JPH09505485A - 芝生の摩耗を減らす方法 - Google Patents

芝生の摩耗を減らす方法

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JPH09505485A JP7528963A JP52896395A JPH09505485A JP H09505485 A JPH09505485 A JP H09505485A JP 7528963 A JP7528963 A JP 7528963A JP 52896395 A JP52896395 A JP 52896395A JP H09505485 A JPH09505485 A JP H09505485A
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    • E01C13/08Surfaces simulating grass ; Grass-grown sports grounds
    • E01C13/083Construction of grass-grown sports grounds; Drainage, irrigation or heating arrangements therefor

Abstract

(57)【要約】 固体エラストマー性粒子のみで運動場の芝生をトップドレッシングする方法が記載される。本方法は、運動場の使用により芝生の広範な摩耗がある場合も、その色と治癒力が改良されている芝生を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】 芝生の摩耗を減らす方法 発明の背景 (1)発明の分野 本発明は、芝生(turfgrass)の摩耗を減らすための、特に固体のエラストマ ー性粒子(特に、くずゴム)を用いる、運動場のトップドレッシング(topdress ing)方法に関する。特に本発明は、競技場や遊び場の緑化と治癒力を向上させ る方法に関する。 (2)関連技術の説明 トップドレッシングは、芝生の環境を向上させる上で多くの役割を果たす。そ の中には、サッチ(thatch)の調節、表面の平滑化、土表面の修飾、および冬期 の保護作用がある(ジェイ・ビー・ビアド(Beard,J.B.)、芝生の科学と培養 、494頁(1973))。パッティング用のグリーンやスポーツ場は、ヒトの 動きが激しいため、また平滑かつ均一であることが重要なため、このメンテナン ス処置は有用である。特にサッカーやフットボール場は、そのゲームの性質のた め、激しい摩耗性作用を受ける。前述の性質を向上させるため、砂と有機物質の 混合物または砂のみのトップドレッシングが使用される。しかし、通常シーズン 最中最も激しく摩耗する場所は、修復可能な点を超えており、トップドレッシン グでは問題は緩和されない。さらに、砂は摩耗性のある角を有しており、根の根 頭(crown)組織領域または部分が傷つけられる。これは、ヒトの動きが激しい 場所が、芝生密度が最も低くなり、運動場にとって有害である。サッカーやフッ トボール場は、ハッシュマークの間、ゴール前そしてフィールド内が最も摩耗が 激しい。さらに、砂の摩耗性作用は、光の当たる量が少ない場所(すなわち、日 陰)、例えば天然芝を使用している囲われた競技場、従って成長および再生条件 が悪い場所では有害である。この作用は特にメンテナンスがあまりされない運動 場では増幅される。運動場に芝がない場合は、競技の質や美しさが低下し、最終 的に選手が怪我をする。競馬場、遊歩道、ゴルフ場のカート道などの他の運動場 (領域)は、使用により摩耗を受ける。 ゴム粒子で土を改良することにより、根が改良部分より下になるようにするこ とを、特許技術が示している。マルムクルン(Malmgren)ら、米国特許第5,0 14,462号。ゴム粒子は、改良部分の10〜40容量%を占め、残りは砂と ピートである。この方法の問題は、運動場での芝生の使用中、やはり砂が芝生の 根を摩耗させることである。砂に対して80容量%のゴムでも同じ結果となる。 さらに芝生は地上にあるため、この方法では防御されない。ヒーケンス(Heerke ns)の英国第2196539号は、同様の結果を示している。 オブライエン(O'Brien)の米国特許第3,067,542号は、土のトップ ドレッシングとして粒状発泡ポリウレタンの使用を記載している。