JPH09504735A - 静電帯電エアゾール噴霧システム用アクチュエータ - Google Patents
静電帯電エアゾール噴霧システム用アクチュエータInfo
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- JPH09504735A JPH09504735A JP7513441A JP51344195A JPH09504735A JP H09504735 A JPH09504735 A JP H09504735A JP 7513441 A JP7513441 A JP 7513441A JP 51344195 A JP51344195 A JP 51344195A JP H09504735 A JPH09504735 A JP H09504735A
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Abstract
(57)【要約】
エアゾール噴霧を電気的に帯電するためのアクチュエーター(20)は、霧化した流体に電荷を誘導するため、噴霧ノズル(18)に隣接した位置にインダクタ(34)を有する。インダクタ(34)への電荷は、作動部材(26)の動きによって応力が与えられる圧電結晶(46)によって供給される。インダクタの帯電は無視できるほどの電力を使用するので、他の電源は必要としない。結晶には圧迫などのように連続して、または、打撃などのように断続して、応力を与えることができる。断続した応力を与える場合、電気回路は結晶とインダクタの間にスイッチを含み、これはバルブが開いている時にあき、噴霧の間インダクタを電気的に分離する。
Description
【発明の詳細な説明】
静電帯電エアゾール噴霧システム用アクチュエータ
技術分野
本発明は、エアゾール噴霧装置、特にエアゾールからの材料の噴霧を制御する
アクチュエータに関する。
背景技術
加圧容器からの材料、通常は流体の投与に関してはよく知られている。容器か
らの材料の放出は、通常は閉位置または密閉位置にバイアスがかかった弁によっ
て制御される。材料は通常、材料を霧化して目標領域全体に均一に分散させるノ
ズルを介して投与される。アクチュエータは、弁の開閉に使用され、通常は内蔵
パッケージが設けられるよう、容器付きで形成される。
ある種の材料、例えば空気清浄剤の場合、内容物を可能な限り広く散布するこ
とが望ましい。しかし、処理すべき特定の領域に確実に塗布されるように、また
は目標以外には噴霧量を最小限にして活性成分の分配効率が向上するように、あ
るいはその両方のために、制御された方法で材料を分配することが望ましい材料
もある。
エアゾール噴霧器の適用は、噴霧がノズルから分配される時点で静電帯電され
ることにより向上することが知られている。噴霧は静電荷を獲得し、次に電気的
に接地された物体または反対の電荷を有する物体に引き付けられる。霧化した噴
霧に電荷を付与するため、幾つかの帯電機構が提案されており、その中でコロナ
放電電荷移動、誘導帯電が最も一般的である。
コロナ放電の場合は、電極を噴霧内に配置し、電子が電極から周囲の流体へ移
動する。電極は、電極に接続した電源によって高い
電位に維持される。このようなシステムの例が、デビトリア(De Vittoria)の
米国特許第4,341,347号に示され、この特許では、電極は、比較的低速で粒子サ
イズが小さい噴霧への電荷移動を改善させるため、流体流の中に配置される。し
かし、マーチャント(Marchant)の米国特許第4,489,894に記載されているよう
に、コロナ放電電荷移動は、放電電流がほとんど有用に供給されないので、比較
的効率が悪い。
誘導帯電は、よく制御された状態下では、無視できる程度の電力しか必要とし
ない方法である。誘導帯電については、文献で詳しく記録され、農業用噴霧器で
広範囲に使用されている。
誘導帯電の場合は、ある電位が電極に与えられ、これが局所的な電界を生成す
る。流体が霧化されるにつれ、これは電極により生成した電界に曝され、反対の
極性の電荷が流体上に誘発される。霧化された滴は、いったん空気中に出ると、
誘発された電界の影響下にある間、液体フィラメントの先端で誘発された電荷を
保持する。流体を介して「地面」から、あるいは「地面」への電子の流れが確立
され、除去された電荷を噴霧に補充する。このように、誘導帯電は、広い意味で
は「電力」ではなく「電位」を使用する方法と分類することができる。このよう
なシステムは、オイアーバッチ(Auerbach)の米国特許第2,019,333号に記載さ
れている。
誘導帯電で遭遇する一つの困難は、電極が霧化した流体を引き寄せ、特定の空
力学的状況では、これによって濡れる可能性があることである。その結果電極か
らの電力が失われることがある。この問題は、慎重に制御した環境で噴霧を実行
すると、深刻にはならないかもしれないが、ロー(Law)が米国特許第4,004,733
号で述べたよ
うに、変動の大きい環境では大きな問題となる。ロー(Law)は、インダクタの
電位を小さくするよう示唆しているが、そうすると、ノズルとインダクタとの間
の物理的間隔も小さくする必要がある。これは、インダクタが濡れる可能性を高
くする。ロー(Law)は、管状の電極の内面と滴を形成する領域との間に空気流
を挿入することによって、インダクタを乾燥した状態に維持するよう提案してい
る。しかし、この効果を得るには、大量の空気を流す必要があり、狭い噴霧パタ
ーンが生成される。これは、ロー(Law)が想定したタイプの用途、すなわち農
業用の噴霧には有効であろうが、携帯用の内蔵式噴霧装置には実用的ではない。
パーメンター(Parmentor)の米国特許第4,664,315号は、空気流に渦巻を導入
することによって、ロー(Law)の示唆した噴霧パターンを広げ、ノズルと接地
箇所との間の電気路の長さを長くすることによって電荷の漏洩を小さくしようと
