JPH0941982A - ターボチャージャ用リングシール装置 - Google Patents

ターボチャージャ用リングシール装置

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JPH0941982A
JPH0941982A JP7212834A JP21283495A JPH0941982A JP H0941982 A JPH0941982 A JP H0941982A JP 7212834 A JP7212834 A JP 7212834A JP 21283495 A JP21283495 A JP 21283495A JP H0941982 A JPH0941982 A JP H0941982A
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turbocharger
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circular recess
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元司 林
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博 金光
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    • F16C33/10Construction relative to lubrication
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/04Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
    • F16C17/045Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure, e.g. spiral groove thrust bearings
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    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/23Gas turbine engines
    • F16C2360/24Turbochargers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のデフレクタの舌片は、本体部に対して
傾斜させた平坦面から構成していたので、コンプレッサ
インペラ側に潤滑油が漏洩することがあった。 【解決手段】 デフレクタ26は、環状の本体部26A
とこの本体部26Aから連続して斜め下方に伸びる舌片
26Bとを備えており、舌片26Bと円形状凹部11b
の一部との間には開口28が形成されている。リテーナ
11の円形状凹部11bとデフレクタ26とによってシ
ール室27を構成している。そして、上記デフレクタ2
6の舌片26Bは断面山形に形成されている。舌片26
Bを断面山形とすることにより、舌片26Bの最高部2
6B’を従来よりも高くすることができるとともに、開
口28を大きくすることができる。したがって、シール
室27内に浸入した潤滑油を開口28を介して速やかに
排出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はターボチャージャに関
し、より詳しくは、ターボチャージャの潤滑油がコンプ
レッサ室側に逃げるのを防止するターボチャージャ用リ
ングシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ターボチャージャのハウジングに
固定されたリテーナと、このリテーナの潤滑室側端面に
形成した円形状凹部と、上記リテーナに取付けられて上
記円形状凹部をほぼ閉鎖し、該円形状凹部内にシール室
を区画形成するデフレクタとを備え、上記デフレクタ
は、環状の本体部およびそこから連続して潤滑室側に向
けて斜め下方に伸びる潤滑油案内用の舌片とを有し、上
記舌片のシール室側を、該シール室内の潤滑油を排出す
る開口としたものは知られている。このような従来の装
置においては、デフレクタの潤滑室側表面に付着した潤
滑油は重力により下方に流れ、上記舌片からドレインに
案内されるようになっている。また、デフレクタを越え
て上記シール室内に浸入した潤滑油は、リテーナの円形
状凹部の内面に沿って流下し、そこから上記開口を介し
て上記ドレインに案内されるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来では、
上記デフレクタの舌片は、本体部に対して傾斜させた平
坦面から構成していたので、上記開口の面積が小さくな
っていた。そのため、シール室内に浸入した潤滑油が開
口から排出されるのが遅れ気味となり、その結果、シー
