JPH09507912A - 保全性が確実にモニタされる外挿法ナビゲーション装置 - Google Patents

保全性が確実にモニタされる外挿法ナビゲーション装置

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JPH09507912A JP8502349A JP50234996A JPH09507912A JP H09507912 A JPH09507912 A JP H09507912A JP 8502349 A JP8502349 A JP 8502349A JP 50234996 A JP50234996 A JP 50234996A JP H09507912 A JPH09507912 A JP H09507912A
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Abstract

(57)【要約】 保全性が確実にモニタされる外挿法(AIME)ナビゲーション装置(1)は、装置が装着されるプラットホームの状態を決定する際に、周期的間隔で補助的ソースにより提供される測定値を選択的に利用する。測定値は質の尺度である属性を有し、質とはプラットホームの状態を正確に推定する上での測定の有用性の尺度である。AIME装置(1)は、これらの質の属性の値の推定に基づき、状態の決定のための測定値の選択を行なう。時間的に順次的である特定的な量の測定された値の質の決定には、評価時間が必要である。したがってAIME装置(1)は、プラットホームの状態を2つの相で決定する。装置は、現在の時刻マイナス評価時間よりも前の時点で入手できる良質の測定値を用い、こういった時点にプラットホームの状態の決定において高品質であると判断された測定値のみを利用して、プラットホームの状態を非常に正確に決定する。次に現在のプラットホームの状態は、質がより不確実である測定値を用いて、評価時間をひいた時点での非常に正確な状態をもとに外挿法により得られる。補助的ソースは、GPS受信機(3)および慣性基準システム(5)から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 保全性が確実にモニタされる外挿法ナビゲーション装置 技術分野 この発明は包括的にナビゲーションシステムおよび装置に関し、より特定的に は統合された電波慣性ナビゲーションシステムおよび装置に関する。 背景技術 米国航空協会は、グローバルポジショニングシステムについて、「航空機およ び宇宙機の安全かつ効率的なナビゲーションおよび監視については50年前の電 波航法の導入以来の著しい進歩である」としている。グローバルポジショニング システム(GPS)は、電波信号を送信する同期原子クロックを備える、地球を 囲むように分散させた24個の衛星からなる。各衛星が測定する時間は、各衛星 が送信する電波信号に埋込まれる。衛星の電波信号に埋込まれる時間と、衛星の クロックに同期化されたクロックが電波信号を受信する点で測定する時間との差 は、受信点からの衛星のレンジの尺度である。システムのクロックを完全な同期 状態に保つことはできないので、このレンジの尺度は衛星のクロックエラーおよ び受信点でのクロックエラー両方を含むために「疑似レンジ」と称される。 各衛星はクロック時間に加え、地球に固定された座標系における衛星自身の位 置およびクロックエラーを送信する。4つの衛星への疑似レンジを測定し、衛星 のクロックエラーに対して疑似レンジを修正することによりユーザはまず 各衛星への実際のレンジおよび自身のクロックエラーを決定することができる。 4つの衛星各々へのレンジおよび地球に固定された座標系における各衛星の位置 がわかっているので、ユーザは地球に固定された座標系における自身の位置を決 定することができる。 GPSそのものは民間の航空機ユーザのための唯一のナビゲーション手段とし ては十分ではない。GPSはシステム内に設けられる拡張自己テスト特性を有す るように設計されている。しかしながら、衛星のクロックの故障またはGPS動 作制御システム機関での人的エラーの結果アップロードされたデータに導入され るエラーのために、徐々に増加するレンジのバイアスエラーが生じる可能性があ る。このような故障は広範囲にわたりユーザに影響を及ぼす可能性があるため、 米国連邦航空局は、たとえ補足的なナビゲーションシステムとして承認するにし ても、連邦電波ナビゲーション案(米国国防総省、DOD−4650.4および 米国運輸省、DOT−TSC−RSPA−87−3 1986、DOT−TSC −RSPA−88−4 1988)により、システムをナビゲーションのために 用いるべきではないときにユーザに適時の警告を与える能力として規定されてい る、「保全性」を有することを要求している。単独のナビゲーション手段として は、システムはまた1つの構成要素に故障が生じてもその機能を続行することが できる十分な冗長性を備えていなければならない。フライト が精密進入相でない場合は、適時の警告は10秒である。動作制御システムにお けるこのGPSの保全性モニタシステムでは何時間もかかるだろう。保全性モニ タ機能を提供するために、GPS「保全性チャネル」が提案されている。 GPSの保全性チャネルには多大な費用がかかるため、受信者が冗長性のある 衛星情報を利用してナビゲーション解の保全性を検査する「受信者による自律保 全性モニタ」(RAIM)が提案されている。補足的なナビゲーションの場合は 単に衛星の故障を検出するのみで十分である。しかしながら、RAIMを用いて 衛星の故障を検出するには、ジオメトリに優れた5つ以上の衛星が利用できるこ とが必要である。 唯一のナビゲーション手段としては、故障した衛星を分離し、残余の衛星でナ ビゲートできることがまた必要である。これにはジオメトリに優れた6つ以上の 衛星が要求される。精密進入でない場合に必要な0.3n.m.という保全性の 限度に見合うためには、補足的なナビゲーションに要求される5つの衛星の利用 できる可能性は、仮定によると95ないし99パーセントでしかない。しかしな がら、単独手段として必要な6つの衛星が利用できるのはわずか60または70 パーセントでしかなく、全く不十分である。 慣性基準システム(IRS)が利用できるならば、保全性に必要な5つの衛星 が利用できないときに保全性の停止期間はコーストすることを試みることができ るだろう。そ のような期間が続くのが10分を上回ることもある。フライトにおいてGPSに より校正されていないIRSの速度の正確度規定は、8ノット、2dRMSであ る。したがって、そのような保全性の停止期間中は正確度の要求に応えることが できないであろう。さらに、単独のナビゲーション手段としては、6つの衛星の うち1つの故障が検出されて6つの衛星が利用できない期間にはコーストするこ とがまた必要であろう。そのような期間が続くのが1時間を超える可能性がある ため、GPSにより校正されていないIRSを用いて正確度の要求に応えること は不可能である。 従来のカルマンフィルタを用いてGPSでIRSを校正することに伴う問題は 、GPSの故障が検出される前にその故障が統合されたGPS/IRS解に悪影 響を与える可能性があることである。もしGPSの故障により1メートル/秒未 満の疑似レンジエラードリフトが生じたなら、カルマンフィルタの残差のテスト では検出することができない。 発明の開示 保全性が確実にモニタされる外挿法(AIME)ナビゲーション装置は、装置 が装着されているプラットホームの状態を決定する際に、周期的間隔で補助的ナ ビゲーションデータソースから提供される測定値を選択的に利用する。 AIME装置に対して用いることができる補助的ソースの例としては、グロー バルポジショニングシステム受信機 および慣性基準システムがある。AIME装置に与えられる測定値はすべておそ らくプラットホームの状態を決定する上で役に立つであろう。しかしながら、正 確に状態を判断するためにさらに有効な測定値もあるかもしれない。AIME装 置は、より正確性の高い結果をもたらすような測定値を選択する。 一般に、測定値は質の尺度である属性を有するが、この質とはプラットホーム の状態を正確に推定する際の測定値の有用性の尺度である。AIME装置は、こ うした質の属性の値の推定に基づいて状態決定のための測定値の選択を行なう。 こういった推定は外部ソースから得てもよいしAIME装置が行なうプロセスの 結果として得てもよい。 時間的に順次的である特定的な量の測定値の質の決定に成功するには、評価時 間が必要である。つまりAIME装置はプラットホームの状態を2つの相で決定 する。この装置は、現在の時刻マイナス評価時間より前の時点に入手できる良質 の測定値を用い、そういった時点にプラットホームの状態を判断する上で高品質 であると判断された測定値のみを利用して、プラットホームの状態を非常に正確 に決定する。次に現在のプラットホームの状態は、評価時間をひいた時点での正 確に決定された状態をもとに、質がより不確定である測定値を用いて外挿法によ り得られる。 図面の簡単な説明 図1は、保全性が確実にモニタされる外挿法(AIM E)ナビゲーション装置、グローバルポジショニングシステム受信機、および慣 性ナビゲーションシステムのブロック図を示す。 図2は、AIMEナビゲーション装置が新しいデータを利用できるようになる たびに行なわれる割込ルーチンに対するフロー図を示す。 図3は、測定した平滑化された衛星への疑似レンジと計算した疑似レンジとの 差を得るための、ディジタルで実現されるプロセッサの機能ブロック図を示す。 図4は、AIMEナビゲーション装置の主プログラムのフロー図を示す。 発明の実行の最適モード 保全性が確実にモニタされる外挿法(AIME)ナビゲーション装置の目的は 、ユーザの位置を推定する上でクロックドリフトが規定内である衛星を識別する ことおよびその規定内の衛星のみを使用することである。 図1に示すように、AIMEナビゲーション装置1は、GPS受信機3および 慣性基準システム5と関連して動作し、カルマンフィルタ処理という手段により 、装置が設置されているプラットホームに対するナビゲーションデータを生み出 す。AIMEナビゲーション装置の好ましい実施例では、インテル(Intel)8 0960マイクロプロセッサおよびメモリリソースを利用する。 図2に示す割込ルーチンは、Δtの間隔で通常AIME 装置が行なう動作を詳細に説明し、Δtは好ましい実施例では1秒である。ステ ップ7において、GPS受信機3および慣性基準システム5から入力データが得 られる。 GPS受信機3は、見えている各衛星iへの疑似レンジPRi、および地球に 固定され、地球を中心とする座標系における各衛星の座標Xsi、Ysi、Zsiを含 む、エーリンク(ARINC)743量を提供する。AIME装置は、一度にN個ま での衛星に対応するように設計される。したがって、指標iは1からNまでの値 をとる。好ましい実施例ではNの値は8である。 AIME装置ならびに関連のGPSおよびIRS設備が装着されるプラットホ ームは、空間におけるプラットホームの位置および方位を全体または部分的に規 定する1組の状態変数、ならびに位置の時間に関する第1および第2の微分係数 である状態ベクトルにより特徴づけることができる状態にあるダイナミックシス テムである。