JPH0941462A - 洗浄剤自動分与装置 - Google Patents
洗浄剤自動分与装置Info
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- JPH0941462A JPH0941462A JP19664395A JP19664395A JPH0941462A JP H0941462 A JPH0941462 A JP H0941462A JP 19664395 A JP19664395 A JP 19664395A JP 19664395 A JP19664395 A JP 19664395A JP H0941462 A JPH0941462 A JP H0941462A
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- JP
- Japan
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- bucket
- detergent
- urinal
- liquid
- cleaning agent
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄剤自動分与装置において、全体を通じて
の小便器内の細菌殺傷率を構成せずに、実際の小便器使
用パターンに適合するよう洗浄剤を供給する。 【解決手段】 バケット25内の浮動式組体27は、測
定された量の洗浄剤26を受容すると共に、小便器に急
激な流通があったときに要求に応じた投与を行う機能
と、小便器に急激な流通がないときに小便器に直接的に
投与する機能とを果たす。急激に流通される液体の一部
の進路がフラッシングパイプ88から連結パイプ86及
びエルボ通路30を介してバケット25に向かう方向に
変えられたときに、要求に応じた投与が実施される。浮
動式組体27が倒され、洗浄剤26が、急激に流通する
液体と混合する。浮動式組体27の舌状部から洗浄剤2
6が溢れ出てエルボ通路30及び連結パイプ86を介し
て放出チューブ98内に流入することにより、直接的投
与が生じる。
の小便器内の細菌殺傷率を構成せずに、実際の小便器使
用パターンに適合するよう洗浄剤を供給する。 【解決手段】 バケット25内の浮動式組体27は、測
定された量の洗浄剤26を受容すると共に、小便器に急
激な流通があったときに要求に応じた投与を行う機能
と、小便器に急激な流通がないときに小便器に直接的に
投与する機能とを果たす。急激に流通される液体の一部
の進路がフラッシングパイプ88から連結パイプ86及
びエルボ通路30を介してバケット25に向かう方向に
変えられたときに、要求に応じた投与が実施される。浮
動式組体27が倒され、洗浄剤26が、急激に流通する
液体と混合する。浮動式組体27の舌状部から洗浄剤2
6が溢れ出てエルボ通路30及び連結パイプ86を介し
て放出チューブ98内に流入することにより、直接的投
与が生じる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器、小便器、お
よび人間の排泄物を収集するための容器を洗浄すると共
に防臭するための装置及び方法に関する。本発明は特
に、便所および洗面所区域内に洗浄剤をプログラム可能
にかつ自動的に分与することに関する。
よび人間の排泄物を収集するための容器を洗浄すると共
に防臭するための装置及び方法に関する。本発明は特
に、便所および洗面所区域内に洗浄剤をプログラム可能
にかつ自動的に分与することに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】サー
ビス産業およびホテル/接待産業において、洗浄剤を分
与することによって洗面所区域を衛生的に保つことが周
知である。従来、便器および小便器内に洗浄剤を分与す
るために以下の二つの方法が存在した。即ち、(1)連
続的投与と、(2)要求(または急激な流通)に応じた
投与とが存在した。本明細書では、洗浄剤とは、洗剤、
脱臭剤、消毒剤、またはこれらの組み合わせのことを称
する。更に、理解しやすいように本明細書では、便器、
小便器、シスタン、または人間の排泄物を受容するため
の他の容器のことを、小便器と称する。
ビス産業およびホテル/接待産業において、洗浄剤を分
与することによって洗面所区域を衛生的に保つことが周
知である。従来、便器および小便器内に洗浄剤を分与す
るために以下の二つの方法が存在した。即ち、(1)連
続的投与と、(2)要求(または急激な流通)に応じた
投与とが存在した。本明細書では、洗浄剤とは、洗剤、
脱臭剤、消毒剤、またはこれらの組み合わせのことを称
する。更に、理解しやすいように本明細書では、便器、
小便器、シスタン、または人間の排泄物を受容するため
の他の容器のことを、小便器と称する。
【0003】連続的投与では、一定量の洗浄剤が小便器
に直接的に送り込まれる。芯の一方の端部が、倒置真空
ボトルの底部に配置された液体リザーバから洗浄剤を引
く。芯の他方の端部上の洗浄剤は、重力により且つチュ
ーブを介して小便器のリムの下側に直接的に送り込まれ
る。連続的投与装置の利点は、連続的投与装置が単純で
あり且つ比較的保守の必要がないという点である。しか
しながら、連続的投与は小便器の急激な流通作用によっ
ては作動されず、従って連続的投与は小便器の実際の使
用パターンに応答して作動されない。斯くして、サービ
スサイクルを通じて小便器を清浄しかつ防臭するために
は大量の洗浄剤が必要とされる。従って、連続的投与装
置は大型の装置となり、かつ洗浄剤の頻繁な補充が必要
とされる。
に直接的に送り込まれる。芯の一方の端部が、倒置真空
ボトルの底部に配置された液体リザーバから洗浄剤を引
く。芯の他方の端部上の洗浄剤は、重力により且つチュ
ーブを介して小便器のリムの下側に直接的に送り込まれ
る。連続的投与装置の利点は、連続的投与装置が単純で
あり且つ比較的保守の必要がないという点である。しか
しながら、連続的投与は小便器の急激な流通作用によっ
ては作動されず、従って連続的投与は小便器の実際の使
用パターンに応答して作動されない。斯くして、サービ
スサイクルを通じて小便器を清浄しかつ防臭するために
は大量の洗浄剤が必要とされる。従って、連続的投与装
