JPH0950371A - プログラム作成支援装置およびプログラム作成支援方法 - Google Patents
プログラム作成支援装置およびプログラム作成支援方法Info
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- JPH0950371A JPH0950371A JP20095495A JP20095495A JPH0950371A JP H0950371 A JPH0950371 A JP H0950371A JP 20095495 A JP20095495 A JP 20095495A JP 20095495 A JP20095495 A JP 20095495A JP H0950371 A JPH0950371 A JP H0950371A
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- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 108
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims abstract description 20
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 7
- 238000013461 design Methods 0.000 abstract description 4
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
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- XWVFVITVPYKIMH-UHFFFAOYSA-N ethyl n-[4-[benzyl(2-phenylethyl)amino]-2-(2-fluorophenyl)-1h-imidazo[4,5-c]pyridin-6-yl]carbamate Chemical compound N=1C(NC(=O)OCC)=CC=2NC(C=3C(=CC=CC=3)F)=NC=2C=1N(CC=1C=CC=CC=1)CCC1=CC=CC=C1 XWVFVITVPYKIMH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実システムとの間で共有できる概念に従って
システムの構造化を行うことにより、シュミレータでの
仮想環境上で作成したモデルの制御構造を実システム制
御の上流設計ツールとして利用する。 【解決手段】 シミュレータからのシミュレーションモ
デルから、実システム中の機器において実行すべきデー
タ処理内容を自身内のデータ上に処理プログラムとして
有しその実行を管理するプロセス(process_
1、process_2、process_3)を設定
し、この設定されたプロセス間をWorkが遷移してい
く順序を指定してWork経路(WR_1、WR_2、
WR_3、WR_4)を設定し、設定されたプロセスお
よびWork経路の動作設定に基づき、上記シミュレー
ションモデルのプログラムを作成するとともに、リンク
して実行プログラムを作成する。
システムの構造化を行うことにより、シュミレータでの
仮想環境上で作成したモデルの制御構造を実システム制
御の上流設計ツールとして利用する。 【解決手段】 シミュレータからのシミュレーションモ
デルから、実システム中の機器において実行すべきデー
タ処理内容を自身内のデータ上に処理プログラムとして
有しその実行を管理するプロセス(process_
1、process_2、process_3)を設定
し、この設定されたプロセス間をWorkが遷移してい
く順序を指定してWork経路(WR_1、WR_2、
WR_3、WR_4)を設定し、設定されたプロセスお
よびWork経路の動作設定に基づき、上記シミュレー
ションモデルのプログラムを作成するとともに、リンク
して実行プログラムを作成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シミュレータから
シミュレーションモデルを受け、実システムを稼働させ
る実行コードを作成するプログラム作成支援装置および
プログラム作成支援方法に関する。
シミュレーションモデルを受け、実システムを稼働させ
る実行コードを作成するプログラム作成支援装置および
プログラム作成支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、離散系シミュレータ装置(例え
ば、米国Deneb Robotics社製のQUEST等)は、最適
なシステム構成の検討および稼働予想を事前に行うもの
である。この従来の離散系シミュレータ装置は、その利
用形態として、実在するシステムの解析に限られ、機器
ブロックの接続や組み合わせを検討する程度にとどまっ
ていた。
ば、米国Deneb Robotics社製のQUEST等)は、最適
なシステム構成の検討および稼働予想を事前に行うもの
である。この従来の離散系シミュレータ装置は、その利
用形態として、実在するシステムの解析に限られ、機器
ブロックの接続や組み合わせを検討する程度にとどまっ
ていた。
【0003】すなわち、この離散系シミュレータ装置
は、システム全体を見通した制御の構造化/設計といっ
た開発上流工程での利用には援用されなかったし、ま
た、シミュレーションモデルが実機制御用プログラムと
は別々の概念で構築されているため、互いに互換性がな
かった。
は、システム全体を見通した制御の構造化/設計といっ
た開発上流工程での利用には援用されなかったし、ま
た、シミュレーションモデルが実機制御用プログラムと
は別々の概念で構築されているため、互いに互換性がな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の離散系シミュレータ装置では、実機システム
のソフトウエアを開発するに際し、システム全体を見通
す必要がある開発上流工程(例えば、構造化/設計の工
程)において直接利用できないので、この実機システム
を良く理解した人間が時間をかけ、目的とするシステム
を分析し設計しなければならず、多大な時間を要すると
いう問題点があった。
うな従来の離散系シミュレータ装置では、実機システム
のソフトウエアを開発するに際し、システム全体を見通
す必要がある開発上流工程(例えば、構造化/設計の工
程)において直接利用できないので、この実機システム
を良く理解した人間が時間をかけ、目的とするシステム
を分析し設計しなければならず、多大な時間を要すると
いう問題点があった。
【0005】また、シミュレーションモデルが実機シス
テム制御用プログラムとは別々の概念で構築され、互い
に互換性がないので、実機システムのプログラムを流用
することができず、ソフトウエアの生産性が悪いという
問題点があった。
テム制御用プログラムとは別々の概念で構築され、互い
に互換性がないので、実機システムのプログラムを流用
することができず、ソフトウエアの生産性が悪いという
問題点があった。
