JPH0947523A - 消防自動車による揚水及び送水方法 - Google Patents

消防自動車による揚水及び送水方法

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JPH0947523A
JPH0947523A JP20347795A JP20347795A JPH0947523A JP H0947523 A JPH0947523 A JP H0947523A JP 20347795 A JP20347795 A JP 20347795A JP 20347795 A JP20347795 A JP 20347795A JP H0947523 A JPH0947523 A JP H0947523A
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卓司 福田
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孝基 戸高
Yasuo Haneuma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来設備を利用でき、従来の消防自動車(ポ
ンプ車)では揚水できない高い揚程であっても揚水を可
能とし十分な量の送水をすることができる消防自動車に
よる揚水及び送水方法を提供する。 【解決手段】 水ポンプ14と、水ポンプ14に接続された
吐水口15a〜15b及び吸水口16a〜16bとを備えた消防自動
車による揚水及び送水方法において、吐水口15aに接続
したホース2をタービン室及びポンプ室を備えた水力駆
動式ターボポンプ3のタービン室入口12に接続し、ター
ボポンプ3のタービン室出口13に接続したホースを消防
自動車の吸水口16aに接続し、ターボポンプ3のポンプ室
の吐出口13に放水用のホース4を接続して、前記消防自
動車の水ポンプ14及びターボポンプ3のタービン室を結
ぶ循環路を形成し、水ポンプ14によって水を循環させる
ことによりターボポンプ3を駆動し、ターボポンプ3の
ポンプ室の吸入口9から吸い込んだ水を吐出口10に接続
したホース5を介して揚水し送水することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消防自動車により
揚水及び送水する方法に係り、特に放水用水のための高
い揚程の揚水を可能とする揚水及び送水方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消防自動車で消火等のために放水
を行う場合、地上に設置された消火栓と消防自動車の吸
水口とをホースで接続し、消防自動車に備えられたポン
プによって消火栓からの給水及び消防自動車の吐水口か
らの圧送をなし、該吐水口に接続したホースから放水す
るのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、地震
等により水道管が損傷して消火栓が使用不能となった場
合や、防火水槽が水量不足となった場合等においては、
消火水を確保するために海や川の水といった自然水を利
用しなければならないことがある。この場合、消防自動
車が備えているポンプが有効な水量を確保することがで
きる揚程は6メートル程度が限度であり、それを超える
と揚水による送水が不十分となるか又は不能となる。こ
のような場合に備え揚程の大きいモータ駆動式の水中ポ
ンプを水中に投入して揚水することも考えられるが、モ
ータを含めた重量が大きいため迅速な送水や消火活動に
支障を来すという問題がある。
【0004】本発明は、上記問題を解決し、従来設備を
利用でき、従来の消防自動車(ポンプ車)では揚水でき
ない高い揚程であっても揚水が可能で十分な量の送水を
することができる消防自動車による揚水及び送水方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、水
ポンプと、該水ポンプに接続された吐水口及び吸水口と
を備えた消防自動車による揚水及び送水方法において、
前記吐水口に接続したホースをタービン室及びポンプ室
を備えた水力駆動式ターボポンプのタービン室入口に接
続し、該ターボポンプのタービン室出口に接続したホー
スを消防自動車の吸水口に接続し、前記ターボポンプの
ポンプ室の吐出口に放水用のホースを接続して、前記消
防自動車の水ポンプ及び前記ターボポンプのタービン室
を結ぶ循環路を形成し、前記水ポンプによって水を循環
させることにより前記ターボポンプを駆動し、前記ター
ボポンプのポンプ室の吸入口から吸い込んだ水を前記吐
出口に接続したホースを介して揚水し送水することを特