している。しかし、なお大量の空気を流す必要があり、渦巻を生成するノズル構
成は、ノズルのデザインを複雑にし、流体が付着する可能性が高くなることがあ
る。
これまでに、流体キャニスターを有するタイプのエアゾール・ディスペンサー
によって加圧下で投与される噴霧が静電帯電するような幾つかの提案がある。こ
のようなディスペンサーは、携帯可能かつ独立型で、さらに経済的に生産できる
よう設計されている。このような以前の提案の一つが、バーゲ(Birge)の米国
特許第4,971,257号で示されている。この配置構成では、エアゾールの容器がフ
レーム内に支持され、これは回転可能な方法で取りつけられエアゾールの弁を作
動するトリガを有する。電極は、エアゾール噴
霧中に配置され、コロナ放電によって噴霧に電荷を移動させる。フレーム内に再
充電可能な電池が設けられ、トリガが作動するにつれ、高圧変圧器を介して電極
に電力を供給する。帯電機構が電力を要求するので、再充電可能な電源が必要で
あるが、これによって、使い捨ての独立型エアゾール容器としては装置が不経済
になる。
荷電流体噴霧を獲得する3番目の方法は、コッフィー(Coffee)の米国特許第
4,476,515号に開示され、電気力学的噴霧と呼ばれる。コッフィー(Coffee)は
、加圧したエアゾール容器を使用するのではなく、静電力を利用して、多数の毛
細管を通る流体を霧化し、それに電荷を与えるよう提案している。電界は、電源
から管に高い電圧を印加することによって、管の出口に生成される。接地された
電極が管を囲み、管との間隔をあけ、その出口での電界を強化する。電界は、流
体内の表面張力の効果に反作用し、高度に霧化された流体流を生成する。電力は
、幾つかの交換可能な蓄電池から形成されたバッテリ・パックによって電極に供
給されることが好ましい。これは、装置を独立型のエアゾール容器に適用するに
は不適切になる。さらに、コッフィー(Coffee)の意図した充電機構は放電電流
に依存する。なぜならば霧化に先だって流体に電荷が与えられるからである。し
たがって、コッフィー(Coffee)は圧電性結晶を使用して電力を供給し、電池を
不要にすることを意図しているが、流量は利用できる電気エネルギーによる制約
を受ける。さらに、コッフィー(Coffee)の提案した充電機構は、満足できる結
果を得るためには、有機流体の希釈物を使用する特定な製剤の流体を必要とする
。コッフィー(Coffee)によると、従来使用されているような水性製剤は、この
機構では満足できる結果をもたらさない。
同様なアプローチが、グリーンスパン(Greenspan)の米国特許第5,115,971号
で意図され、ここではネブライザーがリザーバから供給された生成物を霧化する
。この配置構成でも、電位は圧電性結晶から得られるが、制御回路を使用して、
結晶が生成する電力を均一にし、電位が電極に与えられる期間を延長させる。こ
のような技術は、ネブライザーから受け取る流体の量が限られている場合は実用
的かもしれないが、長期的な噴霧が必要な場合には実用的ではない。グリーンス
パン(Greenspan)もコッフィー(Coffee)も、霧化した噴霧を供給する容器と
一緒に使用して、霧化した噴霧に電荷を与える装置については意図せず、霧化し
た噴霧を得る代替方法を示唆している。
したがって、帯電した噴霧を投与する独立型のエアゾール・ディスペンサに対
する要求があり、上記の欠点を除去するか、軽減するような噴霧装置を提供する
ことが、本発明の目的である。
本発明の開示
したがって、概略すると、本発明は誘電帯電によってエアゾール噴霧に電荷を
与え、誘導電位をディスペンサのアクチュエータに組み込まれた圧電結晶から得
るディスペンサを提供する。
特に、本発明は、加圧容器とノズルを含む弁とを有して、容器の内容物を霧化
した噴霧として施与するエアゾール噴霧装置と一緒に使用するためのアクチュエ
ータを提供する。アクチュエータは、ノズルに隣接して配置されたインダクタに
電気的に接続された圧電結晶アセンブリを含む。作動部材は、弁が閉じる第1位
置から、連結して弁を開く第2位置へと移動できる。第1位置から作動部材が移
動すると、結晶アセンブリに応力が誘発され、インダクタに電位を
与える。こうして、ノズルから施与された流体が誘導によって帯電する。
好ましい実施態様においては、作動子の移動によって、過渡力又は衝撃が与え
られ、結晶アセンブリに短時間断続的応力を生じ、またインダクタと結晶アセン
ブリとの間の電気的接続には、インダクタ内の電荷を維持する回路素子が含まれ
る。
作動子が第2位置へ移動し続けることで、インダクタと結晶アセンブリとを電
気的に接続を断つことも好ましい。
さらに別の好ましい実施態様では、作動部材が第1位置にある間は、インダク
タと結晶アセンブリとが接地ストラップに電気的に接続している。
流体が施与されると流体に電荷が誘導されるアクチュエータを提供することに
より、外部電源を必要とせずに、圧電結晶アセンブリで電位要件を満たすことが
できる。
さらに、水性エマルジョンなどの標準的な製剤で誘導電荷移動が有効なので、
これ以上政府機関の許可または登録を必要としない。
図面の簡単な説明
ここで、添付図面を参照することのみによって、本発明の実施態様について述
べる。
図1は、部分的に円形なクリップの一部を除いたディスペンサおよびアクチュ
エータの全体的な概略図である。
図2は、図1に示したアクチュエータの一部の拡大図である。
図3は、図1に示したアクチュエータの端面図である。
図4は、図1に示したアクチュエータに使用する電気コンポーネントの回路図
である。
図5は、ディスペンサおよびアクチュエータの第2の実施態様の分解透視図で
ある。
図6は、図5に示した実施態様の前面図で、一部は断面図である。
図7は、図5に示した実施態様の背面図である。
図8は、アクチュエータの第2の実施態様の側面図で、一部は断面図である。
図9は、図5ないし8の実施態様の電気回路に使用するコンポーネントの透視
