JPH09500197A - モジュール式構造組立用装置 - Google Patents

モジュール式構造組立用装置

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JPH09500197A
JPH09500197A JP7504731A JP50473195A JPH09500197A JP H09500197 A JPH09500197 A JP H09500197A JP 7504731 A JP7504731 A JP 7504731A JP 50473195 A JP50473195 A JP 50473195A JP H09500197 A JPH09500197 A JP H09500197A
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Abstract

(57)【要約】 3次元の構造部材(12、14 )を有する組立装置(10)が開示されている。構造部材は平板状のパネル(16)から構成され、パネルのエッヂは要素(48)により取り外し自在に連結固定される。要素(48)はスライドコネクタ(66、174)を有し、コネクタには突起(52)が収容される。突起はラッチ(56)にスライド係合してラッチに接触している。パネル(16)は連結ポート(22)を有し、ポートには一体的で同一中心軸を有する管材(24)が設けられている。構造部材(12、14)の外面(18)同士が接触させられ、構造部材(12、14 )はクランプ(28)によりクランプされる。クランプは、管材(24)に接触する中央壁(30)と、管材(24)の自由面(25)に接触する第1及び第2側壁とを有している。クランプ(28)に形成されたディテント(44)が管材(24)の自由面(25)に形成されたノッチ(26)に収容係合されることにより、クランプ(28)と構造部材(12、14 )との間では、相対的な回転は防止される。吊設付属品(114 )にはエンドプレート(116 )が含まれる。エンドプレートにはU字状のチャネル(120 )が形成され、ケーブル(122 )が固定される。管材(24)をその厚さ方向ではさむようにU字状のチャネル(溝路)(120 )を管材にスライド係合させると、吊設付属品(114 )はポート(22)を通過することができ、管材(24)に接触するような姿勢をとることができる。付属品を取り付けるために要素(84)も設けられている。この要素は、取り外し自在なカバーを有するスリーブ(86)を備えている。スリーブ(86)は円筒状部分(96)を有している。円筒状部分はポート(22)にスライド収容される。また、この部分は、管材(24)のノッチ(26)を通過できるディテント(102 )を有している。ディテントはノッチ(26)同士の間で、管材(24)と接触可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 モジュール式構造組立用装置技術分野 本発明は概してモジュール式の構造組立用装置に係り、特に、上記装置のため のアタッチメントパネル、クランプ及び連結手段に関する。背景技術 構造物を絹立てる手法は良く知られている。構造物の組立において2インチ× 4インチ(5cm×10cm)のスタッドを用いた典型的な木材組立方式が長い 間採用されてきた。また、金属製スタッド(メタルスタッド)が最近用いられる ようになってきた。さらに、スチール、アルミ、木、プラスチック及びその他の 材料が、管(チューブ)、チャネル材、T字ビーム、I字ビーム等の構造部材( 組立部材)の製造に用いられるようになった。典型的には、スタッド及びその他 の構造部材は、釘、鋲、有刺(さか目)プレート(barbed plate)、ボルト、リ ベット、その他により結合・連結される。その他の構造物の場合は、上記以外の 締結方法で接続されるコラム(柱)及びビーム(梁、桁)が用いられる。上記以 外の締結方法とは、例えば、ロープによって縛り結束すること、特別なノッチを 切ること、留め継ぎにすること及び入れ子状接続にすること等である。かかる締 結方法により強度があり且つ簡単な接続・連結部を構成することができ、種々の 構造物を組立てることができる。時代が進むにつれ、石材、木材、スチール(最 近では合成材料)等の建築材料が標準化されたサイズ、重量及び強度を有するよ うになってきた。トラスもしくはスペースフレーム(立体フレーム)の導入によ り、建築材料の構造質量を軽量化すること及びスパンを大きくすることが可能に なった。その結果、重量に対する強度の比が高くなった。しかしながら、構造物 の建築(組立)構造部品同士を締結・連結・接続するのに用いられる組立技術の ほとんどは、矢張り、釘、鋲、リベッド、ボルト、その他の締結具等の通常の装 置に依存している。さらに、建築(組立)用部材は通常、中実体であるか、ある いはユニット化・一体化されたトラス部材である。これら部材の保存及び運 搬には大きなスペースが必要である。一方、構造強度を犠牲にすることなく素早 く組立及び分解ができるように構成された構造(組立)部材用クイック連結/分 解締結機構が例えば米国特許第4,776,721号に開示されている。しかし 、このような締結機構は、構造(組立)部材の一部の周囲を囲むクランプ機構を 用いているので、その形状は限定されたものになる。また、一つの構造(組立) 部材を別の構造部材に取付けるための部材の位置も制限されてしまう。即ち、管 材の端に直列状に設けられた締結機構を別の管材等の側壁に付設・連結すること はできない。また、流体等が締結機構を通過できるように連結・接続することは しばしば不可能である。さらに、従来のクイック連結/分解締結機構では、1つ 又は2つ以上の部材の方向を変えたり、直径を変えたり、径方向に移動したり、 移動・置換させたりしなければ、雄型の構造部材と雌型の構造部材とを締結する ことができない。 従って、上記従来の締結機構の課題を解決できる部品から成るモジュール式の 構造物組立装置の提案が望まれていた。発明の開示 本発明は、好適な態様において以下の構成を有する連結装置を提供することに よって、組立装置の分野における上記及びその他の課題を解決するものである。 上記連結装置は、当接する第1及び第2構造部材のポートに取外し可能に配置可 能なクランプを有する。上記クランプは上記ポートに接触すると共に上記第1及 び第2構造部材の対向面に接触し、上記第1及び第2構造部材同士を相互連結す る。 本発明の好適な態様にあっては、上記クランプは少なくとも第1の外側に向け られた耳部を有する。上記耳部は2つの側壁の中間に位置する中央壁から延びて いる。また、上記耳部の径方向寸法は側壁より大きく、2つの構造部材の面と面 に接触する。上記耳部により、クランプと第1及び第2構造部材を簡単に組立て ることができる。 本発明の他の好適な態様にあっては、構造部材はエッヂ同士で固定された2つ のアタッチメントパネルから形成されている。好適な態様にあっては、相互締結 ポートは、内面を越えるようにプレートから延びる一体型管材を有する。このこ とにより、プレートの厚さを最小にすることができる。 好適な態様にあっては、2つのアタッチメントパネルのエッヂ同士は取外し可 能に固定連結されている。この場合、パネルのエッヂから延びる複数の突起(所 定の間隔で設けられいる)の自由エッヂが、上記突起と係合する間隔で設けられ た複数のラッチの係合エッヂと係合することにより固定連結が成される。 本発明の他の態様では、スティフナ(補強部材・補剛材)のフランジの自由エ ッヂが第1の3次元中空構造部材のサイドパネルに接触してこれに力を伝達する 。上記スティフナは、クランプにより第2の構造部材に連結された上記第1の構 造部材のエンドパネルに保持される。 本発明の目的は、新規なモジュール式構造物組立装置を提供することである。 本発明の他の目的は、安全で故障や不備のない建築物とするための技術分析に 対し、最適な設計上のフレキシビリティを与えることができる新規な組立装置を 提供することである。 本発明の他の目的は、構造支持強度において高い強度重量比を有する(重量に 対して強度が高いこと)新規な組立装置を提供することである。 本発明の他の目的は工具を用いることなく素早く且つ簡単に組立てることがで きる新規な組立装置を提供することである。このことにより、労働コストを削減 することができる。また、安全で且つ寿命の長い接続部を形成することができる 組立装置を提供することも目的とする。 本発明の他の目的は、構造部品の組立時間を短縮すると共に、組立てた部品を 用いて最終的な構造物を作るまでの時間を短縮することができる新規な組立装置 を提供することである。これは組立時間に制限がある場合及び最終的な構造物の 完成に時間的制限がある場合には特に重要なことである。 本発明の他の目的は、いかなる側部(サイド)及び端部においても、複数の位 置で相互連結することができるモジュール式インターロック部品を有する新規な 組立装置を提供することである。 本発明の他の目的は、より少ない数の部品しか必要としない新規な組立装置を 提供することである。これにより、不必要な在庫備蓄やコストを削除できる。 本発明の他の目的は、異なる荷重を受け、異なるスパン及び作業高さを有する ビーム、コラム及び交差部を形成するために異なるサイズのビーム等が必要な場 合、異なるサイズのビーム等を複数の同じ部品から作ることができるようにする 新規な組立装置を提供することである。特に、異なる荷重やスパンに対して異な るサイズのトラス又はスペースフレームを必要としない組立装置を提供すること である。 本発明の他の目的は、ノックダウン方式で保存及び移送ができる新規な組立装 置を提供することである。 本発明の他の目的は、通常の(共通の)ロッキングパネル(locking panel : 固定パネル)から形成された構造部材(特に立方体)を用いた新規な組立装置を 提供することである。このロッキングパネルは、1つの工具、機械、ダイ、その 他を用いる製造方法により形成することができる。 本発明の他の目的は、連通する通路が形成されるように複数の中空構造部材を 接続することができる新規な組立装置を提供することである。 本発明の上記及びその他の目的及び利点は、添付図面に基づいて記載された本 発明の例示的実施例に関する以下の詳細な説明を理解することにより、より明ら かになるであろう。図面の簡単な説明 例示的な実施例は添付図面を参照することによって良く理解されるであろう。 図1は、本発明の好適な教示に基づくモジュール式構造物組立装置の展開斜視 図であり、一部が仮想線で描かれている。 図2は、図1のモジュール式構造物組立装置の部分展開斜視図である。 図3は、図1の3−3線で切断した場合の図1のモジュール式構造物組立装置 の断面図である。 図4は、図1のモジュール式構造物組立装置の断面図である。 図5は、図1のモジュール式構造物組立装置のクランプの挿入状態の平面図で ある。 図6は、図1の6−6線で切断した場合の図1のモジュール式構造物組立装置 の断面図である。 図7は図1の7−7線で切断した場合の図1のモジュール式構造物組立装置の 断面図である。 図8は、図1のモジュール式構造物組立装置の部分断面図である。 図9は、図1のモジュール式構造物組立装置を溶接したトラス構造の展開斜視 図である。 図10は、図1のモジュール式構造物組立装置のエンドパネルのスティフナの 展開斜視図である。 全ての図は本発明の基本的な技術思想を簡単に説明するためだけに描かれたも のである。好適実施例を構成する部品の数、位置、関係及び寸法についての変形 ・変更は、当業者であれば以下の本発明の説明を読んで理解した後においては通 常の知識内のものとして行うことができるであろう。また、特定の力、重量、強 度及びその他の条件を満足するための寸法及びその相似値(比例値)も、以下の 本発明の説明を読んで理解した後であれば当業者の通常の知識内のものになるで あろう。 異なる図面においても同じ又は同様な部品に対しては同じ参照符号が用いられ ている。また、「第1」、「第2」、「端部」、「エンド」、「内部」、「内側 」、「外部」、「外側」、「面」、「エッヂ」その他の用語が本明細書において 用いられているが、これら用語は図面を見た人にそのように見えるであろうとい う理由のみで用いられている。即ち、かかる用語は本発明の理解を容易にするた めだけに用いられている。発明を実施するための形態 本発明の好適な教示に基づくモジュール式構造物組立装置が添付図面に描かれ ており、その全体が符号10で示されている。本発明の最良の実施例(態様、形 態)に係る装置10は国際出願(国際公開番号WO93/12345)に開示さ れているタイプの装置の改良である。本発明の基本的な技術思想の説明を容易に するために、国際公開番号WO93/12345の図面と本願の図面では同じ又 は同様な部品に対して同じ符号を付した。同じ符号の部品及び装置10の説明は 上記国際公開第WO93/12345号に記載されており、その内容は本願の明 細書にも記載されていることとする。 装置10は第1及び第2中空構造(組立)トラス部材12,14を有す。これ ら部材は好適な態様にあっては中空平行六面体として図示されている。また、よ り好適な態様では直方体(立方体も含む)として構成される(但し、立方体には 限定されない)。中空構造部材12,14は複数のアタッチメントパネル16を 有し、これらアタッチメントパネル16はエッヂで固定接続されて中空内部空間 を区画形成する。アタッチメントパネル16は、部材12,14が平行六面体の ときは平面的(2次元的)であり、部材12,14が立方体のときはほぼ同じサ イズ及び形状を有する。パネル16は第1外面18と第2内面20を有する。こ れら2つの面によりパネルの厚さが決定される。同じ形状及びサイズの連結ポー ト22が各パネル16に形成されている。このポート22は面18,20を通っ て延びている。ポート22は好適な態様にあっては対称的であり、最も好適な態 様(図示例)では円筒形状(シリンダ状)である。ポート22の形状に対応した 断面を有する管材24(管状部分)がパネル16から一体的に延びている。この 管材24は第2内面20を越えて延びている。管材24の自由端は第3パネル面 25を形成する。この第3パネル面25は面18,20にほぼ平行であり、且つ 面18,20から隔てられている。複数のノッチ26が管材24の自由端に形成 されている。これらノッチは周方向に例えば約30度間隔で形成されている。管 材24はほぼ円筒状を呈し、最も好適な態様にあっては截頭円錐状を呈すると共 に、面20に対して鈍角をなして延びる。截頭円錐状の場合、保存及び輸送の際 にパネル16を入れ子状に重ねる(まとめる)ことができる。 本発明の最適な態様では、装置10はさらに、平面パネル16のエッヂ同士を 着脱自在に固定するための要素48を複数有している(図2)。