徴とする消防自動車による揚水及び送水方法により達成
される。
【0006】また、水ポンプと、該水ポンプに接続され
た複数の吐水口及び吸水口を備えた消防自動車による揚
水及び送水方法において、前記吐水口の2つに接続した
ホースをタービン室及びポンプ室を備えた2基の水力駆
動式ターボポンプのタービン室入口に各々接続し、該タ
ーボポンプの各タービン室出口に接続したホースを消防
自動車の2つの吸水口に各々接続し、前記2基のターボ
ポンプのポンプ室の各吐出口に各々ホースを接続して、
前記消防自動車の水ポンプ及び前記各ターボポンプのタ
ービン室を結ぶ2系統の循環路を形成し、前記水ポンプ
によって水を循環させることにより前記2基のターボポ
ンプを駆動し、該2基のターボポンプのポンプ室の各吸
入口から吸い込んだ水を前記各吐出口に接続した各々の
ホースを介して揚水し送水することもできる。
【0007】さらに、水ポンプと、該水ポンプに接続さ
れた複数の吐水口及び吸水口とを備えた消防自動車によ
る揚水及び送水方法において、前記吐水口に接続したホ
ースをタービン室及びポンプ室を備えた水力駆動式ター
ボポンプのタービン室入口に接続し、該ターボポンプの
タービン室出口に接続したホースを前記消防自動車の吸
水口に接続し、前記ターボポンプのポンプ室の吐出口と
消防自動車の他の吸水口とをホースを介して接続して、
前記消防自動車のポンプ及び前記ターボポンプのタービ
ン室を結ぶ循環路を形成し、前記水ポンプによって水を
循環させることにより前記ターボポンプを駆動し、前記
ターボポンプのポンプ室の吸入口からの吸水及び吐出口
からの吐水を生じさせ、該吐水を前記ホース及び消防自
動車の吸水口を経て前記循環路に加え、前記ターボポン
プと接続されていない他の吐水口からホースを介して送
水することとしても良い。
【0008】さらにまた、水ポンプと、該水ポンプに接
続された複数の吐水口及び吸水口とを備えた消防自動車
による揚水及び送水方法において、前記吐水口の2つに
接続したホースをタービン室及びポンプ室を備えた2基
の水力駆動式ターボポンプのタービン室入口に各々接続
し、該2基のターボポンプのタービン室出口に接続した
各ホースを前記消防自動車の2つの吸水口に各々接続
し、前記2基のターボポンプのポンプ室の各吐出口と消
防自動車の吸水口とをホースを介して各々接続して、前
記消防自動車のポンプ及び前記2基のターボポンプのタ
ービン室を結ぶ2系統の循環路を形成し、前記水ポンプ
によって水を循環させることにより前記2基のターボポ
ンプを駆動し、該2基のターボポンプのポンプ室の各吸
入口からの吸水及び吐出口からの吐水を生じさせ、該吐
水を前記ホース及び消防自動車の吸水口を経て前記循環
路に加え、前記2基のターボポンプと接続されていない
他の吐水口からホースを介して送水することとしても良
い。
【0009】明細書中、「水力駆動式ターボポンプ」と
は、タービン室とポンプ室とを備え、ポンプ室内のイン
ペラと同軸連結されたタービンを水力により回転させる
形式のポンプを意味する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る消防自動車による揚
水及び送水方法の実施の形態につき、以下に図面を参照
しつつ説明する。図1は、本発明に係る方法によって護
岸壁から海水を取水し、消火のために放水している状況
を示している。
【0011】消防自動車(タンク車)1は、通常複数個
の吐水口及び吸水口を備えており、その吐水口の1つに
連結されたホース2が海中に浸水させた水力駆動式ター
ボポンプ3のタービン室入口に接続され、ターボポンプ
3のタービン室出口に連結されたホース4が消防自動車
の吸水口の1つに接続される。ターボポンプ3のポンプ
室吐出口にはホース5が連結される。ホース5により供
給される水は、図示のように取水箇所に比較的近い火災
現場等に直接放水することができ、火災現場が遠い場合
は他の消防自動車等のポンプを経て放水することができ
る。
【0012】ターボポンプ3は、図2に示すように、ポ
ンプ室6内のインペラ7と同軸連結されたタービン8を
水力により回転させる形式のものであり、ポンプ室6に
は吸入口9及び吐出口10が形成され、タービン室11
にはタービン室入口12及びタービン室出口13が形成
されている。この種のターボポンプは、モータ等の駆動
装置を一体化して備えていないため、軽量且つコンパク
トであり、迅速な持ち運びに適している。
【0013】図3は、上記実施形態に示した揚水及び送
水方法に使用する流体回路の概要を示す図である。図に
於いて消防自動車には、水ポンプ14、ホースが接続さ
