JPH09505136A - 生きている動物における不良肉質を検出する方法 - Google Patents

生きている動物における不良肉質を検出する方法

Info

Publication number
JPH09505136A
JPH09505136A JP7503190A JP50319094A JPH09505136A JP H09505136 A JPH09505136 A JP H09505136A JP 7503190 A JP7503190 A JP 7503190A JP 50319094 A JP50319094 A JP 50319094A JP H09505136 A JPH09505136 A JP H09505136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature range
animal
meat quality
animals
percentage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7503190A
Other languages
English (en)
Inventor
ディー.モーガン ジョーンズ,スティーヴン
エル. シェーファー,アラン
クワイワー トング,アラン
ルイス スコット,シャノン
デニス ジョセフ ギャリピィ,クロード
シー. グラハム,リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agriculture and Agri Food Canada AAFC
Original Assignee
Agriculture and Agri Food Canada AAFC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agriculture and Agri Food Canada AAFC filed Critical Agriculture and Agri Food Canada AAFC
Publication of JPH09505136A publication Critical patent/JPH09505136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22BSLAUGHTERING
    • A22B5/00Accessories for use during or after slaughtering
    • A22B5/0064Accessories for use during or after slaughtering for classifying or grading carcasses; for measuring back fat
    • A22B5/007Non-invasive scanning of carcasses, e.g. using image recognition, tomography, X-rays, ultrasound
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K29/00Other apparatus for animal husbandry
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N25/00Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
    • G01N25/72Investigating presence of flaws
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/02Food
    • G01N33/12Meat; Fish

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、赤外線サーモグラフィーを使用して生きている動物における不良肉質を検出する方法を提供する。牛においては、そのサーモグラフィーが検査温度範囲28〜32±2℃外にある動物を、不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却する。豚においては、検査温度は24〜26±2℃である。

Description

【発明の詳細な説明】 生きている動物における不良肉質を検出する方法 発明の分野 本発明は、生きている動物における不良肉質を検出する方法、詳言すればかか る目的のための赤外線サーモグラフィーの使用に関する。 発明の背景 飼育リブストックにおける取り扱いおよび運搬は、有力なストレス源であるこ とは公知である(Stephens,1980年:およびKenny等、198 7年)。かかるストレスはしばしば“死の直前のストレス”(antemort em stresses)と呼ばれる。これらのストレスは温度調節を包含する 多数の生理学的パラメーターに変化をもたらすことが証明されている(Fren s,1975年;およびHoudas等、1975年)。屠殺前の環境(死の直 前の環境)における取り扱い、混合および運搬のような因子は不良肉質の原因で あることは十分に証明されている(Jones等、1989年;Jones等、 1988年;Warriss,1986年)。色、保湿力、PH,粘り強さおよ び組織のような品質属性が最初に影響を受ける。ストレスが十分に厳しい場合、 動物のエネルギー供給が酷使され、これがまた肉牛に おける黒ずみ、堅さおよび乾燥(DFD)または強靭な肉または豚における淡色 で柔らかくかつ滲出性(PSE)肉のような不良または低下した肉質を生じ得る 。 肉質の評価は、必要により、常に死後分析で行われた。発明者の認識には、不 良肉質を生産しそうな動物を検出する証明された能力を有する技術は決して存在 しなかった。論証可能に、死の直前の環境にある生きている動物の肉質を予測し うるかかる技術の開発または発見は肉生産工業に対し重要な価値を有する。それ というのも予防および回復療法はこれらの同定された動物において着手すること ができるからである。 赤外熱サーモグラフィー(IRT)は、しばらく人体医学において腫瘍および 心臓血管統合性(Clark等、1972年)ならびに過温症(Hayward 等、1975年)のような状態の診断および研究のために使用された。家畜にお いて、IRTは豚における脈管性病変(Lamarque等、1975年および 馬における脚外傷(Clark等、1972年)のような状態を診断するのに有 用であることも見出されている。 特許文献は、若干の目的のためにIRTの使用を記載している。バットン(B UTTON)等の米国特許第3877818号は、肉(死後)中の脂肪含量を測 定するためにIRTの使用を記載している。