JPH0942094A - 燃料オイル供給装置 - Google Patents

燃料オイル供給装置

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JPH0942094A
JPH0942094A JP8187395A JP18739596A JPH0942094A JP H0942094 A JPH0942094 A JP H0942094A JP 8187395 A JP8187395 A JP 8187395A JP 18739596 A JP18739596 A JP 18739596A JP H0942094 A JPH0942094 A JP H0942094A
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fuel
pump
oil
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housing
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JP8187395A
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English (en)
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R Joojensen Eric
エリック・アール・ジョージェンセン
Richard J Page
リチャード・ジェイ・ペイジ
Glenn R Belec
グレン・アール・ベレク
J Sitz Andrew
アンドリュー・ジェイ・サイツ
S Soderman David
デーヴィッド・エス・ソダーマン
W Forker Duane
デュアン・ダブリュー・フォーカー
Noble Mark
マーク・ノーブル
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一体的に形成された1つの部品のブラケット
を有する燃料オイル供給装置の提供。 【解決手段】 燃料源とエンジン14に連通するように
なっている燃料ポンプの一部を画定する第1の部分を有
する1つの部品の一体的に形成されたブラケット94を
有し、前記ブラケット94は、オイル源とエンジン14
に連通するようになっているオイルポンプ78の一部を
画定する第2の部分を有する内燃エンジンの燃料及びオ
イル供給装置30。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舶用推進装置と共
に使用する燃料オイル供給装置、特に燃料噴射2ストロ
ーク内燃エンジンを有する船外機と共に使用する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】燃料源から燃料を引くために燃料供給低
圧燃料ポンプを有する燃料供給装置と、低圧ポンプから
燃料を受け、低圧ポンプから燃料を受けエンジンによっ
て使用する燃料源を収容する燃料蒸気分離器と、燃料蒸
気分離器から燃料を引き燃料噴射器に燃料を供給する高
圧燃料ポンプと、燃料噴射器から過剰な燃料を導入して
燃料蒸気分離器に過剰な燃料を送る燃料戻りラインとを
備えた4ストロークエンジンを提供することは公知であ
る。1994年5月10日に発行された米国特許第5.
309,835号はこのような装置の一例を示してい
る。
【0003】また、オイル及び燃料供給装置を備えた2
ストロークエンジンを提供することは公知である。この
ようなオイル及び燃料送り装置の例は、1984年9月
25日に発行された米国特許第4,473,340号及
び1983年5月17日に発行された米国特許第4,3
83,504号に示されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料噴射エン
ジンと、燃料供給装置とオイル供給装置とを有する船外
機を提供する。エンジンは、燃料供給装置とオイル供給
装置のいくつか残らない部材の部分を提供する燃料オイ
ルポンプ組立体を有する。さらに詳細には燃料及びオイ
ルポンプ組立体は、離れた燃料貯蔵タンクから燃料を引
くリフトポンプと、燃料蒸気分離器と、高圧燃料ポンプ
と、オイル蒸気分離器と、オイルポンプとを有する。ま
た燃料オイルポンプ組立体は一体に形成された1つの部
品のプラスティックブラケットを有し、このプラスティ
ックブラケットはこれらの部品の部分を画定する複数の
表面を形成する。
【0005】また本発明は、2重に作用するダイヤフラ
ムを有するように作動可能なダイヤフラムタイプの高圧
燃料ポンプを提供している。さらに詳細には、高圧燃料
ポンプは、一対の燃料ポンプ室と、180°位相がずれ
ている各クランクケースに連通している一対の圧力パル
ス室とを有し、その結果、圧力パルス室に連通している
交番する正及び負の圧力パルスはダイヤフラムの両側に
作用して、ダイヤフラムを押しまたは引いて燃料ポンプ
室への燃料の流入流出を生成する。
【0006】また、本発明は燃料及びオイル組立体と、
エンジンブロックにポンプ組立体を取り付ける装置とを
有するエンジン組立体を有し、その結果、燃料及びオイ
ル組立体はエンジンのクランクケースカバーに容易に取
り付けられ、また燃料及びオイルポンプ組立体のいくつ
かの部品はエンジン組立体に設けられた各クランクケー
ス室と連通する。
【0007】本発明は、燃料源及びエンジンに連通する
ようになっている燃料ポンプの一部を画定する第1の部
分を有すると共に1つの部品に一体的に形成されたブラ
ケットを有し、ブラケットは、オイル源及びエンジンに
連通するようになっているオイルポンプの一部を画定す
る第2の部分を有する燃料オイル供給装置を提供する。
【0008】また、本発明は、第1のハウジング部分
と、第1のハウジング部分に固定された第2のハウジン
グ部分と、第1と第2のハウジング部分との間に配置さ
れたダイヤフラムとを有し、ダイヤフラム及び第1のハ
ウジング部分は第1のクランクケース及びダイヤフラム
と連通する第1のポンプ室を画定し、第2のハウジング
部分は、第2のクランクケースと連通する第2のポンプ
室を画定する、第1のクランクケースと第2のクランク
ケースとを有する2サイクルエンジンと共に使用するポ
ンプを提供する。
【0009】また本発明は、少なくとも1つのクランク
ケースを画定するブロックと、ブロックに固定されると
共にクランクケースを閉鎖するクランクケースカバーで
あって、外面と外面に配置された少なくとも1つの取付
ボスを有し、少なくとも1つの取付ボスは外側面から離
れた遠位端を有し、クランクケースと遠位端との間で連
通する通路を画定するクランクケースカバーと、取付ボ
スに取り付けられ通路に連通するポンプとを有する2サ
イクルエンジンを提供する。
【0010】また本発明は、燃料源に連通するように燃
料蒸気分離器の一部を画定する1つの部品の一体的に形
成されたブラケットを有し、ブラケットは、オイル源に