これら要素48 によりエッヂ同士を固定すると、3次元部材12,14が形成される。パネル1 6のエッヂは接続フランジ50まで延びている。このフランジ50は面20に対 し105度のオーダーの鈍角をなして延びている。複数の突起52が60度のオ ーダーの鋭角でフランジ50の自由エッヂから外方に延びている。これら突起5 2は上記自由エッヂに沿って等間隔で設けられている。突起52の自由エッヂ5 4は突起52の面にほぼ直角である。突起52は略半円形である。複数のラッチ 56が約60度のオーダーの鋭角でフランジ50の自由エッヂから外方に延びて いる。これらラッチは自由エッヂに沿って等間隔で設けられている。ラッチ56 は突起52の間に位置している。ラッチ56はほぼU字形を呈しており、第1及 び第2脚部(U字の2本の垂直部分)58を有している。これら脚部58の第1 端はフランジ50に接続されている。これら脚部58は突起52の幅にほぼ等し い距離だけ隔てられており、2つの脚部58の間に突起52をスライド収容・係 合・挿入できるようになっている。脚部58の第2端は2つの脚部58の間に延 びる頭部60に接続されている。頭部60はさらに、パネル16のフランジ50 の自由エッヂから隔てられた下部エッヂ64を有している。下部エッヂ64と上 記自由エッヂの距離は、突起52の長さにほぼ等しく、下部エッヂ64に突起5 2の自由エッヂ54が係合・受容できるようになっている。ディテント部62が 脚部58の第2端近傍で且つ頭部60の近傍に形成されている。ディテント部6 2は半球状であり、フランジ50の方向に延びている。従って、ラッチ56はほ ぼL字状をなしている。 第1パネル16の突起52は第2パネル16のラッチ56の脚部58の間にス ライド挿入係合される。この際、エッヂ64はエッヂ54に当接・接触して鍵・ 留金・ホックの様に(フック状態で)係合する。同様に、第2パネル16の突起 52は第1パネル16のラッチ56にスライド係合収容される。従って、2つの パネルを係合させた後に一方向のパネル16に90度の方向(例えば、図3の右 方向)の力を加えても、2つのパネル16はパネル16の垂直面から45度のオ ーダーの平面(突起とラッチが延びる面。図3の左斜上45度の方向)内で係合 しているので他方のパネルは分離不能にロックされている。2つのパネルを分離 するには図3の右斜上又は左斜下の方向に力をかけなければならない。フック係 合状態にある場合、突起52とラッチ56はほぼT字状の端面を形成する(最も 好適な態様にあっては、ほぼ+字状の端面を形成する)。このとき、ディテント 部62の近くに位置する突起52と脚部58と頭部60は同一平面上に位置し、 上記T字状端面の脚部(T字の垂直部分)を形成する。ディテント部62は突起 52、脚部58及び頭部60の平面と非線形角度で(非直線状角度で)交差する 。好適な態様にあっては、第1パネル16のディテント部62は第1の方向に延 び、第2パネル16のディテント部は反対方向に延びる。よって、T字状端面の 頭部(T字の水平部分)が形成される。上記要素48はさらに、突起52をラッ チ56に保持するためのコネクタ66を有している。好適な態様では、コネクタ 66はスライド式コネクタであり、突起52とラッチ56をスライド可能に収容 する。好適な態様におけるコネクタ66は第1プレート166と第2プレート1 68を有する。プレート166はプレート168に垂直に接続されている。プレ ート166と168の間に一体的に設けられているのは管材・管状部分170で ある。管状部分170はほぼ円形断面を有しており、ディテント部62をスライ ド収容できるようになっている。斜め方向の切欠き172が管状部分170の長 手方向に沿って形成されている。切欠き172はプレート166,168に対し て45度の角度を成している。切欠き172は突起52、脚部58及び頭部60 をスライド式に収容するためのものである。従って、切欠き172と管状部分1 70の内側とにより、T字状のスロット68が形成される。このスロット68の サイズは、フック係合状態にある突起52とラッチ56のT字状端面をスライド 式に収容できるサイズである。 よって、パネル16は標準化されたデザイン・サイズ・形状のものを使用する ことができることが分かる。立方体の場合、パネル16は同一のものを使用でき る。この場合、パネル16は異なる方向に向けられ、付随の突起52とラッチ5 6をフック係合可能な状態に位置することにより部材12,14を形成する。ま た、突起52とラッチ56を有するパネル16は、面18と20を接触させた形 で積み重ねることができる(最も好適な態様にあっては、管材24を入れ子状に 重ねる)。よって、保存及び移送の際のスペースを小さくすることができる。さ らに、フランジ50が所定の角度で設けられているので、要素48は、部材12 ,14として組立てられたパネル16の面18と同一平面を形成する。 本発明の最適な態様における装置10はさらに、第1及び第2構造部材12, 14を取外し自在に連結するためのクランプ28を有している。一般に、クラン プ28は主バンドを有し、主バンドは中央壁30と外側に向けられた第1及び第 2側壁32,34とを有する。第1及び第2側壁32,34は中央壁30の第1 及び第2エッヂから延びている。上記壁30,32及び34はほぼチャネル状又 はU字状の横断面を有する。壁30の幅は側壁32と34の間の距離に等しく、 この距離はパネル16の第1及び第3面18,25の間の距離(幅)の2倍にほ ぼ等しい。壁32と34は壁30から所定の角度で延びている。所定の角度とは 、管材24が面20となす角度に対応・相当する角度である。尚、好適な態様に あっては、その角度は鈍角である。主バンドの長さはポート22の周囲長より短 かい。主バンドは長さ方向においてほぼ環状であるが、U字状である。好適な態 様において、主バンドは、主バンドをパネル16のポート22に取外し可能に配 置するための要素を有している。即ち、好適な態様にあっては、主バンドはスプ リット部(切れ目)を有していると共に、壁30において第1及び第2自由端3 6,38を有している。周方向に間隔をおいて設けられた第1及び第2可撓ノッ チ40が壁32に形成されている。これらノッチ40は自由端36,38のほぼ 径方向反対側に位置している。周方向に間隔をおいて設けられた第1及び第2可 撓ノッチ42が壁34に形成されている。これらノッチも自由端36,38のほ ぼ径方向反対側に位置している。ノッチ40同士の周方向間隔と、ノッチ42同 士の周方向間隔は相補的・協働的であり(complementary )、好適な態様にあっ ては両者は等しい。即ち、ノッチ42はノッチ40と同じ周方向位置に形成され 、壁30を可撓にしている。好適な態様におけるノッチ40と42は主バンドを 3つの部分43a,43b,43cに分割する。これら3つの部分はノッチ40 と42の間に延びる壁30の一部によって連結・一体化されている。上記壁30 の一部はヒンジとして作用している。上記部分43aは端部36を有し、部分4 3c は端部38を有し、部分43bは上記部分43aと43cの間に位置する。従っ て、主バンドは通常の形状(ほぼ環状であるがU字状である。また、ポート22 より小さくポート22に挿入可能なサイズを有する)から別の形状(ほぼ環状で あるがU字状である。また、ポート22とほぼ同じサイズを有する)に変形可能 である。周方向に隔てられたディテント44を主バンドに形成することができる 。そのサイズ、形状、数及び位置は管材24のノッチ26に収容係合されるよう に決定される。図示された好適な態様では、ディテント44は部分43bにのみ 形成されている。最も好適な態様では、ディテント44は側壁32,34をスタ ンピング加工することによって形成される。勿論、パネル16と主バンドを他の 方法によって作ることもできる(例えば、形鋳造(ダイカスト)や真空成形法。 但し、これらには限定されない)。 最も好適な態様にあっては、クランプ28はさらに位置決め用耳部45を有し ている。耳部45は各部分43a,43b,43cにおいて壁30に対しほぼ直 角方向に延びている。好適な態様にあっては、耳部45は平面状であり、径方向 内方のエッヂ146を有する。このエッヂ146は円弧状であり、壁30に対応 した形状を有している。またこのエッヂ146は壁30に接触する。耳部45は 径方向外方のエッヂ148も有している。このエッヂ148も円弧状であり、そ の径方向位置は壁32,34より径方向外方にある。そして、クランプ28が変 形された形状であっても通常の形状であっても、このエッヂ148がパネル16 の面18に接するように面18の上に延びる。耳部45の周方向寸法は壁32, 34より小さく、周方向方においては壁32,34からはみ出さない。即ち、耳 部45はノッチ40,42の間に位置する。最も好適な態様では、耳部45は部 分43a,43b,43cに固定される。この場合、耳部45の径方向外方エッ ヂ148が壁32と34の間の壁30に形成されたスロットを通過するようにし 、耳部の径方向内方エッヂ146が壁30に到達するまで耳部45を押込む。小 さなタブ(tab )150が径方向内方エッヂ146から両方向(図4中、左右方 向)に延びている。タブ150は耳部45に対してはほぼ直角方向に延びている 。このタブ150が壁30に接触し、溶接等により壁30に固定される。好適な 態様 ではこのようにして、耳部45を部分43a,43b,43cに取付ける。 また、クランプ28は第1及び第2副バンド70を有している。各副バンド7 0は第1脚部72を有する。第1脚部72の幅は中央壁30の幅にほぼ等しい。 第2脚部74が各脚部72の端部から115度のオーダーの鈍角で延びている。 第2脚部74は第1及び第2ピボッド耳部76を有している。これら耳部76は 、脚部74の両側において脚部74に対して直角方向に延びていると共に、脚部 72の反対側の脚部74の端部より前方に延びている。引張リング(プルリング )78が第1及び第2副バンド70の耳部76を通って延び、第1及び第2副バ ンド70をピボット式に(旋回可能に)連結する。脚部72の自由端は主バンド の壁30の自由端36,38の近傍にピボット式に取付けられている。最も好適 な態様では、各壁32,34はL字状のタブ80を有し、このタブ80は壁30 の端部36及び38の前方に且つ径方向内方に延びる。各脚部72は第1及び第 2耳部82を有し、これら耳部は脚部74の反対側の脚部72の端部の両側から 一体的に所定長だけ延出している。耳部82は壁30にほぼ沿って位置するタブ 80に形成された孔に回転可能に収容される。 好適な態様にあっては、クランプ28は挿入時の形状と通常時の形状との間で 変形・移動可能である。特に、リング78は、脚部74同士が小さな鋭角で図5 に示されるように互いにほぼ平行な状態となるように近付くまで径方向内側に引 くことができる。挿入形状になるとき、脚部72の耳部82(ここが主バンドに 対するピボット軸(旋回軸)となると共に自由端36,38のピボット軸となる )は、クランプ28(特に、壁30,32及び34、並びに副バンド70及びリ ング78)がポート22より小さくなりポート22に挿入可能となるように動く 。リング78が仮想線で示されるように径方向外方に押されると(図5)、脚部 74同士間の角度が大きくなり、耳部82同士間の空間(距離)が大きくなると 共に、自由端36と38の間の空間(距離)が大きくなりその最大値となる。こ のとき、クランプ28の壁30と脚部72はほぼ円形を呈し、ポート22とほぼ 同じサイズを有する。また、2つの脚部74はほぼ直角に対向している。さらに リング78を径方向外方に移動すると、クランプ28はほぼ楕円形になる。この 場 合、2つの脚部74は大きな鈍角を形成し、直線状に近づいていく。また、耳部 82同士の間隔及び自由端36と38の間隔は最大値から減少していく。 クランプ28が最適な態様を採っていること(特に主バンドが可撓性を有し、 2つの副バンド70がそれぞれ他方の副バンド及び主バンド30に対しピボット 運動可能な位置に設けられていること)から、クランプ28は挿入形状あるいは 楕円形状に付勢することができる。特に、主バンドがその通常形状に戻ろうとす ると共に、自由端36と38を近付けようとする傾向を有しているので、2つの 副バンド70の間にオーバーセンター関係(中央位置では不安定となり、その上 方又は下方に移動する傾向を有すること)が成立する。即ち、副バンド70が中 央位置にあって耳部82同士の間及び自由端36と38の間の距離が最大値とな っているときに、プルリング78をさらに径方向外方に動かすと常に主バンドは その通常形状に戻り、よって、自由端36と38は近付き、プルリング78を( さらに径方向外方に)付勢(移動)してクランプを楕円形にする。同様に、副バ ンド70が中央位置にあり、耳部82同士間の距離及び自由端36と38の間の 距離が最大値のとき、プルリング78を径方向内方に動かすと常に主バンドは通 常形状に戻り、よって、自由端36と38は近付き、プルリング78を(さらに 径方向内方に)付勢してクランプを挿入形状に変化(移動)する。 上記において本発明の好適な教示に基づく装置10の基本的な構成を説明した ので、次に、装置10の作用及びその他の特徴を説明する。好適な態様にあって は、構造部材12,14を連結したいと望むときは、クランプ28をその挿入形 状して、例えば側壁32を部材12のポート22に通す。このポート22は、部 材12の所望の取付位置にあるものである。側壁32は、耳部45がポート22 の外側のパネル16の面18に接触するまで挿入される。そして、クランプ28 をその挿入形状から開放すると、その中央位置に向かって動く。これに伴い、ク ランプ28はクランプ28の耳部45と壁32の間でポート22を挟み、ポート 22内でルーズな状態(遊嵌状態)で保持される。この時点で、部材14の所望 の取付け位置にある部材14のポート22を、部材12のポート22に保持され ているクランプ28に整列させる。そして、部材14のポート22を、クランプ 28の壁34を越えるように、クランプにスライド係合させる。この係合は、部 材14のポート22の外側のパネル16の面18がクランプ28の耳部45に当 接するまで行われる。部材14のポート22をクランプ28の壁34にスライド 係合させるためには、クランプ28を少なくともその挿入形状方向に動かすこと が必要とされるかもしれない。この時点でクランプ28はまた、部材14のポー ト22にルーズな状態で保持されている。このとき、部材14のポート22はク ランプ28の壁34と耳部45で挟まれている。さらに、クランプ28の耳部4 5は部材12の面18と部材14の面18とにより挟まれている。この時点で、 プルリング78を径方向外方に押すと、クランプ28は挿入形状からその中央位 置及び楕円形状に変化する。