線図である。
図10A、B、およびCは、図9に示したスイッチの配置および動作の一連の
図である。
図11は、図9に示した電気回路の回路図である。
図12は、図11に示した回路の代替回路である。
図13は、図11に示した回路のさらに別の代替回路である。
図14は、図11に示した回路において、インダクタの電荷電位の経時変化を
示す曲線である(2回の試験の結果を示す)。
図15は、図14に類似しているが、図12の回路で得た曲線である(2回の
試験の結果を示す)。
図16は、図15に類似しているが、図13の回路で得た曲線である(2回の
試験の結果を示す)。
図17は、ディスペンサおよびアクチュエータの第3の好ましい実施態様の側
面図で、一部は断面図である。
図18は、図17に示した実施態様の下面図である。
図19は、図17に示した実施態様の一部を線19−19で切り取った図であ
る。
図20は、図17の実施態様のさらに細部を示す側面図である。
図21A、B、およびCは、図17の実施態様に使用した様々な作動段階にお
ける電気回路の配置構成の概略図である。
図22A、B、およびCは、スイッチの代替配置構成を示す、図20A、B、
およびCに類似した概略図である。
図23は、図17に使用した電気回路の回路図である。
本発明の最適な実施形態
したがって、図面、特に図1を参照すると、ディスペンサ10は加圧された流
体14を貯蔵する容器12を含む。流体は、弁16によって容器12から放出さ
れ、霧化噴霧としてノズル18から施与される。流体14は、エアゾールから従
来の方法で施与される担体と活性成分の適切な混合物であることができ、該流体
は少なくとも霧化の時点で導電性でなければならない。さらに、霧化した流体か
らキャパシタンスの比較的大きい物体に亘って導電路を設けなければならない。
典型的には、流体は導電性であり、また容器中の流体の本体が必要なキャパシタ
ンスを提供する。流体が導電性でない場合は、流体から接地箇所へ、またはオペ
レータへ接続しなければならない。流体が導電性である場合は、ノズル18は非
導電性として、容器とインダクタとの間の電気的経路の長さを長くすることが好
ましい。ノズル以前の流体が誘電性の場合は、ノズル18および容器12は導電
材料で作製し、オペレータが霧化した流体に電気的に接続して比較的大きいキャ
パシタンス体を提供するように、これを互いに接続することができる。
容器12は、0.1gm/sないし3.0gm/sの噴霧量を分配できる従来のエアゾール容
器の形をとると便利である。したがって、容器についてはこれ以上詳細には述べ
ないが、ただし弁16は閉位置に対して
バイアスがかかり、容器の縦軸方向の動きによって、バイアスに抗して開く。
アクチュエータ20は、容器12の上に取りつけられ、容器12の周囲に広が
る部分円形のクリップ23によって容器12に固定された筐体22を含む。筐体
22は、容器12から後方に延びてレバー・アセンブリ26を支持するアーム2
4を含み、レバー・アセンブリはピン28によって回転可能な方法でアーム24
に接続される。レバー・アセンブリは、ピン28からヘッド30へと前方に延び
、ヘッドは突起32を介して弁16と係合することができる。ヘッド30を下方
に移動させると、弁16はバイアスに抗して開位置へと移動し、容器から流体1
4を放出する。
ヘッド30は、ノズル18よりわずかに前方に配置されたインダクタ34を支
持している。ヘッド30、および好ましくはレバー・アセンブリ26は絶縁材料
で形成され、インダクタ34を容器12から電気的に絶縁する。図3から最もよ
く分かるように、インダクタ34は、ノズル18を部分的に囲む輪36の切片の
形をしている。インダクタ34は、ノズル18に対して、ノズルの出口に電界を
発生するように配置される。流体は、施与されると、霧化する直前に電界に曝さ
れるので、流体14との導通が維持される。
また、シールド38が、インダクタ34の前方でヘッド30に取りつけられて
おり、輪36より直径が大きい絶縁材料の環帯から構成されている。
アーム24は、圧電結晶アセンブリ40をも支持しており、その一端はピン4
2によってアーム24に接続され、他端はレバー・アセンブリ26上に形成され
たカム表面44に当接している。
図2から最もよく分かるように、カム表面44は第1部分が徐々に半径を増大
させ、ピン28の軸を中心とする第2部分に滑らかに統合する。圧電結晶アセン
ブリ40は、1対のアンビル48、50間に配置された結晶46を含む。アンビ
ル48、50はスリーブ52内で摺動可能で、アンビル48はピン42に接続さ
れ、アンビル50はカム表面44に当接している。結晶46の一方側は、接地ス
トラップ54によって容器12の本体に電気的に接続し、他方側は導体58によ
って電気回路56を介してインダクタ34に接続される。
筐体22は、接地電極60も支持しており、この電極は下端が容器12に接触
し、上端62は弁16が閉じた時に輪36と係合する位置にある。図4から分か
るように、回路56は電荷を維持する分岐66を含み、これは導体58に接続し
、コンデンサ68を介して容器12の本体にも接続する。
動作時には、弁16は通常、バネのバイアスによって閉じており、レバー・ア
センブリ26のヘッド30は弁16上に載る第1位置にある。流体14を噴霧す
るには、ヘッド30を押すと、レバー・アセンブリ26がピン28を中心に回転
する。レバー・アセンブリ26が回転すると、インダクタ34と接地電極60と
の間の接触が解かれ、インダクタ34を電気的に隔離する。カム表面44は、ア
ンビル50をアンビル48に向かって押し、それによって結晶46に応力をかけ
る。したがって、結晶46によって電位が発生し、一定半径のカム表面がアンビ
ル50に当接している間その電位が維持される。
結晶46によって発生する電位は、導体58を通じてインダクタ
34に印加される。
ヘッド30をさらに押すと、第2位置に移動して弁16を開き、これによって