【0006】特に、近年、実機システムは、ますます大
規模化しており、このため所定時間内にシステムを構築
するためには、多くの人手をかけなければならいように
なってきた。
規模化しており、このため所定時間内にシステムを構築
するためには、多くの人手をかけなければならいように
なってきた。
【0007】そこで、本発明は、上述の問題点に鑑み、
実機システムとの間で共有できる概念に従ってシステム
の構造化を行うことにより、仮想環境上でのシミュレー
タにより作成したモデルの制御構造を実機システム制御
の上流設計ツールにおいて利用するプログラム作成支援
装置およびプログラム作成支援方法を提供することを目
的とする。
実機システムとの間で共有できる概念に従ってシステム
の構造化を行うことにより、仮想環境上でのシミュレー
タにより作成したモデルの制御構造を実機システム制御
の上流設計ツールにおいて利用するプログラム作成支援
装置およびプログラム作成支援方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、シミュレータからシミュ
レーションモデルを受け、実システムを稼働させる実行
コードを作成するプログラム作成支援装置であって、上
記シミュレーションモデルから、上記実システム中の機
器において実行すべきデータ処理内容を自身内のデータ
上に処理プログラムとして有しその実行を管理するプロ
セスと、このプロセス間をWorkが遷移していく順序
を指定するWork経路とからなるコントロールフロー
を記述したコントロールフロー記述プログラムを作成す
るコントロールフロー記述プログラム作成手段と、この
コントロールフロー記述プログラム作成手段で記述され
たコントロールフロー記述プログラムに、上記プロセス
が処理する処理プログラムを設定して上記実システムを
稼働させる実行コードを作成する実行コード作成手段と
を具備することを特徴とする。
ため、請求項1記載の発明は、シミュレータからシミュ
レーションモデルを受け、実システムを稼働させる実行
コードを作成するプログラム作成支援装置であって、上
記シミュレーションモデルから、上記実システム中の機
器において実行すべきデータ処理内容を自身内のデータ
上に処理プログラムとして有しその実行を管理するプロ
セスと、このプロセス間をWorkが遷移していく順序
を指定するWork経路とからなるコントロールフロー
を記述したコントロールフロー記述プログラムを作成す
るコントロールフロー記述プログラム作成手段と、この
コントロールフロー記述プログラム作成手段で記述され
たコントロールフロー記述プログラムに、上記プロセス
が処理する処理プログラムを設定して上記実システムを
稼働させる実行コードを作成する実行コード作成手段と
を具備することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記コントロールフロー記述プログラム作
成手段が、上記シミュレータからのシミュレーションモ
デルから、上記実システム中の機器において実行すべき
データ処理内容を自身内のデータ上に処理プログラムと
して有しその実行を管理するプロセスを設定するプロセ
ス設定手段と、このプロセス設定手段で設定されたプロ
セス間をWorkが遷移していく順序を指定するWor
k経路を設定するWork経路設定手段とを有すること
を特徴とする。
明において、上記コントロールフロー記述プログラム作
成手段が、上記シミュレータからのシミュレーションモ
デルから、上記実システム中の機器において実行すべき
データ処理内容を自身内のデータ上に処理プログラムと
して有しその実行を管理するプロセスを設定するプロセ
ス設定手段と、このプロセス設定手段で設定されたプロ
セス間をWorkが遷移していく順序を指定するWor
k経路を設定するWork経路設定手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記実行コード作成手段が、上記コントロ
ールフロー記述プログラムに、ライブラリに格納された
上記プロセスが処理する処理プログラムをインクルード
して上記実システムを稼働させる実システム稼働プログ
ラムを作成し、これをコンパイルし、さらにリンクして
上記実行コードを作成することを特徴とする。
明において、上記実行コード作成手段が、上記コントロ
ールフロー記述プログラムに、ライブラリに格納された
上記プロセスが処理する処理プログラムをインクルード
して上記実システムを稼働させる実システム稼働プログ
ラムを作成し、これをコンパイルし、さらにリンクして
上記実行コードを作成することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記実行コード作成手段が、上記コントロ
ールフロー記述プログラムに、エディタで記述された上
記プロセスが処理する処理プログラムをインクルードし
て上記実システムを稼働させる実システム稼働プログラ
ムを作成し、これをコンパイルし、さらにリンクして上
記実行コードを作成することを特徴とする。
明において、上記実行コード作成手段が、上記コントロ
ールフロー記述プログラムに、エディタで記述された上
記プロセスが処理する処理プログラムをインクルードし
て上記実システムを稼働させる実システム稼働プログラ
ムを作成し、これをコンパイルし、さらにリンクして上
記実行コードを作成することを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記実行コード作成手段が、上記コントロ
ールフロー記述プログラムをコンパイルし、これに上記
プロセスが処理する処理プログラムをリンクして上記実
行コードを作成することを特徴とする。
明において、上記実行コード作成手段が、上記コントロ
ールフロー記述プログラムをコンパイルし、これに上記
プロセスが処理する処理プログラムをリンクして上記実
行コードを作成することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記プロセス設定手段が、上記シミュレー
タと上記実システム間で共有する論理的工程をプロセス
とすることを特徴とする。
明において、上記プロセス設定手段が、上記シミュレー
タと上記実システム間で共有する論理的工程をプロセス
とすることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記プロセス設定手段が、オブジェト指向
言語を使用して上記プロセスをオブジェトとして形成す
ることを特徴とする。
明において、上記プロセス設定手段が、オブジェト指向
言語を使用して上記プロセスをオブジェトとして形成す
ることを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項2記載の発
明において、Work経路設定手段が、上記オブジェト
のプロセス機能を実行可能なプログラム言語で記述する
際に、中間言語を介してパラメータを入力するパラメー
タ入力手段を有することを特徴とする。
明において、Work経路設定手段が、上記オブジェト
のプロセス機能を実行可能なプログラム言語で記述する
