JPH09507544A - 地層にボーリング孔を開ける方法 - Google Patents

地層にボーリング孔を開ける方法

Info

Publication number
JPH09507544A
JPH09507544A JP7518849A JP51884995A JPH09507544A JP H09507544 A JPH09507544 A JP H09507544A JP 7518849 A JP7518849 A JP 7518849A JP 51884995 A JP51884995 A JP 51884995A JP H09507544 A JPH09507544 A JP H09507544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
borehole
electromagnetic field
components
electromagnetic
boring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7518849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3459646B2 (ja
Inventor
ハートマン,ロビン・アドリアヌス
モルダー,エルビラ・ヘンドリカ
Original Assignee
シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー filed Critical シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー
Publication of JPH09507544A publication Critical patent/JPH09507544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3459646B2 publication Critical patent/JP3459646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V3/00Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
    • G01V3/18Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation specially adapted for well-logging
    • G01V3/26Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation specially adapted for well-logging operating with magnetic or electric fields produced or modified either by the surrounding earth formation or by the detecting device
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B47/00Survey of boreholes or wells
    • E21B47/02Determining slope or direction
    • E21B47/022Determining slope or direction of the borehole, e.g. using geomagnetism
    • E21B47/0228Determining slope or direction of the borehole, e.g. using geomagnetism using electromagnetic energy or detectors therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、地層の中に形成された隣接ボーリング孔に対して選択された方向に延びるボーリング孔を、地層の中に開けるための方法を提供する。この方法は、複数の位置にあるボーリング孔の第一孔の中に、その長さに沿って、前記のボーリング孔の第二孔に達する電磁界を誘導する電磁気源手段を配置することを含む。前記の電磁界を測定することが可能な電磁界測定手段が、第二ボーリング孔の中の選択された深さdiに配置されている。この測定手段は前記の電磁界を測定するように操作され、測定された電磁界から、第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な方向に少なくとも二つの成分を含む電磁界の成分が確定される。前記の少なくとも二つの成分から、隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を示す方向パラメータが確定される。

Description

【発明の詳細な説明】 地層にボーリング孔を開ける方法 本発明は、地層の中に形成された隣接ボーリング孔に対して選択された方向に 延びるボーリング孔を、地層の中に開けるための方法及びシステムに関する。炭 化水素探査及び生産産業界では、他のボーリング孔を介して水蒸気または水を注 入することによって坑井(wellbore)の一つからの石油の産出量を増加するため に、複数本の隣接ボーリング孔の掘削が望ましいことがある。例えば産出坑井が 水平方向に延びているときには、この下方に選択された距離で産出坑井に平行な 一本または複数本の注入ボーリング孔を掘削することが望ましい。石油産出中に 、水蒸気が注入ボーリング孔を介して地層の中に注入して、これにより地層を通 じる石油の流れ抵抗を減らし、石油を産出坑井の方へ追い込む。 米国特許第3725777号には、ケーシングつきボーリング孔(cased bore hole)までの距離と方向を隣接ボーリング孔から得られた磁界測定値を使用して 確定するための方法が示されている。例えば、単一の海洋プラットフォーム(of fshore platform)から噴出(blowout)に対処するかまたは複数のボ ーリング孔を掘削する場合には、現存する坑井の正確な位置を知ることが望まれ よう。このような既存の坑井またはボーリング孔は、ケーシング(casing)磁化 の規則的周期性を有すると推定される。反復計算を用いて、以前に掘削されてケ ーシングを施されたボーリング孔の位置が確定される。しかしながら、既存の坑 井の最終近似位置のみが得られる。 欧州EP−247672−Aには、隣接するボーリング孔の間の距離を確定す る方法が開示されている。この資料に記載の方法は、以前に掘削された坑井にお ける噴出の場合に採用され、これによっていわゆるリリーフ井(relief well) が掘削され、これは噴出井の中に重液(heavy liquid)をポンプで流入できるよ うに選択された深さで噴出井に交差する。この方法では、ケーシング部分の正確 な磁極強度(magnetic polestrength)値を知らなければならない。入り組んだ モノポール(monopole)及びダイポール(dipole)磁場機能のフーリェ級数に関 する複雑な計算の結果として、振幅/波数(wave number)スペクトルが導出さ れる。このようなスペクトルによって上記の距離の確定が可能になる。しかしな がら、この方法を適用してこのようなスペクトルを得ることを可能にするには、 多数の測定データ が必要で、結果としては平均距離(mean distance)を得るだけである。 さらに米国特許第4640352号から、一つは産出井として使用され、他の 一つは注入井(injection well)として使用される、一対のボーリング孔を操作 することが知られている。これらのボーリング孔は実質的に平行であり、そして 取り組む問題は明らかに、透過率の低いゾーンからの経済的に実現可能な石油生 産を含むことに関するものであった。しかしながら、この資料からは、どのよう にボーリング孔が掘削されて方向づけられたかは明らかではない。 本発明に関しては、全く異なった問題を解決しなければならない。一対のボー リング孔の場合には、新しいボーリング孔が掘削されることになると直ちに、利 用可能な隣接ボーリング孔のすべての方向データを有することが有利であること は明らかになろう。 しかしながら、いかにしてボーリング孔の方向を正確に制御し、同時に欠点を 克服し、そして上に示したように方法の複雑な演算を回避するかという問題が残 っている。 本発明の目的は、地層の中に形成された隣接ボーリング孔に 対して選択された方向に、ボーリング孔を地層の中に開ける改善された方法を提 供することである。 