この場合は、プラットホームに対する真の状態ベクトルとIRSに より決定される状態ベクトルとの差であるエラー状態ベクトルを扱うことが好都 合である。 IRSは、IRS/GPS/AIMEプラットホームの位置、速度、加速度、 および行動に関する以下のARINC704量を、Δtという間隔で供給する。 記号 定義 φ,λ,h 緯度,経度,高度 VN,VE 北および東の速度成分 AT,AC,AV 航跡に沿う、航跡と交差する, および垂直の加速度成分 ΨT 航跡角度 ΨH,θ,φ 方向,ピッチおよびロール 遷移マトリクスφ(t)は、以下の等式で規定される。 I(=クロネッカーのデルタδij)は、単位マトリクスであり、整数tはΔtの 増分で時間を測定する。この整数は1からTまでの値をとり、Tは設計パラメー タである。好ましい実施例でTの値は150である。 図2のステップ9で、遷移マトリクスφ(t)は、先行するφ(t)の値にF (t)Δtを加算することにより得られ、先行する値φ(t)は、tが1に等し いときの単位マトリクスである。 力学マトリクスF=[Fij]はエラー状態ベクトルを以下の等式で示すように エラー状態ベクトルの時間の変化率に変換する。 x=Fx (2) M=8であれば、力学マトリクスは23行23列を有する。力学マトリクスの 非0成分は以下のように規定される。 xおよびRyという量はそれぞれ、地球をモデル化するのに用いられる偏球面の xおよびy方向における曲率半径である。これらの量の値は以下の等式から得ら れる。 子午線に沿う地球の半径RM、および子午線と垂直をなす半径RNは、赤道半径a 、地球をモデル化するのに用いられる偏球面の偏心e、ドリフト−アジマス角α 、および緯度φの項を用いて等式(4)で規定される。 ドリフト−アジマス角αは、北からのy軸の反時計回りの回転の角度である。ド リフト−アジマス角は以下の等式から得られる。 α0は第1の和に対してはIRSプラットホームの方向ΨHに等しく、後続の各和 に対しては先行する和のα(T)に等しい。 IRSプラットホームのx−y−z座標系における加速度成分は、以下の等式 により与えられる。 gは重力の加速度である。 x−y−z座標系における角速度成分は以下の等式から与えられる。 IRSプラットホーム角速度のx−y−z座標系における成分ρは以下の等式か ら与えられる。 x−y−z座標系における地球の角速度の成分ΩEは以下の等式から与えられる 。 指標iおよびjがx、y、およびzという値をとる座標変換マトリクスC=[ Cij]は、IRSのプラットホームの本体に固定される座標系に関するベクトル 成分を、x−y−z座標系に関するベクトル成分に変換する。たとえば、本体に 固定された加速度成分[AB ij]からx−y−z成分[Aij]への変換は以下の ようにして行なわれる。 これらの等式における方向余弦Cijは、IRS ARINC704の方向、ピッ チ、およびロール出力から計算される。 τは相関するエラー状態に対する相関時間である。これらの値は、τG=36 00s、τA=300s、τr=600s、τh=1200s、およびτR=360 sである。プロセス雑音共分散マトリクスの対角元Qは、以下の 等式により、相関時間およびエラー状態共分散マトリクスの対角元に対する初期 値P(0)から得られる。 エラー状態共分散マトリクスに対する値は、PGG(0)=(0.01度/時間)2 、PAA(0)=(25μg)2、PRR(0)=(0.1m/s)2、Phh(0) =(100m)2、およびPRR(0)=(30m)2である。以下に1とMとの間 の指標で示されるカルマンフィルタの場合、テストされている衛星に対するPRR (0)の値は、(1000m)2である。二重の添字は、量を識別し、またその 量が共分散マトリクスの対角元であることを示すことを意図する。括弧内の0は 、その量が初期値であることを示す。衛星に関する量については、要素は衛星が 初めに見えるようになったときに挿入される。IRSの量については、要素は装 置の始動時に挿入される。 カルマンフィルタ処理のためのエラー状態ベクトルの23個の成分x(t)= [xi]は以下のとおりである。 エラー状態の項は、IRSに起点を有するローカルレベルのドリフト−アジマス 座標系に関する。エラー状態の項は 以下の意味を有する。 記号 定義 dθx,dθy 水平の角位置エラー dVx,dVy 水平の速度エラー dφx,dφy,dφz アライメントエラー dGBx,dGBy,dGBz ジャイロのバイアスエラ ー dABx,dABy 水平の加速度計のバイア スエラー dB GPS受信機のクロック バイアスエラー dBr GPS受信機のクロック レートのバイアスエラー dhB 気圧−慣性出力における エラー dRBi i番目の衛星に対するG PSレンジのバイアスエ ラーであり、iは1から Mまでの値をとる。(こ のエラーは、衛星のクロ ックドリフト、大気のエ ラー、または低周波の 「選択的利用性」エラー ラーにより生じる。「選 択的利用性」とは、シス テムの民間および無許可 のユーザによる位置決定 の正確度を減少させるこ とを目的として、GPS の管理者が衛星送信に、 意図的に衛星のタイミン グおよび位置エラーを導 入するプロセスである。 時間tに外挿されるエラー状態ベクトルは以下の等式により規定される。 M+1(k=K)は、主プログラムの先行する実行の間に得られるエラー状態ベ クトルの現在の推定である。 図2のステップ11で、等式(13)を用いてx(t)が得られる。 測定値ベクトルz(t)は、x(t)の成分から得られる。経度、緯度、およ び高度の新しい値は最初に以下の等式から決定される。 等式(16)におけるλARINC704、φARINC704、およびhB ARINC704は、λ、 φ、およびhBのARINC704の値を指す。 等式(16)により更新された値λ、φ、およびhBを用いて、以下の等式に より、地球に固定され、地球を中心とする座標系におけるIRSの位置座標X1 、Y1、およびZ1に対する更新された値を計算する。 衛星へのレンジRci、およびIRSのプラットホームを地球に固定され、地球 を中心とする座標系における各衛星に結びつけるベクトルの方向余弦は、等式( 18)および(19)を用いて計算される。指標iは特定的な衛星を示す。 ローカルレベル基準軸への方向余弦は、等式(20)を用いて得られる。記号 「C」は「余弦」を示し、記号「S」は「正弦」を示す。 i番目の衛星までの計算した疑似レンジPRicは、等式(21)を用いて得ら れる。Bという量はGPS受信機のクロックバイアスである。 最後に、各衛星に対するziの値が、等式(22)および予めフィルタ処理さ れた、測定した疑似レンジPRi +を用いて得られる。 図3のブロック図の形式で示されるディジタルで実現されるプロセッサを用い て等式(22)を解く。このプロセッサの機能は、「選択的利用性」を原因とす る高周波の雑音を減ずることである。「選択的利用性」とは、システム の民間のおよび無許可のユーザによる位置決定の正確度を減少させることを目的 として、GPSの管理者が衛星の送信に意図的に衛星のタイミングおよび位置エ ラーを導入するプロセスである。 図3のプロセッサは、スカラ25、ローパスフィルタ27、加算器29、およ び加算器31により構成される。加算器31の出力は、フィルタ処理された疑似 レンジPR+ iと、GPS受信機により与えられる疑似レンジPRiとの差eiであ る。この差はスカラ25により振幅が実質的に増大され、次に約TΔtという時 定数を有するローパスフィルタ27によりフィルタ処理されて、約1/TΔtH zを上回る周波数を有する雑音成分を急速に減衰する。ローパスフィルタ27の 出力ziは、加算器29によりPRicから減じられ、等式(22)に従いPR+ i を与える。 sm.z(t)で示される、tのすべての値に対するz(t)の総和は、以下 の等式で規定される。 sm.z(t)という量は、先行するsm.z(t)の値にz(t)を加算する ことにより得られる。 ベクトルz(t)(=[zi(t)])は、以下の等式によりエラー状態ベク トルx(t)(=[xj])に関連づけられる。 マトリクスH(=[Hij])は、観測マトリクスと呼ばれる。ベクトル成分vi (t)は測定雑音である。指標iはi番目の衛星との関連性を示し、1からMま での値をとる。 指標jは1から23までの値をとり、エラー状態成分の数である。 Hijの値は、 Hi,1=−Ryyi,Hi,2=Rxxi,Hi,13=1,Hi,15=ezi ,Hi,i+15=1の場合を除き0である。Hijの値はステップ17で計算される 。 wt.sm.H(t)で示されるH(t)の重みづけされた和は、以下の等式 で規定される。 図2のステップ19で、wt.sm.H(t)の先行する値にH(t)φ(t )を加算することにより、wt.sm.H(t)が得られる。 ステップ21でtの値がテストされる。もしTに等しくなければ、ステップ2 2でtは増分され、主プログラムへのリターンが行なわれる。もしtがTに等し ければ、ステップ23で、以下の名前を有する、ベクトルx(t)および(1/ T)sm.z(t)、ならびにマトリクスφ(t)および(1/T)Wt.sm .H(t)がメモリにストアされる。 「新規データ」フラグがセットされ、主プログラムへのリターンが行なわれる。 以前にストアされたデータは、1からKまでであるkの値を割当られ、k=1 データは最も古いものであり、k=Kデータは最も新しいものである。新しく計 算されたデータは最も古いデータと置き換えられるため、メモリでは常にK組の データが利用できる。好ましい実施例では、パラメータKは12に等しい。 レンジバイアス妥当性フラグVRBi(k)は、kの指標がつけられたデータ の各組と関連づけられる。もし衛星iが見えなくなれば、VRBiは0に等しい ものとしてセットされる。もし衛星iが見えるようになった新しいものであれば 、VRBiは1に等しいものとしてセットされる。 主プログラムはM+2のカルマンフィルタからなり、1からMまでのフィルタ はM個の衛星各々をテストするためのものであり、(M+1)番目のフィルタは 現在の位置を更新するためのものであり、(M+2)番目のフィルタは過去にお ける位置の12の反復を更新するためのものである。 カルマンフィルタは、新しく測定されたデータz(k)、 以前の推定x(k−1)およびP(k−1)、遷移マトリクスφ(k)、ならび に観測マトリクスH(k)に基づき、エラー状態ベクトルx(k)およびその共 分散マトリクスP(k)を推定するための、最小平均2乗誤差法である。カルマ ンフィルタによる方法論は当該技術では周知であり、数多くの文献(例、A.ゲ ルブ(A.Gelb)編集、「応用最適推定(Applied Optimal Estimation)」、アナ リティカル サイエンス コーポレイション(The Analytical Sciences Corpor ation)、The M.I.T.Press,Cambridge,Mass.1974)において容易に入手できるた め、カルマンフィルタによる計算についての詳細は本明細書中では説明しない。 最大M個の衛星に対する衛星データは、メモリのkで指標づけられた部分のテ ーブルに保存される。