流体14がノズル18を通って噴霧される。液体は輪36を通過し、ここでイン
ダクタによって生成された電界が、霧化液体に対して、輪36上の極性とは反対
の極性の電荷を誘発する。このように、ノズルからの噴霧はノズルから施与され
る際に電荷を獲得し、目的の表面への付着性が高められる。
インダクタ34はヘッド30と共に移動し、噴霧中にノズル18が輪36の中
心にあるようにすることで、ノズルにおいて電界を最大にし、インダクタ34の
濡れを最小に抑える。
誘導帯電の作用は、噴霧中にはインダクタ34からの正味電流がないような作
用である。電流は流体16の本体を通ってノズル18に流れ、そこで滴がノズル
から出る時に反対の極性の電荷が滴に誘発される。しかし、輪34から少量の表
面リークは避けられないので、輪34の電位は徐々に下がる。
ヘッド30を解放すると、弁16が閉じて、レバー・アセンブリ26が結晶4
6に応力がかからない位置に戻り、電極60が輪36に接触する。インダクタ3
4から少量でもリークがあると、インダクタ34からのリークに比例して、反対
の電位のバイアスが結晶にかかる。これは、導体58および電極60を通る接地
電流によって中和されるので、次に弁16を作動した時に、インダクタに十分な
電位が生成される。
誘導帯電を利用すると、圧電結晶アセンブリを使用してインダクタに電荷を生
成させることができるので、外部電池または他の電源を使用せずに済む。したが
って、この装置は経済的に生産でき、標
準的なエアゾール装置との使用に適している。誘導帯電を利用して、霧化した液
体に電荷を誘発するので、要求される電力は小さい。インダクタを適切に絶縁す
れば、インダクタの電位を長期にわたって維持することができる。
代替実施態様が図5ないし11に図示されており、これはエアゾール・ディス
ペンサの標準的なオーバーキャップに組み込むことができるアクチュエータを示
す。図1ないし4の実施態様で図示したのと同様の部材を指示するには、同様の
参照番号を使用しており、明確化にするために参照記号「a」を加えている。
即ち、図5〜8を参照すると、ディスペンサ10aは、容器12aから流体1
4aを施与する弁16aを有する容器12aを含む。ノズル18aが弁16aの
出口に接続しており、内容物14aの霧化した噴霧を施与する。ノズル18aは
アクチュエータ20aと一体成形され、回り蝶番84によってキャップ82の内
方周壁80と接続している。キャップ82はスナップ嵌めによって容器12aに
固定されている。キャップ82の内方周壁80および外方周壁86は、容器12
aのドーム91上に形成された個々のリブ88、90と係合し、締り嵌めによっ
てキャップ82がドーム91上に保持されている。内方壁80はノズル18aの
近傍で終了し、これによって流体がノズル18aから流れ出して、比較的妨害の
少ない状態でノズルを去ることができる。
十字形の支持体92がノズル18aに取りつけられ、前方に突き出してインダ
クタ34aを遠位端で支持する突出部94を有する。インダクタ34aは、ノズ
ル18aを部分的に囲むように近輪状、つまり部分的な輪の形である。支持体9
2は、以下でさらに詳細に
述べるように電気回路56aの回路素子を支持する1対の横アーム96、98を
も有している。支持体92のアーム96、98の後方に突き合わせ面100が形
成され、これは操作ボタン102と係合している。支持体92、および好ましく
はキャップ82は、インダクタ34aを隔離する電気的絶縁材料で作製される。
図8からさらに明白に分かるように、ボタン102は突き合わせ面100と圧
電結晶アセンブリ40aとの間に延び、圧電結晶アセンブリは内方周壁80の内
部に形成されたスロット104内に支持される。結晶アセンブリ40aは、1対
の伸縮式本体部分106、108を含み、この本体部分は、該伸縮式本体内に配
置された圧電結晶に過渡力を付与するよう設計されたストライカ・アセンブリを
収容している。結晶アセンブリ40aは、部品番号MI25で松下から入手でき
るような市販のユニットである。したがって、アセンブリ40aの詳細をこれ以
上詳細に述べる必要はないが、本体部分106、108は弾性バネによって互い
に離れるようにバイアスがかかり、本体部分106、108が伸張位置に移動す
るにつれ、ストライカ・アセンブリは再度準備ができるようにしてある。結晶ア
センブリ40aは、適切な市販品でよく、200から5,000ボルト程度の電荷をイン
ダクタ34aに与えるよう選択することが好ましい。エアゾールと共に使用する
場合、施与される流体1グラム当たり0.1から15μクーロンの範囲の電荷が霧化
した流体に誘発されることが好ましい。結晶アセンブリの端子54aが、その下
端に形成され、ワイヤ58aが回路56aに延びている。
ボタン102は、カバー・アセンブリ110内で摺動するよう制限されている
。カバー・アセンブリ110は、外方壁86の周囲に
延びる周囲のスカート112と、支持体92上を横切って広がり、これと間隔を
あけた端壁114とを含む。スカート112には、インダクタ34とほぼ整合し
て開口116が形成され、ノズル18aからの噴霧を放出することができる。ス
カート112の開口116の反対側に1対の通気口118が形成され、これによ
って空気がカバー・アセンブリ110を通ってノズル18aの領域に流れること
ができる。対応する口が、キャップ82の外方壁86に形成されているので、空
気は内方周壁80およびノズル18aに沿って流れる。
ボタン102は、端壁114に形成されたスロット120内に配置され、1対
の垂直側面によって容器12aの前後軸方向に移動しないよう制限される。ボタ
ン102がカバー・アセンブリ110から出る動きは、ボタン102の後縁に形
成され後方に延びてスカート112上に形成され内側に向く肩126と係合する
レッジ124と、端壁114の下側130と係合して前方に突き出すフランジ1