置は大型の装置となり、かつ洗浄剤の頻繁な補充が必要
とされる。
【0004】要求(または急激な流通)に応じる投与装
置は、小便器の急激な流通作用に応答して、測定された
量の洗浄剤を分与する。これらの要求に応じる投与装置
は連結パイプを介してフラッシングパイプ内に配管され
る。急激に流通する水は弁を介して部屋内に入り、この
水はこの部屋内で倒置ボトルからの洗浄剤と混合する。
この混合物は、急激に流通する水の最後の部分と共にフ
ラッシングパイプに返戻される。要求に応じる投与装置
の不利点は、ピーク期間中に不確実な量の洗浄剤が分与
されるという点と、小便器が使用されないときに洗浄剤
が全く分与されないという点とである。細菌(バクテリ
ア)の成長を妨げるように小便器の衛生状態を維持する
ために最小量の洗浄剤が必要とされるということが周知
である。要求に応じた投与はまた、サービスサイクルの
終了前に洗浄剤を使い尽くしてしまい、斯くして早期の
補充が必要とされる。
置は、小便器の急激な流通作用に応答して、測定された
量の洗浄剤を分与する。これらの要求に応じる投与装置
は連結パイプを介してフラッシングパイプ内に配管され
る。急激に流通する水は弁を介して部屋内に入り、この
水はこの部屋内で倒置ボトルからの洗浄剤と混合する。
この混合物は、急激に流通する水の最後の部分と共にフ
ラッシングパイプに返戻される。要求に応じる投与装置
の不利点は、ピーク期間中に不確実な量の洗浄剤が分与
されるという点と、小便器が使用されないときに洗浄剤
が全く分与されないという点とである。細菌(バクテリ
ア)の成長を妨げるように小便器の衛生状態を維持する
ために最小量の洗浄剤が必要とされるということが周知
である。要求に応じた投与はまた、サービスサイクルの
終了前に洗浄剤を使い尽くしてしまい、斯くして早期の
補充が必要とされる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、プログ
ラム可能な分与装置(ディスペンサ)であって、全体を
通じての細菌殺傷率を構成せずに、ピーク期間中に適切
な量の洗浄剤を分与すると共にオフピーク期間中に妥当
な量の洗浄剤を分与するためのプログラム可能な分与装
置が提供される。この分与装置は、使用者(ユーザ)
が、予め定められた個数のピーク時時間間隔と少なくと
も一つのカットオフ期間に亘って洗浄剤の分与をプログ
ラムすることを可能にするためのソレノイド弁に接続さ
れたマイクロコントローラを具備することを特徴とす
る。本発明による分与装置にはまた、バケット内の浮動
式部分組体(浮動式サブアセンブリ)が組み込まれる。
この浮動式部分組体は、測定された量の洗浄剤を受容す
ると共に、小便器の実際の使用に応答して以下の二つの
重要な機能を果たす。即ち、(1)小便器に急激な流通
があったときに、要求に応じた投与を小便器に行う機能
と、(2)小便器に急激な流通が全く又はほとんどない
ときに、小便器に直接的に投与する機能とを果たす。急
激に流通される液体の一部の進路がフラッシングパイプ
から連結パイプとエルボ通路とを介してバケットに向か
う方向に変えられたときに、要求に応じた投与が実施さ
れる。浮動式部分組体の浮動式区画室が、バケット内で
ヒンジ部回りに旋回される浮動式部分組体を倒す。急激
に流通する液体がフラッシングパイプに戻る前に、洗浄
剤がこの急激に流通する液体と混合する。浮動式部分組
体の舌状部から洗浄剤が溢れ出てエルボ通路および連結
パイプを介してフラッシングパイプ内の放出チューブ内
に流入することによって、直接的投与が生じる。このよ
うにして、全体を通じての小便器内の細菌殺傷率を構成
せずに、実際の小便器の使用パターンに適合するように
洗浄剤の所与の供給が保証される。
ラム可能な分与装置(ディスペンサ)であって、全体を
通じての細菌殺傷率を構成せずに、ピーク期間中に適切
な量の洗浄剤を分与すると共にオフピーク期間中に妥当
な量の洗浄剤を分与するためのプログラム可能な分与装
置が提供される。この分与装置は、使用者(ユーザ)
が、予め定められた個数のピーク時時間間隔と少なくと
も一つのカットオフ期間に亘って洗浄剤の分与をプログ
ラムすることを可能にするためのソレノイド弁に接続さ
れたマイクロコントローラを具備することを特徴とす
る。本発明による分与装置にはまた、バケット内の浮動
式部分組体(浮動式サブアセンブリ)が組み込まれる。
この浮動式部分組体は、測定された量の洗浄剤を受容す
ると共に、小便器の実際の使用に応答して以下の二つの
重要な機能を果たす。即ち、(1)小便器に急激な流通
があったときに、要求に応じた投与を小便器に行う機能
と、(2)小便器に急激な流通が全く又はほとんどない
ときに、小便器に直接的に投与する機能とを果たす。急
激に流通される液体の一部の進路がフラッシングパイプ
から連結パイプとエルボ通路とを介してバケットに向か
う方向に変えられたときに、要求に応じた投与が実施さ
れる。浮動式部分組体の浮動式区画室が、バケット内で
ヒンジ部回りに旋回される浮動式部分組体を倒す。急激
に流通する液体がフラッシングパイプに戻る前に、洗浄
剤がこの急激に流通する液体と混合する。浮動式部分組
体の舌状部から洗浄剤が溢れ出てエルボ通路および連結
パイプを介してフラッシングパイプ内の放出チューブ内
に流入することによって、直接的投与が生じる。このよ
うにして、全体を通じての小便器内の細菌殺傷率を構成
せずに、実際の小便器の使用パターンに適合するように
洗浄剤の所与の供給が保証される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、洗面所(便所)環境におい
て洗浄剤を効果的に分与するための方法および装置につ
いて説明する。以下の説明では、本発明をより良く理解
することができるように、リザーバ及び弁ハウジングな
どの数多くの特定の詳細部が記載されている。しかしな
がら、これらの特定の詳細部を用いずに本発明を実施し
得ることが当業者には明らかである。また、本発明を曖
昧にしないように、便器および配管類に関連した構成要
素のような周知の構成要素は図示されていない。
て洗浄剤を効果的に分与するための方法および装置につ
いて説明する。以下の説明では、本発明をより良く理解
することができるように、リザーバ及び弁ハウジングな