本発明の他の一つの目的は、地層の中に形成された隣接ボーリング孔に対して 選択された方向に、ボーリング孔を地層の中に開ける改善されたシステムを提供 することである。 本発明による方法は、 − 複数の位置にあるボーリング孔の第一孔の中に、その長さに沿って、前記の ボーリング孔の第二孔に達する電磁界を誘導する電磁気源手段を配置すること、 − 第二ボーリング孔の中の選択された深さdiに、前記の電磁界を測定するこ とが可能な電磁界測定手段を配置すること、 − 前記の電磁界を測定するように測定手段を操作すること、 − 測定された電磁界から、第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な方向に少 なくとも二つの成分を含む電磁界の成分を確定すること、及び − 前記の少なくとも二つの成分から、隣接ボーリング孔に対するボーリング孔 の方向を示す方向パラメータを確定すること、を含む。 電磁界の二つの成分は、第二ボーリング孔における深さdi と第一ボーリング孔との間の距離の関数である式として書くことができる。この 距離は、第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な前記の方向に沿った距離の成 分で書くことができる。ある適当な方法で電磁界の二つの成分のための式を組み 合わせることによって、深さdiにおける測定手段と第一ボーリング孔との間の 距離の成分を計算することができる。第二ボーリング孔における様々な深さdi におけるこれらの成分を確定することによって、方向パラメータを計算すること ができる。電磁気源手段によって誘導された電磁界が適当ないずれの波長も有す ることができ、本発明において使用されるべき適当な電磁界は一つまたは複数の 永久磁石によって誘導される磁界を形成することを理解されたい。 本発明によるシステムは − 複数の位置にあるボーリング孔の第一孔の中に、その長さに沿って配置され るべき、前記のボーリング孔の第二孔に達する電磁界を誘導する電磁気源手段、 − 第二ボーリング孔の中の選択された深さdiに配置されるべき、前記の電磁 界を測定することが可能な電磁界測定手段、 − 前記の電磁界を測定するように測定手段を操作するための 手段、 − 測定された電磁界から、第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な方向に少 なくとも二つの成分を含む電磁界の成分を確定するための手段、 − 前記の少なくとも二つの成分から、隣接ボーリング孔に対するボーリング孔 の方向を示す方向パラメータを確定するための手段、 を含む。 第一ボーリング孔が隣接ボーリング孔である場合には、ボーリング孔を有効に 掘削することができ、第二ボーリング孔は掘削中のボーリング孔を形成する。 少なくとも二つの成分の前記の方向が実質的に互いに垂直であることは好まし く、方向パラメータは前記の二つの成分の比を確定することによって決定される 。 前記の二つの成分の比の確定は、B1,i/B2,i=s1,i/s2,iを適用すること を含むのが適当である。ただし、B1,iとB2,iは、深さdiにおける前記の方向 に沿ったそれぞれの電磁界強度成分であり、s1,iとs2,iは、電磁界測定手段と 第一ボーリング孔との間の距離の前記の方向に沿ったそれぞれ の成分である。 前記のボーリング孔の長さに沿った複数の位置における電磁気源手段の有効な 配置は、前記のボーリング孔を通じて前記の電磁気源手段を動かすことによって 達成することができる。 電磁気源手段が電磁コイルを含むことは有利である。 これから本発明を、例を用いて添付の図面を参照してさらに詳しく説明する。 第1A図と第1B図は、ボーリング孔の掘削と方向づけのときに従来使用され ている座標系の配置を示す概略図である。 第2A図と第2B図は、従来の地球固定座標系(earth fixed coordinate sys tem)内における二つの区別された平面におけるベクトル成分を確定するための 、例示的な測定状態を示す図である。 第1A図と第1B図に、従来から使用されている座標フレームすなわち座標系 の使用状況を示す。第1A図には、地球固定デカルト基準フレーム(earth fixe d Cartesian reference frame)NEV(北・東・垂直)が示され、ここではボ ーリング孔1の一部分が示されている。N方向を地理的(geographical)方向ま たは磁気方向のいずれにしてもよい。世界中のあら ゆる他の場所について、両フレーム間の差がよく定義されている。第1B図には 、ボーリング孔1の一部分の拡大図を示す。ボーリング孔1は中心軸すなわちボ ーリング孔軸2の周りの円筒として示されている。一般に、この軸に沿って深さ の値がとられ、孔に沿った深さと呼ばれることが多い。点iについては、該当す る深さdiが定義され、通常は地表面から前記の点iまでのボーリング孔軸2に 沿った距離としてとられる。したがって、深さ値の数列を、・・・di-2、di-1 、di、di+1、di+2・・・として表すことができる。第1B図では、例示的な 深さdi-1とdiが示されている。 例えば、ボーリング孔に沿った深さdiについて、二つの座標フレームの関連 方向が示されている。垂直なVは、第1A図に関して示されるように地球固定N EVフレームからとられる。一般にデカルトXYZフレームが、ボーリング孔1 に置かれた測定装置の上に固定されたものとしてとられる。このフレームで、Z は下向き孔の方向にボーリング孔軸2に沿ってとられ、XとYはこれに対応して とられる。 さらに、深さdiにおいて、ハイサイド(high-side)(HS)の方向とハイサ イド右(HSR)の方向が示されているが、こ れらは当業者には周知である。HSはZとVを通る垂直平面に ZとVに直角をなし、したがって水平である。 一般の場合、成分を数学的に適切にとることができる場合には、他のあらゆる 座標フレームを使用できることは、当業者には明らかなことであろう。したがっ て、一般に二つの座標システムが含まれる。第一のシステムCは第一ボーリング 孔と上記のような予め決定された方向に関し、第2のシステムDは第二ボーリン グ孔に関するものである。このようなフレームでは、位置はパラメータsで示さ れる。例えば、第二ボーリング孔はCにおいてsOにその出発点を有する。一般 の場合では、Dに はBDiとgDiで示される。さらに一般的には、この適用に関連して、変数が 添字iを備えるときには、この変数は問題のボーリング孔における深さdiにお いてとられる。 第2A図と第2B図に、本発明で適用されるような従来の座標フレームのため の例示的な測定状況を示す。 第2A図に、NEV座標フレームのNE平面を示す。フレームの原点には、N E平面から下方を指しているVベクトルの矢 印の尾が向かっている。第一ボーリング孔10と第二ボーリング孔20のNE平 面上の正投影(orthogonal projection)を示す。 第一ボーリング孔10の方向とN方向との間の角度は、方位角(azimuth-angl e)Aとして知られる。例えば第二ボーリング孔20のための所定の方向がNE 平面において点線10aで示された平行な方向である場合には、この第2A図で はボーリング孔20は前記の方向から偏差角(deviation angle)ΔAだけずれ ている。第二ボーリング孔20における一点と第一ボーリング孔10との間の距 離は、水平面でとられるときは側距離(lateral distance)30,1と呼ばれる 。 第2B図に、Vを通り水平NE平面におけるベクトルHを通るNEV座標フレ ームにおける垂直断面すなわち垂直面を示す。フレーム原点には、HV面として 示される前記の面から上を指しているEベクトルの矢印の先端が向かっている。 第一ボーリング孔10と第二ボーリング孔20のHV平面における正投影が示さ れている。 第一ボーリング孔10の方向とV方向との間の角度は傾斜角(inclination-an gle)Iを形成する。例えば、HV面において 点線10bで示すように、第二ボーリング孔20の所定の方向が平行な方向であ る場合には、この第2B図では、ボーリング孔20は前記の方向から僅かに上方 へ偏差角ΔIだけずれている。 第二ボーリング孔20における一点と第一ボーリング孔10との間の距離は、 垂直面でとられるときは上向き距離40,uと呼ばれる。 第二ボーリング孔20が掘削されるべき選択された方向として、ボーリング孔 10に平行な方向が選択される。したがって、NE平面内とHV平面内の前記の 平行な方向の正投影、すなわちそれぞれ10a、10bは、ボーリング孔10の 正投影と平行である。どの方向も選択できることは当業者には明白であろう。 第一ボーリング孔10に隣接して第二ボーリング孔20を掘削しているときに 選択された方向に到達するために、適当な測定を行って必要な計算と確定を実施 し、ボーリング孔掘削作業を制御しなければならない。 