連通するようになっているオイル蒸気分離器の一部を画
定する内燃エンジンの燃料オイル供給装置を提供する。
【0011】また本発明は、燃料源に連通する第1の燃
料ポンプの一部を画定する第1の部分を有する1つの部
品の一体的に形成されたブラケットを有し、ブラケット
は燃料ポンプに連通する燃料蒸気分離器の一部を画定す
る第2の部分を有し、ブラケットは、燃料蒸気分離器に
連通する第2の燃料ポンプを支持するようになっている
内側の燃料ポンプ取付面を画定する第3の部分を有し、
ブラケットはオイル源に連通するようになっているオイ
ル蒸気分離器の一部を画定する第4の部分を有し、ブラ
ケットはオイル蒸気分離器に連通するオイルポンプを支
持するようになっている内側オイルポンプ取付面を画定
する第5の部分を有する内燃エンジンの燃料及びオイル
供給装置を提供する。
【0012】また本発明は、内側燃料ポンプ取付面、内
側オイルポンプ取付面、燃料入口、燃料出口、オイル入
口及びオイル出口を画定する1つの部品のブラケット
と、内側燃料取付面に固定された内側燃料ポンプハウジ
ングと、内側燃料ポンプハウジングに固定された外側燃
料ポンプハウジングと、内側燃料ポンプハウジングに対
向する外側燃料ポンプハウジングに固定された燃料ポン
プカバーと、内側及び外側燃料ポンプハウジングの間に
配置され、第1のピストン及び第2のピストンを支持す
る燃料ポンプダイヤフラムであって、第1のピストン及
び内側燃料ポンプハウジングは燃料入口と燃料出口との
間を連通する第1の燃料ポンプ通路を画定し、第2のピ
ストン、外側燃料ポンプハウジング及び燃料ポンプカバ
ーは燃料入口及び燃料出口の間に連通する第2の燃料ポ
ンプ通路を画定する燃料ポンプダイヤフラムと、内側オ
イルポンプ取付面に固定された内側オイルポンプハウジ
ングと、内側オイルポンプハウジングに固定された外側
オイルポンプハウジングと、内側及び外側オイルポンプ
ハウジングの間に配置されピストンを支持するオイルポ
ンプダイヤフラムとを有し、ピストン及び内側オイルポ
ンプハウジングはオイル入口及びオイル出口の間を連通
するオイルポンプ通路を画定する内燃エンジンの燃料及
びオイルポンプ供給ポンプ組立体を提供する。
【0013】また本発明は、船舶に取り付けられるよう
になっており、プロペラ軸を有する駆動ユニットと、プ
ロペラ軸に駆動可能に接続されている2ストローク内燃
エンジンであって、ブロックと少なくとも2つのクラン
クケース室を画定するクランクケースカバーとを有し、
クランクケースカバーは、外面及び外面に配置された少
なくとも2つの取付ボスを有し、取付ボスは、外面から
間隔を置くと共にクランクケースと遠位端との間に連通
する各通路を画定する2ストローク内燃エンジンと、少
なくとも1つの取付ボスに取り付けられた燃料オイルポ
ンプ組立体であって、各取付ボス通路を通ってクランク
ケース室の1つに連通する燃料ポンプを有し、各取付ボ
ス通路を通って他方のクランクケース室に連通するオイ
ルポンプを有する燃料オイルポンプ組立体とを有する船
外機を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0015】本発明の実施例を説明する前に、本発明は
次の詳細な説明または図面に説明した構造の詳細及び部
品の構成の詳細な適用には制限されないことを理解すべ
きである。本発明は他の実施例も可能であり、種々の方
法で実施可能である。また、ここに使用する用語やフレ
ーズは説明を目的とするためのもので制限することを意
図するものではない。
【0016】本発明を使用する船外機1が図1に示され
ている。船外機1は、ほぼ水平方向の傾斜軸の周りでそ
れに対して旋回傾斜運動可能に、またほぼ垂直方向の舵
取軸5の周りでそれに対して旋回舵取運動可能に船舶の
船尾3に取り付けられるようになっている船外機駆動ユ
ニット2を有する。駆動ユニット2はそれに固定された
プロペラ7を有するプロペラ軸6を有する。また駆動ユ
ニット2は、従来の駆動列16によってプロペラ軸6に
作動可能に接続された燃料噴射2ストローク内燃エンジ
ン14を有する。
【0017】エンジン14はシリンダブロック(図示せ
ず)とクランクケースカバー22(図3及び図9のみに
示す)とを有するエンジンブロック組立体18を有し、
これらは共にほぼ密封された複数のクランクケース室
(図示せず)を有するクランクケース(図示せず)を画
定し、クランクケース室は、隣接するクランクケース室
の対で交番する高圧及び低圧が位相がずれるように配置
されている。説明するエンジン14は、6気筒である
が、本発明は、6気筒より多い、多気筒の2サイクルエ
ンジンにも適用可能である。
【0018】また船外機1は、燃料供給装置26及びオ
イル供給装置30を有する。燃料供給装置は、エンジン
14から離れて配置された燃料貯蔵タンク34と、燃料
貯蔵タンク34と連通する燃料供給ライン38とを有す
る。また燃料供給装置26は、燃料オイルポンプ組立体
42の組み合わせを有し、これは、燃料供給ライン38
を通って燃料貯蔵タンク34から燃料を引く低圧燃料ポ
ンプまたはリフトポンプ46と、燃料源の一部を収容
し、燃料源からの燃料蒸気を除去する燃料蒸気分離器5
0と、燃料蒸気分離器50から燃料を引き、高圧燃料の
流れを排出する高圧燃料ポンプ54とを有する。
【0019】また燃料供給装置26は、高圧燃料ポンプ
54と燃料噴射装置64との間に伸びる高圧燃料送りラ
イン58を有し、高圧燃料送りライン58は、高圧燃料
をエンジン14に供給するように作動可能な複数の燃料
噴射器62を提供する。燃料供給装置26の一部として
エンジン14の燃料噴射器62を提供する適当な燃料噴
射装置を使用するが、好ましい燃料噴射装置は、199
5年に出願された“組み合わされた圧力サージ燃料ポン
プ及びノズル組立体”と題された特許出願に示されてい
る。
【0020】好ましくは、高圧燃料ポンプ54は、最大
限のエンジンの要求を越える速度の高圧燃料流を提供す
ることが好ましい。余分の高圧燃料は燃料噴射器62か
ら流れ、高圧燃料戻りライン66を通って燃料蒸気分離
器50に戻される。種々の水準の燃料の要求でエンジン
の作動中に燃料噴射器62の比較的一定の燃料圧を維持
するために、及びエンジンのシャットダウン中に燃料供
給装置のスレッショルド燃料圧を維持するために燃料供
給装置26は燃料圧調整器70を含む。燃料圧調整器7
0は従来の構造であり、燃料及びオイルポンプ組立体4
2の高圧燃料戻りライン66と燃料蒸気分離器50との
間を連通する。
【0021】オイル供給装置30は、エンジン14から
離れて配置されたオイル供給タンク74(図3及び図5
参照)と、オイルポンプ78とを有し、オイルポンプ7
8は燃料及びオイルポンプ組立体42によって提供さ
れ、オイル供給ライン82を通ってオイル供給タンク7
4と連通する。オイルの一部を収容するためにオイルで
運ばれる空気または蒸気を除去するために、オイル供給
装置30は、燃料及びオイルポンプ組立体42によって