この特許は、 芝生には関係がない。この場合顆粒は、中空であり、容易に変形し、摩耗を防ぐ ほど硬くない。パーキンス(Perkins)の米国特許第3,299,567号は、 トップドレッシングとしてガラスファイバーの使用を記載している。ガラスファ イバーはもろすぎて、鋭利な角を有し、これが芝生の根を傷つける。 ウェングマン(Wengmann)らの米国特許第4,900,010号は、トップド レッシングに樹皮と繊維の混合物の使用を記載している。樹皮は使用により急速 に劣化し分解される。プルエネケ(Pluenneke)の米国特許第4,166,34 0号は、植物用の鉢の底にゴム粒子を使用することを記載している。これは植物 の根頭を防御することには何の役にも立たない。 目的 従って、本発明の目的は、芝生のトップドレッシングの改良方法を提供するこ とである。特に本発明の目的は、既存のトップドレッシング装置が容易に使用で き、先行技術より経済的な方法を提供することである。さらに本発明の目的は、 芝生の色と治癒力を改良する方法を提供することである。これらおよび他の目的 は、以下の説明と図面により明らかとなるであろう。 図面の簡単な説明 図1Aは、本発明のトップドレッシング方法に使用されるくずゴム粒子の、4 0倍拡大の電子顕微鏡写真である。 図1Bは、従来のトップドレッシング方法に使用される砂粒子の、40倍拡大 の電子顕微鏡写真である。 図2Aは、図1Aのくずゴム粒子の粗い部分の、480倍拡大の電子顕微鏡写 真である。 図2Bは、図1Bの左側の大きな砂粒子の部分の、480倍拡大の電子顕微鏡 写真である。 図3Aは、図2Aの粒子の比較的粗い部分の、表面の性質を示す2600倍拡 大の電子顕微鏡写真である。 図3Bは、図2Bの砂粒子の比較的粗い部分の、2600倍拡大の電子顕微鏡 写真である。 図4Aは、特に芝生の根の摩耗を避けるくずゴム粒子の表面の丸い縁を示す、 図3Aの粒子の比較的平滑な部分の、9400倍拡大の電子顕微鏡写真である。 図4Bは、トップドレッシングとして使用される時、芝生の根を摩耗させる砂 粒子の非常に尖った部分を示す、図3Bの砂粒子の比較的平滑な部分の、940 0倍拡大の電子顕微鏡写真である。 好適な実施態様の説明 本発明は、芝生との接触の結果として根の根頭部分を覆い、その摩耗に抵抗す るような層で、地面の上および芝生の根頭部分の周りに、固体エラストマー性粒 子をトップドレッシングとして適用する(ここで粒子は、芝生の根頭部分を摩耗 させることができる任意の他の粒子を基本的に含まない)ことを含んでなる、芝 生が成長する地面のレベルでの障害から運動場の芝生の根頭部分を保護する方法 に関する。 さらに本発明は、地面のレベルで根頭部分を有する地面の芝生を支持する水透 過性の地面、および、トップドレッシングとして地面レベルを覆い、運動場が使 用されている時、芝生との接触の結果としての芝生の根頭部分の摩耗に抵抗する (ここで粒子は、芝生の根頭部分を摩耗させることができる任意の他の粒子を基 本的に含まない)固体のエラストマー性粒子の層、を含んでなる運動場に関する 。 エラストマー性粒子は、固体(発泡状ではない)であり、好適にはタイアのく ずゴムから作成される。これは、摩耗と分解に対して耐性である。この粒子は、 ジョン・ブラウン(John Brown)の説明書に記載されており、カンバーランド (CUMBERLAND)3250と呼ばれる回転ナイフを用いて製造される。この装置は 、図1A〜図4Aに示す粗い部分と平滑な部分を有する粒子を製造する。エラス トマー性(ゴム)粒子の製造方法は、カンバーランド(CUMBERLAND)のジョン・ ブラウン装置の説明書に記載されている。この粒子は、走査電子顕微鏡写真から 明らかなように、本発明での使用に特に適している。この粒子は、平滑な部分と ヒビが市松模様になった部分を有する。この粒子は、平均サイズが約0.01〜 0.6cmの間である。この粒子は好適には、芝生中約0.25〜1.9cmの 深さで使用される。 このエラストマー性粒子は、運動場の使用中に根の根頭部分を摩耗させる他の 粒子は基本的に含まない。特にこのエラストマー性粒子は、砂や同様に鋭い角の ある粒子を含まない。 この粒子は、好適には回転プレート型のスプレッダーで適用され、次に地面の 上でならされる。このようなスプレッディングのための装置は当業者に公知であ る。