どの数多くの特定の詳細部が記載されている。しかしな
がら、これらの特定の詳細部を用いずに本発明を実施し
得ることが当業者には明らかである。また、本発明を曖
昧にしないように、便器および配管類に関連した構成要
素のような周知の構成要素は図示されていない。
【0007】図1は、本発明の好ましい実施例によるプ
ログラム可能な分与装置(ディスペンサ)の右側から見
た斜視図である。この分与装置5は、背板7と、前方カ
バー8と、リザーバ10と、弁ハウジング16と、バケ
ット25と、エルボ部分30と、制御回路40(図1お
よび図2には図示されない)とを具備する。背板7によ
り、分与装置組体が平坦でかつ好ましくは垂直をなす表
面上に取り付けられ、一方前方カバー8は、分与装置5
を遮蔽しかつ保護するために背板7と協働する。分与装
置組体へのアクセスを制限するために錠9が前方カバー
8上に設けられる。リザーバ10は、洗剤、脱臭剤、界
面活性剤および/または消毒剤などの洗浄剤を受容しか
つ貯蔵するための着脱可能な容器である。リザーバ10
は二つの開口部、即ち頂部キャップ12と底部ノズル1
4(図2参照)とを有し、これら頂部キャップ12およ
び底部ノズル14は洗浄剤を夫々充填および分与する。
リザーバ10を支持板81上に設置することにより、か
つ取付首部38によって頂部キャップ12上に付与され
る追加の繋着作用により、リザーバ10が背板7上に取
り付けられる。底部ノズル14は弁ハウジング16に連
結される。
ログラム可能な分与装置(ディスペンサ)の右側から見
た斜視図である。この分与装置5は、背板7と、前方カ
バー8と、リザーバ10と、弁ハウジング16と、バケ
ット25と、エルボ部分30と、制御回路40(図1お
よび図2には図示されない)とを具備する。背板7によ
り、分与装置組体が平坦でかつ好ましくは垂直をなす表
面上に取り付けられ、一方前方カバー8は、分与装置5
を遮蔽しかつ保護するために背板7と協働する。分与装
置組体へのアクセスを制限するために錠9が前方カバー
8上に設けられる。リザーバ10は、洗剤、脱臭剤、界
面活性剤および/または消毒剤などの洗浄剤を受容しか
つ貯蔵するための着脱可能な容器である。リザーバ10
は二つの開口部、即ち頂部キャップ12と底部ノズル1
4(図2参照)とを有し、これら頂部キャップ12およ
び底部ノズル14は洗浄剤を夫々充填および分与する。
リザーバ10を支持板81上に設置することにより、か
つ取付首部38によって頂部キャップ12上に付与され
る追加の繋着作用により、リザーバ10が背板7上に取
り付けられる。底部ノズル14は弁ハウジング16に連
結される。
【0008】図1を参照すると、弁ハウジング16はハ
ウジングを具備し、このハウジングは、リザーバ10か
らのホース19を受容するための弁ノズル18と、測定
された量の洗浄剤を分与するための放出ノズル24とを
有する。弁ハウジング16は更に、ソレノイド20(図
1および図2には図示されていない)とプランジャ22
とを含む。後に図3を参照しながら制御回路40につい
て説明する際に、ソレノイド20の機能についても詳述
する。プランジャ22はソレノイド20に連結され、こ
のプランジャ22は弁ハウジング16のオリフィスを開
閉するのに用いられる。これにより、洗浄剤を適量に分
けることが達成されることが可能ならしめられる。プラ
ンジャ22はまた、プログラム可能な分与装置に手動で
呼び水を入れるためのレバーとしても作用する。リザー
バ10を交換すること又はリザーバ10に補充すること
が望まれるときにプランジャ22が使用される。分与さ
れた洗浄剤と、急激に流通させる液体とを予め混合する
ためのバケット25が弁ハウジング16の下方に配置さ
れる。後に図4から図6の説明をする際に、バケット2
5及びエルボ組体の構造および機能について詳述する。
ウジングを具備し、このハウジングは、リザーバ10か
らのホース19を受容するための弁ノズル18と、測定
された量の洗浄剤を分与するための放出ノズル24とを
有する。弁ハウジング16は更に、ソレノイド20(図
1および図2には図示されていない)とプランジャ22
とを含む。後に図3を参照しながら制御回路40につい
て説明する際に、ソレノイド20の機能についても詳述
する。プランジャ22はソレノイド20に連結され、こ
のプランジャ22は弁ハウジング16のオリフィスを開
閉するのに用いられる。これにより、洗浄剤を適量に分
けることが達成されることが可能ならしめられる。プラ
ンジャ22はまた、プログラム可能な分与装置に手動で
呼び水を入れるためのレバーとしても作用する。リザー
バ10を交換すること又はリザーバ10に補充すること
が望まれるときにプランジャ22が使用される。分与さ
れた洗浄剤と、急激に流通させる液体とを予め混合する
ためのバケット25が弁ハウジング16の下方に配置さ
れる。後に図4から図6の説明をする際に、バケット2
5及びエルボ組体の構造および機能について詳述する。
【0009】図1を参照すると、制御回路40に直流電
力を供給するための電力区画室35が設けられる。制御
回路40は電力区画室35の背後に配置され、その結果
制御回路40はバケット25からの湿気から遮蔽され
る。
力を供給するための電力区画室35が設けられる。制御
回路40は電力区画室35の背後に配置され、その結果
制御回路40はバケット25からの湿気から遮蔽され
る。
【0010】図2は、本発明によるプログラム可能な分
与装置5の弁ハウジング16の、左側から見た部分斜視
図である。ホース19は、リザーバ10の底部ノズル1
4を弁ハウジング16の弁ノズル18に連結する。プラ
ンジャ22が図2に明瞭に示されている。上述したよう
に、プランジャ22の機能は、使用者(ユーザ)がリザ
ーバ10に補充した後に放出ノズル24内の気泡を除去
することによって本分与装置に呼び水を入れることにあ
る。弁ハウジング16の放出ノズル24は、バケット2
5(図2には図示されていない)内に測定された量の洗
浄剤を分与するためにバケット25内に直接的に向けら
れている。
与装置5の弁ハウジング16の、左側から見た部分斜視
図である。ホース19は、リザーバ10の底部ノズル1
4を弁ハウジング16の弁ノズル18に連結する。プラ
