JPH09507721A - 文字認識機構 - Google Patents

文字認識機構

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JPH09507721A JP7523233A JP52323395A JPH09507721A JP H09507721 A JPH09507721 A JP H09507721A JP 7523233 A JP7523233 A JP 7523233A JP 52323395 A JP52323395 A JP 52323395A JP H09507721 A JPH09507721 A JP H09507721A
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Abstract

(57)【要約】 文書(20)上に書かれた文字を認識する装置および方法である。この装置は、少なくとも2つの文字認識機構(30、40)と、文字認識機構(30、40)によって認識されたサンプルを評価する規則が入った規則のデータベース(110)を使用して文字認識機構(30、40)の結果を評価する評価装置(50)と、文字認識機構(30、40)によって認識された各サンプルの信頼レベルを算出する計算装置(50)と、算出された信頼レベルを記憶するサンプル・ベクトル・メモリ部(120)とを有する。この信頼レベルは、評価手段(50)が評価の結果を向上させるために使用する。文書(20)上に書かれた文字を認識するプロセスは、書かれた文字を少なくとも2つの文字認識機構(30、40)を使用して認識し、信頼値を提供する第1のステップ(200)と、書かれた文字の信頼レベルを判断する第2のステップ(210)と、異なる文字認識機構の結果の一致を検査する第3のステップ(220、230、240)と、信頼レベルおよび一致を使用して規則を評価する第4のステップ(250)と、文字認識プロセスの総合結果を提供する第5のステップ(270)とを含む。第3図を本要約書とともに公告するために提示する。

Description

【発明の詳細な説明】 文字認識機構 本発明は、少なくとも2つの文字認識機構と、文字認識機構によって認識され たサンプルを評価する規則のデータベースを使用して文字認識機構の結果を評価 する評価装置とを備える、文書における文字を認識する装置に関する。本発明は 、前記装置を使用する文字認識のプロセスにも関する。 文字サンプルまたは書かれた記号の認識は、最近のビジネスの世界でますます 重要な作業になっている。特に銀行業務分野およびその他の金融業務では、送金 依頼書、小切手用紙、およびその他の文書を手動入力を用いずに読み取るために 、文字認識機構を備えたデータ処理システムが使用されている。 ドイツ連邦共和国では、特に、市販されている2つの文字または筆跡認識方法 が知られている。コンピュータ・ゲゼルシャフト・コンスタンツGmbH(CG K)社のプロセスが、「CSL 2610」という型式番号で市販されている。 AEGエレクトロコムGmbHエアケヌングスジュステーメ社は、「ポリフォー ム」文字認識ソフトウェアを開発している。このソフトウェアは、AEGの読取 り装置およびその他の会社の装置で使用される。 上記の2つの方法は、異なる文字認識アルゴリズムに基づいており、したがっ て互いに「直交する」と言うことができ る。この使用アルゴリズムの相違により、この2つの方法は同じテキストについ て異なる結果を出すことになる。手書きテキストの文字は非常に素早く不明瞭に 書かれることが多いため、この結果の差は特に手書きテキストの場合に顕著であ る。 文字認識の信頼性を向上させるために、いくつかの文字認識機構による同じ文 字の読取り結果がアービトレーション機構に供給される、いわゆる「マルチボー ティング」によって検査が行われてきた。現在使用されているアービトレーショ ン機構は、結果を比較し、以下の規則に従って文字認識プロセスの総合結果を選 択することが多い。 1)すべての文字認識機構が同じ結果になる場合、その結果は問題にはならない 。すなわち、任意の所望の文字認識機構から総合結果が選択される。 2)その文字認識機構も満足な結果を出さない場合、総合結果は「拒否」される (認識不能である)。 3)すべての文字認識機構の結果が同じで、そのうちの少なくとも1つは一定の しきい値(たとえば50%)を超える信頼値を有する場合、最も信頼性の高い値 が総合結果として選択される。 4)すべての文字認識機構の結果が等しくない場合、総合結果は「拒否」される (認識不能である)。 この「マルチボーティング」方法は、従来の方法と比較して文字認識プロセス の信頼性をわずかしか向上させない。し かし、それぞれの機構が異なる認識アルゴリズムを使用する少なくとも2つの文 字認識機構を必要とする。