芝生を支持する地面(土)は、好適には以下の容量組成を有する。 砂 − 20〜100%、粒子サイズ0.05mm〜2.0mm シルト(silt) − 0〜50%、0.002mm〜0.05mm 粘土 − 0〜50%、002mm以下 通常砂の成分は、激しく使用される運動場では、40〜100容量%である。地 面は圧密される。 他のトップドレッシングと同様の方法で適用されたくずゴムのトップドレッシ ングは、運動により引き起こされる芝生の根頭部分の摩耗作用を劇的に低下させ る。図1A〜4Aに示すくずゴムでは砂に対しての表面積の増加とより丸い角に より、好適なくずゴムは平滑で均一な表面を与え、色を改良し圧密を低下させて 、根頭組織の衝撃を緩和する。これは、競技の質、運動場表面の美観、そして選 手に対する安全性を向上させる。 単独(モノスタンド(monostand))または組合せ(ポリスタンド(polystand ))で使用される草は以下のものがある: 慣用名 ラテン名 I)涼しい季節の草 1.多年生ライグラス(perennial ryegrass) ロリウム・ペレネ(Lolium pe renne) 2.1年生ライグラス(annual ryegrass) ロリウム・マルチフロルム(Loli um multiflorum) 3.コヌカグサ(Creeping bentgrass) アグロスティス・パルストリス(Ag rstis palustris) 4.コロニアルベントグラス(Colonial bentgrass) アグロスティス・テヌ イス(Agrostis tenuis) 5.アニュアルブルーグラス(Annual bluegrass) ポア・アヌア(Poa annu a) 6.ケンタッキーブルーグラス(Kentucky bluegrass) ポア・プラテンシス (Poapratensis) 7.ポアスピナ(Poa supina) ポアスピナ(Poa supina) 8.オオスズメノカタビラ(rough bulegrass) ポア・トリビアリス(Poa trivialis) 9.コイチゴツナギ(Canada bluegrass) ポア・コンプレサ(Poa compress a) 10.ヒロハノウシノケグサ(Tall Fescue) フェスツカ・アルンジナシー( Festuca arundinacea) 11.ヒロハノウシノケグサ(Meadow fescue) フェスツカ・エラチオア(Fe stuca elatior) 12.クリーピングオオウシノケグサ(Creeping red fescue) フェスツカ・ ルブラ(Festuca rubra) 13.チューイングスフェスキュ(Chewings fescue) フェスツカ・ルブラ・ ブイ・コムンタータ(Festuca rubra v.communtata) 14.ウシノケグサ(Sheep fescue) フェスツカ・オビナ(Festuca ovina) 15.ハードフェスキュ(hard fescue) フェスツカ・オビナ・ブイ・ヅリウ スカラ(Festuca ovina v.duriuscala) II)暖かい季節の草 16.コモンバーニューダグラス(Common bermudagrass) シノドン・ダクチ ロン(Cynodon dactylon) 17.ハイブリッドバーニューダグラス(Hybrid bermudagrass) シノドン・ ダクチロン・エックス・トランスバーレンシス(Cynodon dactylon X transvaal ensis) 18.シバ(Japanese Lawngrass) ゾイシア・ジャポニカ(Zoysia japonica) 19.ハリシバ(Manilagrass) ゾイシア・マトレラ(Zoysia matrella) 20.マスカレングラス(Mascarengrass) ゾイシア・テヌフォリア(Zoysia tenufolia) 21.セントアウグスチングラス(St.Augustinegrass) ステノタフルム・セ クンダツム(Stenotaphrum secundatum) 22.センティピードグラス(Centipedegrass) エレモクロア・オフィウロイ デス(Eremochloa ophiuroides) 23.カーペットグラス(Carpetgrass) アクソノプス・アフィニス(Axonopus affinis) 24.バヒアグラス(Bahiagrass) パスパルム・ノタツス(Paspalum notatus ) 25.