側壁32と34が接触しているパネル16の面25 の両側に位置しているとき、クランプ28は環状のクランプ形状になっている。 このサイズは接触パネル16のポート22に対応したサイズである。即ち、クラ ンプ28がその中央位置に到達すると、壁30と脚部72がほぼ円形をなし管材 24に当接する。また、側壁32,34は面25に接触し、接触パネル16の管 材24を挟む。壁32,34が壁30に対してある角度をもって形成されている ので、これが面25にとってのカム面となり、部材12と14を互いに引き付け る(押し付ける)。また、管材24と面20との間の相補的(補完的)な角度関 係及び壁32,34と壁30との間の相補的な角度関係により、管材24が壁3 2,34に垂直に当接し、これにより大きな力が伝達される(作用する)。 プルリング78をさらに径方向外方に押すと、クランプ28は中央位置から楕 円形状に変化・移動し、その脚部72がポート22に接触し、それ以上移動する ことができなくなったとき、その連結形状になる。この状態にあっては、最適な 態様では、プルリング78の一部が、管材24に接触する副バンド70同士の間 の(に)軸を形成する。しかし、副バンド70がオーバーセンタ位置にあるので 、クランプ28はその連結形状から楕円形状に付勢され、中央位置及び挿入形状 への移動(変形)に対して坑するように付勢される。 部材12,14はどのような角度関係をとることもできる。尚、部材12のノ ッチ26の中心軸が部材14のノッチ26の中心軸に整列するのが最も好適な態 様である。また、壁30が管材24を通過して延び管材24に接触すると、クラ ンプ28のディテント44はノッチ26に収容係合され、よって、部材12,1 4のパネル16がクランプ28に対して回転するのを防止できる。その結果、パ ネル16同士が相対的に回転することも防止される。部材12と14の相対的な 角度位置関係を変えるには、クランプ28をクランプ形状及び中央位置から挿入 形状に移動(変形)し、ディテント44をノッチ26から十分離す(但し、壁3 2,34の一部は管材24の軸方向寸法内に位置させる)。そして、部材12, 14の一方又は双方をクランプ28に対して回転させる。この回転は所望のノッ チ26がディテント44と周方向に整列するまで行う。一旦、部材12,14の 一方又は双方が所望の回転(角度)位置にきたならば、クランプ28をそのクラ ンプ形状に移し、ディテント44をノッチ26に収容係合させる。 以上より、最適な態様のクランプ28は利点を有することが理解できたことと 思われる。特に、部分43bのみに位置決め用のディテント44が設けられてい るので、クランプ28をポート22に固定する際に有利である。即ち、クランプ 28の部分43bをポート22に強制的に接触するように位置させて部材12と 14を所望の角度位置に保持することができる。部分43bが保持されている間 にプルリング78を径方向外方に押すと、部分43a,43c及び脚部72がポ ート22に向かって移動しポート22に接触する。部分43aと43cにはディ テント44を設けていないので、部分43bのディテント44が所望の相対的角 度関係に部材12と14を保持している間に、部分43a,43cは容易に所定 の位置に動くことができる。同様に、耳部45によって、クランプ28を一時的 に部材12,14の一方又は双方に保持することができる。よって、取付けの際 、ユーザが3つの独立した部品(即ち、部材12,14及びクランプ28)を保 持及び操作する必要はない。耳部45の利点は特に次の点で重要である。まず、 装置10の組立を経験したことがなくても比較的熟練技術なしで装置10の組立 が出来ることである。また、装置10を以前に組立てた経験がある者にとっては 、より短時間で組立が出来ることである。 もし圧縮力が部材12,14に作用したならば、接触パネル16の面18同士 が接触する。もし引張力が部材12と14に作用したならば、接触パネル16の 面25がほぼ垂直方向に側壁32,34に当接するので、パネル16同士が分離 することはない。もし剪断力が部材12と14の間に作用したならば、壁30が 管材24に接触し、部材12と14の間の相対的な動き(運動)は防止される。 剪断力が部材12と14に作用した場合、剪断力はクランプ28によって対抗・ 阻止される。このときクランプ28には圧縮力が作用している。また、副バンド 70同士がピボット連結されていること且つ主バンドに対しピボット連結されて いることから、クランプ28は周方向の力ではつぶれない。もし部材12と14 の間に相対的な回転を生じさせるような力が部材12と14に作用したならば、 クランプ28のディテント44が部材12,14のパネル16のノッチ26に接 触して、かかる相対的な回転を防止する。部材12,14に作用する力は典型的 には圧縮、引張、剪断及び回転力の合成である。 部材12と14を分離するためには、クランプ28をそのクランプ形状からそ の中央位置及び挿入形状にすることによって、クランプ28を接触パネル16の ポート22から取出し可能な状態にする。そして、部材12又は14の中空内部 を通過させて、それの外側ポート22を通過させることによってクランプ28を 外す。副バンド70がオーバーセンタ位置にあるので、クランプ28は、一旦ク ランプ28がクランプ形状からその中央位置を越えて移動すると、その挿入形状 に付勢される。そしてその中央位置及び楕円形状に向かおうとする動きに抗して 付勢される。クランプ28を取外すと、部材12と14の接触パネル16はクラ ンプされなくなるので分離することができる(あるいは、一方の部材を他方の部 材に対して相対的に動かすことができる)。 本発明の好適な教示によれば、部材12と14の連結もしくは接触面18が相 補的な形状を有して接触できることに加え、上記2つの面18は同一の連結接触 形状を形成する。特に、本発明の好適な教示による装置10では連結面が、係合 する雄型と雌型となる必要がない。従って、装置10によれば、部材12と14 は無制限及び無拘束の連結態様・方式で連結することができ、部材12,14の 端部や側部において任意の方向・姿勢で連結可能であり、また部材12,14に より作られる全ての構造物の端部や側部においても任意の方向・姿勢で連結する ことができる。加えて、部材12,14により任意の構造物を作ることもできる 。さらに、部材12と14を連結又は分離する際に、装置10によれば部材12 ,14の一方を他方に対して相対的に径方向に移動させたり、外したりする必要 がない。また、最も好適な態様にあっては、装置10の部材12と14は工具な しでクランプ連結及びクランプ解除することができる。さらに、隣接するパネル 16のポート22は、クランプ28の取付けに伴って自動的に整列する。従って 、部材12と14は最低限の熟練技術で容易に且つ素早くクランプ連結及び分離 することができる。 さらに、本発明の装置10が組立状態にあるとき、クランプ28を通過して、 接続された部材12,14の中空内部に連通する開放通路が形成される。従って 、電気、ガスその他の流体ライン(配管)を組立状態の装置10の内部に設ける ことができる。また、部材12と14のクランプ連結は接触するパネル16のポ ート22内で行うことができる。そして特に、ポート22の外側に別の部材を必 要としない。例えば、正方形のパネル16は、同じ形状又は異なる形状(例えば 、矩形、円形、三角形等。但し、これらに限定されない)の別のパネル16に連 結することができる。さらに、ノッチ26とディテント44により、上記正方形 のパネル16は上記別のパネル16に対し、任意の角度・姿勢で保持することが できる。 本発明の好適な態様による装置10はさらに、付属品(アクセサリ)を構造部 材12,14に付設するための要素84を有する(図1)。要素84は一般には 、ほぼ円筒状のスリーブ86とカバー88とを有する。スリーブ86は一般には 、第1の円筒状部分90を有する。この部分90は軸方向に長く、その直径はポ ート22の管材24より小さい。上記部分90の第一端は一体的なエンドプレー ト92により閉じられる。一体的な環状プレート94が部分90の反対端におい てほぼ垂直に延びている。第2円筒部分96の第一端はプレート94の外周縁か ら一体的にほぼ垂直方向に延びている。上記部分96の軸方向長さは管材24よ り長く、その直径は管材24にほぼ等しい。よって、部分96は管材24の端部 の 面25にスライドフィット(係合)することができる。環状プレート98は上記 部分96の反対端からほぼ垂直に延びている。第3円筒部分100の第一端はプ レート98の外周縁からほぼ垂直に一体的に延びている。この部分100の軸方 向長さは上記部分96の軸方向長さより大きく、その直径はポート22及び管材 24より大きい。上記部分100の反対端はスリーブ86の開放端を形成する。 好適な態様にあっては、上記部分96が管材24の内側にスライドフィット(係 合)されると、スリーブ86は構造部材12,14のポート22に保持される。 最も好適な態様にあっては、複数(例えば3つ)のディテント102が上記部分 96に形成される。ディテント102は、面18と25の距離にほぼ等しい距離 だけ上記プレート98から隔てられた位置に形成される。ディテント102は上 記部分96から径方向に突出し、通常、ノッチ26をスライド通過できるサイズ を有すると共に、ノッチ26同士間では管材24の面25に接触してポート22 から軸方向に取出せないサイズを有する。部分90を任意のポート22にスライ ド挿入してスリーブ86を回転することによって、スリーブ86を部材12,1 4の当該任意のポート22に挿入することができる。スリーブ86の回転は、デ ィテント102がノッチ26と軸方向に整列するまで行われる(ノッチとディテ ントが軸方向に整列しなければ、部分90をポート22に完全に挿入できない) 。そしてプレート98がパネル16の面18に接触するまで、部分96をポート 22にスライド挿入する(このことにより、好適な態様にあっては管材24とス ライドフィット(係合)し、典型的にはスリーブ86がポート22に保持される )。この時点で、スリーブ86は、ディテント102がノッチ26との軸方向整 列から外れてノッチ26同士の間の管材24の面25に接触するまで、ポート2 2内で回転することができる。従って、(ノッチ同士間において面25に接触・ フック係合している)ディテント102は上記部分96がポート22の管材24 からスライドすることを防止でき、スリーブ86はポート22に保持される。 カバー88は一般には円形のエンドプレート104を有し、エンドプレート1 04は円筒状のフランジ106を有している。フランジ106はエンドプレート 104の外周縁から一体的にほぼ垂直方向に延びている。フランジ106のサイ ズ及び形状は、スリーブ86の部分100にスライド係合してそこで適当な手段 (例えば、フランジ106と部分100を通過するネジ)によって保持されるサ イズ及び形状にされている。 必要とあらば、付属品(アクセサリ)を要素84の上(表面)や内部に取付け てもよい。例えば、図1に示されるように低圧ランプ108をカバー88に取付 けてもよい。電力供給ケーブル110がエンドプレート92を通って要素84の 内部に延び、ランプ108用の適当なトランス(変圧器)(図示せず)に電力供 給する。ソケット部112を部分90の適当な孔に取付けてもよい。ソケット部 112は、要素84をポート22にスライド係合させる際及びポート22から要 素84を取外す際に邪魔にならないように上記孔に取付けられる。同様に、電話 機、コンピュータ及び通信機器用のジャック及び装置等(これらには限られない )も上記要素84の表面及び/又は内部に設けることができる。 本発明の好適な教示に基づく装置10はさらに、付属物及び/又は構造部材1 2,14を吊設、支持あるいは付設するための要素114を有する(図8)。一 般に、好適態様にあっては、要素114は円形エンドプレート116を有してい る。このエンドプレート116の外周縁から円筒状フランジ118が一体的に垂 直方向に延びている。フランジ118とエンドプレート116の外周は、ポート 22及び管材24より大きな直径を有している。最も好適な態様にあっては、要 素114のエンドプレート116とフランジ118はカバー88のエンドプレー ト104とフランジ106と同一であり、よって製造コストを抑えることができ る。また、要素114はU字状のチャネル(溝部)120を有し、このチャネル 120はエンドプレート116の外周縁とフランジ118の所定の点からエンド プレート116の中心に向かって径方向に所定の点まで延びている(エンドプレ ート116の中心には至らない)。チャネル120の幅は面18と25の距離よ り大きく、その長さは、チャネル120の端部とこれの直径方向反対側のフラン ジ118上の点との間の距離がポート22及び管材24の直径より小さくなるよ うな値とされる。要素114はさらに、支持部材の好適な態様としてケーブル1 22を有する。ケーブル(支持部材)122はエンドプレート116に形成され た孔を通って延びる。この孔は、エンドプレート116の中心に形成されるのが 好ましい。またケーブル122は拡径された端部を有し、この拡径端部はエンド プレート116の上記孔を通過することができない。 要素114を取付けるためには、エンドプレート116を構造部材12又は1 4の外側に位置する。この場合、エンドプレート116がパネル16、ポート2 2及び管材24に対しほぼ垂直となるように位置される。この時点で、エンドプ レート116とチャネル120の直径方向反対側のフランジ118とがポート2 2と管材24の円周部分に位置するまで、チャネル120を管材24にスライド 係合させることができる。次に、エンドプレート116とフランジ118を、チ ャネル120が管材24に接触することにより形成・決定される軸回りに、パネ ル16、ポート22及び管材24に対してほぼ垂直な面内でピボット運動(旋回 )させる。この旋回はエンドプレート116とフランジ118が管材24からス ライドして外れ、構造部材12又は14の内部に移動するまで行う。そして、エ ンドプレート116を面20,25にほぼ平行になる位置に且つポート22と管 材24とに対して同一中心を有する位置に回転する。次にフランジ118を動か して管材24の外側で面20と接触させる。この際、フランジ118と管材24 は同一中心を有するようにする。ケーブル122はエンドプレート116から下 方に延びることができ、手工芸品、アクセサリ(付属品)、その他の構造部材1 2,14等を吊すことができる。また、ケーブル122はエンドプレート116 から上方に延びることができ、構造部材12又は14をオーバーヘッドポジショ ン(頭上の点・上方の位置)から吊すことができる。この場合、ケーブル122 は上記オーバーヘッドポジションに適宜固定される。 