各衛星が見えなくなると、テーブルにおけるそのエントリ は0にされ、その衛星についてのレンジバイアスに対する共分散マトリクスの対 応の行および列は0にされる。対角元は、レンジバイアスエラーの初期の変数で 再び初期化される。 新しい衛星が見えるようになると、新しい衛星に関連するデータがテーブルに おいて最初に利用できる空の位置に設置される。テーブルにおいて表わされてい る衛星が見えなくなると、kで指標づけられたメモリにおけるそのデータエント リは0にされる。新しく見えるようになった衛星に対する測定値およびその観測 マトリクスが、k=Kである、最初に利用できる衛星のスロットに入れられる。 Mの値は、M個を超える衛星を一度に見ることができる可能性が低くなるよう に選択される。しかしながら、もしM個を超える衛星が見えれば、最も長時間見 えている衛星が投入され、テーブルに残ることができる。 主プログラムに対するフロー図が図4に示される。ステップ41で、マイクロ プロセッサは「新規データ」フラグの状態を絶え間なく検査する。新規データが メモリで利用できることをフラグが示すと、マイクロプロセッサは、並列に動作 しているM個のカルマンフィルタにより、衛星テーブルに表わされているすべて の衛星に対する個々の衛星データの妥当性を同時にテストする。 衛星iをテストするのに用いられるi番目のカルマンフィルタは、衛星iに対 するレンジバイアスレートエラーとして規定される余剰のエラー状態成分dRBri を有する。M=8の場合、この成分はエラー状態成分x24となる。この状態に 対するさらなる非0力学マトリクス要素は、F15+i,24=1およびF24.24=−( 1/τRr)である。相関時間の値τRrは3600sである。共分散マトリクスに おける対角元の値は、PRrRr(0)=(1m/s)2である。 テストしているカルマンフィルタ各々は、測定された衛星の疑似レンジすべて を用いるが、衛星が初めに見えるようになったときにテストしているその衛星に ついてのレンジバイアスエラーおよびレンジバイアスレートエラーに対しては大 きな変数を用いて初期化される。 ステップ43でM個のカルマンフィルタは、k=Kのデータを利用して、エラ ー状態ベクトルおよび共分散マトリクスの計算を更新する。測定ベクトルzi( k=K)の計算において用いられるエラー状態ベクトルは、(M+1)番目のカ ルマンフィルタからのxz(k=K)=x(M+1)(k=K)であった。エラー状態 ベクトルxj(k=K−)は、先行する更新の結果としてj番目のカルマンフィ ルタにより得られた。xj(k=K−)と整合する測定ベクトルzij(k=K) は、以下の等式から得られる。 j(k=K−)およびzij(k=K)を用いて、テストしているM個のカルマ ンフィルタはエラー状態ベクトルおよび共分散マトリクスを更新する。更新され たエラー状態ベクトルおよび共分散マトリクスは、k=1と指標付けされるメモ リロケーションにストアされ、これは次の更新の前に後にプログラムにおいてk =Kまで再び指標付けされる。 ステップ45で妥当性フラグVRBiがセットされる。衛星のテストのための カルマンフィルタモデルは、衛星のクロックドリフトに関する限り、テストして いる特定的な衛生が規定外かもしれないという仮定に基づいている。もし衛星i に対し、i番目のカルマンフィルタが、レンジバイアスエラーの標準的な偏差は テストのための特定された 最大許容可能な標準的偏差未満であると推定し、推定されたレンジバイアスエラ ーが特定された最大許容可能な値未満であれば、妥当性フラグVRBi(k)は 、k=Kに対し2に等しいものとしてセットされる。 もし衛星iに対し、カルマンフィルタがレンジバイアスレートエラーの標準的 な偏差はテストのための特定された最大許容可能な標準的偏差未満であると推定 し、推定されたレンジバイアスレートエラーが特定された最大許容可能な値未満 であれば、衛星が見えているすべてのkの値に対し妥当性フラグVRBi(k) は3に等しいものとしてセットされる。 テスト期間はKTΔtに等しく、好ましい実施例では30分に等しい。同じ3 0分の間隔の間に2つの衛星が不意に故障する可能性はわずかである。したがっ て、故障について衛星iをテストしているとき、衛星i以外のすべての衛星が規 定範囲内にあると仮定するのが適当である。テストの仮説は以下のとおりになる 。 H0(i):衛星i以外のすべての衛星が規定内にあり、衛星iもまた規定内 にある。 H1(i):衛星i以外のすべての衛星が規定内にあり、衛星iは規定外であ る。 見えているすべての衛星に対する故障の仮説がテストされると、過去30分に おいて規定内であると判断されている、妥当性フラグVRBi(k=1)=3を 伴なうすべて の衛星が(M+2)番目のカルマンフィルタにより用いられて、ステップ47に おいてエラー状態ベクトルxM+2(k=1+)および関連する共分散マトリクス を決定する。カルマンフィルタはエラー状態ベクトルxM+2(k=1−)、関連 する共分散マトリクス、およびk=1と指標付けられたその他のデータを利用す る。 測定ベクトルzi(k=1)の計算において用いられるエラー状態ベクトルは 、(M+1)番目のカルマンフィルタからのxz(k=1)であり、過去におけ るその時点ではk=Kであった。エラー状態ベクトルxM+2(k=1−)は、先 の更新の結果として(M+2)番目のカルマンフィルタにより得られた。xM+2 (k=1−)と整合する測定ベクトルzij(k=1)は、以下の等式から得られ る。 ステップ49で、妥当性フラグVRBi(k)>1を備え、規定内であると判 断されているすべての衛星が、k番目の反復において(M+1)番目のカルマン フィルタにより用いられて、エラー状態ベクトルxM+1(k=K+)および関連 する共分散マトリクスを決定する。(M+1)番目のカルマンフィルタは、k= 1データを用いて更新プロセスを開始する。カルマンフィルタはエラー状態ベク トルxM+2(k=1−)、関連する共分散マトリクス、およびk=1で指標付け られたその他のデータを利用して、更新 されたエラー状態ベクトルxM+1(k=1+)を得る。 測定ベクトルzi(k=1)の計算において用いられるエラー状態ベクトルは 、過去におけるその時点でk=Kである、(M+1)番目のカルマンフィルタか らのxz(k)であった。エラー状態ベクトルxM+2(k=1−)は、マイクロプ ロセッサによる主プログラムの先の実行の結果として(M+2)番目のカルマン フィルタにより得られた。測定ベクトルzii(k=1)は、等式(27)により 再び規定される。 (M+1)番目のカルマンフィルタは、k=2データを用いて更新プロセスを 続行する。カルマンフィルタはエラー状態ベクトルxM+1(k=2−)=φ(k =1)xM+1(k=1+)、関連の共分散マトリクスおよびk=2で指標付けら れたデータを利用して更新されたエラー状態ベクトルxM+1(k=2+)を得る 。 測定ベクトルzi(k=2)の計算において用いられるエラー状態ベクトルは 、過去におけるその時点でk=Kである、(M+1)番目のカルマンフィルタか らのxz(k=2)であった。エラー状態ベクトルxM+1(k=1+)は、k=1 更新の結果として(M+1)番目のカルマンフィルタから得られた。xM+1(k =1+)と整合する測定ベクトルzii(k=2)は、以下の等式から得られる。 (M+1)番目のカルマンフィルタは、k=3、k=4、...、k=Kに対 しても同じ態様で更新プロセスを続ける。各ステップで、各測定値に対する残差 はメモリに保存される。k=Kの後、各衛星に対する残差は間隔全体について平 均化され、遅い衛星クロックドリフトを検出する。 ステップ51で、メモリロケーションのk指標は1で減分されるため、KはK −1になり、K−1はK−2になり、...、2は1になり、1はKになる。測 定値zi(k=K)およびxz(k=K)は、図2のステップ23のz(k=K) およびx(k=K)のように、等式(26)において計算されるまで利用できな いであろう。ステップ53で「新規データ」フラグが再セットされる。こうして 更新プロセスが完了し、マイクロプロセッサは主プログラムの開始にリターンす る。 本明細書中で説明される好ましい実施例は、プラットホーム位置の決定のため にGPSにより与えられる測定値の品質を確立する測定を行なう。特に、特定的 な衛星に対する遅いクロックドリフトが検出されると、その衛星の測定値は用い られない。AIME装置は、もし品質の測定値が外部ソースから提供されてもま た、意図する機能を果たすことができるであろう。
【手続補正書】 【提出日】1996年10月17日 【補正内容】 請求の範囲 1.ナビゲーション装置であって、デジタルプロセッサおよびメモリを含み、装 置が装着されているプラットホームの状態を決定するために、外部ソースにより 周期的な時間間隔のデルタ時間で与えられる1組の測定された量の第1のサブセ ットおよび第2のサブセットを利用し、1組の測定された量はプラットホームの 状態を決定する上でおそらくは有用であり、ありそうにない、またはあり得ない 量だけ変化する測定された量はプラットホームの状態を決定する上でおそらくは 有用でなく、第1のサブセットの要素の数はゼロに等しいかまたはゼロよりも大 きいが、1組の測定された量の要素の総数よりも少なく、第1のサブセットに含 まれない1組の測定された量の要素は、予め定められた1組の選択ルールに従っ て装置による第2のサブセットに対する選択を受けている、ナビゲーション装置 。 2.第2のサブセットに対する選択を受けている測定された量は1つまたはそれ 以上の属性を有し、装置は第2のサブセットの要素の選択において属性の推定を 利用する、請求項1に記載のナビゲーション装置。 3.第2のサブセットに対する選択を受けている測定された量の1つまたはそれ 以上の属性は、質の尺度であり、質とはプラットホームの状態を正確に推定する 上での測定された量の有用性の尺度である、請求項2に記載のナビゲーション装 置。 4.予め定められた選択ルールの第1の組は、現在の時に等しい時マイナス予め 定められた時間間隔よりも前の状態決定に関連し、予め定められた選択ルールの 第2の組は、現在の時マイナス予め定められた時間間隔から現在の時までの状態 決定に関連する、請求項1に記載のナビゲーション装置。 5.プラットホームの状態はカルマンフィルタプロセスにより決定される、請求 項1に記載のナビゲーション装置。 6.プラットホームの状態は、現在の時マイナス予め定められた時間間隔の前に は、第1のカルマンフィルタプロセスにより決定され、現在の時マイナス予め定 められた時間間隔から現在の時までは第2のカルマンフィルタプロセスにより決 定され、現在の時マイナス予め定められた時間間隔で第1のカルマンフィルタに より得られる状態ベクトルおよび共分散マトリクスは、第2のカルマンフィルタ への入力である、請求項4に記載のナビゲーション装置。 7.属性の推定は外部ソースにより提供される、請求項2に記載のナビゲーショ ン装置。 8.属性の推定は、測定した量から装置により決定される、請求項2に記載のナ ビゲーション装置。 9.現在の時マイナス予め定められた時から現在の時にわたる期間の測定された 量か、属性の推定の決定において用いられる、請求項8に記載のナビゲーション 装置。 