提供されるオイル蒸気分離器86を含む。オイルポンプ
78は、ある条件の下でオイル蒸気分離器86から、オ
イル貯蔵タンク74からオイルを引き、潤滑及び他の望
ましい目的のためにオイル循環装置送りライン87を通
ってエンジン14にオイルを流す。オイル供給装置30
が関連する好ましい潤滑装置88は、1995年に出願
された“2ストローク内燃エンジン用のオイル潤滑装
置”と題された米国特許出願に示されている。
【0022】オイル供給装置30は、オイル戻りライン
90を有し、この戻りライン90は、潤滑装置88を通
ってオイルを再循環するために潤滑装置88からオイル
蒸気分離器86にオイル蒸気を導入するオイル戻りライ
ン90を有する。
【0023】燃料及びオイルポンプ組立体42は、図3
乃至図8に最もよく示されている。燃料及びオイルポン
プ組立体42は、前述したリフトポンプ46と、燃料蒸
気分離器50と、高圧燃料ポンプ54と、オイル蒸気分
離器86と、オイルポンプ78(図7)とを有する(図
3参照)。
【0024】また燃料及びオイルポンプ組立体42は、
一体的に形成された1つの部品のプラスティックブラケ
ット94を有する。ブラケット94は射出成形されるこ
とが好ましい。ブラケット94は、リフトポンプ46
と、燃料蒸気分離器50と、高圧燃料ポンプ54と、オ
イル蒸気分離器86及びオイルポンプ78を有する燃料
オイルポンプ組立体42のいくつかの部品の部分を画定
する。
【0025】通常、ブラケット94は、2つの部分を有
する。すなわちそれは、リフトポンプ46のハウジング
102と燃料蒸気分離器50及びオイル蒸気分離器86
の各貯蔵室106,110とを画定するハウジング10
2と、ボックス部分98から高圧燃料ポンプ54及びオ
イルポンプ78の部分を画定するほぼ平坦なプレート部
分114とを有する。燃料オイルポンプ組立体42は、
ボックス部分98に重なる関係で従来の固定装置(図示
せず)によってブラケット94のボックス部分98に着
脱可能に固定されるカバープレート118を有する。カ
バープレート118は、燃料蒸気分離器50及びオイル
蒸気分離器86の部分を形成する。燃料及びオイルポン
プ組立体42の部品の各々を詳細に説明する。
【0026】リフトポンプ46は、ハウジング102を
有し、このハウジング102は、ブラケット94のボッ
クス部分98から伸びるほぼ円筒形の壁によって形成さ
れる。リフトポンプ46はダイヤフラムのポンプであ
り、以下に説明するような導管122によってクランク
ケース室(図示せず)と連通する圧力パルス室(図示せ
ず)を有する。またリフトポンプ46は、ダイヤフラム
(図示せず)によって圧力パルス室から分離され、一方
向弁(図示せず)を通って燃料供給ライン38に連通し
ている燃料供給室(図示せず)を有する。また燃料供給
室は一方向出口弁(図示せず)を通って(図4に破線で
示す)出口ポート126と連通し、出口ポート126は
ブラケット94のボックス部分98によって形成され燃
料蒸気分離器50のリフトポンプハウジング102と燃
料蒸気分離器50の貯蔵室106との間に連通してい
る。
【0027】前述した適当なリフトポンプ構造を使用す
ることができるが、このような構造の一例は、1993
年4月20日に発行された米国特許第5,203,30
6号に示されている。
【0028】燃料蒸気分離器50は、燃料の一部を収容
するようになっている燃料貯蔵室を有する。さらに詳細
には、図4及び図6を参照すると、燃料貯蔵室106の
部分は4つの壁130(図4にその2つが示される)及
びブラケット94のボックス部分98によって形成され
る。リフトポンプ出口ポート126は、1つの燃料貯蔵
室壁130で開放し、燃料貯蔵室出口ポート138はフ
ロア134に配置されている。燃料蒸気分離器50の一
部を形成するカバープレート118は、燃料貯蔵室10
6と連通する各燃料導管を支持する複数の開口部と、圧
力調整器70(図6には示されていない)を受けるよう
になっているねじ付き管継手144と連通している燃料
戻り入口142と、エンジン14の空気サイレンサまた
は空気インテークマニフォルド(図示せず)と連通して
いる燃料蒸気換気ライン150と連通している燃料蒸気
出口146とを有する。
【0029】また燃料蒸気分離器50は、燃料蒸気出口
146を開閉するために燃料貯蔵室106の燃料水準に
応答して作動可能なフロート弁154を有する(図示せ
ず)。出口146は、通常は閉鎖しており、その結果、
燃料貯蔵室106の燃料は燃料蒸気分離器50から燃料
蒸気出口146及び換気ライン150に流れ込むことが
できない。種々の適当な構造を使用することができる
が、図示したフロート弁154は燃料蒸気出口146に
配置されたニードル弁座164と係合可能なニードル弁
部材158を有する。燃料貯蔵室106の燃料水準の変
化に対応して旋回運動可能に1つの壁130に接続され
ているレバーアーム168によって支持されているフロ
ート166は、燃料室の燃料水準が所定の水準以下に低
下したときにニードル弁部材158を弁座162から離
れるように移動するようにニードル弁部材158に作動
可能に接続されている。燃料貯蔵室106の燃料蒸気
は、燃料蒸気出口146及び燃料蒸気換気口150を通
って逃げることができる。燃料貯蔵室106の燃料が所
定の水準まで上昇するとき、フロート166は、上昇し
てレバーアーム168はニードル弁部材158を弁座1
62に係合するように移動させ、それによって燃料貯蔵
室106から燃料蒸気が通過することを防止する。
【0030】前述した内容と矛盾しない適当な蒸気分離
器を使用することができるが、このような構造の一例
は、米国特許第5,309,885号に示されている。
【0031】高圧燃料ポンプ54は、ブラケット94の
プレート部分114の両側の一方によって一部が画定さ
れる。さらに詳細には、ブラケット94の両側の一方
(図6に示すようなブラケット94の左側)は、燃料ポ
ンプ取付面174を画定する。
【0032】燃料ポンプ取付面170は、プレート部分
114から伸びているほぼ環状壁174を有する(図6
及び図8参照)。環状壁174はほぼ一様な円筒形の外
周を有するが、軸線方向に段を有する内面を有する。内
面は半径方向内側に面する表面181と、軸線方向外側
に面する内側の燃料ポンプハウジング取付面182とを
画定する(図8参照)。
【0033】燃料ポンプ取付面170は、環状壁内の中
央に配置され、内側燃料ポンプハウジング取付面182
の内側に軸線方向に間隔を置いた第1の燃料入口及び出
口弁ポート186,190に開口部を有する(図4,6
及び8参照)。図4は、説明及び図示を目的として水平
方向に配置された燃料入口及び出口弁ポート186,1
90を示し、図6及び図8は、垂直方向に配置された第
1の燃料入口及び出口弁ポート186,190を示す。
以下に説明した理由によって、燃料ポンプ取付面170
は、ブラケット94のボックス部分98に隣接した環状
壁174の外側に配置された燃料入口通路部分に開口部