キクユグラス(Kikuyugrass) ペニセツム・クランデスチヌム(Pennise tum clandestinum) 26.シーショアパスパルム(Seashore Paspalum) パスパルム・バギナツム (Paspalum vaginatum) 27.バッファローグラス(Buffalograss) ブクロエ・ダクチロイデス(Buch low dactyloides) 例 よく使用される場所(特に高校の運動場や遊び場)での最適なトップドレッシ ング比率を決定するために、1993年7月29日にミシガン州立大学のロバー トハンコック・ターフグラス研究センター(Robert Hancock Trufgrass Reserch Center)(イーストランシング(East Lansing)、ミシガン州)で、80%砂 対20%ピートについての試験計画を作成した。3回繰り返しの2×5無作為化 完全ブロックデザインで、くずゴムをトップドレッシングした。2レベルのくず ゴム(10/20メッシュ(平均粒子サイズ0.1〜0.2cm)、と1/4イ ンチサイズ(0.635cm))、そして5レベルの処理量(0インチ、0.0 5インチ、0.10インチ、0.125インチ、0.25インチ、すなわち0. 127cm、0.254cm、0.318cm、0.635cm平均粒子サイズ )を表面に適用した。くずゴムを、スコット(SCOTT)(メアリーズビル(Marys ville)、オハイオ州))の回転スプレッダーを用いてくずゴムをトップドレッ シング化、次にロリウム・ペレネ(Lolium perenne)(多年生ライグラス(pere nnial ryegrass))、およびポア・プラテンシス(Poa pratensis)(ケンタッ キーブルーグラス(Kentucky bluegrass))芝生の上にできるだけ均一にひいた 。処理領域は、3.0m×3.6mであった。ゴム粒子は土の上に沈み、従って ジメチルレベルで根頭組織の部分を保護する。ゴムは軽く密度が小さいため、地 表すなわち地面レベルにとどまる。土の平均粒子密度が2.65g/ccである のに対して、ゴムの平均粒子密度は1.1g/ccである。同時にくずゴムは、 衝撃吸収を低下させ(クレグ衝撃試験(Clegg Impact Test)で表面硬度を測定 )(ジョン・エヌ・ロジャーズ(Rogers,John N.)IIIら、Journal Paper No .8017、ペンシルバニア州立大学、農学カレッジ(College of Agriculture)、 農学実験ステーション(Agricultural Experiment Station)、ユニバーシティ パーク(University Park)、ペンシルバニア州、96−110頁(1988) )、圧密を低下させ(こうして成長と回復のための好ましい環境を提供し)、芝 生の色を改善する。 磨滅処理は、8月26日に開始して11月14日まで続け、ブリンクマン・ト ラフィック・シミュレーター(Brinkman Traffic Simulator)(ビーティーエス (BTS)(ステフェン・ティー・コッカーハーム(Cockerham,Stephen T.)ら 、California Turfgrass Culture、39:(3&4)9−12(1984))に より行なった。BTSを2回通過させると、1つのフットボールの試合で40ヤー ドラインとハッシュマークの間で経験するヒトが動く量に等しい。従って、この 81日間に、49回のフットボールの試合がシミュレーションされる。 くずゴムは、前述の比率で、7月29日、9月11日および10月5日にトッ プドレッシングされた。結果を表1〜5に示す。表1に示すように衝撃吸収値は 、 9月11日と11月19日以外は、0.25(地面上の深さ)くずゴムで有意に 低かった。 処理領域のくずゴムの量は、試験日により2倍または3倍になるであろう。9 月20日では、その試験日の地面上の量は、それぞれの順序で0インチ、0.1 0インチ、0.20インチ、0.025インチおよび0.50インチ、または1 0月22日では、処理の量は0インチ、0.15インチ、0.30インチ、0. 375インチ、および0.75インチであった。(衝撃値が小さいほど、表面は 柔らかい。)残りの比率は、一貫性がなく、9月20日以外は粒子サイズは有意 ではなかった。