10.属性およびプラットホームの状態の推定は、カルマンフィルタプロセスに より決定される、請求項8に記載のナビゲーション装置。 11.カルマンフィルタの用語を用いると、観測ベクトルは微分観測ベクトルに 置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測ベクトル は、実際の観測ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定した状態と 同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態ベクトルは 、実際の状態ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定した状態と同 じであれば得られるであろう状態ベクトルとの差であり、平均微分観測ベクトル は、Tデルタ時間時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することにより得ら れ、平均微分状態ベクトルは、Tデルタ時間時間間隔にわたり微分状態ベクトル を平均することにより得られ、平均観測マトリクスは、Tデルタ時間時間間隔に わたりt−遷移マトリクスと観測マトリクスとの積を平均することにより得られ 、t−遷移マトリクスは、微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外挿する マトリクスであり、Tは1よりも大きな予め定められた整数であり、tは1ない しTの整数であり、カルマンフィルタは、T−遷移マトリクスという手段により 、Tデルタ時間間隔だけ微分状態ベクトルを外挿し、カルマンフィルタは、外挿 された微分状態ベクトルを、平均観測マトリクスという手段により同じ時間微分 観測ベクトルに変換し、カルマンフィルタは、T−遷移マトリクスおよび平均観 測マトリクスという手段により、関連する共分散マトリクスおよびフィルタゲイ ンマトリクスを獲得し、カルマンフィルタは同じ計算されたT−遷移マトリクス および平均観測マトリクスを用いる、請求項5、6または10に記載のナビゲー ショ ン装置。 12.平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、お よびT−遷移マトリクスの値は、計算され、少なくともKTデルタ時間間隔の間 メモリに保持され、Kは整数である、請求項11に記載のナビゲーション装置。 13.メモリに保持される計算された値は、プラットホームの状態の決定におい て用いられる、請求項12に記載のナビゲーション装置。 14.第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は、複数の地球の衛 星への測定されたレンジである、請求項1に記載のナビゲーション装置。 15.測定された量の組は、少なくとも1つの衛星の測定された量および第2の ソースからの少なくとも1つの測定された量を含み、衛星の測定された量は、複 数の地球の衛星に対するレンジおよびレンジレートを含み、時間の関数としての 衛星の測定された量は、周波数の関数である雑音スペクトルの密度に関連し、第 2のソースの測定された量は、プラットホームの位置、速度、および加速度を含 み、時間の関数としての第2のソースの測定された量は、周波数の関数である雑 音スペクトルの密度に関連し、衛星の測定された量に対する雑音スペクトル密度 は、高周波で第2のソースの測定された量に対するものよりも大きく、衛星の測 定された量に対する雑音スペクトル密度は、低周波で第2のソースの測定された 量に対するものよりも小さく、測定された量の組に含まれる第2のソースの測定 された量は第1のサブセットにあり、測定された量の組に含まれる衛星の測定さ れた量は、第2のサブセットに対する選択を受ける、請求項1に記載のナビゲー ション装置。 16.測定された量の組は、少なくとも1つの衛星の測定された量および少なく とも1つの慣性基準システムの測定された量を含み、衛星の測定された量は複数 の地球の衛星に対するレンジおよびレンジレートを含み、慣性基準システムの測 定された量は、慣性基準システムの位置、速度および加速度を含み、測定された 量の組に含まれる慣性基準システムの測定された量は第1のサブセットにあり、 測定された量の組に含まれる衛星の測定された量は第2のサブセットに対する選 択を受ける、請求項1に記載のナビゲーション装置。 17.第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は1つまたはそれ以 上の属性を有し、装置は第2のサブセットの要素の選択において1つまたはそれ 以上の属性の推定を利用する、請求項14または16に記載のナビゲーション装 置。 18.第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量の1つまたはそれ以 上の属性は質の尺度であり、質はプラットホームの状態を正確に推定する上での 測定された量の有用性の尺度である、請求項17に記載のナビゲーション装置。 19.各衛星へのレンジはレンジバイアスエラーRBEを含み、各衛星に対する 時間の関数としてのRBEの行動は式[RBE0+RBE1・(TIME−TIM E0)]で表わすことができ、TIMEは時間を示し、RBE0およびRBE1は それぞれ、TIME0に等しいTIMEでのRBEおよびRBEの時間変化率に 等しく、RBE0、var_RBE0、RBE1、およびvar_RBE1という量 は質の属性を構成し、var_RBE0およびvar_RBE1はそれぞれ、RB E0およびRBE1の変数であり、RBE0、var_RBE0、RBE1、および var_RBE1の大きさがより小さければ、より高品質に関連する、請求項1 8に記載のナビゲーション装置。 20.特定的な衛星に対する量RBE0、var_RBE0、RBE1、およびv ar_RBE1は、カルマンフィルタでナビゲーションの問題を解決することに より決定され、カルマンフィルタに与えられる特定的な衛星に対するvar_R BE0およびvar_RBE1のための入力の値は十分に大きいので、特定的な衛 星に対しカルマンフィルタにより得られるRBE0およびRBE1における推定さ れたエラー、ならびにvar_RBE0およびvar_RBE1の推定された値は 本質的にその他の衛星により決定される、請求項19に記載のナビゲーション装 置。 21.予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしきい 値を超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項19に記 載のナビゲーシヨン装置。 22.予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしきい 値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えないならばレンジ測定値が選択さ れるというものである、請求項19に記載のナビゲーション装置。 23.予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしきい 値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えず、RBE1が第3のしきい値を超 えないならばレンジ測定値が選択されるというものである、請求項19に記載の ナビゲーション装置。 24.ターゲットとする衛星の測定された量の質は、カルマンフィルタを用いて 衛星慣性ナビゲーション問題を解決することにより決定され、ターゲットとする 衛星の測定された量の変数に対する入力の値は十分に大きいので、ターゲットと する衛星に対する測定された量の推定および測定された量の変数が確実に本質的 にその他の衛星により決定され、ターゲットとする衛星の測定された量の質は、 ターゲットとする衛星の測定された量の推定および測定された量の変数がその他 の衛星によるものに近づく程度分決定される、請求項18に記載のナビゲーショ ン装置。 25.現在の時マイナス予め定められた時から現在の時にわたる期間に測定され た量は、属性の推定の決定に用いられる、請求項18に記載のナビゲーション装 置。 26.属性およびプラットホームの状態の推定はカルマンフィルタプロセスによ り決定され、プラットホームに対するカルマンフィルタのエラー状態は、位置エ ラー、速度エラー、ナビゲーション軸ミスアライメントエラー、ジャイロバイア スエラー、加速度バイアスエラー、気圧の高度バイアスエラー、および気圧高度 バイアスレートエラーからなる1つまたはそれ以上の群を含む、請求項25に記 載のナビゲーション装置。 27.属性およびプラットホームの状態の推定はカルマンフィルタプロセスによ り決定され、衛星システムに対するカルマンフィルタのエラー状態は、受信機の クロックバイアスエラー、受信機のクロックバイアスレートエラー、レンジバイ アスエラー、およびレンジバイアスレートエラーからなる1つまたはそれ以上の 群を含む、請求項25に記載のナビゲーション装置。 28.属性およびプラットホームの状態の推定はカルマンフィルタプロセスによ り決定され、衛星の測定された量に関するカルマンフィルタの解における残差は それらの量の属性である、請求項25に記載のナビゲーション装置。 29.属性およびプラットホームの状態の推定はカルマンフィルタプロセスによ り決定され、第2のサブセットに対し選択される衛星の測定された量は、現在の 時マイナス予め定められた時間間隔での衛星慣性ナビゲーションシステム状態お よびそれに関連するエラー状態の推定のために用いられ、衛星の測定された量の 選択は、予め定められた第1の質レベルを超える属性の推定に基づく、請求項2 5に記載のナビゲーション装置。 30.第2のサブセットに対し選択される衛星の測定された量は、現在の時での 衛星慣性ナビゲーションシステム状態およびそれに関連するエラー状態の推定に 用いられ、衛星の測定された量の選択は、予め定められた第2の質レベルを超え る属性の推定に基づき、カルマンフィルタへの入力は現在の時マイナス予め定め られた時間間隔でのカルマンフィルタの出力であり、第2の質レベルは第1の質 レベルよりも低い、請求項29に記載のナビゲーション装置。 31.カルマンフィルタにより現在の時マイナス予め定められた時間間隔で校正 されている慣性ナビゲーションシステムは、衛星の測定された量の属性の推定が すべて予め定められた第1の質レベルを超えないときに独立して動作する、請求 項29に記載のナビゲーション装置。 32.属性およびプラットホームの状態の推定はカルマンフィルタプロセスによ り決定され、各衛星に対する、現在の時マイナス予め定められた時においてと現 在の時においてとのレンジバイアスエラーの推定の差は、その衛星に関する測定 された量に対する質の属性であり、この差はドリフトレートと呼ばれ、ドリフト レートが低いほど質が高い、請求項25に記載のナビゲーション装置。 33.少なくとも1つの衛星の測定された量の値は予め定められた時間メモリに 保持され、次に廃棄され、予め定められた時間は、衛星の測定された量における 雑音の相関時間よりも長い、請求項25に記載のナビゲーション装置。 