を有し、燃料入口通路部分のポート194とは反対方向
の環状壁174の外側に配置された燃料出口通路部分ポ
ート198に開口部を有する。
【0034】高圧燃料ポンプ54は燃料入口通路202
を有し(図6及び図8参照)、この通路202は、ブラ
ケット94のプレート部分114によって形成され、燃
料貯蔵室出口ポート138を通して燃料貯蔵室106と
連通している。燃料入口通路202は第1と第2の通路
部分206,210に分割され、それらの部分は第1の
燃料入口ポート186及び燃料入口通路部分のポート1
94で終了している。
【0035】高圧燃料ポンプ54は燃料出口通路214
を有し(図6及び図8参照)、燃料出口通路214は、
ブラケット94のプレート部分114によって形成さ
れ、燃料貯蔵室出口ポート138とは反対側のブレケッ
ト94のプレート部分114の底縁に配置されている。
また燃料出口通路214は第1及び第2の出口通路部分
222,226に分割され、出口通路部分は、第1の燃
料出口ポート190及び燃料出口通路部分ポート198
でそれぞれ終結している。
【0036】また高圧燃料ポンプ54は内側燃料ポンプ
ハウジング取付面182に固定された内側燃料ポンプハ
ウジング230を有する。内側燃料ポンプハウジング2
30は、軸線方向内側に面する面232と、第1の燃料
入口及び出口弁ポート186,190に整合する中央に
配置されたほぼ円筒形の穴234とを有する。内側の燃
料ポンプハウジング230は燃料ポンプ取付面170の
環状壁174によって受けられ、ハウジング230は、
凹形状のほぼさら形の軸線方向外側に面する面242を
有する。
【0037】シール部材246は、穴234及び第1の
燃料入口及び出口弁ポート186,190を包囲し、内
側燃料ポンプハウジング230の軸線方向内面232及
び内側燃料ポンプ取付面182に密封可能に係合する。
また高圧燃料ポンプ54は、外側燃料ポンプハウジング
250を有し(図6及び図8参照)、それは、内側燃料
ポンプハウジング230と形状が同様であり、環状壁1
74の半径方向内面によって受けられ、燃料取付面17
0に固定される。一般には外側燃料ポンプハウジング2
50は、内側の燃料ポンプハウジング230に対して鏡
像関係にあり、軸線方向外側に面する面252及び円筒
形穴254と、凹形状の軸線方向内側に面する面258
と、ほぼ環状面262とを有する。
【0038】また、高圧燃料ポンプ54は、内側及び外
側の燃料ポンプハウジング230,250との間に配置
されたダイヤフラム266を含む(図8参照)。ダイヤ
フラム266は弾性材料から製造され、内側及び外側燃
料ポンプハウジング230,250の対向凹形状面の間
に捕捉される周縁を有する。ダイヤフラム266は、以
下に述べる理由によって、ダイヤフラム266の両側に
薄い支持プレート270を有する。プレート270はダ
イヤフラム266の可撓性を著しく低減すべきではな
く、アルミニウムのような有孔金属の薄いシートから製
造される。
【0039】またダイヤフラム266は、ダイヤフラム
266の一方の側面のプレート270に固定された第1
のピストン274を有する。第1のピストン274は内
側燃料ポンプハウジング230の穴によって摺動可能に
また密封可能に受けられたヘッド部分278を有する
(図6参照)。この観点において、第1のピストンヘッ
ド278は内側の燃料ポンプハウジング230に係合す
るリングシール282を支持している(図8参照)。ま
たダイヤフラム266は第1のピストン274とは反対
のダイヤフラム266のプレート270に固定された第
2のピストン286を有する。第2のピストン286
は、外側燃料ハウジング250の穴254によって摺動
可能及び密封可能に受けられるヘッド部分290を有す
る。この観点において、第2のピストンヘッド290は
外側の燃料ポンプハウジング250に係合するリングシ
ール294を支持している。
【0040】ダイヤフラム266,内側燃料ポンプハウ
ジング230及び第1のピストン274はその間にダイ
ヤフラム266のたわみによって容積において変化する
第1の圧力パルス室298を画定する。第1の圧力パル
ス室298は、適当な手段によって1つのクランクケー
ス室に連通する。好ましい実施例においてこのような装
置は、内側燃料ポンプハウジング230の周囲のノッチ
または(破線で示した)カットアウト部分306と連通
する導管302を備えている。
【0041】ダイヤフラム266、外側燃料ポンプハウ
ジング250及び第2のピストン286は、その間に第
2の圧力パルシ室310を画定し、この第2の圧力パル
ス室310はダイヤフラム266のたわみによって第1
の圧力パルス室298の容積に反比例して容積が変化す
る。また第2の圧力パルス室310は、適当な手段によ
って1つのクランクケース室に連通する。好ましい実施
例においてこのような装置は、外側燃料ポンプハウジン
グ250の周囲のノッチまたは(破線で示した)カット
アウト部分318と連通する導管314を備えている。
第1及び第2の圧力パルス室と連通するクランクケース
室は特別のものである必要はないが、位相が180°ず
れていることが好ましく、その結果、正圧のパルスが1
つのクランクケースから第1の圧力パルス室298に連
通してダイヤフラムをたわませて第1の圧力パルス室2
98の容積を増大させるときに第2の圧力パルス室31
0は、他のクランクケース室から負圧のパルスすなわち
真空を受け、ダイヤフラム266を第2の圧力パルス室
310の容積を減少させる方向にたわませる。
【0042】高圧燃料ポンプ54は、内側及び外側燃料
ポンプハウジング230,250に重なる関係で燃料ポ
ンプ取付面に固定されている燃料ポンプハウジングカバ
ー322を有する(図6及び図8参照)。好ましくは、
複数の固定装置326(図3及び図6)は、燃料ポンプ
ハウジングカバー322及び内側及び外側燃料ポンプハ
ウジング230,250の周縁を通って伸びブラケット
94に伸びている。
【0043】図8に最もよく示すように、燃料ポンプハ
ウジングカバー322は、軸線方向内側に面する面33
0を有し、この軸線方向内側に面する面330は、外側
燃料ポンプハウジング250の軸線方向外側に面する面
252と係合し、外側燃料ポンプハウジング250の穴
254に整列している第2の燃料入口及び出口ポート3
34,338を有する。密封部材342が外側燃料ポン
プハウジング250及び第2の燃料入口及び出口弁ポー
ト334,338を包囲して外側燃料ポンプハウジング
250及び燃料ポンプハウジングカバー322の係合部
を密封する。
【0044】また、燃料ポンプハウジングカバー322
は第2の燃料入口ポート334で終結する端部と、導管
350によって燃料ポンプ取付面170で燃料入口通路
部分ポート194と連通する端部を有する燃料入口通路
部分346を備えている(図6及び図8)。燃料ポンプ
ハウジングカバー322は第2の燃料入口ポート338
で終結する端部と、導管358によって燃料ポンプ取付
面170で燃料入口通路部分ポート198と連通する端