粒子サイズに関するねじり抵抗値は、10月22日以外の試験日 では、表2に示すように有意ではなかった。 1ハンコック・ターフグラス研究センター(Hancock Trufgrass Reserch Center )でのくずゴムトップドレッシング研究の修飾した根ゾーンで使用した砂の篩い 解析。 トップドレッシング比率とそのねじり抵抗への影響については、すべての試験日 が有意であった。くずゴムの量が少ないほど、ねじり抵抗値は大きい。土の温度 は処理に関して有意であった(ただし、9月20日と12月3日は除く)。0. 25インチ(0.635cm)のくずゴムは、最も温度が高く、チェック(対照 )処理は、最も温度が低かった。くずゴムの粒子サイズは、11月5日を除いて 有意ではなかった。土の温度へのくずゴムの影響は、芝生成長と土の温度の間の 関係により有意であった。土の温度が50°F以下に低下すると、芝生の成長と 回復が遅くなる。この温度の低下はフットボールシーズンと一致し、競技の質の 問題につながる。温度を高く維持することは、競技の質の条件の向上につながる 。色の評価は、運動場の条件の改良(この場合は美的条件)のより実質的な証拠 を提供する。すべての試験日について、最も高い色の評価は、くずゴム処理の最 も高いレベルと一致した(10月1日を除く)。粒子サイズは、10月25日を 除いて有意ではなかった。 全体に1年目のデータは、衝撃吸収の低下および土の温度や芝生の色の改良に 及ぼすくずゴムの重要性を明らかにした。データは、ヒトの動きの多い条件下で くずゴムが芝生を改良し、土の性質を改良するための有効な手段となることを示 す。 前述の説明は本明細書を例示するためのものであり、本発明は以下の請求の範 囲によってのみ限定される。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年8月15日 【補正内容】 請求の範囲 1.芝生が成長する地面のレベルでの障害から運動場の芝生の根頭部分を保護 する方法であって、地面レベルおよび芝生の根頭部分の周りに、芝生との接触の 結果として根の根頭部分を覆い、その摩耗に抵抗するような層で、固体エラスト マー性粒子をトップドレッシングとして適用する(ここで粒子は、芝生の根頭部 分を摩耗させることができる任意の他の粒子を基本的に含まない)ことを含んで なる、上記方法。 2.適用するものは、平均サイズが約0.01〜0.6cmの粒子である、請 求の範囲第1項に記載の方法。 3.適用するものは、約0.25〜1.9cmの厚さの層である、請求の範囲 第1項に記載の方法。 4.適用するものは、すりつぶしたゴムタイア由来であり、その平均サイズは 、約0.01〜0.6cmの粒子である、請求の範囲第1項に記載の方法。 5.適用するものは、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の 周りに、芝生の色と成長を改良する厚さを有する層である、請求の範囲第1項に 記載の方法。 6.適用するものは、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温 度を増加させる層である、請求の範囲第5項に記載の方法。 7.適用するものは、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の 周りに、芝生の色と成長を改良する厚さを有する層である、請求の範囲第4項に 記載の方法。 8.適用するものは、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温 度を増加させる層である、請求の範囲第7項に記載の方法。 9.(a)地面のレベルで根頭部分を有する地面の芝生を支持する水透過性の 地面、および (b)トップドレッシングとして地面レベルを覆い、運動場が使用されている 時、芝生との接触の結果としての芝生の根頭部分の摩耗に抵抗する(ここで粒子 は、芝生の根頭部分を摩耗させることができる任意の他の粒子を基本的に含まな い)固体のエラストマー性粒子層、 を含んでなる運動場。 10. 粒子の平均サイズは、約0.01〜0.6cmである、請求の範囲第9 項に記載の運動場。 11. 層の厚さは約0.25〜0.6cmである、請求の範囲第9項に記載の 運動場。 12. 粒子はすりつぶしたゴムタイア由来であり、その平均サイズは、約0. 