これは、ライセンス料の点でかなり高くつき、費用/ 利益関係が疑わしい。 したがって、本発明の目的はいくつかの文字認識機構を使用して多くの利益を 引き出す、改良された文字認識方法を開発することである。 上記の目的は、本発明によって、動作条件において評価手段が信頼度を入手す ることができる、文字認識機構に認識される各サンプルの信頼レベルを計算する 計算手段と、信頼レベルを記憶するサンプル・ベクトル・メモリ構成要素とを使 用して達成される。算出された信頼度、「ファジィ論理」の原理、または不確定 数量の教示を、複数の文字認識機構の結果を評価するために使用する。周知の従 来の「マルチボーティング」方法と比較して本発明の教示による文字認識方法の 信頼性が57%向上することが、シミュレーションによってわかった。 本発明の他の実施例では、この装置は規則の結果とそれらの規則が満たされた 程度を記憶する充足度テーブルを含む。この充足度は、文字認識プロセスの結果 を最も高い満足度で表す規則の結果を選択するために使用する。最も充足度の高 い規則の結果を確定するために、充足度テーブルを探索する出力手段を使用する 。 上記の目的は、さらに文書上の記号を認識するプロセスによって達成される。 このプロセスは、 少なくとも2つの文字認識機構を使用して書かれた文字を認識し、信頼値を出 す第1のステップと、 文字の信頼レベルを判断する第2のステップと、 異なる文字認識機構の結果の一致を検査する第3のステップと、 信頼度および一致を使用して規則を評価する第4のステップと、 文字認識プロセスの総合結果を出す第5のステップとを含む。 本発明の好ましい実施例では、このプロセスは本発明による装置を使用する。 しかし、他の装置を使用することもできる。 本発明の他の実施例では、第4のステップにおいて各規則の充足度を計算し、 第5のステップにおいて最も充足度の高い規則の結果が総合結果として提供され る。規則の充足度は、規則の評価に使用される値の最低の信頼レベルである。 このプロセスを使用する際には、各文字認識機構による最も信頼性の高い結果 のみが採用される。しかし、相応により低い信頼値を使用する認識代替方法を使 用することも可能であろう。 第1図は、本発明による装置の図である。 第2図は、本発明による装置のメモリを示す図である。 第3図は、本発明によるプロセスのフロー・チャートであ る。 第4図は、文字認識機構によって得られる信頼値から整合値を計算する様子を 示す図である。 第5図は、認識する文字サンプルの例を示す図である。 第6A図は、充足度の計算を示す図表である。 第6B図は、算出された充足度の例を示す図である。 第1図に、本発明による装置10を示す。スキャン装置15上に文書20を置 く。この文書20は為替用紙、白地小切手、借方記入書、またはその他の書類で ある。文書20には、装置10によって認識する必要がある手書き文字または文 字サンプルが記載されている。 装置10は、文書20を、文字認識機構30、40に供給する電子画像に変換 する光学式スキャン機構70を含む。 装置10は、第1の文字認識機構30と第2の文字認識機構40も含む。第1 および第2の文字認識機構30および40は、それぞれ異なる文字認識アルゴリ ズムを使用する2つの異なる文字認識機構であることが好ましい。しかし、所望 の数だけあってもよい。第1の文字認識機構30は、たとえばAEGによって開 発されたアルゴリズムを使用し、第2の文字認識機構40は、コンピュータ・ゲ ゼルシャフト・コンスタンツ社によって開発されたアルゴリズムを使用すること ができる。 文字認識機構30、40は、それぞれの結果を信号線35、 45を使用してプロセッサ50に送る。プロセッサ50は、2つの文字認識機構 30、40の結果を処理して、文書20に書かれたテキストをデコードし、デコ ードされたテキストをメモリ60の一部に記憶する。 メモリ60は、第2図に示すような2つの異なる部分に分割されている。文字 認識機構30、40の結果はすべて、まず文字サンプル記憶部100に記憶され る。本発明によるプロセスに使用される規則は、規則データベース110に記憶 されている。認識された文字の信頼レベルに関するデータがサンプル・ベクトル 記憶部120に格納される。規則結果記憶部125には、規則データベース11 0を使用したサンプル・ベクトルの評価結果が記憶される。充足度テーブル13 5に、規則の充足度が記憶される。最終結果記憶部130に、文字認識プロセス の結果が、たとえばASCIIコードまたはその他の機械可読記号の形式などの コード化形式で記憶される。 第3図に、本発明による文字認識プロセスの流れ図を示す。ステップ200で 、文書20上のテキストが1文字ずつ認識される。すなわち、文字認識機構30 、40が文書20上の各文字サンプルを調べる。