さらに、本発明の好適な教示に基づく構造部材12,14を閉じるためには、 適当なカバーを、部材12,14の外側ポート22にスナップフィットさせる( スナップ式に係合させる)か固定し、さらに/あるいは、クランプ形状のクラン プ28にスナップフィットさせる。好適な態様では、カバーは、本発明の好適な 教示に基づく装置10の好適な使用に応じて、電気コンセント若しくはスイッチ 用の取付部材、ランプ等の付属品用の取付部材、ワイヤ、モータシャフトその 他を通過させるための突起部材、又は付属品を吊したり、支持したり、付設する ための要素・部材を有する。好適な態様にあっては、ポート22は部材12,1 4の全ての表面に形成されており、このことにより、接続・連結箇所を最大にす ると共にオプション部品を多く取付けることが可能になるという利点があるが、 部材12,14はポート22のないパネル16を有してもよい。即ち、必要とあ らば、部材12,14の内部空間を閉じるような構成としてもよい。 本発明の好適な教示による構造部材12,14は種々の形態及び形状をとるこ とができる。特に、部材12はポート22を有する壁とすることかできる。同様 に、部材12,14は固定長又は可変長の長い形状を有してもよい。また、複数 のポート22をその長手方向に形成し、連結はこれらポート22の任意の1つ又 は幾つかを使用して行うようにしてもよい。さらに、部材12及び/又は14は ウエッジ(くさび)形状又は円弧形状を有してもよいし、その長さは固定でも可 変でもよい。この場合、部材12と14を円弧状に連結することができると共に 、コーナー補強部材として構成することもできる。加えて、部材12及び/又は 14は立体フレーム用のノード(node:節部)とし構成してもよい。また、図示 されたパネル16は平板状であるが、パネル16はその他の形状であってもよい (例えは、2つのパネルが、相補的・補完的な接触関係(凹凸関係等)を有する ようにしてもよい)。 本発明の教示に基づく装置10は、異なる荷重、スパン及び作業(使用)高さ を有するいかなるサイズのビーム、コラム、交差部その他を作る場合にも同一の モジュール式部品で対応することができる。即ち、部材12と14は端部同士を 接続することによって所望の長さを有するようにするこができる。さらに、部材 12と14の側部(側辺部)同士を連結することによって、所望の断面形状にす ることもできる。また、部材12と14は、その全ての側部と端部において、複 数の箇所で連結することができる。よって、所望のフレーム要素又は構造要素を 形成することができる。本発明の教示に基づく装置10は、異なる荷重やスパン のために設計・構成された異なるサイズのトラスや立体フレームを必要とせず、 使用目的に応じてモジュール式に組立てることができるので、必要部品数を少な くすることができ、装置10の製造業者、小売業者及びユーザにとって不必要な 在庫蓄積をする必要がなくなり不必要なコストを削除することができる。さらに 、本発明の教示に基づく装置10はモジュール式の構造を有し、複数のインター ロック位置(取付連結位置)を提供できるので、非常に条件の厳しい応用例や設 計であっても比較的少ない部品で大きな自由度及び設計上の融通性を提供するこ とができる。 本発明の最も好適な態様では、装置10の要素48はさらにコネクタ174を 有する(図6)。コネクタ174は部材12と14のサイドパネル16の端部同 士を連結すると同時に、エンドプレート16を部材12に連結するためのもので ある。一般に、コネクタ174は延出プレート176を有す。ほぼ円形断面を有 する管状部分170が延出プレート176の内面に固定され、プレート176の 一方のエッヂに沿って延びる。斜め方向の切欠部172が管状部材170の長手 方向に形成されている。切欠部172はプレート176に対して45度に形成さ れる。切欠部172と管状部材170の内部とによってT字状のスロット68が 形成される。このスロットは、部材12のエンドパネル16の突起52とラッチ 56とが部材12のサイドパネル16とフック係合状態にあるときに形成される T字状端面部分にスライド係合する。従って、コネクタ174は、コネクタ66 と同様な形式で、部材12のサイドパネル16にエンドパネル16を取外し可能 に取付けることができる。この場合、プレート176の外面は部材12のサイド パネル16の面と直線状の関係を有する(同一平面上にある)と共に連続した関 係を有する。コネクタ174はさらに、ほぼ半円形断面の管状部分178を有す る。この部分178はプレート176の内面に固定され、プレート176の他方 のエッヂに沿って延びる。上記部分178はスロット68に対しては固定された 位置関係を有する。斜め方向の切欠部180が管状部分178の長手方向に沿っ て形成されている。切欠部180は半円形断面の平らな辺の部分の近傍に形成さ れ、プレート176に対しては45度の角度をなすと共に切欠部172に対して は90度の角度をなしている。各コネクタ174の管状部分178の中空内部と 切欠部180とにより、L字状のスロットが形成される。このスロットは、非フ ック係合状態(あるいは、他のパネル16に連結された状態)の1つのパネル1 6のラッチ56と突起52にスライド係合する。従って、コネクタ174は部材 14のサイドパネル16のエンドエッヂを部材12の端部に取外し可能に取付け ることができる。この場合、プレート176の外面は部材14のサイドパネル1 6の面18に直線状の関係を有すると共に面18と連続関係にある。最適な態様 にあっては、コネクタ174の長さは、部材12,14のエンドエッヂに沿った 面18の幅にほぼ等しい。また、部材12と14のサイドパネル16のサイドエ ッヂ同士を取外し自在に取付けるためのコネクタ66は、部材12,14と他の 構造トラス部材12,14との間で前者の部材12,14と後者の部材12,1 4に一体化される。この場合、コネクタ66は、部材12と14のサイドパネル 16の端部同士を連結するコネクタ174の端部を越えて、サイドパネル16同 士のサイドエッヂのラッチ56と突起52にスライド係合する(図1)。 コネクタ174と連続コネクタ66を用いることにより、任意の所望の長さの 構造部材を、端部同士で連結した部材12,14により作ることができる(典型 的には2つの構成部品から形成される。即ち、サイドパネル16としては矩形の ものを用い、エンドパネル16としては正方形のものを用いて形成する)。パネ ル16は典型的にはスタンピング加工又は成型加工により作られるが、パネル1 6を作るには、2つのタイプの型(モールド)と2つのタイプの構成部品だけし か必要とされない。一方、コネクタ66と174は典型的には押出し加工により 作られるので、2つのタイプの型しか必要ない。また、押出し(成形後の)長さ は所望の長さにカットすればよい。従って、本発明の好適な教示によれば、構成 部品の製造及び保存・在庫に対するキャピタルコスト(資金)を最小に抑えるこ とができる。 本発明の好適な教示に基づく装置10は構造支持強度については、高い強度重 量比(重量に対して強度が大きい)を有する。即ち、最も好適な態様におけるフ ランジ50と管材24を形成する屈曲部によって、パネル16に対し大きな構造 強度及び安定性が与えられるので、面18と20の間の厚さを最小にすることが できる。このように厚さを小さくすることにより、材料を削減することができる という利点が生ずる。よって、製造コストを低減することができる。また、パネ ル16を分解して入れ子状に重ねた状態にすると、パネル16の保存及び運搬時 のサイズを小さくすることもできる。同様に、工具を用いなくても装置10の組 み立ては素早くかつ容易にできるが、本発明の教示による部材12,14間のク ランプ28により与えられる接続強度の安全係数及び耐久係数は4である。 クランプ28により連結された部材12と14の間に作用する軸方向の力に抗 する装置10の荷重強度を増大するために、クランプ18により連結されたエン ドパネル16に補強部材200を設ける(図10)。図示された好適な態様にあ っては、補強部材200はパネル202を有する。このパネル202は第一の外 面204と第二の内面206とを有する。これら2つの面によりパネルの厚さが 決定される。穴208が面204及び206を貫通する。この穴は管材24を収 容できるサイズ及び形状を有している。より詳しくは、上記穴のサイズ及び形状 は、面25における管材24の外面のサイズ及び形状より少し大きいと共に、面 20における管材24の外面のサイズ及び形状より少し小さい。パネル202の サイズ及び形状は正方形のパネル16に対応し、これにほぼ等しい。各パネル2 02のサイドエッジは、第一部分210を有するフランジまで延びている。第一 部分210は、面206に対して鈍角で内側に延びている。上記鈍角は、接続フ ランジ50とパネル16の間の角度に対応している。なお、最も好適な態様にあ っては、上記鈍角は面206に対して105度のオーダーである。各パネル20 2のフランジは更に第二部分212を有している。この第二部分212は、第一 部分210から130度のオーダーの鈍角で延びている。第二部分212は、パ ネル202のサイドエッジに平行な自由エッヂ214まで延びている。上記自由 エッヂ214は、パネル202のサイドエッヂから所定の距離だけ隔てられてい る。 好適な態様にあっては、補強部材200は、図4に示すような形でエンドパネ ル16に入れ子状に重ねることができる。すなわち、パネル16の管材24は穴 208を通過するが、この状態で面25(ノッチ26を含む)は少なくとも面2 06を部分的に超えて延びる。穴208は、管材24にスライド係合して管材2 4に重ねられたままである。また、補強部材200の第一部分210をエンドパ ネル16のフランジ50にスライド係合させて入れ子状に重ねることができる。 上記部分210と212の間の接続部は、フランジ50の自由エッヂを少し越え た所に位置する。このとき、上記部分212は、ラッチ56の頭部60、脚部5 8及び突起52にほぼ垂直である。面20及び204は僅かに隔てられ、ほぼ平 行関係にある。 部材12と14の組み立ての際、その各エンドパネル16は、クランプ28を 用いて接続されるが、その前に補強部材200を所定の位置(ポート)に設けて おく。即ち、一つあるいは二つ以上の補強部材200をパネル16に重ね、連結 端部を形成する。この形成は、それをサイドパネル16に取り付ける前に行われ る。この状態で、結合された補強部材200とパネル16は、コネクタ66を用 いてサイドパネル16に接続される。この接続方式は、パネル16が補強部材2 00を用いずに連結される場合と同じである。部材12又は14が組み立てられ た状態のとき、自由エッヂ214は、フランジ50とサイドパネル16のサイド エッヂ近傍でサイドパネル16の面20に接触する。好適な態様にあっては、補 強部材200のフランジの上記部分212は、サイドパネル16のフランジ50 に接触する。この場合、自由エッヂ214は、フランジ50と管材24の間に( 両者の間隔が最少のところで)スライド収容係合されて両者に接触する。 一つあるいは二つ以上の補強部材200を備える部材12及び14の一方ある いは双方は、クランプ28を用いて連結することができる。この連結方式は、補 強部材200なしで部材12及び14を連結する場合と同じである。しかし、ポ ート22の軸に平行な軸方向の力が部材12,14に作用し、これら部材12, 14を分離しようとするときは、かかる軸方向の力は補強部材200によって、 エンドパネル16に固定されたサイドパネル16に伝達される(エンドパネル1 6は、クランプ28によって接続されたポート22を有している)。すなわち、 上記軸方向の力はクランプ28によって、クランプ28により接続されたポート 22を有するエンドパネル16に分散分配される。本発明の教示によればこのよ うな軸方向の力は更にクランプ28によって補強部材200に分散分配される。 そして、この力は、補強部材からサイドパネル16に分散分配される。サイドパ ネル16はクランプ28によって連結されたポート22を有するパネル16に対 しほぼ垂直に延びている。なぜなら、補強部材200のフランジの上記部分21 2及び自由エッヂ214がサイドパネル16のフランジ50に接触しているから である。サイドパネル16に力が分散伝達されるので、本発明の好適な教示によ る補強部材200を用いた装置10は、大きな軸方向荷重に対応できる(耐えら れる)。 同様に、最も好適な態様にあっては、ポート22の軸に平行な軸方向の力が部 材12,14に作用し、これら部材を押そうとするときは、かかる軸方向の力が 補強部材200によって、エンドパネル16に固定されたサイドパネル16に伝 達される(エンドパネル16はクランプ28により接続されたポート22を有し ている)。すなわち、上記のような軸方向の力は、連結接触されたエンドパネル 16に分配される。本発明の教示によれば上記軸方向の力は更に補強部材200 に分配される。これは、補強部材200がエンドパネル16と入れ子状に重なり 合っているからである。この力は更に、補強部材から、接触しているエンドパネ ル16にほぼ垂直なサイドパネル16に分配される。これは、補強部材200の フランジの自由エッヂ214がサイドパネル16の管材24に接触しているから である。力がサイドパネル16に分配伝達されるので、本発明の好適な教示に基 づく補強部材200を用いる装置10は大きな軸方向荷重に対応できる。 本発明の教示に基づく図示された好適態様の補強部材200は、特に有利であ ると考えられる。すなわち、補強部材200は、溶接、接着剤その他によってパ ネル16には固定されておらず、エンドパネル16と入れ子状に重ね合っている こと及びサイドパネル16と接触関係にあることにより、部材12及び14に保 持されている。したがって、パネル16はすべて同じ構造を有し、在庫及び製造 費を低減できる。そして、部材12及び14の組み立ての際に必要とあらば補強 部材200が加えられる。もし部材12及び14を分解して異なる形状にしたい ときは、パネル16及び補強部材200を分離して任意の所望の位置に再び使用 することができる。 本発明の好適な教示に基づく装置10の用途は数多くある。例えば、装置10 は、モジュール式の可変構造物(例えば、アレチネズミ、ハムスター及びこれら と同様なネズミ用の住居、住家)として用いることができる。また、装置10は 、頻繁に組立設置及び分解される構造物(例えば、試写会用ブース)のためのト ラス構造として用いることができる。装置10は、配線(ワイヤ)、ライト及び その他の電気機器装置をクランプ28及び構造部材12,14の中空内部に設け ることができるので特に有利である。