JPH0949595A - 接続システム - Google Patents

接続システム

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JPH0949595A
JPH0949595A JP7334620A JP33462095A JPH0949595A JP H0949595 A JPH0949595 A JP H0949595A JP 7334620 A JP7334620 A JP 7334620A JP 33462095 A JP33462095 A JP 33462095A JP H0949595 A JPH0949595 A JP H0949595A
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luer adapter
adapter
connection system
female
tube
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JP7334620A
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Tadashi Tanabe
匡 田辺
Nobuaki Suzuki
信昭 鈴木
Yosuke Okada
陽介 岡田
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NIPPON SHERWOOD KK
Original Assignee
NIPPON SHERWOOD KK
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、形状が単純でコストが安く、しか
も基本的にゴミ類が溜まらない構造で効果的に嵌合部の
外周を包囲してシールできる接続システムを実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】 この発明は、外周に係合手段を設けて軸
心の通液孔から延長して先端に開口するテーパ孔を穿設
した雌ルアーアダプタと、雌ルアーアダプタのテーパ孔
にテーパ嵌合して軸心に通液孔を設けた内管および係合
手段に係合する係合手段を形成して外周を包囲する外管
からなる2重管状の雄ルアーアダプタとを備えた接続シ
ステムにおいて、雌ルアーアダプタの外周に円周方向の
膨出部を形成して、膨出部に密着する軟質のシール筒を
雄ルアーアダプタにおける外管に設けた嵌合部を備えた
接続システムを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輸液ラインの接続シ
ステムに係り、さらに詳しくは輸液、薬液の投与の中
断、輸液ラインの交換等により、繰り返し脱着を行うた
めの接続システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、輸液ラインと体内留置カテーテ
ルとの接続には、雄,雌のルアーアダプタを組み合わせ
た接続システムが利用される。この接続システムで輸液
ラインが交換されるときは、その都度接続部が開放され
て雄ルアーアダプタ側が取り換えられる。取換え時に、
開放された接続部から細菌がライン内腔に侵入し易く、
細菌感染を引き起こす可能性がある。このような細菌の
感染防止の対応策として、例えば特開平1−14827
1の発明が提案されている。この構成が、図8乃至図1
0に示されている。
【0003】図8〜10において、1はゴム栓、2は液
体流入口、3は混注部、4,6は結合手段、5は液体流
出口、7は雄ネジ、Cは接続部品である。接続部品C
は、上述の雄ルアーアダプタを構成する。また、8は輸
液ライン、9は結合手段4に対応する結合手段、10は
穿刺針、11は雄ネジ7に螺合する雌ネジである。
【0004】この発明で輸液ライン8を体内留置カテー
テルに接続するときは、ゴム栓1付の接続部品Cの液体