際に、中間言語を介してパラメータを入力するパラメー
タ入力手段を有することを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、上記中間言語が、上記オブジェト指向言語
で記述されることを特徴とする。
明において、上記中間言語が、上記オブジェト指向言語
で記述されることを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、シミュレータか
らシミュレーションモデルを受け、実システムを稼働さ
せる実行コードを作成するプログラム作成支援方法であ
って、上記シミュレーションモデルから、上記実システ
ム中の機器において実行すべきデータ処理内容を自身内
のデータ上に処理プログラムとして有しその実行を管理
するプロセスと、このプロセス間をWorkが遷移して
いく順序を指定するWork経路とからなるコントロー
ルフローを記述したコントロールフロー記述プログラム
を作成し、記述されたコントロールフロー記述プログラ
ムに、上記プロセスが処理する処理プログラムを設定し
て上記実システムを稼働させる実行コードを作成するこ
とを特徴とする。
らシミュレーションモデルを受け、実システムを稼働さ
せる実行コードを作成するプログラム作成支援方法であ
って、上記シミュレーションモデルから、上記実システ
ム中の機器において実行すべきデータ処理内容を自身内
のデータ上に処理プログラムとして有しその実行を管理
するプロセスと、このプロセス間をWorkが遷移して
いく順序を指定するWork経路とからなるコントロー
ルフローを記述したコントロールフロー記述プログラム
を作成し、記述されたコントロールフロー記述プログラ
ムに、上記プロセスが処理する処理プログラムを設定し
て上記実システムを稼働させる実行コードを作成するこ
とを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、上記シミュレータからのシミュレーシ
ョンモデルから、上記実システム中の機器において実行
すべきデータ処理内容を自身内のデータ上に処理プログ
ラムとして有しその実行を管理するプロセスを設定し、
このプロセス設定手段で設定されたプロセス間をWor
kが遷移していく順序を指定するWork経路を設定す
ることを特徴とする。
の発明において、上記シミュレータからのシミュレーシ
ョンモデルから、上記実システム中の機器において実行
すべきデータ処理内容を自身内のデータ上に処理プログ
ラムとして有しその実行を管理するプロセスを設定し、
このプロセス設定手段で設定されたプロセス間をWor
kが遷移していく順序を指定するWork経路を設定す
ることを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項10記載
の発明において、上記コントロールフロー記述プログラ
ムに、ライブラリに格納された上記プロセスが処理する
処理プログラムをインクルードして上記実システムを稼
働させる実システム稼働プログラムを作成し、これをコ
ンパイルし、さらにリンクして上記実行コードを作成す
ることを特徴とする。
の発明において、上記コントロールフロー記述プログラ
ムに、ライブラリに格納された上記プロセスが処理する
処理プログラムをインクルードして上記実システムを稼
働させる実システム稼働プログラムを作成し、これをコ
ンパイルし、さらにリンクして上記実行コードを作成す
ることを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項10記載
の発明において、上記コントロールフロー記述プログラ
ムに、エディタで記述された上記プロセスが処理する処
理プログラムをインクルードして上記実システムを稼働
させる実システム稼働プログラムを作成し、これをコン
パイルし、さらにリンクして上記実行コードを作成する
ことを特徴とする。
の発明において、上記コントロールフロー記述プログラ
ムに、エディタで記述された上記プロセスが処理する処
理プログラムをインクルードして上記実システムを稼働
させる実システム稼働プログラムを作成し、これをコン
パイルし、さらにリンクして上記実行コードを作成する
ことを特徴とする。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項10記載
の発明において、上記コントロールフロー記述プログラ
ムをコンパイルし、これに上記プロセスが処理する処理
プログラムをリンクして上記実行コードを作成すること
を特徴とする。
の発明において、上記コントロールフロー記述プログラ
ムをコンパイルし、これに上記プロセスが処理する処理
プログラムをリンクして上記実行コードを作成すること
を特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項11記載
の発明において、上記シミュレータと上記実システム間
で共有する論理的工程をプロセスとすることを特徴とす
る。
の発明において、上記シミュレータと上記実システム間
で共有する論理的工程をプロセスとすることを特徴とす
る。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項11記載
の発明において、オブジェト指向言語を使用して上記プ
ロセスをオブジェトとして形成することを特徴とする。
の発明において、オブジェト指向言語を使用して上記プ
ロセスをオブジェトとして形成することを特徴とする。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項11記載
の発明において、上記オブジェトのプロセス機能を実行
可能なプログラム言語で記述する際に、中間言語を介し
てパラメータを入力するパラメータ入力手段を有するこ
とを特徴とする。
の発明において、上記オブジェトのプロセス機能を実行
可能なプログラム言語で記述する際に、中間言語を介し
てパラメータを入力するパラメータ入力手段を有するこ
とを特徴とする。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の発明において、上記中間言語が、上記オブジェト指向
言語で記述されることを特徴とする。
の発明において、上記中間言語が、上記オブジェト指向
言語で記述されることを特徴とする。
【0026】本発明によれば、シミュレータからのシミ
ュレーションモデルから、プロセスと、Work経路と
からなるコントロールフロー記述プログラムを作成す
る。そして、この作成されたプログラムに、プロセスが
処理すべきデータ処理内容を記述した処理プログラムを
設定して実システムを稼働させる実行コードを作成す
る。
ュレーションモデルから、プロセスと、Work経路と
からなるコントロールフロー記述プログラムを作成す
る。そして、この作成されたプログラムに、プロセスが
処理すべきデータ処理内容を記述した処理プログラムを
設定して実システムを稼働させる実行コードを作成す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプログラム作
成支援装置およびプログラム作成支援方法の実施形態を