また、装置10は、大きな立体構造部材1 2及び14を展開する際に小さくまとめることがでる点で、また、最少の時間で 工具を用いずに組み立て及び分解することができる点で特に有利である(特に屋 外あるいは水中の構造物や建築物の場合に有利である)。さらに、装置10は、 部材12,14の中空内部を通過するパイプあるいはこれと同様な構造物・部材 用の外部・外側トラスとして用いることができる。このようなパイプがポート2 2にぴったりと係合するようなサイズである場合、本発明の好適な教示によれば 、かかるパイプは装置10の構造強度を増大するか、あるいは装置10がパイプ にかけることができる荷重を大きくするか、あるいはそのスパンにおける(亘る )反りを小さくする。 ポート22は、本発明の教示によれば、旗や棚等のための取り付け点として用 いることができる。また、コネクタ66及び174は、十分な公差(許容範囲) をもって製造できるので、薄くて撓むことができるカバーによって、面18並び に突起52及びラッチ56を覆うことができる。さらに、カバーは、コネクタ6 6及び/あるいは174と突起52及びラッチ56との間に挾むことができる。 この場合、カバーには任意の所望の機能をもたせることができる(例えば、スク リーンその他として用いることができる)。また、最も好適な態様にあっては、 クリップ124及び126を用いてパネル128を装置10に保持することがで きる(図7)。この場合、パネル128は、面18の上を延び、また、間隔を有 する部材12と14の間の空間を延びる。特に、最も好適な態様にあっては、ギ ャップ130がフランジ50に形成される(したがってパネル16のラッチ56 と突起52の間にギャップが形成される)。さらに、上記ギャップ130は、コ ネクタ66,174とパネル16の面18の間に露出されて矩形のスリットを形 成する。クリップ124,126はワンピース部材であって屈曲された形状を有 している。また、その幅はギャップ130にほぼ等しい。一般に各クリップ12 4,126は、第一脚部132、第二脚部134、第三部分136、第四部分1 38及び第五部分140を有している。第二部分134は、第一部分132から 垂直方向に連続して延出している。第三部分136は、第一部分132から離れ る方向に第二部分から垂直方向に連続して延出している。第四部分138は、第 二部分134から離れる方向に第三部分136から垂直方向に連続して延出して いる。第五部分140は、第三部分136に重なる方向に第四部分138から垂 直方向に連続して延出している。クリップ124及び126の上記部分138の 長さは、保持されるパネル128の厚さにほぼ等しく、上記部分136と140 の間にパネルのエッヂをスライド収容することができる。クリップ124及び1 26の上記部分134の長さは、パネル16の面18と20の間の厚さにほぼ等 しい。好適な態様におけるクリップ124の上記部分136の長さは、コネクタ 66のプレート166または168の幅にほぼ等しく、また、好適な態様におけ るクリップ126の上記部分136の長さは、コネクタ66のプレート166ま たは168の幅に、保持されるパネル128の厚さを足した値にほぼ等しい。本 発明の教示によれば、クリップ124及び126は、次のように構造部材12及 び14に締結される。すなわち、まず上記部分132の自由端を所望のギャップ 130内にスライド挿入する。この挿入は、上記部分134がパネル16の面1 8に接触するまで行われる。この時点で、クリップ124及び126をギャップ 130内でピボット運動(旋回運動)させることにより、部分134をギャップ 130内に位置させ、部分132をパネル16の面20に接触させ、部分136 をコネクタ66のプレート166又は168に接触させる。好適な態様では、互 いにほぼ垂直に延びる隣り合うパネル16のギャップ130にクリップ124と 126がそれぞれ位置している状態にあっては、第一パネル128をスライドさ せてクリップ124の上記部分138に接触させることができると共に垂直方向 にあるパネル16の面18と同一平面内に位置させることができる。一方、第二 パネル128をスライドさせてクリップ126の部分138に接触させると共に 、第一パネル128の外面と同一平面内に位置させることができる。しかしなが ら、クリップ124及び126の上記部分136,138及び140の長さ並び に上記部分138及び140の形状を変えることによって、異なる厚さやタイプ のパネル128を保持することができ、また、その他の付属品を保持することが できる。 本発明の好適な教示に基づく装置10は、更に溶接されたトラス182を有す る(図9)。このトラス182は、部材12、14、その他のトラス182等に 連結することができる。すなわち、トラス182は直方体形状を有し、第一及び 第二の所定間隔をおいて平行に設けられたパネル184を有する。これらパネル は同じ長さを有し、第三及び第四の所定間隔をおいて平行に設けられたパネル1 86に対しほぼ垂直に連結されている。パネル186の長さは、パネル184の 長さの数倍である。パネル184と186は平板状であり、連結ポート22を有 している。管材24はパネル184及び186から一体的に延びており、その自 由端にノッチ26を有している。各パネル184,186は、第一及び第二のフ ランジ188を有している。これらフランジ188は、パネルの両エッヂからほ ぼ垂直に延びている。トラス182はまた複数のリング190を有している。リ ング190は円形であり、その直径はパネル184の長さにほぼ等い。リング1 90は、所定の距離をおいた対の形で設けられており、パネル184及び186 の両エッヂからほぼ垂直に延びている。また、リング190はフランジ188と の接触部分において溶接されている。リング190の対の数はパネル186の長 さがパネル184の長さの何倍であるかに対応している。したがって、パネル1 86がパネル184の長さの3倍であれば、リング190は3対設けられる。こ の場合、各対のリング190同士は、その周部においてが接触する部分で溶接さ れる。リング190は、任意の方法で製造される。例えば(これらに限られるわ けではないが)、任意の適当な在庫材料を用いてロール加工、曲げ加工、スタン ピング加工、あるいは鋳造により製造される。また、リング190の断面形状は 任意の適当な形状とすることができる(例えば円形や、矩形。尚、これらには限 られない)。 本発明の教示に基づくトラス182は、大きな弾性を有する。なぜなら、トラ ス182に荷重が作用しても、リング190は曲がらずに腰をかがめる・弓なり になる・お辞儀するだけだからである。これは、リングが円弧状をなしているか らである。トラスに通常用いられる真っ直ぐなブレース(brace :支柱、副本、 締金、留金、筋かい)は、大きな荷重がかかると曲がってしまい、一旦曲がって しまうとその後無荷重状態になっても元の直線形状には戻らない。しかしながら 、リング190は、曲がらずにお辞儀をするだけであるので、トラスは大きな荷 重が除去された後に元の無負荷状態の形状に戻ることができる。 パネル184同志の間の位置で且つパネル184と186に垂直に所定の物を 連結できるようにするために、L字形のブラケット192を設ける。このブラケ ット192は、上部パネル186の上を延びる第一脚部と、上部及び下部パネル 186のフランジ188同士の間でこれらに接触して延びる第二脚部とを有する 。最も好適な態様では、第二脚部はポート22と管材24を有し、クランプ28 を用いて第二脚部へ他の部材を連結できるようにしている。第一脚部は、第二脚 部に平行に下方に突出するピン194を有する。これらピンは上部パネル186 に形成された対応孔196に収容係合される。必要とあらば、ピン194はコッ ターキー(cotter key)その他を有し、上向きの力によりピン194が孔196 から意図せずにはずれるのを防止することができる。 本発明の好適な教示による装置10の基本的な思想・構成を説明したので、そ の他の変形例は当業者には自明になったであろう。例えば、ポート22は最も好 適な態様では円筒形状として図示されているが、ポート22はその他の形状のも のでもよい(例えば、八角形その他の多角形断面を有するもの)。 好適な態様では、ノッチ26はパネル16に形成され、ディテント44はクラ ンプ28に形成され、このようにすることは少なくとも製造上の理由では利点が あると考えられるが、回転防止要素はその他の形態を取り得る(例えば、ノッチ とディテントの位置を逆にすること)。 同様に、最も好適な態様では、クランプ28は、その挿入形状に移動するため の要素によって、構造部材12、14のポート22に取り外し自在に設けられて いるが、クランプ28をポート22に取り外し自在に位置させるためのその他の 要素を設けてもよい。例えば、部材12と14は分離可能とされ、クランプ28 を拡径ポート22に挿入可能にすることができるようにしてもよい。この場合、 拡径ポート22は、構造部材12、14を一体化するのに伴って縮径され、構造 部材内にクランプ28を捕らえる(保持する)。 従って、ここに開示された発明は、発明の一般的概念および精神から離れるこ となく種々の形態・態様をとることができるので(その内の幾つかは上記におい て説明された。)、上記において示された実施例は全ての点において単なる例示 と考えられるべきであり、限定的なものではない。発明の範囲は添付の請求の範 囲に示されており、上記の説明に示されているわけではない。請求の範囲に記載 された発明と均等な範囲にある全ての変形例は発明の範囲内にあると考える。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月14日 【補正内容】 補正書の写し(翻訳文) 1.第1及び第2構造部材(12,14)のためのクランプ(28)であって、上記第1及 び第2構造部材の各々が第1及び第2面(18,25)を有し、上記第1及び第2構造 部材(12,14)の上記第1面(18)同士が互いに補完的な形状を有して接触し、上記 第1及び第2構造部材(12,14)の各々に少なくとも第1ポート(22)が形成され、 上記第1ポート(22)が上記第1及び第2構造部材(12,14)の上記第1及び第2面( 18,25)を貫通すると共に全て同じサイズであり、中央壁(30)を有する主バンドが 設けられ、主バンドがほぼ環状であるがU字形であって且つ第1及び第2自由端 (36,38)を有するタイプのクランプにおいて、 各々が第1及び第2端を有する第1及び第2副バンド(70)と、 上記第1及び第2副バンド(70)の上記第1端同士を第1軸の回りに回動自在 に取り付ける手段(76,78)と、 上記第1副バンド(70)の上記第2端を上記主バンドの上記第1自由端(36)に 対して回動自在に取り付ける手段(80,82)と、 上記第2副バンド(70)の上記第2端を上記主バンドの上記第2自由端(38)に 対して回動自在に取り付ける手段(80,82)とを具備し、 上記中央壁(30)の長さが上記第1ポート(22)の周囲より短く、上記主バンド の通常の形状は、上記ポート(22)に挿入できるよう上記ポート(22)より小さいサ イズであり、上記第1及び第2副バンド(70)が上記第1軸の回りに回動すると、 上記主バンドがその通常の形状から変形して上記主バンドの上記第1及び第2自 由端(36,38)が更に分離することを特徴とするクランプ(28)。 2.上記第1ポート(22)がほぼ円筒形状を有し、また上記クランプ(28)が、上記 第1構造部材(12)と上記第2構造部材(14)が相手方に対して相対的に回転するの を防止する手段(44)を更に有する請求項1記載のクランプ(28)。 3.上記回転防止手段が、上記主バンドあるいは上記第1及び第2構造部材(12, 14)の一方の周方向に所定間隔で設けられたノッチ(26)と、上記主バンドあるい は上記第1及び第2構造部材(12,14)の他方に設けられたディテント(44)とから なり、上記ディテント(44)が上記ノッチ(26)内にスライド収容される請求 項2記載のクランプ(28)。 4.上記主バンドが一体的部材を有し、上記ユニタリー部材がチャネル形の横断 面を有し、外側に向いた第1及び第2側壁(32,34)が上記中央壁(30)から延びる 請求項3記載のクランプ(28)。 5.上記主バンドの上記第1及び第2側壁(32,34)が可撓なノッチ(40,42)を有す る請求項4記載のクランプ(28)。 6.少なくとも第1構造部材(12)が3次元構造であってアタッチメントパネル(1 6)により形成され、上記アタッチメントパネル(16)が、第1面(18)及び内面(20) を有するプレートと、管材とを具備し、上記第1面と内面により上記プレートの 厚さが決定され、上記プレートが平面的であり、上記プレートに第1の相互連結 ポート(22)が形成され、このポートが上記第1面(18)及び上記内面(20)を貫通し 、上記ポート(22)が所定形状を有し、上記管材(24)が上記ポート(22)の形状に対 応する断面を有すると共に、上記内面(20)を越えるように上記プレートから一体 的に延び且つその中心軸が上記ポート(22)の中心軸と一致し、また上記管材(24) が上記プレートに構造的安定性を提供し、よって、上記プレートの厚さを最少限 にすることができ、上記管材が第2面(25)を形成する自由端を有し、上記第2面 は上記第1面(18)及び上記内面(20)に対し所定間隔で平行に位置する請求項1記 載のクランプ(28)。 7.少なくとも上記第1構造部材(12)が3次元構造で且つ中空であり、上記第1 構造部材(12)が複数のアタッチメントパネル(16)により形成され、上記アタッチ メントパネル(16)が第1エッヂ及び固定手段を有し、上記固定手段が1つのアッ タッチメントパネル(16)の上記第1エッジを別アタッチメントパネル(16)の上記 第1エッヂに取外し自在に固定し、上記固定手段が複数の突起(52)と複数のラッ チ(56)とから成り、上記複数の突起(52)が上記第1エッヂから延びると共にこれ に沿って等間隔で設けられ、且つ各上記突起(52)が自由エッヂ(54)を有し、上記 複数のラッチ(56)が上記複数の突起(52)同士の間に、上記第1エッヂから延びる と共に上記第1エッヂに沿って等間隔で設けられ、各上記ラッチ(56)が他方のア タッチメントパネル(16)の上記突起(52)の自由エッジ(54)を受容するラッチ係合 用エッヂ(64)を有する請求項1記載のクランプ(28)。 8.上記クランプ(28)が上記第1構造部材(12)及び上記第2構造部材(14)の上記 第1ポート(22)同士を共にクランプしているとき、上記第1副バンド(70)及び上 記第2副バンド(70)が互いにオーバーセンター関係にある請求項1記載のクラン プ(28)。 9.