28とによって規制される。したがって、ボタン102は長軸方向に自由に摺動
して、結晶アセンブリ40aを伸縮させ、弁16aを作動する。
上述したように、結晶アセンブリ40aの下端は容器12aのドーム90と接
触している。容器12aが導電性材料で形成されている場合は、この接触が、結
晶46aの一端を容器12aおよび内容物14aと電気的に接続させる役割をも
果たす。容器が非導電性の場合は、接地ストラップを設けて、内容14aと接触
するよう延長しなければならない。
結晶46aの反対側の端は、ワイヤ58aによって、キャップ82の上面に支
持されている端子134に電気的に接続している。
端子134はスイッチ133の一部であり、弾性を有する板バネとして形成され
、アーム96の一方端で支持された端子136と接触し、電気回路56aに電気
的に接触するようバイアスがかかっている。端子134は、カバー110の下側
130に支持された接地電極60aとも連結することができるが、ボディが自由
な状態では、電極60aから間隔があいている。図9では、端子60aを通して
インダクタと結晶アセンブリとの両方が接地されているが、インダクタの電荷損
失から生じた圧電結晶上の残留バイアスを消去するのに適しているのは、ダイオ
ード139だけであろう。
電気回路56aは、図9に示すように、十字形の支持体92内に物理的に配置
され、これを図11に概略的に示す。回路56aは、ワイヤ140によって端子
136とインダクタ34aとの間に接続された電荷維持ダイオード138を含む
。コンデンサ68aがアーム98の遠位端に支持され、接地ストラップ54aを
通して容器と接続されている。端子134は、整流ダイオード139および第2
接地ストラップ54aを通して容器12aにも接続されている。
図10に示すように、スイッチ133を操作して、結晶アセンブリ40aとイ
ンダクタ34aとの接続を制御することができる。図10aで示す位置では、弁
が閉じ、ボタン102は解放されている。端子134は接地ダイオード60aに
も回路端子136にも接続している。これによって確実に、結晶46aが中性電
位になり、インダクタ34aからの電荷のリークによる電気的バイアスが除去さ
れる。最初にボタン102を押下すると、支持体92が下方に動き、そして図1
0bで示すように端子134はその弾性のために接地電極60aから離れ、回路
端子136との接触を維持する。ボタン
102を引き続き動かすと、圧電結晶アセンブリ40aが起動し、これによって
過渡力が結晶46aにかかり、高電位の電荷が発生する。この電荷は回路端子1
36を通じてインダクタ34aに伝達され、ダイオード138によって維持され
る。ボタン102aを引き続き動かすと、弁16aが開き、ノズル18aを通し
て流体を施与する。弁が開く直前に、回路端子136は移動して端子134から
離れるので(図10C)、結晶アセンブリ40aとインダクタ34aとの間の接
続部に空隙が確立される。この空隙は、インダクタ34aを隔離し、長期間にわ
たりダイオード138を介してのリーク電流を抑制するのに効果的である。
噴霧中は、電荷はインダクタ34a上に維持され、通気口118によって空気
がカバー110およびキャップ82を通って流れ、インダクタ34a上に一定の
空気流を維持する。この空気流は、インダクタ34aの濡れを防止し、インダク
タからの電荷のリークを減少させる。インダクタ34aは、支持体92と共に下
方に動くので、噴霧中はノズル18との整列状態が維持される。
噴霧が完了すると、ボタン102が解放され、弁16aが閉じる。結晶アセン
ブリ40aも解放され、伸縮式の本体を延ばしてストライカ機構を再度準備状態
にする。端子136は端子134と再度係合し、それを接地電極60aと係合さ
せて、圧電結晶から電気的バイアスを除去する。
図14から分かるように、図11の回路で上述したような配置構成では、電荷
はインダクタ34a上に長期間にわたって維持され、減衰は比較的少ない。イン
ダクタ上で、2,500ボルトを上回る電圧が60秒以上維持され、これは容器から
流体を普通に放出施与する
のに適切な時間である。この時間の電圧減衰は、容器へと続く表面を通りインダ
クタから容器12へと漏洩したためである。比較のため、図15は図12の電気
回路を使用して得た減衰率を示す。この回路では、スイッチ133は噴霧中に結
晶アセンブリがインダクタとの電気的接続を維持するという点で、図4に示した
スイッチと似ている。電荷維持ダイオード138は、インダクタの電荷を維持す
るが、ダイオードを介した逆電流が漏洩した結果、減衰速度が上がるが、有意の
噴霧期間にわたり受容できる高い電位が維持される。しかし、インダクタと圧電
結晶との間に空隙を導入すると、放電率が下がることは注目すべきである。
この場合も、圧電結晶アセンブリ40aは独立型で、外部電池を使用する必要
がない。これによって、製品に組み込むことができる経済的なアクチュエータを
組み立てることができ、容器の内容物の施与効率が改善される。
図1および5の両方で示した実施態様には、様々な変更を加えることができ、
特に図13に図示したように全ブリッジ整流回路を使用することができる。全ブ
リッジ回路では、圧電結晶アセンブリに応力をかける間およびその応力を解放す
る間、電荷が整流ダイオード139を通してインダクタに送られる。その結果、
図16に示すように、インダクタ34には、より高い電位が得られるが、言うま
でもなく追加の回路素子が使用される。この場合も、図16から、インダクタ3
4aには長期間にわたり電荷が維持され、減衰が比較的少ないことが認められる
。
様々な容器間で移動できるよう、結晶アセンブリ40aおよびボタン102を
キャップ82から取り外し可能に作製することも考え
られる。この配置構成では、結晶アセンブリ40aを使用しなければ容器12a
を作動させることができず、したがって流体内容物の最適の付着が得られること
も保証される。
