。産物は不規則に積み込まれるので貧弱な反射時であるが、最小の伝 達時間は達成された最大高さの表示を与え、サイロ側面のオーバーフローのため の開口を閉塞は2つの経路長の突然の明確な変化と、第2対の変換器が見る反射 の品質とを与える。垂直経路と傾斜経路もまた異なった長さであるので、これら の2対の送受信変換器は単一の送信器/受信器のに結合して高さ計として、おそ らくは非反射性であるサイロ中の粒状あるいは粉末材料に使用できる。変換器に 近接して配置した上側組立体の基準反射器は最初の戻り信号を与え、時間基準、 過剰充填限界として役立ち、あるいは増幅利得制御の設定に役立つ。 図22は並列な複数の測定を行う単一チャンネル装置の更に他の例を示す。こ の例では一次ガス流は変換器C、Dが通常の小径の導管を通る軸線流れに沿った 低速流路に質問する低速流れセルを流れる。より大きな流れの条件下で、フラッ プないし阻止弁が大径の導管に開放しており、そこでは変換器A、Bが導管中の 流れに質問している。これら両方の変換器の組は単一計測器に接続され、経路長 は送信が同時の起きる時に異なった時間ウインドーにおいて受信信号を与えるよ うに定められている。 図23は循環又はうずの測定が別個の導管に沿って行われ、あるいは異なった 寸法形態に沿って行われ、あるいは2つの別個の変換器対が各導管で時計方向及 び半時計方向に測定されるような装置の例を示す。これらの構成は循環を流れ線 に沿って異なった箇所で測定するとか、あるいは各管ごとに管に沿った単一箇所 での実質的に同時の反時計及び時計周りの測定が必要な場合に有用である。この 場合に、1つの2チャンネル測定器が使用されるので、従来の循環測定装置に比 してはるかに経済的である。 図24Aはテーパ付き樋又はホッパ等の液体の存在、液体流、又は他の液体の 特性の測定が導管の高さに沿って異なった箇所で同時に実行される場合に使用さ れる装置を示す。 図24Bは長方形のチャンネルに対する正面図及び端 面図を示す。この例では、何対かの送受信変換器が、受信信号の分離を行うに充 分な経路長の差を得るような次第に傾斜が大きくなる角度で配置されている。 以上により本発明の説明を行ったが、本発明の範囲内で多くの変形例が可能な ことは当業者には明らかであろう。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.音響変換器を作働して信号エネルギーを伝播させるように送信信号を発生す るための送信手段と、前記信号エネルギーを受信する変換器からの電気信号を処 理するための単一チャンネル信号受信手段とを有する単一チャンネル測定装置、 前記信号エネルギーの伝播により測定すべき流体を収容する流体領域を形成す る手段、及び 前記信号エネルギーによる前記流体の音響的質問のために複数個の音響変換器 を取りつける取付手段よりなる流体測定装置において、 前記取付手段は変換器のうち少なくとも2つを前記測定装置が単一の伝達信号 を送信する時に別個の非干渉的な時間間隔で前記信号エネルギーを受信するよう に受信経路に受信変換器として配置しており、それにより前記信号チャンネルに 信号受信手段が前記受信変換器より前記信号エネルギーを処理して流体測定を完 了するようにした、流体測定装置。 2.前記取付手段は、前記受信変換器を前記信号エネルギーにより同時に駆動さ れる1個以上の他の受信変換器とは異なった経路長を有するように配置する締着 式取付手段である請求項1の流体測定装置。 3.前記受信経路の前記受信変換器は複数の異なった導管上に取りつけられる変 換器を含んでいる請求項1の流 体測定装置。 4.前記受信経路の前記受信変換器は軸線流、交差流、圧力、温度、液体レベル 、及び循環の測定より選択した異なった少なくとも2つの測定を行う請求項1の 流体測定装置。 5.前記受信経路の前記受信変換器は主として固定ターゲットから反射された音 響エネルギーを受信する変換器と主として流体と共に移動する散乱物からの散乱 された音響エネルギーを受信する変換器との少なくとも2つの変換器を含む請求 項1の流体測定装置。 6.前記受信経路に沿っての信号エネルギー伝達時間は素数順序にほぼ比例して いる請求項1の流体測定装置。 7.測定装置はガス測定装置であり、質問は周期Pの音響波によりより行われ、 前記受信経路は少なくとも周期50Pの時間により互いに分離された隣接時間間 隔を定めるものである請求項1の流体測定装置。 8.受信変換器は同一の送信信号エネルギーから軸線流、交差流及びうずから選 択された少なくとも2つの測定を行うものである請求項1の流体測定装置。 9.散乱セルを有し、受信変換器が前記散乱セルの先方、後方に配置され、それ によりこれらの受信変換器が単一送信変換器からの音響エネルギーを、軸線流及 び交差流の両者を決定するために、前記散乱セルにより分散される音響エネルギ ーとして異なった経路に沿って受信するものである請求項1の流体測定装置。 10.