アンブロシーニ(Ambrosin i)の米国特許第3948 249号は、熱で牛を同定するために赤外線検出器の使用を教示する。ポンペイ (Pompei)の米国特許第5017019号は、動物における温度差を測定 するために放射線検出器の使用を記載している。 本発明者は、生きている動物でIRTを使用する従前の研究に関係していた。 共同発明者ジョーンズ(Jones),シエーファー(Schaefer)およ びガリピイ(Gariepy)による最初の研究は、IRTは牛(Schaef er等、1987年a,1988年)および豚(Schaefer等、1987 年b,;およびGARIEPY等、1987年)における基礎ストレスレベルを 同定するのに有用であることを提案した。研究は、IRTにより測定した場合冷 たい表面温度を有する牛は低い肉質を有するように思われ、豚においては不良肉 質は非常に高い表面温度と関連していることを認めた。しかし、これらの研究は 生きている動物における不良肉質の公算を確実に検出する方法の教示が簡単であ った。 不良肉質を生産しやすい生きている動物を、受容しうる正確さで検出する方法 が必要とされる。 発明の概要 本発明者は、適切な肉質特性を十分に予言するために、サーモグラフデータを 分析する方法と一緒に、異なる動物の解剖学的部位および温度を研究することに より、生きている動物における不良肉質を赤外線サー モグラフィーで検出する方法を開発することを述べる。多数の動物を検査しかつ サーモグラフ像を温度帯域により分解することにより、驚くべきことに、不良品 質の肉を生産するに至った動物は特殊な検査温度帯域に特徴的でない赤外線サー モグラフを有する事を発見した。高級な肉質を生産した動物に比べて、低級肉質 動物は、検査温度帯域よりも高いおよび低い温度帯域内に高割合のスキャン(全 ピクセルカウントの割合により測定)を有するサーモグラフを有することを発見 した。この発見は、本発明者が生きている動物における低い肉質を検出する信頼 しうる方法を開発することを可能にした。 概して、本発明は (a)サーモグラフ像を形成するため生きている動物を赤外線カメラで走査す る工程; (b)牛に対しては、28〜32±2℃の検査温度範囲内にあるスキャンの割 合を決定する工程; (c)豚に対しては、24〜26±2℃の検査温度範囲内にあるスキャンの割 合を決定する工程;および (c)検査温度範囲内にあるスキャンの割合が検査温度範囲外にあるものより も低い場合、動物を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却する工 程を包含する、生きているリブストックにおける不良肉質を生産する高い確率を 検出する方法を提供する。 ここおよび請求項において使用した用語“リブスト ック”(livestock)は、豚、馬、牛(Bos taurusおよびB os indicus)を包含する飼育反すう動物および単胃動物およびバイソ ン、羊、子羊、鹿、ムース、エルク、カリブーおよび山羊のような飼育有てい動 物を包含するものである。 図面の簡単な説明 図1〜4は、死の直前のストレスに曝された牛の3つの帯域における赤外線サ ーモグラフからの4つの温度範囲のヒストグラムプロットであり; 図5および6は、死の直前の環境に近似するストレスを受ける前(A)および 後(B)の4匹の豚からのIRサーモグラフであり; 図7〜12は、ストレスホルモンの注入の間豚における異なる解剖学的部位に 対する温度対時間のプロットであり;および 図13および14は、屠殺前の32匹の牛の背側観察として撮ったIRサーモ グラフであり、グラフAは28〜32℃の範囲内に最高のピクセルカウントを有 する動物を表し、グラフBおよびCはこの温度範囲の下方および上方に最高のピ クセルカウントを有する動物を表わす。 好ましい実施例の記述 本発明の方法は、引き続く屠殺において不良または低級の肉質を生産する高い 確率を有する飼育リブストックを検出するのに非常に有効であることが立証され た。54匹の雄牛の試験グループ(例3)において、本方法は、ダークカッティ ングのアドバンス検出(advance detection of dark cutting)において80%以上有効であることを立証した。これは非常 に高い精度である。一度動物を検出すれば、これらの動物を肉質を改善するため に処理することができる。たとえば、低級肉質を回復しかつ屠殺胴の収量損失を 改善するかかる方法の構成は、シエーファー(Schaefer)等により19 93年7月2日に提出された米国特許出願No.08/084989号に記載さ れている。 赤外線サーモグラフィー装置(カメラ、分析ソフトウエアー)は公知である。 好ましくは、動物または適切な解剖学的部位は、比較的接近した距離(1〜3m )で動物の水平面から約45〜90°の角度で走査される。 ソフトウエアは、カメラから形成されたサーモグラフ像を分析するために利用 される。典型的なソフトウエアパッケージはビューソフトである(Versio n2.0 Viewscan Ltd.,Concord,Ontario,C anada)。像は、好ましくは特殊な温度範囲内にあるスキャンの割合、つま り特殊な温度範囲内にある全ピクセルの割合を決定するために分析される。 本発明によれば、生きている動物をカメラで走査す る。サーモグラフ像を、検査温度範囲内にあるスキャンの割合を決定するために 分析する(好ましくはコンピュータにより、または目視分析により)。最も有効 であることの判明した検査温度範囲は、牛に対しては、28〜32±2℃であり 、豚に対しては24〜26±2℃である(これらの温度範囲は、動物のタイプ、 ストレスの程度および動物の正常な体温に影響を与える環境温度条件に依存して 、2℃上下に移動する)。動物の正常の体温は、検査範囲の変動を斟酌するため に走査の毎日調節すべきである。動物は検査温度範囲内にあるスキャンの割合が 検査温度範囲外にあるものよりも低い場合に、不良な肉質低下を有するらしいと 検出される。 好ましい走査条件は、異なる動物の種類、適切な解剖学的部位、スキャン観察 (scan view)のタイプ、検出のタイミングに対して算定された。 一般に、本発明者は、運搬の短時間後に牛を走査すると、通例次ぎのようなサ ーモグラフを生じることを発見した: (1)“正常な”動物のサーモグラフ-ピクセルカウントは検査範囲内では検 査範囲外よりも高い。 (2)“ストレスを有する”動物のサーモグラフ-動物は冷たいかまたは暖か いサーモグラフを有する、つまり検査範囲の上方または下方にあるピクセルの割 合は、検査範囲内のピクセルの割合よりも高い。 