流出口5にカテーテルが接続される。また、輸液ライン
8側には、図10に示された雌ネジ11を有する被接続
部品が用意される。そして、キャップ状の結合手段9で
覆われた穿刺針10がゴム栓1を穿刺貫通してから、雌
ネジ11と雄ネジ7の螺合により輸液ライン8が接続部
品Cに結合される。このような機密に結合できる構造に
より、外気による混注部からの感染を防止できるという
説明がなされている。
【0005】出願人は上記特開平1−148271号の
構成を更に改善することを目的として、先に実願平5−
31417号を出願した。実願平5−31417号の発
明の構造が、図11に示されている。図11において、
1はカテーテル、2はルアーアダプタ部品、3と4はこ
の部品を構成するテーパで嵌め合わされる雌ルアーアダ
プタと雄ルアーアダプタ、5は混注部品である。また、
6はゴム止め部、7は環状凸起、8はフード、9はゴム
栓、10は雄ネジ21を設けたキャップ、11は簡易雄
ネジ、12は雌ネジ、13はシール環である。
【0006】このような構成の混注部付カテーテルにお
いて、雄ルアーアダプタ4を雌ルアーアダプタ3に当て
がって押し付けながら回転する。押付けた回転で簡易雄
ネジ11が雌ネジ12に捩じ込まれ、雄,雌ルアーアダ
プタのテーパー部が強く押圧されて接合する。このと
き、同時にフード8の先端がシール環13を雌ルアーア
ダプタ3の外周に盛り上がった環状突起7の脇に押し付
ける。この結果、雌ルアーアダプタ部品2にゴム栓付雄
ルアーアダプタ部品5が隙間なく当接し、両部品の間に
出来る空隙を密閉するようになっている。
【0007】薬物等を投与する場合には図示されていな
いが、キャップ10の周りを包囲する支持フードを備え
た輸液アダプターが使用される。支持フードの中心に突
き出した穿刺針をゴム栓9に差し込んでから回転する
と、支持フードの内周面の雌ネジが雄ネジ21に螺合し
て輸液アダプターが混注部品5に結合されカテーテル1
を介して患者に薬物や輸液が投与される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図11に示された先願
の混注部付カテーテルは上述のように、雌ルアーアダプ
タ3とフード8との空隙が密閉される。このため、外気
や液体が侵入して細菌の感染が防止され、隙間にゴミ類
が溜まって細菌増殖の温床となることもない。特に、混
注部品を交換する際、ルート感染のリスクを大きく軽減
することかできる特長がある。さらに、この部分を特別
な保護フィルム等でカバーする必要がなく、そのままシ
ャワーや入浴も可能になる。
【0009】しかしながら、このような構造の混注部付
カテーテルは、次の〜で挙げるような幾つかの問題
点がある。 混注部品5側の雄アダプター4と雌アダプター部品
2側の雌アダプター3とをテーパ嵌合させながら、混注
部品5の先端でシール環13を環状凸起7の脇に押付け
る構造になっている。この為、テーパ部と押付け部との
2か所の接触が物理的に一致しないと、必ず一方に隙間
が生じることになる。押付け部側の接触で両部品を結合
するようにすると、混注部品5の内面にテーパ部の隙間
から洩れた輸液や血液が溜まるという不都合が生じる。
したがって、両部品の製作精度を必要以上に高く保たな
ければならず、コスト・アップの原因になる。
【0010】 上記のように、混注部品5の先端で強
制的にシール環13を環状凸起7に押付けるようになっ
ているので、使用に伴う着脱の繰返しでシール環13が
塑性変形してシール不能になり易い。シール環13が変
形して緩くなると、脱落して紛失するようなこともあ
る。
【0011】 雌アダプター3に環状凸起7が直径方
向に突出していて、角の隅部にゴミや埃が溜まり易い形
状に作られている。このため、環状凸起7の付近が、前
述したような細菌の温床になる確率が高い。隅部に一旦
ゴミ類が溜まると、消毒時にガーゼ等で拭いても汚れが
取り除き難い等の問題点がある。