ル室内に潤滑油が滞溜されることになる。したがって、
従来では、ターボチャージャ用リングシール装置を越え
てコンプレッサインペラ側に潤滑油が漏洩することがあ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのような事情に鑑み、
本発明は、ターボチャージャのハウジングに固定された
リテーナと、このリテーナの潤滑室側端面に形成した円
形状凹部と、上記リテーナに取付けられて上記円形状凹
部をほぼ閉鎖し、該円形状凹部内にシール室を区画形成
するデフレクタとを備え、上記デフレクタは、環状の本
体部およびそこから連続して潤滑室側に向けて斜め下方
に伸びる潤滑油案内用の舌片とを有し、上記舌片のシー
ル室側を、該シール室内の潤滑油を排出する開口とした
ターボチャージャ用リングシール装置において、上記デ
フレクタの舌片を、上記本体部の軸方向と直交する平面
において該舌片を切断した際の断面形状が山形となるよ
うに構成したものである。
【0005】
【作用】上述した構成によれば、デフレクタの舌片を断
面山形としたことによって、開口の最高部と円形状凹部
の最も低い部分(底部)との間の間隙の寸法を従来より
も大きくすることができる。そのため、シール室内に浸
入した潤滑油を開口を介して速やかにシール室の外部に
排出することができる。したがって、シール室内の潤滑
油がコンプレッサインペラ側に漏洩することを防止でき
る。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、ターボチャージャのハウジング1に
ラジアル軸受2とスラスト軸受3とを介して回転軸4を
回転自在に軸支してあり、この回転軸4の左端部をリン
グシール装置5により液密を保って潤滑室6からコンプ
レッサ室7に突出させ、その突出端にコンプレッサイン
ペラ8を固定している。上記リングシール装置5は上記
ハウジング1に固定した概略カップ状のリテーナ11を
備えており、上記回転軸4はこのリテーナ11の軸部に
形成した貫通孔11a内に貫通させている。また回転軸
4の左端部は小径部としてあり、この小径部に第1カラ
ー12、第2カラー13および上記コンプレッサインペ
ラ8を順次嵌合してナット14を締付けることにより、
それらカラー12、13およびコンプレッサインペラ8
を上記ナット14と回転軸4に形成した段部4aとの間
で一体に固定している。上記第2カラー13の左方側の
外周部は上記貫通孔11aに嵌合してあり、かつ該第2
カラー13の左方側の外周部に設けた環状溝15内にC
リング16を収納している。このCリング16の外径
は、自然状態では上記リテーナ11の貫通孔11aの内
径よりも大きくし、Cリング16の両端突合せ面の間隔
を縮めてその外径を縮径させながら上記貫通孔11a内
に圧入している。したがって、Cリング16はリテーナ
11に固定され、該Cリング16に対して第2カラー1
3が回転軸4と一体に回転するようになる。そして第2
カラー13と貫通孔11aとの間隙、およびCリング1
6と環状溝15との間隙により非接触型のラビリンスを
構成し、上記潤滑室6とコンプレッサ室7とをそのラビ
リンスによってシールしている。上記第1カラー12
は、軸方向両端の外周部に一対のフランジ部12a,1
2a’を備えており、それによって、軸方向中央部に環
状溝12bを形成している。そして、この環状溝12b
内に、ハウジング1に固定したスラスト軸受3の内周部
を介在させている。図2に示すように、スラスト軸受3
は、円周方向の4分の1程度を切欠いてC字形に形成し
てあり、このように切欠いたことにより、半径方向に伸
びる一対の縁部3a,3bが形成されており、それら縁
部3a,3bは相互に直交する方向に位置している。そ
して、このように形成したスラスト軸受3を、上記縁部
3a,3bが下方側に位置するように、すなわち縁部3
a,3bの間の切欠き部分を介してスラスト軸受3の内
周部を第1カラー12の環状溝12b内に位置させてい
る。また、図1に示すように、ハウジング1に形成した
潤滑油通路17およびスラスト軸受3に形成した潤滑油
通路18を介してスラスト軸受3と第1カラー12の環
状溝12bとの摺動面に潤滑油を供給できるようにして
いる。上記通路17から分岐させた潤滑油通路19によ
ってラジアル軸受2にも潤滑油を供給できるようにして
あり、各軸受2、3に供給した潤滑油は潤滑室6内を流
下させてハウジング1の下方に形成したドレイン20か
ら外部に排出できるようにしている。次に、上記リテー
ナ11は、図1の左側からハウジング1の貫通孔23内
に嵌合されてスナップリング24で抜け止めされてお
り、貫通孔23とリテーナ11との間はOリング25に
よってシールを維持している。図1に示すように、リテ
ーナ11の潤滑室6側の端面には、貫通孔11aを中心
とする円形状凹部11bを形成するとともに、この円形
状凹部11bを実質的な潤滑油排出用凹部としている。
上記リテーナ11の潤滑室6側にはデフレクタ26を取
付けてあり、このデフレクタ26によってリテーナ11