このような実施態様を図17ないし21に示し、前述した2つの実施態様で開
示したコンポーネントと類似のコンポーネントは、同様の参考番号で特定し、記
述を明確にするために接尾辞bを追加した。この実施態様では、ボタン、回路お
よび結晶アセンブリは、カバーに挿入したり、カバーから外せる取外し可能な一
体モジュールとして形成される。
したがって、図17、18および19を参照すると、アクチュエータ20bが
、容器12bの縁とキャップ82bの下縁に設けられた成形留め金との間のスナ
ップ嵌めによって、容器12bに取りつけられる。カバー・アセンブリ110b
はおおむねドーム形で、スロット120bおよび開口部116bがカバー110
bと一体成形されている。等間隔の4つの開口部118bがキャップ82bの下
縁に形成され、対応する4つの留め金がカバー・アセンブリ110bに形成され
る。その他の形状の容器またはオーバーキャップを、適宜、使用することができ
る。当技術分野で便利に従来から使用されているように、その他の手段の接続キ
ャップ82bおよびカバー・アセンブリ110bを使用することができる。
スロット120bは、垂直に延びるくぼみ形溝150を有する側面112bを
含む。溝150は、ボタン102bの外周に形成されたT字形突起152を受け
る。溝150と突起152は共同して、容器12bの軸方向にカバー120bに
対してボタン102を摺動させる。
管状筐体154がボタン102b内に形成され、圧電結晶アセンブリ40bを
受ける。結晶アセンブリ40bの下端が下方に突き出し、容器12bのドーム9
0bと連結するので、ボタン102bが垂直方向で下向きに移動し、圧電結晶ア
センブリ40bの2つの部分106b、108bを伸縮させる。
図19で最もよく分かるように、ボタン102bの前壁156は下縁160か
ら延びる細長いスロット158を有する。スロット158の下端は、内縁163
を有するより広いスロート162で終了し、内縁が、台166(図17)と一体
設計され後方に延びる凸縁164を受ける。台166はその前方縁が、リビング
ヒンジ84bを介してキャップ82bと接続している。台166は、弁16b上
に配置されたノズル・アセンブリ18bを支持している。
台166は、ノズル18bの両側に配置された1対の直立側面168を有する
。側面168の上端は、前方に傾斜したプロング170を付けて成形され、プロ
ングは、インダクタ34bの全く対向する両側面に形成されたループ172内で
受ける。したがって、インダクタ34bは台166に支持され、これと一緒に移
動して、ノズル18bとインダクタ34bとの間の整列を維持している。
台166、ノズル18b、および側面168は、非導電プラスチック材料から
一体成形され、インダクタ34bと容器12bとの電気的絶縁を維持することが
好ましい。
インダクタ34bは、後方に突き出すフィンガ174を含んでおり、これはボ
タン102b内に形成されたスロット158内に延びている。フィンガ174は
導電性で、インダクタ34bと同じ材料で便利に作製される。ボタン102bは
、図21でさらに詳細に図
示するように、電気回路コンポーネント56cを収容する空洞を提供する。
したがって、図21を参照すると、スイッチ133bは1対の接触帯176、
178間に形成され、接触帯は互いに向かって閉位置方向にバイアスがかかって
いる。接触帯176は電荷維持ダイオード138bを介して結晶アセンブリ40
bの一方の端子に接続されている。接触帯178は、コンデンサ68bを介して
圧電結晶アセンブリ40bの他方の端子に接続される。整流ダイオード139b
もコンデンサ68bに接続され、結晶アセンブリ40bを介して容器に接続され
る。
ボタン102bは、回路56bおよび結晶アセンブリ40bと単体モジュール
として形成できることが分かるであろう。突起152を溝150に滑り込ませる
ことによって、モジュールをカバー・アセンブリ110bに挿入することができ
る。モジュールが挿入されるにつれ、フィンガ174がスロット158に入り、
結晶アセンブリ40bの下部108bがドーム90bと連結する。この位置で、
尾166はスロート162内に配置されるが、垂直方向でその上縁163とは間
隔があいている。
アクチュエータ20bを作動するには、ボタン102bを図21(a)に示し
た位置から図21(b)に示す位置まで垂直に押下すると、圧電結晶アセンブリ
40bが点火され、接触帯176、178を介してコンデンサ68bに電荷を伝
達する。インダクタの輪は接点178から間隔があいているので、それに電荷は
伝達されない。この時点で、スロート162の上縁が尾166に突き当たるので
、ボタン102bを引き続き図21(c)に示す位置まで下方
に移動させると、台166がリビングヒンジ84bを中心に回転する。回転運動
により、弁16bが開き、ノズル18bを介して容器12bの内容が放出される
。
弁16bが開くのと同時に、リビングヒンジ84bを中心とする回転運動によ
り、フィンガ174が下後方に傾斜する。これによって、フィンガ174の後方
が接触帯178と連結し、電荷がインダクタ34bに伝達される。図20Cで示
すように、接触帯178も帯176から離れる。スイッチ113bがこのように
開くので、インダクタ34bは結晶アセンブリ40bから電気的に絶縁される。
したがって、電荷維持ダイオード138bを介した逆漏電が回避される。
ボタン102bを解放すると、弁16bのバイアスによって台166が水平位
置にもどり、結晶アセンブリ40bのバイアスによってボタン102bがスイッ
チ133bの閉位置に復帰し、結晶アセンブリ40bが次の点火のためにリセッ
トされる。
ディスペンサを使用不能にし、これが単体帯電モジュールと一緒でしか作動し
ないことを保証するため、ボタン102bを垂直に抜き出して、溝150と突起
152との連結を解除することができる。ボタン102bを取り外すと、弁16
bを便利に操作することができないので、内容物を容易に放電することができな