部を有する燃料入口通路部分354とを備えている(図
6及び図8)。
【0045】また高圧燃料ポンプ54は、燃料ポンプ取
付面170の第1の燃料入口及び出口ポート186,1
90にそれぞれ配置された第1の燃料入口及び出口弁3
62,366を有する(図8参照)。また高圧燃料ポン
プ54は、 燃料ポンプハウジングカバー322の第2
の燃料入口及び出口ポート334,338にそれぞれ配
置された第2の燃料入口及び出口弁370,374を有
する。
【0046】燃料ポンプ取付面170によって、内側燃
料ポンプハウジング230と、第1のピストンヘッド2
78と、第1の燃料入口及び出口弁362,366は、
第1の燃料ポンプ室378を画定し、この室378は、
ダイヤフラム266がたわむときに第1のピストンヘッ
ドの往復動行程で容積が変化する。第1の燃料及び出口
弁362,366は、正規には付勢されて閉鎖されてい
るが、第1の燃料ポンプ室378に燃料が流出入する一
方向の流れを可能にするように作動可能である。
【0047】同様に、燃料ポンプハウジングカバーの軸
線方向内面に関して、外側の燃料ポンプハウジング25
0及び第2のピストンヘッド290、第2の燃料入口及
び出口弁370,374は第2の燃料ポンプ室382を
画定し(図6参照)、この第2の燃料ポンプ室382は
第1の燃料ポンプ室378の容積に反比例する関係で容
積が変化する。第2の燃料入口及び出口ポート370,
374は、正規には閉鎖されているが一方向の流れを可
能にするように作動可能である。
【0048】高圧燃料ポンプ54は、燃料貯蔵室106
から高圧燃料ポンプ入口通路202を通ってダイヤフラ
ム266の往復動のたわみによって生じた第1及び第2
の燃料送り室378,382の交番真空によって燃料を
引く。第1及び第2の燃料ポンプ室378,382の燃
料は、ピストン274,286の往復動の行程によって
第1及び第2の燃料出口弁366,382を通って燃料
ポンプ室378,382からブラケット94及び燃料ポ
ンプハウジングカバー322に押し出される。燃料は次
に燃料ポンプ出口から出て燃料噴射装置64への高圧燃
料送りライン58に流出する。
【0049】図5及び図7を参照すると、オイル蒸気分
離器86は、オイルの一部を収容するようになっている
オイル貯蔵室110を有する。オイル貯蔵室110は燃
料貯蔵室106に隣接したブラケット94のボックス部
分98に配置され、燃料貯蔵室106と壁130を共有
する。さらに詳細に説明すると、オイル貯蔵室110は
共通の壁130と3つの側壁386(図5にはその内の
1つが示されている)とブラケット94のボックス部分
によって形成されたフロア390によって画定される。
フロア390から上方に1つの側壁386からオイル貯
蔵室110に障壁394が伸びている。障壁394の一
方の側のフロア390にオイル貯蔵室オイル出口ポート
398が配置されている。
【0050】またカバープレート118は、オイル貯蔵
室110に重なり、各流体導管を支持する複数の開口部
を有し、各液体導管はオイル貯蔵室110と、オイル戻
りライン90の端部に連通する(図5の破線に示した)
オイル戻り入口402と、大気に連通する蒸気換気ライ
ン409に連通する蒸気出口408とに連通している。
オイル戻り入口402はフロア390のオイル出口ポー
ト398とは反対の障壁394に対する所定の位置のカ
バープレート118に配置されている。その結果、オイ
ル戻りライン90からオイル貯蔵室110へのオイルダ
ンピングは、オイル貯蔵室110によって受けられ、障
壁394の周りを流れる。
【0051】オイル貯蔵室110は潤滑装置からオイル
を受け、潤滑装置88にオイルを潤滑するようにオイル
ポンプにオイルを供給する。オイル貯蔵室110は、オ
イル戻り入口402を通ってオイルを受ける。またオイ
ル蒸気分離器86はオイルポンプ入口通路410を有
し、このオイルポンプ入口通路410は、ブラケット9
4のプレート部分114によって形成され、オイル出口
ポート398と連通しており、オイルポンプ78と連通
してオイル貯蔵室110からオイルポンプ78にオイル
の流れを導入する。
【0052】(図7に破線で示すように)オイル供給ラ
イン82は、比例弁414を介してオイル貯蔵室110
及びオイルポンプ78の中間のオイル入口通路410と
連通する。比例弁414はオイル供給ライン82とオイ
ルポンプ78との間の連通を行う。
【0053】比例弁414は弁部材418がオイル貯蔵
タンク74からオイル入口通路410を通ってオイルポ
ンプ78への流れを遮断しオイル貯蔵室110からオイ
ル入口通路410を通ってオイルポンプ78へのオイル
が流れることができるようにする第1のすなわち閉鎖位
置と、オイル貯蔵タンク74からオイルタンクへのオイ
ルの流れを可能にし、またオイルポンプ入口通路410
を通ってオイル貯蔵タンク74からオイルポンプ78へ
のオイルの流れが可能になる第2のすなわち開放位置
(図7参照)との間で可動な弁部材またはボール418
を有する。
【0054】弁部材418は、レバーアーム420を介
してオイル蒸気分離器のフロート422に作動可能に接
続されている。レバーアーム420は、オイル貯蔵室1
10のオイルが所定の水準以上にあるときに第1の位置
に弁部材418を移動させるようにまたオイル貯蔵室1
10のオイルが所定の水準以下にあるときに第2の位置
に弁部材418を移動させるように第1と第2の位置と
の間で可動なように壁386に旋回可能に接続されてい
る。比例弁414は第1と第2の位置との間で弁部材4
18が動く間に貯蔵室からまた保持タンクからオイルポ
ンプ78に同時に流れを生じるように作動可能である。
【0055】またオイルポンプ78はブラケット94の
プレート部分の一方の側で一部が画定されて固定され
る。さらに詳細に説明すれば、ブラケット94の一方
(図7に示すようなブラケット94伸びて右側)は、オ
イルポンプ取付面430を画定する。オイルポンプ取付
面430は、プレート面から伸び、ほぼ一様な外周43
8を有する環状壁434を有する。
【0056】またオイルポンプ取付面430は、環状壁
434の中央に配置された一対のオイル入口及び出口弁
ポート446,450を有する。図4には説明を目的と
して水平方向に配置されたオイル入口及び出口弁ポート
443,450が示されている。図7は、垂直方向に配
置されたオイル入口及びオイル出口弁ポート446,4
50が示されている。
【0057】図7に示されているように、オイル入口通
路410はオイル入口弁ポート446と連通している。
またオイルポンプ78はオイルポンプ出口通路452を
有し、このオイルポンプ出口通路452はブラケット9
4のプレート部分114を備え、オイル出口弁ポート4
46とオイル入口通路410とは反対のブラケット94
のプレート部分114の縁部との間で連通している。
【0058】またオイルポンプ78は、オイルポンプ取
付面430に固定された内側オイルポンプハウジング4