第一ボーリング孔10はボーリング孔間距離(interborehole distance)にわた って測定されるのに適した磁極強度を有する 磁化されたケーシング部分を備えているので、磁界ベクトルBの磁界成分Bx、 By、Bzを、第二ボーリング孔20内に配置された測定器具に固定された上記の XYZ座標フレームのX、Y、Z軸に沿って整列された一組の磁力計を用いて、 第二ボーリング孔20から測定することができる。前記の磁界成分は一般に磁極 強度成分と地磁界成分から構成される。 さらにまた、ボーリング孔測定器具内に一組の加速度計を適 zを測定して、傾斜データの確定を可能にすることは、よく知られた技法であ る。 意外なことに、重力加速度成分と磁界成分のみを有して、磁界成分は非較正( non-calibrated)磁極強度値のみを含み、本発明によって特に方位角と傾斜角を 導き出すことができ、第二ボーリング孔の傾斜掘削作業に関する正確な制御操作 を可能にすることが明白になった。 あらゆる深さdiにおけるBxi、Byi、Bzi、gxi、gyi、gziの値を測定し た後に、第二ボーリング孔20の傾斜角と方位角を、例えば米国特許第4163 324号に示されているように確定することができる。この事例では、第二ボ ーリング孔20の確定された角度は、この深さdiにおいて(I+ΔI)i及び( A+ΔA)iである。 前記の角度と磁界成分から、次の方法によってΔAi値とΔIi値が得られる。 上で得られたような傾斜角とハイサイド角により、第1B図に図示されている 簡単な方法で、ハイサイド(HS)成分とハイサイド右(HSR)成分を得るこ とを可能にする。こうして、取り扱うべき磁界成分はBx、By、BzからBHS、 BHSR、Bzに変更される。 掘削作業と磁界測定は明らかに第一ボーリング孔の特性に結合されるので、さ らなる確定手順と計算手順は、ベクトル成分とこれらに密接に関連するボーリン グ孔間距離に集中する。したがってこれは、上述の角度の他に、第一ボーリング 孔に対する上向き方向と横方向における成分と距離が確定されることを意味する 。前記の方向はそれぞれ第一ボーリング孔のHS方向とHSR方向とに一致し、 これらはそれぞれ第2A図と第2B図における点線40と30に沿って方向づけ られている。 第2A図と第2B図の10aと10bとしてそれぞれ示されている平行な方向 などの、所定の方向に近い第二ボーリング孔 20のための任意の掘削方向については、第2A図におけるΔA方向も第2B図 におけるΔI方向も多分、それぞれ第2B図におけるHV平面または第2A図に おけるNE平面の該当する第一ボーリング孔投影との空間的整合(spatial alig nment)にはない。したがって、第2B図に示すような(90°−(I+ΔI) )にわたる第一回転を行い、水平なNE平面における成分を求めて、明白な方位 基準(azimuthal reference)を提供する。 BHSRはそれ自体NE平面にあるので、第2B図に示すようなBzとBHSのみが (90°−(I+ΔI))回転を受けて、下記の成分を得る。 B’z=Bzsin(I+ΔI)+BHScos(I+ΔI)(1)、及び B’HS=−Bzcos(I+ΔI)+BHSsin(I+ΔI)(2)。 B’zとB’HSも第2B図に示す。 ここでNE平面に達したので、第2A図に新しい状況を略図で示す。上に説明 したように、すでに水平面に位置したBHSR、及びB’zが示されているが、B’Hz はこの水平面から上方に 向いたとして考えなければならない。このNE平面では、ΔAにわたるさらなる 回転が実施される。すなわち第二ボーリング孔のHSR方向から第一ボーリング 孔のHSRまたは横(1)方向に実施される。 こうして下記の成分が結果として得られる。 B”z=B’zcosΔA−BHSRsinΔA(3)、及び B’HSR=B1=B’zsinΔA+BHSRcosΔA(4)、両成分とも第2A図 に示す。 さらなるステップで、明らかな傾斜基準が得られる。(90°−I)にわたる 回転が行われて第2B図の線10bに達し、こうして得られた成分は方位と既に 空間的に整列している。B”zとB’HSに適用されるこの回転は下記の結果とな る。 B'''z=B”zsinI−B’HScosI(5)、及び B”HS=Bu=B”zcosI+B’HSsinI(6)、こうして上向き(u)方 向の成分が得られる。 (4)と(6)のそれぞれのB1とBuにおいて、最初のBHS、BHSR、Bzに置 き代えることができ、下記が得られる。 B1=[Bzsin(I+ΔI)+BHScos(I+ΔI)]sinΔA+BHSR cosΔA (7)、及び Bu={[Bzsin(I+ΔI)+BHScos(I+ΔI)]cosΔA−BHS R sinΔA}cosI+{−Bzcos(I+ΔI)+BHSsin(I+ΔI) }sinI (8)。 この事例では単に小さな偏差のみを仮定する。さらなる確定のために、これは ΔAは小さいことを意味し、したがって近似値cosΔA=1及びsinΔA= ΔAを採用する。この近似値とよく知られている基礎的三角法を適用すると、結 果として下記が得られる。 B1=[Bzsin(I+ΔI)+BHScos(I+ΔI)]ΔA+BHSR ( 9)、及び Bu=BzsinΔI+BHScosΔI−BHSRcosIΔA(10)。 通常、測定された成分、すなわち順次BHS、BHSR、Bzフレームに移されてBu とB1を作るBx、By、Bzは、 を含む。 上向き及び横方向におけるよく画定された磁極強度成分Bpu、Bplに到達 するために、測定された成分を地磁 従来、地磁界は、地球上のほとんどの箇所で知られている北と垂直の方向それ ぞれにおけるその成分BNとBVによって特徴づけられる。一般に、これらのBN とBVをI−A座標系に対して周知の回転にかけることによって、HS、HSR 、及びZ方向における下記の成分が得られる。 BEHS=−BvsinI+BNcosAcosI (12)、 BEHSR=−BNsinA (13)、及び BEZ=BvcosI+BNcosAsinI (14)。 特に、それぞれ12と13の上向き(u,HS)と横(l,HSR)方向にお ける成分を、I−A座標系についても得られ と組み合わせて、前記のよく画定された磁極強度成分を得ることができる。 を使用すると、 下記の磁極強度成分が得られる。 Bpu=BzsinΔI+BHScosΔI−BHSRcosIΔA+BvsinI− BNcosIcosA (15)、及び Bpl={Bzsin(I+ΔI)+BHScos(I+ΔI)}ΔA+BHSR+BN sinΔA (16)。 第一ボーリング孔のケーシング部分の磁極強度に関しては、下記が注目される 。すなわち大抵の場合には、ケーシング部分は、産出井のケーシングを形成する ためにボーリング孔の中に配置する前に帯磁される。その結果、一連の磁極が得 られ、これらの各一対は棒磁石として機能する。このようなケーシングは、例え ば噴出のときにリリーフ井を掘削しなければならないときに、マーク(mark)と して使用されるのに適している。しかし、上に説明したように、ボーリング孔の 中にケーシング部分を配置しているときに乱暴な作業条件が発生する。したがっ て、よく画定されたケーシングの帯磁は実質的にゆがめられる。さらに、磁気材 料は地磁界を受ける。場所と方向に応じて、材料はそれ自体が帯磁されるか、ま たはすでに与えられた帯磁が変更される。この観点から、多くの場合、ケーシン グ部分の本当の帯磁値は未知であることが明らかになる。 一方、実質的に直線に沿った棒磁石として対となると想定されるケーシング部 分は、基礎物理学で周知の一連の磁気単極としての近似を可能にする。これは、 各深さdiについて、横及 び上向きの磁極強度の磁界値が次の式で表されることを意味する。 ただし、Pkは第一ボーリング孔に沿った位置zkにおける磁極強度であり、( z−zk)はzkとz=0との間の距離であり、z=0は、第一ボーリング孔と第 二ボーリング孔内の測定器具との間の最も接近した点である。 本発明によれば、次の式が得られる。 Bp1i/Bpui=1i/ui (19) こうして、この関係は磁極強度値Pkからは独立である。 第2A図と第2B図を再び参照すると、角度ΔA、ΔIについて、深さdiに おける横及び上向きの距離は次のように書くことができる。 li=li-1+(di−di-1)・ΔA (20)、及び ui=ui-1+(di−di-1)・sinΔI (21)、 ただし、ΔAは小さくて、li-1とui-1は先の測定点di-1 における横及び上向きの距離である。 簡単な形式で深さdiについて(15)と(16)を書き直すと、次のように なる。 Bp,ui=Bu1・ΔA+Bu2 (15’)、及び Bp,1i=B11・ΔA+B12 (16’) そして(19)から(21)までを採用すると、次の結果が得られる。 