い。
図17の実施態様で導入された電気回路を、図23に示す。圧電結晶は、帯電
中は、整流ダイオード139bによって接地箇所から電気的に絶縁されているこ
とが分かる。しかし、スイッチ133bが開いた後は、ダイオード139bによ
って圧電結晶46bの電荷が中性になり、結晶にバイアスがかかることを防ぐ。
好ましくは、
図5に類似の方法で接地箇所と結晶とを直接接続し、作動部材102bが解放さ
れたら結晶を中性にして、インダクタを放電することができる。
図21に示したスイッチ起動機構の代替実施態様を、図22に示し、明確にす
るため接尾辞cを追加した。図22に示した配置構成では、スイッチ133cは
、後方に延びるフィンガ174cの導電表面によって橋絡される。ボタン102
cを最初に下方に移動させると、間隔をあけた接触帯176c−178cに沿っ
て接触表面がスライドするだけである。台166cを傾けると、フィンガ174
cが揺動し、接触帯176cとの接触がなくなる。これによって、電荷維持ダイ
オード138cが効果的に絶縁され、逆漏電を抑制する。
両方の実施態様において、ボタン102bを操作して弁16bを開くことによ
り、電気回路内に空隙が生成された。
誘電材料をスイッチの接点間に挿入してダイオード138bを絶縁するように
ボタン102bの動きを変更することにより、同様の効果が得られることも理解
されるが、話を簡単にするため、製造が容易で表面の汚染がないことから、空隙
が好ましいと考えられる。
上述のように回路および結晶アセンブリ用の独立型の単体モジュールを設ける
ことにより、内容物の不測の電流放電が抑制され、容器間でモジュールを移すこ
ともできるので、結晶アセンブリおよびボタンを付けなくても各容器を供給する
ことができる。
産業上の利用の可能性
上述したように、好ましい実施態様で述べたディスペンサは、施与される材料
の分配効率を改善するために、単純であるが効果的な
装置を提供する。帯電した噴霧の提供は、目標への分配が増大されることにより
、活性成分の効率を向上させることができる。あるいは、ディスペンサを使用し
て、活性成分を少なくした非帯電噴霧と同等の結果を得ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ウエフラー,マーク,イー.
アメリカ合衆国.53406 ウイスコンシン,
ラシン,ハイ メドウズ テラス 4937
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.容器とノズルを含む弁とを有し、前記容器の内容物を霧化した噴霧として施 与する噴霧装置と共に使用するアクチュエータであって、該アクチュエータは、 圧電結晶と、該結晶と連結し、その中に応力を誘発する力伝達部材とを有する圧 電結晶アセンブリ;電気回路によって前記圧電結晶アセンブリと電気的に接続可 能で、前記内容物が出る間は前記ノズルの近傍に配置されるよう適合したインダ クタ;および前記弁が閉じる第1位置から前記弁と連結してこれを開く第2位置 へと移動できる作動部材を含み、該作動部材は、前記圧電結晶アセンブリに接続 され、前記作動部材が前記第1位置から前記第2位置へ移動すると前記結晶に応 力を誘発し、それによって前記回路を介して前記インダクタに電荷を伝達し、こ れにより、前記ノズルによって施与された流体が、前記インダクタによって生成 された電界を通過し、誘導された電荷を有することを特徴とするアクチュエータ 。 2.前記インダクタが、前記ノズルの下流に配置され、ノズルに対して間隔をあ けた関係で前記ノズルの周囲に延びる請求項1記載のアクチュエータ。 3.前記インダクタが、前記第1位置と前記第2位置のと間で共に移動する、前 記作動部材と接続されている請求項2記載のアクチュエータ。 4.前記作動部材が、電気的絶縁材料の支持体を含み、前記インダクタが該支持 体に接続されて、インダクタが容器から電気的に絶縁される請求項3記載のアク チュエータ。 5.スイッチが前記電気回路内で前記圧電結晶アセンブリと前記イ ンダクタとの間に接続され、前記作動部材が前記第2位置にある時には、該スイ ッチが作動して前記インダクタと前記圧電結晶アセンブリとを電気的に接続を断 つことができる請求項1記載のアクチュエータ。 6.前記作動部材の前記第1位置から前記第2位置への移動が前記スイッチを開 く請求項5記載のアクチュエータ。 7.前記作動部材が前記第1位置から前記第2位置に移動すると、前記圧電結晶 に断続的に応力がかかって、前記回路を介して伝達される過渡電荷を生成し、前 記回路が前記圧電結晶と前記インダクタとの間に挿入された回路素子を含み、前 記インダクタの電荷が前記圧電結晶に伝達されることを阻止する請求項6記載の アクチュエータ。 8.前記作動部材が前記第1位置にある時には、前記スイッチが作動して前記イ ンダクタと前記容器とを接続することができる請求項7記載のアクチュエータ。 9.前記作動部材が前記弁と連結してこれを開く前に、前記圧電結晶に応力がか かる請求項7記載のアクチュエータ。 10.前記作動部材が前記弁と連結してこれを開くにつれ、前記スイッチが開く請 求項9記載のアクチュエータ。 11.前記作動部材が前記第2位置に移動するにつれ前記インダクタがスイッチ素 子と連結することによりスイッチが開き、このような連結の間に電荷が前記スイ ッチ素子を介して前記インダクタに伝達される請求項10記載のアクチュエータ 。 12.前記作動子が前記第2位置にある間、前記作動部材が前記圧電結晶アセンブ リに応力をかけ続ける請求項2記載のアクチュエー タ。 13.前記作動部材が前記第1位置から移動することによって、前記結晶アセンブ リ中の前記結晶に断続的に応力を生じ、前記結晶と前記インダクタとの間に回路 素子が挿入され、前記インダクタから前記結晶への電荷の移動を阻止する請求項 5記載のアクチュエータ。 14.