ンジャ22が図2に明瞭に示されている。上述したよう
に、プランジャ22の機能は、使用者(ユーザ)がリザ
ーバ10に補充した後に放出ノズル24内の気泡を除去
することによって本分与装置に呼び水を入れることにあ
る。弁ハウジング16の放出ノズル24は、バケット2
5(図2には図示されていない)内に測定された量の洗
浄剤を分与するためにバケット25内に直接的に向けら
れている。
【0011】図3は、本発明によるプログラム可能な分
与装置5の制御回路40の概略図である。制御回路40
は、分与されるべき洗浄剤の量を正確に制御するために
弁ハウジング16内のソレノイド20に接続される。制
御回路40はまた、電力区画室35を介して電力源に接
続される。図面中には図示されていないが、制御回路4
0は、電力制御器および調整器65を介してオンライン
電力源60に接続されるということが当業者には理解さ
れるべきである。制御回路40は好ましくはマイクロコ
ントローラであり、このマイクロコントローラはオンラ
イン電力源60または電力源によって電力を供給され
る。使用者が予め定められた個数のピーク時期間と少な
くとも一つのカットオフ期間とをプログラムすることが
できるように、マイクロコントローラは少なくともセッ
トスイッチ53とディップスイッチ70とを有する。マ
イクロコントローラはまた、制御回路40の完全性を試
験するための試験スイッチ50を有することを特徴とす
る。また、制御回路40の状態が発光ダイオード(LED)
55によって表される。マイクロプロセッサの種々のモ
ードを作動させ及び作動解除させるために種々のスイッ
チが使用される。
与装置5の制御回路40の概略図である。制御回路40
は、分与されるべき洗浄剤の量を正確に制御するために
弁ハウジング16内のソレノイド20に接続される。制
御回路40はまた、電力区画室35を介して電力源に接
続される。図面中には図示されていないが、制御回路4
0は、電力制御器および調整器65を介してオンライン
電力源60に接続されるということが当業者には理解さ
れるべきである。制御回路40は好ましくはマイクロコ
ントローラであり、このマイクロコントローラはオンラ
イン電力源60または電力源によって電力を供給され
る。使用者が予め定められた個数のピーク時期間と少な
くとも一つのカットオフ期間とをプログラムすることが
できるように、マイクロコントローラは少なくともセッ
トスイッチ53とディップスイッチ70とを有する。マ
イクロコントローラはまた、制御回路40の完全性を試
験するための試験スイッチ50を有することを特徴とす
る。また、制御回路40の状態が発光ダイオード(LED)
55によって表される。マイクロプロセッサの種々のモ
ードを作動させ及び作動解除させるために種々のスイッ
チが使用される。
【0012】図3を参照すると、マイクロコントローラ
40は、ディップスイッチ70によってプログラムされ
た設定値に応じて増幅器42を介してソレノイド20を
作動させることにより洗浄剤の分与を制御する。増幅器
42は、マイクロコントローラ40からの信号を、弁ハ
ウジング16内のソレノイド20を駆動するのに必要な
レベルまで増幅するトランジスタを有する。マイクロコ
ントローラ40にはクロック45が設けられ、このクロ
ック45は、実時間クロック信号を発生すると共に、プ
ログラムされた時間間隔で洗浄剤を分与するための適切
な時間を決定する。本発明の好ましい実施例では、マイ
クロコントローラ40はμPD17136Aである。洗
浄剤の分与を制御するために他の適切なマイクロコント
ローラが用いられることもできるということを理解され
たい。マイクロコントローラ40は以下の少なくとも三
つの作動モードを有する。即ち、 (1)プログラミングモード: このプログラミングモ
ードでは使用者は、実際のタイマ運転を行う前に、ピー
ク時及びオフピーク時の5個のブロックと、カットオフ
時間と、実時間クロックとをプログラムすることができ
る。 (2)ランモード: このランモードにおいてタイマ運
転が開始される。 (3)試験モード: この試験モードにおいてマイクロ
コントローラユニットの機能が試験される。
40は、ディップスイッチ70によってプログラムされ
た設定値に応じて増幅器42を介してソレノイド20を
作動させることにより洗浄剤の分与を制御する。増幅器
42は、マイクロコントローラ40からの信号を、弁ハ
ウジング16内のソレノイド20を駆動するのに必要な
レベルまで増幅するトランジスタを有する。マイクロコ
ントローラ40にはクロック45が設けられ、このクロ
ック45は、実時間クロック信号を発生すると共に、プ
ログラムされた時間間隔で洗浄剤を分与するための適切
な時間を決定する。本発明の好ましい実施例では、マイ
クロコントローラ40はμPD17136Aである。洗
浄剤の分与を制御するために他の適切なマイクロコント
ローラが用いられることもできるということを理解され
たい。マイクロコントローラ40は以下の少なくとも三
つの作動モードを有する。即ち、 (1)プログラミングモード: このプログラミングモ
ードでは使用者は、実際のタイマ運転を行う前に、ピー
ク時及びオフピーク時の5個のブロックと、カットオフ
時間と、実時間クロックとをプログラムすることができ
る。 (2)ランモード: このランモードにおいてタイマ運
転が開始される。 (3)試験モード: この試験モードにおいてマイクロ
コントローラユニットの機能が試験される。
【0013】リザーバ10からバケット25内への洗浄
剤の分与がマイクロコントローラ40によって制御され
るので、本発明による分与装置5は従来技術の分与装置
に比べて改良された性能を示す。洗浄剤の分与が実際の
使用に基づかれるのみならず、各急激な流通時に分与さ
れる洗浄剤の量もまた制御される。このようにして本発
明によれば、洗浄剤の無駄な浪費が低減される。更に、
全体の作動がマイクロコントローラ40によって制御さ
れ、従って全体の作動が完全に自動化される。プログラ
ム可能な特徴により、使用者は、使用法および適用量を
全範囲の使用法に適合させることができる。斯くして、
本発明による分与装置5はまた多方面に使える。
剤の分与がマイクロコントローラ40によって制御され
るので、本発明による分与装置5は従来技術の分与装置