図面に基づいて説明する。
成支援装置およびプログラム作成支援方法の実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0028】図1はプログラム作成支援装置の一実施形
態の構成を示すブロック図である。この実施形態のプロ
グラム作成支援装置1は、シミュレータ2から得たシミ
ュレーションモデルに基づいて後述するプロセスおよび
Work経路とからなるコントロールフローを記述した
プログラム(以下、コントロールフロー記述プログラム
という)を作成するコントロールフロー記述プログラム
作成部11と、後述するようにして実システムを稼働さ
せるテキストでなる実システム稼働プログラムを作成す
る実システム稼働プログラム作成部12と、実システム
稼働プログラムをコンパイルしてこのオブジェクトモジ
ュールを作成するコンパイラ13と、実システム稼働プ
ログラムのオブジェクトモジュールをリンクして実シス
テムを稼働させる実コードを作成するリンクカ13とか
ら構成されている。
態の構成を示すブロック図である。この実施形態のプロ
グラム作成支援装置1は、シミュレータ2から得たシミ
ュレーションモデルに基づいて後述するプロセスおよび
Work経路とからなるコントロールフローを記述した
プログラム(以下、コントロールフロー記述プログラム
という)を作成するコントロールフロー記述プログラム
作成部11と、後述するようにして実システムを稼働さ
せるテキストでなる実システム稼働プログラムを作成す
る実システム稼働プログラム作成部12と、実システム
稼働プログラムをコンパイルしてこのオブジェクトモジ
ュールを作成するコンパイラ13と、実システム稼働プ
ログラムのオブジェクトモジュールをリンクして実シス
テムを稼働させる実コードを作成するリンクカ13とか
ら構成されている。
【0029】ここで、プロセスとは実システム中の機器
において実行すべきデータ処理内容を自身内のデータ上
に処理プログラムとして有しその実行を管理するものを
いい、Work経路とはプロセス間をWorkが遷移し
ていく順序を指定する経路をいう。
において実行すべきデータ処理内容を自身内のデータ上
に処理プログラムとして有しその実行を管理するものを
いい、Work経路とはプロセス間をWorkが遷移し
ていく順序を指定する経路をいう。
【0030】実システム稼働プログラム作成部12が、
実システム稼働プログラムを作成する内容を詳細に説明
する。
実システム稼働プログラムを作成する内容を詳細に説明
する。
【0031】実システム稼働プログラム作成部12は、
コントロールフロー記述プログラムに、処理プログラム
インクルードライブラリ16に格納されている各プロセ
スが処理する処理プログラムをインクルードし、上記実
システム稼働プログラムを作成するか、または、コント
ロールフロー記述プログラムに、エディタ15で記述さ
れた各プロセスが処理する処理プログラムをインクルー
ドして実システム稼働プログラムを作成する。
コントロールフロー記述プログラムに、処理プログラム
インクルードライブラリ16に格納されている各プロセ
スが処理する処理プログラムをインクルードし、上記実
システム稼働プログラムを作成するか、または、コント
ロールフロー記述プログラムに、エディタ15で記述さ
れた各プロセスが処理する処理プログラムをインクルー
ドして実システム稼働プログラムを作成する。
【0032】次に、本発明に係るプログラム作成支援装
置は、「プロセス」という概念を基本にして制御モデル
を表現するので、以下、その内容を説明する。
置は、「プロセス」という概念を基本にして制御モデル
を表現するので、以下、その内容を説明する。
【0033】説明を簡単にするため、図2に示すような
システム構成の場合を例にとり説明する。
システム構成の場合を例にとり説明する。
【0034】このシステムは、機器Aと,機器Bと,b
uffer_Xと、buffer_Yとで構成されてお
り、機器AにおいてWorkに対するある所定の処理1
を行い、次に、機器BにおいてWorkに対するある所
定の処理2を行った後、Work_X,Yをそれぞれb
uffer_X,Yに振り分ける作業を行っているもの
とする。
uffer_Xと、buffer_Yとで構成されてお
り、機器AにおいてWorkに対するある所定の処理1
を行い、次に、機器BにおいてWorkに対するある所
定の処理2を行った後、Work_X,Yをそれぞれb
uffer_X,Yに振り分ける作業を行っているもの
とする。
【0035】このシステムに「プロセス」の概念を割り
当てると、図3に示すように、「プロセス」というオブ
ジェト(図中ではprocessと表記されている)間
を、Work転送の流れ(以下、Work経路といい、
図中ではWork_*と表記されている)で結んだモデ
ルに表現することができる。
当てると、図3に示すように、「プロセス」というオブ
ジェト(図中ではprocessと表記されている)間
を、Work転送の流れ(以下、Work経路といい、
図中ではWork_*と表記されている)で結んだモデ
ルに表現することができる。
【0036】すなわち、図2に示したシステムは、機器
Aがprocess_1、機器Bがprocess_2
およびprocess_3に表現され、また、proc
ess_1に流入するWR_1,process_1か
ら流出してprocess_2に流入するWR_2,p
rocess_2から流出してprocess_3に流
入するWR_3,process_3から流出してbu
ffer_Xに流入するWR_4および,proces
s_3から流出してbuffer_Yに流入するWR_
5とするモデルで表現することができる。
Aがprocess_1、機器Bがprocess_2
およびprocess_3に表現され、また、proc
ess_1に流入するWR_1,process_1か
ら流出してprocess_2に流入するWR_2,p
rocess_2から流出してprocess_3に流
入するWR_3,process_3から流出してbu
ffer_Xに流入するWR_4および,proces
s_3から流出してbuffer_Yに流入するWR_
5とするモデルで表現することができる。
【0037】なお、このモデルを構成するオブジェト
は、論理的な内容を区切りとして設定されているので、
上述した機器Bについてのように、機器の数と一致して
いる必要はない。
は、論理的な内容を区切りとして設定されているので、
上述した機器Bについてのように、機器の数と一致して
いる必要はない。
【0038】また、Work経路は、矢印で示された順
序であるが、常にWorkの実移動を伴うものとは限ら
ない。例えば、機器Bではprocess_2の終了
後、Workを同じ位置に固定したままの状態でpro
cess_3が起動される。この場合には、Workの
実移動はないが、論理上ではWorkがprocess
間を遷移するということで(図中のWR_3)定義され
る。
序であるが、常にWorkの実移動を伴うものとは限ら
ない。例えば、機器Bではprocess_2の終了
後、Workを同じ位置に固定したままの状態でpro
cess_3が起動される。この場合には、Workの