【0012】この発明は、上記のような混注部付カテー
テルの問題点を解消するためになされたもので、形状が
単純でコストが安く、しかも基本的にゴミ類が溜まらな
い構造で効果的に結合部の外周を包囲してシールできる
接続システムを実現することを目的にしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、外周に係合
手段を設けて軸心の通液孔から延長して先端に開口する
テーパ孔を穿設した雌ルアーアダプタと、雌ルアーアダ
プタのテーパ孔にテーパ嵌合して軸心に通液孔を設けた
内管および係合手段に係合する係合手段を形成して外周
を包囲する外管からなる2重管状の雄ルアーアダプタと
を備えた接続システムにおいて、雌ルアーアダプタの外
周に円周方向の膨出部を形成して、膨出部に密着する軟
質のシール筒を雄ルアーアダプタにおける外管に設けた
嵌合部を備えた接続システムを構成したものである。
【0014】また、シール筒に弾性材を用いた接続シス
テムを構成したものである。また、膨出部の形状を、頂
部を平坦面とし、両側に傾斜面を備えた接続システムを
構成したものである。また、係合手段の係合時にシール
筒の先端を膨出部の頂部に対向させた接続システムを構
成したものである。また、シール筒先端部内径を、膨出
部外径より2〜10%好ましくは5〜8%小さくした接
続システムを構成したものである。また、シール筒及び
又は雌ルアーアダプタに抗菌剤又は消毒剤を混練又は含
浸させた記載の接続システムを構成したものである。ま
た、接続システムの表面の一部又は全部を、抗菌剤又は
消毒剤で処理を施した接続システムを構成したものであ
る。
【0015】さらに、この発明は、一端にカテーテルを
接続する接続部を有し他端側の内周と外周にテーパ孔と
係合手段とを設けて軸心に通液孔を貫通させた中空状の
雌ルアーアダプタと、雌ルアーアダプタのテーパ孔と係
合手段に対応するテーパ筒と係合手段とを設けた2重管
状の結合部を一端側に形成し他端側の軸心に穿刺栓を配
置すると共に外周に輸液アダプタが連結される連結手段
を設けて軸心に通液孔を貫通させた中空状のゴム栓付雄
ルアーアダプタとを輸液方向に沿って同心的に着脱可能
に結合した接続システムにおいて、雌ルアーアダプタの
外周に傾斜面を有する膨出部を設けて、膨出部に接触す
る軟質のシール筒をゴム栓付雄ルアーアダプタの2重管
状の結合部に延長して被着した嵌合部を備えた接続シス
テムを構成したものである。
【0016】穿刺栓の穿刺回数が一定以上になったり、
予定の使用期間が過ぎると、ゴム栓付雄ルアーアダプタ
が雌ルアーアダプタから取外されて取り換えられる。取
換え前に、結合状態の雌ルアーアダプタとゴム栓付雄ル
アーアダプタの周りが、消毒用のガーゼで拭かれて消毒
される。消毒後、取外された古い方のゴム栓付雄ルアー
アダプタは廃棄され、カテーテルを接続した雌ルアーア
ダプタの先端に新しいゴム栓付雄ルアーアダプタが付け
換えられる。
【0017】付け換え時に、新しいゴム栓付雄ルアーア
ダプタの結合部を挿入すると、軟質で弾性のシール筒の
延長部がゴム栓付雄ルアーアダプタの外周に沿って変形
しながら押し込まれる。そして、押込み限界に近付いた
ときにゴム栓付雄ルアーアダプタを僅かに回転させる
と、係合手段が係合して雌ルアーアダプタにロックされ
る。ロック状態では内部のテーパ孔とテーパ筒が相互に
嵌合して、両者の通液孔が連通する。
【0018】同時に、膨出部の頂部平坦面がシール筒の
延長部に覆われて結合位置に無関係に圧着し、結合部に
おいて内部の通液孔に通じて外気に触れる表面上の接触
部が液密と気密にシールされる。新旧のゴム栓付雄ルア
ーアダプタを取替えるときにも、雌ルアーアダプタの表
面付近が消毒ガーゼで拭かれて消毒される。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施形態1 図1は本発明の実施形態1の構成説明図、図2は図1の