34.少なくとも1つの衛星の測定された量の値の重み付けされた和は、Tのデ ルタ時間間隔で計算され、予め定められた時間メモリに保持され、次に廃棄され 、Tは予め定められた整数であり、予め定められた時間は衛星の測定された量に おける雑音の相関時間よりも長い、請求項25に記載のナビゲーション装置。 35.プラットホームの状態を決定するために、外部ソースにより周期的な時間 間隔のデルタ時間で提供される1組の測定された量の第1のサブセットおよび第 2のサブセットを利用する方法であって、測定された量はプラットホームの状態 を決定する上でおそらくは有用であり、ありそうにない、またはあり得ない量だ け変化する測定された量はプラットホームの状態を決定する上でおそらくは有用 でなく、第1のサブセットの要素の数はゼロに等しいかまたはゼロよりも大きい か、1組の測定された量の要素の総数よりも少なく、第1のサブセットに含まれ ない1組の測定された量の要素は予め定められた組の選択ルールに従って第2の サブセットに対する選択を受け、この方法は、 第2のサブセットにおける測定された量を選択するステップと、 プラットホームの状態を決定するステップとを含む方法。 36.第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は1つまたはそれ以 上の属性を有し、1つまたはそれ以上の属性の推定は第2のサブセットの要素の 選択において利用される、請求項35に記載の方法。 37.第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量の1つまたはそれ以 上の属性は、質の尺度であり、質とはプラットホームの状態を正確に推定する上 での測定された量の有用性の尺度である、請求項36に記載の方法。 38.第1の予め定められた組の選択ルールは、現在の時に等しい時マイナス予 め定められた時間間隔よりも前の状態の決定に関し、第2の予め定められた組の 選択ルールは、現在の時マイナス予め定められた時間間隔から現在の時までの状 態の決定に関する、請求項35に記載の方法。 39.状態を決定するステップは、 現在の時マイナス予め定められた時間間隔の前には第1の最小平均2乗誤差プ ロセスによりプラットホームの状態を決定するステップと、 現在の時マイナス予め定められた時間間隔から現在の時は第2の最小平均2乗 誤差プロセスによりプラットホームの状態を決定するステップとを含む、請求項 38に記載の方法。 40.第1の最小平均2乗誤差プロセスは第1のカルマンフィルタプロセスであ り、第2の最小平均2乗誤差プロセスは第2のカルマンフィルタプロセスであり 、 現在の時マイナス予め定められた時間間隔で、第2のカルマンフィルタプロセ スへの入力として第1のカルマンフィルタプロセスにより得られる状態ベクトル および共分散マトリクスを利用するステップを含む、請求項39に記載の方法。 41.属性の推定は外部ソースにより与えられる、請求項36に記載の方法。 42.測定された量から属性の推定を決定するステップをさらに含む、請求項3 6に記載の方法。 43.属性およびプラットホームの状態の推定は、カルマンフィルタプロセスに より決定され、カルマンフィルタの用語を用いると、観測ベクトルは微分観測ベ クトルに置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測 ベクトルは、実際の観測ベクトルと、もし実際のプラットホームの状態が推定さ れた状態と同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態 ベクトルは、実際の状態ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定さ れた状態と同じであれば得られるであろう状態ベクトルとの差であり、プラット ホームの状態を決定するステップは、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することにより平均 微分観測ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分状態ベクトルを平均することにより平均 微分状態ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間時間間隔にわたりt−遷移マトリクスと観測マトリクスとの積 を平均することにより平均観測マトリクスを得るステップとを含み、t−遷移マ トリクスは、微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外挿するマトリクスで あり、Tは1よりも大きな予め定められた整数であり、tは1ないしTの整数で あり、さらに、 T−遷移マトリクスという手段によりTのデルタ時間間隔だけ微分状態ベクト ルを外挿するステップと、 外挿された微分状態ベクトルを平均観測マトリクスという手段により同じ時間 微分観測ベクトルに変換するステップと、 T−遷移マトリクスおよび平均観測マトリクスという手段により関連する共分 散マトリクスおよびフィルタゲインマトリクスを得るステップとを含む、請求項 35または42に記載の方法。 44.平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、お よびT−遷移マトリクスの値をTのデルタ時間間隔で計算するステップと、 計算された値を少なくともKTデルタ時間間隔の間保持するステップとをさら に含み、Kは整数である、請求項43に記載の方法。 45.測定された量は複数の地球の衛星への測定されたレンジであり、第1のサ ブセットにある測定された量はない、請求項35に記載の方法。 46.測定された量の組は、複数の地球の衛星への測定されたレンジ、ならびに 慣性基準システムにより測定されるプラットホームの位置、速度、および加速度 であり、慣性基準システムによる位置、速度、および加速度の測定値は第1のサ ブセットにあり、測定されたレンジは第2のサブセットに対する選択を受ける、 請求項35に記載の方法。 47.第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は1つまたはそれ以 上の属性を有し、1つまたはそれ以上の属性の推定は第2のサブセットの要素の 選択において利用される、請求項45または46に記載の方法。 48.第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量の1つまたはそれ以 上の属性は、質の尺度であり、質はプラットホームの状態を正確に推定する上で の測定された量の有用性の尺度である、請求項47に記載の方法。 49.各衛星へのレンジはレンジバイアスエラーRBEを含み、各衛星に対する 時間の関数としてのRBEの行動は、式(RBE0+RBE1・TIME)により 表わすことができ、RBE0およびRBE1は定数であり、TIMEは時間を示し 、RBE0、s.d.RBE0、およびRBE1は質の属性を構成し、s.d.R BE0はRBE0の標準偏差であり、RBE0、s.d.RBE0、およびRBE1 の大きさが小さいほど、高品質に関連する、請求項48に記載の方法。 50.予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしきい 値を超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項49に記 載の方法。 51.予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしきい 値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えなければレンジ測定値が選択され るというものである、請求項49に記載の方法。 52.予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしきい 値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えず、RBE1が第3のしきい値を超 えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項49に記載の方 法。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 よび慣性基準システム(5)から構成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ナビゲーション装置であって、デジタルプロセッサおよびメモリを含み、 装置が装着されているプラットホームの状態を決定するために、外部ソースによ り周期的な時間間隔のデルタ時間で与えられる1組の測定された量の第1のサブ セットおよび第2のサブセットを利用し、1組の測定された量はプラットホーム の状態を決定する上でおそらくは有用であり、第1のサブセットは1組の測定さ れた量のゼロまたはそれ以上の要素を含み、第1のサブセットに含まれない1組 の測定された量の要素は、予め定められた1組の選択ルールに従って装置による 第2のサブセットに対する選択を受けている、ナビゲーション装置。 2. 第2のサブセットに対する選択を受けている測定された量は1つまたはそ れ以上の属性を有し、装置は第2のサブセットの要素の選択において属性の推定 を利用する、請求項1に記載のナビゲーション装置。 3. 第2のサブセットに対する選択を受けている測定された量の1つまたはそ れ以上の属性は、質の尺度であり、質とはプラットホームの状態を正確に推定す る上での測定された量の有用性の尺度である、請求項2に記載のナビゲーション 装置。 4. 予め定められた選択ルールの第1の組は、現在の時に等しい時、マイナス 予め定められた時間間隔よりも前の状態決定に関連し、予め定められた選択ルー ルの第2の組 は、現在の時マイナス予め定められた時間間隔から現在の時までの状態決定に関 連する、請求項1に記載のナビゲーション装置。 5. プラットホームの状態は最小平均2乗誤差プロセスにより決定される、請 求項1に記載のナビゲーション装置。 6. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタである、請求項5に記載の ナビゲーション装置。 