に比べて改良された性能を示す。洗浄剤の分与が実際の
使用に基づかれるのみならず、各急激な流通時に分与さ
れる洗浄剤の量もまた制御される。このようにして本発
明によれば、洗浄剤の無駄な浪費が低減される。更に、
全体の作動がマイクロコントローラ40によって制御さ
れ、従って全体の作動が完全に自動化される。プログラ
ム可能な特徴により、使用者は、使用法および適用量を
全範囲の使用法に適合させることができる。斯くして、
本発明による分与装置5はまた多方面に使える。
【0014】図4は、急激な流通作用が開始される前に
おける、本発明によるバケット及びエルボ部分の組体の
右側面断面図である。この組体は、バケット25と、エ
ルボ部分30と、連結パイプ86とを具備する。連結パ
イプ86は開口部90を介してフラッシングパイプ88
(図1には図示されていない)に連結される。更にバケ
ット25は浮動式部分組体(浮動式サブアセンブリ)2
7を備え、この浮動式部分組体27はバケット25内で
ヒンジ部75回りに旋回される。更に浮動式部分組体2
7は、中空の浮動式区画室78と、舌状部80と、ロッ
ド/ストッパ部分組体82とを備える。バケット25に
液体が満たされたとき、浮動式区画室78は浮動式部分
組体27に浮力を付与する。舌状部80は、放出ノズル
24(図4から図6には図示されない)からの制御され
た量の洗浄剤26を受容しかつ貯蔵する。浮動式部分組
体27は小便器の実際の使用に応答して以下の二つの重
要な機能を果たす。即ち、(1)小便器に急激な流通が
あったときに要求に応じて小便器に投与するという機能
と、(2)小便器に急激な流通がない場合または小便器
に急激な流通がほとんどない場合に小便器に直接的に投
与するという機能とである。フラッシングパイプ88か
ら急激に流される液体の一部が連結パイプ86及びエル
ボ通路30を介してバケット25に向かわされたとき
に、上述の要求に応じた投与が実施される。浮動式部分
組体27の浮動式区画室78は、バケット25内でヒン
ジ部75回りに旋回される浮動式部分組体27を倒す。
急激に流通する液体がフラッシングパイプ88に戻る前
に洗浄剤26がこの急激に流通する液体と混合する(図
5参照)。浮動式部分組体27の舌状部80から洗浄剤
26が溢れ出てエルボ通路30および連結パイプ86を
介してフラッシングパイプ88内の放出チューブ98内
に流入することによって、上述の直接的投与が生じる。
従って、フラッシングから次のフラッシングまでの間の
時間間隔が、舌状部80内の洗浄剤26の量が溢れ出る
ことを可能にするのに十分なほど長い場合に、直接的投
与が生じる。従って、分与される洗浄剤の量は、一定時
間期間に亘る急激な流通の実際の回数によって自動的に
決定される。急激な流通の実際の回数が多い場合には、
直接的投与用の洗浄剤の量はより少なくなる。同様に、
急激な流通の実際の回数が少ない場合には、直接的投与
用の洗浄剤の量はより多くなる。
おける、本発明によるバケット及びエルボ部分の組体の
右側面断面図である。この組体は、バケット25と、エ
ルボ部分30と、連結パイプ86とを具備する。連結パ
イプ86は開口部90を介してフラッシングパイプ88
(図1には図示されていない)に連結される。更にバケ
ット25は浮動式部分組体(浮動式サブアセンブリ)2
7を備え、この浮動式部分組体27はバケット25内で
ヒンジ部75回りに旋回される。更に浮動式部分組体2
7は、中空の浮動式区画室78と、舌状部80と、ロッ
ド/ストッパ部分組体82とを備える。バケット25に
液体が満たされたとき、浮動式区画室78は浮動式部分
組体27に浮力を付与する。舌状部80は、放出ノズル
24(図4から図6には図示されない)からの制御され
た量の洗浄剤26を受容しかつ貯蔵する。浮動式部分組
体27は小便器の実際の使用に応答して以下の二つの重
要な機能を果たす。即ち、(1)小便器に急激な流通が
あったときに要求に応じて小便器に投与するという機能
と、(2)小便器に急激な流通がない場合または小便器
に急激な流通がほとんどない場合に小便器に直接的に投
与するという機能とである。フラッシングパイプ88か
ら急激に流される液体の一部が連結パイプ86及びエル
ボ通路30を介してバケット25に向かわされたとき
に、上述の要求に応じた投与が実施される。浮動式部分
組体27の浮動式区画室78は、バケット25内でヒン
ジ部75回りに旋回される浮動式部分組体27を倒す。
急激に流通する液体がフラッシングパイプ88に戻る前
に洗浄剤26がこの急激に流通する液体と混合する(図
5参照)。浮動式部分組体27の舌状部80から洗浄剤
26が溢れ出てエルボ通路30および連結パイプ86を
介してフラッシングパイプ88内の放出チューブ98内
に流入することによって、上述の直接的投与が生じる。
従って、フラッシングから次のフラッシングまでの間の
時間間隔が、舌状部80内の洗浄剤26の量が溢れ出る
ことを可能にするのに十分なほど長い場合に、直接的投
与が生じる。従って、分与される洗浄剤の量は、一定時
間期間に亘る急激な流通の実際の回数によって自動的に
決定される。急激な流通の実際の回数が多い場合には、
直接的投与用の洗浄剤の量はより少なくなる。同様に、
急激な流通の実際の回数が少ない場合には、直接的投与
用の洗浄剤の量はより多くなる。
【0015】バケット25の内部容積部はバケット出口
74を介してエルボ部分30の内部容積部に連通する。
バケット出口74は内部出口輪郭部76を有する。ロッ
ド/ストッパ部分組体82が最大限上昇せしめられたと
き、内部出口輪郭部76がストッパ84とぴったりと嵌
合する。連結パイプ86の一方の端部87がエルボ部分
30に連結され、連結パイプ86の他方の端部89がフ
ラッシングパイプ88に連結される。急激に流通する液
体をバケット25に向かわせるためにエルボ通路92が
フラッシングパイプ88内に配置される。図4に示され
るように、エルボ通路92はフラッシングパイプ88内
の放出チューブ98にも連結されて、溢れ出た洗浄剤を
小便器内に直接的に向かわせるようにしている。図4か
ら図6に示す実施例ではエルボ通路92および放出チュ
ーブ98がフラッシングパイプ88内に配置されている
が、これらのエルボ通路92および放出チューブ98は
フラッシングパイプ88の外部に連結されることもでき