の円形状凹部11bをほぼ閉鎖するとともに、円形状凹
部11b内にシール室27を区画形成している。図2お
よび図3に示すように、デフレクタ26は、円形状凹部
11bを実質的に覆う環状の本体部26Aと、この本体
部26Aから連続して潤滑室6側にむけて斜め下方に伸
びる舌片26Bとを備えている。上記本体部26Aは内
方側の平坦面26aと外方側の平坦面26bおよびそれ
らを接続する円錐面26cとから構成している。そし
て、本体部26Aの外方側の平坦面26bの外周部を円
形状凹部11bに嵌合し、その状態で円形状凹部11b
における縁部の複数箇所をカシメることにより、リテー
ナ11にデフレクタ26を取付けている。図1に示した
組付後の状態では、デフレクタ26の内周部(平坦面2
6a)は、第1カラー12からよりも左方側で、かつ第
2カラー13の近接外方側に位置している。また、図2
に示すようにデフレクタ26における斜め下方に伸びた
舌片26Bは、上記スラスト軸受3の切欠き部分を介し
て該スラスト軸受3と交差した状態となっている。ま
た、デフレクタ26の舌片26Bと円形状凹部11bと
の間に開口28が形成されるようになっている。そし
て、デフレクタ26を越えてシール室27内まで潤滑室
6側から潤滑油が浸入した時には、シール室27内の潤
滑油は開口28を介してドレイン20に案内されるよう
になっている。上述した構成およびそれに基づく作動は
従来公知と変わるところはない。しかして、本実施例
は、上記デフレクタ26の舌片26Bの形状を改良する
ことにより、上記開口28の大きさを従来の約2倍程度
に拡大するとともに、開口28の最高部26B’を従来
の2倍程度に高くしたものである。すなわち、図2ない
し図4に示すように、本実施例の舌片26Bは、本体部
26Aの両平坦面26a,26bと平行な平面で切断し
た場合に、断面が山形となるような形状にしている。こ
の舌片26Bは、図2における円錐面26cとの境界と
なる中央部が最も高さが高くなり、その最高部26B’
は、この最高部26B’から左右両側に向けて同じ勾配
で徐々に高さが低くなっている。図2に示すように、最
高部26B’の高さは、第1カラー12におけるフラン
ジ部12a,12a’の外周部と干渉せず、かつそれに
出来るだけ近接する高さ位置としている。また、最高部
26B’から左右両側にむけて伸びる円錐部26cおよ
び平坦面26bとの境界部分は直線状となっており、こ
れらの境界部分は、スラスト軸受3の両方の縁部3a,
3bよりも内方側に位置して、それらと干渉しないよう
にしている。なお、この図2において、第1カラー12
のフランジ部12a,12a’の外径を小さくすること
ができれば、それに合わせて、最高部26B’の高さを
高くすることができるとともに、最高部26B’から左
右に伸びる境界部分もスラスト軸受3の縁部3a,3b
と干渉しない範囲で、さらに勾配を大きくすることがで
きる。それによって、開口28の大きさをより一層大き
くすることができる。このような本実施例に対して、図
5に示すように、従来のデフレクタ26は、その舌片2
6Bが平坦面となっていたものである。そのため、上記
開口28を大きく取ることが難しく、しかも最高部の高
さは低くなっていたものである。そのため、従来では、
シール室27内に浸入した潤滑油が開口28を介して排
出されるのが遅れ気味になり、シール室27内の潤滑油
がリテーナ11および第2カラー13を越えて、コンプ
レッサ室7まで浸入することがあった。これに対して、
上述した本実施例によれば、最高部26B’の高さを高
くするとともに開口28を大きく取ることができるの
で、このような欠点を解消することができる。図6は、
本実施例のデフレクタ26と図5に示した従来のデフレ
クタ26との排油性を比較したものである。試験機は、
ターボチャージャの吸気側への油漏れ量を測定する加速
試験方法である。なお、試験条件は次のとおり。 試験機 ターボチャージャ用シール単体試験機 油種 10w−30 油温 80±5℃ 油量 1.2リットル/min 回転数 50,000rpm この図6の縦軸は、シール室27内を介してコンプレッ
サ室側への潤滑油の洩れ量を示しており、横軸はリング
シール装置の前後であるコンプレッサ室と潤滑室の差圧
力の大きさを示している。この図6から理解できるよう
に、本実施例のデフレレクタ26によれば、従来のもの
と比較すると、約40%程も潤滑油の洩れ量を低減させ
ることができる。また、シール室27内への潤滑油の洩
れ量を肉眼で確認した結果を示したものが図8ないし図
10である。図7ないし図10は、透明なリテーナ11
を用意し、本実施例のデフレクタ26と図5に示した従
来のデフレクタ26とを装着して、シール室27内への
潤滑油の洩れ量を肉眼で確認した結果を示したものであ
る。ここで、図7ないし図8は本実施例のデフレクタ2
6を用いた場合を示しており、回転軸4の初期の回転状
態では、リテーナ11を越えてコンプレッサ7側への油