第1構造部材(12)及び第2構造部材(14)のためのクランプ(28)であって、上 記第1構造部材(12)及び第2構造部材(14)の各々が第1面(18)及び第2面(25)を 有し、上記第1構造部材(12)の上記第1面(18)と上記第2構造部材(14)の上記第 1面(18)とが互いに補完的な形状であって接触することができ、上記第1構造部 材(12)及び上記第2構造部材(14)の各々に少なくとも第1ポート(22)が形成され 、上記第1ポート(22)が上記第1構造部材(12)及び上記第2構造部材(14)の上記 第1面(18)及び上記第2面(25)を貫いて延びると共にどれも同じサイズであり、 中央壁(30)と第1及び第2側壁(32,34)を有する副バンドと備える主バンドが設 けられ、中央壁(30)が第1エッヂ及び第2エッヂを有し、第1及び第2側壁は中 央壁(30)の第1及び第2エッヂから外方に延び、上記壁(30,32,34)がほぼチャネ ル状横断面を有し、上記壁(30,32,34)が、上記ポート(22)を通って側壁(32,34) を通過することが可能な挿入時形状と、上記中央壁(30)が上記ポート(22)内に位 置して上記ポート(22)に接触する接続時形状との間で可撓(変形可能)であるタ イプのクランプ(28)において、 少なくとも第1の外方に向けられた耳部(45)が設けられ、上記耳部(45)が上 記側壁(32)と側壁(34)の間を上記中央壁(30)から延び、上記耳部(45)の径方向寸 法が上記側壁(32,34)より大きく上記構造部材(12,14)の上記第1面(18)に接触す ることを特徴とするクランプ(28)。 10.上記耳部(45)が、平面部材と少なくとも第1及び第2タブとから成り、上 記平面部材が、中央壁(30)に対応すると共に接触する径方向内方エッヂ(146)と 、径方向外方エッヂ(148)とを含み、上記第1及び第2タブ(150)が上記径方向内 方エッヂ(146)から上記平面部材に垂直に且つ反対方向に延び、上記タブ(150)が 上記中央壁(30)に固定される請求項9記載のクランプ(28)。 11.上記中央壁(30)が上記平面部材をスライド可能に受容するスロットを有し 、上記タブ(150)が上記径方向外方エッヂ(148)の反対側の上記中央壁(30)に位 置する請求項10記載のクランプ(28)。 12.上記中央壁(30)の長さが上記第1ポート(22)の周囲より短く、上記主バン ドがほぼ環状であるがU字形状を呈し且つ第1及び第2自由端(36,38)を有し、 上記クランプ(28)が、各々が第1端及び第2端を有する第1及び第2副バンド(7 0,70)と、上記第1副バンド(70)及び上記第2副バンド(70)の上記第1端を共に 第1軸の回りに回動自在に取り付ける手段(76,78)と、上記第1副バンド(70)の 上記第2端を上記主バンドの上記第1自由端(36)に対して回動自在に取り付ける 手段(80,82)と、上記第2副バンド(70)の上記第2端を上記主バンドの上記第2 自由端(38)に対して回動自在に取り付ける手段(80,82)とから成り、上記第1及 び第2副バンド(70)が上記第1軸の回りに回動運動を行うと、上記主バンドの形 がその通常の形状をゆがめられ、上記主バンドの上記第1自由端(36)と上記第2 自由端(38)との距離が更に離され請求項11記載のクランプ(28)。 13.上記主バンドの上記第1側壁(32)及び上記第2側壁(34)が可撓なノッチ(4 0,42)を含み、上記可撓なノッチ(40,42)により上記主バンドの上記壁(30,32,34 )が可撓となり、上記可撓なノッチ(40,42)により上記主バンドが第1部分(43a) と第2部分(43c)とに分割され、上記第1及び第2部分(43a,43c)がヒンジとして 作用する上記中央壁(30)により相互連結され、上記第1耳部(45)が上記第1部分 (43a)に付随し、上記クランプ(28)が更に、上記第2部分に付随する第2耳部(45 )を有する請求項12記載のクランプ(28)。 14.上記可撓なノッチ(40,42)が上記主バンドをさらに第3部分(43b)に分割し 、上記第3部分(43b)が、ヒンジとして作用する上記中央壁(30)により相互連結 され、また上記第3部分(43b)が上記第1部分(43a)と上記第2部分(43c)との中 間に位置し、上記第1ポート(22)がほぼシリンダ形状を有し、上記クランプ(28) が、上記第1構造部材(12)及び上記第2構造部材(14)が他手方に対して回転する ことを防止する手段(44)をさらに有する請求項13記載のクランプ(28)。 15.上記回転防止手段が、上記主バンドの第3部分(43b)あるいは上記第1及 び第2構造部材(12,14)のいずれか一方の周方向に所定で設けられたノッチ(2 6)と、上記主バンドの第3部分(43b)あるいは上記第1及び第2構造部材(12,14 )の他方に設けられたディテント(44)とから成り、上記ディテント(44)が上記ノ ッチ(26)内にスライド受容される請求項14記載のクランプ(28)。 16.少なくとも第1構造部材(12)が3次元構造であると共にアタッチメントパ ネル(16)により形成され、上記アタッチメントパネル(16)が、第1面(18)及び内 面(20)を有するプレートと、管材とから成り、上記第1面と内面により上記プレ ートの厚さが決定され、上記プレートが平面的であり、上記プレートに第1の相 互連結ポート(22)が形成されて上記第1面(18)及び上記内面(20)を貫いて延び、 上記ポート(22)が所定形状を有し、上記管材が上記ポート(22)の形状に対応する 断面を有すると共に、上記内面(20)を越えて上記プレートから延び且つその中心 軸が上記ポート(22)の中心軸と一致し、また上記管材(24)が上記プレートに構造 的安定性を提供し、よって、上記プレートの厚さを最少限にすることができ、上 記管材は第2面(25)を形成する自由端を有し、上記第2面(25)は上記第1面(18) 及び上記内面(20)に対し所定間隔で平行に位置する請求項9記載のクランプ(28) 。 17.少なくとも上記第1構成部材(12)が3次元構造であり且つ中空であり、上 記第1構成部材(12)が、第1面(18)及び第2面(25)と少なくとも第1サイドエッ ヂとを有するエンドパネル(16)と、内面(20)及び少なくとも第1サイドエッヂを 有するサイドパネル(16)と、上記エンドパネル(16)の上記第1エッジと上記サイ ドパネルとの第1エッヂを取外し可能に固定する手段(48)と、補強部材(200)と を具備し、上記補強部材(200)が、補強パネル(202)とフランジ(210,212)とを有 し、上記補強パネルが上記エンドパネル(16)に対応するサイズ、形状及び輪郭を 有すると共に少なくとも第1サイドエッヂを有し、上記フランジが、上記補強パ ネル(202)の上記サイドエッヂに平行でない角度で一体的に接続されると共にそ こから延び、また上記フランジの端部が自由エッヂ(214)であり、上記補強パネ ル(202)が上記エンドパネル(16)に保持され、上記補強部材(200)の上記フランジ (210,212)の上記自由エッヂ(214)が上記サイドパネル(16)に接触すると共に力を 伝達する請求項9記載のクランプ(28)。 18.少なくとも1個のポート(22)を有するパネル(16)用アクセサリ(84)であっ て、スリーブ(86)を有し、上記スリーブ(86)が第1の部分(90)を有し、この第1 の部分(90)がほぼ閉じられた端部(92)を有し、上記ポート(22)より小さなサイズ の断面形状を呈し、また上記スリーブ(86)が第2の部分(96)を有し、この第2の 部分が上記第1の部分(90)に連通すると共に上記ポート(22)とほぼ同じ断面サイ ズを有し、上記第2の部分を上記ポート(22)にスライド受容することができ、ま た上記スリーブ(86)が第3の部分(100)を有し、この第3の部分が第2の部分(96 )に連通すると共に上記第1の部分(90)から見て上記第2の部分(96)の反対側に あり、また上記第3の部分が上記ポート(22)よりも大きなサイズの断面を有する パネル用アクセサリ(84)。 19.上記第2の部分(96)が複数ディテント(102)を有し、上記パネル(16)の上 記ポート(22)が複数のノッチ(26)を有し、上記ノッチのサイズと位置が上記第2 の部分の上記ディテント(102)に対応し、また上記ポート(22)が円形であると共 に上記第2部分(96)がシリンダ形状であることから、上記ディテント(102)が上 記ノッチ(26)をスライド式に通り抜けた後に上記スリーブ(86)が回転することが でき、回転後にあっては、上記ディテント(102)が上記ノッチ(26)とノッチ(26) の間において上記ポート(22)に接触する請求項18記載のパネル用アクセサリ(8 4)。 20.エッヂ及びこのエッヂから間隔をおいて設けられた長方形のスリットを有 するパネル(16)用クリップ(124,126)であって、上記パネル(16)が内面(20)及び 外面(18)を有し、上記クリップ(124,126)が、上記パネル(16)の上記内面(20)に 接触する第1の部分(132)と、非線形の角度で上記第1の部分(132)に連続して延 びる第2の部分(134)と、第3の部分(136)と、上記パネルにアクセサリを保持す るため上記第3の部分に固定される手段(138,140)とから成り、上記第3の部分( 136)が、非線形の角度で上記第2の部分(134)に連続して延びると共に、上記第 1の部分(132)から離れる方向に且つ平行に延び、上記第3の部分(136)が上記パ ネル(16)の上記外面(18)に接し、少なくとも第1部分(132)及び第2部分(134)が 長方形の横断面を有し、上記横断面が上記長方形のスリット内にスライド受容さ れる幅及び厚さを有し、上記第2部分(134)は上記第1部分(132)と上記第3部分 (136)とを隔て、この間隔が上記内面(20) と上記外面(18)との間の上記パネル(16)の厚さにほぼ等しいパネル用クリップ(1 24,126)。 21.上記パネル(16)がプレートを有し、プレートがプレートのエッヂに沿って 連結部材(52,56)を複数有し、複数の連結部材(52,56)には所定のギャップ(130) が形成され、さらに、パネル(16)は連結部材(52,56)に係合するスライドコネク タ(48)を有し、ギャップ(130)とスライドコネクタ(48)によりスリットが形成さ れる請求項20記載のパネル用クリップ(124,126)。 22.第1及び第2パネルを連結するコネクタ(48,174)であって、第1及び第2 パネル(16,16)の各々が自身のエッヂに沿って連結部材(56)を有し、各パネルの 連結部材(56)がL字状を呈し、第1の面に延びる第1部分(58,60)と、第1部分( 58,60)の面に交差する第2部分(62)とを有し、ラッチ状態のときには第1及び第 2パネルの連結部材(56,56)の組み合わせがほぼT字状をなすタイプのコネクタ において、T字状のスロット(68)を形成する手段(66)が設けられ、このスロット (68)が、ラッチ状態においてほぼT字形状をなす第1及び第2パネル(16)の連結 部材(56)にスライド係合するサイズを有していることを特徴とするコネクタ。 23.第3パネル(16)を第1及び第2パネル(16,16)に連結する請求項22記載 のコネクタ(174)であって、第3パネル(16)が自身のエッヂに沿って連結部材(56 )を有し、コネクタ(174)がL字状スロットを形成する手段をさらに有し、L字状 スロットが第3パネル(16)のL字状連結部材(56)にスライド係合するサイズを有 し、L字状スロットがT字状スロット(68)形成手段に対して固定位置関係にある コネクタ(174)。 24.所定間隔をおいて平行に延び、同じ長さを有する第1及び第2パネル(184 ,184)と、所定間隔をおいて平行に延び、同じ長さを有する第3及び第4パネル (186,186)とを具備するトラス(102)であって、第1及び第2パネル(184)が第3 及び第4パネル(186)にほぼ垂直に連結されて直方体を形成し、各パネル(184,18 6)が第1及び第2エッヂを有するタイプのトラス(102)において、 所定距離隔てられた少なくとも一対のリング(190)が設けられ、上記一対の リングが上記パネル(184,186)の上記第1及び第2エッヂからほぼ垂直に延び、 上記リング(190)が円形であり、その直径が上記第1及び第2パネル(184)の長さ に等しく、第3及び第4パネル(186)の長さが第1及び第2パネル(184)の長さの 整数倍であり、上記リング(190)の対の数が上記整数倍に対応することを特徴と するトラス(102)。 25.L字状のブラケット(192)と、少なくとも1つの第1ピン(194)と、少なく とも1つの孔(196)を備え、上記ブラケット(192)が第1脚部と第2脚部を有し、 第1脚部が第3パネル(186)に接触し、第2脚部が第3及び第4パネル(186)の第 1エッヂに接触し、上記第1ピン(194)が第2脚部に対し平行に第1脚部から延 び、上記孔(196)が上記第3パネル(186)に形成されて上記ピン(194)を受容でき 、上記第2脚部が少なくとも1つの連結箇所(22)を有する請求項24記載のトラ ス(182)。 26.少なくとも第1エッヂを有するプレートと、第1エッヂを別のアタッチメ ントパネル(16)のエッヂに取り外し可能に固定することにより3次元部材(12)を 形成する固定手段とを具備するアタッチメントパネル(16)であって、上記固定手 段が複数のラッチ(56)とスライドコネクタ(66)とを有し、上記ラッチ(56)が第1 エッヂに沿って等間隔で第1エッヂから延び、各ラッチ(56)が同一平面内に位置 し、少なくとも1つのディテント部(62)が各ラッチ(56)に形成され、これらディ テント部(62)が非線形の角度でラッチ(56)の面に交差すると共に第1エッヂから 同じ距離隔てられたタイプのアタッチメントパネル(16)において、スライドコネ クタ(66)がスロット(68)を有し、スロット(68)の形状は、スライドコネクタ(66) が第1エッヂに平行にスライドされると、ラッチ(56)のディテント部(62)とラッ チ(56)をスライド収容できる形状であることを特徴とするアタッチメントパネル (16)。 27.ディテント部(62)が半球状である請求項26記載のアタッチメントパネル (16)。 28.接続フランジ(50)がプレートの面(20)に対して所定の角度で延び、第1エ ッヂが接続フランジ(50)の自由エッヂであり、ラッチ(56)が第1エッヂから延び る請求項26記載のアタッチメントパネル(16)。 29.