01〜0.6cmである、請求の範囲第9項に記載の運動場。 13. 層は、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の周りに、 芝生の色と成長を改良する厚さを有する、請求の範囲第9項に記載の運動場。 14. 層は、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温度を増加 させる、請求の範囲第13項に記載の運動場。 15. 層は、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の周りに、 芝生の色と成長を改良する厚さを有する、芝生の根頭部分の周りに厚さを有する 、請求の範囲第12項に記載の方法。 16. 層は、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温度を増加 させる、請求の範囲第15項に記載の運動場。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.芝生が成長する地面のレベルでの障害から運動場の芝生の根頭部分を保護 する方法であって、地面レベルおよび芝生の根頭部分の周りに、芝生との接触の 結果として根の根頭部分を覆い、その摩耗に抵抗するような層で、固体エラスト マー性粒子をトップドレッシングとして適用する(ここで粒子は、芝生の根頭部 分を摩耗させることができる任意の他の粒子を基本的に含まない)ことを含んで なる、上記方法。 2.粒子の平均サイズは、約0.01〜0.6cmである、請求の範囲第1項 に記載の方法。 3.層の厚さは約0.25〜1.9cmである、請求の範囲第1項に記載の方 法。 4.粒子はすりつぶしたゴムタイア由来であり、その平均サイズは、約0.0 1〜0.6cmである、請求の範囲第1項に記載の方法。 5.層は、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の周りに、芝 生の色と成長を改良する厚さを有する、請求の範囲第1項に記載の方法。 6.層は、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温度を増加さ せる、請求の範囲第5項に記載の方法。 7.層は、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の周りに、芝 生の色と成長を改良する厚さを有する、請求の範囲第4項に記載の方法。 8.層は、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温度を増加さ せる、請求の範囲第7項に記載の方法。 9.(a)地面のレベルで根頭部分を有する地面の芝生を支持する水透過性の 地面、および (b)トップドレッシングとして地面レベルを覆い、運動場が使用されている 時、芝生との接触の結果としての芝生の根頭部分の摩耗に抵抗する(ここで粒子 は、芝生の根頭部分を摩耗させることができる任意の他の粒子を基本的に含まな い)固体のエラストマー性粒子層、 を含んでなる運動場。 10. 粒子の平均サイズは、約0.01〜0.6cmである、請求の範囲第9 項に記載の運動場。 11. 層の厚さは約0.25〜0.6cmである、請求の範囲第9項に記載の 運動場。 12. 粒子はすりつぶしたゴムタイア由来であり、その平均サイズは、約0. 01〜0.6cmである、請求の範囲第9項に記載の運動場。 13. 層は、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の周りに、 芝生の色と成長を改良する厚さを有する、請求の範囲第9項に記載の運動場。 14. 層は、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温度を増加 させる、請求の範囲第13項に記載の運動場。 15. 層は、層なしで成長させた芝生に比較して、芝生の根頭部分の周りに、 芝生の色と成長を改良する厚さを有する、芝生の根頭部分の周りに厚さを有する 、請求の範囲第12項に記載の方法。 16. 層は、粒子の層のない地面に比較して、芝生の周りの地面の温度を増加 させる、請求の範囲第15項に記載の運動場。
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