上の式から、 − ΔIは傾斜角Iと(I+ΔI)から決定され、これらの角度は加速度計を使 用して周知の方法で求めることができ、 − ΔAは上に示したように決定されるので、 明らかに、diにおける第二ボーリング孔のすべての方向データを得ることが できる。 本発明の次のステップでは、上に示したような得られた方向データを予め決定 された方向のデータと比較しなければならない。これは、得られたΔAとΔIは 所定の範囲ΔAOとΔIOを超えてはならないことを意味する。ΔAOとΔIOは1 0° 以下であることが好ましい。 この比較に応じて、ボーリング孔掘削作業をそこまでは追従する方向で続ける ことができるか、または横方向、上向き方向、または両方向に修正しなければな らない。 上に示した座標系C及びDの代わりに、何らかの適当な一組の座標系を使用す ることもできる。例えば、単にCの代わりに従来型のNEVフレームをとること ができる。さらにまた、個別にDの代わりに、XYZフレームまたは円柱座標も とることができる。同じ方法で、上に説明したようなI、A、HS、HSRは通 常のパラメータであるが、方向パラメータαiを選択することができる。 さらに別の実施例で、本発明の方法がケーシング部分の帯磁の強度と方向を決 定可能にすることは有利である。こうして、帯磁の実質的なゆがみまたは偏差も しくはその両方が、ケーシング条件に対して有用な情報を提供することができる 。 さらにまた、ボーリング孔掘削作業の開始時に磁極強度が知られている場合に は、本発明の方法は得られた方向データに関するチェック手順を可能にするとい う有利性があるので、前記の強度に密接に依存して掘削作業を実施することがで きる。 何らかの理由で、第二ボーリング孔の選択された方向が第一ボーリング孔のそ れと平行でない場合には、上に説明した何らかの方法を適用することができる。 選択された方向を準備するために再度A角度とI角度を設定し、(19)を採用 することによって、本発明の方法を極めて有利に適用することができる。この場 合には、ボーリング孔間の距離は磁極強度の測定可能性の点から、あまりに大き くなってはならないことを理解すべきである。 この技術分野では、ケーシングの形式に応じて、18000μWbまでの磁束 を有する磁極強度を得ることができ、2μTという低い磁束密度の測定を可能に する。これは、横または上向きの距離が約30mを越えないことが好ましいこと を意味する。 本発明の好ましい一実施例では、1i/ui≦1である。こうして、ΔAの決定 誤差の結果は、(19)からわかるように最小になる。 さらに、上に説明したような本発明の方法は、正確に知られた位置を有し、第 一ボーリング孔から測定されるように適合された磁極強度を有する帯磁したケー シング部分を備えた、第一 ボーリング孔の近くのケーシングのない第二ボーリング孔の方向と位置を確証す るために使用することができる。この場合、明らかに、ボーリング孔掘削中の測 定は既に掘削されたボーリング孔からの測定によって代わられる。 上記の他に、上に説明したような本発明の方法を、正確に知られた位置を有す るケーシングのない第二ボーリング孔から測定されるように適合された磁極強度 を有する帯磁したケーシング部分を備えた、ケーシングのある第一ボーリング孔 の方向と位置を確定するために使用することができる。例えば、第二ボーリング 孔がジャイロ(gyro)掘削制御法によって正確に掘削されるときには、逆の作業 方法が適用可能である。 本発明の方法が、所望の生産レベルに達するために水蒸気注入を必要とするこ とが多いケツ岩質砂岩(shaly-sand)層に、いくつかの孔を掘削する場合に採用 されるのは有利である。 本発明の様々な変更は、上記の説明から当業者には明白になろう。添付の特許 請求の範囲の中に、このような変更を含めることにする。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月5日 【補正内容】 請求の範囲 1.地層の中に形成された隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を、地 層の中で確定するための方法であって、 複数の位置にあるボーリング孔の第一孔の中に、その長さに沿って、前記のボ ーリング孔の第二孔に達する電磁界を誘導する電磁気源手段を配置すること、 第二ボーリング孔の中の選択された深さdiに、前記の電磁界を測定すること が可能な電磁界測定手段を配置すること、 前記の電磁界を測定するように測定手段を操作すること、 測定された電磁界から、電磁界の成分を確定すること、及び 隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を示す方向パラメータを決定す ることであり、電磁界の前記の成分が第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な 方向に少なくとも二つの成分を含み、前記の方向パラメータが前記の少なくとも 二つの成分から決定されることを特徴とする前記の方向パラメータを決定する方 法。 2.第一ボーリング孔が隣接ボーリング孔を形成し、第二ボーリング孔が掘削中 のボーリング孔を形成する請求の範囲第1項 に記載の方法。 3.少なくとも二つの成分の前記の方向が実質的に互いに垂直であり、方向パラ メータは前記の二つの成分の比を確定することによって決定される請求の範囲第 1項または第2項に記載の方法。 4.前記の二つの成分の比は、B1,i/B2,i=s1,i/s2,iで確定され、ただし 、B1,iとB2,iは深さdiにおける前記の方向に沿ったそれぞれの電磁界強度成 分であり、s1,iとs2,iは電磁界測定手段と第一ボーリング孔との間の距離の前 記の方向に沿ったそれぞれの成分である請求の範囲第3項に記載の方法。 5.電磁気源手段が、前記のボーリング孔を通じて前記の電磁気源手段を動かす ことによって、前記のボーリング孔の長さに沿った複数の位置に置かれている請 求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の方法。 6.前記の電磁気源手段が電磁コイルを含む請求の範囲第5項に記載の方法。 7.電磁気源手段が、第一ボーリング孔の中に設置されたケーシングを含み、ケ ーシングは第一ボーリング孔の長さに沿った 複数の位置で磁化されている請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載 の方法。 8.電磁気源手段によって誘導される電磁界の前記の成分を確定するために、測 定された電磁界を地磁界について修正する請求の範囲第1項から第7項のいずれ か一項に記載の方法。 9.隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を示す前記の方向パラメータ が、前記のボーリング孔の方位角間の差である請求の範囲第1項から第8項のい ずれか一項に記載の方法。 10.隣接ボーリング孔に実質的に平行に延びるように前記のボーリング孔を作 る請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項に記載の方法。 11.前記のボーリング孔が実質的に水平面内で延びている請求の範囲第1項か ら第10項のいずれか一項に記載の方法。 12.電磁界の前記の成分を確定するステップがデカルト座標系XYZにおける 電磁界の成分を確定することを含み、ここでZは第二ボーリング孔の縦軸に沿っ て方向づけられる請求の範囲第1項から第11項のいずれか一項に記載の方法。 13.隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を示す前記の方向パラメー タが、前記のボーリング孔がさらに掘削され る方向を決定するために使用される請求の範囲第1項から第12項のいずれか一 項に記載の方法。 14.地層の中に形成された隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を、 地層の中で確定するためのシステムであって、 複数の位置にあるボーリング孔の第一孔の中に、その長さに沿って配置される べき、前記のボーリング孔の第二孔に達する電磁界を誘導する電磁気源手段、 第二ボーリング孔の中の選択された深さdiに配置されるべき、前記の電磁界 を測定することが可能な電磁界測定手段、 前記の電磁界を測定するように測定手段を操作するための手段、 測定された電磁界から、電磁界の成分を確定するための手段、 及び 隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を示す方向パラメータを確定す るための手段であり、 電磁界の前記の成分が第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な方向に少なく とも二つの成分を含み、方向パラメータを決定するための前記の手段が前記の少 なくとも二つの成分から方向パラメータを決定することを特徴とするシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 モルダー,エルビラ・ヘンドリカ オランダ国、エヌ・エル−2288・ヘー・デ ー・レイスウエイク、フオルメルラーン・ 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.