一部の構成部品の分離状態を示す説明図である。本発明
の実施形態の図面で図8〜図11の接続システムと同じ
部分に異なる符号や名称が使われ構成も相違するので、
一部重複するが詳しく説明する。図1と2において、1
は接続システムである。2はカテーテル、3は雌ルアー
アダプタ、4はゴム栓付の雄ルアーアダプタ、5は両ル
アーアダプタ3と4の嵌合部、6はゴム状の穿刺栓、6
1はキャップで、主としてこれらの部材により接続シス
テ1が構成される。7は輸液アダプタである。
【0020】上記の構成部材において、雌ルアーアダプ
タ3と雄ルアーアダプタ4とキャップ61および輸液ア
ダプタ7の主要部は、透明又は不透明のやや硬質のポリ
プロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニール等の
合成樹脂材で成型され、雌ルアーアダプタ3と雄ルアー
アダプタ4は共に中空状に作られ、それぞれ軸心部に輸
液等を流通させる通液孔31と41が形成されている。
【0021】32は雌ルアーアダプタ3の一端に設けら
れた接続部、33は2枚の翼片、34は膨出部である。
接続部32には括れ溝37が穿たれ、2点鎖線で示すよ
うにカテーテル2が深く嵌め合わされて抜け止めされ
る。また、膨出部34は雌ルアーアダプタ3の円周方向
に設けられて、弱い傾斜面を両側から膨出させて頂部に
平坦面が形成されている。35は他端に設けられた2つ
の螺旋突起、36は通液孔31に連設され漸拡孔を開口
させたテーパ孔である(図3,4参照)。
【0022】雌ルアーアダプタ3に結合されるゴム栓付
の雄ルアーアダプタ4は、中央の小径部42を挟んで両
側に大径の結合部43と連結部44が形成されている。
図の左側の結合部43は図示のように2重管状に形成さ
れ、外管の内周面にはピッチが粗い台形の雌ネジ45が
形成されている。また、内管の外周面にはテーパが付け
られて、雄ルアーアダプタの機能を果たすテーパ筒46
が形成されている。雌ネジ45とテーパ筒46は、それ
ぞれ雌ルアーアダプタ3の螺旋突起35とテーパ孔36
に対応して設けられている。47は連結用の台形の雄ネ
ジで、右側の連結部44の外周に螺設されている。
【0023】48はシール筒である。シール筒48には
軟質で弾性を有する軟質塩ビ,オレフィン系エラストマ
ー,ポリウレタン,シリコンゴム,天然ゴム等の樹脂材
が用いられ、結合部43の外周の段部から先の太線で図
示した装着面43a に被着されている。結合部43とシ
ール筒48との接着は、別々に成型したものを接着剤で
一体接合したり、2色射出成型法による一体化成型等が
適用される。シール筒48が被着される装着面43a の
外周には、詳しくは図示されていないが軸方向のギザギ
ザや放射状のリブが形成されている。シール筒48の先
端部48aの内径D1 は雌ルアーアダプタ3の膨出部3
4の外径D2 より僅かに小さく作られ、装着状態で膨出
部34を弾力的に密着して内部が気密にシールされる。
【0024】そして、図1のようにゴム栓付雄ルアーア
ダプタ4が雌ルアーアダプタ3に当接して嵌合される
と、シール筒48の先端部48a の付近が膨出部34の
頂部平坦面に強く密着して気密にシールするようになっ
ている。このシール筒48又は雌ルアーアダプタ3の表
面の一部或いは全部は、成型加工時に液体や粉末等の抗
菌剤又は消毒剤が混入されたり、成型後に表面を抗菌剤
又は消毒剤等で処理される。このような処理により、接
続システムの使用中の細菌付着や増殖を抑制する効果が
生じる。
【0025】ゴム栓付の雄ルアーアダプタ4における通
液孔41の連結部44側の開口端には、キャップ61に
より穿刺栓6が封入されている。穿刺栓6は、天然ゴ
ム,シリコンゴム等のゴム弾性体で構成されている。そ
して、穿刺された注射針等が抜き取られると、瞬間的に
穿刺前の原型に復元して穿刺孔が速やかに封鎖されて内
部から血液や薬液が漏洩しないようになっている。