洩れはなかった。また、シール室27内に潤滑油が侵入
しているにも拘らず、図8に示すように、開口28の3
分の2程度が潤滑油で閉塞されているが、残り3分の1
程度は開放されたままであった。このような本実施例に
対して、図9ないし図10は従来のデフレクタ26を用
いた場合を示しており、回転軸4が回転を開始して数十
秒経過後の定常運転状態となった時点で、開口28の全
域が潤滑油によって閉塞されるとともに、シール室27
内の半分以上に潤滑油が滞溜し、かつリテーナ11を越
えてコンプレッサ室7内へ油漏れが見られた。以上のよ
うに、本実施例によれば、デフレクタ26の舌片26B
を断面山形にして最高部26B’の高さを高くするとと
もに、開口28を大きく取ることができるので、従来に
比較して、上記シール室27内に浸入した潤滑油を上記
開口28を介して速やかに排出することができる。しか
も、上記本実施例によれば、図3に想像線で示したよう
に、最高部26B’と同じ高さにおいて図5に示した従
来と同様の平坦な舌片とした場合に比較して、シール室
27内への潤滑油の浸入を良好に防止できる。つまり、
図3に想像線で示した従来の形状では、舌片6B(想像
線)の下方側だけでなく舌片6Bの両側となる位置にも
比較的大きな三角形状の隙間40が形成されるようにな
る。これに対して、実線で示した本実施例の舌片6Bを
採用すると、舌片6Bの両側の隙間40は小さくなる。
このように、上記隙間40を小さくすることができるの
で、デフレクタ26における潤滑室6側の壁面を伝わっ
て隙間40の位置まで流下してきた油が、隙間40を介
してシール室27側へ侵入しにくくなる。これにより、
シール室27内が潤滑室6よりも瞬間的に負圧になった
際にも、該負圧によって隙間40を介して油が吸引され
てシール室27側へ侵入することを良好に防止すること
ができる。したがって、シール室27内の潤滑油がコン
プレッサインペラ8側に漏洩することを防止できる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、シール
室内に浸入した潤滑油を開口を介して速やかにシール室
の外部に排出することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う要部の断面図。
【図3】図2に示したデフレクタの正面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】従来のデフレクタの正面図。
【図6】本発明と従来のデフレクタとの性能を比較した
図。
【図7】本発明のデフレクタによる実験結果を示した要
部の断面図。
【図8】図7の実験結果を左方側から見た図。
【図9】従来のデフレクタによる実験結果を示した要部
の断面図。
【図10】図9の実験結果を左方側から見た図。
【符号の説明】
1…ハウジング 5…リングシール装
置 6…潤滑室 7…コンプレッサ室 11…リテーナ 11b…円形状凹部 26…デフレクタ 26B…舌片 28…開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターボチャージャのハウジングに固定さ
    れたリテーナと、このリテーナの潤滑室側端面に形成し
    た円形状凹部と、上記リテーナに取付けられて上記円形
    状凹部をほぼ閉鎖し、該円形状凹部内にシール室を区画
    形成するデフレクタとを備え、上記デフレクタは、環状
    の本体部およびそこから連続して潤滑室側に向けて斜め
    下方に伸びる潤滑油案内用の舌片とを有し、上記舌片の
    シール室側を、該シール室内の潤滑油を排出する開口と
    したターボチャージャ用リングシール装置において、 上記デフレクタの舌片を、上記本体部の軸方向と直交す
    る平面において該舌片を切断した際の断面形状が山形と
    なるように構成したことを特徴とするターボチャージャ
    用リングシール装置。
  2. 【請求項2】 上記デフレクタよりも潤滑室側には、回
    転軸の外周に嵌装される軸部とスラスト軸受の表面に摺
    接されるフランジ部とを有するカラーが配設されるとと
    もに、円周方向の一部を切欠いてC字形としたスラスト
    軸受の内周部を上記カラーのフランジ部の隣接位置に位
    置させてあり、上記デフレクタの舌片は、カラーにおけ
    るフランジ部の外周部および上記スラスト軸受における
    切欠き部分の半径方向に伸びる両方の縁部と干渉しない
    範囲で、断面山形に構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のターボチャージャ用リングシール装置。
JP21283495A 1995-07-28 1995-07-28 ターボチャージャ用リングシール装置 Expired - Lifetime JP3253000B2 (ja)

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