7. カルマンフィルタの用語を用いれば、観測ベクトルは微分観測ベクトルに 置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測ベクトル は、実際の観測ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定した状態と 同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態ベクトルは 、実際の状態ベクトルと、もし実際のプラットホームの状態が推定した状態と同 じであれば得られるであろう状態ベクトルとの差であり、平均微分観測ベクトル は、Tのデルタ時間の時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することにより 得られ、平均微分状態ベクトルは、Tのデルタ時間の時間間隔にわたり微分状態 ベクトルを平均することにより得られ、平均観測マトリクスは、Tのデルタ時間 の時間間隔にわたりt−遷移マトリクスと観測マトリクスとの積を平均すること に得られ、t−遷移マトリクスは微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外 挿するマトリクスであり、Tは1よりも大きい予め定められた整数であり、tは 1ないしTの整数であり、 カルマンフィルタはT−遷移マトリクスという手段によりTデルタ時間間隔だけ 微分状態ベクトルを外挿し、カルマンフィルタは外挿された微分状態ベクトルを 、平均観測マトリクスという手段により同じ時間微分観測ベクトルに変換し、カ ルマンフィルタは、T−遷移マトリクスおよび平均観測マトリクスという手段に より、関連する共分散マトリクスおよびフィルタゲインマトリクスを得る、請求 項6に記載のナビゲーション装置。 8. 平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、お よびT−遷移マトリクスの値は、計算され、少なくともKTデルタ時間間隔の間 メモリに保持され、Kは整数である、請求項7に記載のナビゲーション装置。 9. メモリに保持される計算された値は、プラットホームの状態の決定におい て用いられる、請求項8に記載のナビゲーション装置。 10. プラットホームの状態の推定は、最小平均2乗誤差プロセスにより決定 される、請求項9に記載のナビゲーション装置。 11. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタである、請求項10に記 載のナビゲーション装置。 12. プラットホームの状態は、現在の時マイナス予め定められた時間間隔の 前には、第1の最小平均2乗誤差プロセスにより決定され、現在の時マイナス予 め定められた 時間間隔から現在の時までは第2の最小平均2乗誤差プロセスにより決定される 、請求項4に記載のナビゲーション装置。 13. 第1の最小平均2乗誤差プロセスは第1のカルマンフィルタであり、第 2の最小平均2乗誤差プロセスは第2のカルマンフィルタであり、現在の時マイ ナス予め定められた時間間隔で第1のカルマンフィルタにより得られる状態ベク トルおよび共分散マトリクスは、第2のカルマンフィルタへの入力である、請求 項12に記載のナビゲーション装置。 14. カルマンフィルタの用語を用いると、観測ベクトルは微分観測ベクトル に置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測ベクト ルは、実際の観測ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定した状態 と同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態ベクトル は、実際の状態ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定した状態と 同じであれば得られるであろう状態ベクトルとの差であり、平均微分観測ベクト ルは、Tのデルタ時間の時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することによ り得られ、平均微分状態ベクトルは、Tのデルタ時間の時間間隔にわたり微分状 態ベクトルを平均することにより得られ、平均観測マトリクスは、Tのデルタ時 間の時間間隔にわたりt−遷移マトリクスと観測マトリクスとの積を平均するこ とにより得 られ、t−遷移マトリクスは微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外挿す るマトリクスであり、Tは1よりも大きい予め定められた整数であり、tは1な いしTの整数であり、カルマンフィルタはT−遷移マトリクスという手段により Tのデルタ時間間隔だけ微分状態ベクトルを外挿し、カルマンフィルタは外挿さ れた微分状態ベクトルを、平均観測マトリクスという手段により同じ時間微分観 測ベクトルに変換し、カルマンフィルタは、T−遷移マトリクスおよび平均観測 マトリクスという手段により、関連する共分散マトリクスおよびフィルタゲイン マトリクスを獲得し、第1および第2のカルマンフィルタは計算された同じT− 遷移マトリクスおよび平均観測マトリクスを用いる、請求項13に記載のナビゲ ーション装置。 15. 平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、 およびT−遷移マトリクスの値は計算され、少なくともKTデルタ時間間隔の間 メモリに保持され、Kは整数である、請求項14に記載のナビゲーション装置。 16. メモリに保持される計算された値は、プラットホームの状態の決定に用 いられる、請求項15に記載のナビゲーション装置。 17. プラットホームの状態の推定は、最小平均2乗誤差プロセスにより決定 される、請求項16に記載のナビゲーション装置。 18. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタである、請求項17に記 載のナビゲーション装置。 19. 属性の推定は外部ソースにより提供される、請求項2に記載のナビゲー ション装置。 20. 属性の推定は、測定した量から装置により決定される、請求項2に記載 のナビゲーション装置。 21. 現在の時マイナス予め定められた時から現在の時にわたる期間の測定さ れた量が、属性の推定の決定において用いられる、請求項20に記載のナビゲー ション装置。 22. 属性およびプラットホームの状態の推定は、最小平均2乗誤差プロセス により決定される、請求項20に記載のナビゲーション装置。 23. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタである、請求項22に記 載のナビゲーション装置。 24. カルマンフィルタの用語を用いると、観測ベクトルは微分観測ベクトル に置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測ベクト ルは、実際の観測ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定した状態 と同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態ベクトル は、実際の状態ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定した状態と 同じであれば得られるであろう状態ベクトルとの差であり、平均微分観測ベクト ルは、Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することにより 得られ、平均微分 状態ベクトルは、Tデルタ時間時間間隔にわたり微分状態ベクトルを平均するこ とにより得られ、平均観測マトリクスは、Tのデルタ時間時間間隔にわたりt− 遷移マトリクスと観測マトリクスとの積を平均することにより得られ、t−遷移 マトリクスは、微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外挿するマトリクス であり、Tは1よりも大きな予め定められた整数であり、tは1ないしTの整数 であり、カルマンフィルタは、T−遷移マトリクスという手段により、Tデルタ 時間間隔だけ微分状態ベクトルを外挿し、カルマンフィルタは、外挿された微分 状態ベクトルを、平均観測マトリクスという手段により同じ時間微分観測ベクト ルに変換し、カルマンフィルタは、T−遷移マトリクスおよび平均観測マトリク スという手段により、関連する共分散マトリクスおよびフィルタゲインマトリク スを獲得する、請求項23に記載のナビゲーション装置。 25. 平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、 およびT−遷移マトリクスの値は、計算され、少なくともKTデルタ時間間隔の 間メモリに保持され、Kは整数である、請求項24に記載のナビゲーション装置 。 26. メモリに保持される計算された値は、属性の推定の決定において用いら れる、請求項25に記載のナビゲーション装置。 27. 属性およびプラットホームの状態の推定は、最小 平均2乗誤差プロセスにより決定される、請求項26に記載のナビゲーション装 置。 28. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタである、請求項27に記 載のナビゲーション装置。 29. 第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は、複数の地球の 衛星への測定されたレンジである、請求項1に記載のナビゲーション装置。 30. 測定された量は1つまたはそれ以上の属性を有し、装置は第2のサブセ ットの要素の選択において1つまたはそれ以上の属性の推定を利用する、請求項 29に記載のナビゲーション装置。 31. 測定された量の1つまたはそれ以上の属性は、質の尺度であり、質とは プラットホームの状態を正確に推定する上での測定された量の有用性の尺度であ る、請求項30に記載のナビゲーション装置。 32. 各衛星へのレンジはレンジバイアスエラーRBEを含み、各衛星に対す るRBEの時間の関数としての行動は、式[RBE0+RBE1・(TIME−T IME0)]で表わすことができ、TIMEは時間を示し、RBE0およびRBE1 はそれぞれ、TIME0に等しいTIMEでの、RBEおよびRBEの時間の変 化率に等しく、RBE0、var_RBE0、RBE1、およびvar_RBE1は 質の属性を構成し、var_RBE0およびvar_RBE1はそれぞれRBE0 およびRBE1の変数であ り、RBE0、var_RBE0、RBE1、およびvar_RBE1の大きさが小 いほど、高品質に関連する、請求項31に記載のナビゲーション装置。 33. 予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしき い値を超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項32に 記載のナビゲーション装置。 34. 予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えなければレンジ測定値が選択さ れるというものである、請求項32に記載のナビゲーション装置。 35. 予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えず、RBE1が第3のしきい値を 超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項32に記載の ナビゲーション装置。 36. 