少なくとも第1エッヂを有するプレートと、第1エッヂを別のアタッチメ ントパネル(16)のエッヂに取り外し可能に固定することにより3次元部材(12)を 形成する固定手段とを具備するアタッチメントパネル(16)であって、上記固定手 段が複数のラッチ(56)を有し、上記ラッチ(56)が第1エッヂに沿って等間隔で第 1エッヂから延び、各ラッチ(56)が同一平面内に位置し、少なくとも1つのディ テント部(62)が各ラッチ(56)に形成され、これらディテント部(62)が非線形の角 度でラッチ(56)の面に交差するタイプのアタッチメントパネル(16)において、複 数のラッチ(56)の間の第1エッヂから、第1エッヂに沿って等間隔で複数の突起 (52)が延び、各突起(52)が自由エッヂ(54)を有し、この自由エッヂが第1エッヂ と平行に第1エッヂから延び、各ラッチ(56)がラッチ係合エッヂ(64)を有し、こ のラッチ係合エッヂが、他方のアタッチメントパネル(16)の突起(52)の自由エッ ヂ(52)に対して補完的な形状を有して当該自由エッヂを収容して係合でき、各突 起(52)がラッチ(56)の面と同一の面にある請求項28記載のアタッチメントパネ ル。 30.各ラッチ(56)が少なくとも第1脚部(58)を有し、第1脚部の第1端が第1 エッヂに接続され、第1脚部の第2端が頭部(60)に接続され、頭部(60)が、第1 エッヂに平行な方向に延びて第1エッヂから隔てられたラッチ係合エッヂ(64)を 有している請求項29記載のアタッチメントパネル(16)。 31.上記ディテント部(62)が半球状である請求項29または30記載のアタッ チメントパネル(16)。 32.少なくとも1つのポート(22)を有するパネル(16)用のアクセサリ(付属品 、付属装置、装備品)(114)であって、パネル(16)が所定の厚さを有しているタ イプのアクセサリ(114)において、 エンドプレート(116)を有し、エンドプレートの周方向サイズがポート(22) より大きく、 エンドプレート(116)にチャネル(溝、路)(120)が形成され、チャネルは周 部の第1の点から第2の点へ延び、第2の点が第1の点の直径方向反対側の周部 にある第3の点から隔てられており、第2の点と第3の点の距離はポート(22)の サイズより小さく、チャネル(120)の幅はパネルの厚さより大きく、且つ、パネ ルをその厚さ方向においてスライド収容でき、 エンドプレートに支持部材(122)が固定されたことを特徴とするアクセサリ( 114)。 33.上記ポート(22)が管材(24)を有し、管材がポートの形状に対応する断面形 状を有し、また、管材がパネル(16)から一体的に延びてポート(22)と同一中心軸 を有し、 フランジ(118)がさらに設けられ、フランジがエンドプレート(116)の周部か ら非線形角度で延びて自由エッヂを有し、チャネル(120)がフランジにも形成さ れ、フランジ(118)がパネル(16)に接触可能であり、その際、フランジが管材と 同一中心軸を有すると共に、管材(24)の回りに位置することができる請求項32 記載のアクセサリ(120)。 34.上記支持部材(122)がケーブルである請求項32または33記載のアクセ サリ(120)。 35.エンドパネル(16)とサイドパネル(16)と固定手段(48)とを有する3次元中 空構造部材に用いられる補強部材(スティフナ)(200)であって、エンドパネル が内面(20)と外面(18)を有すると共に少なくとも第1サイドエッヂを有し、サイ ドパネルが内面(20)と少なくとも1つの第1サイドエッヂを有し、固定手段がエ ンド及びサイドパネル(16)の第1エッヂを取り外し可能に固定することができる タイプの補強部材(200)において、 補強パネル(202)を有し、補強パネルのサイズ、形状及び輪郭はエンドパネ ル(16)に対応したものであり、補強パネルは少なくとも第1サイドエッヂを有し 、 フランジ(210,212)を有し、フランジは補強パネル(202)のサイドエッヂに一 体的に接続されると共に、当該サイドエッヂに非平行な角度で延びており、フラ ンジの端部は自由エッヂ(24)であり、補強パネル(202)がエンドパネル(16)に保 持されると、補強部材のフランジ(210,212)の自由エッヂ(214)はサイドパネル(1 6)に接触して当該サイドパネル(16)に力を伝達することができることを特徴とす る補強部材。 36.上記固定手段がパネルフランジ(50)を有し、パネルフランジがエンドパネ ル(16)及びサイドパネル(16)の各々のサイドエッヂから非平行角度で延び、補 強部材(200)のフランジ(210,212)の自由エッヂがサイドパネル(16)のパネルフラ ンジ(50)に接触する請求項35記載の補強部材(200)。 37.補強部材(200)のフランジ(210,212)をエンドパネル(16)のフランジ(50)に 入れ子状に重ねることにより、補強パネルをエンドパネルに保持する請求項36 記載の補強部材(200)。 38.エンドパネル(16)がポート(22)を有し、ポートが第1及び第2面(18,20) を貫通し、 エンドパネル(16)が管材(24)を有し、管材がポート(22)の形状に対応した断 面を有し、管材(24)がエンドパネル(16)から延びて内面(20)を越え、 平板状のパネル(202)が管材(24)を収容する孔(208)を有する請求項35、3 6または37記載の補強部材(200)。 39.管材(24)が截頭円錐形状を有し、エンドパネルの内面(20)に対し鈍角で延 び、補強パネル(202)の孔(208)が管材(24)に入れ子状に重なる請求項38記載の 補強部材(200)。 40.サイドパネル(16)がパネルフランジ(50)から所定の距離だけ隔てられた合 い口部(受容部)(24)を有し、これの間に補強部材(200)のフランジ(210,212)の 自由エッヂ(214)をスライド収容することができる請求項36記載の補強部材(20 0)。 41.サイドパネル(16)の合い口部が管材(管状部分)(24)を有し、管材がサイ ドパネル(16)から延びてサイドパネルの内面(20)を越える請求項40記載の補強 部材(200)。 42.パネルフランジ(50)が自由エッヂを有し、上記固定手段がさらに、パネル フランジ(50)の自由エッヂから延びるラッチ(56)と突起(52)を有し、エンドパネ ル(16)及びサイドパネル(16)の突起(52)及びラッチ(56)がスライド可能な関係に ある請求項36記載の補強部材(200)。 43.第1及び第2パネル(16)を連結するためのコネクタ(174)であって、各パ ネルのエッヂに沿って連結部材(56)が設けられ、各パネルの連結部材(56)が第1 部分(58,60)と第2部分(62)を有し、第1部分が第1の面内に延び、第2部分(62 )が第1部分(58,60)の面に交差するタイプのコネクタ(174)において、 各パネル(16)の連結部材(56)がL字状を呈し、ラッチ状態のとき、第1及び第2 パネルの連結部材(56)の組み合わせがほぼT字形状を呈し、 第1スロット(68)を形成する手段を備え、第1スロットは第1パネル(16)の ほぼL字形状の連結部材(56)にスライド係合するサイズを有し、 第2のL字状スロットを形成する手段を備え、この第2スロットは第2パネ ルのL字形状の連結部材(56)にスライド係合するサイズを有し、L字状スロット が第1スロット(68)を形成する手段に対して固定された位置関係を有することを 特徴とするコネクタ(174)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AM,AT,AU,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,F I,GB,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LK,LT,LU,LV,MD,MG,MN, MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ ,VN 【要約の続き】 (122 )が固定される。管材(24)をその厚さ方向では さむようにU字状のチャネル(溝路)(120 )を管材に スライド係合させると、吊設付属品(114 )はポート (22)を通過することができ、管材(24)に接触するよ うな姿勢をとることができる。付属品を取り付けるため に要素(84)も設けられている。この要素は、取り外し 自在なカバーを有するスリーブ(86)を備えている。ス リーブ(86)は円筒状部分(96)を有している。円筒状 部分はポート(22)にスライド収容される。また、この 部分は、管材(24)のノッチ(26)を通過できるディテ ント(102 )を有している。ディテントはノッチ(26) 同士の間で、管材(24)と接触可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1構造部材及び第2構造部材のためのクランプであって、上記第1構造 部材及び第2構造部材の各々が第1面及び第2面を有し、上記第1構造部材の上 記第1面と上記第2構造部材の上記第1面とが互いに補完的な形状であって互い に接触し、上記第1構造部材及び上記第2構造部材の各々に少なくとも第1のポ ート(複数)が形成され、上記第1のポートが上記第1の構造部材及び第2の構 造部材の上記第1面及び上記第2面を貫いて延びると共に全て同じサイズである タイプのクランプにおいて、環状であるがU字形であって且つ第1自由端及び第 2自由端を有する主バンドと、各々が第1端及び第2端を有する第1副バンド及 び第2副バンドと、上記第1副バンドと上記第2副バンドの上記第1端を共に第 1軸の回りに回動自在に取り付ける手段と、上記第1副バンドの上記第2端を上 記主バンドの上記第1自由端に対して回動自在に取り付ける手段と、上記第2副 バンドの上記第2端を上記主バンドの上記第2自由端に対して回動自在に取り付 ける手段とを具備し、上記主バンドが中央壁を有し、上記中央壁の長さが上記第 1のポートの周囲より短く、また上記主バンドの通常の形状及びサイズは、上記 ポートに挿入できるよう上記ポートより小さく、上記第1及び第2副バンドが上 記第1軸の回りに回動すると、上記主バンドがその通常の形状から変形して上記 主バンドの上記第1自由端及び上記第2自由端が更に分離するクランプ。 2.上記第1ポートが円筒形状を有し、また上記クランプが、上記第1構造部 材と上記第2構造部材とが相手方に対して相対的に回転するのを防止する手段を 更に有する請求項1記載のクランプ。 3.上記回転防止手段が、上記主バンドあるいは上記第1及び第2構造部材の 一方の周方向に所定間隔で設けられたノッチと、上記主バンドあるいは上記第1 及び第2構造部材の他方に設けられたディテントとからなり、上記ディテントが 上記ノッチ内にスライド収容される請求項2記載のクランプ。 4.上記主バンドが一体的部材を有し、上記ユニタリー部材がチャネル形の横 断面を有し、外側に向いた第1側壁及び第2側壁が上記中央壁から延びる請求項 3記載のクランプ。 5.上記主バンドの上記第1側壁及び上記第2側壁が可撓なノッチを有する請 求項4記載のクランプ。 6.少なくとも第1構造部材が3次元構造でありアタッチメントパネルにより 形成され、上記アタッチメントパネルが、第1面及び内面を有するプレートと、 管材とを具備し、上記第1面と内面により上記プレートの厚さが決定され、上記 プレートが平面的であり、上記プレートに第1の相互連結ポートが形成され、こ のポートが上記第1面及び上記内面を貫いて延び、上記ポートが所定形状を有し 、上記管材が上記ポートの形状に対応する断面を有すると共に、上記内面を越え るように上記プレートから一体的に延びか且つその中心軸が上記ポートの中心軸 と一致し、また上記管材が上記プレートに構造的安定性を提供し、よって、上記 プレートの厚さを最少限にすることができ、上記管材が第2面を形成する自由端 を有し、上記第2面は上記第1面及び上記内面に対し所定間隔で平行に位置する 請求項1記載のクランプ。 7.少なくとも上記第1構造部材が3次元構造で且つ中空であり、上記第1構 造部材が複数のアタッチメントパネルにより形成され、上記アタッチメントパネ ルが第1エッヂ及び固定手段を有し、上記固定手段が1つのアッタッチメントパ ネルの上記第1エッジを別アタッチメントパネルの上記第1エッヂに取外し自在 に固定し、上記固定手段が複数の突起と複数のラッチとから成り、上記複数の突 起が上記第1エッヂから延びると共にこれに沿って等間隔で設けられ、且つ各上 記突起が自由エッヂ有し、上記複数のラッチが上記複数の突起同士の間に、上記 第1エッヂから延びると共に上記第1縁部に沿って等間隔で設けられ、各上記ラ ッチが他方のアタッチメントパネルの上記突起の傾斜自由エッジを受容するラッ チ係合用エッヂを有する請求項1記載のクランプ。 8.上記クランプが上記第1構造部材及び上記第2構造部材の上記第1のポー ト同士を共にクランプしているとき、上記第1副バンド及び上記第2副バン ドが互いにオーバーセンター関係にある請求項1記載のクランプ。 9.第1構造部材及び第2構造部材のためのクランプであって、上記第1構造 部材及び第2構造部材の各々が第1面及び第2面を有し、上記第1構造部材の上 記第1面と上記第2構造部材の上記第1面とが互いに補完的な形状であって接触 することができ、上記第1構造部材及び上記第2構造部材の各々に少なくとも第 1のポート(複数)が形成され、上記第1のポートが上記第1の構造部材及び上 記第2の構造部材の上記第1面及び上記第2面を貫いて延びると共にどれも同じ サイズであるタイプのクランプにおいて、上記クランプが主バンドを有し、上記 主バンドが、第1エッヂ及び第2エッヂを備えた中央壁と、外側に向いた第1側 壁及び第2側壁と、外側を向いた少なくとも第1耳部とを有し、上記第1側壁及 び第2側壁が各々上記中央壁の上記第1エッヂ及び上記第2エッヂから延び、上 記側壁がチャネル状横断面を有し、また上記側壁は、上記ポートを通って側壁を 通過することが可能な挿入時形状から、上記中央壁が上記ポート内に位置して上 記ポートに接触する接続時形状(あるいはその逆)へと可撓であり、上記耳部が 、上記側壁と側壁の間を上記中央壁から延び、この耳部の径方向寸法が上記側壁 より大きく上記構造部材の上記第1面に接触するクランプ。 10.上記耳部が、平面部材と少なくとも第1及び第2タブとから成り、上記平 面部材が、中央壁に対応すると共に接触する径方向内方エッヂと、径方向外方エ ッヂとを含み、上記第1タブ及び第2タブが上記径方向内方エッヂから上記平面 部材に垂直に且つ反対方向に延び、上記タブが上記中央壁に固定される請求項9 記載のクランプ。 11.上記中央壁が上記平面部材をスライド可能に受容するスロットを有し、上 記タブが上記径方向外方エッヂの反対側の上記中央壁に位置する請求項10記載 のクランプ。 12.