地層の中に形成された隣接ボーリング孔に対して選択された方向に延びるボ ーリング孔を、地層の中に作るための方法であって、 複数の位置にあるボーリング孔の第一孔の中に、その長さに沿って、前記のボ ーリング孔の第二孔に達する電磁界を誘導する電磁気源手段を配置すること、 第二ボーリング孔の中の選択された深さdiに、前記の電磁界を測定すること が可能な電磁界測定手段を配置すること、 前記の電磁界を測定するように測定手段を操作すること、 測定された電磁界から、第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な方向に少な くとも二つの成分を含む電磁界の成分を確定すること、及び 前記の少なくとも二つの成分から、隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の 方向を示す方向パラメータを確定することを含む方法。 2.第一ボーリング孔が隣接ボーリング孔を形成し、第二ボーリング孔が掘削中 のボーリング孔を形成する請求の範囲第1項 に記載の方法。 3.少なくとも二つの成分の前記の方向が実質的に互いに垂直であり、方向パラ メータは前記の二つの成分の比を確定することによって決定される請求の範囲第 1項または第2項に記載の方法。 4.前記の二つの成分の比の確定は、B1,i/B2,i=s1,i/s2,iを適用するこ とを含み、ただし、B1,iとB2,iは深さdiにおける前記の方向に沿ったそれぞ れの電磁界強度成分であり、s1,iとs2,iは電磁界測定手段と第一ボーリング孔 との間の距離の前記の方向に沿ったそれぞれの成分である請求の範囲第3項に記 載の方法。 5.電磁気源手段が、前記のボーリング孔を通じて前記の電磁気源手段を動かす ことによって、前記のボーリング孔の長さに沿った複数の位置に置かれている請 求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の方法。 6.前記の電磁気源手段が電磁コイルを含む請求の範囲第5項に記載の方法。 7.電磁気源手段が、第一ボーリング孔の中に設置されたケーシングを含み、ケ ーシングは第一ボーリング孔の長さに沿った 複数の位置で磁化されている請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載 の方法。 8.電磁気源手段によって誘導される電磁界の前記の成分を確定するために、測 定された電磁界を地磁界について修正する請求の範囲第1項から第7項のいずれ か一項に記載の方法。 9.隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を示す前記の方向パラメータ が、前記のボーリング孔の方位角間の差を形成する請求の範囲第1項から第8項 のいずれか一項に記載の方法。 10.隣接ボーリング孔に実質的に平行に延びるように前記のボーリング孔を作 る請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項に記載の方法。 11.前記のボーリング孔が実質的に水平面内で延びている請求の範囲第1項か ら第10項のいずれか一項に記載の方法。 12.電磁界の前記の成分を確定するステップがデカルト座標系XYZにおける 電磁界の成分を確定することを含み、ここでZは第二ボーリング孔の縦軸に沿っ て方向づけられる請求の範囲第1項から第11項のいずれか一項に記載の方法。 13.隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の方向を示す前 記の方向パラメータが、前記のボーリング孔がさらに掘削される方向を決定する ために使用される請求の範囲第1項から第12項のいずれか一項に記載の方法。 14.地層の中に形成された隣接ボーリング孔に対して選択された方向に延びる ボーリング孔を、地層の中に作るためのシステムであって、 複数の位置にあるボーリング孔の第一孔の中に、その長さに沿って配置される べき、前記のボーリング孔の第二孔に達する電磁界を誘導する電磁気源手段、 第二ボーリング孔の中の選択された深さdiに配置されるべき、前記の電磁界 を測定することが可能な電磁界測定手段、 前記の電磁界を測定するように測定手段を操作するための手段、 測定された電磁界から、第一ボーリング孔の縦軸に実質的に垂直な方向に少な くとも二つの成分を含む電磁界の成分を確定するための手段、及び 前記の少なくとも二つの成分から、隣接ボーリング孔に対するボーリング孔の 方向を示す方向パラメータを確定するための手段、 を含むシステム。 15.実質的に図面を参照してこれまでに説明された方法。 16.実質的に図面を参照してこれまでに説明されたシステム。
JP51884995A 1994-01-13 1995-01-12 地層にボーリング孔を開ける方法 Expired - Fee Related JP3459646B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB94200074.6 1994-01-13
EP94200074 1994-01-13
PCT/EP1995/000145 WO1995019490A1 (en) 1994-01-13 1995-01-12 Method of creating a borehole in an earth formation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09507544A true JPH09507544A (ja) 1997-07-29
JP3459646B2 JP3459646B2 (ja) 2003-10-20

Family

ID=8216594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51884995A Expired - Fee Related JP3459646B2 (ja) 1994-01-13 1995-01-12 地層にボーリング孔を開ける方法

Country Status (21)

Country Link
US (1) US5541517A (ja)
EP (1) EP0738366B1 (ja)
JP (1) JP3459646B2 (ja)
CN (1) CN1056906C (ja)
AU (1) AU684894B2 (ja)
BR (1) BR9506504A (ja)
CA (1) CA2181065C (ja)
DE (1) DE69500989T2 (ja)
DK (1) DK0738366T3 (ja)
EG (1) EG20665A (ja)
MX (1) MX9602730A (ja)
MY (1) MY112792A (ja)
NO (1) NO308673B1 (ja)
NZ (1) NZ278873A (ja)
OA (1) OA10306A (ja)
RO (1) RO116916B1 (ja)
RU (1) RU2131975C1 (ja)
SA (1) SA95150439B1 (ja)
UA (1) UA42755C2 (ja)
WO (1) WO1995019490A1 (ja)
ZA (1) ZA95204B (ja)

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9409550D0 (en) * 1994-05-12 1994-06-29 Halliburton Co Location determination using vector measurements
US6588504B2 (en) 2000-04-24 2003-07-08 Shell Oil Company In situ thermal processing of a coal formation to produce nitrogen and/or sulfur containing formation fluids
NZ522211A (en) 2000-04-24 2004-05-28 Shell Int Research A method for treating a hydrocarbon containing formation