運搬から6時間以上後に牛を走査すると、2つだけの一般的なタイプのサーモ グラフ、“正常な”サーモグラフおよび“冷たい”サーモグラフを生じる(つま りストレスを有する動物は冷たく、そのサーモグラフは検査範囲内よりも高割合 のピクセルを検査範囲より下方に示した)。 牛に対しては、背側観察が最も好ましかった。これは多分最も行いやすくかつ 経済的な観察である。しかし、側方観察も有効である。胴、頭および四肢の側方 観察も有効であった。 豚の赤外線サーモグラフィーによる走査は、背側観察が最も好ましいことを示 した。最も知られた解剖学的部位は環椎と胸椎との間の背側区域を包含し、最も 好ましくは環椎と頸部脊椎との間の肩甲骨内区域を包含する。 豚に対して最も有効であると判明した検査温度範囲は、24〜26℃±2℃で あった。正常または低ストレスの豚は、この検査範囲内に高割合のIRスキャン (ピクセルカウント)を有していた。ストレスを有する動物(またはPSE豚肉 を最も生産しそうな動物)は、この検査範囲の上方に高割合のスキャン(ピクセ ルカウント)を有するIRサーモグラフを有する。ストレスを有する豚は、サー モグラフにおいて(冷たいよりもむしろ)暖かく見える傾向がある。 本発明のIR検出法は、正確のために、コンピュー タデータ分析を用いて実施されるが、視覚分析により実施することも容易である 。特有な色または灰色の色調は、コンピュータにより走査の検査温度範囲および 非検査温度範囲に割り当てることができる(好ましくはそれぞれ1〜2℃の温度 範囲が異なる色を有する)。サーモグラフはコンピュータモニタに表示されるの で、人間の走査員は検査温度外および/または内のサーモグラフを有する動物を 決定することができる。 低級肉質を生産しそうな検出された動物は、しるしを付けるか、または後での 処理または低い売却価値のために分離することができる。 本発明方法を下記の非制限的実施例において説明する: 実施例 本発明の検出方法を発展させるために、本発明者は市場牛により標準的に経験 される経営および運搬費をシミュレートした。たとえば、生産者は牛を直接公設 屠殺場に運搬することができる。または、生産者は牛を競売市場に運搬し、翌日 売却するために家畜小屋に一晩放置する。売却後、動物は船便で再び飼育場また は屠殺場に送られ、そこで再び一晩放置される。こうして、給飼ロット、運搬お よび屠殺の間のタイミングは何処でも1時間から数日である。タイミングは動物 のサーモグラフ像に影響を与える。 例1 この例は、牛で、気絶直前の全体側方観察として撮った赤外線走査を使用する 先の仕事を報告する。この例においては、30匹の雄の子牛および21匹の若い 雌牛(1〜1.5歳)を別々に囲いに入れ、24時間絶食させ、3つの処理グル ープに分けた。対照グループ、処理1は、研究センターへ3km運搬する前に、 性別により混合しなかった。畜舎内での時間を含め、動物は24時間給飼されな かった。第二のグループ、処理2は性別によって混合し、18時間の畜舎期間に 先立ち、320km(6時間)運搬した。動物は48時間全く給飼されなかった 。第三のグループ、処理3は、動物は付加的に320kmの運搬(6時間)を受 けかつ畜舎内にさらに18時間いたことを除き、処理2と同じ処理をした。かれ らは、合計72時間給飼されなかった。畜舎期間に続き、動物を研究センターで 気絶させ、屠殺し、ここで屠殺体の組成および肉質を分析した。 気絶させる直前に、それぞれの動物の赤外線像またはスキャンを撮った。赤外 線熱像(スキャンまたはサーモグラフ)を、アジマ(Agema)モデル782 カメラ(AGA,Lidingo,スエーデン)で撮った。個々のサーモグラフ の解像および印刷は、下記に記載するように、ビュースキャンソフトウエア(V iewscan Ltd,Concord,Ontario,カナダ)を用いて 達成した。 カメラからのビデオ信号は、次ぎのようにコンピュータにより処理する前に、 A/Dコンバータを用いてデジタルデータに変換した。像は生の未校正データフ ァイルとして貯蔵した。像の区域自体は、7140のピクセルまたは情報のピー スに分割された。生のピクセルデータは、IRカメラからの電圧信号に比例する デジタルデータである。サーモグラフを分析するために、デジタルデータをビュ ーソフトソフトウエアを用いる校正操作を使用して温度データに変換した。校正 後、ピクセルは、15.0〜32.0℃に亙り、1.2±0.2℃の15の温度 範囲を表わす15の異なる色プラス背景色に表示された。 ビューソフトソフトウエアは、異なる帯域によるかまたは全体像によるピクセ ルデータの分析を斟酌した。7つの帯域は次ぎのように同定した:帯域0−背景 を含め、からだ全体、帯域2−四肢を含む動物の胴体、帯域3−肩から中央線に 致る前胴、帯域4−中央線から尾に至る後胴、帯域5−頭および首、および脚お よび尾を含む四肢。ビューソフトソフトウエアを用い各帯域に対し次ぎの情報が 得られた:絶対ピクセルカウントおよび各温度範囲に入る帯域内の全ピクセルの パーセントとしてのピクセルカウント;帯域内の最高および最低温度;帯域内の 全温度範囲;帯域内の温度の中央値、平均値および標準偏差;帯域の全面積(ピ クセルで)および全像面積のパーセントとしての帯域の 面積。温度はデータを分析するため大きい温度範囲にグループ分けした:4つの 温度範囲は:(1)10.0〜18.0,18.0〜23.0、(3)23.0 〜28.0および28.0〜36.0であった。からだのそれぞれの帯域内の温 度は4つの範囲にグループ分けした。各範囲に入るピクセルの数は、該帯域内の ピクセルの総数のパーセントとして表した。 からだの表面からの熱損失は、からだにおける位置によって変わり、動物のか らだのサーモグラフは、分析のため3つの帯域、胴、頭および四肢に分けた。か らだの各帯域内で各温度範囲によってカバーされる面積は、全可視面積のパーセ ントとして表した。 図1〜4から明らかなように、3つの処理は異なるサーモグラフパターンを生 じた。最大度の運搬ストレスを有する動物は、冷たい範囲内に最大割合のピクセ ルカウントを有していた。 最大レベルのストレスを有する牛は不快な色および剪断値として観察される変 化した肉質を示した。肉質の評価は、1988年にジョーンズ(Jones)等 により記載された方法によって行った。最も低下した肉質を有する牛は、最大の ストレスを受けた牛であった。肉質データは表1に記載する。 例2 この例は、赤外線サーモグラフィーを用いて本発明方法の有効性を証明するこ とを包含する。IRスキャンは、7°および0°角レンズを備えるサーモビジョ ン750連続番号1066カメラを用いて撮った。温度の測定は、ビデオレコー デイングおよび電子捕獲を容易にするため、タイプJ表面接触プローブまたはエ キサジェン(Exergen)マイクロスキャナを備えるタイラー(Taylo r)9200デジタルサーモメータを用いて行なった。