上記中央壁の長さが上記第1ポートの周囲より短く、上記主バンドがほぼ 環状であるがU字形状を呈し且つ第1自由端及び第2自由端を有し、上記クラン プが、各々が第1端及び第2端を有する第1副バンド及び第2副バンド と、上記第1副バンド及び上記第2副バンドの上記第1端を共に第1軸の回りに 回動自在に取り付ける手段と、上記第1副バンドの上記第2端を上記主バンドの 上記第1自由端に対して回動自在に取り付ける手段と、上記第2副バンドの上記 第2端を上記主バンドの上記第2開放端に対して回動自在に取り付ける手段とか ら成り、上記第1副バンド及び上記第2副バンドが上記第1軸の回りに回動運動 を行うと、上記主バンドの形がその通常の形状をゆがめられ、上記主バンドの上 記第1自由端が上記第2自由端から更に離され請求項11記載のクランプ。 13.上記主バンドの上記第1壁及び上記第2壁が可撓なノッチを含み、上記可 撓なノッチにより上記主バンドの上記壁が可撓となり、またこの可撓なノッチに より上記主バンドが第1部分と第2部分とに分割され、上記第1部分及び第2部 分がヒンジとして作用する上記中央壁により相互連結され、上記第1耳部が上記 第1部分に付随し、上記クランプが更に、上記第2部分に付随する第2耳部を有 する請求項12記載のクランプ。 14.上記可撓なノッチが上記主バンドを第3部分に分割し、上記第3部分が、 ヒンジとして作用する上記中央壁により相互連結され、また上記第3部分が上記 第1部分と上記第2部分との中間に位置し、上記第1ポートがほぼシリンダ形状 を有し、上記クランプが、上記第1構造部材及び上記第2構造部材が他手方に対 して回転することを防止する手段をさらに有する請求項13記載のクランプ。 15.上記回転防止手段が、上記主バンドの第3部分あるいは上記第1及び第2 構造部材のいずれか一方の周方向に所定で設けられたノッチと、上記主バンドの 第3部分あるいは上記第1及び第2構造部材の他方に設けられたディテントとか ら成り、上記ディテントが上記ノッチ内にスライド受容される請求項14記載の クランプ。 16.少なくとも第1構造部材が3次元構造であると共にアタッチメントパネル により形成され、上記アタッチメントパネルが、第1面及び内面を有するプレー トと、管材とから成り、上記第1面と内面により上記プレートの厚さが 決定され、上記プレートが平面的であり、上記プレートに第1の相互連結ポート が形成されて上記第1面及び上記内面を貫いて延び、上記ポートが所定形状を有 し、上記管材が上記ポートの形状に対応する断面を有すると共に、上記内面を越 えて上記プレートから延び且つその中心軸が上記ポートの中心軸と一致し、また 上記管材が上記プレートに構造的安定性を提供し、よって、上記プレートの厚さ を最少限にすることができ、上記管材は第2面を形成する自由端を有し、上記第 2面は上記第1面及び上記内面に対し所定間隔で平行に位置する請求項9記載の クランプ。 17.少なくとも上記第1構成部材が3次元構造であり且つ中空であり、上記第 1構成部材が、第1面及び第2面と少なくとも第1サイドエッヂとを有するエン ドパネルと、内面及び少なくとも第1サイドエッヂを有するサイドパネルと、上 記エンドパネルの上記第1エッジと上記サイドパネルとの第1エッヂを取外し可 能に固定する手段と、補強部材とを具備し、上記補強部材が、補強パネルとフラ ンジとを有し、上記補強パネルが上記エンドパネルに対応するサイズ、形状及び 輪郭を有すると共に少なくとも第1サイドエッヂを有し、上記フランジが、上記 補強パネルの上記サイドエッヂに平行でない角度で一体的に接続されると共にそ こから延び、また上記フランジの端部が自由エッヂであり、上記補強パネルが上 記エンドパネルに保持され、上記補強部材の上記フランジの上記自由エッヂが上 記サイドパネルに接触すると共に力を伝達する請求項9記載のクランプ。 18.少なくとも1個のポートを有するパネル用アクセサリであって、スリーブ を有し、上記スリーブが第1の部分を有し、この第1の部分がほぼ閉じられた端 部を有し、上記ポートより小さなサイズの断面形状を呈し、また上記スリーブが 第2の部分を有し、この第2の部分が上記第1の部分に連通すると共に上記ポー トとほぼ同じ断面サイズを有し、上記第2の部分を上記ポートにスライド受容す ることができ、また上記スリーブが第3の部分を有し、この第3の部分が第2の 部分に連通すると共に上記第1の部分から見て上記第2の部分の反対側にあり、 また上記第3の部分が上記ポートよりも大きなサ イズの断面を有するパネル用アクセサリ。 19.上記第2の部分が複数ディテントを有し、上記パネルの上記ポートが複数 のノッチを有し、上記ノッチのサイズと位置が上記第2の部分の上記ディテント に対応し、また上記ポートが円形であると共に上記第2部分がシリンダ形状であ ることから、上記ディテントが上記ノッチをスライド式に通り抜けた後に上記ス リーブが回転することができ、回転後にあっては、上記ディテントが上記ノッチ とノッチの間において上記ポートに接触する請求項18記載のパネル用アクセサ リ。 20.エッヂ及びこのエッヂから間隔をおいて設けられた長方形のスリットを有 するパネル用クリップであって、上記パネルが内面及び外面を有し、上記クリッ プが、上記パネルの上記内面に接触する第1の部分と、非線形の角度で上記第1 の部分に連続して延びる第2の部分と、第3の部分と、上記パネルにアクセサリ を保持するため上記第3の部分に固定される手段とから成り、上記第3の部分が 、非線形の角度で上記第2の部分に連続して延びると共に、上記第1の部分から 離れる方向に且つ平行に延び、上記第3の部分が上記パネルの上記外面に接し、 少なくとも第1部分及び第2部分が長方形の横断面を有し、上記横断面が上記長 方形のスリット内にスライド受容される幅及び厚さを有し、上記第2部分は上記 第1部分と上記第2部分とを隔て、この間隔が上記内面と上記外面との間の上記 パネルの厚さにほぼ等しいパネル用クリップ。 21.上記パネルがプレートを有し、プレートがプレートのエッヂに沿って連結 部材を複数有し、複数の連結部材には所定のギャップが形成され、さらに、パネ ルは連結部材に係合するスライドコネクタを有し、ギャップとスライドコネクタ によりスリットが形成される請求項20記載のパネル用クリップ。 22.第1及び第2パネルを連結するコネクタであって、第1及び第2パネルの 各々が自身のエッヂに沿って連結部材を有し、各パネルの連結部材がL字状を呈 し、第1の面に延びる第1部分と、第1部分の面に交差する第2部分とを有し、 ラッチ状態のときには第1及び第2パネルの連結部材の組み合わせ がほぼT字状をなすタイプのコネクタにおいて、T字状のスロットを形成する手 段が設けられ、このスロットが、ラッチ状態においてほぼT字形状をなす第1及 び第2パネルの連結部材にスライド係合するサイズを有していることを特徴とす るコネクタ。 23.第3パネルを第1及び第2パネルに連結する請求項22記載のコネクタで あって、第3パネルが自身のエッヂに沿って連結部材を有し、コネクタがL字状 スロットを形成する手段をさらに有し、L字状スロットが第3パネルのL字状連 結部材にスライド係合するサイズを有し、L字状スロットがT字状スロット形成 手段に対して固定位置関係にあるコネクタ。 24.所定間隔をおいて平行に延び、同じ長さを有する第1及び第2パネルと、 所定間隔をおいて平行に延び、同じ長さを有する第3及び第4パネルと、 所定距離隔てられた少なくとも一対のリングとからなるトラスであって、 第3及び第4パネルの長さが第1及び第2パネルの長さの整数倍であり、第1及 び第2パネルが第3及び第4パネルにほぼ垂直に連結されて直方体を形成し、各 パネルが第1及び第2エッヂを有し、上記一対のリングが上記パネルの上記第1 及び第2エッヂからほぼ垂直に延び、上記リングが円形であり、その直径が上記 第1及び第2パネルの長さに等しく、上記リングの対の数が上記整数倍に対応す ることを特徴とするトラス。 25.L字状のブラケットと、少なくとも1つの第1ピンと、少なくとも1つの 孔を備え、上記ブラケットが第1脚部と第2脚部を有し、第1脚部が第3パネル に接触し、第2脚部が第3及び第4パネルの第1エッヂに接触し、上記第1ピン が第2脚部に対し平行に第1脚部から延び、上記孔が上記第3パネルに形成され て上記ピンを受容でき、上記第2脚部が少なくとも1つの連結箇所を有する請求 項24記載のトラス。 26.少なくとも第1エッヂを有するパネルと、第1エッヂを別のアタッチメン トパネルのエッヂに取り外し可能に固定することにより3次元部材を形成する固 定手段とを具備するアタッチメントパネルであって、上記固定手段が複数のラッ チを有し、上記ラッチが第1エッヂに沿って等間隔で第1エッヂか ら延び、各ラッチが同一平面内に位置し、少なくとも1つのディテント部が各ラ ッチに形成され、これらディテント部が非線形の角度でラッチの面に交差するア タッチメントパネル。 27.ディテント部が半球状である請求項26記載のアタッチメントパネル。 28.上記固定手段がスライドコネクタを有し、スライドコネクタがスロットを 有し、スロットがラッチとラッチのディテント部をスライド収容する形状を有し ている請求項27記載のアタッチメントパネル。 29.複数のラッチの間の第1エッヂから、第1エッヂに沿って等間隔で複数の 突起が延び、各突起が自由エッヂを有し、各ラッチがラッチ係合エッヂを有し、 このラッチ係合エッヂが、他方のアタッチメントパネルの突起の自由エッヂに対 して補完的な形状を有して当該自由エッヂを収容して係合でき、各突起がラッチ の面と同一の面にある請求項28記載のアタッチメントパネル。 30.各ラッチが少なくとも第1脚部を有し、第1脚部の第1端が第1エッヂに 接続され、第1脚部の第2端が頭部に接続され、頭部が第1エッヂから隔てられ たラッチ係合エッヂを有している請求項29記載のアタッチメントパネル。 31.第2面に対して角度をもって延びる接続フランジをさらに有し、第1エッ ヂが上記接続フランジの自由エッヂであり、ラッチが第1エッヂから延びる請求 項26記載のアタッチメントパネル。 32.少なくとも1つのポートを有するパネル用のアクセサリ(付属品、付属装 置、装備品)であって、パネルが所定の厚さを有しているタイプのアクセサリに おいて、 エンドプレートを有し、エンドプレートの周方向サイズがポートより大き く、 エンドプレートにチャネル(溝、路)が形成され、チャネルは周部の第1 の点から第2の点へ延び、第2の点が第1の点の直径方向反対側の周部にある第 3の点から隔てられており、第2の点と第3の点の距離はポートのサイズより小 さく、チャネルの幅はパネルの厚さより大きく、且つ、パネルをそ の厚さ方向においてスライド収容でき、 エンドプレートに支持部材が固定されたことを特徴とするアクセサリ。 33.上記ポートが管材を有し、管材がポートの形状に対応する断面形状を有し 、また、管材がパネルから一体的に延びてポートと同一中心軸を有し、 フランジがさらに設けられ、フランジがエンドプレートの周部から非線形 角度で延びて自由エッヂを有し、チャネルがフランジにも形成され、フランジが パネルに接触可能であり、その際、フランジが管材と同一中心軸を有すると共に 、管材の回りに位置することができる請求項32記載のアクセサリ。 34.上記支持部材がケーブルである請求項33記載のアクセサリ。 35.エンドパネルとサイドパネルと固定手段とを有する3次元中空構造部材に 用いられる補強部材(スティフナ)であって、エンドパネルが内面と外面を有す ると共に少なくとも第1サイドエッヂを有し、サイドパネルが内面と少なくとも 1つの第1サイドエッヂを有し、固定手段がエンド及びサイドパネルの第1エッ ヂを取り外し可能に固定することができるタイプの補強部材において、 補強パネルを有し、補強パネルのサイズ、形状及び輪郭はエンドパネルに 対応したものであり、補強パネルは少なくとも第1サイドエッヂを有し、 フランジを有し、フランジは補強パネルのサイドエッヂに一体的に接続さ れると共に、当該サイドエッヂに非平行な角度で延びており、フランジの端部は 自由エッヂであり、補強パネルがエンドパネルに保持されると、補強部材のフラ ンジの自由エッヂはサイドパネルに接触して当該サイドパネルに力を伝達するこ とができることを特徴とする補強部材。 36.上記固定手段がパネルフランジを有し、パネルフランジがエンドパネル及 びサイドパネルの各々のサイドエッヂから非平行角度で延び、補強部材のフラン ジの自由エッヂがサイドパネルのパネルフランジに接触する請求項35記載の補 強部材。 37.補強部材のフランジをエンドパネルのフランジに入れ子状に重ねることに より、補強パネルをエンドパネルに保持する請求項36記載の補強部材。 38.エンドパネルがポートを有し、ポートが第1及び第2面を貫通し、 エンドパネルが管材を有し、管材がポートの形状に対応した断面を有し、 管材がエンドパネルから延びて内面を越え、 平板状のパネルが管材を収容する孔を有する請求項37記載の補強部材。 39.管材が截頭円錐形状を有し、エンドパネルの内面に対し鈍角で延び、補強 パネルの孔が管材に入れ子状に重なる請求項38記載の補強部材。 40.サイドパネルがパネルフランジから所定の距離だけ隔てられた合い口部( 受容部)を有し、これの間に補強部材のフランジの自由エッヂをスライド収容す ることができる請求項36記載の補強部材。 41.サイドパネルの合い口部が管材(管状部分)を有し、管材がサイドパネル から延びてサイドパネルの内面を越える請求項40記載の補強部材。 42.パネルフランジが自由エッヂを有し、上記固定手段がさらに、パネルフラ ンジの自由エッヂから延びるラッチと突起を有し、エンドパネル及びサイドパネ ルの突起及びラッチがスライド可能な関係にある請求項36記載の補強部材。 43.エンドパネルがポートを有し、ポートが第1及び第2面を貫通し、エンド プレートが管材(管状部分)を有し、管材がポートの形状に対応する断面を有す ると共に、エンドパネルから延びて内面を越え、平板状のパネルが管材を収容す る孔を有している請求項35記載の補強部材。 44.管材が截頭円錐形状を呈しており、エンドパネルの内面に対して鈍角に延 び、孔を管材に対して入れ子状に重ねることにより平板状のパネルがエンドパネ ルに保持される請求項43記載の補強部材。 45.第1及び第2パネルを連結するためのコネクタであって、各パネルのエッ ヂに沿って連結部材が設けられ、各パネルの連結部材がL字形状を呈すると共に 、第1部分と第2部分を有し、第1部分が第1の面内に延び、第2部分が第1部 分の面に交差し、ラッチ状態のとき、第1及び第2パネルの連結部材の組み合わ せがほぼT字形状を呈するタイプのコネクタにおいて、 第1スロットを形成する手段を備え、第1スロットは第1パネルのほぼL 字形状の連結部材にスライド係合するサイズを有し、 第2のL字状スロットを形成する手段を備え、この第2スロットは第2パネ ルのL字形状の連結部材にスライド係合するサイズを有し、L字状スロットが第 1スロットを形成する手段に対して固定された位置関係を有することを特徴とす るコネクタ。
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