るということを理解されたい。例えば、放出チューブ9
8を包囲するより小さなパイプの一方の端部が弁ハウジ
ング16の放出ノズル24に連結されると共にこのより
小さなパイプの他方の端部が小便器に連結されることが
できる。放出チューブ98がフラッシングパイプ88の
外部に連結された場合には、要求に応じた投与という特
徴は利用不能になるということに注意されたい。
74を介してエルボ部分30の内部容積部に連通する。
バケット出口74は内部出口輪郭部76を有する。ロッ
ド/ストッパ部分組体82が最大限上昇せしめられたと
き、内部出口輪郭部76がストッパ84とぴったりと嵌
合する。連結パイプ86の一方の端部87がエルボ部分
30に連結され、連結パイプ86の他方の端部89がフ
ラッシングパイプ88に連結される。急激に流通する液
体をバケット25に向かわせるためにエルボ通路92が
フラッシングパイプ88内に配置される。図4に示され
るように、エルボ通路92はフラッシングパイプ88内
の放出チューブ98にも連結されて、溢れ出た洗浄剤を
小便器内に直接的に向かわせるようにしている。図4か
ら図6に示す実施例ではエルボ通路92および放出チュ
ーブ98がフラッシングパイプ88内に配置されている
が、これらのエルボ通路92および放出チューブ98は
フラッシングパイプ88の外部に連結されることもでき
るということを理解されたい。例えば、放出チューブ9
8を包囲するより小さなパイプの一方の端部が弁ハウジ
ング16の放出ノズル24に連結されると共にこのより
小さなパイプの他方の端部が小便器に連結されることが
できる。放出チューブ98がフラッシングパイプ88の
外部に連結された場合には、要求に応じた投与という特
徴は利用不能になるということに注意されたい。
【0016】図5は、急激な流通作用が行われている間
における、本発明によるバケット及びエルボ部分の組体
の右側面断面図である。急激な流通作用が開始したと
き、急激に流通する液体の一部がエルボ通路92のエル
ボ舌状部94によって連結パイプ86内に向かうように
方向を変えられる。エルボ部分30及びバケット25に
も、急激に流通する液体が充填される。液体が適切なレ
ベルに達すると、浮動式部分組体27が浮力を得、この
浮動式部分組体27がロッド/ストッパ部分組体82を
上昇させる。ストッパ84がバケット出口74の内部出
口輪郭部76と接触するにつれて、ストッパ84は、バ
ケット25内の急激に流通する液体が溢れ出ることを防
止する。同時に、図5に示されるように浮動式部分組体
27が傾斜されるにつれて、浮動式部分組体27の舌状
部80上に配置された洗浄剤26が舌状部80から流出
する。この洗浄剤26は急激に流通する液体と混合す
る。図4から図6に示す実施例におけるバケット及びエ
ルボの組体では、急激に流通する液体が便器内に放出さ
れる前に洗浄剤と急激に流通する液体とが予め混合され
ることが可能ならしめられるということが明白である。
における、本発明によるバケット及びエルボ部分の組体
の右側面断面図である。急激な流通作用が開始したと
き、急激に流通する液体の一部がエルボ通路92のエル
ボ舌状部94によって連結パイプ86内に向かうように
方向を変えられる。エルボ部分30及びバケット25に
も、急激に流通する液体が充填される。液体が適切なレ
ベルに達すると、浮動式部分組体27が浮力を得、この
浮動式部分組体27がロッド/ストッパ部分組体82を
上昇させる。ストッパ84がバケット出口74の内部出
口輪郭部76と接触するにつれて、ストッパ84は、バ
ケット25内の急激に流通する液体が溢れ出ることを防
止する。同時に、図5に示されるように浮動式部分組体
27が傾斜されるにつれて、浮動式部分組体27の舌状
部80上に配置された洗浄剤26が舌状部80から流出
する。この洗浄剤26は急激に流通する液体と混合す
る。図4から図6に示す実施例におけるバケット及びエ
ルボの組体では、急激に流通する液体が便器内に放出さ
れる前に洗浄剤と急激に流通する液体とが予め混合され
ることが可能ならしめられるということが明白である。
【0017】図6は、急激な流通作用が起こった後にお
ける、本発明によるバケット及びエルボ部分の組体の右
側面断面図である。図6に表される矢印は、洗浄剤の混
合物がバケット25から連結パイプ86とエルボ通路9
2とフラッシングパイプ88と放出チューブ98とを介
して便器内に放出されるときの洗浄剤の混合物の流通経
路を示す。本発明の好ましい実施例では、放出チューブ
98は、エルボ通路92からフラッシングパイプ88を
通って、便器の頂部リムの下側に位置するフラッシング
用開口部(図示しない)まで延びている。この構造によ
れば、便器内の汚れた部域を洗浄するために洗浄剤が便
器内の水内に直接的に放出されることが可能ならしめら
れる。
ける、本発明によるバケット及びエルボ部分の組体の右
側面断面図である。図6に表される矢印は、洗浄剤の混
合物がバケット25から連結パイプ86とエルボ通路9
2とフラッシングパイプ88と放出チューブ98とを介
して便器内に放出されるときの洗浄剤の混合物の流通経
路を示す。本発明の好ましい実施例では、放出チューブ
98は、エルボ通路92からフラッシングパイプ88を
通って、便器の頂部リムの下側に位置するフラッシング
用開口部(図示しない)まで延びている。この構造によ
れば、便器内の汚れた部域を洗浄するために洗浄剤が便
器内の水内に直接的に放出されることが可能ならしめら
れる。
【0018】図7は、サービスサイクル中における実際
の使用パターンに対して、分与される洗浄剤の量がより
良く適合されることを示す線図である。垂直軸(縦軸)
上には、分与される洗浄剤率が示される。水平軸(横
軸)上にはサービスサイクル又は分与サイクルが示され
る。制御回路40上でのプログラム可能な時間間隔の選
択は以下の通りである。即ち、 (A)カットオフ時間: このカットオフ時間では投与
は全く行われない。このカットオフ時間は選択自由の
(オプションの)ステップである。カットオフ時間は、
図7において時間間隔103によって示される。 (B)オフピーク時間: このオフピーク時間は、ピー
ク時時間にもカットオフ時間にも入らない時間間隔であ
る。オフピーク時間は、図7において時間間隔105お