サーモグラフを分析する ために、ビューソフトバージョン2.00ソフトウエアを使用した。 試験1 この試験においては、去勢豚および若い雌豚の両方 を使用した。豚に、2つのIRTスキャン操作を使用した。第一のIRT像(A )は、ホーム豚舎に置かれた場合の豚で作成された。この時には、豚を混合せず かつストレスをかけなかった。第二の像(B)は、他所の豚と混合し、豚舎の周 りを移動させた。この豚の混合および移動は、産業においては普通であり、動物 にストレスを形成する。豚の熱像は、動物が小さい畜舎にいた(押し込め)間に 撮った。動物を、20°のレンズを用い約0.7mの距離で上方および後方から 観察した。最も暴露的かつ有用な角度スキャンは、背骨で水平面から45°以上 の角度での背部および頭部縦ショットで撮った。イメージはサーモグラフに見え るクロスバーにより頚部または頚状部に干渉を起していた。 温度範囲に割当てられた色または灰色の色調を有する4匹の動物のサーモグラ フは、図5および6に示されている。クロスバーは像と干渉している(白色バー として認められる)が、大きいストレスを有する動物は殊にの肩胛骨内の区域を 含め、脊椎と頚椎との間の背面において24〜26℃以上の高められた温度を有 していた。サーモグラフにおける温度範囲は、0.5℃の間隔で21.7〜28 .1℃であった。青および紫の温度範囲は22.7〜24.1℃の間であった。 黒および暗緑の範囲は、24.1〜25.0℃の間であった。淡緑の範囲は25 .0〜25.9℃の間であ った。オレンジ、明紫および赤の範囲は、26.4〜28.1℃の間であった。 灰色の色調を有する冷たい温度には暗色の色調が割当てられ、温かい温度には次 第に淡色になる色調が割り当てられた。 試験2 この試験の目的は、上記試験により提案されたような熱発生の部位特異性を確 かめることであった。この試験はまた、この特異性を、死の直前のストレスに曝 された時、高い発生率で不良肉質を生産することの知られている豚において調べ た。この試験において豚に誘発されるストレスの大きさは、ストレスホルモン( アドレナリンアゴニスト)を直接手で操作することによって制御した。 この試験における豚は、サッシャー(Sather等(1989年)により定 義されたように、遺伝的にストレスを受けやすいかまたはフローセン(halo thane)陽性の豚(H+表現型、nn遺伝子型)であった。これらの豚は、 淡色、柔軟、感触、滲出性またはドリップロスの高い豚肉および低いpHを包含 する不良肉質特性の高い発生率(80%)を生じることが知られている(Mur ray等、1986年)。 豚は、内分泌段階に先立ち24時間、耳血管留置カテーテルを装着した。実験 の当日、豚は、動物管理に関するカナダ評議会により確立されたガイドラインに より、動物の体重1kgあたりケタミン(ketal ar)20mgで麻酔をかけた。ケタミン麻酔は、フローセンのような呼吸麻酔 がこれらの豚に悪性の過体温を誘発する点で必要であったことを認めるべきであ る。麻酔に続き、豚はドブタミン(dobutamine;Dobutrex, B1,30分間に5.6μg/kg/min)およびクレンブテロール(Cle nbuterol;B2,30分間に3.39μg/kg/min)を包含する 選択されたアドレナリンアゴニストの静脈内注入を受けた。麻酔をかけた豚に、 一連の皮下熱電対(ほぼ2cm挿入)を頚部から腰部に脊椎に沿って配置した。 これらの熱電対をロガーに連結し、ロガーは30秒毎に直接温度読取りを記録し た。 結果は、図7〜12に、アドレナリンアゴニストの注入の開始に関する時間に よる頚部熱電対温度の変化(%)のプロットとして示されている。(図中、数字 92108および91208等は異なる動物を示す)。図は、不良品質の豚肉を 生産することの知られている豚におけるアドレナリンアゴニスト(ストレスホル モン)の直接および制御された対抗量は、とくに豚の背面の頚区域における熱電 対温度の増加を伴った。この温度の増加は、これらの同じ解剖学的区域における IRT温度増加を示す上記の試験と一致する。データも、これらの熱の変化が、 フローセン陽性の豚は約80%の不良肉質を生産することが実証されているので 、不 良肉質の生産と一致することを確認する。 例3 この例は、輸送直後に撮ったバルクの背部のIRサーモグラフを用いる本発明 の検出方法を説明する。カメラおよびコンピュータソフトウェアは例1における と同じであった。 この例においては、平均体重500kgの交配種1年子の雄牛54匹について 集めた。動物は、水およびヨウ素塩を随意に利用させ、通常の配合サイロ穀粒飼 料で飼育した。牛に2つの処理の1つを割当て、種族および重量により釣合いを とり、対照または被処理と指示した。対照動物は常用飼料にとどめ、実験の朝ま で囲いの中の仲間と一緒にしておいた。次ぎに、牛を体重計量施設に移動させ、 計量し、商業上の畜牛ライナーに積込み、短距離(3km)屠殺場に輸送した。 次ぎに、雄牛を1/2〜2時間約3m×10mの寸法の屠殺場の畜舎におろし、 赤外線サーモグラフィーカメラ(例1同様)で上方から走査する。カメラを動物 の背の上方約2mに設置し、スキャンを約75°の角度で撮った。走査の2〜3 時間内に、動物を屠殺場の構内に移動させ、通常の商業上の慣例により屠殺した 。 処理動物は、運搬前飼料および水から24時間遠ざけた。さらに、牛は最小2 つの異なる不慣れな畜舎から混合した。これらの給飼中止および混合の時間条件 は、競売市場および若干の飼料ロット操作においては 一般的でありかつ動物にストレスを形成する。処理牛は、モーニング・ウエイト ・コレクション(morning weight collections)に 続き1時間の運搬を受けた。一度屠殺場の畜舎区域に降ろしたら、赤外線走査お よび屠殺操作が対照動物と同じ方法で達成された。肉質データは、カナダ・グレ ーディング・システムにより評価した(1993年のニュー・ビーフ・グレーデ ィング・システムの制度に先立つDark cutters grading B4または以前はB2の等級)。サーモグラフは32匹の動物に関して図13お よび14に示しかつ下記のように分析した。 この研究における動物に対しては、11の温度範囲で検査した。これらの範囲 (℃)は次ぎのとおりであった:1=10.0〜18.9;2=18.9〜20 .8;3=20.8〜22.7;4=22.7〜24.6;5=24.6〜26 .5;6=26.5〜28.4;7=28.4〜30.3;8=30.3〜32 .2;9=32.2〜34.1;10=34.1〜36.0;11=36.0〜 37.9. 次ぎのデータの統計分析の結果、次ぎのことを知った: (a)処理した牛の80%以上は、グレーディング・システムによりB4ダー ク・カッターと評価された屠 殺体を生産した。 (b)対照動物からのピクセル面積の40%、処理動物のピクセル面積の僅か 12%が温度範囲7に入った。 (c)対照動物のピクセル面積の30%、処理動物の僅か16%が温度範囲8 に入った。 32匹の動物のサーモグラフは、図13および14に示す。温度範囲7および 8内の動物、つまりこの範囲内にこれらの範囲外よりも高いピクセル数を有する 動物はグループAである。グループAのすべての動物は、ダーク・カッターであ ることの判明した1つの動物を除き、正常またはノン・ダークカッティング・ミ ートを生産することが判明した。グループBおよびCのサーモグラフは、温度範 囲7および8外、つまり該範囲内よりも範囲外に高いピクセル数を有する動物を 示す。グループBのサーモグラフは、温度範囲7および8の下(より冷たい)で あり、グループCのサーモグラフは温度範囲7および8の上(より温かい)であ った。サーモグラフをグループBおよびCに示すすべての動物は、暗色肉(da rk・cutters)を生産することが判明した(Bおよび24の動物の1つ を除く)。色または灰色の色調を範囲に割り当てることにより、どの動物が主に 該温度範囲内または外にあるかを容易に視覚的に決定することができる。 こうして、処理した(ストレスをかけた)牛の大部 分は、範囲7および8に低割合のピクセルを有し、これらの範囲外のより温かい または冷たい温度に高割合のピクセルを有することが明らかである。温度範囲7 および8に低いピクセル数を有するかかる動物は、ストレスを有しかつ不良肉質 の高い確率を有することが一層確実であった。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月9日 【補正内容】 請求の範囲 1.生きている畜牛における不良肉質を生産する高い確率を検出する方法にお いて、 生きている動物の表面部分を、サーモグラフ像を形成するため赤外線カメラで 走査し; 28〜32±2℃の検査温度範囲内にある像の割合を決定し; 検査温度範囲内にある像の割合が検査温度範囲外にある像の割合よりも低い場 合に、動物を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却することを特 徴とする生きている動物における不良肉質を検出する方法。 2.検査温度範囲内にある像の割合および検査温度外にある像の割合を、走査 された動物の表面部分に対する全ピクセルカウントのそれぞれの割合として決定 する、請求項1記載の方法。 3.動物を死の直前の環境において走査する、請求項1記載の方法。 4.動物を、死の直前の環境への運搬の約6時間内に走査する、請求項3記載 の方法。 5.動物を、死の直前の環境への運搬の約6時間後に走査し、さらに28〜3 2±2℃の検査温度範囲以下にある像の割合を決定し;かつ検査温度範囲内にあ る像の割合が検査温度範囲以下にある像の割合よりも 低い場合に、動物を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却する、 請求項2記載の方法。 6.動物の背面を走査する、請求項3記載の方法。 7.動物を環椎と胸椎との間で走査する、請求項6記載の方法。 8.検査温度範囲は28〜32℃である、請求項1記載の方法。 9.動物は肉牛である、請求項1、7または8に記載の方法。 10.動物を側面から走査する、請求項3記載の方法。 11.動物を、頭、胴および四肢からなる群から選択された少なくとも1つの 表面部分において走査する、請求項10記載の方法。 12.検査温度は28〜32℃である、請求項11記載の方法。 13.動物は肉牛である、請求項12記載の方法。 14.生きている豚における不良肉質を生産する高い確率を検出する方法にお いて、 生きている動物の表面部分を、サーモグラフ像を形成するために、サーマルカ メラで走査し; 24〜26±2℃の検査温度範囲内にある像の割合を決定し; 24〜26±2℃の検査温度範囲外にある像の割合を決定し;かつ 検査温度範囲内にある像の割合が検査温度外にある像の割合よりも低い場合に 、動物を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却することを特徴と する生きている動物における不良肉質を検出する方法。 15.動物の背面を走査する、請求項14記載の方法。 16.動物を環椎と胸椎との間で走査する、請求項15記載の方法。 17.動物を環椎と頚椎との間で走査する、請求項15記載の方法。 18.動物を環椎と頚椎との間の肩胛骨内の区域を走査する、請求項15記載 の方法。 19.検査温度範囲は24〜26℃である、請求項18記載の方法。 20.24〜26℃の検査温度以上にある像の割合を決定し、検査温度範囲内 にある像の割合が検査温度範囲以上にある像の割合よりも低い場合に、動物を不 良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却する、請求項19記載の方法 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S I,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 シェーファー,アラン エル. カナダ国 ティー0シー 1エス0 アル バータ ラコーム ピー.オー.ボックス 1827 (72)発明者 トング,アラン クワイワー カナダ国 ティー0シー 1エス0 アル バータ ラコーム ブランズ クレッセン ト 51 (72)発明者 スコット,シャノン ルイス カナダ国 ジー1ヴイ 3ピー8 ケベッ ク ステ フワイ リュ ドゥ シャワン ―マルタン 889 (72)発明者 ギャリピィ,クロード デニス ジョセフ カナダ国 ジェイ3ジー 4ビー5 ケベ ック オターバーン パーク エルム ス トリート 448 アパートメント 210 (72)発明者 グラハム,リチャード シー. カナダ国 ケー1エム 0ピー8 オンタ リオ オタワ アケイシャ アヴェニュー 109