ハウジングと、該ハウジングに取りつけられて前記流体に信号エネルギー を送信する前記変換器の中の1つの変換器と、前記ハウジングに支持された前記 変換器の中の1つの基準受信変換器と、前記送信及び基準変換器を互いに結合す る、流体圧力による伝達特性を変える材料とよりなり、前記基準変換器が前記流 体を通じて伝達される信号を受け取る前の初期時間間隔に流体圧力を表す信号を 受け取るようにした請求項1の流体測定装置。 11.前記取付手段は少なくとも2つの軸線方向に分離したストラップにより固 定される変換器を含む請求項1の流体測定装置。 12.前記取付手段は変換器を少なくとも2つの平面内の音響経路に沿って指向 させて保持するフレームを有し、それにより拘束されていない流体の測定を行う ようにした請求項1の流体測定装置。 13.前記取付手段は第1の前記変換器を1つの平面内に音響エネルギーを差し 向けるように配向させ、第2の前記変換器を前記1つの平面に直行する方向に音 響エネルギーを差し向けるように配向させている請求項1の流体測定装置。 14.前記単一チャンネル測定装置は前記音響質問の伝達時間にほぼ等しい時間 間隔内で前記信号の処理を完了する請求項1の流体測定装置。 15.超音波変換器素子を超音波測定装置の周囲の素子 から分離して測定軸に沿った固体ノイズの伝播を阻止する分離取付装置において 、前記分離取付装置はフランジと、前記測定軸の方向に押しつけられた少なくと も1つのOリングとよりなり、それにより音響的な接触を阻止する、分離取付装 置。 16.前記Oリングは前記フランジをサンドイッチする2個のOリングである請 求項15の分離取付装置。 17.前記フランジは導管に設けたフランジである請求項15の分離取付装置。 18.前記Oリングは導管の軸線方向に対向した面に押圧されている請求項17 の分離取付装置。 19.前記Oリングは前記フランジの弦方向に向いた孔に座着している請求項1 7の分離取付装置。 20.前記フランジは前記超音波変換器素子を収納している円筒形ケーシングの フランジである請求項15の分離取付装置。 21.前記Oリングは流体を容器に封入する第1シールであり、元の厚さの40 %以下まで圧縮されている請求項15の分離取付装置。 22.前記Oリングは流体を容器に封入する第2シールである請求項15の分離 取付装置。 23.ガスを通過する信号を送信する超音波素子と受信する超音波素子との間の 固体音響経路に挿入されて該固体経路を経て伝達される雑音を抑制するための分 離構造体において、該固体経路に沿って直列に設けた複数個の 高インピーダンス部分及び低インピーダンス部分とを含み、前記部分は弾性体に より構成され、前記低インピーダンス部分は厚さ《λ/10(λは固体経路中の 前記信号の波長)を満たす分離構造体。 24.流路を形成するハウジングと、該ハウジングに取りつけられ、測定経路に 向けて指向された複数個の接近して配置された変換器素子と、前記少なくとも一 つの変換器素子を前記ハウジングから分離する取付手段とを含む測定装置。 25.3本の弦部分に沿って信号を送信し受信する少なくとも2個の変換器素子 を有し、流れ軸線のまわりの循環を測定する、請求項24の測定装置。 26.一組の少なくとも3つの部分に沿って信号を送信し受信する少なくとも2 個の変換器素子を有し、前記一組の少なくとも3つの部分は一緒になって1つの 平面内に実質的に存在する閉じた経路を形成する請求項24の測定装置。 27.流路はほぼ円形の断面を有する拡大領域を有し、前記閉じた経路は循環を 測定するための前記断面の半径中点弦部分を有する請求項26の測定装置。 28.測定経路に沿って流体を収容している導管であって、前記経路に沿って伝 播する音響信号の低位相速度を与える薄壁を有する前記導管と、前記導管の測定 端を固定するフレームとよりなり、前記フレームは前記フレームを前記端部間で 音響的に脱結合するための分離手段を 有している、測定セル装置。 29.ガス中の超音波エネルギーを測定するため、薄壁導管と、前記導管の長さ Lの経路に沿って超音波エネルギーを送信及び受信する一対の変換器素子と、前 記薄壁導管の中で導管から反射されたガス中の超音波エネルギーを散乱させる手 段と、前記経路に沿って前記導管の薄壁に接している複数の互いに離間した質量 と、よりなるガス中の超音波エネルギー測定装置。 30.流動室を形成する壁と、前記壁から音響的に分離され、第1の平面内にほ ぼ存在するほぼ平面状の第1の閉じた信号経路に存在している第1の複数の超音 波変換器素子と、前記壁から音響的に分離され、第2の平面内にほぼ存在するほ ぼ平面状の第2の閉じた信号経路に存在している第2の複数の超音波変換器素子 とを含む測定装置。 31.前記第2の平面は前記第1の平面に対して直交しているか、又は近接して 平行しているかで或る請求項30の測定装置。 32.更に前記第1及び第2の信号経路に存在する反射器を有する請求項31の 測定装置。
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