れる4つの吐水口15a〜15d及び4つの吸水口16
a〜16d、水タンク17が備えられている。この水ポ
ンプ14は、油回転式真空ポンプ等で構成され、消防自
動車に積載されたエンジン18により駆動される。吐水
口15aはターボポンプ3のタービン室入口12にホー
ス2により接続され、他の吐水口15b〜15dは閉鎖
されている。吸水口16aはターボポンプ3のタービン
室出口13にホース4により接続され、他の吸水口16
b〜16dは閉鎖されている。
【0014】この流体回路に基づけば、図3に矢印で示
すように、消防自動車に備え付けられた水タンク17に
貯蔵された水は、水ポンプ14によって吐水口15aか
ら吐出されて、ターボポンプ3内のタービンを回転さ
せ、タービン室出口13から排出され吸水口16aを介
して再び水ポンプ14に戻される。こうして強制循環さ
せられる水の力により、ターボポンプ3のインペラを回
転させ、ポンプ室の吸入口9から海水を吸い込んで吐出
口10から吐出し、吐出口10に接続された放水ホース
5から海水が直接放水されるか又は他の消防自動車を介
して放水される。
【0015】このようにして、ターボポンプ3による加
圧力によって吐出口10から加圧水が吐出されるため、
従来の真空ポンプによる吸引力では不可能な揚程であっ
ても揚水することが可能となる。
【0016】図4は、本発明に係る他による揚水及び送
水方法の流体回路の概要を示している。上記実施の形態
と同様の構成部分については、同符号を付してその説明
を省略する。吐水口15aとターボポンプ3のタービン
室入口12とがホース2で連結され、ターボポンプ3の
タービン室出口13と吸水口16aとがホース4で連結
されている。さらに、ターボポンプ3の吐出口10に接
続されたホース5が消防車の別の吸水口16bに接続さ
れている。これにより、ターボポンプ3から揚水された
水が、消防自動車の吸水口16bを介し前記の循環水と
合流して水ポンプ14により後吐水口15a〜15dに
圧送される。吐水口15c,15dにはホース19,2
0が接続され、そこから火災現場等に放水される。
【0017】このようにターボポンプ3の吐出口10か
ら吐出された加圧水を再び水ポンプ14に戻すため、エ
ンジン18の動力を水ポンプ14の駆動用及びターボポ
ンプによる消火水の送水用に分散することができる。従
って、1台の消防自動車で消火水の揚水及び圧力水の放
水をすることができる。
【0018】この方法によれば、一般の消防自動車で
は、1つの吐水口にホースを接続した放水するいわゆる
1口放水(約500リットル/分)のときは800メー
トル、2口放水(約1000リットル/分)のときは2
00メートルの距離までホースを延長して放水できるの
で、十分火災現場で活用できる。
【0019】図5は、2つのターボポンプ3,3′が接
続された実施の形態の概要を示している。消防自動車
は、水ポンプ14と、水ポンプ14に接続された4つの
吐水口15a〜15d及び4つの吸水口16a〜16d
を備えている。消防自動車に積載された水タンク17は
水ポンプ14に接続されている。2つの吐水口15a,
15bが、ホース2,2′を介して2つのターボポンプ
3,3′のタービン室入口12,12′にそれぞれ接続
され、各ターボポンプ3,3′のタービン室出口13,
13′が、他の2つの吸水口16a,16bに接続され
ている。残り2つの吐水口15c,15d及び吸水口1
6c,16dは閉じられている。2つのターボポンプ
3,3′の各吐出口10,10′に放水ホース5,5′
が接続されている。
【0020】この場合、図に矢印で示すように、水ポン
プ14からの吐水により、ホース2,2′を介して加圧
水がターボポンプ3,3′のタービン室入口12,1
2′に送られ、タービン(図示せず)を駆動した後、ホ
ース4,4′を介して吸水口16a,16bから再び水
ポンプ14に戻される。
【0021】このようにして、水ポンプによって水を循
環させ、ターボポンプのタービンを駆動し、このタービ
ンと同軸連結されたインペラ(図示せず)を回転させる
ことにより、ターボポンプ3,3′の吸入口9,9′か
ら水を吸い込み、吐出口10,10′から吐き出した水
がホース5,5′を介して揚水され直接放水されるか、
又は他の消防自動車を介して放水される。一般の消防自
動車の場合、2つのターボポンプ3,3′からの総吐出
し量は、毎分約3000リットルに達する。
【0022】図6は、図5で示した放水方法の変更態様
を示している。図5と異なるのは、ターボポンプ3,
3′の吐出口10,10′に接続されたホース5,5′
が、残りの2つ吸水口16c,16dに接続され、図5