実移動はないが、論理上ではWorkがprocess
間を遷移するということで(図中のWR_3)定義され
る。
【0039】ここで、従来より使用されていたペトリネ
ット表現を用いてプロセスの具体例を説明する。
ット表現を用いてプロセスの具体例を説明する。
【0040】上記図2中のシステム中における機器Aの
動作をペトリネットで表現すると、図4に示すようにな
る。
動作をペトリネットで表現すると、図4に示すようにな
る。
【0041】すなわち、『機器Aの稼働状態』および
『Workに対する処理の進行状態』がマーキングで表
現されることになる。しかし、この表現方法では、Wo
rkに対する機器の実行すべき処理内容を記述する部分
が存在しない。従って、実システムで利用することがで
きる制御構造を記述するためには、少なくとも処理の内
容を記す枠組みが必要となる。
『Workに対する処理の進行状態』がマーキングで表
現されることになる。しかし、この表現方法では、Wo
rkに対する機器の実行すべき処理内容を記述する部分
が存在しない。従って、実システムで利用することがで
きる制御構造を記述するためには、少なくとも処理の内
容を記す枠組みが必要となる。
【0042】そこで、図5に示すように、工程の『処理
内容』を「処理プログラム」と定義して追加する。
内容』を「処理プログラム」と定義して追加する。
【0043】つまり、『機器Aでの作業』を一般化して
『工程』と表現しているのである。なお、図中の「処理
プログラム」がプレースP_3で実行される作業内容で
ある。ここで、作業内容としては、例えば、Workを
切る、曲げる、穴を開けるなど必要な処理が表現される
ことになる。
『工程』と表現しているのである。なお、図中の「処理
プログラム」がプレースP_3で実行される作業内容で
ある。ここで、作業内容としては、例えば、Workを
切る、曲げる、穴を開けるなど必要な処理が表現される
ことになる。
【0044】さらに、図5を、機器Aから『PULL型
機器に対する出力』も考慮して一般化すると、図6に示
すようになる。
機器に対する出力』も考慮して一般化すると、図6に示
すようになる。
【0045】つまり、機器Aの作業を『工程』とし、
『Work:処理待ち』プレースを汎用的起動要素と
しての「処理待ち」とするような一般化を行い、さら
に、『PULL型機器』への出力に対応のため、プレー
ス「出力」,「出力要求」およびゲート機構を有するト
ランジッション「T_3」を追加した。
『Work:処理待ち』プレースを汎用的起動要素と
しての「処理待ち」とするような一般化を行い、さら
に、『PULL型機器』への出力に対応のため、プレー
ス「出力」,「出力要求」およびゲート機構を有するト
ランジッション「T_3」を追加した。
【0046】このようなモデル構成において、特にWo
rk転送機能および「処理プログラム」の実行管理機能
の部分をメソッドとしてもつオブジェクトを、クラス
「process]のインスタンス・オブジェクトと定
義することができる。
rk転送機能および「処理プログラム」の実行管理機能
の部分をメソッドとしてもつオブジェクトを、クラス
「process]のインスタンス・オブジェクトと定
義することができる。
【0047】上記の点を考慮に入れて、次に、図3のシ
ステムをオブジェクト指向言語「C++」を用いて表現
してみると図7および図8に示した記述になる。
ステムをオブジェクト指向言語「C++」を用いて表現
してみると図7および図8に示した記述になる。
【0048】この例において、オブジェクト「proc
ess]は、図3に示したペトリネットの内容どうりに
動作するよう記述されている。
ess]は、図3に示したペトリネットの内容どうりに
動作するよう記述されている。
【0049】なお、機器Bの「process Y」
は、「PULL型」入力であり、また、「proces
s Z」は、Workの物理的移動の伴わない「PUS
H型」とした。
は、「PULL型」入力であり、また、「proces
s Z」は、Workの物理的移動の伴わない「PUS
H型」とした。
【0050】以下、このプログラムの各部を説明する。
【0051】
【演算子定義と中間言語表記】について 中間言語表記とは、「process 型」オブジェク
トへのメッセージ通信を、「process 型」に対
して再定義された演算子(図7中の符号71部分参照)
を用いて記述するものである。
トへのメッセージ通信を、「process 型」に対
して再定義された演算子(図7中の符号71部分参照)
を用いて記述するものである。
【0052】このような中間言語表記においては、「p
rocess 型」のX,Yおよび「VECT 型」の
Zに対して以下のような演算が可能となる。
rocess 型」のX,Yおよび「VECT 型」の
Zに対して以下のような演算が可能となる。
【0053】すなわち、処理を実行する場合において
は、X+Z:Xが処理を実行した後にWorkを保持し
(出力要求待ち状態)、X>Y:XからYの順に処理を
続けて実行するようになる。また、Workを転送する
場合においては、X<<Y:XがYにWorkの転送を
要求(PULL)し、X>>:XGAWorkを強制転
送(PUCH)するようになる。
は、X+Z:Xが処理を実行した後にWorkを保持し
(出力要求待ち状態)、X>Y:XからYの順に処理を
続けて実行するようになる。また、Workを転送する
場合においては、X<<Y:XがYにWorkの転送を
要求(PULL)し、X>>:XGAWorkを強制転
送(PUCH)するようになる。
【0054】このような、中間言語表記を用いることに
より、図8に示した機器制御に関する記述が、より簡素
な表現となっていることは、図9(中間言語表記を用い
なかった場合の機器制御に関する記述部分)との比較に
より明らかである。
より、図8に示した機器制御に関する記述が、より簡素
な表現となっていることは、図9(中間言語表記を用い
なかった場合の機器制御に関する記述部分)との比較に
より明らかである。
【0055】
【共通定義】について ラベル定義では「VECT 型」に相当する定数値を設
定している。また、「VECT 型」変数IO_A,I
O_Bは、『センサ』などにおいて物理的なWork入
力を検出した際、0x00 → 0x01と変化するも
のと定義する。さらに、このプログラムにおいては、説
明を簡単するため、その値が読み出されるまでラッチさ
れているものとする。
定している。また、「VECT 型」変数IO_A,I
O_Bは、『センサ』などにおいて物理的なWork入
力を検出した際、0x00 → 0x01と変化するも
のと定義する。さらに、このプログラムにおいては、説
明を簡単するため、その値が読み出されるまでラッチさ
れているものとする。
【0056】
【機器Aの制御】について 機器Aにおいて、物理的なWorkの入力は、IO_A
をとうして通知され、「process X」は、『W
ork:処理待』状態となったことを認識する(X+I
O_A)。すると、「process X」は、『工
程:IDLE』状態となり次第、プログラム実行を開始
する。また、後続が「PULL型」なので、出力に関す