【0026】71は輸液アダプタ7のフード、72は穿
刺針、73は輸液用のチューブである。フード71は断
面がコ字型で、内周面の途中に前記雄ネジ47が螺合す
る台形の雌ネジ74が内設されている。また、フード7
1の円板部は穿刺針72に遊嵌されて、この穿刺針72
を軸にして回転できるように構成されている。チューブ
73の他端は、例えば点滴スタンドに垂下されて輸液を
溜めたアンプルに点滴器を介して連通される。
【0027】このような構成の本発明の実施形態1の動
作を、次に説明する。図1の中抜き矢印で示されたよう
に、嵌合状態の雌雄のルアーアダプタ3,4に、輸液ア
ダプタ7を押し付けてフード71を回転させる。台形ネ
ジ47の外周に雌ネジ74が螺合して輸液アダプタ7が
雄ルアーアダプタ4に結合し、穿刺針72が穿刺栓6を
貫通して針先が通液孔41に露出する。そして、前述の
ように、アンプル内の輸液が矢印のように流れて、体内
に留置されたカテーテル2を通して患者に投与される。
【0028】投与が終わると、逆の操作で輸液アダプタ
7が雄ルアーアダプタ4から分離される。輸液の長期的
な中断時には、分離状態でカテーテル2の体内留置が保
持される。輸液アダプタ7が取り外されたときは、ゴム
栓付の雄ルアーアダプタ4が血管に通じる接続システム
1内の輸液路の封鎖栓の機能を果たすことになる。薬液
の投与量が少ないとき等には、注射針を直接穿刺栓6に
刺して輸液されることもある。穿刺栓6の穿刺回数が一
定以上になったり、予定の使用期間が過ぎると、次のよ
うな要領で雄ルアーアダプタ4が雌ルアーアダプタ3か
ら取外されて取り換えられる。
【0029】先ず、鉗子等によりカテーテル2の流路が
封鎖されてから、結合状態の雌ルアーアダプタ3と雄ル
アーアダプタ4の周りが消毒用のガーゼで消毒される。
消毒後、左右の親指と人差指を翼片33と連結部44の
付近に添えて、雄ルアーアダプタ4側に逆ネジ方向の僅
かな回転力を加える。加えた回転力で螺旋突起35と雌
ネジ45との係合が外れて、雌ルアーアダプタ3から雄
ルアーアダプタ4が取り外される。
【0030】取り外しの際、先端部48a の内径は結合
部43の内径と同等又はそれ以上のため、雌ルアーアダ
プタ3の外壁を擦ることなく、細菌を雌ルアーアダプタ
3のテーパー孔36の方向へもたらすことは少ない。取
外された古い穿刺栓6の付いた雄ルアーアダプタ4は廃
棄され、カテーテル2を接続した雌ルアーアダプタ3の
先に新しい穿刺栓6付の雄ルアーアダプタ4が付け換え
られる。
【0031】取換え時に、新しい穿刺栓6の付いた雄ル
アーアダプタ4の結合部43を雌ルアーアダプタ3に嵌
入すると、軟質で弾性のシール筒48の先端部48a が
膨出部34の傾斜面に当り、押し拡げられつつ前進して
頂部の平坦面に接近する。さらに、ゴム栓付雄ルアーア
ダプタ4を前進させながら回転すると、螺旋突起35に
雌ネジ45が螺合する。同時に、テーパー筒46がテー
パー孔36に嵌め合わされて、雌ルアーアダプタ3と雄
ルアーアダプタ4の嵌合部5がロックされる。このと
き、シール筒48の先端部48a は、膨出部34の頂部
平坦面の外周に密着して内部がシールされる。
【0032】嵌合部5のロック状態では、上記のように
膨出部34の頂部平坦面がシール筒48の先端部48a
に覆われて弾性的に圧着し、2重管状の結合部43と雌
ルアーアダプタ3の間に形成される空間部50を密閉し
て外気から遮断する。さらに、内部的に連通した通液孔
31と41も、外気から遮断される。このようにシール
筒48における軟質の先端48aと膨出部34との接触
が膨出部34の頂部の平坦面付近等で行われるから、螺
旋突起35と雌ネジ45との螺合位置と嵌合部の嵌合深
さのバラツキや変動に関係なく常時一定のシール機能を
維持することができる。よって、空間部50を介して内
腔に浸透する細菌感染を完全に予防することができる。
【0033】この場合のシール筒48の先端部48aの