よび107によって示される。 (C)ピーク時時間: このピーク時時間は、最も多い
投与量を有する時間間隔である。ピーク時時間は通常、
便所の重使用に対応する。このような時間間隔が最大で
5ブロック形成される。ピーク時時間は、図7において
時間間隔104,106および108によって夫々示さ
れる。
の使用パターンに対して、分与される洗浄剤の量がより
良く適合されることを示す線図である。垂直軸(縦軸)
上には、分与される洗浄剤率が示される。水平軸(横
軸)上にはサービスサイクル又は分与サイクルが示され
る。制御回路40上でのプログラム可能な時間間隔の選
択は以下の通りである。即ち、 (A)カットオフ時間: このカットオフ時間では投与
は全く行われない。このカットオフ時間は選択自由の
(オプションの)ステップである。カットオフ時間は、
図7において時間間隔103によって示される。 (B)オフピーク時間: このオフピーク時間は、ピー
ク時時間にもカットオフ時間にも入らない時間間隔であ
る。オフピーク時間は、図7において時間間隔105お
よび107によって示される。 (C)ピーク時時間: このピーク時時間は、最も多い
投与量を有する時間間隔である。ピーク時時間は通常、
便所の重使用に対応する。このような時間間隔が最大で
5ブロック形成される。ピーク時時間は、図7において
時間間隔104,106および108によって夫々示さ
れる。
【0019】ピーク時投与量100は、時間間隔10
4,106および108のようなピーク時時間間隔中に
利用可能な投与数を表す。一方オフピーク投与量101
は、図7において参照符号105および107によって
表されるようなオフピーク時間間隔中に割り当てられる
投与数に対応する。ピーク時投与量100とオフピーク
投与量101との関係は次式(1)で表される。 (ピーク時投与量)=(1日の投与量)−(オフピーク投与量) …(1) ここで、1日の投与量は、1サービスサイクル又は1日
当たりの投与数である。本発明の好ましい実施例では、
1日の投与量は、1日当たり75滴または100滴の洗
浄剤である。この1日の投与量は、新たな環境に適合す
るために変更されることができるということを理解され
たい。更に、ピーク時時間における投与間隔は次式
(2)によって関係付けられる。即ち、 (ピーク時における投与間隔) =(全体のピーク時時間)/(ピーク時投与量) …(2)
4,106および108のようなピーク時時間間隔中に
利用可能な投与数を表す。一方オフピーク投与量101
は、図7において参照符号105および107によって
表されるようなオフピーク時間間隔中に割り当てられる
投与数に対応する。ピーク時投与量100とオフピーク
投与量101との関係は次式(1)で表される。 (ピーク時投与量)=(1日の投与量)−(オフピーク投与量) …(1) ここで、1日の投与量は、1サービスサイクル又は1日
当たりの投与数である。本発明の好ましい実施例では、
1日の投与量は、1日当たり75滴または100滴の洗
浄剤である。この1日の投与量は、新たな環境に適合す
るために変更されることができるということを理解され
たい。更に、ピーク時時間における投与間隔は次式
(2)によって関係付けられる。即ち、 (ピーク時における投与間隔) =(全体のピーク時時間)/(ピーク時投与量) …(2)
【0020】図7には三つのピーク時時間104,10
6および108が示されており、別の二つのオフピーク
時間105および107が、5個の可能なピーク時時間
およびオフピーク時間の可能な組み合わせを示し、マイ
クロコントローラ40がこのようにプログラムされるこ
とができる。ピーク時時間およびオフピーク時間の個数
と少なくとも一つのカットオフ時間とは、好ましい本実
施例用に選択された特定のマイクロコントローラに特有
のものであって、本発明を限定するものとして解釈され
るべきものではないということを理解されたい。図7に
おいてハッチングを施された領域110は、サービスサ
イクル又は分与サイクル用に必要とされる洗浄剤の全体
量を表す。換言すれば、この洗浄剤の全体量は、細菌
(バクテリア)の殺傷率に適合するのに必要とされる最
大量である。使用者が、上述の式(1)および(2)に
従ってマイクロコントローラをプログラムすることによ
り小便器使用の平均的なパターンを近似すれば、本発明
によるバケット25内の浮動式部分組体27が洗浄剤
を、直接的投与と、小便器の実際の使用に応答する要求
に応じた投与とに合理的に配分する。このようにして、
小便器内の全体を通じての細菌殺傷率を構成せずに実際
の小便器の使用パターンに適合するように、洗浄剤の所
与の供給が保証される。
6および108が示されており、別の二つのオフピーク
時間105および107が、5個の可能なピーク時時間
およびオフピーク時間の可能な組み合わせを示し、マイ
クロコントローラ40がこのようにプログラムされるこ
とができる。ピーク時時間およびオフピーク時間の個数
と少なくとも一つのカットオフ時間とは、好ましい本実
施例用に選択された特定のマイクロコントローラに特有
のものであって、本発明を限定するものとして解釈され
るべきものではないということを理解されたい。図7に
おいてハッチングを施された領域110は、サービスサ
イクル又は分与サイクル用に必要とされる洗浄剤の全体
量を表す。換言すれば、この洗浄剤の全体量は、細菌
(バクテリア)の殺傷率に適合するのに必要とされる最
大量である。使用者が、上述の式(1)および(2)に
従ってマイクロコントローラをプログラムすることによ
り小便器使用の平均的なパターンを近似すれば、本発明
によるバケット25内の浮動式部分組体27が洗浄剤
を、直接的投与と、小便器の実際の使用に応答する要求
に応じた投与とに合理的に配分する。このようにして、
小便器内の全体を通じての細菌殺傷率を構成せずに実際
の小便器の使用パターンに適合するように、洗浄剤の所
与の供給が保証される。
【0021】これまで、図1から図7を参照しながら、
特に便所環境内で洗浄剤を効果的に分与するための方法
および装置に重点を置いて本発明を説明してきたが、こ
れらの図は例示のみを目的とするものであって本発明を
限定するものではないということを理解されたい。更
に、本発明による方法および装置は、液体または化学薬