各文字サンプルについて、文字 認識機構30、40は、認識された記号だけでなく認識された各文字の信頼値も プロセッサ50に供給する。これらの文字とその信頼値は、文字サンプル・メモ リ部100に格納される。 文書上の各別々のサンプルについて、文字認識機構30、40は、個々の文字 サンプルについて可能性のあるいくつかの選択可能記号を、対応する信頼値と共 に出力する。本発明の好ましい実施例では、最高の信頼値を持つ候補文字だけが 取り出されて、文字サンプル記憶部100に格納される。本発明により、他の候 補記号も同様に格納し処理することができる。 第5図に示す例を、ステップ200の例として使用する。人間の目には、この 文字サンプルは、明らかに「M」という文字に見える。しかし、文字認識機構3 0、40はこの文字サンプルにおいていくつかの候補文字を認識する。したがっ て、このサンプルの可能性のあるすべての異形が、それに対応する信頼値と共に プロセッサ50に供給される。それぞれの文字認識機構30、40は異なるアル ゴリズムに従って機能するため、認識された文字について異なる信頼値が生成さ れる。 文字認識機構30、40のうちの一方が第2図の文字サンプルで文字「M」( 信頼値:80%)または文字「N」(信頼値:50%)を認識する。文字認識機 構30、40のうちの他方は、文字「M」(信頼値:60%)と「N」(信頼値 50%)だけでなく、文字「*」(信頼値:30%)も認識する。本発明の好ま しい実施例は、最高の信頼値を持つ認識された記号のみをさらに処理するため、 文字「M」と信頼値60%または50%だけが文字サンプル記憶部100に読み 込まれる。 第3図のステップ210で、信頼値に信頼レベルと整合値が割り振られ、特定 の値範囲内に入るすべての信頼値が、同じ信頼レベルを獲得するが、整合値は異 なる。各信頼値には、少なくとも1つの信頼レベルが割り当てられる。好ましい 実施例では、6段階の信頼レベルが定義されている。これらの信頼レベルとそれ に関連する信頼値を表1に示す。 信頼値に対する整合値の比と、信頼レベルを第4図に示す。上記の表から、7 0%という値は2つの信頼レベルに入るため、70%の信頼値は信頼レベルHお よびMHに関連することがわかる。第4図に、両方の信頼レベルの整合の値が示 されている。信頼レベルMHの場合、信頼値70%は整合値0. 25を有し、信頼レベルHの場合、信頼値70%は整合値0.65を有する。こ れらの整合値はサンプル・ベクトルの形でサンプル・ベクトル・メモリ部120 に格納される。上記の例では、70%の信頼値を持つ認識された文字サンプルは 以下の形式のベクトルを有する。 (0;0;0;0.25;0.65;0;) 信頼値が90%を超えるかまたは10%未満の場合、値1.0の整合には信頼 レベル(VHまたはVL)が割り当てられる。サンプル・ベクトルは、以下の形 式を有することになる。 (0;0;0;0;0;1)または(1;0;0;0;0;0) 信頼レベルと整合値と信頼値との間の関係は、文字認識システムのユーザによ って設定され、文字認識プロセスの結果を改善するために経験に従って変更する ことができる。整合値を決定するために、たとえば、第4図に示す三角形のグラ フの代わりに、ガウス分布の形の曲線を設定することができる。また、信頼レベ ルを定義するための信頼値範囲の広さを変更することもできる。 他の入力値である、プロセッサ50のいわゆる「認識出力値」すなわち「Re coOut」値が、文字認識機構30、 40の結果から得られる(ステップ220)。2つの文字認識機構30、40の 認識結果が一致する場合、出力認識値(RecoOut)が値1に設定される( ステップ230)。認識結果が一致しない場合、認識出力値(RecoOut) は値0に設定される(ステップ240)。したがって、3つのいわゆる「ファジ ィ集合」(不確かな数量)が得られ、本発明によるプロセスの入力値として使用 される。この3つの数量は、以下の通りである。 i)認識機構1の信頼レベル(変数「Conf1」と呼ぶ) ii)認識機構2の信頼レベル(変数「Conf2」と呼ぶ) iii)認識機構の一致/不一致(変数「RecoOut」と呼ぶ) 本発明による方法の決定基準は、規則データベース110に格納されている規 則によって補完される。これらの規則は、文字認識システム10のプログラマに よって作成され、経験に照らして修正してプロセスの結果を改善することができ る。 本発明の好ましい実施例では、60を超える規則が規則データベース110に 記憶される。規則の構造を明確にするために、表2に例として9つの規則を示す 。 各規則の結果は変数「vote」で、これは「reco1」、「reco2」 、または「reject」のうちの1つをとることができる。