54を有する。内側オイルポンプハウジング454は、
軸線方向内側を向いた面456とオイル入口及び出口弁
ポート446,450と整合する中央に配置されたほぼ
円筒形の穴458とを有する。内側オイルポンプハウジ
ング454は、凹形状のほぼさら形の軸線方向外側に面
する面466を有する。密封部材470が穴458及び
オイル入口及び出口弁ポート446,450を包囲し、
内側のオイルポンプハウジング454の軸線方向内側面
及びオイルポンプ取付面430に密封するように係合す
る。
【0059】またオイルポンプ78は、内側のオイルポ
ンプハウジング454の皿形外面に重なりような関係で
ブラケット94に固定されている外側オイルポンプハウ
ジング474を有する。内側及び外側のオイルポンプハ
ウジング454,474の周縁を通ってブラケット94
まで複数の固定装置が伸びている。
【0060】またオイルポンプ78は、内側及び外側オ
イルポンプハウジング454,474の間に配置された
オイルポンプダイヤフラム482を有する。オイルポン
プダイヤフラム482は燃料ポンプダイヤフラム266
と似ているが、ピストン486を1つだけ有し、このピ
ストン486はオイルポンプダイヤフラム482のダイ
ヤフラム支持プレート490に固定されており、内側の
オイルポンプハウジング454の穴458によって摺動
可能にまた密封するように受けられる。またオイルポン
プピストンヘッド494は、内側のオイルポンプハウジ
ング454と密封するように係合可能な密封リング48
9を支持している。
【0061】オイルポンプダイヤフラム482、内側の
オイルポンプハウジング454及びオイルポンプピスト
ン486はそれらの間にオイルポンプ圧力パルス室50
2を画定し、これらはダイヤフラム482のたわみによ
って容積が変化する。オイルポンプ圧力パルス室502
は適当な装置によってエンジン14のクランクケース室
の1つと連通する。好ましい実施例において、このよう
な装置は内側オイルポンプハウジング454の周縁の
(破線で示した)ノッチまたは切り出し部分510と連
通する導管506が設けられている。
【0062】またオイルポンプ78はオイルポンプ取付
面430のオイル入口及び出口ポート446,450に
それぞれ配置されたオイル入口及び出口弁514,51
8を有する。内側オイルポンプハウジング454及びオ
イルポンプピストンヘッド494,オイル入口及び出口
弁514,518はオイルポンプ取付面430と共に、
オイルポンプ室を画定する。オイル入口及び出口弁51
4,518は、正規には付勢されて閉鎖されているが、
オイルポンプ室522の出入りを介して燃料を単一方向
に流すことができるように作動することができる。
【0063】オイルポンプ78は、ダイヤフラム482
のたわみに応答してピストン486によって生じたオイ
ルポンプ室522の真空を交番することによってオイル
貯蔵室110からオイルポンプ入口410を通ってオイ
ル入口弁514にオイルを引く。オイル室522のオイ
ルは、ダイヤフラム482のたわみに応答してピストン
486によってオイル供給室からオイル出口弁518を
通ってオイル出口通路452に押し出される。次にオイ
ルは、オイルポンプ78からオイル潤滑装置送りライン
87及び潤滑装置88に流れ込む。
【0064】また船外モータ1は、クランクケースカバ
ー22に燃料及びオイルポンプ組立体42を取り付ける
装置(図3及び図9)を有する。適当な構造を使用する
ことができるが、好ましい実施例においては、このよう
な装置はクランクケースカバー22の外面に配置されそ
こから離れて配置される4つの取付ボス534を有する
(図5参照)。各取付ボスは、シャンク538及び遠位
端542を含み、遠位端542は、クランクケースカバ
ー22の外面から間隔を置いており、エアホースまたは
導管によって受けられるようになっているニップルの形
である。拡大リップまたはリブ550は遠位端542に
よって隣接した取付ボスのシャンク538から伸びてい
る。また各取付ボス534は、遠位端542とクランク
ケースカバー22によって包囲あれた複数のクランクケ
ース室の1つとの間で連通している通路554を有す
る。
【0065】また取付装置530はブラケット94のプ
レート部分114に配置された4つの開口部558を有
する(図4及び図9参照)。開口部558は、各取付ボ
ス534に整合するように配置される。また取付装置5
30は、ブラケット94の各開口部558に配置された
4つの圧縮可能なほぼ環状のグロメット562を有す
る。各グロメット562は、開口部558を画定するブ
ラケット94の縁部を受ける溝を有する周囲の面と、取
付ボス534のシャンク538を受ける穴566とを有
する(図9参照)。穴566はグロメット562を圧縮
して取付ボス534のシャンク538のグロメット56
2を圧力ばめすることによって取付ボス534のリブ5
50に適合するような寸法である。取付ボスリブ550
及びグロメット562の組み合わせは取付結合を形成
し、この結合はクランクケースカバー22への燃料及び
オイルポンプ組立体42の取付を容易にするが、振動に
よって容易に影響を受けないようにし、組立体42は取
付ボス534から容易に不意にはずれないようにする。
【0066】前述したように、各取付ボス通路554は
各クランクケース室と連通する。好ましくは、リフトポ
ンプ圧力パルス室、高圧燃料ポンプ54の第1及び第2
の圧力パルス室298,310及びオイルポンプ圧力パ
ルス室502に連通する各取付ボス通路554は各クラ
ンクケース室に連通するように各取付ボス534に接続
される。エンジンの動作中、リフトポンプ46は、燃料
供給ライン38を通って燃料貯蔵タンク34から燃料を
引き、燃料蒸気分離器50の貯蔵室106に燃料を流
す。好ましくは、リフトポンプからの燃料の流れは5
p.s.i.の圧力を有する。燃料蒸気分離器50は、
リフトポンプ46及び圧力調整器70を介して高圧燃料
戻ライン66から流れる燃料を含む燃料の一部を含む。
上述したように、燃料蒸気分離器50は、通常閉鎖され
ている。その結果、蒸気分離器は、燃料蒸気を含み、燃
料蒸気は、燃料からの換気を行い、燃料蒸気分離器の貯
蔵室部分106に燃料の部分を維持する傾向がある。
【0067】また、上述したように、高圧燃料ポンプ5
4は、燃料蒸気分離器から燃料を引き、最大限のエンジ
ンの要求を越える速度で高圧燃料流を排出する。余分の
高圧燃料は燃料噴射器62から流れ、高圧燃料戻りライ
ン66及び圧力調整器70を介して燃料蒸気分離器50
に戻される。好ましくは、高圧燃料ポンプ54は、ほぼ
15p.s.iの燃料流を生じ、燃料噴射装置64は、
ほぼ8乃至10p.s.iの圧力の燃料流を要求し、圧
力調整器は、燃料蒸気分離器と燃料噴射装置64の燃料
の一部との間でほぼ10p.s.iの圧力低下を生じる
ように較正される。
【0068】燃料供給装置26の動作は、種々の水準で
燃料の要求でエンジンの動作中に燃料噴射装置64の比