US6715546B2 (en) 2000-04-24 2004-04-06 Shell Oil Company In situ production of synthesis gas from a hydrocarbon containing formation through a heat source wellbore
US20030075318A1 (en) * 2000-04-24 2003-04-24 Keedy Charles Robert In situ thermal processing of a coal formation using substantially parallel formed wellbores
US6698515B2 (en) 2000-04-24 2004-03-02 Shell Oil Company In situ thermal processing of a coal formation using a relatively slow heating rate
US6715548B2 (en) 2000-04-24 2004-04-06 Shell Oil Company In situ thermal processing of a hydrocarbon containing formation to produce nitrogen containing formation fluids
US6698516B2 (en) 2001-02-16 2004-03-02 Scientific Drilling International Method for magnetizing wellbore tubulars
CN1671944B (zh) 2001-10-24 2011-06-08 国际壳牌研究有限公司 可拆卸加热器在含烃地层内的安装与使用
US8224163B2 (en) 2002-10-24 2012-07-17 Shell Oil Company Variable frequency temperature limited heaters
AU2004235350B8 (en) 2003-04-24 2013-03-07 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Thermal processes for subsurface formations
WO2005103445A1 (en) 2004-04-23 2005-11-03 Shell Oil Company Subsurface electrical heaters using nitride insulation
US8026722B2 (en) * 2004-12-20 2011-09-27 Smith International, Inc. Method of magnetizing casing string tubulars for enhanced passive ranging
CA2727885C (en) * 2004-12-20 2014-02-11 Graham A. Mcelhinney Enhanced passive ranging methodology for well twinning
US7546873B2 (en) 2005-04-22 2009-06-16 Shell Oil Company Low temperature barriers for use with in situ processes
NZ567656A (en) 2005-10-24 2012-04-27 Shell Int Research Methods of filtering a liquid stream produced from an in situ heat treatment process
EP2010755A4 (en) 2006-04-21 2016-02-24 Shell Int Research HEATING SEQUENCE OF MULTIPLE LAYERS IN A FORMATION CONTAINING HYDROCARBONS
US7568532B2 (en) * 2006-06-05 2009-08-04 Halliburton Energy Services, Inc. Electromagnetically determining the relative location of a drill bit using a solenoid source installed on a steel casing
US7538650B2 (en) * 2006-07-17 2009-05-26 Smith International, Inc. Apparatus and method for magnetizing casing string tubulars
US8593147B2 (en) 2006-08-08 2013-11-26 Halliburton Energy Services, Inc. Resistivity logging with reduced dip artifacts
US7712519B2 (en) 2006-08-25 2010-05-11 Smith International, Inc. Transverse magnetization of casing string tubulars
RU2460871C2 (ru) 2006-10-20 2012-09-10 Шелл Интернэшнл Рисерч Маатсхаппий Б.В. СПОСОБ ТЕРМИЧЕСКОЙ ОБРАБОТКИ in situ С ИСПОЛЬЗОВАНИЕМ НАГРЕВАТЕЛЬНОЙ СИСТЕМЫ С ЗАМКНУТЫМ КОНТУРОМ
EP2066866B1 (en) 2006-12-15 2018-09-12 Halliburton Energy Services, Inc. Antenna coupling component measurement tool having rotating antenna configuration
US7617049B2 (en) * 2007-01-23 2009-11-10 Smith International, Inc. Distance determination from a magnetically patterned target well
WO2008131179A1 (en) 2007-04-20 2008-10-30 Shell Oil Company In situ heat treatment from multiple layers of a tar sands formation
EP2153026A1 (en) * 2007-05-03 2010-02-17 Smith International, Inc. Method of optimizing a well path during drilling
US8113272B2 (en) 2007-10-19 2012-02-14 Shell Oil Company Three-phase heaters with common overburden sections for heating subsurface formations
GB2468734B (en) 2008-01-18 2012-08-08 Halliburton Energy Serv Inc Em-guided drilling relative to an existing borehole
US20090216267A1 (en) * 2008-02-26 2009-08-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Closure device with rapidly dissolving anchor
AU2009251533B2 (en) * 2008-04-18 2012-08-23 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Using mines and tunnels for treating subsurface hydrocarbon containing formations
US8278928B2 (en) * 2008-08-25 2012-10-02 Baker Hughes Incorporated Apparatus and method for detection of position of a component in an earth formation