る制御は不要となる。
をとうして通知され、「process X」は、『W
ork:処理待』状態となったことを認識する(X+I
O_A)。すると、「process X」は、『工
程:IDLE』状態となり次第、プログラム実行を開始
する。また、後続が「PULL型」なので、出力に関す
る制御は不要となる。
【0057】
【機器Bの制御】について 機器Bにおいて、「process Y」は、『工程:
IDLE』状態になると、「process X」にW
orkを出力させる(Y<<X)。次に物理的なWor
k入力は、IO_Bを通して通知され、「proces
s Y」は、『Work:処理待』状態になったことを
認識する(Y+IO_B)。
IDLE』状態になると、「process X」にW
orkを出力させる(Y<<X)。次に物理的なWor
k入力は、IO_Bを通して通知され、「proces
s Y」は、『Work:処理待』状態になったことを
認識する(Y+IO_B)。
【0058】次に、「process Z」は、「pr
ocess Y」から処理終了を通知され、『Wor
k:処理待ち』状態となったことを認識する(Y(+I
O_B> Z)。
ocess Y」から処理終了を通知され、『Wor
k:処理待ち』状態となったことを認識する(Y(+I
O_B> Z)。
【0059】このことにより、「process Z」
は、物理的な移動を伴わずにWorkを受けとり、「p
rocess Y」に連続して処理を開始できる。
は、物理的な移動を伴わずにWorkを受けとり、「p
rocess Y」に連続して処理を開始できる。
【0060】続いて、離散系シミュレータ「QUES
T」から「プロセス」により構築されたモデルへのダウ
ンロードについて説明する。
T」から「プロセス」により構築されたモデルへのダウ
ンロードについて説明する。
【0061】図10は図2の制御対象を「QUEST」
によりダウン・ロードする際の説明を示すモデル構築図
である。
によりダウン・ロードする際の説明を示すモデル構築図
である。
【0062】ここで、制御対象を図2に示した機器Aお
よび機器Bとし、かつ、その機器Aをバッファ、機器B
をワーク・セルとするものとする。
よび機器Bとし、かつ、その機器Aをバッファ、機器B
をワーク・セルとするものとする。
【0063】図に示すように、機器Aは、キュー型のバ
ッファであり、機器Bは、1つの入力、2つの出力を有
する「PULL型」のワーク・セル(加工機)であると
する。
ッファであり、機器Bは、1つの入力、2つの出力を有
する「PULL型」のワーク・セル(加工機)であると
する。
【0064】そして、ワークセルの動作ロジックは、上
述の条件に基づき、機器Aについてはキュー処理(先入
れ先出し方式)を行うFIFO、機器Bについて加工に
関するSpecify、また、振分け作業に関するもの
をFixedとして設定する。このSpecifyが、
加工の実行を行い、このFixedは、2つの出力とW
ork種別との振り分けを設定している。
述の条件に基づき、機器Aについてはキュー処理(先入
れ先出し方式)を行うFIFO、機器Bについて加工に
関するSpecify、また、振分け作業に関するもの
をFixedとして設定する。このSpecifyが、
加工の実行を行い、このFixedは、2つの出力とW
ork種別との振り分けを設定している。
【0065】次に、「中間言語」の仕様を用いた記述を
図11に示す。これは、図8と同様なものであるが、
「QUEST」の表現と対応したラベル名を使用してい
る。
図11に示す。これは、図8と同様なものであるが、
「QUEST」の表現と対応したラベル名を使用してい
る。
【0066】また、「VECT 型」変数IO_Aにつ
いては、「process Qing」においてバッフ
ァ機能を実現するため、処理が任意に実行可能となるよ
う、物理的なWork入力を検出した際、0x00 →
0x03と変化するものと定義しておく。
いては、「process Qing」においてバッフ
ァ機能を実現するため、処理が任意に実行可能となるよ
う、物理的なWork入力を検出した際、0x00 →
0x03と変化するものと定義しておく。
【0067】このように、「QUEST」上でのモデル
構築で行った各種の設定情報から図11の記述を導くこ
とは、対応関係が明確なので容易である。しかし、図1
1の記述だけでは、制御内容が不十分であり、「QUE
ST」においてはメニュー選択で設定した「FIFO」
などのWorkに対応する具体的処理が実行できない。
構築で行った各種の設定情報から図11の記述を導くこ
とは、対応関係が明確なので容易である。しかし、図1
1の記述だけでは、制御内容が不十分であり、「QUE
ST」においてはメニュー選択で設定した「FIFO」
などのWorkに対応する具体的処理が実行できない。
【0068】従って、これらの部分を次のように各「処
理カリキュラム」に割り当て、その制御を記述しておく
必要がある。
理カリキュラム」に割り当て、その制御を記述しておく
必要がある。
【0069】 すなわち、 Void Fifo(){ FIFO動作を実行するためのハードに依存した制御 } Void Spfy(){ Work加工動作を実行するためのハードに依存した制御 } Void Fixdy(){ Work出力振分け動作を実行するためのハードに依存した制御 ただし、出力タイミング制御のみは、オブジェクト「Rout」内 で行なう }
【0070】上述の制御は、採用する機器に依存した制
御プログラムとなるので、その内容を状況に応じて記述
する必要があるが、「FILO」などの代表的な動作に
ついてはライブリとしておけばよい。
御プログラムとなるので、その内容を状況に応じて記述
する必要があるが、「FILO」などの代表的な動作に
ついてはライブリとしておけばよい。
【0071】そして、最後に、これらの「中間言語表
記」による記述を「C++コンパイラ」で処理するれ
ば、実システムの機器で実行可能なコードが生成され
る。
記」による記述を「C++コンパイラ」で処理するれ
ば、実システムの機器で実行可能なコードが生成され
る。
【0072】つまり、離散系シミュレータから実システ
ムに、ダウンロードが完了することになる。
ムに、ダウンロードが完了することになる。
【0073】上述した実施形態のプログラム作成支援装
置では、実システム稼働プログラム作成部12で、エデ
ィタ15または処理プログラムインクルードライブラリ
16で作成された各プロセスの処理プログラムを、コン
トロールフロー記述プログラムにインクルードし、これ
をコンパイラ13でコンパイルし、さらにリンカ14で
リンクするような構成になっているが、それ以外とし
て、図12に示すような構成をなしてもよい。
置では、実システム稼働プログラム作成部12で、エデ
ィタ15または処理プログラムインクルードライブラリ
16で作成された各プロセスの処理プログラムを、コン
トロールフロー記述プログラムにインクルードし、これ
をコンパイラ13でコンパイルし、さらにリンカ14で
リンクするような構成になっているが、それ以外とし
て、図12に示すような構成をなしてもよい。