較的に一定の燃料圧を維持し、またエンジンのシャット
ダウン中に燃料供給装置26のスレッショルド燃料圧を
維持する。これらの特徴は有利である。なぜならば、エ
ンジンのシャットダウン中の燃料噴射装置64の燃料圧
を維持すうことは、燃料供給装置のチェック弁の必要性
を無くし、エンジンをスタートするために燃料噴射装置
64の圧力以下の燃料を供給する。また燃料供給装置2
6の圧力以下に燃料を維持すること、特にエンジン14
に隣接して配置された装置の部分は、燃料の蒸発によっ
て燃料供給装置に生じる蒸気ロックの可能性を低減す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する船外機の形の舶用推進装置を
示す概略図である。
【図2】図1に示された船外機及びエンジンの燃料オイ
ル供給装置の概略図である。
【図3】図2に示す装置に含まれる燃料オイルポンプ組
立体の斜視図である。
【図4】図3に示す組立体の図面の一部を破断した前面
図である。
【図5】図3に示す組立体後面図である。
【図6】図4の線6−6に沿って切った断面図である。
【図7】図6の線7−7に沿って切った断面図である。
【図8】図6と同様の分解図である。
【図9】図4の線9−9に沿って切った断面図である。
【符号の説明】
1 船外機 2 船外機駆動ユニット 3 船尾 6 プロペラ軸 7 プロペラ 14 2ストローク内燃エンジン 26 燃料供給装置 38 燃料供給ライン 42 燃料オイルポンプ組立体 50 燃料蒸気分離器 54 高圧燃料ポンプ 64 噴射装置 66 高圧燃料戻ライン 74 オイル貯蔵タンク 82 オイル供給ライン 86 オイル蒸気分離器 94 ブラケット 102 リフトポンプハウジング 106 貯蔵室 126 リフトポンプ出口室 130 燃料貯蔵室 150 燃料蒸気分離器 166 フロート 170 燃料ポンプ取付面 202 燃料入口通路部分ポート 230 内側燃料ポンプハウジング 246 密封部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ジェイ・ペイジ アメリカ合衆国イリノイ州60046,レイ ク・ヴィラ,ウエスト・ニールセン 21922 (72)発明者 グレン・アール・ベレク アメリカ合衆国イリノイ州60031,ガーニ ー,グランドビュー・アベニュー 3964 (72)発明者 アンドリュー・ジェイ・サイツ アメリカ合衆国ウィスコンシン州53140, ブリストル,ハンドレッドナインティエイ ス・アベニュー 8423,アパートメント 104 (72)発明者 デーヴィッド・エス・ソダーマン アメリカ合衆国イリノイ州60084,ウォー コンダ,シカモアー・サークル 584 (72)発明者 デュアン・ダブリュー・フォーカー アメリカ合衆国イリノイ州60099,ビー チ・パーク,ウエスト・トゥエンティエイ ス・プレース 12665 (72)発明者 マーク・ノーブル アメリカ合衆国ウィスコンシン州53143, ケノーシャ,イレブンス・アベニュー 9813

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料源及びエンジンに連通するようにな
    っている燃料ポンプの一部を画定する第1の部分を有す
    ると共に1つの部品に一体的に形成されたブラケットを
    有し、前記ブラケットは、オイル源及びエンジンに連通
    するようになっているオイルポンプの一部を画定する第
    2の部分を有する燃料オイル供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットの第1の部分は、燃料入
    口通路と前記燃料ポンプの前記部分に連通する燃料出口
    通路とを有する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットは、第2の燃料ポンプの
    一部を画定する部分を有する請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記ブラケットは燃料蒸気分離器の一部
    を画定する部分を有する請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラケットは蒸気分離器の一部を画
    定する部分を有する請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記ブラケットの第2の部分は、オイル
    入口通路と前記燃料ポンプの前記部分に連通するオイル
    出口通路とを有する請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ブラケットは燃料ポンプ取付面を画
    定し、前記装置は前記燃料ポンプ取付面に固定された内
    側燃料ポンプハウジングを有する請求項1に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記内側燃料ポンプハウジングに固定さ
    れた外側燃料ポンプハウジングと、前記内側及び外側燃
    料ポンプハウジングとの間に配置されたダイヤフラムと
    を有する請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ブラケットはオイルポンプ取付面を
    画定し、前記装置は前記オイルポンプ取付面に固定され
    た内側オイルポンプハウジングを有する請求項1に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 前記内側オイルポンプハウジングに固
    定された外側オイルポンプハウジングと、前記内側及び
    外側オイルポンプハウジングとの間に配置されたダイヤ
    フラムとを有する請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第1のハウジング部分と、前記第1の
    ハウジング部分に固定された第2のハウジング部分と、
    前記第1と第2のハウジング部分との間に配置されたダ
    イヤフラムとを有し、前記ダイヤフラム及び前記第1の
    ハウジング部分は第1のクランクケース及び前記ダイヤ
    フラムと連通する第1のポンプ室を画定し、前記第2の
    ハウジング部分は、前記第2のクランクケースと連通す
    る第2のポンプ室を画定する、第1のクランクケースと
    第2のクランクケースとを有する2サイクルエンジンと
    共に使用するポンプ。
  12. 【請求項12】 前記ダイヤフラムはピストンを有し、
    前記第1のハウジング部分は、往復運動可能に前記ピス
    トンに摺動可能に及び密封可能に係合する穴を有する請
    求項11に記載のポンプ。
  13. 【請求項13】 前記第1のハウジング部分は、第1の
    燃料入口弁と、第1の燃料出口弁とを有し、前記ピスト
    ン、前記燃料入口弁及び前記第1の燃料出口弁は、第1