測定された量の組は、少なくとも1つの衛星の測定された量および第2 のソースからの少なくとも1つの測定された量を含み、衛星の測定された量は、 複数の地球の衛星に対するレンジおよびレンジレートを含み、時間の関数として の衛星の測定された量は、周波数の関数である雑音スペクトルの密度に関連し、 第2のソースの測定された量は、プラットホームの位置、速度、および加速度を 含み、時間の関数としての第2のソースの測定された量は、周波 数の関数である雑音スペクトルの密度に関連し、衛星の測定された量に対する雑 音スペクトル密度は、高周波で第2のソースの測定された量に対するものよりも 大きく、衛星の測定された量に対する雑音スペクトル密度は、低周波で第2のソ ースの測定された量に対するものよりも小さく、測定された量の組に含まれる第 2のソースの測定された量は第1のサブセットにあり、測定された量の組に含ま れる衛星の測定された量は、第2のサブセットに対する選択を受ける、請求項1 に記載のナビゲーション装置。 37. 測定された量の組は、少なくとも1つの衛星の特定された量および少な くとも1つの慣性基準システムの測定された量を含み、衛星の測定された量は複 数の地球の衛星に対するレンジおよびレンジレートを含み、慣性基準システムの 測定された量は、慣性基準システムの位置、速度および加速度を含み、測定され た量の組に含まれる慣性基準システムの測定された量は第1のサブセットにあり 、測定された量の組に含まれる衛星の測定された量は第2のサブセットに対する 選択を受ける、請求項1に記載のナビゲーション装置。 38. 第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は1つまたはそれ 以上の属性を有し、装置は第2のサブセットの要素の選択において1つまたはそ れ以上の属性の推定を利用する、請求項37に記載のナビゲーション装置。 39. 第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量の1つまたはそれ 以上の属性は質の尺度であり、質はプラットホームの状態を正確に推定する上で の測定された量の有用性の尺度である、請求項38に記載のナビゲーション装置 。 40. 各衛星へのレンジはレンジバイアスエラーRBEを含み、各衛星に対す る時間の関数としてのRBEの行動は式[RBE0+RBE1・(TIME−TI ME0)]で表わすことができ、TIMEは時間を示し、RBE0およびRBE1 はそれぞれ、TIME0に等しいTIMEでのRBEおよびRBEの時間変化率 に等しく、RBE0、var_RBE0、RBE1、およびvar_RBE1という 量は質の属性を構成し、var_RBE0およびvar_RBE1はそれぞれ、R BE0およびRBE1の変数であり、RBE0、var_RBE0、RBE1、およ びvar_RBE1の大きさがより小さければ、より高品質に関連する、請求項 39に記載のナビゲーション装置。 41. 特定的な衛星に対する量RBE0、var_RBE0、RBE1、および var_RBE1は、カルマンフィルタでナビゲーションの問題を解決すること により決定され、カルマンフィルタに与えられる特定的な衛星に対するvar_ RBE0およびvar_RBE1のための入力の値は十分に大きいので、特定的な 衛星に対しカルマンフィルタにより得られるRBE0およびRBE1における推 定されたエラー、ならびにvar_RBE0およびvar_RBE1の推定された 値は本質的にその他の衛星により決定される、請求項40に記載のナビゲーショ ン装置。 42. 予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしき い値を超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項40に 記載のナビゲーション装置。 43. 予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えないならばレンジ測定値が選択 されるというものである、請求項40に記載のナビゲーション装置。 44. 予め定められた組の選択ルールは、もしvar_RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えず、RBE1が第3のしきい値を 超えないならばレンジ測定値が選択されるというものである、請求項40に記載 のナビゲーション装置。 45. ターゲットとする衛星の測定された量の質は、カルマンフィルタを用い て衛星慣性ナビゲーション問題を解決することにより決定され、ターゲットとす る衛星の測定された量の変数に対する入力の値は十分に大きいので、ターゲット とする衛星に対する測定された量の推定および測定された量の変数が確実に本質 的にその他の衛星により決定され、ターゲットとする衛星の測定された量の質は 、ターゲットとする衛星の測定された量の推定および測定され た量の変数がその他の衛星によるものに近づく程度分決定される、請求項39に 記載のナビゲーション装置。 46. 現在の時マイナス予め定められた時から現在の時にわたる期間に測定さ れた量は、属性の推定の決定に用いられる、請求項39に記載のナビゲーション 装置。 47. 属性およびプラットホームの状態の推定は、最小平均2乗誤差プロセス により決定される、請求項46に記載のナビゲーション装置。 48. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタプロセスである、請求項 47に記載のナビゲーション装置。 49. プラットホームに対するカルマンフィルタのエラー状態は、位置エラー 、速度エラー、ナビゲーション軸ミスアライメントエラー、ジャイロバイアスエ ラー、加速度バイアスエラー、気圧の高度バイアスエラー、および気圧高度バイ アスレートエラーからなる1つまたはそれ以上の群を含む、請求項48に記載の ナビゲーション装置。 50. 衛星システムに対するカルマンフィルタのエラー状態は、受信機のクロ ックバイアスエラー、受信機のクロックバイアスレートエラー、レンジバイアス エラー、およびレンジバイアスレートエラーからなる1つまたはそれ以上の群を 含む、請求項48に記載のナビゲーション装置。 51. 衛星の測定された量に関するカルマンフィルタの解における残差はそれ らの量の属性である、請求項48に記載のナビゲーション装置。 52. 第2のサブセットに対し選択される衛星の測定された量は、現在の時マ イナス予め定められた時間間隔での衛星慣性ナビゲーションシステム状態および それに関連するエラー状態の推定のために用いられ、衛星の測定された量の選択 は、予め定められた第1の質レベルを超える属性の推定に基づく、請求項48に 記載のナビゲーション装置。 53. 第2のサブセットに対し選択される衛星の測定された量は、現在の時で の衛星慣性ナビゲーションシステム状態およびそれに関連するエラー状態の推定 に用いられ、衛星の測定された量の選択は、予め定められた第2の質レベルを超 える属性の推定に基づき、カルマンフィルタへの入力は現在の時マイナス予め定 められた時間間隔でのカルマンフィルタの出力であり、第2の質レベルは第1の 質レベルよりも低い、請求項52に記載のナビゲーション装置。 54. カルマンフィルタにより現在の時マイナス予め定められた時間間隔で校 正されている慣性ナビゲーションシステムは、衛星の測定された量の属性の推定 がすべて予め定められた第1の質レベルを超えないときに独立して動作する、請 求項52に記載のナビゲーション装置。 55. 各衛星に対する、現在の時マイナス予め定められた時においてと現在の 時においてのレンジバイアスエラーの推定の差は、その衛星に関する測定された 量に対する質の属性であり、この差はドリフトレートと呼ばれ、ドリフトレート が低いほど質が高い、請求項48に記載のナビゲ ーション装置。 56. 少なくとも1つの衛星の測定された量の値は予め定められた時間メモリ に保持され、次に廃棄され、予め定められた時間は、衛星の測定された量におけ る雑音の相関時間よりも長い、請求項46に記載のナビゲーション装置。 57. 少なくとも1つの衛星の測定された量の値の重み付けされた和は、Tの デルタ時間間隔で計算され、予め定められた時間メモリに保持され、次に廃棄さ れ、Tは予め定められた整数であり、予め定められた時間は衛星の測定された量 における雑音の相関時間よりも長い、請求項46に記載のナビゲーション装置。 58. プラットホームの状態を決定するために、外部ソースにより周期的な時 間間隔のデルタ時間で提供される1組の測定された量の第1のサブセットおよび 第2のサブセットを利用する方法であって、測定された量はプラットホームの状 態を決定する上でおそらくは有用であり、第1のサブセットはゼロまたはそれ以 上の測定された量を含み、第1のサブセットに含まれない測定された量は、予め 定められた組の選択ルールに従って装置により第2のサブセットに対する選択を 受け、この方法は、 第2のサブセットにおける測定された量を選択するステップと、 プラットホームの状態を決定するステップとを含む方法。 59. 第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は1つまたはそれ 以上の属性を有し、1つまたはそれ以上の属性の推定は第2のサブセットの要素 の選択において利用される、請求項58に記載の方法。 60. 第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量の1つまたはそれ 以上の属性は、質の尺度であり、質とはプラットホームの状態を正確に推定する 上での測定された量の有用性の尺度である、請求項59に記載の方法。 61. 第1の予め定められた組の選択ルールは、現在の時に等しい時マイナス 予め定められた時間間隔よりも前の状態の決定に関し、第2の予め定められた組 の選択ルールは、現在の時マイナス予め定められた時間間隔から現在の時までの 状態の決定に関する、請求項58に記載の方法。 62. プラットホームの状態は最小平均2乗誤差プロセスにより決定される、 請求項58に記載の方法。 63. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタプロセスである、請求項 62に記載の方法。 64. カルマンフィルタの用語を用いると、観測ベクトルは微分観測ベクトル に置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測ベクト ルは、実際の観測ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定された状 態と同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態ベクト ルは、実際の状態ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定された状 態と 同じであれば得られるであろう状態ベクトルとの差であり、プラットホームの状 態を決定するステップは、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することにより平均 微分観測ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分状態ベクトルを平均することにより平均 微分状態ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間時間間隔にわたりt−遷移マトリクスと観測マトリクスとの積 を平均することにより平均観測マトリクスを得るステップとを含み、t−遷移マ トリクスは微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外挿するマトリクスであ り、Tは1よりも大きな予め定められた整数であり、tは1ないしTの整数であ り、さらに、 T−遷移マトリクスという手段によりTデルタ時間間隔だけ微分状態ベクトル を外挿するステップと、 平均観測マトリクスにより、外挿された微分状態ベクトルを同じ時間微分観測 ベクトルに変換するステップと、 T−遷移マトリクスおよび平均観測マトリクスという手段により、関連する共 分散マトリクスおよびフィルタゲインマトリクスを得るステップとを含む、請求 項63に記載の方法。 