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.生きている牛における不良肉質を生産する高い確率を検出する方法におい て、 生きている動物を、サーモグラフ像を形成するため赤外線カメラで走査し; 28〜32±2℃の検査温度範囲内にあるスキャンの割合を決定し; 検査温度範囲内にあるスキャンの割合が検査温度範囲外にあるものよりも低い 場合には、動物を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却すること を特徴とする生きている動物における不良肉質を検出する方法。 2.検査温度範囲内にあるスキャンの割合を、走査された動物の表面部分に対 する全ピクセルカウントの割合として決定する、請求項1記載の方法。 3.動物を死の直前の環境において走査する、請求項1記載の方法。 4.動物を、死の直前の環境への運搬の約6時間内に走査する、請求項3記載 の方法。 5.動物を、死の直前の環境への運搬の約6時間後に走査し、検査温度範囲内 にあるスキャンの割合が検査温度範囲の下方にあるものよりも低い場合に、動物 を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却する、請求項4記載の方 法。 6.動物の背面を走査する、請求項3記載の方法。 7.スキャンは環椎から胸椎に到る表面部分を包含する、請求項6記載の方法 。 8.検査温度範囲は28〜32℃である、請求項1記載の方法。 9.肉牛に適用される、請求項1、7または8に記載の方法。 10.動物を側面から走査する、請求項3記載の方法. 11.スキャンは動物の頭、胴および四肢の1つまたは幾つかを包含する、請 求項10記載の方法。 12.検査温度は28〜32℃である、請求項11記載の方法。 13.牛に適用される、請求項12記載の方法。 14.生きている豚における不良肉質を生産する高い確率を検出する方法にお いて、 生きている動物を、サーモグラフ像を形成するために、サーマルカメラで走査 し; 24〜26±2℃の検査温度範囲内にあるスキャンの割合を決定し; 検査温度範囲内にあるスキャンの割合が検査温度外にあるものよりも低い場合 に、動物を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却することを特徴 とする生きている動物における不良肉質を検出する方法。 15.動物の背面を走査する、請求項14記載の方法。 16.スキャンは環椎から胸椎に到る表面部分を包含する、請求項15記載の 方法。 17.スキャンは環椎から頚椎に到る表面部分を包含する、請求項15記載の 方法。 18.スキャンは動物の肩胛骨内の区域を包含する、請求項15記載の方法。 19.検査温度範囲は28〜32℃である、請求項18記載の方法。 20.検査温度範囲内にあるスキャンの割合が検査温度範囲の上方にあるもの よりも低い場合に、動物を不良肉質を生産する高い確率を有するものとして棄却 する、請求項19記載の方法。
JP7503190A 1993-07-02 1994-06-30 生きている動物における不良肉質を検出する方法 Pending JPH09505136A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/084,993 1993-07-02
US08/084,993 US5458418A (en) 1993-07-02 1993-07-02 Method for detecting poor meat quality in live animals
PCT/CA1994/000383 WO1995001567A1 (en) 1993-07-02 1994-06-30 Method for detecting poor meat quality in live animals

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09505136A true JPH09505136A (ja) 1997-05-20

Family

ID=22188498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7503190A Pending JPH09505136A (ja) 1993-07-02 1994-06-30 生きている動物における不良肉質を検出する方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5458418A (ja)
EP (1) EP0706654B1 (ja)
JP (1) JPH09505136A (ja)
KR (1) KR960703466A (ja)
CN (1) CN1050904C (ja)
AT (1) ATE153137T1 (ja)
AU (1) AU673942B2 (ja)
DE (1) DE69403216D1 (ja)
DK (1) DK0706654T3 (ja)
NZ (1) NZ268868A (ja)
WO (1) WO1995001567A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE36664E (en) * 1991-09-04 2000-04-18 Texas Beef Group Method and apparatus for automatically segmenting animal carcasses
US5595444A (en) * 1993-07-02 1997-01-21 Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Department Of Agriculture And Agri-Food Canada Method for detecting poor meat quality in groups of live animals
EP0920620B1 (en) * 1996-08-23 2004-10-13 Her Majesty The Queen in Right of Canada, as represented by The Department of Agriculture and Agri-Food Canada Method and apparatus for using image analysis to determine meat and carcass characteristics
US6123451A (en) * 1997-03-17 2000-09-26 Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Administer For The Department Of Agiculture And Agri-Food (Afcc) Process for determining a tissue composition characteristic of an animal
WO2000025131A1 (en) * 1998-10-23 2000-05-04 The Horticulture And Food Research Institute Of New Zealand Limited Determining meat quality of a live animal