US8427162B2 (en) * 2008-08-25 2013-04-23 Baker Hughes Incorporated Apparatus and method for detection of position of a component in an earth formation
EP2334894A1 (en) 2008-10-13 2011-06-22 Shell Oil Company Systems and methods of forming subsurface wellbores
AU2010200041B2 (en) * 2009-01-12 2016-09-22 General Electric Company Method and system for precise drilling guidance of twin wells
CN102356212A (zh) * 2009-03-17 2012-02-15 史密斯国际公司 用于地下井的相对和绝对误差模型
US20100258291A1 (en) 2009-04-10 2010-10-14 Everett De St Remey Edward Heated liners for treating subsurface hydrocarbon containing formations
WO2010141004A1 (en) 2009-06-01 2010-12-09 Halliburton Energy Services, Inc. Guide wire for ranging and subsurface broadcast telemetry
CA2734079C (en) 2009-07-02 2013-12-24 Halliburton Energy Services, Inc. Borehole array for ranging and crosswell telemetry
CA2783289C (en) * 2009-12-10 2015-02-10 Baker Hughes Incorporated Method and apparatus for borehole positioning
US9581718B2 (en) 2010-03-31 2017-02-28 Halliburton Energy Services, Inc. Systems and methods for ranging while drilling
US8631866B2 (en) 2010-04-09 2014-01-21 Shell Oil Company Leak detection in circulated fluid systems for heating subsurface formations
US8833453B2 (en) 2010-04-09 2014-09-16 Shell Oil Company Electrodes for electrical current flow heating of subsurface formations with tapered copper thickness
US8701768B2 (en) 2010-04-09 2014-04-22 Shell Oil Company Methods for treating hydrocarbon formations
US9033042B2 (en) 2010-04-09 2015-05-19 Shell Oil Company Forming bitumen barriers in subsurface hydrocarbon formations
US9115569B2 (en) 2010-06-22 2015-08-25 Halliburton Energy Services, Inc. Real-time casing detection using tilted and crossed antenna measurement
US8917094B2 (en) 2010-06-22 2014-12-23 Halliburton Energy Services, Inc. Method and apparatus for detecting deep conductive pipe
US8844648B2 (en) 2010-06-22 2014-09-30 Halliburton Energy Services, Inc. System and method for EM ranging in oil-based mud
US8749243B2 (en) 2010-06-22 2014-06-10 Halliburton Energy Services, Inc. Real time determination of casing location and distance with tilted antenna measurement
CA2800148C (en) 2010-06-29 2015-06-23 Halliburton Energy Services, Inc. Method and apparatus for sensing elongated subterranean anomalies
US9360582B2 (en) 2010-07-02 2016-06-07 Halliburton Energy Services, Inc. Correcting for magnetic interference in azimuthal tool measurements
RU2572875C2 (ru) 2010-09-17 2016-01-20 Бейкер Хьюз Инкорпорейтед Устройство для управления направлением бурения в продуктивном пласте с использованием магнитного поля постоянного тока
US9238959B2 (en) 2010-12-07 2016-01-19 Schlumberger Technology Corporation Methods for improved active ranging and target well magnetization
EP2691797B1 (en) 2011-03-31 2019-02-20 Halliburton Energy Services, Inc. Systems and methods for ranging while drilling
US9016370B2 (en) 2011-04-08 2015-04-28 Shell Oil Company Partial solution mining of hydrocarbon containing layers prior to in situ heat treatment
CA2844111C (en) * 2011-08-18 2016-11-08 Halliburton Energy Services, Inc. Improved casing detection tools and methods
US9309755B2 (en) 2011-10-07 2016-04-12 Shell Oil Company Thermal expansion accommodation for circulated fluid systems used to heat subsurface formations
AU2012367826A1 (en) 2012-01-23 2014-08-28 Genie Ip B.V. Heater pattern for in situ thermal processing of a subsurface hydrocarbon containing formation
AU2012367347A1 (en) 2012-01-23 2014-08-28 Genie Ip B.V. Heater pattern for in situ thermal processing of a subsurface hydrocarbon containing formation
WO2014003702A1 (en) 2012-06-25 2014-01-03 Halliburton Energy Services, Inc. Tilted antenna logging systems and methods yielding robust measurement signals
WO2014003701A1 (en) * 2012-06-25 2014-01-03 Halliburton Energy Services, Inc. Resistivity logging systems and methods employing ratio signal set for inversion