65. 平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、 およびT−遷移マトリクスの値を、Tのデルタ時間間隔で計算するステップと、 少なくともKTデルタ時間間隔の間計算された値を保持 するステップとを含み、Kは整数である、請求項64に記載の方法。 66. 状態を決定するステップは、 現在の時マイナス予め定められた時間間隔の前には第1の最小平均2乗誤差プ ロセスによりプラットホームの状態を決定するステップと、 現在の時マイナス予め定められた時間間隔から現在の時は第2の最小平均2乗 誤差プロセスによりプラットホームの状態を決定するステップとを含む、請求項 61に記載の方法。 67. 第1の最小平均2乗誤差プロセスは第1のカルマンフィルタプロセスで あり、第2の最小平均2乗誤差プロセスは第2のカルマンフィルタプロセスであ り、 現在の時マイナス予め定められた時間間隔で、第2のカルマンフィルタプロセ スへの入力として第1のカルマンフィルタプロセスにより得られる状態ベクトル および共分散マトリクスを利用するステップを含む、請求項66に記載の方法。 68. カルマンフィルタの用語を用いると、観測ベクトルは微分観測ベクトル に置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測ベクト ルは、実際の観測ベクトルと、もし実際のプラットホームの状態が推定された状 態と同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態ベクト ルは、実際の状態ベクトル と、もしプラットホームの実際の状態が推定された状態と同じであれば得られる であろう状態ベクトルとの差であり、プラットホームの状態を決定するステップ は、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することにより平均 微分観測ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分状態ベクトルを平均することにより平均 微分状態ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間間隔にわたりt−遷移マトリクスと観測マトリクスとの積を平 均することにより平均観測マトリクスを得るステップとを含み、t−遷移マトリ クスは微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外挿するマトリクスであり、 Tは1よりも大きな予め定められた整数であり、tは1ないしTの整数であり、 さらに、 T−遷移マトリクスという手段によりTのデルタ時間間隔だけ微分状態ベクト ルを外挿するステップと、 外挿された微分状態ベクトルを、平均観測マトリクスという手段により同じ時 間微分観測ベクトルに変換するステップと、 T−遷移マトリクスおよび平均観測マトリクスという手段により、関連する共 分散マトリクスおよびフィルタゲインマトリクスを得るステップとを含む、請求 項63に記載の方法。 69. 平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、 およびT−遷移マトリクスの値をT のデルタ時間間隔で計算するステップと、 少なくともKTデルタ時間間隔の間計算された値を保持するステップとをさら に含み、Kは整数である、請求項68に記載の方法。 70. 属性の推定は外部ソースにより与えられる、請求項59に記載の方法。 71. 測定された量から属性の推定を決定するステップをさらに含む、請求項 59に記載の方法。 72. 属性およびプラットホームの状態の推定は、最小平均2乗誤差プロセス により決定される、請求項71に記載の方法。 73. 最小平均2乗誤差プロセスはカルマンフィルタプロセスである、請求項 72に記載の方法。 74. カルマンフィルタの用語を用いると、観測ベクトルは微分観測ベクトル に置換えられ、状態ベクトルは微分状態ベクトルに置換えられ、微分観測ベクト ルは、実際の観測ベクトルと、もし実際のプラットホームの状態が推定された状 態と同じであれば得られるであろう観測ベクトルとの差であり、微分状態ベクト ルは、実際の状態ベクトルと、もしプラットホームの実際の状態が推定された状 態と同じであれば得られるであろう状態ベクトルとの差であり、プラットホーム の状態を決定するステップは、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分観測ベクトルを平均することにより平均 微分観測ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間時間間隔にわたり微分状態ベクトルを平均することにより平均 微分状態ベクトルを得るステップと、 Tのデルタ時間時間間隔にわたりt−遷移マトリクスと観測マトリクスとの積 を平均することにより平均観測マトリクスを得るステップとを含み、t−遷移マ トリクスは、微分状態ベクトルtをデルタ時間間隔未来に外挿するマトリクスで あり、Tは1よりも大きな予め定められた整数であり、tは1ないしTの整数で あり、さらに、 T−遷移マトリクスという手段によりTのデルタ時間間隔だけ微分状態ベクト ルを外挿するステップと、 外挿された微分状態ベクトルを平均観測マトリクスにより同じ時間微分観測ベ クトルに変換するステップと、 T−遷移マトリクスおよび平均観測マトリクスという手段により関連する共分 散マトリクスおよびフィルタゲインマトリクスを得るステップとを含む、請求項 73に記載の方法。 75. 平均微分状態ベクトル、平均微分観測ベクトル、平均観測マトリクス、 およびT−遷移マトリクスの値をTのデルタ時間間隔で計算するステップと、 計算された値を少なくともKTデルタ時間間隔の間保持するステップとをさら に含み、Kは整数である、請求項74に記載の方法。 76. 測定された量は複数の地球の衛星への測定されたレンジであり、第1の サブセットにある測定された量はな い、請求項58に記載の方法。 77. 測定された量は1つまたはそれ以上の属性を有し、1つまたはそれ以上 の属性の推定は第2のサブセットの要素の選択にあたり利用される、請求項76 に記載の方法。 78. 測定された量の1つまたはそれ以上の属性は質の尺度であり、質とはプ ラットホームの状態を正確に推定する上での測定された量の有用性の尺度である 、請求項77に記載の方法。 79. 各衛星へのレンジはレンジバイアスエラーRBEを含み、各衛星に対す る時間の関数としてのRBEの行動は、式(RBE0+RBE1・TIME)で表 すことができ、RBE0およびRBE1は定数であり、TIMEは時間を示し、R BE0、s.d.RBE0、およびRBE1は質の属性を構成し、s.d.RBE0 はRBE0の標準的な偏差であり、RBE0、s.d.RBE0、およびRBE1の 大きさが小さいほど、高品質に関連する、請求項78に記載の方法。 80. 予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしき い値を超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項79に 記載の方法。 81. 予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えなければレンジ測定値が選択さ れるというものである、請求項79に記載の方法。 82. 予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えず、RBE1が第3のしきい値を 超えないならばレンジ測定値が選択されるというものである、請求項79に記載 の方法。 83. 測定された量の組は、複数の地球の衛星への測定されたレンジ、ならび に慣性基準システムにより測定されるプラットホームの位置、速度、および加速 度であり、慣性基準システムによる位置、速度、および加速度の測定値は第1の サブセットにあり、測定されたレンジは第2のサブセットに対する選択を受ける 、請求項58に記載の方法。 84. 第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量は1つまたはそれ 以上の属性を有し、1つまたはそれ以上の属性の推定は第2のサブセットの要素 の選択において利用される、請求項83に記載の方法。 85. 第2のサブセットに対する選択を受ける測定された量の1つまたはそれ 以上の属性は、質の尺度であり、質はプラットホームの状態を正確に推定する上 での測定された量の有用性の尺度である、請求項84に記載の方法。 86. 各衛星へのレンジはレンジバイアスエラーRBEを含み、各衛星に対す る時間の関数としてのRBEの行動は、式(RBE0+RBE1・TIME)によ り表わすことができ、RBE0およびRBE1は定数であり、TIMEは時間を示 し、RBE0、s.d.RBE0、およびR BE1は質の属性を構成し、s.d.RBE0はRBE0の標準的な偏差であり、 RBE0、s.d.RBE0、およびRBE1の大きさが小さいほど、高品質に関 連する、請求項85に記載の方法。 87. 予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしき い値を超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項86に 記載の方法。 88. 予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えなければレンジ測定値が選択さ れるというものである、請求項86に記載の方法。 89. 予め定められた組の選択ルールは、もしs.d.RBE0が第1のしき い値を超えず、RBE0が第2のしきい値を超えず、RBE1が第3のしきい値を 超えなければレンジ測定値が選択されるというものである、請求項86に記載の 方法。 90. 請求項58の方法を実行するための装置。 91. 請求項59の方法を実行するための装置。 92. 請求項60の方法を実行するための装置。 93. 請求項71の方法を実行するための装置。
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