US7277744B2 (en) * 1999-03-22 2007-10-02 Schaefer Allan L Early detection of inflammation and infection using infrared thermography
US20050153359A1 (en) * 2002-03-11 2005-07-14 Schaefer Allan L. Method for the evaluation of velvet antler
US6974373B2 (en) 2002-08-02 2005-12-13 Geissler Technologies, Llc Apparatus and methods for the volumetric and dimensional measurement of livestock
US7039220B2 (en) * 2002-08-14 2006-05-02 C-Scan, L.L.P. Methods and apparatus for the dimensional measurement of livestock using a single camera
US20040236191A1 (en) * 2003-05-19 2004-11-25 Poliska Steven A. System and method for identifying and labeling livestock products, and managing data associated with those products
CA2525676A1 (en) * 2003-05-30 2004-12-09 Harrison, Harry J. S. The use of infrared thermography in live animals to predict growth efficiency
CN100452083C (zh) * 2007-04-25 2009-01-14 贾晓光 一种变造文件的扫描分解成像检验方法
GB0716333D0 (en) * 2007-08-22 2007-10-03 White Spark Holdings Ltd Method and apparatus for the automatic grading of condition of livestock
SG173204A1 (en) * 2009-02-05 2011-08-29 D I R Technologies Detection Ir Ltd Method and system for determining the quality of pharmaceutical products
CN103827645A (zh) * 2011-09-29 2014-05-28 柯惠有限合伙公司 带有图像传感器和显示器的电子温度计
US9961883B2 (en) * 2014-06-16 2018-05-08 Allan Schaefer Rapid and automatic determination of metabolic efficiency in livestock
CN106123822B (zh) * 2016-08-11 2018-05-15 吉林省农业科学院 一种便携式多用型牲畜身体围度量具
CN113057598B (zh) * 2021-04-20 2022-02-11 中国农业大学 一种面向动物活体无屠宰的肉质品质分级方法与系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3877818A (en) * 1974-01-28 1975-04-15 Us Agriculture Photo-optical method for determining fat content in meat
US3948249A (en) * 1975-03-31 1976-04-06 Ambrosini Herman J Method and apparatus for detecting and identifying a cow in heat
US3991744A (en) * 1975-04-22 1976-11-16 Goodfield Barry A Process for treating psychophysiological condition
DE2950317A1 (de) * 1979-12-14 1981-06-19 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Elektrothermographische vorrichtung
US4788427A (en) * 1986-09-04 1988-11-29 Leroy Pierre L Fertilization detection
US4914672A (en) * 1988-07-14 1990-04-03 Embrex, Inc. Method and apparatus of distinguishing between live and dead poultry eggs
US4998826A (en) * 1988-11-30 1991-03-12 Telatemp Corporation Agricultural infrared thermometer
US5017019A (en) * 1989-04-14 1991-05-21 Exergen Corporation Radiation detector for differential biological temperature readings
WO1991014180A1 (en) * 1990-03-14 1991-09-19 Meat Research Corporation Evaluating carcasses by image analysis and object definition
US4995398A (en) * 1990-04-30 1991-02-26 Turnidge Patrick A Coronary angiography imaging system
GB9013983D0 (en) * 1990-06-22 1990-08-15 Nat Res Dev Automatic carcass grading apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
AU7224894A (en) 1995-01-24
KR960703466A (ko) 1996-08-17
CN1129983A (zh) 1996-08-28
WO1995001567A1 (en) 1995-01-12
NZ268868A (en) 1996-08-27
US5458418A (en) 1995-10-17