【0074】すなわち、図12に示すプログラム作成支
援装置は、シミュレータ2から得たコントロールフロー
記述プログラムを作成するコントロールフロー記述プロ
グラム作成部11と、コントロールフロー記述プログラ
ムをコンパイルしてこのオブジェクトモジュールを作成
するコンパイラ13と、処理プログラムリンクライブラ
リ17に格納された各プロセスが処理する処理プログラ
ムを、コンパイラ13において作成されたオブジェクト
モジュールにリンクして実システムを稼働させる実行コ
ードを作成するリンカ14とで構成してもよい。
援装置は、シミュレータ2から得たコントロールフロー
記述プログラムを作成するコントロールフロー記述プロ
グラム作成部11と、コントロールフロー記述プログラ
ムをコンパイルしてこのオブジェクトモジュールを作成
するコンパイラ13と、処理プログラムリンクライブラ
リ17に格納された各プロセスが処理する処理プログラ
ムを、コンパイラ13において作成されたオブジェクト
モジュールにリンクして実システムを稼働させる実行コ
ードを作成するリンカ14とで構成してもよい。
【0075】
【発明の効果】上述の本発明によれは、シミュレータか
らのシミュレーションモデルから、プロセスおよびWo
rk経路が設定されるため、各種離散系シミュレータ間
での「制御構造」の共有化および実システムへのダウン
・ロードが可能となり、離散系シミュレータの「制御構
造の上流設計ツール」として活用および実システムのプ
ログラムの自動生成が推進できる。
らのシミュレーションモデルから、プロセスおよびWo
rk経路が設定されるため、各種離散系シミュレータ間
での「制御構造」の共有化および実システムへのダウン
・ロードが可能となり、離散系シミュレータの「制御構
造の上流設計ツール」として活用および実システムのプ
ログラムの自動生成が推進できる。
【0076】このため、上流工程のシステム分析・設計
を容易にし、また、プログラムの生産性を向上させるこ
とができる。
を容易にし、また、プログラムの生産性を向上させるこ
とができる。
【図1】本実施例のプログラム作成支援装置の一実施形
態の構成を示すブロック図。
態の構成を示すブロック図。
【図2】実システムの一例を構成を示すブロック図。
【図3】図2に示した構成を「プロセス」を適用したモ
デルに示したブロック図。
デルに示したブロック図。
【図4】図2中の機器Aをペトリネット表現で示した
図。
図。
【図5】図4に工程処理を含ませた図。
【図6】図2中の機器Aを工程処理および「PULL型
機器への出力」を考慮して一般化した図。
機器への出力」を考慮して一般化した図。
【図7】図3のシステムをオブジェト指向言語「C+
+」で記述した図。
+」で記述した図。
【図8】図3のシステムをオブジェト指向言語「C+
+」で記述した図。
+」で記述した図。
【図9】中間言語表記を含まない場合の機器制御を記述
した図。
した図。
【図10】図2の制御対象を「QUEST」によりダウ
ン・ロードする際の説明を示すモデル構築図。
ン・ロードする際の説明を示すモデル構築図。
【図11】システムを記述したプログラムのうちの「中
間言語表記」を示す図。
間言語表記」を示す図。
【図12】他の実施例のプログラム作成支援装置の一実
施形態の構成を示すブロック図。
施形態の構成を示すブロック図。
1 プログラム作成支援装置 2 シミュレータ 11 コントロールフロー記述プログラム作成 12 実システム稼働プログラム作成部 13 コンパイラ 14 リンカ 15 エディタ 16 処理プログラムインクルードライブラリ 17 処理プログラムリンクライブラリ
Claims (18)
- 【請求項1】 シミュレータからシミュレーションモデ
ルを受け、実システムを稼働させる実行コードを作成す
るプログラム作成支援装置であって、 上記シミュレーションモデルから、上記実システム中の
機器において実行すべきデータ処理内容を自身内のデー
タ上に処理プログラムとして有しその実行を管理するプ
ロセスと、このプロセス間をWorkが遷移していく順
序を指定するWork経路とからなるコントロールフロ
ーを記述したコントロールフロー記述プログラムを作成
するコントロールフロー記述プログラム作成手段と、 このコントロールフロー記述プログラム作成手段で記述
されたコントロールフロー記述プログラムに、上記プロ
セスが処理する処理プログラムを設定して上記実システ
ムを稼働させる実行コードを作成する実行コード作成手
段とを具備することを特徴とするプログラム作成支援装
置。 - 【請求項2】 上記コントロールフロー記述プログラム
作成手段は、 上記シミュレータからのシミュレーションモデルから、
上記実システム中の機器において実行すべきデータ処理
内容を自身内のデータ上に処理プログラムとして有しそ
の実行を管理するプロセスを設定するプロセス設定手段
と、 このプロセス設定手段で設定されたプロセス間をWor
kが遷移していく順序を指定するWork経路を設定す
るWork経路設定手段とを有することを特徴とする請
求項1記載のプログラム作成支援装置。 - 【請求項3】 上記実行コード作成手段は、上記コント
ロールフロー記述プログラムに、ライブラリに格納され
た上記プロセスが処理する処理プログラムをインクルー
ドして上記実システムを稼働させる実システム稼働プロ
グラムを作成し、これをコンパイルし、さらにリンクし
て上記実行コードを作成することを特徴とする請求項1
記載のプログラム作成支援装置。 - 【請求項4】 上記実行コード作成手段は、上記コント
ロールフロー記述プログラムに、エディタで記述された
上記プロセスが処理する処理プログラムをインクルード
して上記実システムを稼働させる実システム稼働プログ
ラムを作成し、これをコンパイルし、さらにリンクして
上記実行コードを作成することを特徴とする請求項1記
載のプログラム作成支援装置。 - 【請求項5】 上記実行コード作成手段は、上記コント
ロールフロー記述プログラムをコンパイルし、これに上
記プロセスが処理する処理プログラムをリンクして上記
実行コードを作成することを特徴とする請求項1記載の
プログラム作成支援装置。 - 【請求項6】 上記プロセス設定手段は、上記シミュレ
ータと上記実システム間で共有する論理的工程をプロセ
スとすることを特徴とする請求項2記載のプログラム作
成支援装置。 - 【請求項7】 上記プロセス設定手段は、オブジェト指
向言語を使用して上記プロセスをオブジェトとして形成
することを特徴とする請求項2記載のプログラム作成支
援装置。 - 【請求項8】 Work経路設定手段は、上記オブジェ
トのプロセス機能を実行可能なプログラム言語で記述す
る際に、中間言語を介してパラメータを入力するパラメ
ータ入力手段を有することを特徴とする請求項2記載の
プログラム作成支援装置。 - 【請求項9】 上記中間言語は、上記オブジェト指向言
語で記述されることを特徴とする請求項8記載のプログ
ラム作成支援装置。 - 【請求項10】 シミュレータからシミュレーションモ
デルを受け、実システムを稼働させる実行コードを作成
するプログラム作成支援方法であって、 上記シミュレーションモデルから、上記実システム中の