    の燃料室を画定する請求項12に記載のポンプ。
  14. 【請求項14】 前記ポンプはさらに、第1のハウジン
    グ部分を固定するハウジング取付面を画定するブラケッ
    トを有する請求項13に記載のポンプ。
  15. 【請求項15】 前記ブラケットは前記第1の燃料入口
    弁に連通する燃料入口と、前記第1の燃料出口弁に連通
    する燃料出口とを画定する請求項14に記載のポンプ。
  16. 【請求項16】 前記ダイヤフラムは第2のピストンを
    有し、前記第2のハウジング部分は、往復動可能に前記
    ピストンに摺動可能に密封するように係合する穴を有す
    る請求項12に記載のポンプ。
  17. 【請求項17】 前記第2のハウジング部分は、第2の
    燃料入口弁と、第2の燃料出口弁とを有し、前記第2の
    ピストン、前記第2の燃料入口弁及び前記第2の燃料出
    口弁は、第2の燃料室を画定する請求項16に記載のポ
    ンプ。
  18. 【請求項18】 燃料入口及び燃料出口を画定するブラ
    ケットを有し、前記燃料入口と前記第2の燃料入口弁と
    の間を連通する第1の通路部分を画定し、前記第2の燃
    料出口弁と前記燃料出口との間を連通する第2の通路部
    分とを画定する燃料ポンプカバーを有する請求項16に
    記載のポンプ。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つのクランクケースを画
    定するブロックと、前記ブロックに固定されると共に前
    記クランクケースを閉鎖するクランクケースカバーであ
    って、外面と前記外面に配置された少なくとも1つの取
    付ボスを有し、前記少なくとも1つの取付ボスは前記外
    側面から離れた遠位端を有し、前記クランクケースと前
    記遠位端との間で連通する通路を画定するクランクケー
    スカバーと、前記取付ボスに取り付けられ前記通路に連
    通するポンプとを有する2サイクルエンジン。
  20. 【請求項20】 燃料源に連通するように燃料蒸気分離
    器の一部を画定する1つの部品の一体的に形成されたブ
    ラケットを有し、前記ブラケットは、オイル源に連通す
    るようになっているオイル蒸気分離器の一部を画定する
    内燃エンジンの燃料オイル供給装置。
  21. 【請求項21】 前記ブラケットは第1の燃料ポンプの
    一部を画定する請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記ブラケットは第2の燃料ポンプの
    一部を画定する請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記ブラケットは、オイルポンプの一
    部を画定する請求項20に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記燃料蒸気分離器及び前記オイル蒸
    気分離器を閉鎖するカバーを有し、前記カバーは圧力調
    整器ハウジングを画定する請求項20に記載の装置。
  25. 【請求項25】 燃料源に連通する第1の燃料ポンプの
    一部を画定する第1の部分を有する1つの部品の一体的
    に形成されたブラケットを有し、前記ブラケットは前記
    燃料ポンプに連通する燃料蒸気分離器の一部を画定する
    第2の部分を有し、前記ブラケットは、前記燃料蒸気分
    離器に連通する第2の燃料ポンプを支持するようになっ
    ている内側の燃料ポンプ取付面を画定する第3の部分を
    有し、前記ブラケットはオイル源に連通するようになっ
    ているオイル蒸気分離器の一部を画定する第4の部分を
    有し、前記ブラケットは前記オイル蒸気分離器に連通す
    るオイルポンプを支持するようになっている内側オイル
    ポンプ取付面を画定する第5の部分を有する内燃エンジ
    ンの燃料及びオイル供給装置。
  26. 【請求項26】 内側燃料ポンプ取付面、内側オイルポ
    ンプ取付面、燃料入口、燃料出口、オイル入口及びオイ
    ル出口を画定する1つの部品のブラケットと、前記内側
    燃料取付面に固定された内側燃料ポンプハウジングと、
    前記内側燃料ポンプハウジングに固定された外側燃料ポ
    ンプハウジングと、前記内側燃料ポンプハウジングに対
    向する前記外側燃料ポンプハウジングに固定された燃料
    ポンプカバーと、前記内側及び外側燃料ポンプハウジン
    グの間に配置され、第1のピストン及び第2のピストン
    を支持する燃料ポンプダイヤフラムであって、前記第1
    のピストン及び前記内側燃料ポンプハウジングは前記燃
    料入口と前記燃料出口との間を連通する第1の燃料ポン
    プ通路を画定し、前記第2のピストン、前記外側燃料ポ
    ンプハウジング及び前記燃料ポンプカバーは前記燃料入
    口及び前記燃料出口の間に連通する第2の燃料ポンプ通
    路を画定する燃料ポンプダイヤフラムと、前記内側オイ
    ルポンプ取付面に固定された内側オイルポンプハウジン
    グと、前記内側オイルポンプハウジングに固定された外
    側オイルポンプハウジングと、前記内側及び外側オイル
    ポンプハウジングの間に配置されピストンを支持するオ
    イルポンプダイヤフラムとを有し、前記ピストン及び前
    記内側オイルポンプハウジングは前記オイル入口及び前
    記オイル出口の間を連通するオイルポンプ通路を画定す
    る内燃エンジンの燃料及びオイルポンプ供給ポンプ組立
    体。
  27. 【請求項27】 船舶に取り付けられるようになってお
    り、プロペラ軸を有する駆動ユニットと、前記プロペラ
    軸に駆動可能に接続されている2ストローク内燃エンジ
    ンであって、ブロックと少なくとも2つのクランクケー
    ス室を画定するクランクケースカバーとを有し、前記ク
    ランクケースカバーは、外面及び前記外面に配置された
    少なくとも2つの取付ボスを有し、前記取付ボスは、前
    記外面から間隔を置くと共に前記クランクケースと前記
    遠位端との間に連通する各通路を画定する2ストローク
    内燃エンジンと、前記少なくとも1つの取付ボスに取り
    付けられた燃料オイルポンプ組立体であって、各取付ボ
    ス通路を通って前記クランクケース室の1つに連通する
    燃料ポンプを有し、各取付ボス通路を通って他方の前記
    クランクケース室に連通するオイルポンプを有する燃料
    オイルポンプ組立体とを有する船外機。
JP8187395A 1995-07-25 1996-07-17 燃料オイル供給装置 Pending JPH0942094A (ja)

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