で閉じられていた吐水口15c,15dに放水ホース1
9,20が接続されている点である。
【0023】この場合、図に矢印で示すように、ターボ
ポンプ3,3′から吐き出された水は、ホース5,
5′、吸水口16c,16dを通って吸水口16a,1
6bからの循環水と合流し、水ポンプ14により吐出さ
れる。吐出された水の内、吐水口15a,15bを介し
て循環される水は、ターボポンプ3,3′を駆動するの
にあてられ、吐水口15c,15dを介し吐水される水
は、放水ホース19,20から放水されて消火等に充て
られる。
【0024】このように1台の消防自動車で、2基のタ
ーボポンプを駆動し、大量の水が揚水できるとともに、
動力を水ポンプの駆動用及びターボポンプによる消火水
の送水用に共用することができる。従って、1台の消防
自動車で消火水の揚水及び消火に必要な圧力水を放水す
ることができる。
【0025】この方法には、大きなエンジン及び水ポン
プの能力を必要とするが、化学消防車等の大型の消防自
動車を使用することが望ましい。
【0026】上記実施の形態に関し、ターボポンプにド
イツのマックスヴィーデマレ社製AWGターボポンプを
用いた場合を図7〜図9を参照しつつ説明する。
【0027】図7のグラフは、消防自動車からターボポ
ンプまでのホース長さ、吸水高さと、ターボポンプに要
求される吐き出し圧力との関係を示している。ホース4
及びホース5のホース口径を75mm、揚水量を毎分15
00リットルとする。例えば、ホース長さが40メート
ル、吸水高さが15メートルの場合、毎分1500リッ
トルの揚水をおこなうにはターボポンプの吐出口での圧
力は、2.7kg/cm2 必要となることがこのグラフ
から分かる。
【0028】図8のグラフは、ターボポンプの性能曲線
であって、揚水量とターボポンプの吐出圧力から、ター
ボポンプを駆動するに必要な駆動水量を示している。例
えば、図7で求めたように揚水量が毎分1500リット
ル、ターボポンプの吐出圧力が2.7kg/cm2 必要
な場合、駆動水量は毎分1300リットル必要であるこ
とがこのグラフから分かる。
【0029】図9のグラフは、ターボポンプを駆動する
ための消防自動車(タンク車)の送水圧力と駆動水量と
の関係を示している。例えば、駆動用ホース長さが40
メートル、駆動水量が毎分1300リットルの場合、送
水圧力は11.5kg/cm2が必要である。
【0030】以上から、ポンプ作動条件を決めると、こ
のポンプを1基用いた場合、消防自動車の水ポンプによ
り圧力11.5kg/cm2 の駆動用加圧水を毎分13
00リットル送れば、消防自動車からターボポンプまで
のホース長さ40メートル及び吸水高さ15メートルの
ためのターボポンプ吐出口での必要圧力2.7kg/c
2 と同等の吐出圧力が得られ、毎分1500リットル
の水を消防自動車へ送水することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る消防
自動車による揚水及び送水方法によれば、既存の設備を
使用して、従来のポンプ車では揚水することができない
ような高い揚程であっても十分な量の送水をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消防自動車による揚水及び送水方
法の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】ターボポンプの一例を示す縦断面図である。
【図3】図1の実施形態のための流体回路図である。
【図4】本発明に係る消防自動車による揚水及び送水方
法の他の実施形態の流体回路を示す流体回路図である。
【図5】本発明の請求項3に係る消防自動車による揚水
及び送水方法のさらに他の実施形態のための流体回路図
である。
【図6】図5の実施態様の変更形態のための流体回路図
である。
【図7】消防自動車からターボポンプまでのホース距
離、揚程と、ターボポンプに要求される吐き出し圧力と
の関係を示すグラフである。
【図8】ターボポンプの性能曲線であって、揚水量とタ
ーボポンプの吐出し圧力を示すグラフである。
【図9】ターボポンプを駆動するための消防自動車(タ
ンク車)の送水圧力であって、駆動水量とホース長さと
送水圧力との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 消防自動車 2、4、5、19、20 ホース 3 水力駆動式ターボポンプ 9 吸入口 10 吐出口 12 タービン室入口 13 タービン室出口 14 水ポンプ 15a、15b、15c、15d 吐水口 16a、16b、16c、16d 吸水口 17 水タンク 18 エンジン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水ポンプと、該水ポンプに接続された吐