内径D1 と膨出部34の外径D2 の寸法関係については
D1 ≦D2 で、少なくもD1 をD2 の2〜10%程度小
さく構成し、好ましくは5〜8%小さく選定したときに
両者の嵌め合い関係が円滑で効果的に密閉されることが
実証的に確かめられた。また、前記のような消毒時に内
部に通じる表面上の接触部が単純な形状の膨出部34の
傾斜面で構成されているので、従来に比べて遥かに消毒
し易くゴミが溜まる確率も極めて低い。したがって、こ
の構成面においても、細菌感染が予防される。このほ
か、雌ルアーアダプタ3のテーパ孔36のテーパが標準
的な注射器の先端と嵌合可能に構成されているので、テ
ーパ孔36に直接注射器を接続して薬液を投与すること
もできる。この場合も、上記のような構造に伴う消毒の
容易性の効果が発揮される。
【0034】実施形態2〜4 図5乃至図7は、本発明の別の実施形態2〜4の説明図
である。図5と図6において、6a と72a は、実施形
態1と幾分異なる構造の穿刺栓と穿刺針である。穿刺栓
6a の軸心には、直径方向の幅が穿刺針72a の太さと
ほぼ等しいマイナス線状またはプラス線状のスリット6
2が形成されている。他方、穿刺針72a は樹脂製で、
やや太く作られている。スリット62を形成したゴム栓
付の雄ルアーアダプタ4の穿刺栓6a には、図示のよう
な太い穿刺針72a が液密に挿入されて多量の輸液が投
与される。また、図6の雄ルアーアダプタ4の場合は、
雄ルアーアダプタ4に直接輸液チューブ73が連結され
ている。実施形態2,3のその他の構造は、実施形態1
と同様である。
【0035】実施形態4を示す図7において、Vは3方
向切換型の3方活栓、Hはその切換ハンドルである。V
ouは3方活栓Vの流出口、Vi1,Vi2は流入口である。
2つの流入口Vi1とVi2の接続端は、共に前述の雌ルア
ーアダプタ3と同一の構造に作られている。そして、流
入口Vi1,Vi2の接続端には、前述のゴム栓付の雄ルア
ーアダプタ4や直接輸液チューブ73を連結した雄ルア
ーアダプタ4が接続されてそれぞれ嵌合部5が構成され
る。一方、3方活栓Vの流出口V0uには、体内に留置さ
れたカテーテル2の一端が接続されるようになってい
る。
【0036】図7に示された構成の接続システム1にお
いて、3方活栓VのハンドルHが図示の位置にあるとき
には2つの流入口Vi1とVi2から異なる輸液L1 とL2
が混合されて患者に投与される。ハンドルHを矢印の方
向に90度回転すると、輸液L1 だけが投与されること
になる。更に、90度回転すると、投与が輸液L2 に切
換えられる。図5〜図7の各実施形態2〜4において
も、接続状態で螺旋突起35が雌ネジ45に螺合して嵌
合部5がロックされる。そして、ロック状態で軟質で弾
性のシール筒48の先端部48a が膨出部34の頂部平
坦面に密着して、嵌合部5の内部が密封されることには
変わりがない。
【0037】なお、上述の全実施形態1〜4では膨出部
が平坦部の両側に傾斜面を形成した場合で説明したが、
平坦部に緩やかな傾斜を付してもよく、膨出部全体を断
面円弧状に形成してもよい。また、雌ルアーアダプタの
螺旋突起と雄ルアーアダプタの螺旋雌ネジを係合させた
係合手段を示したが、係合手段を逆配置にしてもよく、
ピンをL字溝に係合させる係合手段を構成してもよい。
さらに、シール筒を算盤珠状の膨出部の傾斜面の途中に
接触させたが、シール筒の延長部を更に延長して他方の
下り坂の傾斜面に接触させるようにしてもよい。このよ
うに構成すれば、シール筒が膨出部の上りと下りの傾斜
面に跨がるので、密着度が増してシール機能が一層強化
される。
【0038】
【発明の効果】この発明は、外周に係合手段を設けて軸
心の通液孔から延長して先端に開口するテーパ孔を穿設
した雌ルアーアダプタと、雌ルアーアダプタのテーパ孔
にテーパ嵌合して軸心に通液孔を設けた内管および係合
手段に係合する係合手段を形成して外周を包囲する外管