容器とノズルを含む弁とを有し、前記容器の内容物を霧化した噴霧として施 与する噴霧装置と共に使用するアクチュエータであって、該アクチュエータは、 圧電結晶と、該結晶と連結し、その中に応力を誘発する力伝達部材とを有する圧 電結晶アセンブリ;電気回路によって前記圧電結晶アセンブリと電気的に接続可 能で、前記内容物が出る間は前記ノズルの近傍に配置されるよう適合したインダ クタ;および前記弁が閉じる第1位置から前記弁と連結してこれを開く第2位置 へと移動できる作動部材を含み、該作動部材は、前記圧電結晶アセンブリに接続 され、前記作動部材が前記第1位置から前記第2位置へ移動すると前記結晶に断 続的な応力を生じ、それによって前記回路を介して前記インダクタに電荷を伝達 し、前記電気回路は前記結晶と前記インダクタとの間に挿入された回路素子を含 み、前記インダクタから前記結晶アセンブリへの電荷の移動を阻止し、これによ り、前記ノズルによって施与された流体が、前記インダクタによって生成された 電界を通過し、誘導された電荷を有することを特徴とするアクチュエータ。 15.前記回路素子がダイオードである請求項14記載のアクチュエータ。 16.スイッチが前記結晶と前記インダクタとの間に配置されて、前 記インダクタを前記圧電素子から絶縁し、前記結晶に断続的に応力がかかる間、 前記スイッチが閉じて前記結晶とインダクタとを電気的に接続し、その後開く請 求項14記載のアクチュエータ。 17.前記作動部材が前記第1位置から移動すると、前記スイッチが最初は前記圧 電アセンブリを前記インダクタに接続させ、さらに前記第2位置の方に移動する と、前記スイッチが開いて前記インダクタを絶縁して前記弁を開き、前記容器の 内容物を放出できる請求項16記載のアクチュエータ。 18.前記作動部材が前記第1位置にある間は、前記スイッチが前記結晶を前記容 器に接続させて、前記結晶からの電位を放電する請求項17記載のアクチュエー タ。 19.前記作動部材が前記第1位置にある間には、前記スイッチが前記インダクタ を前記容器に接続する請求項18記載のアクチュエータ。 20.前記結晶アセンブリへの前記断続的応力が、前記アセンブリ内の結晶に衝撃 を与えることによって得られる請求項18記載のアクチュエータ。 21.空気がノズルを通過するよう方向づけ、前記インダクタと交差するよう空気 の通路が設けられる請求項14記載のアクチュエータ。 22.前記電気回路が、前記回路素子を介して前記結晶から伝達された電荷を受け 取る電荷蓄積装置を含む請求項14記載のアクチュエータ。 23.スイッチが、前記電気回路内で前記圧電結晶と前記電荷蓄積装置との間に配 置され、前記結晶に断続的に応力がかかる間、前記 スイッチが閉じて前記結晶から前記電荷蓄積装置に電荷を伝達する請求項22記 載のアクチュエータ。 24.前記作動部材が前記第2位置に移動すると前記スイッチが開き、前記結晶と 前記電荷蓄積装置との接続を断つ請求項23記載のアクチュエータ。 25.前記スイッチが開いている間、前記インダクタが前記電荷蓄積装置に接続さ れている請求項24記載のアクチュエータ。 26.前記作動部材が前記第2位置に移動すると、前記インダクタが前記スイッチ を開く請求項25記載のアクチュエータ。 27.前記インダクタが移動してスイッチ素子と連結し、前記スイッチを開く請求 項26記載のアクチュエータ。 28.前記インダクタが前記スイッチ素子と連結すると、前記電荷蓄積装置から前 記インダクタに電荷が伝達される請求項27記載のアクチュエータ。 29.容器とノズルを含む弁とを有し、前記容器の内容物を霧化した噴霧として施 与する噴霧装置と共に使用するアクチュエータであって、該アクチュエータは、 圧電結晶と、該結晶と連結し、その中に応力を誘発する力伝達部材とを有する圧 電結晶アセンブリ;電気回路によって前記圧電結晶アセンブリと電気的に接続可 能で、前記内容物が出る間は前記ノズルの近傍に配置されるよう適合したインダ クタ;および前記弁が閉じる第1位置から前記弁と連結してこれを開く第2位置 へと移動できる作動部材を含み、該作動部材は、前記圧電結晶アセンブリに接続 され、前記作動部材が前記第1位置から前記第2位置へ移動すると前記結晶に応 力を誘発し、それによって前記回路を介して前記インダクタに電荷を伝達 し、これにより、前記ノズルによって施与された流体が、前記インダクタによっ て生成された電界を通過し、誘導された電荷を有し、作動部材が前記アクチュエ ータおよび前記圧電結晶アセンブリ内に取り外し可能なように取りつけられた手 動ボタンを含み、前記電気回路が前記ボタン上に配置されて、それと一緒に取り 外されるアクチュエータ。 30.作動部材が、電気的絶縁材料の支持体を含み、前記インダクタが前記支持体 に接続される請求項29記載のアクチュエータ。 31.前記支持体が前記弁上で作動可能で、それを開閉位置間で移動させる請求項 30記載のアクチュエータ。 32.前記ボタンが前記支持体と連結して、前記開閉位置間で弁を動かすことがで きる請求項30のアクチュエータ。 33.前記支持体が前記ノズルを支持して、前記作動部材が前記第2位置へと移動 する間、前記ノズルとインダクタとの配列を維持する請求項32記載のアクチュ エータ。 34.前記回路が、前記ボタン内に配置された1対のスイッチ素子を含み、前記支 持体が動くと、前記インダクタが前記スイッチ素子と協同して前記弁を開いて前 記スイッチを開き、前記インダクタおよび前記圧電結晶の接続を断つ請求項32 記載のアクチュエータ。 35.前記作動部材が前記第2位置に移動すると、前記インダクタが前記スイッチ 素子の一つと連結し、前記スイッチ素子の他方との連結を解除させる請求項34 記載のアクチュエータ。 36.前記インダクタが前記スイッチ素子と連結して、前記圧電結晶から前記イン ダクタへ電荷を伝達する請求項35記載のアクチュ エータ。
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