剤の制御されかつ測定された分与が必要とされる多くの
適用分野において有用であるということが明白である。
当業者は、上述の本発明の精神および範囲を逸脱するこ
となく多くの変更および修正をなし得るであろう。
特に便所環境内で洗浄剤を効果的に分与するための方法
および装置に重点を置いて本発明を説明してきたが、こ
れらの図は例示のみを目的とするものであって本発明を
限定するものではないということを理解されたい。更
に、本発明による方法および装置は、液体または化学薬
剤の制御されかつ測定された分与が必要とされる多くの
適用分野において有用であるということが明白である。
当業者は、上述の本発明の精神および範囲を逸脱するこ
となく多くの変更および修正をなし得るであろう。
【図1】本発明の好ましい実施例によるプログラム可能
な分与装置の、右側から見た斜視図である。
な分与装置の、右側から見た斜視図である。
【図2】本発明によるプログラム可能な分与装置の弁ハ
ウジングの、左側から見た部分斜視図である。
ウジングの、左側から見た部分斜視図である。
【図3】本発明によるプログラム可能な分与装置の制御
回路の概略図である。
回路の概略図である。
【図4】急激な流通作用が開始される前における、本発
明によるバケット及びエルボ部分の組体の右側面断面図
である。
明によるバケット及びエルボ部分の組体の右側面断面図
である。
【図5】急激な流通作用が起こっている間における、本
発明によるバケット及びエルボ部分の組体の右側面断面
図である。
発明によるバケット及びエルボ部分の組体の右側面断面
図である。
【図6】急激な流通作用が起こった後における、本発明
によるバケット及びエルボ部分の組体の右側面断面図で
ある。
によるバケット及びエルボ部分の組体の右側面断面図で
ある。
【図7】サービスサイクル内での実際の使用パターンに
対して、分与される洗浄剤の量がより良く適合されるこ
とを示す線図である。
対して、分与される洗浄剤の量がより良く適合されるこ
とを示す線図である。
5…分与装置 7…背板 8…前方カバー 10…リザーバ 16…弁ハウジング 20…ソレノイド 22…プランジャ 24…放出ノズル 25…バケット 26…洗浄剤 27…浮動式部分組体(浮動式サブアセンブリ) 30…エルボ部分(エルボ通路) 40…制御回路(マイクロコントローラ) 75…ヒンジ部 78…浮動式区画室 80…舌状部 82…ロッド/ストッパ部分組体 86…連結パイプ 88…フラッシングパイプ 92…エルボ通路 98…放出チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イン ペン パトリシア リー シンガポール国,シンガポール 1027,ホ ーランド ピーク コンドミニアム #04 −07,ホーランド ヒル 25
Claims (4)
- 【請求項1】 洗浄剤自動分与装置であって、 洗浄剤のリザーバに連結された弁を制御するための制御
回路を具備し、該制御回路は、プログラムされた使用パ
ターンに応じて制御された量の洗浄剤を解放し、 更に、フラッシングパイプから液体の一部の進路を変え
るためにフラッシングパイプに連結された導管を具備
し、 更に、上記弁から洗浄剤を受容すると共に上記導管から
の液体を予め混合するためのバケットを具備し、該バケ
ットの底部には該導管から液体を受容するための開口部
が設けられ、該バケットは更に、該バケット内を流れる
液体の量を制御するために内部で旋回される浮動式組体
を有し、該浮動式組体は更に、直接的投与と要求に応じ
た投与との間で洗浄剤を配分するために舌状部と浮動式
区画室とを有し、 これにより、全体を通じての小便器内の細菌殺傷率を構
成せずに実際の小便器の使用パターンに適合するように
洗浄剤の所与の供給が保証されるようにした、洗浄剤自
動分与装置。 - 【請求項2】 上記制御回路がソレノイドを備える、請
求項1に記載の洗浄剤自動分与装置。 - 【請求項3】 上記導管が更に、上記フラッシングパイ
プに近い方の端部にエルボ通路を有して、急激な流通作
用の初めに急激に流通する液体の向きを上記バケット内
に向かう方向に変えるようにすると共に、該急激な流通
作用の終わりに洗浄剤と液体との混合物を該バケットか
ら離れる方向に向かわせるようにした、請求項1に記載
の洗浄剤自動分与装置。 - 【請求項4】 洗浄剤と液体との混合物を小便器内に直
接的に向かわせるために上記エルボ通路が上記フラッシ
ングパイプ内の放出チューブに連結される、請求項3に
記載の洗浄剤自動分与装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19664395A JPH0941462A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 洗浄剤自動分与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19664395A JPH0941462A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 洗浄剤自動分与装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0941462A true JPH0941462A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16361191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19664395A Pending JPH0941462A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 洗浄剤自動分与装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0941462A (ja) |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19664395A patent/JPH0941462A/ja active Pending
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