からなる2重管状の雄ルアーアダプタとを備えた接続シ
ステムにおいて、雌ルアーアダプタの外周に円周方向の
膨出部を形成して、膨出部に密着する軟質のシール筒を
雄ルアーアダプタにおける外管に設けた嵌合部を備えた
接続システムを構成した。
【0039】また、シール筒に弾性材を用いた接続シス
テムを構成した。また、膨出部の形状を、頂部を平坦面
とし、両側に傾斜面を備えた接続システムを構成した。
また、係合手段の係合時にシール筒の先端を膨出部の頂
部に対向させた接続システムを構成した。また、シール
筒先端部内径を、膨出部外径より2〜10%好ましくは
5〜8%小さくした接続システムを構成した。また、シ
ール筒及び又は雌ルアーアダプタに抗菌剤又は消毒剤を
混練又は含浸させた記載の接続システムを構成した。ま
た、接続システムの表面の一部又は全部を、抗菌剤又は
消毒剤で処理を施した接続システムを構成した。
【0040】さらに、この発明は、一端にカテーテルを
接続する接続部を有し他端側の内周と外周にテーパ孔と
係合手段とを設けて軸心に通液孔を貫通させた中空状の
雌ルアーアダプタと、雌ルアーアダプタのテーパ孔と係
合手段に対応するテーパ筒と係合手段とを設けた2重管
状の結合部を一端側に形成し他端側の軸心に穿刺栓を配
置すると共に外周に輸液アダプタが連結される連結手段
を設けて軸心に通液孔を貫通させた中空状のゴム栓付雄
ルアーアダプタとを輸液方向に沿って同心的に着脱可能
に結合した接続システムにおいて、雌ルアーアダプタの
外周に傾斜面を有する膨出部を設けて、膨出部に接触す
る軟質のシール筒をゴム栓付雄ルアーアダプタの2重管
状の結合部に延長して被着した嵌合部を備えた接続シス
テムを構成した。
【0041】この結果、上記のような構成の本発明によ
れば、通液ラインの途中の嵌合部の内部に形成され外部
から液体や気体が侵入し易い通液路や空間部を密閉する
ことができる。また、塵埃が溜って細菌の発生し易い隅
部を作る突出部等を、可及的に少ない構造に構成した。
したがって、従来装置のような嵌合部付近から内腔への
細菌の侵入等が防止され、嵌合部の着脱の際に起る細菌
感染のリスクを著しく低減することができる。また、嵌
合部が密閉してシールされているいるので、嵌合部付近
を覆うような特別な保護手段を施すことなくそのまま安
全に入浴やシャワーを行うことが可能となる。このた
め、患者自身は勿論のこと、医師や看護者の負担も軽減
される効果が得られる。
【0042】よって、本発明によれば、形状が単純でコ
ストが安く、しかも基本的にゴミ類が溜まらない構造で
効果的に嵌合部の外周を包囲してシールできる接続シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示す構成部品の分離状態を示す説明図で
ある。
【図3】図2のAーA拡大断面図である。
【図4】図2のBーB拡大断面図である。
【図5】本発明の実施形態2の構成を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の実施形態3の構成を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の実施形態4の構成を示す分解平面図で
ある。
【図8】従来の混注部付接続部品の構成説明図である。
【図9】図8におけるX−X線断面図である。
【図10】図9に接続される輸液ラインの接続端を示す
要部説明図である。