DE69403216D1 (de) 1997-06-19
CN1050904C (zh) 2000-03-29
AU673942B2 (en) 1996-11-28
DK0706654T3 (da) 1997-07-28
EP0706654A1 (en) 1996-04-17
ATE153137T1 (de) 1997-05-15
EP0706654B1 (en) 1997-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09505136A (ja) 生きている動物における不良肉質を検出する方法
US5595444A (en) Method for detecting poor meat quality in groups of live animals
Lambe et al. The use of various live animal measurements to predict carcass and meat quality in two divergent lamb breeds
Latshaw et al. Estimating body weight and body composition of chickens by using noninvasive measurements
US20070258625A1 (en) Methods and Systems for Administering a Drug Program Related to Livestock
US7613330B2 (en) Methods and systems for tracking and managing livestock through the production process
US6123451A (en) Process for determining a tissue composition characteristic of an animal
WO2004105474A1 (en) The use of infrared thermography in live animals to predict growth efficiency
Blömke et al. Evaluation of an automated assessment system for ear and tail lesions as animal welfare indicators in pigs at slaughter
Conroy et al. The relationship of various muscular and skeletal scores and ultrasound measurements in the live animal, and carcass classification scores with carcass composition and value of bulls
Dugue et al. Genetic determinism of boar taint and relationship with growth traits, meat quality and lesions
Lambe et al. Prediction of lamb meat eating quality in two divergent breeds using various live animal and carcass measurements
Knight et al. Reducing the level of nutrition of twin-bearing ewes during mid to late pregnancy produces leaner prime lambs at slaughter
Kvame et al. Economic benefits in selection for weight and composition of lamb cuts predicted by computer tomography
CA2099532C (en) Method for detecting poor meat quality in live animals
Mwimali et al. An analysis of the causes of poultry condemnations at a Nairobi slaughter house, Kenya (2011-2014).
Desroches Stress affected livestock as seen by thermography
Hentzen et al. The effect of preconditioning on production and antibiotic use in a South African beef feedlot
Silvere et al. Evaluation of cattle slaughtering efficiency at the m'pila slaughterhouse in Brazzaville (Republic of Congo)
Kumar et al. Phenotypic and carcass characterization of Hassan sheep
Lankister et al. Identification and Management of Critical Control Points in the Cow-Calf Enterprise for Achieving and Maintaining Consistency and Low Cost of Production: Summary of Feedlot and Carcass Performance and Overall Economic Results1
Taylor et al. Thermal Imaging Efficacy in Predicting Trim Loss from Cull Sow Carcasses
Soni et al. Slaughtering and Carcass Evaluation of Sheep
del Campo et al. URUGUAYAN NATIONAL BEEF QUALITY AUDIT-2013: A SURVEY OF BEEF INDUSTRY RELATED TO QUALITY AND VALUE OF CATTLE
Suanes et al. Development and validation of a visual subjective scoring method (VVSSM) for carcass bruises in Uruguay