値「reco1」 は、この規則の結果に従って第1の文字認識機構30が最も受容できる認識済み 記号を出力することを示す。値「reco2」は、この規則の結果に従って第2 の文字認識機構40が最も受容できる認識済み記号を出力することを示す。値「 reject」は、この規則の結果に従って2つの文字認識機構30、40のい ずれも受容可能な認識済み記号を出力しないことを示す。 ステップ250で、データベース110の規則を使用して入力値Conf1、 Conf2、RecoOutが評価される。これらの入力値は、前述のサンプル ・ベクトル・メモリ部120で前にサンプル・ベクトルの形で表したものである 。この評価はプロセッサ50で行われ、その結果、すなわち変数「vote」は 、規則結果メモリ部125に読み込まれる。 以下では、規則a)およびi)をこの評価プロセスの例として使用する。規則 a)は、両方の文字認識機構30、40が同じ文字を認識する(すなわちRec oOutが1である)ことを条件として、第1の文字認識機構30の結果の信頼 限度が非常に低い(VL)(すなわち信頼値が30%未満。第4図参照。)であ って、文字認識機構40の信頼限度が非常に高い(VH)(すなわち信頼値が7 5%を超える。図4参照。)場合、変数「vote」は値「reco2」を取る と表明している。 規則i)は、両方の文字認識機構30、40が同じ文字を認識する(すなわち RecoOutが1である)場合であっても、第1の文字認識機構30の結果の 信頼限度が非常に低い(VL)(すなわち信頼値が30%未満。第4図参照)で あって、第2の文字認識機構40の信頼限度が低い(L)(すなわち信頼値が1 5%と45%の間である。第4図参照。)場合、変数「vote」は値「Rej ect」を取ると表明している。 ステップ260で、いわゆる推論方法を用いて各規則の充足度を計算する。様 々な推論方法が知られており、H.-H.Boethe著「Fuzzy Vote」(Springer Verla g,Berlin,1993)に記載されている。好ましい実施例では、いわゆるマックス ミン推論方法を選択する。 この方法によると、ステップ210で算出された入力変数Conf1およびC onf2の整合値を使用して、規則の充足度(または重み)を計算する。この規 則の充足度は、2つの整合値のうちの低い方をとる。変数Conf1の整合値が 0.25で変数Conf2の整合値が0.75であるとすると、この2つの整合 値を使用する規則の充足度は、0.25となる。メモリ60内の充足度テーブル 135に、各規則の充足度を各規則の結果と共に格納する。 ステップ270で、文字認識プロセスの総合結果を計算する。充足度テーブル 135に格納されている充足度値と規則の結果がプロセッサ50によって照会さ れ、規則出力変数v oteの3つの可能な値、すなわち値「Reject」、「Reco1」、およ び「Reco2」のそれぞれについて、最低充足度が選択される。 したがって、すべての値「Reco1」、「Reco2」、「Reject」 に充足度が割り振られる。これらの充足度のうちの1つが他の2つの充足度より もかなり大きいことがわかる。充足度の高い値がこの文字認識プロセスの総合結 果として選択される。総合結果が「Reco1」の場合は、第1の文字認識機構 30の手書き文字認識が最も信頼性が高いということを意味する。総合結果が「 Reco2」の場合、第2の文字認識機構40の手書き文字認識が最も信頼性が 高いということを意味する。総合結果が「Reject」の場合、文字認識機構 30、40のいずれも文字認識について信頼性のある結果を出すことができない ことを意味する。 この総合結果は第6A図に図示されている。変数「vote」は3つの値「R eco1」、「Reco2」、または「Reject」をとることができ、この 3つの値のそれぞれに、0から1.0までの値をとることができる充足度(Y軸 )が割り当てられる。第6B図に、規則データベース110を走査して各値の最 低充足度を計算した後の結果を示す。この場合、値「Reco1」と「Reco 2」は充足度が低いため、図に現れない。値「Reject」の充足度は他より もかなり高く、したがってこの新規の文字認識プロセス「ファジィ・ボート」の 総合結果は「Reject」であり、 すなわち、認識された記号のいずれも信頼性がない。 シミュレーションによって、周知のプロセスより優れたこの新規の「ファジィ ・ボート」文字認識システムの利点を示すことができる。表3に、このシミュレ ーションの結果を示す。 このシミュレーションは、2つの事例について行った。第1の事例では、第1 と第2の文字認識機構30、40の結果は同じ、すなわちRecoOutが1で あるものとした。その結果は、表3の列1〜6に示されている。