【図11】先願の混注部付カテーテルの構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1 接続システム 2 カテーテル 3 雌ルアーアダプタ 4 雄ルアーアダプタ 5 嵌合部 6 穿刺栓 6a 穿刺栓 7 輸液アダプタ 31 通液孔 32 接続部 33 翼片 34 膨出部 35 螺旋突起 36 テーパ孔 37 括れ溝 41 通液孔 42 小径部 43 結合部 43a 装着面 44 連結部 45 雌ネジ 46 テーパ筒 47 雄ネジ 48 シール筒 48a 先端部 50 空間部 61 キャップ 62 スリット 71 フード 72 穿刺針 72a 穿刺針 73 輸液チューブ 74 雌ネジ D1 内径 D2 外径 L1 輸液 L2 輸液 V 3方活栓 VOU 流出口 Vi1 流入口 Vi2 流入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 陽介 東京都渋谷区千駄ケ谷五丁目27番7号 日 本ブランズウイックビルディング5階 日 本シャーウッド株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に係合手段を設けて軸心の通液孔か
    ら延長して先端に開口するテーパ孔を穿設した雌ルアー
    アダプタと、該雌ルアーアダプタのテーパ孔にテーパ嵌
    合して軸心に通液孔を設けた内管および前記係合手段に
    係合する係合手段を形成して外周を包囲する外管からな
    る2重管状の雄ルアーアダプタとを備えた接続システム
    において、 前記雌ルアーアダプタの外周に円周方向の膨出部を形成
    して、該膨出部に密着する軟質のシール筒を前記雄ルア
    ーアダプタにおける外管に設けた嵌合部を備えたことを
    特徴とする接続システム。
  2. 【請求項2】 前記シール筒に弾性材を用いたことを特
    徴とする請求項1記載の接続システム。
  3. 【請求項3】 前記膨出部の形状を、頂部を平坦面と
    し、両側に傾斜面を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の接続システム。
  4. 【請求項4】 前記係合手段の係合時に前記シール筒の
    先端を膨出部の頂部に対向させたことを特徴とする請求
    項3記載の接続システム。
  5. 【請求項5】 前記シール筒先端部内径を、前記膨出部
    外径より2〜10%好ましくは5〜8%小さくしたこと
    を特徴とする請求項4記載の接続システム。
  6. 【請求項6】 前記シール筒及び又は前記雌ルアーアダ
    プタに抗菌剤又は消毒剤を混練又は含浸させたことを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の接続システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記接続システムの表面の一部又は全部
    を、抗菌剤又は消毒剤で処理を施したことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の接続システム。
  8. 【請求項8】 一端にカテーテルを接続する接続部を有
    し他端側の内周と外周にテーパ孔と係合手段とを設けて
    軸心に通液孔を貫通させた中空状の雌ルアーアダプタ
    と、該雌ルアーアダプタのテーパ孔と係合手段に対応す
    るテーパ筒と係合手段とを設けた2重管状の結合部を一
    端側に形成し他端側の軸心に穿刺栓を配置すると共に外
    周に輸液アダプタが連結される連結手段を設けて軸心に
    通液孔を貫通させた中空状の穿刺栓付雄ルアーアダプタ
    とを輸液方向に沿って同心的に着脱可能に結合した接続
    システムにおいて、 前記雌ルアーアダプタの外周に傾斜面を有する膨出部を
    設けて、該膨出部に接触する軟質のシール筒を前記穿刺
    栓付雄ルアーアダプタの2重管状の結合部に延長して被
    着した嵌合部を備えたことを特徴とする接続システム。
JP7334620A 1995-05-30 1995-12-22 接続システム Withdrawn JPH0949595A (ja)

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