機器において実行すべきデータ処理内容を自身内のデー
タ上に処理プログラムとして有しその実行を管理するプ
ロセスと、このプロセス間をWorkが遷移していく順
序を指定するWork経路とからなるコントロールフロ
ーを記述したコントロールフロー記述プログラムを作成
し、 記述されたコントロールフロー記述プログラムに、上記
プロセスが処理する処理プログラムを設定して上記実シ
ステムを稼働させる実行コードを作成することを特徴と
するプログラム作成支援方法。 - 【請求項11】 上記シミュレータからのシミュレーシ
ョンモデルから、上記実システム中の機器において実行
すべきデータ処理内容を自身内のデータ上に処理プログ
ラムとして有しその実行を管理するプロセスを設定し、 このプロセス設定手段で設定されたプロセス間をWor
kが遷移していく順序を指定するWork経路を設定す
ることを特徴とする請求項10記載のプログラム作成支
援方法。 - 【請求項12】 上記コントロールフロー記述プログラ
ムに、ライブラリに格納された上記プロセスが処理する
処理プログラムをインクルードして上記実システムを稼
働させる実システム稼働プログラムを作成し、これをコ
ンパイルし、さらにリンクして上記実行コードを作成す
ることを特徴とする請求項10記載のプログラム作成支
援方法。 - 【請求項13】 上記コントロールフロー記述プログラ
ムに、エディタで記述された上記プロセスが処理する処
理プログラムをインクルードして上記実システムを稼働
させる実システム稼働プログラムを作成し、これをコン
パイルし、さらにリンクして上記実行コードを作成する
ことを特徴とする請求項10記載のプログラム作成支援
方法。 - 【請求項14】 上記コントロールフロー記述プログラ
ムをコンパイルし、これに上記プロセスが処理する処理
プログラムをリンクして上記実行コードを作成すること
を特徴とする請求項10記載のプログラム作成支援方
法。 - 【請求項15】 上記シミュレータと上記実システム間
で共有する論理的工程をプロセスとすることを特徴とす
る請求項11記載のプログラム作成支援方法。 - 【請求項16】 オブジェト指向言語を使用して上記プ
ロセスをオブジェトとして形成することを特徴とする請
求項11記載のプログラム作成支援方法。 - 【請求項17】 上記オブジェトのプロセス機能を実行
可能なプログラム言語で記述する際に、中間言語を介し
てパラメータを入力するパラメータ入力手段を有するこ
とを特徴とする請求項11記載のプログラム作成支援方
法。 - 【請求項18】 上記中間言語は、上記オブジェト指向
言語で記述されることを特徴とする請求項17記載のプ
ログラム作成支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20095495A JPH0950371A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | プログラム作成支援装置およびプログラム作成支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20095495A JPH0950371A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | プログラム作成支援装置およびプログラム作成支援方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0950371A true JPH0950371A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16433077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20095495A Withdrawn JPH0950371A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | プログラム作成支援装置およびプログラム作成支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0950371A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000036477A1 (fr) * | 1998-12-16 | 2000-06-22 | Fujitsu Limited | Systeme, dispositif et support de memorisation servant au developpement d'un programme de commande d'un mecanisme |
JP2003506773A (ja) * | 1999-07-30 | 2003-02-18 | コールター インターナショナル コーポレイション | 自動化検査室用ソフトウエアアーキテクチャ |
US7257521B2 (en) | 2000-02-14 | 2007-08-14 | Fujitsu Limited | Support system, and computer-readable recording medium in which support program is recorded |
JP2008250788A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujitsu Ltd | 連携シミュレーションシステム |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP20095495A patent/JPH0950371A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000036477A1 (fr) * | 1998-12-16 | 2000-06-22 | Fujitsu Limited | Systeme, dispositif et support de memorisation servant au developpement d'un programme de commande d'un mecanisme |
JP2003506773A (ja) * | 1999-07-30 | 2003-02-18 | コールター インターナショナル コーポレイション | 自動化検査室用ソフトウエアアーキテクチャ |
US7257521B2 (en) | 2000-02-14 | 2007-08-14 | Fujitsu Limited | Support system, and computer-readable recording medium in which support program is recorded |
JP2008250788A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujitsu Ltd | 連携シミュレーションシステム |
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