    水口及び吸水口とを備えた消防自動車による揚水及び送
    水方法において、 前記吐水口に接続したホースをタービン室及びポンプ室
    を備えた水力駆動式ターボポンプのタービン室入口に接
    続し、該ターボポンプのタービン室出口に接続したホー
    スを消防自動車の吸水口に接続し、前記ターボポンプの
    ポンプ室の吐出口に放水用のホースを接続して、前記消
    防自動車の水ポンプ及び前記ターボポンプのタービン室
    を結ぶ循環路を形成し、前記水ポンプによって水を循環
    させることにより前記ターボポンプを駆動し、前記ター
    ボポンプのポンプ室の吸入口から吸い込んだ水を前記吐
    出口に接続したホースを介して揚水し送水することを特
    徴とする消防自動車による揚水及び送水方法。
  2. 【請求項2】 水ポンプと、該水ポンプに接続された複
    数の吐水口及び吸水口を備えた消防自動車による揚水及
    び送水方法において、 前記吐水口の2つに接続したホースをタービン室及びポ
    ンプ室を備えた2基の水力駆動式ターボポンプのタービ
    ン室入口に各々接続し、該ターボポンプの各タービン室
    出口に接続したホースを消防自動車の2つの吸水口に各
    々接続し、前記2基のターボポンプのポンプ室の各吐出
    口に各々ホースを接続して、前記消防自動車の水ポンプ
    及び前記各ターボポンプのタービン室を結ぶ2系統の循
    環路を形成し、前記水ポンプによって水を循環させるこ
    とにより前記2基のターボポンプを駆動し、該2基のタ
    ーボポンプのポンプ室の各吸入口から吸い込んだ水を前
    記各吐出口に接続した各々のホースを介して揚水し送水
    することを特徴とする消防自動車による揚水及び送水方
    法。
  3. 【請求項3】 水ポンプと、該水ポンプに接続された複
    数の吐水口及び吸水口とを備えた消防自動車による揚水
    及び送水方法において、 前記吐水口に接続したホースをタービン室及びポンプ室
    を備えた水力駆動式ターボポンプのタービン室入口に接
    続し、該ターボポンプのタービン室出口に接続したホー
    スを前記消防自動車の吸水口に接続し、前記ターボポン
    プのポンプ室の吐出口と消防自動車の他の吸水口とをホ
    ースを介して接続して、前記消防自動車のポンプ及び前
    記ターボポンプのタービン室を結ぶ循環路を形成し、前
    記水ポンプによって水を循環させることにより前記ター
    ボポンプを駆動し、前記ターボポンプのポンプ室の吸入
    口からの吸水及び吐出口からの吐水を生じさせ、該吐水
    を前記ホース及び消防自動車の吸水口を経て前記循環路
    に加え、前記ターボポンプと接続されていない他の吐水
    口からホースを介して送水することを特徴とする消防自
    動車による揚水及び送水方法。
  4. 【請求項4】 水ポンプと、該水ポンプに接続された複
    数の吐水口及び吸水口とを備えた消防自動車による揚水
    及び送水方法において、 前記吐水口の2つに接続したホースをタービン室及びポ
    ンプ室を備えた2基の水力駆動式ターボポンプのタービ
    ン室入口に各々接続し、該2基のターボポンプのタービ
    ン室出口に接続した各ホースを前記消防自動車の2つの
    吸水口に各々接続し、前記2基のターボポンプのポンプ
    室の各吐出口と消防自動車の吸水口とをホースを介して
    各々接続して、前記消防自動車のポンプ及び前記2基の
    ターボポンプのタービン室を結ぶ2系統の循環路を形成
    し、前記水ポンプによって水を循環させることにより前
    記2基のターボポンプを駆動し、該2基のターボポンプ
    のポンプ室の各吸入口からの吸水及び吐出口からの吐水
    を生じさせ、該吐水を前記ホース及び消防自動車の吸水
    口を経て前記循環路に加え、前記2基のターボポンプと
    接続されていない他の吐水口からホースを介して送水す
    ることを特徴とする消防自動車による揚水及び送水方
    法。
JP20347795A 1995-08-09 1995-08-09 消防自動車による揚水及び送水方法 Expired - Lifetime JP2769802B2 (ja)

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