第2の事例では 、第1と第2の文字認識機構30、40の結果が異なる、すなわちRecoOu tが0であるものとした。これらの結果を表3の7〜14列に示す。列2と列8 、または列3と列9に、それぞれ第1の文字認識機構30または第2の文字認識 機構40の信頼限度が示されている。本明細書で述べる原理による「ファジィ・ ボート」文字認識プロセスの結果は、列4および列10である。2つの文字認識 機構の結果を従来の周知のマルチボーティング・プロセスによって組み合わせる 文字認識プロセスの結果は、列5および列12に示されている。列6および列1 3に、プロセスに文字認識機構を1つしか使用しない場合を示す。この最後の場 合、信頼レベルが50%を下回る結果はすべて拒否された。行48の的中数は、 文字認識機構30、40のうちの一方または他方の結果をプロセスの総合結果と して使用した場合の数を示している。 列11および14は、置換値である。これらの値は、文字認識プロセスによる 誤った文字認識の確率を示す。列11の行5は、専門知識によると第2の文字認 識機構40が文字を正しく認識しない可能性が20%あることを示している。列 14の行22は、専門家の意見によると、単一の文字認識機構30が高い確率で 文字を正しく認識しなかったことを示し ている。 表3を使用して、文字認識プロセスの結果を比較することができる。単一の文 字認識機構を使用する従来の見かけのプロセスTの的中率(列6および列13) は、(18+18)/22=50%である。しかし、従来のプロセスの見かけの 置換率(列14)は12/72=16.76%であることを考慮に入れなければ ならない。したがって、このプロセスの全体的利得は(50−16.76)%= 33.24%である。 「マルチボーティング」プロセスの的中率(列5および列12)は、(27+ 0)/72=37%である。このシミュレーションでは置換はないため、これは 同時に総合利得でもある。 本発明による「ファジィ・ボート」プロセスの的中率(列4および列10)は 、(33+6)/72=39/72=54.2%である。 これから、1.4/72=1.96%の置換率(列11)を差し引く必要があ る。したがって、総合結果は52.24%である。したがって、このシミュレー ションから文字認識方法の結果の改善が明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 の総合結果を提供する第5のステップ(270)とを含 む。第3図を本要約書とともに公告するために提示す る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.文書(20)上に書かれた文字を認識する装置であって、 少なくとも2つの文字認識機構(30、40)と、 文字認識機構(30、40)によって認識されたサンプルを評価するための規 則を含む規則のデータベース(110)を使用して文字認識機構(30、40) の結果を評価する評価装置(50)とを備え、 文字認識機構(30、40)によって認識された各サンプルの信頼レベルを算 出する計算装置(50)と、 算出された信頼レベルを記憶するサンプル・ベクトル・メモリ部(120)と を特徴とし、 信頼レベルは動作中に評価手段(50)から入手可能であることを特徴とする 装置。 2.規則の結果と規則の充足度とを記憶する充足度テーブル(135)をさらに 特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.最高の充足度を有する規則の結果を確定するために充足度テーブルにアクセ スする結果手段(50)をさらに特徴とする、請求項2に記載の装置。 4.文書(20)上に書かれた文字を認識する方法であって、 少なくとも2つの文字認識機構(30、40)を使用して書かれた文字を認識 し、信頼値を提供する第1のステップ(200)と、 書かれた文字の信頼レベルを判断する第2のステップ(2 10)と、 異なる文字認識機構の結果の一致を検査する第3のステップ(220、230 、240)と、 信頼レベルと一致を使用して規則を評価する第4のステップ(250)と、 文字認識プロセスの総合結果を出す第5のステップ(270)とを含む方法。 5.第4のステップ(250)において各規則の充足度(260)を計算し、 第5のステップ(270)において最高の充足度を有する規則の結果を総合結 果として提供することを特徴とする、請求項4に記載の方法。 6.規則の充足度が規則の評価に使用される値の最低の信頼レベルであることを 特徴とする、請求項5に記載の方法。 7.各文字認識機構(30、40)による最高の信頼値を有する結果のみを使用 することを特徴とする、請求項4ないし6のいずれか一項に記載の方法。
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