US9422803B2 (en) 2012-11-01 2016-08-23 Baker Hughes Incorporated Passive magnetic ranging for SAGD and relief wells via a linearized trailing window kalman filter
CN107035361A (zh) * 2012-12-07 2017-08-11 哈利伯顿能源服务公司 用于确定到目标钻井孔的距离和方向的系统及方法
CN103528566B (zh) * 2013-08-30 2016-02-10 中国石油天然气集团公司 一种定向钻孔洞剖面测量检测方法
US10031153B2 (en) 2014-06-27 2018-07-24 Schlumberger Technology Corporation Magnetic ranging to an AC source while rotating
US10094850B2 (en) 2014-06-27 2018-10-09 Schlumberger Technology Corporation Magnetic ranging while rotating
WO2017015069A1 (en) * 2015-07-23 2017-01-26 Schlumberger Technology Corporation Determining location of potential drill site
CN111578912A (zh) * 2019-02-15 2020-08-25 中石化石油工程技术服务有限公司 一种定向井、水平井动力钻具高边定位仪

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3725777A (en) * 1971-06-07 1973-04-03 Shell Oil Co Method for determining distance and direction to a cased borehole using measurements made in an adjacent borehole
GB1578053A (en) * 1977-02-25 1980-10-29 Russell Attitude Syst Ltd Surveying of boreholes
EP0104854A3 (en) * 1982-09-28 1985-04-10 Mobil Oil Corporation Method for the magnetization of well casing
US4640352A (en) * 1983-03-21 1987-02-03 Shell Oil Company In-situ steam drive oil recovery process
US4700142A (en) * 1986-04-04 1987-10-13 Vector Magnetics, Inc. Method for determining the location of a deep-well casing by magnetic field sensing
GB8613027D0 (en) * 1986-05-29 1986-07-02 Shell Int Research Determining distance between adjacent wells
GB8718041D0 (en) * 1987-07-30 1987-09-03 Shell Int Research Magnetizing well tubulars
US5064006A (en) * 1988-10-28 1991-11-12 Magrange, Inc Downhole combination tool
US5230387A (en) * 1988-10-28 1993-07-27 Magrange, Inc. Downhole combination tool
GB8906233D0 (en) * 1989-03-17 1989-05-04 Russell Anthony W Surveying of boreholes
CA2024429A1 (en) * 1990-08-31 1992-03-01 Vladimir M. Labuc Borehole deviation monitor

Also Published As

Publication number Publication date
EP0738366A1 (en) 1996-10-23
SA95150439B1 (ar) 2005-05-31
NZ278873A (en) 1997-08-22
CN1138887A (zh) 1996-12-25
WO1995019490A1 (en) 1995-07-20
OA10306A (en) 1997-10-07
CA2181065C (en) 2002-02-26
RO116916B1 (ro) 2001-07-30
EG20665A (en) 1999-10-31
NO962916D0 (no) 1996-07-11
DE69500989T2 (de) 1998-04-02
CA2181065A1 (en) 1995-07-20
AU684894B2 (en) 1998-01-08
RU2131975C1 (ru) 1999-06-20
MY112792A (en) 2001-09-29
UA42755C2 (uk) 2001-11-15
DE69500989D1 (de) 1997-12-11
US5541517A (en) 1996-07-30
CN1056906C (zh) 2000-09-27
DK0738366T3 (da) 1998-02-02
ZA95204B (en) 1995-08-16
NO308673B1 (no) 2000-10-09
BR9506504A (pt) 1997-09-09
MX9602730A (es) 1997-05-31
JP3459646B2 (ja) 2003-10-20
AU1534395A (en) 1995-08-01
EP0738366B1 (en) 1997-11-05
NO962916L (no) 1996-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09507544A (ja) 地層にボーリング孔を開ける方法
US6985814B2 (en) Well twinning techniques in borehole surveying
CA2727885C (en) Enhanced passive ranging methodology for well twinning
CA2509562C (en) Determining a borehole azimuth from tool face measurements
US7002484B2 (en) Supplemental referencing techniques in borehole surveying
US9932819B2 (en) Method of orienting a second borehole relative to a first borehole
US8947094B2 (en) At-bit magnetic ranging and surveying
US20110308794A1 (en) Real Time Determination of Casing Location and Distance with Tilted Antenna Measurement
US8684107B2 (en) System and method for densely packing wells using magnetic ranging while drilling
US4999920A (en) Surveying of boreholes
CA2570080A1 (en) Wellbore surveying
CA2370009C (en) Surveying of boreholes
US6854192B2 (en) Surveying of boreholes
CA2470305C (en) Well twinning techniques in borehole surveying
Hancock et al. Characterization and removal of errors due to local magnetic anomalies in directional drilling

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees